...

レイアウト 1 - NPO法人岡山医師研修支援機構

by user

on
Category: Documents
4

views

Report

Comments

Transcript

レイアウト 1 - NPO法人岡山医師研修支援機構
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
平
成
専門医へのロードマップ
25
年
度
版
平成25年度版
総合内科
消化器内科
血液・腫瘍内科、呼吸器・アレルギー内科
腎臓・糖尿病・内分泌内科、リウマチ・膠原病内科
循環器内科
神経内科
外科
泌尿器科
整形外科
制 作
形成外科
皮膚科
眼科
耳鼻咽喉科
精神科神経科
脳神経外科
麻酔科蘇生科
NPO 法 人 岡 山 医 師 研 修 支 援 機構
〒700 -8558 岡 山 市 北 区 鹿 田 町 2 - 5 -1 岡 山 大学医学部記念館 3F
TEL&FA X:086 - 235 -7043
www. i s h i ken s h u u s h i en . com
小児科
小児神経科
産科婦人科
放射線科
救急科
総合リハビリテーション部
病理診断科
004
005
006
007
008
009
010
011
012
013
014
015
016
017
018
019
020
021
022
023
024
025
026
総合内科
消化器内科
岡山大学病院総合内科では、
“ 研修医の自主自立”
を原則とした研修
❖ 医療面接、身体診察、臨床推論により鑑別診断を的確に行う
消 化 器 内 科では、消 化 管、肝 臓、胆 膵 の 各 疾 患グループごとに、専 門
びに検査・治療手技とその合併症、治療後の管理を理解し、
その適応判
を行い、すべての臨床内科医としてのベースとなる姿勢と知識・技術の
❖ 患者の状態を正確に上級医に伝え、可能な検査は自ら実施する
医である指導教官と医員、病棟医よりなるグループ診療体制をとってお
断、検 査 所見 の 理 解と 鑑 別 診 断、治 療 法 選 択、治 療 効 果 の 評 価 が でき
基本教育を行います。また、内科医の将来像として教育医・研究医への
❖ 診断確定後の治療方針を自ら決定し、上級医の指導のもとで実施する
ります。研修医は主治医として入院患者を担当し、これに加わりマンツー
ることを目標とします。
ステップアップができるように、
“ 全人的・総合的医療のできる総合内科
❖ 上級医と共に外来初診患者の診療を行う
マンの 指 導 の もとで 研 修 を 行 い ます。病 態 の 理 解とともに、診 断 なら
医の育成と大学院教育の両立を目指した教育”
を目標にしています。
朝 カン ファレンス・外 来 カン ファレンス・教 授 回 診・皮 膚 科 との 合 同
内科医の持つ広い可能性を体験していただき、総合内科専門医や各
カン ファレンス・困 難 な 症 例 に 対して 科 を 超 えて必 要 な 指 導 医 /専 門
専 門 医 な ど 研 修 医 の 皆 さん の 希 望 する 専 門 科 へ の 橋 渡しが で きるよ
医とともにディスカッションする場を提供する問題症例カンファレンス
うにサポートします。
などの教育の場を通じて、研修医の治療方針を可能な限り尊重した診
“是非、私たちと一緒に総合内科の研修を始めましょう!”
療を心がけており、具体的には以下の 4 点を行っています。
【総合内科での研修プログラム】
総
合
内
科
004
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
【キャリア形成】
消化器内科でのキャリア
形成は右図の通りです。
【総合内科で取得可能な認定医・専門医資格】
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
日本内科学会 認定内科医
日本内科学会 総合内科専門医
日本プライマリ・ケア連合学会 プライマリ・ケア認定医
日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医
日本病院総合診療医学会 認定総合診療医
日本内分泌学会 内分泌代謝科専門医
日本感染症学会 感染症専門医
日本血液学会 血液専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本呼吸器学会 呼吸器専門医
など
消
化
器
内
科
005
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
血 液・腫 瘍 内 科 、呼 吸 器・アレルギ ー 内 科
私 たち の 内 科 教 室 の モット ー は、
「明 るく、楽しく、確 か に 育 てる。」
血
液
・
腫
瘍
内
科
、
呼
吸
器
・
ア
レ
ル
ギ
ー
内
科
腎 臓・糖 尿 病・内 分 泌 内 科 、リウマチ・膠 原 病 内 科
科系専門分野に、多くの教室スタッフが力を合わせて活動しています。
どこの科に進んでも必ず遭遇するcommon disease から内科専門
いて いますので、
一 般 内 科 診 療 を学 び つつ 専 門 的 な 診 療 に携 わること
ことにあります。教室では、悪性疾患の中でも専門的なアプローチや
スタッフによるレジデントのサポートも積極的に行なっていますので、
医資格として経験が要求される膠原病や内分泌疾患などの希少疾患ま
も可能です。主に病棟業務にあたっていただきますが、今年度からは外
管理を必要とする血液学や臨床腫瘍学、さらに呼吸器内科学やアレル
興味のある方は是非参加してください。
で幅の広い診療にあたっていただきます。後期研修医として、比較的最
来初診患者さんの対応も週に1回程度していただいています。
近 まで 一 般 内 科 の 診 療 にあたって い た2 人の 病 棟 医の 指 導 の下、平 均
ギー学といった呼吸生理・機能と環境・体質などを考慮する幅広い内
して10人の患者さんの診療にあたっていただきます。さらに、
それぞれ
また、各 グル ープの カンファレンスに参 加 することで、特 殊 疾 患 の 専
門的な診かたやプレゼンテーション能力を養うことができます。
の患者さんには専門性を備えたスタッフクラスのスーパーバイザーがつ
【研修プログラム】
【腎・免疫・内分泌代謝内科学で取得可能な認定医・専門医】
006
会員歴
内科学会認定医
腎 臓
5 年以上
必要
3 年以上
(認定内科医取得後、3 年以上)
透 析
5 年以上
必要
5 年以上
(申請時に内科学会認定医)
糖尿病
3 年以上
必要
3 年以上
(申請時に内科学会認定医)
内分泌
3 年以上
必要
3 年以上
(申請時に内科学会認定医)
リウマチ
5 年以上
必要
5 年以上
高血圧
3 年以上
必要
認定内科医取得後、3 年
脈 管
規定なし
必要
認定内科医取得後、3 年以上必要
【腎・免疫・内分泌代謝内科学での研修の流れ】
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
学会認定施設での研修歴
腎
臓
・
糖
尿
病
・
内
分
泌
内
科
、
リ
ウ
マ
チ
・
膠
原
病
内
科
007
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
【血液・腫瘍内科で取得できる専門医・認定医】
・
・
・
・
・
認定内科医、総合内科専門医(日本内科学会)
血液専門医
(日本血液学会)
がん薬物療法専門医
(臨床腫瘍学会)
がん治療認定医
(日本がん治療認定医機構)
輸血・細胞治療認定医
(日本輸血・細胞治療学会)
【呼吸器・アレルギー内科で取得できる専門医・認定医】
・
・
・
・
・
・
認定内科医、総合内科専門医(日本内科学会)
呼吸器専門医
(日本呼吸器学会)
呼吸器内視鏡専門医
(日本呼吸器内視鏡学会)
アレルギー専門医
(日本アレルギー学会)
がん薬物療法専門医
(臨床腫瘍学会)
がん治療認定医
(日本がん治療認定医機構)
循環器内科
神経内科
若い医局員が多く、大変風通しのいい医局です。循環器内科のアドバ
として、大 学 病 院 も含 めて 最 低 3 つ の 病 院(で きれ ば 4つ)をロー テー
全身の系統的身体診察の一部としての神経学的診察法を専門的な観
ンテージ は中 四国 の 重 要 な 岡 山 大 学 関 連 施 設 に医 師 を 派 遣して い る
ションし、様々な上司から幅広い知識を習得すること、機会があれば全
点 から習 得し、また 最 新の 神 経 疾 患 診 療 手 技を学ぶことにより、日常 的
ため、後期研修プログラムを見据えた初期研修の研修プログラム作りが
国クラスの病院でも研修が可能であること、研究(基礎研究・臨床研究
可能です。当科に興味がある学生は、是非説明会に参加して、5 年、
10 年
いずれでも)
に興味をもって欲しいことなどがあります。
先の visionを持ってもらえればと思います。研修に当たっての重要項目
に遭遇する頻度の高い神経内科疾患およびより専門的な神経内科疾患
にも初期対応することのできる臨床能力を身につけることができます。
個々の医師に合わせた細かいプログラム作りが可能です。
【神経内科研修で取得可能な専門医制度】
【神経内科に関連した専門医制度】
卒後4年目以降
【研修プログラム】
循
環
器
内
科
1)神経内科専門医
内科学会認定医
2)内科学会認定内科医・総合内科専門医
▼
3)認知症学会専門医
卒後7年目以降
学会入会3年以降
内科学会認定医取得後
神経学会専門医
学会入会3年以降
神経学会専門医取得後
脳卒中学会専門医、 認知症学会専門医
頭痛学会専門医、 老年学会専門医
4)脳卒中学会専門医
5)リハビリテーション学会専門医
▼
6)頭痛学会専門医
など
【後期臨床研修の具体例】
研修名
コース
008
A
内科研修重点
コース
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
B
C
一般病院で
の後期研修
※ 基本的に 3 施設で後期研修を行い、1年は大学病院での研修を行う。
※ 研修期間の変更や留学、社会人大学院入学は希望に応じて柔軟に対応。
D
神経内科重点
コース
大学院コース
❖ 内科学会認定内科医
❖ 循環器学会認定循環器専門医
・最短で医師免許取得後満 6 年以降/日本循環器学会 HP: www.j-circ.or.jp 参照
神経内科研修
(大学病院か関連病院の神経内科)
神経内科研修
(大学病院の神経内科)
内科後期研修
(下記の関連病院で行う※1)
関連病院(下記※1)
で内科後期研修を継続する
(神経内科枠)
内科後期研修
(下記の関連病院で行う※1)
神経内科研修
(大学病院か関連病院の神経内科)
F
神経内科研修(大学病院か関連病院の神経内科)
G
神経内科の症例を中心に関連病院(下記※1)
で内科後期研修を継続する
(神経内科枠)
H
神経内科研修または内科研修(下記※1)
I
K
大学院入学
卒後5年目
神経内科研修
(大学病院か関連病院の神経内科)
岡山大学病院での後期研修
・最短で医師免許取得後満 3 年以降、初期研修期間含む/日本内科学会 HP: www.naika.or.jp 参照
卒後4年目
内科後期研修
(下記の関連病院で行う※1)
E
J
【循環器内科専門医資格】
卒後3年目
L
神経内科または内科研修※1
内科研修をローテート
(内科総合診療、神経、循環器、
呼吸器、消化器、内分泌・代謝)
内科後期研修
(下記の関連病院で行う※1)
大学院入学
(研究)
大学院入学
(研究)
内科研修ローテーション先を絞り込
んで高度な研修を継続。神経内科
専門研修の開始も可。
内科研修の総まとめ再ローテートや、
特定科研修。神経内科専門研修も
可能。
神経内科研修や一般病院での研修を選択
大学院で研究
(希望によっては一定期間の内科や神経内科研修可)
【※1】 岡山医療センター / 岡山赤十字病院 / 岡山済生会総合病院 / 津山中央病院 / 岡山市民病院 / 岡山旭東病院 / 神戸市立西市民病院 / 姫路中央病院 / 倉敷平成病院 / 赤穂中央病院 / 倉敷中央病院 / 脳神経センター大田記念病院 / 香川県立中央病院
神
経
内
科
009
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
外 科
泌尿器科
岡山大学外 科ではそれぞれの診療科が日本 あるいは世界的 にも名
設の全てで研修、出向、あるいは診療外科間や施設間の異動も可能と
全身管理はもとより、プライマリケアとしての泌尿器科処置(他科で
技術の取得を目指します。泌尿器科全般はもとより、癌、結石、アンド
門ですがこれらが一つとなり、臨床面、研究面、教育面を幅広くカバー
なりました。日 本 の 大 学 外 科 関 連 で は 最 も 大 き な 範 囲 をカバ ーしま
は留置不可な症例を含む導尿技術、腎膀胱前立腺超音波検査、硬性/
ロロジー(男性不妊)、女性泌尿器科、排尿機能、腎移植等、
一定期間で
する日本有数の壮大な外科研修組織“岡大外科 MC”
となりました。旧
す。さらに中 四 国 出 身 者 で なくとも、あ る一 定 期 間 を 外 科 MC で 修 練
軟性膀胱鏡、尿管カテーテル法、泌尿器科救急疾患の処置など)、泌尿
集中的に研修することが可能です。病棟は1 班3 人体制で4 班あります
医局制度の縦割り体制を廃し、フレキシブルな新体制“岡大外科 MC”
し 業 績 、実 績 を 積 み上 げ て いくことは 可 能 で す。そして 将 来 的 に 地 元
器科としての専門性の高い診断・検査(尿道造影(UG)、逆行性腎盂造
ので、豊富な症例数に恵まれており、きめ細やかな指導が可能です。
として個々のニーズに合ったキャリアパスを提供します。
の 施 設 に 赴 任 する 際 も、岡 大 外 科 の 持 つ 幅 広 い 人 脈と 関 連 組 織 が 協
影(RP)、Urodynamic study、前立腺生検など)、手術、術後管理の
最も画期的なことは、三外科教室合同体制のため、岡大外科関連施
力し、
できる限りのサポートを行います。
【各コース】
【外科専門医資格】
1)修練開始後満 4 年以上を経た段階で、予備試験となる筆記試験を受験する事が出来る。
2)修練開始後満 5 年以上を経た予備試験合格者は、最低手術症例数を充足した段階で、認定試験となる面接試験を受験する事が出来る。
3)修練期間は修練開始登録を行った日から。
4)卒後初期臨床研修期間満了後 6ヶ月以内に修練開始登録した場合に限り、卒後初期臨床研修開始時まで遡って登録できる。
5)350 例以上
(術者として120 例以上)
の手術症例を経験する事。
外
科
010
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
【研修プログラム】
外科専門医取得に必須のローテーション研修は 5 年目までに済ませ、引き続き消化器
外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、乳腺外科等の専門医研修を行う。Art
Program以外での大学院進学も3 年目以降いつでも可能である。
(多くは 7年目以降
の進学である)
1. ART(Advanced Research Training)
プログラムコース
卒業後、大学院入学
(ただし、
卒後臨床研修は、岡山大学または岡山市民病院
に限る)
。2 年間の卒後臨床研修と大学院での講義・研究を平行して行う。その
後の2 年間、岡山大学病院でシニアレジデントとして勤務しながら大学院に在籍
し、
その 期 間内に博士 号を取 得する。通 常よりも2 年 早く博士 号 の取 得が出 来
る。卒業後は、留学や研究、臨床研修などの進路を選択。
2. 大学院研究コース
泌
尿
器
科
卒業後、2 年間の卒後臨床研修を終了し、大学院入学。4 年間で学位を取得す
る。その後、臨床研修や研究、留学などを選択する。
3. 社会人大学院研究コース①(4 年)
卒 業 後、2 年 間の 卒 後 臨 床 研 修を終了し、社 会人 大 学 院 入学。前半 2 年 間は
岡山大 学 病 院シニアレジデント、後半 2 年 間は医員。臨 床 研 修を行いながら、4
年間で学位を取得する。その後大学院や関連病院での臨床研修、留学、研究
などを選択。
011
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
4. 社会人大学院研究コース(8 年)
卒業後、2 年間の卒後臨床研修を終了し、社会人大学院入学。1年目は、岡山
大 学 病 院シニアレジデント、2-5 年目は 関 連 病 院(短 縮 可 能 )
、6-8 年目は 大
学病院医員。その間に学位を取得する。その後、大学病院や関連病院での勤
務、留学などを選択する。
5. 社会人大学院研究コース②(4 年)
卒 業 後、2 年 間の 卒 後 臨 床 研 修 を終了し、1年目は、大 学 院シニアレジデント、
2-5 年目は関連病院(短縮可能)
、6 年目に社会人大学院に入学し、医員として
勤 務。その間(4 年)
に学 位 取 得。その 後、大 学 病 院 や 関 連 病 院 での 勤 務 、留
学などを選択する。
6. Subspeciality 研修コース
卒 業 後、2 年 間の 卒 後 臨 床 研 修 を終了し、1年目は、岡山 大 学 病 院シニアレジ
デント、2-5 年目は関連病院、6 年目に帰局し、医員として勤務。
3 年で、Subspeciality の取得し、
その後、関連病院で勤務。
※ 専門医取得に関する注意
【泌尿器科専門医資格】
1) 研修期間:卒後研修 2 年+泌尿器科専門研修 4 年
2) 泌尿器科専門研修 4 年のうち、2 年間の基幹教育施設研修での研修
3) 学会参加・発表・論文・教育プログラム:規定以上の単位取得
卒後臨床研修終了後、研修開始宣言を行い、卒後 6 年目で専門医試験
を受 験し、7年目の 4月で専 門 医の取 得(4 年 間の専 門 教 育が 必 要 )
が
可能。大学院研究コースでは研究履歴が 2 年間までのみ認可されるた
め、専門医取得は遅れます。ただし、社会人大学院はそのまま研修期間
として認可されます。また、留学期間は研修期間に認定されません。
整形外科
形成外科
当院の研修で整形外科専門医だけで なく、ス ポーツ 専門医、リウマチ
形成外科の特徴は治療の
“センター 化 ”
と言えます。複 数 科と 共 同 治
専 門 医 、リハ ビリテ ー ショーン 専 門 医 、脊 椎 外 科 専 門 医 な ど の 申 請 資
療を行う、乳がんセンター、小児頭蓋顔面 形成センター、悪性腫瘍切除
入れて い ます。もちろん 小 耳 症 や 多 指・合 指 症 などの 先 天 異 常 や 顔 面
外来の多くは整形外科の患者様であり、スポーツ外傷など、若い整形外
格が取得できます。
後 の 再 建 、性 同 一 性 障 害 に 対 する治 療 などがこれにあたります。特 に
骨 折 や 全 身 熱 傷 などの 一 般 形 成 外 科 症 例 に 対しても 治 療 を 行ってお
マイクロサージャリーを応用した再建術に力を入れています。また24
り、
それぞれの領域を専門とするスタッフが指導に当たります。
科医に対する多方面からの期待は大きいものです。
【整形外科専門医資格】
1) 日本整形外科学会員、4 年以上、2 施設以上での研修
2) 6 年以上の研修期間(初期研修期間を含む)
3) 認定施設での研修(初期研修除く)3 年以上
4) 定められた経験症例の提出 定められた件週単位取得
5) 学会発表、論文執筆の規定あり
6) 資格認定後専門医試験に合格すること
整
形
外
科
012
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
時間体制で手指切断患者の治療を行っており、岡山県外の患者も受け
整形外科とは、運動器を構成する組織、骨、軟骨、筋、靭帯、神経の疾
病・外傷を対象とし、
その病態の解明と治療を行う科です。一般病院の
【形成外科認定医・専門医資格】
学会
形成外科学会
専門医申請資格
日本形成外科
―
皮膚腫瘍外科
必要
本学会が定めた研修施設において、
一定期間皮膚腫瘍外科に関する臨床経験を有し、
その成果を発表していること
日本頭蓋顎顔面外科
必要
申請時において、
一定期間日本頭蓋顎顔面外科学会の会員歴を有していること
日本創傷外科
必要
申請時において、
一定期間日本創傷外科学会の会員歴を有していること
日本熱傷外科
必要
申請時において、
一定期間日本熱傷外科学会の会員歴を有していること
日本手外科
必要
通算 5 年以上の手外科に関する研修期間を有し、
そのうち日本手外科学会認定研修施設で
通算 3 年以上の研修期間を有する事、かつ、基盤学会専門医取得後、
3 年間の手外科診療の実績を有すること
日本美容外科
必要
申請時において3 年以内に本学会が定めた所定の点数を16点以上
(年間最低 4 点)
取得した者
【レジデントプログラム】
1. 6 年以上日本国医師免許証を有するもの。
2. 臨床研修 2 年の後、資格を有する研修施設において通算 4 年以上の形成外科研修を行うこと
形
成
外
科
013
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
皮膚科
眼 科
皮膚科の魅力は内科医、外科医、病理医の要素を持ち、診断、検査か
探究的皮膚科学を目指す人材育成に主眼を置いています。臨床と基礎
眼 科 は、糖 尿 病 網 膜 症 など 全 身 疾 患とも 関 連 が ある 疾 患 が 多く、ま
ら治療までを自分で完遂できることです。岡山大学皮膚科は general
研究を両立させることもできます。時代のニーズとして専門知識と技術
た、手術は基本的に局所麻酔で行うため、内科や麻酔科で経験したこと
medicine の中で通用する高い臨床能力を有する皮膚科医の養成と、
を駆使できる皮膚科専門医の活躍求められています。
をすぐ 生 かすことが できます。また、将 来、眼 科で 修 得した 知 識 や 技 術
を、全身疾患の診療の中で活用できます。
【眼科の特徴】
【皮膚科専門医資格】
1) 日本皮膚科学会入会から研修開始
2) 5 年間の研修(日本皮膚科学会に入会していれば、卒後臨床研究も研修期間に算定可)
3) 主研修施設(岡山大学病院含む)
で最低 1年間の研修
4) 経験症例数、手術数、学会発表、論文執筆の規定あり
5) 責任指導医の推薦書
6) 資格認定後、皮膚科専門医試験に合格すること
(合格率 80%弱)
・ 初期研修 2 年+専門研修 4 年
・ 経験すべき手術数(外眼手術+内眼手術)
・ 経験すべきレーザー治療数
・ 症例検討会に出席
・ 眼科に関する論文 1編以上
・ 眼科学術集会での発表 2 回以上
・ 眼科 7 領域での経験目標
① 角結膜 ② 白内障 ③ 緑内障 ④ 網膜硝子体・ぶどう膜 ⑤ 屈折矯正・弱視・斜視 ⑥ 神経眼科・眼窩・眼付属器
⑦ 他科との連携
皮
膚
科
【レジデントプログラム】
・ 眼科専門医試験(多選択肢問題+口頭試問)
【眼科研修のフローチャート】
眼
科
014
015
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
耳鼻咽喉科
精神科神経科
岡山大学病院精神科神経科は極めて豊富な症例数を誇ります。年間
各症例の治療方針の検討に参加していただくととともに入院患者の担
外来患者数は延べ 30,000 名を超えており、岡山県内では唯一の閉鎖
春期外来、
もの忘れ外来などがあります。さらに、
てんかんや睡眠障害、
様 々な 疾 患を扱って います。頭 頸 部に関する臓 器 別 診 療 科として内 科
当医の一人として様々な疾患を経験していただき、知識や技術が偏らな
病棟を持つ総合病院精神科です。とくに平成 22 年 4月以降、精神腫瘍
性同一性障害の患者さんも多数診療しており、専門的な検査および治
的治療と外科的治療の双方を担当しており、診断から治療完結まで一
いようにまんべんなく研修していただく方針としています。
学 、コン サル テーションリエゾン 精 神 医 学 、緩 和 医 療 の 領 域 お いては、
療を行っています。
岡 山 大 学 耳 鼻 咽 喉・頭 頸 部 外 科 は 腫 瘍 性 疾 患、中 耳 炎、副 鼻 腔 炎を
【耳鼻科専門医資格】
【耳鼻咽喉・頭頸部外科学取得可能な専門医】
・専門医資格:初期研修 2 年+4 年
※岡山大学耳鼻咽喉科に平成13 年度以後に入局した
専門医受験資格を満たした 32名は、
すべて最初に受
験した耳鼻咽喉科専門医認定試験に合格している。
耳
鼻
咽
喉
科
016
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
これまで以上に力を注いでいます。専門外来として心のリスク外来、思
貫した研修を行うことができます。毎週開かれる症例カンファレンスで
はじめ、患 者 数 の 多さから 現 代 の 国 民 病とも いえるスギ 花 粉 症 な ど、
【精神保健指定医・精神科専門医 資格取得までの流れ】
会員歴
学会認定施設での研修歴
3年以上
3年以上
(4年の内)
頭頸部癌
3年以上
(耳鼻咽喉科専門医を取得していること)
2年以上
(通算5年の内)
アレルギー
5年以上
(耳鼻咽喉科専門医を取得していること)
3年以上
(通算6年の内)
耳鼻咽喉科
❖ 精神保健指定医
【資格申請の要件】
・5 年以上の診療経験。そのうち精神科実務経験が 3 年以上
・精神保健指定医研修会への参加
・症例レポート
(8 症例:措置入院 1例、医療保護入院 7 例)
❖ 日本精神神経学会精神科専門医
【専門医試験受験資格】
・5年以上の臨床経験を有し、日本精神神経学会が認定した研修施設で3年以上精神科臨床研修を受けた者
【岡山大学および関連病院での研修を想定した具体的研修モデルプログラム】
・大学病院で1年、関連病院で 2〜3 年、
その後岡山大学に戻る
※モデルケースであり、全員がこの通りいくわけではない。
【研修コースにART Programをどのように組み込むか】
・ART Programを取り入れるのは現在の所いつの時期でも可能である
【耳鼻咽喉・頭頸部外科学での研修の流れ】
【プログラム】
精
神
科
神
経
科
017
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
脳神経外科
麻酔科蘇生科
岡山大学病院脳神経外科研修プログラムでは2 年目に脳神経外科を
対する術前・術後管理をマスターし、指導医の監視下に穿頭術、診断カ
岡 山 大 学 病 院 麻 酔 科 蘇 生 科 の 卒 後 臨 床 研 修 で は、麻 酔 管 理 に 必 要
期研修医のうちに麻酔科関連学会で最低 1回の発表を行います。当科
選 択 できておりましたが、平 成 20 年 度より研 修1年目の 外 科 研 修 期 間
テーテル操作などを行います。また開頭術や血管内治療の助手も務め
な手技の習得はもちろん、術前から術後にかけての一貫した全身管理
では十分な研修を行えるよう原則連続 3ヶ月以上の選択をお願いして
3ヶ月の間に脳神経外科を1ヶ月間選択することも可能となりました。研
ます。将来脳神経外科専門医を目指す研修医には、日本脳神経外科学
を上級医の指導のもとに行います。また習熟度に応じて集中治療やペ
おります。一人でも 多くの 初 期 研 修 医 の 先 生 方 が 当 科 の 充 実した 周 術
修中は指導医からマンツーマンの訓練を受けます。脳神経外科疾患に
会の研修医登録を勧め、学会への参加を促します。
インクリニックも経験できるよう柔軟なプログラムを用意しています。
期管理に触れられることを期待しています。
将来麻酔科医を目指す研修医については日本麻酔科学会入会の上、初
【脳神経外科専門医制度における専門医資格】
1) 卒後臨床研修 2 年の後、大学病院など資格を満たした基幹施設に所属し、基幹施設やその研修施設、
あるいは関連施設において定められた研修プログラムのもと通算 4 年間の脳神経外科の所定の研修を経た者。
2) 4 年間以上、社団法人日本脳神経外科学会の正会員であり、基幹施設におけるプログラム責任者が認定を受ける資格があると認めた者。
3) 試験内容は、筆記試験および口頭試験。受験資格審査の後、日本脳神経外科学会の認定委員会において資格は決定される。
【麻酔科標榜医(厚生労働省の審査・許可)
】
1) 集中治療専門医研修施設において5 年以上専従しているこ
うことのできる病 院 又は診 療 所において、2 年以上修 練をし
と
(麻 酔 科 学 会 専 門 医の 資 格を有するものは 通 算 2 年以上
たこと。
2) 医師免許を受けた後、2 年以上麻酔の業務に従事し、かつ、
018
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
❖ 岡山県
国立病院岡山医療センター
岡山協立病院
岡山赤十字病院
倉敷平成病院
岡山市立市民病院
藤沢脳神経外科病院
岡山労災病院
金田病院
全身麻酔を300 症例以上実施した経験を有していること。
岡山旭東病院
津山中央病院
【麻酔科認定医】
1) 麻酔科標榜医を取得あるいは標榜許可申請中であること。
❖ 山口県
香川県立中央病院
❖ 広島県
広島市民病院
❖ 愛媛県
松山市民病院
❖ 兵庫県
姫路中央病院
【ペインクリニック専門医】
1) 本ペインクリニック学会関連施設にて5 年以上の研修を行う
か、関連学会専門医資格を有し、1年以上ペインクリニックに
関する研修を行っていること。
2) 所定の研究業績を満たすこと。
国立病院岩国医療センター
❖ 香川県
の勤務経験を有すること)
。
2) 所定の業績を満たすこと。
麻 酔 の実 施を主に担 当する医 師として気管 への 挿 管による
【脳神経外科専門医研修プログラムで、岡山大学(基幹施設)に属する24の研修施設】
脳
神
経
外
科
【集中治療専門医】
1) 医師免許を受けた後、麻酔の実施に関して十分な修練を行
【麻酔科専門医】
香川労災病院
三豊総合病院
1) 麻酔科認定医取得後満 2 年以上経過し、継続して麻酔科関
屋島総合病院
連業務に専従していること。
呉共済病院
住友別子病院
姫路赤十字病院
【脳神経外科研修モデルプログラム】
福山市民病院
尾道市民病院
三原興生病院
2) 所定の研究業績を満たし、AHA−ACLSあるいは AHA−PALS
のプロバイダーカードを取得していること。
【プログラム】
麻
酔
科
蘇
生
科
019
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
小児科
小児神経科
小児の一般的な疾患から難病に対する高度専門医療まで幅広い知識と技術を身につけることができます。
小 児 神 経 科 は 神 経 疾 患 の 小 児 を 対 象 とする 専 門 診 療 科 で す。対 象
(ADHD)、学習障害(LD)や自閉症には近年社会的関心が高まって
疾患はさまざまな発達障害、てんかんなどのけいれん性疾患、脳性麻
います。研修医は副主治医となり指導医の監督のもとで、外来患者の
痺 、神 経 筋 疾 患 、脳 血 管 障 害 な ど で あり、とくに 注 意 欠 陥 多 動 性 障 害
診察や入院患者の診療に参加していただきます。
【専門医資格】
【プログラムの特徴】
1) 小児科専門医を意識して、より早期から小児科のトレーニングをスタート
2) 岡山大学が主管する研修コースですが、2 年目と3 年目は市中病院で研修(一般小児科を学ぶ)
3) 中国・四国地方の特色ある病院の小児科にエントリー可能
4) 3 年目
(初期研修修了後)
も途切れることなく、同じ環境で、小児科のトレーニングを継続
❖ 小児科専門医資格
1)日本小児科学会入会から研修開始
2)卒後臨床研修後に 3 年間の小児科臨床研修
3)経験症例数の規程あり
4)資格認定後、専門医試験に合格すること
❖ 小児神経専門医資格
【岡山大学病院小児科で取得可能な専門医】
小
児
科
020
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
・ 腎 ........................ 腎臓学会専門医
・ 循環器 .................. 小児循環器専門医
・ 心身症 .................. 日本心身医学会認定医・小児心身医学会認定医
・ 血液 ..................... 血液専門医・がん治療専門医
・ 内分泌 .................. 内分泌代謝専門医
(小児科分野)
・ 新生児 .................. 周産期新生児医学会専門医
・ 遺伝 ..................... 臨床遺伝専門医
・ 感染・免疫 .............. アレルギー専門医
(小児科)
・リウマチ専門医・ICD(infection control doctor)
・感染症専門医
【プログラム】
1)日本 小児 神 経 学 会入 会 から 研 修 開 始(入 会していれ ば
卒後臨床研修の研修期間に算定可)
2)5 年間の研修(専門医研修施設での研修が必要)
3)経験症例数、学会発表・論文執筆の規程あり
4)基盤となる分野の専門医・指定医資格が必要
5)資格認定後、専門医試験に合格すること
【レジデントプログラム】
❖ てんかん専門医資格
1)日本 てんかん 学 会入 会 から 研 修 開 始(入 会していれ ば
卒後臨床研修も研修期間に算定可)
2)5 年間の研修(認定研修施設で最低 1年間の研修)
3)経験症例数、論文執筆の規程あり
4)基盤となる分野の専門医・指定資格が必要
5)資格認定後、専門医試験に合格すること
小
児
神
経
科
021
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
産 科 婦人 科
放射線科
産婦人科は全ての女性を対象とする科です。周産期・新生児医学、
婦人科腫瘍、生殖内分泌、女性のヘルスケアなど診療領域は多彩です
での専門医取得が可能です。指導には教室員が一丸となって対応し、
産婦人科の魅力をぜひ実感していただきたいと思います。
が 、当 科 の 研 修 プ ログ ラム により、これら を バ ラン スよく研 修した 上
放 射 線 科 は 画 像 診 断 のエキス パートであり、さらに画 像 診 断 の 知 識
たいと 思って います。さらに3ヶ月以 上の 期 間を 選 択してくれた研 修 医
を生かして放射線治療やインターベンショナルラジオロジー(IVR)など
に対しては、画像診断、放射線治療、IVRの各部門でより専門的な指導
の低侵襲的治療 を 行う診療 科です。研修医の 先生 には、まず放射線科
を行っています。
が 病 院 内でどのような 役 割 を 担って 診 療して い るかを 理 解してもらい
【産婦人科専門医資格】
【放射線科専門医資格】
1) 我が国の医師免許を有する者
1) 日本医学放射線学会の正会員
(3 年以上)
2) 2 年間の新医師卒後臨床研修(初期研修)
を完了している者
2) 初期臨床研修期間を含めて5 年以上の臨床経験
3) 専攻医指導施設において通算 3 年以上の産婦人科の臨床研修を終了した者
3) 定められた研修施設で研修をすること
(※)
4) 少なくとも専攻医指導施設における研修期間中通算 3 年以上日本産科婦人科学会の会員である者
産
科
婦
人
科
【3 年目に放射線学会入会し、研修を開始した場合のプログラム】
【初期研修】
A 岡山大学病院産科婦人科特別プログラム: 将来産婦人科を目指す人にお勧め
岡山大学病院/協力型研修病院
1年目
022
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
※3 年の研修期間のうち少なくとも1年は総合修練期間での研修を必要とする。
専門医取得後さらに 2 年の研修をうけて、放射線科診断専門医あるいは放射線科治療専門医を取得
2 年目
地域
内科
救急
産婦人科+選択
6ヶ月
3ヶ月
3ヶ月
関連病院あるいは大学病院で産婦人科研修
1ヶ月
6−11ヶ月
放
射
線
科
❖1年目 : 少なくとも8ヶ月間の大学病院での研修が必要
選択必修科の3ヶ月間のうち2ヶ月間、大学病院での産婦人科研修が可能。
産婦人科の基本的知識・手技を習得できるよう配慮。
023
❖ 2 年目: 6〜11ヶ月間 プライマリー疾患の多い基幹型関連病院での産婦人科研修
1ヶ月間 地域医療の役割を担う産婦人科関連病院での研修
※2 年目は希望に応じて5ヶ月間まで他科での研修も可能。
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
B 岡山大学病院先進プログラム: 1〜2ヶ月間の当科での研修を選択することが可能です。
C 岡山大学病院以外での初期研修
【後期研修】
卒後3年目に、日本産科婦人科学会への入会が必要です。
原則として大学で半年間の研修後、2つの関連病院で1年ごとの研修。最後の半年を大学で仕上げを行い、産婦人科専門医試験に備えます。
1年目の関連病院で十分研修できていない内容を、2 年目の病院で研修できるよう配慮いたします。
結婚・家庭の事情等で、最初の研修を大学でスタートできない場合は、関連病院で研修を開始できるよう配慮いたします。
卒後 5 年目の秋から大学院に進学することも可能です。
※※3 年目に放射線学会入会し、研修を開始した場合のプログラム
救急科
総 合リハビリテー ション 部
岡山大学病院救急科では、協力病院で外科、内科を問わず幅広い分野の一次、二次救急患者を自ら診て治療し、大学病院で重症の救命救急医療を
習得するように計画を立てています。
【後期研修】
リハビリテーション(リハ)医学とは、障害のある人に対して残された
療であり、リハ専門医はチームのリーダーとして、楽しく、
やりがいのある
能 力を 最 大 限 に回 復させ、新たな 能 力を開 発し自 立 性を向 上させ、生
仕事です。リハ専門医は現在非常に不足した状態であり、ぜひリハ専門
活 へ の 復 帰 を実 現するために 行 わ れる医 学 です。リハ 医 学 はチーム 医
医を取得していただければ幸いです。
【救急専門医の申請資格】
後期研修は 3 年間を一区切りと考えますが
・救 急 外 来での心 肺 停止・呼 吸 不 全・循 環 不 全・重 症 外 傷 に対
する救急医療(JATEC)
・集中治療における人工呼吸管理
・機械的体外循環管理
(ECMO,PCPS)
・急性血液浄化・重症患者への輸液・栄養管理
などはこの3 年間で全員に修得。
そのほか、外 科、整 形 外 科・麻 酔 科・内 科(内 視 鏡 、超 音 波 )
・放 射
線 科(診 断、IVR)
などの 研 修 を救 急 関 連 病 院と提 携して1〜2 年 間
の期間で行う事が可能。
1)日本国の医師免許を有すること
2)申請時において、継続して3 年以上本学会の会員であること
3)5 年以上の臨床経験を有すること
4)専門医指定施設またはこれに準じる救急医療施設において、
救急部門の専従医として3 年以上の臨床修練を行った者であ
ること。または、
それと同 等 の 学 識 、技 術を習 得した者である
こと
とあるため、卒後研修修了後、後期研修を3 年間当院救急科で行う
と申請資格が満たされますので最短で卒後 6 年目には救急科専門
医に合格できます。
【リハビリテーション科専門医資格】
1)医師免許取得後 5 年以上及び日本リハビリテーション医学会加入後 3 年以上
2)研修施設において 3 年以上研修(研修施設は別記)
3)本医学会における発表(主演者)2 回以上
4)30 症例の症例報告
5)100 症例のリスト
※ 医師免許取得後 3 年以内に入会すれば、6 年目には専門医が取得できる。
書類申請し、専門医試験を受験(筆記試験・口頭試問)
し、合格すると専門医取得。
救
急
科
024
総
合
リ
ハ
ビ
リ
テ
ー
シ
ョ
ン
部
025
【レジデントプログラム】
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
専
門
医
へ
の
ロ
ー
ド
マ
ッ
プ
❖ 研修施設
・ 岡山大学病院
・ 岡山赤十字病院
・ 吉備高原医療リハビリテーションセンター
・ 旭川荘療育センター療育園
・ かがわ総合リハビリテーション病院
・ 香川県立中央病院
Option
IVR/画像診断(放射線科)研修1年間の定期的研
修 or 4ヶ月間の期間限定医研修を選択可
Option
IVR/画像診断
(放射線科)
研修1年間の定期的研
修 or 4ヶ月間の期間限定医研修を選択可
Option
IVR/画像診断
(放射線科)
研修1年間の定期的研
修 or 4ヶ月間の期間限定医研修を選択可
・ 亀田総合病院 など
Fly UP