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Ⅰ 地域福祉パワーアップ カレッジねりまとは

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Ⅰ 地域福祉パワーアップ カレッジねりまとは
Ⅰ
地域福祉パワーアップ
カレッジねりまとは
カレッジは、ねりまの地域福祉を担う人材の育成などを目指し開設
した常設の小規模な学びの場です。カレッジのあらましや授業につい
て紹介します。
1
[1]カレッジのあらまし
3
1
設置・運営
カレッジは、練馬区独立 60 周年を記念し、平成 19 年 10 月に開設しました。
練馬区が事務局となり運営しています。
※カレッジは、練馬区が独自に開設したもので学校教育法上の大学ではあり
ません。
〜区⺠の皆様の考えがカレッジに反映されています〜
平成 18 年度に区民の皆様や有識者など 16 人で構成される(仮称)
地域福祉パワーアップカレッジ検討委員会を設置しました。検討委員会
での検討結果を踏まえ、カレッジの方向性を打ち出しました。
2
1
学⻑、講師等
学長
市川一宏(前ルーテル学院大学学長 現ルーテル学院大学学事顧問 教授)
※略歴は巻頭のあいさつ文参照
2
10 期生クラス担任
クラス担任(1人)を配置します。
3
地域活動アドバイザー
社会福祉法人
4
練馬区社会福祉協議会
授業補助
カレッジ卒業生
3
講師
福祉分野を専門にしている大学の教員、地域福祉活動団体の関係者、障
害の当事者などです。また、学生が自主的・主体的に進める授業があり
ます。
5
3
1
学習の仕組み
学習テーマは地域福祉
高齢や子育て、障害などの課題を切り口として「地域福祉」をテーマに
2年間にわたり学習を進めます。
2
2年間の修学期間
修学期間は2年間で、1学年(1年次)と2学年(2年次)に分かれます。
10 期生のスケジュールは次のとおりです。
3
(1)
1学年…平成 28 年 10 月(入学)∼29 年9月
(2)
2学年…平成 29 年 10 月∼30 年7月(卒業)
通学による学習参加
学生は通学により、学習に参加します。
※
4
5
カレッジ用の駐車場はありません。
クラス単位による授業
(1)
原則としてクラス単位で授業を行います。
(2)
10 期生は、1クラス(40 人程度)設置する予定です。
授業の内容・形式
(1)
授業は、初心者の方を意識した内容とする予定です。
(2)
授業は、講義だけではなく、討議、ワークショップ(専門家の助言
を受けながら、参加者が課題解決を行う学習方法)、発表、フィー
ルドワーク(教室以外で行う調査・研究。実習)、ロールプレイン
グ(実際の場面を想定し、さまざまな役割を演じさせて、問題の解
決法を会得させる学習方法)等を取り入れます。
(3)
授業の受講により資格は取得できません。
(4)
学生が自主的・主体的に運営する授業も予定しています。
(5)
通常の授業時間以外に学生の自主学習(課題の提出など)も必要に
なります。
(6)
授業は、区民や区職員などが聴講・見学する場合があります。
6
6
授業の日程(1年次、2年次共通)
(1)
授業日数(回数)は、原則 30 日(回)程度です[2年間で 60 日(回)
程度]。
(2)
授業は、原則として木曜の昼間に3時限分行います。1時限は 90
分です。時間表はつぎのとおりです。
《時間表》
1 時限
午前 9 時 20 分∼10 時 50 分
休
午前 10 時 50 分∼11 時
憩
2 時限
午前 11 時∼午後 0 時 30 分
休
午後 0 時 30 分∼1時 30 分
憩
3 時限
(3)
午後1時 30 分∼3 時
フィールドワークなどの授業は、受け入れ先との日程調整などが必
要になるので、木曜以外の曜日に実施する場合や、3 時限を超えて
行う場合があります。
(4)
7
長期休業(冬季休業、春季休業、夏季休業)があります。
教室等
教室は、練馬区役所(豊玉北6−12−1)の会議室など区立施設を利用
します。また、さまざまな福祉現場でフィールドワークを行います。
8
学生が主体となり企画・運営する主な行事
カレッジ祭(年1回)があります。
9
学生が参加する主な行事
つぎの行事があります。
(1)
入学式(年1回)
(2)
卒業式(年1回)
※
授業、行事のスケジュールなどについては、9∼15 ページの
「[2]授業等のあらまし」をご覧ください。
10
授業で使用する資料等
授業ではレジュメを配布します。学習の参考となる書籍や資料などは授
業で紹介します。
7
11
進級
原則として 1 年次の期間終了後、2 年次に進級します。
※
12
進級のための試験はありません。
卒業
2 年間の授業を修了された方には卒業証書を授与します。
13
卒業後の活動
(1)
学生自身が活動の場を見つけることが基本となります。
(2)
カレッジでは「授業」や「育成した人材を活かす仕組みづくり(20
ページ参照)」などを通じ、活動の場を見つけることを支援します。
14
その他
(1)
カレッジは、授業を受けることだけを目的に設置したものではあり
ません。学生は、授業運営にも積極的に参加することとなります。
(2)
カレッジの円滑な運営を図るため、カレッジの中に複数の委員会を
設ける予定です。学生は、委員会に参加し役割を分担することとな
ります。なお、委員会活動は授業時間外に行うことが原則です。
(3)
カレッジ卒業に関して、出席日数は特に規定していませんが、おお
むね8割の出席ができる方を募集します。
4
1
2
学費等
学費
(1)
1学年分…3 万円。
(2)
2学年分…3 万円。
※
納入方法などは別途入学予定者にご案内いたします。
※
納入された学費は原則として返還しません。
入学金
入学金はありません。
3
その他
(1)
交通費や活動保険料などカレッジの学生生活でかかる経費は学生
の負担となります。
(2)
カレッジは学校教育法上の大学ではないため、学割などの制度はあ
りません。
8
[2]
授業等のあらまし
9
1
1
1年次の授業・⾏事
1年次の授業スケジュールと年間スケジュール
授業は、原則として木曜の昼間に行います。1年次の授業日数(回数)
は、30 日(回)の予定です。スケジュールはつぎのとおりです。
《1年次の授業スケジュール》
年
月
授業日数(回数)
授
業
日
28 年 10 月
3日(3回)
13日
20日
27日
11 月
3日(3回)
10日
17日
24日
12 月
4日(4回)
1日
8日
15日
22日
冬季休業(12 月 23 日∼29 年 1 月 11 日)
29 年 1 月
3日(3回)
12日
19日
26日
2月
4日(4回)
2日
9日
16日
3月
3日(3回)
2日
9日
16日
23日
春季休業(3 月 17 日∼4 月 12 日)
4月
3日(3回)
13日
20日
27日
5月
2日(2回)
11日
25日
※カレッジ祭13日(予定)
6月
5日(5回)
1日
8日
15日
22日
29日
夏季休業(6 月 30 日∼10 月上旬)
《年間スケジュール》
9月
卒業式
7月
カレッジ祭
4月
入学式
夏季休業
10 月
春季休業
冬季休業
学年開始は 10 月から
11
2
1年次の授業内容
福祉の担い手としての基礎知識・スキルを習得することを目標に授業を
行う予定です。
《参考》
1
9期生の1年次の授業概要[合計 90 時限分程度]
学び方に関する授業[1時限分]
効果的に学習に取り組むことができるように、学び方の基本を学習します。
2
練馬区、地域への理解を深めるための授業[10時限分]
長年住んでいても練馬区や地域のことは案外知らないものです。生活の場で
あり、卒業後の活動の場ともなる練馬区、地域について理解を深めるための授
業です。フィールドワークが中心になります。
3
社会福祉、地域福祉に関する基礎知識を習得する授業[24時限分]
高齢、子育て、障害などさまざまな視点から地域福祉の現状と課題について
学ぶとともに、当事者などへの理解を深めるための授業です。
4
地域福祉活動の現状と課題について理解を深める授業[9時限分]
地域活動を実践している方から地域福祉の現状と課題を様々な角度から学
びます。
5
福祉現場を知る・体験する授業[6時限分]
高齢、子育て、障害などの福祉現場に出向き、現場を体験し理解を深めるた
めの授業です。終了後は内容をまとめ発表します。発表をすることで内容を共
有するとともに自らの活動を考えます。
6
学生自身に向けた授業[9時限分]
福祉に関連する資格の内容や取得方法を学ぶ授業です。
7
実務的なスキル(技能・能力)を習得するための授業[5時限分]
会議を上手く進める方法や、効果的な発表方法など実務的なスキルの基礎
を身につけるための授業です。
8
学生が企画して運営する授業[2時限分]
9
卒業生が企画・運営する授業[2時限分]
10
クラスミーティング[20時限分]
11
その他の授業[2時限分]
☆10期生1年次の概要は、上記授業を踏まえ作成しますが、
一部変更になる場合があります。
12
3
1年次の行事スケジュール
1年次の行事のスケジュールはつぎのとおりです。
《1年次の行事スケジュール》
年
月
日
行
事
名
28 年 10 月 6 日(木)
10 期生入学式
29 年 5 月 13 日(土)予定
カレッジ祭
29 年7月上旬
9期生卒業式※前日に準備あり
※
変更になる場合があります。
13
※前日(12 日)に準備作業あり。
2
2年次の授業
1年次に習得した基礎知識・スキルを活かしながら、実践力を身に付けると
ともに、活動の場を見つけることを目標に授業を行う予定です。
《参考》
1
8期生の2年次の授業概要[合計 90 時限分程度]
権利擁護に関する授業[2時限分]
社会福祉における権利擁護を考える授業です。
2
地域福祉活動の現状と課題について理解を深める授業[15時限分]
地域活動を実践している方から地域福祉の現状と課題を様々な角度から学びます。
3
地域福祉活動の立ち上げ・運営に関する授業[10時限分]
地域福祉活動を立ち上げ、運営するにはどのような事が必要なのか学ぶ授業です。
4
区外の活動事例を知る授業[7時限分]
福祉の向上を目指し特徴のある活動をしている区外の施設や団体を見学に行きます。
5
インターンシップ[8時限分]
区内の福祉施設や団体で短期の業務を体験することで、施設や団体、職員、利用者
などの現状を理解するとともに、学生自身の活動を考えます。
6
地域、自宅での生活を考える授業[6時限分]
地域で、自宅で生活を続けるためにはなにが必要かを考える授業です。
7
学生自身に向けた授業[6時限分]
クラス担任との面談を通して今後の活動を考えます。
8
実務的なスキル(技能・能力)を習得するための授業[7時限分]
傾聴とは何か、会話の基本となる傾聴姿勢や、相談援助の基本的な技術など演習を
交えながら学ぶ授業です。
9
学生が企画・運営する授業[4時限分]
10
卒業生グループが企画・運営する授業[2時限分]
11
クラスミーティング[18時限分]
12
卒業企画提案に関する授業[4時限分]
13
カレッジ祭を振り返る授業[1時限分]
☆10期生2年次の概要は、上記授業を踏まえ作成しますが、
変更になる場合があります。
14
カレッジのホームページをご覧ください!
地域福祉パワーアップカレッジねりまのホームページにアクセスしてい
ただければ、カレッジの授業や学生生活の様子などがご覧になれます。
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