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少年相談・保護センターの活動
少年相談・保護センターの活動 神奈川県警察本部 生活安全部少年育成課 1 少年相談・保護センター 少年の非行問題やいじめ、犯罪被害等に関する相談 を受け、その立ち直りを支援する警察の相談機関 2 体 制 ○ 少年相談・保護センター所長以下37名 (少年相談員26名、警察官10名、横浜市教育委員会からの出向者1名) ○ 県内を8方面に分け、それぞれに方面事務所、警察本部 にユーステレホンコーナーを設置 ○ 各方面に、少年相談員を2∼4名、及び警察官1名を 配置 ○ 横浜市内の体制 事務所名 横浜第一方面 (少年相談第一係) 横浜第二方面 (少年相談第二係) 所在地 配置員 横浜市戸塚区 上倉田町449 県戸塚県税事務所2階 少年相談員 3名 警 察 官 1名 横浜市神奈川区 鶴屋町2−24−2 かながわ県民センター14階 少年相談員 4名 警 察 官 1名 3 少年相談・保護センターの活動 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 少年相談 少年警察ボランティアの運用 非行少年等の継続補導及び被害少年の継続的支援活動 学校、教育委員会、児童相談所等との連携した健全育成活動 非行・被害防止に向けた啓発活動 少年サポートチーム活動 相談業務のスキルアップに向けた各種研修活動 等 警察で行う少年の健全育成活動を総合的に推進 4 各種活動 (1) 少年相談 少年や保護者、関係機関等から、非行、いじめ、 犯罪被害等に関する相談を受け、助言・指導等を 行う活動。 (2) 少年警察ボランティアの運用 ア 大学生少年サポーター 非行等の問題を抱える少年に対し、学習支援等の立ち直り支援活動、 非行 防止啓発活動等を行う。 ○ 委嘱者 少年育成課長 ○ 人 員 12名(県内6大学の大学生) イ 被害少年サポーター いじめや犯罪の被害に遭った少年に対し、継続的な立ち直り支援活 動を行う。 ○ 委嘱者 生活安全部長 ○ 人 員 30名(元校長、養護教諭等の経験を有する方を委嘱) ウ 被害少年カウンセリングアドバイザー 被害少年の継続的支援を行う少年相談員や警察官に対し、医師とし ての立場から、支援上必要な助言を行う。 ○ 委嘱者 警察本部長 ○ 人 員 2名(児童精神科医等に委嘱) (3) 非行少年等への継続補導 非行や不良行為等の問題を抱える少年について、 非行防止を図るため、保護者等の同意を得て、継続的 な指導・援助を行っている。 ○ 少年相談員による指導・援助 ○ 大学生少年サポーターによる学習支援活動 (4) 被害少年への継続的支援 犯罪行為やいじめ等の被害により精神的ダメージを受け た少年や家族に対し、保護者の同意を得て、継続的なカウ ンセリング等を行い、立ち直り支援を図っている。 ○ 少年相談員による面接 ○ 被害少年サポーターによる支援活動 ○ 被害少年カウンセリングアドバイザーによる助言 (5) 学校・教育委員会、児童相談所等と連携した健全育成活動 学校訪問、各種会議等を通じて情報交換を行い、少年の 健全育成に資する連携を行っている。 ○ ○ ○ ○ 学校・警察連絡協議会 児童支援・生徒指導専任教諭協議会 児童相談所との連絡会 ケース会議 等 (6) 非行・被害防止に向けた啓発活動 少年の非行・被害防止と健全育成を図ることを目的と して、各種啓発活動を行っている。 ○ 非行防止教室 ○ 薬物乱用防止教室 ○ サイバー犯罪防止教室 等 (7) 少年サポートチーム活動の推進 関係機関・団体、地域が一体となり、学校内外で問題行 動を繰り返す少年等の立ち直りに向けた、支援活動を推進 している。 (8) 相談業務のスキルアップに向けた各種研修活動 相談業務に必要な技術を習得、向上させるため、各 種研修を行っている。 ○ 家族療法研修 ○ 認知行動療法研修 等 5 おわりに (1) 非行や被害等の悩みを抱える少年に対する立ち 直り支援 ○少年相談の基本 傾聴・受容・寄り添い (2) 低年齢からの規範意識の醸成 立ち直り支援