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CMJ登録のガイダンス - JEITA Home
CMJ登録のガイダンス
* 対象部品の品目
・電磁障害防止用コンデンサ
・機器用スイッチ
・ヒューズ
2004年12月
社団法人電子情報技術産業協会
電子部品部会 技術委員会
部品安全専門委員会
目
1.
次
はじめに
1
機器製造者の要求,CMJ 登録制度の背景 ・・・・・・・・・・・
1
1.1
安全認証の動向
1.2
安全・設計のグローバル化
1.3
機器の電気用品安全法の対応
1.4
重要安全部品
2.
CMJ 登録制度とは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.1
CMJ 登録に係わる概念図
2.2
CMJ の申込みから登録までのフロー
3
3.
CMJ 登録のメリット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
4.
CMJ 登録への基本方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
4.1
対象品目
4.2
部品の認証基準
4.3
部品と機器の安全規格対比(参考)
5.
その他 CMJ 登録制度の特記事項 ・・・・・・・・・・・・・・・
5.1
登録項目及び公表内容
5.2
定期工場調査
5.3
技術仕様書(申込書別紙)
5.4
試験データの活用
5.5
表示
6
6.
暫定登録の活用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
7.
登録に必要な主な費用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
8.
お問合せ及びお申し込み先 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
9.
CMJ 関連資料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
1
はじめに
電気機器の安全確保は、事前規制から、製造者が自ら安全性を確認し、機器が市場に出回ったあと問
題が起きたときに罰則などを受ける事後規制(自己確認原則)に変わっています。したがって、製造者
が自らの責任で行う規格適合性試験の持つ役割はますます重要になってきています。
電気機器の規格適合性試験を効率よく実施するためには、機器内部に組み込まれる電気・電子部品(以
下部品という)の品質に負うところが大きいため、使用される部品を予め試験し認証しておくことで機
器認証の際の期間短縮・重複試験の排除などを行うことが求められています。
わが国では、部品・材料の事前登録制度として「電気機器に使用される部品・材料登録制度(CMJ
登録制度)
」があり、プラスチック材料、CRT、サーモスタットが登録されてきました。2004 年 9 月か
らこの制度が部品にも適用できるようになり、電磁障害防止用コンデンサ・機器用スイッチ・ヒューズ
の3部品の登録が始まりました。その他の部品も順次加えられる予定です。
本ガイダンスは部品メーカの安全規格担当者が CMJ 登録する際に参考にできるよう、JEITA の安全
技術専門委員会・安全認証専門委員会および認証機関の(財)電気安全環境研究所(JET)/(財)日本品
質保証機構(JQA)のご協力を得て,部品安全専門委員会でまとめたものです。
1.機器製造者の要求,CMJ 登録制度の背景
安全認証が多様化し,安全・設計のグローバル化,電気用品安全法への対応など機器製造者(ユーザ)
を取り巻く環境が変化し,CMJ 登録の要望の声が強まっています。
1.1 安全認証の動向
‘96 欧州統合により,安全認証制度が大きく変化しています。
《システム》
《‘96 以前(強制認証)
》
《将来方向(自己証明)国際整合》
安全法
各国別
各国別
認証方法
行政機関
自己宣言
試験所
国定試験所
メーカーラボ他
試験規格
各国別規格
国際規格(IEC)
認証(MRA)
対象機器
指定品目
全機器
One-One-One
世界
同時
認証
国家間相互
1.2 安全・設計のグローバル化
機器設計は,グローバル化により IEC 規格に合った設計が要求されます。
《 従来 》
まず日本で発売
し,順次,海外
へ転用設計
日本:
100V
省令1項
《 将来 》
世界同時発売
欧州・アジア他:
230V
IEC
日本:100V,省令2項
USA:
120V
UL
IEC 設計
USA:120V,UL/IEC
欧州・アジア:230V,IEC
-1-
1.3 電気機器等の電気用品安全法の対応
特定電気用品
特定以外の電気用品
(112品目)
(340品目)
ACアダプタ,充電
器,ケーブルと電線,
プラグとソケット,
温水器,電気便座,
自動販売機など
テレビ,ビデオ,音響機
器,エアコン、電子レン
ジ,洗濯機,掃除機,ト
ースタ,電気アイロン,
扇風機,複写機など
電安法対象外機器
パソコン,通信機器,
計測機器など
*現状では,特定電気用品,特定
以外の電気用品のほとんど
(90%以上)が第1項で認証取
得
*プロジェクタ,ディスプレー等
の情報機器と関連する機器は,
グローバル対応が必要であり,
IEC 対応の第2項で認証取得
*今後は,電子レンジ・扇風機等
の家電機器も中国・中近東の市
場に合わせ IEC 設計対応が増
大
《基準適合性検査》
《Sマーク認証》
電安法対象品目・基準適合義務
1.4 重要安全部品
電気機器には,重要安全部品(Critical Components)が決められており,部品ごとに安全性
の評価が行なわれます。したがって重要安全部品は,Sマーク認証取得・CMJ 登録の対象となり
ます。
電気機器名:テレビ
(例)
重要安全部品
(Critical Components)
電磁障害防止用コンデンサ,バリスタ(サージアブソーバ)
,電源スイ
ッチ,電源トランス,ヒューズ,ホトカプラー,ラインフィルタ,リ
レー,ダイオード,抵抗,偏向ヨーク,フライバックトランス,ブラ
ウン管、など
電気機器名:オーディオ
電磁障害防止用コンデンサ,バリスタ(サージアブソーバ)
,電源スイ
ッチ,電源トランス,ヒューズ,ホトカプラー,ラインフィルタ,リレ
ー,ダイオード,抵抗(1 次側)
、など
電気機器名:電子レンジ
電磁障害防止用コンデンサ,ランプ,電源スイッチ,サーモスタット,
トライアック,バリスタ,ノイズフィルタ,マグネトロン,モータ,ヒ
ューズ,高圧コンデンサ,ダイオード、など
-2-
2.CMJ 登録制度とは
2.1 CMJ登録に係わる概念図
電気用品部品・材料認証協議会(CMJ)
登録・公開
活用
製品メーカ
部品選定に活用
CMJへの登録
部品・材料
機器メーカ
申込
登録品を優先的に使用
する
認証機関
機関内登録
(JET/JQA)
活用
認証試験、工場調査 他
機器認証試験時に部品
としての試験が省略さ
MOU(協定によるデータ活用)により
れるので、経済的・効
海外の認証が経済的・効率的にできる
率的
(2005 年 6 月予定)
海外の認証機関
・CMJ 登録は、機関内登録されたものから、申込者の要望により認証機関が手続きを行ないます。
・登録された部品・材料は、電気用品部品・材料認証協議会名による登録リストにより年1回公表
されます。
2.2 CMJの申込みから登録までのフロー
申込み
申込書・試験試料
(試験データ)
試験成績通知書、
工場調査レポート
試験手数料・工場調査料・認証手数料請求
部品・材料認証契約書
部
品
メ
l
カ
部品・材料認証契約書
試験手数料・工場調査料・認証手数料
試験又は
データ活用
初回工場
調査
登録
認証書
公示
【2 年目以降】
認
証
機
関
年間維持料(請求書)
年間維持料
定期工場調査レポート
定期工場調査料(請求書)
定期工場
調査
定期工場調査料
・認証機関は、登録試験にあたり、メーカーラボ、他の認証機関(UL, CSA, VDE 等)が行なった試
験データについても、内容を検証し妥当なものと判断すれば活用します。
-3-
3.CMJ 登録のメリット
CMJ 登録のメリットは以下のとおりです。
【部品製造者のメリット】
①電気機器製造者は,CMJ 登録品を優先的に採用します。
CMJ 登録品を使用すると機器認証時に登録結果が活用され,経済的・効率的に認証の取得ができ
ます。したがって機器製造者は、CMJ 登録品を優先的に採用します。ただし CMJ 登録品の大幅
なコストアップがないことが前提です。
②日本においてCB証明書が取得できるため,海外認証機関はその活用により早い認証が可能となり
ます。
認証機関(JET/JQA)は IEC の整合規格(IEC−J 規格)で CMJ 登録された部品に対し,IECEE
−CB 制度で要求される実績が得られた後 CB 証明書を発行可能にする手続きを行います。
③CB 証明の活用により登録する時間と費用が削減されます。
登録に際して CB 証明書あるいは海外認証機関発行の認証書を活用することができます。そのデー
タに不備がない場合,試験料(レビュー費用)については、通常試験料の概ね20%程度となります。
また,試験時間はレビューする時間に置き換わります。
④工場調査は,CENELEC 方式(CIG023)で行います。 また、ISO9001 等の認定を受けている場
合,品質管理に関する調査項目について共有化(活用)が可能です。
⑤暫定登録により短期間で一括で仮認証書が発行されます。
暫定登録は,本登録と同じ扱いです(期間限定:2004 年 9 月∼2004 年 12 月まで)
。詳細は、
「6.
暫定登録」の項で説明します。
【機器製造者のメリット】
①CMJ 登録品を使用することにより部品・材料の試験が省略され,経済的・効率的に認証取得がで
きます。
部品の海外認証等
組み込んだ機器の認証時
現在
将来(予定 2005 年 2 月∼)
コンデンサの費用例:
CMJ登録
−
試験省略(無料)
試験料
:50 万円
なし
試験実施(50 万円)
試験実施(50 万円)
データ活用料:10 万円
認証マークのみ
データ活用(無料)
原則、試験実施(50 万円)
試験成績書付CB証明書
データ活用(10 万円)
データ活用(10 万円)
②CMJ 登録品は、部品の規格適合性が確認されており、記録が残ります。
③CMJ 登録品は、部品の規格適合性が確認されているため、機器の設計開発段階での検討項目の削
減に効果があります。
【部品製造者及び機器製造者共通のメリット】
① 第三者認証制度等により安全性が確認されている機器等が、製造物責任法(PL 法)に従い消費者
等から問題等が提起された場合,第三者認証制度が行った安全確認等の事実に基づいた支援が得
られます。
PL 訴訟の際、裁判所から認証品に対する資料請求を求められた時には、認証機関から認証時の試
験データ等を提出し、必要に応じて技術基準への適合性を答弁します。
-4-
4.CMJ 登録への基本方針
4.1 対象品目
CMJ 登録の対象範囲は,機器安全規格(IEC60065,IEC60950,IEC60335-1 など)で部品・材料
に対して要求される事項のなかで部品・材料単体で評価可能なもの,又は部品・材料単体に対する
個別規格(IEC60384-14 コンデンサ,IEC61058-1 スイッチ,IEC60127-1,2,3,4 ヒューズなどの部
品規格)の要求事項について評価可能なものすべてを対象とすることになっています。
CMJ 登録の対象品目は以下のとおりです。コイル・電源については,CMJ より JEITA へ検討
依頼がなかったため当委員会の検討対象から除いています。また,フライバックトランスは当委員
会で国内生産がないため除いています。
さらに,機器に組み込まれる電源については,機器ごとのカスタム品であるため,現段階では
CMJ 登録のメリットである部品の認証試験の重複防止には役立たないと考えています。
【対象品目】
・電磁障害防止用コンデンサ
・機器用スイッチ(機器組込用電源スイッチ)
・ヒューズ*
*ヒューズ:管型ヒューズリンク,サブミニチュアヒューズリンク,
UMヒューズリンク及びその他の包装ヒューズリンク
*日本ヒューズ工業組合との調整のうえ。最終のタイプ決定を行う。
4.2 部品の認証基準
・部品の認証技術基準は,次の優先順位とします。
(1) IEC 対応 JIS がある場合,IEC 対応 JIS
(2) IEC 対応 JIS がない場合,IECJ
(3) IEC 規格
(4) IEC 規格がない場合,該当 JIS
(5) 電気用品安全法・第1項
・電磁障害防止用のコンデンサ、機器用スイッチは,IEC 対応 JIS があるので“IEC 対応 JIS”
とします。ヒューズは、IECJ 規格。JIS 改訂後は、
“IEC 対応 JIS”となります。
J60384-14(H14): 電子機器用固定コンデンサ
第14部:品種別通則:電源用電磁障害防止用固定コンデンサ
JIS C 5101-14:1998
IEC 60384-14(1993), Amd.No.1(1995)に対応
J61058-1 :
機器用スイッチ
JIS C4526-1, IEC 61058-1
J60127-1,2,3,4: ヒューズ
JIS 改訂後は、JIS C6575-1,2,3,4(又は IEC60127-1,2,3,4)
4.3 部品と機器の安全規格対比(参考)
品目ごとに,部品と機器の IEC 安全規格を対比しています。適用する機器の IEC 安全規格は,
IEC60335-1(33 版+Amd.1,2)
,IEC60950(3 版)
,IEC60065(6 版)です。
部品と機器のIEC安全規格を対比することで,部品より機器に厳しい要求事項がある場合,機
器の認証時に部品の追加試験が必要となることがわかります。
:別紙 01
:別紙 02
:別紙 03
電磁障害防止用コンデンサ
機器用スイッチ
ヒューズ
-5-
5.その他 CMJ 登録制度の特記事項
5.1 登録項目及び公表内容
CMJ 登録された部品は,登録項目・仕様・公開の有無等を決めて機器製造者が選定しやすいよ
うに公表されます。
「CMJ 登録項目、公表内容およびシリーズ」のシートは以下のとおりです。
:別紙 04
:別紙 05
:別紙 06
電磁障害防止用コンデンサ
機器用スイッチ
ヒューズ
5.2 定期工場調査
CMJ 登録された部品は定期工場調査が行われます。詳細は、試験機関にお問い合わせ下さい。
また、「抜取り試験方法」は、以下のとおり定めています。
工場調査レポート
電磁障害防止用コンデンサ
機器用スイッチ
ヒューズ
:試験機関は8頁参照
:別紙 08
:別紙 09
:別紙 10
5.3 技術仕様書(申込書別紙)
CMJ 登録申込時には、以下の品目別技術仕様書を使用します。
電磁障害防止用コンデンサ
機器用スイッチ
ヒューズ
:別紙 11
:別紙 12
:別紙 13
5.4 試験データの活用
部品製造者などのデータの活用は以下のとおりとします。
試験所の査察で部品メーカの設備,管理及び試験能力があり,試験所の下請負としての試験が可
能であると判定された場合には,その部品製造者のデータを採用できるものとします。
5.5 表 示
各部品規格によるものとします。ただし,認証マークについては部品の外形寸法が小さく規定の
認証マークの表示が困難な場合には,最小梱包単位に認証マークを表示するものとします。
品目
電磁障害防止用コンデンサ
機器用スイッチ
ヒューズ
部品規格
JIS C 5101-14(又は IEC 60384-14)
JIS C4526-1(又は IEC 61058-1)
J60127-1,2,3,4。JIS 改訂後は JIS C 6575-1,2,3,4
(又は IEC 60127-1,2,3,4)
-6-
6.暫定登録の活用
今回の暫定登録は,CMJ 登録制度拡大のための期間限定特別措置(2004 年 9 月∼2004 年 12 月)
です。
部品の認証時には試験量が多く長時間の試験が必要なため,CMJ登録までに多大の時間がかか
ってしまいます。そのために IEC−J 規格に相当する IEC 規格で他機関で認証された部品について
は,試験データ等(UL,CSA,VDE 等 MOU 機関を含む他機関の試験データ,CB レポート,安
全規格が同一な認証書等)を添付して申し込むことにより暫定登録を行うことができます。暫定登
録の手続きは以下のとおりです。
【基本スキーム】
申込み
【暫定登録スキーム】
申込み
・CBレポート提出
・海外認証機関発行の認証書提出(試験レポート)
モデル確認
・CBレポート等と申込みモデルの照合
・申込みモデルをシリーズに振り分け
初回工場調査
試 験
初回工場調査
・現地調査(海外認証取得工場の場合,書面調査
(CENELEC 方式)
登 録
暫定登録
機器認証で
活用開始
機器認証で
活用開始
定期工場調査
登 録
・一括仮認証書発行(暫定登録結果は本登録と同
じ扱い)
,一括公表
・シリーズごとに試験を実施し,適宜「本登録」
へ移行,認証書発行,公表
定期工場調査
・年 1 回実施(CENELEC 方式)
・サンプリング試験を実施
・海外機関委託工場調査との同時実施
*暫定登録の申込条件:期間限定,まとめて申込み。
(費用削減が可能)
【暫定登録のメリット】
部品の海外認証等
なし
認証書のみ
認証書+試験成績書
試験成績書付CB証明書
暫定登録スキーム
暫定登録
本登録
×
試験実施
○
試験実施
○
データ活用
○
データ活用
基本スキーム
(通常の登録)
試験実施
試験実施
原則、試験実施
データ活用
海外認証の実績を持って暫定登録することにより、本登録を待たずして機器試験で活用されます。
-7-
7.登録に必要な主な費用
認 証
登録前
登録後
項 目
備考
試験料(※注 1)
他機関試験データ等提出時は費用軽減
初回工場調査料
書面審査は費用軽減
新規ライセンス料
追加ライセンス料
安全性維持確認試験料
サンプル抜取り試験料
維持基本料
年間維持料
定期工場調査料
(※注 1)暫定登録の場合、本登録に移行する際に発生する。
8.お問合せ及びお申し込み先
□CMJ 電気用品部品・材料認証協議会
・お問い合わせ先
認証制度共同事務局
□JET (財)電気安全環境研究所
・お問合せ及びお申し込み先
東京事業所受付管理グループ
□JQA (財)日本品質保証機構
・お問合せ先
安全電磁センター認証部認証課
TEL
03−5510−3211
TEL
E-mail
03−3466−5234
[email protected]
TEL
FAX
・お申し込み先
安全電磁センター業務課
□JEITA(社)電子情報技術産業協会
・お問合せ先
電子部品部 事務局
03−3416−0129
03−3416−9691
TEL
FAX
E-mail
03−3416−0129
03−3416−9691
[email protected]
TEL
03−3518−6431
9.CMJ 関連資料
□「電気製品に使用される部品・材料登録制度 CMJ 登録制度について」
(2002)
:CMJ
□「はじまりました,CMJ 登録制度。
」
:CMJ
□「CMJ 登録制度 電子部品暫定登録のご案内」
以 上
(2004 年 12 月 24日 Ver.1.01 発行)
-8-
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