...

平成 23 年通信利用動向調査の結果

by user

on
Category: Documents
6

views

Report

Comments

Transcript

平成 23 年通信利用動向調査の結果
平 成 24 年 5 月 30 日
平成 23 年通信利用動向調査の結果
総務省では、この度、平成 23 年末の世帯及び企業における情報通信サービスの利用状況等に
ついて調査した通信利用動向調査の結果を取りまとめました。
今回の調査結果のポイントは、別添1のとおりであり、また、概要は別添2のとおりです。
なお、調査結果の詳細は、情報通信統計データベースに掲載予定です。
(URL: http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html)
【調査概要】
通信利用動向調査は、世帯(全体・構成員)及び企業を対象とし、統計法(平成 19 年法律第 53
号)に基づく一般統計調査として平成2年から毎年実施(企業調査は、平成5年に追加し平成6年
を除き毎年実施。世帯構成員調査は、平成 13 年から実施。
)しており、平成 22 年から世帯調査を都
道府県別に実施。
世帯調査
企業調査
調査時期
平成 24 年1月~2月
対象地域
属性範囲・
全
国
20 歳以上(平成 23 年4月1日現在)の世帯主 常用雇用者規模 100 人以上の企業(農業、林業、
調査の単位数
がいる世帯及びその構成員
漁業、鉱業及び公務を除く。
)
サンプル数
[有効送付数]
40,592 世帯[40,042 世帯]
5,140 企業[4,602 企業]
有効回収数[率]
16,580 世帯(47,158 人)
[41.3%]
1,905 企業[41.4%]
調査事項
通信サービスの利用状況、情報通信関連機器の保有状況等
調査方法
郵送による調査票の配布及び回収
連絡先:情報通信国際戦略局情報通信政策課情報通信経済室
( 担 当 : 池 田 課 長 補 佐 、 藍 原 係 長 )
電 話:( 直 通 )03-5253-5744
(FAX)03-5253-6041
別 添 1
平成23年通信利用動向調査
ポイント
※タイトルに(世帯)と付した項目は世帯調査、(企業)と付した項目は企業調査、その他は世帯構成員(個人)調査結果に基づく。
1
1 インターネット人口普及率について
全体的には、パソコン及び携帯電話によるインターネット利用が多く、主として利用する端末としても
両者が家庭内外で7割を超える。
家庭内外で主としてインターネット接続に使う端末
(インターネット利用者に占める比率)
端末別インターネット利用(人口普及率)
家庭内インターネット利用
(%)
0.2
0.8
62.6
自宅のパソコン
1.3
(%)
6.0
自宅パソコン
携帯電話
16.2
39.3
自宅以外のパソコン
0.6
スマートフォン
52.1
(従来型)携帯電話
タブレット端末
74.9
インターネット接続テレビ
家庭用ゲーム機その他
16.2
スマートフォン
タブレット端末
4.2
インターネット接続可能テレビ
4.1
家庭内では利用しない
家庭外インターネット利用
0.4
0.6
(%)
46.7
11.4
6.0
家庭用ゲーム機その他
13.7
自宅以外パソコン
携帯電話
スマートフォン
79.1
インターネット利用率(全体)
27.3
タブレット端末
その他機器
0
10
20
30
40
50
60
70
80
※当該端末を用いて平成23年の1年間にインターネッ トを利用したことの
ある人の比率を示す(無回答を除く)。
家庭外では利用しない
※平成23年の1年間にインターネットを利用したことのある人に
占める当該端末を主として利用する人の比率を示す(無回答を除く)。
2 携帯電話ユーザーとスマートフォンユーザーのインターネット利用動向①
携帯電話は幅広い年代でインターネット接続に活用。スマートフォンは世代間格差が大きい。
端末別インターネット利用(世代別人口普及率)
13-19
18.2
5.1
20-29
40-49
50-59
2.8
60-
68.9
18.3
6.2
59.6
9.3
66.4
自宅パソコン
スマートフォン
31.1
33.2
10
78.7
携帯電話
1.5
0.6
0
80.4
70.0
28.9
7.9
82.7
65.0
44.9
6.6
30-39
85.2
57.5
20
30
タブレット
40
50
60
70
※当該端末を使用して過去1年間にインターネット利用経験がある回答者の比率(無回答を除く)
80
90
100
(%)
2
毎日1回以上
60.0
11.5%
50.0
その他
地図情報提供サービス(有料・無料を問わない。乗換案内、ルート検索サービ…
就職・転職関係(求人情報入手、採用応募等)
在宅勤務(テレワーク、 SOHO
)
通信教育の受講( ラ
e-ーニング)
オンラインゲーム(ネットゲーム)
への参加
クイズ・懸賞応募、アンケート回答
デジタルコンテンツの入手・聴取(無料のもの)
デジタルコンテンツ(音楽・音声、映像、ゲームソフト等)の購入
金融取引(ネットバンキング、ネットトレード等)
商品・サービスの購入・取引(デジタルコンテンツの購入及び金融取引を除く)
商品・サービスの購入・取引(デジタルコンテンツの購入を含み金融取引を除く)
商品・サービスの購入・取引 全体)
(
電子政府・電子自治体の利用(電子申請、電子申告、電子届出)
インターネットオークション
電子ファイルの交換・ダウンロード(P2P、FTPなど)
メールマガジンの受信(有料・無料を問わない)
電子メールの受発信(メールマガジンは除く)
ラジオ、テレビ番組、動画のインターネット配信サービス
動画投稿・共有サイトの利用
電子掲示板(BBS)・チャットの閲覧、書き込み
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)への参加
マイクロブログの閲覧・投稿
ホームページ(ウェブ)・ブログの開設・更新
ソーシャルメディアの利用 全体)
(
毎日1回以上
月に1回以上
79.6%
週に1回以上
※無回答を除く
※家庭外のインターネット接続について、 主としてスマートフォン
ないし携帯電話を使用する個人の利用状況の比率を示す(無回
答を除く)。
個人のホームページ(ウェブ)・ブログの閲覧
それ以下
企業・政府等のホームページ(ウェブ)・ブログの閲覧
3.9% 3.2%
13.3%
家庭外でのネット利用に
主としてスマートフォンを使用
<携帯電話>
ホームページ(ウェブ)・ブログの閲覧 全体)
(
<スマートフォン>
0.0
スマートフォン利用者は、約8割が
毎日1回以上家庭外でインターネット接続。
20.0
それ以下
30.0
週に1回以上
53.9%
月に1回以上
24.2%
地図情報の利用は
スマートフォンが
多い。
電子商取引関係は
スマートフォンが多い。
ホームページ閲覧・ソーシャル
メディア利用はスマートフォンが
多い。
70.0
家庭外でのネット利用に
主として携帯電話を使用
40.0
10.4%
家庭外での目的別利用率
家庭外でのインターネット利用頻度
3
2 携帯電話ユーザーとスマートフォンユーザーのインターネット利用動向②
スマートフォンユーザーの方が、携帯電話ユーザーよりインターネットの各種機能・サービスの利用に積極的
10.0
2 携帯電話ユーザーとスマートフォンユーザーのインターネット利用動向③
4
スマートフォンユーザーの方が、携帯電話ユーザーより、家庭外からの電子商取引利用についても概ね積極的
家庭外での電子商取引の利用率
ネット経由の商品の購入は、
スマートフォン利用が多い。
家庭外でのインターネット購入の上限金額
コンテンツ配信の利用も、概ねスマートフォン
利用が多いが、商品購入ほど差はない。
14.0
12.0
10.0
<携帯電話>
着メロ・着うたは
携帯電話利用が多い。
家庭外でのネット利用に
主としてスマートフォンを使用
スマートフォンは、従来型携帯電話より、インターネット
購入上限金額が平均で約2,500円高い。
9.6%
3.1% 3.0%
千円以下
3千円以下
25.6%
8.0
5千円以下
13.8%
6.0
13.8%
18.4%
2万円以下
12.6%
5万円以下
4.0
10万円以下
平均金額:
2.0
その他のデジタルコンテンツ
地図情報提供サービス
待受け画面
着信メロディ・着うた
ゲーム
電子書籍
有料メールマガジン
ニュース、天気予報
映像( ※
デジタル配信されるもの)
音楽( ※
デジタル配信されるもの)
ソフトウェア(
コンピュータプログラム)( ※
デジタル配信されるもの)
その他(家具、家電製品、自動車関連部品など)
金融取引(インターネットによる銀行・証券・保険取引など)
旅行関係(パック旅行申込、旅行用品購入等)
各種チケット・クーポン・商品券(交通機関、コンサート等のチケット、ギフト券
など)
趣味関連品・雑貨(玩具、ゲームソフト、楽器、スポーツ用品、文房具など)
食料品(食品、飲料、酒類)
化粧品・衣料品・アクセサリー類
家庭外でのネット利用に
主として携帯電話を使用
書籍・CD・DVD・ブルーレイディスク(電子書籍などデジタル配信されるもの
は含めない)
パソコン関連(パソコン本体、周辺機器、OS等のソフトウェア(DVD R|OM等の
物品に限る))
0.0
1万円以下
10万円以上
13,054円
<スマートフォン>
10.5%
4.3%
3.7%
千円以下
3千円以下
17.2%
12.1%
15.3%
12.2%
24.9%
5千円以下
1万円以下
2万円以下
5万円以下
10万円以下
10万円以上
※家庭外のインターネット接続について、
主としてスマートフォンないし携帯電話を
使用する15歳以上の個人の電子商取引の
利用状況の比率を示す(無回答を除く)。
平均金額:
15,533 円
※1 15歳以上の家庭外からのインターネッ トでの購入経験者に
占める金額の比率及び平均金額を示す(無回答を除く)。
5
3 主要情報通信機器の世帯保有の状況(世帯)
主要情報通信機器の世帯保有の状況
保有端末別家庭内無線LANの利用率(世帯)
情報通信機器の普及が全体的に飽和状況の中、スマートフォン保有が顕著な伸び。
(%) 100.0
携帯電話・PHS
(スマートフォン含む)
90.0
80.0
固定電話
70.0
パソコン
スマートフォン・タブレット端末保有世帯の
利用率は6割を超える。
全体
39.3
60.0
50.0
インターネットに
接続できるテレビ
平成19年末
(n=3,640)
平成20年末
(n=4,515)
平成21年末
(n=4,547)
平成22年末
(n=22,271)
平成23年末
(n=16,530)
携帯電話・PHS(スマートフォン
含む)
95.0
95.6
96.3
93.2
94.5
固定電話
90.7
90.9
91.2
85.8
83.8
パソコン
85.0
85.9
87.2
83.4
77.4
FAX
55.4
53.5
57.1
43.8
45.0
インターネットに接続できるテレ
ビ
11.7
15.2
23.2
26.8
33.6
インターネットに接続できる家庭
用ゲーム機
15.2
20.8
25.9
23.3
24.5
7.2
8.5
3.5
6.2
9.7
29.3
タブレット型端末
4.3
5.5
7.6
※ 「携帯電話・PHS(スマートフォン含む)」は、平成22年末以降において、スマートフォンを内数に含む。
平成23年末のスマートフォンを除いた場合の保有率は89.4%である。
39.8
スマートフォン
保有世帯
タブレット型端末
10.0
(再掲)スマートフォン
50.3
インターネットに接続
できる家庭用ゲーム機
20.0
その他インターネットに接続でき
る家電(情報家電)等
パソコン保有世帯
スマートフォン(再掲)
30.0
0.0
8.5
FAX
40.0
※無回答を除く
52.2
その他インター
ネット接続でき
る家電(情報
家電)等
9.9
60.8
30.3
タブレット端末
保有世帯
8.8
71.5
23.6
4.9
0%
20%
40%
利用している
60%
80%
導入予定
100%
導入予定なし
※無回答を除く
6
4 インターネット利用の年齢階層別状況 ①インターネット普及率
60歳代以上のインターネット利用は、概ね増加傾向にあるが、水準としては他の世代に比べて低い。
13歳~49歳までの利用率が9割を超えているのに対し、60歳以上は大きく下落。
(%)
①年齢階層別
97.7
100
96.4 97.2 97.4
96.3 95.6
96.3 95.1 95.8
95.494.2 94.9
86.1
80
78.0
86.686.1
78.279.1
73.9
71.6 70.1
68.665.5
61.6
60
58.0
57.060.9
39.2
40
42.6
32.9
18.5 20.3
20
14.3
0
全体
6-12歳 13-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-64歳 65-69歳 70-79歳 80歳以上
平成21年末(n=13,928)
平成22年末(n=59,346)
平成23年末(n=41,900)
(注)「全体」は6歳以上人口をさす。
「無回答者」を除いて集計。
7
4 インターネット利用の年齢階層別状況 ②電子商取引利用
ネット経由の商品購入については、40代までと50代以降に、利用率に大きな格差が存在。
電子商取引の利用率(年代別比較)
35.0
20~29歳
30~39歳
40~49歳
50~59歳
60歳以上
30.0
25.0
20.0
15.0
10.0
5.0
0.0
食
料
品
(
食
品
、
飲
料
、
酒
類
)
趣
味
関
連
品
・
雑
貨
(
玩
具
、
ゲ
ー
ム
ソ
フ
ト
、
楽
器
、
ス
ポ
ー
ツ
用
品
、
文
房
具
な
ど
)
各
種
チ
ケ
ッ
ト
・
ク
ー
ポ
ン
・
商
品
券
(
交
通
機
関
、
コ
ン
サ
ー
ト
等
の
チ
ケ
ッ
ト
、
ギ
フ
ト
券
な
ど
)
旅
行
関
係
(
パ
ッ
ク
旅
行
申
込
、
旅
行
用
品
購
入
等
)
金
融
取
引
(
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
に
よ
る
銀
行
・
証
券
・
保
険
取
引
な
ど
)
そ
の
他
(
家
具
、
家
電
製
品
、
自
動
車
関
連
部
品
な
ど
)
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
(
コ
ン
ピ
ュ
ー
タ
プ
ロ
グ
ラ
ム
)
(
音
楽
(
映
像
(
デ
ジ
タ
ル
配
信
さ
れ
る
も
の
)
デ
ジ
タ
ル
配
信
さ
れ
る
も
の
)
※
化
粧
品
・
衣
料
品
・
ア
ク
セ
サ
リ
ー
類
※
|
書
籍
・
C
D
・
D
V
D
・
ブ
ル
ー
レ
イ
デ
ィ
ス
ク
(
な電
い子
)書
籍
な
ど
デ
ジ
タ
ル
配
信
さ
れ
る
も
の
は
含
め
ニ
ュ
ー
ス
、
天
気
予
報
有
料
メ
ー
ル
マ
ガ
ジ
ン
電
子
書
籍
ゲ
ー
ム
着
信
メ
ロ
デ
ィ
・
着
う
た
待
受
け
画
面
地
図
情
報
提
供
サ
ー
ビ
ス
そ
の
他
の
デ
ジ
タ
ル
コ
ン
テ
ン
ツ
※
限
る
)
)
パ
ソ
コ
ン
関
連
(
パ
ソ
コ
ン
本
体
、
周
辺
機
器
、
O
S
等
の
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
(
D
V
D
R
O
M
等
の
物
品
に
デ
ジ
タ
ル
配
信
さ
れ
る
も
の
)
※当該世代のインターネット利用者のうち、
当該品目の購入経験がある者の割合を示す。
※無回答を除く。
8
5 データ通信料金プランについて
0%
データ通信料金プランの状況
料金体制の見直しに関する意向
スマートフォン利用者は定額料金プラン(1段階(フラット)制)
の契約が5割を超えている。
定額料金プラン契約者の7割が、引き続き現在のような定額制
中心の料金体系が良いとしている。
20%
40%
60%
80%
全体
(n=28,623)
45.6
36.4
携帯電話契
約者
(n=24,800)
46.8
32.5
100%
41.5
定額料金プラン(2段階制)
10%
18.0
20.7
54.9
30%
40%
50%
70.1
60%
70%
80%
8.6
90% 100%
21.3
定額料金プラン
(2段階制)(n=12,073)
77.2
7.2
15.6
定額料金プラン(1段階
(フラット)制)(n=9,381)
76.9
8.0
15.1
それ以外の料金プラン
(従量制等)(n=4,637)
定額料金プラン(1段階(フラット)制)
20%
全体
(n=26,570)
3.6
スマートフォ
ン契約者
(n=4,686)
0%
37.1
13.7
49.2
それ以外の料金プラン(従量制等)
※対象:携帯電話・スマートフォン・タブレット型端末契約者
(無回答を除く)
定額制中心の料金体系が良い
通信速度を維持するため、従量制でも良い
どれでも良い
※対象:携帯電話・スマートフォン・タブレット型端末契約者
(無回答を除く)
6
9
クラウドサービスの利用状況(企業)
クラウドサービスの利用状況
クラウドサービスを利用している企業の割合は平成22年末の14.1%から21.6%に上昇。
クラウドサービスを利用しない理由
資本金規模別クラウドサービス利用状況
クラウドサービスの利用率は概ね資本金規模に比例して
上がる傾向にある。
クラウドサービスを利用していない企業は、42%が「必要ない」、
34%がセキュリティ面の不安を挙げている。
50%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
44.4
41.4
必要がない
40%
42.3
情報漏洩などセキュリティに不安がある
33.7
29.8
30%
26.2
26.2
23.7
22.2
21.6
19.9
20%
14.1
14.4
13.2
クラウドの導入に伴う既存システムの改修コスト
が大きい
23.4
メリットが分からない、判断できない
22.7
16.3
15.0
13.1
12.8
11.9
ネットワークの安定性に対する不安がある
15.1
9.8
10%
ニーズに応じたアプリケーションのカスタマイズ
ができない
10.0
通信費用がかさむ
0%
全
体
1
,
0
0
0
万
円
未
満
3
,
0
0
0
万
円
未
満
1
,
0
0
0
万
円
~
5
,
0
0
0
万
円
未
満
平成22年末(n=2,067)
3
,
0
0
0
万
円
~
1
億
円
未
満
5
,
0
0
0
万
円
~
5
億
円
未
満
1
億
円
~
1
0
億
円
未
満
5
億
円
~
5
0
億
円
未
満
1
0
億
円
~
5
0
億
円
以
上
平成23年末(n=1,892) ※無回答を除く
9.4
法制度が整っていない
5.6
クラウドの導入によって自社コンプライアンスに
支障をきたす
5.6
その他
9.2
(n=727)
※無回答を除く
10
7 企業通信網に対するセキュリティ侵害状況(企業)
企業の情報セキュリティ対策の状況
企業の情報セキュリティ被害の状況
ウイルス感染又は被害を受けたと回答した企業の比率は平成21
年調査の62.4%から平成23年調査では38.8%と大きく低下。
0%
20%
40%
何らかの対策を講じているとの回答が、平成21年調査から
平成23年調査にかけていずれも97%台と高い水準で推移。
60%
0.0
80%
20.0
40.0
60.0
80.0
100.0
97.8
97.1
97.0
対応している
何らかの被害を受けた
40.5
64.3
51.1
85.8
83.2
84.1
パソコンなどの端末(OS、ソフト等)に
ウィルス対策プログラムを導入
サーバにウィルス対策プログラムを導入
ウィルスに感染
又はウィルスを発見
38.8
コンピュータウィルスを発見し、
少なくとも1回は感染した
不正アクセス
17.1
11.5
故意・過失による情報漏洩
1.3
0.8
0.7
ホームページの改ざん
0.3
0.4
0.1
その他の侵害
0.9
0.7
0.4
OSへのセキュリティパッチの導入
37.6
37.1
セキュリティポリシーの策定
30.2
32.3
アクセスログの記録
平成21年末
(n=1,787)
平成22年末
(n=2,050)
平成23年末
(n=1,860)
セキュリティ監査
データやネットワークの暗号化
認証技術の導入による利用者確認
※無回答を除く
ウィルス対策対応マニュアルを策定
セキュリティ管理のアウトソーシング
回線監視
35.7
Webアプリケーション
ファイアウォールの設置・導入
48.9
59.5
29.0
30.3
プロキシ(代理)サーバ等の利用
外部接続の際にウィルスウォールを構築
不正侵入検知システム(IDS)の導入
その他の対策
特に対応していない
46.7
44.0
46.4
22.6
23.7
55.4
55.0
58.2
40.1
40.4
37.8
29.5
19.1
20.0
24.1
15.0
16.6
24.1
14.8
17.5
20.9
12.8
12.0
18.3
10.4
12.4
12.1
9.3
10.8
17.9
9.0
10.6
8.6
9.2
7.0
7.0
4.0
3.6
3.5
2.2
2.9
3.0
70.1
47.5
33.8
34.2
社員教育
1.9
1.6
0.9
1.1
1.4
1.0
ID、パスワードによるアクセス制御
ファイアウォールの設置
26.5
3.6
2.0
2.3
DoS攻撃
特に被害はない
62.4
37.1
32.3
27.4
コンピュータウィルスを発見したが
感染しなかった
スパムメールの中継利用・踏み台
48.7
64.4
63.8
63.1
13.7
※ 「Webアプリケーショ ンファ イアウォールの設置・導入」は、平成22年末からの調 査項目
平成21年末
(n=1,807)
平成22年末
(n=2,060)
平成23年末
(n=1,855)
※無回答を除く
別 添 2
平成 23 年通信利用動向調査の結果(概要)
目
次
1 インターネット等の普及状況
(1) インターネット利用者数及び人口普及率 (個人) ·································································································
(2) インターネット利用率 (個人) ········································································································································
(3) 端末別インターネット利用率 (個人) ·························································································································
(4) インターネット利用率 (企業)·············································································································································
(5) インターネット接続回線の種類 (世帯) ····················································································································
(6) 家庭内無線 LAN の利用状況 (世帯) ·······················································································································
(7) インターネット接続回線の種類 (企業) ····················································································································
(8) 主な情報通信機器の普及状況 (世帯) ······················································································································
1
2
3
5
5
6
6
7
2 個人におけるICT利用の現状
(1) インターネットの利用目的 ·················································································································································· 8
(2) インターネットにより購入・取引した商品・サービス ··························································································· 9
(3) インターネットで購入する際の決済方法 ··················································································································· 11
(4) インターネットで購入する際の上限金額 ··················································································································· 11
(5) 映像・音声コンテンツの利用について ·························································································································· 13
(6) 個人におけるソーシャルメディアの利用について ································································································ 14
(7) データ通信料金プランについて ········································································································································ 15
3 企業におけるICT利用の現状
(1) 企業通信網の構築状況 ·······················································································································································
(2) 企業におけるソーシャルメディアサービスの活用状況 ···················································································
(3) 電子商取引の実施状況 ···················································································································································
(4) インターネットを利用した広告の実施状況 ··············································································································
(5) 無線通信技術を利用した ICT 関連ツールの導入状況 ···················································································
(6) クラウドコンピューティングサービスの利用状況 ································································································
(7) テレワーク ····················································································································································································
4 安全・安心への取組状況
(1) セキュリティ対策の実施状況 (世帯) ····························································································································
(2) インターネット利用で感じる不安 (世帯) ·················································································································
(3) 企業通信網に対するセキュリティ侵害と対策の状況 (企業) ····································································
(4) インターネット、企業内 LAN 等を利用する上での問題点 (企業) ··························································
(5) 個人情報保護対策の実施状況 (企業) ···················································································································
17
18
19
20
21
22
24
26
27
28
30
30
1 インターネット等の普及状況
(1) インターネット利用者数及び人口普及率 (個人)
平成 23 年の 1 年間にインターネットを利用したことのある人は推計で 9,610 万人と、前年に
比べ 148 万人の増加。人口普及率は 79.1%となった。
インターネット利用者数及び人口普及率の推移(個人)
(万人)
10,000
利用者数
9,000
7,730
8,000
8,529
8,811
9,091
64.3
9,408
9,462
9,610
100%
90%
7,948
80%
72.6
70.8
5,593
73.0
75.3
78.0
78.2
79.1
70%
60%
66.0
57.8
5,000
4,000
8,754
6,942
7,000
6,000
人口普及率
50%
40%
46.3
3,000
30%
2,000
20%
1,000
10%
0
0%
平成13年末
平成14年末
平成15年末
平成16年末
平成17年末
平成18年末
平成19年末
平成20年末
平成21年末
平成22年末
平成23年末
(注) ① 調査対象年齢は6歳以上。
② インターネット利用者数(推計)は、6歳以上で、調査対象年の1年間に、インターネットを利用したことがある者を対象として行った本
調査の結果からの推計値。インターネット接続機器については、パソコン、携帯電話・PHS、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機
等あらゆるものを含み(当該機器を所有しているか否かは問わない。
)
、利用目的等についても、個人的な利用、仕事上の利用、学校での利用
等あらゆるものを含む。
③ インターネット利用者数は、6 歳以上の推計人口(国勢調査結果及び生命表等を用いて推計)に本調査で得られた 6 歳以上のインターネッ
ト利用率を乗じて算出。
④ 無回答については除いて算出している。
(以下、本資料に記載した結果につき同じ。
)
(2)インターネット利用率 (個人)
インターネット利用率を年齢階級別の推移でみると、13~49歳までの年齢階級では9割を超え
ている。また、60 歳以上の年齢階級では、概ね増加傾向にあるが、他の年齢階級と比べると低
い状況である。
所属世帯年収別にみると、所得の高い世帯ほど利用率が高くなっている。
利用頻度でみると、スマートフォン利用者(家庭外)は、約8割が「毎日少なくとも1回」利用して
いる。
都道府県別にみると、大都市のある都道府県を中心に利用率が高く、平均以上の利用率の都
道府県は、北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、奈良県の9
都道府県となっている。
(注) 平成 23 年調査より、個人を対象とする調査事項を「家庭内」、「家庭外」別に問う形式に変更。
1
年齢階級別インターネット利用率の推移(個人)
男女別年齢階級別インターネット利用率(個人)(平成 23 年末)
所属世帯年収別インターネット利用率(個人)(平成 23 年末)
家庭内外別インターネット利用頻度(平成 23 年末)
0%
20%
40%
家庭内 (n=26,342)
60%
80%
57.0
家庭外 (n=19,219)
25.9
59.1
毎日少なくとも1回
100%
11.1
19.5
週に少なくとも1回
(毎日ではない)
6.0
8.7
月に少なくとも1回
(毎週ではない)
12.7
それ以下
(年1回以上)
(対象は、家庭内または家庭外でインターネットを利用した人)
主要端末別家庭内外別インターネット利用頻度(平成 23 年末)
0%
自宅のパソコン(家庭内) (n=20,124)
携帯電話(家庭外) (n=6,277)
20%
40%
80%
56.4
100%
27.1
53.8
スマートフォン(家庭外) (n=2,240)
毎日少なくとも1回
60%
24.2
79.6
週に少なくとも1回
(毎日ではない)
10.4
13.3
月に少なくとも1回
(毎週ではない)
(対象は、主に利用した機器別に、家庭内または家庭外でインターネットを利用した人)
2
11.2
それ以下
(年1回以上)
5.3
11.5
3.9 3.2
都道府県別インターネット利用率(個人)(平成 23 年末)
インターネット利用率(個人)
都道府県(n)
利用率(%)
都道府県(n)
北海道
(811)
82.7
滋賀県
(884)
青森県
(824)
65.7
京都府
(771)
岩手県
(1,086)
70.4
大阪府
(783)
宮城県
(897)
78.8
兵庫県
(989)
秋田県
(1,082)
68.0
奈良県
(1,019)
山形県
(1,004)
71.0
和歌山県
(777)
福島県
(909)
73.2
鳥取県
(953)
茨城県
(910)
75.1
島根県
(909)
栃木県
(957)
75.3
岡山県
(1,256)
群馬県
(968)
74.3
広島県
(860)
埼玉県
(850)
82.4
山口県
(711)
千葉県
(796)
81.4
徳島県
(726)
東京都
(779)
84.1
香川県
(893)
神奈川県
(746)
87.5
愛媛県
(637)
新潟県
(1,165)
71.2
高知県
(712)
富山県
(1,385)
72.1
福岡県
(784)
石川県
(1,066)
75.8
佐賀県
(853)
福井県
(981)
76.9
長崎県
(707)
山梨県
(944)
74.2
熊本県
(753)
長野県
(1,095)
73.9
大分県
(834)
岐阜県
(1,194)
74.0
宮崎県
(717)
静岡県
(938)
77.6
鹿児島県
(607)
愛知県
(849)
83.3
沖縄県
(584)
三重県
(945)
77.8
(注)網掛けは、全国平均(79.1%)以上の都道府県。
3
利用率(%)
79.0
79.7
82.0
78.6
79.5
76.3
72.9
72.5
76.3
75.4
72.1
76.5
74.6
73.4
68.7
78.8
74.8
72.3
73.2
72.5
68.3
75.7
76.8
(3) 端末別のインターネット利用率 (個人)
平成 23 年 1 年間の端末別インターネット利用状況をみると、「自宅のパソコン」が 62.6%と最も多く、
次いで「携帯電話」(52.1%)、「自宅以外のパソコン」(39.3%)となっており、スマートフォンは 16.2%とな
っている。
更に、主な端末別インターネット利用状況を世代別にみると、「自宅のパソコン」は 13~49 歳の各年
齢階級で約8割が利用している。「携帯電話」は 13~59 歳の各年齢階級で約6~7割が利用している。
60 歳代以上についてみると、「自宅のパソコン」(31.1%)より「携帯電話」(33.2%)の方が多い。「スマー
トフォン」は、特に 20 歳代で 44.9%と4割以上が利用している。
主要端末別インターネット利用率(個人)
インターネット利用率(全
体)
主要端末別世代別インターネット利用率(個人)
79.1
自宅のパソコン
62.6
携帯電話
52.1
自宅以外のパソコン
39.3
スマートフォン
16.2
家庭用ゲーム機・その他
6.0
タブレット型端末
4.2
インターネットに接続でき
るテレビ
4.1
0%
20%
40%
60%
80%
(n=41,900)
家庭内外でインターネット接続に用いる主な端末(平成 23 年末)
家庭内
タブレット型端末,
0.8
家庭外
家庭用ゲーム インターネットに接
機・その他, 0.6 続できるテレビ,
0.2
スマートフォン, 6.0
家庭外では利用し
ない, 13.7
家庭内では利用し
ない, 1.3
その他の機器, 0.4
タブレット型端末,
0.6
スマートフォン,
11.4
携帯電話, 16.2
自宅のパソコン,
74.9
自宅以外の
パソコン, 46.7
携帯電話, 27.3
(対象は、家庭内でのインターネット利用者 (n=28,170))
(対象は、家庭外でのインターネット利用者 (n=22,723))
4
(4) インターネット利用率(企業)
企業のインターネット利用率は、98.8%であった。
過去からの推移をみると、99%付近で横ばいとなっており、企業ではインターネット利用が十分に普及
していることがうかがわれる。
インターネット利用率の推移(企業)
100%
97.5
98.1
97.6
98.1
98.7
99.0
99.5
98.8
98.8
96.1
94.5
95%
90%
85%
80%
平成13年末 平成14年末 平成15年末 平成16年末 平成17年末 平成18年末 平成19年末 平成20年末 平成21年末 平成22年末 平成23年末
(5) インターネット接続回線の種類 (世帯)
自宅のパソコンやインターネット接続ができるテレビ等からのインターネット接続にブロードバンド回線
を利用している世帯の割合は 81.9%と、前年から 4.0 ポイントの増加。また、ブロードバンド回線利用世帯
のうち 52.3%が光回線を利用している。
自宅のパソコンやインターネット接続ができるテレビ等からの
インターネット接続回線の推移(世帯)(複数回答)
(注)①集計対象は「自宅のパソコン」
、
「タブレット型端末」
、
「インターネットに接続できるテレビ」及び「その他の機器」からのインターネット利用世帯。
②「ブロードバンド回線」は、DSL回線、ケーブルテレビ回線、光回線、固定無線回線(FWA)
、BWAアクセスサービス、
第三世代携帯電話回線(パソコンに接続して使う場合のみ)及びLTEがある。
③「ナローバンド回線」には、上記以外に携帯電話回線(第3世代携帯電話回線及びLTE以外)
、PHS回線がある。
5
(6) 家庭内無線 LAN の利用状況(世帯)
全世帯を対象に家庭内無線 LAN の利用状況をみると 39.3%、自宅からパソコン等でインターネット接続
している世帯を対象にみると 50.3%となり、インターネット接続世帯では過半数の世帯で利用されている。
インターネット接続回線別にみると、ブロードバンド回線(DSL、光回線等)接続世帯は 58.5%、ナローバ
ンド回線(電話回線、ISDN 回線等)接続世帯は 48.0%と、ブロードバンド回線接続は過半数の世帯で利用
されている。
保有端末別にみると、スマートフォン、タブレット端末保有世帯では6割以上の世帯で利用されている。
家庭内無線 LAN の利用状況(平成 23 年末)
0%
全 体
(n=16,378)
20%
40%
39.3
パソコン保有世帯
(n=12,133)
80%
8.5
ブロードバンド回線
(n=8,787)
ナローバンド回線
(n=2,589)
60%
52.2
58.5
9.3
48.0
スマートフォン保有世帯
(n=4,168)
タブレット端末保有世帯
(n=1,184)
32.2
10.9
50.3
100%
41.2
9.9
60.8
39.8
8.8
30.3
71.5
利用している
現在利用して
いないが、導
入する予定が
ある
利用していな
いし、導入の予
定もない
23.6
4.9
(注) ① 家庭内無線 LAN は、有線 LAN 併用の場合を含む。
② ブロードバンド回線(DSL、光回線等)接続は、ナローバンド回線併用の場合を含む。
③ ナローバンド回線(電話回線、ISDN 回線等)接続は、ブロードバンド回線併用の場合を含む。
(7) インターネット接続回線の種類 (企業)
自社からのインターネット接続にブロードバンド回線を利用している企業の割合は 83.4%で、前年から
3.7 ポイント増加した。また、光回線の利用率も 4.7 ポイント増の 78.9%となり、企業における光回線による
ブロードバンド化が着実に進展している。
インターネット接続回線の種類(企業)(複数回答)
6
(8) 主な情報通信機器の普及状況(世帯)
情報通信機器の普及状況を機器別にみると、「携帯電話・PHS」及び「パソコン」の世帯普及
率は、それぞれ94.5%、77.4%となっている。また、「携帯電話・PHS」の内数である「スマ
ートフォン」は、29.3%(対前年比19.6ポイント増)と急速に普及が進んでいる。
主な情報通信機器の普及状況の推移(世帯)
7
2 個人におけるICT利用の現状
(1) インターネットの利用目的
インターネットの利用目的については、家庭内からの利用は、「電子メールの受発信」が
70.1%と最も高く、次いで、「ホームページ(ウェブ)・ブログの閲覧」(63.6%)、「商品・サービスの
購入・取引」(60.1%)となっている。
家庭外からの利用は、主にスマートフォンを利用する者が主に携帯電話を利用する者に比
べ、インターネットの各種機能・サービスの利用に概ね積極的であることがうかがわれ、とりわ
け、商品・サービスの購入・取引について差が大きい。
また、世代別にみると、40歳代までの方が50歳代以上に比べ、インターネットの各種機能・
サービスの利用に積極的であることがうかがわれる。
家庭内・家庭外からのインターネット利用の機能・サービス(個人)
(複数回答) (平成 23 年末)
(注) 家庭内または家庭外からのインターネット利用者に占める機能・サービス別利用者の割合を示す。
8
主要端末別インターネット利用の機能・サービス(個人)
(複数回答) (平成 23 年末)
(注) 「自宅パソコン」は、家庭内からのインターネット接続に主にパソコンを使用する者を対象とし、「携帯電話(家庭外)」、「スマートフォン(家庭外)」は、
家庭外からのインターネット接続に主に当該機器を使用する者を対象として、各対象に占める機能・サービス別利用者の割合を示す。
インターネット利用の機能・サービス(成人) (複数回答)
(平成 23 年末)
(注) 当該世代のインターネット利用者のうち、当該機能・サービスの利用経験がある者を示す。
9
(2) インターネットにより購入・取引した商品・サービス
家庭外からの利用について、主に携帯電話を利用する者と主にスマートフォンを利用する者
を比べると、インターネットを経由した商品・サービスの購入には、主にスマートフォンを利用す
る者の方が積極的であることがうかがわれる。デジタルコンテンツの購入も、概ね主にスマート
フォンを利用する者の方が積極的であることがうかがわれるが、商品・サービスの購入ほどは
差がない。
年齢階級別にみると、商品・サービスの購入は、40歳代までと50歳代以降で傾向に違いが
みられる。
主要端末別インターネットで購入した物品・サービス(個人)
(複数回答) (平成 23 年末)
(注) 「自宅パソコン」は、家庭内からのインターネット接続に主にパソコンを使用する者を対象とし、「携帯電話(家庭外)」、「スマートフォン(家庭外)」は、
家庭外からのインターネット接続に主に当該機器を使用する者を対象として、各対象に占める機能・サービス別利用者の割合を示す。)
世代別インターネットで購入した物品・サービス(成人)
(複数回答) (平成 23 年末)
(注) 当該世代のインターネット利用者のうち、当該品目の購入経験がある者を示す。
10
(3) インターネットで購入する際の決済方法
インターネットで購入する際の決済方法をみると、「クレジットカード払い」が 57.7%と最も多く、
次いで、「商品配達時の代金引換」(47.6%)、「コンビニエンスストアカウンターでの支払い」
(33.9%)、「銀行・郵便局の窓口・ATMでの支払い」(31.2%)となっている。
インターネットで購入する際の決済方法(複数回答)(平成 23 年末)
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
クレジットカード払い
(配達時を除く)
57.7
商品配達時の代金引換
47.6
コンビニエンスストアカウンターでの支払い
33.9
銀行・郵便局の窓口・ATMでの支払い
31.2
インターネットバンキング・
モバイルバンキングによる支払い
14.4
通信料金・プロバイダ利用料金
への上乗せによる支払い
その他(現金書留、小切手等)
10.7
1.2
平成23年(n=13,527)
(4) インターネットで購入する際の上限金額
15 歳以上のインターネットでの商品・サービス購入経験者における、1回あたりの平均購入上
限金額をみると、家庭内全体では 22,361 円となっており、家庭内で主に利用する端末別にみる
と、自宅のパソコンが 23,858 円と最も高く、次いで、スマートフォンが 19,410 円、携帯電話が
13,054 円となっている。
また、家庭外全体では 20,127 円となっており、家庭外で主に利用する端末別にみると、自宅
以外のパソコンが 25,084 円、次いで、スマートフォンが 15,533 円、携帯電話が 13,054 円となって
いる。
家庭内外からインターネットで購入する際の平均上限金額(平成 23 年末)
(円)
(円)
30,000
30,000
25,000
22,361
25,084
23,858
25,000
20,127
19,410
20,000
20,000
13,054
15,000
13,054
15,000
10,000
10,000
5,000
5,000
0
15,533
0
家庭内全体
(n=12,765)
自宅のパソコン
携帯電話
スマートフォン
(n=10,139) (PHS・PDAを含む) (n=818)
(n=1,552)
家庭外全体
(n=3,024)
(家庭内)
自宅以外の
パソコン
(n=1,569)
携帯電話
スマートフォン
(PHS・PDAを含む) (n=493)
(n=775)
(家庭外)
(対象は、15 歳以上の家庭内からのインターネットでの購入経験者。)
11
(対象は、15 歳以上の家庭外からのインターネットでの購入経験者。)
家庭内からインターネットで購入する際の平均上限金額(平成 23 年末)
家庭外からインターネットで購入する際の平均上限金額(平成 23 年末)
12
(5) 映像・音声コンテンツの利用について
映像・音声コンテンツの利用サービスについては、「投稿型の動画共有サービス(オンデマン
ド型)」が 73.7%と最も高く、次いで、「放送番組配信サービス(オンデマンド型)」(28.4%)となって
いる。
利用端末をみると、全体、家庭内外ともパソコンが最も多く利用されており、次いで、スマート
フォンとなっている。
利用目的をみると、「自分の好きなアーティストなどの動画を視聴するため」が 59.8%と最も高
く、次いで、「話題となっている動画・番組を視聴するため」(44.3%)となっている。
映像・音声コンテンツの利用サービス
(複数回答)
(平成 23 年末)
80%
映像・音声コンテンツの利用端末
(全体は複数回答)
(平成 23 年末)
100%
73.7
(n=8,781)
70%
90%
80%
60%
全体(n=8,903)
66.2
70%
50%
40%
19.6
20%
家庭外(n=5,237)
50%
28.4
30%
15.7
31.1
30%
10%
18.3
20%
3.4
投
稿
型
(
オの
ン動
デ画
マ
ン共
ド有
型サ
)ー
ビ
ス
放
送
(
オ番
ン組
デ
マ配
ン信
ドサ
型ー
)ビ
ス
投
稿
型
(
ラの
イ動
ブ画
配共
信有
型サ
)ー
ビ
ス
放
送
(
ラ番
イ組
ブ配
配信
信サ
型ー
)ビ
ス
そ
の
他
0%
32.8
36.3
36.8
9.1
6.0
2.3 2.3
タ
ブ
レ
ッ
ト
型
端
末
ス
マ
ー
ト
フ
ォ
ン
3.5 1.2
家庭内(n=10,594)
26.0
59.8
(n=8,691)
50%
44.3
39.2
40%
25%
20.0
19.0 17.6
20%
15%
30%
24.0
20%
11.4
16.3
10%
10%
5%
2.7
5.8
0%
年
1そ
回れ
以以
上下
)
な
ど
の
動
画
等
を
視
聴
す
る
た
め
)
)
月
毎に
少
週な
でく
はと
なも
い1
回
(
週
毎に
少
日な
でく
はと
なも
い1
回
(
毎
日
少
な
く
と
も
1
回
(
0%
13
自
分
の
好
き
な
ア
ー
テ
ィ
ス
ト
を
視
聴
す
る
た
め
話
題
に
な
っ
て
い
る
動
画
・
番
組
視
聴
で
き
る
か
ら
自
分
の
好
き
な
時
・
場
所
で
視
聴
す
る
た
め
見
逃
し
た
番
組
を
れ
る
動
画
を
視
聴
す
る
た
め
特
定
の
サ
イ
ト
の
み
で
公
開
さ
0.2
接イ
続ン
でタ
きー
るネ
テッ
レト
ビに
映像・音声コンテンツの利用目的
(複数回答)
(平成 23 年末)
家庭外(n=5,328)
30%
22.5 24.3
(
P
H
S携
、帯
P電
D話
A
含
む
)
パ
ソ
コ
ン
60%
40%
22.5
7.9
10%
映像・音声コンテンツの利用頻度
(平成 23 年末)
35%
家庭内(n=8,938)
60%
40%
0%
86.5
又
は
難
視
聴
地
域
だ
か
ら
ラ
ジ
オ
や
テ
レ
ビ
が
な
い
、
そ
の
他
(6) 個人のソーシャルメディアの利用について
インターネットの利用端末別にソーシャルメディアの利用率をみると、タブレット型端末を利用し
ている人が、ソーシャルメディアを利用している割合が高い。特に、「動画投稿・共有サイトの利
用」は 58.0%と5割を超えている。
また、ソーシャルメディアの利用目的をみると、「知りたいことについての情報を探すため」が
64.4%と最も高く、次いで「従来からの知人とのコミュニケーションのため」(50.1%)、「同じ趣味・
嗜好を持つ人を探すため」(25.1%)となっている。
利用端末別ソーシャルメディア利用率(平成 23 年末)
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
5.3
5.2
マイクロブログの閲覧・投稿
10.8
15.4
12.1
11.9
SNSの参加
25.4
33.0
32.8
29.1
動画投稿・共有サイト利用
46.3
58.0
パソコン
(n=24,906)
携帯電話(PHS・PDAを含む)
(n=19,628)
スマートフォン
(n=5,231)
タブレット型端末
(n=1,202)
ソーシャルメディアの利用目的(平成 23 年末)
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
知りたいことについて情報を探すため
70%
64.4
従来からの知人とのコミュニケーションのため
50.1
同じ趣味・嗜好を持つ人を探すため
25.1
自分の交流関係を広げたいと思ったから
16.3
自分の情報や作品を発表したいから
11.1
同じ悩み事や相談事を持つ人を探すため
6.3
ボランティア活動や社会貢献をするため
2.5
その他
8.5
14
(n=5,229)
(7) データ通信料金プランについて
携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末を契約している人におけるデータ通信料金プラン
をみると、「定額制料金プラン(2段階制)」が 45.6%(無回答除く。以下同じ)、「定額制料金プラン
(1段階(フラット)制)」が 36.4%と、約8割が定額制料金プランを契約している。
「定額制料金プラン(2段階制)」を利用している人における毎月支払額の上限額への到達状
況をみると、「毎月達する」が 34.8%「ほぼ毎月達する」が 23.3%と、約6割が毎月支払額が上限
に達する状況となっている。
現在の定額制料金体系の見直しの動きについては、「通信速度が遅くなる可能性があっても、
現在のような上限のある定額制中心の料金体系が良い」が 70.1%、「通信速度を維持するため、
従量制でも良い」が 8.6%、「どれでも良い」が 21.3%と、定額制中心の料金体系を望む声が多か
った。
これをデータ通信料金プラン別にみると、定額制料金プランを契約している人のそれぞれ4分
の3強、毎月支払額の上限額への到達状況別にみると、「上限に毎月達する」と回答した人のう
ち、8 割強が、それぞれ定額制中心の料金体系を望んでいる状況である。
データ通信料金プランの状況(平成 23 年末)
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
全体
(n=28,623)
45.6
36.4
携帯電話契約者
(n=24,800)
46.8
32.5
スマートフォン契約者
(n=4,686)
41.5
定額料金プラン(2段階制)
70%
80%
90%
18.0
20.7
54.9
定額料金プラン(1段階(フラット)制)
100%
3.6
それ以外の料金プラン(従量制等)
(注) 対象:携帯電話・スマートフォン・タブレット型端末契約者
上限金額への到達状況(平成 23 年末)
0%
10%
全体
(n=12,699)
携帯電話契約者
(n=11,051)
スマートフォン契約者
(n=1,821)
上限に毎月達する
20%
30%
40%
34.8
50%
60%
70%
80%
23.3
30.9
23.1
59.4
100%
41.9
45.9
25.3
上限にほぼ毎月達する
90%
15.4
上限に達する月はあまりない
(注)対象:携帯電話・スマートフォン・タブレット型端末契約者
15
料金体制の見直しに関する意向(平成 23 年末)
0%
10%
20%
全体
(n=26,570)
30%
40%
50%
60%
70%
70.1
80%
90% 100%
8.6
21.3
定額料金プラン
(2段階制)(n=12,073)
77.2
7.2
15.6
定額料金プラン(1段階
(フラット)制)(n=9,381)
76.9
8.0
15.1
それ以外の料金プラン
(従量制等)(n=4,637)
37.1
13.7
49.2
定額制中心の料金体系が良い
通信速度を維持するため、従量制でも良い
どれでも良い
(注)対象:携帯電話・スマートフォン・タブレット型端末契約者
携帯電話契約者
0%
10%
20%
携帯電話契約者
(n=22,836)
30%
40%
50%
60%
67.5
76.0
定額料金プラン(1段階
(フラット)制)(n=7,230)
74.3
37.1
定額制中心の料金体系が良い
80%
8.8
定額料金プラン
(2段階制)(n=10,635)
それ以外の料金プラン
(従量制等)(n=4,519)
70%
90% 100%
23.7
7.3
16.7
8.2
13.2
17.5
49.7
通信速度を維持するため、従量制でも良い
どれでも良い
スマートフォン契約者
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90% 100%
スマートフォン契約者
(n=4,576)
81.9
定額料金プラン
(2段階制)(n=1,858)
83.9
7.4
8.7
定額料金プラン(1段階
(フラット)制)(n=2,549)
82.7
8.3
9.0
それ以外の料金プラン
(従量制等)(n=142)
定額制中心の料金体系が良い
44.6
8.6
27.1
通信速度を維持するため、従量制でも良い
16
9.6
28.3
どれでも良い
3 企業におけるICT利用の現状
(1) 企業通信網の構築状況
全企業を対象に企業通信網(企業内・企業間)の構築状況をみると、企業通信網を構築してい
る企業は 87.5%である。
企業通信網において主に使われている通信サービスについては、「インターネット VPN」が
54.0%で最も多く、次いで「IP-VPN」(41.9%)、「広域イーサネット」(34.2%)となっている。
企業通信網の構築状況(平成 23 年末)
0%
20%
40%
60%
80%
企業通信網を構築
(小計)
87.5
企業内と企業間の両方構築
56.0
企業内のみ構築
企業間のみ構築
100%
30.2
1.2
(n=1,896)
企業通信網をいずれも構築していない
12.5
企業通信網において主に使われている通信サービス(複数回答)
(平成 23 年末)
0%
10%
20%
30%
広域イーサネット
50%
60%
34.2
IP-VPN
41.9
インターネットVPN
54.0
専用線
22.7
電話回線
(ダイヤルアップ)
23.0
その他
分からない
40%
(n=1,630)
8.8
5.2
17
(2) 企業におけるソーシャルメディアサービスの活用状況
ソーシャルメディアサービスを一部でも活用していると回答した企業の割合は 12.4%で、業
種別にみると、「サービス業・その他」が 18.2%と最も高く、次いで、「卸売・小売業」(11.7%)、
「金融・保険業」(10.0%)となっている。
ソーシャルメディアサービスを利用していると回答した企業を対象に、その活用目的・目途を
みると、「商品や催物の紹介・宣伝」が 53.4%と最も高く、次いで「定期的な情報の提供」
(40.8%)、「会社案内・人材募集」(39.1%)となっている。
企業におけるソーシャルメディアサービス活用の有無(平成 23 年末)
産業別
0%
資本金規模別
資本金規模別
5%
10%
全体
(n=1,869)
15%
20%
8.6
製造業
(n=316)
8.9
運輸業
(n=344)
6.4
卸売・小売業
(n=306)
11.7
金融・保険業
(n=153)
10.0
サービス業・その他
(n=449)
5%
10%
1,000万円未満
(n=64)
1,000万円~3,000万円未満
(n=390)
3,000万円~5,000万円未満
(n=244)
5,000万円~1億円未満
(n=434)
1億円~5億円未満
(n=393)
5億円~10億円未満
(n=63)
10億円~50億円未満
(n=135)
50億円以上
(n=146)
12.4
建設業
(n=301)
0%
18.2
15%
20%
11.1
12.1
9.7
11.4
13.3
20.0
14.8
18.0
企業におけるソーシャルメディアサービスの活用目的・用途(複数回答)
(平成 23 年末)
60%
53.4
(n=203)
50%
40.8
40%
39.1
35.0
30%
19.5
20%
10%
3.7
0%
マ
ー
ケ
テ
ィ
ン
グ
商
品
や
催
物
の
紹
介
、
宣
伝
会
社
案
内
、
人
材
募
集
定
期
的
な
情
報
の
提
供
18
消
費
者
の
評
価
・
意
見
の
収
集
そ
の
他
25%
(3) 電子商取引の実施状況
電子商取引(インターネットを利用した調達・販売)を実施している企業の割合は 44.5%で、こ
れを業種別にみると、「金融・保険業」が 59.1%と最も高く、次いで、「卸売・小売業」(52.3%)、
「製造業」(46.1%)となっている。
インターネットを利用した販売を行っている企業のインターネット販売モデルをみると、「電子
商店(自社サイト)」が 69.9%と最も多く、次いで「電子商店(電子モール)」(34.2%)となっている。
産業別電子商取引の実施状況(複数回答)
(平成 23 年末)
産業別
産業別
60%
59.1
52.3
50%
45.0
46.1
44.5
44.3
40%
30.3
28.5
29.3
23.1
24.4
20%
32.9
32.3
29.5
30%
24.9
22.6
17.9
16.5
14.8
15.4
12.2
12.1
9.2
10%
4.5 3.9
4.2
6.8
4.7
0%
全体
(n=1,880)
建設業
(n=297)
製造業
(n=310)
いずれかの電子商取引を実施
70%
運輸業
(n=357)
卸売・小売業
(n=311)
うち企業からの調達
うち企業への販売
金融・保険業
(n=153)
うち消費者への販売
66.0
資本金規模別
60%
55.1
50%
38.4
36.1
20%
10%
18.2
34.0
32.1
30.1
30.0
30%
49.5
49.2
46.3
43.4
42.3
40%
サービス業・その他
(n=452)
33.2
26.5
26.1
26.0
24.4
20.4
15.5
6.1
14.7
11.5
13.9
10.6
14.5
4.6
15.9
13.7
8.5
9.0
0%
1,000万円未満 1,000万円~
3,000万円~ 5,000万円~1億 1億円~5億円未 5億円~10億円 10億円~50億円 50億円以上
(n=67)
3,000万円未満 5,000万円未満
円未満
満
未満
未満
(n=148)
(n=394)
(n=242)
(n=438)
(n=394)
(n=64)
(n=133)
いずれかの電子商取引を実施
うち企業からの調達
うち企業への販売
うち消費者への販売
インターネット販売モデル(複数回答)(平成 23 年末)
0%
10%
20%
30%
40%
電子商店(自社サイト)
34.2
販売仲介
7.6
2.2
(n=300)
その他
60%
70%
69.9
電子商店(電子モールへの出店)
オンライントレード
50%
8.5
19
80%
(4) インターネットを利用した広告の実施状況
インターネットを利用した広告を実施している企業の割合は 25.6%で、実施率を業種別にみる
と、「金融・保険業」が 50.8%と最も高く、次いで、「サービス業・その他」(33.2%)、「卸売・小売業」
(28.5%)となっている。
行った広告の種類では、「バナー広告」が 42.4%と最も多く、次いで、「メールマガジン」
(39.9%)、「テキスト広告」(32.1%)となっている。
インターネット広告の実施率(平成 23 年末)
60%
40%
資本金規模別
産業別
50.8
36.9
34.0
33.7
50%
30%
40%
25.6
26.3
24.9
23.7
33.2
20.9
28.5
30%
25.6
20%
24.1
20%
17.1
14.9
10%
10%
0%
0%
全体
(n=1,870)
建設業
(n=300)
製造業
(n=316)
運輸業
(n=347)
卸売・小売
業
(n=308)
1,000万円未 1,000万円~ 3,000万円~ 5,000万円~ 1億円~
5億円~
10億円~ 50億円以上
満
3,000万円未 5,000万円未 1億円未満 5億円未満 10億円未満 50億円未満 (n=145)
(n=65)
満
満
(n=437)
(n=394)
(n=62)
(n=130)
(n=393)
(n=244)
金融・ サービス業・
保険業
その他
(n=150)
(n=455)
実施したインターネット広告の種類(複数回答)
(平成 23 年末)
0%
10%
20%
30%
40%
バナー広告
42.4
メールマガジン
39.9
テキスト広告
32.1
検索連動型
16.9
DM広告(ターゲティングメールなど)
13.6
メール型広告
10.8
リッチメディア広告
10.7
スポンサーシップ広告
(編集タイアップなど)
9.8
コンテンツ連動型
6.8
ピクチャー広告
3.5
コンテンツ型広告
3.4
その他インターネット広告
50%
平成23年末(n=511)
8.7
(注)①テキスト広告:文字のみで構成されているもの。
②バナー広告:ウェブページ上で他のウェブサイトを紹介する機能を持つ画像で、クリックするとそのバナーのウェブサイトへリンクするもの。
③リッチメディア広告:マウスの動きに合わせて表示が動いたり、ストリーミング技術で動画を表示したりするような音声や映像を活用しているもの。
④コンテンツ連動型:Webコンテンツの文脈やキーワードを解析し、内容と関連性の高い広告を表示するもの。
20
(5) 無線通信技術を利用したICT関連ツール(注)の導入状況
無線通信技術を利用したICT関連ツールを用いたサービス・システムやツールの導入率は、
44.4%であり、各ツールの利用率をみると、「非接触型 IC カード」が 25.7%と最も多く、次いで「ネ
ットワークカメラ、センサー等のネットワーク機能付加機器」(25.3%)となっている。
各ICT関連ツールの導入率を業種別にみると、「電子タグ」では「製造業」が最も高く 12.0%、
「非接触型ICカード」及び「ネットワークカメラ、センサー等のネットワーク機能付加機器」につい
ては、「金融・保険業」が最も高く、それぞれ、56.4%、36.8%となっている。また、「GPS、携帯電
話等の位置確認機能機器」については、「運輸業」が最も高く、43.7%となっている。
(注) ここでは、電子タグ(RFID タグ)、非接触型 IC カード、ネットワークカメラやセンサー等のネットワーク機能付加機器、GPS、
携帯電話等の位置確認機能など、次世代の通信機器を備えたビジネスツールの総称を「ICT関連ツール」としている。
ICT関連ツールを利用したサービス・システムの導入状況(平成 23 年末)
(n=1,815)
導入している
導入していないが、今後導入する予定がある
44.4
0%
10%
導入していないし、今後導入する予定もない
9.8
20%
30%
40%
45.8
50%
60%
70%
80%
90%
産業別ICT関連ツール別の導入率(平成 23 年末)
80%
産業別
69.4
61.7
60%
56.4
44.4
43.7
42.6
41.9
42.0
41.9
36.8
40%
28.1
25.7
25.3
26.5 26.8
23.4
29.0
27.4
22.1
22.0
23.0
16.9
20%
12.2
10.7
7.5
12.0
8.5
5.8
3.1
7.8
7.0
9.8
7.0
7.0
4.5
0%
全体
(n=1,815)
建設業
(n=293)
いずれかのシステムやツール
製造業
(n=306)
電子タグ
運輸業
(n=336)
非接触型ICカード
卸売・小売業
(n=291)
新ネットワーク機能付加機器
金融・保険業
(n=152)
サービス業
・その他(n=437)
GPS、携帯電話などの位置確認機能
100%
資本金規模別
85.6
80%
76.5
60.7
60%
53.4
51.4
43.2
41.4
40%
34.9
43.7
26.1
19.7
19.2
20%
6.7
23.5
4.9
23.8
17.617.6
12.9
10.2
6.6
35.2
27.5
23.524.9
18.5
13.2
10.6
34.3
34.5
33.0
6.2
8.9
8.9
9.3
11.3
10.8
12.6
7.4
0.6
0%
1,000万円未満 1,000万円~
3,000万円~
5,000万円~
1億円~
5億円~
10億円~
50億円以上
(n=60)
3,000万円未満 5,000万円未満
1億円未満
5億円未満
10億円未満
50億円未満
(n=143)
(n=378)
(n=230)
(n=428)
(n=384)
(n=64)
(n=128)
いずれかのシステムやツール 電子タグ 非接触型ICカード 新ネットワーク機能付加機器 GPS、携帯電話などの位置確認機能
21
100%
(6) クラウドコンピューティングサービスの利用状況
一部でもクラウドコンピューティングサービス(以下「クラウドサービス」という。)を利用してい
ると回答した企業の割合は 21.6%であり、22 年末の 14.1%から 7.5 ポイント上昇している。資本
金規模別に利用状況をみると、資本金規模の大きさとサービスの利用状況は概ね比例関係に
あり、資本金 50 億円以上では 44.4%となっている。
また、クラウドサービスを利用しない理由としては、「必要がない」が 42.3%と最も多く、次い
で、「セキュリティに不安がある」(33.7%)、「クラウドサービスの導入に伴う既存システムの改修
コストが大きい」(23.4%)となっている。
クラウドサービスの利用状況
全社的に利用している
一部の事業所又は
部門で利用している
14.1%
平成22年末
(n=2,067)
4.2
平成23年末
(n=1,892)
10.0
利用していないが、
今後利用する予定がある
利用していないし、
今後も利用する予定もない
21.9
9.2
クラウドサービスに
ついてよく分からない
38.0
12.4
25.9
22.1
36.3
20.0
21.6%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
クラウドサービスの利用状況
30%
50%
産業別
資本金規模別
44.4
45%
25%
24.1
24.0
21.6
41.4
24.6
40%
22.3
20.8
35%
19.4
20%
15%
14.1
14.8
29.8
30%
16.4
25%
13.6
22.2
12.4
8.3
15%
16.3
15.0
14.4
13.2
11.9
12.8
13.1
9.8
10%
5%
23.7
19.9
20%
10%
26.2
26.2
14.5
5%
0%
0%
全
体
建
設
業
製
造
業
運
輸
業
平成22年末(n=2,067)
卸
売
・
小
売
業
金
融
・
保
険
業
平成23年末(n=1,892)
1
,
0
0
0
万
円
未
満
サ
ー
ビ
ス
業
・
そ
の
他
31
,,
00
00
00
万万
円円
未~
満
53
,
0,
00
00
万0
円万
未円
満~
5
1,
億0
0
円0
未万
満円
~
平成22年末(n=2,067)
22
51
億
円億
円
未~
満
1
05
億億
円円
未~
満
51
0
億0
円億
円
未~
満
平成23年末(n=1,892)
5
0
億
円
以
上
クラウドサービス利用企業の利用サービス(複数回答)(平成 23 年末)
60%
(n=360)
48.1
50%
40%
35.2
35.2
34.7
29.8
30%
20.4
20%
17.3
13.2
9.4
10%
4.2
3.0
6.7
6.2
8.8
6.6
7.9
1.4
3.5
2.2
課
金
・
決
済
シ
ス
テ
ム
認
証
シ
ス
テ
ム
0%
デ
ー
タ
バ
ッ
ク
ア
ッ
プ
社
内
情
報
共
有
・
ポ
ー
タ
ル
電
子
メ
ー
ル
ス
ケ
ジ
ュ
ー
ル
共
有
プ
ロ
ジ
ェ
ク
ト
管
理
取
引
先
と
の
情
報
共
有
営
業
支
援
研
究
・
開
発
関
係
シ
ス
テ
ム
開
発
、
ラ
ー
ニ
ン
グ
web
フ
ァ
イ
ル
保
管
・
デ
ー
タ
共
有
e
サ
ー
バ
ー
利
用
サ
イ
ト
構
築
給
与
、
財
務
会
計
、
人
事
受
注
販
売
生
産
管
理
、
物
流
管
理
、
店
舗
管
理
購
買
クラウドサービスを利用しない理由(複数回答)(平成 23 年末)
0%
10%
20%
30%
40%
必要がない
50%
42.3
情報漏洩などセキュリティに不安がある
33.7
クラウドの導入に伴う既存システムの改修コスト
が大きい
23.4
メリットが分からない、判断できない
22.7
ネットワークの安定性に対する不安がある
15.1
ニーズに応じたアプリケーションのカスタマイズ
ができない
10.0
通信費用がかさむ
9.4
法制度が整っていない
5.6
クラウドの導入によって自社コンプライアンスに
支障をきたす
5.6
その他
9.2
23
(n=727)
そ
の
他
(7) テレワーク
テレワークを導入している企業の割合は、9.7%であった。資本金規模別に導入状況をみる
と、資本金規模の大きさと導入率は概ね比例関係にあり、資本金50億円以上では24.7%の導入
率となっている。
テレワークを利用する従業員の割合は、「5%未満」が 65.4%と最も多く、次いで、「10%~
30%未満」(13.3%)、「5~10%未満」(9.1%)となっている。
テレワークの主な導入目的をみると、「定型的業務の効率性(生産性)の向上」が 50.0%と最も
多く、次いで、「勤務者の移動時間の短縮」(41.6%)、「非常時(地震、新型インフルエンザ等)の
事業継続に備えて」(28.4%)となっている。
テレワークを導入している企業のテレワークの効果についてみると、「非常に効果はあった」、
「ある程度効果はあった」を合わせて8割(80.0%)の企業がその効果を認めている。
テレワークの導入率(平成 23 年末)
導入している,
9.7%
導入していないが、
具体的導入予定が
ある, 3.9%
導入していないし、
具体的導入予定も
ない, 86.4%
平成23年末
(n=1,891.)
資本金規模別テレワークの導入率(平成 23 年末)
0%
1,000万円未満
(n=66)
20%
2.7
0.7
4.4
3.2
3,000万円~5,000万円未満
(n=247)
4.4
1.7
1億円~5億円未満
(n=394)
5億円~10億円未満
(n=64)
10億円~50億円未満
(n=134)
60%
80%
96.5
1,000万円~3,000万円未満
(n=397)
5,000万円~1億円未満
(n=439)
40%
92.4
93.9
8.2
4.7
87.0
16.1
2.7
12.0
81.2
3.6
20.7
50億円以上
(n=150)
24.7
導入している
84.3
11.4
68.0
10.4
65.0
導入していないが、具体的に導入予定がある
24
導入していないし、具体的な導入予定もない
100%
テレワークを利用する従業員の割合(平成 23 年末)
80%以上, 1.5%
50%~80%未満,
2.8%
30%~50%未満,
7.8%
10%~30%未満,
13.3%
5%未満, 65.4%
5%~10%未満,
9.1%
平成23年末
(n=153.)
テレワークの導入目的(複数回答)(平成 23 年末)
0%
10%
20%
30%
40%
50%
定型的業務の効率性(生産性)の向上
50.0
勤務者の移動時間の短縮
41.6
非常時(地震、新型インフルエンザ等)の事業継続に備えて
28.4
通勤弱者(身障者、高齢者、育児中の女性等)への対応
14.3
顧客満足度の向上
12.5
勤務者にゆとりと健康的な生活の実現
12.3
オフィスコストの削減
11.9
付加価値創造業務の創造性の向上
9.3
優秀な人材の雇用確保
省エネルギー、節電対策のため
交通代替によるCO2削減等地球温暖化対策
4.5
平成23年末(n=153)
2.2
2.0
その他
12.6
テレワークの効果(平成 23 年末)
効果はよく分からな
い, 19.3%
非常に効果があっ
た, 24.5%
あまり効果がなかっ
た, 0.7%
ある程度効果があっ
た, 55.5%
平成23年末(n=152)
※ 「マイナスの効果であった」と回答した企業はなし
25
60%
4 安全・安心への取組状況
(1) セキュリティ対策の実施状況 (世帯)
インターネットを利用している世帯に対する何らかのセキュリティ対策を実施している世帯の
割合は 87.0%である。何らかのセキュリティ対策を実施している世帯における対策内容をみる
と、「ウィルス対策ソフトの導入」が 59.0%と最も多く、次いで、「知らない人からのメールや添付
ファイル、HTMLファイルを不用意に開かない」(37.5%)、「プロバイダ等が提供するウィルス対
策サービスの利用」(27.9%)となっている。
セキュリティ対策の実施状況(複数回答)
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
70.0
80.0
88.8
87.7
87.0
何らかの対策を実施
56.0
57.2
59.0
ウィルス対策ソフトの導入
知らない人からのメールや添付ファイル、
HTMLファイルを不用意に開かない
39.1
37.1
37.5
27.2
27.2
27.9
プロバイダ等が提供するウィルス対策サービスの利用
26.4
26.6
26.6
ファイアウォールの使用
24.0
23.8
23.0
OS、ブラウザのアップデート
16.5
15.8
16.8
スパイウェア対策ソフトの導入
12.7
13.2
12.3
ファイル等のバックアップ
メールソフトのアップデートや変更
6.9
6.9
6.8
プロバイダ等が提供するファイアウォールサービスの利用
6.1
6.9
5.5
平成21年末
(n=3,929)
アカウントごとにパスワードを複数使い分け
4.9
4.9
5.1
平成22年末
(n=15,105)
パスワードの定期的な変更
4.4
4.1
4.1
平成23年末
(n=12,631)
その他
何も行っていない
90.0
6.5
4.9
1.5
11.2
12.3
13.0
26
100.0
(%)
(2) インターネット利用で感じる不安 (世帯)
インターネットを利用して感じる不安の有無については、「少し不安を感じている」、「不安を感
じている」を合わせて 48.1%となり、約半数の世帯が不安を感じている。
インターネットを利用して不安を感じている世帯に対してその内容をみると、「ウィルスの感染
が心配である」が 72.8%と最も多く、次いで、「個人情報の保護に不安がある」(72.6%)、「どこま
でセキュリティ対策を行えばよいか不明」(61.6%)となっており、情報セキュリティに関する不安
を抱えていることがうかがえる。
インターネット利用上の不安の有無(世帯)
平成21年末
(n=4,230)
14.8
平成22年末
(n=20,283)
16.9
平成23年末
(n=13,603)
17.0
0%
30.4
29.1
33.4
21.4
31.9
22.0
31.1
10%
20%
不安を感じている
30%
31.5
40%
少し不安を感じている
50%
60%
20.4
70%
それほど不安は感じていない
80%
90%
100%
特に不安は感じない
インターネット利用で感じる不安の内容(世帯)
(複数回答)
0%
20%
40%
60%
80%
ウィルスの感染が心配である
70.8
69.7
7 2 .8
個人情報の保護に不安がある
70.1
71.7
7 2 .6
58.7
どこまでセキュリティ対策を行え
ばよいか不明
62.0
6 1 .6
40.5
42.5
4 2 .0
電子的決済手段の信頼性に不
安がある
33.4
セキュリティ脅威が難解で具体
的に理解できない
32.6
29.4
2 9 .7
違法・有害情報が氾濫している
平成21年末(n=1,792)
15.4
17.3
1 7 .0
認証技術の信頼性に不安があ
る
平成22年末(n=6,976)
7.8
8.0
7.5
知的財産の保護に不安がある
平成23年末(n=5,842)
6.9
6.9
6.3
送信した電子メールが届くかど
うかわからない
その他
38.5
3 8 .5
2.1
2.0
2.2
27
(3) 企業通信網に対するセキュリティ侵害と対策の状況(企業)
全企業に対する過去1年間の情報通信ネットワークの利用の際に発生したセキュリティ侵害
をみると、「何らかの被害を受けた」企業が 40.5%であり、業種別にみると、建設業では 52.8%
が「何らかの被害を受けた」と回答しているが、運輸業では 28.9%となっており、資本金規模別
にみると、概ね資本金が大きくなるほど、「何らかの被害を受けた」と回答する企業が増えてい
る。
主なセキュリティ侵害の内容をみると、「ウィルスに感染又はウィルスを発見」が 38.8%と最も
高い。
インターネット、企業内LAN 等を利用する企業のうち何らかのセキュリティ対策を実施している
企業の割合は、97.0%であった。業種別にみると、いずれの業種でも高い実施率となっている
が、「金融・保険業」は 100.0%となっている。
主な対策内容としては、「パソコンなどの端末(OS、ソフト等)にウィルス対策プログラムを導
入」が 84.1%と最も多く、次いで、「サーバにウィルス対策プログラムを導入」(63.8%)、「ID、パス
ワードによるアクセス制御」(55.0%)となっている。
企業に対する過去1年間の情報通信
ネットワークの利用の際に発生した
セキュリティ侵害
0%
20%
40%
何らかの被害を受けた
60%
40.5
ウィルスに感染
又はウィルスを発見
38.8
コンピュータウィルスを発見したが
感染しなかった
37.1
32.3
27.4
コンピュータウィルスを発見し、
少なくとも1回は感染した
17.1
11.5
80%
51.1
48.7
20.0
40.0
64.4
63.8
63.1
ファイアウォールの設置
OSへのセキュリティパッチの導入
37.6
37.1
セキュリティポリシーの策定
平成21年末
(n=1,787)
DoS攻撃
1.1
1.4
1.0
平成22年末
(n=2,050)
故意・過失による情報漏洩
1.3
0.8
0.7
ホームページの改ざん
0.3
0.4
0.1
30.2
32.3
アクセスログの記録
29.0
30.3
プロキシ(代理)サーバ等の利用
外部接続の際にウィルスウォールを構築
セキュリティ監査
データやネットワークの暗号化
平成23年末
(n=1,860)
認証技術の導入による利用者確認
ウィルス対策対応マニュアルを策定
セキュリティ管理のアウトソーシング
回線監視
Webアプリケーション
ファイアウォールの設置・導入
0.9
0.7
0.4
不正侵入検知システム(IDS)の導入
その他の対策
48.9
特に対応していない
59.5
28
46.7
44.0
46.4
22.6
23.7
29.5
19.1
20.0
24.1
15.0
16.6
24.1
14.8
17.5
20.9
12.8
12.0
18.3
10.4
12.4
12.1
9.3
10.8
17.9
9.0
10.6
8.6
9.2
7.0
7.0
4.0
3.6
3.5
2.2
2.9
3.0
13.7
70.1
55.4
55.0
58.2
47.5
33.8
34.2
社員教育
1.9
1.6
0.9
100.0
85.8
83.2
84.1
ID、パスワードによるアクセス制御
不正アクセス
80.0
97.8
97.1
97.0
サーバにウィルス対策プログラムを導入
26.5
35.7
60.0
パソコンなどの端末(OS、ソフト等)に
ウィルス対策プログラムを導入
62.4
3.6
2.0
2.3
特に被害はない
0.0
対応している
64.3
スパムメールの中継利用・踏み台
その他の侵害
セキュリティ対策の実施状況(企業)
(複数回答)
40.1
40.4
37.8
平成21年末
(n=1,807)
平成22年末
(n=2,060)
平成23年末
(n=1,855)
過去1年間に情報通信ネットワークで
受けた被害(産業別・平成 23 年末)
建設業
(n=299)
52.8
過去1年間に情報通信ネットワークで受けた
被害(資本金規模別・平成 23 年末)
1,000万円未満
(n=57)
47.2
18.1
1,000万円~3,000万円未満
(n=386)
製造業
(n=315)
46.7
運輸業
(n=345)
53.3
28.9
卸売・小売業
(n=303)
40.1
29.2
3,000万円~5,000万円未満
(n=242)
65.8
41.5
1億円~5億円未満
(n=393)
59.9
70.8
34.2
5,000万円~1億円未満
(n=435)
71.1
81.9
48.4
5億円~10億円未満
(n=63)
金融・保険業
(n=156)
47.1
サービス業その他
(n=442)
52.9
36.9
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
90%
99.0
製造業
(n=311)
98.1
金融・保険業
(n=156)
100.0
サービス業その他
(n=441)
10%
20%
30%
40%
50%
何らかの対策を実施している
40%
50%
60%
70%
80%
90% 100%
特に被害なし
データセキュリティへの対応状況
(資本金規模別・平成 23 年末)
5.4
1.9
97.1
0%
30%
1,000万円未満
(n=57)
94.9
5.1
1,000万円~3,000万円未満
(n=385)
94.5
5.5
3.6
94.6
卸売・小売業
(n=306)
20%
25.7
何らかの被害を受けた
1.0
96.4
運輸業
(n=340)
10%
特に被害なし
データセキュリティへの対応状況
(産業別・平成 23 年末)
建設業
(n=301)
49.4
74.3
0%
100%
44.6
50.6
50億円以上
(n=150)
80%
51.6
55.4
10億円~50億円未満
(n=134)
63.1
何らかの被害を受けた
58.5
2.9
60%
70%
80%
90% 100%
3,000万円~5,000万円未満
(n=240)
96.7
3.3
5,000万円~1億円未満
(n=433)
97.0
3.0
1億円~5億円未満
(n=392)
99.0
1.0
5億円~10億円未満
(n=64)
97.2
2.8
10億円~50億円未満
(n=134)
100.0
50億円以上
(n=150)
100.0
0%
10%
20%
30%
40%
何らかの対策を実施している
特に対応していない
29
50%
60%
70%
80%
特に対応していない
90% 100%
(4) インターネット、企業内 LAN 等を利用する上での問題点(企業)
インターネットや企業内 LAN 等を利用する上での問題点は、「ウィルス感染に不安」が 41.4%
と最も多く、次いで「運用・管理の人材が不足」(40.3%)、「セキュリティ対策の確立が困難」
(39.5%)となっている。
インターネット、企業内 LAN 等を利用する上での問題点(企業)(複数回答)(平成 23 年末)
0%
10%
20%
30%
40%
ウィルス感染に不安
運用・管理の人材が不足
40.3
セキュリティ対策の確立が困難
39.5
従業員のセキュリティ意識が低い
35.6
運用・管理の費用が増大
35.2
障害時の復旧作業が困難
27.6
導入成果の定量的把握が困難
16.1
通信料金が高い
13.1
導入成果を得ることが困難
10.7
通信速度が遅い
電子的決済の信頼性に不安
著作権等知的財産の保護に不安
認証技術の信頼性に不安
その他
50%
41.4
8.2
4.3
4.1
3.6
平成23年末
(n=1,905)
2.1
特に問題点なし
11.4
(5) 個人情報保護対策の実施状況 (企業)
何らかの個人情報保護対策を実施している企業の割合は 79.1%であった。主な対策内容とし
ては、「社内教育の充実」が 47.2%と最も多く、次いで、「個人情報保護管理責任者の設置」
(36.0%)、「プライバシーポリシーの策定」(28.0%)となっている。
個人情報保護対策の実施状況(企業)(複数回答)(平成 23 年末)
0%
20%
40%
60%
何らかの対策を実施
20.9
社内教育の充実
47.2
個人情報保護管理責任者の設置
36.0
プライバシーポリシーの策定
28.0
必要な個人情報の絞り込み
22.4
システムや体制の再構築
外注先の選定要件の強化
(プライバシーマーク取得の有無等)
その他の対策
100%
79.1
特に実施していない
プライバシーマーク制度の取得
80%
17.6
10.0
平成23年末(n=1,905)
7.6
9.0
30
Fly UP