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対策に関する補足資料
補足資料1:各戸貯留対策や節水対策について 補足資料2:雨水浸透対策について 雨水の浸透とは、雨水を直接川に流さず、浸透桝などを使って地下に浸透させることです。こ ◆各戸貯留対策◆ 降った雨を雨水タンクなどに貯めて、庭の散水や自動車の洗浄水、トイレ用水、非常時(渇水の うして時間をかけて川に排出させることで、都市から川に水が集中することを避けることができ 時や震災直後など)の生活用水等として利用します。そうすることで、降雨時の川への流出量が少 るうえ、地下水の保全にも繋がります。これらの対策は、流域に住む住民の方の協力が必要とな なくなるとともに、家庭での水道料金の節約にもなります。 ります。 浸透施設なし 地下水の涸渇 雨水 タンク 湧水の涸渇 地下水面が低い ◆ 節 水 対 策 ◆ マイクロポンプなどを利用してお風呂の残り湯を活用したり、蛇口をこまめに閉めたり、節水型 浸透施設あり 機器を利用することで、節水をします。 豊富な井戸水 湧水の復活 マイクロポンプを 利用して、お風呂の 残り湯を活用する 蛇口は こまめに閉める -3- 各家庭に 雨水浸透施設を設置し、 雨水を地下にしみ 込ませます 地下水面が高くなります 補足資料3:河川水質の改善対策について ◆下水道整備の拡充◆ ◆ 汚 れ た 水 を 川 へ 流 さ な い ◆ 家庭から排出される汚濁は、以下に示す4つのいずれかの方法で処理されています。川へ汚い水 川の水をきれいにするためには、家庭から汚いものを出さないことも重要な要素となります。そ を出さないためには、下水道へ接続するか、または合併処理浄化槽の設置が望ましい方法です。 のため、台所では、油やラーメンのお汁等を直接流さないことや、三角コーナーを用いたりするこ とが大切です。 汚水処理形態 イメージ図 特 徴 川へ汚い水をあまり流さない方法 家庭から排出される汚水の全て 下水道へ接続 油は、固めたり、 紙に吸い取らせ てから、ゴミとして 捨てる を下水管に流し、下水処理場で浄化 処理します。 三角コーナー など 油やラーメンのお汁等を直接流さない ◆中・上流側での水質改善対策が重要◆ 合併処理浄化槽 を設置 家庭から排出される汚水の全て 江川流域の特徴として、中流域や上流域が市街化さ を、各戸に設置した合併浄化槽で浄 れていることがあげられます。そのため、市街地から 化し、河川へ排出されます。 汚い水が流れてくると、江川の下流域の水田地帯へ悪 い影響を及ぼしてしまいます。そのため、中流や上流 域では、下水道へ接続したり、合併浄化槽を設置した り、家庭から汚いものを出さないように対策すること が、とても大切です。 家庭から排出されるし尿のみを、 川へ汚い水が流れてしまう方法 単独浄化槽 を設置 各戸に設置した単独浄化槽で浄化 し、河川へ排出されます。し尿以外 の汚水はそのまま河川へ排出され ます。 上流(北本市)や中流(桶川 家庭で発生するし尿を汲取り槽 汲取り 市)から汚い水が流されて にため、定期的に回収し、し尿処理 しまうと、下流までの全て 場にて浄化されます。し尿以外の汚 の区間で水が汚れてしま 水はそのまま河川へ排出されます。 います。 -3-