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HP データセンター ケアおよび フレキシブル キャパシティ:
HP データセンター ケアおよび フレキシブル キャパシティ: データセンター管理の負担の軽減 Stratecast Perspectives and Insight for Executives (SPIE) Stratecast による分析 Karyn Price frost.com はじめに1 今日、IT マネージャーは、データセンターの運用に関して、多大な負担と困難に直面しています。 事業部門は、絶えず生産性の向上と新規サービスを要求しますが、予算とリソースの制約のバラン スを取る責任は IT 部門が負っています。矛盾する複数の要求によって IT 部門が板挟みになるこ とも珍しくありません。 クラウド サービスを使用すれば、インフラストラクチャ管理の課題をいくらか解消することができ ますが、パフォーマンスやセキュリティ上の理由で、多くのワークロードをオンプレミスで処理せ ざるを得ない企業がほとんどです。そのような企業がビジネス ニーズに対応するためには、自社の オンプレミスのインフラストラクチャを最適化するしかありません。これまで、ハードウェア ベン ダー、マネージド サービス、プロフェッショナル サービス プロバイダ、さらにはクラウド サー ビス プロバイダなど、数多くのサービス プロバイダが、企業のオンプレミスのデータセンター管 理の支援を行っています。しかし、オンプレミス環境 (多くの場合、ハイブリッド環境) を効率的 に管理し、同時に資本支出を削減するというニーズに対応するサービス プロバイダはほとんど存在 しません。そこでご提案するのが HP です。 HP は、オンプレミスのデータセンターが効果的に管理できる支援を、インフラストラクチャとサポ ート サービスを通じて提供しています。このようなサービスの 1 つである HP データセンター ケ アでは、企業とサービス プロバイダの両方に対し、運用サポート、インフラストラクチャ オート メーション、環境統合、およびプライベート クラウド サポートなどのサービスを提供します。デ ータセンター ケアのポートフォリオの中で最も革新的なサービスが、HP フレキシブル キャパシテ ィ コンポーネントです。HP フレキシブル キャパシティは、ホステッド クラウド リソースに匹敵 する柔軟性とコスト効率で、オンプレミスのインフラストラクチャを調達および管理できる新しい 方法です。このサービスもまた、一部のチャネル パートナーに対し、オンプレミス機器の販売時に 設定した従来のコミッション構造を維持しながら、お客様に対してインフラストラクチャ リソース の使用料を月単位で請求するオプションを提供しています。 この文書において、Stratecastは、HP のデータセンター ケア サービスについて、特にフレキシビ リティ キャパシティ コンポーネントに注目して調査し、サービス、顧客とチャネル パートナーに もたらすメリット、このサービスが市場を切り開く要因となりうる理由について分析します。 エンタープライズ データセンター管理における課題 今日、企業では、データセンターにあるすべてのオンプレミス リソースを最大限に活用する様、 迫られています。新しいサービス、アプリケーション、ワークロードによってデータとストレージ の両方のニーズが爆発的に増加し、必要なキャパシティが利用可能なキャパシティを上回ることが 少なくありません。またこれらの新しいアプリケーションが更新されてパフォーマンスが向上する と、さらに多くのキャパシティが必要になります。これに対して、通常、企業は機器を追加してキ ャパシティのニーズに対応するため、膨大な資本をかけて雑多な異種環境ができあがることになり 1 本レポートの作成にあたり、Stratecast|Frost & Sullivan は、以下の方々にインタビューを実施しました。 • HP – John Carter (グローバル統合マーケティング ディレクター)、Barbara Christian (キャンペーン戦略)、Don Randall (ワールドワイド サービス マーケティング、データセンター ケアおよびクラウド担当) 本レポートに記載されている分析結果および見解は、Stratecast|Frost & Sullivan によるものであり、 Stratecast|Frost & Sullivan の調査および分析プロセスを経て作成されました。記載された分析結果および見解は、必ず しもインタビューにご協力いただいた企業の方の見解を反映しているわけではありません。 2 © Stratecast | Frost & Sullivan, 2015 HP データセンター ケアおよびフレキシブル キャパシティ:データセンター管理の負担の軽減 ます。多くのデータセンターでは、様々なベンダーの製品が追加され、また様々な構成 (物理的、 仮想的、クラウドベース) により使用されています。これらの機器はすべて、異なる方法で別個に 管理する必要があります。つまり、異なるベンダーの異なるポータルで、異なるインターフェイス を使用するわけです。その結果、データセンターの中は混乱し、管理と経費の無駄が生じてしまい ます。 最近の Frost & Sullivan の調査 (図 1 参照) において、IT マネージャーは、データセンター管 理業務で重要かつ影響の大きい課題を、様々挙げています。 図 1: 米国の IT 意思決定者が挙げた、オンプレミスのデータセンター管理における様々な課題 (2014 年) データストレージの拡大の必要性 32% 高い保守コスト 27% 資本予算の制約 26% 複数のデータセンター環境の管理 19% 管理の複雑さ 19% 古い非効率なサーバー/機器 19% ワークロードの低速/低パフォーマンス 18% ダウンタイムの縮小/アプリケーションの可用性の拡大 18% 0 5 10 15 N=401 20 25 30 35 回答者の割合 (%) 出典: Frost & Sullivan ピーク時の利用量または、アプリケーションやサービスの拡大に対応するには、既存のインフラス トラクチャを簡単に拡張できる必要がありますが、このことが問題をさらに複雑にします。エンタ ープライズ データ センターは、どうすれば今すぐ使用しない余分のキャパシティに過剰な費用を かけることなく、ピーク時の利用量に対応できるキャパシティを維持できるのでしょうか?HP によ ると、平均的な企業のデータセンターにバッファーのキャパシティを装備した場合、最大 30% の過 剰支出が生じる可能性があります。 データセンターでは、保守に大きなコストが掛かる上、資本予算が制約されているため、古いイン フラストラクチャを思うように交換することができません。この問題を回避するため、多くの企業 がパブリック クラウド コンピューティングなどのソリューションを検討しています。パブリック クラウドは、利用した量に対してのみ支払が生じ、拡張が容易で、プロバイダが機器を保守するた め、データセンターが持つ共通の悩みの多くを解決します。しかし、クラウドベースのサービス型 インフラストラクチャ (IaaS) は、データセンターが抱えるすべての課題を解決するわけではあり ません。ワークロードが高度のセキュリティを必要とする場合や、厳格なコンプライアンス規則が 適用される場合、または単に設計上の問題でクラウド環境で円滑に機能しない場合は、通常、オン プレミスのデータセンターで処理することになります。IT 責任者のほとんどが、クラウドをデー タ センターの代わりではなく付加的な設備と考えています。そのため、クラウドを利用したとして も、データセンター環境を効率的に管理し、セキュリティを確保する必要性は変わりません。その 結果、企業のデータセンターの多くが、ハイブリッド型の IT 環境 (多くは異種 IT 環境) となっ © Stratecast | Frost & Sullivan, 2015 3 frost.com ています。こうして生じたハイブリッド環境の管理およびセキュリティは、多くのデータセンター マネージャーにとってさらに別の課題となります。このような増大する課題に対する有効な対策が 強く求められています。 このような課題に対し、多くの企業は外部の支援を得てデータセンター環境を管理しようとしてお り、それによってデータ センター管理サービスが増加しています。たとえば、多くのプロバイダ が、マネージド IT やデータ センターを利用した対応をしたとしても、企業のニーズを完全には満 たしていません。この種のサービスの一部では、”故障の修理のみ” という保守契約の形態が取 られています。ベンダーは、その多くが自社製品のハードウェアに対してのみサービスを提供しま す。定額制のマネージド IT サプライヤーは、エンドポイントまたはコンポーネント単位で課金す るため、コンポーネント数を絞ってリソース キャパシティの利用率を最適化しようとする動機付 けがほとんどありません。また、オンプレミスの機器とアプリケーションを管理するベンダーが、 クラウドベース環境に匹敵するような、簡単に拡張できるキャパシティを提案することはまず期待 できません。さらに、データセンター管理を外部に委託したとしても、オンプレミス機器の購入に は、企業が機器を自社で管理する場合と同じ資本支出による初期投資が必要となります。 HP による対応: データセンター ケア これに対し、HP データセンター ケアは、包括的なデータセンター管理サービスに加え、他社に はない付加価値を提供しています。HP は、データセンターで最適なキャパシティを維持し、効率 的に管理するために、自らも “リスクを共有” します。 HP データセンター ケアは、本来、異種オンプレミス データセンターの管理を支援するカスタ マイズ可能な統合マネージド サービスです。お客様は、実現したい具体的なビジネス成果に応じ て、選択したサービスをカスタマイズできます。このサービスには、以下のコンポーネントが用 意され、必要なコンポーネントを選択して利用できます。 •オペレーショナル サポート サービス – オンプレミスのデータセンターの24時間体制のサポ ート、リモート インフラストラクチャ モニタリング、および管理サービスを提供します。こ のサービスでは、HP とサードパーティ機器の両方をサポートしており、保守、アップグレー ド、セキュリティ、パッチの適用、およびポリシーベースのオートメーションなどの管理タス クをすべて HP に委託できます。さらに、サービス戦略、設計、開発、オートメーション、保 守について HP の支援を受けることもできます。 •データセンター ケア におけるマルチベンダー環境対応 サービス – HPでは、ベンダー管理と サービス提供保証が 1 つのサービス契約に統合されサービスが提供されています。シングル ソースによるティア 1 のサポートが企業に提供され、請求とサービス提供の両方の窓口が一 本化されます。 •データセンター ケア におけるサービス プロバイダ (SP)専用 サービス – 1 つのアカウント 窓口が設定され、複数のエンドユーザー顧客をサポートする複雑な環境について保守支援サー ビスが提供されます。HPは、ハードウェアとソフトウェアのサポート レベルをカスタマイズ できるので、SP は、不要なサービスにコストをかけずに、必要なサポートを受けられます。 また、エンハンスド コール ハンドリング、データ プライバシー アシスタンス、およびお客 様サイトの部品に対するオペレーショナル スペア管理サービスも利用できます。 •データ センター ケア におけるクラウド サービス – 企業のハイブリッド IT 環境の管理を 支援し、多様なインフラストラクチャ上で実行されるリソースとワークロードを統一的にサポ ートします。このサービスには、クラウド管理に加えてオートメーション統合が含まれます。 4 © Stratecast | Frost & Sullivan, 2015 HP データセンター ケアおよびフレキシブル キャパシティ:データセンター管理の負担の軽減 また、データセンター ケアのポートフォリオの中で最もユニークなコンポーネントである HP のフレキシブル キャパシティが利用できます。 HP フレキシブル キャパシティ フレキシブル キャパシティは、データセンター ケアのオプションのサービスです。オンプレミス のインフラストラクチャでありながら、クラウドのような拡張性を備え、利用量に応じて課金され ます。一般に、フレキシブル キャパシティのリソースは、既存のデータセンター インフラストラ クチャの拡張として利用され、特に、拡張を必要とするワークロードをサポートしています。ハイ ブリッド環境に提供されるリソースは、以下のとおりです。 •サーバー •ストレージ •ネットワーク機能 •オンプレミスのソフトウェア •HP Helion パブリック クラウド サービス フレキシブル キャパシティ サービスでは、HP がまず、お客様の現在のデータセンターの利用量と 将来のビジネス要件を分析した後、それらのニーズを満たし、かつ課金対象のキャパシティが最小 になるように契約を調整します。契約が締結されると、HP はサーバー、ストレージ、ネットワーク デバイス、およびソフトウェアをお客様の施設内に納入します。HP サービス提供マネージャーは、 システムに加え、実際の利用量を参照できるメータリング ソフトウェアをインストールして構成し ます。利用量のデータは月ごとに収集され、セキュリティ保護されたカスタマー ポータルを通じて HP に送信されます。またお客様も、データ利用量の情報にリアルタイムでアクセスして、利用量を モニタリングすることができます。 料金は、企業ごとにカスタマイズできます。キャパシティは、仮想マシン (VM) 単位またはサーバ ー、ストレージ、ネットワーク、およびソフトウェア キャパシティ単位で課金されます。企業は、月 ごとに実際に利用したキャパシティについてのみ支払います。ただし、契約書に定められた合意に基 づく月額基本料金は、使用の有無にかかわらず課金対象となります。HP のメータリング機能は、サー ドパーティ ツールによって提供されます。このツールは、詳細なレベルで利用量をトラッキングで き、設定によっては VM ごとの利用量まで把握できます。契約に定められた月単位の最小キャパシテ ィに達した後は、利用した追加のキャパシティについて料金が発生します。図 2 では、フレキシブル キャパシティ サービスが導入されて、請求書が発行されるまでのプロセスを示します。 © Stratecast | Frost & Sullivan, 2015 5 frost.com 図 2: HP フレキシブル キャパシティの仕組み 出典: HP フレキシブル キャパシティのバッファー HP フレキシブル キャパシティが提供する最もユニークな機能の 1 つは、HP が提供するオンプレ ミスのバッファー キャパシティです。HP は、合意した容量のバッファー キャパシティをお客様の データセンター内に設置し、アプリケーション トラフィックの一時的な急増や、トラフィック拡大 に伴う要請に備えます。このバッファー キャパシティは、お客様が実際に使用しない限り課金され ません。HP は、キャパシティの利用状況をモニタリングし、バッファーが合意したレベルに維持さ れるように必要に応じて補充します。HP はまた、契約に定めた最小キャパシティを超えた利用量を 計測し、お客様が月ごとに利用した量だけ料金を請求します。 お客様が選択したフレキシビリティ キャパシティのサービス レベルによっては、お客様はビジネ スの要件に基づき、必要に応じてキャパシティを縮小することができます。図 3 では、フレキシブ ル キャパシティ サービスの拡張の仕組みを示します。 図 3: HP フレキシブル キャパシティの拡張の仕組み 出典: HP 6 © Stratecast | Frost & Sullivan, 2015 HP データセンター ケアおよびフレキシブル キャパシティ:データセンター管理の負担の軽減 フレキシブル キャパシティ サービスのメリット HP フレキシブル キャパシティでは、各月に利用したキャパシティについてのみ支払が発生するた め、企業のリスクが軽減します。お客様は、必要なときに連絡をすれば、その場で追加のキャパシ ティを利用してビジネス要件の変化に対応できるので、月単位の最小キャパシティを小さく設定す ることができます。利用可能なキャパシティを確保するための過剰支出は、企業のインフラストラ クチャ支出の最大30%に上る可能性があるため、フレキシブル キャパシティを利用することで、こ れを削減できます。 また、インフラストラクチャが HP によってサービスの一部として提供されるので、導入されるリ ソースが基本的には物理的リソースであることは変わらなくても、IT 部門はインフラストラクチャ に対するコストを資本支出ではなく営業費用として支出できるようになります。ほとんどの IT 部 門では予算が今なお厳しい状況にあるので、営業費用の支出を増やすことで資本支出を削減できる のは 1 つのメリットです。 図 3 に示すように、お客様は、HP データセンター ケアのカスタマー ポータルで利用量のデータ を参照できます。このデータは、お客様が通常の利用量の範囲にとどまっている場合も、キャパシ ティの利用量を拡大した場合も、リアルタイムで確認できます。キャパシティの拡大が総コストに 与える影響が確認できると、事業部門の管理者が、事業部門の IT 利用量の企業全体に与える影響 を把握できるようになり、適正な利用につながります。 最後に、新しいアプリケーションをワークロードとして導入する場合、フレキシブル キャパシティ サービスでは、それをサポートするインフラストラクチャが既に自社のデータセンター内に存在す るため、IT 部門が迅速に対応できます。フレキシブル キャパシティ サービス利用のお客様は、長 期のインフラストラクチャ調達サイクルによる、サービスの提供が遅れる心配はありません。 チャネル パートナーにとってのフレキシブル キャパシティ HP フレキシブル キャパシティは、企業にメリットをもたらすだけでなく、HP ServiceOne チャネ ル パートナー プログラムを通じてフレキシブルキャパシティを販売できるチャネル パートナーに も多大なメリットがあります。以下に、それらのメリットを示します。 •より有利なコミッション構造 – フレキシブル キャパシティは、月額基本料金制、3年以上の 契約期間という契約で提供されます。チャネル パートナーは、毎月、基本料金に加え、メー ターで測定した基本料金からの超過分をお客様に請求できます。しかし、最小契約期間が長い ため、HP は、従来のインフラストラクチャのコミッションと同じ支払方法、つまり最初の販 売時に、売上純利益率とお客様の資本支出に基づいて算出されたコミッションを事前に一括し て支払うことができます。これによりチャネル パートナーは、従来の CPE の取引と同じ前払 いの収入を維持したまま、お客様には魅力的な従量制の課金モデルを提案できます。同様の価 格帯のエンドユーザー向けインフラストラクチャを扱うクラウドの取引では、通常、少額の月 単位の売上に対するコミッションしか支払われません。この支払構造によって、これまで多く のチャネル パートナーが大幅な売上減となっています。 •お客様との抽象度の高い会話 – フレキシブル キャパシティをお客様に提案することで、チ ャネル パートナーは、大規模な資本支出を必要とするプロジェクトを中心とした会話ではな く、お客様企業のビジネス目標および希望する成果について会話することができ、コミッショ ンの増加につながります。パートナーは、従量制のモデルの優れたコスト効率活用できます。 このモデルでは、コストが資本のバランスシートではなく、営業費用のバランスシートで処理 されるため、お客様が社内の承認を得やすくなります。 © Stratecast | Frost & Sullivan, 2015 7 frost.com Stratecast :まとめ 企業はいずれも、オンプレミスのデータセンターを今後も維持するという方向で一致しています。 したがって、物理的リソースと仮想的リソースを効率的に管理し、統合するという課題はこれから も継続します。予算面に関しては、資本支出のための資金が不足していること、またキャパシティ 確保のための過剰支出の問題が、多くの企業で課題となっています。その一方で、統合とパフォー マンスの問題は、今日もなお、データセンター マネージャーの一番の関心事です。 データセンター サービスによって、HP は企業のデータセンターという同社の得意分野を活かし、 インフラストラクチャ製品の継続的な需要を確保しつつ、高価値な管理サービス収入を確保してい ます。機器の価格が下落を続け、データセンター インフラストラクチャを消費財としてとらえる傾 向が強まる現在、HP が余分のキャパシティを計画するお客様に対する追加の機器販売の機会をな くして、継続的な利用料という安定した収入源にシフトしたことは賢明な判断です。この戦略はま た、既存顧客が低コストの機器プロバイダに流れるのを防ぎ、HP に囲い込むのに役立ちます。 フレキシブル キャパシティ サービスによって、HP は、オンプレミスのデータセンターでクラウド に匹敵する利便性を実現したいという企業の要望をかなえる大きな一歩を踏み出しました。このサ ービスは、HP が IT に関する以下のニーズを認識していることを示しています。 •セキュリティ、コンプライアンス、およびパフォーマンスの理由から、オンプレミスのインフ ラストラクチャを維持したい。 •投資対効果を最大化するために、オンサイトのインフラストラクチャを最適化したい。 •実際に利用したリソースのみに支払いが発生する従量制の課金モデルに移行したい。 •長期の調達サイクルを待つことなく、新しいビジネス イニシアティブやビジネス チャンスを 迅速にサポートしたい。 HP は、未使用のキャパシティに関するリスクを企業のお客様と共有することで、オンプレミスのデ ータセンターを効率的に管理する能力、およびすべての関係者にとってコスト効率の高い方法で生 産性を改善する能力についての自信を示しています。2012 年の提供開始以来、フレキシブル キャ パシティ サービスの需要は 100% 以上拡大し、2015 年はそれを上回ると HP は予測しています。 これは、フレキシブル キャパシティ サービスの成功の証しです。 チャネル パートナーにとっても、フレキシブル キャパシティはメリットの多いサービスです。フ レキシブルキャパシティのコミッション構造では、初期コミッションが支払われないという一般的 な問題を防ぎます。お客様と戦略的なビジネス目標や成果を含めた会話ができ、従量制の課金に伴 う優れたコスト効率を提供できるのもこのサービスのメリットです。 HP フレキシブル キャパシティは、現在のところ IT 市場で際立った存在です。企業やチャネル パ ートナーからの注目に値するだけでなく、顧客ベースと機器の売上を保護する方法として、このモ デルを手本にしようとする他のハードウェア プロバイダが注目するのも当然だと言えます。 Karyn Price Industry Analyst – Cloud Computing Frost & Sullivan [email protected] 8 © Stratecast | Frost & Sullivan, 2015 HP データセンター ケアおよびフレキシブル キャパシティ:データセンター管理の負担の軽減 Stratecast について Stratecastは、急速に進化し、極度に競争が激しい情報および通信技術市場における賢明なビジネス 判断を可能するために私たちのクライアントと協力しています。 アクション指向型の定期購読調査 とカスタマイズされたコンサルティング契約を組み合わせることで、Stratecastは顧客が協力者とな る業界での長年にわたる実際の経験がなければ得ることができない知識と見解を提供します。 今日 のパートナーは明日の敵です。 また、アジリティと革新は成功のための必須項目です。 担当のアカ ウントエグゼクティブにお問い合わせいただき、私たちの経験を皆さまの成長目標の達成に役立てて ください。 © Stratecast | Frost & Sullivan, 2015 9 Auckland Bahrain Bangkok Beijing Bengaluru Buenos Aires Cape Town Chennai Dammam Delhi Detroit Dubai Frankfurt Herzliya Houston Irvine Iskander Malaysia/Johor Bahru Istanbul Jakarta Kolkata Kotte Colombo Kuala Lumpur London Manhattan Shanghai Shenzhen Singapore Sydney Taipei Tokyo Toronto Valbonne Warsaw Miami Milan Moscow Mountain View Mumbai Oxford Paris Pune Rockville Centre San Antonio São Paulo Seoul Silicon Valley 331 E. Evelyn Ave., Suite 100 Mountain View, CA 94041 Tel 650.475.4500 Fax 650.475.1570 San Antonio 7550 West Interstate 10, Suite 400 San Antonio, TX 78229 Tel 210.348.1000 Fax 210.348.1003 London 4 Grosvenor Gardens London SW1W 0DH Tel +44 (0)20 7343 8383 Fax +44 (0)20 7730 3343 877.GoFrost [email protected] www.frost.com Frost & Sullivan, the Growth Partnership Company, works in collaboration with clients to leverage visionary innovation that フロスト & サリバン社はグロース・パートナーシップ・カンパニーとして、クライアントとともに先見性のあるイノベ ーションを活用することにより、今日の市場参入を左右するグローバルな課題や関連する成長機会への対応を促進して addresses the global challenges and related growth opportunities that will make or break today’s market participants. For more than います。 弊社は50年以上にわたり、グローバル1000企業、新興企業、公共部門、投資業界などのための成長戦略を策定 50 years, we have been developing growth strategies for the Global 1000, emerging businesses, the public sector and the investment してきた実績を有します。 予想される大規模な業界統合の波、破壊的な最新テクノロジー、激化する競争、メガトレン community. Is your organization prepared for the next profound wave of industry convergence, disruptive technologies, increasing ド、画期的なベストプラクティス、変化する顧客ダイナミクス、新興経済国等の問題に立ち向かうための準備は弊社に competitive intensity, Mega Trends, best practices, changing customer dynamics and emerging economies? お任せください。 フロスト & breakthrough サリバン社のグロース・パートナーシップ・サービスに関する詳細情報は、http://www. frost.com/ (英語)、http://www.frost.jp/ (日本語) を参照してください。 For information regarding permission, write: Frost & Sullivan 331 E. Evelyn Ave., Suite 100 お問い合わせ 詳細については、www.stratecast.com をご覧になるか、お電話 (877-463-7678) Mountain View, CA 94041 または E メール ([email protected]) でお問い合わせください。