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5 高齢者の社会参加活動

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5 高齢者の社会参加活動
5 高齢者の社会参加活動
(10.6%)の順となっており、いずれの活動も
10 年前と比べて増加している(図 1 − 2 − 5 −
(1)高齢者のグループ活動
1)
。
グループ活動への参加状況についてみると、
今後の参加意向についてみると、「参加した
60 歳以上の高齢者のうち 59.2%(平成 20(2008)
い」が 54.1%、
「参加したいが、事情があって
年)が何らかのグループ活動に参加しており、
参加できない」が 16.2%となっており、参加し
10 年前(10(1998)年)と比べると 15.5 ポイ
たいと考える人の割合は約 7 割となっている
ント増加している。具体的な活動についてみる
(図 1 − 2 − 5 − 2)
。
と、
「健康・スポーツ」(30.5%)、
「地域行事」
(24.4%)、
「趣味」
(20.2%)、
「生活環境改善」
図1−2−5−1
高齢者のグループ活動への参加状況(複数回答)
(%)
70.0
59.2
60.0
50.0
平成10年
平成20年
43.7
40.0
30.5
30.0
18.3
20.0
17.1
24.4
20.2
12.8
6.7
10.0
6.4
9.3
4.1
7.1
4.8
7.2
5.0 5.9
−
2.3
−
0.8
その他
子育て支援
高齢者の支援
安全管理
生産・就業
教育・文化
生活環境改善
地域行事
趣味
健康・スポーツ
参加したものがある
0.0
10.6
資料:内閣府「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」
(平成 20 年)
(注1)全国 60 歳以上の男女を対象とした調査結果
(注2)「高齢者の支援」は、平成 10 年は「福祉・保健」とされている。
図1−2−5−2
高齢者のグループ活動への参加意向
0
20
40
平成20年
(n=3,293)
54.1
平成15年
(n=2,860)
47.7
平成10年
(n=2,303)
10.5
14.8
46.6
昭和63年
(n=2,451)
43.5
参加したい
17.7
16.6
参加したいが、事情があって参加できない
資料:内閣府「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」
(平成 20 年)
(注)調査対象は、全国 60 歳以上の男女
80
16.2
47.9
平成5年
(n=2,385)
32
60
100(%)
27.3
37.5
32.6
31.0
33.2
参加したくない
2.3
4.3
4.8
4.7
6.7
わからない
第 章
(2)高齢者の学習活動
(3)若い世代との交流の機会への参加状況
高齢者の若い世代との交流の機会についてみ
と、60 歳以上で何らかの学習活動に参加して
ると、60 歳以上で何らかの交流の機会がある
いる人の割合は 17.4%となっている。活動内容
人の割合(「よくある」
、「たまにある」と回答
をみると、
「カルチャーセンターなどの民間団
した人の合計)は平成 20(2008)年で 54.9%と
体が行う学習活動」が 7.6%、「公共機関や大学
なっている(図 1 − 2 − 5 − 5)
。
などが開催する公開講座など」が 4.8%などと
1
高齢化の状況
高齢者の学習活動への参加状況についてみる
また、若い世代との交流の機会への参加意向
なっている(図 1 − 2 − 5 − 3)。
についてみると、参加したいと考える人の割合
また、行ってみたい生涯学習の内容は、「健
(
「積極的に参加したい」
、
「できるかぎり参加し
康・スポーツ」(健康法、医学、栄養、ジョギ
たい」と回答した人の合計)は平成 20(2008)
ング、水泳など)が最も多く、60∼69 歳では
年で 62.4%となっている(図 1 − 2 − 5 − 6)
。
第
47.5%、70 歳以上では 31.8%となっている(図
節
高齢者の姿と取り巻く環境の現状と動向
2
1 − 2 − 5 − 4)
。
図1−2−5−3
高齢者の学習活動への参加状況(複数回答)
カルチャーセンターなどの民間団体が行う学習活動
7.6
公共機関や大学などが開催する公開講座など
4.8
公的機関が高齢者専用に設けている高齢者学級など
4.2
通信手段を用いて自宅にいながらできる学習
4.0
大学、大学院への通学
0.4
各種専門学校への通学
0.4
その他
0.4
参加したいが、参加していない
40.2
参加したくない
42.3
-
10
20
30
40
50
(%)
資料:内閣府「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」
(平成 20 年)
(注)対象は、全国 60 歳以上の男女
33
図1−2−5−4
行ってみたい生涯学習の内容(複数回答)
0.0
10.0
健康・スポーツ
(健康法、医学、栄養、ジョギング、水泳など)
趣味的なもの(音楽、美術、華道、舞踊、
書道、レクリエーション活動など)
教養的なもの
(文学、歴史、科学、語学など)
家庭生活に役立つ技能
(料理、洋裁、和裁、編み物など)
社会問題に関するもの
(社会・時事、国際、環境など)
20.0
47.5
44.5
29.3
26.6
17.4
22.5
15.4
19.2
11.6
17.5
12.4
13.8
自然体験や生活体験などの体験活動
7.6
12.3
6.8
6.7
3.8
5.2
3.0
3.0
0.8
1.7
わからない
その他
(%)
50.0
40.0
31.8
ボランティア活動のために必要な知識・技能
情報端末やインターネットに関すること
(プログラムの使い方、ホームページの作り方など)
職業上必要な知識・技能(仕事に関係の
ある知識の習得や資格の取得など)
育児・教育
(家庭教育、幼児教育、教育問題など)
学校(高等・専門・各種学校、大学、
大学院など)の正規課程での学習
30.0
60 ∼ 69歳
70歳以上
2.5
0.9
0.3
資料:内閣府「生涯学習に関する世論調査」
(平成 24 年)
図1−2−5−5
世代間交流の機会の有無
0
平成20年
(n=3,293)
平成15年
(n=2,860)
平成10年
(n=2,303)
平成5年
(n=2,385)
20
40
24.6
80
30.3
20.2
27.0
23.0
28.8
28.2
24.1
よくある
17.7
36.0
30.1
12.9
38.1
ない
たまにある
資料:内閣府「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」
(平成 20 年)
(注)調査対象は、全国 60 歳以上の男女
ほとんどない
100(%)
16.3
35.2
ある
34
60
全くない
7.7
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