Comments
Description
Transcript
概算要求の概要(再生可能エネルギー関係) 資料1-3
資料1-3 第 3 回資料 概算要求の概要(再生可能エネルギー関係) 地域政策課まとめ 1.再生可能エネルギー関係概算要求の概要 (1)再生可能エネルギーのコスト低減を図るため、引き続き大型洋上風力の開発等を 推進 (2)再生可能エネルギーの導入拡大等に対応するため、送電網の整備等を引き続き推 進するとともに、風力発電等の環境アセスメントの迅速化に向けた実証事業を集 中的に実施 (3)地域における分散型エネルギーシステムの構築を推進する観点から、固定価格買 取制度の対象とならない自家消費型再生可能エネルギー発電や太陽熱・地中熱な どの再生可能エネルギー熱の導入加速化等の実施 (4)水素社会の実現に向けたロードマップに基づく水素エネルギーの本格的な利用拡 大を目指し、水素エネルギー利用の先駆けたる家庭用燃料電池(エネファーム) の導入等を推進 2.省庁別の主な要求 (1)資源エネルギー庁 (注)金額:H27 概算要求額(H26 当初予算額) ① 再生可能エネルギーの最大導入(高コスト/出力不安定/立地制約の克服) ○洋上風力発電等技術研究開発 79.3 億円(49.0 億円) 浮体式洋上風力発電の技術開発・実証のほか、千葉県銚子沖及び福岡県北九州沖で着床 式洋上風力発電の実証や着床式洋上ウィンドファームの開発を実施 ○電力系統出力変動対応技術研究開発事業 60.0 億円(40.0 億円) 風力等再生可能エネルギーの発電量の出力変動に対する予測技術を高精度化・実用化し、 最大の再生可能エネルギーの受け入れを可能とする技術開発を実施 ○再生可能エネルギー熱利用加速化支援対策費補助金 80.0 億円(40.0 億円) 地域における再生可能エネルギー熱利用の拡大を図るため、自治体や民間事業者等によ る地中熱や太陽熱など再生可能エネルギー由来の熱利用設備の導入支援を大幅に強化 第 3 回資料 ○バイオマスエネルギーの地域自立システム化実証事業 5.0 億円(2.5 億円) 地域におけるバイオマスエネルギー利用の拡大に資する技術体系及びビジネスモデルを 確立するため、地域特性を活かしたモデル実証事業を実施 ② 水素社会の実現に向けた取組強化 ○民生用燃料電池(エネファーム)導入支援補助金 150.0 億円(新規) 家庭用燃料電池(エネファーム)の自立的な市場を確立し、2030 年に530 万台普及を達 成するため、設置者に対し導入費用の補助を実施 (2)環境省 ① 低炭素技術の社会実装と循環共生型の都市づくり・街づくりの加速化 ○風力発電等に係る地域主導型の戦略的適地抽出方法の構築事業 1.6億円(新規) 地域主導による適地抽出の手法に関するガイドラインをとりまとめ、モデル地域におい て実施 ② 革新的なイノベーションの推進 ○再エネ等を活用した水素社会推進事業 30.0 億円(新規) カーボンフリー社会の実現と、燃料電池自動車の普及・促進のため、再エネ由来の水素 ステーションの導入を支援 ③ 自立・分散型の再生可能エネルギー技術開発・実証や資源循環の促進支援 ○地熱・地中熱等の利用による低炭素社会推進事業 28.5 億円(16.0 億円) 地熱・地中熱等を利用し低炭素社会の構築に資する発電、熱利用・供給設備等、計測・ モニタリング装置等付帯設備の導入を支援 (3)農林水産省 再生可能エネルギーの導入促進等 ○農山漁村活性化再生可能エネルギー導入促進対策 12.0 億円(11.4 億円) 再生可能エネルギー発電事業による収入を地域の農林漁業の発展に活用する取組や農業 水利施設を活用した小水力発電等に係る調査設計費等を支援