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鳥 取 県 に お け る 公 害 問題の 動 向
本 県 は 、 工 業 県 や 大 都 市市街地 に み ら れ る よ う な 公害 問 題 は 少 な く
と く
に 、 幸 い な こ と に は 現 在 の と こ ろ 健康被害 は 全 く あ り ま せ ん 。
本 県 の 公 害 は 、 本 県 の 重 要 な 産 業 で 中 小 企 業 が大 半 を 占 め る 食 料 品 加 工 業
及 び畜 産 に 起 因 す る 環 境 汚 染 が あ げ ら れ 、 そ の 主体 は 水 質 汚濁 と 悪 臭 で あ り
ま す。
大 き な 工場 と し て は 、 米子 市 に パ ル プ工場 が 立地 し て い ま す が 、 各 種 の 公
害 防止施 。受 の 整備 に よ り 7斬次 改 善 さ れ て い る も の の 、 美保湾 の 水 質 汚濁 と 広
範 囲 の 悪 臭 に 問 題 が残 さ れ て い ま す 。
大 気 の 汚 染
大 気 は 、 ま ず 清浄 と い え ま す 。 昭 和48年 5 月 、 従 来 の 環 境基準 が さ ら に 強
化さ れま したが
そ の 基 準値 を 十 分満足 し て お り
そ の う え 、 近 く 工場 、 事
業場 か ら の ば い 煙 の 排 出 基 準 が現 在 の そ れ よ り さ ら に き び し く な り ま す 。
水 質 の 汚 濁
公 共 水 域 は 、 意 外 と 汚濁 が進 行 し て い ま す 。 こ れ は 、 中 海 、 東 郷池 、 湖 山
池 の よ う に 閉 鎖 的環 境で 富 栄 養 化 が進 行 し て い る た め で す 。 そ の ほ か 、 パ ル
プ工場 の 排 水 に よ る 美保湾 日 野 川 河 口 水 域 の 汚濁 、 都市部 に お け る 生 活排 水
に よ る 都 市 河 川 の 汚濁 が あ げ ら れ ま す 。
こ れ ら の 水 域 の 水 質 改 善 の た め の 施 策 が種 々 あ げ ら れ て い ま す が
これら
の 施 策 は 実施 の 段 階 に 入 っ て い る と こ ろ で あ り ま す 。
0
公 共 下 水 道 の 整 備促 進
鳥 取市 公共 下 水道事業 ( 昭和28 年 度着 手 処理対象 人 口 1 00 , 700 人 )
米子市 公共 下 水道事業 ( 内 浜処理場 昭和44年度着手 処理対象 人 口 50 , 000
人 皆 生 処理場 昭 和 50 年 度 着 手 処理 対 象人 口 5 , 000 人 )
天 神 川 流域下 水 道 事業 ( 昭 和48 年 度 着 手 )
天 神 川 流域別 下 水 道整備 総 合 計画 の 策定 ( 昭和48 年度 )
斐 伊 川 流域 別 下 水 道 整備 総 合 計 画 の 策 定 ( 昭 和48 年度 )
日 野川
美保湾流域別 下 水道 整備 計 画 の 策 定 ( 昭和49年 度 予 定 )
0
工場 事 業場 に 対 し 、 よ り き び し い 排 水 基準 に よ る 規 制
上乗 せ 条例 の 制 定 ( 昭 和48 年 1 0 月 規 制 対象地域 米子市
境港市
日吉津
村)
○
底泥 ( ヘ ド ロ ) 対 策
東 郷 池 底 泥 固 査 ( 昭 和 48 年 度 )
底 泥 浚漂 ( 昭 和 49~ 52 年 度 第 一期 。十 面
ジ麹業 面 積0 . 67km 2 )
湖 山 池 底 泥 週 査 ( 昭 和 49 年 度 予 定 )
そ の ほ か 、 し 尿浄化 槽 、 家畜 の 飼 養施 。受 の 適 正 な 維持管理 の 充 実 な ど が 主
な 施策で あ り ま す 。
騒
音
県 内 の 大 き な 騒音 の 発生 源 で あ っ た 鍛造 工場 、 チ ッ プ工場 は 移転、 防音 設
備 の 。没置 に よ っ て 住 民 の 苦 情 は 解消 し 、 現 在 の と こ ろ 工場事業場 に お け る 大
き な 発生 源 は あ り ま せ ん 。
現 在 、 鳥 取市 、 米子 市 が規制 地域 と し て 指 定 さ れ て い ま す が、 近 く 境港市 、
倉 吉市 な ど 規 制 地域 を 拡 大 し て い く 予 定 で す 。 本 県 の 場 合 、 県 条例 に よ っ て
事 業 活 動 に と も な う 深夜 騒音 ( 午 後 1 0時 ~ 翌朝 午 前 6 時 ) を 全県 下規 制 し て
い ま す の で 、 他 の 町 村 に つ い て も 当 面 は こ の 条例 の 規 制 で カ バ ー で き る も の
れ
と 考え て い ま す。
悪
臭
広 範 囲 に 影 響 が あ る 米 子 市 の パ ル プ工場 と 畜 産 、 水 産 加 工工場 が主 な 発生
源 で あ り ま す 。 昨 年 1 0 月 、 4 市 1 0 町 村 を 規 制 地域 に 指 定 し 、 さ ら に 、 町村 長 の
意 見 を 聞 き つ つ 規 制 町村 を 拡大 し て い く こ と と し て い ま す 。
悪 臭 の 指導 監督 の 権 限 が 騒音 と 同 じ よ う に 市町村 に 委任 さ れ て い ま す が 、
市町村 に 悪 臭物 質 を 測 定 す る 技術者 が ま ず 現状 で は 得 ら れ な い た め 、 測 定 は
す べ て 県 ( 衛生研究所 ) に 委託 さ れ て い る こ と 、 ま た 、 適確 な 悪 臭 防止 技術
が必 ら ず し も な い と い う こ と で 、 苦 情処理 等 の 解 決 が む づ か し く 、 問 題 が 多
い と こ ろ です。
-
2
ー
そ の 他 の 環 境汚 染
自 動 車 公害--最 近 の モ ー タ ノ ゼ ー シ ョ ン の 進展 は 著 し く 、 自 動 車保 有 台
数 、 県 外 車 の 乗 入 れ の 増 加 は 、 主 要 道 路周 辺 の 生 活環 境 を 悪 化 さ せ て い ま す 。
一酸 化 炭 素 な ど の 大 気 汚 染 、 交 通 騒音 が近 い 将 来 の 問 題 と な る で し ょ う 。
水銀 、 P C B --社 会 問 題 と な っ て い る 水銀 、 P C B は 、 幸 い 本 県 に は 原
料 な ど と し て 直接取 扱 う 工場 は な く 、 魚 貝 類 ・ 農作物 そ の 他 の 食 品 、 環 境 関
係 、 母乳 な ど を 測 定 し た 結 果 で は 、 関 係 の 。午容基準以 下 ま た は 他 の 都 道 府 県
の 測定値 に 比較 し て 低 く な っ て お り ま す 。
な お 、 メ ソ キ 工場 の 排 水 か ら 排 水基準 以 上 の シ ア ン 、 ク ロ ム を 検 出 し た こ
と が あ り 、 都 市河 川 が汚染 さ れ る お そ れ が あ り ま す 。 今後 と も さ ら に 監視 を
強化 す る こ と と し て い ま す 。
休廃止 鉱 山 の 鉱害--岩 美鉱 山 、 百 谷鉱 山 は 、 坑 水 中 に 含 ま れ た 重金属 に
よ っ て 河 川 、 土 壌 の 汚 染 が 。忍 め ら れ ま し た 。
幸 い カ ド ミ ウ ム に よ る 健康被 害 は 認 め ら れ な か っ た が、 銅 に よ る 流域 水 田
の 水 稲 被 害 が あ り ま す 。 岩 美 鉱 山 に つ い て は 、 坑 水 の 処理施 。受 、 百 谷 鉱 山 に
つ い て は 、 農 業 用 水 路 の 新 装 、 流域 水 田 の 客 土 を 行 っ た と こ ろ で あ り ま す 。
工
業
開
発
他 県 に お い て は 、 工 業 化偏 重 の 開 発政 策 を 反 省 し て 生 活 優 先 を 強 く 打 ち 出
そ う と す る 機運 が高 ま っ て い ま す 。 し か し 、 地域 開 発 を 必 要 と す る 本 県 に お
い て は 、 自 然 保 護 、 公 害 防止 を 最 重 点 の 課 題 と し な が ら も 住 民 の 福 祉 の 向 上
の た め に は 工 業 開 発 を 進 め な け れ ば な ら な い と こ ろ に 本 県 の悩 み が あ り ま す 。
地 域 の 開 発 に あ た っ て は 、 地 域 の 環 境 受 容能 力 の 推 定 、 開 発段 階 ご と の 汚
染 、 汚 濁 負 荷量 の 将 来 予 測 、 計 画 内 容 の 規 模 が環 境保 全 上適 正 か 否 か の チ ェ
ッ ク を す る 必要 があ り ま す 。
し か し な が ら 、 こ れ ら の 方法 は 世 界 的 に 未 開 発の 分野で あ り 、 環 境庁 に お
い て も こ の 方法 の確 立 ま で に 1 ~ 2 年 は か か り そ う で 、 当 面 の も の さ し と し
て 大 気 、 水 質 、 騒音 の 環 境基 準 を 活 用 し こ れ に 対処 し て い く こ と と し て い ま
す。
-
3
-
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響事邊教を隊
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ゞ 廃 し‘ 影‘ 醜聞圏圏調変劾 謝 想 発 霧
公害 に対す る 苦情
′
図- '
年度 別 公 害種類別 苦情発生 状 況 ( % )
J等h
」 “-
昭 和 42 年 度
昭和43年 度
"
昭 和 44 年 度
L 10%
14% 、、 一 17%
L 1場/
4% \
22%
・
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18%
53%
20% /
、\、 6%
42%
、 、 、 23 %
ノノノ′ 3%
41 %
土壌
14 %
“
昭 和 45年度
7 % 、・
30 %
、、
12 %
、、
34 %
、4 %
13%
、 ‘ 挑 メ 納 ぐ ちなす\ ~
昭和46年度
昭和47年 度
同%
31 %
22%
9%
31 %
16%
昭和47年度 彪翔彪翔彪翔薇翔
17%
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30%
/1 % 6%
29 %
15%
騨騨嚢釀釀騨讓讓讓讓讓讓讓讓襲襲讓洲
16%
32 %
25%
l全
国
0. 5 % 9. 5 %
駕謎気
鳥 取 県 に お け る 公 害 種 類 別 苦 情 発 生 状況 は 、 別 図 の と お り で す が 、 昭 和 47
~ r 1J & J J
年度 に つ い て み る と 水 質 汚濁 の 苦 情 が最 も 多 く 、 続 い て 悪臭 、 騒 音 ・ 振動 の
順 と な っ て い ま す 。 と く に 水 質 汚 濁 と 悪 臭 の 苦 情 は 、 全 体 の 60 % を 占 め 、 そ
の ほ と ん ど が 畜産業 に 起因 す る 苦 情 に よ る も の で す 。
な お 、 昭 和 47 年 度 の 全 国 の 公 害 苦 情 の 状況 を み る と 、 騒 音 ・ 振動 に 関 す る
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苦情 が最 も 多 く 、 次 い で悪臭 、 大 気 汚染 、 水 質 汚濁 の 順 と な っ て い ま す 。 騒
音 ・ 振 動 に 関 す る 苦 情 は 都 市 に 多 く 、 水 質 汚 濁 に 関 す る 苦情 は 、 町 村 に 多 く
出 て い ま す 。 鳥 取 県 の 公 害苦情 は 、 町村型 の 傾 向 を 示 し て い る と い え ま す 。
-
蟹田
4
図- 2
昭 和 47年度 市 町村別 公 害 苦情 受 理 状 況
・舟豊村 皺冤學だれ, 摩さ奏濠端 予苓字訓 燃
峨"
●●‐
●●
l
窃
ー
螂丁
東郷 町
○● 人 」 町
会見町
岸本町
,萬 口町
●
倉謎 帝
関全町
:△
鹿勤 町
●●●●
一朝町
::
△○
河原 町
●●・・
佐惰村
用義郎
郡家 町
○●
船岡 町 八 外 川「
‐●
智 頭町
0 ●
若桜呵
・
こ ん 颪 ザ せ ‘れ、 ふ端
典 型 7 公 害 の発生 経 路 と 関係 主 要 法令
図- 3
典 型 7 公 害 の発生経 路 と 関係 主要 法令
議逡群中 . 」
, 翼帆
翔 郊"ミぜ 卦河サF認÷÷覆耕一 マニ リ ミ
0 公害防止 事業団法
0 公 害 防 止 事 業 費 事 業 者 負 担法
○ 八 の 健康 ! 」 係 る 公 害 犯罪 の 処 罰 し 関 す る 法 律
鬮
○ 公 害紛 争処理 法
0 公 害健康 被 害補 償 法
0 特 定 工場 【 し お け る 公 害 防 止 組織 の 整 備 に 関 す る 法 律
○ 水 質 汚濁 防止 法 第 3 条 第 3 項 の 規 定 に 基 つ く 排 出 基
0 廃 棄 物 処理 及 ひ
清掃 関
す る 法律
1 . 大気の汚染
““‘
ー
. 水質 の汚
の
ー
糟水
準 を 定 め る 条例
0 大 気 汚染 防 止 法
○ 鳥取 県 公 害 防
止条例
航
0 水 質 汚濁 防止 法
○ 何′ 法 等
工場
0 海 洋 汚染 防止 法
0 亮取県公害防
事業場
○ 鳥取県公害
円‘ 業 活 動 )
止条例
空
機
0 公 共 用 飛行 場 の 周 辺
分じん
防止 条 例
0 電気事業法
に お け る 航 空機 騒 音
よ る 障 害 の 防止 等
関 す る 法律
0 防 衛施設 周 辺 の 整 備
- 関 す る 法律
0 カ ス 事業法
0鉱山解安法
0 毒 物 劇物 取 締 法
自
動
車
0 道 路運 送 甘 両 法
農
薬
0 道路交通法
0 農薬取締法
6. 地盤沈 下
0 工業用水底
0 建 築 物 用 地下 水
関 す る 法律
3土 し よ う 汚染
0 農用地の土 し ょ フ
の 汚 染 防止 等
る 法律
関
環境基準 と 排 出基準 (規制基準)
環
境
基
準
公 害 防 止 行 政 上 の 目 標 基準 と し て 公 害 対 策 基本 法 第 9 条 に 規 定 さ れ て い る
も の で す 。 こ の 基準 は 学 問 上 の い わ ゆ る 許 容 限度 と い う 性格 の も の で は な く
ま た 、 そ れ が維持 さ れ て な い 場 合直 ち に 行 政 力 を 発 動 す る 規制 基準 で も あ り
ま せ ん 「維 持 さ れ る こ と が望 し い 基準 」 で あ り ま す 。
環 境 基準 を 確保 、 達 成 の た め 、 種 々 の 施 策 を 総 合 か つ 有 効適 切 に 講 じ る 必
要 が あ り ま す 。 こ れ を 具体 的 に 進 め る に あ た っ て 、 排 出 の 規制 、 排 出 源 の 立
地 規 制 、 土 地 利 用 の 規 制 等 が 必 要 と な り 、 こ こ に 環 境 基 準 が翻 釈 さ れ て 、 排
出 基準 と し て 規制 が 行 な わ れ る こ と に な り ま す 。
公 害 対 策 基 本 法 に お い て は 政 府 は 大 気 の 汚 染 、 水 質 の 汚濁 、 土 壌 の 汚 染 、
及 び 騒音 の 環 境基準 を 長 定 す る こ と と さ れ て お り 、 す で に 大 気 の 汚染 、 水 質
の 汚濁 、 騒 音 に つ い て は 環 境 基準 が設 定 さ れ て い ま す 。
大 気 の 汚 染 … … … 昭 和 44 年 2 月 に い お う 酸 化 物 、 昭 和 45 年 2 月 に 一 酸 化 炭 素 、
昭 和 47 年 1 月 に 浮遊 粒子 状物 質 に つ い て 。受 定 さ れ た が
昭 和 48 年 5 月 、 こ れ
ら 三物 質 の 基準 を さ ら に き び し い 基準 を 設 定 す る と と も に 新 し く 二 酸 化 窒 素 、
光 化 学 オ キ シ ダ ン ト の 環 境 基準 を 設 定 し ま し た 。
こ れ ら は す べ て 全 国 一 率 の 基準 と な っ て い ま す 。
水 質 の 汚 濁 … … … 昭 和 45 年 4 月 健康 に 係 る 環 境 基準 と 生 活環 境 に 係 る 環 境 基
準 が 。没 定 さ れ て お り 、 前 者 は 有害 物 質 シ ア ン ほ か 7 物 質 に つ い て 全 国 一 率 に 、
後 者 は 河 川 、 湖 沼 、 海域 に わ け ら れ 、 そ れ ぞ れ の 水 域 の 利 用 目 的 の 適応 性 に
よ っ て 、 た と え ば最 も 水 質 の よ い 自 然 探勝 等 の 環 境保 全 、 つ い で 水 道 水 源 、 水
産 、 工業用 水源、 さ ら に 最 も 水質 の 悪 い 日 常生 活 に お い て 不 快 を 生 じ な い 限
度 と い っ た よ う に 河 川 は 6 類 型 ( A A ~ E ) 湖 沼 は 4 類型 ( A A ~ C ) 海域
は 3 類型 ( A ~ C )
に わ け ら れて い ま す。
基準値 と し て は 水 素 イ オ ン 濃度 ( P H ) 化 学 的 酸 素 要 求 量 ( C O D ) 生 物
化 学 的 酸 素 要 求 量 ( B O D ) 浮 遊物 質 量 ( S S ) 溶存 酸 素 ( D O ) 大腸 菌群
数 が そ れ ぞ れ の 類型 別 に 定 め ら れ て お り ま す 。
騒音 … … … 昭 和 46 年 6 月 設 定 さ れ た 環 境 基準 は 、 地域 の 区 分 ご と
-
7
-
時間 の 区
分 ご と に 定 め ら れ 、 地域 の 区 分 は 、 住宅 の 立 地状況 、 そ の 他 土 地 利 用 の 実 情
を 勘 案 し て 、 療 養 施 。受 が集 合 し て い る 地域 な ど と く に 静穏 を 必 要 と す る 地域 、
主 と し て 住 居 の 用 に 供 さ れ る 地域 、 相 当 数 の 住 居 と 併 せ て 商 業 、 工 業 の 用 に
供 さ れ て い る 地域 の 3 類 型 と し 、 時 間 の 区 分 と し て は 昼 間 、 朝 夕 、 夜 間 の 3
つ の 時 間 帯 と し て 騒 音 の 大 き さ を 35 ホ ン ( A ) 以 下 か ら 60 ホ ン ( A ) 以 下 の
間 で 組立 て ら れ て い ま す 。
こ れ ら の う ち 、 と く に 静穏 を 必 要 と す る 地 域 以 外 の 2 類 型 に あ っ て は 道 路
に 面 す る 地域 に つ い て と く に 別 個 の 基準 値 が設 け ら れ て い ま す 。
2 車線の道路 と
2 車 線以 上 の 道 路 に 分 け て 前 。 己 基準値 よ り 5 ホ ン ( A )
大 き い 45 ホ ン ( A ) 以 下 か ら 65 ホ ン ( A ) 以 下 の 間 に 基準 値 が定 め ら れ て い
ま す。
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選ま
ミ3 月 !
を 〆
規
制
基
項 官、、遜建 名
規 制 の 目 的 は
規 制 を う け る
地
基準規制
物施項規制目けるをう・没
域
は
準
騒音規制 法
悪 臭 防止 法
健 康 保 護 、 生 活環
生7辞環境の保全 (健
生7琵環境の 保全 (健
境の 保全
康保護 は 間接的 )
康 保 護 は 間 接 白め
大 気 汚染防止 法
水 質 汚濁 防止 法
健 康 保 護 、 生 活環
境の 保全
全
県
全
知 事 が指 定
県
( 鳥取 市 、 米子市 )
誰 が定 め る の か
国 が定 め る
国 が定 め る
知事 が 定 め る
法 律 の 基準 」 よ り き ひ
い 、 基準 を 県 の 条例 で
定 め る こ と ガて き る ゐ
十 葬 せ 条例 の 鷺 定 )
硫 黄 酸 化物 以 外 は
知事 が 定 め る こ と
知事が定 め る こ と
市町村長 が 定 め る
適用 を う け る
る 場所は
施
表
は
がで き る
が で き る ( 米子市
境港市 、 日 吉 津村 )
煙突 の 排 出 口
汚 水 の排水 口
ば い 煙 発生施 設26
特定施 設
い お う 酸化物 、 は
一 般 項 目 1 2項 目 物 質
施設 粉 じ ん 発生
施 設 5 施設
項 目 、 物質 は 、
い じ ん 、 有 害物 質
5 物質 、 ふ ん じ ん
法律で 規制 を
う け る 上 記以
知事 、 市町村長 が
定 め る こ と がで き
る。
外 の 施 。役 、 項
目 、 物質 を 県
の 条例 で 規 制
でき る か
( 条例 ( よ る
横出 し 規制 )
立 入 検査 改 善 勧 告
命 令 等の 権限 は
( 粉 じ ん 関 係特定
施設 2 施設)
県
○ 排 出 基 準違 反 直
罰 (徴 役 6 月 以
予 罰 金1 0 万 金以
ト)
罰 則 及 ひ 行 政 処 分 o 排 出 基 隼違 反 の
お そ れ 改善 命 令
改善命令違 反 ( 徴
役 1 年 以下罰 金
20万 円 以下 )
敷地境 界線
敷地境 界線
煙突 の 排出 口
汚水 の排水 口
74施 設 特 定 工 場 1 1 種 類の 施 没 は と く に 特 定
機械 特定建 設作業
さ れて い な い。
5 種類 の 作 業
騒音 の 大 き さ
悪臭物質 5 物 質
知 事 、 市町 村 長 が
知 事 、 市町 村長 が
悪臭物 質 に つ い て
定め る こ と かで き
定め る こ と がて き
の み 知 事 、 市町村
る。
る。
長 が定 め る こ と が
有 害物 質 7 物 質
( 汚水 関 係 特定施
長
4 施設)
( 騒音 関 係 特定施
絞
市町村
県
0 排 出 基 隼違 反 直
罰 ( 徴役 6 月 以
下罰 金1 0万 円 以
下)
0 排 水 基 隼違 反 の
お そ れ 改善命令
改善命令違 反 (徴
役 1 年以下罰 金
0 規 制 基 準違 反 、
周 辺 の 生 活環 境
がそ こ な われえ
場合改善勧告
改 善命 令
改善命令違反 (徴
役 1 年 以 下罰 金
10万円 以下 )
20万 円 以下 )
活動 ( ) と も な う 深
他
夜 騒音 ( 午後 10時
か ら 翌 日 の 午前 6
時 ま で ) を 規制
-
9
-
で き る
1 施 "
条例 r よ っ て 事 業
の
( 4 市10町村 )
知事 が定 め る
こ と がで き る
深夜 騒音 の 規制
そ
知事 が指定
市町村
0 規 制 基 隼違 反 、
周 辺 の 生 活環 境
がそ こ な われえ
場 合改 善勧告
改 善命 令
改善命令違反 ( 徴
役 1 年 以下罰 金
10万 円 以下 )
I′i-‘lI1
気
汚
染
大気 汚染 の 発生源
I -′-
藤稲帷
jIl
トIl!L触Ir魁湾隣" 繁穣ふ 醸瀉藪 笠 瞭 翁 巍 沸
大
大
目 鉄的 汚染 火山 の 爆発 、 強 風 L よ る ほ こ り
か行 わ れ る ) の
人 為的 汚染 工場等の ばい 煙 、 自 動 車排出 力
II1-l1!" jil- - - -ゞ 1-ll--II!-℃1I′ I-‘ Il!
染 複合汚染 離農霧許ものか空気中て二次
私 た ち の生 活 に 欠 く こ と の で き な い空気 は 、 一見無限 に あ る よ う に 見 え ま
す が 、 地 上 7 ~ 1 0如 の 限 ら れ た 薄 い 層 で 地 球 を 取 り ま い て い る に す ぎ ま せ ん 。
こ の 空気 の 中 で地球上 の す べ て の 生 物 は 活動 し 長 い 間 に わ た っ て 自 然 界 の
パ フ ン ス を 保 っ て き ま し た が 、 最 近 の 産 業 の 発展 、 人 口 の 都 市 集 中 お よ び 自
動 車 台 数 の 激 増 は 、 各種 の 有 害物 質 を 大気 中 に 放 出 す る こ と に な り 、 短期 間
の あ い だ に 自 然 界 の バ ラ ン ス が失 わ れ 、 人 間 を は じ め い ろ い ろ の 生 物 に 被害
を与 え は じ め て お り ま す。
大気 汚染 に か か る 環境基準
物
質
条件
「一 酸 化 炭 素
仔 遊 粒子状物 質
二 酸 化 窒 素
1 時間値の 1 日
平均 値 が 0. 0 4
1 時間値の 1 日
平均値 か 1 O P
1 時 間値 の 1 日
平 均値 が 0. 0 2
り 、 かつ 、 1 時
間 値 が ○. 1 P P
かつ 、 1 時 間値
の 8 時 間 平 均値
1 時間値の 1 日
平均値 か 0. 1 0
mg / 証 以下 で あ
り 、 かつ 、 1 時
と。
下で あ る こ と 。
溶液 導 電率 法
非 分散 型 赤 外分
m 以下で あ る こ
P m 以下 で あ り
が 2 0 P P m以
析 。十 を 用 い る 方
法
測定方法
48 55 ・ 1環境庁告示第35号
8
/′
第 25号
48
二酸化い お う
P P m 以下 で あ
環境上 の
!'
間 値 が ○. 2 0 mg
/ 話 以下 で あ る
備考
1
2
光化学 オ キ ノ タ ノ ト
1 時 間 値 か 0.
0 6 P P m以
P P m 以下 で あ
下て あ る こ と 。
サ ル ソ マ ン 武薬
を 用 い る 吸光光
中性ヨ ウ化力
グ ウ ム 溶液 を
る こ と。
こ と。
濾 過捕 集 【 " よ る
重量 濃度 測 定 方
怯ま え はこ の方
法 に よ っ て 測定
さ れ え 重 量 濃度
と 直線 的 な 関 係
を 有す る 量 が え
ら れ る 光散 乱 法
)--1( II 1止=川田
秋 邦 譲 “ き ノ ・ きれ褻契字塞ぎもき 、 為梓r◆跨 濱 、 ご“ 雑o饑輻謡 簿 鬘瓣鱗 絨ず “豚腕ぃ
,ギガ
度法
用 い る 吸光 光
度法 ま え は電
量法
浮 遊粒子状物質 と は 、 大 気 中 に 浮遊 す る 粒子状物質 で あ っ て 、 そ の 粒径 か 1 0
ミ ク ロ ン 以下 の も の を い う 。
光化 学 オ キ シ ダ ン ト と は 、 オ ソ ン 、 パ ー オ キ シ ア セ チ ル ナ イ ト レ ー ト そ の 他 の
光 化学 反 応 に よ り 生成 さ れ る 酸 化性物 質 ( 中 性 ヨ ウ 化 カ ノ ウ ム 溶液 か ら ヨ ウ 素 を
遊離 す る も の に 限 り 、 二酸 化窒 素 を 除 く 。 ) を い う 。
- 10
一
図 - 4 県 内 自 動車保有台数 の推移
占5
4 4
3
4 5 .
3
4 6 .
3
4 7 .
3
4 8 .
3
図- 5
S
県内 の過去 4 年間 の重 油消 費 量の推 移 ( kの
4 4
( 186 , 546 )
A
、、、、、、、、、、、
S
4 5
( 229 , 7 0 1 )
S .
4 6
( 2 58 , 0 62 )
S
1 万台
4 7
( 269 , 882 )
一 11
一
′
--- ーj
If
け む り と 気象 と の 関係
il
′I- “1=1
-1 1I 1‘l1- -1Il‘ 1l‘II
馴
Il1==1事1 I‘ llrね壯1轟早1l
輝 き‐
煙突 か ら 大 気 中 に 放 出 さ れ る 汚染 物 質 は 、 大 気 の 動 き に つ れ て 移 動 し 拡 散
希 釈 さ れ ま す が 、 こ の 拡散 の 現 象 は 、 大 気 の 温度 や 風 の 強 さ な ど の 気 象 条 件
に 左右 さ れ ま す。
晴れえ 日 中 に見 ら れ る 。
大 気 の 温 度 が上 空 ↓ 」 行
く (こ し え がっ て低 く な
特聽赫臨箋は繕翼夢)
る 場合。
曇 り の 日 ℃」 見 ら れ る 。
高 度 に よ る 大気 の 温度
差 が あ ま り な い 場 合。
晴れ え 夜間 か ら 朝方 に 見 ら れ る 。
大気 の 温度 が高 く 上空
に 行 く に し え がっ て 高
く な る 場 合。
大 気 の 温度 は地上 か ら
日 の 出 前後 に 見 ら れ る 。
高度 と と も に低 く な る
が、 あ る 層 か ら は逆 r
高 く な る 場合。
( 踵源 周 辺 に 汚染 を も た ら す 。)
洲
ダウ ン ウ ォ ノ シ ユ
ダウ ン ド フ フ ト
{ 墜難惹凝讓"端麗詳 }
{ 態惣常鱗蟻髄監薩終學恋う
-
12
-
□ □ □ □□ □□ □□ [ 話
ココ □ロ □ロ □ □□~ □□、
□□□
コ □ □ □ □ □
コロ ロ □ □□
□ □ □
炭 火 水 素
一 酸化 炭 素
窒素 酸化 物
汚 染物 質 の 種類
( 1 ) い お う 酸化 物 - S 0 2 、 S 0 3
燃料 の う ち 、 木材 、 ガ ス を 除 き 大 な り 小 な り い お う を 含 ん で い ま す 。 特 に
重 油 は い お ぅ を 0 . 3 ~ 3 . 5 % と 多 く 含 み 、 燃焼 の 際 に こ れ が い お う 酸 化 物 と
な っ て 大気 中 に放 出 さ れ ま す 。
発生 源 と し て は 、 重 油 を 燃 料 と す る 火 力 発 電 所 、 化 学 工 場 等 の ボ イ ラ ー
加 熱炉 の ほ か
(2)
ビ ル の 暖房 用 の ボ イ フ ー な ど が あ り ま す 。
ばい じ ん
ばい じ ん と は 、 大気 中 に 飛散 し て い る す ず 、 粉 じ ん の こ と で 、 こ れ は地
上 に 落 ち て く る 降 下 ば い じ ん と 大 気 中 に 浮 ん で い る 浮 遊粉 じ ん と に 分 け ら
れま す。
か っ て 、 石 炭 が燃料 と し て 多 く 使 わ れ た 頃 は 、 ば い じ ん が大 気 汚染 の 最
大の原因 と な っ て い ま し え が
重 油 へ の 燃料転換 と と も に 大 幅 に 減少 し て
い ま す。
(3)
窒 素 酸 化 物 - N ox
工 場 、 自 動 車 の 燃 料 の 燃焼 に よ っ て 発生 し ま す が 、 特 に 車 の エ ン ジ ン 内
で燃料 が 高 温 で 燃焼 す る 際 に 空 気 中 の 窒 素 が 酸 化 し て で き
光化学 公害 の
原 因物質 の 一つ に な っ て い ま す 。
(4 )
一酸化炭 素 - C O
燃 料 が 不 完 全 燃焼 す る と き に 発 生 し ま す が 、 主 と し て 自 動 車 ( 特 に 停 止
中 に エ ン ジ ン を 動 か し て い る 時) の 排 出 ガ ス 中 の 一 酸化炭 素 が問 題 と な っ
-
13
-
・【.- -‐ ‐・【・ ‘‐・ ‘′‐-‘J・,‘′.-‘-‘-‘-‘-‘-‘ -‘- - ‘-‘- - -.
て い ま す。
(5)
炭 化水素 - HC
-‘- - .--.- - .--
炭 素 と 水 素 を 含 ん だ 有 機 化 合物 の こ と で 、 主 な 発 生 源 は 自 動 車 、 石 油 精
製工場 で す 。
----‘‐‘-‘t・r‘‐‘-‘- ii′--ll
光 化 学 公 害
光化 学 ス モ ソ グ と 呼 ば れ 、 東 京 や 大 阪 な ど で 被害 が発 生 し て い ま す 。 こ れ
は 、 自 動 車 や 工場 か ら 大気 中 に 排 出 さ れ た 窒 素 酸化物 や炭 化水 素 が
日 光の
強 い 紫 外線 を 受 け て 光 化 学 反 応 を お こ し 、 オ キ シ ダ ン ト と 呼 ば れ る オ ゾ ン な
-
ど の 過 酸化物 に 変化 す る も の で す が
そ の 発 生 機構 に つ い て は 、 ま だ 解 明 さ
れ な い 点 が残 っ て お り ま す 。
図- 6
大気 汚染 ( 化学 ス モ ッ グ ) の メ カ ニ ズ ム
酸 素 02
- オソ ンq l
アルブヒ ト l
RCHO
l pAN I
襲い ◆ ◆ ↓ ↓ ↓ もも
RC 03 N 02
14
-
も 息ぐ る し い
る
-
チ
、 ′
l
門 !
、 =
1III・▼
自 動 車 、 窒素 NO 炭日火8火 熱
NO
空気 中 の
水分
硫酸ミ ス ト
二 酸化 窒 素
オ キ ン ダ ン ト
亜硫酸ガス
大気汚 染 の規 制
ア
ば い 煙発生施 設
ボ イ フ ー な ど の ば い 煙発生 施設 に つ い て 、 。没 置 前 に 届 出 を さ せ 、 い お う 酸
化 物 、 ば い じ ん 量 の 排 出 基準 を 守 る よ う 義 務 づ け て い ま す 。 。
い お う 酸化 物 の 排 出 基準 は 、 煙 突 の 高 さ や 燃料 が そ れ ぞ れ 異 な る た め 、 い
お う 酸化 物 の 地上 に 着地 す る と き の 濃 度 ( い わ ゆ る K 値規制 と 呼 ん で い る )
を 地域 ご と に 定 め て い ま す が
県 内 の 全 施。受 の い お う 酸化 物 の 排 出 濃度 を K
値 ご と に み る と 次表 の と お り で す 。
表- 1
県 内 ば い 煙発生 施設 の い お う 酸化 物排 出 の 実 態
K 値 ( 最 大 着地濃 度 ) 左 の K 値規 制 の 対 象 と な る 主 な 地域 鳥 取 県 の ば い 煙 発 生 施 設 の K 値 の 現況
6 42 ( 0 . 0 1 1 p pm )
東 京 都 ( 特 別 区 ) 、 横 浜市 、 四 日 市 市
7 59 ( 0 . 0 1 3
)
倉敷 市 、 富 士市 、 北 九川 市
3 77 施 設
23
( 76 . 8 % )
“
( 4 7 %)
9 34 ( 0 . 0 1 6
)
京都市、 岩国市、 備前市
19
( 3 9 %)
1 1 . 7 ( 0 0 20
)
呉市 、 下関市 、 徳島市
22
( 4 5 %)
1 4 . 0 ( 0 . 024
)
宇 都宮市 、 防府市 、 新 居浜市
21
( 4 3 %)
1 5 . 8 ( 0 027
)
下 関 市 、 赤穂市 、 金 沢 市
8
( 1 6 %)
1 8 7 ( 0 . 032
)
岡 山 市、 広島市、 福 岡 市
13
22 . 2 ( 0 03 8
)
鳥取 県 全域 、 島根 県
( 2.6 %)
8
( 1 .6 %)
上 。己 の K 値 は 、 昭 和 49 年 4 月 1 日 改正 さ れ 、 従 来 の 8 フ ン ク を 7 フ ン ク に
整 理 し 、 フ ン ク ご と に 下 。己 の と お り 強 化 さ れ ま し た 。
フ
K
ン
ク
1
2
3
4
5
6
7
値
3. 5
4 . 67
6 . 42
8 . 76
11. 7
14 . 6
17. 5
0 . 00 6
0 . 00 8
0. 01 1
0. 015
0 . 020
0 . 025
0 . 03 0
最 大 着地濃度 ( p p m )
ば い じ ん の 排 出 基準 は 、 施。受 の 種 類 、 規模 ご と に 全 国一 率 の 基準 が定 め ら
れて い ま す。
- 15
-
l′li
l===呻直 ! I. j1
,111-,
イ
粉 じ ん 発生 施 設
!ーー
粉 じ ん 発 生 施 設 に つ い て は 、 施 。役 の 構 造 、 使 用 、 管 理 上 の 基準 を 守 る よ う
義 務 づ け、 さ ら に 、 鳥取 県 公 害 防止 条 例 に よ っ て パ ー ク 炭 ( の こ 屑 、 木 皮 等 を
炭 化 さ せ 微粉 炭 に し た も の ) 製 造貯蔵施 設 、 打綿 機 及 び混 打綿機 に つ い て も
r-- 8 1
管 理基準 を 定 め 規 制 し て い ま す 。
1j---
図- 7
は い 煙発生 施設 図
図-8
粉 じ ん発生 施。没 図
-ー
Ir
そ の f他 鰯)
,1J,
焼却 炉 G6)
ふるい
(3)
l
は い煙
堆
1-
発生施口受
"11自転
-11-
ホ
イ
フ
爆
(5)
ー
( 37 6 )
粉 し ん
発生施口受
吸
砕
摩
砕
ベ ル ト コ ン ベ ア ー (9)
ハケ ト コ ン ヘ7
-
16
-
大気汚 染 の 現況
鳥取県 に は 、 他 の 工 業地 帯 や 大 都 市 に み ら れ る よ う な 大 気 汚 染 は な い が 、
県 内 の 大 気 の 汚染度 の 推移 を 知 る た め 、 4 市 に お け る 、 い お う 酸化 物 と 降 下
ばい じ ん の測定 を 行 っ て お り ま す 。
( 1 ) い お う 酸化物 ( 二 酸化鉛法 に よ る 測 定 )
過去 4 年 間 の 測 定 で は 、 昭和 46年 度 に 各 市 と も 若干 高 い 数値 を 示 し て い ま
すが
こ の 数 値 は 汚染度 の 。署面 る こ も あ る よ う に 何 れ の 地点 も 軽微 な 汚染 と 言
え ま し ょ う。
( 2 )降下 ば い じ ん ( デ ポ ジ ッ ト ゲ ー ジ 法 に よ る 測 定 )
昭和 48年 は 前 年 に く ら べ 倉吉市以 外 は 増 加 し て い ま す が
‘ い じ ん量 は何
ば
れ も 1 0 ト ン / km ヲ 日 以 下 で 、 汚染 は 軽微 な も の と 言 え ま し ょ う 。
図- 9
い お う 酸化物濃度測定 結果 ( p b o 2,法
7 ) 48年度結果
1 9 日 の:平S均48年
値 4 月 ~
P b 02 法 【 " よ る い お フ 酸化物 汚 染 度 の 評価
汚 染度
0. 6
0. 5
0 4
0. 3
0.2
0 1
烏取市コ 病院 烏取保健所
山陰 合銀
家政 高 等孚校
S 0 m g / 1 0 O Qm / 日
(米子 市)
0. 2
0 1
S 0 , m g / 1 0 0 □ゞ / 日
軽 微 な 汚 染
第 2 玉
1 0
2 0
「 T まの凸 ぞ
才 3 度
2 0
才 4 魔
3 0
4 0
やや
実の うす
幽艶役所 ( き て
新町官業所 \ 」
年 45
46
47
48
0 6
0 5
部絆 。 務所 \ 米 子 商 工 会議 所
0.3
汚染度の苗価
1 0
日 の 丸 バ ス 日 の 丸 バ ス 上 井 宮 業 界新
0 1
S 0 m g/ lo o m / 日
o6
S O】 叩 ′1 ood P均 ′旧
-
0 4
0. 3
0 2
0 1
S O 3 m g / l o o dぜ / 日
17
-
/境港警察署 米 南境港分校
図--o
降下 ば い じ ん 年平 均値 の 推 移 ( デ ポ ジ ッ ト ゲ ー ジ法 )
15
,
47
震度
年度
朧
“
・‘‐-‘-‘-‘-‘-‘- ‘-‘-‘-‘r‘-‘-‘-‘-‘
t 荻m2/ 日
鳥 取 市
倉 吉 市
米 孑 帝
境 港 沸
( 山 陰 合銀 鳥 取 支 店 )
( 倉 吉 市 役 所)
( 米子 警察署 )
( 済 生 会境 港病 院 )
‘℃‐ “-“-“
‐- -“・1,1“‘・‘‐・ l・-‘“1 1 ‘'-
デ ポ ジ ッ ト ゲ ー ジ 法 に よ る 降下 ば い じ ん 汚 染度 の 。平化
降下 ば い じ ん 量 ( ! /km2 / 日 )
。平
価
-‘--′-tr- ‐------lI
汚
染
度
第
1
度
10
以
下
軽 微
第
2
度
10
~
20
中 等 度 の 汚 染
第
3
度
20
以
上
高 度 の 汚 染
48 年 度 結 果
自
動
測
な
汚 染
S 48 年 4 月 ~ 1 2 月 の 平 均 値
定
大 気 汚染 に 係 る 環境基準 が示 さ れ た こ と に よ り 、 こ れ に 定 め ら れ た 測 定 方
= '
法 に よ り 自 動測定機 を 衛生研究所 に 整備 し て 連続測定 を 行 っ て い ま す が、 48
}I I I
年度測 定 結果 で は 、 各 汚染物 質 と も 環境基準 を 下 回 っ て お り ま す 。
' I
j ,
今後 、 引 続 き 測定 を 行 う と と も に 、 西部地 区 に お け る 汚染 の 現況 を 知 る た
め 米子保健戸卿こ も 自 動測定機 器 を 整備 し 、 測定 を 行 う こ と と と し て お り ま す 。
-
18 -
図-=
0. 1
勉(化酸いおフ
(地酸化窒素
-
‐
環 境 基準
( 1 時 間 値 0 . 1 p彌m)
0 08 ‐
( 1 時 間 値 の 1 日 平均値0 04ppm)
0. 06 ‐
0 . 04 ‐
0 02 ‐
鵲
48 年 6 月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
0 . 04 ‐
- - 「 ' 時間値α 日 干 均値0叱 禰舳- rホ 舶÷ 派- 忙 - 扇語 舟
環 境 基隼
0. 02 ‐
48 年 6 月
も(光化学オキタンノト
大気 汚染物質 自 動測定結果 (二酬 ヒ い お う 、 二醐 ヒ窒素、 光化学 オ キ シ ダ ン ト )
0. 1
7月
8月
9 月
10 月
11 月
12 月
-
0. 08 ‐
0 06 ‐
0 . 04 ‐
0 02 ‐
48 年 6 月
環 境 基準
嗣"画押し ~ I- I I, 観測轟き武川i"疎i卿剛i 薦I“==-Ml -l Il=mm===I -mm-- lipIn - =胛
7 月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
水
質
汚
濁
水 質 汚濁 の 発生源
水 質 汚濁 と は 、 工 場 、 事 業場 等 か ら 河 川 1 な ど に 汚濁 物 質 が流入 し 、 そ の 水
質 が悪化 し 、 水 の 中 の 生 物 な ど に 影響 を 与 え る こ と な ど に よ り 生 活環境 を そ
こ な う こ と であ り ま す。
水 質 汚濁 の 発 生 源 で あ る 工場 、 事 業場 に つ い て 見 ま す と 、 水 質 汚濁 防止 法
で 届 出 が義 務 づ け ら れ た 特 定 事 業場 は 98 9事業場 あ り ま す が 、 こ の う ち 排 出
水 の 排 出 基準 の 適 用 を 受 け る 特 定 事業場 は 、 カ ド ミ ウ ム 等 有 害物 質 を 排 出 す
る 特定 事業場 5 事業場 、 B O D 又 は C O D 等 の 項 目 が規制 さ れ る ( 1 日 当 り
平 均 的 排 出 水 の 量 が50立 方 メ ー ト ル 以 上 ( 米 子 市 、 境 港 市 、 日 吉津村 に お い
て は 1 日 当 り の 平均 的 な 排 出 水 の 量 が25立方 メ ー ト ル 以上 州 の 特定 事業場 は
1 32 事 業場 あ り ま す 。
鳥 取 県 公 害 防 止 条 例 で は 、 届 出 か 義 務 つ け ら れ た 汚 水 関 係 特 定 事業場 は 90 5
事 業場 で 、 こ の う ち 排 出 水 の 排 水基準 の 適 用 を 受 け る 汚 水 関 係 特 定 事 業場 が
82事 業場 あ り ま す 。
図- 1 2
水 質 汚濁 の し く み
腐敗性の有機物 (務鰡夢誘わ 【 ま い角 な どか住)
鉱 山 鉱毒水
硫酸 な ど の 酸
毒性 の 強 い ノ ア ノ や 水 銀
油 分 や色 素 な と の 汚 濁性成 分
工
工 業用 水
場 で
工 業排 水
上水道
農業用 水
ウ ナ キ 等 角 の 死滅
③ 農 作物の 不 作
肥料 辰 某
都 市 ④ 飲め な い 水 (臭い )
‘===⑤
汚 物 、 ゴ ミ ー÷◇
コ イ
② 工 業用 水 の 使 用 不能
田 畑こ
③
① アユ
都市下水
⑤ - 力、 濁 っ て 美観 を そ こ ね 、 橇 利
用する レ ク ノ エ
ン ョ ン もて き な い
⑥ 魚介類、 そ の 礼 の 汚染
- 20 -
図-1 3 水質濁濁防止法V鳥取県公害防止条例鯛鰯をうけている主要工場、 事業場位置団S鳩ふ3旧現在)
日
′中 海
翼.・ ・ “'“ t
・
,
. ゞ・
■
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‐
海
八
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行き縦 ・ 露礬△ ‐ 理挫きゞ
‘
騙 そそ
△も
本
‐
鈴
凡
例
■水 員 汚濁防止法の規制 を ? ナ て い る 工場 事祭場(排水鮎1,000幅 / 目 以上 )
● 水 茂 汚濁 防止 法 の 規荊 を つ す て い る 工場 事業場
△公 暮 防止条 例 の 規制 を つ け て い る 工場 事業場
=“
- i=“=‘==
表- 2
水 質 汚濁 防止法 の 規制特 定 事 業 場 一覧 ( 昭和49年 1 月 3 1 日 現在)
\\\、し、ー
側建所名
}
施設数
!
事 業場 の 区 分
-!
1 2 家 畜 飼 養施 。受
鳥取
郡家
浜村
1
25
5
2 畜 産 食 料品 製造 業
5
2
3 水産 食 料品 製造業
30
3
14
4
野菜 果 実 の 保 存 食 料 品 製 造 業
1
5
み そ 、醤油、 ソ ー ス 、 食酢等製造業
4
8 パ ン 、 菓子製造業、製 め ん 業
1
-
4
3
23
48
1 2 動 植物油 脂 製 造 業
!i
1 7 豆 腐 、 煮豆 製 造 業
15
7
6
2
2
8
1
5
12
20
5
4
根雨
10
3
4
。円
2
1上
16
2
3
1
1
8
1
10
17
58
14
6
-
2
i
54 セ メ ン ト 製 品 製 造 業
4
8
55 生 コ ン ク リ ー ト 製 造 業
5
3
5
59 砕 石 業
4
4
2
ff
-
23 パ ル プ、 紙、 紙加工品 製造業
45
2
19
1
4
2
L
4
21
2
36
2
6
1
1
7
3
61 鉄 鋼 業
1
-催
65 酸ま 刻 “ ル カ に よ る 莉故醒
6
4
66 電 気 メ ソ キ 施 。受
3
2
67 洗 濯 業
2
68 写 真現像 業
1
2
4
1
50
3
5
1
1
27
1
14
20 5
6
13
5
1
11
1
2
31
1
1
19 3
4
5
16
1
3
1
2
41
1
I 椰 "{
17
6
6
73 下 水 道終末 処理施 。愛
1
1
1
2
2
1
1
1
1
1
1
1
3
3
2
1
11
7
4
2
1
1
65
1
5
1
74 蓼E秀麹九場里裔 姦排 出 さ れ
1
1
1
25
3
10 10
3
1 4 6 24 1 5 1 2
-
-
2
3
138
6
22
79
-
6
2
1
1
3
7 2 39 2 1 3 2 6 4 5 3 2 4 8
1
1
1
1
69 と 畜 場
72 し 尿 処理施 。受
4
4
1
13
71 自 動 式 車輌 洗浄施 。受
14
61 12
1
2
2
3
1
8
2
62 非 鉄金属 製 造 業
2
10
1
60 砂 利 採取 業
64 ガ ス 供 給 業
3
1
1
2
-
7
44
1
15
1
26
1 1 8 19 1 1
1
2
22 木 材薬 品 処理 業
。十
合
1 04 3
7 1 14 1 1
1上
1具
1 9 者斎黄葉 、 繃僅製品製造業
合
子
3
1
10
2
16
6
3
32
1
」3
2
9 米菓 製造 業
16 め ん 類製造 業
米
施届数出設 施数規制対象長「I15ず以上日/0 施数届設出 施設数規制対象即ず以上日/ 施届数設出 施数制対設象規即ず以上/日 施届数出設 施規制対設数象即ず以上/日 施数届設出 施数規制対設象即ず以/日上 施規制対設数象偽ず以/日r 施届数出設 施規制対寂数象即蝨以上日/ 施数届設出 施数規制対設象即ず以上日/ 鯛跟掛規紘飜製
22
1 0 飲料製 造 業
倉吉
2
2
49
3
18 18
1
1
3
3
9 89 1 0 0
表- 3
鳥取 県公害防止条例の 汚水関係特定 施設一覧 昭和49年 l 月 3 旧 現在 )
保健所
排出量
汚水 関 係 特 定 施 設
旅
館
集 団 給食施設
鳥 取
郡 家
浜 村
倉 吉
米 子
根 雨
合 。十
数届設出施 象施設数規制対)(即ず以上日/ 施数設届出 象施設数規制対 )以上(即ず日/ 届数施設出 象施設数規制対 )上以5(日/0ず 届数施設出 象施設規制対数以上即ず(日/′ 届数施設出 象施設数規制対 )以上ず(5日/0 届数施設出 象施設数規制対 )以上ず(5日/0 届施数設出 象施設規制対数 )5以上ず(日/0
34
7
10
ド フ ム 缶更生業
車 輌 洗 浄施 設
59
計
1 03
24
22
9
3
11
1 59 3 6
13
3
1 60 1 3
18
6
38
2
1
1
7
55
19
1
88
44
12
1 35
3
4 37
67
55
10
1
1
43
3 07 42 2 8 0 2 0
83
101
1
412
5
905
82
川 の 汚 れ と 自 浄作 用
工場 、 事 業場 の 汚 水 、 廃水 は 、 公 共 用 水域 に 水 質 汚濁 を も た ら し 、 い ろ い
ろ な 水利 用 に 支 障 を き た す よ う に な り ま す 。 水域 の 水量 が豊 富 で 、 そ の 流域
に 住 む 人 び と が少 な い と き は 、 若 干 の 汚 水 、 廃水 が流入 し て も 比重 の 重 い
も の は 川 底 に 沈 降 し 、 豊 富 な 水 で 希 釈 さ れ水 中 の 微生 物 の は た ら き に よ っ て
分解 さ れ て 川 の 水 は き れ い に な り ま す 。 こ の よ う な は た ら き を 川 の 自 浄作 用
と よ んで い ま す。
図-14
川 の 汚 れ と 自 浄作用
そ の 他の 食物 ------一ナ ハ 脇 生の 活
轢 活 動
呼 材料
排出 さ れ る
有 機性 の よ こ れ
菫 業活動] 【こ よ り 蓄積性の、
・ 潔雙猪班妻女往 と 、
“害 を た よ ます
! 姿縦 製姿
r に蟹劣勢主}
{
定容量 に え る
議会髪 父 ミ葬端野 、 浚 お′
谷 可能 な 限 界
ノとき
流でん
簗類
水草
パ ク ブ j ァ摂食
鰡鼾劫物 、
動
32
有 機残渣摂 食
性小 動の原物 生 動物、
有 機残渣摂 食
性の原生動物、
小動物
嫌気性 分解作用 C乱
パ ク ブ ′ ァ摂
食性の原生動
物、 小動物
物
魚 類
酸素 の あ る 川
- 23
-
著臭 発生
酸素 の な い 川 ( 死 の
)
など
, l -111
===========11
水域 の 生 物 相 の 変 化
---1
水域 の 水 質 汚濁 の 程度 に よ っ て 、 そ こ に 住 む生物の種類がち がっ て い ま す。
‘‘ ー 1- 1111I I 【 1-
例 え ば清流 に は ヤ マ メ 、 イ ワ ナ が 、 少 し よ ご れ た 所 に ア ユ が、 比較的 汚濁 し
た と こ ろ に フ ナ が生 息 し て い ま す 。 こ の よ う な 生物 の 種類 に よ っ て 水 質 汚
‘!
111
濁 の 程 度 を 表 わ す 生物学 的 水 質 の 判 定 方 法 も あ り ま す 。
11-I-
-------
図 - 1 5 水域 の 生 物相 の 変化
1』===== --
‘!1111
- -
111l-
難
水
熔存 酸素
l
\
--′-tit「ltl
』"
l,I1
-‐1
質
満
濁
る
′ %
" ◆. r・
〉 ひざ′~ ゞはぎさ, ふえ ふ
1
き謹脅蔭言 語群、
賞轟き虞晏 ゑ 務室妻
嘉デマモヱき攣 ら マゞ
やや よ く な る
/
ト ヒケ ラ
汚濁 強 い 魚 類
コ イ ナマス カ ワ カ マ ス
し:
)◇
全
魁
“
い
なと
魚類生 き せ す
汚濁 強 い 魚類
コ イ ナマズ カ ワ カ マス
ハ
ム
酩
ご
叫
ぶ
など
普 通 一般 の 魚 類
旧
例
プフ ノ ク ト ノ
攝脊椎動物
類
殻 の 魚類
カ ゲロ ウ
“諄
宅鞠 , が
例
‘‐‘ ‐ち し人ナ チ‐ -
きき\ 輔
魚
普通
種剪
遊謹
ナ曹爾 鬱
も 、 導 浮け 枦
、 も密 育 ミ ◎
も 、 ′樹麟ノ
ト翫 礎 常基辞そ
清 洌 な 川 が 放 流 さ れ ん 下 水 の え め 汚濁 し 、 さ ら に 流 れ て い く う ち に 自 然
浄化 に よ り 清 例 さ を 回 復 す る 。 こ の 間 の 生 物相 の 変 化 を 模 式 的 r 表 わ し え 図
公 共用 水 域 の 水 質
県 下 の 公 共 用 水域 に つ い て シ ア ン 、 ア ル キ ル 水銀 、 有 機 リ ン 、 カ ド ミ ウ
ム 、 鉛 、 ク ロ ム ( 6 価 )、 ヒ 素 及 び総 水銀 を 昭和 48年 に 延 1 , 786検体 凋 査 し
た 結 果 、 シ ア ン 2 検体 、 カ ド ミ ウ ム 2 検体 、 鉛 4 検体 、 ク ロ ム ( 6 価 ) 1 検
体 、 ヒ 素 1 検体 。十 1 0検体 の 0 . 6 % が環境基準 を 上 回 り ま し た 。
1J壮丁1! 1-1I t事巧11J==1==“! -
-
24
-
図-16
公共彌水域の健康項 目 の澳睫構文 と環酷
幌基準
"
↑通部檄 (自訴岬眸)
凡
例
検
O
シ
ア
有
力
ル
水
ノ
ウ
ム
鉛
ア ル 機 ト
銀
ク
ヒ
斧
検体数
云 素 水
仝
ハ
銀
趣
( 調 査絆 検体 数 )
環 境基 準不適 合 内 容
不適 合 内 容
不
適
合
地
点
原
因
PPm
シ ア ン
0 .3
0 .2
カ ド
ウ ム
0 . 02
0 . 02
鉛
0 . 14
0 . 12
0 . 12
0 .18
ク ロ ム ( 6 価 ) 0 . 06
ヒ素
0 . 06
山白川
富安
メ ソ キ 工場
( 千代 川 水 系 袋 川 の 支流 )
鉱狐有山川山富臼白
= 県 営 ダ ム 下 ( 蒲 生 川 水 系 荒 金 川 支流 )
旧岩 美鉱 山
= 、 津 波橋 ( 千 代 川 の 支流 )
不明
l 県営 ダ ム 下 ( 蒲 生 川 水 系 荒 金 川 支流 )
堀切橋 ( 千代 川 袋 川 の 支流 )
I 弥生橋(
l
山 白′=
-
千 代 川 水 系 袋 川 の 支流 )
旧岩美鉱 山
工場
事業場
工場 ・ 事 業 場
富安
工 場 ・ 事 業場
富安
メ ノ キ 工場
山 白 ′ - 弥生橋
工場
-
25
-
事 業場
図--7
BOD
ppm
三 大 河川 の 水 質 (生 物化学 的 酸素要 求 量 B O D ) ( 昭 和 48年 )
ノ
鵠 呉 原 田 魂
複 口 橘 尾 生
秋凡
田俵
代
小田
天
神
‘截
1-1
1
0
5
10
1 5 km
0
5
1 0km
0
5
10
1 5km
御
t・rt.・
生 活環 境 に 係 る 環 境基準
県下 の 主 要 水 域 の 水 質 汚濁 状況 に つ い て 生 活 環境 に 係 る 環境基準 の 代 表
-‘- - ‘-‘- t.・ . ‘-‘- - -t.・‘‐・
的B O D
C O D に つ い て 生 活 環境 に 係 る 環境基準 を 対 比 し ま し た 。
・.・ .・ .・ ・. ・1 1- - - ′- ‘-‘-‘t・【・ ・,‘-‘-‘ -‘-‘- - ‘-‘・ ------
1
-
26
-
図 - 1 8 都 市 河川 の 水 質 ( B O D ) ( 昭 和 48年 )
旧加茂川
玉
川
袋
至 rも 取
新 加 茂 川
ー
期 新 カー1 戊 -
# BOD
PPm
爬 袋 “ 濯 蒋% 朗 詠
淺 黍\
"江
川
川
一 日 本 海一
千“ 坂 川
川 丸 も
山
B OD
PP m
至量岡
雜
町
稀
夫
村
柊
旭
上
杵
戸
力
戊
川
0
八
鴎
丁
"
節
ノ」
西
仲
町
占
川
「
髭
城
0
炉
坂
3 9
4 4
4 4
丸
出
各
山
桁
今
戸
磁
戸
I 1
古
力
↑#
を
i
図-1 9
日 本 海-
【
一
1 9 佐陀
佐
陀
08
吉長
川
二 級 河川 の 水 質 ( B O D ) ( 昭 和 48年 )
日 本 海一
日 本 海-
-- 所子0 7 阿彌 陀
o褐万
7
- 日 本海
上伊勢 , .
川
o 6 坊頭
05
由良=
瀬戸 2 6
搦
蛇
陣
日
東亀谷 . .
川
穴沢
群認善田1 8
08
芍
23
2 4 八反田
日 本海
宝木 o 3
本一 一
川
河 毎 一=-
宿
09
1 8 本庄。 5 恩芒
辯 橇/鬘礬1 1 範 見 0 6 大田
" 1 4 iII
河 川 類 型 A A 相 当 ( BOD 1 ppm以 下 )
河 川 類 型 A 相 当 ( B OD 2 ppm 以 下 )
: 河川 類型 B
-
28
-
相 当 ( BOD 3 p pm 以 下 )
勝
鯛
図 -20
湖 山 池 の 水 質 ( 化学 的 酸素要 求 量 C O D ) ( 昭 和 48年 )
図 -2 1
4
6
7
8
km
湖 山 池の 水質 の推移 ( C O D 湖心 )
9
1o 1 1
12 48 1
2
3
4
6
7
湖 山 池 は 環 境基 準 の 湖 沼類 型 A に あ て は め て い ま す
図 -22
橋
東郷池の 水 質 ( C O D )
7 0
行員
凡例
□ 上層
. 下層
東郷 川
-
29
-
8
9
1o
u 12 4q 1
つ
&
-…-
図 -23
東 郷 池 の 水 質 の 推 移 ( C O D 湖心 )
類型 C 易
類型 B
類型 A
4
5
6
7
8
q
10
11
1 2 48 1
2
3
4
J
6
7
8
q
10 1 1
12 49 1
東 郷池 は 環 境基 準 の 湖 沼類 型 A を あ て は め て い ま す
図 - 24 多箋 ヶ 池 の水 質 ( C O D )
!ー
」I-ー
凡例
- ーj ー -!-
□ 上層
. 下層
j 川剛川聞朧
I鬮
蠕
" ‐
一 30 一
=“
に
・=== 船脚 絆 ==
5 00 m
===回訓== 旧 押鰡川棚 --!
図 -25
中 海 の 水 質 ( C O D ) ( 昭 和 48年 )
江市
柳沼類型 C 7
湖 沼類 型 B 5
湖 沼類 型 A 3
東 出雲町 ノ′
/
安 未市
/
図 -26
0
④
5
中 毎 は環 境基隼湖沼類型 A
米子市
にあてはめていま す
1 0km
美保 湾の水 質 ( C O D ) ( 昭 和 48年 )
境 港市
-
③
海域類型 B
5÷二言÷丁了2
1 9 1 8 2 4亨丁言o
4亨丁言
毎 城類 型 A 2
1 4
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
美保湾 は 地 点 2 の 水域 に つ い て は環 境基 隼
海域類 型 B に そ の 他 の 水域 に つ い て は 海 域
安 来市
/し 、
- 31
類型 A に あ て は め て い ま す 。
-
図 -27
中 海 中 央部 の 水 質 の 推 移 ( C O D , 溶存 酸素( D o ) )
C O D PPm
→ 3
13
Do
12
PP m n
10
の
N
6
隷轆證誘武 -形勢
~----ぜ
3
6
9
40 町
あ扱 い □
婦
鐐繊ぜ
A ( 3 ppm 以 ト )
-
-
ノ,
・
. -
蝉ばし
o L層
・ 下層
環境基 隼
柳沼類型
A (7 5 ppm 以 」 )
12
41 町
環 現基 挙
柳 沼類型
42年
43 f1
44 町
45 fr
農林 省 中 海 干拓事務所間査
46 町
47 f1
48 町
図 一 28 日 本海沿岸海域の水質 ( C O D ) ( 昭和48年 )
浦
富
海域
0 5 1 km沖合
寒, 癇癖.き艀臨海水浴場
1
0
も
ま
表" 4
水
千・天日佝神野
5
500 000
10
15
2 0km
海域 類 型 A
O
海域 類 型 B
●
主要水域 の環境基準
域
名
上流 ( 有 割 l と の 合流 占 か ら 上流)
告
示
年月 日
類
型
46 ・ 9 ・ 1 4
河川
皺
46
9 14
河川
A
46 ・ 9 14
湖沼
A
PH
隼
BOD COD
直 執 達成 6 5~
する。
上流 ( 小 榔 1 と の 合流 占 か ら 上流 )
基
環境基準 の
達 成期間
SS
PPm
25以 下
8. 5 1以 下
= 上流 ( 日 野橋 か ら 上流 )
千代川 下流 侑 富川 と の 合流 占 か ら 下流)
天神 川 下流 (小 鴨川 と の 合流 額 か ら 下流 )
直 韻‐達成
する。
値
DO
隨 M牝,
投下
25以下 7 5
6 5 ~ 2以 下
85
群娚 蔑
以上
婢
7. 5
1 00 0
(齢
PPm
日 野 川 下 流 ( 日 野橋 か ら 下流 )
湖 山 池全域
東郷池 全 域
や か く‐達成
斐伊 川 水 系 の 中 海 及 び境 水 道
47 1 0 3 1
美保湾 ( 計 画港湾施設 内 の 海域 )
48 ・ 3 20
美保 湾 ( そ の 他 の 海域 )
鳥取 県地先 海 域 ( 美保湾 を 除 く )
5 年以 内 で 6 5 ~
可及的す み
3 30
3以下 5以 下
以上 以下
する。
海域
B
A
48
85
A
言 牟以 内 で
謡
怒鯖蓬 装
す る 。
享 れ 達成
7. 8 ~
8. 3
7 8~
83
3以 下
2以 下
5
検出 さ
7. 5
緩義
以上
1PO0
以上 以下
れな い
れな い
こ と。
水 質 汚濁 防止対 策
県 下 の 公 共 用 水域 の う ち 千代 川 、 天神 川 、 日 野 川 、 湖 山 池 、 東 郷池 、 中
海 、 美保 湾 及 び 日 本 海 沿岸海域 につ い て 、 水 質 汚濁 に 係 る 環境基準 の 水域 類
型 の あ て は め を 行 な い 、 こ れ を 水 質保 全 行 政 の 目 標 と し ま し た 。 特 に 水 質
汚濁 の 進 行 が見 ら れ る 湖 山 池 、 東 郷池 、 中 海 、 美保 湾 に つ い て は 5 年 以 内
に 可 及 的 す み や か に 環境基準 を 達 成 す る た め 各種 の 施策 を 推進 し て お り ま
す。
- 33 -
表- 5
施
湖山 池、 東郷池、 聯動諺芻呆湾の環境基蟹達成の た めの蓚鎌
策
の
名
称
湖 山 池 東 郷 池 中
公共下 水道 の 整備促進
工場
事業場 の 排 水規制 強 化
し 尿 処理施 。妻 、 家 畜 の 飼 養施 設 の 適 正 な 維持 管理 の 強 化
清掃事 業 の 強 化
湖沼 、 河 川 の 整備 の 推進
浄化 用 水 の 導 入
栄 養塩類 の 実 態 の 解 明
′ I,
1 1 - -‐
底質 の 対策
適正 な 土地 利 用 計画 の 策定
動 力船の使 用 制 限
rIL5
---- II l,
図 - 29
水 質 汚濁 防止 の 施策 の体 系 図
海 美 保 湾
○
〇
0
〇0○ 〇0○ 0○
l
I′,I-、 ′-
下 水 道 の 整 備 Q充城 下 水 道 、 公 共 下 水 道 の 建 。受 )
工場 、 事 業場 の 規 制 ( 水 質 汚濁 防止 法 、 上乗 せ 条例 、 鳥
I1jI 1IJ- ---t.
取 県 公 害 防止 条例 に よ る 規 制
汚濁負 荷量 の 減 少
畜 産 業 対 策 ( 処理施 設 の 整 備 、 家 畜 の 飼 養施 。受 の 適 正 な
維持管理 の 充 実 )
し 尿 処理場 の 整備
lt【、-‘1-{
1“転"料Y“
--)II
===リ ・==P1
--Ir ・【I′--
----- も="=
清掃事業 の 整備
=卦〃ln"11 ・-1---jl- h="===・Ih“=1
河 川 流量 の 増 加 一一-- 浄化 用 水 の 導 入
直 接 浄 化
湖 沼 、 河 川 の 底 泥 の し ゅ ん せ つ 並 ひ に 湖 沼 、 河 川 の 整備
及 び 清掃
・I!‘ -1f=埠 “れ==" '
1--・‘
1- I′ げ
i
--t
-
34 一
水質汚濁規制
排水 規制 に つ い て は 水 質 汚濁 防止 法 、 上 乗 せ 条例 及 び 鳥取 県 公 害 防止 条 例
に よ る 規制 を 行 な っ て い ま す 。 上 乗 せ条 例 に よ る 規 制 は 、 中 海 、 美保 湾水域
( 米 子 市 、 境港 市 、 日 吉津村 ) を 適 用 区 域 と し 、 1 日 の 平 均 的 な 排 出 水 の 量
が25証 以 上 の 工 場 事 業場 を 規制 対 象 と し て 、 昭和 48年 1 1 月 1 日 か ら 適 用 し ま
し た。
排 出 基準 は 当 初水 質 汚濁 防止 法 の 一 般基準 ( B O D 、 C O D 平 均 1 20 P P M
最 大 1 60 P P M 、 S S 平 均 1 50p p m 、 最 大 200 p p m ) と 暫 定 基準 ( B O D 、 C
O D 平均 120 ~ 1 , 800 ppm 最 大 1 60 ~ 2, 300pPm S S 平均 1 50 ~ 1 , 500ppm 最 大
200 ~ 2 , ooo pp m ) と し ま す が 、 昭和 51 年 1 1 月 1 日 以 降 は 一 般基準 を 適 用 し ま
す 。 た だ し 、 美保 湾 海域 の 汚濁 負 荷量 の 約 80 % を 示 め る 日 本 パ ル プ工 業米子
工場 に対 し て は 、 パル プ製造業、 木 材化学 工 業 に つ い て 段 階的 に 排 出 基準 の 規制
を 強 化 し 、 昭和 52年 3 月 か ら は 一般基準 よ り き び し い 基準 を 適 用 す る こ と と
し ま し た。
鳥取県公 害 防止 条 例 に よ る 規制 は 、 1 日 の平均的 な 排水量50m 以 上 の 旅館 業 、
集 団 給 食施。愛 に つ い て は B O D 、 C O D を 、 規制 項 目 と し 、
ド フ ム か ん 更生
業 、 鉄道 業 、 自 動 車 整備 業 、 ガ ソ リ ン ス テ ー シ ョ ン 等 に つ い て は 油 分 を 規制
項 目 と し 昭 和 47 年 4 月 1 日 か ら 規制 を 行 な っ て お り ま す 。
表、 6
区
工 場 ・ 事 業 場 の 指 導状 況 ( 昭 和 48年 )
分
水 質 汚濁 防止 法 の 工場 ・ 事
業場
鳥 取 県 公害 防止 条例 の 工場
事業場
そ の 他の 工場 ・ 事業場
合
。十
立 入 検査 事
業場 延 件 数
排 出 水調査 違 反 事業場
事 業 所延 件 数 延 件 数
54 8
2 66
149
74
3
4
700
344
68鍍終概)
瀦(酵概)
「改 善 指 導
延
件
32
数
改
善
命 令 件 数
2
15
1
101
( 43 )
48
2
水 質汚濁 防止法及 び鳥取県公害防止条例 に よ る 工場 、 事業場 の指 導状況 は
立入検査事業場 700件 で 、 こ の う ち 水 質調査事業場344 件 排水基準 に 違反 し て
い る 事業場 は101件 で 違反 率 29 % と な っ て お り ま す 。 違反 事 業場 の う ち 主 な る
も の は 水産 工場 1 9、 メ ッ キ 工場 7 、 旅館29で あ り ま す 。
-
35 -
-! l fld==睫珪彗 ー‘ "
ま た、
1 0 1件 の 違 反 の う ち 大腸 菌群数 の み の 違反 が43件 を 占 め て お り ま す 。
こ れ ら の 違反 に 対 し て 、 改 善 を 指 示 し た 事業場 が48件 で 、 こ の う ち 2 事業場
( メ ッ キ 工場 1
金属 製品 製造 工場 1 ) に 対 し て 改 善 命令 の 措置 を 取 り ま し
た。
表- 7
鳥取 県公害防止条例の 汚水関係特定施設 あ よ び排 出基準
水 素 イ オ ン 濃 度 そ の 他 の 水 の 汚 染状態 を 示 す 項 目 及 ひ排 水基 凖
1
--!,
= ー 弼柵皿 I
11l ,1 - 記
-l
.也国 ‐ 鴎鬮担輻断煙踞瞳岬
l-l - ==11「 脚嚇同川 - 岬 訓-- 姉満回訓-) 鷆冊酬川=川棚鞠脚鬮 酬馴鬮鬮扇岬欄間 ‘
翳
汚 水 関 係 特 定 施 。受
濃度
1
旅 館業 ( ホ プ ル 営業
及 び旅 館営業 に 限 る 。 )
の 用 に 供 す る 調 理施 設
褻繁雑染織
排出 さ せ
る も の
5 8婁次 上お 6
以 下 海域
排出 さ れ る
も の
5 O L災 封
9 0以下
2
ノ ルマ ルヘ キ サ ン
生物化 学 的 化 学 的 酸 素 浮 遊物 質 量 大腸菌 群数
抽出物質含有 量 ( 鉱
酸素要求量 要 求 量
油類 含 有 量 )
P H BOD ( m霧 の COD (myの S S ( mg / “ ) ( 個 / mの
( mg / “ )
水素 イ オ ン
1 60
1 60
( 日 間 平 均 ( 日 間 平均
1 20 )
1 20 )
( 海域 、 朝
感度熱 湖
排出 さ れ
る 場 合道
用)
200
( 日 間 平 均 日 間 平均
3 000
150 )
招 く 排出
す る 場合
適用 )
集 団 給 食 旋転 役 ( 継 続
的
1 回 300 食 以 ト 又
は 1 H 75 0 食 以 十 の 食
事 を 供給す る も の ‘ 限
る 。 ) の 用 供す る 調理
同
上
同
上
同
上
同
上
同
上
施 没
3
ト フ ム かん更生業の
用 t 供す る 洗 浄施 & (酸
又は ア ル カ 鬼
?0
よ る 表
面 処理 施 設 を 除 く 。 )
4
鉄道 業 、 道 路 旅 客 運
送 業 、 道路貨 物運送業
自 動 車整備業 及 び ガ ン
20
j ン ス ナ ー ノ ョ ノ の用
[ 供 す る 車 輌 洗 浄施 設
( 自 動 式 車 輌 洗 浄施 設
を除く 。 )
備 考 1 , r 日 間 平均」 に よ る 許容限度 は 、 1 日 の 排出 水 の 平均的 な 汚染状態 に つ い て 定 め ん も の で
あ る。
2 , こ の 表 に 掲 げ る 排水基準 は 、 1 日 当 え り の 平均的 な 排出 水の 量 が50立方 メ ー ト ル 以上 で あ
る 工場 又 は 事 業場 に 係 る 排 出 水 に つ い て 適 用 す る 。
3 , 生物化学 的酸素要求量 に つ い て の 排水基隼 は 、 海域及 び湖沼以外の 公共 用 水域 に 排 出 さ れ
る 排 出 水 に 限 っ て 適 用 し 、 化 学的酸素要求量 に つ い て の 排水基隼 は 、 海域及 び湖 沼 ! ‐ 排 出
さ れ る 排出 水 に 限 っ て適用 す る 。
- 36 一
-
図 -3 0
区
上乗 せ 条例 に よ る 排 出 規 制
1 日 の 平均
的 な 排水量
分
業
50 m 以 上
パ ル プ製造 業
そ の 他 の 業種
特定 事業所
5 0m 未 満
25孟 以 上
肉 製 品 製 造 業 外 20 業 種
そ の他 の 業種
新
50m 以 上
既
設
設
特定 事業所
5Gm未満齋田 以上
水素 イ オ ノ 虔度
PH
可 湖沼
海域
5 8~8 6 5 0~ 9 0
5 8~8 6 5 0 ~ 9 0
,全容年
種
パ ル プ製造 業
49 年
ぞ
L
I
B O Dp p m
1 20 ~ 1 , 8の
1 り0
最大
鑿脚
1 60
52 年
53 年
さぞごみ . J
、 、 >/ 、 、 、、、 . ‐ コト
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.
・
木材化字工 業
全 業種
平均
,到 年
L
そ の他 の 業種
生 物 化 字 的 薮率 要 求 量
,鈎午
木材化字工 業
化 子 釣 酸羊 要 求 量
c O DP p m
平均
最大
1 20 ~ 1 , 8凹 1 60 ~ 2 3飼
1 ?0
1印
浮 遊物 質 量
s s ppm
平均
1 5皿
印
最大
節 な脚
2"
鉱油
Pp m
植物 由
ppm
大 腸 菌群 数
個/m“
3 0脚 ~ 幻 の0
国胸
5 8~ 8 6
5 0 ~9 0
知脚
5 8~8 6
5 0~9 0
鮒脚
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