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平成27年度光化学オキシダント等大気汚染物質文献レビュー調査等業務
(別添2) 平成27年度光化学オキシダント等大気汚染物質文献レビュー調査等業務仕様書 1 業務の目的 微小粒子状物質については、平成 21 年9月に環境基準を設定したが、中央環境審議会答申において、 我が国の微小粒子状物質の健康影響に関する知見は、国外の知見と比較して少ない状況にあり、国内知 見の充実を図るべき旨記載されている。また、光化学オキシダントについては、近年濃度レベルが上昇 傾向にあるとともに、西日本地域を中心として光化学オキシダント注意報が発令されており、環境基準 の達成率も低い状況である。一方、環境基本法第十六条において、「政府は、大気の汚染(中略)に係 る環境上の条件について、それぞれ、人の健康を保護(中略)する上で維持されることが望ましい基準 を定めるものとする」とされており、当該基準については、「常に適切な科学的判断が加えられ、必要 な改定がなされなければならない」とされている。 このため、本業務は、健康影響の未然防止の観点から、光化学オキシダント等大気汚染物質について の健康影響に関する情報を収集し、整理するとともに、諸外国等における大気環境基準の設定・改定作 業等の動向についての調査等を実施することにより、我が国における大気環境行政の推進に寄与するこ とを目的とする。 2 業務の内容 (1)文献レビュー調査 光化学オキシダント等大気汚染物質について、科学的知見の収集・整理を行ったうえで、主に医学 に関する学識者(大気汚染物質に係る疫学分野、毒性学分野及び発がん性に関する学識経験者)で構 成される検討会を設置し、当該検討会の指導・監督のもと、健康影響に係る知見について検討し、報 告書の取りまとめを行う。 1)文献データベースの作成 ①文献検索によるデータベースの作成 大気汚染物質のうち、以下に示す対象物質について、6)の検討会の指導の下、文献検索条件を それぞれ設定する。設定した文献検索条件に基づき、平成 25 年 10 月以降の文献について、疫学調 査や毒性知見等について PubMed や JMED による検索を行い、並び替え、抽出、集計が可能な文献デ ータベースを作成する。作成にあたっては、その文献の特性(疫学調査、志願者を対象とした曝露 実験、毒性実験等の別、大気汚染物質の種類、エンドポイントとした健康影響、曝露評価方法、曝 露方法等)に関する情報等を付加すること。 なお、本業務の実施に当たっては、 「平成 26 年度光化学オキシダント等大気汚染物質文献レビュ ー委託業務報告書」 (以下「平成 26 年度報告書」という。環境省水・大気環境局総務課において閲 覧可能。 )の内容を考慮するとともに、中立性を確保するものとする。 【対象物質】 光化学オキシダント(Ox)、粒子状物質(SPM、PM2.5 等)、二酸化窒素(NO2)、 二酸化硫黄(SO2)、一酸化炭素(CO) ②主要報告書によるデータベースの作成 ①に示す対象物質について、諸外国等(主要アジア諸国(中国、韓国、台湾を含む。)、米国、 EU 及び WHO を必ず含むものとする。以下同じ。)及びこれまで環境省において実施された調査業務 における主要な報告書において、健康影響(疫学・毒性学等)に関して引用又は抽出されている文 献を特定し、更にこれらの報告書相互の重複状況及び環境省業務調査結果に引用されている文献と の重複状況を確認するとともに、並び替え、抽出、集計が可能な文献データベースを作成する。 -1- この文献データベースにおいては、各報告書での引用状況及び特性(疫学調査、志願者を対象と した曝露実験、毒性実験等の別、大気汚染物質の種類、エンドポイントとした健康影響の種類、曝 露評価方法、曝露方法等)に関する情報等を付加して作成する。その他、健康影響を整理する上で 必要なドキュメントがあれば、調査対象とする。 2)レビュー対象となる文献の抽出・収集・整理 1)①で挙げた物質に係る文献について、6)の検討会の指導の下、レビュー対象文献を抽出する ための文献抽出条件案をそれぞれ設定する。 設定した文献抽出条件に基づき、文献のタイトル、概要、本文等を確認し、1)で抽出した文献か らさらに抽出作業を行い、抽出理由等を記載した結果をまとめる。抽出にあたって、不明な点につい ては学識者に相談を行う。 抽出された文献は入手のうえ、環境省に提出するものとする。 3)文献レビュー・取りまとめ 2)で抽出された文献のうち、 (2)に示す諸外国等における大気環境基準等設定動向調査の内容 も踏まえ、本業務において抄録シート(研究概要及びレビュー結果)を作成する文献(約 300 報を 想定。 )を抽出するための判断条件案を作成し、6)の検討会の指導のもと、分類判断条件を設定す る。設定した分類判断条件に従い分類した後、抄録シート(1文献につき2頁程度)を作成し、それら のレビュー結果について表形式により取りまとめを行う。 これらの抄録シートの作成に当たっては、6)で設置する大気汚染物質に係る疫学分野、毒性学 分野及び発がん性に関する学識経験者から成る文献レビュー検討会の委員(以下「検討会委員」と いう。 )に対し、記載の方向性やその内容について具体的な文章をもって提案を行い、その回答を受 けて請負者が物質ごとに各文献の抄録シート (フォーマット及び作成手順等の作成方法については、 請負者より提示すること。 )の素案を作成し、検討会委員に加筆・確認を依頼する。その後、請負者 は環境省担当者及び検討会委員との連絡調整を密に行いながら、抄録シートの素案を修正・更新す る。 請負者は、この作業において検討会委員の求めに応じ、必要な情報について検索・収集・整理・ 解析等を行い、検討会委員の円滑かつ効率的な作業に資するものとする。また、電話・メール等を 活用しながら、作業の進捗状況に応じて適宜検討会委員との面会による打合せを行い、作業方針や 分担についての認識を共有すること。また、検討会委員による加筆・確認後も、不足する情報の追 加、論理上の矛盾点の指摘、不明確な表現の確認や修正等を行い、抄録シート素案を完成させるこ ととする。 なお、一連の作業において、抄録シートの素案の執筆については、6)の検討会委員の助言・提 案等を受けつつ、請負者が主体的に実施するものであることに留意する。必要に応じて検討会委員 以外に執筆協力を依頼することも可能とするが、謝金については検討会委員と同様に対応する(※ 1)こととし、さらに、検討会委員と当該執筆協力者との連絡調整を実施し、作業が円滑に進むよ う行うものとする。 ※1 謝金は執筆謝金として1頁(400 字詰)当たり 2,000 円を支給するものとする。 4)光化学オキシダント及び粒子状物質に係るこれまでの知見等の整理 光化学オキシダント及び粒子状物質に係るこれまでの健康影響に係る知見について、3)の結果及 び平成 26 年度報告書等の内容を考慮し、評価書案を作成する。 評価書案の作成(各 200 頁程度を想定。 )にあたっては、6)の検討会の指導のもと、事前に評価 書全体の構成案を作成する。評価書案の作成作業においては、検討会委員に対し記載すべき知見や記 載の方向性に係る提案を行い、その回答を受けて請負者が評価書の素案を作成し、当該委員に加筆・ -2- 確認を依頼することにより、評価書案を作成する。その後、完成した評価書案の内容を確認し、不足 する情報の追加、論理上の矛盾点の指摘、不明確な表現の確認等を行い、修正を行う。 評価書案については、疫学に関する文献等を定性的評価・定量的評価の観点から取りまとめた文章 を作成する。毒性学に関する文献等についても定性的評価・定量的評価の観点から整理するものとす るが、とりまとめを行う際には、平成 26 年度報告書及び関連する資料を参照しつつ、適切な仮説の 設定をその妥当性も含めて検討を行ったうえで、各文献等を設定した仮説ごとに整理し、仮説の妥当 性に関する評価を行うものとする。 なお、一連の作業において、評価書案の作成については、6)に示す検討会の委員の助言・提案等 を受けつつ、請負者が主体的に実施するものであることに留意する。さらに、検討会委員と当該執筆 協力者との連絡調整を実施し、作業が円滑に進むよう行うものとする。謝金については、3)と同様 に対応するものとする。 5)文献レビュー調査報告書の作成 3)による文献レビュー結果及び4)による評価書案をもとに、大気汚染物質に係る健康影響につ いて、取りまとめた文献レビュー調査報告書を作成する。 6)検討会の設置・運営 請負者内に、大気汚染物質に係る疫学分野、毒性学分野及び発がん性に関する学識経験者から成る 文献レビュー検討会(25 名程度を想定、別途環境省担当官と協議のうえ決定すること。 )を設置し、 1)~5)の内容について検討を行い、最終的に文献レビュー調査報告書としてとりまとめる。請負 者は、1)~5)及びこれまでの大気汚染に係る環境基準に関する科学的知見等をもとに、検討会の 一員として参加し、適切な提案等を行うとともに、検討の過程において必要な調査や課題等が発生し た場合にはその解決に必要な情報の収集・解析等を迅速に実施して対応を図るものとする。本検討会 は、8回程度開催(25 名程度の会議を4回程度、8名程度の会議を4回程度開催。場所は東京都 23 区内を予定。 )するものとし、各検討会委員の選定に当たっては、環境省担当者との協議の上、決定 するものとする。また、請負者は環境省担当者の指示・確認を得ながら、検討会運営に関する主要な 作業及び一切の庶務を行うものとし、具体的には以下の事務的業務を実施するものとする。 ① 検討会委員に対して、本業務の趣旨等を十分に説明し、検討会への参画を依頼するとともに、本 人及び所属機関等の承諾・同意等の確認を得るなど必要な事務手続き。 ②開催日等の日程調整、会場及び設備の確保、開催通知の発出、会場の設営・撤収等。 ③検討会資料の作成。 (1回当たり 200 頁、30 部程度を想定。検討の成果をその都度とりまとめ、 次回の検討会資料とすること。 ) ④検討会の進行。 (議事進行については事前確認を受けるとともに、必要に応じて検討会座長の指 示・確認を得ること。 ) ⑤議事録又は議事概要の作成。 ⑥出席した検討会委員への謝金・旅費、会議費用等の支払。 (※2) ⑦検討会において、必要な情報提供等。 ⑧検討会の検討過程において、新たに必要となった情報の収集・解析等の業務。 ※2 旅費は国家公務員等の旅費に関する法律に従って支給するとともに、謝金は検討会委員1人 に対して1回当たり 17,700 円を支給するものとする。 (2)諸外国等における大気環境基準等設定動向調査 諸外国等における大気環境基準等に係る動向や根拠資料等について、情報収集、内容の把握・分析 を行い、概要及び詳細な内容を日本語により迅速かつ正確に取りまとめる。また、取りまとめに当た っては、内容の効果的な把握に資するように、文書形式に加え、図表形式の効果的かつ適切な活用を -3- 図ることとする。なお、業務の実施に当たっては、環境省担当者の指示する専門家等と十分協議し、 必要に応じて指導・助言を仰ぎながら実施することとする。これら結果については、諸外国等におけ る大気環境基準等設定動向調査報告書として取りまとめる。 1)諸外国等における大気環境基準等設定・改定に係る動向調査等 これまでの諸外国等における大気環境基準等の設定・改定に係る動向及び平成 27 年度における動 向について、情報を収集、分析し、取りまとめを行う。情報の取りまとめに当たっては、設定・改定 の経緯や変遷だけでなく、それぞれの大気環境基準等の役割、体系及び設定手順等についても、併せ て取りまとめるものとする。 また、全体的な概要だけでなく、大気環境基準等が設定されている個々の大気汚染物質に係る基準 や設定・改定の経緯等についても取りまとめるものとする。 ①諸外国等における大気環境基準等設定・改定に係る動向 ②WHO における大気質指針設定・改定に係る動向 ③諸外国等における環境基準設定のための定量的評価手法(費用対効果評価手法を中心)の動向 なお、米国において見直しが検討されているオゾン、SO2、NO2 に係る大気環境基準について、環境 大気質基準の最終規則、規制の動向、見直しの動向(Federal Register の詳細、主要な州における設 定状況)を詳細に取りまとめる。取りまとめに当たっては、大気環境基準の根拠となった各物質の健 康影響データの詳細、大気環境基準のレベル、平均時間・フォームの設定のアプローチと設定根拠に ついて、それぞれの文書の性格の差異、変更点及び我が国の環境基準との相違点等も含め詳細に取り まとめる。 2)諸外国等におけるオゾン及び粒子状物質に係る大気環境基準等設定根拠の比較検討 諸外国等におけるオゾン及び粒子状物質に係る大気環境基準等に関し、以下の点について詳細な比 較検討を行い、表形式等も活用しつつ、正確かつ分かりやすく取りまとめる。また、粒子状物質のう ち PM2.5 に関する環境基準等を設定するに至った根拠に関する調査も併せて実施し取りまとめる。 ①基準設定、改定の経緯、改定の必要性 ②諸外国等における粒子状物質の環境基準等の設定や改定の根拠となった健康影響に関する知見の概 要(疾患別、粒径別、成分別、影響期間別の定性・定量的評価など) ③諸外国等の環境基準の設定・改定に当たっての指針値に関する検討状況 ④諸外国等の大気環境基準等の各要素(指標・レベル・平均時間・フォーム・測定法)に関する考え 方及び設定根拠等 3)諸外国等における大気環境基準等の設定・改定情報に係る迅速報告 諸外国等において大気環境基準等の設定や改定に関わる動きについて常時、情報把握に努め、大気 環境基準等の設定・改定に係る動きがあった場合には、速やかに情報の要約を作成し、また、粒子状 物質の大気環境基準に係る情報等、重大なものにあっては詳細な要約を作成し、迅速に環境省に報告 することとする。 なお、 米国のオゾン大気環境基準については、 平成28 年10 月までに、 最終規則 (Final Rule)が公表される予定となっており、これらの内容及び関連情報について取りまとめ、迅速に環境 省に報告すること。 4)検討会への報告 必要に応じて調査結果等を(1)6)の検討会へ報告できるよう、検討会開催前には調査の進捗等に ついて環境省担当者へ報告する。環境省担当者から指示があった場合には、調査結果等について資料を 作成し検討会にて報告をすることとする。 -4- (3)光化学オキシダント又はオゾンによる植物影響に係る文献調査等 大気汚染物質のうち、光化学オキシダント又はオゾンによる植物影響についての国内外の主要な文 献調査(50 報程度を想定。)や諸外国及び国際機関における取組状況の整理を実施するとともに、必 要に応じ、有識者3名程度に対してヒアリング(それぞれ1回程度、都内を想定。1回あたり2時間 程度。謝金は学識者・協力者1人に対して1時間当たり 7,900 円を支給するものとする。)を実施す る。また、これらの文献調査等について、光化学オキシダント又はオゾンによる植物影響調査等報告 書として取りまとめる。 3 業務の実施期間 平成28年3月28日まで 4 成果物 報告書 (文献レビュー調査報告書) 15 部(A4 版 500 頁程度) (大気環境基準等設定動向調査報告書) 15 部(A4 版 300 頁程度) (植物影響調査等報告書) 15 部(A4 版 100 頁程度) 電子媒体:報告書の電子データを収納した電子媒体(DVD-R 等)2式) 報告書及びその電子データの仕様及び記載事項は、別添によること。また、電子媒体にあっては、報告 書に綴じ込んで提出すること。 提出場所 環境省水・大気環境局 総務課 5 著作権等の扱い (1)成果物に関する著作権、著作隣接権、商標権、商品化権、意匠権及び所有権(以下「著作権等」とい う。)は、環境省が保有するものとする。 (2)成果物に含まれる請負者又は第三者が権利を有する著作物等(以下、「既存著作物」という。)の著 作権等は、個々の著作者等に帰属するものとする。 (3)納入される成果物に既存著作物等が含まれる場合には、請負者が当該既存著作物の使用に必要な費用 の負担及び使用許諾契約等に係る一切の手続を行うものとする。 6 情報セキュリティの確保 請負者は、下記の点に留意して、情報セキュリティを確保するものとする。 (1)請負者は、請負業務の開始時に、請負業務に係る情報セキュリティ対策とその実施方法及び管理体制 について環境省担当官に書面で提出すること。 (2)請負者は、環境省担当官から要機密情報を提供された場合には、当該情報の機密性の格付けに応じて 適切に取り扱うための措置を講ずること。 また、請負業務において請負者が作成する情報については、環境省担当官からの指示に応じて適切に 取り扱うこと。 (3)請負者は、環境省情報セキュリティポリシーに準拠した情報セキュリティ対策の履行が不十分と見な されるとき又は請負者において請負業務に係る情報セキュリティ事故が発生したときは、必要に応じて 環境省担当官の行う情報セキュリティ対策に関する監査を受け入れること。 (4)請負者は、環境省担当官から提供された要機密情報が業務終了等により不要になった場合には、確実 に返却し又は廃棄すること。 また、請負業務において請負者が作成した情報についても、環境省担当官からの指示に応じて適切に 廃棄すること。 -5- (5)請負者は、請負業務の終了時に、本業務で実施した情報セキュリティ対策を報告すること。 (参考)環境省情報セキュリティポリシー http://www.env.go.jp/other/gyosei-johoka/sec-policy/full.pdf 7 その他 (1)請負者は、本仕様書に疑義が生じたとき、本仕様書により難い事由が生じたとき、あるいは本仕様 書に記載のない細部については、環境省担当官と速やかに協議しその指示に従うこと。 (2)会議運営を含む業務にあっては、「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」(平成 27 年 2 月 3 日閣議決定)の「会議運営」の判断の基準を満たすこと。 (3)平成 27 年度光化学オキシダント等大気汚染物質文献レビュー等調査業務を行うに当たって、入札参 加希望者は、必要に応じて「平成 25 年度光化学オキシダント等大気汚染物質文献レビュー業務」報告 書及び「平成 26 年度光化学オキシダント等大気汚染物質文献レビュー委託業務」に係る資料を、所定 の手続きを経て環境省内で閲覧することを可能とする。 資料閲覧を希望する者は、以下の連絡先に予め連絡の上、訪問日時及び閲覧希望資料を調整するこ と。 ただし、コピーや写真撮影等の行為は禁止する。また、閲覧を希望する資料であっても、平成 27 年度光化学オキシダント等大気汚染物質文献レビュー等調査業務における情報セキュリティ保護等の 観点から、提示できない場合がある。 連絡先:環境省水・大気環境局総務課 -6- (別添) 1.報告書等の仕様及び記載事項 報告書等の仕様は、「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」(平成 27 年 2 月 3 日閣議決定。以下「基本 方針」という。)の「印刷」の判断の基準を満たすこと。 なお、「資材確認票」(基本方針 198 頁、表3参照)及び「オフセット印刷又はデジタル印刷の工程におけ る環境配慮チェックリスト」(基本方針 199 頁、表4参照)を提出するとともに、印刷物にリサイクル適性を表 示する必要がある場合は、以下の表示例を参考に、裏表紙等に表示すること。 リサイクル適性の表示:印刷用の紙にリサイクルできます この印刷物は、グリーン購入法に基づく基本方針における「印刷」に係る判断の基準にしたがい、印刷用の 紙へのリサイクルに適した材料[Aランク]のみを用いて作製しています。 なお、リサイクル適性が上記と異なる場合は環境省担当官と協議の上、基本方針 (http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/kihonhoushin.html)を参考に適切な表示を行うこと。 英語サマリーについては、以下により作成すること。 (1)以下の対訳集等を参考に、ネイティブチェックを経ること。 ①環境用語和英対訳集(EIC ネット http://www.eic.or.jp/library/dic/) ②法令用語については、日本法令英訳プロジェクトの標準対訳辞書 (http://www.japaneselawtranslation.go.jp/) (2)海外で参照されることを念頭に入力は半角で行い、全角文字や全角スペースは使用しないこと。特に以下に 注意すること。 ・丸数字は使用不可。「℃」→「degrees C」又は「degrees centigrade」 ・記号はすべて半角。例:「“ ”」→「" "」、「`」「’」→「'」、「-」→「-」 ・化学物質は英文名+化学記号(半角の英数字)。1/4 文字にしない。二度目以降は化学記号のみでも可。例: carbon dioxide (CO2) ・環境省の略称は「MOE」(大文字) 2.電子データの仕様 (1)Microsoft 社 Windows7 SP1 上で表示可能なものとする。 (2)使用するアプリケーションソフトについては、以下のとおりとする。 ・文章;ワープロソフト Justsystem 社一太郎(2011 以下)、又は Microsoft 社 Word(ファイル形式は Word2010 以下) ・計算表;表計算ソフト Microsoft 社 Excel(ファイル形式は Excel2010 以下) ・画像;BMP 形式又は JPEG 形式 (3)(2)による成果物に加え、「PDF ファイル形式」による成果物を作成すること。 (4)以上の成果物の格納媒体は DVD-R 等とする。事業年度及び事業名称等を収納ケース及び DVD-R 等に必ずラベ ルにより付記すること。 (5)文字ポイント等、統一的な事項に関しては環境省担当官の指示に従うこと。 3.その他 成果物納入後に請負者側の責めによる不備が発見された場合には、請負者は無償で速やかに必要な措置を講 ずること。 -7- (別添3) 平成27年度光化学オキシダント等大気汚染物質 文献レビュー調査等業務に係る提案書作成・審査要領 環 境 省 本書は、平成27年度光化学オキシダント等大気汚染物質文献レビュー調査等 業 務 に 係 る 提 案 書 の作 成 、 審査 等 の 要 領を 提 示す る も の であ る 。 Ⅰ 提案書作成要領 1 . 提 案 書 の 構 成 及び 作 成 方法 以下に「平成27年度光化学オキシダント等大気汚染物質文献レビュー調 査 等 業 務 に 係 る 提 案 書 の 評 価 基 準 表 」( 以 下 、「 評 価 基 準 表 」 と い う 。) か ら 「 評 価 項 目 」 及 び 「 要 求要 件 」 を 転載 す る。 評価 項 目 大 項目 中項目 0 仕 様 書の 遵 守 1 業 務 の基 本 方 針 要 求要 件 小 項目 仕様書に規定する業務の目的や作業事項に反し、又 は矛 盾 す る 提案 が な い こと 。 仕様書を踏まえ、業務の実施に当たっての基本方針 や留 意 す べ き事 項 を 記 述す る こ と。 2 業 務 の実 施 方 法 2.1 仕 様 書 2 ( 1 ) 文 献 デ ー タ ベ ー ス の 作 成 、 レ ビ ュ ー 対 象 と な る 文 献 1 )、 2 ) 及 び 3 ) の 抽 出 ・ 収 集 ・ 整 理 及 び 文 献 レ ビ ュ ー ・ 取 り ま と め の 記 載 内容 を実施するに当たっての基本的な方針等について、 具体 的 に 記 載す る こ と 。 2.2 仕 様 書 2 ( 1 ) 光 化 学 オ キ シ ダ ン ト 及 び 粒 子 状 物 質 に 係 る こ れ ま で 4 ) の 記載 内 容 の知見等の整理を実施するに当たっての基本的な方 針等 に つ い て、 具 体 的 に記 載 す るこ と 。 2.3 仕 様 書 2 ( 1 ) 検 討 会 を 実 施 す る に 当 た っ て の 基 本 的 な 方 針 等 に つ 6 ) の 記載 内 容 いて 、 具 体 的に 記 載 す るこ と 。 2.4 仕 様 書 2 ( 2 ) 諸 外 国 等 に お け る 大 気 環 境 基 準 等 設 定 動 向 調 査 を 実 の 記 載 内容 施するに当たっての基本的な方針等について、具体 的に 記 載 す るこ と 。 2.5 仕 様 書 2 ( 3 ) 光 化 学 オ キ シ ダ ン ト 又 は オ ゾ ン に よ る 植 物 影 響 に 係 の 記 載 内容 る文献調査等を実施するに当たっての基本的な方針 等に つ い て 、具 体 的 に 記載 す る こと 。 3 業 務 の実 施 計 画 仕様書に係る作業事項を作業進行予定表にまとめる こと 。 4 業 務 の実 施 体 制 4.1 執 行 体 制 、 役 割 業 務 の 実 施 体 制 に つ い て 、 責 任 者 の 氏 名 ・ 役 職 、 従 分担等 事者の役割分担、従事者数、内・外部の協力体制等 を表 に ま と める こ と 。 4.2 従 事 者 の 実 績 、 業 務 に 従 事 す る 者 の 類 似 業 務 ( 光 化 学 オ キ シ ダ ン ト -8- 能 力 、 資格 等 等大気汚染物質文献レビュー調査)の実績、本業務 に関 係 す る 能力 の 資 料 、資 格 等 を明 示 す るこ と 。 業務に従事する者の業務従事期間中における本業務 以外 の 手 持 ち業 務 の 状 況を 記 載 する こ と 。 5 組織 の 実 績 過去に光化学オキシダント等大気汚染物質文献レビ ュー調査に関する実績があれば、業務名、それぞれ の概 要 等 を 記載 す る こ と。 6 組 織 の 環 境 マ ネ ジ メ ン ト シ ISO14001、エコアクション21、KES、 ス テ ム認 証 取 得状 況 エコステージ、地方公共団体による認証制度などの うち、第三者による環境マネジメント認証取得の有 無、有の場合は認証の名称を記載し、証明書の写し を添付すること。ただし、開札する時点において認 証期 間 中 で ある こ と 。 提 案 書 は 、 上 記 評価 項 目 に基 づ き 、 次に 従 って 作 成 す るこ と 。 1 )「 は じ め に 」 の 項 を 冒 頭 に 設 け 、「 本 書 は 、 平 成 2 7 年 度 光 化 学 オ キ シ ダ ント等大気汚染物質文献レビュー調査等業務に係る提案書作成・審査要領に 基づき、その実施方法等に関する提案を行うものである。本業務の実施に当 たっては、同仕様書を遵守し、本提案書をその実施計画書と位置づけて行う も の と す る 。」 と 必 ず 記載 す るこ と 。 このため、提案書の作成に当たっては、仕様書に反し、又は矛盾する事項 がないか十分に点検すること。なお、提案書が仕様書に反し、又は矛盾する と認められたときは、評価項目「0 仕様書の遵守」に基づき、当該提案書 は不合格となる。 2 )「 1 .」 以 下 は 、 上 記 評 価 項 目 に 従 い 「 業 務 の 基 本 方 針 」 か ら 「 組 織 の 環 境 マネジメントシステムの認証取得状況」までの各評価項目を目次とし、それ ぞれの要求要件に基づき提案書を作成すること。記述上の必要性に応じ、各 評 価 項 目 内 を 細 分 化 し て目 次 立 て する こ とは 差 し 支 え な い 。 3)提案書に詳細に記載するよりも添付資料を参照した方がわかりやすい事項 については、提案書中に「△については、別添資料○参照」と記載して、資 料 添 付 を 行 う こ と は 差 し支 え な い 。た だし 、添 付 資 料 が 大部 に わ た る 場 合 は 、 必 ず そ の 要 点 を 提 案 書 中 に 記 載 す る こ と 。「 評 価 項 目 」 及 び 「 要 求 要 件 」 と の関係が容易にわかり難い添付資料は、添付されなかったとみなすことがあ る。 4 )提 案 書 は 、難 解 な 専 門用 語 に は注 釈 を 付す な ど 、専 門 家 以外 で も 理 解で き 、 審 査 可 能 な よ う に 平 易 な記 述 に 努 める こ と。 2 . 提 案 書 様 式 、 提出 部 数 等 提案書は、別添様式に従い作成すること。記載上の必要に応じて様式を変 更しても差し支えないが、様式の変更は必要最小限にとどめること。提案書 の 分 量 は、 提 案 書様 式 の 規定 を 超 え な い も のと す る こ と 。 提 案 書は 、 添 付 資 料 を 含め て 綴 じ 込ん だ 1式 を 7 部 提出 す る こと 。 環境省から連絡が取れるよう、提案書上に連絡先(電話番号、FAX番号 及 び メ ール ア ド レス ) を 記載 す る こ と 。 -9- 3 . 提 案 書 の ヒ ア リン グ 必 要 に 応 じ て 提 案 書 のヒ ア リ ン グを 実 施 す る も の とし 、実 施 す る 場 合に は 、 入札者は環境省が入札者と調整の上指定する日時、場所において、環境省に 対し自らの提案書の内容について説明を行わなければならない。説明者は、 原則として本業務を請け負った場合における実施責任者にあたる者とするこ と 。 説 明 の 時 間 は 約 15分 と し 、 そ の 後 、 適 宜 質 疑 応 答 を 行 う も の と す る 。 説 明に当たっては、必要に応じて提案書の要点を示す要約版資料を用意しても 差 し 支 え な い が 、 当 該 要約 版 資 料 は審 査 対象 と は し な い 。 4.留意事項 落札した者が提出した提案書は、仕様書とともに原則としてそのまま契約 書に添付され、本平成27年度光化学オキシダント等大気汚染物質文献レビ ュー調査等業務の実施計画書になるものであり、確実に実施可能な内容とし て作成すること。提案書に従った履行がなされない場合は、債務不履行とし て 契 約 解 除 及 び 損 害 賠 償請 求 の 事 由と な る。 Ⅱ 提 案 書 の審 査 及 び落 札 決 定の 方 法 1 . 落 札 方 式 及 び 得点 配 分 1 ) 落 札 方式 次 の 要 件 を 満 た し て い る 者 の う ち 、 2 ) に よ っ て 得 ら れた 総 合 評価 点 の 最 も 高 い 者 を 落 札者 と す る 。 ① 入 札価 格 が 予 定 価 格 の 範囲 内 であ る こ と 。 ②「評価基準表」中、必須とされた評価項目の基礎点をすべて獲得してい ること。 2 ) 総 合 評 価 点 の計 算 方 法 総 合 評 価 点 = 技 術 点 +価 格 点 技 術 点 = 基礎 点 + 加 点 ( 満 点200点 ) *技術点は、環境省に設置する提案書審査委員会の各委員の採点結果 の 平 均 値を 算 出 し 、 小 数 点 第三 位 以 下を 切 り 捨 てた も のと す る 。 価 格 点 = 100点 ×( 1 -入 札 価 格 ÷ 予 定 価 格 ) *価格点は、上記式により数値を算出し、小数点第三位以下を切り捨 て た も のと す る 。 2 . 提 案 書 審 査 ( 技術 点 の 採点 ) の 手 順 1 ) 入 札 資 格 を 有 す る 者 か ら 提 出 さ れ た 提 案 書 に つ い て 、「 評 価 基 準 表 」 に 基 づき、必須とされた項目の基礎点に係る評価を提案書審査委員会の各委員が 行う。各委員の評価結果を同委員会で協議し、委員会において各必須項目毎 に基礎点の獲得の可否を判断する。すべての必須項目の基礎点を獲得した提 案 書 を 合 格 ( 基 礎 点 を 付与 ) と し 、そ れ 以外 の 提 案 書 は 不 合 格 と す る 。 2)合格した提案書について、各委員毎に評価項目の加点部分の評価を行い、 基 礎 点 と 合 計 し た 採 点 結果 を 記 入 する 。各委 員 の 採 点 結 果 を委 員 会 で 確 認 し 、 事実誤認等があれば各委員において訂正する。確定した各委員の採点結果の 技 術 点 に つ い て 、 そ の 平均 値 を 算 出す る 。 - 10 - 3.落札決定 2.による技術点に、当該提案書に係る入札価格に基づく価格点を加算し、 総合評価点を算出する。各提案書の総合評価点を比較し、最も高い数値を得 た 提 案 書 の 提 出 者を 落 札 者と す る 。 - 11 - (別添4) 平成27年 支出負担行為担当官 環境省大臣官房会計課長 月 日 殿 住所 商号又は名称 代表者氏名 印 平成27年度光化学オキシダント等大気汚染物質文献レビュー調査等業務 に関する提案書の提出について 標記の件について、別添の通り提出します。 なお、書類の提出にあたり、暴力団排除に関する誓約事項に誓約します。 - 12 - 平成27年度光化学オキシダント等大気汚染物質文献レビュー 調査等業務に関する提案書 提案書作成責任者 <名称及び所属、氏名> <電話番号、FAX番号、メールアドレス> はじめに 本書は、平成27年度光化学オキシダント等大気汚染物質文献レビュー調査等業 務に係る仕様書に基づき、その実施方法等に関する提案を行うものである。本業務 の実施に当たっては、同仕様書を遵守し、本提案書をその実施計画書と位置づけて 行うものとする。 1.業務の基本方針 (作成注) 仕様書を踏まえ、業務の実施に当たっての基本方針や留意すべき事項を記述 してください。 (※)A4版片面2枚以内とする。 2.業務の実施方法 (1) 仕様書2(1)1 )、2)及び3)の記載内容 (作成注) 文献データベースの作成、レビュー対象となる文献の抽出・収集・整理及び 文献レビュー・取りまとめを実施するに当たっての基本的な方針等について、 具体的に記載してください。 (※)A4版片面2枚以内とする。 (2) 仕様書2(1)4)の記載内容 (作成注) 光化学オキシダント及び粒子状物質に係るこれまでの知見等の整理を実施す るに当たっての基本的な方針等について、具体的に記載してください。 (※)A4版片面2枚以内とする。 - 13 - (3) 仕様書2(1)6)の記載内容 (作成注) 検討会を実施するに当たっての基本的な方針等について、具体的に記載して ください。 (※)A4版片面2枚以内とする。 (4) 仕様書2(2)の記載内容 (作成注) 諸外国等における大気環境基準等設定動向調査を実施するに当たっての基本 的な方針等について、具体的に記載してください。 (※)A4版片面2枚以内とする。 (5) 仕様書2(3)の記載内容 (作成注) 光化学オキシダント又はオゾンによる植物影響に係る文献調査等を実施する に当たっての基本的な方針等について、具体的に記載してください。 (※)A4版片面2枚以内とする。 3.業務の実施計画 (作成注) 仕様書に係る作業事項を作業進行予定表にまとめてください。 時 期 内 容 (※)A4版片面1枚以内とする。 - 14 - 4.業務の実施体制 (1)執行体制、役割分担等 (作成注) 業務の実施体制について、責任者の氏名・役職、従事者の役割分担、従事者数、内・ 外部の協力体制等を表にまとめてください。 (※1)本様式はA4版片面2枚以内とする。 (※2)業務の内容ごとに担当するチームの構成、役割分担、配置予定者の氏名、 役職及び簡単な経歴を記載し、またそのメンバーとした理由を併せて記載す る。 (2)従事者の実績、能力、資格等 (作成注) 業務に従事する者の類似業務(光化学オキシダント等大気汚染物質文献レビュー 調査)の実績、本業務に関係する能力の資料、資格等を明示してください。 業務に従事する者の業務従事期間中における本業務以外の手持ち業務の状況を記 載してください。 氏 名 生年月日 所属・役職 経験年数(うち本業務の類似業務従事年数) 年( 年) 専 門 分 野 所 有 資 格 経歴( 職歴/学位 ) 所 属 学 会 類似業務の実績 業務名 業務内容 現在の手持ち業務の状況(公告日現在 業務名 業務内容 実施年度 発注者 件) 履行期間 年 月~ 年 月 (※1)業務内容の欄は概要を記入する。 (※2)手持ち業務の欄は契約金額が 500 万円以上のものを対象とする。 (※3)本様式はA4版片面2枚以内とし、5名まで記載できるものとする。 (※4)類似業務の実績を証明するものとして、業務報告書等、実施内容を確認で きるものを添付すること 。(確認できる部分の抜粋のみでも可 。) - 15 - 5.組織の実績 業務名 発注機関 (名称、所在地) (受注者名) (受注形態) 履行期間 業務の概要 技術的特徴 主たる担当者の従事の有無 注1 注2 注3 注4 本様式は、A4版片面4枚以内に記載すること。 業務名は10件まで記載できるものとする。 発注機関の受注形態欄には、元請受注か下請受注かの区別を記載すること。 業務の概要の欄には、業務内容を具体的かつ簡潔に記載すること。 注5 実 績を 証明す るも のと して、 契約 書写し 、注 文・ 請書写 し( 下請の 場合 のみ )を添 付すること。 6.組織の環境マネジメントシステム認証取得状況 認証の有無: 認証期間: 認証の名称: 注1 注2 証明書の写しを添付すること。 事業者の経営における主たる事業所(本社等)において、取得している ものに限る。 注3 申請中の場合は、その旨を明記し、開札前までに証明書の写しを提出した ものについて加点対象とする。 - 16 - (別添4) 平成 27 年度中国における畜産排水処理事業に係る調査検討業務に係る提案書 提案書作成責任者 (株)○○ △部×課 ○○○ 電話番号、FAX番号、メールアドレス はじめに 本書は、平成 27 年度中国における畜産排水処理事業に係る調査検討業務に係る仕様書に 基づき、その実施方法等に関する提案を行うものである。本業務の実施に当たっては、同 仕様書を遵守し、本提案書をその実施計画書と位置づけて行うものとする。 1 業務の基本方針 (作成注) 業務を的確かつ効率的に処理していくための基本的な方針について、記述して下さい。 業務の基本方針 ※ 2 A4版2頁以内とする。 業務の実施方法 (作成注) 仕様書の2に係る業務について、要求要件を踏まえた提案を具体的かつ明瞭に記述して 下さい。また、必要に応じ、検討に必要なデータや資料等についても明記して下さい。(項 目ごとにA4版1頁以内、項目ごとに複数の提案がある場合は、その提案ごとにそれぞれ A4版1頁以内とする。) 仕様書 2(2)1)及び 2(3)1)の業務内容 仕様書 2(2)2)①及び②の業務内容 -1- - 17 - 仕様書 2(2)2)③の業務内容 (作成注) 本業務の目的を達成するために必要と考えられる追加的業務の提案があれば、具体的に 記述してください。 追加的業務の提案 ※ 3 提案ごとにA4版1頁以内とする。 業務の実施計画 (作成注) 業務スケジュールについて作業工程表で示してください。 業務の実施計画 ※ 4 A4版1頁以内とする。 業務の実施体制 (1)執行体制、役割分担等 (作成注) 実務的な責任者(管理技術者)、従事者の人数・役割分担が分かるように記述して下さ い。また、内・外部の協力体制等があれば、これについても分かるように記述して下さい。 執行体制、役割分担等 ※ A4版1頁以内とする。 -2- - 18 - (2) 管理技術者の実績、能力、資格等 (作成注) 実務的な責任者(管理技術者)の経歴、手持ち業務、業務の実績について記述してくだ さい。 氏 名 生年月日 経験年数(うち同種業務の従事年数) 所属・役職 年( 年) 専門分野 所有資格 手持ち業務の状況(平成 業務名 年 月 日現在 件) 業務概要 履行期間 年 月~ 年 月 年 月 業務の実績 業務名(同種業務)業務概要 履行期間 発注機関 年 ※ 月~ 注1 手持ち業務は、契約金額が 500 万円以上のものを対象とする。 注2 実績業務は、合計5件まで記載できるものとする。 注3 A4版3頁以内とする。 -3- - 19 - (3)管理技術者以外の従事者の実績、能力、資格等 (作成注) 従事者(管理技術者以外の業務の従事者)1名の経歴、手持ち業務、業務の実績につい て記述してください。 氏 名 生年月日 経験年数(うち同種業務の従事年数) 所属・役職 年( 年) 専門分野 所有資格 手持ち業務の状況(平成 業務名 年 月 日現在 件) 業務概要 履行期間 年 月~ 年 月 年 月 業務の実績 業務名(同種業務)業務概要 履行期間 発注機関 年 ※ 月~ 注1 手持ち業務は、契約金額が 500 万円以上のものを対象とする。 注2 実績業務は、合計5件まで記載できるものとする。 注3 A4版3頁以内とする。 -4- - 20 - 5 組織の実績 (作成注) 組織の業務実績について、記述してください。 業務名 発注機関 (名称、所在地) 履行期間 業務の概要 技術的特徴 ※ 6 注1 実績業務は、合計5件まで記載できるものとする。 注2 実績を証明するものとして、契約書写しを添付すること。 注3 A4版3頁以内とする。 組織の環境マネジメントシステム認証取得状況 認証の有無 認証機関 ※ 認証取得年度 注1 証明書の写しを添付すること。 注2 事業者の経営における主たる事業所(本社等)において、取得しているもの に限る。 注3 申請中の場合は、その旨を明記することで記載可能とするが、申請中である ことがわかる資料を添付すること。 -5- - 21 - 平成27年度光化学オキシダント等大気汚染物質文献レビュー調査等業務に係る提案書の評価基準表 評価項目 得点配分 要求要件 評価 区分 0 仕様書の遵守 仕様書に規定する業務の目的や作業事項 に反し、又は矛盾する提案がないこと。 必須 5 5 1 業務の基本方針 仕様書を踏まえ、業務の実施に当たっての 基本方針や留意すべき事項を記述するこ と。 必須 15 5 大項目 中項目 小項目 (別添5) 技術上の基準 合計 基礎点 加点 基礎点 提案書が全体として仕様書を遵守してお - り、業務の目的や作業事項に反し、又は 矛盾する内容がないこと。 10 加点 - 業務の目的を的確に理解し、妥当かつ具 基本方針に創造性、確実性があるか。 体的な基本方針であること。 2 業務の実施方法 - 文献データベースの作成、レビュー対象と なる文献の抽出・収集・整理及び文献レ ビュー・取りまとめを実施するに当たっての 基本的な方針等について、具体的に記載 すること。 必須 20 5 提案された文献データベースの作成、レ ビュー対象となる文献の抽出・収集・整理 提案された基本的な方針等が文献レ 15 及び文献レビュー・取りまとめを実施する ビュー等の実施の観点から有益であり、効 に当たっての基本的な方針等が、適切で 果的且つ確実性があるか。 あり具体性があること。 光化学オキシダント及び粒子状物質に係る 2.2 仕様書2(1)4) これまでの知見等の整理を実施するに当 の記載内容 たっての基本的な方針等について、具体的 に記載すること。 必須 15 5 10 2.3 仕様書2(1)6) 検討会を実施するに当たっての基本的な の記載内容 方針等について、具体的に記載すること。 必須 10 5 2.4 仕様書2(2)の 記載内容 諸外国等における大気環境基準等設定動 向調査を実施するに当たっての基本的な 方針等について、具体的に記載すること。 必須 20 5 2.5 仕様書2(3)の 記載内容 光化学オキシダント又はオゾンによる植物 影響に係る文献調査等を実施するに当 たっての基本的な方針等について、具体的 に記載すること。 必須 10 5 光化学オキシダント又はオゾンによる植物 影響に係る文献調査等を実施するに当 提案された文献調査等の基本的な方針等 5 たっての基本的な方針等が具体的に提案 が適切で、効果的な情報収集・整理に資す されており、その内容が妥当で実施可能 るものであるか。 なものであること。 仕様書に係る作業事項を作業進行予定表 にまとめること。 必須 10 5 5 2.1 仕様書2(1) 1)、2)及び3)の記 載内容 3 業務の実施計画 加点の 採点 - 22 - 提案された光化学オキシダント及び粒子 提案された基本的な方針等が知見等の整 状物質に係るこれまでの知見等の整理を 理の実施の観点から有益であり、効果的 実施するに当たっての基本的な方針等 且つ確実性があるか。 が、適切であり具体性があること。 検討会を実施するに当たっての基本方針 提案された検討会の基本方針等が効果的 5 等が具体的に提案されており、その内容 な情報収集・整理に資するものであるか。 が妥当で実施可能なものであること。 15 諸外国等における大気環境基準等設定動 提案された調査の基本的な方針等が適切 向調査を実施するに当たっての基本的な で、効果的な情報収集・整理に資するもの 方針等が具体的に提案されており、その であるか。 内容が妥当で実施可能なものであること。 実施可能で妥当な作業進行予定表である 作業進行予定表が効率的で成果を十分に こと。 あげられるものとなっているか。 4 業務の実施体制 - 業務の実施体制について、責任者の氏名・ 4.1 執行体制、役割 役職、従事者の役割分担、従事者数、内・ 分担等 外部の協力体制等を表にまとめること。 業務に従事する者の類似業務(光化学オ キシダント等大気汚染物質文献レビュー調 査)の実績、本業務に関係する能力の資 4.2 従事者の実績、 料、資格等を明示すること。 能力、資格等 業務に従事する者の業務従事期間中にお ける本業務以外の手持ち業務の状況を記 載すること。 必須 40 5 必須 10 10 適切な役割分担等により実施体制が構築 されていること。 外部の協力者(又は再委任者)に業務の 35 一部を行わせる場合や連携して業務を進 める場合は、業務の根幹部分を提案者が 実施すること、協力者等の役割分担が明 確で、適切であること。 - 効果的、効率的な人員配置、内・外部の協 力体制等が構築されているか。 再委任等を行う場合及び連携して業務を 進める場合はその相手先が具体的かつ適 切に提案されているか。 従事者が本業務に従事する十分な時間が あると認められること。 - 任意 15 - 15 - 従事者2名以上に光化学オキシダント等大 気汚染物質文献レビュー調査に関する実 施実績があるか。ある場合を可;3点とし、 それ以上の人数や実施実績に応じて加点 する。 任意 15 - 15 - 本業務を実施するに相応しい能力、資格等 を有する従事者が確保されているか。 過去に光化学オキシダント等大気汚染物 質文献レビュー調査に関する実績があれ ば、業務名、それぞれの概要等を記載する こと。 任意 10 - 10 - 過去に光化学オキシダント等大気汚染物 質文献レビュー調査に関する実績が2件以 上あるか。ある場合を可;2点とし、それ以 上の件数や概要に応じて加点する。 ISO14001、エコアクション21、KES、エ コステージ、地方公共団体による認証制度 などのうち、第三者による環境マネジメント 6 組織の環境マネジメントシステ 認証取得の有無、有の場合は認証の名称 ム認証取得状況 を記載し、証明書の写しを添付すること。た だし、開札する時点において認証期間中で あること。 任意 5 - 5 - 事業者の経営における主たる事業所(本社 等)において、環境マネジメント認証取得が あるか。1つでもあれば加点(5点) 200 55 145 5 組織の実績 技術点 小計 価格点 総計 加点合計 基礎点 価格点 総合評価点 100 300 基礎点部分の採点は、技術上の基準を満たす場合に、当該基礎点全部を得点とする。 加点部分の採点は、配点5点の場合、技術上の基準に基づき、優;5点、良;3点、可;1点、不可;0点、の4段階評価とし、配点に応じて係数をかけて得点を算出する。 基礎点がある項目に係る加点部分の「不可;0点」とは、基礎点の基準は満たす(基礎点は得点)が、加点部分の基準をなんら満たさない場合である。 - 23 - 55 別添6 ◆環境マネジメントシステム認証制度の例◆ 事業者が、その事業経営の中で自主的に環境保全に関する取組を進めるにあたり、環境に関する方針や目標を自ら設定し、 これらの達成に向けて取り組み、その取組結果を確認・評価し、改善していくこと(環境保全の取組に係るPDCAサイクル)を 「環境マネジメント」といい、そのための事業者内の体制・手続等の仕組みを「環境マネジメントシステム」(EMS)という。その 主な例は以下のとおりであるが、他にも地方版のEMSや、運送事業者を対象としたグリーン経営認証制度などがある。 全国版EMS ISO14001 エコアクション21 KES エコステージ 概要 ISO審査登録機関及び 認定機関で構成。国際 的に認められた第三者 認証制度。1996年に制 定。 環境省が策定した中小 企業にも取り組みやすい 環境マネジメントシステム。 2004年に開始。把握す べき環境負荷指標を特 定しているほか、環境活 動レポートの作成・公表 を必須要件としている。 中小企業にも取り組 みやすい環境マネジメ ントシステムとして 2001年に京都で開始。 KESを参考とした地方 版KESが他の自治体 等に広がっているとと もに、相互認証も行わ れ、KESの認証取得 事業者は全国に広 がっている。 ISO14001取得前から取 得後も含めた環境マネジ メントシステム。5段階の 認証ステージがある。エ コステージ2は ISO14001の要求事項を 全て含んでおり、エコス テージ2の認証を取得で きれば、ISO14001に挑 戦可能なレベルとなる 事務局の母体となる団 体 ISO(国際標準化機構) 持続性推進機構 KES環境機構 エコステージ協会 地方版EMSの例: 北海道環境マネジメントシステムスタンダード(HES),青森環境マネジメントフォーラムAES, いわて環境マネジメントフォーラムIES,みちのくEMS,三重環境マネージ メントシステム(M-EMS),宝塚環境マネジメントシステム(TEMS), 神戸環境マネジメントシステム(KEMS) 等 - 24 -