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千代田区 障害福祉計画

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千代田区 障害福祉計画
千代田区
障害福祉計画
(第4期)
平成 27 年 3 月
千代田区
目
Ⅰ
次
計 画 策 定 の 背 景 ............................................... 1
1 . 障 害 福 祉 計 画 策 定 の 目 的 ..................................... 1
Ⅱ
計 画 の 基 本 理 念 及 び 位 置 づ け ................................... 2
1 . 基 本 理 念 ................................................... 2
2 . 計 画 の 位 置 づ け 及 び 計 画 期 間 ................................. 4
Ⅲ
計 画 策 定 に あ た っ て の 課 題 等 ................................... 5
1 . 第 3 期 計 画 か ら の 変 更 点 ..................................... 5
2 . 第 4 期 障 害 福 祉 計 画 に あ た っ て の 障 害 者 計 画 等 の 目 標 ........... 9
Ⅳ
成 果 目 標 の 設 定 .............................................. 10
1 . 施 設 入 所 者 の 地 域 生 活 へ の 移 行 .............................. 10
2 . 地 域 生 活 支 援 拠 点 等 の 整 備 .................................. 10
3 . 福 祉 施 設 か ら 一 般 就 労 へ の 移 行 .............................. 11
( 1 ) 一 般 就 労 へ の 移 行 者 数 .................................. 11
( 2 ) 就 労 移 行 支 援 事 業 所 の 利 用 者 数 .......................... 11
( 3 ) 就 労 移 行 率 が 3 割 以 上 の 就 労 移 行 支 援 事 業 所 の 割 合 ........ 11
Ⅴ サービスの目標量及びサービス確保のための計画事業 ........................ 12
1 . 必 要 な 訪 問 系 サ ー ビ ス を 保 障 す る た め の 取 組 み ................ 13
2 . 障 害 者 等 に 日 中 活 動 系 サ ー ビ ス を 保 障 す る た め の 取 組 み ........ 15
3 . 入 所 等 か ら 地 域 生 活 へ の 移 行 を 推 進 す る た め の 取 組 み .......... 19
4 . 福 祉 的 就 労 か ら 一 般 就 労 へ の 移 行 等 を 推 進 す る た め の 取 組 み .... 21
5 . 相 談 支 援 の 提 供 体 制 の 確 保 に 関 す る 取 組 み .................... 22
6 . 地 域 生 活 を 支 援 す る た め の 取 組 み ............................ 28
7 . 障 害 児 を 支 援 す る た め の 取 組 み ( 新 規 ) ...................... 32
8 . 計 画 の 進 行 管 理 ............................................ 35
参 考 資 料 ........................................................ 36
1 . 障 害 者 の 状 況 .............................................. 36
2 . 計 画 策 定 の 経 緯 ............................................ 40
3 . 千 代 田 区 障 害 者 施 策 検 討 委 員 会 .............................. 41
4 . ア ン ケ ー ト 調 査 結 果 報 告 .................................... 43
i
ii
Ⅰ
計画策定の背景
1.障害福祉計画策定の目的
本計画は、障害者及び障害児(以下、障害者等)が能力及び適性に応じた自立した日常生活又は
社会生活を営むことができるよう、必要な障害福祉サービスに係る給付その他の支援を行うことを
目的とした障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(以下、障害者総合支援
法)第 88 条第2項に位置づける事項を定め、障害福祉サービスの的確な提供体制を確保するために
策定するものです。
平成 26 年1月障害者の権利及び尊厳を保護し、促進するための包括的かつ総合的な国際条約であ
る障害者の権利に関する条約(以下、障害者権利条約)が批准され、この条約の締結に先立ち、国
内法令の整備が進められてきました。平成 23 年8月に障害者基本法が改正され、障害の有無にかか
わらず、等しく基本的人権を固有の尊厳として尊重し、障害者等の日常における社会生活への支援
や、地域社会において他の人々と共生を妨げられないことや、障害者権利条約にいう「社会的障壁」
並びに「合理的配慮」の理念が盛り込まれました。
また、平成 24 年6月には障害者総合支援法が制定され、改正障害者基本法を踏まえた基本理念が
掲げられ、障害福祉サービスの対象となる障害者の範囲等が見直され、障害の種別に関わりなく必
要な福祉サービスをその支援の程度に応じて利用できる谷間のない障害福祉サービスが実現されま
した。
さらに、平成 25 年6月には、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(以下、障害者差
別解消法)の制定や、障害者の雇用の促進等に関する法律(以下、障害者雇用促進法)の改正によ
り、雇用分野における障害者に対する差別禁止等が定められました。
この間、障害者の虐待防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律(以下、障害者虐待防
止法)
、国等による障害者就労施設等からの物品等の調達の推進等に関する法律(以下、障害者優先
調達推進法)
、成年後見人の選挙権も回復等のための公職選挙法等の一部改正する法律等も制定され
ています。
こうした障害者施策を取り巻く大きな変革期にあたって、千代田区は、平成 24 年度から平成 28
年度までの保健福祉総合計画(障害者福祉計画部門)を踏襲し、平成 19 年3月策定の第1期から平
成 24 年3月策定の第3期終了をうけ、
新たな平成 27 年度から平成 29 年度を見据えた障害福祉計画
を策定するものです。
1
Ⅱ
計画の基本理念及び位置づけ
1.基本理念
障害者等が日常の社会生活を営むための支援が整備された共生社会を実現するため、障害者
総合支援法の基本理念を踏まえながら、次のような点に配慮して、総合的な障害福祉計画を作
成します。
(1)障害者等の自己決定の尊重と意思決定の支援
共生社会を実現するため、障害者等の自己決定を尊重し、その意思決定の支援に配慮すると
ともに、障害者等が必要とする障害福祉サービスその他の支援を受けつつ、その自立と社会参
加の実現を図っていくことを基本として、障害福祉サービス及び相談支援並びに区市町村及び
都道府県の地域生活支援事業の提供体制の整備を進めます。
(2)区市町村を基本とした身近な実施主体と障害種別によらない一元的な障害福祉サービスの
実施等
障害者等が地域で障害福祉サービスを受けることができるよう区市町村を実施主体の基本と
します。また、障害福祉サービスの対象となる障害者等の範囲を身体障害者、知的障害者及び
精神障害者並びに難病患者等とし、サービスの充実を図り、都道府県の適切な支援等を通じて
地域に応じた障害福祉サービスの均てん化を図ります。また、発達障害者及び高次脳機能障害
者については、精神障害者に含まれるものとして給付の対象となっていることを引き続き周知
を図っていきます。さらに、難病患者等についても、引き続き障害者総合支援法の給付の対象
となっていることを周知していきます。
(3)入所等から地域生活への移行、地域生活の継続の支援、就労支援等の課題に対応したサー
ビス提供体制の整備
障害者等の自立支援の観点から、入所等(福祉施設への入所又は病院への入院をいう。以下
同じ。
)から地域生活への移行、地域生活の継続の支援、就労支援といった課題に対応したサー
ビス提供体制を整え、障害者等の生活を地域全体で支えるシステムを実現するため、地域生活
支援の拠点づくり、NPO 等によるインフォーマルサービスの提供等、地域の社会資源を最大
限に活用し、提供体制の整備を進めます。
特に、地域生活支援の拠点等の整備に当たっては、地域での暮らしの安心感を担保し、親元
からの自立を希望する者に対する支援等を進めるために、地域生活への移行、親元からの自立
等に係る相談、一人暮らし、グループホームへの入居等の体験の機会及び場の提供、ショート
ステイの利便性・対応力の向上等による緊急時の受入対応体制の確保、人材の確保・養成・連
携等による専門性の確保並びにサービス拠点の整備及びコーディネーターの配置等による地域
の体制づくりを行う機能が求められており、今後、障害者の高齢化・重度化や「親亡き後」を
見据えて、これらの機能をさらに強化する必要があります。また、こうした拠点等の整備にあ
2
わせて相談支援を中心として、学校からの卒業、就職、親元からの自立等の生活環境が変化す
る節目を見据えて、中長期的視点に立った継続した支援を行う必要があります。こうしたサー
ビス提供体制の整備については、個別の状況に応じて、関係者や障害者本人が参画して行う議
論を踏まえた上で、区市町村及び都道府県が定める障害保健福祉圏域(以下「圏域」という。
)
ごとの整備の在り方を障害福祉計画に位置づけ、計画的に推進します。
3
2.計画の位置づけ及び計画期間
「障害福祉計画」は、障害者総合支援法第 88 条第1項に基づく「市町村障害福祉計画」とし
て作成され、障害福祉サービス、相談支援及び地域生活支援事業の提供体制について次のよう
な事項を定めるものです。
① 基本的考え方
② 成果目標
③ 各年度におけるサービスの目標量
④ サービス確保のための計画事業等
また、平成 26 年5月 15 日の厚生労働省告示で示された「国の基本指針」による平成 29 年
度の障害福祉サービスの成果目標を基に、区の実状も考えあわせて数値目標を設定しています。
この「障害福祉計画」は、障害者基本法に基づく「障害者計画」との整合性、連携を保つも
のとされています。
千代田区では、平成 24 年度に策定した「千代田区保健福祉総合計画」が「障害者計画」を
含む計画と位置づけられ、
「千代田区第3次基本構想」に掲げられています。この計画の中では、
「福祉の心が通いあう、安心と支え合いのまち」の実現を目指しています。
「障害福祉計画」はこの計画に則して事業の数値目標を設定していきます。
計画期間は、平成 27 年度から平成 29 年度までの3年間です。
《上位・関連計画と計画の期間》
4
Ⅲ
計画策定にあたっての課題等
1.第3期計画からの変更点
第4期計画策定に先立ち、国の基本指針の変更がありました。その概要は、次の通りです。
1
障害福祉サービスの提供体制の確保に関する基本的な考え方
障害福祉サービスの提供体制の確保に当たっては、本障害福祉計画の基本的理念を踏まえ、
次に掲げる点に配慮して、目標を設定し、計画的な整備を行います。
(1)全国で必要とされる訪問系サービスの保障
訪問系サービス(居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護及び重度障害者等包括支援)
の充実を図り、全国どこでも必要な訪問系サービスを保障します。
(2)希望する障害者等への日中活動系サービスの保障
希望する障害者等に日中活動系サービス(療養介護、生活介護、短期入所、自立訓練、就労
移行支援、就労継続支援及び地域活動支援センターで提供されるサービス)を保障します。
(3)グループホーム等の充実及び地域生活支援拠点等の整備
地域における居住の場としてのグループホームの充実を図るとともに、地域移行支援及び地
域定着支援、自立支援訓練事業等の推進により、入所等から地域生活への移行を進めます。
また、必要な訪問系サービスや日中活動系サービスを保障することによって、障害者等の地
域における生活の維持及び継続が図られるようにします。
さらに、地域生活支援の機能を更に強化するため、各地域内で、それらの機能を集約し、グ
ループホーム又は障害者支援施設に付加した拠点の整備を図ります。なお、障害者支援施設を
地域生活支援拠点とする際には、当該障害者支援施設については、小規模化等を進めるととも
に、地域における関係機関との連携により、施設入所者の地域移行、地域との交流機会の確保、
地域の障害者等に対する支援を行うことなど、地域に開かれたものとすることが必要です。ま
た、地域生活支援拠点の整備としてではなく、地域における複数の機関が分担して機能を担う
面的な体制の整備を行う場合には、個々の機関が有機的な連携の下に障害者等に対する支援を
確保していることが必要です。
(4)福祉施設から一般就労への移行等の推進
就労移行支援事業等の推進により、障害者の福祉施設から一般就労への移行を進めるととも
に、福祉施設における雇用の場を拡大します。
2
相談支援の提供体制の確保に関する基本的考え方
障害者等、とりわけ、重度の障害者等が地域において自立した日常生活又は社会生活を営む
ためには、障害福祉サービスの提供体制の確保とともに、これらのサービスの適切な利用を支
え、また、各種ニーズに対応する相談支援体制の構築が不可欠です。
障害福祉サービスの利用に当たって作成されるサービス等利用計画については、まずは、支
給決定に先立ち必ず作成されるよう体制を維持することが重要であることから、平成27年度以
降の利用者数の増加等に応じて更なる体制を確保する必要があります。その上で、個別のサー
5
ビス等利用計画の作成に当たっては、利用者の状態像や希望を勘案し、連続性及び一貫性を持
った障害福祉サービス又は地域相談支援等が提供されるよう総合的な調整を行うとともに、利
用者の生活状況を定期的に確認の上、必要に応じた見直しを行わなければなりません。このた
め、都道府県及び区市町村は、福祉に関する各般の問題について障害者等からの相談に応じる
体制の整備に加えて、サービス等利用計画の作成を含めた相談支援を行う人材の育成支援、個
別事例における専門的な指導や助言を行うほか、利用者及び地域の障害福祉サービスや地域相
談支援等の社会的基盤の整備の実情を的確に把握し、特定相談支援事業所の充実のため、必要
な施策を確保していかなければなりません。なお、これらの取組を効果的に進めるため、区市
町村においては、地域における相談支援の中核機関である基幹相談支援センターを有効に活用
することが重要です。
また、相談支援体制の構築が進むことに伴い、障害者支援施設の入所者へのサービス等利用
計画の作成や当該計画の実施状況や利用者の継続的な評価を含め把握を行うことを通じて、地
域移行のための支援に係るニーズが顕在化することも考えられることから、障害者支援施設等、
児童福祉施設又は療養介護を行う病院に入所又は精神科病院に入院している障害者等の数等を
勘案した上で、計画的に地域移行支援に係るサービスの提供体制の確保を図る必要があります。
さらに、障害者支援施設等又は精神科病院から地域生活へ移行した後の地域への定着はもと
より、現に地域で生活している障害者等がそのまま住み慣れた地域で生活できるようにするた
め、地域移行支援と併せて、地域定着支援に係るサービスの提供体制の充実を図っていくこと
が重要です。
これらの相談支援の提供体制の確保を含む障害者等への支援の体制の整備を図るため、都道
府県及び区市町村は、関係機関、関係団体、障害者等及びその家族、障害者等の福祉、医療、
教育又は雇用に関連する職務に従事する者その他の関係者により構成される協議会を置くよう
に努めなければなりません。
協議会は、関係機関等の有機的な連携の下で地域の課題の改善に取り組むとともに、都道府
県又は区市町村が障害福祉計画を定め、又は変更しようとする際に、意見を求められた場合に
は、地域の課題の解決に向けた積極的な提言を行うことが重要です。
協議会の運営においては、協議会の下に部会を設置し、当該部会を積極的に開催する等の協
議会の活性化を図ることが重要です。例えば、医療を必要とする者が地域で安心・安全に生活
できるようにするため、精神科病院その他の医療機関や保健所と連携の上、障害者等の実態把
握、障害者等の支援に係る地域資源の評価、必要な支援体制の構築及びその運営状況に対する
評価、支援体制の改善等を行うことが望まれます。また、発達障害者又は発達障害児や、難病
の患者等への支援体制の整備が重要な課題となってきていることを踏まえ、都道府県及び指定
都市が設置する協議会においては、発達障害者支援センターや難病相談・支援センター等の専
門機関との連携を確保することが必要です。また、発達障害者等や難病の患者等への支援体制
の整備について検討を行うに当たっては、都道府県が設置する協議会において、当該専門機関
の出席を求め、協力を得ることが望まれます。
3
障害児支援の提供体制の確保に関する基本的考え方
障害児については、子ども・子育て支援法第二条第二項において、「子ども・子育て支援の
内容及び水準は、全ての子供が健やかに成長するように支援するものであって、良質かつ適切
6
なものでなければならない」と規定されていること及び同法に基づく教育、保育等の利用状況
を踏まえ、居宅介護や短期入所等の障害福祉サービス、児童福祉法に基づく障害児支援等の専
門的な支援の確保及び共生社会の形成促進の観点から、教育、保育等の関係機関とも連携を図
った上で、障害児及びその家族に対して、乳幼児期から学校卒業まで一貫した効果的な支援を
身近な場所で提供する体制の構築を図ることが重要です。
都道府県及び区市町村は、障害児を支援する体制を確保するために、障害者総合支援法第八
十八条第三項第二号又は第八十九条第三項第四号に掲げる「その他の関係機関との連携」の一
環として、児童福祉法に基づく障害児通所支援及び障害児入所支援の整備についても障害福祉
計画に定め、当該計画に沿った取組を進めるよう努めていきます。
4
障害福祉計画の作成に関する事項
(1)基本的事項
障害者等の参加、地域社会の理解の促進、総合的な取組、障害福祉計画作成委員会等の開催、
区市町村及び都道府県の関係部局相互間の連携、区市町村と都道府県との間の連携に伴う体制
の整備、障害者等のサービスの利用実態及びニーズの把握、 区域の設定、住民の意見の反映に
ついて記載する必要があります。
(2)他の計画との関係
障害福祉計画は、障害者計画、地域福祉計画、医療計画、介護保険事業計画、子ども・子育
て支援事業計画その他の法律の規定による計画であって障害者等の福祉に関する事項を定める
ものと調和が保たれたものとすることが必要です。
5
障害児支援のための計画的な基盤整備
障害福祉計画に障害児支援の基盤整備に係る内容を作成するに当たっては、基本理念に準じ
て行うものとします。障害児支援の種別ごとの必要量を見込むに当たっては以下の別表を参考
としつつ、可能な限り障害児支援の利用実態及びニーズの把握を行い、現在の利用実績等に関
する分析、障害児及びその家族の支援の利用に関する意向等を勘案した上で、地域における児
童の数の推移も含めた地域の実情を踏まえて設定することが適当です。
また、障害児支援の基盤整備の計画を設定するに当たっては、以下に掲げる事項について、
特に配慮が必要です。
別表
・障害児通所支援
①
②
③
④
児童発達支援
放課後等デイサービス
保育所等訪問支援
医療型児童発達支援
・障害児入所支援
① 福祉型児童入所支援
② 医療型児童入所支援
・障害児相談支援
(1)児童発達支援センター及び障害児入所施設を中核とした地域支援体制の整備
児童発達支援センターについて、障害の重度化・重複化や多様化に対応する専門的機能の強
化を図った上で、地域における中核的支援施設として位置づけ、児童発達支援事業所等と緊密
な連携を図り、重層的な障害児支援の体制整備を図る必要があります。特に、保育所等訪問支
援等の実施される体制を構築することが望まれます。
また、障害児入所施設についても同様に、専門的機能の強化を図った上で、地域において、
虐待を受けた障害児等への対応を含め、様々なニーズに対応する療育機関としての役割を担う
必要があります。特に、短期入所や親子入所等の実施体制の整備が望まれます。
7
(2)子育て支援に係る施策との連携
障害児支援の体制整備に当たっては、子ども・子育て支援法等に基づく子育て支援施策との
緊密な連携を図る必要があります。また、障害児の早期発見・支援を進めるために、母子保健
施策との緊密な連携を図るとともに、都道府県及び区市町村の障害児支援を担当する部局にお
いては、それぞれの子育て支援担当部局との連携体制を確保することが必要です。
(3)教育との連携
障害児支援が適切に行われるために、就学時及び卒業時における支援が円滑に移行されるこ
とを含め、学校、障害児通所支援事業所、障害児入所施設、障害福祉サービスを提供する事業
所等が緊密な連携を図るとともに、都道府県及び区市町村の障害児支援を担当する部局におい
ては、教育委員会等との連携体制を確保することが必要です。
(4)特別な支援が必要な障害児に対する支援体制の整備
重症心身障害児等の医療的ケアが必要な障害児に対する支援の基盤整備の強化を図るととも
に、福祉、医療、教育等の関係機関において、共通の理解に基づき協働する総合的な支援体制
の構築を図ることが必要です。
また、虐待を受けた障害児等に対しては、障害児入所施設において小規模なグループによる
療育や心理的ケアを提供することにより、障害児の状況等に応じたきめ細やかな支援を行うよ
う努めることが必要です。
(5)障害児通所支援及び障害児入所支援の一体的な方針策定
障害児入所支援については、都道府県が実施者として必要な整備量の見込及びその確保のた
めの方策を盛り込んだ方針を作成する必要があります。
また、障害児通所支援と障害児入所支援は障害児支援の両輪として、相互に連携を取りなが
ら進める必要があるため、都道府県は、障害児通所支援の広域的な調整及び障害児入所支援の
体制整備の双方の観点から一体的な方針を策定することが必要です。
8
2.第4期障害福祉計画にあたっての障害者計画等の目標
本計画の基本理念で掲げた社会を実現する観点から、これまでの計画との継続性等も考
慮します。また、東京都障害者施策推進協議会の提言の以下の5つを施策目標として提示
されています。区では、この中から区保健福祉総合計画を基本とし、該当する事項につい
て計画化を図っていきます。
東京都
施策目標Ⅰ
地域における自
千代田区第3次基本計画 2015 保健福祉総合計画抜粋
2-12 障害者の意思が尊重され、地域で自立して生活できるまち
目 標 20
立生活を支える
障害があっても暮らしやすい地域をめざします
仕組みづくり
(障害者が地域で安心して暮らせる社会をめざす)
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
安心して在宅生活を送るためのサービスを充実する
障害者の力を高め、自立生活を準備・体験する場を用意する
生活の幅を広げ、いきいきと生活できるよう、日中活動の場を整備する
福祉サービスの利用援助などの相談体制を整備・実施す
短期入所施設の運営や緊急時一時保護の実施
意思や意見を表明できる場を保障する
1-4 災害に強く、だれもが安心して活動できるまち
(安心して利用できる福祉のしくみが整っているまち)
目 標 5
みんなで助け合う減災のまちづくりを進めます
(人にやさしいまちづくりを進める)
(4)災害弱者を守る体制を整備する
施策目標Ⅱ
社会で生きる力
を高める支援の
充実
2-13 安心して子育てができ、子どもたちが健やかに成長できるまち
(3)個別のニーズのある子供を支援する
2-12 障害者の意思が尊重され、地域で自立して生活できるまち【再掲】
(7)文化・スポーツ活動への参加促進
施策目標Ⅲ
いきいきと働け
る社会の実現
施策目標Ⅳ
バリアフリー
社会の実現
2-12 障害者の意思が尊重され、地域で自立して生活できるまち【再掲】
目 標 21
障害者の就労を支援します
(1)ひきこもりがちな人の意欲を引き出させるため外出機会を増やす
(2)充実した生活のため、福祉的就労や一般就労を促進する
(3)就労に関して意思や意見の表明や、交換できる場を保障する
1-3 だれもが安全で、快適に移動できるまち
目 標 3 誰もが移動しやすい環境の整備を進めます
歩行者や自転車、車など、だれもが安全で、安心して、快適に移動しやすい
地域交通環境を整備する
4-19 男女が平等に個性や能力を発揮して活躍できるまち
目 標 33
人権侵害のない社会をめざします
障害者虐待の防止に取り組みます
施策目標Ⅴ
サービスを担う
人材の養成・
確保
9
Ⅳ
成果目標の設定
1.施設入所者の地域生活への移行
平成 29 年度末における地域生活に移行する者の数値目標を設定します。
移行者数の目標設定に当たっては、平成 25 年度末時点の施設入所者数の 12 パーセント
以上が地域生活へ移行することを基本として、これまでの実績や本区の実情を踏まえて設
定します。
また、平成 29 年度末の施設入所者数は、平成 25 年度末時点の施設入所者から4パーセ
ント以上削減することを基本として、これまでの実績や本区の実情を踏まえて設定します。
区では、国の基本指針及び考え方に基づき、地域生活への移行と施設入所者数の削減に
取り組みます。
また、本区には入所施設が未設置であることから、入所施設による支援が真に必要な方
の利用を確保しつつ施設から地域への移行を進めるため、「地域生活支援型入所施設」の
整備を引き続き検討していきます。
項
目
平成 25 年度末時点の
入所者数(A)
平成 29 年度末入所者数
(B)
数
値
32 人
31 人
考 え 方
平成 25 年度末時点の施設入所者数
地域生活への移行者数の減に、入所待機者数を加
えて算出した入所者数
【目標値】削減見込
1人
差引減少見込み数
(A−B)
3%
[平成 25 年度末入所者数の3%]
【目標値】
4人
施設入所からグループホーム等へ移行した者の数
地域生活移行者数
12%
[平成 25 年度末入所者数の 12%]
2.地域生活支援拠点等の整備
障害者の地域生活を支援する機能(相談、体験の機会・場、緊急時の受入・対応、専門
性、地域の体制づくり等)の集約等を行う拠点等について、平成 29 年度末までに各区市町
村又は各圏域に、少なくとも1つの拠点を整備することとされています。
千代田区では、平成 29 年度末までに区立障害者福祉センターえみふる相談拠点機能強化
のため社会福祉協議会と連携し、地域生活支援拠点として拡充します。
10
3.福祉施設から一般就労への移行
(1)一般就労への移行者数
福祉施設の利用者のうち、就労移行支援事業等を通じて、平成 29 年度中に一般就労に移
行する者の数値目標を設定します。目標の設定に当たっては、平成 24 年度の一般就労への
移行実績の2倍以上とすることを基本として、これまでの実績及び地域の実情を踏まえて
設定します。
項
目
平成 24 年度の
一般就労移行者数
数
値
2人
【目標値】
平成 29 年度の一般就労
4人
移行者数
考 え 方
平成 24 年度において福祉施設を退所し、一般就労
した者の数
平成 29 年度において福祉施設を退所し、一般就労
する者の数[平成 24 年度実績の2倍]
(2)就労移行支援事業所の利用者数
就労移行支援事業の利用者数については、国の考え方を踏まえ、平成 29 年度末における利
用者数が平成 25 年度末における利用者数の6割以上増加することを基本として、これまでの
実績及び地域の実情を踏まえて設定します。
区では、障害者就労支援センターを中心にハローワークなどの労働関係機関との連携を推
進しながら、障害者就労支援懇談会により地域のネットワーク作りに取り組んでいきます。
項
目
平成 25 年度の就労移行
支援事業所利用者数
【目標値】
平成 29 年度の就労移行
支援事業所利用者数
数
値
7人
考 え 方
平成 25 年度において就労移行支援事業を利用し
た者の数
10 人
平成 29 年度において就労移行支援事業を利用す
40%
る者の数
(3)就労移行率が3割以上の就労移行支援事業所の割合
事業所ごとの就労移行率については、国の指針に基づき、就労移行支援事業所のうち、
就労移行率が3割以上の事業所を全体の5割以上とすることを目指します。
項
目
【目標値】
平成 29 年度の就労移行
率が3割以上の就労移
行支援事業所
数
値
50%
考 え 方
平成 29 年度末において就労移行率が3割以上の
区内就労移行支援事業所の割合
11
Ⅴ サービスの目標量及びサービス確保のための計画事業
ここでは、国の指針を受けて、
○ 必要な訪問系サービスを保障するための取組み
○ 希望する障害者等に日中活動系サービスを保障するための取組み
○ グループホーム等の充実及び地域生活支援拠点等の整備
○ 福祉施設から一般就労への移行等を推進するための取組み
○ 相談支援の提供体制の確保に関する取組み
○ 障害児支援の提供体制の確保に関する取組み
について、それぞれ福祉サービスの提供に関する取組みの考え方及び事業目標を提示します。
福祉サービスの提供に関する取組みの考え方及び事業目標の設定にあたっては、国が示した
基本理念や数値目標を参考にして、本区の障害者のニーズに応じた施設の整備やサービスの種
類の充実を考慮しています。
障害者が地域で安心して生活していくためには、本計画に基づき行政が提供する福祉サービ
スに留まらず、障害者の主体的な参加及び障害に関する専門機関や地域社会等との連携が必要
です。
12
1.必要な訪問系サービスを保障するための取組み
在宅障害者に対する訪問系サービス(居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護及
び重度障害者等包括支援)の充実を図り、必要な訪問系サービスを保障するための取組み
に努めます。
【事業の概要】
事業名
居宅介護
(ホームヘルプ)
重度訪問介護
同行援護
行動援護
内
容
自宅で、入浴、排せつ、食事の介護等を行います。
重度の肢体不自由で常に介護を必要とする人に、自宅で、入浴、排せ
つ、食事の介護、外出時における移動支援などを総合的に行います。
重度の視覚障害により移動が困難な人に、外出時に同行して移動の支
援を行います。
自己判断能力が制限されている人が行動するときに、危険を回避する
ために必要な支援、外出支援を行います。
重度障害者等
介護の必要性がとても高い人に、居宅介護等複数のサービスを包括的
包括支援
に行います。
【サービス見込量】*一月あたり
第 4 期計画 見込量
実績
計画
単位
24 年度
①居宅介護
(ホームヘルプ)
25 年度
26 年度
(見込み)
27 年度
28 年度
29 年度
人
34
42
49
52
55
58
時間
658
839
889
951
1,018
1,089
7
7
8
9
9
10
2,968
3,240
4,000
4,280
4,580
4,901
人
12
14
15
16
17
18
時間
325
324
348
373
399
427
人
4
4
5
5
6
6
時間
84
80
117
125
134
144
人
0
0
0
0
0
0
時間
0
0
0
0
0
0
人
61
78
77
82
87
92
4,278
5,094
5,355
5,729
6,131
6,561
人
②重度訪問介護
時間
③同行援護
④行動援護
⑤重度障害者等
包括支援
合計
時間
13
【サービス見込量の考え方】
事業名
居宅介護
(ホームヘルプ)
重度訪問介護
同行援護
行動援護
重度障害者等
包括支援
内
容
今後、順増が見込まれます。
利用人数に大きな変化は見込まれないが、利用時間の増加が見込まれ
ます。
今後、順増が見込まれます。
利用人数に大きな変化は見込まれないが、利用時間の増加が見込まれ
ます。
現在の利用状況から、変化は見込めません。
※基本指針:現に利用している者の数、障害者等のニーズ、平均的な一人当たり利用量等
を勘案して、利用者数及び見込みを定める。
【見込み量の確保策の考え方】
事業名
居宅介護
(ホームヘルプ)
重度訪問介護
同行援護
内
容
区内には、居宅介護事業所は平成 26 年 12 月1日現在 13 事業所ありま
す。今後、サービス基盤体制の充実のためにも、事業者の参入促進及
び人材育成へ向け、関係機関と連携して取り組んでいきます。
区内には、重度訪問介護事業所は平成 26 年 12 月1日現在 11 事業所あ
ります。
区内には、同行援護事業所は平成 26 年 12 月1日現在4事業所ありま
す。
区内には、行動援護事業所は平成 26 年 12 月1日現在2事業所ありま
行動援護
すが、行動援護への対応には一定のスキルが必要であり対応できる人
材が不足しているため、関係機関と連携して対応できる事業所や人材
の育成を図っていきます。
区内には、重度障害者等包括援護事業所は平成 26 年 12 月1日現在開
重度障害者等
設されていません。この事業に対応できる事業者・人材が少ないため、
包括支援
関係機関と連携して重度障害者等包括支援に対応できる事業所や人材
の育成を図っていきます。
14
2.障害者等に日中活動系サービスを保障するための取組み
障害者等の希望により日中活動系サービス(生活介護、自立訓練、就労移行支援、就労
継続支援、療養介護、短期入所)及び補装具を保障するよう努めます。
なお、障害者の就労を促進するためには、工賃向上の促進及び障害者が直面する障害へ
の理解、人間関係、作業時間、障害や体調の状況を踏まえた作業形態などの環境形成とと
もに、アフターファイブ等の生活支援が必要です。
また、障害者自身が支援活動に参加して障害者を支えるなど、障害者の社会参加促進と
生活の質の向上を目指します。
【事業の概要】
事業名
①生活介護
内
容
常に介護を必要とする人に、昼間、入浴、排せつ、食事の介護等を行
うとともに、創作的活動または生産活動の機会を提供します。
②自立訓練
地域生活を営む上で、身体機能の維持、回復等の必要がある障害のあ
(機能訓練)
る人に対し、身体的リハビリテーションを行います。
③自立訓練
地域生活を営む上で、生活能力の維持・向上等の必要がある障害のあ
(生活訓練)
る人に対し、日常生活能力を向上するための支援等を行います。
④就労移行支援
一般企業等の就労を希望する人に、一定期間、就労に必要な知識及び
能力の向上のために必要な訓練を行います。
⑤就労継続支援
一般企業等での就労が困難な人を雇用し、働く場を提供するとともに、
(A型)
知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います。
⑥就労継続支援
一般企業等での就労が困難な人に、働く場を提供するとともに、知識
(B型)
及び能力の向上のために必要な訓練を行います。
⑦療養介護
医療と常時介護を必要とする人に、医療機関で機能訓練、療養上の管
理、看護、介護及び日常生活の世話を行います。
自宅で介護する人が病気の場合などに、短期間、夜間も含め施設で、
⑧短期入所
入浴、排泄、食事の介護等を行います。
福祉型は障害者支援施設等、医療型は病院、診療所、介護老人保護施
設における短期入所です。
⑨補装具費の給付
身体障害者手帳を持っている人の、失われた部分や損なわれた機能を
補う用具購入費と修理費を支給します。
15
【サービス見込量】*一月あたり
第 4 期計画 見込量
実績
計画
単位
24 年度
25 年度
26 年度
(見込み)
27 年度
28 年度
29 年度
人日分
731
727
751
740
740
740
人
36
36
37
37
37
37
人日分
63
62
55
60
60
60
人
3
3
3
3
3
3
人日分
8
18
4
8
8
12
人
1
4
1
2
2
3
人日分
60
65
100
120
135
150
人
4
4
7
8
9
10
0
0
18
18
18
18
0
0
1
1
1
1
人日分
421
465
473
480
490
500
(B型)
人
23
26
27
28
29
30
⑦療養介護
人
4
4
4
4
4
5
人日分
80
89
90
90
90
90
人
14
15
16
30
30
30
人日分
0
0
0
0
0
0
人
0
0
0
0
0
0
給付件数
33
28
50
50
50
50
修理件数
24
17
26
30
30
30
①生活介護
②自立訓練
(機能訓練)
③自立訓練
(生活訓練)
④就労移行支援
⑤就労継続支援
(A型)
⑥就労継続支援
⑧
(ア) 福祉型
短
期
入
所 (イ)医療型
人日分
人
⑨補装具費
16
【サービス見込量の考え方】
事業名
①生活介護
内
容
区内に在住する障害者は、障害者福祉センターえみふるで実施してい
る生活介護事業(法外事業)を利用しています。現在、生活介護を利
用しているのは区外施設入所者等であるため、利用状況に大きな変化
は見込めません。
【基本指針】現に利用している者の数、障害者のニーズ、施設入所者の地域
生活への移行者数、平均的な一人当たり利用量等を勘案して、利用者数及び
量の見込量を定める。
②自立訓練
現在の利用状況から、大きな変化は見込めません。
【基本指針】現に利用している者の数、障害者のニーズ、施設入所者の地域
(機能訓練)
生活への移行者数、平均的な一人当たり利用量等を勘案して、利用者数及び
量の見込量を定める。
③自立訓練
【基本指針】現に利用している者の数、障害者のニーズ、施設入所者の地域
生活への移行者数、入院中の精神障害者のうち地域生活への移行後に自立訓
練(生活訓練)の利用が見込まれる者の数、平均的な一人当たり利用量等を
勘案して、利用者数及び量の見込みを定める。
現在の利用状況から、大きな変化は見込めません。
(生活訓練)
今後、順増が見込まれます。
④就労移行支援
【基本指針】現に利用している者の数、障害者等のニーズ、施設入所者の地
域生活への移行者数、入院中の精神障害者のうち地域生活への移行後に就労
移行支援事業の利用が見込まれる者の数、福祉施設の利用者の一般就労への
移行者数、特別支援学校卒業者等新たに就労移行支援事業の対象者と見込ま
れる者の数、平均的な一人当たり利用量等を勘案して、利用者数及び量の見
込みを設定する。
現在の利用状況から、大きな変化は見込めません。
⑤就労継続支援
(A型)
【基本指針】現に利用している者の数、障害者等のニーズ、施設入所者の地
域生活への移行者数、入院中の精神障害者のうち地域生活への移行後に就労
継続支援(A型)の利用が見込まれる者の数、平均的な一人当たり利用量、
地域の雇用情勢等を勘案して、利用者数及び量の見込みを設定する。
知的障害者及び精神障害者の利用が見込まれます。知的障害者では特
別支援学校卒業生の利用による微増が見込まれます。
⑥就労継続支援
(B型)
【基本指針】現に利用している者の数、障害者等のニーズ、施設入所者の地
域生活への移行者数、入院中の精神障害者のうち地域生活への移行後に就労
継続支援(B型)の利用が見込まれる者の数、平均的な一人当たり利用量等
を勘案して、利用者数及び量の見込みを設定する。
設定にあたっては、区域内の就労継続支援(B型)事業所における工賃(事
業所が、利用者に対して、事業収入から事業に必要な経費を控除して支払う
金額をいう。)の平均額について、区域ごとの目標水準を設定することが望
ましい。
現在の利用状況から、大きな変化は見込めません。
⑦療養介護
【基本指針】現に利用している者の数、障害者等のニーズ等を勘案して、利
用者数の見込みを設定する。
現在の利用状況から、大きな変化は見込めません。
【基本指針】現に利用している者の数、障害者等のニーズ、施設入所者の地
域生活への移行者数、入院中の精神障害者のうち地域生活への移行後に短期
(福祉型、医療型) 入所の利用が見込まれる者の数、平均的な一人当たり利用量等を勘案して、
利用者数及び量の見込みを設定する。
⑧短期入所
⑨補装具費
現在の利用状況から、大きな変化は見込めません。
17
【見込み量の確保策の考え方】
事業名
①生活介護
②自立訓練
(機能訓練)
③自立訓練
(生活訓練)
④就労移行支援
⑤就労継続支援
(A型)
⑥就労継続支援
(B型)
⑦療養介護
内
容
区内には、平成 26 年 12 月1日現在、生活介護事業を実施している事
業者はありません。今後は生活介護事業者の育成や人材の育成が早急
に必要なため、関係機関と連携して推進していきます。
区内には、平成 26 年 12 月1日現在、自立訓練(機能訓練)を実施し
ている事業者はありませんが、関係機関と連携して推進していきま
す。
区内には、平成 26 年 12 月1日現在、精神障害者や発達障害者に対す
る自立訓練(生活訓練)を実施する事業所が2事業所あります。
区内には、
就労移行支援を実施する事業所は平成 26 年 12 月1日現在、
知的障害者を対象とする区立障害者就労支援施設(ジョブ・サポー
ト・プラザ ちよだ)、精神障害者及び発達障害者を対象とする7事
業所があります。各事業所と連携しながら就労支援の取組みの充実に
努めます。
区内には、平成 26 年 12 月1日現在、就労継続支援(A型)を実施す
る事業所はありませんが、近隣区に設置されている事業所と連携し、
提供体制の確保に努めます。
区内で就労継続支援(B型)を実施する事業所は、平成 26 年 12 月1
日現在、知的障害者を対象とする区立障害者就労支援施設(ジョブ・
サポート・プラザ ちよだ)のみです。また、精神障害者を対象とし
た就労継続支援(B型)を実施する事業所は区内にはありませんが、
近隣区に設置されている事業所と連携し、支援に努めます。
区内には、療養介護を実施する事業所は平成 26 年 12 月1日現在あり
ませんが、都内で療養介護に対応できる施設は 14 施設あります。
区内には、短期入所(福祉型)を実施する事業所は、平成 26 年 12 月
⑧ (ア) (福祉型) 1日現在、障害者福祉センターえみふるのみです。えみふるを中心に
短
利用の充実に努めます。
期
入
所 (イ) (医療型) 区内には、短期入所(医療型)を実施する事業所はありませんが、都
内で短期入所(医療型)に対応できる施設は 2 施設あります。
⑨補装具費
必要に応じて対応できるよう、区の窓口における相談体制を確保しま
す。
18
3.入所等から地域生活への移行を推進するための取組み
地域における居住の場としてのグループホーム(共同生活援助)の充実を図るとともに、
自立訓練事業等の推進により、福祉施設や病院から地域生活への移行を進めます。
【事業の概要】
事業名
内
容
①共同生活援助
夜間や休日に共同生活を行う住居で、相談や日常生活上の援助を行い
(グループホーム)
ます。
②施設入所支援
施設に入所する人に、夜間や休日に入浴、排泄、食事の介護等を行い
ます。
※平成 26 年4月1日から、共同生活介助(ケアホーム)が共同生活援助(グループホーム)に一元化されました。
【サービス見込量】
実績
計画
単位
24 年度
25 年度
第 4 期計画 見込量
26 年度
(見込み)
27 年度
28 年度
29 年度
①共同生活援助
(グループホーム)
人
14
15
17
19
20
21
②施設入所支援
人
32
32
31
31
31
31
【サービス見込量の考え方】
事業名
内
容
区内グループホームの利用が引き続き見込まれるとともに、精神障害
者の地域移行支援や地域定着支援による利用が見込まれます。
【基本指針】現に利用している者の数、障害者等のニーズ、施設入所者の地
域生活への移行者数、入院中の精神障害者のうち地域生活への移行後に共同
①共同生活援助
生活援助の利用が見込まれる者の数等を勘案して、利用者数の見込みを設定
(グループホーム)
する。また、グループホームに「入所等から地域生活への移行、地域生活の
継続の支援、就労支援等の課題に対応したサービス提供体制の整備」の機能
を付加的に集約して整備する場合においては、当該地域生活支援拠点の設置
箇所等の見込みを設定する。
現在の利用状況から、大きな変化は見込めません。
②施設入所支援
【基本指針】平成 25 年度末時点の施設入所者数を基礎として、施設入所者の
地域生活への移行者数を控除した上で、グループホーム等での対応が困難な
者の利用といった真に必要と判断される数を加えた数を勘案して、利用者数
の見込みを設定する。
当該利用者数の見込みの設定に当たっては、平成 29 年度末において、平成
25 年度末時点の施設入所者数の4%以上を削減することとして、平成 26 年度
末において、障害福祉計画で定めた平成 26 年度までの数値目標が達成されな
いと見込まれる場合は、未達成割合を平成 29 年度末における施設入所者の削
減割合の目標値に加えた割合以上を目標値とすることを基本としつつ、地域
の実情に応じて設定することが望ましい。
19
【見込み量の確保策の考え方】
事業名
内
容
区内には、平成 26 年 12 月1日現在、グループホームは、障害者福祉
①共同生活援助
センターえみふるを含め2事業所あります。区内事業所や近隣区の事
(グループホーム)
業所と連携して、提供体制を確保していきます。
②施設入所支援
区内には平成 26 年 12 月1日現在、入所施設はありません。
真に入所施設の利用が必要な方には、現在利用中の入所施設等により
対応します。
20
4.福祉的就労から一般就労への移行等を推進するための取組み
(1)千代田区障害者就労支援センターの支援事業
就労を希望する区内在住障害者に、個々の適性に応じたきめ細かな就労支援を行います。
また、千代田区役所内にある区立障害者就労支援施設(ジョブ・サポート・プラザ ち
よだ)と連携して、福祉的就労から一般就労への移行をサポートするとともに、企業等に
おける雇用の場を拡大します。
今後は、障害者就労支援センターの支援による新規就労者の定着促進に、より一層努め
ていきます。
第 4 期計画 見込量
実績
計画
単位
24 年度
新規就労人数
人
25 年度
4
26 年度
(見込み)
16
16
27 年度
16
28 年度
29 年度
16
16
(2)一般就労への理解促進
障害者が就労への理解を深めるため、事業所に一定期間、障害者を派遣して就業を体験
する実習の場の確保が必要です。
区内の事業所等に対して、障害者が個々に持つ力量を紹介することにより、障害者の一
般就労を促進していきます。
そのため、地域交流会などの理解促進事業や広報による啓発活動を行うとともに、障害
者雇用に理解のある事業所を広く紹介するなど、障害者雇用の推進を図っていきます。
また、障害者就労についての地域ネットワークを構築するため、千代田区障害者就労支
援懇談会を開催していきます。
(3)官公需に係る福祉施設の受注機会拡大
障害者が就労により経済的な基盤を確立して自立した生活を送るため、障害者雇用を推
進するための仕組みを整えます。 また、障害者が就労する施設等の仕事を確保し、その経
営基盤を強化することが重要です。このために、物品及び役務の調達に当たって、優先的
に障害者就労施設等から調達するよう努めていきます。
区は、障害者優先調達推進法第9条の規定に基づき、優先調達方針を定め、障害者就労
施設等からの調達を推進します。
(4)ハローワークの求人情報の地方自治体等へのオンライン提供
労働市場全体としての求人・求職のマッチング機能を強化するため、希望する職業紹介
を行う民間人材職業紹介事業者や地方自治体等が、ハローワークが保有する求人情報をオ
ンラインで提供していきます。
21
5.相談支援の提供体制の確保に関する取組み
障害者が地域において自立した生活を営むため、障害者福祉センターえみふるを中心とした
相談支援体制の構築を図っていきます。
また、障害福祉サービスを利用するすべての障害者が、サービスの支給決定に先立ち、サー
ビス等利用計画を必ず作成するようにするため、体制の整備に努めていきます。
さらに、東京都が実施する精神障害者の退院促進事業と連携して、地域移行支援及び地域定
着支援にかかるサービスの提供体制の充実を図っていきます。
【事業の概要】
事業名
①計画相談支援
内
容
障害福祉サービスを利用しようとする障害者に対し、サービス等利用計
画案の作成やサービス事業者等との連絡調整などの支援を行います。
障害者支援施設等や精神科病院に入所・入院している精神障害者、保護
②地域移行支援
施設・矯正施設等に入所している障害者に対し、住居の確保や地域生活
に移行するための活動に関する相談や必要な支援を行います。
自宅にて単身で生活する障害者や、施設・病院から退所・退院した障害
③地域定着支援
者のうち、地域生活が不安定な方に対し、常時の連絡体制を確保し、緊
急に相談や訪問などの支援を行います。
④相談支援事業
障害者等からの相談に応じ、必要な情報の提供、障害福祉サービスの利
用支援等を行うほか、権利擁護のために必要な援助も行います。
障害福祉サービスを利用し又は利用しようとする知的障害者や精神障
⑤成年後見制度
害者で、補助を受けなければ成年後見制度の利用が困難な人について、
利用支援事業
申立てに要する経費(登記手数料、鑑定費用等)及び後見人等に支払う
報酬の全部又は一部を助成します。
⑥成年後見制度
法人後見支援事業
成年後見制度における後見等の業務を適正に行うことができる法人を
確保できる体制を整備するとともに、区民後見人等の活用も含めた法人
後見活動を支援します。
地域において相談支援事業を適切に実施していくため、関係機関による
ネットワークを構築するとともに、一貫性のある支援の仕組みや具体的
⑦地域自立支援
な困難事例への対応のあり方について指導・助言などを行います。
協議会
また、分科会として高次脳機能障害者支援部会を設置し高次脳機能障害
者への支援に取り組むとともに、新たに施行される障害者差別解消法の
「合理的配慮」について、地域で共有できるように分科会を新設します。
障害者虐待防止の普及啓発を行うとともに、高齢者虐待防止部署との連
⑧高齢者虐待防止
携により区内における関係機関のネットワークを構築し、地域での見守
との連携
りによる虐待防止と早期発見につとめます。また、対象者の特性・個性
を踏まえた虐待の防止について施策推進に努めます。
22
【サービス見込量】
実績
計画
第 4 期計画 見込量
単位
24 年度
25 年度
26 年度
(見込み)
27 年度
28 年度
29 年度
①計画相談支援
人/月
0
1
6
13
14
15
②地域移行支援
人/月
0
1
1
1
1
1
③地域定着支援
人/月
0
0
0
2
2
2
箇所
1
1
1
1
1
1
④ (ア)障害者相談
相 支援事業
談 (イ)基幹相談支
支 援センター
援 (ウ)基幹相談支
援センター等機
事 能強化事業
業 (エ)住宅入居
等支援事業
⑤成年後見制度
利用支援事業
⑥成年後見制度
法人後見支援事業
⑦地域自立支援
との連携の取組み
⑧ 高齢者虐待防止
協議会
(ア)高齢者・障害
者虐待防止推進
会議
(イ)障害者虐待
防止ワーキング
設置有無
無
無
無
無
無
有
実施有無
有
有
有
有
有
有
実施有無
無
無
無
無
無
有
件
実施有無
2
無
回
0
無
0
2
無
3
有
4
有
5
有
2
3(1)
3(1)
3(1)
3(1)
回
―
1
1
1
1
1
回
―
3
3
3
3
3
※⑦地域自立支援協議会における(
)内数値は分科会の開催数を再掲しています。
23
【サービス見込量の考え方】
事業名
内
容
平成 26 年度末までに、障害福祉サービスを利用しているすべての障害
者に、サービス等利用計画を作成することとされています。
①計画相談支援
平成 27 年度は順増が見込まれますが、その後大きな変化は見込まれま
せん。
【基本指針】障害福祉サービスおよび地域相談支援の利用者数等を勘案して、
利用者数の見込みを設定する。
現在の利用状況から、変化は見込まれません。
【基本指針】施設入所者の地域生活への移行者数、入院中の精神障害者のう
②地域移行支援
ち地域生活への以降後に地域移行支援の利用が見込まれる者の数等を勘案し
て、利用者数の見込みを設定する。
設定に当たっては、入所又は入院前の居住地を有する市町村が対象者数及び
量の見込みを設定する。
東京都の退院促進事業と連携した取り組みが想定されます。
【基本指針】単身世帯である障害者の数、同居している家族による支援を受
③地域定着支援
けられない障害者の数、施設入所者の地域生活への移行者数、入院中の精神
障害者のうち地域生活への以降後に地域定着支援の利用が見込まれる者の数
等を勘案して、利用者数の見込みを設定する。
(ア)障害者相
④ 談支援事業
相
談 (イ)基幹相談
支 支援センター
援
障害者福祉センターえみふるで、障害者等からの相談に応じ、必要な
情報の提供及び助言等を行っていきます。
相談支援事業所と連携を図りながら、広域的な案件や地域自立支援協
議会などのネットワーク構築、権利擁護などの事業の中核となって一
般相談支援事業を行うものとして設置を目指していきます。
(ウ)基幹相談支 障害者福祉センターえみふるに社会福祉士や精神保健福祉士等を配置
援センター等
業 機能強化事業 し、相談支援機能の強化を図っています。
事
(エ)住宅入居
等支援事業
平成 29 年度末までの設置を検討していきます。
⑤成年後見制度
障害者の権利を擁護するため、成年後見制度の活用を周知し、補助が
利用支援事業
必要な方の把握に引き続き努めていきます。
⑥成年後見制度
区民後見人等の養成、受任調整、選任、監督、支援までの一貫した体
法人後見支援事業
制づくりと継続的活動を支援していきます。
⑦地域自立支援
協議会
地域自立支援協議会を定期的に開催し、区における相談支援ネットワ
ークを形成していきます。
また、分野別の地域の状況について分科会の活動を充実します。
⑧高齢者虐待防止
高齢者・障害者虐待防止推進会議及び障害者虐待防止ワーキングを定期
との連携
的に開催し、区における関係機関のネットワークを形成していきます。
24
【見込み量の確保策の考え方】
事業名
内
容
区内には、計画相談を提供する事業所は、平成 26 年 12 月1日現在、
①計画相談支援
障害者福祉センターえみふる1か所のみです。
引き続き、障害者福祉センターえみふるを中心に計画相談を実施して
いきます。
区内には、平成 26 年 12 月1日現在、地域移行支援事業を提供する事
②地域移行支援
業所はありませんが、東京都の退院促進事業の協力病院と連携し、サ
ービスの提供に努めます。
③地域定着支援
(ア)障害者相談
支援事業
区内には、平成 26 年 12 月1日現在、地域定着支援事業を提供する事
業所はありませんが、関係機関と連携し、サービスの提供に努めます。
区内には、障害者相談支援事業を提供する事業所は、平成 26 年 12 月
1日現在、障害者福祉センターえみふる1か所のみです。
④
引き続き、えみふるを中心とした相談支援事業を提供していきます。
相
区内には、障害者相談支援事業を提供する事業所は、平成 26 年 12 月
談 (イ)基幹相談
支 支援センター
1日現在、障害者福祉センターえみふる1か所のみです。えみふるを
援
業者が参入し次第、えみふるを基幹相談支援センターとしていきます。
事 (ウ)基幹相談支
援センター等
業
機能強化事業
(エ)住宅入居等
支援事業
中心にサービスを提供するともに、相談支援事業者の誘致に努め、事
障害者福祉センターえみふるに、社会福祉士や精神保健福祉士等の専
門職を配置していきます。
平成 26 年度現在、住宅入居等支援事業の利用意向が無いため、事業を
実施していませんが、関係機関と連携して平成 29 年度までには実施す
るよう検討していきます。
⑤成年後見制度
補助を受けなければ成年後見制度の利用困難な方の把握に努め、事業
利用支援事業
を周知していきます。
⑥成年後見制度
同じ地域に住み、身近な支援者となる区民後見人等の活用について周
法人後見支援事業
知と理解を促進していきます。
⑦地域自立支援
区の相談支援の現状や困難事例等について地域自立支援協議会で協議
協議会
し、地域における相談支援を推進していきます。
⑧高齢者虐待防止
高齢者虐待防止担当部署と連携して、虐待の早期発見・早期対応に努
との連携
め、虐待防止を推進していきます。
25
【地域自立支援協議会】
1
委員
障害者、学識経験者、医療関係者、相談支援事業者、障害者就労支援センター、
子育て支援・学校関係者、障害者相談員、民生・児童委員、社会福祉協議会、相談支援事
業者、サービス提供事業者、障害者就労支援施設、障害者福祉センター
2
主な機能
(1)相談支援事業に関すること
(2)地域の関係機関との連携体制の構築に関すること
(3)その他障害者福祉の促進に関すること
3
分科会の設置
区の実情に応じた分野別分科会を設置する。
《地域自立支援協議会の連携図》
障害者
学識経験者
事業者
行政機関
企業・就労支援
サービス提供
保健・医療
地域自立支援協議会
相談支援事業者
子育て支援・学校
社会福祉協議会
障害者相談員
民生・児童委員
26
【高齢者・障害者虐待防止推進会議】
1
委員
学識経験者、医療関係者、法律関係者、警察署、民生・児童委員、障害者、障害者福祉
施設、居宅介護支援事業所、社会福祉協議会、保健所、地域包括支援センター、障害者就
労支援センター、その他高齢者・障害者虐待防止及び養護者の支援にあたり必要と認めら
れる関係者
2
主な機能
(1)高齢者・障害者の虐待防止に関する推進施策への意見具申
(2)
「千代田区高齢者・障害者虐待防止ネットワーク」の整備及び運営に関する検討
(3)高齢者・障害者虐待事例等の対応についての助言・評価
(4)高齢者・障害者の虐待に関する問題の解決に必要なこと
《障害者虐待防止の取組み図》
 ハローワーク
 就労支援センター
 就労支援事業所
 学校など
地域での見守りネットワークが
虐待防止と早期発見のカギです
 区役所 >保健所
 警察署 >消防署
 清掃事務所
障害者・養護者
 相談支援員
 居宅介護等事業者
 配色サービス
 緊急通報事業者
など
 社会福祉協議会
 ちよだ成年後見センター
 障害者福祉センター
(えみふる)
 風ぐるま>弁護士など
 かかりつけ医
 歯科医 >病院
 薬局
 訪問看護ステーション
など
 民生・児童委員
 地域の商店街・理美容店
 地域住民 >銭湯 >NPO
 ボランティア >コンビニ
 マンション管理人など
 電気 >ガス >水道
 新聞 >郵便
 宅配便など
障害者虐待防止ワーキング
千代田区障害者虐待防止
センター
高齢者・障害者虐待防止推進会議
27
6.地域生活を支援するための取組み
障害者等が、自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、地域の特性や利用者
の状況に応じ、柔軟な形態により地域生活の支援を効果的・効率的に取り組んでいきます。
障害者等の福祉の増進を図るとともに、障害の有無に関わらず相互に人格と個性を尊重し安
心して暮らすことのできる地域社会の実現を目指します。
【事業の概要】
事業名
①理解促進研修・啓発事業
内
容
障害者に対する理解を深めるための研修会、イベント及び普
及啓発活動などを行います。
社会福祉協議会に登録している団体をはじめ、障害者、その
②自発的活動支援事業
家族、大学ボランティア、地域住民などが、地域で自発的に
行う活動(ピアサポート、災害対策、孤立防止活動、ボラン
ティア活動など)を支援します。
③意思疎通支援事業
聴覚、言語、音声機能、視覚の障害により、意思の疎通を図
(コミュニケーション支援)
ることに支障のある人に、手話通訳者等の派遣を行います。
④日常生活用具費給付等
重度障害者に対し、自立した生活を助ける日常生活用具の給
事業
⑤手話奉仕員養成研修
事業
⑥移動支援事業
⑦地域活動支援センター
付等を行い、日常生活の便宜を図ります。
聴覚障害者との交流活動の促進、市区町村の広報活動などの
支援者として期待される手話奉仕員(日常会話程度の手話表
現技術を取得した者)の養成研修を行います。
屋外での移動が困難な人が円滑に外出できるよう、移動を支
援します。
創作的活動又は生産活動の機会の提供、社会との交流等を行
う施設です。
手話を言語として明示した障害者権利条約や障害者基本法に
基づき、言語等の理解及び普及並びに地域において言語等を
⑧言語等コミュニケーシ
使用しやすい環境を構築します。また、基本理念を定め、区
ョンの円滑化に向けた取
及び区民並びに事業者の責務または役割を明らかにするとと
組み
もに、総合的かつ計画的に施策を推進します。さらに、障害
者等をはじめそれ以外の者が共生することのできる心豊かな
地域社会である「共生社会」の実現を目指します。
28
【サービス見込量】
実績
計画
①理解促進研修・
啓発事業
②自発的活動支援
③意思疎通支援
事業
事業
(ア)手話通
訳者・要約
筆記者派遣
事業
(イ)手話通
訳者設置事
業
④日常生活用具
(ア)介護・訓
練支援用具
(イ)自立生
活支援用具
(ウ)在宅療
養等支援用
具
(エ)情報・意
思疎通支援
用具
(オ)排泄管
理支援用具
(カ)居宅生
活動作補助
用具(住宅
改修費)
⑤ 手話奉仕員養成
研修事業
第 4 期計画 見込量
単位
24 年度
25 年度
実施有無
有
有
実施有無
有
有
26 年度
27 年度
28 年度
29 年度
有
有
有
有
有
有
有
有
(見込み)
件
137
211
250
260
280
300
人
0
0
0
0
2
3
1
0
2
1
1
1
13
9
5
7
7
7
3
9
2
4
4
4
6
10
6
6
6
6
571
593
602
610
620
630
8
3
1
2
2
2
人
0
0
0
0
0
20
人
45
39
30
39
40
41
4,777
6,044
6,696
7,370
8,107
8,920
773
728
850
870
880
900
件
⑥移動支援事業
延時間
⑦地域活動支援セ
ンター
人
⑧言語等コミュニ
ケーションの円滑
実施有無
−
−
化に向けた取組み
29
−
条例制定
有
有
【サービス見込量の考え方】
事業名
内
容
①理解促進研修・啓 障害者週間に合わせて、障害のある人への理解を深める「理解促進事業」
発事業
を実施していきます。
②自発的活動支援
社会福祉協議会で、ボランティア団体等への活動支援を実施していきま
事業
す。
③(ア)手話通訳者・要
約筆記者派遣事業
今後、順増が見込まれます。
③(イ)手話通訳者設
障害者福祉センターえみふる、区役所本庁舎総合窓口課及び千代田図書
置事業
館への配置が見込まれます。
④日常生活用具費
排泄管理支援用具の給付は、今後順増が見込まれますが、他の日常生活
給付等事業
用具費給付は、現在の状況から大きな変化は見込まれません。
⑤手話奉仕員養成
障害者福祉センターえみふるで実施している「中級手話講習会」受講者
研修事業
を研修修了者として見込んでいます。
⑥移動支援事業
利用者数は微増、利用時間は増加が見込まれます。
⑦地域活動支援セ
利用者の加齢により高齢者施設への利用移行があるものの、現在の利用
ンター事業
状況から微増が見込まれます。
⑧言語等コミュニ
手話等、障害者のコミュニケーションの円滑化を推進するため、区の基
ケーションの円滑
本理念や区の責務、区民・事業者の役割等を規定する条例を制定してい
化に向けた取組み
きます。
30
【見込み量の確保策の考え方】
事業名
①理解促進研修・啓発事業
内
容
区内の障害者団体や障害者支援施設等と連携して、障害者が
作成した作品展や区内福祉施設の PR 等を実施していきます。
「地域福祉活動等支援助成金」を活用し、社会福祉協議会に
②自発的活動支援事業
よるボランティア団体等への活動支援を引き続き実施してい
きます。
③(ア)手話通訳者・要約筆記
平成 26 年 12 月1日現在、区と契約を締結している手話通訳
者派遣事業
者・要約筆記者派遣事業の提供事業所は2事業所あります。
③(イ)手話通訳者設置事業
運営委員会を設置し、実施に向けて検討していきます。
④日常生活用具費給付等
質の良い適正な価格の日常生活用具の活用を目指し、引き続
事業
き事業者と情報交換を含めて連携を図っていきます。
聴覚障害のある人との交流活動の促進、区市町村の広報活動
⑤手話奉仕員養成研修事業
などの支援者として期待される手話奉仕員(日常会話程度の
手話表現技術を取得した者)の養成研修を行います。
同行援護事業と整合性を計りながら、関係機関と連携して障
⑥移動支援事業
害者の外出のための支援を行うガイドヘルパーの育成を図っ
ていきます。
区内には、平成 26 年 12 月1日現在、地域活動支援センター
⑦地域活動支援センター
は障害者福祉センターえみふる1箇所です。
えみふる を中心に活動を展開し、幅広い年齢層のニーズを把
握していくとともに、地域に開かれた活動を行っていきます。
⑧言語等コミュニケーシ
ョンの円滑化に向けた取
組み
言語等に対する理解及び言語等の普及を図るための施策を実
施します。
31
7.障害児を支援するための取組み(新規)
障害児に対する支援は、障害児通所施設及び教育等との連携を図り、障害児及びその家
族に対して、乳幼児期から学校卒業までの一貫した支援を身近な場所で提供する体制を構
築するとともに、福祉、医療、教育等の関係機関において、共通の理解と協働による総合
的な支援体制の構築が必要です。
このため区では、障害児を支援する体制を確保するため、児童福祉法に基づく障害児通
所支援の整備についても障害福祉計画に定め、当該計画に沿った取組みを進めていきます。
【事業の概要】
■障害児通所支援、障害児相談支援
事業名
①児童発達支援
②放課後等デイ
サービス
③保育所等訪問
支援
④医療型児童発達
支援
⑤障害児相談支援
内
容
未就学児を対象に、日常生活における基本的な動作の指導、知識技能
の付与、集団生活への適応訓練などを行います。
就学児童を対象に、学校の授業終了後や休校日に、児童発達支援セン
ター等の施設に通い、生活能力向上のために必要な訓練や、社会との
交流の促進など支援を行います。
未就学児及び就学児童を対象に、障害児が集団生活を営む施設を訪問
し、集団生活への適応のための専門的な支援を行います。
肢体不自由等の障害のある未就学児を対象に、日常生活での基本的な
動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練などの支援と治
療を行います。
障害児の保護者等からの相談に応じて、障害児支援利用計画を作成し、
必要な情報の提供や助言を行います。
【サービス見込量】*一月あたり
第 4 期計画 見込量
実績
計画
単位
24 年度
①児童発達支援
②放課後等デイ
サービス
③保育所等訪問
支援
④医療型児童発達
支援
⑤障害児相談支援
25 年度
26 年度
(見込み)
27 年度
28 年度
29 年度
人日分
9
49
59
78
64
76
人
3
7
10
13
16
19
人日分
1
31
40
52
64
76
人
1
6
10
13
16
19
人日分
0
0
0
0
0
0
人
0
0
0
0
0
0
人日分
7
0
0
0
0
0
人
2
0
0
0
0
0
人
0
0
2
4
6
8
32
【サービス見込量の考え方】
事業名
内
容
今後、利用人数については順増が見込まれます。
【基本指針】地域における児童の数の推移、現に利用している障害児の数、
①児童発達支援
障害児等のニーズ、保育所等での障害児の受入れ状況、入所施設から退所し
た後に児童発達支援等の利用が見込まれる障害児の数、平均的な一人当たり
利用量等を勘案して、利用児童数及び量の見込みを設定する。
今後、順増が見込まれます。
②放課後等デイ
サービス
【基本指針】地域における児童の数の推移、現に利用している障害児の数、
障害児等のニーズ、保育所等での障害児の受入れ状況、入所施設から退所し
た後に児童発達支援等の利用が見込まれる障害児の数、平均的な一人当たり
利用量等を勘案して、利用児童数及び量の見込みを設定する。
現在の利用状況から、大きな変化は見込めません。
③保育所等訪問
支援
【基本指針】地域における児童の数の推移、現に利用している障害児の数、
障害児等のニーズ、保育所等での障害児の受入れ状況、入所施設から退所し
た後に児童発達支援等の利用が見込まれる障害児の数、平均的な一人当たり
利用量等を勘案して、利用児童数及び量の見込みを設定する。
現在の利用状況から、大きな変化は見込めません。
④医療型児童発達
支援
【基本指針】地域における児童の数の推移、現に利用している障害児の数、
障害児等のニーズ、入所施設から退所した後に医療型児童発達支援等の利用
が見込まれる障害児の数、平均的な一人当たり利用量等を勘案して、利用児
童数及び量の見込みを設定する。
今後、順増が見込まれます。
⑤障害児相談支援
【基本指針】障害児通所支援の利用児童数等を勘案して、利用児童数の見込
みを設定する。
33
【見込み量の確保策の考え方】
事業名
内
容
区内には、平成 26 年 12 月1日現在、児童発達支援事業を提供する事
①児童発達支援
業所は1事業所あります。又、法外施設として平成 24 年 12 月より、
子ども発達センターを設置し療育指導を行っています。
②放課後等デイ
サービス
③保育所等訪問
支援
④医療型児童発達
支援
区内には、平成 26 年 12 月1日現在、放課後等デイサービスを提供す
る事業所はありませんが、関係機関と連携しサービスの提供に努めま
す。
区内には、平成 26 年 12 月1日現在、保育所等訪問支援を提供する事
業所はありませんが、関係機関と連携しサービスの提供に努めます。
区内には、平成 26 年 12 月1日現在、医療型児童発達支援を提供する
事業所はありませんが、関係機関と連携し、サービスの提供に努めま
す。
区内には、平成 26 年 12 月1日現在、障害児相談支援を提供する事業
⑤障害児相談支援
所はありません。補完的にセルフプランでの利用計画の作成を行いま
す。
34
8.計画の進行管理
国の基本指針では、障害福祉計画に定める事項について定期的な調査、分析評価を行い、必
要があると認めるときは、計画を変更することその他の必要な措置を講じることとされていま
す。
このため、障害福祉計画におけるPDCAサイクルのプロセスは、下記のとおり行います。
・成果目標及び活動指標については、少なくとも1年に1回その実績を把握し、計画の中間
評価として分析・評価を行います。進捗状況や社会経済状況の変化等を踏まえ、必要な場
合には適切な見直しを行います。
・計画の中間評価の際には、千代田区障害者施策検討委員会及び千代田区地域自立支援協議
会の意見を聴くとともに、その結果を公表します。
千代田区障害福祉計画(第4期)におけるPDCAサイクル
計画 Plan
「基本方針」に即して成果目標及び活動指標を設
定するとともに、障害福祉サービスの見込み量の
設定やその他確保策等を定める。
改善 Act
実行 Do
中間評価等の結果を踏まえ、必要があると
認めるときは、障害福祉計画の変更や事業の
見直し等を実施する。
計画の内容を踏まえ、事業を実施する。
計画の内容を踏まえ、事業を実施する。
評価 Check
成果目標及び活動指標については、1年に1
回その実績を把握し、障害者施策や関連施策の
動向も踏まえながら、障害福祉計画の中間評価
として分析・評価を行う。
中間評価の際には、千代田区障害者施策検討
委員会及び千代田区地域自立支援協議会の意見
を聴くとともに、その結果について公表する。
35
参考資料
1.障害者の状況
(1)人口の推移
人口(人)
区分
世帯数
総数
男
女
平成21年
46,060
22,660
23,400
25,270
平成22年
47,138
23,279
23,859
25,914
平成23年
47,887
23,592
24,295
26,482
平成24年
48,538
23,948
24,590
27,007
平成25年
52,284
26,003
26,281
29,393
平成26年
54,160
26,976
27,184
30,429
平成27年
56,873
28,405
28,468
31,847
資料:住民基本台帳(各年 1 月 1 日)
(2)障害者手帳所持者数の推移
①身体障害者手帳
■身体障害者所持者数の等級
単位:人
区
分
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
1級
386
388
405
414
432
2級
189
183
182
186
186
3級
182
194
203
199
205
4級
265
270
303
312
330
5級
34
44
45
47
48
6級
46
46
48
53
58
1,102
1,125
1,186
1,211
1,259
合
計
各年度 3 月 31 日現在
※重複障害もそれぞれの数値に含まれるため、障害者実数とは異なる。
36
■身体障害者手帳の種別割合
単位:人
区
分
音声・
心臓・腎臓・
言語・ 肢体不自由 呼吸器・膀胱・
直腸・小腸
そしゃく
聴覚・
平衡
視覚
肝臓・
免疫
合計
18歳未満
3
3
0
14
4
1
25
18歳以上
102
76
25
620
389
22
1,234
合計
105
79
25
634
393
23
1,259
平成 26 年 3 月 31 日現在
②愛の手帳
■愛の手帳の程度
単位:人
区
分
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
1度
3
3
4
6
7
2度
35
36
36
38
38
3度
47
47
48
45
48
4度
50
55
58
58
63
135
141
146
147
156
合
計
各年度3月 31 日現在
③精神障害者保健福祉手帳
■精神障害者保健福祉手帳の等級
単位:人
区
分
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
1級
3
3
24
20
18
2級
35
36
96
101
110
3級
47
47
77
93
100
135
141
197
214
228
合
計
各年度3月 31 日現在
(3)自立支援医療(精神通院医療)の疾病別内訳
単位:人
区
分
通
院
気分障害
(うつ病な
ど)
統合失調症
84
アルコール依 その他(分類
存症
不明を含む。)
てんかん
113
12
5
223
合
計
437
平成 26 年3月 31 日現在
37
(4)難病医療の疾患別内訳
国指定疾病
分類
都指定疾病
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
単位:人
疾病名
ベーチェット病
多発性硬化症
重症筋無力症
全身性エリテマトーデス
再生不良性貧血
サルコイドーシス
筋萎縮性側索硬化症
強皮症
皮膚筋炎・多発性筋炎
特発性血小板減少性紫斑病
結節性動脈周囲炎
潰瘍性大腸炎
高安病
ビュルガー病
天疱瘡
脊髄小脳変性症
クローン病
悪性関節リウマチ
パーキンソン病関連疾患
後縦靭帯骨化症
モヤモヤ病(ウィリス動脈輪閉塞症)
特発性拡張型心筋症
多系統萎縮症
膿疱性乾癬
広範脊柱管狭窄症
原発性胆汁性肝硬変
重症急性膵炎
特発性大腿骨頭壊死症
混合性結合組織病
特発性間質性肺炎
網膜色素変性症
プリオン病
神経線維腫症
慢性血栓塞栓性肺高血圧症
ライソゾーム病(ファブリー病を含む)
球脊髄性筋萎縮症
慢性炎症性脱髄性多発神経炎
肥大型心筋症
間脳下垂体機能障害
(特殊医療)先天性血液凝固因子欠乏症等
進行性筋ジストロフィー
脊髄空洞症
骨髄線維症
ネフローゼ症候群
母斑症
シェーグレン症候群
多発性嚢胞腎
特発性門脈圧亢進症
38
13
11
11
28
3
4
1
5
5
9
3
81
1
4
2
9
17
1
61
13
2
8
4
1
1
6
2
7
5
6
11
1
1
1
1
2
5
4
8
6
1
2
1
5
2
8
1
2
49
50
51
52
53
アレルギー性肉芽腫性血管炎
強直性脊椎炎
成人スティル病
自己免疫性肝炎
(特殊医療)人工透析を必要とする腎不全
計
2
3
4
4
88
487
平成 26 年3月 31 日現在
(5)障害福祉サービス実利用者数の推移
単位:人
平成21年度
実利用者数
131
平成22年度
131
平成23年度
141
平成24年度
157
平成25年度
184
各年度 3 月 31 日現在
39
2.計画策定の経緯
年月日
内
容
平成26年3月7日
厚生労働省/障害保健福祉関係主管課長会議
平成26年5月15日
「国の基本指針」一部改正の厚生労働省告示
8月27日
∼9月10日
第4期障害福祉計画改定のためのアンケート調査
・対象者数1,972票
・回収数892票
・有効回収率45.2%
10月21日
平成26年度第1回千代田区地域自立支援協議会
11月4日
厚生労働省/障害保健福祉関係主管課長会議
11月17日
第4期障害福祉計画に係る東京都によるヒアリング
12月25日
平成26年度第1回千代田区障害者施策検討委員会
平成27年2月4日
平成26年度第2回千代田区障害者施策検討委員会(計画(素案)の提示等)
2月13日
第七期東京都障害者施策推進協議会提言
2月24日
平成26年度第2回千代田区地域自立支援協議会(計画(案)の提示等)
3月11日
平成26年度第3回障害者施策検討委員会(計画最終(案)の提示等)
40
3.千代田区障害者施策検討委員会
(1)千代田区障害者施策検討委員会設置要綱
(設置目的)
第1条 障害者施策の推進を図るため、千代田区障害者施策検討委員会(以下「委員会」とい
う。)を設置する。
(所掌事務)
第2条 委員会は、次に掲げる事務をつかさどる。
(1) 障害者計画に関すること。
(2) 障害福祉計画に関すること。
(3) その他区長が特に必要と認めること。
(組織)
第3条 委員会は、委員20人以内で組織する。
2
委員は、次に掲げる者のうちから区長が委嘱する。
(1) 障害者及びその家族
(2) 知識経験を有する者
(3) その他区長が必要があると認める者
3
委員会には会長1人、副会長1人を置き、会長は委員の互選により、副会長は委員の中か
ら会長の指名により選任する。
4
会長は会務を処理し、委員会を代表する。
5
副会長は、会長を補佐し、会長に事故あるとき又は会長が欠けたときはその職務を代理す
る。
(任期)
第4条 委員の任期は、第2条第1号及び第2号の事項が完了する日までとする。
(会議)
第5条 委員会の会議は、会長が必要に応じて招集し、会長が議長となる。
(幹事)
第6条 委員会に幹事をおく。
2
幹事は区職員のうちから別表に掲げる者をもって充てる。
41
3
幹事は委員会の所掌事務について委員を補佐する。
(専門部会)
第7条 委員会は、必要に応じ専門部会を置くことができる。
(事務局)
第8条 委員会の事務を処理するため、事務局を保健福祉部生活福祉課に置く。
(その他)
第9条 この要綱に定めるもののほか、運営に関し必要な事項は別に定める。
附
則
この要綱は、平成18年10月1日から施行する。
附
則(平成20年4月1日20千保福生第678号)
この要綱は、平成20年4月1日から施行する。
附
則(平成26年4月1日26千保生福発第613号)
この要綱は、平成26年4月1日から施行する。
別表(第6条関係)
保健福祉部長
保健福祉部福祉総務課長
保健福祉部健康推進課長
教育委員会事務局子ども・教育部子ども支援課長
教育委員会事務局子ども・教育部指導課長
児童・家庭支援センター所長
42
(2)名簿
①千代田区障害者施策検討委員会委員名簿
氏
知識経験を有する者
名
◎小 川
浩
〇中 野 敏 子
大妻女子大学 人間関係学部人間福祉学科教授
明治学院大学 社会学部社会福祉学科教授
大
瀧 靖 峰
弁護士
鈴
木
医師
その他区長が必要ある
高
田 章 夫
事業者
と認める者
永
田
潔
同上
梅
澤
稔
千代田区社会福祉協議会
齊
藤 光 治
石
塚 金 重
高
橋 総一郎
渡
辺 錦 一
佐
藤 英 子
障害者及びその家族
努
千代田区民生・児童委員協議会
小笠原 桂 子
◎
会長
鈴
木 やす代
宮
嘉代子
広
瀬 征 由
○ 副会長
②千代田区障害者施策検討委員会幹事名簿
所
属
氏
名
保健福祉部長
松 本 博 之
保健福祉部福祉総務課長
佐 藤 尚 久
保健福祉部健康推進課長
西 山 裕 之
子ども・教育部子ども支援課長
北 村 雅 克
子ども・教育部指導課長
佐 藤 興 二
子ども・教育部児童・家庭支援センター所長
恩 田 浩 行
4.アンケート調査結果報告
次ページ参照。
43
千代田区第4期障害福祉計画策定のための
アンケート調査
報
告
書
2014年11月
千
代
田
44
区
目
次
Ⅰ
調査実施の概要
1
調査の目的 ··································································· 47
2
調査の項目 ··································································· 47
3
調査の設計 ··································································· 47
4
回収結果 ····································································· 47
5
この報告書のみかた ·························································· 48
6
回答者の属性 ································································ 48
Ⅱ
調査結果の分析
1
日常生活上の手助けの状況
(1)日常生活で必要な手助け ····················································· 51
(2)主な介助者 ································································· 56
(3)主な介助者の性別・年齢・健康状態 ··········································· 57
2
障害や疾病の状況について
(1)身体障害者手帳の級 ························································· 58
(2)身体障害者手帳の主たる障害 ················································· 59
(3)愛の手帳の度数 ····························································· 59
(4)精神障害者保健福祉手帳の級 ················································· 60
(5)自立支援医療(精神通院医療)の受給の有無 ··································· 60
(6)難病認定の有無 ····························································· 61
(7)発達障害の診断の有無 ······················································· 61
(8)高次脳機能障害の診断の有無 ················································· 62
(9)手帳を持たない理由 ························································· 62
(10−1)医療ケアの受診状況 ····················································· 63
(10−2)現在受けている医療ケア ················································· 64
3
住まいや暮らしについて
(1)生活の状況 ································································· 65
(2)将来望む生活 ······························································· 66
(3)地域で生活するために必要な支援 ············································· 67
4
日中の活動、スポーツやレクリエーションについて
(1)平日の日中の過ごし方 ······················································· 68
(2)1週間の外出の頻度 ························································· 69
(3)外出時の主な同伴者 ························································· 69
(4)外出の主な目的 ····························································· 70
(5)外出時に困ること ··························································· 71
(6)外出に必要な支援 ··························································· 72
(7)東京オリンピック・パラリンピックの開催で期待すること ······················· 72
45
目
5
次
就労について
(1)就労の状況 ································································· 73
(2)一般就労の希望の有無 ······················································· 74
(2−1)一般就労したい理由 ····················································· 74
(3)必要な就労支援 ····························································· 75
(4)障害者就労支援センターの認知度 ············································· 76
(5)
「ジョブ・サポート・プラザ ちよだ」の認知度 ································ 76
6
障害福祉サービス等の利用について
(1)障害支援区分の有無 ························································· 77
(2)要介護認定 ································································· 78
(2−1)介護保険サービスの利用の有無 ··········································· 78
(3)障害福祉サービスの利用状況及び利用希望 ····································· 79
(4)障害福祉サービスを利用しない理由 ··········································· 81
(5−1)
「えみふる」の認知度 ···················································· 82
(5−2)
「えみふる」の利用状況 ·················································· 82
(6)
「えみふる」の満足度 ························································ 83
(7)
「えみふる」を利用しない理由 ················································ 83
(8−1)難病の窓口が一本化されたことの認知度 ··································· 84
(8−2)難病の窓口が一本化されたことについての考え ····························· 84
7
相談相手について
(1)悩みや困り事の相談先 ······················································· 85
(2)障害や障害福祉サービスの情報の入手先 ······································· 87
8
権利擁護について
(1)差別や嫌な思いをした経験の有無 ············································· 89
(1−1)差別や嫌な思いをしたときの状況 ········································· 89
(2)成年後見制度の認知度 ······················································· 90
(3)千代田区障害者虐待防止センターの認知度 ····································· 91
9
災害時の避難等について
(1)災害時にひとりで避難できるか ··············································· 91
(2)近所に手助けしてくれる人の有無 ············································· 92
(3)災害時に困ることや不安に思うこと ··········································· 92
(4)ヘルプマークやヘルプカードの認知 ··········································· 94
10 福祉施策について
(1)現在利用している施設 ······················································· 95
(2)将来利用したいと思う施設 ··················································· 97
(3)特に力を入れてほしい施策 ··················································· 99
46
Ⅰ
1
調査実施の概要
調査の目的
この調査は、千代田区に居住する障害者手帳所持者等の障害福祉サービスの利用実態及び利用
意向を把握し、第4期障害福祉計画を策定するための基礎資料とする目的で実施した。
2
調査の項目
(1)日常生活上の手助けの状況
(2)障害や疾病の状況について
(3)住まいや暮らしについて
(4)日中の活動、スポーツやレクリエーションについて
(5)就労について
(6)障害福祉サービス等の利用について
(7)相談相手について
(8)権利擁護について
(9)災害時の避難等について
(10)福祉施策について
3
調査の設計
(1)調査地域 千代田区全域
(2)調査対象 平成26年8月1日現在、千代田区内に居住する障害者手帳所持者、難病患者
及び障害福祉サービス利用者等(悉皆調査)
①身体障害者手帳または愛の手帳所持者 (以下、「身体・知的」と示す)
②精神障害者保健福祉手帳所持者、または
自立支援医療(精神通院)受給者
(以下、「精神」と示す)
③障害者福祉手当(難病)受給者、または
難病患者医療費助成受給者
(以下、「難病」と示す)
④障害福祉サービス受給中の児童
(以下、「児童」と示す)
(3)標 本 数 ①身体・知的 1,292人 ②精神 350人 ③難病 314人 ④児童 16人
(4)調査方法 郵送法(郵送配布−郵送回収)
(5)調査時期 平成26年8月27日∼9月10日
4
回収結果
標
有効回収数
有効回収率
1,292
646
50.0%
②精神
350
120
34.3%
③難病
314
119
37.9%
④児童
16
7
43.8%
1,972
892
45.2%
①身体・知的
合
計
本 数
- 47 -
5
この報告書のみかた
(1) 図表中の「n」は、各質問の回答者数を示す。
(2) 調査結果の比率は、nを基数として比率を算出し、小数点以下第2位を四捨五入して第1位
まで示した。したがって、すべての選択肢の比率を合計しても100%にならない場合がある。また、
比率が0%または100%の場合は、小数点以下の表示を省略した場合がある。
(3) 複数回答の設問においても、nを基数として比率を算出しているため、すべての選択肢の比
率の合計は、通常100%を超える。
(4) 調査票上、①身体・知的、②精神、③難病の各調査では、障害者手帳所持者、難病患者及
び障害福祉サービス利用者等本人を「あなた」と呼んで質問したのに対し、④児童調査では、障
害福祉サービス受給中の児童本人を「お子さん」と呼んで質問した。
この報告書に示した質問文のうち、④児童調査の質問文は、①身体・知的、②精神、③難病の各調
査にない単独の質問でない限りすべて割愛し、①身体・知的、②精神、③難病の各調査の質問文の
み掲載した。
(5) 選択肢の文言が長い場合は、本文や図表中では、選択肢中のかっこ内の文言を省略した表現
を用いた場合がある。
6
回答者の属性
(1)このアンケートの記入者
本人
(この調査票が郵送
された宛名の方)
本人の家族
本人以外の介助者
無回答
n
全
71.4
体 (892)
21.2
6.4
1.0
【調査票種別】
(%)
68.4
身体・知的 (646)
23.2
7.1
1.2
精
神 (120)
難
病 (119)
76.7
15.8
6.7
0.8
85.7
11.8
0.0 2.5
児
童(
7)
父 14.3
母 85.7
- 48 -
(2)性別
男性
女性
無回答
n
全
44.8
体 (892)
54.9
0.2
【調査票種別】
(%)
46.3
身体・知的 (646)
53.4
0.3
精
42.5
神 (120)
57.5
0.0
難
病 (119)
児
童(
37.8
62.2
0.0
71.4
7)
28.6
(3)年齢
6∼17 18∼39 40∼59 60∼64 65∼69 70∼74 75∼79 80∼84
歳
歳
歳
歳
歳
歳
歳
歳
0∼5歳
85歳
以上
無回答
n
全
体 (892) 4.1
9.2
17.2
6.2
8.0
11.9
12.7
10.7
14.6
4.5
1.1
【調査票種別】
(%)
身体・知的 (646) 4.3 5.9
10.4
6.0
7.3
12.8
15.3
13.0
19.3
4.8
6.7
4.2
0.8
精
神 (120)
難
病 (119) 3.4
20.8
45.0
7.5
7.5
2.5 2.5 0.8
0.0 2.5
16.0
26.9
5.9
12.6
12.6
9.2
6.7 3.4 3.4
0.0
児
童(
7)
71.4
- 49 -
28.6
(4)居住地区
麹町
富士見
神保町
神田公園
万世橋
和泉橋
出張所地区 出張所地区 出張所地区 出張所地区 出張所地区 出張所地区
無回答
n
全
30.6
体 (892)
15.7
15.4
11.1
11.3
14.1
1.8
【調査票種別】
(%)
30.3
身体・知的 (646)
14.1
15.2
11.5
12.1
14.7
2.2
精
32.5
神 (120)
15.8
18.3
10.8
6.7
15.0
0.8
難
31.1
病 (119)
23.5
14.3
7.6
12.6
10.1
0.8
児
童(
7)
14.3
28.6
42.9
14.3
(5)同居家族
<全体>
(n=892)
0
10
20
30
40
20.3
父母・祖父母・兄弟
42.2
配偶者(夫または妻)
子ども
25.6
その他
4.7
いない(一人で暮らしている)
26.0
無回答
<調査票種別>
0.4
0
10
20
30
40
16.4
父母・祖父母・兄弟
50
25.2
18.3
0.0
4.3
2.5
9.2
0.0
無回答
0.0
0.5
0.8
0.0
0.0
26.6
26.7
23.5
- 50 -
80
90 100(%)
44.0
0.0
いない(一人で暮らしている)
70
100.0
28.3
子ども
60
39.2
17.6
配偶者(夫または妻)
その他
50(%)
48.7
36.1
身体・知的(n=646)
精神(n=120)
難病(n=119)
児童(n=7)
Ⅱ
1
調査結果の分析
日常生活上の手助けの状況
(1)日常生活で必要な手助け
問
あなたは日常生活で、次のことをどのようにしていますか。
①から⑪のそれぞれにお答えください。(①から⑪それぞれに○を1つ)
全体では、
「ひとりでできる」の割合が最も多いのは、②トイレ(84.8%)で、次いで⑥家の中
の移動(83.5%)
、①食事(81.2%)
、④衣服の着脱(79.4%)、⑤身だしなみ(76.5%)の順と
なっている。「全部介助が必要」の割合が最も多いのは、⑪通院(18.6%)で、次いで⑦外出
(15.8%)
、⑩薬の管理(13.6%)
、⑨お金の管理(13.1%)
、③入浴(10.4%)の順となってい
る。
<全体>
ひとりでできる
一部介助が必要
全部介助が必要
無回答
(n=892)
① 食
(%)
81.2
事
12.0
4.1
2.7
② ト
③ 入
イ
84.8
レ
73.8
浴
60.3
家族以外の人
との意思疎通
⑨ お金の管理
⑪ 通
院
20.1
15.8
14.6
67.3
16.1
71.3
60.4
12.0
17.6
- 51 -
6.3 3.5
7.7 4.8 3.9
75.6
⑩ 薬 の 管 理
6.2 3.7
13.8
83.5
⑥ 家の中の移動
⑧
10.4 3.5
10.8
76.5
⑤ 身だしなみ
出
12.3
79.4
④ 衣服の着脱
⑦ 外
5.6 6.5 3.1
3.8
4.5 5.4
13.1
3.5
13.6
3.1
18.6
3.4
身体・知的では、
「ひとりでできる」の割合が最も多いのは、②トイレ(82.0%)で、次いで⑥
家の中の移動(79.9%)
、①食事(78.8%)、④衣服の着脱(75.4%)、⑧家族以外の人との意思
疎通(72.4%)の順となっている。
「全部介助が必要」の割合が最も多いのは、⑪通院(21.5%)
で、次いで⑦外出(18.4%)
、⑨お金の管理と⑩薬の管理(ともに15.5%)、③入浴(12.8%)
の順となっている。
<身体・知的>
ひとりでできる
一部介助が必要
全部介助が必要
無回答
(n=646)
① 食
(%)
78.8
事
13.3
5.1
2.8
② ト
③ 入
イ
82.0
レ
69.0
浴
⑧
55.0
家族以外の人
との意思疎通
⑨ お金の管理
院
18.4
16.6
69.0
12.2
18.9
- 52 -
6.0 4.5
15.9
64.6
56.2
7.3 3.9
9.6
22.3
3.9
7.4 4.0
16.7
72.4
⑩ 薬 の 管 理
⑪ 通
12.8
79.9
⑥ 家の中の移動
7.6 3.4
13.2
72.1
⑤ 身だしなみ
出
14.2
75.4
④ 衣服の着脱
⑦ 外
7.0
4.3
5.6 6.0
15.5
3.4
15.5
3.3
21.5
3.4
精神では、
「ひとりでできる」の割合は、②トイレ(95.0%)
、⑥家の中の移動(94.2%)
、④衣
服の着脱(93.3%)
、①食事(90.0%)の4項目で9割台と多くなっている。
「全部介助が必要」
の割合はすべての項目で1割未満となっている。「一部介助が必要」の割合は、⑨お金の管理
(21.7%)
、⑦外出と⑪通院(ともに20.8%)の3項目で2割以上と多くなっている。
<精神>
ひとりでできる
一部介助が必要
全部介助が必要
無回答
(n=120)
① 食
(%)
90.0
事
7.5
0.0 2.5
② ト
イ
95.0
レ
2.5 0.0 2.5
③ 入
88.3
浴
8.3
0.8 2.5
93.3
④ 衣服の着脱
3.33.3
0.0
89.2
⑤ 身だしなみ
7.5
0.8 2.5
94.2
⑥ 家の中の移動
3.3
0.0 2.5
⑦ 外
出
72.5
20.8
4.2
2.5
家族以外の人
⑧
との意思疎通
⑨ お金の管理
77.5
15.8
5.0
1.7
67.5
21.7
6.7 4.2
⑩ 薬 の 管 理
70.8
18.3
6.7 4.2
⑪ 通
69.2
20.8
6.7 3.3
院
- 53 -
難病では、「ひとりでできる」の割合は、⑧家族以外の人との意思疎通(93.3%)、②トイレ
(92.4%)
、⑥家の中の移動(91.6%)、⑤身だしなみ(90.8%)の4項目で9割台と多くなっ
ている。
「全部介助が必要」の割合は、⑦外出と⑪通院(ともに10.1%)の2項目で1割と多く
なっている。
<難病>
ひとりでできる
一部介助が必要
全部介助が必要
無回答
(n=119)
① 食
(%)
88.2
事
6.7
2.5 2.5
② ト
イ
92.4
レ
5.0
0.0
③ 入
88.2
浴
2.5
4.2 5.0
2.5
④ 衣服の着脱
89.9
⑤ 身だしなみ
90.8
5.0
2.5
2.5
5.0
1.7
91.6
⑥ 家の中の移動
2.5
3.4
2.5
⑦ 外
出
79.8
7.6
2.5
10.1
2.5
家族以外の人
⑧
との意思疎通
⑨ お金の管理
93.3
3.4
0.8 2.5
84.9
9.2
3.4
2.5
88.2
⑩ 薬 の 管 理
5.0 5.0
1.7
⑪ 通
院
78.2
- 54 -
8.4
10.1 3.4
児童では、「全部介助が必要」の割合は、⑩薬の管理と⑪通院(ともに100%)、⑨お金の管理
(85.7%)
、⑦外出(71.4%)の4項目で多くなっている。
「一部介助が必要」の割合は、①食
事、④衣服の着脱、⑤身だしなみ、⑧家族以外の人との意思疎通(いずれも57.1%)の4項目
で多くなっている。
<児童>
ひとりでできる
一部介助が必要
全部介助が必要
(n=7)
① 食
② ト
③ 入
イ
(%)
事
28.6
レ
28.6
浴
⑧
出
42.9
28.6
57.1
14.3
14.3
57.1
28.6
100.0
14.3
家族以外の人
との意思疎通
⑨ お金の管理
42.9
42.9
⑥ 家の中の移動
⑦ 外
14.3
28.6
14.3
④ 衣服の着脱
⑤ 身だしなみ
57.1
14.3
71.4
28.6
57.1
14.3
85.7
⑩ 薬 の 管 理
100.0
⑪ 通
100.0
院
- 55 -
14.3
(2)主な介助者
問
「一部介助が必要」又は「全部介助が必要」と答えた方にお聞きします。
あなたを介助してくれる方は主に誰ですか。(あてはまるものすべてに○)
全体では、
「子ども」
(32.1%)が最も多く、
「配偶者(夫または妻)
」は28.0%、
「父母・祖父母・
兄弟」は26.6%となっている。
「ホームヘルパーや施設の職員」は28.0%である。
(n=414)
0
10
20
30
40(%)
26.6
父母・祖父母・兄弟
28.0
配偶者(夫または妻)
32.1
子ども
保健師
2.9
ホームヘルパーや施設の職員
28.0
その他
9.4
無回答
6.5
調査票種別でみると、身体・知的と難病ではともに「子ども」が最も多く、次いで「ホームヘ
ルパーや施設の職員」
、
「配偶者(夫または妻)
」の順となっている。精神と児童ではともに「父
母・祖父母・兄弟」が最も多くなっている。
0
10
20
30
40
23.2
父母・祖父母・兄弟
0.0
保健師
18.0
12.0
0.0
その他
0.0
無回答
0.0
80
90 100(%)
29.8
32.0
33.4
52.0
0.0
2.7
4.0
4.0
0.0
ホームヘルパーや施設の職員
70
100.0
18.0
子ども
60
48.0
8.0
配偶者(夫または妻)
50
8.7
14.0
12.0
6.3
8.0
8.0
- 56 -
30.4
36.0
身体・知的(n=332)
精神(n=50)
難病(n=25)
児童(n=7)
(3)主な介助者の性別・年齢・健康状態
問
主な介助者として「父母・祖父母・兄弟」
「配偶者(夫または妻)」
「子ども」と答えた方
にお聞きします。あなたを介助してくれる家族で、特に中心となっている方の年齢、性別、
健康状態をお答えください。
主な介助者の性別については、全体では、
「女性」
(75.3%)が「男性」
(23.5%)より多くなっ
ている。
調査票種別でみると、いずれの種別でも「女性」が「男性」より多くなっている。
男性
女性
無回答
n
全
23.5
体 (324)
75.3
1.2
【調査票種別】
(%)
25.5
身体・知的 (259)
73.4
1.2
精
17.5
神 ( 40)
80.0
2.5
難
16.7
病 ( 18)
83.3
0.0
児
童(
100.0
7)
主な介助者の年齢については、全体では、
「65歳以上」
(42.0%)が最も多く、次いで「50歳代」
(20.4%)
、「60∼64歳」
(15.1%)
、
「40歳代」(14.5%)の順となっている。
調査票種別でみると、身体・知的、精神、難病では「65歳以上」が最も多く、児童では「30歳
代」と「40歳代」が多くなっている。
10歳代・
20歳代
30歳代
40歳代
50歳代
60∼64歳
65歳以上
無回答
n
全
体 (324) 3.4
14.5
20.4
15.1
42.0
3.1
1.5
【調査票種別】
(%)
14.7
身体・知的 (259)
20.1
16.6
42.5
1.2 2.7
精
神 ( 40) 5.0
2.3
10.0
20.0
7.5
47.5
7.5
2.5
難
病 ( 18)
11.1
33.3
16.7
38.9
0.0 0.0
児
童(
7)
0.0
42.9
42.9
- 57 -
14.3
主な介助者の健康状態については、全体では、
「ふつう」
(53.7%)が最も多く、
「よい」
(23.1%)、
「よくない」
(21.3%)はともに2割台となっている。
調査票種別でみると、難病と児童では「ふつう」がともに7割を超えて多くなっている。精神
では「よくない」
(32.5%)が他の種別に比べて多くなっている。
よい
ふつう
よくない
無回答
n
全
23.1
体 (324)
53.7
21.3
1.9
【調査票種別】
(%)
22.4
身体・知的 (259)
55.2
20.5
1.9
精
32.5
神 ( 40)
32.5
32.5
2.5
難
病 ( 18)
16.7
72.2
11.1
0.0
児
2
童(
7)
14.3
71.4
14.3
障害や疾病の状況について
(1)身体障害者手帳の級
(身体・知的調査のみの質問)
問
あなたの障害や難病の状況等についてお聞きします。
(1)身体障害者手帳をお持ちの方にお聞きします。あなたは何級ですか。
全体では、
「1級」が29.9%で最も多く、
「2級」は13.9%、
「3級」は13.3%、
「4級」は22.4%
などとなっている。
7級(手帳を
持っていない)
0.2
6級
3.9
5級
3.1
無回答
13.3
1級
29.9
4級
22.4
3級
13.3
(n=646)
2級
13.9
(%)
- 58 -
(2)身体障害者手帳の主たる障害
(身体・知的調査のみの質問)
問
あなたの障害や難病の状況等についてお聞きします。
(2)身体障害者手帳をお持ちの場合、主たる障害は何ですか。(○は1つだけ)
全体では、
「肢体不自由(下肢)
」が31.4%、「肢体不自由(上肢)
」が7.3%、「肢体不自由(体
幹)」が7.4%となっている。このほか、
「内部障害」が23.7%、
「視覚障害」が7.7%、聴覚障害
が6.5%となっている。
視覚障害
7.7
聴覚障害
6.5
音声・言語・そ
しゃく機能障害
1.9
肢体不自由
(上肢)
7.3
無回答
14.1
内部障害
23.7
肢体不自由
(下肢)
31.4
肢体不自由
(体幹)
7.4
(%)
(n=646)
(3)愛の手帳の度数
(身体・知的調査のみの質問)
問
あなたの障害や難病の状況等についてお聞きします。
(3)愛の手帳(療育手帳)をお持ちの方にお聞きします。あなたは何度ですか。(○は1つだけ)
全体では、
「4度」が5.3%で最も多く、「3度」が3.9%、
「2度」が2.6%、「1度」が0.8%と
なっている。
1度
0.8
2度
2.6
3度
3.9
4度
5.3
無回答
87.5
(n=646)
- 59 -
(%)
(4)精神障害者保健福祉手帳の級
(身体・知的、精神調査の質問)
問
あなたの障害や難病の状況等についてお聞きします。
(4)精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方にお聞きします。あなたは何級ですか。
(○は1つだけ)
調査票種別でみると、精神では、
「2級」が26.7%、「3級」が20.8%、「1級」が2.5%となっ
ている。身体・知的では、精神障害者保健福祉手帳を持っている人は合わせて2.8%となってい
る。
1級
2級
3級
無回答
n
全
体 (766)
5.1 3.8
89.8
1.3
【調査票種別】
(%)
97.2
身体・知的 (646)
1.1 1.1 0.6
精
26.7
神 (120)
20.8
50.0
2.5
(5)自立支援医療(精神通院医療)の受給の有無
(身体・知的、精神調査の質問)
問
あなたの障害や難病の状況等についてお聞きします。
(5)あなたは、自立支援医療(精神通院医療)を受けていますか。(○は1つだけ)
調査票種別でみると、精神では、
「受けている」が87.5%と多くなっている。身体・知的では「受
けている」は4.2%となっている。
受けている
受けていない
無回答
n
全
体 (766)
17.2
52.1
30.7
【調査票種別】
身体・知的 (646) 4.2
精
神 (120)
(%)
60.4
35.4
87.5
- 60 -
7.5 5.0
(6)難病認定の有無
(身体・知的、精神、難病調査の質問)
問
あなたの障害や難病の状況等についてお聞きします。
(6)あなたは、難病(特定疾患)の認定を受けていますか。(○は1つだけ)
調査票種別でみると、難病では、
「受けている」が93.3%と多くなっている。身体・知的では、
「受けている」は10.7%、精神では、
「受けている」は0.8%となっている。
受けている
受けていない
無回答
n
全
20.5
体 (885)
58.9
20.7
【調査票種別】
(%)
身体・知的 (646)
精
10.7
64.1
25.2
85.8
神 (120)
13.3
0.8
難
93.3
病 (119)
3.4 3.4
(7)発達障害の診断の有無
(身体・知的、精神調査の質問)
問
あなたの障害や難病の状況等についてお聞きします。
(7)あなたは、発達障害と診断されたことがありますか。
(○は1つだけ)
調査票種別でみると、
「ある」は、精神で13.3%、身体・知的で5.0%となっている。
ある
ない
無回答
n
全
体 (766) 6.3
71.3
22.5
【調査票種別】
(%)
身体・知的 (646) 5.0
精
神 (120)
70.4
13.3
24.6
75.8
- 61 -
10.8
(8)高次脳機能障害の診断の有無
(身体・知的、精神調査の質問)
問
あなたの障害や難病の状況等についてお聞きします。
(8)あなたは、高次脳機能障害と診断されたことがありますか。
(○は1つだけ)
調査票種別でみると、
「ある」は、精神で4.2%、身体・知的で3.1%となっている。
ある
ない
無回答
n
全
体 (766) 3.3
78.3
18.4
【調査票種別】
(%)
身体・知的 (646) 3.1
精
77.4
神 (120) 4.2
19.5
83.3
12.5
(9)手帳を持たない理由
(児童調査のみの質問)
問
障害者手帳を持っていないお子さんについてお聞きします。お子さんが手帳をお持ちで
ない理由について、次のうちからあてはまるものをお選びください。(○は1つだけ)
全体では、
「高機能自閉症のため申請できない」が最も多くなっている。
無回答
28.6
適用対象外
である
14.3
高機能自閉症
のため
申請できない
42.9
手帳を持つ
メリットが
わからない
14.3
(n=7)
(%)
- 62 -
(10−1)医療ケアの受診状況
(児童調査のみの質問)
問
お子さんは、医療ケアを受けていますか。(○は1つだけ)
全体では、
「受けている」が多くなっている。
受けていない
14.3
受けている
85.7
(n=7)
(%)
- 63 -
(10−2)現在受けている医療ケア
(身体・知的、精神、難病調査では全員に、児童調査では医療ケアを「受けている」と答えた方に)
問
あなたが現在受けている医療ケアをご回答ください。(○はいくつでも)
調査票種別でみると、
「服薬管理」は、児童で100%、難病で63.0%、精神で42.5%、身体・知
的で25.9%となっている。このほか、身体では、
「透析」
(6.5%)
、
「ストマ(人工肛門・人工膀
胱)」(4.5%)が多くなっている。
0
10
20
30
40
25.9
服薬管理
50
42.5
60
70
80
90 100(%)
63.0
6.5
0.0
0.0
0.0
4.5
ストマ(人工肛門・人工膀胱) 0.0
0.0
0.0
2.5
0.0
カテーテル留置
1.7
0.0
1.4
0.0
吸引
1.7
0.0
1.5
人工呼吸器(レスピレーター) 0.0
0.0
0.0
1.1
0.0
胃ろう・腸ろう
1.7
0.0
0.8
0.0
気管切開
0.8
0.0
0.6
0.0
中心静脈栄養(IVH)
0.0
0.0
0.5
0.0
吸入
0.0
0.0
0.3
0.0
鼻腔経管栄養
0.0
0.0
9.1
2.5
その他
4.2
透析
無回答
身体・知的(n=646)
精神(n=120)
難病(n=119)
児童(n=6)
32.8
0.0
- 64 -
50.0
54.6
56.7
100.0
3
住まいや暮らしについて
(1)生活の状況
問
あなたは現在どのように生活していますか。
(○は1つだけ)
全体では、
「家族と生活している」
(67.0%)が最も多く、次いで「一人で生活している」が22.6%
となっている。
調査票種別でみると、身体・知的、精神、難病では、
「家族と生活している」が6割半ばから7
割、「一人で生活している」が2割台となっており、大きな傾向の違いはみられない。
福祉施設
グループ (障害者支援 病院に入院 病院に入院
一人で生活 家族と生活
ホームで生 施設、高齢者 している
している その他 無回答
している
している
活している 施設)で生 (3ヶ月以上) (3ヶ月未満)
活している
n
全
体 (892)
22.6
67.0
3.6
1.3 1.3 0.4 0.9 2.7
【調査票種別】
(%)
身体・知的 (646)
22.1
65.9
4.3
3.1
1.7 1.2 0.3 1.2
精
神 (120)
25.0
難
病 (119)
24.4
67.5
0.8 1.7 2.5 0.0 0.0 2.5
70.6
0.0 1.7 0.8 1.7 0.0 0.8
児
童(
100.0
7)
- 65 -
(2)将来望む生活
問
あなたは将来、どのような生活を望みますか。(○はいくつでも)
調査票種別でみると、身体・知的、精神、難病では、
「今のままの生活」がいずれも6割台で最
も多く、次いで「家族と一緒の生活」が3割台から4割台となっている。児童では、
「家族と一
緒の生活」が最も多くなっている。
0
10
20
30
40
50
60
70
65.6
60.8
67.2
今のままの生活
14.3
31.4
38.3
42.0
家族と一緒の生活
10.4
7.5
グループホームなどを利用した生活
5.9
14.3
5.7
15.0
一般の住宅での一人暮らし
8.4
14.3
3.7
1.7
その他
3.4
14.3
4.6
3.3
無回答
0.8
0.0
- 66 -
90(%)
80
85.7
身体・知的(n=646)
精神(n=120)
難病(n=119)
児童(n=7)
(3)地域で生活するために必要な支援
問
地域で生活するためには、どのような支援があればよいと思いますか。(○はいくつでも)
調査票種別でみると、身体・知的と難病では、
「経済的な負担の軽減がある」が最も多く、次い
で「在宅で医療ケアなどが適切に受けられる」、「必要な在宅サービスが十分に利用できる」の
順となっている。精神では、
「経済的な負担の軽減がある」
(74.2%)が最も多く、次いで「身
近に相談できる人がいる」
(45.8%)が多くなっている。児童では、
「近所の住民の理解がある」、
「経済的な負担の軽減がある」が多くなっている。
0
10
20
30
40
50
60
70
44.4
経済的な負担の軽減がある
在宅で医療ケアなどが適切に
受けられる
必要な在宅サービスが十分に
利用できる
62.2
57.1
31.7
0.0
27.9
身近に相談できる人がいる
30.3
安心して住める住宅やグルー
プホーム等がある
21.0
47.1
近所の住民の理解がある
一人で身の回りのことができ
る生活訓練等が受けられる
14.2
12.5
13.4
その他
0.0
無回答
0.0
7.5
5.0
38.7
41.2
45.8
42.9
28.8
29.2
18.3
23.3
12.6
5.3
5.0
5.0
74.2
42.3
0.0
27.5
80(%)
42.9
71.4
42.9
身体・知的(n=646)
12.2
精神(n=120)
難病(n=119)
児童(n=7)
- 67 -
4
日中の活動、スポーツやレクリエーションについて
(1)平日の日中の過ごし方
問
あなたは、平日の日中を主にどのように過ごしていますか。(○は1つだけ)
調査票種別でみると、身体・知的では、「自宅で過ごす」(46.4%)が最も多く、次いで「会社
勤めや自営業、家業」
(21.7%)が多くなっている。精神と難病では、「自宅で過ごす」と「会
社勤めや自営業、家業」がともに4割前後と多くなっている。児童では、
「幼稚園、保育所、障
害児通園施設へ通所」
、
「小・中・高校に通学」が多くなっている。
0
10
20
30
自宅で過ごす
28.6
21.7
0.0
入所している施設や病院等で過ごす
専業主婦(主夫)
小・中・高校に通学
5.1
3.3
1.7
0.0
4.8
2.5
2.5
0.0
3.4
4.2
7.6
0.0
2.9
0.8
3.4
1.9
0.8
リハビリテーションを受けている
0.8
0.0
0.9
0.0
幼稚園、保育所、障害児通園施設へ通所 0.0
特別支援学校(小中高等部)に通学
病院などでのデイケアを受けている
ボランティアなど
大学、専門学校などに通学
その他
無回答
1.4
0.0
0.0
0.0
0.9
2.5
0.0
0.0
1.2
0.0
0.0
0.0
0.2
0.8
1.7
0.0
4.6
2.5
0.8
0.0
4.5
2.5
0.8
0.0
- 68 -
40.8
38.7
46.4
39.2
42.0
会社勤めや自営業、家業
福祉施設や作業所等に通所
50(%)
40
28.6
42.9
身体・知的(n=646)
精神(n=120)
難病(n=119)
児童(n=7)
(2)1週間の外出の頻度
問
あなたは、1週間にどのくらい外出しますか。(○は1つだけ)
全体では、
「毎日外出する」
(44.4%)が最も多く、次いで「週に1日以上は外出する」が38.1%
となっている。
調査票種別でみると、いずれの種別でも、
「毎日外出する」が最も多くなっている。
週に1日以上は
外出する
毎日外出する
ほとんど
外出しない
まったく
外出しない
無回答
n
全
44.4
体 (892)
38.1
10.8
3.9
2.8
【調査票種別】
(%)
42.0
身体・知的 (646)
精
39.2
49.2
神 (120)
10.8
34.2
4.6 3.4
13.3
1.7 1.7
難
52.1
病 (119)
37.0
7.6
28.6
14.3
2.5 0.8
児
童(
57.1
7)
(3)外出時の主な同伴者
問
あなたが外出するときの、主な同伴者は誰ですか。(○はひとつだけ)
全体では、
「一人で外出する」
(53.1%)が最も多く、次いで「配偶者(夫または妻)」
(14.7%)
、
「子ども」
(9.3%)
、
「父母・祖父母・兄弟」(8.7%)の順となっている。
調査票種別でみると、身体・知的、精神、難病では、いずれも「一人で外出する」が5割台か
ら6割台で最も多くなっている。
父母・祖父
母・兄弟
配偶者(夫
または妻)
ホームヘル
パーや
施設の職員
子ども
その他
一人で
外出する
無回答
n
全
体 (892)
8.7
14.7
9.3
6.8
53.1
4.4
2.9
【調査票種別】
(%)
身体・知的 (646)
7.6
16.3
9.6
8.5
50.2
5.1
2.8
精
神 (120)
14.2
10.8
5.8 3.3
61.7
1.7
難
病 (119) 4.2
児
童(
10.9
11.8
2.5
3.43.4
63.9
2.5
100.0
7)
- 69 -
(4)外出の主な目的
問
あなたは、どのような目的で外出することが多いですか。(○はいくつでも)
調査票種別でみると、身体・知的、精神、難病では、
「医療機関への受診」と「買い物」がいず
れも5割台から6割台で多く、次いで「通勤・通所・通学・通園」が多くなっている。児童で
は、「通勤・通所・通学・通園」が多くなっている。
0
10
20
30
40
50
60
58.4
63.3
61.3
医療機関への受診
28.6
52.9
買い物
28.6
29.7
通勤・通所・通学・通園
散歩
友人・知人に会う
14.3
趣味やスポーツ
訓練やリハビリ
グループ活動への参加
その他
無回答
7.5
8.4
0.8
4.2
80(%)
70
59.7
47.5
43.7
68.3
71.4
28.3
34.2
27.7
28.6
25.4
22.5
28.6
21.4
19.2
24.4
14.3
14.4
28.6
12.8
14.3
7.7
10.0
5.0
14.3
3.6
3.3
1.7
0.0
- 70 -
身体・知的(n=646)
精神(n=120)
難病(n=119)
児童(n=7)
(5)外出時に困ること
問
あなたが外出したときに、困ることは何ですか。(○はいくつでも)
調査票種別でみると、身体・知的では、
「道路や駅に階段や段差が多い」
(48.9%)が最も多く、
次いで「列車やバスの乗り降りが難しい」
(24.1%)、
「外出先の建物の設備が不便(通路、トイ
レ、エレベーターなど)
」
(20.3%)の順となっている。精神では、
「困った時にどうすればいい
のか心配である」
(31.7%)が最も多く、次いで「発作など、突然の身体の変化が心配である」
と「外出にお金がかかる」
(ともに24.2%)の順となっている。難病では、「道路や駅に階段や
段差が多い」
(34.5%)が最も多く、次いで「外出先の建物の設備が不便(通路、トイレ、エレ
ベーターなど)
」
(26.1%)
、
「発作など、突然の身体の変化が心配である」
(19.3%)が多くなっ
ている。
0
10
20
30
48.9
18.3
道路や駅に階段や段差が多い
28.6
外出先の建物の設備が不便
(通路、トイレ、エレベーターなど)
16.8
42.9
20.3
10.8
26.1
16.4
困った時にどうすればいいのか心配
である
42.9
12.2
14.3
12.2
外出にお金がかかる
19.3
15.1
切符の買い方や乗り換えの方法が
わかりにくい
6.7
5.0
24.2
24.2
42.9
9.8
42.9
6.7
6.7
7.6
身近に介助をしてくれる人がいない
4.0
周囲の目が気になる
3.3
0.0
28.6
16.7
3.4
その他
42.9
31.7
12.6
発作など、突然の身体の変化が心配
である
34.5
24.1
12.5
列車やバスの乗り降りが難しい
50(%)
40
42.9
10.1
8.4
22.4
無回答
0.0
- 71 -
28.3
26.1
身体・知的(n=646)
精神(n=120)
難病(n=119)
児童(n=7)
(6)外出に必要な支援
問
どのようなサービスがあれば、外出しやすくなると思いますか。(○はいくつでも)
調査票種別でみると、身体・知的では、「外出先でのヘルパーサービス」
(24.9%)
、「区内のバ
リアフリー地図」
(22.9%)
、
「障害や疾病の有無に関わらず楽しめる、スポーツやレクリエーシ
ョンの情報」
(20.9%)がいずれも2割台となっている。精神、難病、児童では、「障害や疾病
の有無に関わらず楽しめる、スポーツやレクリエーションの情報」がいずれも最も多くなって
いる。
0
10
20
30
24.9
18.3
16.8
外出先でのヘルパーサービス
28.6
20.9
障害や疾病の有無に関わらず楽しめる、
スポーツやレクリエーションの情報
34.2
21.0
7.5
身体・知的(n=646)
17.6
0.0
その他
42.9
22.9
10.0
区内のバリアフリー地図
50(%)
40
精神(n=120)
12.5
難病(n=119)
14.3
14.3
児童(n=7)
36.2
無回答
41.2
14.3
45.8
(7)東京オリンピック・パラリンピックの開催で期待すること
問
2020年に、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。東京オリンピック・パ
ラリンピックの開催で、あなたが期待することは何ですか。
(○はいくつでも)
全体では、
「交通等、移動の利便性の向上」(49.9%)が最も多く、次いで「道路や建物のバリ
アフリー化が進むこと」(47.6%)、「障害や疾病の有無に関わらず楽しめるスポーツの普及」
(22.5%)の順となっている。
(n=892)
0
10
20
30
50(%)
49.9
交通等、移動の利便性の向上
47.6
道路や建物のバリアフリー化が進むこと
障害や疾病の有無に関わらず楽しめる
スポーツの普及
その他
40
22.5
8.5
無回答
20.4
- 72 -
5
就労について
(1)就労の状況
(身体・知的、精神、難病調査の質問)
問
あなたの就労の状況についてお聞きします。あなたは就労していますか。(○は1つ)
全体では、
「就労していない」
(53.1%)が最も多く、
「会社勤め、自営業などをしている」が34.4%
となっている。
調査票種別でみると、
「会社勤め、自営業などをしている」は難病で52.1%、精神で45.0%、身
体・知的で29.1%となっている。
会社勤め、
自営業などを
している
就労支援施設、 家事の手伝い、
福祉工場等で工 自宅での内職を 就労していない
賃等を得ている
している
無回答
n
全
体 (885)
34.4
3.2
53.1
7.6
1.8
【調査票種別】
身体・知的 (646)
(%)
29.1
3.7
57.0
9.6
0.6
精
神 (120)
難
病 (119)
45.0
3.3 6.7
52.1
3.4
0.0
- 73 -
41.7
3.3
43.7
0.8
(2)一般就労の希望の有無
問
「就労支援施設、福祉工場等で工賃等を得ている」「家事の手伝い、自宅での内職を
している」
「就労していない」とお答えの方にお聞きします。
将来、会社勤めなど一般就労を希望しますか。(○は1つ)
全体では、
「希望する」が20.5%、
「希望しない」が56.6%となっている。
調査票種別でみると、
「希望する」は児童で全員、精神で41.9%、難病で19.6%、身体・知的で
15.9%となっている。
希望する
希望しない
わからない
無回答
n
全
20.5
体 (521)
56.6
13.4
9.4
【調査票種別】
(%)
身体・知的 (396)
精
神 ( 62)
難
病 ( 56)
児
童(
15.9
61.6
11.4
41.9
32.3
19.6
11.1
22.6
55.4
3.2
19.6
5.4
100.0
7)
(2−1)一般就労したい理由
問
将来、会社勤めなど一般就労を「希望する」とお答えの方にお聞きします。
一般就労したい理由は何ですか。
(○はいくつでも)
調査票種別でみると、身体・知的では、「生きがいややりがいを見つけたい」(61.9%)が最も
多く、精神、難病では、
「生活するため収入を得たい」が最も多くなっている。
0
10
20
30
40
50
60
70
80
58.7
生活するため収入を得たい
72.7
生きがいややりがいを見つけたい
45.5
84.6
社会に貢献したい
14.3
3.2
3.8
0.0
0.0
- 74 -
23.1
27.3
100.0
61.9
57.7
100.0
54.0
61.5
63.6
自立した生活を目指したい
その他
90 100(%)
41.3
身体・知的(n=63)
精神(n=26)
難病(n=11)
児童(n=7)
100.0
(3)必要な就労支援
問
あなたは、今後どのような就労支援が必要だと思いますか。(○はいくつでも)
調査票種別でみると、身体・知的では、「障害に対する職場の理解がある」(24.5%)が最も多
く、次いで「短時間勤務や勤務日数などに配慮がなされている」(21.1%)が多くなっている。
精神では、
「障害に対する職場の理解がある」(51.7%)が最も多く、次いで「職場の上司や同
僚に障害の理解がある」
(48.3%)が多くなっている。難病では、
「短時間勤務や勤務日数など
に配慮がなされている」
(35.3%)
が最も多く、次いで「障害に対する職場の理解がある」
(31.9%)
が多くなっている。児童では、
「職場の上司や同僚に障害の理解がある」
、
「障害に対する職場の
理解がある」が多くなっている。
0
10
20
30
40
50
24.5
障害に対する職場の理解がある
80
90 100(%)
85.7
21.1
38.3
35.3
28.6
19.7
職場の上司や同僚に障害の理解
がある
48.3
24.4
100.0
17.8
15.8
23.5
通勤手段が確保されている
0.0
12.5
仕事について、職場外で相談が
でき、支援が受けられる
22.7
13.6
在宅勤務ができる
11.8
7.5
0.0
32.5
42.9
25.8
22.7
28.6
12.8
就労後のフォローなど、職場と
支援機関が連携している
30.0
57.1
13.5
15.1
職場で介助や援助を受けられる
10.5
14.2
5.0
企業のニーズに合った就労訓練
を受けられる
8.5
11.7
9.2
その他
70
51.7
31.9
短時間勤務や勤務日数などに
配慮がなされている
勤務場所で、バリアフリー等の
配慮がなされている
60
57.1
42.9
3.4
3.3
4.2
0.0
26.7
無回答
0.0
- 75 -
55.3
35.3
身体・知的(n=646)
精神(n=120)
難病(n=119)
児童(n=7)
(4)障害者就労支援センターの認知度
問
障害のある方の一般就労の機会拡大と安定的な就労の継続を図るため「千代田区障害者
就労支援センター」が設置されていますが、知っていますか。(○は1つだけ)
全体では、
「知っている」が36.1%、
「知らない」が54.7%となっている。
調査票種別でみると、
「知っている」は身体・知的で38.4%、精神で36.7%、難病で21.8%とな
っている。
知っている
知らない
無回答
n
全
36.1
体 (892)
54.7
9.2
【調査票種別】
(%)
身体・知的 (646)
38.4
精
神 (120)
36.7
難
病 (119)
児
童(
50.9
60.0
21.8
3.3
70.6
7.6
57.1
7)
(5)「ジョブ・サポート・プラザ
10.7
42.9
ちよだ」の認知度
(身体・知的調査のみの質問)
問
知的障害の方に福祉的就労の場を提供するために、
「ジョブ・サポート・プラザ ちよだ」
(障害者就労支援施設)が設置されていますが、知っていますか。
(○は1つだけ)
全体では、
「知っている」が26.3%、
「知らない」が58.5%となっている。
無回答
15.2
知っている
26.3
知らない
58.5
(n=646)
- 76 -
(%)
6
障害福祉サービス等の利用について
(1)障害支援区分の有無
(身体・知的、精神、難病調査の質問)
問
あなたは障害支援区分の認定を受けていますか。(○は1つだけ)
全体では、
「受けていない」が65.5%、「区分1」から「区分6」までを合わせた、障害支援区
分の認定を受けている人が9.0%となっている。
調査票種別でみると、
障害支援区分の認定を受けている人は身体・知的で10.1%、精神で7.5%、
難病で5.0%となっている。
区分1
区分2
区分3
区分4
区分5
区分6
受けて
いない
無回答
n
全
65.5
体 (885)
25.4
2.5 2.7 1.8 1.1 0.1 0.8
【調査票種別】
(%)
身体・知的 (646)
3.3
62.4
27.6
2.6 1.7 1.2 0.21.1
精
神 (120) 3.3
69.2
23.3
1.7 2.5 0.0 0.0 0.0
難
病 (119)
79.0
0.8 0.8 1.7 1.7 0.0 0.0
- 77 -
16.0
(2)要介護認定
(身体・知的、精神、難病調査の質問)
問
あなたは要介護認定を受けていますか。(○は1つだけ)
全体では、
「受けていない」が61.6%、「要支援1」から「要介護5」までを合わせた、要介護
認定を受けている人が30.9%となっている。
調査票種別でみると、要介護認定を受けている人は身体・知的で36.7%、難病で15.1%、精神
で14.1%となっている。
要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5
受けて
いない
無回答
n
全
体 (885) 6.7 5.3 4.2 5.0 3.1 4.3
61.6
7.7
2.3
【調査票種別】
(%)
身体・知的 (646)
7.9
6.2 4.8 5.7 4.0
5.3
54.5
8.8
2.8
精
神 (120) 5.0 3.3 3.3
難
病 (119)
80.0
5.8
1.7 0.0 0.8 0.0
3.4
3.4
81.5
3.4
1.7 2.5 2.5 0.8 0.8
(2−1)介護保険サービスの利用の有無
(身体・知的、精神、難病調査で、要介護認定を受けていると答えた方に)
問
あなたは介護保険によるサービスを利用していますか。
(○は1つだけ)
全体では、
「利用している」が76.5%、「利用していない」が21.0%となっている。
調査票種別でみると、
「利用している」は身体・知的で78.1%、難病で77.8%、精神で52.9%と
なっている。
利用している
利用していない
無回答
n
全
76.5
体 (272)
21.0
2.6
【調査票種別】
(%)
78.1
身体・知的 (237)
19.8
2.1
精
神 ( 17)
難
病 ( 18)
52.9
35.3
77.8
11.8
22.2
0.0
- 78 -
(3)障害福祉サービスの利用状況及び利用希望
問
あなたは次のサービスを利用していますか。また、今後利用したいと考えますか。
以下のサービスについて、あなたの利用に関する意向等をお答えください。
(○はそれぞれのサービスごとに、1つ)
18歳以上の方を対象にした14のサービスについて、全体では、
「利用している」の割合が最も多
いのは、
(1)居宅介護(ホームヘルプ)
(9.1%)で、次いで(9)自立訓練(機能訓練、生活
訓練)
(4.5%)
、
(6)短期入所(ショートステイ)
(3.9%)の順となっている。
「必要になった
ら利用したい」の割合が最も多いのは、(6)短期入所(ショートステイ)(43.4%)で、次い
で(1)居宅介護(ホームヘルプ)
(42.5%)
、
(14)相談支援(40.5%)
、
(9)自立訓練(機能
訓練、生活訓練)
(38.5%)
、
(2)重度訪問介護(38.0%)の順となっている。
必要になったら
利用したい
利用している
利用しない
無回答
(n=805)
(%)
居 宅 介 護
(1)
(ホームヘルプ)
9.1
42.5
(2)重 度 訪 問 介 護
28.9
38.0
19.5
34.0
25.7
2.2
(3)同
行
援
護
31.2
37.3
28.9
31.8
37.5
28.9
2.6
(4)行
動
援
護
1.7
重度障害者等
(5)
包 括 支 援
36.3
34.3
28.2
1.2
短 期 入 所
3.9
(6)
(ショートステイ)
43.4
30.1
22.7
(7)生
活
介
護 3.1
26.0
22.2
48.7
(8)療
養
介
護
28.1
22.0
48.7
1.2
自立訓練(機能
4.5
(9)
訓練、生活訓練)
(10)就 労 移 行 支 援
38.5
25.0
32.0
18.4
34.3
46.5
17.4
33.5
47.3
0.9
就労継続支援
(11)
(A型、B型)
1.7
共同生活援助
(12)
26.1
(グループホーム)
29.1
43.2
1.6
34.2
(13)施 設 入 所 支 援
24.7
39.5
1.6
(14)相
談
支
40.5
援
17.9
2.9
- 79 -
38.8
18歳未満の方を対象にした7つのサービスについて、全体では、
「利用している」の割合が最も
多いのは、
(15)児童発達支援(36.2%)で、次いで(21)障害児相談支援(14.9%)、
(16)放
課後等デイサービス(12.8%)の順となっている。
「必要になったら利用したい」の割合が最も
多いのは、
(18)医療型児童発達支援と(21)障害児相談支援(ともに59.6%)で、次いで(16)
放課後等デイサービス(55.3%)の順となっている。
必要になったら
利用したい
利用している
利用しない
無回答
(n=47)
(%)
36.2
(15)児 童 発 達 支 援
放 課 後 等
(16)
デイサービス
保
(17)
訪
育
問
所
支
12.8
等
援
医
療
型
(18)
児童発達支援
23.4
34.0
55.3
8.5
6.4
23.4
21.3
8.5
57.4
59.6
12.8
29.8
8.5
2.1
福
祉
型
(19)
児童入所支援
29.8
61.7
8.5
医
療
型
(20)
児童入所支援
29.8
61.7
8.5
0.0
0.0
14.9
(21)障害児相談支援
59.6
19.1
6.4
千代田区の創意工夫で実施している6つの事業について、全体では、
「利用している」の割合が
最も多いのは、
(26)サービス選択事業(11.9%)で、次いで(24)住宅改修費助成(5.9%)
、
(25)移動支援(5.7%)の順となっている。「必要になったら利用したい」の割合が最も多い
のは、
(26)サービス選択事業(43.2%)で、次いで(25)移動支援(42.5%)、
(24)住宅改修
費助成(39.2%)の順となっている。
必要になったら
利用したい
利用している
利用しない
無回答
(n=892)
(%)
コミュニケー
(22)
シ ョ ン 支 援
25.4
34.4
日常生活用具
5.0
(23)
給
付
等
38.8
(24)住宅改修費助成 5.9
(25)移
動
支
サービス選択
(26)
事
業
21.5
39.2
援 5.7
地 域 活 動
(27)
支援センター
39.1
1.0
22.5
42.5
11.9
34.6
32.3
19.7
43.2
36.4
15.5
26.9
1.7
- 80 -
32.1
29.5
35.0
(4)障害福祉サービスを利用しない理由
問
「利用しない」と答えたサービスについて、利用しない理由としてあてはまるものをす
べて選んでください。
(○はいくつでも)
調査票種別でみると、すべての種別で、
「サービスを利用する必要性がないから」が最も多くな
っている。次いで多いのは、身体・知的と難病では、「家族等の介護で間に合っているから」
、
精神では、
「他人を家に入れたくないから」となっている。
0
10
20
30
40
50
41.3
サービスを利用する必要性がないから
45.3
9.0
9.3
家族等の介護で間に合っているから
7.2
5.1
5.3
サービス提供事業者に関する情報が
不足しているから
4.1
他人を家に入れたくないから
0.0
6.7
60
70
80(%)
52.6
75.0
18.3
25.0
25.0
11.5
5.4
2.6
1.3
0.0
3.9
2.6
利用者負担の費用が大きいから
2.7
0.0
2.6
利用したいサービス提供事業者がない 0.0
0.0
から
0.0
2.3
利用したい施設の定員に空きがない
0.0
0.0
から
0.0
4.4
1.3
その他
4.0
0.0
5.7
7.7
特にない
5.3
0.0
身近な所に利用したい施設がないから
無回答
0.0
- 81 -
32.0
28.2
34.7
身体・知的(n=387)
精神(n=78)
難病(n=75)
児童(n=4)
(5−1)
「えみふる」の認知度
問
区では障害のある方の地域生活を支援する「障害者福祉センターえみふる」を設置
しています。
(1)
「えみふる」があることを知っていますか。(○は1つ)
全体では、
「知っている」が57.4%、
「知らない」が35.2%となっている。
調査票種別でみると、
「知っている」は身体・知的で66.3%、精神で37.5%、難病で31.1%とな
っている。
知っている
知らない
無回答
n
全
57.4
体 (892)
35.2
7.4
【調査票種別】
(%)
66.3
身体・知的 (646)
精
神 (120)
難
病 (119)
児
童(
25.5
37.5
57.5
31.1
5.0
63.0
28.6
7)
8.2
5.9
71.4
(5−2)
「えみふる」の利用状況
問
区では障害のある方の地域生活を支援する「障害者福祉センターえみふる」を設置
しています。
(2)
「えみふる」を利用したことがありますか。(○は1つ)
全体では、
「利用したことがある」が16.0%、「利用したことがない」が73.0%となっている。
調査票種別でみると、
「利用したことがある」は身体・知的で19.2%、精神で11.7%、難病で4.2%
となっている。
利用したことがある
利用したことがない
無回答
n
全
16.0
体 (892)
73.0
【調査票種別】
11.0
(%)
19.2
身体・知的 (646)
69.8
11.7
精
神 (120)
難
病 (119) 4.2
児
童(
75.8
85.7
100.0
7)
- 82 -
11.0
12.5
10.1
(6)「えみふる」の満足度
問
「えみふる」を「利用したことがある」とお答えの方にお聞きします。
「えみふる」を利用されて、どう思われましたか。
全体では、
「満足」が55.2%、
「どちらでもない」が32.9%、
「不満」が9.1%となっている。
調査票種別でみると、
「満足」は身体・知的で58.9%、難病で40.0%、精神で28.6%となっている。
満足
不満
どちらでもない
無回答
n
全
55.2
体 (143)
9.1
32.9
2.8
【調査票種別】
(%)
58.9
身体・知的 (124)
精
神 ( 14)
6.5
28.6
31.5
28.6
3.2
42.9
0.0
難
病(
5)
40.0
20.0
40.0
0.0
(7)「えみふる」を利用しない理由
問
「えみふる」を「利用したことがない」とお答えの方にお聞きします。
その理由は、次のうちどれですか。
(○はいくつでも)
調査票種別でみると、身体・知的、精神、難病では、
「興味がない」が最も多くなっている。次
いで多いのは、身体・知的と難病では、
「利用する時間が無い」
、精神では、
「一人で外出するの
は心配(不安)である」となっている。
0
10
20
30
26.6
興味がない
29.4
0.0
11.0
利用する時間が無い
0.0
一人で外出するのは心配(不安)
である
移動手段がない
0.0
0.0
5.9
80(%)
37.4
28.6
12.1
29.7
34.1
32.4
9.5
7.7
0.0
70
25.1
その他
無回答
60
18.6
7.8
3.3
1.0
他人の目が気になる
50
13.5
17.6
6.9
3.3
40
14.7
- 83 -
身体・知的(n=451)
精神(n=91)
難病(n=102)
児童(n=7)
71.4
(8−1)難病の窓口が一本化されたことの認知度
(難病調査のみの質問)
問
平成25年度から、難病の方の手当・医療受付窓口が生活福祉課になりました。
(1)窓口が一つになったことをご存じですか。
(○は1つ)
全体では、
「知っている」が57.1%、
「知らない」が37.8%となっている。
無回答
5.0
知らない
37.8
知っている
57.1
(n=119)
(%)
(8−2)難病の窓口が一本化されたことについての考え
(難病調査のみの質問)
問
平成25年度から、難病の方の手当・医療受付窓口が生活福祉課になりました。
(2)窓口が一つになって、便利になりましたか。(○は1つ)
全体では、
「便利になった」が17.6%、
「どちらかといえば便利になった」が15.1%、
「どちらで
もない」が49.6%となっている。
無回答
14.3
便利になった
17.6
どちらかといえ
ば便利になった
15.1
どちらでもない
49.6
不便になった
3.4
(n=119)
- 84 -
(%)
7
相談相手について
(1)悩みや困り事の相談先
問
あなたは普段、悩みや困ったことをどなたに相談しますか。(○はいくつでも)
全体では、
「家族や親せき」
(73.9%)が最も多く、次いで「かかりつけの医師や看護師」
(35.7%)
、
「友人・知人」
(35.2%)
、
「病院のケースワーカーや介護保険のケアマネジャー」
(11.8%)、
「行
政機関の相談窓口(生活福祉課)
」
(8.2%)の順となっている。
(n=892)
0
10
20
30
40
かかりつけの医師や看護師
35.7
友人・知人
35.2
病院のケースワーカーや介護保険の
ケアマネジャー
11.8
行政機関の相談窓口(生活福祉課)
8.2
ホームヘルパーなどサービス事業所
の人
8.0
施設の指導員など
6.3
職場の上司や同僚
5.4
近所の人
4.8
通園施設や保育所、幼稚園、学校の
先生
3.3
保健所
2.8
障害者団体や家族会
2.6
児童・家庭支援センター
2.1
相談支援事業所などの民間の相談窓
口
1.5
民生委員・児童委員
1.3
その他の行政機関の相談窓口
2.1
無回答
60
70
80(%)
73.9
家族や親せき
その他
50
4.4
10.0
- 85 -
調査票種別でみると、身体・知的、精神、難病では、
「家族や親せき」が最も多く、次いで「か
かりつけの医師や看護師」と「友人・知人」がともに3割台から4割台となっている。児童で
は、「家族や親せき」が最も多く、次いで「かかりつけの医師や看護師」、
「通園施設や保育所、
幼稚園、学校の先生」
、
「児童・家庭支援センター」が多くなっている。
0
10
20
30
40
50
60
80
71.5
72.5
家族や親せき
31.4
かかりつけの医師や看護師
友人・知人
病院のケースワーカーや介護保険の
ケアマネジャー
70
14.3
13.0
9.2
8.4
0.0
行政機関の相談窓口(生活福祉課)
0.0
48.3
44.5
90 100(%)
86.6
57.1
33.7
36.7
42.9
8.5
9.2
5.9
10.1
3.3
1.7
0.0
7.1
5.8
施設の指導員など
1.7
14.3
4.0
9.2
職場の上司や同僚
9.2
0.0
4.8
1.7
近所の人
8.4
0.0
3.3
通園施設や保育所、幼稚園、学校の
3.3
0.8
先生
ホームヘルパーなどサービス事業所
の人
42.9
1.4
保健所
障害者団体や家族会
児童・家庭支援センター
9.2
4.2
0.0
2.5
2.5
3.4
0.0
2.0
2.5
0.0
1.9
相談支援事業所などの民間の相談窓 0.8
0.0
口
0.0
1.5
0.0
民生委員・児童委員
1.7
0.0
2.5
0.8
その他の行政機関の相談窓口
1.7
0.0
3.7
10.0
その他
2.5
0.0
11.9
8.3
無回答
1.7
0.0
- 86 -
42.9
身体・知的(n=646)
精神(n=120)
難病(n=119)
児童(n=7)
100.0
(2)障害や障害福祉サービスの情報の入手先
問
あなたは障害のことや福祉サービスなどに関する情報を、どこから知ることが多い
ですか。(○はいくつでも)
全体では、
「広報紙」
(41.0%)が最も多く、次いで「本や新聞、雑誌の記事、テレビやラジオ
のニュース」
(32.5%)
、
「家族や親せき、友人・知人」
(27.9%)、
「かかりつけの医師や看護師」
(26.2%)
、「インターネット」
(19.7%)の順となっている。
(n=892)
0
10
20
30
40
41.0
広報紙
本や新聞、雑誌の記事、テレビやラジオ
のニュース
32.5
27.9
家族や親せき、友人・知人
26.2
かかりつけの医師や看護師
19.7
インターネット
病院のケースワーカーや介護保険のケア
マネジャー
13.9
行政機関の相談窓口(生活福祉課)
13.0
サービス事業所の人や施設職員
12.3
障害者団体や家族会(団体の機関誌など)
5.9
保健所
3.4
通園施設や保育所、幼稚園、学校の先生
2.7
児童・家庭支援センター
2.2
民生委員・児童委員
1.5
相談支援事業所などの民間の相談窓口
1.5
その他の行政機関の相談窓口
その他
50(%)
4.0
3.0
無回答
11.0
- 87 -
調査票種別でみると、身体・知的では、「広報紙」
(44.3%)が最も多く、次いで「本や新聞、
雑誌の記事、テレビやラジオのニュース」
(32.4%)、「家族や親せき、友人・知人」
(27.7%)
の順となっている。精神では、
「かかりつけの医師や看護師」
(41.7%)が最も多く、次いで「本
や新聞、雑誌の記事、テレビやラジオのニュース」
(31.7%)、
「広報紙」と「家族や親せき、友
人・知人」
(ともに29.2%)が多くなっている。難病では、
「かかりつけの医師や看護師」
(39.5%)
が最も多く、次いで「広報紙」と「インターネット」
(ともに36.1%)が多くなっている。児童
では、「インターネット」が最も多く、次いで「民生委員・児童委員」が多くなっている。
0
10
20
30
40
本や新聞、雑誌の記事、テレビやラジオ
のニュース
家族や親せき、友人・知人
14.3
20.9
かかりつけの医師や看護師
28.6
14.6
インターネット
0.0
行政機関の相談窓口(生活福祉課)
0.0
サービス事業所の人や施設職員
障害者団体や家族会(団体の機関誌など)
保健所
2.5
児童・家庭支援センター
3.4
0.0
2.9
2.5
0.0
民生委員・児童委員
2.0
3.3
0.0
相談支援事業所などの民間の相談窓口
その他の行政機関の相談窓口
その他
無回答
70
80
90 100(%)
36.1
100.0
13.0
15.8
10.9
14.6
10.0
14.3
14.3
13.3
28.6
42.9
1.2
2.5
1.7
0.0
1.5
2.5
0.0
0.0
3.4
3.3
0.8
0.0
4.2
0.0
26.7
41.7
39.5
15.3
10.8
10.1
6.3
5.0
5.0
0.0
4.2
3.3
3.4
1.5
通園施設や保育所、幼稚園、学校の先生
60
44.3
29.2
36.1
28.6
32.4
31.7
34.5
28.6
27.7
29.2
28.6
広報紙
病院のケースワーカーや介護保険のケア
マネジャー
50
12.5
10.0
- 88 -
身体・知的(n=646)
精神(n=120)
難病(n=119)
児童(n=7)
8
権利擁護について
(1)差別や嫌な思いをした経験の有無
問
あなたは、障害があることで差別や嫌な思いをする(した)ことがありますか。
(○は1つだけ)
全体では、
「ない」が58.6%、
「少しある」が20.5%、「ある」が11.7%となっている。
調査票種別でみると、
「ない」は難病で76.5%、身体・知的で57.9%、精神で46.7%、児童で28.6%
となっている。
ある
少しある
ない
無回答
n
全
体 (892)
11.7
20.5
58.6
9.2
【調査票種別】
(%)
身体・知的 (646)
11.8
精
神 (120)
19.2
難
病 (119) 3.4
12.6
児
童(
7)
20.4
57.9
26.7
9.9
46.7
7.5
76.5
14.3
7.6
57.1
28.6
(1−1)差別や嫌な思いをしたときの状況
問
差別や嫌な思いをした経験が「ある」
「少しある」と回答された方にお聞きします。
どのような場所で差別や嫌な思いをしましたか。
(○はいくつでも)
全体では、
「外出先」
(49.8%)が最も多く、次いで「学校・仕事場」
(33.1%)、
「余暇を楽しむ
とき」
(19.9%)
、
「仕事を探すとき」
(16.0%)、
「病院などの医療機関」
(15.7%)の順となって
いる。
(n=287)
0
10
20
30
40
49.8
外出先
33.1
学校・仕事場
19.9
余暇を楽しむとき
仕事を探すとき
16.0
病院などの医療機関
15.7
住んでいる地域
13.2
その他
無回答
50(%)
11.8
1.7
- 89 -
調査票種別でみると、身体・知的と難病では、
「外出先」が最も多く、次いで「学校・仕事場」、
「余暇を楽しむとき」の順となっている。精神では、「学校・仕事場」(45.5%)が最も多く、
次いで「外出先」
(36.4%)
、
「余暇を楽しむとき」
(21.8%)の順となっている。児童では、
「学
校・仕事場」
、
「外出先」が多くなっている。
0
10
20
30
40
50
36.4
42.1
40.0
外出先
28.4
学校・仕事場
36.8
余暇を楽しむとき
仕事を探すとき
0.0
病院などの医療機関
0.0
住んでいる地域
0.0
その他
5.3
0.0
1.4
1.8
5.3
0.0
無回答
60
80(%)
70
54.3
45.5
80.0
18.8
21.8
26.3
20.0
15.4
20.0
15.8
15.4
16.4
21.1
12.0
18.2
15.8
12.5
12.7
身体・知的(n=208)
精神(n=55)
難病(n=19)
児童(n=5)
(2)成年後見制度の認知度
問
成年後見制度について知っていますか。(○は1つだけ)
全体では、
「名前も内容も知っている」
が38.6%、
「名前は知っているが内容は知らない」が31.8%、
「名前も内容も知らない」が19.2%となっている。
調査票種別でみると、身体・知的、精神、難病間では、大きな傾向の違いはみられない。
名前も内容も
知っている
名前も内容も
知らない
名前は知っているが
内容は知らない
無回答
n
全
38.6
体 (892)
19.2
31.8
10.4
【調査票種別】
(%)
身体・知的 (646)
38.4
18.6
精
神 (120)
39.2
16.7
難
病 (119)
39.5
児
童(
7)
23.5
28.6
42.9
- 90 -
31.1
11.9
36.7
7.5
31.1
5.9
28.6
(3)千代田区障害者虐待防止センターの認知度
問
千代田区障害者虐待防止センターについて知っていますか。(○は1つだけ)
全体では、
「知っている」が13.9%、
「知らない」が77.1%となっている。
調査票種別でみると、
「知っている」は身体・知的で15.5%、難病で10.1%、精神で9.2%とな
っている。
知っている
知らない
無回答
n
全
体 (892)
13.9
77.1
9.0
【調査票種別】
(%)
身体・知的 (646)
9
15.5
精
神 (120)
9.2
難
病 (119)
10.1
児
童(
7)
75.1
9.4
81.7
9.2
83.2
14.3
6.7
85.7
災害時の避難等について
(1)災害時にひとりで避難できるか
問
あなたは、火事や地震等の災害時に一人で避難できますか。(○は1つだけ)
全体では、
「できる」が37.6%、
「できない」が32.3%、「わからない」が25.3%となっている。
調査票種別でみると、
「できる」は精神で57.5%、難病で55.5%、身体・知的で31.0%となって
いる。
できる
できない
わからない
無回答
n
全
体 (892)
37.6
32.3
25.3
【調査票種別】
4.8
(%)
身体・知的 (646)
精
神 (120)
難
病 (119)
児
童(
31.0
38.2
57.5
55.5
100.0
7)
- 91 -
26.0
4.8
12.5
25.0
5.0
16.0
23.5
5.0
(2)近所に手助けしてくれる人の有無
問
家族が不在の場合や一人暮らしの場合、近所にあなたを助けてくれる人はいますか。
(○は1つだけ)
全体では、
「いる」が22.2%、
「いない」が41.0%、「わからない」が29.9%となっている。
調査票種別でみると、身体・知的、精神、難病間では、大きな傾向の違いはみられない。
いる
いない
わからない
無回答
n
全
22.2
体 (892)
41.0
29.9
6.8
【調査票種別】
(%)
身体・知的 (646)
22.3
精
神 (120)
23.3
難
病 (119)
21.8
児
童(
41.5
29.1
41.7
7.1
30.0
35.3
5.0
35.3
7.6
85.7
7)
14.3
(3)災害時に困ることや不安に思うこと
問
火事や地震等の災害時に困ることや不安に思うことは何ですか。(○はいくつでも)
全体では、
「自宅に留まり、避難生活を続ける上での生活必需品の確保」
(51.6%)が最も多く、
次いで「安全なところまで、迅速に避難することができるか不安」
(51.0%)、
「避難場所の設備
(トイレ等)や生活環境が不安」
(50.2%)、「投薬や治療が受けられない」(50.0%)の順とな
っている。
0
(n=892)
10
20
30
40
50
60(%)
自宅に留まり、避難生活を続ける上での生活必需品の確保
51.6
安全なところまで、迅速に避難することができるか不安
51.0
避難場所の設備(トイレ等)や生活環境が不安
50.2
投薬や治療が受けられない
50.0
21.9
避難所等の慣れない場所で、周囲とコミュニケーションがとれない
19.3
被害状況、避難場所などの情報が入手できない
15.9
救助を求めることができない
10.4
補装具や日常生活用具の入手ができなくなる
9.2
補装具の使用が困難になる
その他
4.6
特にない
4.5
9.5
無回答
- 92 -
調査票種別でみると、身体・知的では、
「安全なところまで、迅速に避難することができるか不
安」
(53.9%)が最も多く、次いで「自宅に留まり、避難生活を続ける上での生活必需品の確保」
(50.3%)
、
「避難場所の設備(トイレ等)や生活環境が不安」
(48.1%)の順となっている。精
神では、「投薬や治療が受けられない」(64.2%)が最も多く、次いで「自宅に留まり、避難生
活を続ける上での生活必需品の確保」
(55.8%)、
「避難場所の設備(トイレ等)や生活環境が不
安」
(47.5%)の順となっている。難病では、
「避難場所の設備(トイレ等)や生活環境が不安」
(62.2%)が最も多く、次いで「投薬や治療が受けられない」
(56.3%)、
「自宅に留まり、避難
生活を続ける上での生活必需品の確保」(53.8%)の順となっている。児童では、「安全なとこ
ろまで、迅速に避難することができるか不安」、「避難場所の設備(トイレ等)や生活環境が不
安」、
「避難所等の慣れない場所で、周囲とコミュニケーションがとれない」が多くなっている。
0
20
40
60
80
100(%)
50.3
55.8
53.8
57.1
53.9
自宅に留まり、避難生活を続ける上での生活必需品の確保
37.5
46.2
安全なところまで、迅速に避難することができるか不安
48.1
47.5
避難場所の設備(トイレ等)や生活環境が不安
46.1
投薬や治療が受けられない
20.4
100.0
62.2
85.7
64.2
56.3
57.1
30.8
避難所等の慣れない場所で、周囲とコミュニケーションがとれない
16.8
被害状況、避難場所などの情報が入手できない
18.9
20.8
18.5
85.7
42.9
17.6
9.2
10.1
救助を求めることができない
3.3
5.0
補装具や日常生活用具の入手ができなくなる
71.4
12.5
28.6
11.0
2.5
5.0
補装具の使用が困難になる
4.3
4.2
6.7
0.0
4.0
5.8
5.9
0.0
11.0
5.8
5.9
0.0
その他
特にない
無回答
- 93 -
28.6
身体・知的(n=646)
精神(n=120)
難病(n=119)
児童(n=7)
(4)ヘルプマークやヘルプカードの認知
問
ヘルプマークやヘルプカードについてご存じですか。(○は1つだけ)
全体では、
「知っている」が14.1%、
「知らない」が77.0%となっている。
調査票種別でみると、
「知っている」は身体・知的で14.9%、精神で14.2%、難病で10.9%とな
っている。
知っている
知らない
無回答
n
全
体 (892)
14.1
77.0
【調査票種別】
8.9
(%)
身体・知的 (646)
14.9
76.0
9.1
精
神 (120)
14.2
75.8
10.0
難
病 (119)
児
童(
10.9
82.4
100.0
7)
- 94 -
6.7
10
福祉施策について
(1)現在利用している施設
問
次のうち、現在利用している施設は、次のどれですか。
(○はいくつでも)
全体では、
「障害者福祉センター『えみふる』」(9.6%)が最も多く、次いで「障害者(児)通
所サービス施設」
(4.0%)
、
「児童・家庭支援センター」
(3.5%)の順となっている。
「利用して
いる施設はない」は54.8%、
「都や他区の施設」は9.1%となっている。
(n=892)
0
10
障害者(児)通所サービス施設
4.0
児童・家庭支援センター
3.5
保育園・幼稚園・児童館
2.8
40
50
60(%)
1.8
都や他区の施設
その他
30
9.6
障害者福祉センター「えみふる」
障害者(児)短期入所施設(一時保護を含む)
20
9.1
7.1
利用している施設はない
54.8
無回答
15.6
- 95 -
調査票種別でみると、身体・知的では、
「障害者福祉センター『えみふる』」
(12.4%)が最も多
くなっている。
「利用している施設はない」は難病で74.8%、精神で65.0%、身体・知的で49.8%
となっている。児童では、
「児童・家庭支援センター」、
「障害者福祉センター『えみふる』」、
「保
育園・幼稚園・児童館」が多くなっている。
0
10
30
40
50
60
70
80(%)
12.4
障害者福祉センター「えみふる」
1.7
0.8
障害者(児)通所サービス施設
4.6
2.5
0.8
児童・家庭支援センター
3.6
3.3
0.0
保育園・幼稚園・児童館
20
42.9
28.6
57.1
2.0
2.5
5.0
42.9
2.3
0.8
障害者(児)短期入所施設(一時保護を含む) 0.0
0.0
9.8
6.7
6.7
都や他区の施設
6.8
その他
4.2
0.0
28.6
11.7
身体・知的(n=646)
精神(n=120)
難病(n=119)
児童(n=7)
49.8
利用している施設はない
0.0
無回答
0.0
- 96 -
10.0
10.1
17.8
65.0
74.8
(2)将来利用したいと思う施設
問
将来、利用したいと思う施設は、次のうちどれですか。
(○は最も利用したいと思う施設を2つまで。現在利用している施設でも可。なお、現在区
にはない施設等もあります。
)
全体では、
「障害者福祉センター『えみふる』」
(19.6%)が最も多く、次いで「グループホーム
などの居住型施設」
(11.5%)
、
「就労支援施設」
(6.8%)、
「ジョブ・サポート・プラザ ちよだ」
(5.9%)、
「障害者(児)短期入所施設」
(4.6%)の順となっている。
(n=892)
0
10
20
19.6
障害者福祉センター「えみふる」
11.5
グループホームなどの居住型施設
6.8
就労支援施設
ジョブ・サポート・プラザちよだ
(※)
障害者(児)短期入所施設
5.9
4.6
障害者(児)通所サービス施設
(重度デイサービス含む)
3.9
障害者(児)入所施設
3.9
その他
30
5.0
利用したい施設はない
30.3
無回答
25.2
(※)
「ジョブ・サポート・プラザ ちよだ」は、身体・知的調査のみ選択肢に加えた。
この選択肢の比率は、n=646で計算している。
- 97 -
40(%)
調査票種別でみると、身体・知的では、
「障害者福祉センター『えみふる』」
(23.2%)が最も多
く、次いで「グループホームなどの居住型施設」
(12.7%)が多くなっている。精神では、
「就
労支援施設」
(24.2%)が最も多く、次いで「障害者福祉センター『えみふる』」
(12.5%)、
「グ
ループホームなどの居住型施設」
(10.8%)
が多くなっている。難病では、
「就労支援施設」
(10.1%)
が最も多く、次いで「障害者福祉センター『えみふる』」
(8.4%)が多くなっている。児童では、
「就労支援施設」
、
「障害者(児)通所サービス施設(重度デイサービス含む)」が多くなってい
る。
0
10
障害者福祉センター「えみふる」
8.4
0.0
グループホームなどの居住型施設
20
5.9
障害者(児)短期入所施設
ジョブ・サポート・プラザちよだ
(※)身体・知的調査のみ選択肢に
加えた。
障害者(児)通所サービス施設
(重度デイサービス含む)
障害者(児)入所施設
その他
50
60(%)
12.7
10.8
14.3
24.2
10.1
5.0
1.7
5.0
(※)
(※)
(※)
40
23.2
12.5
2.6
就労支援施設
30
42.9
14.3
5.9
4.0
1.7
4.2
28.6
4.3
2.5
3.4
0.0
5.7
4.2
2.5
0.0
身体・知的(n=646)
精神(n=120)
難病(n=119)
児童(n=7)
25.5
利用したい施設はない
37.5
50.4
0.0
19.2
20.2
無回答
- 98 -
27.1
42.9
(3)特に力を入れてほしい施策
問
千代田区の独自施策等を検討する参考にさせていただくため、次のうち特に力を入れて
ほしい施策をお答えください。
(○は5つまで)
全体では、
「居宅介護(ホームヘルプ)の充実」
(25.6%)が最も多く、次いで「バリアフリー
の推進」
(23.5%)
、
「一般住宅(公営住宅等)の確保」
(22.2%)、
「短期入所(ショートステイ)
の充実」(18.7%)
、
「訪問指導、訪問看護の充実」(17.8%)の順となっている。
0
(n=892)
10
20
30(%)
25.6
居宅介護(ホームヘルプ)の充実
23.5
バリアフリーの推進
22.2
一般住宅(公営住宅等)の確保
18.7
短期入所(ショートステイ)の充実
訪問指導、訪問看護の充実
17.8
情報提供・相談体制の充実
17.6
福祉用具(補装具・日常生活用具)や住宅改造の補助
17.3
15.5
機能回復訓練の充実
14.3
居住型サービス(グループホーム等)の整備
相談支援の充実
13.3
移動支援の充実
13.1
障害の早期発見、早期療育事業の充実
12.0
生活介護など日常生活訓練事業の充実
11.8
10.0
一般企業への就労促進
生涯学習の場の充実
9.4
スポーツ・レクリエーションの充実
9.3
就労支援施設の充実
9.0
入所更生・療護施設の充実
7.7
障害者理解の啓発や交流の促進
7.7
障害児教育の充実
7.4
コミュニケーション支援や情報保障の充実
6.5
職業訓練の充実
6.3
5.6
障害児保育の充実
成年後見、障害者虐待防止などの権利擁護
5.0
放課後や長期休業期間中における障害児見守り事業の充実
4.9
ボランティア活動の推進
4.5
6.5
その他
10.3
無回答
- 99 -
調査票種別でみると、身体・知的では、「居宅介護(ホームヘルプ)の充実」(27.4%)が最も
多く、次いで「バリアフリーの推進」
(25.2%)
、
「短期入所(ショートステイ)の充実」
(20.3%)
の順となっている。精神では、
「一般住宅(公営住宅等)の確保」
(30.8%)が最も多く、次い
で「一般企業への就労推進」
(25.8%)、「情報提供・相談体制の充実」(21.7%)の順となって
いる。難病では、
「バリアフリーの推進」と「一般住宅(公営住宅等)の確保」
(ともに26.9%)
が最も多く、次いで「居宅介護(ホームヘルプ)の充実」と「情報提供・相談体制の充実」
(と
もに25.2%)の順となっている。児童では、
「障害児教育の充実」
、
「一般住宅(公営住宅等)の
確保」が多くなっている。
0
10
20
30
17.5
居宅介護(ホームヘルプ)の充実
0.0
11.7
訪問指導、訪問看護の充実
5.0
18.5
18.7
20.2
15.1
14.3
16.1
6.7
21.8
0.0
居住型サービス(グループホーム等)の整備
0.0
57.1
15.5
21.7
25.2
14.3
20.0
情報提供・相談体制の充実
機能回復訓練の充実
30.8
26.9
20.3
0.0
福祉用具(補装具・日常生活用具)や住宅改造の補助
80(%)
26.9
19.3
11.7
70
25.2
一般住宅(公営住宅等)の確保
0.0
60
27.4
0.0
短期入所(ショートステイ)の充実
50
25.2
12.5
バリアフリーの推進
40
15.9
14.2
6.7
11.6
20.8
16.0
相談支援の充実
0.0
移動支援の充実
0.0
14.4
9.2
10.9
10.2
18.3
14.3
障害の早期発見、早期療育事業の充実
12.2
9.2
10.9
生活介護など日常生活訓練事業の充実
7.0
一般企業への就労促進
9.2
生涯学習の場の充実
0.0
9.4
10.8
8.4
28.6
28.6
25.8
28.6
身体・知的(n=646)
精神(n=120)
難病(n=119)
児童(n=7)
(注)グラフは次ページに続く
- 100 -
0
10
20
30
8.7
11.7
8.4
スポーツ・レクリエーションの充実
6.8
就労支援施設の充実
8.4
40
50
60
70
80(%)
42.9
20.0
28.6
8.7
3.3
7.6
入所更生・療護施設の充実
0.0
7.9
11.7
3.4
0.0
8.0
6.7
0.8
障害者理解の啓発や交流の促進
障害児教育の充実
6.2
9.2
4.2
コミュニケーション支援や情報保障の充実
71.4
28.6
4.5
12.5
8.4
職業訓練の充実
障害児保育の充実
0.8
5.6
5.0
成年後見、障害者虐待防止などの権利擁護
2.5
0.0
5.1
5.8
放課後や長期休業期間中における障害児見守り事業の充実 1.7
4.8
2.5
5.0
0.0
7.0
6.7
4.2
0.0
11.6
7.5
6.7
0.0
ボランティア活動の推進
その他
無回答
- 101 -
28.6
6.0
5.8
42.9
28.6
身体・知的(n=646)
精神(n=120)
難病(n=119)
児童(n=7)
千代田区障害福祉計画(第4期)
平成27年3月
発
行:千代田区
編
集:千代田区保健福祉部生活福祉課
〒102−8688 千代田区九段南1−2−1
電話03−3264−2111(代)
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