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社会福祉法人 三和会
平成26年度事業報告について 社会福祉法人 三和会 平成 26 年度 目 事業報告書 次 ・法人 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 ・エルシーヌ藤ヶ丘 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 ・藤和荘 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 ・グループホーム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 ・木工工芸館 工房ふじ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 ・セルプあけぼの ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 ・セルプわたらせ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 ・セルプおおむろ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27 ・おれっちあいおい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32 ・ゆうあいネット相談支援事業所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35 ・障がい者就業・生活支援センター さんわ ・・・・・・・・・・・・・・37 ・特別養護老人ホーム 山笑 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40 デイサービスセンター 山笑 ・三和会居宅介護支援事業所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44 ヘルパーゆうあいセンター -2- 社会福祉法人 総 三 和 会 括 職員採用について アベノミクス効果というべきか、今年度は比較的雇用が安定していた為、福祉業界は慢性的な 人材不足であった。さいわい三和会では職員採用試験を行うと相当数の応募があったが、次年度 「ふじみ野」の開所を控えて新規採用者および定年退職者の補充等と、なお多数の採用が必要で あった。そこで年度当初より常時採用体制とるなどして、結果、完全とまではいかないものの新年 度を迎えるための人員を確保できた。無論全て新卒者というわけにもいかず、変化にとんだ年齢 構成となった。このような厳しい職員採用が続くようであれば、利用者への施設サービス提供や、 最近とみに問題となっている利用者への虐待や差別などの正しい理解と支援の実践に支障がある のではと危惧されるところである。 新任の職員が増え、現場の不安が無いわけではなかったが、幸いおおむね良好な評価であり今 後大きな見込み違いがなければと願っている。当会では従来より新人職員の教育プログラムに力 を注いできた。特に今年度のような多様な職員を採用した場合は、長年培ってきた教育システム を如何なく発揮し、新人教育の効果を上げなければならない。実践と教育を通して、一人前の職員 に仕上げることこそ、充実した施設サービスの提供に繋がると考える。今年度、多彩な職員採用を 行ったことは、職員の教育システムの一層の充実を図る良い機会にもなったのではないかと評価 する。 事業活動について 事業活動を行っていくうえで、改革のための節目というものある。当会にとって今年度は記念 となる年となった。藤和荘を中心としたエリアの動きである。 まず、藤和荘の 30 名の自立訓練(宿泊型)事業所から 15 名のグループホームへの転換である。 建物改修事業に関しては、関係する事業の遅れから 27 年度 5 月末までの継続事業となった。同時 に、藤和荘を退所する利用者のためのグループホーム「ほくと」も次年度 7 月の完成をめどに着 工した。一方、今年度の大きな事業として、多機能型事業所(就労継続事業B型・生活介護事業) 「ふじみ野」の建設がある。次年度はここに本部機能の移転も計画されている。これは、現在の三 和会は事業活動のメインが旧桐生市を中心とした地域にあり、現状の拠点では多くの非効率があ ること。同時に、今後の障害者福祉はますます「町で暮らす」を主軸にした事業展開が求められて いる為、やはり法人機能も障害者が生活する地域に活動の拠点を置くことの必要性が高まったた めである。地域でくらす障害者にとって安心安全が担保され、豊かな生活が実感できる環境の提 供がよりスムーズにおこなえる体制強化につながる事が期待される。 -3- ふじみ野の施設整備について 一方、障害者福祉サービス事業所としての「ふじみ野」については、配食業務と入浴業務を行う 予定である。やはり町で暮らす障害者を支える体制強化を目的とする。地域生活者の食事、入浴な ど生活面の介助については、世話人やヘルパー、また在宅においては家族が行っているが、近年、 様々な事情で十分な対応が期待できないケースがみられ、そこを組織で補っていくシステムが必 要となってきた。しかし個人の支援には限界があり、組織で支える体制が整えば、組織が存続する 限り安定したサービスが受けられる。町で暮らす障害者を支えるには、ソフト・ハード両面で支え る環境整備が重要であるとの思いから、今年度、国と県の補助金を受けふじみ野施設整備を行っ た。 当該年度重点事業 1・施設サービスの向上 2・地域生活の充実と就労支援の強化 3・人権侵害への認識を深め、かつ職場からの一掃 4・安全に対する配慮・環境の整備 1・施設サービスの向上 ① 障害者自立支援法から新たに始まったサービス管理責任者制度も6年を経た。各種事業での サービス提供における責任の所在が明確になり、今日では、なくてはならない役割を果たして いる。また、初期の頃に比べて、サービス管理責任者の予備的な人員の確保にも余裕がでてき た。その為、管理者の適正な配置が行われ、各種事業と管理者の選択なども可能になってきた。 今年度は、法人内における各種事業のサービス管理者同士の意思の疎通に著しく改善がみられ、 法人の多様な機能が有意義に提供できるようになってきた。また本音で付き合える三和会とし て、その利便性を改めて利用者や家族に浸透させながら、利用の促進を図っていきたい。 その為、各事業所のサービス管理責任者による毎月一回の調整会議や、桐生広域圏支援セン ター内での支援業務の調整を行うための会議を開催した。 ② その他の継続事業。 (1) 従業員の年間目標の設定と、その成果の検証 (2) 従業員のスキルアップのための研修とその強化 (3) 就労支援事業における工賃の増額への取り組み 2・地域生活の充実と就労支援体制の強化 藤和荘職員室を改築し、桐生広域支援センターと事務所を統合した。ともに地域生活を ささえる前線基地である自立支援事業所と相談支援事業所であり、一層の地域支援体制の 強化が可能となった。当初は連携不足も見られたが、今日では徐々に成果があらわれて良 好な状態となっている。この関係がより一層発展し、互いに十分な意思疎通を図りながら、 今後とも地域支援の理想郷を目指していきたい。 -4- 3・人権侵害への認識を深め、かつ職場からの一掃 障害者差別解消法や障害者虐待防止法など、相次いで障害者の人権擁護のための法整備が なされた。これまで障害者の人権が軽んじられてきた歴史があり、施設においても組織をあ げて取り組んできたところである。しかし、今日でも十分な成果が表れたとはいえず、毎日 の様に虐待事件等がマスコミをにぎわしている。誠に残念だ。三和会としても、設立の理念 が「障害者の人権を守る」ところから始まっているため、職場からの人権侵害事件について は絶対に発生させないを合言葉に頑張っている。実際、人権についての思想が確立してない 人は、ともすると差別的な行為を無神経に行うなどが日常的に見られるため、常にチェック する体制を整えることが重要となっている。そのような認識から、当会としては以下の事業 に取り組んできた。 (1) 各施設における倫理目標の設定とその実践 (2) 豊かな人としてのスキルアップを目指しての研修 (3) 障害者虐待防止法の理解と実践 (4) 職員間のチェック機能の強化 4・安全に対する配慮・環境の整備 ① セルプおおむろのグランドの舗装工事を計画していたが、グランド整備を行った時が地盤が 固定される時期だったため、結果的に未舗装になっている。来年度に持ち越した懸案である。 ② エルシーヌ藤ヶ丘で災害時における食料の備蓄を行った。当会の事業は広範囲に拡散している ために、災害の発生に遭遇する確立や、それに伴う支援活動や安否の確認、利用者の安全など 課題も多く、今年度、食料の備蓄などを通して三和会の災害時支援の在り方を検討した。今後 具体化していきたい。 5・施設の事業報告 各事業所報告のとおり 6・施設の行事及び職員研修 各事業所報告のとおり -5- エルシーヌ藤ヶ丘 1、はじめに エルシーヌ藤ヶ丘は、開所して以来 35 年が経過し、利用される方の高齢化の問題が深刻になっ てきました。一方で、自閉症や適応障害等で対応が困難とされるケースも増加傾向にあります。ど ちらのケースも、まずは「利用される方の立場になって考え、その方らしく生活できるように」と いう基本的な考えのもと、生活環境の整備、支援の組み立てを意識して対応して参りました。 近年では、法人内の通所系サービス、グループホーム等を利用されている方についても、入所施 設への関心が高まりつつあります。これは、ご本人の高齢化や障害の重度化という問題だけでな く、ご家族や本人を取り巻く環境の変化に伴うものと考えています。将来のために入所施設を経 験しておきたい、見ておきたいというニーズも多く、短期入所や日中一時支援等の利用を通して、 それらのニーズにお応えすることができました。今後も多種多様なサービスを展開する法人の経 営理念に基づき、入所施設の役割や在り方について考え、生涯を通して安心して三和会を利用し ていただけるよう、意識して取り組んで参ります。 また、介護や医療的ケアの必要性が高い利用者さんの受け入れや対応について、いわゆる「終末 期の生活を支える」という点で、戸惑い、悩み、考え、一年を通して大きなテーマとなりました。 できる限り慣れ親しんだ場所で、仲間のいる三和会で生活を送りたいという思いにどれだけ応え られるか、職員の知識や技術の向上を目指すことはもちろんですが、職員皆が同じ思いで取り組 み、チームとして如何に支援を展開できるかで結果は大きく左右することを実感した年でもあり ます。今後も、利用される皆さんのライフステージに合わせ、安心安全な支援を提供していきま す。またその方が生きがいをもって生活し、ご家族の皆さんにも安心していただけるような施設 を目指して参ります。 2、利用者の動向 4月 5月 6月 7月 8月 9月 施設入所支援 79 79 80 80 80 80 80 80 80 生活介護 80 80 81 81 81 81 81 81 短期利用者数 3 4 3 3 4 2 3 3 退所者数 1 1 入院延べ日数 2月 3月 80 79 79 956人 81 81 80 80 968人 3 2 2 3 1 合計 3人 2 新規入所者数 入院者数 10月 11月 12月 1月 2人 2 1 1 1 1 1 45 6 9 13 1 16 3、日中活動、作業支援について ○生活科活動グループ -6- 90日 <ステップ> 牛乳パックのリサイクル和紙の制作を中心に活動を実施しました。新たな取り組みとしては、切 り開いた牛乳パックやペットボトルのラベルを剥がし、リサイクル業者に納品する作業を加え ました。参加利用者の健康・機能維持を目的に、屋外歩行を積極的に取り入れ活動を行いました。 <ホップ> 新聞千切り、ジグソーパズル、パソコンパズル、竿ストッパー、折り紙など、個々に合った課題 を提供しました。グループ全体の活動としては、空き缶の分別作業や紙薪製作、健康維持や気分 転換を目的とした屋外への散歩を実施しました。また、個々の好みや特性を活かした作品製作 にも取り組み、あすなろ祭にも出品しました。 <ひまわり> 楽しく身体を動かしながら健康・機能維持を図ることを目的とし、個々の特徴や特性を活かし た課題を提供しました。重度の障害を持つ方が多い中、個々の目標や課題の拡充を目指し、職員 が様々な工夫を凝らし活動を行いました。 <なごみ> MAX 作業(ホチキス針の箱詰め作業)を実施。グループのメンバーは高齢者が多いですが、皆 大変意欲的に取り組めている状況です。加齢による機能低下が見られている方もいる為、職員 が個人の状態にあった治具を作成して、作業しやすい状態や環境を整えながら実施しています。 数百円ではありますが、毎月作業還元金として工賃を支給しています。 <よろこび> ぬりえや書道、作品製作、竿ストッパー作業など、個々人に合った好みの活動課題を提供しまし た。また身体機能の低下防止の為、歩行器使用者の寮内歩行やリハビリ運動なども活動中に取 り入れ実施しています。 ○作業科グループ <フジカンパニー> あざ美会、KRI、永代産業より作業を請け負っています。上半期は竿ストッパー関連の組み立て・ 梱包、ハンガーのシール剥がし・解体、キャスターの組み立て・梱包などの作業種を提供しまし た。7月に KRI の倒産や永代産業の製品切替に伴う製造中止を受け、10 月より 新たに「株式 会社エコアール」より車両部品の解体・分別作業を請け負い作業提供を行いました。何れも個人 の能力や課題目標に応じ提供し、個人差はありますが毎月作業還元金として 1,000 円から 2,000 円の工賃を支給する事が出来ました。 <箸工房> 県産の間伐材(杉材)を使用し割り箸製造を行なっています。間伐材に関しては県内の森林組合 や林業関係者に協力を要請し確保に努めました。受注先に関しては、群馬県庁生協食堂、群馬大 学生協食堂、茨城大学生協食堂、飲食店(数店舗)等、コンスタントに注文は受けられています。 また、4 月より茨城にあるホテルレイクビューが受注先に加わり取引が開始となっていますが、 先方の都合により残念ながら年度末で取引は終了となっています。 ブルーベリーの栽培については、6 月から 8 月にかけ農園を開園し収穫作業を行いました。材木 の集材作業、材木の加工作業、部材の選別作業、製品の選別・梱包作業、農地整備作業等を個人 -7- の能力や課題目標に応じ提供し、個人差はありますが箸工房として毎月 3,000 円から 5,000 円 の工賃を支給することが出来ました。 ▼平成 26 年度売上実績 1,293,580 円 割り箸 514,100 円 ブルーベリー 4、各種活動状況報告 ○倫理委員会の取り組みについて 倫理委員会は、副施設長と各寮の代表者(月交代)で構成されます。会議は月に一度開催され、 月次目標の対する振り返りと翌月の目標設定を行います。委員会前には、達成できたこと、 課題に残ることなど、事例を含めて全職員が意見を出し合います。そうした中で決定され る毎月の目標については、毎朝の打ち合わせ時に全職員で唱和し高い意識の中で取り組む ことができ、大きな成果が得られました。 平成 26 年度年間倫理目標 『 相互チェックでより良い支援 ~きづこう、つたえよう、たしかめあおう~ 』 月次目標 4 月 報告・連絡・相談を徹底しよう 5月 伝えて聞いて、情報を共有しよう 6月 適切な方法で、情報を広めよう 7月 情報を理解して、正確に伝えよう 8月 一人ひとりに、目を向けよう 9月 環境を見直し、安心・安全な生活を守ろう 10 月 柔軟な支援で、安心・安全な生活を守ろう 11 月 それぞれの特性を再確認し、快適な生活を提供しよう 12 月 利用者と一緒に、快適な生活を作っていこう 1月 先入観や思い込みをなくし、より快適な生活を作っていこう 2月 新たな一面により気付けるよう、先入観や思い込みをなくしていこう 3月 新たなに気付けたことを振り返り、より良い支援に繋げよう ○その他の活動 虐待防止研修会、感染症対策勉強会、事故防止研修会、記録についての勉強会 自閉症の方の支援勉強会、障害者の終末期の生活・支援について勉強会 食中毒予防・対策セミナー 等の実施 5、ヒヤリハット報告 月 4月 ヒヤリハット件数 事故件数 合 計 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 5 7 14 7 4 9 8 5 2 1 5 7 74 8 7 8 10 11 17 12 13 10 14 22 11 143 13 14 22 17 15 26 20 18 12 15 27 18 217 ○平成 26 年度より、ヒヤリハットと事故の区分を変更、明確化を図ったことで、事故と判断され -8- るケースが増えたため、25 年度よりも件数が大幅に増加。 ○ヒヤリハット報告、事故報告共に「転倒」「利用者さんの暴力」に関する件数が目立つ。 事故については、発生状況を月ごと、リスク形態ごと、時間帯ごとにデータ分析し、危機管理委 員会のメンバーを中心に、再発防止に向けた取り組みへと今後さらに繋げていく。 6、健康管理 「健康の保持・増進」 「疾病の予防」 「疾病の早期発見・早期治療」を看護目標とし、他職種職員 と連携して健康管理に努めました。今年度は年間を通して風邪・肺炎の罹患者が少なく、通院数 も例年より減少しました。もともと呼吸器疾患を持つ利用者が肺炎を起こして重症化するケー スがありましたが、これは予防しきれない状態であり、施設としてできる限りの対応を行いま した。また今年度はインフルエンザ・感染性胃腸炎等のウィルス性疾患は1名の罹患者のみに 留まり、施設内の流行には至らなかったという状況です。これは前年度の教訓から、マニュアル に準じて感染防止の為の温湿度管理の徹底や消毒を行った効果と考えています。 <H26 年度健康管理統計> ①事故・けが・病気等 その内容 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 11 12 月 月 月 1月 2月 3月 事故 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 けが 2 0 1 0 3 0 0 0 1 0 0 0 病気 8 5 0 3 0 5 9 5 5 1 4 3 病気の内容 4月 湿疹 腹腔内腫瘍 5月 喘息発作 鼻出血 6月 7月 中耳炎 貧血 11 月 慢性中耳炎 しもやけ 12 月 インフルエンザ 1月 8月 9月 10 月 湿疹 腸内ガスの溜まり 2月 あかぎれ アレルギー性鼻炎 3月 肺炎 ②通院者月別総数 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 11 12 月 月 月 1月 2月 3月 岸病院(25) 16 10 4 13 11 12 15 9 7 11 13 12 三枚橋病院(19) 14 5 10 8 4 6 7 2 11 2 8 8 厩橋病院(1) 1 1 1 0 1 1 1 0 1 1 1 0 赤城病院(2) 0 2 0 2 1 2 0 2 0 2 0 2 24 26 41 32 34 30 37 29 37 32 35 40 下山内科医院(47) 定期 -9- 5 5 2 1 0 6 8 5 7 5 5 7 臨時 水沼診療所(0) 2 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 0 のぞみの園診療所(1) 1 0 0 1 0 0 1 0 0 1 0 0 13 4 10 21 14 19 15 12 13 4 5 5 歯科衛生総合センター 8 6 8 13 9 12 10 7 4 11 8 3 桐生歯科医院 0 0 0 1 3 2 5 1 0 0 0 3 その他 *病院名の横の数字は、定期に処方を受けている人数 7、食事に関して 健康的で美味しく、また楽しい食事となるよう、以下の 4 点を食事提供目標として掲げ取り 組みました。 ・食中毒を防ぎ、安全な食事を提供する。 給食センター(厨房責任者、栄養士)と定期的に打ち合わせを行ない、食事の安全性、衛生 面に関して共通の認識を持つことができるように心掛けました。 自然災害などの非常時に備え、非常食について検討・購入を行い、併せて使用マニュアルの 作成や職員への周知を行うなど、非常時対応の基盤を整えることができました。 ・健康の維持増進につながる食事を提供する。 カルシウムや鉄分の摂取量、また減塩について検討し、食事状況の改善に努めました。 ・美味しく楽しめる食事を提供する。 利用者様の嗜好調査と共に職員への食事アンケートを実施し、人気メニューを 献立に組み込んだり、職員から受けた提案について給食センターと考え、改善に向けて取り 組むことができました。 ・個人のニーズに応じた食事の提供を行う。 看護師、支援員と情報交換を行い、要望に沿う形を共に考え提供しました。 8、会議等開催の状況 ○エルシーヌ藤ヶ丘 支援会議 1 回/月 支援課役職者、リーダー、各部所代表者 ケース会議 1 回/月 支援課全職員 各寮、各科会議 1回/月 支援課各部所職員 倫理委員会 1 回/月 副施設長、各寮代表者 給食会議 1 回/月 管理栄養士、栄養士、支援課職員、委託側責任者 主任会議 不定期(平成 26 年度は 3 回実施)役職者 ○法人全体 調整会議 1 回/月 サービス管理責任者 サービス管理責任者会議 3 回/年 サービス管理責任者 経営会議 1 回/月 施設長、副施設長 - 10 - 9、職員の状況 <異動> 橋本博 4 月 1 日特別養護老人ホーム山笑へ異動 根岸大海 6 月 1 日デイサービスセンター山笑より異動 藤生英樹 4 月 1 日藤和荘より異動 <採用> 岩崎望 松島美由紀 川田研二 以上 4 月 1 日付 新井ミチ子 5 月 7 日 大澤恵子 5 月 12 日 小林静枝 8月1日 金子竜己 10 月 1 日 松島孝浩 2月1日 松本学 <育休明け復帰> <退職> 川田研二 大塚雅 3月1日 峯岸果林 9 月 1 日より 5 月 30 日 村岡諭 茂木瞳 小島清恵 3 月 31 日 10、職員の研修等の状況 4月 2、3 日三和会新人研修(岩崎望、松島美由紀、川田研二) 16 日給食部会(青木みどり、小池暁子) 30 日福祉協会初任者研修(岩崎望、松島美由紀) 5月 20 日障害者支援施設部会(本橋詠子) 27 日サポート協会総会(田村梓) 6月 12、13 日全国施設長等会議(本橋詠子) 17 日成人生活部会(村岡諭) 19 日保健部会(滝口和代) 25、26 日福祉施設等指導的職員研修(今泉祥子) 7月 10、11 日関東地区研究大会(一関君恵、五十嵐佑子) 28 日人権倫理委員会研修(堀口真彩) 29 日福祉職員中堅職員研修(折原千絵) 31 日作業支援部会(櫻井豊彦) 9、23 日三和会新人研修(岩崎望、松島美由紀、大澤恵子) 8月 7 日福祉協会夏季特別研修会(滝口和代) 9月 3 日保連協宿泊研修会(本橋詠子) 4 日福祉人材定着支援セミナー(本橋詠子、一関君恵) 5 日給食関係者講習会(青木みどり、小池暁子) 18 日成人生活部会(湯澤麻衣) 10 月 2 日保健部会(滝口和代) 21、22 日全施連全国大会(本橋詠子) 30 日作業部会(関口英男) 11 月 14 日サービス管理責任者養成研修(根岸大海、今泉祥子、田中尚江) 24 日三和会家族会研修会(本橋詠子、一関君恵、和田祐史) 12 月 2 日成人生活部会(久保田悠介) 1月 19 日会計事務研修(和田祐史) - 11 - 23 日苦情解決セミナー(根岸大海) 30 日保健部会(滝口和代) 2月 2 日虐待防止セミナー(田中尚江) 12 日手をつなぐ育成会保護者研修会(本橋詠子) 12 日三和会新人研修(岩崎望、松島美由紀、金子竜己) 18 日三和会公開セミナー/発達障害について 3月 3 日作業支援部会(瀬戸祐介) 5 日成人生活部会(長谷川智弘) 6 日事務部会(田村梓) 11、 その他 ・ 男子寮居室畳替え ・ 箸工房検品室設置 藤 和 荘 1、はじめに 昭和 62 年に定員 30 名の通勤寮としてスタートし、制度の変更にて平成 24 年から宿泊型自立訓 練事業所として支援してきた藤和荘は平成26年3月末日にて宿泊型自立訓練事業を終了し、平成 27 年 4 月1日よりグループホームに変わりました。通勤寮当初より現在まで藤和荘を利用した方は 累計 160 名を数え、多くの方の地域移行を推進してきました。今後はグループホームの拠点として 利用者の地域移行を更に推進、見守りをしていきます。 平成26年度は新里町に「ホームすばる」を新設し5名の方が藤和荘より移動しました。また、年 度末までにアパート移行者3名、三和会のグループホームの定員増をして4名がホーム移行し「藤 和荘」も個室化したグループホームに変わりました。 2、利用者の動向 4 利用者数 24 5 24 4 短期利用者 6 7 24 24 2 8 25 9 25 10 25 11 12 24 5 新規契約者 1 1 退所者 7 1 1 1 2 計 24 25 24 24 292 2 2 1 1 17 1 1 3 4 1 10 0 入院者数 - 12 - 0 入院延べ日数 11 就職者(一 11 11 11 11 12 12 13 13 13 11 11 140 般) 施設(就労) 7 7 7 8 9 8 8 7 7 8 8 8 92 施設(生活介護) 5 5 5 4 4 4 4 3 3 3 3 3 46 老人デイサービス 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 12 1 1 2 失業者 3、各種活動状況報告 (1)実施行事 5月 18 日 藤和荘バーベキュー 25 日 缶クリーン作戦 8月 23 日 三和会納涼祭 9月 9 日 福祉パレード(桐生・みどり市式典参加) 10 月 25 日 三和会運動会 11 月 8~9 日 スピーチフォーラム(伊香保) 30 日 避難訓練 12 月 21 日 忘年会 1月 17 日 三和会新年会、 25 日 宿泊型自立訓練事業所合同新年会(太田) 2月 8 日 ボウリング大会 3月 8 日 避難訓練 (2)倫理委員会 4・5・6 月 倫理目標 「さん呼びを徹底する」 7・8月 「今求められていることは何?今できることは何? 今しなければならないことは何?」 9・10 月 「自分の行動を見つめ直そう」 11・12 月 「利用者さんが、主役です」 1・2・3月 「利用者さんの言葉に耳を傾けましょう」 4、ヒヤリ・ハット報告(年間総件数及び月別件数) 4 ヒヤリハット数 5 2 事故数 6 0 1 1 1 7 8 2 10 9 1 3 2 11 12 1 5 1 2 0 3 0 計 2 19 2 5、会議等開催の状況 ・支援会議 毎月1回 ・個別支援計画検討会議 3ヶ月に1度 ・三和会調整会議 毎月 1 回 ・ホーム調整会議 毎月1回 ・サービス管理責任者会議 年3回 - 13 - 6、職員の状況 ・ 退職 山口直子職員、H27.2月末(定年) ・ 職員の研修状況 研修名 日程 内容 参加者 相談支援専門員研修 4/23~5/29 相談支援講義、演習 長田健一 全国施設長会議 6/12~13 行政説明、フォーラム、分科会 長田健一 育成会県大会 7/12 大会式典、講演、アトラクション 桑原加奈子 スピーチフォーラム 11/8~9 利用者集会、分科会 長田、山口 定着支援委員会研修 11/17 栃木県刑務所等見学 桑原加奈子 権利擁護セミナー 11/28 触法者への支援 本橋幸義 危機管理研修 12/9 群馬の防災(講演) 本橋幸義 三和会公開セミナー 2/18 発達障害研修(講演) 長田、本橋 (5日間) 7、その他苦情やトラブル等 5月、利用者さん同士の喧嘩にて相手が蹴られ肋骨骨折の事故あり。 8、実施事業 ・藤和荘事務所の拡張工事(桐生広域圏総合支援センターも同じ事務所となる) ・藤和荘のホーム化に伴う藤和荘改修工事 三和会グループホーム(共同生活援助) 1、 はじめに 三和会グループホーム(桜グループ事業所・椿グループ事業所・ホームたかはら)は、今年度、新 たに「ホームすばる」を桐生市新里町新川に開設し、合わせて13ホーム、合計定員65名から成っ ています。 平成26年度の事業は、新たに開設したホームすばるへ藤和荘の利用者が5名移行しました。ま - 14 - た、今年度は藤和荘のグループホーム化を実現するために具体的な移行計画を作成、実施し、平成2 7年4月1日にグループホームに移行しました。 平成26年2月の大雪により、5つのホームにて、テラス、ベランダ、雨どい納屋等の破損があ り、今年度事業として各改修を実施しました。 2、 利用者の動向 ・ 新規利用者…2名 ・退所者…2名 ・ ホーム実習者…2名 ・ 利用者数65名 ・ 入院者数…7名(抗がん剤治療、ヘルニア、十二指腸炎、大腸がん、肺炎、てんかん、精神科) 現在、皆退院。 3、 各種活動状況報告 ・ 倫理目標・ヒヤリハットは藤和荘に準ずる。 ・ 三和会・ホーム友の会他の行事 5月・・・缶クリーン(各ホーム別)、ホームハイキング 7月・・・ホームボウリング大会 8月・・・三和会納涼祭 9月・・・ホーム旅行(桜グループ) 10月・・・三和会運動会 ホーム旅行(椿グループ) 1月・・・三和会新年会 4、 会議等開催の状況 ・ ホーム会議・・・毎月第1木曜日AM ・ ホーム調整会議・・・毎月第1木曜日PM ・ ホーム友の会会議・・・4月・9月 ・ 個別支援検討会議・・・3月・9月(他必要に応じて) 5、 職員の状況 ≪入職≫ ・ 杉菜原ホーム、松野勝代世話人 H26.4月より ≪退職≫ ・桜グループサービス管理責任者、桑原喜美子次長H27.3月末日(定年) ・椿グループサービス管理責任者、伊原美律子職員H27.3月末日(定年) 6、 職員の研修状況 ・6月11日・・・地域支援部会ホーム分科会(サビ管・世話人) ・2月18日・・・地域支援部会ホーム分科会(サビ管・世話人) - 15 - 7、 その他苦情やトラブル なし 8、 実施した事業 ・ ホームすばる 新里町新川に開所 ・ 26年2月の大雪の被害にて各ホームの改修 ホーム北原(納屋撤去)、桜の家(テラス3箇所)、ホーム市之関(テラス)、欅の家(ベラ ンダ)、たかはら(雨樋) 木工工芸館工房ふじ 1 はじめに 就労継続支援B型事業所として4年目を迎えましたが、命題である工賃向上、職場実習・就労によ る地域移行等引き続き対応して参りました。又、施設設備の老朽化が目立ってきておりますので、点 検チェックの強化を図り、利用者の皆さんが安心して通所できるようサービス向上に向けて取り組 みました。 調達推進法関係では、福祉ショップ(桐生市役所、同新里支所、JAグリーン笠懸店、桐生保健福 祉事務所)の販売がスタートし、積極的に販売会に出店しました。 2 利用者の動向(定員40名 契約者45名(男子30名 女子15名)) 月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 合計 開所日数 22 21 22 23 19 22 23 21 21 21 20 22 257 延べ利用者数 941 883 930 960 799 945 939 885 884 881 872 934 10,853 契約者 45 45 45 45 45 45 45 45 45 45 45 45 540 日中一時 2 0 0 1 3 0 0 0 0 0 0 0 6 3 入所者数 0 退所者数 0 就労支援事業について (1) 各班作業内容 【デイワークふたば班】10名 - 16 - エコー、(株)ホリーからの部材組み立て作業を主作業とし活動。支援を通して、個々の能力 開発や生活力のスキルアップを図る。又、作業への取り組みと平行して、個々の希望に応じた 創作活動もとり入れ、心身のリフレッシュや安定を図る。 【木工班】 9名 木工製品の製造販売を行う。自主製品の開発及び技術力・生産性のアップを図りながら、社会 貢献及び社会参加への意識付けを図っている。また、下請作業等もおこない、応用力を養うと 共に安定的工賃支払いが可能なよう取り組みをしている。 主製品―けやき材のお盆・菓子器・茶托等ろくろ製品、木工玩具、机・椅子等の家具類、額他 【薪班】 8名 薪作業が安全に行える環境整備と必要な技術を身につける。 原木仕入・玉切り・割り・積み上げ乾燥・タガ入れ・ラック入れ・出荷への対応が出来るよう スキルアップを図る。協働して作業を行い、連帯感・信頼関係を築く。 【パッケージ班】 18名 (株)松原新・ (株)みとわ等の下請作業。主に箱入れ包装等のパッケージング作業。 作業工程分析を行い、皆さんがスキルアップを図れる配置を行い、積極的な受注体制をつく る。自立生活に向け実習を行い、自信と意欲を養う。 年間売上高及び利用者給料支払高 26年度 4月 8月 9月 木工 45,624 54,084 56,496 153,449 789,836 470,620 266,940 258,748 224,874 253,008 228,524 529,470 48,428 25,857 46,048 50,722 68,795 63,232 402,472 242,427 267,825 268,305 253,330 263,398 委託販売 8,040 232,070 2235 1,847 33,040 13,836 店販売 9,200 5,100 62,290 76,510 162,472 149,380 780,704 818,286 659,768 803,841 1,535,997 1,489,936 492,561 459,379 490,897 511,250 423,339 494,107 薪 ふたば パッケージ 合計 利用者給料 (26 年度) 10月 11月 5月 12月 6月 7月 1月 2月 3月 合計(26) 1,520,541 231,880 700,173 200,556 189,432 569,208 4,981,899 680,298 752,770 634,248 240,156 241,668 209,268 4,519,972 51,074 32,795 23,198 20,949 46,528 46,683 524,309 175,811 388,721 415,608 232,826 274,865 203,234 3,388,822 2,580 16,750 31,370 13,997 145,022 11,650 512,437 124,350 257,931 125,050 357,340 23,800 40,150 1,393,573 2,554,654 1,680,847 1,929,647 1,065,824 921,315 1,080,193 15,321,012 - 17 - 489,762 462,523 585,551 457,553 451,951 487,377 5,806,250 今年度より、優先調達推進法の成立により、官公庁での毎月の販売(福祉ショップ)が始まり、成果を 上げている。 (桐生市役所;本庁【114,810 円】新里支所【43,830 円】桐生保健福祉事務所【47,000 円】 JAグリーン笠懸支店【34,152 円】 ) 4 各種活動状況 サポート向上委員会活動―三和会職員行動規範・虐待防止マニュアルの徹底 「職員倫理10の問いかけ」を作成、各月に支援・活動に於いて自省し、チェックシートを 担当に提出。 自治会サポート委員会―利用者活動を提案・サポートし、年間行事への自主的活動を促す。 「自己 選択・自己決定」促進。全体的なマナー等については、自治会にて周知し、具体的な就労に 関するマナーについては、実習等が決まった時点で個別に適宜行う。 5 ヒヤリハット報告 月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 合計 件数 5 6 10 6 5 5 7 7 4 4 9 7 75 事例内容として、利用者怪我の恐れが見られたが、未然に防ぐことが出来ている。また、大事に繋 がると推測される事例も事前対応が出来ていた。改善項目を毎月定めて、重点的に実施したことが 功をなしたものと思われる。特に木工班でのサンドペーパーによる擦り傷は大方解消されてきてい る。今後も注意力や工夫になお、一層の支援が必要と思われる。 6 利用者の状況 利用者の高齢化(平均年齢 39.82 歳;最高齢 71 歳;60 歳以上 5 名)に伴い、高齢による作業 能力の低下が見られる傾向がある。作業能率の向上に工夫を凝らし、工賃向上に繋がるよう実施 した。 7 会議等開催状況 職員会議及びケース会議・評価会議 月1回、企画担当者会議 随時 ヒヤリハット検討委員会・自治会サポート会議 月1回 個別支援会議・調整会議 適期時 8 職員の状況 支援員の出産に伴う対策として1名採用(4月)、支援員2名の退職により2名採用。(12 月、1月) 9 主な職員研修、会議参加状況 日中活動支援部会 1名(武内)6/24, 2 名(小林・平林)10/23、2 名(山元・星野)1/28 関東地区知的障害福祉関係職員研究大会 1名(新井)7/10、11 - 18 - 障害者就労支援スキルアップ研修会 1名(須藤)3/9 就労支援部会 1名(須藤) 1/22 人権倫理委員会研修会 1名(山元) 7/28 自閉症支援専門研修会 1名(武内)2/12・13 サービス管理者部会 1 名(武内) 実習担当者講座 1 名(山元) 2/6 2/20 1名(小林) 2/24 桐生市地域支援部会サービス管理者連絡会 事務部会 1名(水谷) 3/6 知的障害者福祉協会総会 1名(蛭沼) 3/26 (その他研修) 三和会新人職員研修 3 名(鎌田・狩野・高橋) 3/25,26 三和会公開セミナー 15 名 2/18 (その他啓発事業等参加状況) 福祉パレード 1名 9/9 ナイスハートフェア 産まつり(第 57 回関東菊花大会) SHOP in けやきウォーク 名 10 1/19-21 3名 9/9-12 3 名 11/1~3 1名 9/26・27 2名 第 31 回みどり市観光物 ぐんま SELP 2/13・14 ゆうあいフェスティバル 1 あったかぐんまのハートバザール 1名 8/1 1 名 11/22・23 その他苦情トラブル等 申し出及び苦情箱投函なし 11 実施した事業等 利用者生活環境整備事業 トイレ改修工事(第2期;2F トイレ) 1F シャワートイレ室改修工事 ・ 更衣室天井復旧工事 セルプあけぼの 1・はじめに 就労移行支援事業では、一般就労と職場定着支援のため特に近隣の就業・生活支援センター やハローワーク等関係機関との連携を強化した結果、今年度は2名が一般就労により退所し ました。一方で来春利用予定だった4名のうち就職による利用辞退が3名にのぼり、新規利用 者の確保が課題となっています。就労継続B型事業では、工賃向上計画に基づいて、受託作業 の効率強化と部署間の連携、新規事業開拓に取り組みました。また新たに施設外就労を開始し - 19 - たことで大幅な工賃増に繋がりました。なお、今年度は継続事業B型からも2名の利用者が一 般就労により退所したことは、セルプあけぼのが実施している就労支援の、ひとつの大きな成 果であると考えています。 2・利用者の動向 4 開所日数 利用者数(延 べ人数) 5 22 6 23 3 計 6 3 8 25 25 B型 退所者 21 2 579 5 23 1 606 6 22 12 644 619 608 641 548 633 672 577 596 契 約 移行 19 11 20 3 23 10 9 21 4 22 8 21 日中一時利用者 者 7 23 683 7406 4 24 5 6 6 6 6 6 7 6 6 6 24 24 25 27 25 25 25 25 25 26 1 2 1 260 36 1 5 3・就労支援事業について ・グリーンショップ 館林中央市場の青果を販売店向けにパッケージしています。市場の出 荷量減少、酷暑や悪天候を受けて作業量が大幅に減り、経費を売上で賄いきれない月もあり ました。受注終了を含めて今後検討予定です。(売上平均 194,190 円/月) ・あけぼの工作所 段ボール箱の成形作業は、部材の保管に多少苦慮するものの作業量は安 定しており、障害の程度に関わらず多くの利用者が携わっています。キャスター部品組立は、 商品の切り替え等があり受注が不安定な時期もありましたが、年度末には元請先から新規の 機械が導入され今後の受注増が見込まれます。その他、作業内容が折り合わず2社の受注を 728,670 円/月) 終了し、新たに1社から受注を開始しています。 (売上平均 ・ルートサービス キリン飲料の自動販売機を県内外に25ヵ所設置し、各所で商品の補充・ 売上管理および清掃を行っています。利益率は薄いものの、安定した売り上げが見込めるこ とと、利用者の地域での活動やマナーの習得等の支援に大きな役割を果たしています。 (売上 平均 1,389,878 円/月) ・施設外就労 5月から太田市の㈱アップライジングにて中古タイヤの洗浄作業を行ってい ます。季節により作業量に波があり、繁忙期以外では週2~3日稼動で対応しています。 (売 上平均 114,822 円/月) ・その他 太田市指定ゴミ袋の販売・太田市アルファ化米販売 ・年間及び月売り上げ高 年間売上 30,063,276 円 月平均 2,505,273 円 ・給与支給総額及び平均給与 利用者工賃年間 6,263,935 円 一人当たり平均 4・各種活動状況報告 - 20 - 18,079 円/月 ・倫理目標について 就労支援にあたっては、時には指導も必要な場面もあり、利用者に対し不必要に威圧的な態 度や、逆に親密になりすぎる傾向が見られるため、倫理目標の策定にあたっては、社会常識 やマナーを意識し利用者に敬意を持って接することを心掛けることとする。 ■年間目標 『相手を尊重した接し方を心掛けよう』 ■月別目標 4・5 月 『気持ちの良い挨拶をしよう』 6・7 月 『職場に相応しい話し方をしよう』 ~利用者さんに対するのと同様に、職員同士の会話でも 丁寧な言葉遣いを心掛けよう~ 8・9 月 『適切な文章表現を意識しよう』 10・11 月 『個別支援計画を意識した支援を行おう』 12・1 月 2・3 月 『必要な情報は自分で集める』 『利用者さんの視線を常に意識して支援する』 5・ヒヤリ・ハット報告(年間総件数及び月別件数) 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 ヒヤリ・ハット 0 3 1 0 1 0 1 1 1 0 1 0 9 クレーム対応 2 0 1 0 0 1 1 1 0 0 1 2 9 計 2 3 2 0 1 1 2 2 1 0 2 2 18 ※クレーム対応 主に自動販売機の故障によるものと、下請け作業での不良や納品ミス等 6・利用者の状況 ・入所者 就労移行 4月1日 山口瑠伽・花香詩織 8月4日 齊藤将 12月24日 大澤あゆみ 就労継続B 4月1日 須永海(就労移行より) 9月2日 小林美咲 9月3日 栗原恵(週1回、H27年1月より週2回利用) H27年3月16日 ・一般就労者 就労移行 6月1日 黒須勝 小林紀幸 井戸口産業(株) H27年4月1日 大澤あゆみ 就労継続B ・退所者 就労移行 スバルブルーム(株) 10月1日 伊藤祐多 スバルブルーム(株) 10月1日 茂木泰博 スバルブルーム(株) 12月26日 金子泰久 他事業所(就労継続A型)へ移行 就労継続B 5月31日 新井美希 - 21 - 他事業所へ移行 H27年3月31日 原澤京子 藤ヶ丘短期入所利用 7・会議等開催の状況 ・就労移行・就労継続B型事業別会議(毎月) ・職員会議(毎月) ・個別支援計画検討会議(年6回以上) ・ケース会議(随時) ・担当者会議(随時) ・給食会議 8・職員の状況 入職 4月1日 11月25日 H27年2月1日 H27年3月2日 蓮沼孝 岩本英男(パート) 小嶋彬寛 鶴田はつ子(パート) 退職 H27年2月27日 H27年3月31日 草野敏美(パート) 矢島英理(パート) 異動 H27年3月1日 蓮沼孝(障害者就業・生活支援センターへ) 9・職員の研修状況 4 月 28 日 太田市障がい者支援協議会就労支援部会(米山) 6 月 12-13 日 全国施設長会議(藤澤) 6 月 24 日 日中活動支援部会支援研修会(藤澤) 8 月 19 日 夏季特別研修会(福田) 10 月 31 日 群馬セルプ協研修会(藤澤) 11 月 13 日 保連協研修(藤澤) 12 月 16・17 日 サービス管理責任者講習(藤澤) 12 月 25 日 群馬セルプ協研修会・刈払機資格者講習(福田) 1 月 23 日 苦情解決セミナー(福田) 2月2日 虐待防止セミナー(米山) 3月9日 太田市就労支援研修(福田) 10・その他苦情やトラブル等 苦情の申し出及び受付箱への投書なし 11・実施した事業について ・作業用車両(レジアスエース)の購入 ・給食業務の一部委託(3月開始) - 22 - セルプわたらせ 1.はじめに 平成 26 年度は、パン工房とあいおいグループに「リーダー」を配置し、また、毎月行っている職 員会議の中に部署会議を行う時間を設定するなどして、部署ごとのチームワークの向上を図った。 同時に、各職員が視野を広げ、より柔軟に動けるように、事業所内の色々な部署を体験する機会を設 けた。特にパン工房では各自の業務が固定化する傾向にあったため、なるべく色々な業務を行える ようにすることで、パン工房全体の業務の効率化を図った。就労支援事業について、パン工房は年間 で 139 万円の売上増(前年度比 105%) 、工作所は 59 万円の売上増(前年度比 116%)となったが、 パン工房については、消費税率が上がると同時に行った商品の値上げ分を考慮すると前年度とほぼ 同水準である。あいおいグループは今年度もキャスター作業を行い、前年度とほぼ同額の売上があ った。支援については、パート職員も含め全職員で倫理活動に取り組み、支援の質の向上に努めた。 「はたらく」ということを基軸にしながらも、事業所で楽しく過ごしていただけるような支援を目 指した。 2.利用者の動向 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 合計 開所日数 22 22 21 23 19 22 23 20 20 21 20 22 255 契約者数 67 67 67 67 67 67 66 66 67 67 66 67 803 実利用者数 57.9 57.8 57.4 57.3 56.5 56.6 56.4 55.3 56.4 55.5 55.4 58.1 680.6 1 日中一時利用者 1 1 新規契約者 1 退 所 者 1 3.就労支援事業について ・パン工房 パン、ラスク、クッキー、プリントクッキーの製造及び販売 ・わたらせ工作所 段ボール加工・組立、キャスターの組立・袋詰め ・あいおいG キャスターの組立・袋詰め ・売上 パン工房 工作所 4月 5月 6月 7月 8月 9月 2,243,163 2,340,910 2,264,030 2,346,876 2,094,461 2,252,976 374,938 312,134 402,803 461,710 385,779 414,497 - 23 - 1 1 1 2 54,844 49,141 51,872 25,574 28,512 36,504 2,672,945 2,702,185 2,718,705 2,834,160 2,508,752 2,703,977 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 2,569,326 2,161,362 2,440,995 2,159,854 2,070,754 2,184,370 27,129,077 440,750 400,305 330,459 211,936 236,208 147,590 4,119,109 23,971 19,563 40,121 16,200 12,733 9,094 368,129 3,034,047 2,581,230 2,811,575 2,387,990 2,319,695 2,341,054 31,616,315 4月 5月 6月 7月 8月 9月 あいおいG 計 パン工房 工作所 あいおいG 計 合計 ・工賃 パン・工作 506,717 497,488 498,427 528,962 423,720 523,661 あいおいG 80,542 54,844 45,501 48,030 23,680 26,400 587,259 552,332 543,928 576,992 447,400 550,061 10 月 11 月 12 月 パン・工作 525,505 440,268 457,141 463,959 458,669 602,265 5,926,782 あいおいG 33,800 22,195 18,114 37,149 15,000 11,790 417,045 559,305 462,463 475,255 501,108 473,669 614,055 6,343,827 計 計 1月 2月 3月 合計 4.各種活動報告 ・倫理活動 倫理委員を 3 人選出し、その倫理委員を中心として活動を展開した。倫理委員は、倫理委員会 を定期開催し、倫理活動の進め方や倫理目標の設定、目標に対する反省の取りまとめ・検討を行 った。 ○倫理目標 4月 「平常心を保つ」 ~常に第三者に見られていることを意識して行動する~ 5月 「伝える前に考えよう」 6月 「スタッフひとりひとりの力を活かす。」 7月 「自分の支援を見直そう」 8月 「苦手なスタッフとの接し方を考える。」 9月 「苦手なスタッフとの接し方を考える。」 10月 「毎日、所属部署のスタッフひとりひとりについて考える」 11月 「普段あまり関わっていないスタッフに対して、この人は今どんな気持ちなんだろ うと考えてみる。 」 12月 「押しつけの支援になっていませんか?」 1月 「押しつけの支援になっていませんか?」 2月 「プロ意識を持つ」 3月 4 月~2 月までの目標の内、各自一つを選んで取り組み ・その他の活動 - 24 - 各種勉強会実施(虐待防止及び権利擁護、組織、支援手法、障害支援区分、嘔吐物処理、感染 症)、研修報告会実施、給食検討会議実施 5.ヒヤリ・ハット報告 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 合計 15 15 8 7 17 12 12 7 6 12 13 5 129 6.利用者の状況 塚田将史 9/9 自宅で転倒し、頭部に 5 針縫う怪我を負う。9/19 肺気腫と診断される。精神的 に不安定になり 9/28~精神医療センター入院。退院の見込みが無く 1 月末日にて契 約解除。 砺波理沙 幻聴が酷くなったため 4/25~厩橋病院に入院。退院の見込みが無く 9 月末日にて契 約解除。 横山麻実 精神的に不安定になり 6/12~精神医療センターに入院し、8/25 退院。 9/16 通所再開。 てんかんの部分発作が多くなり、1/21~静岡のてんかんセンターに入院。 藤掛ゆみ子 精神的に不安定になり 8/18~岸病院に入院。10/31 に退院したが、自宅には帰ら ずはーとふるチハヤのロングショートを利用。後日、はーとふるチハヤに入所となっ たため、3 月末日にて契約解除。 橋本知秋 グループホーム(きくちホーム)で問題が多く、10/1 より光の園のロングショート になる。障害支援区分が区分 3 から区分 5 になり、支援度も高くなったため、1 月よ り就労継続支援 B 型事業利用から生活介護事業利用へ移行。 猪俣弥生 精神的に不安定になり 10/28~岸病院に入院。12/24 に退院し、1/5 より利用再開。 荒井絢子 12 月より生活介護事業新規利用(週 2 日利用) 広瀬美保 3 月より生活介護事業新規利用(週 5 日利用) インフルエンザ 0 名 7.会議等開催の状況 毎月 職員会議(一部を部署会議) 、支援会議、倫理委員会 その他 年末会議、年度末会議、役職者ミーティング、あいおいグループパート職員会議 8.職員の状況 野上千枝子 4/1 わたらせ兼おれっち所長→おれっち所長 後閑学 4/1 課長→わたらせ所長 須長淳子 4/1 パート職員(生活支援員)→正職 尾池奈保 4/14~産休(パート職員 目標工賃達成指導員) 八塚裕子 7 月末日退職(正職 生活支援員) 稲村仁 8/1 新規採用(正職 生活支援員) 小菅容子 8/13~9/3 病欠 石川美里 8 月末日退職(パート職員 看護職員) - 25 - 次長 中林康恵 9/15~10/19 病欠 石川隆史 12 月中わたらせ勤務 清水貴亮 2/1 新規採用(正職 生活支援員) 遠藤由紀 2/1 新規採用(正職 生活支援員) 井上園美 2/1 再雇用(パート職員 看護職員) 周藤尚美 H27.4.1 ふじみ野へ異動(正職) 遠藤由紀 H27.4.1 ふじみ野へ異動(正職) 前原千代 3/31 退職(パート職員 生活支援員) 9.職員の研修状況 4 月 2 日~3 日 三和会新人研修 中里文芽 23 日~24 日 相談支援従事者初任者研修 30 日 須長淳子、周藤尚美 初任者研修 中里文芽 5 月 2 日・26 日 福祉施設等新任職員研修 富所勇佑 6 月 5 日~6 日 社会就労センター関東大会 須長淳子 12 日~13 日 全国施設長会議 後閑学 17 日 成人生活部会 松島優治 24 日 日中活動支援部会 中里文芽 7 月 9 日・23 日 三和会新人研修 中里文芽 10 日・11 日 関東地区知的障害福祉関係職員研究大会 多部田浩史 10 日・22 日 中堅職員研修Ⅱ 周藤尚美 29 日 8月 5日 中堅職員研修Ⅰ 岡部幸徳 福祉施設等新任職員研修 富所勇佑 1 日・11 日 中堅職員研修Ⅰ 岡部幸徳 19 日・20 日 指導的職員研修 須長淳子 21 日 中堅職員研修Ⅱ 周藤尚美 9 月 1 日・4 日 虐待防止・権利擁護研修 須長淳子 25 日 食品衛生責任者再講習 10 月 31 日 食品表示に関する勉強会 周藤尚美 11 月 14 日 県サービス管理責任者研修(共通) 須長淳子 26 日~27 日 県サービス管理責任者(就労分野) 1 月 23 日 苦情解決セミナー 2月 3日 新会計予算作成研修 6日 須長淳子 須長淳子 小菅容子 サービス管理責任者部会 後閑学 9 日・16 日 相談援助技術講座(初級編) 高山絵美 12 日 三和会新人研修 中里文芽、稲村仁 18 日 三和会公開セミナー 26 日 東前橋整形外科講習会 根岸有美子 わたらせ職員 20 名参加 3 月 25 日~27 日 三和会新人研修 稲村仁、清水貴亮、遠藤由紀 - 26 - 10.その他苦情やトラブル等 特になし 11.実施した事業について 特になし セルプおおむろ 1・はじめに 今年度も利用者の欠勤が少なく、年間を通じて無欠勤だった利用者が 8 名いるなど、利用率は安 定していた。しかし、一般就労へ繋がる利用者がおらず、利用者の入れ替わりはほとんどない状況で あった。今年度も職員の入れ替わりが多く、定着しないまま 1 年が経過してしまった。野菜作業の 経験者が少ないことにより、計画通りに行かないことも未だ見られており、工賃アップにも繋げら れていない。 作業に関しては野菜塾ではハウス再建を目指していたが、今年度中には行なえず、農機具庫を建 設したのみで終わってしまい通年栽培ができなかった。昨年度から依頼を受けている栗林の管理や 遊休農地借用での露地栽培に関しては継続して行なえていた。今年度より開始した前橋市の共同受 注での史跡除草作業や乾燥芋の依頼を受け栽培するなどし、収益に繋げている。また、試作品として 落花生を近隣農家の協力を得て焙煎し、また、そのような加工品を販売できる委託業者と契約し、販 路を広げている。ナースコールコードの下請け作業に関しては、継続して行い、安定した収入を得て いる。ライトショップでは塩ビ管の配管用製品の組み付け作業、防塵マスクの組み付け作業共に年 間を通じてほとんど途切れることなく取り組むことができ、安定した収入を得ることができていた。 2・利用者の動向 4月 開所日数 22 5月 6月 21 22 7月 23 8月 19 9月 10 月 11 月 12 月 23 21 21 22 1月 21 2月 20 3月 23 計 258 利用 B型 261 234 249 274 219 256 265 246 242 248 233 267 2994 者数 生活 261 247 259 275 227 261 273 247 239 226 215 247 2977 日中一 人数 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 時 延べ 22 21 22 23 19 22 23 21 21 21 20 23 - 27 - 258 契約者 B型 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 生活 12 12 12 12 12 12 12 12 12 11 11 11 新規契約者 1 1 退所者 1 1 実習生 1 (学生) 1 1 1 入院者数 1 1 1 1 入院日数 17 11 4 1 3・就労支援事業について ○野菜塾 ・農耕関係:年間 2,584,281 円 4 月~6 月 露地小松菜 4 月のみ露地ほうれん草、ハウス小松菜 6 月~7 月 さつま苗 6 月~9 月 ナス 10 月~2 月 露地ほうれん草 11 月~12 月 干し大根、割り干し大根 3 月~ 12 月 なると金時 露地小松菜、ふきのとう 11、12、2、3 月以外 援農(近隣農家) 6月 8 月~10 月 11 月 さつま苗下請け(カネコ種苗) 栗、ミョウガ(近隣農家より栗林管理依頼) 乾燥芋(黒保根やまびこより依頼) 12 月~1 月 焙煎落花生(焙煎を近隣農家に依頼し試作) ・共同受注 史跡草刈り 前期・後期 370,401 円 (前期 6 月末~7 月上旬:後期 9 月末~10 月中旬) ・下請け関係 マツモト電子有限会社:年間 587,860 円 ナースコールコード縛り・ネジ袋詰め・カバーシール貼り 1 ヵ月 30,000 円~70,000 円の収益 ○ライトショップ ・上武積水株式会社:年間 1,351,248 円 塩ビ管の配管用製品の組み付け作業(1 ヵ月 70,000 円~140,000 円の収益) ・興研株式会社:年間 500,068 円 防塵マスクの組み付け作業(1 ヵ月 35,000 円~50,000 円の収益) - 28 - 2 ・年間及び月売り上げ高 野菜塾 ライトショップ 合計 4月 240,447 159,775 400,222 5月 127,362 167,563 294,925 6月 113,097 160,469 273,566 7月 484,104 144,471 628,575 8月 495,102 111,018 606,120 9月 687,116 163,140 850,256 10 月 113,687 166,005 279,692 11 月 283,495 161,211 444,706 12 月 516,916 155,385 672,301 1月 258,065 175,852 433,917 2月 163,287 144,031 307,318 3月 59,864 142,396 202,260 合計 3,542,542 1,851,316 5,393,858 ・ 給与支給総額及び月支給額総額 就労継続B型 生活介護 (日中一時) 合計 4月 147,030 121,920 (8,510) 277,460 5月 133,160 116,560 (8,120) 257,840 6月 139,430 121,480 (8,510) 269,420 7月 155,590 128,970 (8,900) 293,460 8月 124,470 105,170 (7,350) 236,990 9月 144,250 118,970 (8,510) 271,730 10 月 154,880 123,700 (9,470) 288,050 11 月 142,600 112,460 (8,580) 263,640 12 月 138,150 108,860 (8,540) 255,550 1月 144,790 105,660 (8,650) 259,100 2月 135,920 101,020 (8,240) 245,180 3月 154,030 115,190 (9,470) 278,690 合計 1,714,300 1,379,960 (102,850) 3,197,110 4・各種活動状況報告 倫理目標について 昨年度と同様に『私たちの目標』として新年度開始時に毎月の目標を 1 年分設定。毎日、 職員朝礼時に唱和し、意識を高めている。毎月の職員会議までに自身が目標に関して取 り組んだことなどを専用用紙に記入し、提出(パート職員も)。それを職員会議内で報告。 - 29 - また、同用紙に職員倫理規程の16項目の中から1つ選び、取り組んだことも一緒に記 入し、倫理規程に関しての意識を持てるようにしている。 活動の説明とその成果 上記の取り組みにより、倫理目標や倫理規程に関しての意識がパート職員も含め、高ま っている。昨年度からの継続ではあるが、用紙に記入し、提出することで自身の考えや意 見等を発信する良い機会になっていると思われる。また、用紙を記入することで職員の 個々の考えも確認することができている。 月別倫理(私たちの)目標 4 月 仕事の喜びを感じよう 5月 陰日向をなくし風通しの良い職場にしよう 6月 相手を思いやり、協力し、仕事に取り組もう 7月 職場の安全に関する意識を持とう 8月 清潔感のある身だしなみができるよう声かけをしよう 9月 挨拶・返事がしっかりできるように声かけしよう 10 月 人間性を磨き、相手の行動や表情を見抜ける力をつけよう 11 月 笑顔で作業ができるように心がけよう 12 月 身の回りの整理整頓を心がけ、仕事の効率を高めよう 1月 メリハリを付けて、作業に取り組もう 2月 手洗い、うがいを徹底できるようにしよう 3月 気持ちにゆとりを持って接しよう 5・ヒヤリ・ハット報告(年間総件数及び月別件数) ヒヤリ・ハット件数 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 % 利用者 9 8 8 13 2 3 5 13 5 8 8 4 86 69.4% 職員 2 1 5 2 2 3 7 2 4 2 3 5 38 30.6% 合計 11 9 13 15 4 6 12 15 9 10 11 9 124 100.0% * 月1回実施している支援会議内で1ヶ月のまとめ及び事例検討を行なっている。 6・利用者の状況 長谷川真一さん…4/1より就労継続B型正式利用開始。 小堀実さん…5/15~6/11 腫瘍切除手術のため恵愛堂病院へ入院。13日より出勤再開。12 月の検査にて肺に癌が転移しており、12/4~抗がん剤の化学療法を開始。治療 継続中。 石原明美さん…12/19にて利用終了。22日よりおれっち利用開始。 斉木茂さん…9月より日中デイサービスの併用を開始(祝日を除く平日午後から利用)。1/ 28~2/1 肺炎のため石井病院へ入院。5日より出勤再開。 7・会議等開催の状況 - 30 - 職員会議(毎月1回:最終水曜日実施) 支援会議(毎月1回:月初水曜日実施) 野菜塾会議(作業状況に応じて:2月以外毎月実施) ライトショップ会議(作業状況に応じて:毎月実施) ケース会議(年4回:5月、8月、11月、2月実施) 個別プロ会議(必要に応じて:6月、9月、3月実施) 就労検討会議(年2回:6月、1月実施) 給食会議(年2回:7月、2月実施) 評価調整会議(年2回:10月、3月実施) 全体会議(年1回:年末実施)パート職員を含み全職員参加 8・職員の状況 大賀朋美職員 4/1よりパート職員から正職員 高岸美加職員 6/30にて退職 大関武職員 7/6~8月末 AM6:00~9:00勤務 ナス繁忙期パート契約 齋藤美穂職員 8/18よりパート勤務開始 堤幸光職員 10/1より勤務開始 3/31にて退職 11/26~12/3 肺炎のため入院 石坂洋樹職員 11/30にて退職 9・職員の研修状況 研修名・4/30 初任者研修会(石坂) 5/16 日中活動支援部会施設長会(理事長) 6/5~6 関東就労センター協議会研修会長野大会(若林) 6/12~13 全国施設長会議(理事長) 8/4 障害者就労セミナー(理事長) 9/4 福祉・介護人材定着セミナー(前島) 10/2~3 全国就労センター協議会課題別研修会・東京(前島) 10/20~22 全施連全国大会・豊橋(理事長) 10/23 日中活動支援部会(古舘) 12/4~5 日中活動支援部会施設長会(理事長) 12/9 危機管理委員会研修会(若林) 12/10~11 相談支援・就業支援セミナー(理事長) 1/16 施設長部会(理事長) 1/23 苦情解決セミナー(藤井) 1/28 日中活動支援部会(大賀) 2/2 虐待防止セミナー(若林) 2/12 日中活動支援部会・職員連絡会(前島) 10・その他苦情やトラブル等 - 31 - 特記事項なし 11・実施した事業について 4/24~5/16 ハウス解体工事 11/5~6 18~19 農機具庫設営 6/24 3/5 内科検診(みやぎクリニック来所) 9/3 健康づくり財団検診(25名受診) 7/21 避難訓練実施 1/12 総合防災訓練(消防署立会い) 2/26 東前橋整形外科リハビリ講習会 おれっちあいおい 1.はじめに 開所から 2 年が経過し、契約者が 22 名となり、人数的には安定しましたが、実際に利用される方 が週 1 回、2 回とで利用率が少ない状態です。それでも、生産活動を取り入れ働く意欲が出て利用さ れる回数が増えている利用者もいます。また、年度末になり、区分 6 の方の 1 カ月半のショートス テイ、他の方の入院で収入減。 生産活動に携われない方への支援も、創作活動等により一人ひとり の個別支援計画に基づき、より良いサービスを提供し、少しながらも利用率アップに繋げました。ま だまだ利用率は低いのですが、沢山の課題を残した 26 年度でした。 また、ご家族との連絡を常に密にし、要望をも取り入れ、支部会の行事の一つとして「グループホ ーム」見学を実施についてのアドバイスを行いました。職員も今年度は途中に 4 名の(2 名経験者) 入職がありましたが、教育担当者の指導の成果があり、おれっちあいおいの職員としての自覚をも って支援を行ってきました。 2.利用者の動向 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 合計 開所日数 22 22 21 23 19 22 23 20 20 21 20 22 255 契約者数 20 20 20 20 20 20 20 20 21 21 21 22 245 325 347 341 365 301 348 354 309 311 333 321 339 3994 1 3 延べ利用者数 日中一時利用者 新規契約者 1 1 退 所 者 - 32 - 3.生産活動について キャスターの組立・袋詰め ・売上 4月 5月 61.765 6月 54.684 10 月 11 月 12.937 7月 69.833 12 月 21.293 8月 49.528 1月 54.141 9月 53.310 2月 18.683 38.880 3月 16.390 16.292 合計 467.736 ・工賃 4月 5月 46.650 6月 57.190 10 月 11 月 36.000 7月 50.633 12 月 6.979 19.716 8月 64.660 1月 9月 45.860 2月 50.131 49.361 3月 17.299 合計 15.176 459.655 ※売り上げは、工賃・経費含む。 4.各種活動報告 ・倫理活動 倫理委員は正職員を中心として活動を展開した。倫理委員は、倫理目標の設定、目標に対する反 省の取りまとめ・検討を行った。目標、まとめ・検討については、事前に全職員から意見を出し てもらい支援会議の中で報告を行い、周知を図った。また、年間目標を決めその目標に基づき、 毎月の目標を設定した。 ○倫理目標 ・年間目標「スタッフの方が安心・安全に過ごせる場の提供」 4月 スタッフの方が穏やかに過ごせるような環境を設定しよう。 5月 その時々の持ち場で最善を尽くそう。 6月 周囲の状況を把握し、より良い支援に結び付ける。 7月 声を掛け合って、スタッフ間同士の危険回避を事前に行うと共に 有事の際は現状を素早く把握し、適切な判断・行動ができるようにする。 8月 声を掛け合って、トラブルを未然に防ぐと共に活気ある環境を築けるように努める。 9月 周りの職員への情報伝達を意識して行い、共通の認識を持って支援にあたる。 10月 今までの反省を活かして、常に前向きな気持ちで支援にあたる。 11月 報告・連絡・相談を徹底し、職員間の連携を深める。 12月 報告・連絡・相談を徹底し、日々の支援の向上を目指していく。 ~ヒヤリ・ハットの有効活用~ 1月 目配り・気配り・心配りをして、支援にあたる。 2月 再度、目配り・気配り・心配りを意識し、習慣付けよう。 3月 利用者さんの気持ちを汲み取った支援を行っていく。 ・その他の活動 - 33 - 虐待防止法に関する勉強会(年2回)、研修報告 5.ヒヤリ・ハット報告 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 合計 4 16 9 7 11 11 7 9 16 10 5 7 112 6.利用者の状況 吉野みさえ 3/2夜、腎不全の為桐生更生総合病院へ緊急入院。 4/1桐生更生総合病院にて逝去(56歳) 黒柳 和希 2/18~4/25までご家族の入院に伴いショート利用。利用なし。 7.会議等開催の状況 毎月 職員会議、支援会議 その他 給食会議、年末会議、年度末会議 8.職員の状況 野上千枝子 4月 1日 セルプわたらせより異動(兼務から専任) 新井大洋 4月 1日 セルプわたらせより異動 吉澤明美 7月 7日 新規採用 (パート職員・生活支援員) 大屋由紀子 7月 28 日 新規採用 (パート職員・生活支援員) 石川美和 7 月 30 日 退職 小倉 瞳 9月 15 日 新規採用 (パート職員・生活支援員) 柳田順子 9月 12 日 退職 (パート職員・生活支援員) 再雇用 (パート職員・生活支援員・わたらせ看護職員兼務) 井上園美 27 年2月 1日 (パート職員・生活支援員・わたらせ看護職員兼務) 9.職員の研修状況 4 月 18 日 県福祉総会施設長部会(野上) 5 月 16 日 日中活動支援部会施設長会(野上) 23 日 6月 6日 24 日 福祉施設等に係る説明会(野村) 県福祉協会総会(野上) 日中活動支援部会(新井大洋) 25 日~26 日 福祉施設等指導的職員研修(池澤) 7 月 12 日 県育成会大会(沼田市)(大河原) 9 月 30 日 サービス管理責任者連絡会(野村) 12 月 4 日 日中活動支援部会施設長会(野上) 1 月 30 日 保健部会(池澤) 2月 サービス管理責任者情報交換会(野村) 6日 12 日 日中活動支援部会職員連絡会(野村) 18 日 三和会職員研修(12 名) - 34 - 24 日 サービス管理責任者連絡会(野村) 3 月 11 日 日中活動支援部会施設長会(野上) 25~27 日 三和会新人研修 26 日 (新井恵津子) 県福祉協会総会(野上) 10.その他苦情やトラブル等 特になし 11.実施した事業について ・事務室窓遮熱工事 ・調理室ロールスクリーン取付工事 ゆうあいネット相談支援事業所 1・はじめに ゆうあいネットでは桐生市・みどり市から委託を受けて相談支援事業を行っております。 桐生市(主に新里・黒保根地区) 、みどり市(主に知的障害)の生活全般に関する相談や、福祉サ ービスの利用相談、その他精神的に不安定な方の定期訪問や金銭管理等々の支援の他、サービス等 利用計画作成の業務も増え、職員 2 名体制の中で計画相談に追われた 1 年でした。 サービス等利用計画作成について、徐々に計画作成の対応についての流れも出来てきております。 しかし、計画作成の件数が増えれば増える程委託の業務が出来なくなっている点が今後の課題で あります。サービス計画作成については、受給者証の支給期間が切れるためのサービス計画作成が 主となっております。また、作成についても波があり9月、3月が極端に忙しく、9 月、3月の前後 月も多忙となっております。委託先である桐生市・みどり市との協力連携、他機関との連携等は良好 に図られていたと思われます。 2・年間支援状況及び月別の状況 <月別利用状況> 相談件数 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 計 144 187 172 148 131 164 137 146 138 121 115 84 1687 - 35 - 計画作成 13 6 9 33 10 3 32 25 12 13 9 17 182 モニタリング 13 13 9 4 2 30 7 14 8 2 5 2 109 <相談内容> 桐生市 みどり市 その他 計 福祉サービスの利用に関する支援 546 359 0 905 障がいや病状の理解に関する支援 3 0 0 3 227 101 0 328 46 121 0 167 1 18 0 19 77 19 0 96 家計・経済に関する支援 288 191 0 479 生活技術に関する支援 293 17 0 310 50 13 0 63 社会参加・余暇活動に関する支援 1 1 0 2 権利擁護に関する支援 1 2 0 3 188 102 0 290 1721 944 0 2655 健康・医療に関する支援 不安の解消・情緒安定に関する支援 保育・教育に関する支援 家族関係・人間関係に関する支援 就労に関する支援 その他 計 <地域別・障害種別利用者数> 身体 重心 知的 精神 発達 高次 その他 実人員 桐生市 9 0 68 5 1 0 0 83 みどり市 5 0 45 0 0 0 0 50 その他 0 0 0 0 0 0 0 0 計 14 0 113 5 1 0 0 133 ※()内は障害児数 ※障害が重複している方は主障害でカウント <支援方法> 支援方法 訪問 来所相談 同行 件数 電話等 個別支 相談 援会議 関係機関 その他 計 桐生市 368 181 44 177 55 43 0 868 みどり市 130 24 52 159 38 379 27 809 0 0 0 0 0 0 0 0 498 205 96 336 93 422 27 1677 その他 計 3・年間の活動状況のなかで苦情やトラブル。利用者や支援者に迷惑を及ぼした事例等。 - 36 - 特段の事例はありません。 4・会議等の状況 ★毎月第1金曜日 桐生市地域自立支援協議会事務局会議 ★毎月第2月曜日 みどり市障害者地域自立支援協議会事務局会議 ★毎月第3火曜日 みどり市障害者地域自立支援協議会定例会 ★毎月第3木曜日 桐生市地域自立支援協議会定例会 ★年 2 回 桐生市地域自立支援協議会全体会 ★毎月最終火曜日 桐生市地域支援部会 ★隔月程度 みどり市こども支援部会 ★8月7日 群馬県特別支援学校進路支援推進連絡会議(シルクホール) ★毎月第3木曜日 三和会調整会議 5・職員の状況 相談支援専門員 2名 6・出張及び研修等 10月 障害支援区分認定調査員研修 ・・・田沼 11月 相談員現任研修 3月 県事業者説明会(群馬会館) ・・・田沼 ・・・中島 障がい者就業・生活支援センター「さんわ」 I. はじめに 「障がい者就業・生活支援センター『さんわ』」は、桐生広域圏内に在住の就労中または就労を希 望する知的・身体・精神・発達・難病等の障がいを持つ方を対象に、ハローワーク等の関係機関と連 携しながら、就職や生活に関することの相談や支援を行っている。 平成 26 年度は、就業支援ワーカー3 名(うち定着支援担当 1 名)、生活支援ワーカー2 名の計 5 名 体制で実施。職場実習者 46 名、就職者 48 名の実績をあげることが出来た。 II. 平成 26 年度の主な活動状況 - 37 - 1. 支援対象障害者の状況 (1) 登録状況 登録者数…403 人 在職中 … (単位:人) 219 人 ※かっこ内は(重度) ※ 内訳:身体…50(13) /知的…116(32)/精神…44/発達…9/難病…1 求職中 … 170 人 内訳:身体…42(14)/知的…75(16)/精神…50/発達…2/その他…1 その他(学生、休職中等) … 14 人 内訳:身体…2/知的…10(3)/精神…1/発達…1 (2) 平成 26 年度新規求職者数(延べ人数) 63 人 約 1.5 割 (3) 上記(1)の登録者のうち法人内施設の利用者の割合 2. 障害者に対する支援の実施状況 6,977 件 (1) 支援対象障害者に対する相談・支援 (単位:件) ① 支援対象障害者に対する相談・支援件数(手段別) ・ センターへの来所…447 ・電話・FAX・e-mail…3,891 ・ 職場訪問…1,883 ・家庭・入所施設への訪問…241 ・ その他、ハローワークへの同行、各種手続きの支援等…515 ② 支援対象障害者に対する相談・支援件数(内容別) 4,191 件 ・ 就職に向けた相談・支援 1,793 件 ・ 職場定着に向けた相談・支援 550 件 ・ 日常生活、社会生活に関する相談・支援 443 件 ・ 就業と生活の両方にわたる相談・支援 (2) 地域障害者職業センターへの「職業評価」依頼件数 16 件 (3) 併設施設又は提携施設における基礎訓練の実施状況 20 件 46 件 (4) 職場実習のあっせん状況 (5) 各種就業支援制度の活用状況 ① ジョブコーチ支援 1件 11 件 ②トライアル雇用事業 10 件 (6) 支援対象障害者の就職件数 ① 一般事業所への就職件数 48 件 ② 就労継続支援雇用型事業所、福祉工場への就職件数 15 件 (7) 職場定着支援の実施状況 ① 職場訪問による職場定着支援の実施件数 532 件 ② 平成 25 年度に就職した者のうち、就職後6ヶ月時点及び就職後1年経過時点の在職 者数 A) 平成 25 年度の就職件数 63 件 - 38 - B) 上記 A のうち就職後 6 ヶ月経過時点での在職者数 C) 6 ヶ月経過時点の定着率 85.8% D) 上記 A のうち就職後 1 年経過時点での在職者数 E) 1 年経過時点の定着率 3. 54 人 48 人 76.2% 事業所に対する支援の実施状況 (1) 相談・支援を行った事業所数 155 事業所 (2) 相談・支援件数 1791 件 III. 各種活動状況報告 ○ 相談支援 *求職者相談 … 毎週水曜日 午前 *就業者就労・生活相談 ○ 余暇支援 … 毎月第2土曜日 午前 開催 4回 6月・カラオケ 12月・忘年会 / / 9月・日帰り旅行/アクアワールド大洗水族館 2月・新年会 IV. 会議等開催の状況 ○ 桐生市地域自立支援協議会 定例会/就労支援部会(各月1回) ○ みどり市障害者自立支援協議会 定例会(月1回) ○ 就業支援情報交換会 定例会/勉強会 等 ○ 雇用連絡調整会議 ○ 桐生市・みどり市地域総合支援ネットワーク相談会 ○ 北関東ブロック経験交流会議 ○ 障害者雇用促進トップセミナー (主催:群馬県、群馬労働局、群馬障害者職業センター) V. 職員研修他 ○ 主任就業支援担当者研修(5月) ○ 就労支援スキルアップ研修 ・「一般校に在校する発達障害のある生徒への就労支援について」(11月) ・「難病を抱える方への就労支援」(12月) ・「就労移行支援事業所に対する就労支援スキル向上研修」(3月) ○ 発達障害者就労支援プログラム体験&ディスカッション VI. 苦情・トラブル ○特になし - 39 - 特別養護老人ホーム山笑・デイサービスセンター山笑 1.はじめに 26年度はより高い介護の質の向上を目指し、情報の共有を基本として、それぞれの固有技術の 向上と、諸課題の解決のためのシステム作りをおこなってきました。組織としての基本である報告 連絡相談体制の強化と、情報の共有や個々人のブレをなくすためのシステム化、ルール化、業務の効 率化に取り組み、体制の整備が進んできています。 また各委員会がそれぞれの視点から意欲的に取り組むことで、介護の質の向上につなげられる成 果もでてきています。 しかし、 『個別ケア』については、まだまだ道半ばであり、今後さらに職員一人一人の気づきの力、 考える力、実行する力を向上させていく必要があると感じています。環境因子としての介護職員の 在り様が、そのまま利用者の生活や自立支援につながることを職員に浸透させていく必要がありま す。 デイサービスセンターについては重度の方の受け入れとリハビリを謳った結果、利用者増、利用 率増に繋がり、それに伴い収入も 110.65%の伸び率となっています。 2.利用者の動向 特別養護老人ホーム山笑 月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 延べ利用日数 1748 1790 1752 1726 1698 1674 1775 1716 1823 1825 1582 1755 21440 1 2 1 1 1 1 1 1 10 2 2 12 1 新規入居者数 退所者数 1 3 1 1 入院者数 1 3 7 6 入院延日数 30 59 56 2 6 7 5 4 3 1 4 4 25 105 137 133 54 70 19 17 73 56 349 デイサービスセンター山笑 月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 開所日数 22 23 20 23 19 21 23 21 21 20 20 20 254 延べ利用者数 94 96 107 123 108 118 124 115 130 111 129 146 1401 1 1 新規契約者数 1 1 2 2 解約者数 - 40 - 3.各種活動状況報告 委員会 苦情解決委員会 感染症対策委員会 事故防止委員会 日 付 褥瘡対策委員会 容 4/16 会議:苦情受付書、要望受付書、対応の流れを確認 5/3 会議:苦情、要望の検討 会議:前月の苦情・要望の経過報告 6/18 事故報告書の作成手順と記 録方法について 10/15 会議:苦情となる可能性のある事柄について検討 11/19 会議:苦情、要望の検討 1/14 会議:苦情、要望の検討 3/18 会議:ユニット内で苦情と思われる内容と対応の報告 6/6 会議:施設内感染症対策の立案、指針・マニュアルの見直し 10/10 会議:ノロウイルス・インフルエンザの時期にむけての対策 5/22 会議:今年度の活動目標、事業計画について 8/8 研修:施設内研修の実施 1/30 研修:施設内研修の実施 身体拘束防止委員 7/17 会 内 会議:指針・規定の確認 事例検討 10/16 会議:職員アンケートの集計をもとに考察をおこなう 4/17 会議:褥瘡評価表の確認と褥瘡病気分類の説明。 5/7 会議:利用者様のケース経過について 6/4 研修:施設内研修の実施 9/10 会議:事例検討 10/5 会議:指針について 事例検討 10/8 研修:施設内研修の実施 12/3 会議:事例検討 1/13 会議:褥瘡改善者の報告 事例検討 2/4 会議:OH スケール高得点者の確認 3/4 会議:事例報告 次年度の計画について 次年度の活動計画 4.ヒヤリ・ハット報告(年間総件数及び月別件数) 月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 転倒・転落 4 5 8 8 5 9 3 5 5 2 7 3 64 外傷 2 2 11 16 8 5 8 3 1 2 5 6 69 1 誤嚥・誤飲 誤薬 1 2 1 1 2 1 2 11 1 抜去 3 接触(ぶつかり) とびだし 1 1 1 1 2 1 1 - 41 - 1 5 1 1 3 2 11 1 異食 自傷 1 所在不明 1 利用者同士の暴力 1 2 1 2 1 1 1 2 1 経済的損失 4 1 その他 3 5 1 4 3 2 4 8 計 11 15 25 30 21 19 23 18 7 1 3 3 5 2 40 12 18 15 214 5.健康管理 健康診断実施状況 11月 職員 3月 入居者様 職員 インフルエンザ予防接種 11月実施 入居者様 職員 感染症発症状況:インフルエンザ罹患 職員1名 6.食事に関して 行事食:1回/月 平均500カロリー/1食 季節感を出すため四季折々の食材を使い、手作り感のある食事提供に努め、より食事に対する楽 しみを持っていただけるよう配慮しました。 また食べやすい形状での提供をおこなうために給食センターとの連絡を密にし、個人の状態に応 じた食事提供をおこなっています。 季節に応じたおやつの手作りを利用者様とともにおこなうことを実施しました。 7.会議等開催の状況 会議名 リーダー会議 内 容 開催日 各ユニット状況報告 1回/月 出席者 施設長 次月予定について 生活相談員(課長) 各種課題検討事項 介護支援相談員 看護リーダー ユニットリーダー ユニット会議 入居者様状況報告 1回/月 各委員会報告 各所属ユニット職員 (施設長・課長) 行事等計画 各種課題検討事項 マニュアルの確認 その他 給食会議 献立打ち合わせ 1回/月 施設長 特別食について 管理栄養士 課題検討事項 給食センター職員 - 42 - デイサービス会議 利用者状況報告 1 回/月 施設長 営業活動について 生活相談員 次月予定確認 介護職員 行事等打ち合わせ その他検討事項 8.職員の状況(27年3月31日現在) 特別養護老人ホーム山笑 常勤 施設長 1 生活相談員 1 介護支援専門員 1 看護師 2 管理栄養士 1 事務員 1 介護職員 28 非常勤 常勤換算 デイサービスセンター山笑 常勤 非常勤 常勤換算 2(1.7) 2.72 1 10(7.1) 嘱託医 35.1 1 1 26年度常勤職員退職者数 ・特別養護老人ホーム 看護師:1名 介護職員:1名 非常勤介護職員:2名(1.8人) ・デイサービスセンター 生活相談員:1名 介護職員:1名 9.職員の研修状況 日付 主催 開催地 研修内容 参加者 5/15 県老施協 福祉センター ターミナルケアの携わり方 大沼 5/23 県老施協 福祉センター 認知症について 阿部 5/27 県老施協 福祉センター ストレスマネジメント 藤澤・久川 6/25 県老施協 市町村会館 みんなの笑顔のために~寄り添う介護を目指して~ 藤澤・影沢 8/5 県老施協 福祉センター パソコン教室 西 8/5 県老施協 東日本製菓技術専門学校 高齢者のおやつ作り 大沼 8/25~ ユニットケア 26 推進センター 御茶ノ水ソラシティ 看護職のためのユニットケア 阿部 9/1 県老施協 市町村会館 折れない心の育て方 9/8 県社協 県労協ビル 介護保険事業所苦情処理研修会 影沢 10/6 県老施協 福祉センター 管理栄養士は最後までどのように関われるか 大沼 - 43 - 藤澤・星野・ 小池い 10/16 県介護研修セ ンター 明風園 認知症介護研修 石原 御茶ノ水ソラシティ 食に携わる職員のためのユニットケア 大沼 10/28 ユニットケア ~29 推進センター 11/14 県老施協 県公社総合ビル 介護職におけるリスクマネジメント 12/7 県老施協 群馬医療福祉大学 介護チャレンジ2014 1/21 県社協 市町村会館 苦情解決セミナ― 久川 2/10 桐生市 市民文化会館 要介護認定調査員研修会 影沢 2/26 老施協東毛ブロック 特養こまくさ BPSDの利用者を施設で円滑に受け入れるためには 久川 3/10 県老施協 福祉センター 認知症基礎研修 藤澤・田島 藤澤・児島・ 高橋 藤澤・久川・ 小池た 施設内研修 内 容 日 付 講 師 新人職員研修 4月 藤澤・荻原・影沢・糸井 身体拘束に関する指針及び対策について 4/18 ケアマネ:影沢 介護実技について 5/27 ユニットリーダー:小池・看護師:齋藤 身体にかかる圧の影響と対策について 6/4 (株)モルテン(株)クレイン関東 とろみ食のつくり方実践と水分補給について 7/18 (株)クリニコ 8/8 看護師:阿部 ユニットケアについて 9/26 ユニットリーダー:星野 ポジショニング 10/8 看護師:齋藤 感染症対策について 看取り介護について 11/6 看護師:松島 齋藤 高齢者虐待について 12/4 ケアマネ 応急手当とAEDの使い方について 1/30 桐生市消防署救急救命士 排泄ケアについて 2/13 ユニットリーダー:荻原 入居者様の緊急時(ケガ・事故等)における基礎対 応、基礎処置について 10.その他苦情やトラブル等 内 容 件数 対 応 廊下の電気が暗い 1件 夜間、時間を決めて照明をつけておく 職員の名前がわからない 1件 職員に名札の着用を義務つける 11・実施した事業について 特になし - 44 - 三和会居宅介護支援事業所・ヘルパーゆうあいセンター 1. はじめに 居宅介護支援の提供にあたっては、 「住み慣れた地域でいつまでも」を念頭に置き、要介護または 要支援状態になってもできる限り地域での生活が維持できるように、利用者や家族の声に耳を傾け 利用者の有する能力を理解するように努め、十分なアセスメントを行い適正な居宅介護支援サービ スの提供を行いました。また介護支援専門員1人当たりの標準担当件数を確保できるように努め、 運営基準減算事項に該当しないよう毎月の利用者宅への訪問・モニタリング・評価を確実に行いま した。 訪問介護については、住み慣れた地域や家での生活を望む利用者様に対し、個々が有する能力に 応じた日常生活が営む事が出来るよう生活を全般的に支え、社会的孤立感の解消と心身機能の維持、 並びにご家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るものとしてサービスの提供をおこなっています。 2.事業内容 居宅介護支援事業所 ・居宅サービス計画の作成 利用者へサービスの選択に必要な情報を提供 利用者を支援する上での課題の把握と利用者及び家族への説明 サービスの目標、達成時期等を盛り込んだ居宅サービス計画の原案の作成 サービス担当者との連絡調整 自宅訪問をして居宅サービス計画に対する利用者及び家族の同意を得る サービス実施状況の継続的な把握・評価を行う ・介護保険施設等への紹介 ・医療機関との連携 ヘルパーゆうあいセンター ・介護保険 身体介護 家事援助 福祉有償運送 通院乗降介助 ・障害者総合支援法 身体介護 - 45 - 家事援助 移動支援 通院乗降介助 実施区域:桐生市・みどり市 3.職員体制 管理者1名 三和会居宅介護支援事業所 介護支援専門員 1名 ヘルパーゆうあいセンター サービス提供責任者 4 名(うち介護福祉士 4 名) 登録ヘルパー 17 名 4.職員の研修状況 日付 主催 開催地 研修内容 参加職種 6/26 ケアマネわた 笠懸公民館 介護保険法の改正に伴う地域包括ケア ケアマネ:小林 らせの会 9/8 システムを考える 県社協 介護保険事業所苦情処理研修会 県農協ビル サービス提供責任者: 大谷 10/22 桐生プリオパレス 認知症の BPSD の診断と対応 ケアマネ:小林 10/29 県監査課 桐生市民文化会館 介護事業者に係る説明会(集団指導) ケアマネ:小林 1/26 桐生市 桐生市民文化会館 桐生市における地域包括ケアシステム ケアマネ:小林 研修会 1/29 群馬県 前橋市民文化会館 認定調査現任研修 ケアマネ:小林 3/4 県監査課 伊勢崎市民文化会 介護報酬改定に係る居宅サービス事業 サービス提供責任者: 館 所研修会 大谷 群馬会館 障害福祉関係事業者説明会 サービス提供責任者: 3/23 群馬県 大谷 5.利用実績 三和会居宅介護支援事業所 居宅介護支援 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 計 33 33 33 33 33 32 34 33 31 33 34 34 396 介護予防支援実績 - 46 - (新里・黒保根地域包 3 3 3 3 3 4 3 3 3 2 3 3 36 (西地域包括) 3 3 3 3 4 4 3 3 3 3 3 3 38 (南地域包括) 2 2 2 2 2 2 1 1 1 0 0 2 17 (みどり市包括) 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 24 計 10 10 10 10 11 12 9 9 9 7 8 10 115 括) ヘルパーゆうあいセンター ・介護保険利用状況 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 計 49 51 49 52 50 55 54 51 54 53 48 52 618 368 390 382 364 347 394 445 378 418 356 365 402 4609 508. 604. 433. 413. 387. 462. 494. 472. 456. 394. 422. 438. 5487.3 50 20 40 50 25 05 00 10 15 15 25 15 0 1月 2月 3月 計 利 用 実 人数 利 用 述 人数 合 計 利 用時間 ・障害者総合支援法利用状況 10 11 12 月 月 月 81 81 79 78 82 78 85 955 610 648 598 608 622 554 698 7315 892 10268 4月 5月 6月 7月 8月 9月 利用実人数 85 77 80 70 79 利用延人数 573 602 563 631 608 846. 821. 856 871. 5 5 2回 1回 合計利用時 間 通院乗降介 助 842 2回 5 3回 4回 846 1回 - 47 - 869. 5 4回 867 878. 5 1回 823 1回 754. 5 1回 20 回 - 48 -