Comments
Description
Transcript
事業の実施内容に関する報告書2
補助事業番号 : 19−22 補助事業名 : 平成19年度 機械工業における国際標準化推進等補助事業 補助事業者名 : 財団法人 日本規格協会 事業の実施内容に関する報告書2 2.幹事国団体・国際規格原案作成促進事業 実施内容 2-(ア)委託事業 ISO/IEC 等の幹事国業務(国際規格回答原案作成を含む)を遂行するため、国内で TC、SC の幹事 国業務を引き受けている団体に対し、公募を行い、15 団体を厳選した。また、これら団体に対し、15 団体と委託契約を締結(平成 19 年 4 月 1 日付)し、委託事業に関する委託契約業務及び事務処理を行 った。 なお、委託先団体名及び審議テーマは、下記表のとおり。 No. 団体名 1 社団法人情報処理学会 2 社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会 幹事国事業名 IEC:JTC1/SC2,SC23,SC29 ISO:JTC1/SC2,SC23,SC29 IEC:JTC1/SC28 ISO:JTC1/SC28 3 財団法人光産業技術振興協会 TC172/SC9 4 社団法人日本コンクリート工学協会 TC71/SC6 5 社団法人電子情報技術産業協会 TC47/SCA,SCD,TC51,TC91, TC100, (TA1) , (TA6∼10) , TC110 6 社団法人電子情報通信学会 TC49,TC86/SCB 7 財団法人国際超電導産業技術研究センター TC90 8 社団法人自動車技術会 TC22/SC22 9 社団法人日本粉体工業技術協会 TC24/SC4 10 日本プラスチック工業連盟 TC61/SC11,SC12,SC13, TC138 11 社団法人日本産業機械工業会 TC111 12 社団法人日本クレーン協会 TC96/SC5 13 社団法人日本建設機械化協会 TC127/SC3,TC195/SC1 14 社団法人日本非破壊検査協会 TC135,TC135/SC6 15 社団法人日本ファインセラミックス協会 TC206 2-イ.直轄事業 2-イ-(ア) ISO/TC164 (金属の機械試験)幹事国業務 幹事国業務運営のため、次のとおり、委員会を開催 1)国内対応 ①TC164 対応委員会 3 回 ・ 平成 19 年 10 月 19 日(財)日本規格協会本部ビル 203 会議室(出席者:13 名) 審議内容:TC164 関連 SC 会議 審議事項の確認 など ・ 平成 19 年 12 月 17 日(財)日本規格協会本部ビル 203 会議室(出席者:13 名) 審議内容:TC164 関連 SC 会議 審議報告 など ・ 平成 20 年 2 月 21 日(財)日本規格協会本部ビル 202 会議室(出席者:8 名) 審議内容:TC164 における測定の不確かさに関する対応方針について ②TC164 運営委員会 1 回 ・ 平成 20 年 1 月 30 日(財)日本規格協会本部ビル 203 会議室(出席者:12 名) 審議内容:平成 19 年度の活動及び収支報告、平成 20 年度の事業計画と予算承認 など ③国際対応 平成 19 年 4∼平成 20 年 3 月 次の通り、国外調整・連絡業務を行った。 ISO/TC164 及び SC から出された以下の規格原案について、関連団体と調整を行い、日本回答案を作成 して各 SC 幹事国及び中央事務局に回答した。 SC 4F 2 4P 2 1 1 4P 4P 2 1 3 4F 4F 1 5 5 2 2 1 1 種類 WD FDIS CD DIS CD NWIP DIS DIS CD DIS DTS SR FDIS CD NWIP NWEIP DIS DIS SR SR 規格番号 26843 10275 148-1 24213 26023-1 26023-2 148-2.2 148-3.2 16630 6892 29381 12135 22889 376 12107 4965 12004-1 12004-2 7500-1 19819 2007 年 2007 年 2007 年 2007 年 2007 年 2007 年 2007 年 2007 年 2007 年 2007 年 2007 年 2007 年 2007 年 2007 年 2007 年 2007 年 2007 年 2007 年 2007 年 2007 年 2 投票 4 月 4 月 5 月 6 月 6 月 6 月 6 月 6 月 6 月 7 月 8 月 9 月 9 月 10 月 10 月 10 月 10 月 10 月 12 月 12 月 〆 1 日 23 日 2日 29 日 21 日 21 日 26 日 26 日 30 日 8 日 30 日 17 日 30 日 1 日 10 日 10 日 17 日 17 日 17 日 17 日 賛否・棄権 − 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 確認 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 確認 確認 1 3 3 3 DIS SR SR SR 204 14577-1 14577-2 14577-3 2008 年 2008 年 2008 年 2008 年 1 3 3 3 月 月 月 月 30 17 17 17 日 日 日 日 賛成 改訂 改訂 改訂 また、次の通り国際会議に代表委員の派遣を行なった。 国際会議出席 :開催地はすべて南アフリカ/プレトリア SC 会議日 平成 19 年 11 月 2 日 平成 19 年 10 月 31 日 平成 19 年 10 月 29 日 平成 19 年 10 月 29−30 日 平成 19 年 11 月 1 日 平成 19 年 10 月 30−11 月 1 日 SC1 SC2 SC3 SC4f SC4p SC5 日本からの出席者 八木委員 他 8 名 林委員 他 6 名 高木委員 他 1 名 粟飯原委員 他 5 名 八木委員 他 7 名 長谷川委員 他 1 名 2-イ-(イ) ISO/TC201 (表面化学分析)幹事国業務 1)契約関係 平成 19 年 4 月 2 日 ①日鐵テクノリサーチ(株) (担当:柿田和俊氏)と TC 201/SC 8 幹事国業務に関する契約 を締結。 契約期間:平成 19 年 4 月 2 日∼平成 20 年 3 月 31 日 業務内容:TC 201/SC 8 幹事国業務 ②(財)大阪科学技術センター付属ニューマテリアルセンター(担当:菊地諄一氏)と TC 201/SC 6 幹事国業務に関する契約を締結 契約期間:平成 19 年 4 月 3 日∼平成 20 年 3 月 31 日 業務内容:TC 201/SC 6 幹事国業務 2)国内対応 ○委員会関係 幹事国業務運営のため、次のとおり、委員会を開催し、業務を実施 平成 19 年 6 月 22 日 第 16 回 運営委員会 13:30 ∼15:00 (財)日本規格協会 赤坂豊産ビル 701 会議室 (出席者:12 名) 《主要議題》 ①平成 18 年度 事業報告、収支決算及び監査報告 ②平成 19 年度 事業計画及び収支予算審議 3 平成 19 年 7 月 20 日 平成 19 年度第 1 回国内業務委員会 13:00 ∼16:30(出席者:24 名) 都道府県会館 4 階 408 会議室 《主要議題》 ① WG 報告 (ISO TC201 総会、TC202 総会、SC、WG 会議報告と今後の方針) ② 運営体制、運営方針について ・2007 年度総会派遣候補者について ・2007 年度 JSCA 運営委員会報告 ③ その他 ・翻訳 JIS 化計画(進捗状況、及び今後の見通しについて) ・平成 19 年度の活動計画 ・ISO TC229 の状況と今後の協力関係 平成 20 年 2 月 22 日 平成 19 年度第 2 回国内業務委員会 13:30 ∼17:00(出席者:21 名) 都道府県会館 4 階 407 会議室 《主要議題》 ① WG 報告 ・2007 年度 TC201 及び TC202 総会報告とその対処 ・2008 年度の活動計画 ② 運営体制、運営方針について ・TC201、TC202 活動の今後の進め方について 幹事国業務委員会審議事項 ・他の ISO TC などとの協力関係について ③ その他 ・翻訳 JIS 化計画(進捗と予定) ・2008 年度の事業計画について ○その他活動 平成 19 年 4 月∼9 月 ・セミナーの開催:平成 19 年 8 月 31 日、2007 分析展(幕張メッセ、日本分析機器工 業会主催)の会場において表面分析国際標準化セミナー「表面分析・微小領域分析 における国際標準化の動向」をテーマにセミナーを開催(参加者 105 名) ・TC 201 対応分科会会議:TC201 幹事国業務および TC202 標準化活動を推進するため、 TXRF WG(全反射蛍光 X 線分光法) 、共通問題 WG (用語、一般的手順、データ管理お よび取扱)、イオンビーム WG、電子分光 WG,GDS WG(グロー放電分光法) 、TXRF WG( 全 4 反射蛍光 X 線分光分析法)、TC 202 国内 WG(マイクロビーム分析) 、EPMA WG(電子 線マイクロビーム分析)、AEM WG(分析電子顕微鏡法)SEM WG(走査型電子顕微鏡法) 、を 開催し、国内対応業務を実施。また、国内調整、連絡業務を実施。 ・ JSCA ニュース特別号改訂版を発行した。表面科学分析技術・マイクロビーム分析 技術 国際標準化状況のタイトルで、ISO TC201 および ISO TC202 の活動紹介に加 え、登録された ISO 規格、JIS 規格これまで活動に携わった委員の一覧を掲載。 ・JSCA ニュース 2007.9 増刊号を発行した。 (2007 分析展セミナーでの講演資料編集) 平成 20 年 3 月 30 日 ・JSCA ニュース 20 号を発行 ・ISO TC201 総会(日本、金沢) 、TC202 総会(中国、上海)の SC、WG 会議報告と今 後の方針について資料集を発行 平成 19 年 4 月∼平成 20 年 3 月 ・TC 201 対応分科会会議、TC201 幹事国業務および TC202 標準化活動を推進するため、 TXRF WG(全反射蛍光 X 線分光法) 、共通問題 WG (用語、一般的手順、データ管理 および取扱)、イオンビーム WG、電子分光 WG,GDS WG(グロー放電分光法) 、TC 202 国内 WG(マイクロビーム分析) 、AEM WG(分析電子顕微鏡法)SEM WG(走査型 電子顕微鏡法) 、を開催し、国内対応業務を実施(のべ 42 委員会開催) 。また、国 内調整、連絡業務を実施。 3)国際対応 ○国際規格開発 平成 19 年 4 月∼20 年 3 月 NWIP 12 件、CD 3 件、DTR 1件、DIS 2 件、ISO 見直し 13 件の投票の実施 1)NWIP TC201/SC7:Surface chemical analysis - X-ray photoelectron spectroscopy - Guide to Analysis 2)NWIP TC201/SC3:Surface chemical analysis ‒ Standard data transfer format for scanning probe microscopy 3)NWIP TC201/SC9:Standards on the definition and measurement methods of drift rates of SPMs 4)NWIP TC201/SC1:Surface chemical analysis - Vocabulary - Part 1: General terms and terms for spectroscopies 5)NWIP TC201/SC1:Surface chemical analysis - Vocabulary - Part 2: Terms for the scanned probe microscopies 6)NWIP TC201/SC8:Surface chemical analysis ̶ Glow discharge mass spectrometry ̶ Introduction to use 7)NWIP TC201/SC8:Surface chemical analysis ̶ General procedures for quantitative 5 compositional depth profiling by glow discharge optical emission spectrometry 8)NWIP TC202/SC2 : Microbeam analysis ‒ Electron probe microanalysis ‒ Quantification method for elemental area analysis using wavelength dispersive spectroscopy 9)NWIP TC201/SC9:Standards on the measurement of angle between an AFM tip and surface and its certified refernce material 10)NWIP TC201/SC9:Guideline for the determination of geometrical quantities using Scanning Probe Microscopes - Calibration of measuring systems 11)NWIP TC201/SC9 : Surface chemical analysis ̶ Scanning probe microscopy ̶ Determination of cantilever normal spring constants 12)NWIP TC201/SC6:Surface chemical analysis - Secondary ion mass spectrometry - Method for depth profiling of arsenic in silicon 13)CD 23812:Surface chemical analysis ̶ Secondary ion mass spectrometry ̶ Method for depth calibration for silicon using multiple delta-layer reference materials 14)CD 24173:Microbeam analysis ̶ Electron Backscatter Diffraction ̶ Guidelines for Orientation Measurement Using Electron Backscatter Diffraction 15)CD 24597:Microbeam analysis ̶ Scanning electron microscopy ̶ Evaluation methods of image resolution 16)DTR 16268:Surface Chemical Analysis - Proposed procedure for certifying the retained areic dose in a working reference material produced by ion implantation 17)DIS 23830:Surface chemical analysis ̶ Secondary-ion mass spectrometry ̶ Repeatability and constancy of the relative intensity scale in static secondary-ion mass spectrometry 18)DIS 18117:Surface chemical analysis - Handling of specimens prior toAnalysis 19)ISO 15632 : Microbeam analysis -- Instrumental specification for energy dispersive X-ray spectrometers with semiconductor detectors 20)ISO 16700:Microbeam analysis -- Scanning electron microscopy -- Guidelines for calibrating image magnification 21)ISO 15470:Surface chemical analysis -- X-ray photoelectron spectroscopy -Description of selected instrumental performance parameters 22)ISO 15471 : Surface chemical analysis -- Auger electron spectroscopy -Description of selected instrumental performance parameters 23)ISO 17331:Surface chemical analysis -- Chemical methods for the collection of elements from the surface of silicon-wafer working reference materials and their determination by total-reflection X-ray fluorescence (TXRF) spectroscopy 24)ISO 18118:Surface chemical analysis -- Auger electron spectroscopy and X-ray photoelectron spectroscopy-- Guide to the use of experimentally determined relative sensitivity factors for the quantitative analysis of homogeneous materials 25)ISO 19318:Surface chemical analysis -- X-ray photoelectron spectroscopy -Reporting of methods used for charge control and charge correction 26)ISO 21270:Surface chemical analysis -- X-ray photoelectron and Auger electron spectrometers -- Linearity of intensity scale 27)ISO 17560 : Surface chemical analysis -- Secondary-ion mass spectrometry --Method for depth profiling of boron in silicon 28)ISO 17470:Microbeam analysis -- Electron probe microanalysis -- Guidelines for qualitative point analysis by wavelength dispersive X-ray spectrometry 29)ISO 17973 : Surface chemical analysis -- Medium-resolution Auger electron 6 spectrometers -- Calibration of energy scales for elemental analysis 30)ISO 17974 : Surface chemical analysis - High-resolution Auger electron spectrometers - Calibration of energy scales for elemental and chemical-state analysis その他、各 SC、ISO/CS との諸連絡、調整業務及び議長支援を実施。 ○国際会議関係 平成 19 年 10 月 28 日 第 15 回 IS0/TC201/SC6 国際会議 ISO/TC201/SC6 国際会議を開催し、運営を図るとともに、委員の派遣を行った。 ①参加国:5 カ国(中国、英国、米国、韓国、日本) 、VAMAS(米国) 合計 14 名、内日本代表 7 名 ②開催地:日本 金沢 ③主要議題:幹事国報告、メンバー構成、ドラフト審議、規格の定期見直し ④会議後の報告:TC201 総会及び SC4 国際会議の議事録を作成、各国に回付した。 平成 19 年 11 月 29∼12 月 1 日 第 16 回 IS0/TC201 総会及び SC1∼SC9 国際会議(SC6 を除く) ISO/TC201 国際会議を開催し、運営を図るとともに、委員の派遣を行った。 ①参加国:9 カ国(中国、フランス、ハンガリー、日本、韓国、英国、米国、ドイツ、ス ウェーデン) 、VAMAS(米国) 、IUVSTA、合計 60 名、内日本代表 20 名 ②開催地:日本 金沢 ③主要議題:幹事国報告、メンバー構成、ISO/TC201 議長任命、委員会内部投票の IT 化、 TC201 新発行規格について、 ・今後の ISO/TC201 総会の開催場所、日程について。 ④会議後の報告: TC201 総会及び SC4 国際会議の議事録を作成、各国に回付した。 平成 19 年 10 月 29∼31 日 第 14 回 IS0/TC202 総会及び SC1∼SC4 国際会議 ①参加国:9 カ国(中国、フィンランド、韓国、南アフリカ、英国、米国、ドイツ、フラ ンス、オーストラリア、 日本) 、合計 40 名、内日本代表 14 名 ②開催地:中国 上海 ③主要議題:議長報告、幹事国報告、新規登録規格、SC1∼4 の各ドラフトの審議。新規 WI 案の説明、次回 ISO/TC202 総会の日程及び開催地 4)その他 各 SC、ISO/CS との諸連絡、調整業務及び議長、国際幹事支援を実施。 7