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「それでも人生にイエス、と言え」再び

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「それでも人生にイエス、と言え」再び
ワンランク上の健康管理を目指すための
平成26年7月発行
〈今月の一文字〉
快
画数7。意味は「気
持ちがよい。」
埼玉県立常盤高等学校
7 月 7 日は「小暑」、23 日は「大暑」。
文字を見ているだけで、暑くなってくるようです。また、
梅雨明け間近の急に気温が上がり日差しが強くなった時、風が
弱い、湿度が高い日は「熱中症」が起こりやすくなります。
さらに、睡眠や食事が不十分で体力が低下している時は熱中
症のリスクが高まります。
「室内」でも起こることも忘れない
でください。
さて、今月の一文字は「快」。快とは気分がいいことを表す漢字です。愉快、
爽快、快調、快眠・・・。自分にとって、快な気分になれる時間、仲間、空間等々、
何かありますか? 夏休みまであとひとふんばりです。
H26.保健部の取組み
エコ(eco)と 心(こころ)
《裏面へ》
シリーズ「心・こころ~常盤生に求める心とは~」
「それでも人生にイエス、と言え」再び
田尻茂樹先生(社会科)
キーワード:イエス,最後の一息
註:拙文は2011年夏の『あすなろ』に寄せた「それでも人生にイエス、と言え!」の続編である
私が行き詰ったとき、いつも立ち返るのはヴィクトール・フランクル(1905~97 アウシュビッ
ツを生き抜いた精神科医)である。余命3ヶ月を宣告された老婆がいた。彼女は自暴自棄となり、看護師
や家族にさえも粗暴な態度をとり始める。よくあるパターンだろうか。もはや人生に意味はなく、何も期
待できないと思ったのか。しかしあるとき、彼女は朝窓の外を眺めると、元気なく暗い顔で通勤するサラ
リーマンを見る。翌朝から彼女は看護師に車椅子を押してもらい、サラリーマンたちに「いってらっしゃ
い」と笑顔で声をかけ始めた。…人には皆背負わねばならない過去、逃れられない運命、自分にどうする
こともできない状況がある。これに対してどんな態度をとり、その運命をどう引き受けていくかが常に問
われている。フランクル(以下、彼を F と略記する)は「態度価値」と呼ぶ。人は常に、あらゆる瞬間ごと
に人生のほうから、問いかけられている。お前は何ができるのか。お前は何をするのか、と。我々が人生
の方に何かを期待するのではない。人生のほうが我々に何かを常に期待しているのだ。人間からすべての
ものを奪うこともできる。自由でさえも。いやしかし、たった1つだけ残るものがある。「そのような状
況に対して自分自身がどんな態度を取るかという自由だけは別である」(F)いかなる場所・時にあって
も人生からの問いは我々のもとに届きつつある。お前は何をすべきなのか?と。その時々で、その人しか
実現できない要請が隠されていて、その人に発見されて実現されるのを待っている。ある男が F に言っ
た。
「私はただの洋服屋の店員です。私はどうすればいいんですか。どうしたら人生を意味あるものにで
きるのですか」これにたいし F は、大切なのはどんな職業についているかではなく、自分の仕事におい
てどれだけ最善を尽くしているかだけだ、と答えている。どんな職業、どんなにちっぽけなことであって
も関係ない。その人だけに与えられ、なされるの待っている仕事があるのだ。
「どんな時も人生には意味がある。自分を必要とする何かがあり、自分を必要とする誰
かが必ずいて、自分に発見され実現されるのを待っている」
(F)日々、瞬間ごとに送り
届けられてくる「なすべきこと」に全力で取り組む。幾多の困難や苦悩があっても。
「人間は生きている限り、最後の一息まで意味実現の可能性を持っている」
(F)
これが常盤生に贈るフランクルと私からのメッセージだ。
ともにがんばりましょう。最後の一息まで!
エコ(eco)への取組み
ポスター・標語を募集します!!
~ごみ散乱防止と3Rを進めるため~
関東甲信越静8都県で構成する「関東甲信越静環境美化推進連絡協議会」では、ごみの散
乱防止及び3R(リデュース~ごみの発生抑制~、リユース~再利用~、リサイクル~再生
利用~)を進めるため、啓発活動の一環としてのポスター・標語を募集しています。
(1)ポスター
ア 規格
B版四つ切り(38.0cm×54.0cm)
またはB3版(36.4cm×51.5cm)
イ 画材
クレヨン、水彩絵の具等とし、写真その他の材料は貼り付けない。
(2)標語
規格、様式は自由
(3)応募上の注意 応募作品は、応募者の創作作品であり、未発表のものとし、特定の商
品名等をイメージさせないもの。
(4)締切・申込み先
8 月 29 日(金) 山﨑まで
(例)「もったいない その一言が ごみへらす」
「リサイクル この地球への 思いやり」
入賞作品は環境行政の各種
広報に使用されます。
「ペットボトル あなたの身近な 救助隊」
★東日本大震災後「初の原子力発電ゼロ」の夏となります。
一人ひとりが節電を実行しよう!!
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