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第59期の 主な取組み

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第59期の 主な取組み
第59期報告書
平成23年2月1日∼平成24年1月31日
20
平成24年4月
株主の皆様へ
第四次中期経営計画での
成果と課題を踏まえ
新たな成長戦略に取組みます
P1
特集
第五次中期経営計画
(3ヵ年計画)
「IMPACT 2014」
を策定
P5
P10
第59期の
主な取組み
P7P5
セグメント別の概況
連結決算概要
会社概要、役員、株式の状況
株主メモ、INFORMATION
P13
P15
P17
P18
第四次中期経営計画での成果と課題を踏まえ
新たな成長戦略に取組みます
株主の皆様には、
ますますご清栄のこととお慶び申し
上げます。
日頃は当社グループにひとかたならぬご愛顧と
ご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
東日本大震災の発生や節約志向・低価格志向の長期化
など、経営環境は依然として非常に厳しい状況となりまし
たが、
第四次中期経営計画
(3ヵ年計画)
「IMPACT 2011」
の
最終年度として7つの重点施策(3P参照)
に基づいた取
代表取締役社長
上野裕一
組みを推進した結果、6期連続の増収、営業利益、経常利
益では3期連続の増益を達成することができました。
当期
(第59期:平成23年2月1日∼平成24年1月31日)
の
概況と、
来期の見通しについてご説明いたします。
当期の業績と配当は?
M&Aや事業の選択と集中、
営業力の強化
により、
収益力が着実に向上しました
東日本大震災の発生に端を発した原発事故による
観光客の減少や電力供給問題、長期化する円高・デフレ
売上高の推移
(連結)
営業利益の推移
(連結)
(百万円)
経常利益の推移
(連結)
(百万円)
200,000
166,553
171,648 175,472
183,084
187,731
(百万円)
2,865
3,000
2,500
2,467
2,390
2,526
3,000
2,500
150,000
100,000
2,858
2,931
2,962
2,614
2,000
2,000
1,500
1,500
1,000
1,000
500
500
2,338
1,410
50,000
0
平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年
1月期
1月期
1月期
1月期
1月期
(当期)
※百万円未満を切り捨てて表示しています。
0
平成20年
1月期
平成21年 平成22年 平成23年 平成24年
1月期
1月期
1月期
1月期
(当期)
0
平成20年 平成21年
1月期
1月期
平成22年 平成23年 平成24年
1月期
1月期
1月期
(当期)
などの影響により、
消費意欲は力強さを欠き、
依然として
と前期から1円増配させていただきました。
厳しい経営環境となりました。
しかし、第四次中期経営
第四次中期経営計画
「IMPACT 2011」
3ヵ年の総括は?
計画
「IMPACT 2011」
の最終年度として7つの重点施策
事業の選択と集中、
コスト・コントロールの
徹底によりコア事業を強化しました
に着実に取組んだ結果、前期に続き当期も増収増益
(営業利益ベース)
を実現できました。
増収の主な要因にはディストリビューター
(業務用食
「IMPACT 2011」
では当期に売上高2,000億円、
売上高
品卸売)事業で「外食ビジネスをトータルにサポートす
営業利益率2.0%、ROE10.0%を財務目標として掲げ
る」総合提案を強化・推進した結果、売上が伸長したこ
ましたが、
リーマンショック後の景況感の悪化や東日本
と、
またM&Aにより、前期10月に㈱トーホー・共栄、当
大震災の影響もあり、残念ながら目標には達しません
期2月に㈱A.I.(アイ)、8月に日食商事㈱がグループ入
でした。
しかし、
7つの重点施策に着実に取組んだ結果、
りしたことなどが挙げられます。
一定の成果を上げることができました。
増益の主な要因としては売上拡大に伴う売上総利益
「事業の選択と集中の継続」
では3年間で7つの不採算
額の増加や継続して取組んでいるM&A、事業の選択と
事業から撤退し、
コア事業を
「ディストリビューター事業」
集中などが成果に結びついたことが挙げられます。
「キャッシュアンドキャリー
(業務用食品現金卸売)
事業」
この結果、売上高は1,877億31百万円(前期比2.5%
「食品スーパー事業」
「業務用コーヒーメーカー」
「これら
増)、営業利益は28億65百万円(同9.6%増)、経常利益
を補完する事業」
と明確化しました。
またコスト・コント
は29億62百万円(同1.0%増)、
当期純利益は、資産の効
ロールも徹底し3年間で約7億円の経費削減を実現し
率化・適正化のため11月に固定資産の一部を売却し、約
ました。
14億円を特別損失に計上したことなどから5億59百万
その結果、
大型情報システム投資やビルド&スクラップ、
円(同55.2%減)
となりました。
計画的改装など、
コア事業の更なる強化に向けて経営
なお、年間配当は1株につき10円
(うち中間配当5円)
資源を集中投下することができました。
当期純利益の推移
(連結)
ROE・ROAの推移
(百万円)
1,500
1,165
1,200
900
ROE
ROA
売上高営業利益率の推移
(%)
(%)
8.0
2.0
1,248
5.87
5.93
6.0
1.5
1.53
1.39
1.44
1.43
平成21年
1月期
平成22年
1月期
平成23年
1月期
821
599
600
4.0
3.14
2.59
4.12
559
3.30
2.0
300
1.0
2.20
0.5
1.26
0
平成20年
1月期
平成21年 平成22年
1月期
1月期
平成23年 平成24年
1月期
1月期
(当期)
0.0
平成21年
1月期
平成22年
1月期
平成23年
1月期
平成24年
1月期
(当期)
0.0
平成24年
1月期
(当期)
業務用食品卸の強化は?
全国展開、
関東地区のシェア拡大を確実に
進め、
関東地区の売上目標を達成しました
食材供給に高いノウハウを持つ川崎市の「河原食品
㈱」
が、3月に外食産業向け青果卸売業を営む横浜市の
「㈱藤代商店」
がグループに加わりました。更に4月には
㈱トーホーフードサービスで初の東北進出となる仙台
持続的成長と収益力の向上を実現するためには主要
営業所が開設しました。
事業である業務用食品卸(ディストリビューター事業・
また、
2月に㈱トーホーフードサービスを会社分割し、
キャッシュアンドキャリー事業)の成長は不可欠です。
グループ全体の業務用食材の仕入・調達を集約する
そこで「業務用食品卸ナンバーワンを不動のものに∼
㈱トーホーマーケティングサポートを設立するとともに、
全国展開・関東地区のシェア拡大」
「M&A、
アライアンス
キャッシュアンドキャリー事業の成長戦略をスピード感
による事業の拡大」
を重点施策に掲げ、
業務用食品卸の
をもって再構築するため、
プロの食材の店
「A-プライス」
事業基盤の強化・拡大を進めました。
を運営する㈱トーホーキャッシュアンドキャリーを設立
M&Aでは関東地区の業務用食品卸売事業会社を
しました。
これにより業務用食品卸の全国展開を更に
中心に、
3年間で9社
(4P下図
「近年グループ入りした会
加速してまいります。
社」
参照)
を実施し、
全国展開・関東地区のシェア拡大に
グループの総合力向上への取組み成果は?
大きく貢献しました。
こうしたM&A戦略に加え、
既存事業
食品卸の売上は大きく伸長しました。
特に全国外食市場
M&Aやアライアンス、新たなビジネスモデルの
創生によりサービス力が更に充実しました
の約4割を占める関東地区では4P下図「関東地区売上
平成21年9月に総合建設請負業である㈱神戸営繕が
高推移」
グラフに記載のとおり、
今回目標としていた
「売
グループに加わりました。
これによりグループ内の出店、
上高330億円」
を上回る成果を上げることができました。
改装、
営繕ニーズに迅速かつ機動的に対応できるように
来期についても既に平成24年2月に給食業態向けの
なり、
ビルド&スクラップ、
計画的改装の推進につながり
会社の積極的な総合提案を強化・推進した結果、
業務用
IMPACT 2011 社会から信頼され必要とされる会社へ
平成22年1月期
(2009年度)
∼平成24年1月期
(2011年度)
持続的成長と
収益力の向上
① 事業の選択と集中の継続
② ビルド&スクラップ、
計画的改装
7つの
重点施策
③ M&A、
アライアンスによる事業の拡大
組織の活性化と
人材の活性化
経営方針
顧客・現場
視点の経営
④ 業務用食品卸ナンバーワンを不動のものに
(全国展開・関東地区のシェア拡大)
⑤ 新たなビジネスモデルの創生
⑥ コスト・コントロール
(費用対効果の検証)
の徹底
⑦ 人事・給与制度改革の継続
コンプライアンスと
適時情報開示
スピード経営
ました。
独立役員とすることで、
意思決定プロセスの透明性の確
食品の品質・衛生管理機能も充実しました。同年6月
保にも真剣に取組んでいます。
に厚生労働省登録検査機関で日本有数の残留農薬検査
来期に向けた取組みと見通しは?
機関である㈱キューサイ分析研究所を持分法適用会社
第五次中期経営計画
(3ヵ年計画)
「IMPACT 2014」
に取組み
更なる飛躍を目指します
とし、
グループ内の品質管理はもちろん、新たに創生し
た
「品質管理代行サービス」
の強化を実現しました。
更に
お客様が取扱う業務用食品の品質に関わる情報などを
手軽に入手・加工できる
「食の安心情報サービス」
もス
詳しくは次頁にご説明しておりますが、
来期より第五次
タートさせ、
「外食ビジネスをトータルにサポートする」
中期経営計画「IMPACT 2014」
がスタートいたします。
総合力を一層充実させました。
第四次中期経営計画での成果と課題を踏まえ、
更なる
「持
また同年12月には農業法人㈱トーホーファームを
続的成長と収益力の向上」
を、
そして
「社会から信頼され
設立し、
トーホーストアに自社グループで生産した新鮮
必要とされる会社」
を目指し力強く取組んでまいります。
野菜の供給が可能となり、
地産地消の取組みを更に前進
なお来 期の見 通しは、売 上 高
させることができました。
2,000億円
(前期比6.5%増)、営業
利益32億円
(同11.7%増)、経常利
ガバナンス体制の強化は?
益33億円
(同11.4%増)、
当期純利
意思決定プロセスの透明性を高め、安心して
任せていただける経営体制としました
益14億円
(同150.3%増)
を見込ん
でおります。
企業のガバナンス体制が問われる中、
平成23年4月か
株主の皆様には当社グループの
ら社外取締役・監査役を増強しました。
役員12名中7名を
成長に一層のご支援、
ご指導を賜り
社外とし、
そのうち6名は当社グループと利害関係のない
ますようお願い申し上げます。
近年グループ入りした会社
DTB事業:ディストリビューター事業
C&C事業:キャッシュアンドキャリー事業
※緑字は「IMPACT 2011」期間中にグループ入り
●は平成25年1月期にグループ入り
アライアンス
平成21年6月
㈱キューサイ分析研究所
(持分法適用会社)
その他事業
平成21年9月
C&C事業
平成20年1月
DTB事業、
その他事業
平成21年6月
関東地区売上高推移
㈱昭和食品
㈱宇都宮総合卸売センター
(百万円)
㈱トーホー・パワーラークス
DTB事業
平成21年7月
DTB事業
平成20年6月
㈱トーホー・群馬
DTB事業
平成23年2月
㈱神戸営繕
神戸コンフォーム㈱
㈱A.I.
(アイ)
DTB事業
平成24年2月
DTB事業
平成20年12月
㈱トーホー・仲間
㈱トーホー・カワサキ
河原食品㈱
C&C事業
平成23年8月
DTB事業
平成22年10月
DTB事業
平成24年3月
日食商事㈱
㈱トーホー・共栄
㈱藤代商店
IMPACT 2011
35,000
31,715
33,224
30,000
26,266
25,000
18,526
20,000
15,000
10,000
10,315
5,000
0
平成20年
1月期
平成21年
1月期
平成22年
1月期
平成23年
1月期
※百万円未満を切り捨てて表示しています。
平成24年
1月期
(当期)
特集
第五次中期経営計画(3ヵ年計画)
更なる
「持続的成長と収益力の向上」
を、
そして
「社会から信頼され
トーホーグループでは、
「5つの経営方針」
(下図参
の重点施策を掲げ、
具体的に取組んでまいりました。
照)
を具現化し、更なる企業価値の向上を図るべく、
今回策定した第五次中期経営計画では、
これまで
第五次中期経営計画「IMPACT 2014」
(インパクト
の取組みの成果と課題を踏まえ、
新たに7つの重点
ニーマルイチヨン)
(平成25年1月期(2012年度)∼
施策を定めました
(6P参照)
。
これら7つの重点施策
平成27年1月期
(2014年度)
)
を策定いたしました。
の着実な実行により、更なる
「持続的成長と収益力
当期までの第四次中期経営計画(3ヵ年計画)
の向上」
を、
そして
「社会から信頼され必要とされる
「IMPACT 2011」
では、
2P∼4Pに記載のとおり、
7つ
トーホーグループ経営理念
5つの経営方針
1. 持続的成長と
収益力の向上
会社」
を目指してまいります。
食を通して社会に貢献する
連結財務目標(平成27年1月期)
売上高 2,300億円 売上高営業利益率 2.0%
売上高
(百万円)
売上高営業利益率(%)
300,000
2.0
2.00
2. 組織の活性化と
人材の活性化
250,000
3. 顧客・現場視点の経営
200,000
4. コンプライアンスと
適時情報開示
150,000
1.44
1.43
1.53
230,000
175,472
183,084
1.0
187,731
IMPACT 2014
0.5
平成25年1月期∼平成27年1月期
100,000
5. スピード経営
1.5
0.0
平成22年
1月期
平成23年
1月期
平成24年
1月期
(当期)
平成27年
1月期
(目標)
IMPACT 2014」を策定
イン パ クト
「
ニー マル イチヨン
必要とされる会社」
へ。
7つの重点施策と主な取組み
3 新たなビジネスモデルの創生・育成
●
1 全国展開に向けた事業基盤の拡大
●
事業所の出店・移転、統合による事業基盤の拡大強化
●
計画的なビルド&スクラップの実行
(平成24年2月1日付)
仕入・調達
ディストリビューター
(業務用食品卸売)事業
キャッシュアンドキャリー
(業務用食品現金卸売)
事業
外食ビジネスをトータルにサポートする
サービスの充実
●
●
全国展開を更に加速させるため
株式会社トーホーフードサービスを分社化
グループ全体の業務用食品の仕入・調達
品質系サービスなど新たに創生したビジネスの育成
新たな店舗モデルの創生
4 グループ・コスト・コントロールの徹底
●
自助努力による損益分岐点の引き下げの継続
●
グループ全体で費用対効果の検証を徹底
●
好事例の水平展開
5 人事・給与制度改革の継続
グループ全体の社員・従業員のモチベーション
アップにつながる人事・給与制度改革の継続実施
●
ディストリビューター事業
キャッシュアンドキャリー事業
(A-プライスの運営)
2 M&A戦略の更なる加速
業務用食品卸の全国展開、
関東地区のシェア拡大や
サービス力の強化につながるM&A、
コア事業の強化につながるM&Aを実施
6 業務改革による生産性の向上
●
継続実施している業務改革プロジェクトの更なる推進
●
間接業務の集約化の推進
7 資産回転率の向上による企業体質の強化
●
●
在庫日数の短縮による新鮮な商品の提供
●
新店・改装等に係る投資回収期間の短縮
TOPICS
第59期の主な取組み(平成23年2月1日∼平成24年1月31日)
2011年
(平成23年)
2日
2月
3月
A-プライス今津店
(兵庫県西宮市)
改装
3日
●
4日
●
13日
●
15日
●
㈱A.I.
(東京都江東区)
が
グループ入り
● 東京本部
(東京都港区)
を
開設
●
4月
8日
●
トーホーストアつつじが丘店
(神戸市垂水区)
改装
「東日本大震災」
震災復興
店頭募金活動開始
トーホーストア塩屋北店
(神戸市垂水区)
オープン
5月
14∼15日
東日本大震災復興義援金
寄贈
(1回目)
トーホーストア
「食べて応援しよう!
城県産農産品フェア」
開催
●
20日
●
第58回定時株主総会
開催
19日
A-プライス浦添店
(沖縄県浦添市)
改装
●
16日
25日
プルタブを集めて
車椅子をプレゼント
(3回目、
福岡市NPO法人)
●
トーホーストア
垂水駅前店
(神戸市垂水区)
改装
24日
東日本大震災復興義援金寄贈
(2回目)
●
●
26日
トーホーストア上高丸店
(神戸市垂水区)
オープン
●
28日
A-プライス宇部店
(山口県宇部市)
改装
●
コーポレート・ガバナンス体制を強化
更に透明性の高い経営体制へ
トーホーストア 新たに3店舗をオープン
垂水地区・明石地区のドミナント強化へ
第58回定時株主総会(平成23年4月20日開催)で、
コーポ
平成23年3月15日トーホーストア塩
レート・ガバナンス体制を一層強化する役員改選を実施。取締
屋北店(神戸市垂水区)、3月26日トー
役の8名中4名を社外から選任(従来は6名中2名が社外)、監査
ホーストア上高丸店
(同)
、
9月29日トー
役の4名中3名を社外から選任(従来は3名中2名が社外)
し、役
ホーストア明石小久保店(兵庫県明石
員の半数を独立役員としました。
また、取締役会の諮問機関と
市)
がそれぞれオープンしました。
これ
して委員会設置会社の利点を取入れた指名諮問委員会・報酬
により垂水地区は8店舗、
明石地区は5
諮問委員会を
㈱トーホーの役員体制
社内
設置するなど、
透明性の高い
取締役
4名
経営体制を構
監査役
1名
築しています。
役員合計
5名
(平成24年4月18日現在)
社外
合計
独立役員
トーホーストア上高丸店
店舗となり、重点エリアである両地区
のドミナント強化につながりました。
トーホーストア明石小久保店
4名
8名
4名
3名
またトーホーストア明石小久保店内には、
近隣店舗の水
4名
2名
産売場への商品供給・管理の拠点となる
「水産センター」
を
12名
6名
設置。
エリア全体の水産部門の強化も図っていきます。
(うち常勤1名)
7名
6月
7月
6日
8日
A-プライス脇浜店
(神戸市中央区)
改装
●
8月
●
A-プライス堺店
(堺市堺区)
改装
9月
トーホーストア本部システム・
レジの入替を開始
1日
●
東日本大震災復興義援金寄贈
(3回目)
●
トーホーストアポーアイ店
(神戸市中央区)
改装
●
トーホーストア
「皆で守ろう!コウノトリ!1点1円募金」
により
豊岡市コウノトリ基金へ寄贈
26日
日食商事㈱
(静岡市葵区)
が
グループ入り
9日
11日
28日
20日
●
●
●
第2回
「トーホー
子ども参観日」
を開催
楽農レストラン
「育みの里 かんでかんで」
(神戸市西区)
ご来店お客様数50万人突破
●
新たに2社がグループ入り
㈱トーホーフードサービス埼玉支店
(埼玉県所沢市)
移転
26日
●
28日
●
29日
●
㈱トーホーフードサービスの会社分割
(平成24年2月1日付)
を決定
トーホーストア明石小久保店
(兵庫県明石市)
オープン
過去最大規模の情報システム投資を実施
業務効率化、
事業継続リスク低減、
コスト削減に寄与
業務用高級食材を直輸入する㈱A.I.(アイ)
がグループ入り
平成23年2月2日、
フランスをはじめヨーロッパ各国などから
トーホーグループでは、
コア事業の更なる強化を
フォアグラやトリュフなどの特殊で高級な食材を直輸入し、
販売
図るべく、過去最大規模となる約12億円の大型情報
する㈱A.I.(東京都江東区)
がグループ入りし、業務用食品卸売
システム投資を実施しました。平成24年1月には、全
事業における高級食材の調達機能が強化されました。
社レベルでの業務の効率化、事業継続リスクの低減、
静岡県でキャッシュアンドキャリー6店舗を営む日食商事㈱がグループ入り
コスト削減を目的に、
トーホーグループのホストシス
平成23年8月1日、静岡県で業務用食品のキャッシュアンド
テムの入替、
データセンターの統合を実施しました。
キャリー6店舗と卸売事業を営む日食
また、平成23年8月からは
「トーホーストア」
・
「A-プ
商事㈱(静岡市葵区)
がグループ入り
ライス」
の本部システムや店舗レジの入替を順次実施
し、
キャッシュアンドキャリー事業の
し、
お客様の買物利便性の向上と業務の効率化を図
未出店地域であった東海地区に営業
りました。
拠点を確保することができました。
TOPICS
第59期の主な取組み(平成23年2月1日∼平成24年1月31日)
10月
●
11月
A-プライス本部システム・
レジの入替を開始
12月
16日
●
1日
トーホーストア第1回
「腕自慢!料理甲子園」
最優秀メニューの店頭販売開始
2012年
(平成24年)
1月
21日
トーホーストア
「コウノトリ育む
お米」
の販売を通じて
豊岡市コウノトリ基金に寄贈
河原食品㈱
(川崎市川崎区)
の
株式取得
(子会社化)
を決定
(平成24年2月2日グループ入り)
1日
●
●
25日
トーホーストア舞子店
(神戸市垂水区)
改装
●
30日
東日本大震災復興義援金寄贈
(4回目)
●
東日本大震災復興義援金を寄贈
トーホーグループでは、
東日本大震災の被災地復興支援のため、
「社会貢献型株主優待制度の活用」
「
、トーホーグループ153店舗での
店頭募金活動」「
、トーホーグループ役員・従業員および㈱トーホー、
●
トーホーグループホストシステムを
入替・データセンターを統合
トーホーストア旗塚店
(神戸市中央区)
改装
20日
●
31日
●
サンエバー㈱
(現シャンボール㈱)
の
コーヒーハウス事業を譲渡
業務用食品卸売事業の関東地区のシェア
拡大、サービス力の強化を目指して
河原食品㈱と㈱藤代商店が新たにグループ入り
平成24年2月2日、関東地区で業務用食品卸売事
労働組合からの拠出金」
による震災復興義援金
(合計16,792,081円)
業を営み、
特に給食業態向けの食材供給に高いノウ
を被災地に寄贈しました。
ハウを持つ河原食品㈱(川崎市川崎区)がグループ
被災地の皆様の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
また、
社会
入りしました。
また、同年3月2日、横浜市を中心にホ
貢献型株主優待制度
テルなどの外食産業向けに青果卸売業を営む㈱藤
トーホーグループ累計震災復興義援金寄贈金額:16,792,081円
にご協力いただいた株
主の皆様、店頭募金活
内容
社会貢献型株主優待制度を活用した義援金
❶ (3,737名の株主様のご協力)
動にご協力いただいた
❷
お客様に厚く御礼申し
❸
上げます。
トーホーグループ153店舗での
店頭募金活動による義援金
トーホーグループ役員・従業員および
当社、
労働組合からの拠出金
合計(❶+❷+❸)
寄贈金額
代商店
(横浜市神奈川区)
がグループ入りしました。
3,094,263円
関東地区の既存グループ会社との連携により、
4,252,483円
ノウハウの共有やサービス力の更なる充実を図り、
9,445,335円
関東地区における更なるシェア拡大に努めてまい
16,792,081円
(平成24年1月31日現在)
ります。
連載シリーズ 19
ハモン・イベリコを切る小西さん。
どんぐりを多く食べて育った
「シエ
ラ・マヨール社」
のイベリコ豚は、
きめ細やかな脂肪
(さし)
が特徴。
オレイン酸を多く含んだ脂は、
オリーブ油のようなすっきりとし
た味わいで、口に入れるとさっと
溶け出し、熟成した肉の旨みと
混じって絶妙な美味しさです。
食に情熱を傾け、人生を享楽し、
“今”に生きるーー
そんなスペイン時間が流れるお店でした
扉を開け、通路を抜けると、ガラス越しに広がる河岸の
President
有限会社エルポニエンテ
代表取締役
小西 由企夫さん
1962年兵庫県生まれ。調理師専門学校卒業後、83年、単身
スペインへ渡り、マドリッドを拠点にスペイン各地の料理を
学んで87年に帰国。98年、エルポニエンテを開店。まだ
認知度の低かったスペイン料理を大阪に広める。その後、
スペインバルの
「ゴソ」
、炭焼き料理の
「カルボン」
、お米料理
の「ファロ」
、モダンスパニッシュの「オラ」
、魚介料理を中心
とした「マリスケリア・ゴソ・ウメダ」、さらに2012年春には
バスク地方料理の
「アマルール」
を出店。
風景。とりわけ中之島に建つ大正モダン建築の粋、赤レンガ
の壁に青銅のドームが美しい大阪市中央公会堂(国指定
重要文化財)が目を惹きます。パリのセーヌ川とシテ島を
思わせるすてきな景色にしばし見とれてしまいました。
ウッディな店内には、アンティークなインテリアや、温もり
に満ちた手書きの絵皿、1900年代のスペイン各地の
写 真 などが飾られ、落ち着いた雰囲気。カウンターには
スペインの宝石 と称されるハモン・イベリコ
(イベリコ豚
のハム)が輝き、陽気なスペイン音楽と相まって、テンション
も高まります。
パセリ。鉄分が多くプ
ランター栽培が可能
なパセリは、航海中の
船乗りの鉄分不足を
補うものとして活躍し
てきたのです。
そして最後はパエ
リアの登場。魚介が豪
快に盛りつけられ、香
左上から時計回りに「塩鱈と炭焼き
野菜のサラダ」
「イカの詰め物の墨
ス
ペイン各地の料理を味わい
小旅行気分を楽しむ
煮」
「あんこうの土鍋煮コスケラ風」
「アリカンテ風魚介のパエリア」
ばしさが食欲を誘い
ます。もともとは米に
インゲンやタニシ、鰻
などを炊き合わせた
まずは北大西洋で獲れた鱈を干
を忌むカトリックが多いスペイン
農 民 料 理だったというパ エリア。
して塩漬けにしたものと、炭焼きに
で、広く保存食として流布していた
今では、日曜日のガーデンパーティ
した赤ピーマンを合わせたサラダ。 もの だとか 。バ スク地 方 の 料 理
にお父さんが作ることも多いそう。
干物とは思えないみずみずしさと 「あんこうの土鍋煮」のサルサ・ヴェ
エルポニエンテ
(「スペインからの
ほど良い塩分、それに赤ピーマンの
ルデ(緑のソース)にも、船乗りが
風」の意)がそよぐ店内で、料理と
甘みがマッチした一品です。塩鱈
多い地方ならではの生活の知恵が
一緒に小旅行気分を味わいました。
は、鳥獣の肉を金曜日に食べること
隠されていました。
この緑の正体は
今回の
訪問店
エル・ポニエンテ
〒541-0041
大阪府大阪市中央区北浜2-1-21つねなりビル1F
TEL:06-6220-6868
http://www.ne.jp/asahi/spain/elponiente/
営業時間 ランチ 11:30∼14:00
ディナー 17:30∼23:00(L.O.22:00)
日曜日定休
客席
材の美味しさを最大限に引き出す
素“コンディメント”が料理の基本
スペイン料理は「ごまかしのきか
モン・イベリコの
ない料理」
と言う小西さん。
「スペイン
3つ。
「オリーブ油
料理の1皿は、1つの鍋で作ること
やワイン はスペ
が多く、美味しさを逃がさず、無理な
イン産でないと、
足し算もしない。素材の美味しさを
香りからしてもう
最大限に引き出す コンディメント
スペイン 料 理と
(調味)が基本」なのだそうです。
は言えないし、ハ
そんな小西さんが「絶対に譲れ
モン・イベリコは
ない」のが、オリーブ油とワイン、ハ
代替の効かない
唯一無二のもの」
だと言います。本物の味を追求する
と思うもの」
「スペイン人も認める味
姿勢は、
「日本人の口に合うような
であること」の基準をクリアしたもの
アレンジは一切しない」
という言葉
だけです。
にも表れています。
「何千、何万種類
今年4月には7店舗目が開店、
小西
もあるレシピの中から日本人の嗜好
さんが運んできた スペインからの
に合うものを選ぶ」
と言う小西さん。 風 は人々を魅了し続けています。
メニューに並ぶのは
「自分が美味しい
シェフ自慢の本格スペイン料理を、
こちらでもお楽しみください。
エル・ポニエンテ オラ
〒553-0003
大阪市福島区福島1丁目1-48-F
Hotarumachi
TEL/Fax:06-6453-9191
営業時間 ランチ 11:30∼15:00(L.O.14:00)
ディナー 17:30∼23:00(L.O.21:30)
火曜日定休
マリスケリア・ゴソ・ウメダ
〒530-0018
大阪市北区小松原2-4
大阪富国生命ビル1F
TEL:06-6131-0108
営業時間
11:30∼24:00
月
年4月
2012年
ン
オープ
バスク料理
アマルール
〒530-0003
大阪市北区堂島
2丁目 1番16号
TEL:06-6451-8383
第59期 報告書
(平成23年2月1日∼平成24年1月31日)
セグメント別の概況(連結)
ディストリビューター事業部門
業務用食品の卸売事業を行う当部門では、
新規得意先の獲得、
既存
得意先の深耕を引き続き強化するとともに、
外食事業者のお役に立
てる商品、
サービス、
情報の提供を継続して進めました。
売上高の推移
(単位:百万円)
111,423
平成23年1月期
118,317
平成24年1月期
(当期)
0
セグメント別
売上高構成
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
キャッシュアンドキャリー事業部門
業務用食品の現金卸売事業を行う当部門では、
中小飲食店への提
案や品 えを強化するとともに、M&A戦略により事業基盤の強化
を図りました。
売上高の推移
(単位:百万円)
平成23年1月期
39,519
平成24年1月期
(当期)
39,506
0
合計
1,877億31百万円
10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
食品スーパー事業部門
一般消費者向けの食品スーパー事業を行う当部門では、地域密着
型の食品スーパーとして、
お客様に毎日のおかずを提供できる店作
りに注力しました。
売上高の推移
(単位:百万円)
28,727
平成23年1月期
26,747
平成24年1月期
(当期)
0
セグメントの変更について
「セグメント情報等の開示に関する会計基準」
(企業会計基準
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
35,000
その他事業部門
成20年3月21日)
の適用に伴い、
当期より
「ディストリビューター
上記以外のトーホーグループ各社の全事業が含まれる当部門では、
食に関連するさまざまなサービスや、
グループ内の事業を補完する
サービスの強化を図りました。
事業部門」
に含まれていた㈱宇都宮総合卸売センターを
「その他
売上高の推移
第17号 平成21年3月27日)
および「セグメント情報等の開示に
関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第20号 平
事業部門」へ区分の変更を、
「 A-プライス事業部門」を「キャッ
シュアンドキャリー事業部門」
に名称の変更を行っています。
なお、前期の数値は、
セグメント変更後の数値に組み替えて記
載しています。
(単位:百万円)
3,413
平成23年1月期
3,160
平成24年1月期
(当期)
0
1,000
2,000
3,000
4,000
1,183億17百万円(63.0%)※( )内は構成比
テーマ別展示商談会
ノンアルコールワイン
事業所の状況
主な施策
物流・情報システムを含む総合提案を従来にも増し
て推進しました。
外食ビジネスをトータルにサポートするための
「総合
展示商談会」
を全国7会場で開催するとともに、
お客様
の業態や地域ニーズに対してより細やかな対応を行う
ため
「年末年始・オードブル」
や
「宴会・パーティー食材」
など、
約120回のテーマ別展示商談会を開催しました。
商品面では、
ノンアルコールワインなど新たな需要に
対応した商品を発売するとともに、2月にグループ入
りした㈱A.I.
(アイ)
(東京都江東区)
が欧州などから直
輸入する業務用高級食材などの拡販に努めました。
統 合
1月:トーホーフードサービス
世田谷営業所・川崎営業所
(東京支店・横浜支店・西東京営業所へ統合)
1月:トーホーフードサービス天草営業所
(A-プライス天草店へ統合)
395億6百万円(21.0%)※( )内は構成比
日食商事㈱
主な施策
店舗の状況
プロの食材の店
「A-プライス」
では、
主要顧客となる
中小飲食店への提案強化のため「秋の惣菜仕出し
フェア」
や
「冬の宴会メニューフェア」
などの全店統
一のフェアを開催しました。
また5店舗を改装し、
店
内営業の強化を図りました。
(静岡市葵区)
がグルー
プに加わりました。
㈱トーホー・パワーラー
クスの
「パワーラークス
世田谷店」
では、
10月末に高濃度放射線量が地中か
ら検出されたことを受け、現在休業を余儀なくされ
ています。
8月に未出店地域となっていた静岡県で
「世界の食
材市場 ニッショク」
6店舗を展開する日食商事㈱
267億47百万円(14.3%)※( )内は構成比
鮮魚とれとれ市
トーホーストア明石小久保店
主な施策
自社農園
「㈱トーホーファーム」
の新鮮野菜を中心に
地産地消の取組みを推進するとともに、
近隣漁港か
ら直送した鮮魚を販売する
「鮮魚とれとれ市」
などを
開催し、
お客様に好評をいただきました。
CSR活動の一環としてコウノトリの野生復帰を支援
するため、
「コウノトリ育むお米」
やメーカー様との共
同企画による売上の一部を豊岡市コウノトリ基金に
寄贈しました。
惣菜部門の活性化・差別化を図るため、
8月に社内
で第1回
「腕自慢!料理甲子園」
を開催し、
10月より
最優秀メニューを商品化しました。
改 装
3月:A プライス今津店(兵庫県西宮市)
5月:A プライス浦添店(沖縄県浦添市)
5月:A プライス宇部店(山口県宇部市)
6月:A プライス堺店(堺市堺区)
7月:A プライス脇浜店(神戸市中央区)
店舗の状況
新 店
3月:トーホーストア塩屋北店
(神戸市垂水区)
3月:トーホーストア上高丸店
(神戸市垂水区)
9月:トーホーストア明石小久保店(兵庫県明石市)
改 装
(神戸市垂水区)
2月:トーホーストア垂水駅前店
3月:トーホーストアつつじが丘店(神戸市垂水区)
6月:トーホーストアポーアイ店
(神戸市中央区)
11月:トーホーストア舞子店
(神戸市垂水区)
1月:トーホーストア旗塚店
(神戸市中央区)
閉 店
10月:トーホーストア浜の宮駅前店(兵庫県加古川市)
31億60百万円(1.7%)※( )内は構成比
主な施策
食の安心・安全に関するサービスとして
「品質
管理代行サービス」
「
、食の安心情報サービス」
の強化に努めるとともに、
8月には持分法適用
会社である㈱キューサイ分析研究所との協業
による放射性物質検査を開始しました。
コア事業を更に強化するため、
トーホーグルー
プのホストシステムの入替、
データセンターの
統合、
「トーホーストア」
・
「A-プライス」
の本部シ
ステム・店舗レジの入替など大型情報システム
投資を実施し、
お客様の買物利便性の向上と
業務の効率化を図りました。
事業の選択と集中として、
1月にサンエバー㈱
(現シャンボール㈱)
のコーヒーハウス事業を譲
渡しました。
※サンエバー㈱は、平成24年4月1日付で
シャンボール㈱に商号を変更しました。
第59期 報告書(平成23年2月1日∼平成24年1月31日)
連結決算概要
(要旨)
連結 貸借対照表
区 分
第58期
第59期
(平成23年1月31日現在)
(平成24年1月31日現在)
28,496
30,611
固定資産
45,065
44,460
有形固定資産
29,230
27,610
無形固定資産
1,656
2,410
区 分
▲
流動資産
投資その他の資産
(要旨)
連結 損益計算書
(単位:百万円)
❹
売上高
183,084
187,731
売上原価
147,827
151,694
売上総利益
35,256
36,037
販売費及び一般管理費
32,641
33,171
2,614
2,865
営業外収益
664
500
営業外費用
347
402
資産合計
73,562
75,071
流動負債
33,187
34,197
固定負債
18,580
19,064
負債合計
51,767
53,262
経常利益
2,931
2,962
株主資本
21,522
21,591
特別利益
163
478
資本金
5,344
5,344
特別損失
923
2,044
資本剰余金
5,041
5,041
税金等調整前当期純利益
2,171
1,396
利益剰余金
11,499
11,480
法人税、住民税及び事業税
1,004
1,129
法人税等調整額
△ 97
△ 306
少数株主損益調整前当期純利益
−
573
少数株主利益
15
14
1,248
559
▲
自己株式
△ 275
207
137
64
79
純資産合計
21,794
21,808
負債純資産合計
73,562
75,071
少数株主持分
▲
※ 記載金額は、
百万円未満を切り捨てて表示しています。
▲
△ 363
その他の包括利益累計額
❸
平成22年2月 1 日から
平成23年2月1日から
( 平成
23年1月31日まで ) ( 平成24年1月31日まで )
14,439
▲
▲
❷
第59期
14,178
❺
❶
(単位:百万円)
第58期
❻
営業利益
当期純利益
※ 記載金額は、
百万円未満を切り捨てて表示しています。
(要旨)
連結 キャッシュ・フロー計算書
区 分
(
(単位:百万円)
第58期
第59期
平成22年2月 1 日から
平成23年1月31日まで
平成23年2月1日から
平成24年1月31日まで
) (
貸借対照表のポイント
❶ 総資産
(前期比15億9百万円の増加)
)
「現金及び預金」
が20億22百万円増加しました。
また、資産の効率化・適正化を図る目的で
固定資産の一部を売却したことにより、
「土地」
が16億16百万円減少しました。
「無形固定資産
(のれんを含む)
」
が7億54百万円増加しました。
▲
❼
▲
❽
営業活動による
キャッシュ・フロー
3,281
投資活動による
キャッシュ・フロー
△ 1,365
3,829
❷ 負債
(前期比14億94百万円の増加)
大型情報システム投資に伴うリース債務の増加により、流動負債の
「その他」
が5億47百万
円、
固定負債の
「その他」
が8億24百万円それぞれ増加しました。
△ 33
「支払手形及び買掛金」
が6億90百万円増加しました。
「借入金」
は、
長期・短期合わせて4億97百万円減少しました。
❸ 純資産
(前期比14百万円の増加)
▲
❾
財務活動による
キャッシュ・フロー
△ 1,479
△ 1,594
0
△2
437
2,197
当期純利益による増加5億59百万円、
自己株式の売却による増加1億70百万円がある一方
で、
その他有価証券評価差額金で47百万円の減少、
自己株式の取得1億19百万円、
配当金の
支払5億40百万円がありました。
当期末の自己資本比率は前期末に比べ0.6%低下し、
28.9%となりました。
現金及び現金同等物に
係る換算差額
現金及び現金同等物の
増減額
現金及び現金同等物の
期首残高
損益計算書のポイント
❹ 売上高
(前期比2.5%増)
ディストリビューター事業部門における新規得意先の獲得、
既存得意先の深耕が堅調に推移
したことや、
新規連結子会社の寄与により、
売上高が拡大しました。
一方、前期に水産物の加工・販売を営む㈱大辰水産、
ダイタツ㈱を解散した影響や、㈱トー
ホーストアが福岡地区で展開していた食品スーパー5店舗を譲渡した影響がありました。
3,970
4,407
❺ 営業利益
(前期比9.6%増)
売上高の増加に伴い、売上総利益額が増加しました。
現金及び現金同等物の
期末残高
4,407
6,605
加えて、事業の選択と集中やコスト・コントロール(費用対効果の検証)の徹底など企業体
質の強化に継続的に取組んだ結果、増益を達成しました。
❻ 当期純利益
(前期比55.2%減)
※ 記載金額は、
百万円未満を切り捨てて表示しています。
特別利益として、
旧九州本社跡地の売却など、
固定資産売却益2億28百万円を計上しました。
一方、特別損失として、資産の効率化・適正化を図る目的で固定資産の一部を売却したこと
により、固定資産売却損13億91百万円を計上しました。
キャッシュ・フロー計算書のポイント
❼ 営業活動によるキャッシュ・フロー
(前期比5億47百万円の増加)
たな卸資産の減少が1億50百万円と、
前期に比べ改善しました。
なお、
前期は、
売掛金等の入金及び一部経費の支払のずれ込みなどの金融機関の休日による
影響がありました。
❽ 投資活動によるキャッシュ・フロー
(前期比13億31百万円の増加)
食品スーパー事業部門における新規出店・改装やその他事業部門における土地等の取得、
大型情報システム投資など、固定資産の取得による支出14億50百万円、新規連結子会社
の株式取得による支出8億8百万円がありました。
一方、福岡支店・旧九州本社跡地の売却など固定資産の売却等による収入20億13百万
円、投資有価証券の売買によるネット収入65百万円がありました。
❾ 財務活動によるキャッシュ・フロー
(前期比1億15百万円の減少)
長期借入金・短期借入金の純額で8億91百万円を返済しました。
自己株式の売却による収入1億70百万円がある一方、配当金の支払による支出5億40百万
円、
自己株式の取得による支出1億19百万円がありました。
会社概要
(平成24年1月31日現在)
創
立
商
号
本社所在地
資
本
金
売上高(連結)
従業員数(連結)
主要取引銀行
1947(昭和22)年10月
株式会社トーホー
神戸市東 区向洋町西5丁目9番
078-845-2400(代表)
53億4,477万円
1,877億円(平成24年1月期)
1,963名
上記のほか嘱託・パートタイマー等
2,207名(1日8時間勤務換算)
三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行
福岡銀行、
西日本シティ銀行
肥後銀行
役 員
代 表 取
取 締
取
取
取
取
取
取
常 勤
常 勤
監
監
(平成24年4月18日現在)
締 役 社
役 専
締
締
締
締
締
締
監 査
監 査
査
査
上
中
大
小
原
明
遠
岡
藤
徳
高
野
長
務
役
役
役
役
役
役
役
役
役
役
裕
武
兼
義
邦
靖
侑
耕
末
健
繁
義
一
夫
只
純
継
彦
宏
作
夫
二
正
郎
(平成24年1月31日現在)
139,754,000株
55,060,834株
発行可能株式総数
発行済株式の総数
(自己株式455,960株を含む)
7,805名
7,154名
株主数
単元株主数
所有株数別株主数
地域別株主数
1,000株未満
651名
九州・沖縄
1,356名
10万株以上
54名
1万株以上
279名
大株主一覧
7,805名
北海道・東北
129名
関東
7,805名
所有数(株) 所有株式数の割合(%)
中部
8.15
1,000株
トーホー社員持株会
3,396,532
6.22
2,595名
ト ー ホ ー 共 栄 会
2,793,500
5.12
国
社
2,757,100
5.05
株価の推移
第一生命保険株式会社
2,200,000
4.03
350
有 限 会 社 藤 崎 興 産
2,190,000
4.01
株式会社西日本シティ銀行
1,323,000
2.42
日本生命保険相互会社
会
1,044,800
1.91
日 本 ト ラ ス テ ィ・ サ ー ビ ス
信 託 銀 行 株 式 会 社( 信 託 口 )
892,000
1.63
株 式 会 社 福 岡 銀 行
810,600
1.48
「発行済株式総数に対する所有株式数の割合」
は、
小数点第3位以下を四捨五入して表示しています。
注)1.
2.
「発行済株式総数に対する所有株式数の割合」
は、
自己株式を控除して計算しています。
3.
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
(信託口)
が所有する892,000株には、
従業員持株
会信託型ESOP導入のために設定した信託が所有する当社株式294,000株が含まれていま
す。
なお、
当該株式は、
連結財務諸表および財務諸表上、
自己株式として処理しています。
1,376名
433名
株 式 会 社 待 鳥 商 事 4,450,000
式
中国・
四国
626名
外国
45名
発行済株式総数に対する
株主名
株
注)1.
取締役 原邦継、
明石靖彦、遠藤侑宏、
岡田耕作の4氏は、
社外取締役です。
2.監査役 徳野健二、高橋繁正、野邊義郎の3氏は、社外監査役です。
株式の状況
分
野
溝
野
杉
石
藤
田
下
野
橋
邊
2,000株以上
4,226名
以上
近畿
3,840名
(単位:円)
300
250
200
2011/5
2011/7
2011/9
2011/11
2012/1
2012/3
株主メモ
事業年度
定時株主総会
期末配当金
受領株主確定日
中間配当金
受領株主確定日
毎年2月1日より翌年1月31日まで
毎年4月 毎年1月31日
電子公告により行います。
公告掲載 URL. http://www.to-ho.co.jp
ただし、電子公告による公告をすることができ
ない場合は、
日本経済新聞に掲載します。
毎年7月31日
株主名簿管理人 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
三井住友信託銀行株式会社
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
特別口座の
三井住友信託銀行株式会社
口座管理機関
郵便物送付先
(電話照会先)
公告方法
〒168-0063
東京都杉並区和泉二丁目8番4号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
TEL. 0120-782-031
(フリーダイヤル)
取次事務は三井住友信託銀行株式会社の
本店および全国各支店で行っております。
〈お知らせ〉
特別口座に関する手続き書類につきましては、三井住友
信託銀行株式会社のウェブサイトでご請求いただけます。
URL.
http://www.smtb.jp/personal/agency/index.html
免責条項
本報告書に掲載している将来に関する予想については、
現時点
(平成24年3月12日現在)
で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、
多分に不確定な要素を含んでおります。
実際の業績などは、
業況の変化などにより、
異なる場合があることをご承知おきください。
株主優待贈呈製品の内容変更に関するお知らせ
当社では、株主優待として毎年1月末および7月末現在の株主様に対して、所有株式数に応じた買物割引券および2,000円相当の
toho coffee製品
(非売品)
を贈呈しておりましたが、
当社グループの事業活動を幅広く株主様にご理解いただくため、
平成24年1月末
現在の株主様より、
贈呈製品である
「toho coffee製品
(非売品)
」
について下表のとおり変更させていただいております。
株主の皆様におかれましては、
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
■株主優待内容(赤色部分が変更内容)
贈呈品
現 行
変更後
買物割引券
(年2回)
所有株式数【1,000株以上2,000株未満】
・買物割引券(100円) 50枚(50枚×1冊)
所有株式数【2,000株以上】
・買物割引券(100円) 100枚
(50枚×2冊)
製品
(年2回)
【4月贈呈分(1月末現在の株主様)
】
【4月贈呈分(1月末現在の株主様)】
・2,000円相当のtoho coffee製品
(非売品) ・トーホーセレクト製品
【10月贈呈分(7月末現在の株主様)
】
【10月贈呈分(7月末現在の株主様)】
・2,000円相当のtoho coffee製品
(非売品) ・現行どおり
現行どおり
※買物割引券を完全未使用の状態でご返送
いただければ、
その10%にあたる金額を株
主様に代わり当社から環境保全や社会福
祉支援等の社会貢献活動に対して寄付さ
せていただきます。
※買物割引券は1,000円(税込)以上の買物
につき1,000円ごとに1枚利用できます。
※買物割引券のご利用店舗は当社ホームページ
をご覧ください。
(http://www.to-ho.co.jp)
※トーホーセレクト製品は当社の選定によ
り、都度変更になる場合がありますのでご
了承ください。
【表紙写真について】 表紙写真は、当社グループで農業事業を営む㈱トーホーファームで収穫された新鮮な野菜を撮影したものです。
㈱トーホーファームの新鮮野菜は㈱トーホーストアや楽農レストラン
「育みの里 かんでかんで」
に供給されています。
トーホーグループは、創業 以 来「 食 」
を見つめてきました。
客様には
外食産業のお
売事業会社
業務用食品卸
ングサポート
ホーマーケティ
株式会社トー
ーフードサービス
株式会社トーホ
食品
和
昭
社
会
式
株
会社
河原食品株式
ー・カワサキ
株式会社トーホ
ー・群馬
ホ
ー
ト
社
株式会
商店
株式会社藤代
ー・共栄
株式会社トーホ
ー・仲間
株式会社トーホ
株式会社A.I.
売事業会社
用食品現金卸
ドキャリー
ーキャッシュアン
株式会社トーホ
ス
ーク
ラ
ー
ワ
パ
ー・
株式会社トーホ
社
会
式
株
事
商
日食
業務
一般のご家庭には
食品スーパー事業会社
株式会社トーホーストア
農業法人
株式会社トーホーファーム
洋菓子の製造・販売会社
シャンボール株式会社
トーホーグループの総合力
その他事業会社
株式会社トーホービジネスサービス
株式会社アスピット
株式会社TSK
株式会社神戸営繕
神戸コンフォーム株式会社
株式会社宇都宮総合卸売センター
株式会社フィナンシャル・アドバイス
これからも、ずっと、
「食を通して社会に貢献する」
という
経営理念に基づき、
「美味しさ」
( 持分法適用会社
株式会社キューサイ分析研究所 (
そして「安心・安全、健 康 、環境」
を基本に
外食・中食・内食の「食」のさまざまなシーンを支えながら、
食文化の向上に貢献し続けます。
発行/株式会社トーホー グループ戦略部
〒658-0033 神戸市東 区向洋町西5丁目9番
TEL.078-845-2523 URL.http://www.to-ho.co.jp
証券コード:8142
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