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ツーリズム産業論 (Lectures on Tourism Industry)
A-54 平成28年度研究科横断型教育プログラム(Aタイプ)授業科目 開講 方式 A タイプ (研究科 開講型) 授業科目名 (英訳) 配当 学年 修士 専門職 研究科名 経営管理教育 部 ツーリズム産業論 (Lectures on Tourism Industry) 単位 数 2単位 開講期 カテゴリー 講義担当者 所属・職名・ 氏名 前期 社会実装・イノベーシ ョン科目群 経営管理教育部・ 特定准教授・前川 佳一 曜時限 月4限 (14:45-16:15) 授業 形態 横断 区分 文系横断型 開講 場所 KULASIS 参照の こと 講義 使用 言語 日本語 〔授業の概要・目的〕 訪日外国人旅行者数が年間 1000 万人を初めて突破したのは、2013 年の明るいニュースであった。その後、2014 年には約 1400 万人、2015 年には 1900 万人に達しようとしている。さらに 2020 年には東京五輪が開催されるなど、わが国の観光産業 には期待が集まる。 一方で、世界的にみるとまだまだ集客の潜在力を活かせていないことや、インフラやマインドの点で受入れ環境が心もとな いことなど、課題も山積している。また、日本国民の海外旅行、国内旅行もまだまだ成長の余地がある。 本寄附講義では観光について造詣の深い有識者やツーリズム産業界のトップマネジメントを客員講師として招聘し、理論面 とともに実務面からもツーリズム産業の実態を概観することで、観光による地域活性化やツーウェイツーリズムの必要性など 今後のツーリズム産業のあり方を考察することができる人材育成をねらいとする。 【研究科横断型教育の概要・目的】 他研究科の学生の履修・聴講に配慮した授業科目である。 経済学や経営学(マーケティングなど)の基礎知識があれば望ましいが、そうでない場合も履修に支障を来すことはない。 〔到達目標〕 ・観光学の基本を学ぶ ・観光の経済学や経営学を思考できる ・観光による地域活性化や産業活性化を思考できる ・進路としての観光業界への関心を啓く 〔授業計画と内容〕 以下、すべて予定で、変更の可能性あり 各回の予定 1 ガイダンス 2 ゲスト:国土交通省 観光庁 3 ゲスト:外資系ホテル(京都) 総支配人 4 ゲスト:京都市長 5 ゲスト:日本旅館(京都) 総支配人 6 ゲスト:通訳・接客サービスコンサルタント 7 ゲスト:鉄道会社幹部 8 ゲスト:航空会社(FSC) 幹部 9 ゲスト:テーマパーク(関西) 幹部 10 ゲスト:米国大学観光学教授 11 ゲスト:テーマパーク(関東) 幹部 12 ゲスト:地方自治体観光推進担当 13 ゲスト:MICE 推進者 シティホテル幹部 14 ゲスト:旅行関連研究所 代表 期末まとめとテスト 〔履修要件〕 特になし。 ただし、マーケティングの基礎的な知識があれば望ましい。 〔成績評価の方法・観点及び達成度〕 毎回の講義に対してレポートを課す予定で、その回数と内容により成績評価する。 また、期末にテストを行い、成績評価の対象とする可能性もあり。 〔教科書〕 指定しない。 原則として毎回資料を配布する予定。 〔参考書等〕 指定しない。授業中に紹介することがある。 〔授業外学修(予習・復習)等〕 ・第 1 回のガイダンスは極めて重要なので必ず出席し、以降の回の考え方の基本を築くこと ・各回の予習は、インターネットによる調査や、自分自身の利用体験の整理などでよい ・各回の復習は、レポートをしっかり書いて提出すること(これは成績に直結する) 〔その他(授業外学習の指示・オフィスアワー等)〕 観光業界を進路と考えている学生はもちろん、単に観光一般に興味がある学生などにも得ることは大きい。 オフィスアワーは授業当日の 17:00-18:00 頃とするが、メールによるアポイントを取ること。