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最上ラズベリー会
別記様式第1号の1 「現場の創意工夫プロジェクト」計画書 (1)産出額の拡大を図るプロジェクト 《ラズベリーの高品質安定生産及び冷凍果実の周年供給による産地形成と雇用創出プロジェクト》 市 町 村 名 新庄市 対象地域 最上郡 分 野 事業主体名 最上ラズベリー会 代表者氏名 箱山智浩 園芸 住所又は主たる事務 所の所在地・連絡先 新庄市泉田 事業主体構成 最上ラズベリー会 プロジェクト目標 (H29) 各年次目標 産出額(千円) (内訳) 生鮮ラズベリー 冷凍ラズベリー 独自の目標項目 (生産量) 雇用(人日) プロジェクトの概要 特 産出額の拡大 記 事 項 雇 用 の創 出 産出額(増加額) 独自の目標項目 雇 用 現 状 ラズベリー 14,500 千円(14,030 千円) 生産量 ラズベリー:100 ㎏→5,000 ㎏ 240 人日 1 年目(H25) 2 年目(H26) 470 1,450 2,900 3 年目(H27) 5,800 4 年目(H28) 11,600 最終年(H29) 14,500 180 290 750 700 1,500 1,400 3,000 2,800 6,000 5,600 7,500 7,000 100 ㎏ 0 人日 500 ㎏ 24 人日 1,000 ㎏ 48 人日 2,000 ㎏ 96 人日 4,000 ㎏ 192 人日 5,000 ㎏ 240 人日 現在、国内に流通している生鮮ラズベリーは、ほぼ輸入に頼っている状況にある。他県に先駆けた国産ラズベリーの産地確 立に向け、生産者及び生産規模を拡大するとともに、最上総合支庁産地研究室の開発技術をいち早く導入し、雨除け施設や 予冷庫等の整備、専用パッケージなど鮮度の高い流通技術の独自開発を通じ、高品質生産体制を確立する。併せて、冷蔵施 設を導入し、旺盛な加工需要に対応した周年供給することにより、最上地域を中心とした日本一のラズベリー産地化を目指す。 ・食の多様化等によりスイーツ需要は拡大しており、ラズベリーの輸入量は増加している。しかし、国産ラズベリーの流通は非常 に小規模で、実需者からの新鮮な国産果実流通の期待は大きい。栽培面積・生産量の拡大により、ロットを確保して流通させ ることで産出額の拡大を図る。 ・また、旺盛な加工需要に対応するため、冷蔵施設を整備して冷凍果実として周年供給し、さらなる産出額の拡大を図る。 ・ラズベリーは収穫作業に人手を必要とするため雇用創出が図れる。 ・また、作業が軽労であり、高齢者や女性など幅広い年齢層を雇用できる。 創 意 工 夫 特 記 実 事 項 現 性 地域への波及効果 そ 事業計画 備 の 事業内容 国産での流通が確立していないラズベリーを、組織的に独自の出荷基準で安定生産することによりロットを確保し、 安心・安全・高品質な国産ラズベリーの流通を実現する。 ・豪雪地でも栽培可能な技術(秋果のみの収穫、収穫期の調整による長期出荷)を導入し、生産規模(生産者・栽培 面積)を拡大。 ・雨除け施設、予冷庫等の整備による高品質生産と鮮度の高い出荷体制の確立。 ・加工需要に対応した冷凍果実による周年供給の確立 ・最上総合支庁産地研究室に協力いただき、栽培技術は確立している。 ・また、H23年度から試験的に取り組み始めているが、県内および近県からの需要は高い。首都圏需要も含めると伸び 白は十分にあり、この取組みによる産出額の拡大や産地確立の実現性は高い。 ・本プロジェクトにより、組織で、豪雪地でも栽培可能な技術により生産規模を拡大する。この取組みをモデルに、 ラズベリーは豪雪地帯である最上地域でも栽培可能であることが実証されることにより、地域へ普及することが期待 できる。 ・また、生産規模拡大に伴う地域雇用の創出や、ラズベリーの観光農園などへの発展も期待でき、地域への波及効果 は大きい。 他 実施年度(平成 25 年度) 実施年度(平成 26 年度) ・ 生鮮ラズベリーの高品質栽培(雨よけ施設、予冷庫導 ・ 生鮮ラズベリーの高品質栽培(雨よけ施設、予冷庫導 入、誘引資材) 入、誘引資材) ・ 冷凍出荷(冷凍庫導入) ・ 冷凍出荷(冷凍庫導入) ・ 販促活動(営業旅費、販促用品代、出荷シミュレーショ ・ 販促活動(営業・研修旅費、販促用品代、パッケージ開 ン) 発費) 考 (注)1 「分野」には、土地利用型作物、園芸、畜産、林業、特用林産物(菌床栽培の菌茸類の栽培を含む)、水産、資源循環、農林水産物の加工、農林水産業関連サービス、直接販売に区分する。 2 独自の目標項目の設定にあたっては、数値目標を記載した項目を少なくとも1項目以上設定すること。