Comments
Description
Transcript
東郷梨選果場見学ツアー
東郷梨選果場見学ツアー この選果場は、昭和49年にマンモス選果場として建設されました。平成10年に光 センサーシステム、自動箱詰めロボットを導入し、550名の作業員が350名まで削 減することができました。 ☆果実が転がることなく、スレキズがつくことがなくなりました。 ☆光センサーシステムでは、果実内部の品質がチェックでき、品質のそろった製品が出 荷できます。 ☆自動箱詰めロボットの導入は、人員の削減と経費の節減に貢献しています。 ☆1日当たり11,000コンテナを処理し、10kg・7.5kg・5kgの箱詰め を自動箱詰め装置により約20,000箱処理する能力があります。 【選果場見学の流れ】 集 荷 各支部の集荷場に集められた コンテナは、委託運送会社によ り選果場まで運ばれます 。 荷揚げ 数量を確認後、生産者別にラクラクハンドにより積み込みされたコンテナは、エレ ベーターにより二階へと運ばれます。 荷受け 生産者別に荷受けがされ、等 級階級別に選果選別されま す。また、目視評価では、果 実の品質状況が書き込まれ、 その他に糖度分布、熟度分布、 着色分布も表示されます。 玉入れ 軸を下にし果実を穴の中に入 れていきます。 除袋・軸切り 軸が切られた果実は自動で除 袋されます。大きな果実は難 しく、再度人の手で切り直し 軸の高さを整えます。 選果 目視選果で病害虫・形状・外 観により選果します。フリー トレーを前後に動かす事によ り赤秀・青秀・優に選別され ます。 製品仕分け 等級と階級が決まると数値化 され、事前に設定された自動 箱詰め装置へと運ばれます。 箱詰め 1条当たり7台の箱詰めロボ ットと手詰め3箇所により、 等 級 階 級 別 に箱 詰 め さ れ ま す。特にロボット部分では、 1台当たり12等階級の箱詰 めを行います。 製品チェック 箱詰めされた製品は、玉抜け、 品質の悪い果実が混入されて いないか最終チェックされま す。 光センサー フルーツファイブとも言い、 光の透過により果実内部品質 のチェックを行います。 (糖度・酸度・熟度・褐変・ 水浸) 1秒間に5果を検査分析しま す。 形状果色センサー 形状をスキャンする事により、 面積で階級(大きさ)を推測し ます。また、果実の表面の色に より色揃えなどが行えます。 光センサー出口 センサーを通り過ぎると、目 視選果の結果と内部品質の結 果により等級、階級の格付け が決定します。 形状により大きさが、表面の 果色などににより等級、階級 が確定し、フリートレーの側 面のバーコードにより管理さ れます。 封函 東 西 8 台 の 封 函 機 が 配備 さ れ、製品は10kg・7.5 kg・5kgと指定されたラ インへと運ばれ、一瞬にして 糊フタが閉じていきます。 プールライン 等階級別に仕分けされ、同じ 等階級の製品がラインへ入っ ていきます。50個プールさ れたら自動箱積み装置パレタ イザーへと運ばれます。 パレタイザー 自動箱積み装置パレタイザー は50箱を自動でパレットに 積んでいきます。 ☆製品保管 ☆出荷 ☆見学・試食 ☆進物直売