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COBOL - Fujitsu

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COBOL - Fujitsu
FUJITSU Software
NetCOBOL
ご紹介
ネットコボル
2017年1月
富士通株式会社
アジェンダ
1. COBOLの動向
2. COBOL資産移行の考え方
3. NetCOBOL製品ご紹介
4. 関連情報
1
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
1.COBOLの動向
2
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
基幹システムを支え続ける“COBOL”
開発言語の使用状況(日本国内)
 3,370件のプロジェクトデータ
その他
25.5%
Java
30.4%
C++ 6.3%
C
10.7%
VB
11.8%
COBOL
15.3%
出典:独立行政法人 情報処理推進機構 (IPA)発行
『ソフトウェア開発データ白書2014-2015』
「Copyright(c)2015 IPA」
3
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
COBOL選択の理由
長期にわたり安心して使える言語
 国際規格による互換性
基幹業務システムに求められる課題は長期安定稼動
 前バージョンで作成したオブジェクトの上位互換
 COBOLソースのプラットフォーム互換
 安定した品質、保守性
稼動実績、保守のしやすさ
 50年以上にわたる基幹業務システムでの稼働実績
 自然言語に近いプログラミング言語で読みやすく保守しやすい
 高い生産性
業務ロジックに必要な記述を言語仕様で装備
 書きやすく、誤差の生じにくい10進演算
 READ/WRITE文によるレコード単位のデータアクセス
 蓄積されたノウハウや開発標準
4
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
最新COBOL国際規格の動向
進化する“COBOL言語”
 COBOL 2002規格
 2014年規格
第3次国際規格(85年制定)の仕様を包含し、
互換性を維持しながら、オブジェクト指向を
はじめとするプログラム言語の進歩を吸収
さらに言語としての成熟度の向上と最新技術に対応
 IEEE754の十進/二進浮動小数点の扱い
 ANY LENGTH基本項目
 容量可変表 (既存の可変長項目より柔軟)
など
COBOL国際規格 策定の体制
 INCITS*1 J4 委員会で、規格草案を立案
 ISO/IEC*2 SC22/WG4 委員会
(日本からは、日立、富士通、NECなどが参加)で、国際規格を作成
*1: International Committee for Information Technology Standards
*2: International Organization for Standardization/International Electro technical Commission
5
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
最新IT環境に継続的に対応
資産互換性を確保し、常に新しいIT環境に対応
16年
ビッグデータ活用
12年
10年
FUJITSU Cloud Service K5
HadoopによるCOBOLバッチ高速化
クラウド時代のシステム開発
 COBOL資産のクラウドでの活用
- FUJITSU Cloud Service S5 / A5 for Microsoft Azure
08年
全体最適、企業価値を高めるITシステム
 ビジネス変化への対応。柔軟なシステム連携
 内部統制、見える化、JSOXへ対応した管理
マイグレーション後のシステムの信頼性追求
 ミッションクリティカル実行基盤の活用
05年
マイグレーション本格化
 COBOL資産を活用し、COBOL、Javaを最適に配置
6
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
お客様のCOBOL資産を守るベンダー・SIer
COBOLコンソーシアム 2000年設立
COBOLの事例、利用状況や次期国際規格の動向等を研究し、
COBOL言語の普及とCOBOLユーザの利益を守る活動を展開中
会員
:富士通、日立、日本電気、東京システムハウス、システムズ、日本ティーマックスソフト
準会員 :日本ユニシス、ユニアデックス、ユニリタ、日立公共システム、日立ソリューションズ、
CIJ、 NECソリューションイノベータ、JP情報センター、シーイーシー
COBOLコンソーシアムセミナー
主催 : COBOLコンソーシアム / 日経BPセミナー事業センター
第22回 先を見据えたマイグレーションで「未来」への扉を開く~
2014年4月24日
銀座フェニックスホール
第23回 COBOLコンソーシアムセミナー in ITモダナイゼーションSummit
~既存システムをどうよみがえらせるか?~
2015年4月23日
東京コンファレンスセンター品川
第24回 COBOLコンソーシアムセミナー in ITモダナイゼーションSummit2016
~いつまでそのシステムを使い続けますか?~
2016年4月26日
東京コンベンションホール
7
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
2.COBOL資産移行の考え方
8
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
COBOLを活用したオープンシステム
 バッチ: COBOL資産をそのまま利用
高信頼、高性能
Interstage
Big Data Parallel
Processing Server
Shell
自動化、安定稼働
Interstage
Job Workload Server
Systemwalker
Operation Manager
Systemwalker
Operation Manager
NetCOBOL
COBOLプログラム
 オンライン: 業務ロジックはCOBOL、画面は業務に合わせて構築
画面
業務
ロジック
操作性
Java
(Servlet/JSP)
柔軟性、運用性、堅牢性
移行性
Migration CJC for
INTARFRMサービス
画面定義体
Interstage
Application Server
Interstage
Business
Application Server
MeFt/Web
NetCOBOL
Java
(Applet/Servlet)
COBOLプログラム
9
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
COBOL資産活用例(当社メインフレームの場合)
富士通メインフレーム
Windows、Solaris、Linux
画面
Java
(Applet/Servlet)
画面定義体
PSAM
印刷
Interstage
Business Application Server
NetCOBOL
帳票定義体
オーバレイ
帳票定義体
オーバレイ
(MeFt)
電子帳票
NetCOBOL
COBOL
COBOL
プログラム
プログラム
プログラム
OLTP
COBOL
COBOL
COBOL
プログラム
プログラム
プログラム
Interstage
List Works
RDB
DB
Interstage
Job Workload Server
ジョブ制御 (JCL)
バッチジョブ定義
10
Symfoware
Oracle
Systemwalker
OperationMGR
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
3.NetCOBOL製品ご紹介
11
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
基幹システムを支え続ける 富士通COBOL
メインフレーム、オフコンの実績を踏まえ、オープンシステムでも高い親和性と安定稼動、高性能を実現
2002~
主な特長
NetCOBOL
Windows NetCOBOL V11
Windows Server 2016*1、Windows 10*1、
FUJITSU Cloud Service K5対応、
FUJITSU Cloud Service S5対応、
32bitおよび64bit対応、
INTARFRM(アプリケーションフレームワーク)対応など
NetCOBOL V11
RHEL 7 32bit *2および64bit対応,S-JIS対応*3 、
FUJITSU Cloud Service K5対応、
FUJITSU Cloud Service S5対応、
Interstage Business Application Server、
Interstage Job Workload Server対応、
Apache Hadoop*5およびIntertstage Big Data Parallel
Processing Server連携*6など
NetCOBOL V7
Windows Server 2016、 Windows 10、
Visual Studio 2015、.NET Framework4.6、
32bitおよび64bit対応など
Linux
*4
1997
PowerCOBOL97
1992
PowerCOBOL85
.NET
Solaris
NetCOBOL V10
オフコン
メインフレーム
オフコン
Solaris11対応、SPARC64bit対応、
Interstage Business Application Server、
Interstage Job Workload Server対応など
COBOLG
COBOL85
COBOLG
*1: V11.0.1以降でサポート
*2 : 32bit版はV7.3
*3 : 64bit版で対応
*4 : 64bit版
*5 : Apache Software Foundation(ASF)が開発したビッグデータの効率的な分散・並列処理を行うオープンソースソフトウェア
*6 : 64bit版Enterprise Editionで連携
COBOL85
12
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
NetCOBOLシリーズの特長 (1/2)
 先進性
 Windows 10 *1 、 Windows Server 2016 *2、 Solaris11対応、
Red Hat Enterprise Linux7対応*3
 クラウド対応(FUJITSU Cloud Service K5および
FUJITSU Cloud Service S5に対応)
 COBOLバッチ処理の高速化(Apache Hadoopおよび
Interstage Big Data Parallel Processing Server連携に
よるCOBOLバッチ処理の並列分散処理対応)*3
*1
: V11.0.1以降でサポート。.NET版NetCOBOL for .NETはV7以降でサポート。
: V11.1.0以降でサポート。.NET版NetCOBOL for .NETはV7以降でサポート。
*3 : Linux 64bit版
*2
 信頼性・安定性
 富士通COBOL50年の実績
 基幹システムを支えるソフトウェア製品との連携
- オンラインシステム基盤:Interstage Business Application Server
- バッチシステム基盤:Interstage Job Workload server
 長期にわたる安心の製品サポート
 国産製品による国内での安心・安全の保守サポート
13
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
NetCOBOLシリーズの特長 (2/2)
 互換性
ロードモジュール、ソースファィルの上位互換性を保証
 生産性
Eclipse 、 Visual Studioによる効率的なCOBOLアプリ開発
 帳票ソリューション連携による帳票業務の「効率化」
 Interstage List Creator連携による容易なPDF出力
 Interstage List Works連携による容易な電子帳票出力
 日本語項目を含むアプリケーション開発の「効率化」
 UTF-32のサポートにより、日本語文字を固定長で取り扱い可能
(既存のUNICODEのCOBOLプログラムの修正が不要)
 Linuxにおいて、OSのロケールに依存せずShift-JISを利用可能
(メインフレームやWindowsからの移行やデータ流通が容易)
14
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
NetCOBOLの互換保証
 NetCOBOLの互換保証の考え方
富士通の言語仕様(オープンシステム)の範囲で互換保証します。
ロードモジュール
同一プラットフォームで、旧バージョンのコンパイラで作成したロードモジュールは、
新バージョンの運用環境での動作を保証します。
これにより、旧バージョンのコンパイラではサポートしない新しいOSの利用が可能に
なります。
ソースファイル
プラットフォーム間で、ソースファイルの互換を保証します。
ただし、プラットフォーム固有の機能(コード系、システム依存の関数など)は除きます。
※ OS、連携製品などにより非互換が発生する場合には、マニュアルで提示します。
 富士通の言語仕様
メインフレーム・オフコン
メインフレーム
オフコン
固有仕様
• システム制御
• 通信ファイル
• ネットワークDB
(AIM等のPPとの
連携機能)
オープンシステム (NetCOBOL)
富士通拡張仕様
• 表示ファイル(画面、帳票)
• 日本語処理関連など
富士通拡張仕様
C言語連携など
国際規格COBOL2002
オブジェクト指向など
国際規格COBOL85
他社COBOL仕様
15
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
帳票ソリューション連携による帳票業務の「効率化」
①Interstage List Works連携による容易な電子帳票出力
既存資産はそのまま、簡単に電子帳票出力を実現
COBOLアプリ、オーバレイ、
帳票定義体は修正不要!
COBOL
アプリ
MeFt
画面帳票
定義体
プリンタ情報と電子帳票情報で出
力先やList Works固有の情報を
記述するだけ。
Interstage
List Works
電子帳票
オーバレイ
保管フォルダ
NetCOBOL
A支店
売上週報
営業実績
Webブラウザからの検索、閲覧、
印刷、データ出力が自由自在。
情報の共有・活用を促進。
B支店
売上週報
帳票を守る!万全のセキュリティ機能
アクセス権の設定、監査証跡ログの取得、原本の改ざん防止など、帳票の情報漏洩対策機能を提供。
帳票の電子化によるコストダウン
用紙代・印刷代・仕分けに掛かる人件費・運送代・保管代などを削減。
16
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
帳票ソリューション連携による帳票業務の「効率化」
②Interstage List Creator連携による容易なPDF出力
既存資産はそのまま、簡単にPDF出力を実現
COBOLアプリ、オーバレイ、
帳票定義体は修正不要!
COBOL
アプリ
MeFt
画面帳票
定義体
プリンタ情報の
印刷先を変更するだけ。
Interstage
List Creator
PDF生成
オーバレイ
NetCOBOL
速い!軽い!安定した生成性能
Adobe Acrobatに比べ、生成時間は1/100。
安定した性能とコンパクトなPDF生成で、業務システムやネットワークへの負担を軽減。
安心!きれい!セキュアで高品位なPDF
きれいなPDFを生成。外字もアウトラインフォントを埋め込み。
アクセス制限や印刷抑止など、セキュリティ面でも安心。
17
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
NetCOBOLの製品(開発環境・運用環境)
運用環境
COBOLアプリ
業務処理
COBOLアプリ
業務処理
COBOLアプリ
業務処理
NetCOBOL運用環境
COBOLアプリ
業務処理
COBOLアプリ
業務処理
NetCOBOL運用環境
Interstage
Interstage
Business
Application Server*1
Javaアプリ
フロント処理
Interstage
Job
Workload Server*1
オンライン
バッチ
C#アプリ
VBアプリ
Windows (32bit,64bit)
(.NET Framework)
Windows (32bit,64bit) , Linux (32bit,64bit)
Solaris (32bit,64bit)
開発環境
Java/COBOL統合開発環境
Interstage Studio
Javaアプリ
フロント処理
NetCOBOL開発環境
(NetCOBOL Studio同梱 )
Microsoft
Visual Studio
COBOLアプリ
業務処理
C#アプリ
VBアプリ
NetCOBOL 開発環境
(Visual Studio同梱*2
)
COBOLアプリ
業務処理
Windows(.NET Framework)
Windows
*1 :OSにより製品の提供が異なります。 http://www.fujitsu.com/jp/products/software/middleware/business-middleware/interstage/でご確認ください。
*2 :Visual Studio Shellを同梱。NetCOBOL開発環境では、COBOLアプリのみ開発できます。
18
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
開発の効率化を支えるNetCOBOL開発環境
オープンスタンダードな開発環境
■ NetCOBOL Studio
(Windows版 NetCOBOLで提供)
・Eclipseを採用した開発環境
言語共通の操作性と高い生産性でCOBOLアプリケーション開発
・V11新機能でさらなる開発効率化 ※ Windows(32bit、64bit)
Interstage Studio (別製品)
Eclipseを採用した統合開発環境
NetCOBOLをプラグインすることにより、Interstageを利用したJava、COBOLによる
オンライン、バッチシステム開発が可能
※COBOL開発には別途NetCOBOLのインストールが必要
■ Visual Studio
(.NET版 NetCOBOLで提供)
VB、C#などの言語共通の操作性と言語間連携で、.NETアプリケーションをCOBOLで開発
ビルド
テスト
翻訳、リンク
プログラミング
ソース編集
画面・帳票作成
デバッグ、
各種チェック機能
保守・管理
ドキュメント生成
テストデータ作成など
19
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
開発の効率化を実現する機能
V11機能
 NetCOBOL Studio機能

COBOLリソースプロジェクト
*1
ビルド時に参照する登録集や定義体などのCOBOL資源を1つのプロジェクトにまと
めることができ、効率的な管理が可能です。

COBOLソリューションプロジェクト *1
複数のプロジェクトを業務単位にCOBOLソリューションプロジェクトでまとめて管理でき、
業務単位にオプションの共通設定や、ビルドなどの一括操作で効率的な開発が可能です。
 リモート開発が可能なサーバとしてSolaris(64bit)を追加しました。 *1
 JEFアプリケーションの開発が可能です。 *2 *3
 OSIV分散開発機能*2
EclipseによるWindows開発環境でOSIVメインフレーム向け開発の効率化が可能です。
 自由形式のCOBOLソースファイルの編集が可能です。 *4
 プロジェクト構成変換コマンドの追加 *1
プロジェクトマネージャ(Windows(32bit)NetCOBOLで作成可能)用プロジェクトから
NetCOBOL Studio用プロジェクトへの移行を支援するコマンドを追加しました。
これにより、プロジェクトマネージャからの効率的な資産移行が可能です。
*1:Windows 32bit版およびWindows 64bit版
*2:Windows 32bit版
*3:別途JEFオプションが必要
*4:V11.0.1以降
20
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
アプリの安定稼働を支えるNetCOBOL運用環境
 最新技術と連携し、COBOL資産の長期安定稼働を実現









各種OS対応(Windows、Solaris、Linux、.NET)
クラウド対応(FUJITSU Cloud Service K5、S5 、AWS EC2、AWS EMR)
製品上位互換への保障
演算精度の保障
他言語連携(Java、VB、Cなど)
ミドルウェア対応(Interstage、Systemwalker)、SOA環境への対応
各種RDB対応(Symfoware、Oracle、SQL Serverなど)
COBOLプログラムのデータをシフトJISで扱うアプリケーションの作成(Linux 64bit版)
Apache HadoopおよびInterstage Big Data Parallel Processing Server連携に
よるバッチ処理高速化対応(Linux 64bit版)
 基幹システム構築で培ってきた安定稼働を支える技術

CHECK機能(呼び出しのパラメタ検査、添字検査、除算ゼロ検査など)
 TRACE機能(エラー発生までのプログラム走行経路をトレース)
 メモリチェック機能(メモリ領域破壊が検出された際にプログラムを絞り込む)
21
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
アプリの安定稼働を支える機能
V11機能
 Unicode(UTF-32)サポート *1
 UTF-32エンコードをサポート。Unicodeでも日本語文字を固定長で扱えます。
 31桁サポート *2
 数字項目の桁数を31桁まで拡張して使用できます。
 FETCH文 FIRST/LAST指定サポート *3
 データベースアクセスでFETCH文に”FIRST”と”LAST”を指定できるようになりました。
 RECURSIVE指定および局所記憶節のサポート
*2
 プログラムに再帰属性を付加できるようになりました。

局所記憶節(LOCAL-STORAGE SECTION)を定義できるようになりました。
 名前付きパイプ機能をサポート*4
 ファイルアクセスルーチンで名前付きパイプ機能をサポートしました。
 Red Hat Enterprise Linux7をサポート *4
 新たにRHEL7をサポートしました。
 Hadoop連携でデータ処理の高速化とCSVファイルをサポート *4
 データ変換の高速化、データの偏り考慮による高速化およびCSVファイルをサポートしました。
*1:Windows32bit版、Windows64bit版およびLinux64bit版
*2:Windows64bit版およびLinux64bit版
*3:Windows32bit版およびWindows64bit版
*4:Linux64bit版
22
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
Linux版64bit NetCOBOL V11.1.0の新機能
New
Linux版64bit NetCOBOLをV11.1.0でレベルアップしました。
 ODBCサポート
 ODBCによるデータベースアクセスをサポートしました。
 ファイル識別名定数の仕様拡張(Micro Focus COBOL互換)
 ファイル識別名を30文字まで指定できるようになりました。また、ファイル識別名定数を環境変数
名として扱えるようになりました。
 Itraceサポート
 Itraceコマンドを使用して、共用ライブラリに含まれる外部プログラムの呼び出しをトレースできる
ようになりました。
 Makefile作成支援コマンド強化
 Makefile作成支援コマンド(cobmkmfコマンド)が扱うソースファイルの拡張子に、デフォルト
(*.cob、 *.cobol)以外の拡張子を使用できるようになりました。
また、サブディレクトリに置いたファイルをビルド対象に含めることができるようになりました。
23
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
Windows版64bit NetCOBOL V11.1.0の新機能
New
Windows版64bit NetCOBOLをV11.1.0でレベルアップしました。
 Micro Focus同義語サポート(Micro Focus COBOL互換)
 翻訳オプションMFを指定することにより、Micro Focus固有の同義語をNetCOBOLでも同義語と
して扱えるようになりました。
 ファイル識別名定数の仕様拡張(Micro Focus COBOL互換)
 ファイル識別名を30文字まで指定できるようになりました。また、ファイル識別名定数を環境変数
名として扱えるようになりました。
 PRINTER_nのサポート
 ASSIGN句において、PRINTER_n指定をサポートしました。nは1~99までの整数を指定できます。
 COBOLコンパイラが使用するコード変換ライブラリの指定
 コンパイラが文字コード変換に使用するコード変換ライブラリを指定できるようになりました。
 Makefile作成支援コマンド強化
 Makefile作成支援コマンド(cobmkmfコマンド)が扱うソースファイルの拡張子に、デフォルト
(*.cob、 *.cobol)以外の拡張子を使用できるようになりました。
また、サブディレクトリに置いたファイルをビルド対象に含めることができるようになりました。
 用紙サイズ/印刷形式の省略値指定
 印刷情報ファイルに用紙サイズ/印刷形式を指定できるようになりました。
24
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
3.1 Windows向け開発環境
(NetCOBOL Studio)
25
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
Windows版 NetCOBOL開発環境 (NetCOBOL Studio)
Windows COBOL開発環境として“Eclipse”を採用
 プログラミングから翻訳・テストまで、効率的に開発可能
 Java-COBOLアプリ開発では、統一された操作性と高い生産性を実現*1
プログラム構造の表示
COBOL言語構文の入力支援、
修正差分表示、ブックマーク、
翻訳エラー表示、デバッグなどの
豊富な編集機能
画面・帳票ツールの利用
FORM/PowerFORM *2
翻訳結果エラーの表示
クリックでエラー行にジャンプ
*1:富士通 統合開発製品” Interstage Studio”もEclipseを採用
*2:Windows版 NetCOBOL Standard Edition 開発パッケージ以上が必要
26
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
NetCOBOL Studio “デバッグ操作”
対話型デバッグにより、テストおよびトラブル解決を強力に支援
データ項目の値参照、
変更、監視が可能
値変更時の中断設定も
可能
ルーラーのダブルクリックで
中断点設定 解・除
ステップ実行、中断点・指定行まで実行等、
便利なデバッグ実行パターンを提供
データ項目にカーソルを置くだけで
値を表示
27
NetCOBOL Studioから起動する
リモートデバッグと、サーバ側アプリケーショ
ンから起動するアタッチデバッグが可能
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
NetCOBOL Studio “リモート開発”
サーバアプリもクライアントアプリと同じ操作で開発
クライアント:Windows
ローカル開発
PC側のアプリ開発
COBOL
プログラム
編集
COBOL
ロード
モジュール
サーバ
Solaris、Linux、Windows
リモート開発*
サーバアプリもクライアントから開発
 メイクファイルの作成
 COBOLプログラムの転送、翻訳
 サーバアプリのデバッグ
ビルド
COBOL
プログラム
デバッグ
COBOL
ロード
モジュール
NetCOBOL
サーバ開発環境
NetCOBOL開発環境
* : リモート開発は、Solaris(32bit、64bit)、Linux (64bit)、Windows(64bit)で利用できます。
詳細はNetCOBOLのホームページでご確認ください。
28
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
NetCOBOL Studio から画面・帳票設計
基幹業務に必要不可欠な画面/帳票の作成
画面/帳票 設計支援ツール(FORM、PowerFORM)の呼び出し*
実イメージの画面帳票設計
対話的に画面や帳票のレイアウトを定義
 強力な入力支援機能
カーソル制御、シフト制御、データチェック、
先行入力 など
 表現力の高い帳票
オーバレイパターン、イメージデータ、
バーコード など

* : Windows版 NetCOBOL Standard Edition 開発パッケージ以上が必要
29
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
開発を支援するツール群
設計~開発
電子帳票
Interstage List Works
Interstage List Creator
画面・帳票*1
FORM/PowerFORM
データ比較ツール*2
SIMPLIA VF-FILECOMP
RDBアクセス
PowerRDBconnector
PowerReplication
負荷テストツール
影響調査
SIMPLIA TF-LINDA
SIMPLIA TF-MDPORT
理
証
テストデータ作成ツール*2
管
検
フレームワーク
Interstage Business
Application Server/
Job Workload Server
保守/機能追加
テスト実施
テスト準備
計
Interstage
Studio
コンパイル
コーディング
設
J2EE
Job定義
テ ス ト
ドキュメント生成ツール*2
SIMPLIA DF-COBDOC
規模計測ツール*2
SIMPLIA
MF-STEPCOUNTER
実行網羅率測定ツール*2
SIMPLIA TF-EXCOUNTER
E-SUP AP Test/Web
NetCOBOL / Interstage Studio
GUIデバッグ、メモリチェック、パラメタ検査、除算ゼロ検査、COBOL文のトレースなど様々な支援機能も提供
*1:NetCOBOL Standard以上の Editionで提供
*2:NetCOBOL Professional 以上のEditionで提供
30
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
開発保守支援
 ドキュメントをCOBOLソースから自動生成 (SIMPLIA DF-COBDOC)
 COBOLソース、登録集、Java/C/C++ソースから、管理用データ(ステップ数など)の
ドキュメント出力 (SIMPLIA MF-STEPCOUNTER)
 命令実行網羅率(記述命令に占める実行命令の割合)を計測 (SIMPLIA TF-EXCOUNTER)
 テストデータの作成、検証を支援 (SIMPLIA TF-LINDA , SIMPLIA TF-MDPORT)
 Solaris・Windows・グローバルサーバ・オフコン間のデータ流通を支援
(SIMPLIA TF-MDPORT)
 ファイル間のデータ比較 (SIMPLIA VF-FILECOMP)
31
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
開発を支援するツール群(関連製品)1/4
V11機能
NetCOBOLに同梱の関連製品をV11で機能強化
 PowerSORT強化(Enterprise Editionに同梱)
UTF-32形式をサポート *1
 レコード集約機能でバイナリファイルで指定できる各種データ形式の長さを拡張 *1
 レコード再編成機能およびレコード選択機能で指定できる各種データ形式長を拡張 *1
 富士通メインフレームのCOBOL85でサポートの物理順ファイルの形式をサポート *2
 文字コードとして、Unicode
MeFt印刷機能の強化(Standard Edition以上に同梱)
UTF-32形式をサポート *1
数字項目の桁数を31桁まで拡張 *3
文字出力時の抹消線の出力位置の調整 *1
レコードデータの内容によるバーコードの出力抑止 *1
PDF出力での、文字コード規格「JIS X0213:2004(JIS2004)」文字の帳票出力
PDF出力時、カスタマバーコードの位置ズレ補正 *1
 文字コードとして、Unicode





*1
*1:Windows32bit版、Windows64bit版およびLinux64bit版
*2:Linux64bit版
*3:Windows64bit版およびLinux64bit版
32
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
開発を支援するツール群(関連製品) 2/4
V11機能
NetCOBOLに同梱の関連製品をV11で機能強化
SIMPLIA強化(Professional Edition以上に同梱)
・SIMPLIA TF-MDPORT
 Unicode間(UCS-2)の変換 *1
 ASCII系タブコードとEBCDIC系タブコードの変換 *2
 CSV出力で符号あり数値文字列項目に+符号の出力選択 *2
・SIMPLIA MF-STEPCOUNTER
 本ツール(プログラムステップ量計測)サポート *3
・SIMPLIA TF-EXCOUNTER
 コマンドラインによる帳票一括出力 *4
 本ツール(実行網羅性測定)サポート *5
*1:Windows32bit版およびWindows64bit版でサポート。Linux64bit版は前版でサポート済。
*2:Windows32bit版および Linux64bit版でサポート。Windows64bit版は前版でサポート済。
*3:Windows32bit版でサポート。Windows64bit版は前版でサポート済。
*4:Windows32bit版でサポート。
*5:Windows64bit版でサポート。Windows32bit版は前版でサポート済。
33
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
開発を支援するツール群(関連製品) 3/4
New
Windows版64bit NetCOBOLをV11.1.0でレベルアップしました。
NetCOBOLに同梱の関連製品もV11.1.0で機能強化
 MeFt機能強化(Standard Edition以上に同梱)

プリンタ印刷時、指定した用紙が出力するプリンタでサポートされていない場合に、
使用する用紙を指定できるようになりました。
 MeFt/Web機能強化(Standard Edition以上に同梱)

MeFt/WebクライアントにおいてOnbeforeunloadイベントをサポートしました。
 クライアント印刷において、指定した用紙が、出力するプリンタでサポートされていな
い場合に使用する用紙を指定する機能を追加しました。
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開発を支援するツール群(関連製品) 4/4
New
Windows版64bit NetCOBOLをV11.1.0でレベルアップしました。
NetCOBOLに同梱の関連製品もV11.1.0で機能強化
SIMPLIA強化(Professional Edition以上に同梱)
・SIMPLIA TF-MDPORT
 UTF-32変換およびUTF-16変換
 レイアウト定義機能において、日本語(N)項目属性の領域長を2倍または1/2に変更す
る機能および、自動的に相対位置を振り直す機能
・SIMPLIA TF-LINDA
 UTF-32のCOBOLデータファイルをサポート
 日本語名標辞書機能を利用することで、COBOL登録集やレイアウト定義ファイルから
取りこんだデータ項目名を、日本語と英数字のどちらかに切り替えて表示する機能
・SIMPLIA MF-STEPCOUNTER
 測定結果表示画面のソート機能の操作性
・SIMPLIA TF-EXCOUNTER
 出力オプションとして簡易版ヘッダーの設定
 COUNTLOGファイルをメイン画面へドラッグ&ドロップする事で、蓄積情報を表示
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3.1.1 OSIV分散開発
(Windows 32bit版V11機能*)
*本機能はNetCOBOL Professional EditionおよびEnterprise Edition開発パッケージV11.0.0からサポート
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OSIVメインフレームターゲットの分散開発作業の流れ
OSIVをターゲットとしたCOBOLプログラム開発を効率化
ターゲット環境
(メインフレーム)
開発環境クライアント(Windows)
運用テスト
システムテスト
結合テスト
リモートビルド
単体テスト
翻訳
プログラミング
画面/帳票設計
業務仕様設計
システム分析
NetCOBOL*
COBOL85
■ Windowsとメインフレーム環境の各資産の仕様の違いは、以下の公開マニュアルを参照
→ユーザーズガイド(OSIV分散開発 NetCOBOL Studio編)
*本機能はNetCOBOL Professional EditionおよびEnterprise Edition開発パッケージでサポート
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OSIVメインフレームとオープンの言語仕様の差異
メインフレーム
メインフレーム
固有仕様*
• システム制御
• 通信ファイル
• ネットワークDB
(AIM等のPPとの
連携機能)
富士通拡張仕様
• 表示ファイル(画面、帳票)
• 日本語処理関連など
国際規格COBOL85
*マニュアル(COBOL85文法書 システム拡張編)に掲載しています。
オープンシステム (NetCOBOL)
富士通拡張仕様
• 表示ファイル(画面、帳票)
• 日本語処理関連など
国際規格COBOL85
富士通拡張仕様
C言語連携など
国際規格COBOL2002
オブジェクト指向など
他社COBOL仕様
※ OSや連携製品などによる非互換条件は、マニュアル(リリース情報)に掲載しています。
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OSIV分散開発の範囲
 オープン上でコーディング、翻訳
メインフレーム
固有仕様
• システム制御
• 通信ファイル
• ネットワークDB
(AIM等のPPとの
連携機能)
富士通拡張仕様
• 表示ファイル(画面、帳票)
• 日本語処理関連など
国際規格COBOL85
NetCOBOL Studioを使った
• 便利なエディタでプログラミング
• 翻訳エラーチェック
 オープン上で単体テスト
メインフレーム
固有仕様
• システム制御
• 通信ファイル
• ネットワークDB
(AIM等のPPとの
連携機能)
富士通拡張仕様
• 表示ファイル(画面、帳票)
• 日本語処理関連など
国際規格COBOL85
メインフレームと同じEBCDIC/JEFが扱える(*)ため、共通言語仕様
範囲であれば、コード系も同じ状態で単体テストが可能
(*) Windows NetCOBOLのアドオン製品である「JEFオプション」を購入する必要があります。
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従来のOSIVメインフレーム開発と分散開発の違い
従来
Windows
Telnet/端末エミュレータで操作
CUIインタフェース
メインフレーム
編集
単体テスト
翻訳
翻訳
開発資産
リモート転送
分散
開発
単体テスト
(メインフレーム固有)
・ 結合テスト
・ システムテスト
・ 運用テスト
リモート転送
Windows
開発資産
編集
翻訳
NetCOBOLStudio
単体テスト
(ビジネスロジック)
リモート
ビルド
Telnet/端末エミュレータで操作
GUIインタフェース
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翻訳環境設定
●予約語セットの変更オプション
●COBOL85非互換項目指摘オプションの設定
COBOL85の予約語セットに切り替え
COBOL85の非互換項目すべてを指摘に切り替え
FLAGSW(GSS)を選択
RSV(122)を
選択
ローカル
ビルド
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メインフレームで使えない
機能は、エラーで指摘
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資産の送信とメインフレーム側のジョブ起動
●ソースの送信(リモート転送)
PC側でコンパイルエラーを取り除いたソースをメインフレームに送信
送信ファイル用の[ファイルの選択]ダイアログ
送信先ファイル用の[ファイルの選択]ダイアログ
●ターゲットビルドの実行(リモートビルド)
メインフレーム側のジョブ起動(JCL)
メインフレーム側のジョブ起動(CLIST)
JCLによるジョブ起動
の確認メッセージ
42
CLISTによるリモート
ビルドの実行結果確
認表示
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3.2 .NET開発環境(Visual Studio)
43
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.NET向け NetCOBOL開発環境
高機能・高生産性“Visual Studio”を標準装備

COBOLで Web、Windowsフォームの画面から業務ロジックまで作成可能
 Visual Basic/C#などのマルチ言語連携でCOBOL資産の価値を拡大
豊富な開発支援機能をCOBOLアプリ開発で利用
 Webフォーム、Windowsフォーム作成
 コード作成、ビルド、デバッグ
 インテリセンス機能
 Team Foundation Serverのソースコード管理機能と連携
 コード系 Unicode、シフトJISモード対応
 ストアドプロシージャもCOBOLで開発
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最新バージョンV7で機能追加・強化(1/2)
V7機能
 主な追加・強化機能
 Visual
Studio 2015対応(.NET Framework 4.6対応)
Visual Studio 2015および.NET Framework 4.6に対応したことにより、最新の.NETのアプリ
ケーション開発が可能となりました。

RECURSIVE指定および局所記憶節のサポート
プログラムに再帰属性を付加できるようになりました。また、局所記憶節(LOCAL-STORAGE
SECTION)を定義できるようになりました。

エディタ機能の強化
Visual Studioエディタを使った編集で一連番号領域と標識領域の上書きモードを追加しました。
 CSV形式データ対応
STRING文/UNSTRING文でCSV形式データを操作することができるようになりました。
これにより、表計算ソフトやデータベースソフトなどのCSV形式データを処理対象とするツール
類との連携が容易になりました。
 ファイルアクセスルーチンのサポート
C#からCOBOLファイルのアクセスができるようになりました。
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最新バージョンV7で機能追加・強化(2/2)
V7機能
 データベース連携機能の強化
- .NET Framework標準以外のデータプロバイダーの利用
- .NET言語とのトランザクション共有
- SQL CLR機能の利用
 他社COBOLからの移行性の強化
- PICTURE句の文字列長の拡張
- CBLサブルーチンをサポート
- AcuCOBOLサブルーチンをサポート
 MeFt機能の強化 *1
-
印刷機能での文字出力時の抹消線の出力位置の調整
印刷機能でのレコードデータの内容によるバーコードの出力抑止
PDF出力での、文字コード規格「JIS X0213:2004(JIS2004)」文字の帳票出力
PDF出力時、カスタマバーコードの位置ズレ補正
 PowerSORT機能の強化 *2
- レコード集約機能において、バイナリファイルで指定できる各種データ形式の長さを拡張
- レコード再編成機能およびレコード選択機能において、自己規定値で指定できる各種データ
形式の長さを拡張
*1:MeFtはStandard EditionおよびEnterprise Editionに同梱
*2:PowerSORTはEnterprise Editionに同梱
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3.3 Hadoop連携による
バッチ処理高速化
(Linux 64bit版)
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COBOLバッチ処理時間短縮の課題と解決方法
 課題: 長時間化するCOBOLバッチ処理を短縮したい
解決
方法
Hadoopで処理時間を大幅に短縮
⇒ Apache Hadoop およびIBDPPS との連携による
*1
*2
並列分散処理で高速化
⇒アプリケーションとの通信タイミングの制御により、
処理時間を短縮
 課題: COBOLのアプリケーションは改修したくない
解決
方法
COBOLアプリに手を入れずにHadoopを活用できる
⇒ COBOLのデータや複数ファイルを利用できる
*1:Apache Software Foundation(ASF)が開発したビッグデータの効率的な分散・並列処理を行うオープンソースソフトウェアです。
*2:Interstage Big Data Parallel Processing Server。Apache Hadoopベースの当社並列分散処理製品
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NetCOBOLのHadoop連携
Hadoop連携NetCOBOL V11*
*: Linux64bit版NetCOBOL Enterprise Edition V10.5を機能強化
COBOLバッチアプリの処理時間を並列分散処理により短縮
 Hadoopで処理時間を大幅に短縮
 COBOLアプリに手を入れずにHadoopを活用できる
自動分割
結果の集約
並列処理
HDFS
HDFS
(分散ファイル
システム)
データ
Map
COBOL
アプリ
データ
Map
データ
Reduce
Map
データ
・
・
COBOL
アプリ
・
・
・
データ
COBOL
アプリ
COBOL
アプリ
結果
Reduce
データ
COBOL
アプリ
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V11*でHadoop連携機能を強化
 データの変換処理を高速化
データ形式変換ツール(SIMPLIA TF-MDPORT)をHadoopで並列処理可能になりまし
た。
これにより、メインフレームのバッチをオフロードして処理する場合に必要となるコード変換
もHadoopによって並列化でき、処理時間を短縮できます。
同様に、データベースをアンロードしたCSV形式データをCOBOL形式データに変換する処
理もHadoopによって並列化でき、処理時間を短縮できます。
 データの偏りを考慮した振り分け処理で高速化
SORTキーの並びをあらかじめサーチし、最適な条件で振り分け処理を行えます。
これにより、 キーの分布が偏ったデータの処理ネックを回避できます。
*:Linux(64bit)版 NetCOBOL Enterprise Edition
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COBOLバッチの並列分散処理による効果実測例
トランザクションデータをマスタデータと結合し集計する処理の場合
従来のバッチ
アプリケーション
店舗IDでソート
SORT
コマンド
トランザクション
店舗IDで
結合し、集計
中間
ファイル
COBOL
アプリ
128GB(6400万件)
SORT
コマンド
マスタ
512バイト(32件)
Apache Hadoop
+NetCOBOL
中間
ファイル
25GB
(1250万件)
Map
トランザクション
トラン
ザクション
NetCOBOLランタイム
ソートキー抽出
目印「トラン」
シャッフル
ソートキー抽出
目印「マスタ」
出力
デー
出力
タデータ
トランザクション
COBOL
アプリ
ソート
128GB(6400万件)
マスタ
出力
データ
Reduce
NetCOBOL
ランタイム
Interstage BDPPS*
+NetCOBOL
出力
データ
出力
25GB
(1250万件)
マスタ
512バイト(32件)
従来のバッチ
アプリケーション
Apache Hadoop
+NetCOBOL
入力 → 処理[抽出→ソート→結合] → 出力
処
理
入力
Interstage BDPPS*
+NetCOBOL
処
理
出
力
1/3に短縮
50分
8分
0
150分
1/18に短縮
50
100
150
2時間半が
わずか8分。
約18分の1
に短縮
*: Interstage Big Data Parallel Processing Server
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COBOL既存資産の活用シーン
 Hadoopに適用可能な処理の条件
レコード間の依存関係なし・逐次処理・繰り返し処理
 Hadoop適用に向いている処理
①レコードの
単純加工
②特定キーを
持つレコードの
集計
③ファイル同士
の突合せ
入力
データ
順フ ァイル
入力
データ
順ファイル
COBOL
アプリ
単価×個数=売上
SORT
コマンド
商品IDでソート
トラン
SORT
コマンド
マスタ
SORT
コマンド
順ファイル
出力
データ
商品IDでソート
52
中間
ファイル
中間
ファイル
中間
ファイル
COBOL
アプリ
出力
データ
商品IDで集計
COBOL
アプリ
出力
データ
商品IDで
突合せ、集計
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4. 関連情報
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NetCOBOL Webサイト
NetCOBOLの最新情報をご提供しています
NetCOBOLホームページ:http://software.fujitsu.com/jp/cobol/







54
コンセプト
製品情報
FAQ(ご購入前、ご購入後)
オンラインマニュアル
体験版貸し出し
導入事例
技術資料・・・・
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
TransMigration(トランスマイグレーションサービス)
既存アプリケーション資産をお客様のニーズと最新の技術動向を
踏まえて最適なプラットフォームへ移行し、既存システムのモダナ
イゼーションを支援します。
サービスの詳細は以下サイトをご覧ください。
TransMigrationサービスホームページ:
http://www.fujitsu.com/jp/solutions/infrastructure/dynamic-infrastructure/sdas/migration/
55
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Migration CJC for INTARFRM
既存COBOLオンラインアプリケーションをモダナイゼーション
Migration CJC for INTARFRMは、オフコンやオープンプラットフォーム上のCOBOLオンライン
アプリケーションを「INTARFRM(インターファーム)*」上へ移行するサービスです。
FORM製品で作成された画面定義体は、「INTARFRM」を活用してJava(Servlet/JSP)に移行します。
既存COBOLオンラインアプリケーションは、既存資産を最大限に活用し効率的に移行します。
既存システム
新システム
ASP,Solaris,
Windows,Linux
リポジトリ
COBOL-G,
NetCOBOL
(表示ファイル機能)
オンライン
アプリケーション
Windows,Linux
Interstage
自動生成
画面情報
定義体
情報抽出
FORM
Migration CJC for INTARFRM
サービス
INTARFRM
設計支援機能,
開発支援機能
INTARFRM
実行機能
Servlet/JSP
NetCOBOL
Migration CJC
for INTARFRM
連携機能
マイグレーション
オンライン
アプリケーション
* :「INTARFRM」は、クラウド時代に対応し、要件定義から設計・開発、運用・保守に至る「ソフトウェアライフサイクル」全体を
支える富士通のアプリケーションフレームワーク製品です。http://www.fujitsu.com/jp/solutions/infrastructure/dynamic-infrastructure/afw/
56
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登録商標
 Microsoft、Windows、Windows Server、 Windows 7 、 Windows 8 、 Windows 8.1、 およびWindows10は、
米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
 Red Hat は米国およびその他の国でRed Hat, Inc. の登録商標若しくは商標です。Linuxは Linus Torvaldsの商
標です。
 OracleとJavaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商
標です。
 Apache、Apache Hadoop は、The Apache Software Foundation の登録商標または商標です。
 記載されている会社名、製品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
 本資料では、Oracle SolarisはSolarisと表記しています。
 本資料に記載されているシステム名、製品名などには必ずしも商標表示(TM・®)を付記しておりません。
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