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平成26年度版 - 埼玉医科大学

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平成26年度版 - 埼玉医科大学
学校法人
埼玉医科大学
埼玉医科大学短期大学
Saitama Medical University College
平成26年度自己点検・評価報告書
(2014年度年報)
埼玉医科大学短期大学
平成 27 年 3 月 31 日発行
目
次
ページ
埼 玉 医 科 大 学 短 期 大 学 1.沿革
1
の特色
2.概要
1
Ⅰ 建学の精神・教育理念
1.建学の精神
5
2.各学科の教育理念・教育目標
Ⅱ 教育活動
1.学生の受け入れ
1)看護学科
6
2)専攻科
7
1)選抜
9
(推薦入学・社会人特選・一般入試・専攻科)
2.教育指導のあり方(全学)
3.教育指導と教員組織
2)学生定員充足状況
12
3)これまでの受け入れ状況(平成23年~)
12
4)学生募集の広報
14
1)シラバスの作成状況
16
2)他大学・短大等との単位互換
16
3)成績評価
16
1)看護学科
17
2)専攻科
27
4.学生による授業評価
5.卒業・修了要件および授業科目一覧
6.学外実習施設一覧
7.研究テーマ一覧と指導教員
8.その他の教育活動
Ⅲ 教育実施体制
39
1)看護学科
46
2)専攻科
51
1)看護学科
52
2)専攻科
53
1)看護学科
54
2)専攻科
55
1)ハイキング
56
2)戴帽式
56
3)初年次教育
56
4)卒業生への支援
57
5)宿泊研修
58
9.卒業生による本学に関するアンケート
58
1.組織・役員・教員
66
2.学年暦
1)看護学科
73
2)専攻科
74
Ⅳ 社会的活動
1.学生の活動
1)学生のボランティア活動
75
2.教員の活動
1)看護学科
79
2)専攻科
87
1)公開講座
89
2)地域貢献活動
89
3.地域貢献
90
4.その他
V 学生支援
Ⅵ 学生動向
Ⅶ 研究
Ⅷ 各委員会
Ⅸ 管理運営
1.学習・生活への支援
1)奨学金制度
92
2)学生寮
93
3)初年次教育
93
2.学生の健康管理
93
3. クラブ・同好会
94
1.学生数
95
2.男女比
95
3.留年・退学・休学・復学・除籍者数
95
4.卒業者数・修了者数
95
5.国家試験合格状況
96
6.学生出身地一覧
97
7.就職状況
98
8.卒業生の大学等への進学状況
98
1.教員の業績
1)看護学科
99
2)専攻科
102
2.埼玉医科大学短期大学特別研究助成制度
103
3.学内の研究発表体制
1)研究誌の発行状況と編集方針
105
2)看護学科研究懇話会
105
1.各委員会一覧
106
2.各委員会報告
107
1.施設設備
1)施設設備の整備・運用状況
113
2)平成26年度 購入教育用備品
114
3)図書利用状況
114
4)学術情報システムの整備・活用状況
2.管理運営
1)教育研究に関する意志決定の方法・体制 116
2)事務組織
Ⅹ 自己点検・評価体制 1.本学における自己点検・評価体制
115
116
117
2.自己点検・評価の担当部門一覧
120
3.FD・SD活動への取り組み
122
埼玉医科大学短期大学の特色
1.沿革
1)認可申請から現在まで
昭和62年 6月
埼玉医科大学短期大学設置認可申請
第一次申請
昭和63年 6月
埼玉医科大学短期大学設置認可申請
第二次申請
昭和63年 12月22日
埼玉医科大学短期大学設置認可
平成元年 2月12日、19日 第1 回入学試験
第一次試験
第二次試験
平成元年 3月8日
埼玉医科大学短期大学
平成元年 4月1日
埼玉医科大学短期大学開学
平成 8年 12月19日
埼玉医科大学短期大学専攻科設置認可
平成 9年 4月1日
埼玉医科大学短期大学専攻科開設(地域看護学専攻・母子看護学専攻)
平成17年 4月1日
平成18年度以降の臨床検査学科募集停止
平成18年 4月1日
平成19年度以降の理学療法学科募集停止
平成20年 4月1日
平成21年度以降の専攻科地域看護学専攻募集停止
指定
2)短大各学科の母体校
看護学科:埼玉医科大学附属看護専門学校(学校法人
設立
昭和51年4月
閉校
平成 3年3月
入学者総数
718名
卒業者総数
701名
埼玉医科大学)
(昭和54年より専修学校)
2. 概 要
1) 所在地:埼玉県入間郡毛呂山町大字毛呂本郷 38 番地
2) 校舎
埼玉医科大学短期大学校舎
地下1階
同専攻科校舎
9号館 6階
地上7階
6,789.4m 2
383.3m 2
3) 看護学科・専攻科入学定員、修学年限
看護学科入学定員、修学年限
看護学科
定 員
修学年限
100名
3年
専攻科入学定員、修学年限
定 員
母子看護学専攻
-1-
20名
修学年限
1年
4) 図書
(1) 埼玉医科大学短期大学図書室(平成 27 年 3 月 31 日現在)
延面積
187.2 m 2
総蔵書冊数
21,523 冊
年間受け入れ冊数
673 冊
雑誌数
国内誌
178 誌
国外誌
14 誌
年間入館者数
8,817 人
(2) 埼玉医科大学附属図書館本館(平成 26 年 3 月 31 日現在)
4238 m 2
延面積
総蔵書冊数
年間受け入れ冊数
雑誌数
269,972 冊
4,337 冊
国内誌
675 誌
国外誌
205 誌
年間入館者数
33,155 人
(3) 埼玉医科大学川角キャンパス分館(平成 26 年 3 月 31 日現在)
1055.19 m 2
延面積
総蔵書冊数
年間受け入れ冊数
雑誌数
7,921 冊
683 冊
国内誌
56 誌
国外誌
9 誌
年間入館者数
12,216 人
(4) 埼玉医科大学総合医療センター分室(平成 26 年 3 月 31 日現在)
279 m 2
延面積
総蔵書冊数
23,516 冊
年間受け入れ冊数
869 冊
雑誌数
国内誌
135 誌
国外誌
18 誌
年間入館者数
18,861 人
-2-
(5)埼玉医科大学保健医療学部図書館(平成 26 年 3 月 31 日現在)
1400 m 2
延面積
31,663 冊
総蔵書冊数
年間受け入れ冊数
雑誌数
1,562 冊
国内誌
156 誌
国外誌
16 誌
年間入館者数
51,796 人
5)関連施設
(1) 学校法人
埼玉医科大学
埼玉医科大学医学部(毛呂山町)
埼玉医科大学保健医療学部(日高市)(毛呂山町川角キャンパス)
埼玉医科大学病院(毛呂山町)
埼玉医科大学総合医療センター(川越市)
埼玉医科大学総合医療センター
総合周産期母子センター(川越市)
埼玉医科大学国際医療センター(日高市)
埼玉医科大学 ゲノム医学研究センター(日高市)
埼玉医科大学かわごえクリニック(川越市)
埼玉医科大学総合医療センター看護専門学校(川越市)
埼玉医科大学訪問看護ステーション(毛呂山町)
埼玉医科大学介護支援センター(毛呂山町)
埼玉医科大学総合医療センター訪問看護ステーション(川越市)
埼玉医科大学総合医療センター介護支援センター(川越市)
埼玉医科大学在宅介護支援センター(川越市)
保育園めぐみ(毛呂山町)
-3-
(2)社会福祉法人
毛呂病院
毛呂病院(毛呂山町)
障害者自立支援施設やすらぎ(毛呂山町)
地域活動支援センターのぞみ(毛呂山町)
ケアハウス薫風園(毛呂山町)
介護老人保健施設薫風園(毛呂山町)
地域包括支援センター薫風園支所(毛呂山町)
特別養護老人ホームナーシングヴィラ本郷(毛呂山町)
光の家療育センター(毛呂山町)
毛呂病院看護専門学校(毛呂山町)
(3) 社会福祉法人
育心会
知的障害児施設(毛呂山町)
救護施設前久保診療部(毛呂山町)
特別養護老人ホーム
悠久園(毛呂山町)
居宅介護支援センター〔訪問介護〕(毛呂山町)
デイサービスセンター〔通所介護〕(毛呂山町)
養光保育園(毛呂山町)
知的障害者更生施設
光風寮(毛呂山町)
知的障害者更生施設
第2光風寮(毛呂山町)
知的障害者更生施設
第3光風寮(毛呂山町)
知的障害者更生施設
松山荘(毛呂山町)
知的障害者授産施設
報恩施設 (毛呂山町)
生活支援センター
(4)社 会 福 祉 法 人
向陽〔訪問介護〕(毛呂山町)
埼玉医大福祉会
医療型障害児入所施設
カルガモの家
-4-
Ⅰ
建学の精神・教育理念
1. 建 学 の 精 神
一、
真に求められる、人間性、技術共に優れた医療技術者の育成。
二、
自ら学び、努め、以て病める者への労わりと奉仕心の育成。
三、
師弟同行の学風の育成。
目的
本学は、医療技術に関する高度の理論と技術を教授研究し、あわせて豊かな教養と人格を備えて、
ひろく国民の保健医療の向上に寄与することのできる技術者を育成することを目的とする。
設立の趣旨
現代科学の目ざましい進歩発展は、医学の分野にも著しい進歩をもたらした。医療の内容もますま
す高度化し、複雑化し、かつ専門分化し、看護師・臨床検査技師・理学療法士等の医療技術者が医療
チームの一員として、医師と共に果たす役割は一段と重要性を増している。より高度な専門知識と技
術、そして人類愛にもえる豊かな人間性を備えた医療技術者が切実に求められている。また単に知識
や技術のみでなく、人間に対する深い洞察力を発揮し得る資質の高い人材も強く求められる。
そこで、本法人において、既設の看護専門学校、医学技術専門学校ならびに本法人設立の母体であ
る、社会福祉法人毛呂病院が設立する埼玉リハビリテ-ション専門学校の三専門学校を母体として、
「看護学科、臨床検査学科、理学療法学科」の三学科を置く『埼玉医科大学短期大学』を開設し、時
代の要請に応えることとした。平成 9 年には、専攻科(地域看護学専攻・母子看護学専攻)を併設し
た。その後平成 18 年に保健医療学部の開設に伴い、臨床検査学科と理学療法学科が入学停止となり、
平成 22 年度からは看護学科単科の短期大学となった。また、専攻科地域看護学専攻も入学停止で母子
看護学専攻のみとなり、短期大学は発展的に構成を変化してきた。
-5-
2. 各 学 科 の 教 育 理 念 ・ 教 育 目 標
1) 看護学科 ( 教育理念・教育目的・教育目標等 )
(1)教育理念
看護学科の教育は、優れた看護専門職業人の育成を目指している。看護専門職には生命に対する
深い畏敬の念とそれに基づく確かな看護観、教養ある社会人としての豊かな人間性と良識を持って
積極的に社会に貢献する姿勢が望まれる。また科学技術や医療の著しい進展に対応しうる絶え間な
い努力が求められている。すなわち看護の学問的研究を推進する能力、新しい知識と技術に裏づけ
られた看護実践能力が求められる。
さらに本学は高度医療機関であり地域医療の中核的役割を担っている埼玉医科大学病院に併設
しているため、学んだ成果を地域に還元することを自らの社会的役割として自覚できる人材を育成
しなければならない。
以上の観点から教育目的・目標を設定し、学外に向けては学生便覧、ウエブサイト、パンフレッ
トに明示、学内においては校内に掲示しオリエンテーションを行い、学内外に明確に表明してきた。
しかし、一般財団法人短期大学基準協会の第三者評価を受審した結果、「学則等に学科の人材養成
に関する目的その他の教育研究上の目的が定められていない」との指摘を受けた。これを受けて見
直した結果、教授会、理事会の承認を得て、「埼玉医科大学短期大学の目的に関する規則(制定
平
成 25 年 1 月 17 日)」を定めることとなった。この規則に定めた看護学科の教育目的は以下の通り
である。なお教育目標は従来通りである。
(2)教育目的
看護専門職として、看護に関する専門的知識と技術の教育研究活動を通し、生命に対する深い畏
敬の念とそれに基づく確かな看護観をもち、また教養ある社会人として、豊かな人間性と良識をも
って積極的に社会に貢献できる看護師を養成する。
(3)教育目標
①幅広く豊かな教養を身につけた社会人になる。
これは豊かな感受性と幅広い教養を身につけるだけではなく、科学的に問題を解決する能力
を持つことや、倫理的判断能力があること、自らの社会的役割を認識して自主的に行動し、社
会的責任を担う能力を持つことが含まれる。
②社会の変化に対応しつつ、生涯に亘って社会に貢献できる看護の専門職業人になる。
これは看護を実践するための専門的な知識や技術を修得することはもちろんのこと、社会に
おける医療や看護の役割を認識し、その責任を果たす能力を身につけることが含まれる。また
看護の専門職業人として研究的態度を培い、看護の発展に寄与するため生涯に亘って学習を継
続していく姿勢を身につけることを意味する。
-6-
③看護の専門家として地域の医療水準の向上に貢献できる人となる。
本学の社会的役割は優秀な人材の育成によって、地域の医療水準の向上に貢献することであ
る。この理念に沿って、地域の医療に関心と情熱をもって対処する姿勢と実践能力を身につけ
ることを意味する。
(4)今後の教育理念・目標の点検と見直し
教育理念や教育目的、目標等の基本的な部分は変わらないものの、情報化社会や少子高齢化社会、
また疾病構造の変化や大災害の発生などに伴い、今日の医療・看護に対する国民のニーズが変化し
てきているので、時代の変化を見据えながら常に点検、見直しをしていく必要がある。
(5)今後の課題
高等教育機関には、専門の学問分野における学術研究を推進し、学問の発展に貢献し得る人材お
よび社会の要請に即時に対応し得る人材育成の役割がある。短期大学である本学看護学科は、職業
教育的内容と生涯学習を継続する能力や姿勢を養うための教育とのバランスに配慮しつつ、精選さ
れた教育を実施し、専門分野の発展に貢献しうる人材の育成に努めなければならない。特に看護大
学が年々増加し短期大学が激減している現状においては、短期大学における教育の特色を出すため
に、教育内容をさらに精選し、短期間の中で効率的な教育を行う工夫をして質の向上に努める必要
がある。
また本学の役割は、県内の医療および医療教育の中核的役割を担う埼玉医科大学に併設されてい
る利点を最大限に生かし、病院看護部と協同して学生の教育はもとより卒業生の卒後教育、また公
開講座、研修生制度、聴講生制度、科目履修制度等さまざまな方法によって、地域にあって生涯に
わたり学習を継続しようとする人々に、その機会を提供していくことも重要であると考えている。
2) 専攻科
母子看護学専攻 ( 教育理念・教育目的・教育目標等 )
(1)教育理念
埼玉医科大学短期大学の教育の基本姿勢は、一般社会人としての幅広く豊かな教養と良識を持ち、
生命に対する深い畏敬の念と人類愛を持って、積極的に社会に貢献できる人材を育成することであ
る。母子看護学専攻の教育は医療全般にわたる広範な視野と高い見識を持ち、急速かつ多様に変化
しつつある社会状況を的確にとらえ、対象者および家族・地域に対して母子看護専門職としての社
会的役割を担う人材を育成することである。
さらに、本学は、高度周産期医療機関であり地域医療の中核的役割を担っている埼玉医科大学病
院に併設しているため、高い専門性を活かし専門的指導的役割を果たせる人材を育成しなければな
らない。
以上の観点から教育目的・目標を次のように設定している。
-7-
(2)教育目的
看護基礎教育を基盤として、母子看護学に関する専門的知識と技術を深く身に付け、社会に貢献
できる助産師を養成する。
(3)教育目標
①広範な視野と高い見識を持った社会人になる。
助産師は生命に対する深い畏敬の念と人類愛を持つことが強く求められる。さらに、自己の
倫理観を持って行動できること、社会情勢の変化をとらえられること、生涯学習を行う基盤を
養うことが含まれる。
②多様に変化する社会状況及び価値観を的確にとらえ、高い専門性と指導的役割を担い生涯に亘
って社会に貢献できる母子看護専門職業人になる。
多様に変化する社会状況や価値観をとらえ、女性の一生と家族のライフサイクルの健康を支
援することができる、科学的思考を持ち総合的に判断することができる、高度周産期医療に対
する知識・技術を高めることができる、社会資源を活用することができる、他職種と協働・連
携することができることが含まれる。
③母子看護専門職として、周産期医療の水準・向上に貢献できる人となる。
保健医療チ-ムの一員として連携・協働することができる、臨床場面で得た母子看護学の課
題を研究する姿勢を身につける、地域貢献のために自律的に学習する姿勢を身に付けることを
意味する。
(4)教育理念・目的・目標の点検と見直し
平成 24 年度の第三者評価の受審を契機に教育理念・目的・目標の見直しが行われた。今後も
少子高齢社会、周産期医療の高度化、生殖に対する考え方の多様化、大災害の発生に伴う国民の
ニ-ズの変化など時代の変化を見ながら点検、見直しをしていく必要がある。
(5)今後の課題
近年、産婦人科医の減少をはじめとする周産期医療の環境の変化は、助産師に高度周産期医療に
対応できる能力として最新の知識と技術を求めている。また、深刻な少子高齢社会問題や女性の労
働環境・育児環境の変化は、周産期医療チームの一員として様々な職種と連携を図り協働すること
を求めている。さらに視野を広げれば、国際助産師連盟(ICM)から、助産師教育や助産実践規制
を改善するための指針として「専門職助産師教育のためのモデルカリキュラム概要」が出版され、
公益社団法人日本看護協会からは「助産実践能力習熟段階(クリニカル ラダー)活用ガイド」が発
刊されている。今まさに助産師としての質の高さとそれを維持するための助産師教育カリキュラム
が注目されているのである。
このような状況下、本学専攻科は総合周産期センターや成育医療センターを法人内に併設してい
-8-
ることから、学習環境に恵まれている。今後の課題として、国内外の動向を把握しながら、教育理
念・目的・目標を吟味し、助産師としての質を極められる教育内容を検討していく必要があると考
える。
Ⅱ
教育活動
1.学生の受け入れ
1) 選抜 (推薦入学・社会人特選・一般入試・専攻科)
平成 26 年度入学生(推薦入学・社会人特選・一般入試・専攻科)の選抜方法は下記である。
定員
推薦
社会人
一般入試
看護学科
100名
○
○
○
専攻科
20名
○*
○
○
*専攻科の推薦は学内のみとする。
(1)看護学科推薦入学 (平成 26 年度入学者の選抜)
募集人員:50 名
出願資格:高等学校を平成 26 年 3 月卒業見込みの者または平成 25 年 3 月卒業した者で、学習成
績評定平均値【3.3 以上】で出身高等学校長が推薦した者。
願書受付期間:平成 25 年 10 月 28 日(月)~11 月 8 日(金)
試験科目:小論文、面接
試験日および時間:平成 25 年 11 月 10 日(日)
小
論
面
文
接
9時30分~10時30分
11時00分~15時頃
合格者発表:平成 25 年 11 月 12 日(火)午前 10 時
埼玉医科大学短期大学校舎前
ホームページ http:www/saitama-med.ac.jp/tandai/
入学手続き期間:平成 25 年 11 月 13 日(水)~11 月 20 日(水)
推薦入試の結果 (平成 26 年度入学者の選抜)
志願者
受験者(A)
合格者(B)
競争率(A/B)
72名
72名
56名
1.3倍
(2)看護学科社会人特別選抜 (平成 26 年度入学生の選抜)
募集人員:10 名
出願資格:次のいずれかに該当する者
①大学・短期大学を卒業または卒業見込みの者
②大学入学資格を有し、入学時点で社会人の経歴を2年以上有する者
願書受付期間:平成 25 年 10 月 28 日(月)~11 月 8 日(金)
-9-
試験科目:小論文、面接
試験日および時間:平成 25 年 11 月 10 日(日)
小
面
論
9時30分~10時30分
文
11時00分~15時頃
接
合格者発表:平成 25 年 11 月 12 日(火)午前 10 時
埼玉医科大学短期大学校舎前
ホームページ http:www/saitama-med.ac.jp/tandai/
入学手続き期間:平成 25 年 11 月 13 日(水)~11 月 20 日(水)
社会人特別選抜の結果 (平成 26 年度入学者の選抜)
志願者
受験者(A)
合格者(B)
競争率(A/B)
29名
26名
10名
2.6倍
(3)看護学科一般入学試験 (平成 26 年度入学者の選抜)
募集人員 Ⅰ期: 30 名
Ⅱ期: 8 名
Ⅲ期: 若干名
出願期間 Ⅰ期: 平成 25 年 12 月 16 日(月)~ 平成 26 年1月 23 日(木)
Ⅱ期: 平成 26 年 1 月 29 日(水) ~ 2 月 14 日(金)
Ⅲ期: 平成 26 年 2 月 18 日(火) ~ 3 月 5 日(水)
試 験 日 Ⅰ期: 平成 26 年 1 月 26 日(日)
Ⅱ期: 平成 26 年 2 月 16 日(日)
Ⅲ期: 平成 26 年 3 月 6 日(木)
試験科目および時間
※Ⅰ期・Ⅱ期共通
Ⅲ期国語・外国語のみ
教科等
国
語
科
等
時 間
国語総合(古文・漢文は除く)
外国語
英語Ⅰ・Ⅱ
数
学
数学Ⅰ・A
科
生物Ⅰ
化学Ⅰ
理
目
その他
9時30分~10時20分
10時50分~11時40分
1科目指定選択
面
12時40分~13時30分
書類選考
14時00分~
接
配点:学科試験 各科目 100 点(Ⅰ・Ⅱ期:合計 300 点,Ⅲ期:合計 200 点)
選抜方法::入学者選抜は試験の成績および調査書による総合的選抜を行う。
試験場:埼玉医科大学短期大学
合格者発表:
Ⅰ期:平成 26 年 1 月 28 日(火)午前 10 時
Ⅱ期:平成 26 年 2 月 17 日(月)午後 2 時
Ⅲ期:平成 26 年 3 月 7 日(金)午後 2 時
埼玉医科大学短期大学校舎前
ホームページ http://www.saitama-med.ac.jp/tandai/
入学手続期間: Ⅰ期:平成 26 年 1 月 29 日(水)~2 月 7 日(金)
Ⅱ期:平成 26 年 2 月 18 日(火)~2 月 25 日(火)
Ⅲ期:平成 26 年 3 月 10 日(月)~3 月 17 日(月)
- 10 -
一般入試の結果(平成 26 年度入学者の選抜)
志願者
受験者(A)
合格者(B)
競争率(A/B)
Ⅰ期
114名
107名
55名
1.9倍
Ⅱ期
28名
19名
8名
2.4倍
Ⅲ期
15名
13名
4名
3.3倍
合計
157名
139名
67名
2.1倍
(4)専攻科一般入学試験
(平成 26 年度入学者の選抜)
募集人員:
母子看護学専攻(助産師課程;修業年限1年)
学内推薦
6名
一般選抜
7名
社会人選抜
7名
20名
一般選抜出願資格(募集人員 7 名)
①大学・短期大学の看護に関する学科を卒業した者、または平成 26 年 3 月卒業見込みの者
②看護に関する養成所を卒業した者(平成 26 年 3 月卒業見込みの者を含む)
③外国において、学校教育における 15 年の課程を修了した者で、その最終の課程において看護
に関する課程を修了した者、または平成 26 年 3 月までに修了見込みの者
社会人選抜出願資格(募集人員 7 名)
地域特別選抜
埼玉県内の産婦人科を標榜する病院、または産婦人科の診療所(埼玉医科大学関連施設勤
務者は除く)に勤務し施設長の推薦を受けた看護師で、合格した場合入学を確約できる者。
出願期間:平成 25 年 12 月 16 日(月)~平成 26 年 1 月 17 日(金)
試験科目および試験時間:平成 26 年1月 19 日(日)
科 目
小
論
等
時
間
9時30分~10時30分
文
専門基礎分野・専門分野
11時10分~12時40分
面
13時30分~17時頃
接
合格者発表:平成 26 年 1 月 21 日(火)10 時
埼玉医科大学短期大学校舎前
ホームページ http://www.saitama-med.ac.jp/tandai/
入学手続き期間:平成 26 年 1 月 22 日(水)~2 月 4 日(火)
一般入学試験の結果(平成 26 年度入学者の選抜)
志願者
受験者(A)
合格者(B)
競争率(A/B)
33名
32名
12名
2.7倍
- 11 -
2) 学生定員充足状況(推薦入学・社会人特別・一般入試による平成 26 年度の全入学生)
看護学科(平成 26 年度入学者)
定員
入学者
充足率
100名
115名
115%
留年生を含む在籍者数および全学年学生数については p.95 を参照。
専攻科(平成 26 年度入学者)
母子看護学専攻
定員
入学者
充足率
20名
20名
100%
留年生を含む在籍者数については p.95 を参照。
3) これまでの受け入れ状況
看護学科
志願者:(
)は男子内数(平成 23 年~平成 27 年)
募集(A)
推薦入学
社会人
一般入試
平成 23 年度
100 名
92 ( 5 )
27 ( 4 )
212 (23)
331 (32)
3.3
平成 24 年度
100 名
89 ( 5 )
40 (10)
219 (37)
348 (52)
3.5
平成 25 年度
100 名
91 ( 6 )
32 (14)
232 (35)
355 (55)
3.6
平成 26 年度
100 名
72 ( 4 )
29 ( 8 )
157 (15)
258 (27)
2.6
平成 27 年度
100 名
79 ( 1 )
18 ( 7 )
179 (17)
276 (25)
2.8
看護学科
志願者計(B)
倍率(B/A)
推薦入学の結果(平成 23 年~平成 27 年)
募集
志願者
受験者(A)
合格者(B)
補欠
入学者
倍率(A/B)
平成 23 年度
45 名
92 名
92 名
54 名
-
54 名
1.7 倍
平成 24 年度
45 名
89 名
89 名
49 名
-
49 名
1.8 倍
平成 25 年度
45 名
91 名
91 名
50 名
-
50 名
1.8 倍
平成 26 年度
50 名
72 名
72 名
56 名
-
56 名
1.3 倍
平成 27 年度
50 名
79 名
79 名
62 名
-
62 名
1.3 倍
看護学科
社会人特別選抜の結果(平成 23 年~平成 27 年)
募集
志願者
受験者(A)
合格者(B)
補欠
入学者
倍率(A/B)
平成 23 年度
15 名
27 名
24 名
15 名
2名
13 名
1.6 倍
平成 24 年度
15 名
40 名
39 名
16 名
1名
16 名
2.4 倍
平成 25 年度
15 名
32 名
28 名
15 名
0名
13 名
1.9 倍
平成 26 年度
10 名
29 名
26 名
10 名
0名
9名
2.6 倍
平成 27 年度
10 名
18 名
17 名
10 名
0名
8名
1.7 倍
- 12 -
看護学科
平成
Ⅰ期
Ⅱ期
Ⅲ期
平成
Ⅰ期
Ⅱ期
Ⅲ期
平成
Ⅰ期
Ⅱ期
Ⅲ期
平成
Ⅰ期
Ⅱ期
Ⅲ期
平成
Ⅰ期
Ⅱ期
一般入学試験の結果(平成 23 年~平成 27 年)
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
27 年度
募集
40 名
30 名
8名
若干名
40 名
30 名
8名
若干名
40 名
30 名
8名
若干名
40 名
30 名
8名
若干名
40 名
30 名
10 名
志願者
212 名
138 名
53 名
21 名
219 名
140 名
55 名
24 名
232 名
170 名
51 名
11 名
157 名
114 名
28 名
15 名
179 名
135 名
44 名
受験者(A)
200 名
132 名
48 名
20 名
208 名
136 名
53 名
19 名
216 名
157 名
48 名
11 名
139 名
107 名
19 名
13 名
163 名
122 名
41 名
合格者(B)
65 名
55 名
8名
2名
65 名
55 名
8名
2名
64 名
54 名
8名
2名
67 名
55 名
8名
4名
68 名
58 名
10 名
補欠入学者
12 名
12 名
0名
0名
15 名
15 名
0名
0名
16 名
15 名
1名
0名
17 名
17 名
0名
0名
2名
2名
0名
入学者
48 名
41 名
5名
2名
45 名
41 名
2名
2名
51 名
46 名
4名
1名
50 名
44 名
3名
3名
44 名
38 名
6名
倍率(A/B)
3.1 倍
2.4 倍
6.0 倍
10.0 倍
3.1 倍
2.5 倍
6.0 倍
9.5 倍
3.4 倍
2.9 倍
6.0 倍
5.5 倍
2.1 倍
1.9 倍
2.4 倍
3.3 倍
2.4 倍
2.1 倍
4.1 倍
志願者:(平成 23 年~平成 27 年)
専攻科母子看護学専攻
募集(A)
学内推薦
社会人
一般選抜
志願者計(B)
倍率(B/A)
平成 23 年度
20 名
5名
13 名
37 名
55 名
2.8 倍
平成 24 年度
20 名
6名
6名
41 名
54 名
2.7 倍
平成 25 年度
20 名
6名
10 名
47 名
63 名
3.2 倍
平成 26 年度
20 名
8名
7名
33 名
48 名
2.4 倍
平成 27 年度
20 名
10 名
6名
38 名
50 名
2.5 倍
専攻科母子看護学専攻
学内推薦の結果(平成 23 年~平成 27 年)
募集
志願者(A)
合格者(B)
入学者
倍率(A/B)
平成 23 年度
6名
5名
5名
5名
1.0 倍
平成 24 年度
6名
6名
6名
6名
1.0 倍
平成 25 年度
6名
6名
6名
6名
1.0 倍
平成 26 年度
6名
8名
6名
6名
1.3 倍
平成 27 年度
6名
10 名
6名
6名
1.7 倍
- 13 -
専攻科母子看護学専攻
一般入学選抜の結果(平成 23 年~平成 27年)
募集
志願者
受験者(A)
合格者(B)
補欠
入学者
平成 23 年度
7名
37 名
36 名
8名
2名
7名
4.5 倍
平成 24 年度
7名
41 名
41 名
11 名
6名
11 名
3.7 倍
平成 25 年度
7名
47 名
47 名
9名
2名
8名
5.2 倍
平成 26 年度
7名
33 名
32 名
12 名
4名
11 名
2.7 倍
平成 27 年度
7名
38 名
37 名
10 名
4名
9名
3.7 倍
専攻科母子看護学専攻
倍率(A/B)
社会人選抜の結果(平成 23 年~平成 27 年)
募集
志願者
受験者(A)
合格者(B)
補欠
入学者
倍率(A/B)
平成 23 年度
7名
13 名
13 名
7名
1名
8名
1.9 倍
平成 24 年度
7名
6名
6名
3名
0名
3名
2.0 倍
平成 25 年度
7名
10 名
10 名
5名
1名
6名
2.0 倍
平成 26 年度
7名
7名
7名
2名
1名
3名
3.5 倍
平成 27 年度
7名
6名
6名
4名
1名
5名
1.5 倍
4)学生募集の広報
(1)オープンキャンパス
(平成11年より開始;以下の記録は平成22年~26年)*平成25年度から5回開催
平
成
看護学科
23
母子看護学専攻
年
度
合
計
7/23(土)
平
成
看護学科
24
年 母子看護学専攻
度
合
計
7/28(土)
平
成
看護学科
25
年 母子看護学専攻
度
合
計
6/29(土)
平
成
看護学科
26
年 母子看護学専攻
度
合
計
8/27(土)
10/22・23(土日)
合
計
111名
106名
43名
260名
34名
33名
4名
71名
145名
139名
47名
331名
9/1(土)
10/20・21(土日)
合
計
151名
79名
46名
276名
34名
21名
3名
58名
185名
100名
49名
334名
7/20(土)
8/24(土)
9/28(土)
10/19(土)
合
計
37名
96名
95名
42名
36名
306名
実施せず
42名
21名
実施せず
10名
73名
37名
138名
116名
42名
46名
379名
6/28(土)
7/26(土)
8/23(土)
9/20(土)
10/11(土)
48名
95名
125名
34名
21名
323名
1名
32名
45名
実施せず
1名
79名
37名
138名
116名
42名
46名
402名
- 14 -
合
計
内容:学校案内、入試説明、校舎内キャンパスツアー、模擬授業(教職員が対応)、教員および学
生によるブース対応、実習病院見学
10月のオープンキャンパスは大学祭共催;入試相談、教員によるブース対応
(2)ミニオープンキャンパス
午前・午後の2回実施;前年度3月-当年度2月)
参加高校生等
平成23年度
63 名
平成24年度
79 名
平成25年度
36 名
平成26年度
85 名
内容:学校説明、校舎内キャンパスツアー(教員が対応)
(3) 本学への個別見学(平成22年度-平成26年度:前年度3月-当年度2月)
看護学科
母子看護学専攻
合
計
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
6名
14名
10名
12名
-
4名
-
-
6名
18名
10名
12名
平成26年度
10名
1名
11名
内容:学校説明、校舎内キャンパスツアー(教職員が対応)
(ミニオープンキャンパス以外の来学者)
(4) 本学への団体見学(高校単位:平成22年度~26年度:前年度3月-当年度2月)
件
数
参加高校生等
参加本学教員延べ数
平成22年度
2件
20名
38名
平成23年度
6件
109名
13名
平成24年度
5件
75名
9名
平成25年度
6件
118名
11名
平成26年度
0件
-
-
内容:学校説明、模擬授業、校舎内キャンパスツアー(教職員が対応)
(5) 学外説明会(高校生・予備校生等対象:平成22年度~26年度:前年度3月-当年度2月)
件数
参加高校生等
参加本学教員延べ数
平成22年度
29件
311名
38名
平成23年度
18件
192名
24名
平成24年度
28件
257名
37名
平成25年度
25件
255名
29名
平成26年度
24件
257名
18名
内容:模擬授業またはブース対応(教員が出張対応)
- 15 -
(6) 高校訪問(平成22年度-平成26年度:前年度3月-当年度2月)
訪問高校延べ数
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
64校
65校
84校
68校
67校
訪問延べ日数 訪問本学教員延べ数
12日
12日
12日
12日
15日
12名
15名
16名
14名
9名
2. 教育指導のあり方(全学)
1)シラバスの作成状況
教務委員会が平成26年度版シラバスの編集・発行を担当した。編集にあたっては、授業の全体
的な進行、各授業の具体的な内容と到達目標、自学自習に対する指示などが把握できるように配
慮した。記載内容の構成は以下のとおりである。
(1) 授業科目の区分、授業科目名、授業の内訳(講義,演習,実習・実技の別)、履修学年、必修・
選択の別、単位数、評価方法、担当教員、概要。
「概要」には、授業目的・目標、カリキュラム全体での位置付けと意義、他の科目との関連性等、
その科目全体の説明を簡略に示した。
(2) 授業月日、授業項目、授業内容、担当者。
「授業月日」は、実際の授業日程を記載し、授業回数が不足しないように配慮した。
「授業内容」には、それぞれの授業項目の概要を説明するとともに達成目標を記載した。
(3) 履修者へのコメント:履修条件や履修にあたっての心構え、授業時間外の自学自修に対する指示、
質問受付時間等を記載した。
シラバスの編集作業は看護学科・専攻科ごとに行い、冊子も看護学科・専攻科ごとに分冊で発
行した。また編集に際し、前年度シラバスを検討し、書式や字体の統一等、読みやすさに対する
工夫等の改善を行った。印刷部数は、看護学科:420部、専攻科:80部で、学生、専任教員、非
常勤講師、他短期大学、関係各機関等に配布した。
2) 他大学・短大等との単位互換の方針と状況
短期大学設置基準16条に定める入学前の既修得単位の認定は、学則19条により、看護学科はす
べての科目を対象として、46単位を上限として行われる。平成26年度は看護学科6名の学生から認
定の申請をうけ、合計73単位を本学単位として認定した。
3) 成績評価
成績評価は、A、B、C、Dの4段階に区分し、A、B、Cを合格とし、Dを不合格としている。
なお、定期試験期間をもうけ主として筆記試験によって成績評価が行われているが、科目によっ
- 16 -
ては授業期間中に筆記試験や口頭試問を行ったり、レポートの提出を課したり、学習態度等から行
うこともある。
成績評価の方法についてはシラバスに記載しており、各学期の始めに実施するオリエンテーショ
ン時と、各科目の1回目の授業時に説明している。
3.教 育 指 導 と 教 員 組 織
1) 看護学科
(1)カリキュラムに関する計画と実施状況
①カリキュラムの現状と見直し
本学は平成元年 4 月に開学した。開学当時、卒業要件は 103 単位以上の修得であったが、平
成 9 年度のカリキュラム改正,平成 11 年度一部改正、平成 15 年度の改正、平成 19 年度の一
部改正と 4 回にわたりカリキュラムの改正を実行し、平成 19 年度改正カリキュラムの卒業要件
は 102 単位以上である。
看護を取り巻く環境は、急速な少子高齢化の進展、医療技術等の進歩などにより大きく変化
してきていることから、
「保健師助産師看護師学校養成所指定規則等の一部を改正する省令」が
公布され(2008.1.31)、教育内容の充実を図り、学生の看護実践能力を強化する目的で看護基
礎教育のカリキュラム改正が行われることとなった。本学では、カリキュラム改正に向けて、
「カリキュラム改正に関わる説明会」に参加するなどして、準備を進めてきた。カリキュラム
委員会でカリキュラム案を作成した後、看護学科の教員会議である「火曜会」の議を経て最終
案を決定した。最終案をもって文部科学省に相談し、幾つかの指導を得て平成 21 年度カリキ
ュラム案を提出し、平成 20 年 12 月 8 日に「承認」の通知を得た。新カリキュラムの卒業要件
は 101 単位である。本学で検討し決定した主な内容は以下の通りである。
表
指定規則と本学の授業科目区分の対比
指定規則の教育内容
基礎分野
人間と生活・社会の理解
専門基礎分野
健康支援と社会保障制度
本学の授業科目区分
科学的思考の基盤・人間と生活・社会の理解
人体の構造と機能・疾病の成り立ちと回復の促進
健康支援と社会保障制度
専門分野Ⅰ
基礎看護学
看護の基本
(基礎看護実習を含む)
成人、老 年、小児、母 性、精神
専門分野Ⅱ
看護学
ライフサイクルと生活の場に応じた看護の方法
(それぞれ看護実習を含む)
- 17 -
在宅看護論
統合分野
看護の統合と実践
看護の総合
(それぞれ看護実習を含む)
*本学では、「基礎分野、専門基礎分野、専門分野Ⅰ、専門分野Ⅱ、統合分野」の区分を別の名称におき
かえた。
a.これまでの「基礎分野」を、「科学的思考の基盤・人間と生活・社会の理解」と変更し、これま
で、開講することが少なかった科目を削除した。また、講義科目は 1 単位 15 時間とし、演
習・実技科目を 1 単位 30 時間、実習は 1 単位 45 時間とした。
b.「専門基礎分野」を、「人体の構造と機能・疾病の成り立ちと回復の促進」(1 単位 30 時間)、「健
康支援と社会保障制度」(1 単位 15 時間)に変更した。
c.専門分野を、「看護の基本」、
「 ライフサイクルと生活の場に応じた看護の方法」、
「 看護の総合」
と変更した。概論の科目は 1 単位 15 時間とし、看護の方法と臨床看護に関する科目は 1 単
位 30 時間とした。
d.「生涯体育論」を「健康と運動」に科目名を変更し、
「健康支援と社会保障制度」の授業科目区分
とした。
e.「栄養学」を「健康と栄養」に科目名を変更し、
「健康支援と社会保障制度」の授業科目区分と
した。
f.「成育医療論」を新たに設け、「小児医学」と「周産期医学」を削除した。
g.「成人保健」、「小児保健」、「母性保健」を削除した。
h.「成人看護技術Ⅱ」を新設した。
i.「高齢期看護概論・保健」、「精神看護概論・保健」を「老年看護概論」、「精神看護概論」、「地
域看護学」を「在宅看護学」に変更した。
j.看護の総合として、
「看護倫理」、
「コミュニケーション論」、
「生涯発達論」、
「看護管理」、
「生
活習慣と看護」、「災害・救急看護」、「社会活動」、「国際医療福祉事情」、「看護学セミナー」、
「看護研究」、
「総合実習」の科目を新設し、従来実施していた「医療論」、
「人間発達学」、
「看
護研究の基礎」を廃止した。また、「卒業研究」を「看護研究」に変更した。
k.卒業要件を 101 単位以上の修得とした。(詳細は、卒業・修了要件および授業科目一覧 p.46
~p.50 を参照 )
②カリキュラムの運用
看護学科のカリキュラム編成は、学科内のカリキュラム委員会と学科会議で検討が行われて
いる。カリキュラム編成にあたって授業科目の内容と順序について次のように考えている。
a.「科学的思考の基盤・人間と生活・社会の理解」は、「人体の構造と機能・疾病の成り立ち
と回復の促進」、「健康支援と社会保障制度」、「看護の基本」、「ライフサイクルと生活の場
に応じた看護の方法」、「看護の総合」の基礎となる科目である。ものの見方や考え方の基
- 18 -
盤を培い、自由で主体的な判断と行動を促し、人間を幅広く理解できるとともに自ら豊か
な人間的成長を図る。このような目的で科学的思考の基盤・人間と生活・社会の理解分野
の科目は1年次の初めから開講している。
b.「人体の構造と機能・疾病の成り立ちと回復の促進」、「健康支援と社会保障制度」は、「看
護の基本」、「ライフサイクルと生活の場に応じた看護の方法」、「看護の総合」の看護学と
密接な関係をもつ学問領域である。看護に関する科目の理解をより深めるため、1 年次から
2 年次にかけて順次開講している。
c.「看護の基本」、「ライフサイクルと生活の場に応じた看護の方法」、「看護の総合」において
も学生が早期から看護学に関する興味・関心をもち、理解を助けるために、1 年次前期より
看護の基本(講義・演習・基礎看護実習)を開講している。その他の領域の科目も1年次前
期から、各々の概論に引き続き 2 年次にかけ順次開講している。
d. 以上の講義・演習科目は、1 科目を除き 2 年次までに全て終了している。「看護の基本」の
区分は、全ての領域の看護の基本になる部分であると位置づけられている。従って、基礎
看護実習Ⅱの単位修得は領域別看護実習を履修するための条件としている。加えて、平成
25 年度からは、領域別看護実習の履修条件として、本学の授業科目の区分「看護の基本」
に含まれる全ての科目の単位を修得していることとした。
e. 領域別看護実習では、1・2 年次に学んだ基礎的知識・技術を看護実践の場面に適用し、看護
の理論と実践を統合していけるように各領域で工夫し、指導にあたっている。また、成人
看護技術Ⅱ(演習)は、3 年次後期に開講し成人看護実習で学んだ技術の見直しと技術訓練
を学内で実施できるようにしている。
③時間割作成の現状と見直し
時間割は、科目の内容と順序についての基本的な考えをふまえ、定められた学年毎の配当時
間にそって作成している。実際には、月曜日から金曜日まで 90 分授業で、9:00~16:10 までに
4 時限の授業を組み入れている。原則として、5 時限目はクラブ活動、土曜日は自己学習がで
きるような時間に当てている。しかし、非常勤講師の希望時間などから 5 時限目の講義も実施
している現状である。今後は、学年毎の配当時間についても見直す必要がある。
④卒業時の看護技術の到達度についての見直し
平成 15 年度に作成した卒業時の看護技術の到達度について、臨床の意見も求め継続して検
討中である。引き続き、看護技術の項目及び到達度について学習成果を明らかに出来るように、
検討を重ねていく必要がある。
平成 24 年度卒業生には卒業前に調査を実施し、個別用紙に全体集計結果を添えて各自に返
却した。3 年後、5 年後に再度調査するために、質問項目や到達レベルの基準を再検討してい
く。
- 19 -
【今後の課題】
カリキュラム編成・現状についての今後の課題は以下の通りである。
i) 学年毎の配当時間と各科目の開講時期について検討する。
ii) 学生の卒業時の看護技術到達度について、臨床と意見交換をし、学内教育の方法論を検討す
る。
iii)「人体の構造と機能・疾病の成り立ちと回復の促進」に含まれている科目の試験で再試験を
受ける学生が多い。各科目担当の教員と連絡を密にし、学生の学習進度および学習内容を把
握するなどして、学習を強化する必要がある。
(2)授業について
①授業内容の調整
平成 21 年度のカリキュラム改正時に、看護の専門分野においては授業内容の調整を行った。
その後も適宜、科目担当間で授業内容の調整をしながら運営している。
②授業形態
授業は一学年の学生数が多いため、科目毎に学習内容に応じてクラス分けをし、運営してい
る。今年度も、患者への理解を深めるねらいで、病気や入院経験のある人に学外から来てもら
い、講義の中で学生に体験を語ってもらった。演習では、昨年度に引き続き、知識・技術・態
度を効果的に学習できるように、領域間で共通事例の活用やグループを同様にするなどの少人
数のグループを編成し授業を行った。また、学習へのイメージができるように、3 年次生にア
ドバイザーとして演習に参加してもらい、後輩学生に体験談や学習のヒントを伝えてもらった。
実習室における看護技術の演習では、学生が交替で看護の対象者の模擬体験をしながら、看
護者の役割が習得できるよう学習方法を工夫して授業を展開している。
③視聴覚教材を取り入れた授業
毎年、年度末に新年度に向けて、各領域で新しい教材について検討し購入している。今年度
もモデルや実物等と、VTR・DVD・OHC・スライド等の視聴覚教材を活用して授業を行った。
④自己学習
実習室の開放や教材の貸し出し、図書室、コンピュータ実習室、学生ホール、教室の開閉時
間の延長等で、学生が主体的に予習・復習等の学習に取り組めるような学習環境に配慮してい
る。学生は放課後を利用して、実習室で看護技術のトレーニングを行い、図書室や教室、学生
ホールやコンピュータ実習室において個人やグループで課題学習に取り組んでいる。
- 20 -
【今後の課題】
ⅰ)各領域間で授業内容を調整し、統合した学習ができるようにしてきたが、授業内容や授業時間、
開講時期の変更による調整や検討が今後も必要である。
ⅱ)実習室、ゼミ室や学生ホールの学習環境は整ってきたが、視聴覚機器の老朽化と教室への設置
についても見直しを行い、学習効果をさらに高められるようにする必要がある。
ⅲ)実質的な「全学全入時代」を迎え、学生の学力低下が問題となっている。自ら学ぶという基本
的な学習姿勢や学習意欲の希薄化が問われている。学習に対しては、本学はアドバイザー制を
導入して学生個々に対応している。また、初年次教育の導入や、FD 活動を通して授業改善等
を行っている。さらに、学生の学習と生活支援の充実のために教職員全体で SD 活動に取り組
んでいる。学生の支援に向けて、今後さらに FD・SD 活動を進展させる必要がある。
(3)臨地実習の運営と実施状況
臨地実習を円滑に実施するために、学内に臨地実習委員会を設置している。また、看護学実習協
議会では実習施設の連絡調整を行っている。それぞれの活動内容は次の通りである。実習施設は「学
外実習施設一覧」(p.52)に記した。
①臨地実習委員会
<平成 26 年度活動内容
(開催会議 11 回)>
a. 臨地実習総合オリエンテーション企画・実施
b. 平成 27 年度の臨地実習ローテーション作成・グループ編成
c. 臨地実習に関する評価(初期・中間・最終)、学生へのフィードバック
d. 実習グル-プごと、前半・後半の実習開始前に「実習目標」を設定、実習終了後に「評価」
を提出、学生へのフィ-ドバック
e.「ヒヤリ・ハット報告書」・「事故報告書」・「物品管理報告書」の集計、学生へのフィード
バック
f. 学生への「診療基本マニュアル」の配付と回収
g. 看護学実習協議会・臨地実習指導者会議の準備、開催、事務処理
h.「平成 27 年度看護実習要項」の作成、印刷発注、配付
i. 臨地実習記録のダウンロード内容の見直し
<活動結果評価>
オリエンテ-ション、目標、評価、フィ-ドバック
a. 領域別看護実習・総合実習
・例年通り、4月に、臨地実習のねらいを含めた、実習総合オリエンテーションを実施後、
領域別看護実習・総合実習のオリエンテーションを実施した。
・出欠席(遅刻・早退・欠課を含む)の確認を各グループの担当教員に依頼し、前半(4
- 21 -
月~7月)終了時と後半(9 月~11 月)終了時に集計した。皆勤は、114 名中 68 名(59.6%)
であった。
・4 月の実習開始前オリエンテーションではヒヤリ・ハット報告書を記載する意義やポイ
ント、基礎看護実習Ⅱのヒヤリ・ハット報告書の結果をフィードバックし、領域別実習
で注意することについて説明した。初期フィードバックでは、ヒヤリ・ハットに学生自
身が気づく力を高めるために、転倒が予測される写真を用いたKYT(危険予知トレー
ニング)を実践した。中間フィードバックでは、前半実習のヒヤリ・ハット、事故、物
品管理報告書の集計結果の報告とグループごとに前半実習で経験したヒヤリ・ハットの
事例を挙げ、事例からヒヤリ・ハットの原因についてグループディスカッションをした。
また、スイスチーズモデルを活用し、医療事故はいくつかの要因が重なって起こること
を確認し、ヒヤリ・ハットにより気づきを高めることは、事故の要因に気づくことにつ
ながると説明した。最終フィードバックでは、「ヒヤリ・ハット、事故、物品管理の傾
向を知り、組織の一員として、医療安全対策をしていく必要性を認識できる。」ことを
目的に行った。今年度のヒヤリ・ハット、事故報告をハインリッヒの法則に当てはめ事
故が起こる背景を認識するようにした。今年度の報告がされた「不適切なチューブの管
理」の事故、ヒヤリ・ハットの事例を紹介し、ドレーン管理に必要な知識を説明し、卒
業後に看護師として医療安全を意識できるように指導した。
・グループメンバーがともに目的意識を持ち、グル-プダイナミックスを発揮した効果的
な実習を行うため、前半実習開始前に実習グル-プごとに「臨地実習のねらいを達成す
るためのグループ目標」、
「目標を達成するための方法」を立案してもらった。今年度は、
臨地実習のねらいを含め、グループメンバーが共に目指す目標と目標を達成するための
具体的な方法を図や絵で表現するように指導した。前半実習終了後にその達成度をグル
ープごとに評価してもらい、提出を求めた。中間フィ-ドバック時、後半実習に向けて
再度「グループ目標」、
「方法」の設定を促した。最終フィードバック時は、具体的な一
場面を通して「臨地実習のねらい」を達成するためのグループ目標の評価を発表しても
らい、グループダイナミックスの意味につなげた。
b. 基礎看護実習
基礎看護実習Ⅰ-3 のフィードバックを 2 月に行い、
「出欠席」や「ヒヤリ・ハット」、
「事
故」、「物品管理」について報告した。グループごとに「実習に向けてどのような準備をし
たか」、「準備したことをどのように生かしたか」、「課題を克服するための方法」を発表し
てもらった。
基礎看護実習Ⅱについては、9 月中旬に実習を行っている。実習開始前にオリエンテー
ションを設け、ヒヤリ・ハット報告書を記載する意義と記載方法、臨地実習で起こりやす
い事故と原因などを説明した。11 月にフィードバックを行い、「出欠席」、「ヒヤリ・ハッ
ト」や「事故」、
「物品管理」について報告した。グループごとに「最も学びとなったこと」
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や「今後の課題」、「課題を達成するための方法」を発表してもらった。
②安全管理
a.医療安全
「医療安全に関する基本を身につけてもらいたい」という大学病院の要請で、平成 16 年
度から大学病院発行の「診療基本マニュアル」を、実習前に学生に配付し、医療安全対策
の指導を強化した。このマニュアルは実習終了後に回収した。また、基礎看護実習Ⅰでは、
医療安全対策の一環として事前に医療事故防止のビデオを視聴するようにした。
例年通り感染予防対策として、手洗い・うがい・マスクの使用を徹底するなど注意を強
化した。
b.非常時の対応
「学生は各実習部署の責任者または指導者の指示に従い、スタッフと共に対象者
の 避 難 に 参 加 す る 」 こ と を 基 本 と し 、「 担 当 教 員 は 学 生 の 安 否 確 認 を 行 い 学 校 へ 報
告 す る 」「 教 員 不 在 時 は グ ル ー プ リ ー ダ ー が 学 生 の 安 否 の 確 認 を 行 い 、 学 校 へ 報 告
する」としている。詳細について は、主な実習施設であ る埼玉医科 大学病院の 医療
安全対策室に、他の学校も含め学生の対応について検討を依頼している。
【今後の課題】
医学や医療の進歩に伴い、学生が実習で受け持つ対象は、複雑で多くの問題を抱えており、入
院期間も短縮している。また、医療現場はもちろんのこと、社会においても医療安全の問題が取
り上げられている現状を踏まえ、学生の実習に際しても事故防止に対する認識を深めていかなけ
ればならない。そのためには、学内で「看護倫理」や「看護管理」などの講義を通して、倫理的
配慮や事故防止、「保健師助産師看護師法」等の法律について充分な理解と自己の役割を認識でき
るように教育することが重要である。今後も「個人情報保護法」に基づいて、個人情報の入った
紙・電子媒体の取り扱い、実習等で知り得た個人情報を本人や他人に不用意に漏らしたり、ネッ
ト上で話題にしない等、情報の漏洩について学生に指導していく。また、大学病院の「診療基本
マニュアル」を指導時に活用したり、実習オリエンテーションで十分に注意を促していくととも
に、
「ヒヤリ・ハット」や「事故」の報告を分析し、フィ-ドバックしていく必要がある。平成 26
年度に改正した「臨地実習指導の手引き
第6版」を教員と臨地実習指導者がともに活用し、役
割を認識した指導を進めていくことが重要である。
今年度の領域別看護実習・総合実習は、カリキュラムを改正して4年目である。学習成果の評
価を行い、改正の趣旨を理解した上で、今後も実習内容・方法を検討することが重要となる。入
学する学生は、人間関係の希薄さや生活体験の乏しさ等、年々変化しているため、、コミュニケー
ション能力や看護実践能力を高めるような関わりがますます重要である。さらに実習機関の現状
に関する情報を適時収集し、学生が 3 年間を通して成長できるような指導体制を、継続して検討
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していかなければならないと考える。
③看護学実習協議会
<平成 26 年度活動内容>
開催会議は以下の通りである。
a. 看護学実習協議会:2 回
・平成 26 年度委員・規約の確認、協議会の年間計画、実習計画(実習グループ別計画含
む)、出欠席状況、ヒヤリ・ハット及び事故・物品管理報告書提出状況
・臨地実習指導者会議の運営、臨地実習指導者の推薦
b. 臨地実習指導者会議:2 回
・平成 26 年度看護実習評価
・平成 27 年度看護実習計画
c. 臨地実習調整会議(大学病院主催):1 回(代表者参加)
・平成 27 年度看護学実習学生人数調整
d. 臨地実習調整会議(総合医療センター主催):1 回(関連領域代表参加)
・平成 27 年度看護学実習学生人数調整
<活動結果評価>
看護学実習協議会の年間計画に沿って、計画通り活動した。病院の体制や実習病棟の情報交
換、現代の学生の傾向に対する情報交換等も積極的に行われ、協議会の運営も安定して進めら
れてきている。今後も実習が円滑に実施され、学習効果を高められるよう努力していかなけれ
ばならない。
例年通り、埼玉医科大学総合医療センター主催で総合医療センターを使用する領域別看護実
習の事前調整が実施された。その後、埼玉医科大学主催の臨地実習合同調整会議に、副学長・
学科長・実習委員長が参加した。実習校間で実習期間と実習病棟の重なりが非常に多く、数回、
学校間での話し合いにより調整できた。
【今後の課題】
主に実習する埼玉医科大学病院は、高度な先進医療を提供する特定機能病院であり、埼玉医科
大学総合医療センターは、高度救命救急センターを含む急性期医療機関として高度な医療を推進
している。そのため、患者の在院日数が短縮し、在宅医療へ移行する等、実習期間を通して一人
の患者を継続して受け持つことが困難なことがある。新カリキュラムの統合科目として、各校が
統合実習(本学は総合実習)を実施した。複数患者を受け持つ実習であるため、後半の実習病棟
の確保に加え実習方法の検討や実習施設の協力が重要となる。
さらに、看護の専門化がすすみ、看護の場も広がっていることから、今まで以上に確実な知識
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と実践力のある学生を育てることが社会から求められている。そのためには、臨地実習での効果
的な学習が必要であり、ユニフィケーションシステムの本格的な検討等もふまえ、今後も、臨地
実習施設と密な連絡・協議が必要となると考えられ、看護学実習協議会の活動がますます重要性
を増してくるものと思われる。
(4) 海外研修旅行
日
程
【科目:国際医療福祉事情(看護の総合・2 年前後期・選択・1 単位/30 時間)】
:平成 27 年 2 月 25 日~3 月 2 日
旅 行 先:ドイツ(フランクフルト・ローテンブルグ・ミュンヘン)
参 加 者:看護学科 2 年次生 24 名(科目履修者)、1年次生 4 名(希望参加者)
研修内容:病院見学 1 カ所:Sana
KliniKum
Offenbach(サナクリニック オッフェンバッハ病院)
看護学校で看護学生と交流 1 カ所:Sana
Pflegeberufu
KliniKum
Offenbach
Academie
fur
Offenbach (看護職アカデミー・オッフェンバッハ)
引 率 者:一花詩子、鈴木夕岐子
備
考
:「国際医療福祉事情」は、国際医療福祉の実情を理解し、海外の医療施設の訪問や看
護学生との交流体験を通し、グローバルな視野を身に付けることを目的としている。
今年度の希望参加者は、同科目を次年度履修予定している。
(5) 学生指導
看護学科では、学生の健康面・学習面・生活面の相談や進路相談の窓口としてアドバイザー制
をとり、複数の教員が 8~9 名の学生を、入学時から卒業まで担当し、継続して相談に応じてい
る。
①健康面について
主として、保健管理委員が保健相談や健康診断・予防接種等の支援にあたっている。入学時
に行う抗体価検査( B 型肝炎・麻疹・風疹・ムンプス・水痘)のうち、B 型肝炎には該当者全
員にワクチン接種を実施しているが、麻疹等については主に母子関連の科目等で、各自の罹患
歴・予防接種歴を確認のうえ、必要な対策(ワクチン接種)を行うよう個別に指導している。
②学習面について
学生の学習意欲や看護師となるための決意や自覚を促すために、実習が開始される前に戴帽
式が行われている。学生が主体的に参加できるように、戴帽式委員が指導を行っている。また、
国家試験対策委員が中心となり、アドバイザーの教員と連携を密にして国家試験合格のための
きめ細かい指導を行っている。
③生活面について
看護学科学生部委員を中心に、アドバイザー等の協力を得ながら学生への生活指導や学生
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活動の支援を行っている。学生部委員による全学生を対象とした生活支援として、夏季・冬季
休業前に安全面、学習面に関する指導、体調管理やスケジュール管理等の意識付けを目的とし
た月間目標を掲げたポスターの掲示を実施している(表参照)。また、1・2年次生を対象とし
た接遇向上のための取り組みを年数回実施している。接遇に関する個人目標、学年目標(2年次
のみ)をあげてもらい、定期的に振り返りとディスカッションの場を設けている。1 年次生は、
入学後暫く挨拶ができる学生が少なかったが、次第に明るい笑顔で挨拶ができるようになって
きている。エレベータ内での対応など後半になるにつれて他者への配慮ができるようになって
いる。
近年、インターネットの普及から SNS(Social Networking Service )によるトラブルが社会的
に問題となっている。医療専門職を志す者として適切な SNS の利用を心がけるよう適宜、指導
を行っている。
学習環境の整備として、月1回、定期的に教室、学生ホール、更衣室の使用状況を点検し、
必要時清掃等の指導を行っている。また、週番による校内放送で授業終了後の電気機器の点検
と後片づけの指導を行っている。
4月には、新入生歓迎ハイキングを実施した。看護学科・専攻科の新入生と教職員がハイキ
ングを通して交流し親睦を深めることができた。新入生が早期に環境に慣れるよう日頃の生活
指導に配慮した。
学生会や学校祭は、学生が主体となって企画運営を行うため、学生部委員は相談窓口となり、
事故がなく安全に運営できるように指導を行っている。
学生寮では、学生が安全で快適に寮生
活を送るために、年数回の寮点検を実施
し、生活指導を行うとともに、寮生活に
関する相談に応じている。また防災委員
と協力し、学生寮の避難訓練を実施する
ことや、避難時の持ち出し袋の常備等に
ついて、寮長をとおして指導している。
今年度は、とくに大きな問題は生じな
かったが、今後も学生の安全面や快適な
学生生活のサポート、社会人としてのマ
ナーなどについて、アドバイザー教員や事務部と連携し実施していくことが必要である。
(6)その他の活動
①初年次教育
本学では、大学生として学習する力を身につけ、大学生活への移行を円滑にすることを目的
として平成 22 年度より初年次教育に取り組み、特別講義は 1 年次生に 6 回行った。平成 24 年
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度より初年次教育の評価については FD 活動の一環として取り組んでいる。
( 詳細は p.56 参照)
2) 専攻科母子看護学専攻
(1)カリキュラムの編成
①カリキュラムの編成と教育理念・目的・目標との関係
本専攻科の教育理念は、埼玉医科大学短期大学の教育の基本姿勢に基づき、一般社会人とし
ての幅広く豊かな教養と良識を持ち、生命に対する深い畏敬の念と人類愛を持って、積極的に
社会に貢献できる人材を育成することである。
それは、医療全般にわたる広範な視野と高い見識を持ち、急速かつ多様に変化しつつある社
会状況を的確にとらえ、対象者および家族・地域に対して母子看護専門職としての社会的役割
を担う人材を育成することである。さらに、本学は高度周産期医療機関であり地域医療の中核
的役割を担っている埼玉医科大学病院に併設しているため、高い専門性を活かし専門的指導的
役割を果たせる人材を育成しなければならない。
以上のような教育理念から、教育目的は看護基礎教育を基盤として、母子看護学に関する専
門的知識と技術を深く身に付け、社会に貢献できる助産師を養成することであるとした。教育
目標は(1)広範な視野と高い見識を持った社会人になる。(2)多様に変化する社会状況及び価値
観を的確にとらえ、高い専門性と指導的役割を担い生涯に亘って社会に貢献できる母子看護専
門職業人になる。(3)母子看護専門職として周産期医療の水準・向上に貢献できる人となる
とした。平成 23 年度の「保健師助産師看護師学校養成所指定規則」改正に伴い平成 24 年度か
ら実施している助産師教育カリキュラムは本学の教育理念・目的・目標に照らして、「基礎助
産学」において不足の部分もあるが全体的に沿った内容になっていると考える。(別表 現行カ
リキュラム p.32 を参照)
a. 助産師教育の「基本的考え方」
急速な少子高齢化が進展している我が国において、助産師は出産だけでなく、妊娠、出産、
産褥期の女性や新生児のケアはもとより、次代を育む母子や家族、地域への支援、女性の生涯
を通じた性と生殖をめぐる健康への支援など期待される役割が拡大している。これらを踏まえ
今後の助産師に求められる基本的な能力について明確になっている。具体的には人々の価値観
が多様化してきていることから、妊娠・出産・育児について、女性が主体的に取り組むことが
できるよう支援できる能力を養うこと、妊娠・出産・育児だけでなく、思春期の性教育、性感
染症、性暴力、不妊治療への支援、更年期障害など女性の一生における性と生殖をめぐる健康
に関する課題への支援ができる能力を養うことを強調している。さらに、分娩時の緊急事態に
対応できる能力を養うことも必要としている。また、核家族化や女性の社会進出が進み子育て
支援を地域全体で推進していくことが必要であり、地域に根ざした母子保健サービスを提供す
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ることが求められている。以上のことから保健医療福祉チ-ムの一員として連携・協働ができ
ることが重要となっている。
b. 教育内容の改正
(i) 「基礎助産学」については、女性の生涯を通じて性と生殖に焦点を当てて、支援する活動で
ある助産の基礎について学ぶ。母子の生命を同時に尊重することに責任を持つ役割を理解し、
生殖医療の進歩なども踏まえ生命倫理を深く学ぶ。母乳育児や母子愛着形成を支援する力を
養うため、乳幼児の成長発達を学ぶ、さらに、チームにおけるコミュニケーションや他職種・
関係機関との連携・協働について学ぶ。助産師の専門性、求められる姿勢、態度について学
ぶ内容としている。
(ii)「助産診断・技術学」については、妊娠の正常と異常を診断するための能力を養い、診断に
伴う最新の技術を修得する。演習の充実強化を図り、確実に修得する。分娩期における緊急
事態(会陰の切開及び裂傷に伴う縫合、新生児蘇生、止血処置、児の異常に対する産婦や家
族への支援等)に対応する能力を強化する内容としている。
(iii) 「地域母子保健」については、住民の多様なニーズに対応できるよう、地域の他職種と連携・
協働しながら地域の母子保健を推進するための能力を高める内容としている。
(iv)「助産管理」については、助産業務の管理、助産所運営の基本、周産期医療システムについ
て学ぶ。医療安全対策について学ぶ。また、母子の生命の尊重や助産師としてのアイデンテ
ィティを形成するために助産業務や助産管理における倫理について学ぶ。周産期医療状況の
変化に対応するために、高度周産期医療の場における運営・管理について学ぶ。さらに、平
成 23 年に東日本大震災を経験したことから、災害時における助産についても学ぶ内容とし
ている。
(v)「臨地実習-助産学実習」については、助産師は妊娠期の診断と分娩時の対応において医師
と協同できる能力を取得することを求められている。分娩の取り扱いについては、平成 21
年度のカリキュラム改正時に示されている「助産師又は医師の監督の下に学生一人につき
10 回程度行わせること。この場合において原則として、取り扱う。分娩は、正期産・経腟分
娩・頭位単体とし、分娩第 1 期から第 3 期終了後 2 時間までとする。」を厳守した。なお、
分娩第 1 期のアセスメント及び支援を行い、分娩介助の途中で吸引分娩、鉗子分娩に移行し
た場合については「看護師等養成所の運営に関する手引き」に則り、1 例の分娩として換算
している。また、妊娠中期から産後1か月まて継続して受け持つ実習を1例以上行う。継続
した関わりの中で信頼関係を築き上げ医療者側の視点だけでなく対象者の視点をも認識し、
心理・社会的なアセスメントや支援する力を高める内容としている。さらに、妊娠期や産褥
期・新生児期のアセスメントや支援する能力を強化する内容としている。
(vi) 平成 23 年度のカリキュラム改正に伴い、指定規則が基礎助産学は 6 単位以上、助産診断・
技術学は 8 単位以上、地域母子保健は 1 単位、助産管理は 2 単位、助産学実習は 11 単位以
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上となった。本学専攻科は、埼玉医科大学短期大学学則に基づき、必須科目 28 単位と選択
科目を 3 単位以上の 31 単位以上を修得しなければならない。さらに国家試験の受験資格を
得るためには前述した指定規則上の要件を満たすことが必要となる。そのため科目履修の際
のガイダンスが重要である。
c. 助 産 師 教 育 に 求 め ら れ る 実 践 能 力 と 卒業時の到達目標と到達度について
平成 23 年度に改正した「保健師助産師看護師学校養成所指定規則」は助 産 師 教 育 に 求 め
ら れ る 実 践 能 力 と 卒業時の到達目標と到達度を示している。その大項目は、1.母子の命の尊
重、2.妊娠期の診断とケア、3. 分娩期の診断とケア、4.産褥期の診断とケア、5.出産・育児
期の家族のケア、6. 地域母子保健におけるケア、7. 助産業務理、8.ライフステージ各期の
性と生殖のケア、9.助産師としてのアイデンティティの形成の 9 項目である。
本学専攻科も平成 23 年度に改正した「保健師助産師看護師学校養成所指定規則」と本学
の教育理念・目的・目標に則り、カリキュラムの編成をしている。まず、教育目標 1.広範な
視野と高い見識を持った社会人になる。2.多様に変化する社会状況及び価値観を的確にとら
え、高い専門性と指導的役割を担い生涯に亘って社会に貢献できる母子看護専門職業人にな
る。3.母子看護専門職として周産期医療の水準・向上に貢献できる人となる。とし目標に到
達するために卒業時(修了時)の特性を明記している。まず、[基礎助産学]の範疇として「助
産学概論」、「助産形態・機能学」、「母子健康管理学」、「母子栄養学」、「性行動科学」、「母
性の心理・社会学」、「家族社会学」、「乳幼児保健学」、「母子看護学研究Ⅰ」、「母子看護学研
究Ⅱ」の科目を設置している。
つぎに[助産診断・技術学]の範疇として「妊娠期の助産診断・技術学」、「分娩期の助産診
断・技術学」、「産褥期の助産診断・技術学」、「生殖医学の生理と病理」と「新生児診断学」
の科目を設置している。
また、保健医療福祉関係者との連携・協働するために「地域母子
保健学」の科目を配置している。さらに、助産師の専門職としてのあり方、および法的責任、
周産期医療システム、医療安全対策、生命倫理を包含して「助産管理」を設置している。そ
して、助産および高度周産期医療に対応する知識と技術の習得および助産師としての態度育
成、や生涯学習を継続するために「周産期援助実習」、「分娩期援助実習」、「新生児援助
実習」、「出産前教育実習」、「地域母子保健実習」、「助産管理実習」の実習科目を配置
している。
教育課程の編成では、本専攻科としての必修単位を 28 単位とし、選択を 7 単位として、
背景の異なる学生のレディネスに応じて1年もしくは状況により1年以上在籍し 31 単位以
上を修得するものとする。
本専攻科では、平成 21 年度の「保健師助産師看護師学校養成所指定規則」の改正の機会
に、「地域母子保健実習」を選択科目から必修科目に変更した。また選択科目の「ハイリス
ク新生児援助実習」の科目名を臨地実習の実状にあわせて「新生児援助実習」と変更した。
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なお、助産師教育の技術項目と卒業時の到達度で「会陰切開および裂傷に伴う縫合」技術が
あげられていることから、平成 21 年度より講義の中に演習として取り入れ本年度も継続し
て実施した。さらに、技術の到達度にはあげられていないが、学生たちが分娩時に新生児仮
死に遭遇したときに対処できるよう「新生児診断学」の講義のなかで新生児仮死の蘇生(N
CPR)の理論と演習も取り入れている。平成 26 年度も同様に演習を取り入れた。なお、現
行カリキュラムは表(p.32)の通りである。
②専門教育の内容とカリキュラム全体における位置づけ
本専攻科は修業年限1年であり、現状においての授業科目は全て専門科目となっており必修
28単位、選択科目7単位、合計35単位から構成されている。修了要件としては、必修28単位
ならびに選択科目を3単位以上を修得することである。学生数は平成20年度から20名に増員と
なっている。実習以外の科目の多くはグループワークやディスカッションを積極的に取り入れ、
主体的に学習していく姿勢や、チームの一員として活動する能力を養うよう配慮している。こ
れは修了後、助産師として医療チームの一員として協調性を持って主体的かつ積極的に分娩介
助に取り組む能力を要請されていることを反映したものである。
実習は周産期を中心とする母子への援助に必要な知識・技術を統合するように編成されてい
る。特に分娩期援助実習は分娩介助を中心とした実習であり、助産師資格に重要な実習である。
この実習は本専攻科の母体施設である埼玉医科大学病院成育医療センターと埼玉医科大学総
合医療センター総合周産期母子医療センターおよび小川産婦人科・小児科、瀬戸病院、吉田産
科婦人科医院において実施した。
「母子看護学研究」は自律的に生涯学習を継続する姿勢を養うために編成されている。平成
26年度は「母子看護学研究Ⅰ」を20名の学生が履修し、「母子看護学研究Ⅱ」を19名の学生
が履修した。
【今後の課題】
学生は分娩介助を実施するにあたり、9月中旬からの13週間(実習予備期間1週間を含まず)
の実習期間を昼夜、土日祭日を問わず、ローテーションを組み交代で実習を行っている。指定規
則には学生1名あたり10例程度の分娩介助が義務づけられているが、出生率の低下に伴い学生の
分娩介助例数を確保することは困難な状況となっている。そこで、平成24年度より新たに実習施
設を追加し全5施設での実習を展開している。さらに、今年度は「地域母子保健実習」の実施時
期を7月に変更し、9月からの実習期間中に集中して「分娩期援助実習」に取り組めるように計
画した。具体的には、従来通り9月から12月までの期間に3施設で実習を展開し、分娩介助例数
が予定の期間に終了できない予測がたった段階で、他の実習施設の受け入れ状況を加味して、全
5施設での分娩介助実習ができるように調整した。結果、10月中旬の時点で予定の13週間では分
娩介助例数を確保できない見通しがつき、12月から5施設での実習を行った。しかしながら、予
- 30 -
定の実習期間に分娩介助例数を確保できず、実習予備期間の1週間とさらに数日の延長を行い、
年内に目標である学生1名につき10例の分娩介助を確保することができた。
本学専攻科の実習施設は、高度周産期医療機関であり地域医療の中核的役割を担っている埼玉
医科大学病院であることからも、高い専門性を学ぶ良い機会を有している反面、助産師の取り扱
う正常分娩を確保することが難しいという一面もある。高度な知識を必要とする専門的指導的役
割を果たせる人材を育成するという教育の質の確保とともに、指定規則に示された最低限の基準
を満たせるよう引き続き分娩介助例数の確保に努めていかなければならない。次年度は、実習開
始期間等を検討しながら、分娩介助例数の確保の検討が必要であると考える。
なお、先に挙げた平成 23 年度に改正した「保健師助産師看護師学校養成所指定規則」助産師
教育の技術項目と卒業時の到達度の「6.女性のケア」がある。この技術の種類に A. 思春期女性
の支援、B.女性とパートナーに対する支援、C.不妊の悩みを持つ女性と家族に対する支援、D.中
高年女性に対する支援、E.女性の性感染症に関する予防と支援がある。学生は情報を分析し診断
する知識は学んでいる状況にあるが、直接支援する場がないため実践に関しては引き続き今後の
課題である。さらに、「7.地域母子保健におけるケア」の技術の一項目である災害時の母子への
支援については、本年度も「助産管理」で知識として理解できるレベルでの学習とした。今後の
課題として、卒業時の到達基準をさらに上回れるよう、グル-プワ-ク等の演習を計画すること
が必要であると考える。
③教育理念・目標の点検と見直し
母子看護学の関連領域においては、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖の健康と権利)という概
念に基づき、個人のニーズから地球的規模での課題に取り組むという方針が打ち出されている。生殖医
学を含む産科学が急速に発展するなか、周産期をめぐる現状も大きく変化し、倫理観も混迷している。こ
のような社会の変化に対応し、周産期のみならず女性の生涯を通じて性と生殖に関する健康への支援の
ために、多様化する個人のニーズを的確に把握し援助していくことは重要である。今後も急速な社会の変
化を考慮し、教育理念、教育目的・目標は常に点検と見直しをしていく必要がある。
【今後の課題】
本専攻科のカリキュラムは平成23年に改正された指定規則と、本学の教育理念・目的・目標に則り設
定されている。本学の教育理念に「幅広く豊かな教養と良識を持つ」と謳われている。この豊かな人間性
を身に付けるために、平成24年度より宿泊研修を導入し、自己理解・他者理解を深めお互いを思いやる
心や自己を見つめる機会としている。結果については、その年度のクラスにより様々な状況が得られてい
る。専攻科の課程は1年と短いことからも、毎年の評価に加えて、長期のカリキュラム評価を行い、検討を
重ねていくことが重要であると考える。
また、学生たちに対して各教員がアドバイザーとしても培った人間性を発揮し、豊かな幅広い人間にな
るよう意図的に関わっていくことも重要と考える。
- 31 -
表
現行カリキュラム
現行カリキュラム
区分
授業科目
指定規則
単位数
必修
基礎助産学
助産診断・技術学
助産学概論
助産形態・機能学
母子健康管理学
母子栄養学
性行動科学
母性の心理・社会学
家族社会学
乳幼児保健学
母子看護学研究Ⅰ(基礎)
母子看護学研究Ⅱ(応用)
1
1
1
妊娠期の助産診断・技術学
分娩期の助産診断・技術学
産褥期の助産診断・技術学
新生児診断学
生殖医学の生理と病理
教育内容
1
単位数
地域母子
保健
助産管理
臨地実習・助産学実習
基礎助産学
6
2
3
2
1
1
助産診断・技術学
8
地域母子保健学
1
地域母子保健
1
助産管理
2
助産管理
2
助産学実習
11
周産期援助実習
分娩期援助実習
新生児援助実習
出産前教育実習
地域母子保健実習
助産管理実習
総
計
1
1
1
1
1
選択
6
1
1
28
- 32 -
2
2
1
1
7
28
(2) 教育指導のありかた
①授業の展開と成績評価
授業のうち、講義・演習は、様々な科目の学習が効果的に進められ、系統的に思考できる
よう、入学時にオリエンテ-ションしている。また、オリエンテ-ションには科目進度予定
表を加え、一年間の学習状況を把握しやすいようにしている。実習は、学生が主体的に取り
組むことができるよう「実習要項」を作成している。
「実習要項」には実習の意義・目的・目標のみならず、カンファレンスの運営や実習にあ
たっての留意点、個人情報保護法に伴う実習記録等の取り扱い、各実習評価表なども掲載し
ている。入学時オリエンテ-ションや実習要項の内容については、年度末に専任教員で検討
し、毎年修正している。
平成24年度から、入学前の準備として「基礎看護技術」と「母性看護」に関する学習をし、
ポケットサイズのノ-トにまとめ、入学時に持参するよう指示している。入学後の授業展開
の工夫として、時間割は妊娠期・分娩期・産褥期の順に授業が進むよう作成し、講義ではプ
ロジェクターやVTR、模型などを用いてイメージがつきやすいように工夫した。また、助産
師教育協議会の研修会に全教員が参加し、「TBL」の教授方法を学習し、専攻科として研究
的に取り組むこととした。本年度は一名の教員が「分娩期の助産診断・技術学」の授業に導
入し、結果を分析しているところである。演習においては、個々の学生の主体性・積極性や
発言力・リーダ-シップなども身につくようグル-プ学習を多くし、役割も担えるよう工夫
をした。
実習においては、ケ-スカンファレンスを毎週計画し、助産診断に至る思考過程の学習や
援助目標および実施計画等の妥当性について学習が共有できるようにした。
成績評価については、科目毎にシラバスに記載された方法で行っている。定期試験は、前
期は7月と9月に筆記試験と分娩介助技術試験を行い、後期は1月に筆記試験を行っている。
なお、入学時におけるカリキュラムガイダンスは下記の通り実施した。
実施日:平成26年4月4日(金)
内 容 :修了要件、開講科目の概略、評価方法、テキスト、参考図書等について専任教員よ
りシラバスや、学生便覧などを用いて説明し、合わせて履修届けについて学務課よ
り説明が行われた。
【今後の課題】
時間割は助産学の特殊性から妊娠期・分娩期・産褥期の順に授業が進行するよう作成している。時間
割の変更が生じた場合は短期集中で授業が同時進行していくため、学生の習得状況の確認が必要とな
る。そこで、「講義記録」などから学習状況を確認し、他の科目との関連性を意識しながら習得できるよう、
各専任教員は時間割の進行を把握し、常に学生に示唆しながら指導していくことが必要と考える。「講義
- 33 -
記録」の内容については今後も検討していくことが必要と考える。
②講義・演習の運営と実施状況および教員組織等
助産師教育における科目構成について、「助産診断・技術学」は助産学の中心的支柱となっている。
助 産 診 断 ・技 術 学 は「診 断 技 術 」と「助 産 技 術 」に分 類 される。「診 断 技 術 」には助 産 過 程 が含 まれ、
「助産技術」には保健指導技術(個別指導・集団指導)、分娩介助技術、周産期に関する技術が含ま
れる。
専攻科では、前期は講義・演習が主であるが「周産期援助実習」と「新生児援助実習」「出産前教育
実習」の一部を開始する。後期は集中的に臨地実習を行い、1月に通年の講義を終了している。臨地
実習では分娩介助のみならず、妊婦を対象とした集団指導の実演実習なども行っている。助産師は自
ら診断し、適切な診断のもとに安全で安心できる技術を提供している。助産師学生は、臨地実習にお
いて即実践となる学習内 容が多い。臨地実習が効果的な学習となるよう、ペーパーペイシェントによる
助産 過程 と保健 指導 技 術(個別 指 導 )の展開、指 導案や媒体 の作成からリハーサルまで集団 指導の
準備等、周産期の様々な技術の演習を行っている。分娩介助については演習のほかに技術試験を経
て臨地実習に臨ませている。
また、厚生労働省・文部科学省からの通達で挙げられている今日の助産師教育は、単に出産を扱う
だけではない。次代を育む母子や家族への支援、女性の生涯を通じた性と生殖をめぐる健康への支
援等、期待される役割が拡大している。専攻科の修業年限は1年間である。これらを網羅し、教育・実
習機関や学生個々によって修了時に到達度が異なることがないように努めていかなければならない。平
成21年度のカリキュラム改正時には、授業内容を整理し平成22年度から複数の科目で専門の非常勤
講師を迎えている。平成23年度のカリキュラム改正では「助産管理」の科目を1単位増やすのみで対応
できたため、平成24年度から助産師の活躍する分野の専門の非常勤講師を迎え、より専門的に、社会
状況に即した教育ができるように配慮している。
なお、平成26年度の専任教員及び非常勤講師は以下の通りである。
専任教員
教授1
講師2
助教1
4
非常勤講師
法人内
法人外
30
11
41
【今後の課題】
助 産 師教 育 は、臨 地 実 習では「診 断 技 術」と「助 産 技 術」が直 ちに実践 となる。看 護および助 産の実
践は、常に原理・原則とその過程が重要となる。周産期にある対象の場合は、個々に異なる経過に加え、
変化にタイムリーに対応しなければならないため、早い段階から応用力も求められる。これらに対応できる
能力が身につくよう今年度、新しく導入したTBLの教授方法の結果の分析と教授方法の継続が必要と考
える。
- 34 -
③臨地実習の運営と実施状況(実習施設については別表を参照)
埼玉医科大学病院および埼玉医科大学総合医療センターにおいて、適切且つ円滑に実習が実施
されるための臨地実習合同調整会議が病院主催で開催され、専攻科も参加した。
実習開始前には、専攻科主催で臨地実習会議を開催し、全実習施設と綿密な打ち合わせを行った。
実習が長期間にわたる周産期援助実習および分娩期援助実習では、該当実習施設と担当教員が独
自に会 議を持ち、打ち合 わせを行った。実 習 中も実 習 指導 者 と担 当教 員 間 で随 時 調 整 を行った。各
実習施設では、専任の実習指導者を複数配置していただき、人的協力を得ることができた。
周産期援助実習および分娩期援助実習では、5カ所の実習施設に学生を配置しているが、平成26
年度は分娩介助数の確保のために、地域母子保健実習の実施時期を変更し分娩介助にあたる学生
が常在できるようにグループ編成を行った。平成26年12月中に全員が10例の分娩介助を実施すること
ができ、全実習を終了した。
新生児援助実習では、新生児期の経過診断や支援を行う能力を強化するために、正常新生児を対
象にした実習を4日間設定し、NICU見学実習を1日間とした。
助産管理実習では、助産所での実習体験は勿論のこと、妊婦水泳の体験も取り入れており、学生は
様々な体験ができた。妊婦水泳は平成24年度から大宮のスイミングクラブで実施しているが、本年度も
同様に実施し実習内容が充実していた。
出産前教育実習では本年度、市の保健センタ-2か所、臨床の場である埼玉医科大学総合医療セ
ンタ-、さらに新しく埼玉 医科大学 病 院を加えて4カ所の実習施設で行った。学生20名が4名ずつ5グ
ル-プで集団指導を体験した。一保健センターは2グループ分担当した。地域の母子保健事業として
の健康教育と、医療施設で健康教育には対象者や項目内容の相違はないが、対象を取り巻く条件か
ら目標が変化することによって展開方法も変わってくる。学生が複数人数で展開する健康教育技術の
課題も明確になり多くの学びを得ることができた。
地域母子保健実習では、2か所の保健センタ-に4グル-プで実習した。実習時期を今年度は7月
第4週と8月第1週とし、冬期の後期実習期間から移動させた。
各実習において、学生と実習指導者 および教員によるカンファレンスを実施している。とくに周産期
援助実習および分娩期援助実習では長期にわたることから、原則、毎週カンファレンスを計画し、指導
者も参加しアドバイスを得て臨床での知見が広げられるように運営した。
さらに、全実 習 終了 後の2月に、周 産 期 援助 実 習 で継 続して受 け持った事 例からテーマを考え「母
子 看護 学 研 究Ⅱ」の科 目 の一環 として、臨 床指 導 者を招 いて研 究発 表 会 を行った。平 成23年 度から
「研究集録集」を外部印刷に依頼し、本年度も全実習施設と法人内の関連学校に配布した。
年 度 末 には全 実 習 指 導 者 を招 き、臨 地 実 習 会 議 を開 催 し、実 習 結 果 の報 告 と評 価 および意 見 交
換を行った。次年度については概要の説明を行った。
- 35 -
【今後の課題】
< 周産期援助実習 >
周産期援助実習は妊産婦1名を対象とし、妊娠中期から産後1か月まで継続して受け持つ実習である
ため、母児に関する幅広い知識・技術が要求される。周産期にある対象へ時期に応じた援助を行うことが
できるよう、学習内容と実習体制について引き続き検討していく必要がある。また、対象が早産や帝王切
開などの異常分娩に移行することもあることから、学生はあらゆる状況を視野に入れ幅広く学習し、対象
のメンタルヘルス、健康セルフコントロールへの支援ができる能力を養うため学生に関わることが重要と考
える。
< 分娩期援助実習 >
近年の出生数の減少に伴い、学生が介助できる分娩例数に影響を及ぼしている状況は変わらない。
大学関連の実習施設は高度な医療を受ける対象が増えていることや、厚生労働省・文部科学省からの
通達上、取り扱う分娩が原則「正期産」とされたことから、学生が分娩介助できる対象は減少している。ま
た、妊産婦の意識の変化から分娩介助実習への同意が得られにくい状況もあると考えられる。
専攻科では、現在5カ所の実習施設で分娩介助実習を行っている。学生1名あたり正常分娩の介助を
10例程度行う必要があり、平成21年度までは、臨床側の協力のもと、妊産婦から同意が得られ、おおか
た、実習期間内に学生一人あたり10例の分娩介助を確保することができていた。その後、大学関連の実
習施設では、その特徴から分娩数に制約があるため、学生の分娩介助進度状況をみながら実習施設間
の移動を行い、分娩介助数を確保してきた。平成24年度からは、分娩介助数の確保のために実習施設
を追加し、グループ編成を変更し本年度も全員が年内に分娩介助を終了することができた。今年度から、
「地域母子保健実習」の実施時期を7月に変更し、「分娩期援助実習」にゆとりを持つように計画した。し
かし、実習期間内に全員の分娩介助が終了せず、実習期間延長となり学生の身体的・精神的負担は大
きかったことが考えられる。今後、実習施設や期間の検討がより必要になると考える。
< 新生児援助実習 >
新生児援助実習では、前期の学内演習で新生児蘇生法の講習会を行い、全学生がBコース(一次コ
ース)を修了しているため学内演習と臨地実習を統合させることが望ましい。しかし、新生児援助実習は
学生が分娩介助した方の新生児を受け持ち対象としているため、分娩介助も平行して行われ出生直後
の新生児のケアを学習するには難しい状態にある。次年度は出生直後のケアを学習できるための実習内
容の検討が必要である。
また、新生児援助実習は周産期援助実習・分娩期援助実習を通して、妊娠期からの状態を統合して
いく時期としているため、分娩期援助実習と同時期に設定している。分娩介助の進行状況に合わせて柔
軟に対応していく必要があるが、学生は学習に困難な状況を来たし実習の評価が受けられない学生がい
た。学生の状況に合わせ、今まで以上に実習時期の検討が必要である。
- 36 -
< 助産管理実習 >
助産師は、法律上の特殊性から開業することができる。本学専攻科では、分娩を取り扱う開業助産院
で実習を展開している。実習に先立ち、平成24年度から講義時間数が増えたことから、助産管理につい
ての理解を深め、実習開始を迎えることができていると考える。特に今年度は、「産婦人科診療ガイドライ
ン産科編2014」が4月に発刊されたことにより、「助産業務ガイドライン」の内容も整合性を図り一部内容を
変更している。実習では、授業で学んだ知識が修正され、助産師として開業をした場合に取り扱える対象
の範囲、医師との連携を図るための判断基準を再確認する実習となったと考える。今後も1単位45時間と
いう短い時間を有効に活用した実習を展開できるよう、実習課題を明確にし望ませることが重要であると
考える。
< 地域母子保健実習 >
学生は、これまでの体験から病院施設を中心とした助産師活動に視野が集約される傾向がある。地域
における母子保健の実際、助産師活動の実際を知ることは、視野を広め、かつ課題を明示される機会と
なる。実習は短期間であるが、母子保健事業の実際に参加し、地域で活躍する助産師や保健師との意
見交換の場で母子の健康を広く捉えとして充実したものとなるよう、調整をしていく必要がある。
< 出産前教育実習 >
本年度は、1グル-プの学生数を4名とし、実施施設を5カ所とした。地域の保健センター2カ所で3グル
ープ、医療施設2カ所で2グループが実施した。教育項目は妊婦の健康生活、分娩経過の理解、母乳育
児と準備であった。将来に向けて、学生個々の専門的、指導的役割が果たせるように、教育指導技術を
高める必要がある。
今後も実施内容と方法と実施時期を検討していくことが必要と考える。
④視聴覚教材と利用状況
専攻科は、平成23年度に教室が9号館から短期大学本館に移動した。教室は取り付け型スクリーン
が整備され、その他視聴覚教材として、ビデオ上映用大型テレビ2台、OHP1台、スライド映写機1台、
デジタルカメラ1台、デジタルビデオカメラ4台(うち1台は短大事務室管理)、ラジオカセットテープレコー
ダー1台、ラップトップ型パソコン2台、プロジェクター2台があり、授業に活用している。VTRに関しては、
既製のVTRと教員による手作りのVTRを講義に利用した。パソコン、プロジェクターについては、非常勤
講師も含め教員側が授業で使用するのみならず、学生も出産前教育実習において、妊婦を対象とした
集団指導の実演実習の際に使用しており、メディア化の進む現代社会に応じた視聴覚教材を学習す
る機会となっている。
⑤履修届けをしていない講義の聴講の方針と状況
履修届けをしていない講義の聴講は、予め担当教員の許可を得れば専攻の枠を越えて講義を聴講
- 37 -
することができる。ただし、単位は修得できない。なお、平成26年度の該当者はいなかった。
⑥他大学・短大との単位互換の方針と状況
既修単位の認定については、本学学則により専攻科の学生には該当しない。
⑦国家試験対策
修業年限が1年であることから、国家試験についてのオリエンテーションは入学時から行っ
ており、国家試験対策としては模擬試験と補講を行っている。模擬試験は、業者模擬試験を4
回実施した。模擬試験の結果は、その都度学生に配布し習熟状況の確認を行った。また、補講
は非常勤講師に依頼し、1月下旬から2月初旬に7コマ14時間を企画し実施した。補講科目は、
「助産形態・機能学」、「母子健康管理学」、「生殖医学の生理と病理」、「新生児診断学」
である。自己学習の時間的配慮として、冬季休業後から国家試験までの期間が短いことから、
1月中旬までにすべての授業を終了させ、補講以外の時間は国家試験のための自己学習に取り
組めるようにした。学習の場としては、学生が教室を時間内に自由に使用できるようにし、随
時学生の質問に答えられるように対応した。
第98回助産師国家試験は平成27年2月19日に実施され、発表は平成27年3月25日である。
【今後の課題】
入学から国家試験までの期間は短く過密であることから、効果的な指導が求められる。アドバ
イザーや実習担当教員に固執せず、全教員が連携し、それぞれ関わった講義・演習・実習の随所
で学生指導を行い、学生個々の学習効果が段階を踏んで高まっていけるように努めていくことが
重要であり、今後も課題と考える。
⑧職業指導および就職状況
a.職業指導
ほとんどの学生が入学時より助産師としての具体的な活動イメージを持っている。前期の
講義を受けながら助産師としての活動の視野を広げていく学生と、実習を行いながら助産師
としての具体的な活動を見いだす学生など様々である。入学時に就職ガイダンスを行い、病
院の産科病棟、産院をはじめとする高度周産期医療や地域における活動分野等を選択できる
ように説明を行った。アドバイザーが中心となり個別指導も行った。
b.就職の状況
平成27年3月4日現在、埼玉医科大学関連病院に12名、県内他病産院に3名、県外病産院に
4名の学生の就職が決まっている。就職未定者は1名である。
- 38 -
【今後の課題】
平成24年度から全国から送付されてくる求人募集要項はすべて事務に渡している。
本専攻科では、おおかたの学生は、入学時から希望する就職先が明らかになっているため、比較的速
やかに就職活動に取り組むことができ、希望通りの内定を得ることができている。そのうち、埼玉医科大学
関連病院に就職した修了生について、少しずつではあるが周産期関連部署に定着し始め、専攻科生の
実習指導にあたる修了生が増えてきている。後輩の育成という面からも、一人でも多くの修了生が埼玉医
科大学関連病院に就職するよう、臨床側と連携を密にし情報を共有し実習環境の調整を図ることが必要
と考える。
⑨生涯学習に関すること
1年間の母子看護学の教育は、修了後従事する助産師業務のほんの一端の内容を学習するにすぎ
ないと考える。就業当初、直ちに対応できない事例に遭遇し、戸惑うことも限りなくあると考えられる。修
了生が危機的状況下でも、自律的に学習を再開し、研鑽を積み重ね自己を高めていくことを期待した
い。学習の場は国内外を問わず、その機会も方法も自分で選択し、開拓していく逞しい助産師になるこ
とを期待し、生涯学習の方向づけ をしていく必要があると考える。
4. 学 生 に よ る 授 業 評 価 (平成 26 年度)
1) 今までの「授業評価」経過概略
平成 4 年度
自己点検・評価準備委員会発足
平成 5 年度
自己点検・評価委員会発足「学生による授業評価」の審議開始
平成 7 年度
学生による授業評価アンケートを開始し、結果は担当教員のみ閲覧
平成 11 年度
アンケートにマークシートを使用して結果を点数化
本委員会委員間だけで結果の開示
平成 12 年度
全専任教員でアンケートを実施し、結果を報告書として教員間に開示
平成 13 年度
非常勤講師も含めてアンケート実施し、教員間に開示
平成 15 年度
当短大図書室に報告書を蔵書として配架し、学生の閲覧可能にした
平成 17 年度
アンケートの質問事項の見直し
平成 18 年度
アンケート実施科目数を教員当たり3科目以内として、新質問事項でのアンケ
ート実施
平成 20 年度
臨床検査学科閉学科
平成 21 年度
理学療法学科閉学科、専攻科地域看護学専攻閉攻、よって看護学科と専攻科母
子看護学専攻のみとなる
平成 25 年度
アンケートの質問事項の見直し
- 39 -
2) 今までの経過
平成 5 年度より自己点検・評価委員会によって「学生による授業評価」の審議が進められ、平
成7年度より、
「教員各自が担当科目の授業方法について工夫・研究する際の一つの資料とするこ
と」を目的として、学生による授業評価アンケートが実施された。これを行うに当たり、
「当面そ
の結果の提出・公表を求めない」ということを前提として、各教員は授業評価を実施したことを
報告する「実施報告書」を当短期大学に提出するに留めた。しかしながら、この実施報告書の提
出数は年々減少し、平成 11 年度は教員数の 50%を下回った。非常勤講師からの提出数は毎年、
大きな変化が見られないことから、専任教員からの提出が減少していると考えられた。以前より
各教員からの意見として、毎年同じ様式のアンケートを行っているので、回答は予想が付く。マ
ンネリ化している。今後、同様に行ってもその価値が見えない。ある教員は白紙を学生に配布し
て自由に記載させる等、教員独自の「授業評価」を行う場合もあった。すなわち、当初の目的で
行った「学生による授業評価」の方法に限界が生じたものと考えられた。そこで平成 11 年度よ
り、今までの方法に変更を加えて、講義科目に対する授業評価をマークシートを用いてその数値
化を計った。講義用および実習・演習用ともに質問事項を新たに増やして 20 項目とし、5 段階評
価の合計で 100 となるようにした。また、質問事項を項目毎に分けて、1.話し方・態度、2.板書・
教科書等、3.講義内容、4.学生への配慮、5.学生の態度、6.学生の印象、7.総合評価
にまとめ、
各々の平均を取り、レーダーチャートの作成を行った。さらに、前述したように「当面その結果
の提出・公表を求めない」ということに限界があると考え、自己点検・評価委員会の委員 9 名間
だけで「結果の提出・公表」の試みを行った。今までの授業評価アンケートでは、各質問事項に
対する 1 から 5 のどの数字にマルが付いているか、という認識でしかなかったが、今回のように
数値化され、グラフとして授業評価が表されると、教員の行う講義の実情が明白になることが自
己点検・評価委員会の中で確認された。
そして 12 年度から授業評価結果の教員間での公表を開始した。11 年度に行った自己点検・評
価委員会の委員 9 名間の授業評価アンケートを全専任教員に行ってもらい、それをまとめて『学
生による授業評価アンケート集計報告書』を前期分は 12 年 9 月に、後期分は 13 年 3 月に全専任
教員に配布した。そして 14 年度は専任教員だけでなく、「学生による授業評価」の趣旨に理解を
頂いた非常勤講師に対しても実施して、前期分と後期分をまとめて 1 冊とし、350 頁にも及ぶ報
告書となった。この報告書は全専任教員だけでなく、実施頂いた非常勤講師にも配布した。しか
しながら、350 頁の報告書の作成を続けるには経費的にも困難なこともあり、14 年度からは結果
をすべて記載せずに、教員毎に集計したものをグラフにまとめ刊行した。その結果、報告書の頁
数は 200 頁以下にまとまった。さらに、15 年度からは、評価した学生にその結果を還元する目
的で、当短大図書室に報告書を配架し、学生の閲覧を可能とした。そして、報告書に関して自己
点検評価委員会でかなり協議されたが、18 年度から報告書の頁数を減らすべく、アンケート実施
は教員1名 3 科目以内とした。
当短期大学の学生による授業評価アンケートは、専任教員全員義務的であるが、非常勤講師に
- 40 -
ついては、授業評価の趣旨に理解を頂いた非常勤講師にのみお願いしている。平成 19 年度は、
非常勤講師で授業評価を実施していただいた割合はほぼ 50%であったが、平成 21 年度以降、大
部分の非常勤講師に実施して頂いている。
3)現状および今後の課題
平成 21 年度から当短期大学は、看護学科と専攻科母子看護学専攻のみとなった。平成 24 年度に
一般財団法人短期大学基準協会の第三者評価を受審した結果を受けて、授業評価アンケートの見直
しを行い、新アンケート用紙を作成し実施した。看護学科の新アンケートの内容は、講義用の質問
項目 24 項目、5 段階評価の合計 120 点を 100 点に換算する。24 の質問項目を 1.話し方・態度、2.
教材・教具、3.講義内容、4.学生への配慮、5.講義の印象、6.学習態度、7.内容の理解、8.総合評価
の項目にまとめた。演習用の質問項目 23 項目、5 段階評価の合計 115 点を 100 点に換算し、23 の
質問事項を 1.教具・教材、2.演習内容、3.話し方・態度、4.学習課題、5.学生への配慮、6.演習の印
象、7.学習態度、8.内容の理解、9.総合評価の項目にまとめた。専攻科の新アンケートの内容は、
講義用の質問項目 23 項目、5 段階評価の合計 115 点を 100 点に換算する。23 の質問項目を 1.話し
方・態度、2.教材・教具、3.講義内容、4.学生への配慮、5.講義の印象、6.学習態度、7.内容の理解
の項目にまとめた。演習用の質問項目 21 項目、5 段階評価の合計 105 点を 100 点に換算し、21 の
質問事項を 1.教具・教材、2.演習内容、3.話し方・態度、4.学習課題、5.学生への配慮、6.演習の印
象、7.学習態度、8.内容の理解の項目にまとめた。講義用および演習用の平均をレーダーチャート
に表す予定である。
学生による授業評価の集計結果は概ね満足が得られている。今後は学習成果の状況を適切に把握
できるようなアンケートを目指し「教員各自が担当科目の授業方法を向上させ、学生の教育満足度
をあげる方法の 1 つとする」という目的に沿って、入学してくる学生に合わせて、継続して見直し
をしていく必要がある。
- 41 -
授業評価アンケート(講義用)
埼玉医科大学短期大学
自己点検・評価委員会
このアンケートは、講義担当教員が、次回からの講義をより良いものにするための基礎的資料を得ることを
目的として行われるものです。ご自身の体験を、公正に示して下さるよう協力をお願いします。
この講義について下記の評価をマークシートに記入し下さい。
[A:満足 B:やや満足 C:普通 D:やや不満 E:不満]
1.教員の声の大きさは適切であった。
2.話し方は明快で、その速さは適切であった。
3.教員の熱意が感じられた。
4.教科書、参考資料(プリント等)の使用は適切であった 。
5.黒板・視聴覚機器の使用は適切であった。
6.参考文献等の紹介は適切であった。
7.シラバスにほぼ沿うように進められた。
8.要点が理解できる内容であった。
9.講義の内容はまとまりがあり、順序立てて行われていた。
10.他の講義とのつながりが説明されていた。
11.講義は学生の知識・力量等に合わせて進められた。
12.学生が考えたり、質問・意見を言う時間を持つよう努めていた。
13.進行速度が適切で、開始・終了時間が守られていた。
14.迷惑行為(私語、携帯電話の操作等)に対して適切な対応をしていた。
15.集中して聴ける講義であった。
16.知的好奇心が刺激される講義であった。
17.新しいものの見方が得られる講義であった。
18.さらに深く学びたいと思える講義内容であった。
19.総合的にこの講義は良かった。
下記項目についてはご自身に関して下記の評価を記入して下さい。
[A:あてはまる B:ややあてはまる C:普通 D:ややあてはまらない E:あてはまらない]
20.講義を受けるための事前準備(シラバスの確認・予習等)を行った。
21.講義中は集中して聴いていた。
22.迷惑行為をしなかった。
23.教員の説明内容を積極的に書き留めた。
24.不明な点は、担当教員に質問した。
25.講義内容は授業中に理解できた。
- 42 -
授業評価アンケート(演習用)
埼玉医科大学短期大学
自己点検・評価委員会
このアンケートは、次回からの演習をよりよいものにするための基礎的資料を得ることを目的と
して行われるものです。ご自身の体験を、公正に示して下さるよう協力をお願いします。
この演習について下記の評価をマークシートに記入して下さい。
尚、該当しない項目には「C」を、マークして下さい。
[A:満足 B:やや満足 C:普通 D:やや不満 E:不満]
1.演習に使用する材料や物品は十分に準備されていた。
2.教科書、参考資料(プリント等)の使用方法・量は適切であった。
3.要点が理解できる内容であった。
4.演習に使用する器具・機器の使用法の説明が具体的でわかりやすかった。
5.教員のデモンストレーション等は適切であった。
6.教員の熱意が感じられた。
7.レポートの量・提出期限は適切であった。
8.レポートの書き方・考察の指導は適切であった。
9.提出した学習課題の指導は適切であった。
10.提出した課題の返却時期は適切であった。
11.正しい知識・技術を習得できるように、その都度、教員は指導していた。
12.進行速度が適切で、開始・終了時間が守られていた。
13.学生の知識・力量等に合わせて進められた。
14.学生が考えたり、質問・意見を言う時間を持つように努めていた。
15.迷惑行為(私語、携帯電話の操作等)に対して適切な対応をしていた。
16.積極的に参加できる演習であった。
17.さらに深く学びたいと思える演習内容であった。
18.総合的にこの演習は良かった。
下記項目についてはご自身に関して下記の評価を記入して下さい。
[ A:あてはまる B:ややあてはまる C:普通 D:ややあてはまらない E:あてはまらない]
19.演習を受けるための事前準備(シラバスの確認・予習等)を行った。
20.演習中は積極的に取り組んだ。
21.迷惑行為をしなかった。
22.グループワークは協調性をもって行えた。
23.不明な点は,担当教員に質問した。
24.演習内容は授業中に理解できた。
- 43 -
専攻科講義用
授業評価アンケート(講義用)
このアンケートは、講義担当教員が次回からの講義をより良いものにするための基礎的資料を
得ることを目的として行われるものです。ご自身の体験を、公正に示して下さるよう協力をお願い
します。
この講義について下記の評価をマークシートに記入して下さい。
[A:満足
B:やや満足
C:普通
D:やや不満
E:不満]
1.教員の声の大きさは適切であった。
2.話し方は明快で、その速さは適切であった。
3.教員の熱意が感じられた。
4.教科書、参考資料(プリント等)の使用は適切であった。
5.黒板・視聴覚機器の使用は適切であった。
6.参考文献等の紹介は適切であった。
7.シラバスにほぼ沿うように進められた。
8.要点が理解できる内容であった。
9.講義の内容はまとまりがあり、順序立てて行われていた。
10.他の講義とのつながりが説明されていた。
11.講義は学生の知識・能力等に合わせて進められた。
12.学生が考えたり、質問・意見を言う時間を持つように努めていた。
13.進行速度が適切で、開始・終了時間が守られていた。
14.迷惑行為(私語、携帯電話の操作等)に対して適切な対応をしていた。
15.集中して聴ける講義であった。
16.知的好奇心が刺激される講義であった。
17.新しいものの見方が得られる講義であった。
18.次の課題が明確になり、さらに深く学びたいと思える講義内容であった。
下記項目についてはご自身に関して下記の評価を記入して下さい。
[A:あてはまる B:ややあてはまる C:普通 D:ややあてはまらない E:あてはまらない]
19.講義をうけるための事前学習(シラバスの確認・予習等)を行った。
20.講義中は集中して聴いていた。
21.迷惑行為をしなかった。
22.不明な点は、教員に質問した。
23.講義内容は授業中に理解できた。
- 44 -
専攻科演習用
授業評価アンケート(演習用)
このアンケートは、次回からの当演習をより良いものにするための基礎的資料を得ることを
目的として行われるものです。ご自身の体験を、公正に示して下さるよう協力をお願いします。
この演習について下記の評価をマークシートに記入して下さい。
尚、該当しない項目には「C」を、マークして下さい
[A:満足
B:やや満足
C:普通
D:やや不満
E:不満]
1.演習に使用する材料や物品は十分に準備されていた。
2.教科書、参考資料(プリント等)の使用方法・量は適切であった。
3.演習に使用する器具・機器の使用法が具体的でわかりやすかった。
4.教員のデモンストレーション等は適切であった。
5.要点が理解できる内容であった。
6.教員の熱意が感じられた。
7.正しい知識・技術を習得できるようにその都度、教員は指導していた。
8.進行速度が適切で、開始・終了時間が守られていた。
9.学生の知識・能力等に合わせて進められた。
10.学生が考えたり、質問・意見を言う時間を持つように努めていた。
11.迷惑行為(私語、携帯電話の操作等)に対して適切な対応をしていた。
12.学習課題の量・提出期限は適切であった。
13.学習課題の指導は適切であった。
14.積極的に参加できる演習であった。
15.次の課題が明確になり、さらに深く学びたいと思える演習内容であった。
下記項目についてはご自身に関して下記の評価を記入して下さい。
[A:あてはまる B:ややあてはまる C:普通 D:ややあてはまらない E:あてはまらない]
16.演習をうけるための事前学習(シラバスの確認・予習等)を行った。
17.演習中は積極的に取り組んだ。
18.迷惑行為をしなかった。
19.グループワークは協調性をもって行えた。
20.不明な点は、教員に質問した。
21.演習内容は授業中に理解できた。
- 45 -
5.卒業・修了要件および授業科目一覧
1) 看 護 学 科
【平成 21 年度入学生から】
(1) 卒業要件(国家試験受験資格)
授業科目の区分
科学的思考の
基礎・人間と生
活・社会の理解
人文科学
2 単位以上
社会科学
2 単位以上
自然科学
2 単位以上
外国語
4 単位以上
保健体育
小
履修単位
実技
16 単位以上
1 単位以上
16 単位以上
計
人体の構造と機能
疾病の成り立ちと回復の促進
14 単位
健康支援と社会保障制度
7 単位
小
看護の基本
ライフサイク
ルと生活の場
に応じた看護
の方法
看護の総合
21 単位
計
基礎看護学
13 単位(3)
成人看護学
12 単位(6)
老年看護学
7 単位(4)
精神看護学
5 単位(2)
在宅看護学
5 単位(2)
小児看護学
5 単位(2)
母性看護学
5 単位(2)
看護の総合
64 単位以上
12 単位以上
(2)
小
計
64 単位以上(23)
合
計
101 単位以上
(
- 46 -
)は実習単位
(2) 看護学科の授業科目
単位数
訳
学年配当時間
実習
実技
演習
講義
選択
必修
授業科目の区分
内
1年次
前期
哲
学
心理学Ⅰ(心理学概論)
人文科学
心理学Ⅱ
(現代社会と心理学)
論
理
社
社会科学
自然科学
科学的思考の基盤・人間と生活・社会の理解
文
学
学
会
法
学
学
後期
○
30
2
○
30
1
○
2
○
30
2
○
30
2
○
2
○
30
学
2
○
統
計
学
2
○
物
理
学
2
○
30
2
○
30
2
○
30
2
○
30
生
物
学
情報科学
英語Ⅰ
外国語
(コミュニケーション)
2
30
30
英語Ⅱ(リーディング)
2
○
ドイツ語
2
○
体育実技Ⅰ
体育
(健康スポーツ)
1
体育実技Ⅱ
小
計
3
30
- 47 -
30
30
○
1
(生涯スポーツ)
30
○
30
30
30
○
180
120
18 0
3 年次
後期 前期 後期
15
育
学
前期
2
教
化
2 年次
45
(看護学科)
単位数
学年配当時間
実習
実技
演習
講義
選択
必修
授業科目の区分
内訳
1年次
前期
後期
2 年次
前期
後期
人体の構造と機能
疾病の成り立ちと回復の促進
解剖学
2
○
30
30
生理学
2
○
30
30
生化学
1
○
30
微生物学
1
○
30
薬理学
1
○
30
病理学
1
○
30
疾病総論
1
○
30
1
○
1
○
1
○
1
○
30
成育医療論
1
○
30
公衆衛生学
2
○
30
社会福祉
2
○
30
関係法規
1
○
15
健康と栄養
1
○
健康と運動
1
○
疾病治療論Ⅰ
(循環器・呼吸器
30
等の内科的治療)
疾病治療論Ⅱ
(血液・神経等
30
の内科的治療)
疾病治療論Ⅲ
(外科総論)
疾病治療論Ⅳ
(外科各論)
健康支援と
社会保障制度
小
計
30
15
15
21
135
- 48 -
195
120
75
3 年次
前期
後期
(看 護 学 科 )
単位数
訳
学年配当時間
実習
実技
演習
講義
選択
必修
授業科目の区分
内
1 年次
前期
看護概論
2
○
30
看護の方法Ⅰ(看護実践の基盤)
2
○
60
看護の方法Ⅱ(日常生活行動への援助) 2
○
58
基礎看護学
看護の基本
看 護 の 方 法 Ⅲ -1
(診察・治療過程における援助)
看 護 の 方 法 Ⅲ -2
2
後期
2 年次
前期
30
看護の方法Ⅳ(看護過程)
1
○
30
基礎看護実習Ⅰ
1
○
基礎看護実習Ⅱ
2
○
成人看護概論
1
○
成人看護Ⅰ(急激な変化への援助)
2
○
成人看護Ⅱ(長期的な経過への援助) 1
○
成人看護学
成人看護技術Ⅱ
(経験した技術の評価)
老年看護学
精神看護学
ライフサイクルと生活の場に応じた看護の方法
(健康障害をきたした対象)
45
90
15
60
30
1
○
1
○
30
30
成人看護実習Ⅰ
3
○
135
成人看護実習Ⅱ
3
○
135
老年看護概論
1
○
1
○
老年看護Ⅱ(高齢者の援助技術)
1
○
老年看護実習Ⅰ
2
○
90
老年看護実習Ⅱ
2
○
90
精神看護概論
1
○
1
○
精神看護Ⅱ(精神状態に応じた援助) 1
○
老年看護Ⅰ
(健康支援と健康障害時の援助)
精神看護Ⅰ
(精神の病態・診断・治療過程)
精神看護実習
2
15
30
30
15
30
30
○
- 49 -
後期
60
○
○
成人看護技術Ⅰ
前期
2
1
(治療過程における援助)
後期
3 年次
90
(看 護 学 科 )
単位数
訳
学年配当時間
実習
実技
演習
講義
選択
必修
授業科目の区分
内
1 年次
前期
在宅看護学
小児看護学
母性看護学
ライフサイクルと生活の場に応じた看護の方法
在宅看護概論
1
○
在宅看護
2
○
在宅看護実習
2
小児看護概論
1
○
小児看護Ⅰ(健康児と病児の援助)
1
○
小児看護Ⅱ(子どもの援助技術)
1
○
小児看護実習
2
母性看護概論
1
○
1
○
1
○
母性看護Ⅰ
(妊娠前~分娩期の援助)
母性看護Ⅱ
(産褥期と新生児の援助)
看 護 の 総 合
看護倫理
1
コミュニケーション論
1
生涯発達論
1
○
看護管理
1
○
生活習慣と看護
2
○
災害・救急看護
2
○
15
30
30
90
15
30
30
90
15
30
○
15
15
30
30
1
○
国際医療福祉事情
1
○
30
4
26
30
○
2
後期
90
○
1
前期
60
○
1
3 年次
15
社会活動
総合実習
後期
○
2
看護研究
前期
○
母性看護実習
看護学セミナー
後期
2 年次
45
○
90
○
小
計
63
3
253
197
349
341
810
165
合
計
87
33
568
512
649
461
810
165
- 50 -
2)専攻科
専攻科
母子看護学専攻
必要修得単位
授業科目の区分
履修単位数
専門科目
31単位以上
合
31単位以上
計
母子看護学専攻(開設授業科目及びその単位数)
区
分
授
業
科
目
単 位 数
必
修
助産学概論
1
助産形態・機能学
1
母子健康管理学
1
専
門
助産診断・
目
性行動科学
1
母性の心理・社会学
1
家族社会学
1
乳幼児保健学
1
母子看護学研究Ⅰ(基礎)
1
2
母子看護学研究Ⅱ(応用)
科
技術学
地域母子保健
助産管理
妊娠期の助産診断・技術学
1
分娩期の助産診断・技術学
3
産褥期の助産診断・技術学
2
新生児診断学
1
生殖医学の生理と病理
1
地域母子保健学
1
助産管理
2
2
周産期援助実習
分娩期援助実習
臨地実習
助産学実習
合
択
1
母子栄養学
基礎助産学
選
6
新生児援助実習
1
出産前教育実習
1
地域母子保健実習
1
助産管理実習
1
28
計
- 51 -
7
6. 学 外 実 習 施 設 一 覧
1 ) 看護学科
授業科目名
基礎看護実習Ⅰ
基礎看護実習Ⅱ
成人看護実習Ⅰ
成人看護実習Ⅱ
総合実習
実
習
施
設
実
小児看護実習
埼玉医科大学総合医療センター
10階西病棟
8階西病棟
5階東病棟
社会福祉法人 毛呂病院薫風園
6階回復期リハビリテーション病棟
5階回復期リハビリテーション病棟
南館11階病棟 南館9階病棟
南館8階病棟
南館6階病棟
南館5階病棟
本館8階病棟
本館7階病棟
西館6階病棟
中央棟2階病棟
中央手術部
内科外来センター 外科外来(ストーマ外来)
腎臓病センター透析室
中央放射線部
生活習慣病センター
内視鏡検査・治療センター
ICU
埼玉医科大学病院
埼玉医科大学病院
社会福祉法人 毛呂病院
デイケアセンター のぞみ
障害者自立支援施設 やすらぎ
地域活動支援センター のぞみ
埼玉医科大学病院
埼玉医科大学総合医療センター
母性看護実習
埼玉医科大学病院
社会福祉法人
毛呂病院薫風園
毛呂病院特別養護老人ホーム
ナーシングヴィラ本郷
NPO法人 毛呂山町老人福祉センター
山根荘
南館10階病棟
南館9階病棟
南館6階病棟
南館5階病棟
本館8階病棟
西館5階病棟
診療情報管理室
霊安室
他
10階東病棟
7階西病棟
9階東病棟
6階西病棟
8階東病棟
5階西病棟
10階東病棟 8階東病棟 8階西病棟 6階西病棟
5階 東 病 棟
4階 東 病 棟
4階 西 病 棟 中 央 手 術 部
ICU 放射線部
人工腎臓部
内視鏡検査室
消化器・肝臓内科、内分泌・糖尿病内科外来
心臓内科、呼吸器内科、心臓血管外科外来
在宅療養指導室
西館4階病棟 西館3階病棟
南館4階病棟
南館3階新生児・未熟児センター
小児センター(外来)
3階東病棟 小児科外来
総合周産期母子医療センターNICU
社会福祉法人育心会 養光保育園
埼玉医科大学 保育園めぐみ
学校法人 聖公会北関東学園
毛呂山愛仕幼稚園
学校法人村田学園ときわぎ幼稚園
埼玉医科大学病院
埼玉医科大学総合医療センター
老年看護実習
フ ロ ア
病院内見学
南館11階病棟
南館8階病棟
本館10階病棟
西館6階病棟
中央放射線部
埼玉医科大学総合医療センター
精神看護実習
習
埼玉医科大学国際医療センター
埼玉医科大学病院
南館2階病棟
新生児科(発達外来)
産婦人科外来
総合周産期母子医療センター(周産期病棟・産科外来)
産婦人科外来
南館6階病棟 本館10階病棟 本館9階病棟(アイセンター)
3階(介護老人保健施設) 4階(介護老人保健施設)
5階(回復期リハビリテーション)病棟
6階(回復期リハビリテーション)病棟
2階
- 52 -
3階
在宅看護実習
2)専攻科
埼玉県坂戸保健所
毛呂山町保健センター
越生町保健センター
鳩山町保健センター
埼玉医科大学
埼玉医科大学総合医療センター
医療法人 埼玉成恵会病院
医療法人 啓仁会
社団法人 東松山医師会
毛呂山町デイサービスセンター
鳩山町デイサービスセンター
訪問看護ステーション
訪問看護ステーション
訪問看護ステーション
訪問看護ステーション
訪問看護ステーション
成恵
平成の森
母子看護学専攻
実習科目名
周産期援助実習
実習施設
埼玉医科大学病院
成育医療センター
埼玉医科大学総合医療センター
実習病棟
産婦人科外来、南館 2 階病棟
産科外来、母子 3 階病棟
総合周産期母子医療センター
医療法人善淳会
分娩期援助実習
小川産婦人科・小児科
埼玉医科大学病院
成育医療センター
埼玉医科大学総合医療センター
産科外来、病棟
南館 2 階病棟
母子 3 階病棟
総合周産期母子医療センター
新生児援助実習
医療法人善淳会
小川産婦人科・小児科
病棟
医療法人慈桜会
瀬戸病院
産婦人科病棟
医療法人青山会
吉田産科婦人科医院
病棟
埼玉医科大学病院
成育医療センター
埼玉医科大学総合医療センター
南館 2 階病棟
母子 3 階病棟、NICU
総合周産期母子医療センター
医療法人善淳会
地域母子保健実習
小川産婦人科・小児科
病棟
飯能市保健センター
鶴ヶ島市保健センター
出産前教育実習
飯能市保健センター
鶴ヶ島市保健センター
埼玉医科大学病院
産婦人科外来
埼玉医科大学総合医療センター
産科外来
総合周産期母子医療センター
助産管理実習
マリア助産院
セントラルウェルネスクラブ大宮宮原
- 53 -
7.研究テーマ一覧と指導教員
1) 看護学科
テーマ
文献から見た看護師・看護学生の態度が患者に与え
成人看護学
老年看護学
る影響
文献検討による終末期にある高齢者の思いやニーズ
精神看護実習での看護学生の患者に対する心境の変
精神看護学
小児看護学
学籍番号
指導教員
12A031
鈴木
12A016
妙
原嶋
朝子
箱石
文恵
吉新
典子
12A064
堀
寮生活を送る看護学生の食生活の現状と意識
12A024
霜田
敏子
伊藤
真弓
看護学生の不妊に対する意識調査
12A004
内田
貴峰
増田
睦美
一花
詩子
12A064
内田
貴峰
12A068
増田
睦美
化についての文献検討
-母性看護実習修了者と未修了者を比較して-
12A026
12A027
順子
12A048
母性看護学
妊娠糖尿病のリスク因子と発症予防のための保健
12A053
指導内容の実際
12A075
12A091
12A032
産後の母親の再喫煙の実態について
12A083
- 54 -
2) 専 攻 科
母子看護学専攻
学籍番号
14E006
14E007
テーマ
精神的援助による産痛緩和の効果
全妊娠期間中の嘔気・嘔吐症妊婦が主体的な分娩をするための
ケアについて
14E010
セルフケアを高めながら安全な分娩へとつなげる妊娠期の関わり
14E011
SFD 児を出生した母親の産後の育児不安への支援について
14E012
14E020
14E002
14E005
~継続ケースの保健指導を通して見えてきた今後の課題~
向精神病薬を服用する母親から出生した児の支援
~胎外生活への適応~
妊娠期の指導が初産婦の分娩に与える影響
満足感が得られる分娩となるための関わり
~バースプランを活用して~
無痛分娩を選択した妊婦への関わり
14E016
出産前から行う家族役割調整の指導の効果
14E017
立ち会い出産を行った産婦の分娩に対する意欲の向上について
14E019
14E003
14E004
景山直子
満足のいく出産体験を目指して
~バースプランを取り入れた関わり~
緊急帝王切開術となった産婦の妊娠期からの産褥期の心理的変化
について
妊娠期からの関わりを通しソフロロジー法が妊産褥婦に及ぼす
効果と影響
冷えの訴えのある妊婦を受け持って
~冷えに対するケアの有用性の検証~
14E008
予定帝王切開となった妊婦の心理適応過程-
14E013
乳頭トラブルを発症した褥婦への母乳支援について
14E014
妊娠の変容を促し、主体性を引き出すための助産師学生の関わり
14E015
高森妙子
妊娠期の体重の自己管理に向けた保健指導方法の考察
14E009
14E018
担当教員
分娩時の痛みに対する不安の緩和について
~妊娠期から分娩第 1 期の援助~
- 55 -
依田真由子
(稲井洋子)
8. そ の 他 の 教 育 活 動
1) 新入生歓迎ハイキング
日程:平成 26 年4月 12 日(土)
場所:埼玉県こども動物自然公園(東松山市岩殿)
参加者:学生 131 名(看護学科1年次生 112 名、専攻科生 19 名)、教職員 31 名
合計 162 名
内容:看護学科生、専攻科生と教職員混合の 10 チームに分かれ、オリエンテーリングを行った。
学生、教職員共に和やかで楽しい雰囲気で取り組み、親睦を深めることができた。
2) 戴帽式
日
程:平成 26 年 11 月 22 日(土)
場
所:短大 7 階講堂
参加者:戴帽生 115 名、保護者、来賓・教職員
3) 初年次教育
平成 20 年 3 月に中央教育審議会大学分科会・教育部会による審議のまとめ『学士課程教育の再構
築について』で、高等学校から大学への円滑な移行に果たす初年次教育の重要性が指摘され、学士
課程教育の中に初年次教育を明確に位置づけることが提言された。また、平成 20 年 12 月に公表さ
れた答申においても、初年次教育プログラムの教育課程での位置づけが正式に確認されるなど、初
年次教育はいまや高等教育に不可欠な教育プログラムとして認識されている。
「大学全入時代」を迎
え、学生の学力の低下や学習意欲の希薄化、自主性や社会性、協調性の未熟さ等の理由から 2000
年代に入ってから多くの大学で初年次教育が導入されるようになった。
本学では、大学生として学習する力を身につけ、大学生活への移行を円滑にすることを目的とし
て平成 22 年度より初年次教育に取り組み、平成 24 年度より初年次教育の評価については FD 活動
の一環として取り組むこととなった。今年度は、学習方法として「専門書を読む」
「参考書で調べる」
ということが不足していることに注目し、図書の探し方や文献の種類など基本的な事柄を理解し行
動できるような内容を入学直後と 9 月の 2 回に分けて計画した。さらに、特別講義の内容を想起し
ながら学習することをうながすために、聴講後に「学んだこと・感想など」を記載した用紙を用い
て、随時振り返るように促した。
特別講義は 1 年次生に 6 回行った。内容は表(p.57 参照)のとおりである。
【今後の課題】
目標の達成度については学生の背景が様々であることを考慮し、一律には評価しにくい現状にある。
しかし、大学生活への移行がスムースに行えるために、特別講義の時期、講義内容が学生のニーズに
- 56 -
合っているかを検討する必要がある。また、講義内容を学習習慣に取り入れていくためには継続した
指導が必要である。学生間で深めていけるような機会を設けることも大切ではないかと考える。
表
平成 26 年度
日
特別講義の内容
時
内
5 月 7 日(水)
5 月 8 日(木)
3 時限
5 月 9 日(金)
6 月 10 日(火)
5 時限
本学
礼
節
―
いけばな
―
レポート(学術論文)の書き方
①
レポート(学術論文)の書き方
②
9:40~10:40
図書室司書
古流 大觀流
大切なこと
9 月 27 日(土)
師
竹尾
英司
松田
理知津
本学華道部顧問
病院の接遇で
1 時限
5 時限
講
書籍の探し方
4 時限
6 月 3 日(火)
容
文献の種類と
埼玉医科大学病院
インストラクター
埼玉医科大学病院
看護師長
本学
本学
本学
文献検索方法
鎌北
郁子
田村
直俊
田村
直俊
竹尾
英司
教授
教授
図書室司書
4) 卒業生への支援
医療現場において重要な役割が看護師に期待されており、それは新卒の看護師にも同様に求められ
ているため、業務に関わる緊張や不安は新卒の看護師にとってストレスになりうる。ホームリターン
制は、就職一年目の本学卒業生に、日頃の体験や思いを表出してもらい、互いに共感し合い情報交換
を行うことを目的に、平成 19 年度からスタートした。今年度は平成 26 年 7 月 5 日(土)に、本学 5 階
学生ホールで開催した。開催時間は、夜勤明けや夜勤前でも参加できるように 11:30~14:00 の間で、
出入り自由とした。
参加人数は 36 名であった。飲食を楽しみながら、近況報告や情報交換、教員との会話が弾んだ会と
なった。就職三年目の本学の先輩看護師より、就職してから現在に至るまでの経験を話してもらった。
就職一年目の卒業生が今後の目標を考える上で、先輩の経験談は良きモデルとなったようであった。
今年度も「埼玉医大短大卒業生通信《ふぞろいな YUZU たち》」を 5 月、8 月、1 月の計 3 回発行し
た。内容は、就職一年目の会の様子を報告し、本学のトピックス等も掲載した。この卒業生通信は、
就職一年目の卒業生と就職先の責任者に送付し、本学ホームページにも掲載している。
《ふぞろいな YUZU たち》は、平成 20 年に名付けられた。この《ふぞろいな YUZU たち》には、
毛呂山町の名産である柚子(ゆず)のように香り高く元気に活躍し、毛呂山町出雲伊波比神社の流鏑馬
- 57 -
祭の弓(ゆづる)のように折れないしなやかさと、一歩譲(ゆず)れる謙虚さを持つ。また、柚子はいろい
ろな形や大きさがありふぞろいだが、それを自分の個性としてとらえ大切にする、という意味が込め
られている。
5) 宿 泊 研 修
日 程 : 平 成 26 年 4 月 30 日 ~ 5 月 1 日
場所:国立女性教育会館
参 加 者 : 専 攻 科 学 生 20 名 、 外 部 講 師 ・教 員 5 名
研修内容:テーマ「自己理解、他者理解」
信頼関係の構築、信頼の輪、自己紹介の使い方、アサーションセッション、
ストレスマネージメントなど
9. 卒 業 生 に よ る 当 短 期 大 学 に 関 す る ア ン ケ ー ト
1) 背景と経緯
今までの大学・短大教育においては、大学側が学生を選んでいたが、これからは学生が大学を選ぶ
時代に突入した。これも 18 歳人口の減少がことの発端である。同じ学問を修得するのであれば、良
い環境で修得しようと学生は大学を選抜するのも当然である。よって大学運営も消費者保護の立場に
立って行わなければならない。
当短大では在校生による授業評価アンケートを平成 7 年度より行っているが、その集計結果は、各
教員レベルの教育水準の向上につながるものと考えている。しかし、短大全体としての集計結果は、
授業評価アンケートからは得られない。実社会を経験している卒業生は、さらに客観的に母校を省み
ることが可能と思われる。そこで平成 16 年度より、卒業生による当短大に関するアンケートを実施
した。概ね良好な結果が得られたが、単回の実施より継続的に実施することが短大の質の向上につな
がるものと思われる。
平成 3 年に行われた規制緩和に伴って、大学・短大は自己点検・評価を行うことが努力義務化され
たのに始まり、17 年度から 7 年間に 1 度は認証評価機関による評価(第三者評価)を受審することが
義務化された。当短大は平成 17 年度に引き続き平成 24 年度に短期大学基準協会による第三者評価を
受審した。このようなアンケートを行う努力行動について高い評価を得ている。
2) アンケートの実施
就業年数が看護学科は 3 年間、専攻科は 1 年間のため、次頁に示すように、アンケートは別々の質
- 58 -
問項目を作成し、平成 25 年度に見直した。「建学の精神」、「卒業時の特性」、「学習環境・学生生活」
の 3 つを大項目とし、看護学科は合計 27 の質問項目、専攻科は合計 21 の質問項目にした。質問項目
の最後は総合的に在学期間中の短大生活に対する満足度とした。
前年度と今年度の看護学科卒業生および専攻科修了生を対象に卒業時・修了時に実施した。これま
での実施時期と比べ、卒業・修了時点で集合調査ができたため回収率は高かった。アンケートの集計
結果等については本誌 p.60~65 を参照。第 2 回目は卒業・修了後 1 年目(5 月頃)に実施する予定で
ある。
3) 現状と今後の課題
この卒業生によるアンケートも今年度で 10 回目である。今年度は当短大平成 26 年度卒業生 101 名
と専攻科平成 26 年度修了生 20 名に対して実施した。就業し成長していく過程にある卒業生の意見は
貴重なものであるため、卒業時との比較も必要ではないかと考え、平成 26 年 3 月卒業・修了生から
はアンケートの回数を卒業・修了時と卒業・修了後 1 年目の 2 回に増やし、継続的に実施する予定で
ある。今後、その卒業生が例えば 5 年後 10 年後に、同じ質問項目に対して回答がどのようになるか、
追跡調査できないかどうか検討中である。
教育効果はすぐに現れるものではないので、長期的展望に立ち、当短大の発展向上に役立てばと考
える。さらに、当短大に対して客観的な意見を得るためにも卒業生の就職先の方々との情報交換の場
を設け、さらなる向上を目指す心構えである。
- 59 -
卒業生による当短期大学に関するアンケート
対象 : 平成 26 年度卒業生(看護学科 平成 27 年 3 月)
目的 : 当短期大学で学んだこと・身についたことは何か、学習環境・学生生活についてどう
感じたかを知り、教育や学習環境に関してさらなる向上を図る。
あなたが卒業する当短期大学に関して、下記の質問に1~5 でお答えください。
5
4
3
2
1
├
┼
┼
┼
┤
思う
思わない
Ⅰ.当短期大学の「建学の精神」についてお聞きします。
1. 看護実践に必要な知識・技術・態度が身についた。
2. 自分の看護観・倫理観が明確になった。
3. 看護師として自ら学び、努力する姿勢が身についた。
4. 他者への労り、奉仕心が身についた。
5. 先輩・後輩とともに学ぶ気持ちを持てた。
Ⅱ.当短期大学看護学科の「卒業時の特性」についてお聞きします。
6. 社会の変化や医療・看護の動向に関心を持てた。
7. 他者に共感し、多方面から総合的に相手を理解する能力が身についた。
8. 建設的な人間関係を築く能力が身についた。
9. 知識を活用し、対象の健康状態を的確にアセスメントする能力が身についた。
10. あらゆる健康レベルに応じた看護を計画・実施・評価する能力が身についた。
11. 科学的思考に基づいて行動する能力が身についた。
12. 保健医療福祉チームの一員として役割を果たす能力が身についた。
Ⅲ.当短期大学看護学科の「学習環境・学生生活」についてお聞きします。
13. カリキュラムは系統だっていた。
14. 「科学的思考の基盤」
・
「人間と生活」
・
「社会の理解」の科目(心理学、社会学、情報科学、英語、
体育実技 等)は役に立った。
15. 臨地実習の指導体制は整っていた。
16. 講義、演習、実習の評価は公平だった。
17. 教員、司書、事務職員の対応は適切だった。
18. 国家試験対策は役に立った。
19. 当短期大学の施設・設備は充実していた(教室、図書室、コンピュータ室、実習器具 等)
。
20. 勉学以外に部活・ボランティア活動など打ち込めるものがあった。
21. 在学中、悩みを相談したり励ましあったりできる友人に出会えた。
22. 学内および実習施設で職業人としてモデルになる人に出会えた。
23. 長期休暇(夏・冬・春)は有意義に過ごせた。
24. 困ったこと、疑問点を教員に相談できた。
25. 全課程を終えて看護師になりたいという気持ちが強くなった。
26. 学生生活は有意義だった。
27. 当短期大学で学んでよかった。
ご協力ありがとうございました。
- 60 -
卒業生による当短期大学に関するアンケート集計
(H26.3 卒業時)
看護
5
4
3
2
1
卒業者数
87
├
┼
┼
┼
┤
回収数
82
回収率(%)
94.3
思う
思わない
として点数化
Ⅰ.当短期大学の「建学の精神」についてお聞きします。
1. 看護実践に必要な知識・技術・態度が身についた。
3.5
2. 自分の看護観・倫理観が明確になった。
3.4
3. 看護師として自ら学び、努力する姿勢が身についた。
3.3
4. 他者への労り、奉仕心が身についた。
3.4
5. 先輩・後輩とともに学ぶ気持ちを持てた。
3.3
Ⅱ.当短期大学看護学科の「卒業時の特性」についてお聞きします。
6. 社会の変化や医療・看護の動向に関心を持てた。
3.3
7. 他者に共感し、多方面から総合的に相手を理解する能力が身についた。
3.3
8. 建設的な人間関係を築く能力が身についた。
3.4
9. 知識を活用し、対象の健康状態を的確にアセスメントする能力が身についた。
3.4
10. あらゆる健康レベルに応じた看護を計画・実施・評価する能力が身についた。
3.4
11. 科学的思考に基づいて行動する能力が身についた。
3.4
12. 保健医療福祉チームの一員として役割を果たす能力が身についた。
3.5
Ⅲ.当短期大学看護学科の「学習環境・学生生活」についてお聞きします。
13. カリキュラムは系統だっていた。
3.2
14. 「科学的思考の基盤」
・
「人間と生活」
・
「社会の理解」の科目
(心理学、社会学、情報科学、英語、体育実技 等)は役に立った。
3.0
15. 臨地実習の指導体制は整っていた。
3.4
16. 講義、演習、実習の評価は公平だった。
3.2
17. 教員、司書、事務職員の対応は適切だった。
3.3
18. 国家試験対策は役に立った。
3.6
19. 当短期大学の施設・設備は充実していた(教室、図書室、コンピュータ室、実習器具 等)
。
3.1
20. 勉学以外に部活・ボランティア活動など打ち込めるものがあった。
3.0
21. 在学中、悩みを相談したり励ましあったりできる友人に出会えた。
3.7
22. 学内および実習施設で職業人としてモデルになる人に出会えた。
3.5
23. 長期休暇(夏・冬・春)は有意義に過ごせた。
3.4
24. 困ったこと、疑問点を教員に相談できた。
3.5
25. 全課程を終えて看護師になりたいという気持ちが強くなった。
3.5
26. 学生生活は有意義だった。
3.5
27. 当短期大学で学んでよかった。
3.5
- 61 -
卒業生による当短期大学に関するアンケート集計
(H27.3 卒業時)
看護
5
4
3
2
1
卒業者数
├
┼
┼
┼
┤
回収数
95
回収率(%)
94.1
思う
思わない
101
として点数化
Ⅰ.当短期大学の「建学の精神」についてお聞きします。
1. 看護実践に必要な知識・技術・態度が身についた。
4.1
2. 自分の看護観・倫理観が明確になった。
3.8
3. 看護師として自ら学び、努力する姿勢が身についた。
4.1
4. 他者への労り、奉仕心が身についた。
4.1
5. 先輩・後輩とともに学ぶ気持ちを持てた。
3.3
Ⅱ.当短期大学看護学科の「卒業時の特性」についてお聞きします。
6. 社会の変化や医療・看護の動向に関心を持てた。
3.9
7. 他者に共感し、多方面から総合的に相手を理解する能力が身についた。
4.0
8. 建設的な人間関係を築く能力が身についた。
3.8
9. 知識を活用し、対象の健康状態を的確にアセスメントする能力が身についた。
3.9
10. あらゆる健康レベルに応じた看護を計画・実施・評価する能力が身についた。
3.8
11. 科学的思考に基づいて行動する能力が身についた。
3.9
12. 保健医療福祉チームの一員として役割を果たす能力が身についた。
3.8
Ⅲ.当短期大学看護学科の「学習環境・学生生活」についてお聞きします。
13. カリキュラムは系統だっていた。
3.6
14. 「科学的思考の基盤」
・
「人間と生活」
・
「社会の理解」の科目
(心理学、社会学、情報科学、英語、体育実技 等)は役に立った。
3.0
15. 臨地実習の指導体制は整っていた。
3.7
16. 講義、演習、実習の評価は公平だった。
3.7
17. 教員、司書、事務職員の対応は適切だった。
3.6
18. 国家試験対策は役に立った。
3.9
19. 当短期大学の施設・設備は充実していた(教室、図書室、コンピュータ室、実習器具 等)
。
3.0
20. 勉学以外に部活・ボランティア活動など打ち込めるものがあった。
3.0
21. 在学中、悩みを相談したり励ましあったりできる友人に出会えた。
4.2
22. 学内および実習施設で職業人としてモデルになる人に出会えた。
3.7
23. 長期休暇(夏・冬・春)は有意義に過ごせた。
3.8
24. 困ったこと、疑問点を教員に相談できた。
3.6
25. 全課程を終えて看護師になりたいという気持ちが強くなった。
4.0
26. 学生生活は有意義だった。
3.8
27. 当短期大学で学んでよかった。
3.8
- 62 -
専攻科修了生による当短期大学専攻科に関するアンケート
対象:平成 26 年度修了生(専攻科
平成 27 年 3 月修了生)
目的:修了生から当短期大学専攻科に対する意見を知り、教育や学習環境のさらなる
向上を図る。
あなたが修了する当短期大学に関して、下記の質問に 1~5 でお答えください。
5:そう思う
4:やや思う
3:どちらとも
2:やや思わない
1:思わない
Ⅰ.当短期大学の「建学の精神」についてお聞きします。
1.助産ケアに必要な知識・技術・態度が身についた。
2.自己の母子看護観・倫理観が明確になった。
3.助産師として自ら学び、努力する姿勢が身についた。
4.他者への労り、奉仕心が身についた。
5.同級生とともに学ぶことができた。
Ⅱ.当短期大学専攻科の「修了時の特性」についてお聞きします。
6.生命に対する畏敬の念と人類愛を持つことができた。
7.倫理観を持った行動ができた。
8.社会情勢の変化をとらえることができた。
9.女性の一生と家族のライフサイクルの健康を支援することができた。
10.高度周産期医療に対する知識・技術を高めることができた。
11.科学的思考を持ち総合的に判断することができた。
12.社会資源を活用し、他職種との協働・連携が理解できた。
13.保健医療チームの一員として連携・協働することができた。
14.臨床場面で得た母子看護学の課題を研究する姿勢が身についた。
Ⅲ.当短期大学専攻科の「学習、学生生活」についてお聞きします。
15.カリキュラムは系統だっていた。
16.授業科目は役に立った。
17.講義、演習、実習の評価は公平だった。
18.教員、司書、事務職員の対応は適切だった。
19.当短期大学の施設・設備は充実していた(講義室、図書室、コンピューター室等)。
20.演習時の物品は充実していた。
21.臨地実習の指導体制は整っていた。
22.学内および実習施設で職業人としてモデルになる人に出会えた。
23.国家試験対策は主体的に取り組めた。
24.在学中、悩みを相談したり励ましあったりできる友人に出会えた。
25.学生生活は有意義だった。
26.専攻科で学んでよかった。
27.専攻科での 1 年間は自己成長につながった。
- 63 -
修了生による当短期大学専攻科に関するアンケート集計
(H26.3 修了時)
専攻科
(5:そう思う 4:やや思う 3:どちらとも 2:やや思わない 1:思わない)
として点数化
修了者数
20
回収数
20
回収率(%)
100
Ⅰ.当短期大学の「建学の精神」についてお聞きします。
1.助産ケアに必要な知識・技術・態度が身についた。
4.0
2.自己の母子看護観・倫理観が明確になった。
4.1
3.助産師として自ら学び、努力する姿勢が身についた。
4.2
4.他者への労り、奉仕心が身についた。
4.0
5.同級生とともに学ぶことができた。
4.1
Ⅱ.当短期大学専攻科の「修了時の特性」についてお聞きします。
6.生命に対する畏敬の念と人類愛を持つことができた。
4.1
7.倫理観を持った行動ができた。
3.8
8.社会情勢の変化をとらえることができた。
3.4
9.女性の一生と家族のライフサイクルの健康を支援することができた。
3.5
10.高度周産期医療に対する知識・技術を高めることができた。
3.9
11.科学的思考を持ち総合的に判断することができた。
3.4
12.社会資源を活用し、他職種との協働・連携が理解できた。
3.4
13.保健医療チームの一員として連携・協働することができた。
3.3
14.臨床場面で得た母子看護学の課題を研究する姿勢が身についた。
3.7
Ⅲ.当短期大学専攻科の「学習、学生生活」についてお聞きします。
15.カリキュラムは系統だっていた。
3.3
16.授業科目は役に立った。
3.6
17.講義、演習、実習の評価は公平だった。
3.6
18.教員、司書、事務職員の対応は適切だった。
3.4
19.当短期大学の施設・設備は充実していた(講義室、図書室、コンピューター室等)。
2.5
20.演習時の物品は充実していた。
3.0
21.臨地実習の指導体制は整っていた。
3.5
22.学内および実習施設で職業人としてモデルになる人に出会えた。
4.0
23.国家試験対策は主体的に取り組めた。
2.6
24.在学中、悩みを相談したり励ましあったりできる友人に出会えた。
4.4
25.学生生活は有意義だった。
3.7
26.専攻科で学んでよかった。
3.9
27.専攻科での 1 年間は自己成長につながった。
4.2
- 64 -
修了生による当短期大学専攻科に関するアンケート集計
(H27.3 修了時)
専攻科
(5:そう思う 4:やや思う 3:どちらとも 2:やや思わない 1:思わない)
として点数化
修了者数
20
回収数
20
回収率(%)
100
Ⅰ.当短期大学の「建学の精神」についてお聞きします。
1.助産ケアに必要な知識・技術・態度が身についた。
3.7
2.自己の母子看護観・倫理観が明確になった。
3.6
3.助産師として自ら学び、努力する姿勢が身についた。
3.5
4.他者への労り、奉仕心が身についた。
3.5
5.同級生とともに学ぶことができた。
3.9
Ⅱ.当短期大学専攻科の「修了時の特性」についてお聞きします。
6.生命に対する畏敬の念と人類愛を持つことができた。
3.7
7.倫理観を持った行動ができた。
3.7
8.社会情勢の変化をとらえることができた。
3.7
9.女性の一生と家族のライフサイクルの健康を支援することができた。
3.5
10.高度周産期医療に対する知識・技術を高めることができた。
3.6
11.科学的思考を持ち総合的に判断することができた。
3.6
12.社会資源を活用し、他職種との協働・連携が理解できた。
3.5
13.保健医療チームの一員として連携・協働することができた。
3.6
14.臨床場面で得た母子看護学の課題を研究する姿勢が身についた。
3.6
Ⅲ.当短期大学専攻科の「学習、学生生活」についてお聞きします。
15.カリキュラムは系統だっていた。
3.3
16.授業科目は役に立った。
3.3
17.講義、演習、実習の評価は公平だった。
2.9
18.教員、司書、事務職員の対応は適切だった。
2.7
19.当短期大学の施設・設備は充実していた(講義室、図書室、コンピューター室等)。
3.4
20.演習時の物品は充実していた。
3.4
21.臨地実習の指導体制は整っていた。
3.2
22.学内および実習施設で職業人としてモデルになる人に出会えた。
3.4
23.国家試験対策は主体的に取り組めた。
3.4
24.在学中、悩みを相談したり励ましあったりできる友人に出会えた。
3.5
25.学生生活は有意義だった。
3.4
26.専攻科で学んでよかった。
3.4
27.専攻科での 1 年間は自己成長につながった。
3.8
- 65 -
Ⅲ
教育実施体制
1.組織・役員・教員
1)組織
庶務課
事務部
副学長
学務課
学科長・専攻科長・
図書室
学生部長・入試部長・
学
広報部長・事務部長
長
会議
基礎教育
教
授
准教授
看 護 学
専攻科
講
師
助
教
助
手
学科別教員会議
教務委員会
入試委員会
学生部委員会
図書室運営委員会
教
授
紀要委員会
保健管理委員会
学生便覧委員会
自己点検・評価委員会
防災委員会
研究審議委員会
情報ネットワーク委員会
広報部委員会
第三者評価準備委員会
- 66 -
2) 法人役員 (平成 26 年度)
学校法人埼玉医科大学
名誉理事長:丸木清浩
理
事
長:丸木清之
理
事:丸木 清浩、丸木 清之、別所 正美、相木 七良右エ門、片山 茂裕、坂口 昭次、
関根 則之、田島
賢司、野口 久美子、濱口 勝彦、原
敏成、細野 常重、堀口 一夫、
山内 俊雄、吉野 重彦、吉本 信雄
監
事:石井 道夫、香西 敏男、三和 彦幸
3) 短期大学役職者 (平成 26 年度)
学
長
丸木
清浩
副学長
所
ミヨ子
学長補佐
鈴木
入試部長
所
広報部長
原嶋
朝子
学生部長
鈴木
妙
看護学科長
久保 かほる
専攻科長
稲井
妙
ミヨ子
洋子
4) 教員一覧および主たる担当科目
(1)基礎教育
兼任
講師
藤森 千尋
英語Ⅰ Ⅱ
埼玉医科大学医学部
講師
佐藤 礼子
心理学ⅠⅡ
埼玉医科大学医学部
講師
鈴木
化学、情報科学
埼玉医科大学医学部
講師
山崎 芳仁
生物学
埼玉医科大学医学部
講師
高橋
情報科学
埼玉医科大学保健医療学部
勝
俊
非常勤
講師
三重野 清顕
哲学
講師
田村 慶一
論理学
講師
丸木 洋子
文学
講師
牧野 修也
社会学
講師
對馬
教育学
講師
山本 雅義
統計学、物理学
講師
ビンセント・モラン
英語Ⅰ
講師
リウ・サントス
英語Ⅰ
講師
森
体育実技Ⅰ・Ⅱ
登
史枝
尚美学園大学客員教授
- 67 -
講師
有田
彰
情報科学
ミヨ子
基礎看護学
(2)看護学科
専任
教授
所
教授
鈴木
妙
成人看護学
教授
田村
直俊
疾病総論、疾病治療論
Ⅰ・Ⅱ、成 育 医 療 論
教授
久保 かほる
成人看護学
教授
原嶋
朝子
老年看護学
教授
霜田
敏子
小児看護学
教授
今野
葉月
基礎看護学
准教授
蒲生 澄美子
基礎看護学
准教授
浅見 多紀子
成人看護学
講師
関口
基礎看護学
講師
秋山 千恵子
成人看護学
講師
箱石
老年看護学
講師
鈴木 夕岐子
成人看護学
講師
宮﨑
素子
基礎看護学
講師
内田
貴峰
母性看護学
講師
一花
詩子
母性看護学
講師
金子
吉美
成人看護学
講師
堀
順子
精神看護学
講師
篠原
実穂
在宅看護学
助教
吉新
典子
老年看護学
助教
伊藤
真弓
小児看護学
助教
増田
睦美
母性看護学
助教
佐藤 菜穂美
成人看護学
助教
亀田
基礎看護学
助教
八木原
助教
海野
文子
在宅看護学
助教
渡邊
あゆみ
精神看護学
恵子
文恵
芙蓉
里美
基礎看護学
兼任・非常勤
講師
小島
龍平
解剖学
埼玉医科大学
保健医療学部
講師
内田
康子
生理学
埼玉医科大学
保健医療学部
- 68 -
講師
有田
和恵
生理学
埼玉医科大学
医学教育センター
講師
仁科
正美
生化学
埼玉医科大学
医学研究センター
講師
堀口
さやか
健康と栄養
埼玉医科大学
栄養部
講師
浅見
真一
健康と運動
埼玉県健康づくり事業団
講師
丸山
敬
薬理学
埼玉医科大学
薬理学教室
講師
淡路
健雄
薬理学
埼玉医科大学
薬理学教室
講師
吉川
圭介
薬理学
埼玉医科大学
薬理学教室
講師
栁下
聡介
薬理学
埼玉医科大学
薬理学教室
講師
高柳
奈津子
病理学
埼玉医科大学国際医療センター病理診断科
講師
山口
絵里子
病理学
埼玉医科大学国際医療センター病理診断科
講師
河合
亜希子
病理学
埼玉医科大学国際医療センター病理診断科
講師
菊地
淳
病理学
埼玉医科大学国際医療センター病理診断科
講師
金
玲
病理学
埼玉医科大学
講師
李
治平
病理学
埼玉医科大学国際医療センター病理診断科
講師
柴﨑
智美
公衆衛生学
埼玉医科大学医学部
講師
荒木
隆一郎
公衆衛生学
埼玉医科大学医学部
講師
大角
俊夫
社会福祉
養光保育園
講師
宮山
徳司
関係法規
埼玉医科大学医学部
講師
堀川
直史
精神看護Ⅰ
埼玉医科大学総合医療センター
メンタルクリニック
講師
安田
貴昭
精神看護Ⅰ
埼玉医科大学総合医療センター
メンタルクリニック
講師
藤井
良隆
精神看護Ⅰ
埼玉医科大学総合医療センター
メンタルクリニック
講師
内田
貴光
精神看護Ⅰ
埼玉医科大学総合医療センター
メンタルクリニック
講師
倉持
泉
精神看護Ⅰ
埼玉医科大学総合医療センター
メンタルクリニック
講師
棚橋
伊織
精神看護Ⅰ
埼玉医科大学総合医療センター
メンタルクリニック
講師
五十嵐
友里
精神看護Ⅰ
埼玉医科大学総合医療センター
メンタルクリニック
講師
志賀浪
貴文
精神看護Ⅰ
埼玉医科大学総合医療センター
メンタルクリニック
講師
島
美和子
精神看護Ⅰ
埼玉医科大学総合医療センター
メンタルクリニック
講師
梅村
智樹
精神看護Ⅰ
埼玉医科大学総合医療センター
メンタルクリニック
講師
佐藤
聖子
精神看護Ⅰ
埼玉医科大学総合医療センター
メンタルクリニック
講師
亀井
良政
成育医療論
埼玉医科大学
産婦人科学
講師
難波
聡
成育医療論
埼玉医科大学
産婦人科学
講師
高橋
幸子
成育医療論
埼玉医科大学
産婦人科学
講師
佐藤
加寿子
成育医療論
埼玉医科大学
産婦人科学
講師
篠塚
望
疾病治療論Ⅲ・Ⅳ
埼玉医科大学
消化器・一般外科学
講師
藤巻
高光
疾病治療論Ⅲ・Ⅳ
埼玉医科大学
脳神経外科学
- 69 -
病理学教室
特任教授
講師
小林
正人
疾病治療論Ⅲ・Ⅳ
埼玉医科大学
脳神経外科学
講師
井口
篤志
疾病治療論Ⅲ・Ⅳ
埼玉医科大学総合医療センター
講師
梶原
健
疾病治療論Ⅳ
埼玉医科大学
産婦人科学
講師
朝倉
博康
疾病治療論Ⅳ
埼玉医科大学
泌尿器科学
講師
織田
弘美
疾病治療論Ⅳ
埼玉医科大学
整形外科学
講師
前山
昭彦
疾病治療論Ⅲ
埼玉医科大学
麻酔科学
講師
可沼
広隆
成人看護実習Ⅱ
埼玉医科大学病院南館 9 階病棟
講師
山﨑
沙樹
成人看護実習Ⅱ
埼玉医科大学病院南館 11 階病棟
心臓血管外科
成人看護技術Ⅱ
講師
高橋
宏和
成人看護実習Ⅰ
埼玉医科大学病院本館 8 階病棟
講師
高橋
由貴
成人看護技術Ⅱ
埼玉医科大学病院南館 6 階病棟
講師
大塚
宏美
成人看護技術Ⅱ
埼玉医科大学総合医療センター
講師
小島
奈美子
小児看護Ⅱ
埼玉医科大学病院南館 4 階病棟
講師
石山
聡美
小児看護実習
埼玉医科大学総合医療センター
3 階東病棟
講師
星
小児看護実習
埼玉医科大学総合医療センター
3 階東病棟
講師
益田
育子
在宅看護
講師
中田
久美恵
基礎看護実習Ⅰ-3
講師
赤坂
知子
基礎看護実習Ⅰ-3
陽子
10 階東病棟
(3)専攻科母子看護学専攻
専任
教授
稲井
洋子
助産学概論、助産管理・助産管理実習、母子看護学研究Ⅰ・Ⅱ
講師
高森
妙子
妊娠期の助産診断・技術学、出産前教育実習・地域母子保健実習
講師
景山
直子
分娩期の助産診断・技術学、産褥期の助産診断・技術学、分娩期援助実習
助教
依田
真由子
周産期援助実習、分娩期援助実習、新生児援助実習
兼任・非常勤
講師
岡本 喜代子
助産学概論
社団法人日本助産師会
講師
石原
助産形態・機能学
埼玉医科大学病院
産婦人科学教室
埼玉医科大学病院
産婦人科学教室
理
生殖医学の生理と病理
講師
亀井
良政
母子健康管理学
助産形態・機能学
講師
相馬
廣明
助産形態・機能学
東京医科大学名誉教授
講師
梶原
健
助産形態・機能学
埼玉医科大学病院
講師
髙井
泰
助産形態・機能学
埼玉医科大学総合医療センター
生殖医学の生理と病理
- 70 -
産婦人科学教室
産科
講師
齋藤
正博
助産形態・機能
埼玉医科大学総合周産期母子医療センター
産科
生殖医学の生理と病理学
講師
鈴木
元晴
助産形態・機能学
埼玉医科大学病院
講師
高橋
幸子
助産形態・機能学
埼玉医科大学地域医学・医療センター
産婦人科学教室
母子健康管理学
講師
木村 真智子
助産形態・機能学
埼玉医科大学病院
産婦人科学教室
講師
佐藤 加寿子
助産形態・機能学
埼玉医科大学病院
産婦人科学教室
講師
田丸
俊輔
助産形態・機能学
埼玉医科大学病院
産婦人科学教室
講師
三木
明徳
母子健康管理学
埼玉医科大学病院
産婦人科学教室
講師
難波
聡
母子健康管理学
埼玉医科大学病院
産婦人科学教室
講師
小澤
悦子
母子栄養学
埼玉医科大学病院
栄養部
講師
須田
幸子
母子栄養学
埼玉医科大学病院
栄養部
講師
村山
美紀
母子栄養学
埼玉医科大学病院
栄養部
講師
佐藤
明子
性行動科学
武蔵野美術大学“人間と性”教育研究協議会
講師
田之内 厚三
母性の心理・社会学
麻布大学
講師
對馬
秀子
家族社会学
順天堂大学
講師
阿部
一子
産褥期の助産診断・技術学
阿部助産院
講師
田村
正徳
新生児診断学
埼玉医科大学総合周産期母子医療 センター 新生児科
講師
側島
久典
新生児診断学
埼玉医科大学総合周産期母子医療 センター 新生児科
講師
加藤
稲子
新生児診断学
埼玉医科大学総合周産期母子医療 センター 新生児科
講師
國方
徹也
新生児診断学
埼玉医科大学
小児科学
講師
本多
正和
新生児診断学
埼玉医科大学
小児科学
講師
馬場
一憲
生殖医学の生理と病理
埼玉医科大学総合周産期母子医療センター 産科
講師
海老根 真由美
生殖医学の生理と病理
白金高輪
講師
田谷
順子
生殖医学の生理と病理
埼玉医科大学病院
講師
菅沼
真樹
生殖医学の生理と病理
東海大学文学部
講師
宮山
徳司
地域母子保健学
埼玉医科大学
講師
本橋 千恵美
地域母子保健学
狭山保健所
講師
野口 久美子
助産管理
埼玉医科大学
講師
大須賀 則子
助産管理
マリア助産院
講師
山口
次子
助産管理
埼玉医科大学病院
講師
伊藤
匡子
助産管理
平成山レディースクリニック
講師
内田
美恵子
助産管理
埼玉医科大学
- 71 -
生命・環境科学部
医学部
海老根ウィメンズクリニック
産科・婦人科
真理社会科
医学部
看護部
看護部
総合医療センター
5) 教員人事異動
(1)採用
看護学科
海野
文子
助教
(平成 26 年 4 月 1 日)
看護学科
渡邊
あゆみ
助教
(平成 26 年 4 月 1 日)
専攻科
稲井
洋子
教授
(平成 26 年 4 月 1 日)
専攻科
依田
真由子
助教
(平成 26 年 4 月 1 日)
看護学科
金子
吉美
講師
(平成 27 年 3 月 31 日)
看護学科
堀
講師
(平成 27 年 3 月 31 日)
看護学科
篠原
実穂
講師
(平成 27 年 3 月 31 日)
看護学科
増田
睦美
助教
(平成 27 年 3 月 31 日)
看護学科
亀田
芙蓉
助教
(平成 27 年 3 月 31 日)
(2)退職
順子
- 72 -
2.学年歴
1)看護学科
日時
共通
看護学科
4月1日
4日
5日
(火)
(金)
(土)
10日
22日
12日
5月4日
7日
8日
9日
(木)
(火)
(土)
(日)
(水)
(木)
(金)
前期授業開始(看護1・2年・専攻 科)
前期履修届提 出締切(看護1・2年・専攻科)
ハイキング(1年・専攻科)
創立記念日
健康診断(3年・専攻科)14:00~
健康診断(2年)14:00~
健康診断(1年)14:00~
6月28日
(土)
オープンキャンパス(看護学科)
7月26日
31日
8月1日
4日
11日
23日
(土)
(木)
(金)
(月)
(月)
(土)
オープンキャンパス(看護学科・専攻科)
専攻科夏季休 業(8 月 31 日(日)まで)
看護前期授業 終 了
看護前期試験 開 始(8 月 9 日(土)まで)
看護夏季休業(8 月 31 日(日)まで)
オープンキャンパス(看護学科・専攻科)
9月1日
(月)
5日
6日
20日
22日
27日
29日
29日
10月10日
11日
(金)
(土)
(土)
(月)
(土)
(月)
(月)
(金)
(土)
12日
11月22日
9日
10日
11日
12月 2日
20日
21日
(日)
(土)
(日)
(月)
(火)
(火)
(土)
(日)
専攻科前期試 験開始(6 日(土)まで)
看護2年試験予 備期間(4 日(木)まで)
看護後期開始 前オリエンテーション(2年)
後期履修届提 出締切(看護2年)
オープンキャンパス(看護学科)
看護1年試験予 備期間(26 日(金)まで)
看護後期開始 前 オリエンテーション(1年)
看護後期授業 開始
後期履修届提 出締切(看護1年)
午前補講 午後 遙光祭設 営
遙光祭
オープンキャンパス(看護学科)
午前遙光祭後 片 付
戴帽式
推薦入学試験
推薦入学試験 合否判定 会議
推薦入学試験 合格発表
看護学科臨地 実習指導 者会議
後期授業年内 分終了(12 週目)
冬季休業 1 月 4 日(日)まで
1月 5日
18日
20日
21日
25日
26日
27日
30日
2月2日
9日
16日
19日
22日
22日
23日
23日
3月 7日
(月)
(日)
(火)
(水)
(日)
(月)
(火)
(金)
(月)
(月)
(月)
(木)
(日)
(日)
(月)
(月)
(土)
春季休業(3日 まで)
入学式・オリエンテ-ション(1年・専 攻科)
オリエンテ-ション(1年・専攻科)
後期授業再開(13 週目)
専攻科入学試 験
専攻科入学試 験合否判 定会議
専攻科入学試 験合格発 表
一般入学試験(Ⅰ期)
臨時・定例教授 会 (一般入学試 験Ⅰ期合否判定)
一般入学試験 合格発表(Ⅰ期)
看護後期授業 終了
後期定期試験(7 日(土)まで)
試験予備期間(14 日(土)まで)
学年度末休業(3 月 31 日(日)まで)
助産師国家試 験
看護師国家試 験
一般入学試験(Ⅱ期)
臨時教授会(Ⅱ期合否判 定・卒業 判定)
一般入学試験 合格発表(Ⅱ期)
卒業式・修了式 謝恩会
- 73 -
4日:入学式・オリエンテーション
5日:オリエンテーション(4 月 8 日 (火)まで)
7日:オリエンテ-ション
9日:オリエンテ-ション(4 月 11 日(金)まで)
10日:看護1・2年前期授 業開始
10日:臨地実 習(11 月 15 日(金 )まで)
12日:ハイキング
(1年)
(1年)
(2年)
(3年)
(1・2年)
(3年)
(1年)
7日:健康診断 14:00~
8日:健康診断 14:00~
9日:健康診断 14:00~
9日:第1回模擬試験
12日:基礎実習 I-1
28日:オープンキャンパス
2日:基礎実習 Ⅰ-2
26日:オープンキャンパス
1日:看護1・2年前期授 業終了
4日:第2回模擬 試験
11日:看護夏季 休業(8 月 31 日(日)まで)
23日:オープンキャンパス
29日:第 3 回模擬試験
1日:試験予備 期間(4 日(木)まで)
6日:後期履修 届提出締 切
5日:後期開始 前オリエンテーション
8日:基礎実習 Ⅱ(9 月 20 日(土)まで)
20日:オープンキャンパス
22日:試験予 備期間(26 日(金)まで)
27日:後期開 始前オリエンテーション
29日:後期授 業開始
29日:後期履修 届提出締 切
(3年)
(2年)
(1年)
(3年)
(1年)
11日:遙光祭
オープンキャンパス
12日:午前遙 光祭後片 付
22日:戴帽式
26日:第 4 回模擬試験
(全学)
2日:臨地実習 指導者会 議
3日:基礎実習 Ⅰ-3(11 日(木)まで)
20日:看護研究 提出締切
8日:第5回模擬試験
16日:第6回模 擬試験
5日:後期授業 再開(13 週目)
6日:第 7 回模 擬試験
28日:第8回模 擬試験
30日:看護後期 授業終了
2日:後期定期 試験(7 日(土)まで)
6日:卒業判定 会議
9日:試験予備 期間(14 日(土)まで)
16日:学年度 末休業(3 月 31 日 (日)まで)
16日:低学年 模擬試験
22日:看護師 国家試験
16日:低学年 模擬試験
25日:海外研 修旅行
2日:臨地実習 指導者会 議(毛呂)
3日:臨地実習 指導者会 議(川越)
7日:卒業式・謝恩会
10日:単位認 定会議
18日:単位認 定教授会
25日:看護師 国家試験 発表
(1年)
(1・2年)
(3年)
(1・2年)
(3年)
(2年)
(2年)
(2年)
(2年)
(1年)
(1年)
(1・2年)
(1年)
(1・2年)
(1年)
(3年)
(1年)
(3年)
(3年)
(3年生)
(3年生)
(1・2年)
(3年生)
(2年生)
(3年生)
(1年生)
(2年生)
(3年生)
(1・2年)
2)専攻科
月
4月
5月
共通
4日(金)入学式
5日(土)オリエンテーション
12日(土)ハイキング
4日(土)創立記念日
専攻科母子看護学専攻
7日(月)授業開始
30日~5月1日(水・木)宿泊研修
7日(水)健康診断
14:00~
7日(水)消防防災訓練
6月
7月
26日(土)看護学科・専攻科
オープンキャンパス
8月
23日(土)看護学科・専攻科
オープンキャンパス
9月
10月
11月
5日(土)看護学科載帽式
11日(土)遙光祭
9日(日)看護学科
推薦・社会人入学試験
11日(火)上記試験合格発表
3日(火)前期周産期援助実習開始 (7月1日まで)
毎週火曜日のみ全5日間
15日(火)第1回臨地実習会議
18・22・25日新生児援助実習(NICU見学実習)
24日(木)修了認定試験
26日(土)オープンキャンパス(第1回)
28日(月)地域母子保健実習開始 (8月8日(金)まで)
11日(水)~31日(土)夏季休業
23日(土)オープンキャンパス(第2回)
1日(月)始業
国家試験模擬試験
5日(金)修了認定試験開始 (9月10日(水)まで)
16日(火)後期実習開始 (12月20日(土)まで)
周産期援助実習
分娩期援助実習
新生児援助実習
出産前教育実習
助産管理実習
8日(水)国家試験模擬試験
6日(木)国家試験模擬試験
20日(土)後期実習終了
24日(水)冬季休業開始
12月
1月
18日(日)専攻科入学試験
20日(火)合否判定会議
21日(水)専攻科合格発表
25日(日)看護学科
一般入学試験(Ⅰ期)
27日(火)上記試験合格発表
5日(月)始業
6日(火)国家試験模擬試験
21日(火)修了認定試験
2月
22日(日)看護学科
一般入学試験(Ⅱ期)
23日(月)上記試験合格発表
6日(金)修了判定会議
19日(木)第98回助産師国家試験
24日(火)母子看護学研究Ⅱ-3発表
3月
7日(土)卒業式・修了式・謝恩会
11日(水)第2回臨地実習会議
25日(水)第98回助産師国家試験発表
- 74 -
Ⅳ
社会的活動
1.学生の活動
1) 学生のボランティア活動
看護学科では、平成 21 年度入学生を対象に新科目「社会活動」が開講した。選択科目である
が、平成 26 年度の履修学生は 101 名だった。この「社会活動」科目履修者も含め、全 97 件のさ
まざまなボランティア活動に、1 年次生はのべ 139 名、2 年次生はのべ 25 名、3 年次生はのべ 13
名が参加した。東日本大震災に関連するボランティア活動は、被災地での瓦礫撤去や清掃作業、
仮設住宅や施設訪問などの 8 件に、のべ 29 名の学生が参加している。詳細は、下記の平成 26 年
度ボランティア活動一覧を参照。
これまでの課題は 1 年次生が科目単位修得のために多くの活動を行っても、2、3 年次生になる
と、活動が少ないことであった。しかし、ここ 1~2 年は 2 年次生も多くの活動を行うようにな
った。授業や多くの課題との調整を行いつつ、自主的にできることに参加する姿勢を身につけつ
つある学生が増えてきたと考える。
大学生のボランティア活動の特徴やねらいでもある「自主性・主体性」「学習性・人間形成性」
「社会性・公共性」
「継続性」達成のためにも、学生が自主的に継続していけるような、促しや環
境作りを今後も検討していく。
東日本大震災の支援活動には、学生が中長期的に何らかの活動に関わっていけるような情報提
供や環境作りが引き続き必要である。
平成 26 年度
ボランティア活動 一覧 ( 看護学科 )
参加人数
活動名(活動内容)
期間
場所
1
年
2
年
3
年
1
キャンパス環境点検
5/19
埼玉医科大学キャンパス
7
2
子育てフェスティバル
5/25
入間市西武公民館
1
3
清掃作業・避難所での手伝い
6/13,14
宮城県山元町
4
「入間市青少年の船」指導員
6/22,7/6,21,27
8/3-8,12,20,24
入間市青少年活動センター
北海道
5
生活ボランティア
6/22
児童養護施設おお里(熊谷市)
2
6
キャンプ運営サポート
6/28,29
名栗げんきプラザ
4
7
埼玉医科大学病院ボランティア
6/28-
埼玉医科大学病院
2
8
うどん打ち・紙すき体験の手伝い
6/29
大宮ゆめの園
5
9
生活ボランティア
6/29
児童養護施設おお里(熊谷市)
1
10
埼玉医科大学病院ボランティア
7/5,12,19,26
埼玉医科大学病院
2
11
earth garden 夏環境対策ボランティア
7/5
代々木公園
2
12
生活ボランティア
7/5,12,19,26,8/2
児童養護施設おお里(熊谷市)
1
- 75 -
1
3
2
参加人数
活動名(活動内容)
期
間
場
所
1
年
13
生活ボランティア
7/6,13,20,27,
8/3,10,17
児童養護施設おお里(熊谷市)
1
14
埼玉医科大学病院ボランティア
7/12,26
埼玉医科大学病院
1
15
下町商店街週末ワークキャンプ
7/19,20
東京都墨田区
3
16
夏祭りボランティア
7/19
埼玉県立毛呂山特別支援学校
2
17
ふれあいカーニバル(夏祭りボランティア)
7/19-21
深谷市岡部駅前通り
1
18
NPO 法人ほおずきの会外出ボランティア
7/19
科学技術館(神保町)
1
19
夕涼み会ボランティア
7/26
あいあい滝ノ入作業所、福祉会館
20
毛呂病院盆踊り大会手伝い
7/31
毛呂病院
1
21
図書館ボランティア
8/1
ふじみ野市立大井図書館
1
22
避難所宿泊体験ボランティア
8/7
毛呂山社会福祉協議会
23
サマーキャンプボランティア
8/10,11
埼玉県青少年野外活動センター
1
24
大滝チャレンジスクール
8/10-13
埼玉県立大滝げんきプラザ
2
25
デイサービスボランティア
8/11-13
嬬恋村社会福祉協議会
1
26
子育て支援
8/11,9/2,9,16
さいたま市子育て支援センター
さいのこ
1
27
病院ボランティア
8/11-
埼玉医科大学病院
1
28
交流ボランティア
8/12-14
グループホームいずみの
1
29
埼玉小児糖尿病サマーキャンプ
8/12-15
名栗げんきプラザ
1
30
図書館ボランティア
8/12-14
毛呂山図書館
2
31
茶道部ボランティア
8/12
ナーシングヴィラ本郷
3
32
川越献血ルームボランティア
8/12-15
川越モディ
2
33
動物救護ボランティア
8/13-15
福島県田村郡三春町
1
34
アクアリズム
8/13-9/20
林試の森公園(目黒区、品川区)
1
35
埼玉医科大学病院ボランティア
8/16,9/16-19
埼玉医科大学病院
1
36
ふじみ野市青少年相談員ボランティア
8/16-17
あしがくぼキャンプ場
2
37
むささび夏祭り
8/17
入間市青少年活動センター
38
アレルギーサマースクール
8/17-20
新潟県妙高市
1
39
デイサービスボランティア
8/18-20
蔵の町川越デイサービスセンター
1
40
デイサービスボランティア
8/18-22
コスモスクラブぽかぽかの家
(仙台市)
1
41
施設入居者生活支援
8/18-19,21-22
特別養護老人ホーム高砂荘
1
42
南相馬元気モールボランティア
~南相馬市のみんなのサロン~
8/18-19
南相馬ジャスモール
3
- 76 -
2
年
3
年
1
1
1
7
1
2
参加人数
活動名(活動内容)
期
間
場
所
1
年
43
施設の環境づくり
8/18-29
ファミリーハウス「がじゅまる
の家」(沖縄県)
1
44
訪問入浴看護補助
8/18-19,25
群馬県高崎市
1
45
ボランティア体験プログラム 2014
8/19-22
川越市立霞ヶ関第二保育園
3
46
デイサービスボランティア
8/19,21,25-26
デイサービス「さくらんぼ」
(さいたま市)
1
47
児童館での保育体験
8/19-22
パトリアおがわ内児童館
2
48
サマーキャンプボランティア
8/19-22
2
年
銀河もみじキャンプ
1
(長野県阿智村)
49
障害者施設ボランティア
8/19,21-22
NPO 法人みんなの家
1
50
竹林整備ボランティア
8/19-20
栃木県芳賀郡茂木町
4
51
障害者支援ボランティア
8/20-22,25
ふじみ野市上福岡
1
52
絵本読み聞かせボランティア
8/20-22
坂戸幼稚園
1
1
53
サマーキャンプボランティア
8/20-22
銀河もみじキャンプ
(長野県阿智村)
4
1
54
図書館ボランティア
8/20,26
深谷市立図書館
1
55
放課後児童クラブ
8/20-22,25
桜川児童クラブ(春日部市)
1
56
生活ボランティア
8/21,24
児童養護施設おお里(熊谷市)
2
57
保育園ボランティア
8/21-22
国際青少年研修センター東山荘
2
58
東北被災地支援「復興市」運営
ボランティア
8/21-22
プルデンシャルタワー前
(千代田区)
1
59
立野放課後児童クラブ
8/21-22,28-29
立野小学校(春日部市)
1
60
学童保育指導員ボランティア
8/22,25-26
かえで学童保育所(日高市)
1
61
坂戸よさこいボランティア
8/22-24
坂戸文化会館
4
62
東日本大震災ボランティア
8/23
福島県南相馬市
1
63
陸上競技選手権大会スタッフ
8/24
上尾運動公園陸上競技場
1
64
生活ボランティア
8/24
児童養護施設おお里(熊谷市)
1
65
保育園ボランティア
8/25-27
川越市立高階第二保育園
1
66
デイサービスボランティア
8/25
コスモスクラブぽかぽかの家
(仙台市)
1
67
献血の呼びかけ運動
8/25,9/1,8,16
川越献血ルーム
1
68
未就園児との交流
8/26-28
かざこし子どもの森公園(飯田市)
2
69
図書館ボランティア
8/26-28
毛呂山町立図書館
3
70
農業ボランティア
8/26-29
長野県中野市
1
- 77 -
3
年
参加人数
活動名(活動内容)
期
間
場
所
1
年
2
年
71
復興ボランティア
8/27-28
宮城県山元町
3
72
図書館ボランティア
8/29-31
毛呂山町立図書館
1
73
中高生事業
8/30-31
飯能市
74
24 時間テレビ募金活動
8/31
大宮高島屋1階
2
75
小・中学生への学習指導
9/1-16
南風原町内の小・中学校
1
76
献血活動ボランティア
9/2-3,9-10
埼玉県赤十字献血センター
1
77
図書館ボランティア
9/3,5,7
毛呂山町立図書館
3
78
ペット里親会ボランティア
9/4-
ふじみ野市
2
79
献血活動ボランティア
9/4-5,11-12
埼玉県赤十字献血センター
1
80
障害者施設ボランティア
9/4,11,18
みのり園(さいたま市)
1
81
親子ラジオ体操のつどい
9/6-7
国立オリンピック記念
青少年総合センター
3
82
重度心身障害者の作業介助
9/8-9,11
光の家療育センター
1
83
埼玉医科大学病院ボランティア
9/10-
埼玉医科大学病院
2
84
災害ボランティア
9/11-15
陸前高田市
1
85
夢の島ナイトランのスタッフボランティア
9/12
夢の島競技場(江東区)
1
86
オレンジクローバー(バッチ作り)
9/12-16
秋葉原
1
87
自遊学キャンプ手伝い
9/13-15
会津山村道場うさぎの森
オートキャンプ場
1
88
埼玉医科大学病院ボランティア
9/16-19
埼玉医科大学病院
1
89
介助ボランティア
9/17
草加幸楽園
1
90
埼玉医科大学病院ボランティア
9/18-20,22-26
埼玉医科大学病院
1
91
動物シェルターでのボランティア
9/24
ふじみ野市
1
92
ふれあい体験
10/25-26
毛呂山町福祉会館ふれあい広場
93
NICU 同窓会ハッピースマイル
11/2
川越市農業ふれあいセンター
94
被災地ボランティア
12/19-20
福島県南相馬市
2
95
毛呂山町健康まつりボランティア
2/15
毛呂山町保健センター
4
96
スキー保育ボランティア
2/17-20
ナスパスキーガーデン
97
介護ボランティア
2/26
彩西療養通所介護鳩山
計 97 件
1
1
3
4
2
139
- 78 -
3
年
25
13
2.教員の活動
1)看護学科
(1)講義
所
ミヨ子
:看護論:神奈川県立保健福祉大学実践教育センター,2014.4.
所
ミヨ子
:看護教育研究演習:神奈川県立保健福祉大学実践教育センター,2014.5.~2015.2.
鈴木
妙
:看護教育課程Ⅰ,埼玉医科大学看護学生実習指導者講習会
鈴木
妙
:実習指導の原理,埼玉医科大学看護学生実習指導者講習会
鈴木
妙
:看護研究の実際,埼玉医科大学キャリアアップセンター主催
鈴木
妙
:現代の若者の特性を理解する,埼玉医科大学病院卒後教育委員会主催
田村
直俊
:埼玉医科大学医学部 5 年(clinical clerkship,bed-side learning)クルズス.計
20 回.
久保 かほる :小論文の書き方,埼玉医科大学総合医療センター卒後 2 年目研修,2014.6.14.埼玉.
久保 かほる :実習指導の評価,埼玉医科大学看護学生実習指導者講習会,2014.8-11.計 4 回.
久保 かほる :平成 26 年度埼玉医科大学中堅看護師研修「看護研究の実際」研修会,
2014.8-2015.6.
原嶋
朝子 :看護教育課程Ⅱ(老年看護学),平成26年度,埼玉医科大学看護学生実習指導者講習
会,2014.8.21,埼玉.
原嶋
朝子
:平成25年度埼玉医科大学中堅看護師研修「看護研究の実際」研修会, 2014.8.52015.7.4,埼玉.
原嶋
朝子
:看護研究の指導・支援の方法,社会福祉法人毛呂病院看護部クリニカルラダー
Ⅳ・Ⅴ研修,2014.12.4,埼玉.
原嶋
朝子
:院内看護研究発表会講評,東松山医師会病院看護部主催,2015.1.16,埼玉.
原嶋
朝子
:院内研究発表会講評,秩父市立病院主催,2015.2.21,埼玉.
原嶋
朝子
:看護研究個別指導,東松山市立市民病院,看護師,2014.4.23, 9.3 計2回.
原嶋
朝子
:看護研究個別指導,秩父市立病院看護部,看護師,2014.6.21,11.15 計2回.
原嶋
朝子
:看護研究個別指導,東松山医師会病院,看護師,2014.6.25,11.5 計2回.
霜田
敏子
:平成 26 年度埼玉医科大学看護学生実習指導者講習会・看護教育課程Ⅱ「小児看
護学」講義,2013.9.4,埼玉医科大学看護学部キャリアアップセンター.
霜田
敏子
:埼玉県看護協会第 2 支部・第 30 回看護研究発表会,講評,2015.1.24,高坂市民活
動センター.
今野
葉月 :埼玉医科大学看護学生実習指導者講習会「教材の活用」,埼玉医科大学,2014.8.23.
今野
葉月
:埼玉医科大学認定看護管理者教育課程ファーストレベル「カンファレンスの運
営」「ファシリテーション」「効果的なプレゼンテーション」,埼玉医科大学,
2014.2.7.
- 79 -
蒲生 澄美子:看護論,埼玉県看護協会看護学生臨地実習指導者講習会,2014.6.14,.6.21.
蒲生 澄美子 :実習指導案作成の実際,埼玉医科大学看護学生実習指導者講習会, 2014.8.1-2,8.9,
8.22, 8.29, 計 5 回.
浅見 多紀子 :平成 26 年度埼玉医科大学病院看護研究支援者研修,2014.6.21,埼玉.
浅見 多紀子 :平成 26 年度埼玉医科大学中堅看護師研修「看護研究の実際」研修会, 2014.8.52015.7.4,埼玉.
関口
恵子
:埼玉医科大学看護学生実習指導者講習会.看護論(演習のみ),2014.7.5,12,18,26.
関口
恵子
:看護論(V.ヘンダーソン),埼玉県看護協会,看護学生臨地実習指導者講習会,
2014.6.14,21.
関口
恵子
:平成 26 年度レベルⅣチャレンジ研修.埼玉医科大学卒後教育委員会,2014.11.1.
箱石
文恵
:卒Ⅱ研修,埼玉医科大学病院看護部教育委員会企画研修,2014.8.8,8.22,計 2 回.
内田
貴峰
:第 30 回看護研究発表会講評,埼玉県第二支部主催,2015.1.24,埼玉
吉新
典子
:実習指導案作成の実際,埼玉医科大学看護学生実習指導講習会,2014.8.1,8.2,8.9,
8.22,8.29,計 5 回.
(2)講演会その他(一般対象,テレビ,ラジオ出演含む)
田村
直俊
:小論文(学術論文)の書き方,埼玉医科大学短期大学第2回公開講座,2014.8.23,
毛呂山.
田村
直俊
:第 67 回日本自律神経学会総会会長,2014.10. 30-31,さいたま.
(3)所属学会
所
ミヨ子
:日本教育学会,日本看護学教育学会,日本教育技術学会,日本応用心理学会,
V・ヘンダ-ソン看護論研究会.
鈴木
妙
:日本看護科学学会,日本看護学教育学会,日本医療・病院管理学会,
日本環境感染症学会,日本医学教育学会,日本看護協会.
田村 直俊
: 日 本 内 科 学 会 ,日 本 神 経 学 会 ,日 本 自 律 神 経 学 会 ,日 本 老 年 医 学 会 ,
日 本 神 経 治 療 学 会 ,日 本 発 汗 学 会 ,日 本 頭 痛 学 会 .
久保 かほる :日本看護研究学会,日本看護協会,日本医学教育学会,日本感染環境学会,
日本看護学教育学会.
原嶋
朝子
:日本看護協会,日本高齢者虐待防止学会,日本老年看護学会,
INPEA(International
Network for the Prevention of Elder Abuse)日本国会
員.
霜田
敏子
:日本小児看護学会,日本看護科学学会,日本小児保健学会,日本笑い学会,
日本看護協会.
今野
葉月
:日本看護科学学会,日本看護教育学会,日本看護診断学会,日本看護協会.
- 80 -
蒲生 澄美子 :日本看護協会,日本教育学会,日本応用心理学会,日本看護学教育学会.
浅見 多紀子 :日本看護学教育学会,日本看護研究学会,日本医学教育学会,日本看護協会.
関口
恵子
:日本看護学教育学会,日本教育学会,日本応用心理学会,日本看護協会.
秋山 千恵子 :日本看護研究学会,日本看護学教育学会,日本看護協会.
箱石
文恵
:日本看護協会,日本老年看護学会,日本看護科学学会,日本高齢者虐待防止学会,
INPEA(International Network for the Prevention of Elder Abuse)日本国会員,
東京女子医科大学看護学会,認知症ケア学会.
鈴木 夕岐子 :日本看護研究学会,日本看護学教育学会,日本看護協会.
宮﨑
素子
:日本看護学教育学会,日本リハビリテーション看護学会,日本応用心理学会,
日本看護協会.
内田
貴峰
:日本看護管理学会,日本看護研究学会,日本母性衛生学会,東京母性衛生学会,
日本母子看護学学会,日本看護協会,医学教育学会.
一花
詩子
:日本思春期学会,日本母性衛生学会.
金子
吉美
:日本看護協会,日本看護学教育学会,日本看護研究学会,日本難病看護学会.
堀
順子
:日本看護協会,日本応用心理学会.
篠原
実穂
:日本看護協会,日本高齢者虐待防止学会,日本在宅ケア学会,日本在宅看護学会.
吉新
典子
:日本看護協会,日本老年看護学会,日本高齢者虐待防止学会,
INPE(International Network for the Prevention of Elder Abuse)日本国会員.
伊藤
真弓
:日本看護学会,日本小児看護学会,日本小児保健協会.
増田
睦美
:日本母性衛生学会,日本思春期学会,日本ラクテーションコンサルタント協会.
日本看護協会.
佐藤 菜穂美 :日本看護協会,日本看護学教育学会.
亀田
芙蓉
:日本看護協会.
八木原 里美 :日本看護協会.日本応用心理学会.
海野
文子
渡邊あゆみ
:日本看護協会.
:日本看護協会,日本応用心理学会.
(4)役員歴
田村
直俊
:日本神経学会(代議員)
田村
直俊
:日本自律神経学会(理事,自律神経機能検査法委員長,編集委員,学会教育委員)
田村
直俊
:日本発汗学会(理事)
田村
直俊
:日本老年医学会(代議員)
田村
直俊
:日本神経治療学会(評議員)
田村
直俊
:日本頭痛学会(評議員).
金子
吉美
:埼玉県看護協会第 2 支部(教育委員).
- 81 -
(5)出席学会(研究会,講習会等)
所
ミヨ子
:日本看護倫理学会第 7 回年次大会,2014 年 5 月,名古屋.
所
ミヨ子
:第 81 回日本応用心理学会,2014.8.30,愛知.
所
ミヨ子
:日本看護学教育学会第 24 回学術集会,2014.8.26-27,千葉.
所
ミヨ子
:第 28 回日本教育技術学会,2014 年 11 月,神戸.
所
ミヨ子
:大学コンソーシアム京都,第 20 回FDフォーラム,2015.2.28-3.1,京都.
鈴木
妙
:日本看護学教育学会第 24 回学術集会,2014.8.26-27,千葉.
鈴木
妙
:第 15 回日本クリニカルパス学会,2014.11.14-15,石川.
久保 かほる :平成 26 年度埼玉県大学連携研究会, 2014.3.13,埼玉.
久保 かほる :平成 26 年度大学・短期大学評価セミナー,2014.4.21,東京.
久保 かほる :日総研セミナー,学習成果基盤型教育
カリキュラムの移行と学生支援 2014.5.18,
東京.
久保 かほる :日本看護学教育学会
第 24 回学術集会,2014.8,27,千葉.
久保 かほる :照林社セミナー,看護教育実力アップセミナー,2014.8.31,福岡.
久保 かほる :全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム, 2014.9.13-14,岩手.
久保 かほる :教育の質保証セミナー,2014.10.17,東京.
久保 かほる :日本成人病(生活習慣病)学会第 49 回学術集会,2015.1.10,東京.
久保 かほる :日本私立看護系大学協会,大学運営・経営に関する事業セミナー,2015.1.17,東京.
久保 かほる :日本私立看護系大学協会, 看護専門職としての看護学教育を実現する教育評価,
2015.2.11,大阪.
久保 かほる :大学コンソーシアム京都,第 20 回FDフォーラム,2015.2.28-3.1,京都.
原嶋
朝子
:第24回看護教育学学会,2014.8.18,群馬.
原嶋
朝子
:第1回日本食看護研究会設立記念講演,2015.3.8,東京.
原嶋
朝子
:「教育の質保証」実践セミナー,2014.10.17,東京.
原嶋
朝子
:第34回日本看護科学学会,2014.11.29-30,愛知.
霜田
敏子
:日 本 小 児 看 護 学 会 第 23 回 学 術 集 会 ,2014.7.20-21,東 京 .
霜田
敏子
: 日 本 笑 い 学 会 第 21 回総会・研究発表会,2014.8.2-3,大阪.
霜田
敏子
:日本看護科学学会第 34 回学術集会,2014.11.29-30,愛知.
今野
葉月
:第 20 回日本看護診断学会学術大会,2014.7.12-13,兵庫.
今野
葉月
:第 34 回日本看護科学学会学術集会,2014.11.29-30,愛知.
蒲生 澄美子 :照林社セミナー,看護教育実力アップセミナー,2014.8.10,東京.
蒲生 澄美子 :日本応用心理学会第 81 回大会,2014.8.30,愛知.
蒲生 澄美子 :教育の質保証セミナー,2014.10.17,東京.
蒲生 澄美子 :日本教育技術学会第 28 回学術集会,2014.11.8,兵庫.
- 82 -
蒲生 澄美子 :日本私立看護系大学協会セミナー,看護専門職としての看護学教育を実現する教育
評価-専門職のコアコンピテンシーと国家試験-,2015.2.11,大阪.
蒲生 澄美子 :大学コンソーシアム京都,第 20 回 FD フォーラム,2015.2.28-3.1,京都.
浅見 多紀子 :日総研セミナー,学習成果基盤型教育カリキュラムへの移行と学習支援,2014.5.18,
東京.
浅見 多紀子 :日本看護学教育学会第 24 回学術集会,2014.8.26-27,千葉.
浅見 多紀子 :照林社セミナー,看護教育実力アップセミナー,2014.8.31,福岡.
浅見 多紀子 :第 11 回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム,大学間連携と地域活性化へ
の取り組み,2014.9.13-14,岩手.
浅見 多紀子 :教育の質保証実践セミナー,株式会社ハウインターナショナル,2014.10.17,東京.
浅見 多紀子 :日本私立看護系大学協会セミナー,看護専門職としての看護学教育を実現する教育
評価-専門職のコアコンピテンシーと国家試験-,2015.2.11,大阪.
浅見 多紀子 :大学コンソーシアム京都,第 20 回 FD フォーラム,2015.2.28-3.1,京都.
関口
恵子
:日本看護学教育学会第 24 回学術集会,2014.8.26-27,千葉.
関口
恵子
:日本応用心理学会第 81 回大会,2014.8.30,愛知.
関口
恵子
:日本教育技術学会第 28 回学術集会,2014.11.8,兵庫.
関口
恵子
:平成 26 年度埼玉県私立短期大学協会教職員研修会,2014.8.29,埼玉.
関口
恵子
:照林社セミナー,看護教育実力アップセミナー,2014.8.10,東京.
秋山 千恵子 :日本看護学教育学会第 24 回学術集会,2014.8.26-27,千葉.
秋山 千恵子 :日本看護研究学会第 40 回学術集会,2014.8.23-24,奈良.
箱石
文恵
:第11回高齢者虐待防止学会,2014.7.4,神奈川.
箱石
文恵
:日本認知症ケア学会第15回大会,2014.5.31-6.1,東京.
箱石
文恵
:第19回日本老年看護学会,2014.6.28-29,愛知.
箱石
文恵
:第34回日本看護科学学会学術集会,2014.11.29-30,愛知.
箱石
文恵
:日本私立看護系大学協会,「看護専門職としての看護学教育を実現する教育評価専門職のコンピテンシーと国家試験-」研修会,2015.2.11,大阪.
鈴木 夕岐子 :日本看護研究学会第 40 回学術集会,2014.8.23-24,奈良.
鈴木 夕岐子 :日本看護学教育学会第 24 回学術集会,2014.8.26-27,千葉.
鈴木 夕岐子 :日本私立看護系大学協会,「看護専門職としての看護学教育を実現する教育評価専門職のコンピテンシーと国家試験-」研修会,2015.2.11,大阪.
宮﨑
素子
:日本私立看護系大学協会,「看護専門職としての看護学教育を実現する教育評価専門職のコンピテンシーと国家試験-」研修会,2015.2.11,大阪.
宮﨑
素子
:看護師国家試験分析レポート&受験指導対策セミナー,2015.3.30,東京.
内田
貴峰
:第 32 回東京母性衛生学会学術集会,2014.5.25,東京.
内田
貴峰
:第 45 回日本看護学会-看護教育-,2014.9.17,新潟.
- 83 -
内田
貴峰
:第 34 回日本看護科学学会学術集会,2014.11.29-30,愛知.
内田
貴峰
:看護師国家試験分析レポート&受験指導対策セミナー2015・春,2015.3.30.東京.
一花
詩子
:第 55 回日本母性衛生学会学術集会,2014.9.13-14,千葉.
一花
詩子
:日本家族計画協会,SRH セミナー,2014.12.6,福岡.
金子
吉美
:第 24 回日本看護学教育学会学術集会,2014.8.26-27.千葉.
堀
順子
:ソーシャルビジネスで,貧困をなくせるか-発展途上国の経験から-,2014.7.12,
東京.
堀
順子
:第 81 回応用心理学会, 2014.8.30-31,愛知.
堀
順子
:日本ストレス学会学術総会第 30 回記念大会公開講座「うつにならない」,2014.11.8,
東京.
堀
順子
:日本心理学会シンポジウム「心理学の神話をめぐる冒険」,2014.12.13,東京.
堀
順子
:第 14 回知の創造シリーズフォーラム「グローバル化と健康」,2015.2.20,兵庫.
篠原
実穂
:第 45 回日本看護学会
篠原
実穂
:第 4 回日本在宅看護学会学術集会,2013.11.15,東京.
吉新
典子
:一般社団法人日本認知症ケア学会第 15 回日本認知症ケア学会大会,2014.5.31-6.1,
在宅看護
学術集会,2014.10.2-3,山形.
東京.
吉新
典子
:日本老年看護学会第 19 回学術集会,2014.6.28-29,愛知.
吉新
典子
:第 46 回日本医学教育学会大会,2014.7.19,和歌山.
吉新
典子
:第 45 回日本看護学会-看護教育-,2014.9.17-18,新潟.
吉新
典子
:日本老年看護学会生涯学習支援研修
伊藤
真弓
:第 104 回看護師国家試験対策
伊藤
真弓
:日本小児保健協会「子どもの健康
実践編:災害支援,2014.10.5,東京.
看護国試対策教員セミナー,2014.4.26,東京.
最新情報―生活の中でのプライマリケア」
2014.5.25,東京.
伊藤
真弓
:日本小児看護学会第 24 回学術集会,2014.7.20-21,東京.
伊藤
真弓
:日本笑い学会第 21 回大会,2014.8.2-3,大阪.
伊藤
真弓
:授業づくりのコツと指導案・教材作成のポイント,2014.9.13,東京.
増田
睦美
:性の基礎講座,2014.5.11,東京
増田
睦美
:第 21 回 AIDS 文化フォーラム,2014.8.1-8.3,神奈川
増田
睦美
:健康作り支援セミナー,2015.1.18,愛知
増田
睦美
:第 55 回日本母性衛生学会総会・学術集会,2014.9.13-14,千葉
佐藤 菜穂美 :第 46 回日本医学教育学会大会,2014.7.19,和歌山.
佐藤 菜穂美 :日本私立看護系大学協会 大学新任教員のための研修会,2014.8.9,東京.
佐藤 菜穂美 :日本看護学教育学会 第 24 回学術集会,2014.8.26,27,千葉.
八木原 里美 :日本応用心理学会第 81 回大会,2013.8.30,愛知.
海野
文子
:埼玉医科大学市民公開講座「在宅医療でできること」,2014.5.17,埼玉.
- 84 -
海野
文子
:埼玉小児在宅医療支援研究会,2014.7.23,埼玉.
海野
文子
:日本私立看護系大学協会「大学新任教員のための研修会」,2014.8.9,東京.
海野
文子
:第 45 回日本看護学会-在宅看護-,2014.10.3,山形.
海野
文子
:第 4 回日本在宅看護学会学術集会,2014.11.15,東京.
海野
文子
:埼玉県看護協会「在宅支援を必要とする小児の理解」,2015.1.17,埼玉.
渡邊
あゆみ:日本精神科看護協会研修「精神看護の基本となるもの」,2014.5.17,東京.
渡邊
あゆみ:第 24 回日本精神保健看護学会,2014.6.21-22,神奈川.
渡邊
あゆみ:日本私立看護系大学協会研修「大学新任教員のための研修会」,2014.8.9 東京.
渡邊
あゆみ:第 81 回日本応用心理学会,2014.8.30,愛知.
渡邊
あゆみ:日本総合研究所研修「精神看護学の授業設計と実習展開」,2014.9.7,東京.
渡邊
あゆみ:日本心理学会公開シンポジウム「心理学の“神話”をめぐる冒険」,2014.12.20,
東京.
渡邊
あゆみ:品川区発達障害思春期サポート事業平成 26 年度第 6 回啓発講演会「思春期に気
づく発達障害~今から始める支援のポイント」,2015.2.8,東京.
(6)受賞
(7)ボランティア活動
所
ミヨ子
:福島県郡山市仮設住宅ボランティア.2014.9.21.
久保 かほる :福島県郡山市仮設住宅ボランティア.2014.9.21,11.16,福島.
久保 かほる :福島県郡山市仮設住宅清掃ボランティア.2015.3.22,福島.
原嶋
朝子
:社会福祉法人毛呂病院特別養護老人ホームナーシングヴィラ本郷における短期
大学 茶道部ボランティア,2014.8.12.
霜田
敏子
:福島県郡山市仮設住宅ボランティア.2014.11.16,福島.
今野
葉月
:福島県郡山市仮設住宅ボランティア.2014.11.16,福島.
蒲生 澄美子 :福島県郡山市仮設住宅ボランティア.2014.9.21,11.16,福島.
浅見 多紀子 :福島県郡山市仮設住宅ボランティア,2014.9.21,11.16,福島.
浅見 多紀子 :福島県郡山市仮設住宅清掃ボランティア,2015.3.22,福島.
箱石
文恵
:社会福祉法人毛呂病院特別養護老人ホームナーシングヴィラ本郷における短期
大学茶道部ボランティア,2014.8.12.
鈴木 夕岐子 :福島県郡山市仮設住宅ボランティア,2014.9.21,福島.
鈴木 夕岐子 :福島県郡山市仮設住宅清掃ボランティア,2015.3.22,福島.
一花
詩子
:福島県郡山市仮設住宅ボランティア.2014.11.16,福島.
堀
順子
:社会福祉法人毛呂病院特別養護老人ホームナーシングヴィラ本郷における短期大
学茶道部ボランティア,2014.8.12.
- 85 -
堀
順子
:精神障害者作品展示会参加,2014.11.8,地域活動支援センターのぞみ.
篠原
実穂
:毛呂山町健康まつりボランティア,2015.2.15.
吉新
典子
:社会福祉法人毛呂病院特別養護老人ホームナーシングヴィラ本郷における短期大
学茶道部ボランティア,2014.8.12.
吉新
典子
:福島県郡山市仮設住宅ボランティア,2014.9.21,福島.
吉新
典子
:福島県郡山市仮設住宅清掃ボランティア,2015.3.22,福島.
佐藤 菜穂美 :福島県郡山市仮設住宅ボランティア,2014.9.21,福島.
佐藤 菜穂美 :福島県郡山市仮設住宅清掃ボランティア,2015.3.22,福島.
海野
文子
:毛呂山町健康まつりボランティア,2015.2.15.
海野
文子
:福島県郡山市仮設住宅清掃ボランティア,2015.3.22,福島.
渡邊 あゆみ :福島県郡山市仮設住宅ボランティア,2014.9.21,福島.
(8) その他
原嶋
朝子
:地域貢献活動第 2 回「手洗い出前講座」毛呂山愛仕幼稚園,2014.12.17.
霜田
敏子
:地域貢献活動第 1 回「手洗い出前講座」埼玉医科大学保育園めぐみ,2014.6.18.
霜田
敏子
:地域貢献活動第 2 回「手洗い出前講座」毛呂山愛仕幼稚園,2014.12.17.
浅見 多紀子 :地域貢献活動第 1 回「手洗い出前講座」埼玉医科大学保育園めぐみ,2014.6.18.
吉新
典子
:地域貢献活動 第1回 「手洗い出前講座」埼玉医科大学保育園めぐみ,2014.6.18.
伊藤
真弓
:地域貢献活動第 2 回「手洗い出前講座」毛呂山愛仕幼稚園,2014.12.17.
渡邊 あゆみ :地域貢献活動第 1 回「手洗い出前講座」埼玉医科大学保育園めぐみ,2014.6.18.
海野
文子
:地域貢献活動第 2 回「手洗い出前講座」毛呂山愛仕幼稚園,2014.12.17.
(研修会企画・運営)
(認定・資格等)
内田
貴峰
:日本家族計画協会認定
思春期保健相談士.
内田
貴峰
:新生児蘇生法「専門」コース修了認定.
一花
詩子
:日本家族計画協会認定
一花
詩子
:IFA 認定アロマセラピスト.
増田
睦美
:日本家族計画協会認定,受胎調節実地指導員.
増田
睦美
:日本周産期・新生児医学会認定,新生児蘇生法「一次」コース修了認定.
増田
睦美
:日本周産期・新生児医学会認定,新生児蘇生法「専門」コース修了認定.
増田
睦美
:日本周産期・新生児医学会認定,新生児蘇生法「専門」コースインストラクター.
思春期保健相談士.
- 86 -
2)専攻科
母子看護学専攻
(1)講義
稲井
洋子 :成人看護学(排泄機能.生殖機能.免疫機能に障害のある成人の看護),独立行政法人国
立病院機構横浜医療センター附属横浜看護学校,2015.1.28,2.2,計 6 回.
景山
直子 :母子保健学 助産師からみた妊娠と分娩,若年妊娠の問題点,女子栄養大学,2014.6.5.
(2)講演会その他(一般対象,テレビ,ラジオ出演含む)
稲井
洋子 :助産師国家試験直前セミナー2015 in 東京,クオリティケア,東邦大学看護学部,助産
師学生約 120 名を対象,2015.1.25.
稲井
洋子 :北本市マタニティセミナー(後期)「安心して出産・育児を迎えるために,育児の
アレコレ助産師に聞いてみよう,赤ちゃんをお風呂に入れてみよう」,妊娠 28 週以降
の妊婦とその家族,2014.5.27,7.30.
(3)所属学会
稲井
洋子 :日本母性衛生学会,埼玉県母性衛生学会,東京母性衛生学会,日本母子看護学会,日本
分娩監視研究会,日本周産期メンタルヘルス研究会,助産師資格試験研究会,全国助産
師教育協議会,日本助産師会,日本看護協会.
高森
妙子 :日本看護学教育学会,日本母性看護学会,日本母性衛生学会,埼玉県母性衛生学会,
全国助産師教育協議会,日本看護協会,日本助産師会,日本医学教育学会.
景山
直子 :日本母性衛生学会,埼玉県母性衛生学会,日本看護協会,日本周産期メンタルヘルス学会.
依田 真由子:日本母性衛生学会,埼玉県母性衛生学会,日本看護協会.
(4)役員歴
稲井
洋子 :日本母子看護学会(理事)
稲井
洋子 :日本母子看護学会誌 2014 年投稿論文査読委員
稲井
洋子 :日本分娩監視研究会(常任理事)
(5)出席学会(研究会,講習会等)
稲井
洋子 :第 32 回東京母性衛生学会,2014.5.25,東京.
稲井
洋子 :第 35 回厚生労働省看護研修研究センター関東甲信支部総会・学習会,2014.6.14,東京.
稲井
洋子 :第 5 回全国助産師教育協議会総会,2014.6.20-21,神奈川.
稲井
洋子 :第 43 回日本分娩監視研究会総会・研究会,2014.6.28,東京.
稲井
洋子 :日本私立看護系大学協会総会・講演会,2014.7.11,東京.
稲井
洋子 :埼玉県私立短期大学協会教職員研修会,2014.8.29,埼玉.
稲井
洋子 :第 55 回日本母性衛生学会,2014.9.13-14,千葉.
稲井
洋子 :第 44 回日本分娩監視研究会総会・研究会,2014.11.1,東京.
- 87 -
稲井
洋子 :第 11 回日本周産期メンタルヘルス研究会学術集会,2014.11.13-14,埼玉.
稲井
洋子 :第 31 回埼玉県母性衛生学会,2014.11.15,埼玉.
稲井
洋子 :第 59 回日本生殖医学会学術講演会・総会 市民公開講座,2014.12.7,埼玉.
稲井
洋子 :日本私立看護系大学協会「大学運営・経営に関する事業セミナー」20145.1.17,東京.
稲井
洋子 :日本母性衛生学会平成 26 年度市民公開講座,2015.2.11,神奈川.
稲井
洋子 :第 8 回医療従事者と養護教諭のための性の健康基礎講座,2015.2.22,東京.
稲井
洋子 :第 40 回全国助産師教育協議会研修会,2015.2.28-3.1,大阪.
稲井
洋子 :第 29 回日本助産学会,2015.3.27-29,東京.
高森
妙子 :埼玉県私立短期大学教職員研修会.埼玉県私立短期大学協会,2014.8.29,埼玉
高森
妙子 :第 55 回日本母性衛生学会総会学術集会,公益社団法人日本母性衛生学会,2014
9.13-14,千葉.
高森
妙子 :将来構想委員会・東京地区研修会
将来の助産師教育を考える,公益社団法人全国助
産師教育協議会東京地区 助産師教育コロキアム,2014.12.13,東京.
高森
妙子 :助産学臨床指導者/専任教員研修会,公益社団法人全国助産師教育協議会,2015.2.11,
東京.
高森
妙子 :第 40 回全国助産師教育協議会研修会,公益社団法人全国助産師教育協議会,2015.2.
28-3.1,大阪.
景山
直子 :第 55 回日本母性衛生学会,2014.9.14,千葉.
景山
直子 :第 11 回日本周産期メンタルヘルス研究会学術集会,2014.11.13-14,埼玉.
景山
直子 :第 31 回埼玉県母性衛生学会総会・学術講演会,2014.11-15,埼玉.
景山
直子 :全国助産師教育協議会研修会,2015.2.28-3.1, 愛仁会看護助産専門学校
景山
直子 :第 29 回日本助産学会,2015.28-29,東京.
景山
直子 :全国助産師教育協議会 平成 26 年度助産師教育ファーストステージ研修,2015.
1.26-29, 2.13,3.24,東京.
依田 真由子:第 24 回心臓病胎児診断症例報告会・胎児心エコーセミナー,2014.5.25,神奈川.
依田 真由子:大学新任教員のための研修会 2014
日本私立看護系大学協会,2014.8.9,東京.
依田 真由子:平成 26 年度埼玉私立短期大学協会教職員研修会,2014.8.29,埼玉.
依田 真由子:第 55 回日本母性衛生学会総会学術集会,2014.7.13-14,千葉.
依田 真由子:第 31 回埼玉県母性衛生学会総会・学術講演会,2014.11.15,埼玉.
依田 真由子:第 59 回日本生殖医学会学術講習会・市民公開講座,2014.12.7,埼玉.
依田 真由子:第 17 回ゆずの木周産期病診療連携セミナー,2015.1.19,埼玉.
依田 真由子:平成 26 年度助産学臨床指導者・専任教員研修会
全国助産師教育協議会, 2015.
2.11,東京.
依田 真由子:第 40 回全国助産師教育協議会研修会,2015.2.28-3.1,大阪.
- 88 -
依田 真由子:平成 26 年度助産学臨床指導者・専任教員研修会全国助産師教育協議会,2015. 3.14,
広島.
(6)受賞
(7)ボランティア活動
(8)その他
(学会一般演題座長)
(認定・資格等)
3. 地域貢献
地域貢献の取り組みとして、地域社会に向けた公開講座、生涯学習授業、正規授業の開放につい
て、看護学科カリキュラム委員会では企画し、内容の検討を行っている。
1)公開講座
対象は、昨年に引き続き受験生や保護者とした。
日
時:平成 26 年 8 月 23 日(土) 14:00~15:00
場
所:本学 7 階講堂
テーマ:小論文の書き方
講
師:本学看護学科
田村直俊
教授
参加人数:89 名〔内訳;高校生 52 名、社会人 37 名(保護者含む)〕
(1)アンケート結果
公開講座終了後、アンケートを実施した。(回収率 98.6%)結果は以下の通りであった。
①公開講座開催の情報収集方法
本学ホームページ 56 名(76.7%)、 他者(両親・先生・友人など)11 名(15.4%)
その他6名(8.2%)
②参加動機:
教養目的 65 名(89.0%)、受験目的 60 名(82.1%)
(複数回答可)
興味をもったから 10 名(13.6%)、他者の勧め 9 名(12.3%)
大学の講義を体験したかったから 11 名(15.6%)
③公開講座の内容について
a.満足度
4段階評価(満足4から不満足1)
4:43 名(61.4%)、3:19 名(27.1%)、2:8 名(11.4%)、1:0 名(0%)
- 89 -
b.難易度
4段階評価(簡単4から難しい1)
4:9 名(13.2%)、3:45 名(66.2%)、2:13 名(19.1%)、1:1名(1.5%)
(2)今後の課題
昨年同様にオープンキャンパスと併せて実施した。受講生は、真剣にメモを取りながら聴講
していた。今後も対象者のニーズにあった講座の開催を、検討していく必要がある。
2)地域貢献事業(手洗い出前講座)
地域での活動を通して、本学の資質と知識を地域に還元する目的で、
「手洗い出前講座」を実施し
た。対象は、3 歳から 5 歳の幼稚園児、保育園児とした。
(1)日時・場所:1 回目平成 26 年 6 月 18 日(水)埼玉医科大学
保育園めぐみ
2 回目平成 26 年 12 月 17 日(水)毛呂山愛仕幼稚園
(2)参加人数 : 1 回目 4~6 歳児 29 名、保育士 4 名、短大教員 4 名
2 回目 3~6 歳児 43 名、幼稚園教諭 7 名、短大教員 5 名
(3)使用機材:手洗いトレーニングボックス
3台
(4)今後の課題
短期大学の備品である手洗いトレーニングボックスを使用したことで、手洗い後に、肉眼では
見えない汚れやばい菌が一目瞭然で確認できるため、園児にとっては、手洗いをきちんとしなけ
ればならないということがわかったのではないかと思われる。また、手洗いの替え歌を歌いなが
ら手洗い方法を実演し、園児は歌いながら懸命に手洗いを行っていた。
保育園側からは、
「6 月は食中毒の季節なので、今後も園児に手洗いの指導を行ってほしい」と
いう意見をいただき、幼稚園側からは、
「寒い時期だと園児がなかなか手洗いをしないのでありが
たい」という意見をいただいた。可能ならば、毎年行事として組み込みたいという意見をいただ
いた。今後も園の希望に合わせた「手洗い出前講座」の継続を検討していく必要がある。
3)授業公開
平成 26 年 11 月 14(金)埼玉県民の日に高校 3 年生 2 名の参加があり、授業公開を行った。公
開した授業は「小児看護Ⅱ」「母性看護Ⅱ」であった。高校生は、授業に参加し、教科書を見なが
ら、また配布されたプリントに書き込むなど熱心に参加していた。授業終了後、「参加してよかっ
た」「おもしろかった」などの反応があった。
4.その他の社会的活動
1) 学生:
遙光祭のハンドメイド部の売り上げから一部(5,400 円)とボランティア部募金全額
(19,848 円)、新作映画館募金全額(5,649 円)の合わせて 30,897 円を、日本赤十字社東
日本大震災義援金に寄付した。
- 90 -
2) 教職員:
東日本大震災後、看護学科の教員で編成した災害支援プロジェクトチームを中心に平成
26 年度の災害支援活動の方向性について再検討し、下記の活動を実施した。
① 東日本大震災への支援として、福島県郡山市の仮設住宅を訪問した(計 4 回)。1 回目(7 月)
は視察の目的で教員 3 名が行き、仮設販売所の準備や無農薬野菜の販売等を行った。2 回
目(9 月)は教員 8 名、3 回目(11 月)は教員 6 名で手作りの食事の提供、歌やゲーム・DVD
放映などにより住民と交流をもった。4 回目(3 月)は教員 7 名が仮設住宅清掃ボランティア
に参加した。
②教職員から冬期に募った義援金を広島県共同募金会と長野県神城断層地震災害対策本部に各
47,750 円ずつ送金した。
③遙光祭でのバザーでは教員が持ち寄った物品の他、オリジナルグッズとして今年度は CPR
Face Shield を販売した。その収益を支援金として使用した。
④昨年度、NPO 桜並木ネットワークを通じて桜の苗 3 本を購入した。その植樹状況を確認した
ところ、岩手県山田町グリーンハートやまだに 3 本とも植樹されたことが確認できた。
- 91 -
Ⅴ
学生支援
1.学習・生活への支援
1) 奨学金制度
(平成 26 年度)
奨学金として次の制度を活用している。
(1)本学奨学金制度
看護学科全員を対象、月額 50,000 円貸与。
(2)日本学生支援機構奨学金制度
全学科を対象としている。貸与を受けている学生は次のとおりである。
(平成 26 年 8 月 1 日現在)
看護学科
専攻科
貸与額
母子看護学専攻
1 年生
2 年生
3 年生
合計
43 名
27 名
31 名
101 名
4名
-
-
4名
(平成 26 年 8 月1日現在)
第一種(無利子)
自宅通学月額
H24-26 年度入学生
自宅外通学月額
53,000
60,000
第二種(有利子)
30,000 円
・
50,000 円
・
80,000 円
・
100,000 円
・
120,000 円
(3)埼玉県育英奨学金制度
全学科を対象としている。貸与を受けている学生は次のとおりである。
(平成 26 年 8 月 1 日現在)
看護学科
専攻科
母子看護学専攻
1 年生
2 年生
3 年生
合計
0名
0名
0名
0名
0名
-
-
0名
貸与額:月額 36,000 円
- 92 -
2) 学生寮
キャンパス内に看護学科の希望者を対象とした学生寮がある。
入寮者
(平成 26 年 4 月 1 日現在)
1 年生
女 子
39 名
2 年生
34 名
寮費(月額)
3 年生
39 名
計
112 名
寮費(月額)
女子寮
1 人部屋
15,000 円
2 人部屋
12,000 円
4 人部屋
6,000 円
3) 初年次教育
本学看護学科では、大学生として学習する力を身につけ、大学生活への移行を円滑にすることを
目的として、平成 22 年度より初年次教育(礼節、レポートの書き方、文献検索についてなど)に
取り組んでいる。(詳細については p.56-57 参照)
2.学生の健康管理
学生の健康管理に関しては保健委員会が担当している。活動内容は以下の通りである。
1) 新入生オリエンテーション:4 月 7 日
2) 健康診断:5 月 7・8・9 日
3) B型肝炎:抗体検査
第 1 回目
ワクチン接種
5 月 9 日、第 2 回目
11 月 5・6・7 日
5 月 30 日、6 月 30 日、10 月 8 日、1 月 19 日
(抗体不成立者)
4) 風疹、麻疹、水痘、ムンプスの抗体検査:5 月 9 日(B型肝炎の抗体検査と同時に実施)
5) インフルエンザワクチン接種:11 月 6・28 日
- 93 -
3.クラブ・同好会
本学の建学の精神である「師弟同行の学風の育成」をもとに、各クラブ・同好会活動が円滑にすす
むように、顧問をはじめ、有志の教員が学生とともに活動に参加している。
平成 26 年度クラブ・同好会と顧問の配置状況は以下の通りである。
平成 26 年 6 月 4 日現在
団体名
代表責任者
顧問
資格
会員数
1
茶道部
井上
範子
箱石
文恵
クラブ
14
2
日本舞踊部
石川
貴子
金子
吉美
クラブ
8
3
華道部
島田
真由
今野
葉月
クラブ
12
4
STT(テニス部)
里見
達哉
堀
クラブ
9
5
バドミントン部
田島
怜奈
鈴木
夕岐子
クラブ
22
6
軽音楽部
齋藤
成実
秋山
千恵子
クラブ
34
7
バレーボール部
長島
綾香
堀
クラブ
10
8
よさこいソーラン部
川島
彩実
鈴木
夕岐子
クラブ
12
9
室内アンサンブル部
織
宮﨑
素子
クラブ
7
10
ハンドメイド部
玉腰
友香莉
関口
恵子
クラブ
6
11
アロマセラピー部
金子
美幸
一花
詩子
クラブ
17
12
ダンス部
梶井
彩乃
蒲生
澄美子
クラブ
18
13
ボランティアチーム部
玉腰
友香莉
内田
貴峰
クラブ
18
14
バスケットボール部
山口
大樹
金子
吉美
クラブ
22
15
スキー・スノーボード部
佐藤
慧
浅見
多紀子
同好会
70
16
フットサル部(SCC)
伊藤
史佳
久保
かほる
同好会
20
史絵
順子
順子
以上
- 94 -
16 団体
Ⅵ
学生動向
(留年生を含む;括弧内は定員充足率): 平成 26 年 5 月 1 日現在
1.学生数
1 年生
2 年生
3 年生
計
115
104
132
351
(115%)
(104%)
(132%)
(117%)
20(100%)
-
-
20(100%)
看護学科
専攻科
母子看護学専攻
2.男女比 : 平成 26 年 5 月 1 日現在
1 年生
看護学科
専攻科
母子看護学専攻
2 年生
男
14(12.2%)
女
101(87.8%)
女
20
3 年生
15(14.4%)
計
12(9.1%)
41(11.7%)
89(85.6%) 120(90.9%) 310(88.3%)
(100%)
-
20(100%)
-
3.留年・退学・休学・復学・除籍者数 : 平成 26 年 4 月 1 日~平成 27 年 3 月 31 日
留年*
退学
休学
復学
除籍
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
看護学科
0
0
25
5
1
5
2
0
1
0
2
1
0
0
1
専攻科
0
-
-
0
-
-
0
-
-
0
-
-
0
-
-
*留年は平成 26 年度末に決定した者
4.卒業者数・修了者数
看護学科
専攻科
卒業者:
(平成 27 年 3 月卒業・修了者)
101 名
母子看護学専攻
修了者:
20 名
- 95 -
5.国家試験合格状況
1)看護学科
:看護師国家試験
(平成 17 年 3 月~平成 27 年 3 月卒業者;括弧内は合格率%)
新卒者
既卒者
新卒+既卒
全国合格率
受験者
合格者
受験者
合格者
受験者
合格者
第 94 回(平成 17 年)
108
107(99.1)
2
2(100)
110
109(99.1)
(91.4)
第 95 回(平成 18 年)
98
97(98.9)
2
1(50)
100
98(98.0)
(88.3)
第 96 回(平成 19 年)
96
94(97.9)
2
2(100)
98
96(98.0)
(90.6)
第 97 回(平成 20 年)
103
101(98.1)
1
1 (100)
104
102(98.1)
(90.3)
第 98 回(平成 21 年)
106
103(97.2)
2
0(0)
108
103(95.4)
(89.9)
第 99 回(平成 22 年)
103
101(98.1)
6
3(50.0)
109
104(95.4)
(89.5)
第 100 回(平成 23 年)
102
99(97.1)
5
5(100)
107
104(97.2)
(91.8)
第 101 回(平成 24 年)
106
101(95.3)
3
2(66.7)
109
103(94.5)
(90.1)
第 102 回(平成 25 年)
97
94(96.9)
6
3(50.0)
103
97(94.2)
(88.8)
第 103 回(平成 26 年)
87
86(98.8)
6
2(33.3)
93
88(94.5)
(89.8)
第 104 回(平成 27 年)
100
99(99.0)
5
3(60.0)
105
102 (97.1)
(90.0)
2)専攻科
母子看護学専攻
:助産師国家試験
(平成 17 年 3 月~平成 27 年 3 月修了者;括弧内は合格率%)
新卒者
既卒者
受験者
合格者
受験者
第 88 回(平成 17 年)
15
15(100)
1
第 89 回(平成 18 年)
15
15(100)
第 90 回(平成 19 年)
15
第 91 回(平成 20 年)
全国合格率
受験者
合格者
1(100)
16
16(100)
(99.7)
0
0(-)
15
15(100)
(98.1)
14(93.3)
0
0(-)
15
14(93.3)
(94.3)
16
16(100)
1
1(100)
17
17(100)
(98.1)
第 92 回(平成 21 年)
19
19(100)
0
0(-)
19
19(100)
(99.9)
第 93 回(平成 22 年)
20
17(85.0)
0
0(-)
20
17(85.0)
(83.1)
第 94 回(平成 23 年)
20
18(90.0)
3
2 (66.7)
23
20(87.0)
(97.2)
第 95 回(平成 24 年)
19
19(100)
3
2 (66.7)
22
21(95.5)
(95.0)
第 96 回(平成 25 年)
20
20(100)
1
1 (100)
21
21(100)
(98.1)
第 97 回(平成 26 年)
20
18(90.0)
0
0(-)
20
18(90.0)
(96.9)
第 98 回(平成 27 年)
20
20 (100)
2
2 (100)
22
22(100)
(99.9)
- 96 -
合格者
新卒+既卒
6.学生出身地一覧
都道府県名
北海道
青 森
岩 手
宮 城
秋 田
山 形
福 島
茨 城
栃 木
群 馬
埼 玉
千 葉
東 京
神奈川
新 潟
富 山
石 川
福 井
山 梨
長 野
岐 阜
静 岡
愛 知
三 重
滋 賀
京 都
大 阪
兵 庫
奈 良
和歌山
鳥 取
島 根
岡 山
広 島
山 口
徳 島
香 川
愛 媛
高 知
福 岡
佐 賀
長 崎
熊 本
大 分
宮 崎
鹿児島
沖 縄
その他
合
計
(平成 26 年度 1 年生~3 年生)
1 年生
3
1
2
1
6
2
6
66
15
1
看護学科
2 年生
3 年生
1
2
4
5
1
2
1
4
2
1
4
2
66
3
6
2
1
6
4
11
65
15
2
4
1
平成 26 年 5 月 1 日現在
小計
1
9
6
5
5
1
14
1
10
19
197
3
36
4
6
専攻科
母子看護学専攻
1
2
1
2
10
3
1
合計
2
9
8
5
5
1
15
1
12
19
207
3
39
5
6
1
1
5
3
3
4
1
2
9
9
9
9
2
2
1
5
5
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
2
2
2
104
132
351
1
1
1
115
- 97 -
20
371
7.就職状況
1)看護学科
(平成 26 年度卒業生就職状況:平成 27 年 3 月 31 日現在)
就
職
先
人
数
埼玉医科大学病院
埼玉医科大学関連病院
埼玉医科大学国際医療センター
87
埼玉医科大学総合医療センター
毛呂病院
外部病院
2
進学
8
その他
4
101
合計
2)母子看護学専攻科(平成 26 年度修了生就職状況:平成 27 年 3 月 1 日現在)
就
職
先
人
数
12
埼玉医科大学関連病院
県内他病産院
3
県外病産院
4
その他
1
20
合計
8.卒業生の大学等への進学状況
1)看護学科 (平成 27 年度に進学する者;平成 27 年 3 月 1 日
進学先
助産師養成
保健師養成
合計
人数
7
1
8
- 98 -
現在;学科で把握している者のみ)
Ⅶ
研究
1.教員の業績
1)看護学科
(1)原著(研究論文)
光藤 尚,山元敏正,林 泰樹,田村直俊他:薬物乱用頭痛に対する抑肝散の使用経験.日東洋心身医学
研究 28,47-49,2013.
Nakazato Y, Tanaka A, Ninomiya M, Tamura N, et al:Bilateral thalamic glioma.
Neurol Clin Pract 4,91-92,2014.
小林威仁,光藤 尚,中元秀友,田村直俊他:気管支喘息と片頭痛の関連性について.日頭痛会誌
40,429-433,2014.
中里良彦,二宮充喜子,田村直俊,荒木信夫他:全身性無汗と手掌疼痛を呈し汗腺 AChM3 受容体発
現消失を認めた Fabry 病の1例.発汗学 21,20-22,2014.
岡田真里子,二宮充喜子,中里良彦,田村直俊他:脳膿瘍後に生じたてんかん性高次機能障害の1例.
神経内科 80,585-590,2014.
中里良彦,二宮充喜子,田中 愛,田村直俊他:コリン性蕁麻疹および idiopathic pure sudomotor
failure の病態―とくに汗腺 AChM3 受容体発現と無汗部位の分布について―.自律神経 51,
115-120, 2014.
光藤 尚,山元敏正,三宅晃史,田村直俊他:薬物乱用頭痛に対する抑肝散の使用経験.第 2 報.抑肝散
は単独で薬物乱用頭痛に有効である可能性がある.日東洋心身医学研究 29,84-87,2014.
Nakazato Y, Tamura N, Ninomiya M, Yoshimaru K, et al:Acquired idiopathic cold-induced
hyperhidrosis in a case of dementia with Lewy bodies. Neurol Clin Pract, online first, 2015.
箱石文恵,吉新典子,原嶋朝子:ICF を活用した目標志向型思考の老年看護学実習展開における学
生の気付き.第 44 回日本看護学会論文集
看護教育 44,118-121,2014.
(2)著 書
(3)総 説
田村直俊:異端の神経学者 Alfred Hoche(1865-1943)―経歴と業績―.神経内科 80, 517522, 2014.
田村直俊:意識障害の薬物治療.Clin Neurosci 32. 946-947, 2014.
田村直俊:バイエルン王 Ludwig II 世の病気:パラノイア考.神経内科 81, 224-228, 2014.
田村直俊:Gustav von Bergmann 論文“Die vegetativ Stigmatisierten(植物神経表徴)”
(1928 年):戦前ドイツ自律神経学の金字塔.自律神経 51,150-157,2014.
田村直俊:フランス看護史の真相.1.カトリック教会とガルドマラード. 埼玉医科大学短期大学紀
要 25,11-20,2014.
- 99 -
田村直俊:フランス看護史の真相.2.フランスにおける看護婦の誕生. 埼玉医科大学短期大学紀要
25,21-31,2014.
田村直俊:感染防御と近代看護の発祥―とくに Nightingale の誤りについて―. 埼玉医科大学短期
大学紀要 25,33-44,2014.
田村直俊:神経変性疾患と自律神経障害.アルツハイマー病.自律神経 51,197-200,2014.
Tamura N: The history of postural tachycardia syndrome before 1990. Auton Nerv Syst
(Tokyo) 51,206-208,2014.
(4)報告・その他
中里良彦,二宮充喜子,田村直俊:Fabry 病における無汗と疼痛の機序に関する研究.厚生労働科学
研究費補助金 難治性疾患克服研究事業 特発性発汗異常症・色素異常症の病態解析と新規治療
薬開発に向けた戦略的研究,平成 25 年度総括・分担研究報告書,p.85-87,2014.
藤本智子,横関博雄,片山一朗,田村直俊他:原発性局所多汗症診療ガイドライン 2014 年改訂版.
厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患克服研究事業 特発性発汗異常症・色素異常症の病態解
析と新規治療薬開発に向けた戦略的研究,平成 25 年度総括・分担研究報告書,p.177-213,2014.
中里良彦,二宮充喜子,田村直俊:コリン性蕁麻疹および IPSF の病態―無汗の分布および汗腺 A
chM3 受容体発言に関する考察―.厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患克服研究事業 特発性
発汗異常症・色素異常症の病態解析と新規治療薬開発に向けた戦略的研究,平成 24 年度~25 年
度総括・分担研究報告書,p.110-114, 2014.
鈴木妙,浅見多紀子,箱石文恵:もう実習で困らない!ナースとの調整のコツ,プチナース,23(10),
36-45,照林社,2014.8.10.
霜田敏子,伊藤真弓:看護学生の意図的なユーモアの活用-小児看護実習における実態と意識-,
埼玉医科大学短期大学紀要
第 25 巻,79-89,2014.
内田貴峰,一花詩子,稲尾公子:看護学生が考える母性意識に関する研究―過去9年間における母性
看護概論講義前のアンケート調査を通して-,埼玉医科大学短期大学紀要第 25 巻,45-50,2014.
金子吉美:筋萎縮性側索硬化症患者のエネルギー必要量の検討,埼玉医科大学短期大学紀要第 25
巻,51-61,2014.
金子吉美:筋萎縮性側索硬化症患者の看護の実態,埼玉医科大学短期大学紀要第 25 巻,63-78,2014.
(5)学会発表
霜田敏子,伊藤真弓,看護学生のユーモアマインドを育む―自己を客観視しておもしろおかしく看
護を学ぼう―,日本笑い学会第 21 回総会・研究発表会:ワークショップ,2014.8-2,大阪.
秋山千恵子,鈴木妙,久保かほる,浅見多紀子,鈴木夕岐子,金子吉美,佐藤菜穂美:成人看護実習時の
態 度 に 関 す る 学 生 の 自 己 評 価 と 教 員 評 価 の 比 較 , 日 本 看 護 学 教 育 学 会 第 24 回 学 術 集
会,2014.8.27,千葉.
- 100 -
内田貴峰,吉新典子,佐藤菜穂美,堀順子,宮崎素子,荒木隆一郎:看護学生のノート作成方法と情報整
理力との関連性,第 46 回医学教育学会大会,2014.7.18-19,和歌山.
内田貴峰,一花詩子:男子看護学生における母性意識に関する研究―母性看護学概論開始前の質問
紙調査を通して―,第 55 回日本母性衛生学会学術集会,2014.9.13-14,千葉.
堀順子,渡邊あゆみ:精神障害という「みえない障害」とともに生活している人を理解するための
教育方法の検討,日本応用心理学会第 81 回学術集会,2014.8.30,名古屋.
富岡里江,木戸恵子,篠原実穂,益田育子:望ましい死の達成度と緩和ケアの満足度-ホームホスピ
スと自宅での看取りの比較-,第 4 回日本在宅看護学会学術集会,2014.11.15,東京.
益 田 育 子 ,篠 原 実 穂 他 : 訪 問 看 護 師 が 必 要 と 考 え る 災 害 対 策 ,第 19 回 日 本 在 宅 ケア学 会 学 術 集
会,2014.11.29‐30,福岡.
吉新典子,内田貴峰,佐藤菜穂美,堀順子,宮崎素子:看護学生のノートの整理・管理の実態,第 45 回
日本看護学会
看護教育
2014.9.17,新潟.
八木原里美,関口恵子,蒲生澄美子,玉木ミヨ子,今野葉月,亀田芙蓉:看護学生の学習スキルと医療安
全管理意識の関係,日本応用心理学会第 81 回大会,2014.8.30,名古屋.
(6)学術講演(シンポジウム等:専門家を対象)
所ミヨ子:看護論(V.ヘンダーソン),看護学生臨地実習指導者講習会,2014.6.14,21,埼玉県看護
協会(埼玉高齢者介護研修センター).
所ミヨ子:V.ヘンダーソン看護論の基本的な考え方
看護教員研修会,2014.10,獨協医科大学附属
看護専門学校三郷校.
所ミヨ子:看護学実習指導における実践教育スキルの獲得を目指して;看護学実習全体の考え方,
最新の動向, 2014.11,自治医科大学地域医療情報研修センター.
(7)公的研究費
鈴木
妙,金子吉美他:神経難病入院患者のケアに携わる看護師のメンタルヘルスマネジメント
―感情労働・Sense of Coherence・セルフエフィカシー―,埼玉医科大学短期大学特別研究費,
埼玉医科大学短期大学,平成 25 年度.継続.
浅見多紀子:複数患者受け持ち制を取り入れた成人看護実習の就職後の効果,埼玉医科大学短期
大学特別研究費,埼玉医科大学短期大学,平成 22 年度.継続.
鈴 木 夕 岐 子 ,久 保 か ほ る ,浅 見 多 紀 子 ,秋 山 千 恵 子 ,金 子 吉 美 ,佐 藤 菜 穂 美 ,鈴 木
妙:成人看護実
習・総合実習終了後に実施した成人看護技術演習での学生の学び,埼玉医科大学短期大学特別
研究費,埼玉医科大学短期大学,平成 24 年度.継続.
秋 山 千 恵 子 ,鈴木
妙,久保かほる,浅見多紀子,鈴木夕岐子,金子吉美,佐藤菜穂美:成人看護実習で
の態度に関する自己評価と他者評価の検討(仮),埼玉医科大学短期大学特別研究費,埼玉医科
大学短期大学,平成 25 年度.継続.
- 101 -
霜田敏子,伊藤真弓:看護基礎教育における子どものフィジカルアセスメント教育方法の検討,埼
玉 医 科 大 学 短 期 大 学 特 別 研 究 費 ,埼 玉 医 科 大 学 短 期 大 学 ,平 成 24 年 度 .継 続 .
霜田敏子,伊藤真弓:看護基礎教育における子どものフィジカルアセスメント教育方法の検討-そ
の 2-.埼 玉 医 科 大 学 短 期 大 学 特 別 研 究 費 ,埼 玉 医 科 大 学 短 期 大 学 ,平 成 25 年 度 .継 続 .
内田貴峰,一花詩子,増田睦美:母性看護学実習へ連動した有効的な学内演習の検討,埼玉医科大学
短期大学特別研究費,埼玉医科大学短期大学,平成 26 年度.
八木原里美,所 ミヨ子,今野葉月,蒲生澄美子,関口恵子,宮﨑素子,亀田芙蓉:学習スキルと安全管理
意識の関係,埼玉医科大学短期大学特別研究費,埼玉医科大学短期大学,平成 26 年度.
(8)学外との共同研究
(9)調査活動
2)専攻科
母子看護学専攻
(1)原著(研究論文)
(2)著書
稲井洋子:助産師資格試験研究会編,ここがポイント助産師国家試験突破のコツ助産師国家試
験予想問題集 2015,クオリティケア,2014.7.22.
(3)総説
(4)報告
(5)学会発表
稲井洋子,高森妙子,景山直子,依田真由子:短大専攻科における研究の授業への一考察-「 研究学習」
に対する助産師学生の意識調査の結果より-,第 55 回日本母性衛生学会,2014.9.13-14,千葉.
(6)学術講演(シンポジウム等:専門家を対象)
(7)公的研究費
(8)学外との共同研究
(9)調査活動
- 102 -
2.埼玉医科大学短期大学特別研究助成制度
本学では平成 10 年度より標記の研究助成制度を発足させた。以下、この制度の概要、細則、平成
26 年度の交付状況を掲載する。
1)概要
(1)目的:埼玉医科大学短期大学特別研究助成(以下特別研究費という)は、本学の学術を振興する
ため看護学科・基礎教育・母子看護学専攻(以下各学科という)各分野から優れた独創的・先駆
的な研究を発展させることを目的とする特別研究費で、特に重要なものを取り上げ研究費を助成
するものである。
(2)特別研究費の申請資格:本学の専任教員であること。
(3)特別研究費額
:総額 200 万円とし単年度会計とする。
共同研究助成
100 万円以下
個人の研究助成
30 万円以下(当分の間は 50 万円以下とした。)
(4)特別研究費の交付決定には、学長を委員長とする研究審議委員会が行う。
(5)特別研究費の交付決定スケジュール
前年度 11 月
12 月中旬
2 月下旬
申請受付
配分審査(研究審議委員会)
交付内定
4 月上旬
交付決定
(6)経理事務は、庶務課を経由し大学経理部で行う。
(7)付則
:この特別研究助成制度は、平成 10 年 4 月1日より施行する。
2) 細則
(1)個人研究の申請は、1 人 1 件を原則とする。
(2)他の助成金、補助金等と重複しないこと。
(3)助成を受けた研究はそれが終了し報告書を提出してから 2 年以内に論文の形で公にしなければ
ならない。その場合申請者が first author とならなければならない。この条件が満たされない場
合以後の審査の否定的材料とみなされる。
(当分の間は、5 年以内に論文で公表するよう努めると
した。)
(4)物品購入は専用の請求書に記入し提出する。受理した請求書は、速やかに処理する。個人で購入
した場合は、原則として特別研究費の支給は受けられない。
(5)出張は専用の伺書に記入し、提出する。出張旅費は、実費のみ支給し、宿泊旅費は、大学の旅費
規定によって支給する。但し、学会出張は認めない。
(6)人件費の支給は認めない。但し、被験者への謝礼は認めることがある。その場合謝礼は被験者の
口座に直接振り込まれ被験者の個人所得となる。
(7)学内でコピーまたは文献検索を行う場合その費用は申請してはならない(公費で行うこと)。
(8)研究が終了した時点で報告書を提出する。
- 103 -
(9)雑誌への投稿費はそれが必要とされる年度に申請することができる。
(10)単年度会計なので複数年度にわたる研究の場合、その都度申請する。
(前 2 年度の残金の繰り越
しが認められたのに伴い 2 年度に渡る研究を認めることとなった。)
(11)手続き事務は庶務課にて行う。(事務部長→関係部署)
3) 交付状況
平成 26 年度特別研究費交付
:
研究者名
所属
:
◎八木原 里美
所 ミヨ子
今野 葉月
蒲生 澄美子
関口 恵子
宮﨑 素子
亀田 芙蓉
看護
◎内田
一花
増田
看護
:助 教
:教 授
:教 授
:准教授
:講 師
:講 師
:助 教
:講 師
:講 師
:助 教
貴峰
詩子
睦美
職
共同研究
研
究
(2 件)
課
題
交付額
学習スキルと安全管理意識の関係
972,587
母性看護学実習へ連動した有効的な
学内演習の検討
977,841
合
計
- 104 -
2件
1,950,428
3.学内の研究発表体制
1) 研究誌の発行状況と編集方針
研究雑誌として「埼玉医科大学短期大学紀要」が紀要委員会の編集により,1990 年以来、毎年1冊
発行されている.
(1) 発行状況:
①掲載原稿:
平成 26 年 12 月に第 25 巻が刊行された.
創刊 15 周年特別寄稿 2 編,総説 3 編,報告 4 編の計 9 編が掲載された.
②発行部数:350 部
:学内 100 部(図書館,教職員,関連施設)
③配布先
学外 250 部(医療系大学,短期大学,専門学校,その他)
(2) 編集方針:
①紀要には他雑誌に未発表の原著論文,短報,総説,報告などを掲載する.
②投稿者は原則として本学および埼玉医科大学,毛呂病院の教職員(非常勤を含む)および紀要
委員会がとくに認めた者とする.
③早期の刊行を担保する目的で,本年度より,4 月末をエントリー(投稿する意思の表明),8
月末を入稿の締切日としている.
2)看護学科
研究懇話会
平成 26 年度の研究懇話会は以下のとおり開催した。
開催日
6 月 24 日(火)
話題 「テーマ」
話題提供者
思春期保健に関する継続教育について
増田
本学学生の医療安全管理についての研究
八木原
アサーティブ・コミュニケーション
7 月 22 日(火)
について
情意領域の教育
今野
所
- 105 -
睦美
里美
出席者数
25 名
25 名
葉月
25 名
ミヨ子
25 名
Ⅷ
各委員会
1.平成 26 年度の各種委員会委員一覧
平成 26 年 4 月 1 日現在
※任期:平成 26 年 4 月 1 日~平成 28 年 3 月 31 日(2 年間)
情報ネットワーク委員会は 1 年間
※◎印は委員長
代表者会議
自己点検・評価委員会
第2水曜日
Aブロック
入試委員会
広報部委員会
研究審議委員会
丸木 学長
◎所 副学長
鈴木 妙 学生部長
原嶋 広報部長
丸木学長
◎所
副学長
今野(SD 委員)
丸木学長
◎所 入試部長
原嶋 広報部長
◎原嶋 広報部長
◎丸木 学長
所 副学長
看護学科
専攻科
事務系
久保
稲井
横田
井上
稲井
横田
嶋田
稲井
横田
井上
久保
蒲生
箱石
久保
今野
篠原
鈴木 ( ゆ )
宮﨑
一花
関口
佐藤
景山
横田
井上
横田
第1水曜日
Bブロック
久保
稲井
教務委員会
◎霜田
浅見
内田
景山
横田
矢部
紀要委員会
◎田村
鈴木妙
浅見
蒲生
高森
竹尾
保健管理委員会
◎田村
堀
景山
嶋田
箱石
浅見
金子
高森
横田
嶋田
防災委員会
◎関口
秋山
依田
矢部
嶋田
学生便覧委員会
◎箱石
情報ネットワーク委員会
◎関口
景山
小栗
図書運営委員会
◎鈴木 妙
依田
竹尾
第三者評価準備委員会
学生部委員会
井上
休会
◎鈴木 妙 学生部長
第2月曜日
Cブロック
- 106 -
依田
矢部
2.各委員会報告
教務委員会
(本年度 10 回開催)
1)委員会報告
(1)平成 26 年度の教務委員会の委員長と書記を選出した。(委員長:霜田、書記:輪番制)
(2)平成 26 年度の委員会活動計画作成と総括を決定した。
(3)新入学生に対する既修得単位の認定作業を行った。
(4)平成 26 年度前期および後期試験日程・時間割・試験監督者割り振りを行った。
(5)平成 27 年度の授業遂行に関わる非常勤講師の異動状況の調査および調整を行った。
(6)平成 27 年度授業日程枠組みを検討した。
(7)平成 27 年度学事予定表および学年暦を作成した。
(8)平成 27 年度前期および後期時間割を作成した。
(9)平成 27 年度のオリエンテーション日程および実施要領を作成した。平成 27 年度は、新入学生オ
リエンテーションを入学式前に実施することとした。
(10)平成 26 年度版のシラバスの作成過程、記載内容について、
「私立大学等総合支援事業」採択に伴
い、事前学習・到達目標・オフィスアワーの記載等を追加し、平成 27 年度シラバスを作成した。
(11)定期試験の試験監督要領および受験心得については、平成 25 年度と同様に、試験会場には筆記
用具と学生証のみ持参する方法で実施した。
(12)短大ホームページでの休講連絡については、平成 25 年度と同様に、情報ネットワーク委員会と
連携し運用を継続している。
(13)平成 26 年度から履修登録カードが変更となり、期限内の全員提出が達成されるようにな
った。しかし、履修確認書を取りに来ない学生は存在するため、対応について再検討した。
(14)教務委員会規則第3条の委員の構成人数について、最小規定数と考え内容は変更せず、現行通り
とした。
(15)GPA制度を導入するために、小委員会を発足させ規定文案を作成した。各学科会議および教務
委員会で検討を重ね、学則変更の手続きと共に、教授会、理事会での承認を経て、文科省へ申請
し、平成 27 年度 4 月よりの実施が決定した。
(16)シラバス検討小委員会を、教務委員会内に新たに発足させ、シラバス内容についての確認と指導
内容の経過についての記録を明確にすることとした。
(17)専攻科母子看護学専攻のカリキュラムについて、学生便覧の修了要件の表記がわかりにくく、選
択科目となっているため、必要であっても履修しない学生がいたため、選択・必修科目の見直し
を検討することとした。
2)今後の課題
カリキュラムの変更、社会の看護教育に対する期待等を考慮しながら、教務委員会の業務内容の
検討を進める必要がある。
- 107 -
また、平成 21 年度から助産師、看護師課程の指定規則が変更になった。改正したカリキュラム
の完成年度を過ぎているので、今後は学年毎の配当時間に目を向けるなどして、時間割の作成、担
当講師と連絡を密にし、カリキュラムが円滑に実施できるようにする。
入試委員会(本年度 11 回開催)
(1)次の入学試験・選抜を例年通り、以下のように実施した。結果等は p.12-14.を参照。
平成 27 年度 看護学科推薦入学・社会人特別選抜(平成 26 年 11 月 9 日)
平成 27 年度 専攻科学内推薦
(平成 26 年 11 月 9 日)
平成 27 年度 専攻科一般選抜・社会人選抜(平成 27 年 1 月 18 日)
平成 27 年度 看護学科一般入学試験(Ⅰ期)(平成 27 年 1 月 25 日)
平成 27 年度 看護学科一般入学試験(Ⅱ期)(平成 27 年 2 月 22 日)
研究審議委員会(本年度 2 回開催)
埼玉医科大学短期大学特別研究助成制度が平成 10 年度より実施されている。この助成金の交付決
定は、研究審議委員会が行う。研究審議委員会は学長を委員長とし、看護学科長、専攻科長、事務部
長で構成されている。
平成 26 度は共同研究 2 件の申請があった。提出された所定の申請書に基づいて審議した結果、2
件に対して合計 1,950,428 円の助成金を交付することを決定した。詳細はp.104 参照。
学生部委員会
(本年度定例 11 回開催)
1)学生会関係
学生部委員会は、以下の学生会の活動と運営が円滑に遂行されるよう支援・協力をした。
(1)入学生に対する一連の行事(入学式で花一輪贈呈、学生会オリエンテーションでクラブ・同好会
紹介、新入生歓迎会)
(2)学生会新役員決定、クラブ・同好会継続願いと予算決定
(3)戴帽式で花一輪贈呈
(4)遙光祭開催に、全員の参加を促した。売上金の一部を寄付した。
(5)卒業式の送辞、記念品贈呈、卒業生へ花一輪贈呈の担当、 卒業式での簡易バッグ配付
(6)卒業生による謝恩会開催
(7)卒業アルバム作製
(8)謝恩会委員・卒業アルバム委員の決定および謝恩会費・アルバム代の集金
(9)クラブ・同好会の活動支援と部費の使用、購入物品の管理を指導した。
- 108 -
(10)学生会役員を選挙で選出するよう指導した。
2)学生生活関係
新入生オリエンテーションや学内掲示で以下のような学生生活関係の諸注意を促した。
(1)教室利用方法、(コンピュ-タ室、3階5.6教室時間延長)、盗難防止、不審者進入に対する注意
等学内での生活安全確保
(2)学外での生活安全確保、飲酒に関わる注意
(3)SNS使用上の注意
(4)夏季・冬季休業中の生活安全注意
(5)遙光祭開催に際し、不審者・事故等への対応についての連絡・報告場所の設置と確認
(6)防災委員会と合同で学生寮の避難訓練を実施
(7)キャンパス内全面禁煙の周知と指導
(8)学生ホ-ル2の使用時間の延長(平成26年10月から)
(9)5階学生ホールに設置した書棚の活用についての助言
(10)ロッカ-室使用の指導、
(11)学生の意見を取り入れたエコ活動の継続実施
(12)節電に向けて校内放送の実施
(13)駐輪場の使用方法の指導
3)学生部委員会の活動
(1)卒業・修了記念品の検討と決定
(2)新入生オリエンテーションの一環として新入生・教職員との親睦と相互理解を図る目的でハイキ
ングを企画・実施した。参加者数合計162名(学生:131名、教職員:31名)
4)全学喫煙問題検討委員会への協力
以下の件を学内に周知、および実施した。
(1)禁煙外来の状況報告
(2)毛呂山キャンパスの禁煙立て看板、禁煙ポスターの確認
(3)毛呂山キャンパス大学病院敷地内全面禁煙を厳守のためのパトロ-ル(委員会開始の前)を行っ
た。
(4)パトロ-ル時、大学病院敷地内全面禁煙のアピ-ルで団扇・タスキを携帯した。
- 109 -
図書運営委員会(本年度 1 回開催)
1) 平成 25 年度利用統計報告を行った。
2) 平成 25 年度図書室予算決算報告を行った
3) 平成 25 年度購入図書リストを各科委員に配布した。
4) 平成 26 年度予算の説明を行った。
5) 平成 26 年度購入希望図書の受付を前期・後期各1回行った。
紀要委員会(本年度 2 回開催)
1)委員会の目的
埼玉医科大学短期大学における学問活動を発表する刊行物(紀要)を編集・発行し、これに必要
な事項を審議し、定めることを目的とする。
2)編集方針
(1) 紀要には他誌に未発表の原著論文、短報、総説、報告などを掲載する。
(2) 投稿者は原則として本学と埼玉医科大学の教職員(非常勤を含む)および紀要委員会が特に認
めたものとする。
保健管理委員会(本年度 2 回開催)
1)委員会の目的
短大の教育活動と関連して、院内感染など学生の健康上の問題が生じたときに対策を協議するほ
か、毎年の定期業務として、(1)学生に対する保健相談(必要に応じて、診断書を発行することあ
り)、(2)定期健康診断、(3)B型肝炎の抗体検査およびワクチン接種(看護学科 1 年生、専攻科学
生対象)、(4)風疹、麻疹、水痘、ムンプスの抗体検査(看護学科 1 年生、専攻科学生対象、予防
接種は行わない)、(5)インフルエンザの予防接種(希望者に対して実費で実施)を行っている。
2)業務実施日
(1)新入生オリエンテーション:4 月 7 日
(2)健康診断:5 月 7、8、9 日
(3)B型肝炎:抗体検査
第 1 回目
ワクチン接種
5 月 9 日、第 2 回目
11 月 5、6、7 日
5 月 30 日、6 月 30 日、10 月 8 日、1 月 19 日(抗体不成立者)
(4)風疹、麻疹、水痘、ムンプスの抗体検査:5 月 9 日(B型肝炎の抗体検査と同時に実施)
(5)インフルエンザワクチン接種:11 月 6、28 日
- 110 -
学生便覧検討委員会(本年度委員会 9 回開催
うちメール会議 2 回)
1)委員・役割
(1)今年度委員
3 名、委員長は箱石委員、書記は依田委員と矢部委員が交代で実施した。
(2)委員会の開催は、毎月第二月曜日に実施としたが、委員の業務の状況により調整、変更し開催し
た。6 月・8 月・3 月は休会とした。
2)活動内容
学生便覧の掲載事項及び発行に必要な事項について審議した。
(1)平成 26 年度版学生便覧の見直しを行ったが、特に変更がなかったため正誤表は配付しなかった。
(2)平成 27 年度版学生便覧の編集・発行を担当した。
①各委員へ便覧内容の検討を依頼し、編集作業をおこなった。
各委員会への原稿依頼日:平成 26 年 9 月 22 日(締切日:11 月 14 日)
初校正 12 月・2 校正 1 月・最終校正 3 月(人事の関係のみ)
②発行部数;430 部
内訳;看護学科学生 350 部、専攻科学生 20 部、教職員 50 部、予備 10 部
③配付時期および対象
学生;4月入学生および在校生全員へ、4月オリエンテーション時に配付した。
職員;4月1日以降に配付した。
防災委員会 (本年度、定例 9 回開催)
1)委員会活動
(1)4 月 7 日(月)新入生オリエンテーションにおいて、本学における防災について説明した。
(2)5 月 7 日(水)9 時から 11 時 30 分、消防防災訓練を全学生および教職員を対象に、西入間広域
消防組合・大野消防設備株式会社の協力のもと実施し、無事終了した。
①訓練場所:短大およびいこいの広場
②訓練内容:「火災・地震発生時の安全対策についての講話」、「避難梯子の使い方(説明)」「心肺
蘇生法および AED(自動体外式除細動器)の講習」、
「避難訓練(煙の中からの脱出)」、
「水消火
器による消火」など
(3)9 月 26 日(金)16 時 30 分から 17 時 30 分、看護学生寮の寮生全員を対象として、学生部委員長・
看護学科学生部委員の協力のもと看護学生寮防災訓練を実施し、無事終了した。
(4)今年度も消防設備について法令点検を2回受けた。
(5)学生便覧に記載されている「防災関連事項」について検討し、追加・削除などの修正を行った。
(6)防災意識の向上をはかるため防災標語を募集し、掲示した。
(7)災害時対策備蓄品(飲料水など)の数量と賞味期限の確認をし、在庫の備蓄品の使い道について
検討した。
- 111 -
(8)「埼玉医科大学短期大学
緊急連絡先」「火災
災害時発生時避難マニュアル」
「学内での災害
事故事件等
発生時の
地震等における避難心得」の掲示を確認し、学生に周知した。
(9)学科ごとに保管している危険物(火災の原因となる物、鋭利な物、薬品類)の設置、保管状況を
点検した。
2)今後の課題
(1)今年度の実施をふまえて、消防防災訓練内容をさらに検討する。
(2)短期大学災害発生時の避難マニュアル(教員編)について継続検討する。
(3)災害備蓄品:賞味期限が切れる前に備蓄品の追加購入を行った。今後毎年購入予定である。
(4)連絡網(教員と学生間)の徹底、防災意識に関する啓蒙活動(防災に関するパンフレットの配付
や掲示、防災標語の掲示など)を行う。
自己点検・評価委員会(本年度、定例 11 回開催)
(1)平成 26 年 4 月『平成 25 年度自己点検・評価報告書(2013 年度年報)』を発行した。
(2)昨年に引き続き、私学振興・共済事業団の情報公開要件に応じて次を HP 上で公開した。
『平成 26 年度シラバス』、『平成 26 年度学生便覧』、『平成 25 年度自己点検・評価報告書』
(3)平成 25 年度に実施した、学生による授業評価の集計結果を『学生による授業評価アンケート集
計報告書・平成 25 年度』として発行した。これは全教員に配布され、これまで通り図書館にも配
架して学生にも閲覧可能としている。
(4)昨年度作成した新しい内容の卒業生アンケートを、前年度と今年度の看護学科卒業生および専攻
科修了生を対象に第 1 回目を実施した。第 1 回目の実施時期は卒業・修了時であった。これまでの
実施時期と比べ、卒業・修了時点で集合調査ができたため回収率は高かった。アンケートの集計結
果等については本誌 p.58-65 を参照。
第 2 回目は卒業・修了後 1 年目ということで 5 月頃に実施する予定である。
(5)FD、SD活動については本誌 p.122-128 を参照。
情報ネットワーク委員会
1)短大情報ネットワークとホームページの日常的な運用管理を行った。
2)コンピュータ実習室における学生の使用について継続して指導を行っている。
3)学生および教員に対し、個人情報の流出に対する対策とウイルス対策について継続して注意を促
している。
4)臨地実習で使用する記録類が学内ホームページからダウンロードできるように整備している。
5)平成 23 年度より短期大学ホームページに講義の休講等を掲載している。
- 112 -
6)WindowsXP、Office2003 のサポート終了に伴い、教職員が使用している PC で該当する PC を調
査し、新しい PC に変更するための調整を行った。
広報部委員会
(本年度定例 11 回開催)
1)広報委員会の活動
前年度3月~当年度2月を活動期間とし、以下の通り実施した。
結果等は学生募集の広報、p.14~p.16を参照。
(1)本年度はオープンキャンパスを5回開催した。
第1回 平成26年 6月28日(土) ~看護に役立つセンスUP講座に参加してあなたも魅力UP~
第2回 平成26年 7月26日(土) ~看護学生のリアルを感じてみよう~
第3回 平成26年 8月23日(土) ~看護学生のリアルを感じてみよう~
第4回 平成26年 9月20日(土) ~病院見学で、未来の自分をイメージ!~
第5回 平成26年10月11日(土) ~学祭で、見て!来て!触って!看護学科~
(2)ミニオープンキャンパスを次の通り開催した。
第1回 平成26年 3月29日(土)
第2回 平成26年 5月24日(土)
午前・午後の2回実施した。
第3回 平成26年11月15日(土)
第4回 平成26年12月13日(土)
(3)個別・団体見学については教職員で対応した。
(4)学外説明会(高校生・予備校生対象)については、教員の出張対応による模擬授業を行った。
(5)本年度の高校訪問は平成26年5月~6月に実施した。
Ⅸ
管理運営
1.施設設備
1)施設設備の整備・運用状況
(1)学内ネットワークの整備
以下の様に運用と保守を継続して行っている。
①事務部のネットワークは、強化されたセキュリティの下で共有サーバを用いて教職員間の情報
交換に有効に利用されている。
②コンピュータ実習室の学生用機器はコンピュータ活用の授業以外の教育にも広く利用されてい
るため、平成 24 年度にすべての機器を新型ノート型 PC へと更新した。
③学生のノート PC 用に盗聴防止策を施したアクセスポイントを配備し、安全な接続が可能であ
る。
④データ通信における認証システムの整備などが引き続き次の目標として挙げられる。
- 113 -
(2)建物・設備
校舎・学生寮としては、短大本校舎・専攻科棟の2棟と学生寮1棟を、施設部と短大事務部に
より日常の保守管理を行っている。その他、施設・設備・衛生設備・電気設備・防火設備に関す
る保守管理については、法令に基づき定期的に専門業者により実施されている。
(3)危機管理体制
防災委員会に拠る教職員の防火・防災体制については、フロアー責任者及び各室に責任者を置
き、防火・防災体制を敷いている。消防訓練・避難訓練については学事に組み入れ、地区の消防
組合の指導の下、5 月、9 月に実施している。
(4)防犯体制
キャンパス内の防犯体制については、警備会社による、夜間の立ち入り検問、校内巡回等によ
り、厳重に行われている。
2) 平成 26 度購入教育用備品
品
名
規
RISO
高速カラープリンター
格
等
ORPHIS
数
EX7200
量
1
3)図書利用状況(短期大学図書室;平成 27 年 3 月 31 日現在)
(1)平成 26 年度単行本受入冊数
購入分
寄贈分
研究費分
合
計
和
書
535
5
10
550
洋
書
0
0
0
0
A
V
0
0
0
0
合
計
535
5
10
550
(2) 平成 26 年度製本雑誌受入冊数
(3)平成 26 年度現行受入雑誌数
購入分
寄贈分
国内雑誌
77
26
103
国内雑誌
55
109
164
外国雑誌
20
0
20
外国雑誌
14
0
14
合
97
26
123
合
69
109
178
計
合
計
- 114 -
購入分
計
寄贈分
合
計
(4)平成元年度(開学年度)からの累計冊数
和
洋
書
合
計
18,458
51
18,509
2,397
443
2,840
V
174
0
計
21,029
494
単行本
製本雑誌
A
書
合
(5)平成 26 年度
174
21,523
(6)平成 26 年度
図書貸出状況
入館者数
貸出冊数
教 職 員
135
70
138
短大:看護
7,478
2,103
4,675
専攻科:母子
100
その他
貸出者数
教 職 員
短大:看護
合
計
(7)平成 26 年度開館日数
専攻科:母子
359
181
その他
845
290
642
合
2,563
5,636
計
8,817
278 日
4) 学 術 情 報 シ ス テ ム の 整 備 ・ 活 用 状 況
【平成 26 年度
学内ネットワークサービス利用状況】
E-Mail 件数
学
内
学
WWW
合計
学生
教職員
学生
短大 HP
外
学生
教職員
合計
アクセス
教職員
2014/04
412
10,664
235
147,679
158,990 1,312
16,266
17,578
9,409
/05
568
9,053
176
134,975
144,772 2,406
19,705
22,111
8,873
/06
575
8,892
251
127,200
136,918 2,625
19,478
22,103
9,859
/07
735
9,061
215
139,807
149,818 2,429
24,364
26,793
11,809
/08
360
6,930
184
125,305
132,779 1,830
21,114
22,944
10,026
/09
253
8,167
221
139,408
148,049 4,437
15,799
20,236
8,577
/10
468
9,021
276
143,915
153,680 2,851
20,332
23,183
9,432
/11
784
8,173
246
143,575
152,778 2,296
20,332
22,628
10,200
/12 1,516
8,786
334
138,449
149,085 2,600
17,082
19,682
7,312
2014/04-12 5,671
78,747
2,138 1,240,313 1,326,869 22,786 174,472 197,258
85,497
※
2014/04 より前の期間はデータ収集不備により集計できず。
- 115 -
(1)学 内 ネ ッ ト ワ ー ク を 基 に 、 事 務 部 と 教 員 間 の 情 報 交 換 と 、 事 務 部 と 学 生 間 の 情 報 交 換 の
一部を、共有サーバによる電子的方法で運用している。
(2)平 成 15 年 度 に 導 入 し た 『 教 室 予 約 Web シ ス テ ム 』 に よ る 教 室 管 理 の 通 常 運 用 を 行 っ て
いる。
(3)今 年 度 の 利 用 さ れ た 学 内 ネ ッ ト ワ ー ク サ ー ビ ス は 電 子 メ ー ル 、 WWW ア ク セ ス 状 況 は 表
( p.115) の 通 り で あ る 。
2.管理運営
1)教育研究に関する意志決定の方法・体制
学校法人埼玉医科大学には寄付行為に基づき理事会(理事 16 名、監事 3 名)が設置されており
本学を含む法人の管理運営と設置目的の遂行にあたっている。一方本学には学則に基づき教授会が
置かれており本学の教育研究に関する事項の決定実行にあたっている。理事会と本学教授会の意見
調整の必要のあるときは学長(名誉理事長兼務)がこれを行う。
2)事務組織
学校群統括部長
事務部
庶務課
学務課
小室
秀樹
横田
政行
係長
井上
しず江
主任
小栗
以佐代
課員
萩野谷
主任
矢部
則昭、嶋田
課員
松本
佐智子
部
長
諭
雅彰
学務課の主たる業務は、教育課程の編成および授業に関すること、学業成績に関すること、学
生の入学・進級・卒業・休学・留年・退学・除籍等に関すること、国家試験に関すること、講義
室・学生寮の管理に関すること等である。
庶務課の主たる業務は、事務部の事務に関し連絡調整に関すること、教授会その他本学に係わ
る会議開催に関すること、学則・諸規程の制定・改廃に関すること、学生の募集に関すること、
入学試験に関すること、調査統計等回答・報告に関すること等である。
- 116 -
Ⅹ
自己点検・評価体制
1.
本学における自己点検・評価体制
自己点検・評価とは、大学が自らの教育研究の理念・目標に照らして、教育活動及び研究活動の状
況を点検・評価することにある。大学が教育研究水準の向上や活性化に努めるとともに、その社会的
責任を果たしていくためには、不断の自己点検・評価を行い、改善への努力を行っていくことが重要
である。このため、平成3年の大学設置基準の大綱化に併せて、大学の自己点検・評価が努力義務化
された。これに伴って当短期大学は、平成4年度に自己点検・評価準備委員会を発足し、当短大の年
報を作成するということから自己点検・評価を 開 始 し た 。 翌 年 に は 自 己 点 検 ・ 評 価 委 員 会 を 発 足
し、下記に示す委員会規則を決定した。
自己点検・評価委員会規則
(設置)
第1条
埼玉医科大学短期大学(以下「本学」という)の教育・研究水準の向上を図り、かつ本学
の目的及びその使命を達成するため、教育研究活動等の状況について自己点検及び評価の実施に関
し必要な事項を定めるため、埼玉医科大学短期大学自己点検・評価委員会(以下「委員会」という)
を置く。
(委員会の設置)
(任務)
第2条
委員会の任 務 は 、 次 の と お り と す る 。
(1)本学の自己点検・評価の基本方針及び実施に関すること
(2)本学の自己点検・評価の事項・項目に関すること
(3)本学の自己点検・評価の報告書の作成及び公表に関すること
(4)その他、自己点検・評価に必要な事項に関すること
(構成)
第3条
委員会は、次の各号に掲げる委員で組織する。
(1)学長、副学長
(2)看護学科から2名、基礎教育、専攻科から各1名
(3)事務部長
(4)その他、委員長が必要と認める者若干名
(委員長)
第4条
2
委員会に委員長を置く 。
委員長は学長をもって充てる。
- 117 -
(開催)
第5条
委員長は、委員会を召集し、議長となる。
(任期)
第6条
2
委員の任期は2年とし、再任を妨げない。
委員の任期途中で交代したときの後任委員の任期は、前任者の残任期間とする。
(議事)
第7条
委員会は、委員の半数以上が出席しなければ開会することができない。
2
委員会の議事は、出席委員の過半数をもって決議し、可否同数のときは、議長が決議する。
3
前2項に規定するもののほか、委員会の議事の運営に関し必要な事項は、委員会が決める。
(自 己 点 検 ・ 評 価 事 項 )
第8条
委員会は、次の各号に掲げる事項について自己点検・評価を実施する。
(1)本学の理念及び目的に関すること
(2)教育活動に関すること
(3)研究活動に関すること
(4)教員組織に関すること
(5)施設設備に関すること
(6)国際交流に関すること
(7)生涯学習への対応に関すること
(8)社会との連携に関すること
(9)管理運営、財政に関すること
(10)評価体制に関すること
(11)FD( faculty development )活動およびSD( staff development )に関すること
(12)その他、委員会が必要と認 め る 事 項
2
前項各号に掲げる事項に関する自己点検・評価項目は、委員会が別に定める。
(実務の委託)
第9条
委員会は必要に応じ、本学の各委員会等に自己点検・評価の実務を委託することができる。
(自己点検・評価の実施及び結果の取りまとめ)
第 10 条
委員会は、自己点検・評価を、毎年度実施し、その結果を取りまとめ、自己点検・評価
案を作成する。
- 118 -
(自己点検・評価案の付議)
第 11 条
委員長は、前条の自己点検・評価案を教授会に付議するものとする。
(結果の公表)
第 12 条
委員長は、前条の議に基づき、自己点検・評価 の 結 果 を 、 報 告 書 と し て 定 期 的 に 公 表
するものとする。
(自己点検・評価結果の対応)
第 13 条
委員長は、第 11 条の議に基づき、改善等が必要なものについては、これに努めるものと
する。
2
学長は、本学の各委員会において改善策を検討することが適当と認められるものについては、
教授会の議を経て当該委員会に付託する。
(事務)
第 15 条
委員会の庶務は、本学の事務部において処理する。
(雑則)
第 16 条
この規則に定めるもののほか、本学の自己点検・評価の実施に関し必要な事項は、委員
会がこれを定める。
附
則
この規則は、平成8年9月 18 日から施行する。
附
則
この規則は、平成9年4月1日から施行する。
附
則
この規則は、平成 12 年4月1日から施行する。
附
則
この規則は、平成 16 年4月1日から施行する。
附
則
この規則は、平成 17 年4月1日から施行する。
附
則
この規則は、平成 19 年4月1日から施行する。
附
則
この規則は、平成 20 年4月1日から施行する。
- 119 -
附
則
この規則は、平成 21 年4月1日から施行する。
附
則
この規則は、平成 22 年4月1日から施行する。
2.自己点検・評価の担当部門一覧
平成 3 年大学審議会答申による自己点検・評価項目について、本学における本年度の担当部門
を教授会の議を経て下表のように決定した。なお、どの項目についても事務部が関与・協力する
ものとする。
自 己 点 検 ・ 評 価 項 目
1.教育理念および目的に関すること
短期大学(学科)の教育理念・目標の設定
教育理念・目標の点検・見直し
短期大学(学科)の将来構想
教育研究の活性化・充実のためのこれまでの取込み
2.教育活動に関すること
1)学生の受入れ
(1)学生募集・入学者選抜の方針・方法
(2)学生定員充足状況
(3)社会人特別選抜の方針・方法
2)学生生活への配慮
(1)奨学金制度・授業料免除の状況
(2)学生生活相談
(3)課外活動
(4)保健管理
3)カリキュラムの編成
(1)カリキュラムの編成方針と教育理念・目標との関係
(2)一般教育の内容とカリキュラム全体における位置付け
(3)外国語教育の内容とカリキュラム全体における位置付け
(4)保健体育の内容とカリキュラム全体における位置付け
(5)専門教育の内容とカリキュラム全体における位置付け
(6)カリキュラムの編成および見直しの方法・体制
4)教育指導の在り方
(1)科目毎の授業計画の作成状況
(2)カリキュラムガイダンスの実施状況
(3)クラスの大きさ、編成方法
(4)教員1人当たりの授業時間数
(5)各授業科目担当者間での授業内容の調整
(6)演習・実験等の実施状況
(7)視聴覚教育の実施状況
(8)他大学・短大等との単位互換の方針と状況
(9)編入学希望者への指導状況
(10)職業資格取得に係る指導状況・取得状況
(11)進級状況(留年・休学・退学)
- 120 -
担当部門
自己点検・評価委員会
自己点検・評価委員会
自己点検・評価委員会
自己点検・評価委員会
入試委員会
入試委員会
入試委員会
事務、教務委員会
学生部委員会
学生部委員会
保健管理委員会
各学科
各学科
各学科
各学科
各学科
各学科
教務委員会
各学科
各学科
各学科
各学科
各学科
各学科
教務委員会、各学科
各学科
各学科
各学科
5)教授方法の工夫・研究
(1)教授方法の工夫・研究のための取組み
(2)教員の教育活動に対する評価の工夫
(3)成績評価・単位認定
6)卒業生の進路指導
(1)職業指導および就職状況
(2)卒業生の大学への編入学状況
3.研究活動に関すること
1)構成員による研究成果の発表状況
2)研究誌の発行状況と編集方針
3)共同研究の実施状況
4)研究費の財源
5)研究費の分配方法
6)学会活動への参加状況
4.教員組織に関すること
1)専任教員・非常勤講師の配置状況
2)教育補助者・研究補助者の配置状況
3)出身大学の構成
4)年齢構成
5)採用・昇進の手順・基準
6)教員の兼職の方針と状況
7)教員人事についての長期計画
5.施設設備に関すること
1)施設設備の整備
2)図書館の利用状況
3)学術情報システムの整備・活用状況
6.国際交流に関すること
1)留学生の受入れ状況・指導体制
2)在学生の海外留学・研修(研修旅行)の方針と状況
3)教員の在外研究の方針と状況
4)海外からの研究者の招致状況
5)海外の短大との交流協定の締結状況・活用状況
7.生涯学習への対応に関すること
1)公開講座の開設状況
2)生涯学習センターの設置・活動状況
3)社会の生涯学習事業に対する連携協力状況
8.社会との連携に関すること
1)教員の学外活動状況
2)学外の意見を教育研究に反映させる仕組み
9.管理運営・財政に関すること
1)教育研究に関する意志決定の方法・体制
2)事務組織
3)予算の編成と執行の方針と状況
4)学外資金の導入状況
10. 自己評価体制に関すること
1)自己評価を行うための学内組織
2)教育研究活動等の公表
3)評価をフィードバックするための仕組
- 121 -
自己点検・評価委員会
自己点検・評価委員会
教務委員会
各学科
各学科
各学科
紀要委員会
研究審議委員会
研究審議委員会
研究審議委員会
各学科
各学科
各学科
各学科
各学科
各学科
各学科
各学科
事務、防災委員会
図書室運営委員会
情報ネットワーク委員会
各学科
各学科
各学科
各学科
各学科
各学科
各学科
事務
各学科
各学科
事務
事務
事務
事務
自己点検・評価委員会、各学科
自己点検・評価委員会、各学科
自己点検・評価委員会、各学科
3.FD・SD活動への取り組み
1)FD (Faculty Development )への取り組み
近年、少子化による 18 歳人口の低下に伴う全入学時代、入学した学生の知識力不足、学生の気質
や要求の変化から従来の一方通行的な教授活動では十分な成果をあげることが困難になってきている。
そこで、日本の多くの大学でも FD 活動が行われるようになってきた。FD 活動を直訳すると「教授
団資質開発活動」となり、FD 活動とは、すなわち、教員の教育能力の向上のための活動を示すこと
になる。教育能力の向上は単に教員の努力だけで充実するものではなく、大学の教職員の教育・研究
活動・事務・社会奉仕活動などの能力を組織的・自発的に高めることが必要である。加えて、学生生
活の支援を充実させることも、教育効果を高めるためには必要なことである。
以上から、本学の FD 活動は看護学科と専攻科の専任教員が、学生のニーズに応じた教育活動を展
開するために、学科毎にその能力開発に取り組んでいる。
そして、平成 7 年度から行っている学生による授業評価アンケートも本学で行っている FD 活動と
して位置付けている。当初、授業評価に関する集計結果は該当する教員へ個別に報告していたが、現
在では集計結果を報告書にまとめて公開し、学生も閲覧可能となっている。この学生による授業評価
アンケートは、各教員の教育水準の向上を図ることを目的として行っている。
【看護学科】
看護学科では教員の教育能力向上のための取り組みとしてグループ活動を行っている。今年度の
FD 活動は平成 24 年度 25 年度に引き続き、自己の教育能力の向上に向けた新たな発想ができること
を目標とした。グループ毎に明らかにした課題に対して立案した活動計画にそってすすめ、中間報告
は紙面で概要を報告した。3 月には総括評価として各グループ活動の内容を報告、意見交換を行った。
それらは「SD 活動・FD 活動報告書」に掲載し、個々の教員の教育活動に活かしている。
平成 24 年度から「初年次教育」の評価についてFD活動の一環として取り組んでいる。今年度は、
初年次特別講義時に記入している「学んだこと・感想等」の用紙を基に講義内容を意識的に活用して
いるかなどの情報収集をアドバイザーグループ毎に行った。資料の活用などは学生によってバラツキ
がある。概ね講義内容の要点は押さえられているが、気づいたことを継続できずにいる学生が多く、
適切な時期に指導が必要であると言える。
看護学科全体での FD 活動は表のとおりである。看護学科教員による「研究懇話会」は 4 題の話題
提供があり、情報交換の場となった。(懇話会の内容はp.105
- 122 -
参照)
【 平成 26 年度
看護学科の活動経過と内容 】
日 時
場 所
4 月初旬から
短大内
下旬
6 月 25 日(火)
7 月 23 日(火)
随
短大
1 階会議室
短大
1 階会議室
時
短大内
12 月中旬
平成 27 年
2 月 24 日(火)
13:30~16:00
短大
1 階会議室
3 月 20 日(木)
短大
13:30~16:30
1 階会議室
内
容
グループ毎に年間目標および計画
立案
研究懇話会
研究懇話会
方
法
グループワーク
話題提供者
①増田
②八木原
話題提供者
①今野
②所
各グループ毎に活動
グループワーク
活動状況中間報告
紙面で概要報告
グループワーク
平成 26 年度初年次教育 総括評価
ディスカッション
進行:原嶋
活動報告発表
グループ活動の報告と意見交換
ディスカッション
進行:蒲生
【専攻科】
「受胎調節実地指導員」は母体保護法で定められており、女子に対して厚生労働大臣が指定する避
妊用の器具を使用する受胎調節の実地指導を行う者として都道府県知事の指定を受けた者のことをい
う。その資格取得については、助産師、保健師、又は看護師のいずれかの免許を持ち、都道府県知事
の認定する講習を終了した者が申請できる。また、この講習は、都道府県知事が認定した講習でも構
わないとされている。そのため助産師を養成する学校では、カリキュラムの中でその講習内容を満た
すことで卒業と同時にこの資格を取得できるように申請手続きを取っている学校が多い。本学専攻科
では、学生が妊産褥婦と胎児および新生児の助産診断・技術学を学ぶだけでなく、高度周産期医療に
対応できる最新の知識と技術を学びすぐれた人材を社会に輩出できるようカリキュラムを組んできた。
しかしながら、受胎調節実地指導員の資格取得においては、夏期休暇中に家族計画協会の主催する講
習会に参加させ講習会の修了証書を得ている状況であった。そこで FD 活動の一環としてカリキュラム
内容を再確認し、受胎調節実地指導講習会のカリキュラム内容を満たし、手続きを行うことで今年度
の第 18 回生から専攻科修了と同時に受胎調節実地指導員の講習会の修了証書を取得できるようにし
た。
<作業スケジュール>
4 月:カリキュラム内容と教育方法についての確認
- 123 -
坂戸保健所(管轄保健所)と埼玉県への申請書類などについてのヒアリング作業
カリキュラム内容と教育方法についての追加修正内容の検討
講習会内容を網羅させたカリキュラムの内容の追加(「受胎調節実地指導員認定講習会に該
当する時間割(対比表)」参照)、申請書類の作成
5 月:手続き申請
1 月:教育内容の実施状況の確認と振り返り
本 年度の 取り 組みに より 、平 成 26 年 5 月 27 日 に 受胎調節実地指導員認定講習施設として埼玉県
より許可が得られ、本学専攻科の学生は、専攻科を修了すると同時に受胎調節実地指導員として登録
する資格を得られるようになった。専 攻 科 で は 、 社 会 等 の 変 化 に 対 応 し た 優 れ た 人 材 を 社 会 に 輩 出
す ること を目 標とし てい る。そのた め、今後も 教育活 動の 結果を 見直 し、改善し て教育 の質をさら
に 高める こと が大切 であ ると考 えて いる。
<申請書類>
*一部抜粋
講習の名称
受胎調節実地指導員認定講習
実施の場所
埼玉医科大学短期大学内および指定規則に届け出ている実習施設
使用施設の概要
埼玉医科大学短期大学(別紙
期間及び日程
平成26年 4月1日以降
受講者の資格及び定員
「短期大学校舎概略図」参照)
毎年
看護師国家試験合格者、又は保健師助産師看護師法第21条の規定に該当する本学の
在校生22名。
各授業科目の時間数
(別紙「受胎調節実施指導員認定講習に該当する時間割」参照)
教授用及び実習用の器具、模型その他の教材の目録
成績審査の方法
(別紙「器具、模型その他教材の目録参照)
該当科目を履修し、試験資格を満たし、本学で定められた様式の試験等により単位を修
得後、修了判定会議の審査を受けることにより認定する。
- 124 -
<受胎調節実地指導員認定講習会に該当する時間割(対比表)>
母体保護法施行規則
(別表:第 17 条関係)
科目 時 間 備考
数
総論
9
受胎調節の意
義と目的、母体
保護法と受胎
調節、関連概念
の生理、母体保
護法及び薬事
法の解説並び
に人工妊娠中
絶の現状と母
体に及ぼす影
響を含む。
短大専攻科の「受胎調節実施指導員認定講習」に該当する科目と時間
科目
実 施 期
日
単
位
数
1
時
間
数
15
助
学
論
産
概
通
年
助 産
形
態・機
能学
前
期
1
30
性
動
学
行
科
前
期
1
15
4
月
~
翌
年
2
月
迄
受胎
調節
の
基礎
5
母
健
管
学
子
康
理
前
期
1
15
受胎
調節
の
指導
実習
13
通
年
2
90
10
周 産
期 援
助 実
習(討
議 を
含む)
討論
2
考査
1
計
40
実習は模型又
は人体で行う
ものとし、実習
に必要な模型
は 3 人に 1 個、
モデルは 3 人に
1人を基準と
する。
試験
試
験
計
備考(授業項目)
"1.助産教育の基本理念、助産師の倫理、
母子保健関係法規
2.助産援助の展開、診断に基づいた正常な
経過・問題解決への援助
3.母子保健と助産の変遷(1)
4.母子保健と助産の変遷(2)
5.助産師の職業的責務と今後の課題(1)
6.助産師の職業的責務と今後の課題(2)
7.母子保健の動向(1)
8.母子保健の動向(2)
1.生殖の解剖と生理
2.妊娠の生理(1)
3.妊娠の生理(3)
4.異常妊娠の治療と管理(1)
5.異常妊娠の治療と管理(2)
6.分娩の生理(1)、7.分娩の生理(2)
8.分娩の生理(3)、9.分娩の生理(4)
10.異常分娩の処置と管理(1)
11.異常分娩の処置と管理(2)
12.異常分娩の処置と管理(3)
13.会陰切開および裂傷に伴う縫合技術
14.産褥の生理
15.異常産褥の治療と処置 *該当箇所にアンダーライン
1.性を巡る基礎理解
2.生物的性と性別役割(1)
3.生物的性と性別役割(2)
4.性的欲求と性行動(1)
5.性的欲求と性行動(2)
6.性の普遍性・多様性
7.性愛のゆくえ
8.「人間と性」まとめ
1.遺伝の仕組みと遺伝性疾患(1)
2.遺伝の仕組みと遺伝性疾患(2)
3.母体の免疫学的特性
4.胎児新生児の免疫学的特性と母子感染
5.薬剤・環境因子と母子の健康
6.女性のライフステージの健康管理
7.思春期・更年期の健康教育
8.まとめ
*該当箇所にアンダーライン
1.周産期にある人とその家族への助産過程を展開する。
1)妊娠期の助産計画の立案
2)助産計画に沿って、妊娠期の援助を実施
3)助産計画に沿って、分娩期の助産計画を実施
4)褥婦・新生児の助産計画に沿って、助産計画を実施
5)受け持ちケースの家庭訪問の実施 6)受け持ちケー
スの 1 か月健康診査に立ち会い実施した援助について
考察
上記の4)5)のいずれかにおいて、模型等を使用し、受
胎調節および避妊についての保健指導案の作成を行う。
また、必要に応じて、対象への保健指導を実施する。
カンファレンス等で、受胎調節指導の難しい点や工夫点に
ついて意見交換を行う。
*単位ごとに評価を実施
1654
- 125 -
全時間数に「受胎調節実施指導員講習
会」に必要な講義等の時間数を含む
<申請書類に必要な使用模型の一覧>
合計数
模型名
1 高研 「受胎調節モデルⅠ型(LM-030)」
2
2 JFPA 「TEACHING AID 避妊指導キット A 器具セット[30024] 」
3
3 高研 「内診モデル(HEALTH EDCO)」
1
4 リットマン 「内診モデル」
1
*保助看法
看護師等養成所の運営に関する指導要領に基づき配置
2) SD ( Staff
Development )への取り組み
教員個々人の教育・研究能力の向上のみならず、図書館司書や事務系職員の職能開発も含めた短
大教職員の資質の向上を図るために、SD 活動を平成 22 年度から開始した。この活動への取り組み
が円滑に行えるように、昨年度に引き続き以下の内容を設定した。
(1)SD 活動の目的
学生の学習と生活の支援の充実および教職員の資質向上をはかる。
(2)SD 活動の目標
Your Happiness is Our Happiness を達成させるための 5 つの C
みんなで実践して Happiness に!
Communication
いつも笑顔で、丁寧にかかわりましょう
Compassion
思いやりをもって接しましょう
Courtesy
他者への礼儀を大切にしましょう
Corporation
互いに力を合わせとりくみましょう
Challenge
自分の成長のため、組織向上のために挑戦し続けましょう
(3)活動内容
SD 活動企画メンバーは副学長・事務部長・看護学科長・専攻科長・教授・准教授が担った。ま
た、SD 活動は全教職員が対象となり、グループ活動も行うため、職種や職位に偏りが無いグルー
プを 6 つ編成した。
今年度は企画会議を 4 回開催した。この企画会議で、SD活動の研修会では各教職員が自己の課
題を明確にしたり、評価したり、教職員全員に問題提起をしたりできるように年間スケジュールを
立案し、全職員に伝えた。また、研修会の司会と書記はその都度募集し、教職員が企画・運営に主
体的に参加できるように努めた。
第 1 回研修会は「学生への対応の基本(カウンセリングを踏まえて)」と「教職員の心のセルフ
コントロールについて」、「学生の訴えに対する対処方法」についての講義を開催した。
- 126 -
第 2 回研修会では、SD 活動の目標に照らした「自己の行動と課題」についてグループ毎に話し
合った。話し合いの内容は発表し、その後の質疑応答で相互に理解を深めた。午前中に話し合った
話題から、午後のディスカッションのテーマを「学生支援のあり方
退学者・留年者
31%問題に
ついて」と設定し、意見交換を行った。
第 3 回研修会は、「問題を抱える学生への対応のポイント
-学生との関わり、保護者との関わ
り-」をテーマとし、第 2 回研修会を踏まえて各自が実施した内容に基づいた評価と今後の課題に
ついて話し合い、全体で意見交換も行った。午後は「生徒指導・教育相談の考え方と進め方」につ
いての講演会を開催し、その後、今回の研修会のテーマと SD 活動の目標を踏まえて全体討議を行
った。活動実施状況の詳細は次の表の通りである。
今年度の活動のまとめとして「平成 26 年度 FD・SD 活動報告書」を作成した。
【平成 26 年度 SD 活動実施状況】
日
程
内
容
方
法
第 1 回研修会
5 月 19 日(月) 参加人数:34 名
16:30~17:50 会場:地域活動支援センターのぞみ 2 階
講師:地域活動支援センターのぞみ・ディケアセンターのぞみ
施設長
新井 順先生
講義内容:1. 学生への対応の基本
2. 教職員の心のセルフコントロールについて
第 2 回研修会
参加人数:35 名
会場:埼玉医科大学川越ビル会議室
午前
テーマ:SD 活動の目標に照らした自己の行動と課題
8 月 28 日(木)
司会:久保かほる、金子吉美
9:00~17:30
午後
テーマ:学生支援のあり方
退学者・留年者
31%問題について
講
義
グループワーク
発表・質疑応答
全体討議
司会:久保かほる、金子吉美
書記:鈴木夕岐子、一花詩子、吉新典子
第 3 回全体研修会
参加人数:32 名
会場:埼玉医科大学川越ビル会議室
午前
テーマ:SD 活動の目標に照らした自己の取り組みの評価と今
平成 27 年
後の課題
3 月 12 日(木)
司会:稲井洋子、永野真弓
9:00~16:00
午後①
講師:横田政行
テーマ:生徒指導・教育相談の考え方と進め方
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グループワーク
発表・質疑応答
講演会
午後②
テーマ:問題を抱える学生への対応のポイント
―学生との関わり、保護者との関わり―
司会:稲井洋子、永野真弓
書記:今野葉月、蒲生澄美子、内田貴峰
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(敬称略)
質疑応答
全体討議
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