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資料2 平成17年度琵琶湖レジャー利用適正化推進関係事業(PDF

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資料2 平成17年度琵琶湖レジャー利用適正化推進関係事業(PDF
資料
2
平成17年度琵琶湖レジャー利用適正化推進関係事業
みんなで守ろう 琵琶湖ルール
ルール1
ルール2
プレジャーボートの航行規制
従来型2サイクルエンジンの使用禁止
平成18年(2006年)4月 施行
施行日の前日までに所有している従来型2サイクルエンジンは平成20年(2008年)3月まで使
用できる。
ルール3
外来魚のリリース禁止
1,事業概要
条例施行以後3年目を迎え、琵琶湖ルールを一層徹底させるための取り組みを進め、琵琶湖でのレ
ジャースタイルとして定着化を図っていく。
また、条例施行後のレジャー利用の動向などを見極めて、琵琶湖ルールの点検・検討を行う。
(1) 琵琶湖レジャー利用適正化推進事業
新 (2) 琵琶湖ルール点検・検討事業
計
39,400千円
6,700千円
46,100千円(H16当初 88,224千円)
2,実施事業
(1) 琵琶湖レジャー利用適正化推進事業
①
プレジャーボートの航行規制
(39,400千円)
(14,044千円)
湖岸周辺の住民の生活環境を騒音から保全するため、湖岸、湖上の両面から航行規制水域を
中心に指導監視や取締を行う。
・航行規制水域での違反航行をなくすため、監視船による指導監視や取締を行う。
・琵琶湖レジャー利用監視員(66人)により指導監視を行う。
新 ・地域の関係者による地域ごとの取り組みを促進するため、モデル的に地域のローカル・ル
ールづくりを進める。
・航行規制水域を明示するため、湖上のブイや湖岸の看板を設置する。
・水上オートバイなどによる騒音の実態を把握するため、継続して騒音調査を行う。
②
環境対策型エンジンへの転換
(5,119千円)
従来型2サイクルエンジンの環境対策型エンジンへの転換を促進するため、レジャー利用者
への働きかけや転換への助成を行う。
新 ・利用者への情報の提供や意見の把握を行うため、販売店などを「琵琶湖ルール推進店舗」
として認定し、関係事業者の協力を得ながら利用者に働きかける。また、ホームページ上
に環境対策型エンジンに適合しているか確認できるシステムを作成する。
・従来型2サイクルエンジンから環境対策型エンジンへの転換を促進するため、転換された
者に検査・登録手数料経費の一部を助成する。
・環境対策型エンジンへの移行状況を把握するため、継続して琵琶湖でのエンジン使用状況
を調査する。
・県外からのレジャー利用者にも従来型2サイクルエンジンの使用禁止など琵琶湖ルールの
周知を図るため、レジャー雑誌に広告を掲載するなど広報啓発活動を行う。
③
外来魚のリリース禁止
(18,052千円)
「釣り上げた外来魚はリリースしない」という新しい釣りのルールの定着化を図るため、ルー
ルを守りやすくする環境づくりや普及啓発を行う。また、放置釣具をなくしていくため、根が
かり防止を啓発する。
・外来魚のリリース禁止に協力が得られやすい環境づくりを行うため、回収ボックスやいけ
すを設置し、投入された外来魚を回収する。
・「 釣り上げた外来魚はリリースしない」という新しい釣りのルールを普及するため、外来
魚と引換に協力店舗等の商品と交換できる「ノーリリースありがとう券」を発行するとと
もに、実験的に外来魚持込ステーションの設置を行う。
引換期間:7月21日∼8月31日
交換単価:50円/500g
発行枚数:40,000枚
引換場所:7ヵ所
新 ・釣具の湖底への放置を防止するなど環境に配慮した釣りルールの普及を図るため、根がか
り防止情報を収集し、ホームページ等を通じて情報発信を行う。
④
琵琶湖レジャー利用適正化審議会
(1,363千円)
・琵琶湖のレジャー利用の適正化について審議するため、琵琶湖レジャー利用適正化審議会
を開催する。
新 (2) 琵琶湖ルール点検・検討事業
(6,700千円)
条例施行後のレジャー利用の動向などを見極め、条例の見直しも視野に入れ、琵琶湖ルールの点
検・検討を行う。
・アンケート調査、調査研究
・シンポジウム、公聴会の開催
地域で守る琵琶湖ルールモデル事業
プレジャーボート利用に伴う問題に対する指導監視は、県や琵琶湖レジャー利用監視員
により取り組んできたが、こうした取り組みに加えて県民との協働のもとで、自分たちの
地域は自分達で守っていこうとするローカル・ルールによる地域の取り組みをモデル的に
実施し、その成果や課題を明らかにする。
現 況
プレジャーボートの規制水域
18水域・延長52km
(湖岸の約2割)
県の取り組み
①職員による指導監視・取締活動
②琵琶湖レジャー利用監視員
による指導監視
③緊急雇用パトロールの実施
(H16)
これまでの成果
①県への苦情件数が減少
②湖岸が静かになった
未解決の課題
①県の指導監視活動の効果が一時的
②問題地域が顕在化
(琵琶湖レジャー利用監視員アンケート調査)
③苦情内容の多様化
航行違反・騒音・ゴミ・迷惑駐車・マナー等
今後の取組の方向
県民との協働でローカル・ルールによる地域単位での取り組みを促進する。
事業の概要
①モデル地域協議会の結成(住民・利用者・販売店・市町・県等)
②適正なレジャー利用の推進を図るための方策を検討する
住民・利用者アンケート
ローカル・ルールの策定と周知
③モデル事業の分析・検討
ローカル・ルールの効果を検証
琵琶湖ルール推進店舗認定事業
○プレジャーボート販売店等の関係事業者は、県との相互協力の役割を担っており、琵
琶湖ルールの推進において大きな役割が期待されている。
○これまで指摘されている課題(認知度に比べて遵守状況が低い等)に対しては、販売
店を通じた利用者への適切な働きかけが特に重要であると同時に、レジャー利用者の
様々な意見の吸い上げも県民との協働を進めていくうえで重要である。
〇このため、行政とレジャー利用者との橋渡し役として協力いただけるプレジャーボー
ト販売店等を「琵琶湖ルール推進店舗」に認定し、これら認定店舗の協力を得なが
ら、レジャー利用者への情報提供や普及啓発などを進めるとともに、釣り人、プレ
ジャーボート利用者等の様々な意見の集約やレジャー利用の動向等の把握に努めるこ
ととする。
○推進店舗の認定
○推進店舗への情報提供
○推進店舗との意見交換会開催
○推進店舗向け広報誌の作成
○推進店舗紹介ホームページの作成
○環境対策型エンジン情報提供シス
テムの構築
県
利
用
者
の
動
向
利
用
者
の
意
見
相
互
協
力
情
報
提
供
各
種
調
査
推 進 店 舗
マリーナ
プレジャーボート
販売店
利
用
者
の
意
見
釣具店
○利用者への琵琶湖ルールの広報啓
発
○利用者への情報提供
○利用者の意見集約(意見箱設置)
○利用者への広報誌の配布
○利用者への指導徹底
○アンケート等への協力
各
種
調
査
利用者:釣り人・プレジャーボート利用者等琵琶湖でのレジャー利用者
[事業の概要]
○推進店舗の認定 50店舗・認定証の交付
○意見箱の設置 推進店舗に利用者の意見を把握するための「意見箱」を設置
○広報誌の作成 推進店舗および推進店舗の顧客を対象とした広報誌「琵琶湖ルールマガジン」
の作成(約1万部/年2回)
○ホームページの作成 推進店舗での取組みを紹介するホームページの作成
琵琶湖根がかり防止情報広報事業
1
湖底沈着釣具の現状
琵琶湖の湖底にはルア ー釣りの根がか りにより 、多くのルア ーや針 、糸 、おもりが沈 着し 、
年間約10トンもの根がかり釣具が沈着していくと試算され、環境への影響が懸念されてい
る。
湖底に沈着するルアー
2
回収されたプラスチックワーム
事業内容
①釣り人参加型調査によ る根がかり情報 の収集
根がかり 頻発 場所 の 情報 を釣 り 団体 な どの 協力 やイ ンタ ー ネッ トな どを通 じて広く収集す
る。
②根がかり防止情報の収 集
根がかりを防止するた めの釣りの工夫 、釣具の回収方法など の情報を収集す る。
③釣り人への情報発信
整理した情報を県ホー ムページなどを 通じて釣り人に情報発 信する。
3
事業実施フロー図
琵 琶湖 根 が かり防 止 情 報広 報 事 業
根
が
参加型調査
の実施
り 情
報
の
整
資料
情報 提 供
釣 り人
キ ャ ン ペ ー ン
根がかり防止情報
発 信
釣 り団 体 、釣 具 店 等
釣 り人
県 ホ ー ム ぺ ー ジ
各 種 情 報 メデ ィア
へ の 資 料 提 供
目 標 情 報 数 500件
調 査 呼 び かけ
釣 り人
広 報 活 動
理
・根 が か り さ せ な い 釣 り 技 術
「釣 り 人
参加型調査」
釣 り人
か
・根 が か りしや す い ポ イン ト情 報
釣 り人
釣 り人
釣 り人
釣 り人
環境配慮型釣り
スタイルの普及
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