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1 1 - 武庫川女子大学 英語文化学科・英語キャリア・コミュニケーション学科
学科長からのメッセージ 文学部 英語文化学科 短期大学部 英語キャリア・コミュニケーション学科 学科長 和成 近年、政府は国際的に活躍できる人材の育成を国の方針として掲げ強く促進しています。その背景 には、グローバル化が進展する中、経済・文化・学術・観光などあらゆる領域での活動が国境を越え急速 に広まっているという現実があります。そのような中、英語力や異文化理解力を備えチャレンジ精神 を持ち自立した人材、つまりグローバル人材を求める声が日に日に高まっているのです。これからは、 国際教養*に裏打ちされたグローバル人材、特に女性の活躍する場が国内外で増えていくことは間違 いないでしょう。 このような変化が社会で進む中、本学科は武庫川女子大学のアメリカ分校と一緒に、実践的な英語 教育・人材育成を展開しています。日本と米国のキャンパスが連携したこのようなグローバルな教育 は他の大学には例がなく、学生やその保護者のみなさまにも誇りにしていただけると確信していま す。日米キャンパス連携グローバル教育で身に付けた高度な英語力と専門知識、異文化コミュニケー ション能力、そして、海外留学を通して築いた自立心と協調性を活かし、多くの卒業生がさまざまな 業界で活躍しています。 「海外と関わりを持てる業界で働きたい」、 「英語力を活かせる仕事に就きたい」、 「異文化対応力を身 に付けて国際的に貢献したい」、 「国際教養を備えた自立した女性になりたい」、 「大学時代に海外留学 を経験したい」など、本学科であなたの夢をかなえてみませんか。夢に向かって頑張るみなさんを、日 米両キャンパスが連携して全力で応援します! *国際教養: 「国際社会で活躍するために必要な専門知識と幅広い見識を身に付け、グローバルな視点で論理的 にものごとを考察できる力を有すること」と定義。 武庫川女子大学をより知っていただくため、この学科パンフレットとともに大学全体を紹 介する「キャンパスガイド2016」をお読みください。専門外の科目が自由に選択でき、社会に 通用する教養を身に付ける共通教育(P24∼25)、一人ひとりのキャリア形成をサポートす る進路支援(P14∼21)など、本学の学びの特長を紹介しています。 目 次 英語文化学科 …………………………………P3 英語キャリア・コミュニケーション学科 ……P5 1 MFWI留学 …………………………P7 進路関連 ……………………………P11 入学から卒業までのフローチャート 1年次 2年次 3年次 4年次 スタンダードコース グローバルな視野及び言語・文化に対する深い知識と理解をもち、バランスの取れた英語力 (リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの各能力)を駆使して国内外で活 躍できる人材を育てるため、下記で示された4年間の教育を行います。 (学年ごとの所属見直し) エース ACE(Advanced Course in English)クラス 第2系 言 語・語 学 第3系 ビジネス・コミュニケーション 留学 専門分野の初歩を学ぶ 実践的英語力をさらに高める 第1系 文 化・文 学 交換留学(1年間) 二重学位留学(2年間) 就職 プログラム エクステンション・ 第 4 系(ACE対象) 国際教養 2年次 後期 編入学 英語 ビジネス系 留学 英語 国際教養系 ⇒詳しい内容は短期 大学部パンフレッ トをご覧ください。 就職 レギュラー・プログラム アメリカ・フォートライト留学 実 践 的 英 語 力の 基 礎 固 め コ ミュニケ ー ション 学 科 英 語 キャリ ア・ 前期 レギュラー・プログラム アメリカ・フォートライト留学 1年次 後期 大学院進学 前期 実 践 的 英 語 力の 基 礎 固 め 英語文化学科 広く国際的な分野で活躍できる人材を育てるため、選抜基準充足者を対象として、少人数特 別クラス編成のもとで、下記で示された4年間の教育を、原則英語による双方向の授業を行 います。→詳しい内容はACEパンフレットをご覧ください。 過去の編入学合格者数 2015年 24名 2014年 21名 2013年 16名 2012年 25名 2011年 22名 2010年 24名 2009年 21名 2008年 19名 2007年 17名 (本学英語(キャリア)コミュニケーション 学科以外からの合格者数は含まず) 2 U niversity 大学 英語文化学科の特長 グローバルな視野を持ちコミュニケーション能力を駆使して 国内および海外で活躍できる人材の育成を目指します A.日米キャンパス連携グローバル教育 本学は、アメリカ・ワシントン州スポケーン市に分校を持っています。そ の教育レベルは高く、優秀な教育機関として米国での認証*を受けていま す。本学科は、MFWIと有機的に連携した英語教育・グローバル人材育成 を行っています。日米キャンパス連携によるこのようなグローバルな教育 は他に例はなく、学科独自のアメリカ分校(MFWI)との国際教育体制を 整えています。 *2009年4月、MFWIは、アメリカのCEA(大学英語教育認定協会)から、大 学レベルの英語教育機関として認定されました。 B.アメリカ分校4ヶ月留学 レギュラー・プログラム 1年生の2月から約4か月間、アメリカ分校MFWIへ留学する全員参加の プログラムです。MFWIは甲子球場の約12倍の広さがあり、充実した施 設を有した自然豊かなキャンパスです。TESOL修士号 * を持った教員約 30名、そして職員やアドバイザー、カウンセラー、24時間勤務のセキュ リティーなど約90名もの人たちがアメリカ分校の運営に携わっていま す。海外の分校としては、質と規模でも、日本一であるといっても過言で はなく、「安心・安全・高品質」の留学を経験することができます。 *Teaching English to Speakers of Other Languagesの略で、英語を 母語としない人たち向けの英語教授法のこと。 C.「系」専門教育 学科独自の専門教育制度を設けており、3年次からは以下の4つの系のい ずれかに所属して専門的知識を高めながらその領域の英語力を身に付け、 グローバルに活躍できる能力と見識を養います。 第1系:文化・文学 3 第2系:言語・語学 英米諸国の価値観を踏まえ、その 文化・文学を学び、国際的コミュ ニケーションに必要な知性と能力 を身に付けます。 英語の言語的特徴やその歴史的な 発展を学び、社会と言語の関係を 研究します。また総合的な英語力 を身に付けます。 第3系:ビジネス・コミュニケーション 第4系:国際教養(ACEクラス向け) 国際ビジネスにおける英語でのコ ミュニケーションを多角的に学 習・考察し、高次での英語力と専 門知識を習得します。 日本のあるべき姿を理解し、世界 と日本の架け橋となりうる国際感 覚と知識を身に付けます。原則授 業は英語で行います。 D.ACE(英語特別クラス) 入学時にTOEICで600点程度の英語力を持った学生を対象とした英語特 別クラスを設置しています。ACEとはAdvanced Course in Englishの略 で,少人数のクラス、そして原則授業は英語で行います。2年生や3年生でも 必要要件を満たせば、ACEに所属することが可能です。ただし必要要件を 満たすことができない場合は、ACE所属でなくなることもあります。ACE 学生は、3年から第4系(国際教養)に所属することになります。英語での 専門教育を望まれるみなさんは、是非ACEにチャレンジしてください! E.アメリカ分校4か月留学 エクステンション・プログラム このプログラムは、希望者を対象としたMFWI留学の延長プログラムです。 レギュラー・プログラムを終え、さらに約4か月MFWIで学ぶことを希望す る学生の中で学習態度に優れ積極性や動機付けされた人たちを選抜して 実施しています。総合的な英語力、英語プレゼンテーション力、異文化活用 力の高次での獲得を目指します。さらに、 「グローバルキャリア・プロジェク ト」が開始予定です。このプロジェクトは、ビジネスキャリアとアカデミック キャリアから構成され、スポケーン市にある企業での研修、近隣の大学と の交流など実践的・学術的な活動が企画されています。また2015年度よ り、新たな奨学金制度*が設けられ、参加しやすくなりました! *TOEIC等による選考基準を設け、50人を上限に1人10万∼30万の奨学金を 支給します。詳しくは学科ホームページをご覧ください。 交換留学生として 派遣した学生数 この制度は、2003年度からはじまったものです。 国名 アメリカ カナダ オーストラリア 韓国 イギリス 大学名 セント・マーチンズ大学 イースタン・ワシントン大学 ルイス・クラーク大学※ マウント・ロイヤル・カレッジ マードック大学 クイーンズランド工科大学 梨花女子大学 韓南大学 セントラル・ランカシャー大学 人数 20名 11名 3名 10名 13名 4名 14名 14名 5名 ※現在、 この大学との交換留学は休止中です。 G (2015年5月まで) F.二重学位留学と交換留学 本学科の学生には本学で2年間、そして海外の大学(米国イースタン・ワ シントン大学等)で2年間学び、4年間で本学と海外の大学の二つから学 位を取得できる大変チャレンジングな制度が開かれています。学科独自の 留学制度で、大変充実した奨学金制度が用意されています。 交換留学は本学の海外協定大学を対象とした留学制度です。学生は、海外 の大学の学部で1年間学ぶことになります。現在本学の協定大学は、カナダ (1校)、アメリカ(2校)、イギリス(1校)、オーストラリア(3校)、中国(1 校)、ベトナム(1校)、韓国(2校)の合計11校あります。大変充実した奨学 金制度も用意されており、これまで多くの学生が派遣されています。 raduate’s Voice 二重学位取得者の声 英語文化学科およびイースタン・ワシントン大学卒業(2014年) 堀尾 麗華 私立 武庫川女子大学附属高校出身 約2年間におよぶ二重学位プログラムでの経験は、簡単に言葉でまとめること ができないくらい濃密な日々でした。4年間という大学生活の中で、日本とアメ リカ、両方の学位取得が本当に可能なのかと、留学に行く前は期待と不安でいっ ぱいでしたが、実際に現地に行ってみると、あっという間に過ぎ去った充実した 留学生活でした。 アメリカの大学ではコミュニケーション学を専攻し、コミュニケーションを政 治、 経済などの視点から多角的に勉強しました。 また副専攻で障がい学を勉強し、 ア フリカのガーナに3週間渡航しました。 現地の方々にガーナの障がい者事情を教え て頂いたり、衛生関係の NGO ワークをしたりする日々は、将来発展途上国に暮ら す障がい者の方々のために働きたいという私の思いをより一層強めてくれました。 この2年間の努力が実り、昨年より英国の国立リーズ大学大学院に進学、現在開 発障がい学を勉強しています。障がい者の方々が、障がいを持っているという理 由だけで除外されない社会を作っていきたいという夢に向かって! イースタンワシントン 大学卒業式にて(右端が筆者) 4 J unior College 短期大学部 英語キャリア・コミュニケーション学科の特長 実践的な英語コミュニケーション能力と実務的な能力の養成をとおし 卒業後に社会で即戦力となる人材の育成を目指します 本学科入試制度の特徴として は、 “自分らしさ” をアピールして 入学できる 「自己推薦入試」制度 を用意しています。 A.日米キャンパス連携グローバル教育 本学は、アメリカ・ワシントン州スポケーン市に分校を持っています。そ の教育レベルは高く、優秀な教育機関として米国での認証*を受けていま す。本学科は、MFWIと有機的に連携した英語教育・グローバル人材育成 を行っています。日米キャンパス連携によるこのようなグローバルな教育 は他に例はなく、学科独自のアメリカ分校(MFWI)との国際教育体制を 整えています。 *2009年4月、MFWIは、アメリカのCEA(大学英語教育認定協会)から、大 学レベルの英語教育機関として認定されました。 B. アメリカ分校4か月留学プログラム 1年生の9月から約4か月間、アメリカ分校MFWIへ留学する全員参加の プログラムです。MFWIは甲子球場の約12倍の広さがあり、充実した施 設を有した自然豊かなキャンパスです。TESOL修士号 * を持った教員約 30名、そして職員やアドバイザー、カウンセラー、24時間勤務のセキュ リティーなど約90名もの人たちがアメリカ分校の運営に携わっていま す。海外の分校としては、質と規模でも、日本一であるといっても過言で はなく、「安心・安全・高品質」の留学を経験することができます。 *Teaching English to Speakers of Other Languagesの略で、英語を 母語としない人たち向けの英語教授法のこと。 C.日米企業研修プロジェクト このプロジェクトは学生全員を対象とした学科独自の企画です。入学直後 から外部の専門家によるキャリアデザイン・セミナー、そして担任指導の 下、業界や企業研究を行います。8月には、大阪府や兵庫県の企業(朝日 放送、ECC、西宮市観光振興課、BMW大阪、帝国ホテル、ヒルトンホテ ルなど)にて企業研修を行います。また、MFWI留学中にも、現地教員や 職業人によるキャリア教育を実施し、シアトルにある企業(ボーイング 社、マイクロソフト社、兵庫県ワシントン州事務所、宇和島屋など)にて 研修を行います。アメリカから帰国後には、総まとめのため、専門家によ るキャリアデザイン・セミナー、本学のキャリアセンターによる就職ガイ ダンスを実施します。日米キャンパスが連携したこの国際プロジェクト は、在シアトル日本国総領事館にもご賛同・ご支援いただいています。 5 D.「系」専門教育 学科独自の専門教育制度を設けており、2年次は以下の2つの系のいずれ かに所属して専門的な知識を高めながらその領域の専門英語力を身に付 け、グローバルに活躍できる能力と見識を養います。 英語ビジネス系 英語国際教養系 グローバル化が進むビジネスの 場で即戦力として活躍できるよ う、オフィスで使える実践的な英 語力や知識を身に付ける。 英語力や異文化理解に磨きをか けながら、欧米の歴史や文化など 国際社会で必要な異かな教養を身 に付ける。 E.英語文化学科3年次への編入学 英語キャリア・コミュニケーション学科の学生は、英語文化学科(4年 制)3年次への編入学資格があります。必要要件を満たすことができれ ば、最大25名まで英語文化学科へ編入学することができます。また、他 大学(過去の実績:日本大学、関西学院大学、京都外国語大学、関西外国 語大学、佛教大学(順不同)など)へ進学する学生もいます。 英語文化学科(4年制)への編入学実績 2015年 24名 2014年 21名 S 2013年 16名 tudent’s Voice 編入学生の声 2014年3月短期大学部英語コミュニケーション学科*卒業 英語文化学科編入学後2015年4月日本大学編入学 日本大学商学部 3年 山本 なつみ 和歌山県立 那賀高校出身 *2012年入学時の学科名 流暢な英語を話すネイティブスピーカーに憧れ、いつか自分も「英語が ペラペラになりたい」、そんな思いで武庫川女子大学の英語コミュニケー ション学科に入学しました。そして短期大学部2年生の夏休みに、友人の 紹介で1か月間におよぶビジネス研修プログラムに参加することとなり、 日本全国の優秀な学生たちと共にリーダーシップについて学びました。英 語を中心に勉強してきた私にとっては、大きな衝撃でした。というのは、 英語ができるのは当たり前で、プラスアルファとして何ができるのかが求 められたのです。その体験からマネジメントへの関心が高まり、編入学試 験を経て、現在日本大学商学部でマーケティングや会計学、経済学を中心 に学んでいます。特に好きな科目は経済統計学です。これまで学んできた 英語により一層磨きをかけ、さまざまなことにチャレンジしていきたいと 思っています。 編入先大学前にて 6 感動のアメリカ留学 その先にある新しい自分 アメリカ、ワシントン州第2の都市スポケーン市に本学のアメリカ分校MFWI (Mukogawa Fort Wright Institute)があります。1990年の開校以来、1万 人を超える学生が学んできました。甲子園球場の約12倍の広さを誇り、国から文 化財として認定されている歴史的価値の高いこのMFWIキャンパスで、本学科の学 生は約4か月間、生きた英語を学びます。 ●沿革 7 1990.1.31 ワシントン州非営利法人ムコガワ・フォート・ライト・インスティテュート(MFWI)設立 1990.6.1 MFWI開校 1990.9 大学英米文学科MFWI第1期生到着、14週間の授業開校 1991.2 短大英語学科MFWI第1期生到着、8週間の授業開校 1993.4.15 ワシントン州「外国学位授与施設分校法案」成立 1993.9.10 ワシントン州高等教育調整委員会はMFWIを武庫川女子大学の分校と認定 2000.5.21 開校10周年記念式典を開催。過去の功績を称え、スポケーン市長はこの日を「MFWIの日」と宣言 2002.9 大学英語文化学科エクステンション・プログラム(延長プログラム)開始 2009.5 アメリカの大学英語教育認定協会(CEA)から認定 M ukogawa Fort Wright Institute アメリカ・フォートライト留学(全員参加) 国際人として羽ばたくために フォートライト・キャンパスで生きた英語を 私たちが「英語力」 と言うとき、単に英語を ムコガワ・フォートライト・インスティテュート(MFWI)は、武庫川女子大学のアメ 話す力だけを指しているのではありませ リカ分校です。英語文化学科・英語キャリア・コミュニケーション学科の学生は、大 ん。英語の文化的背景についての深い理 学2年次前期・短大1年次後期にMFWIに約4か月間滞在し、アメリカの文化と社 解が伴っていなければ、本当の意味での 英 語 力とは 言 えな いと考 えて います 。 会を学びながら英語力向上を図ります(レギュラー・プログラム)。また大学では、 フォートライトへの留学では、本物の英語 希望により2年次後期も約4か月間MFWIで学ぶことができます(エクステンショ 力を養います。 ン・プログラム)。 留学中寝食を共にして日々の生活のサポートをしてくれるレジデント・アシスタント (RA) は、地元の大学で学ぶアメリカ人女子学生たちです。彼女たちが通う大学を訪 ねたり、現地の学生たちとさまざまな交流を持ちます。さらに隣接する提携校のスポ ケーン・フォールズ・コミュニティ・カレッジ(SFCC)では、健康維持のための アメリカン・スタディーズの 一環としての研修旅行 体育科目(PE)が開講され、体育館やフィットネスセンターなどの施設もMFWI の学生に開放されています。 大学では、首都ワシントンやアメリカ最古 の大学ハーバード大学のあるボストンなど プログラムの特色 東海岸の有名都市を訪ねます。 短大では神戸の姉妹都市シアトルを訪れ、 世界の航空機メーカー「ボーイング社」等 の有名企業を訪問した後、日系企業にて 研修を行います。 Mon Tue Reading Writing 7:15∼8:15 1限目 8:30∼10:00 2限目 10:15∼11:45 Conversation Conversation ■レベルに応じた指導 ■少人数制の授業 第2言語としての英語(ESL)教育を専門と するアメリカ人教員が、学生の英語力に応じた指 導を行います。 アメリカ人教員の個人指導時間 (オフィスアワー) では、さらにきめ細かい指導を受けることもでき ます。 授業はすべて少人数制のクラス編成で、同一科 目を一週間に複数回開講します。 語学クラス12名程度、講義クラス24名程度で積 極的な参加を重視した授業を行い、実践的コミュニ ケーション能力とチャレンジ精神を養います。 ■生活に密着した英語の習得 ■留学をより充実させる諸活動 RAと様々なトピックについて語り合う時間を設 け生活の中で生きた英語を学びます(チュートリ アル)。そして積極的にイベントに参加し、地域コミ ュニティの人々と交流することで、授業で学んだ英 語を活かす機会をもちます。 さまざまなプログラムを通して、アメリカの文 化を体験します。 ・ホームステイ ・企業研修(短大レギュラー・プログラム) ・東部旅行(大学レギュラー・プログラム) ・南西部旅行(エクステンション・プログラム) ・シアトル旅行など、さまざまな小旅行 Wed Thu Fri Writing Reading Writing 朝 食 Reading American Studies Conversation シアトル (フォートライト・キャンパス所在地) 昼 食 11:45∼12:50 3限目 American Studies American Studies Grammar/Music* Grammar/Music* American Studies 13:00∼14:30 4限目 ボストン ポートランド ニューヨーク Ensemble 14:45∼16:15 夕 食 17:30∼18:30 19:00∼20:00 アメリカ合衆国 ワシントン州スポケーン市 Tutorial Tutorial Tutorial Tutorial ロサンゼルス 点 呼 就 寝 22:00 23:00 グランドキャニオン ワシントンD.C. サンタフェ *Musicは、 American Studiesの一環として行われ、 都合により4限目に開講される場合があります。 *Physical Education(希望者のみ)は放課後に60分開講されます。 訪問先 代表的な都市 キャン パ ス ラ イ フ を 楽 し む 地 元 大 学との交流 ■24時間体制のセキュリティに守られた安全な環境 ■Gonzaga University ■経験豊かな日本人スタッフのサポート ■美しく広大なキャンパスでRAとともに生活 チュートリアル風景 ■Whitworth College ■音楽やスポーツなどの楽しい課外活動 ■Spokane Falls Community College ■地域の人々や学校との交流 ■Eastern Washington University 8 S tudent’s Voice M F W I 留 学 参 加 者 の声 レギュラー・プログラム参加者 英語キャリア・コミュニケーション学科 2年 内田 楓花 岡山県立 総社南高校 私がアメリカで過ごした約4か月間は、とても充実した毎日でした。 授業はレベル分けされており、少人数のクラスで行われました。ですから、先生と の距離が近く、とても親身になって指導してくださいました。留学中、現地の人と交 流する機会もたくさんあり、私は教会に集まって行われるトークタイムやボランティ ア活動に積極的に参加しました。その結果、TOEICの点数は留学前と比べると、劇 的に上がりました。何事も楽しんで、積極的に取り組むと決めていたので、たくさん のことを吸収できました。この姿勢は、これから先も、きっと役に立つと思います。 アメリカで過ごした約4か月間は、私にとって一生忘れられない経験になりました。 Fall Fairにて (左側が筆者) E xtension Program エクステンション・プログラム(希望者) もっとMFWIで勉強したいという学生の声に応える 「エクステンション・プログラム」 ■英語力のさらなる強化 ■南西部文化学習 レギュラー・プログラムで伸びた英語力に弾みをつけ て、さらにプレゼンテーション能力を飛躍的に伸ばします。 レギュラー・プログラムで体験した東部の文化に加え、エ クステンション・プログラムではグランドキャニオンやサン タフェを訪問しながら、アメリカ南西部文化とユニークな自 然を学びます。 ■交換留学 優先枠2名 交換留学先の一校であるEastern Washington University への留学生全学で3名枠のうち、2名を優先枠としてエクス テンション・プログラム参加者に割り当てられています。同 大学への交換留学生に選ばれた学生には、学院から奨学金 (月額8万円)が与えられます。(2014年度実績) エクステンション・プログラム参加者に聞きました。 ■コミュニティとの交流 アメリカの文化、社会を実際に経験する場面、フィー ルドワークがさらに多くなります。 ・近隣の大学訪問 ・日本文化紹介のプレゼンテーション ・地域団体でのボランティア活動 Q.1 エクステンション・プログラムに参加しようと思った動機は何ですか? A.1 レギュラー・プログラムに参加して学ぶことの楽しさを実感し、この素晴らしい環境 でもっと深く学びたい、もっと英語で話したい、もっと先生方や友人、現地の人達と 関わりたい、と強く思ったからです。 Q.2 レギュラー・プログラムとの違いは何ですか? A.2 すでにアメリカ留学を経験しているため生活面での戸惑いがなく、その分勉強に集中する ことができました。授業内容がレベルアップし、宿題の量も増えますが、仲間達が必死 に学んでいる姿に刺激され、私も高いモチベーションで取り組むことができました。 Q.3 エクステンション・プログラムを修 了して感じることは何ですか? A.3 どんなことにもチャレンジしてみようという積極性や、人前で意見をしっかり伝える自主 性が身に付き、自分に自信が持てるようになりました。いろいろな面で、人として成長で きたのが何よりの成果です。共に生活した仲間達や、遠くから励ましてくれた家族への感 謝の気持ちでいっぱいです。 Q.4 エクステンション・プログラムの魅力は何ですか? A.4 豊富なカリキュラムやレベルの高い授業内容は言うまでもありませんが、先生方とよ り密に、多くの時間を過ごすことができるのも大きな魅力です。また、仲間達と励ま し合い、助け合い、刺激し合って高い目標に向かって努力することで、これまでに味 わったことがないような強い一体感や、互いを敬う気持ちも芽生えました。 9 M essage from MFWI ディレクターズ メッセージ You, the students, are the most important thing for us at MFWI. It is our pleasure and our mission to help you improve your skills in English as you grow culturally and personally. To give you the greatest benefit, we keep our classes small, just 12-14 students in our Reading, Writing and Conversation Janet.Sahlin Director of Academic classes. Our 30 professional teachers in English as a Second Programs Language use specially created materials and books to develop your“communicative competence”‒ your ability to actually talk and communicate with Americans in English. It is a whole campus devoted to your success in safety and comfort. This beautiful, innovative place is waiting for you. Please join us for this once-in-a-lifetime opportunity. MFWI留学プログラム 開講クラス 英語文化学科 レ ギ ュ ラ ー ・ プ ログ ラ ム エクステンション・プログラム 期間:2年次前期 2月初旬∼5月下旬 対象:大学2年生(全員) 期間:2年次後期 9月初旬∼12月下旬 対象:大学2年生(希望者) 21単位取得可能 24単位取得可能 Reading, Writing Conversation American Studies (Culture, Society and Literature) Physical Education Music, etc. TOEIC PreparationⅡ, Academic Writing British and American Literature Introduction to English Linguistics Introduction to English Presentation GermanⅢ/FrenchⅢ・Business English Writing The Culture of the American Southwest, etc. MFWI留学でのTOEICスコアの伸び 英 語 キャリ ア・ コ ミュニケ ー ション 学 科 (2014年留学生 平均点) レ ギ ュ ラ ー ・ プ ログ ラ ム 期間:1年次後期 9月初旬∼12月下旬 対象:短大1年生(全員) 21単位取得可能 Reading, Writing Conversation American Studies (Culture, Society and Literature) Physical Education Music, etc. 大英2年前期レギュラー・プログラム 短英1年レギュラー・プログラム 大英2年後期エクステンション・プログラム 点数 700 678 2 年次後期 最高905点 600 551 553 440 449 500 400 360 300 留学前 留学後 2年次前期 最高910点 1年次後期 最高795点 10 C areer 2015年3月卒業 就 職 率 と 企 業 例( 順 不 同 ) キャリアに向けて 英語文化学科 1 . 就職 英語文化学科および英語キャリア・コミュニケーション学科は高い就職率 を誇っています。伝統ある本学では、これまで数多くの優秀な卒業生を社会 に送り出しており、これら先輩の活躍が刺激になって、本学科の学生は驚く ほどの積極的な就職活動をしています。特に英語キャリア・コミュニケーシ ョン学科の学生については、入学後すぐに学科独自の就職セミナーを開始し て卒業後の進路と目標をしっかりと設定できるよう指導しています。また実 際の仕事を知るための企業研修を行います。 2015年3月 英語文化学科卒業 藤原 沙也子 神戸市立 葺合高校出身 就職先:楽天株式会社 ビジネス総合職 日本航空 全日本空輸 JALスカイ ANA関西空港 JTB関西 ホテルモントレ大阪 楽天 ユニクロ 大塚商会 野村証券 三菱東京UFJ銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 ゆうちょ銀行 尼崎信用金庫 神戸信用金庫 姫路信用金庫 中国銀行 小・中・高教員 兵庫県警察本部 など 「海外と関わりのある仕事がしたい」これが私の昔 からの夢でした。勉強嫌いの私が、もっと英語を勉強 したいと思うきっかけとなった短期大学部1年生の時 の MFWI 留学。英語で英語を学ぶことの難しさ、楽 しさを知り、そしてこの留学をきっかけに4年制への 2015年5月1日現在 編入という道を選びました。 編入学後は、せっかく勉強するのであれば、少しでも厳しい環境に身を置こうと ACE クラスに所属。ほとんどの授業が英語で行われる楽しさを実感できたのは、編入して半年 を過ぎた頃でした。そして迎えた就職活動。私の強みは、大学で身に付けた積極性とどん な困難にも立ち向かっていけることですが、漠然とした目標しかなかったため、さまざま 卒業パーティーにて な分野に目を向けて就職活動を始めたものの、なかなかうまくいかず逃げ出した時期もあ りました。しかし大学のさまざまなキャリアサポートのおかげで、世界一を目指す会社に就職できた今は、自分 の夢をかなえるためのスタート地点に立てたと確信しています。武庫川女子大学で身に付けた英語力を活かし、 私自身も大きく成長し続けていきたいと思います。 2015年3月卒業 就 職 率 と 企 業 例( 順 不 同 ) 英語キャリア・ コミュニケーション学科 JTB関西 エイチ・アイ・エス 阪急トラベルサポート ホテルプラザ神戸 三宮ターミナルホテル ファミリア 東急ハンズ 資生堂 小野薬品工業 コーベヤ 兵庫県庁 奈良県庁 尼崎信用金庫 兵庫県信用組合 など 11 2015年5月1日現在 2.進学 短期大学部から大学への編入学 短期大学部(英語キャリア・コミュニケーション学科)からは本学 大学英語文化学科への編入の道が開かれています。 大学院への進学 英語文化学科には、文学研究科英語英米文学専攻(修士・博士後期 課程)が設置されています。大学院では高度の専門性を要する職業な どに必要な学識を身に付け能力を養います。 3.留学 卒業後さらに海外で学びたい人のために本学国際交流室で留学の相 談などに常時対応しています。 G raduates’ Voices 卒業生の声 2010年3月英語文化学科卒業 山口 かの子 尼崎市立 尼崎高校出身 国際協力機構「青年海外協力隊」日本語講師としてデリー・パブリック・スクール グレーターノイダ校勤務 現在私は、インドの小・中・高一貫の学校で、青年海外協力隊 員として日本語を教えています。インドの生徒はとても積極的か つ好奇心旺盛で、そして学びたいという意欲が大変強いので、そ んな彼らに日本語を教えるという今の仕事はとてもやりがいがあ ります。そして彼らに日本語を教えていると同時に、私も彼らか らたくさんのことを学ばせてもらっています。日本人が周りにい 海外小学校での授業風景 ない生徒たちや同僚の先生たちにとっては「日本」=「私」なの で、教室内外からのプレッシャーもありますが、刺激的な毎日を 楽しんでいます。 今、インドで日本語教師として働くことができているのは、武庫川女子大学で勉強できたからだと思っています*。 私の卒業した英語文化学科では深く英語を勉強できただけではなく、一人の人間として成長できました。特に、 MFWI留学では、日々自分の英語力が伸びているのが感じられ、そして友人と競い合いながら勉強することで、主体 性、積極性も身に付けられました。MFWI留学で私の視野が広がったように、私も子どもたちの視野を広げられるよ うな教師になりたいと思っています。 *日本語教師として働くには、別途資格取得が必要です。 2013年3月 短期大学部英語コミュニケーション学科卒業 中野 佑美 京都府立 東舞鶴高校出身 尼崎信用金庫 勤務 短大では、英語だけでなくさまざまなことを学びました。アメリカの 食文化を研究した卒業演習では、卒業論文の作成を通じて研究テーマ以 外に就職活動や仕事の書類作成に必要な文章力が身に付きました。MF WI留学で学んだ異なる価値観を持つ人を受け入れる心や、相手を知る ためにまず自分の意見を表現する習慣は、社会生活や職場でのコミュニ ケーションに生かされています。 現在は信用金庫の職員として、新規口座開設のほか資産運用の相談等 を承っています。大切なお金を預かる仕事ですから、お客様との信頼関 係は何よりも大切です。地域密着型金融機関として、積極的に支店周辺 本店前にて の清掃活動や、登校する児童の安全見守り活動、挨拶活動等を行い地域 の方々との交流を大切にしています。金融の知識、商品については日々勉強中で、今後もお客様のことを第一に考 え、たくさんのお客様から信頼される一流の信用金庫職員になれるように、さらに努力していきたいと考えてい ます。 12 OPEN CAMPUS 2015 6/7 ㈰ 7/18 ㈯ 7/19 ㈰ 8/14 ㈮ 8/15 ㈯ 9/27 ㈰ および キャリア・ (文学部、 健康・スポーツ科学部、 生活環境学部、 音楽学部、看護学部、短期大学部) 阪神電車「鳴尾 (武庫川女子大前)駅」 から、国道43 号線に沿って東へ徒歩約7分