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資料 (217キロバイト)
資料編
資料1
地域情報化のこれまでの取組
資料2
行政情報化のこれまでの取組
資料3
国が進める情報化
資料4
久留米市高度情報化戦略の推進体制の整備に関する規程
資料5
用語説明
資料1
地域情報化のこれまでの取組
○情報通信基盤の整備
年月
主な取組内容
昭和60年11月
郵政省テレトピアモデル地域指定
「久留米テレトピア計画」に基づき、第3セクターを設立。ビデオテックスや
パソコン通信など地域での双方向通信業務を行う久留米・鳥栖広域情報(株)
(昭
和60年12月)、都市型ケーブルテレビの(株)ケーブルテレビジョン久留米
(昭和63年8月)。
平成
8年
4月
地域プロバイダー事業開始
久留米・鳥栖地域インターネット協議会(平成6年6月設立)により地域プロ
バイダー事業を開始。地域に低価格・高品質のインターネット接続環境を整備。
※平成10年4月より、第3セクターの久留米・鳥栖広域情報(株)にプロバイ
ダー事業を移管
平成
8年
9月
CATVインターネット実験開始
「久留米情報みらい21研究プロジェクト」を立ち上げ、放送を目的に敷設さ
れたCATV網を、大容量・常時接続の通信網として使うための課題整理、実用
化研究を実施。
※平成11年6月、第3セクターの(株)ケーブルテレビジョン久留米により事
業化
平成10年12月
コミュニティFM開局
平成10年6月、第3セクター(株)くるめシティエフエムを設立。同年12
月、放送開始。
平成15年
6月
コミュニティFMサテライト開設
久留米市六角堂広場内にサテライトスタジオを開設。
平成15年11月
LGWAN接続
総合行政ネットワークシステム(LGWAN)との接続開始。
平成16年
1月
公的個人認証サービス開始
住民基本台帳カードを利用した公的個人認証サービスがスタート。
電子証明書を添付することで本人確認を公的に行い、安全に申請手続きなどがで
きるようにするもので、行政機関への申請手続きなどが、自宅のパソコンからイ
ンターネットを通じてできるようになる。
平成19年
3月
サービス未提供地域におけるCATV環境を整備
情報格差是正と地域の活性化のため、サービス未提供地域の一部についてケー
ブルテレビによる環境整備を行う。
※第3セクターの(株)ケーブルテレビジョン久留米により整備を実施
平成23年
3月
ICT基盤整備
田主丸、北野、城島、三潴地域の情報通信基盤整備事業による整備
平成26年
7月
超高速ブロードバンド未整備地域サービス開始
民間通信事業者により整備
36
○行政サービスの情報化
年月
平成
8年
主な取組内容
4月
広聴フィードバックシステムを開始
市民の声のデータベース化を行い、各部局からの情報の入力や利用が可能な全
庁的なネットワークを構築。
平成
8年
4月
インターネットによる情報発信を開始
市にインターネットサーバーを設置し、インターネットによる情報発信を開始。
観光情報、競輪情報、広域圏情報、職員採用、工業団地紹介など通常の情報発信
の他、会議の議事録の公表や各課メールアドレスの公表など先進的な取組も実施。
平成10年
4月
情報提供メディアの多様化
CATVによる広報を開始。同年12月からはコミュニティFMによる情報提
供を開始。
平成11年
2月
自動交付機導入
自動交付機による住民票、印鑑証明等の発行サービスを開始。
平成11年
4月
図書館情報ネットワークシステムスタート
久留米市民図書館所蔵の図書の検索、貸出状況の照会、貸出・返却処理などが
利用者端末機から利用可能に。蔵書検索や新着本紹介などはインターネットによ
り自宅などからも利用可能。
平成13年
5月
「えーるネット久留米」
生涯学習をはじめとするさまざまな機能を有する複合施設「えーるピア久留米」
を中核的な情報センターと位置付け、市役所や公共施設、第3セクター、久留米
広域市町村圏内の自治体によって構成される地域イントラネット「えーるネット
久留米」を構築。
平成14年
3月
「ICカードの普及等によるIT装備都市研究事業」実証実験開始
ICカードを活用したサービスとして、14年3月より介護保険電子申請・健
康情報サービス、同9月より国民健康保険資格確認の実証実験を行った。
平成14年
8月
「住民基本台帳ネットワーク」開始
住民基本台帳ネットワークシステム(いわゆる住基ネット)を開始。
恩給などの行政手続きの際に住民票の提出が不要になったり、法律で定められた
事務を行う際に市役所などに出向いたり、証明を受けに行く負担が軽くなる。
平成15年
8月
住基カードの発行開始
平成15年8月から住民基本台帳カードの交付及び住民票の広域交付サービス
開始
平成18年10月
電子申請システムの導入
ふくおか電子自治体共同運営協議会の簡易申請システム「ふくおかネット申請」
を導入
平成21年
4月
施設予約システムのリニューアル
えーるネット久留米で稼動していた施設予約システムをリニューアル
37
年月
平成23年
主な取組内容
1月
物品契約システムの導入
物品調達の業務間相互連携による情報共有を可能にするために、物品調達事務
の一連の処理を支援するシステムを導入
平成23年
4月
子育て情報サイトの構築
出産や育児に必要な情報を一元的に表示できるポータルサイト(子育て情報
サイト)を開設
平成23年
災害時要援護者名簿システム
市や地域内で要援護者情報を共有する「災害時要援護者名簿」を作成し、その
管理を行う「災害時要援護者名簿システム」を導入
平成25年
4月
電子入札・調達システムの導入
建設工事の条件付一般競争入札(市内対象案件)において電子入札を導入
38
資料2
行政情報化のこれまでの取組
○基幹系システムの変遷
年月
主な開発業務
昭和43年
各税賦課業務、ガス、水道
昭和46年
住民情報管理、人事給与、住宅使用料、選挙等住民マスター利用
昭和47年
財務会計、高等学校授業料、農業共済
昭和48年
下水道受益者負担金、指定統計
昭和49年
児童手当
昭和50年
下水道使用料(4月)、起債管理(6月)
昭和52年
4月 税務行政トータルシステム(カナ)
昭和53年
4月 失業対策賃金
国民年金オンラインシステム(カナ)
昭和54年
4月 生活保護
昭和55年
4月 未納状況照会オンライン
昭和56年
2月 保育
昭和57年
4月 農家台帳
昭和59年
4月
*
下水道パソコンシステム
昭和61年12月 図書館
4月
*
道路台帳、健康保険パソコンシステム
昭和62年10月
*
法人市民税パソコンシステム
昭和62年
昭和63年
4月 文書管理
平成
7月
*
家屋評価システム
*
住宅管理パソコンシステム
元年
平成
2年
1月
平成
2年
4月 ガス営業管理
平成
4年
3月 市民窓口システム(1期)開発始まる
平成
5年
1月 人事・給与システム
平成
6年
1月 市民窓口オンラインシステム稼動(漢字)
(住民記録、印鑑、外国人、宛名、国民年金、国保)
平成
6年10月 新固定資産税登記オンラインシステム稼動
平成
7年
2月 新固定資産税課税システム稼動
平成
7年
4月 公費医療オンラインシステム稼動
*
平成8
年
名寄帳検索システム稼動
3月 償却資産課税システム稼動
平成
8年
7月 特別土地保有税システム稼動
平成
9年
1月 コンピュータ関連機器地震対策(端末含む)
平成
9月
4月 新軽自動車税オンラインシステム稼動
*
固定資産業務支援システム稼動
39
年月
平成
9年
平成10年
主な開発業務
9月
*
契約管理システム稼動
1月 農家台帳システム稼動
平成10年10月
*
財務会計システム稼動
平成11年
1月
*
自動交付機稼動
平成11年
2月
*
障害者支援システム稼動
平成11年
3月
*
図書館システム稼動
平成11年10月
*
介護保険システム稼動
*
市営住宅システム稼動
平成12年
4月 新国民健康保険システム稼動
*
生活保護システム稼動
*
保健情報システム稼動
*
競輪事業従事者給与システム稼動
下水道(施設管理)システム稼動
平成12年
6月
*
平成13年
6月
*
選挙(期日前投票)システム稼動
平成13年12月
*
児童保育システム稼動
平成14年
*
下水道受益者負担金システム稼動
*
高額医療費システム稼動
5月
*
戸籍システム稼動
平成14年
6月
*
児童扶養手当システム稼動
平成14年
8月
*
住基ネット一次稼動
平成14年10月
*
地番図GISシステム稼動
平成15年
3月
*
児童手当システム稼動
4月
*
開発行為台帳管理システム稼動
*
農業集落排水システム(北野)稼動
住基ネット二次稼動
平成14年
平成15年
4月
平成15年
8月
*
平成16年
4月
*
人事経歴管理システム稼動
平成16年11月
*
法人市民税システム稼動
平成17年
2月 合併に伴うシステム変更
4町普徴・4町固定システム稼動、
*
農業集落排水(田主丸)、*浄化槽(城島)システム稼動
平成18年
1月
*
個人市民税課税資料イメージ管理システム稼動
平成18年
4月
*
包括支援センターシステム稼動
平成19年
1月 包括アウトソース業務委託開始(*新税収納・滞納・証明システム稼動)
平成20年
4月
平成21年
4月 固定資産税評価統一
*
後期高齢者医療システム稼動
平成21年10月 「業務・システム全体最適化基本計画」策定
平成24年
1月 久留米市総合行政システム(一次稼動)
平成26年
久留米市総合行政システム(二次稼動)
※*印はパソコンやCS(クライアント・サーバー方式)のシステム。
40
○情報系システムの変遷
年月
主な内容
平成
7年11月
Windowsパソコン30台 を初 めて導 入
平成
8年
2月
庁内LAN構築、インターネット接続
平成
8年
4月
久留米市ホームページ開設、電子メール運用開始
平成10年10月
庁内LANに光ケーブルを導入しギガビットLAN構築
平成13年
2月
インターネット機器リプレースによりセキュリティ対策強化
平成13年
6月
Microsoft Office バージョンアップ(95→2000)
平成14年
6月
課長級職員にパソコン1人一台配布
平成14年11月
インターネット接続回線速度を128Kbpsから10Mbpsに増速
平成14年12月
出先機関接続回線速度を64Kbpsから10Mbpsに増速
平成15年10月
総合行政ネットワーク(LGWAN)接続
平成16年
グループウェア「くるめ∼る」導入
5月
平成17年10月
必要な職員にパソコン1人一台体制確立(約2,000台)
全職員(学校・保育園等一部を除く)に電子メールアドレス付与
平成18年
2月
インターネット機器リプレースによりセキュリティ対策強化
平成19年
6月
セキュリティ向上のためデータ保存を課のPCから全庁サーバへ移行
平成20年10月
庁内LANサーバ及び庁内LANネットワーク機器リプレース
平成22年
グループウェア「くるめーる」リプレース
1月
平成24年
インターネット機器リプレイス
平成25年
4月
WindowsXP サポート終了に伴う脆弱性オプション導入
平成25年
8月
WindowsXP パソコンリプレイス
41
資料3
1
国が進める情報化
○世界最先端IT国家創造宣言
「世界最先端IT国家創造宣言」は、未来を創造する国家ビジョンとして、今後、5年程度の期間
(平成32年まで)に世界最高水準のIT利活用社会を実現することを目標としており、めざすべ
き社会・姿を明らかにするとともに、その実現に必要な取り組みなどがとりまとめられています。
以下に主要な項目の抜粋を示します。
世界最先端IT国家創造宣言
(平成26年6月24日
高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT総合戦略本部))
Ⅲ.目指すべき社会・姿を実現するための取組
1.革新的な新産業・新サービスの創出と全産業の成長を促進する社会の実現
(1)オープンデータ・ビッグデータの活用の推進
(2)IT を活用した日本の農業・周辺産業の高度化・知識産業化と国際展開(Made
by
J
apan 農業の実現)
(3)起業家精神の創発とオープンイノベーションの推進等
(4)IT・データを活用した地域(離島を含む。)の活性化
(5)次世代放送・通信サービスの実現による映像産業分野の新事業創出、国際競争力の強化
(6)東京オリンピック・パラリンピック等の機会を捉えた最先端のIT利活用による「おもてなし」
の発信
2.健康で安心して快適に生活できる、世界一安全で災害に強い社会
(1)適切な地域医療・介護等の提供、健康増進等を通じた健康長寿社会の実現
(2) 世界一安全で災害に強い社会の実現
(3)家庭や地域における効率的・安定的なエネルギーマネジメントの実現
(4)世界で最も安全で環境にやさしく経済的な道路交通社会の実現
(5)雇用形態の多様化とワーク・ライフ・バランス(「仕事と生活の調和」)の実現
3.公共サービスがワンストップで誰でもどこでもいつでも受けられる社会の実現
(1)利便性の高い電子行政サービスの提供
(2)国・地方を通じた行政情報システムの改革
(3)政府におけるITガバナンスの強化
出典:総務省「世界最先端IT国家創造宣言」より抜粋
42
○電子自治体の取組みを加速するための10の指針
総務省では、平成13年10月に「電子政府・電子自治体推進プログラム」を、平成15年8月
に「電子自治体推進指針」を策定し、電子自治体の基盤整備、行政サービスの向上、行政の効率化、
地域の課題解決、情報セキュリティの確保に向けた各種の施策を講じてきました。平成19年3月
には「新電子自治体推進指針」を策定し、地方公共団体におけるオンライン利用促進の取組の推進
に取り組んできました。平成22年5月、IT戦略本部は「新たな情報通信技術戦略」を公表し、
新たな国民主権の社会を確立するため重点戦略(3本柱)と目標を設定しました。同戦略の中で「国
民本位の電子行政の実現」が1つの柱とされ、その具体的取組として、自治体クラウドによる情報
システムの統合・集約化が位置付けられました。
平成26年3月、電子自治体推進指針である「電子自治体の取組みを加速するための10の指
針」(図表[1−1])を策定しました。これまでの指針がICTの進展や動向等について広く地方
公共団体に情報提供することを目的の一つとしていたのに対し、「電子自治体の取組みを加速する
ための10の指針」は、「世界最先端IT国家創造宣言」を踏まえた番号制度の導入に併せた自治
体クラウド導入の加速を最優先課題と位置付け、行政情報システムの改革に関して地方公共団体に
期待される具体的な取組みを提示することに重点を置いた内容となっています。
図表[1−1]
電子自治体の取組みを加速するための10の指針
出典:総務省「電子自治体の取組みを加速するための10の指針」
43
○サイバーセキュリティ基本法
「世界最先端IT国家創造宣言」(平成26 年6月24 日閣議決定)は、「世界最高水準の IT
利活用社会」を実現することを目指している。
このような中、サイバー空間を取り巻くリスクの深刻化の現状、そして、サイバー空間の今後の
更なる拡大・発展・変化を踏まえると、「世界最高水準のIT利活用社会」の実現を通じた成長戦
略及び国家の安全保障・危機管理を確固たるものとするためには、国において、サイバー空間を構
成する情報システムや情報通信ネットワーク等において処理される情報及び実空間における重要イ
ンフラ等であって当該情報システムや情報通信ネットワーク等と一体化・融合しているものに関す
る機密性・完全性・可用性等が確保された状態である「サイバーセキュリティ」を強化するための
推進体制の機能を強化することが不可欠となっている。
サイバー空間をめぐる厳しい情勢の中、平成 26 年 11 月6日、国会(臨時会)において、サイ
バーセキュリティの推進体制の強化等を内容とする「サイバーセキュリティ基本法」(以下「基本
法」という。)が成立した。 今後、基本法に基づき、国家の安全保障・危機管理の観点を含め、サ
イバー空間の防護を図るためには、国の主導的役割(基本法第 13 条∼第 23 条)を踏まえつつ、
官民の関係者(国、地方公共団体を含む重要インフラ事業者等、企業、教育・研究機関及び一般利
用者)がそれぞれに社会的立場に応じた役割を発揮しながら、国際連携や官民連携をはじめとして
相互に連携し、共助することが必要である。
図表[1−2]
サイバーセキュリティ基本法案の概要
出典:内閣官房「サイバーセキュリティ基本法案の概要」
44
資料4
久留米市高度情報化戦略の推進体制の整備に関する規程
(趣旨)
第1条
この規程は、情報通信技術の飛躍的発展とインターネットに代表される情報通信ネットワ
ークの急速な普及による社会・経済構造の変化に対応した豊かな市民生活の実現を目的として、
久留米市が実施する情報化施策を迅速かつ重点的に推進するための体制の整備について必要な事
項を定めるものとする。
(定義)
第2条
この規程において、「情報化施策」とは、市民の利便性の向上、行政運営の簡素化及び効
率化、地域産業の活性化等を図るために情報通信ネットワークその他の情報技術を用いて行政の
情報化を行う施策をいう。
2
この規程において、「ICT戦略」とは、久留米市高度情報化戦略をいう。
(最高情報統括責任者)
第3条
本市の行政の情報化を推進し、情報システムの適正かつ効率的運用を図るため、行政の情
報化全体を指導統括する最高情報統括責任者(以下「CIO」という。)を置く。
2
CIOは、総務部を担任する副市長をもって充てる。
(ICT戦略推進本部の設置)
第4条
情報化施策を総合的かつ計画的に推進するため、ICT戦略推進本部(以下「推進本部」
という。)を置く。
(推進本部の所掌事務)
第5条
推進本部は、次に掲げる事務をつかさどる。
(1)
久留米市情報化推進計画(以下「情報化推進計画」という。)を策定すること。
(2)
情報化推進計画に基づく情報化施策を推進するための重要な事項を審議すること。
(3)
情報化施策の実施のために必要となる庁内の情報システムの整備その他必要な措置につい
て審議すること。
(ICT戦略推進本部の組織)
第6条
推進本部は、次に掲げる者をもって組織する。
(1)
副市長
(2)
教育長
(3)
企業管理者
(4)
総合政策部長
(5)
総務部長
(6)
協働推進部長
(7)
会計管理者
(8)
その他市長が指名する職員
2
推進本部に本部長及び副本部長を置き、本部長はCIOを、副本部長はその他の副市長
をもって充てる。
3
本部長は、推進本部の事務を統括する。
4
副本部長は、本部長を補佐し、本部長に事故があるとき、又は本部長が欠けたときは、
その職務を代理する。
45
(推進本部の会議)
第7条
推進本部の会議は、必要に応じ本部長が招集する。
(ICT戦略推進委員会)
第8条
2
推進本部にICT戦略推進委員会(以下「推進委員会」という。)を置く。
推進委員会は、推進本部の所掌事務のうち、次に掲げる事項を処理することとする。
(1)
電子計算機を使った業務の新規開発及び重要な情報システムの変更について調査審
議すること。
(2)
庁内LAN及び外部とのネットワークの接続並びにインターネットに係る運用管理
(情報セキュリティ(情報資産の機密性、完全性及び可用性を維持し、並びに定められた範囲
での利用可能な状態を維持することをいう。)の実効性の確保のために必要な措置に関するこ
とを含む。)について調査審議すること。
3
推進委員会は、前項に定めるもののほか、推進本部の事務を適正かつ円滑に処理するため、推
進本部が所掌する事務に関し、事前の調査を行う。
4
推進委員会は、次に掲げる者をもって組織する。
(1)
総務部長
(2)
総合政策部長
(3)
総合政策課長
(4)
財政課長
(5)
行財政改革推進課長
(6)
総務部次長
(7)
人事厚生課長
(8)
協働推進部次長
(9)
その他本部長が指名する職員
5
推進委員会に委員長及び副委員長を置き、委員長は総務部長を、副委員長は総合政策部
長をもって充てる。
6
委員長は、推進委員会の事務を統括する。
7
副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるとき、又は委員長が欠けたときは、
その職務を代理する。
(推進委員会の会議)
第9条
推進委員会の会議は、必要に応じ委員長が招集する。
(ICT戦略会議の設置)
第10条
ICT戦略の推進に関し、有識者の意見を求めるため、推進本部にICT戦略会議を置く
ことができる。
2
ICT戦略会議は、次に掲げる者のうちから市長が指名するものをもって構成する。
(1)
関係行政機関の役職員
(2)
公共団体又は公共的団体の役職員
(3)
学識経験者
(4)
その他市長が適当と認める者
(情報化推進委員)
第11条
部(本市(委員会、委員その他の実施機関を含む。)部に相当する組織を置かない実施機
関については、その事務局をいう。以下同じ。)における情報化の推進を図るため、推進委員会
に情報化推進委員を置く。
46
2
情報化推進委員は、情報化の推進について、次に掲げる事務を処理する。
(1)
その属する部における情報施策の調整に関すること。
(2)
その属する部における情報施策の実施に関し、必要な指導、助言を行うこと。
3
情報化推進委員は、部の総務を担当する課等の職員のうちから当該部の長がそれぞれ指名する
もの1人をもって充てる。ただし、総務部、秘書室、監査委員事務局、選挙管理委員会事務局及
び公平委員会事務局については総務部総務課の職員のうちから、農政部及び農業委員会事務局に
ついては農政部の総務を担当する課等の職員から各1人を充てるものとする。
(ワーキンググループ)
第12条
情報化推進計画に係る専門的事項及び各部にわたる横断的な処理を要する事項に関し、調
査、研究及び検討の作業を行うため、推進委員会にワーキンググループを置くことができる。
2
ワーキンググループは、推進委員会の委員長が指名する職員及び推進委員会の要請に応
じて各部の長が推薦した職員で組織する。
(推進本部の庶務)
第13条
推進本部の庶務は、総務部情報政策課において処理する。
(委任)
第14条
附
この規程に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。
則
この規程は、平成16年11月1日から施行する。
附
則(平成17年3月31日規程第34号)
この規程は、平成17年4月1日から施行する。
附
則(平成17年7月29日規程第52号)
この規程は、平成17年7月29日から施行する。
附
則(平成18年5月31日規程第10号)
この規程は、平成18年6月1日から施行する。
附
則(平成19年3月30日規程第8号)抄
(施行期日)
1
この規程は、平成19年4月1日から施行する。
(久留米市高度情報化戦略の推進体制の整備に関する規程に関する経過措置)
4
収入役在職期間中に限り、第4条の規定による改正後の久留米市高度情報化戦略の推進体制の整
備に関する規程第7条第1項の規定は適用せず、同条の規定による改正前の久留米市高度情報化戦
略の推進体制の整備に関する規程第7条第1項の規定は、なおその効力を有する。この場合におい
て、同項第1号中「助役」とあるのは「副市長」とする。
附
則(平成23年3月23日規程第10号)
この規程は、平成23年4月1日から施行する。
附
則(平成23年4月28日規程第23号)
この規程は、平成23年5月2日から施行する。
附
則(平成26年12月12日規程第15号)
この規程は、平成26年12月15日から施行する。
47
資料5
用
語
説
明
Facebook(フェイスブック)
米フェイスブック社の提供するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。もともと米
国の学生の交流を目的に開発され、サークルやパーティーの募集、就職や趣味など、さまざまな
情報交換に利用されている。画像や動画の投稿、ほかの参加者とのメッセージの交換などができ
るほか、Ajax に対応し、一般のユーザーが開発したアプリケーションを自由に追加できるのが特
徴。
ICカード
名刺大のプラスチック製カードにIC(集積回路)を埋め込んだもの。「アイ シー カード」
と読む。
磁気データに比べて100倍以上の情報量を記憶でき、多様な処理が可能である。また、偽造
が困難であり、磁気に強いという特徴がある。現在、磁気カードに代わるものとして、クレジッ
トカードなどに一部実用化されている。
IT(information technology)
「アイ ティー」と読む。直訳すると「情報技術」。情報通信分野の技術的な話しから情報の活
用の仕方まで、広い範囲で使われている。
ITは産業構造や社会生活などに大きな変革をもたらしており、このことを「IT革命」と呼ん
でいる。
ITガバナンス
企業などが自社の情報システムの導入や運用を組織的に管理する仕組み。今や日々の企業活動
の根幹に組み込まれたITシステムを「システム部門任せ」にせず、経営的な視点からその投資
や運営、リスク管理などに全社的課題として取り組む姿勢を表した用語である。
ICT(Information and Communication Technology)
「アイ シー ティー」と読む。
情 報 (information) や 通 信 (communication) に 関 す る 技 術 の 総 称 。 同 様 の 言 葉 と し て
IT(Information Technology:情報技術) が用いられていたが、近年ではICTという言葉が用い
られるようになっている。また、国際的にはICTの方が通りがよい。
LAN(Local Area Network)
「ラン」と読む。
同一建物内、事業所の構内など、限られた空間でのコンピュータ・ネットワーク(コンピュー
タやプリンタなどを通信回線で接続し、情報のやり取りをできるようにしたもの)。
LGWAN
→
「総合行政ネットワーク」の項参照
48
LINE(ライン)
スマートフォンなどで短い文字メッセージの交換(チャット)や音声通話などができるアプリケ
ーションソフト。
PDCAサイクル
業務プロセスの管理手法の一つで、計画(plan)→実行(do)→評価(check)→改善(act)という 4
段階の活動を繰り返し行なうことで、継続的にプロセスを改善していく手法。
SNS
人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型の Web サイト。友人・知人間のコ
ミュニケーションを円滑にする手段や場を提供したり、趣味や嗜好、居住地域、出身校、あるい
は「友人の友人」といったつながりを通じて新たな人間関係を構築する場を提供する、会員制の
サービスのこと。
Twitter
今していること、感じたことなどを「つぶやき」のような短い文章にして投稿するスタイルの
ブログサービスの一つ。こうしたタイプのブログは「ミニブログ」と呼ばれ、Twitterは
その魁として最も注目されたサービスの一つである。
アプリ/アプリケーション(Application)
特定目的のために開発されたソフトの総称。
ワープロソフト、表計算ソフト、データベースソフトなど汎用性を持ったものや、経理処理な
ど特定業務向けに開発されたものがある。
インターネット(Internet)
コンピュータ・ネットワーク間のネットワーク。
世界各国のコンピュータ・ネットワークを接続して、ひとつのネットワークシステムとして利
用するもの。相手先のアドレスさえわかれば、世界中のどことでも通信することが可能。インタ
ーネットの利用形態として、電子メール、ネットニュース、ファイル転送、WWWなどがある。
イントラネット(Intranet)
インターネット技術の組織内利用形態。
インターネットの環境を組織内での情報共有化に利用したもので、組織内の情報交換をブラウ
ザや電子メールなどを用いて行う。
インフラ/インフラストラクチャ(Infrastructure)
都市構造の基盤となる道路、鉄道等の施設。コンピュータ・システムにおいては、システムを
実現するためのソフトウェア及びハードウェアの基盤を指す。
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エネルギーマネジメント
需要側の省エネルギーを推進し、エネルギー消費量を大幅に削減するため、IT技術を活用し
てエネルギー消費機器などをネットワークで接続し、最適な方法などで複数の機器を自動制御し、
省エネルギーを促進させるシステム。
オープンイノベーション
自社技術だけでなく他社が持つ技術やアイデアを組み合わせて、革新的な商品やビジネスモデ
ルを生み出すこと。
外部の開発力を活用したり、知的財産権を他社に使用させたりすることで革新的なビジネスモ
デルなどを生み出し利益を得る考え方をオープンイノベーションという。
オープンデータ
何らかの権利に基づく制限を課されることなく、誰でも自由に入手、加工、利用、再配布など
することができるよう公開されたデータ。コンピュータプログラム(のソースコード)を制限なく
公開する「オープンソース」(open source)の考え方をデータに適用したもの。
オンライン(On-line)
コンピュータがネットワークに接続され、サービスを受けられる状態にあること。
ホストコンピュータと端末機がネットワークで結ばれており、リアルタイム(即時的)にデー
タが処理される。
クラウド・コンピューティング
従来は手元のコンピュータで管理・利用していたようなソフトウェアやデータなどを、インタ
ーネットなどのネットワークを通じてサービスの形で必要に応じて利用する方式。IT業界では
システム構成図でネットワークの向こう側を雲(cloud:クラウド)のマークで表す慣習があるこ
とから、このように呼ばれる。
クラウドサービス
→
クラウド・コンピューティング
コンピュータ・セキュリティ(Computer Security)
事故や犯罪に対して、コンピュータの安全を守ること。コンピュータの装置や設備を盗難や不
正使用から守ることや、そこに貯えられたデータやプログラムの盗難や改ざんを防ぐことを指す。
コンピュータ・ネットワーク(Computer Network)
コンピュータ同士を通信回線で接続したシステム。単にネットワークと略すこともある。デー
タやプログラムをやりとりしたり、一つの仕事を複数のコンピュータで処理するなど、処理効率
の向上やシステムとしての信頼性を高めることができる。規模によりLANやWANなど、様々
な形態がある。
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サーバ(Server)
データを供給するコンピュータ。
データ等の保管や管理を集中的に行うなど、ネットワーク上で中核的な役割を果し、他のコン
ピュータ(「クライアント」と呼ばれる)へそれらを供給する。
スマートフォン
個人用の携帯コンピュータの機能を併せ持った携帯電話。従来の携帯情報端末(PDA)に携帯電
話・通信機能を統合したもの、と表現されることもある。単に高機能というだけでなく、汎用の
OS を搭載し、利用者が後からソフトウェアなどを追加できるようになっている機種を指す場合が
多い。
総合行政ネットワーク
LGWAN(Local Government WAN)
地方自治体のコンピュータネットワークを相互接続した広域ネットワーク。都道府県、市区町
村の庁内ネットワークが接続されており、中央省庁の相互接続ネットワークである霞ヶ関WAN
にも接続されている。
タブレット端末
コンピュータ製品の分類の一つで、板状の筐体の片面が触れて操作できる液晶画面(タッチパネ
ル)になっており、ほとんどの操作を画面に指を触れて行うタイプの製品のこと。また、特に、そ
のような製品のうち、スマートフォンと共通のOSやアプリケーションソフトを使用する製品の
こと。
データカタログサイト
各府省の保有データをオープンデータとして利用できる場をつくり、データの提供側・利用側
双方にオープンデータのイメージを分かりやすく示すことを目的としたポータルサイトです。
データベース
データの集合体。
相互に関連のある大量のデータを整理した形で蓄積しておき、必要に応じて直ちに取り出せる
ようにした仕組み。
デジタル(Digital)
有限桁数による数値表示形式。
数字や指を表わす「デジット」から来た言葉。例えば、デジタル式の時計では、時分秒を整数
値で明瞭に表示するが、秒と秒の間の微妙な値を表現することが困難である。これに対する言葉
として「アナログ」があるが、アナログ式の時計では、時分秒の読み取りに(デジタル式と比べ
て)時間がかかるものの、秒と秒の間さえも連続的に表現することができる。現在のコンピュー
タは、ほぼすべてが「0(無電)」か「1(通電)」かという2進数のデジタル信号によって内
部的な処理を行っている。
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電子入札・開札
調達機関と応札者の間で行われていた入札・開札業務を、簡易化、透明化を図ることを目的に
インターネット上で実現すること。
電子メール(Electronic Mail)
電子的な手紙。「E−mail(イー メール)」ともいう。
インターネット等を通じて、特定の相手とメッセージをやり取りする。相手先の「メールアド
レス」を指定して、メッセージを送信すると、相手側の「メールボックス」にそのメッセージが
蓄積され、相手方は、好きな時にそのメッセージを取り出して読むことができる。
ネットワーク(Network)
→
コンピュータ・ネットワーク
ビッグデータ
従来のデータベース管理システムなどでは記録や保管、解析が難しいような巨大なデータ群。
明確な定義があるわけではなく、企業向け情報システムメーカーのマーケティング用語として多
用されている。
多くの場合、ビッグデータとは単に量が多いだけでなく、様々な種類・形式が含まれる非構造
化データ・非定型的データであり、さらに、日々膨大に生成・記録される時系列性・リアルタイ
ム性のあるようなものを指すことが多い。
ホームページ(Homepage)
ウェブサーバに置かれたデータで、インターネット上での情報提供を行う。
「ホームページ」の狭義の意味としては、一連の情報提供ページの「表紙ページ」を指すが、
最近では一連の情報提供ページそのものを指すことが多い。
マイ・ポータル
行政機関がマイナンバー(個人番号)の付いた自分の情報をいつ、どことやりとりしたのか確
認できるほか、行政機関が保有する自分に関する情報や行政機関から自分に対しての必要なお知
らせ情報等を自宅のパソコン等から確認できるもの。
メール
→
電子メール
メールマガジン(Mail Magazine)
電子メールを利用して発行される雑誌。発行者が購読者に定期的にメールで情報を届けるシス
テムのこと。メルマガと略される。
メタデータ
データについてのデータ。あるデータそのものではなく、そのデータに関連する情報のこと。
データの作成日時や作成者、データ形式、タイトル、注釈などが考えられる。データを効率的に
管理したり検索したりするために重要な情報である。
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メルマガ
ユビキタス
→
メールマガジン
→
ユビキタス・ネットワーク
ユビキタス・ネットワーク
「いつでも、どこでも、誰でも、何にでもアクセス可能」なネットワーク環境。なお、「いたる
ところに偏在する」という意味のラテン語に由来した言葉。
【参考文献】
・株式会社インセプト「IT用語辞典
e-Words」
・ASCII.jp「デジタル用語辞典」
・技術評論社「パソコン用語事典」
・日経BP社 「デジタル大事典」
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