行政、観光、再開発、経済の話題をレポート

03-Kumakei Press
2013.01
行政、観光、再開発、経済の話題をレポート
ニュース
熊本港にガントリークレーン設置
８月、熊本港にガントリークレーンが設置された。静
岡県清水港で使われていた中古品で、熊本県は静岡県か
ら１０５万円で購入。同クレーン設置で荷役作業時間が
大幅に短縮されるとともに、コンテナが傾く可能性も少
なくなった。県は同クレーン設置を機にコンテナ取扱量
を拡大し、週２便化につなげる意欲を示している。
▲桜町再開発事業について発表する九州産業交通ホールディングスの会見
桜町再開発は２０１５年着工へ
▲熊本港コンテナ埠頭に陸揚げされるガントリー
クレーン
日、桜町再開
31
「熊大Ｍｇ」量産化へ前進
▲ 10 月 20 日、中国人観光客を乗せ八代港に寄港したクルー
ズ客船（７万 5000 トン）
「ゆめタウン」などを
展 開 す る イ ズ ミ（ 本 社・
広島市）が出店攻勢を強
めている。８月には益城
町への出店について立地
協 定 を 調 印。 そ の ほ か、
熊本市中央区大江のＪＴ
熊本工場跡地、玉名市亀
甲のトッパンパックス玉
名工場跡地などに出店す
光陽
代表取締役社長 萱島
２８
本 社 大分市大字羽屋字小柿234-1 TEL 050（3540）4113㈹ FAX 097（544）6092
KOYO PROCESS DESIGN
株式会社
る。また、
９月 日付で
「ハ
▲熊大Ｍｇの事業化実証施設。総事業費は 8 億 5 千万円
ロ ー グ リ ー ン エ ブ リ ー」
中国クルーズ船が熊本初入港
を展開する㈱西紅を子会
▲ 社化した。
イズミＳＣの立地協定調印式で握手する山西泰明イズ
ミ社長（中央）ら
イズミが出店攻勢へ
不二ライトメタル㈱（長洲町）は「ＫＵＭＡＤＡＩマ
グネシウム合金（熊大Ｍｇ）」の事業化実証施設を建設し
た。同社と熊本大学が共同開発してきた「熊大Ｍｇ」は、
従来のマグネシウムより強度が２～３倍あり、耐熱性に
富んでいることが特徴。同社は実証施設の稼働により、
生産性の向上や価格競争力などの課題解決を図る意向で、
早期の量産化が期待されている。
10 月 20 日、中国クルーズ船が八代港に到着した。
上海から中国人観光客約１５００人を乗せ、韓国・
済州島を経由して、同港に寄港。県内に寄港した客
船では過去最大となった。乗船客はバスに乗り込み、
やつしろ全国花火競技大会や阿蘇、熊本城などを観
光。八代市では寄港継続に期待が高まっている。
九州産業交通ホールディ
月
10
ングス㈱（熊本市中央区桜
町）は
発事業について２０１５年
に着工する見通しを示し
た。 交 通 セ ン タ ー 一 帯 の
２万８千㎡に商業施設、コ
ンベンションホール、バス
ターミナルなどを整備す
年の完成を
18
る も の で、 総 事 業 費 は 約
５００億円。
目指す。
また、ＮＨＫは同区花畑
町の新熊本放送会館の建築
概要を明らかにした。新会
16
館は地上４階地下１階建て
14
年度下期に着工、
年度上期の完成を目指す。
▲ NHK 熊本放送局の新会館建設予定地
で、
メガソーラーの建設相次ぐ
再生可能エネルギーの全
量買取制度の運用開始を受
け、大規模太陽光発電所（メ
ガソーラー）が次々に建設
されている。７月８日には、
北九州市の芝浦グループ
ホールディングス㈱が南関
町に設置した発電所が稼働。
そのほかタイヘイテクノス、
熊本製粉、東京エレクトロ
ン九州などがメガソーラー
を建設している。
▲芝浦グループホールディングスが設置した「九州
ソーラーファーム２南関セキア発電所」。ホテルセ
キアから駐車場用地などを購入して建設した
８月１日、阿蘇くまもと空港の国内線ター
ミナルビルがリニューアル。熊本空港ビル
ディング㈱が総事業費約 25 億円をかけて
行ったもので、耐震補強とあわせて、1 階部
分を前面道路側に３ｍ拡張。ビル前の歩道幅
も拡張し、大型のひさしを設置した。そのほ
かエスカレーター増設やトイレの改修、案内
サインの改良などを実施。県産材を壁面や天
井にふんだんに使用するとともに、太陽光発
電システムを導入し、環境面にも配慮した。
空港ビルがリニューアル
▲熊本城の城郭をイメージした外観の国内線ターミナルビ
ル。阿蘇くまもと空港の大看板も新たに設けられた
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久生
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