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第33~37号

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第33~37号
金沢大学アメリカンフットボール部後援会ニュース(2012-33号)
2012-5-14発行
例年に無く遅い春の訪れでしたが、いつのまにか桜の花も終わり、新緑の眩しい季節
北陸学生リーグ
北陸学生リーグ
となりました。昨春の東北大震災と同時に起きた福島原発の放射能問題は我が国の全
18連覇中!
連覇中!
原発停止と言う状況に至り、今尚大きな課題となっております。更に先日つくば市付近
で発生した竜巻は異常気象の兆候を呈し、天災の厳しさを誇示しているかのようです。しかし、東京スカイツリ
ーや新東名高速道のオープンは経済復興を目指す人々の
大きな支えとなっているようです。更に、今夏に行われるロン
ドンオリンピック予選や多くのスポーツ活動の振興、アメリカ
大リーグで活躍するイチロー選手やダルビッシュ投手の活躍
は日本国民の精神的ストレスの解消に大きな役割を果た
してくれそうです。今年も冬場のトレーニング期を終え、
3月に卒業生を送り、恒例の能登青少年交流の家で春合
宿を予定(3月26~30日)していましたが、卒業生
の歓送会の折に使用した会場が原因でサポウイルスに
よる集団食中毒が発生し、合宿は途中中断と言う前代未
聞の事態となりました。その後発症した部員は無事回復
し、4月7日(土)に入学式で正式に新入生を迎えまし
た。今年は昨年の反省もあり、4月初旬、チアリーダー部と一緒に新入生歓迎お花見会を大々的におこない、
ここまで7名の新人を獲得できています。今年の春シーズンは4月恒例のウェルカムボウル(対 社会人ワイゼ
ンベルグ戦)を行い、例年行っている交流戦を合同
4月 15 日(日)金沢大学角間 G 13:00―晴れ
練習にし、名城大学と福井県立大学と試合形式の練
習を行いました。この後、名古屋大学とも合同練習を
1Q
2Q
3Q
4Q 合計
する予定です。
金沢大
0
0
0
13 13
例年金大卒業生メンバーが中心となる社会人チー
ワイゼン
ワイゼン
0
0
7
0
7
ム(ワイセンベルグ)との試合は初戦ながらまずまず
のできでした。晴天の下、1Q 金沢大学のキックオフ
で試合開始。ワイセンの第 1 シリーズは自陣40ydからの攻撃、最初のプレイで9yd近く進まれるものの、守備
陣の頑張りと相手の反則でパントに追い込む。続く
金沢大の攻撃は自陣29ydからの攻撃となり、#8
RB 足立(3年)のランを中心に前進するもののフレッ
シュを獲得できずパントに。ワイセンもパスとランで
前進を試みるも思うように前進できずパントを選択。
その後も両チームとも初ゲームのせいか連続したダ
ウンの更新が出来ず一進一退を繰り返した。1Q 終
了2分前に金沢大のパントをゴール(G)前20yd付
近でワイセンがブロックし、攻撃権を得ると更に金沢
大の反則で G 前10ydまで進むものの、金沢大守備
陣の堅い守りで前進できずフィールドゴール(FG)を
試みるが失敗(0-0)。2Q に入って金沢大自陣20
ydからの攻撃も、#6QB 松木(4年)と#8足立のラ
ンプレーで前進するもののワイセンの固い守備を破
ることができず一進一退を繰り返した。金沢大は#8
足立のナイスパントでワイセンを自陣1ydまで押し込み、守備陣の得点(セーフティ)を狙ったが、粘るワイセン
に少しずつ陣地を挽回された。しかし、その後は#56 DL 辻村(4年)の素早いタックルや#52 LB 野田(4年)や
#55LB 永田(4年)の力強いヒットで前進を阻み、そのまま両チーム無得点で前半終了となった(0-0)。チアリ
ーダー部の華やかなハーフタイムでの熱い応援演技を力に、多くの1年生が見守る中、後半へ突入することと
なった。
3Q 金沢大はキックオフリターンで#83三
澤(3年)が約25ydの快走を見せ攻撃のリズ
ムを掴みかけたが、後が続かず攻守交替。
今度はワイセンが中央のランと金沢大 OB 今
井の快走とパスで一気に金沢大 G 前1ydま
で迫ると最後は力づくで中央を突破し TD、
PAT のフィールドゴール(FG)も決められ先
制された(0-7)。これで金沢大に火がつい
たのか、#8RB 足立と#19RB 大窪(4年)が
爆走し、大きく前進。そのまま4Q に入り、勢
いに乗ったまま、金沢大は#6QB 松木から
#83WR 三澤(3年)への20ydのパスが決ま
り G 前4ydまで前進。結局最後は#8RB 足
立が走りこんで TD 獲得。しかし、FG は失敗
でリードされたままとなった(6-7)。刻々と
時間が過ぎる中守備陣は#34LB 川端(4年)の QB へのプレッシャーや#11DB 橋本(3年)のあわやインター
セプトとなりそうなパスカットでワイセンの攻撃を封じると、#15廣田(3年)が約20ydの快走パントリターンを見
せた。金沢大はこの勢いのまま、#6QB 松木が約28ydの快走を見せ G 前21ydまで攻め込みじわりじわりと
前進。残り時間4分、G 前12ydから控え RB#44加藤(4年)が中央を巧みにすり抜け TD、PAT の FG も加藤
が決め逆転となった(PATFG 成功、13-7)。再逆転を狙うワイセンはキックオフリターンで大きく返し、試合残
り1分の時点で一気にパスで TD を狙うものの主将#55LB 永田がインターセプト。金沢大は残された時間を連
続したランプレーで消費し試合終了となった(13-7)。最優秀選手には逆転の TD を決めた#44加藤(4年)
が選ばれ表彰された。課題はいくつもあったもののシーズン開幕の試合であり、新入生も見守る中まずまずの
出来であった。今年は春の試合数を減らしている分、試合と練習で充実した内容を収めていく必要があり、今
後の頑張りが期待されるところである。
春最大のイベントの北陸ボウルは(6月2日(土))に関西 Div.2の大阪学院大学との対戦です。その後は北
陸地区の旧国立大学の富山大学と福井大
学との試合になります。ここでは期待の新
人が試合に出ることになると思います。い
ずれの試合でも構いませんので、都合の
つく方は会場での応援を是非お願いしま
す。チケットはいつもの通り後援会ブース
に準備しておきます。
北陸地区の連覇を経て大学日本選手
権上位入賞という目標達成に向け日々努
力する若者に引き続き叱咤激励とご支援
をお願いする次第です。国立大学の秋田
大や信州大などにも人工芝グランドが出来
ました。金沢大学にも一日も早く人工芝を
敷設するために基金の口座を準備してあり
ます。都合のつく時にご協力いただければ
幸甚です。
4/15(日) vs 金沢ワイゼンベルグ ○:13-7
4/29(日) vs 名城大学
合同練習
5/5(日)
vs 福井県立大学
合同練習
5/19(土) vs 名古屋大学
合同練習
6/ 2(土) 北陸ボウル
vs 大阪学院大学
?:?-?
6/19(日) vs 福井大学
?:?-?
7/ 10(日) vs 富山大学
?:?-?
(詳しくは後援会 HP でご確認ください。
http://www.geocities.co.jp/kuaf1backup/)
(尚、後援会の活動に関する希望やご質問等がござい
ましたらご一報下さい。TEL 076-264-5861)
(文責:北浦)
金沢大学アメリカンフットボール部後援会ニュース(2012-34号)
2012-7-20 発行
いよいよ英国で
リーグ戦通算121勝 6 敗 1 分
4/15(日) 対 金沢ワイゼンベルグ:○13-7
夏季オリンピックが
現在18連覇 76 連勝中
6/2(日) 第 30 回北陸ボウル
開催される。なでし
対 大阪学院大学 ●:10-17
こジャパンを始め、水泳や器械体操などメダル候補の活
6/23(土) 対 富山大学
○:50-6
躍が期待される。昨年の東北大震災以来低迷してきた日
7/3 (土) 対 福井大学
△:0-0
本経済の復活の象徴ともなるべく日本選手団の活躍が待
ちどうしい。数日前には九州で大雨が降り多くの犠牲者が出た。自然災害を引き起こす自然の力は侮れない。
卒業生の中には警察官や自衛隊員や消防署員もいて、こうした災害時には先頭に立って救済活動に励んで
いる。スポーツで鍛えられた身体と精神はその活動の支えとなっている事でしょう。
今春も部員数が少ないことから必要な試合数を
6月2日(土)金沢市営球技場 14:00―晴れ
絞って調整を進めて臨んだ大阪学院大との北陸
1Q 2Q
3Q
4Q
合計
ボウルでした。大阪学院大とは14年振りの対戦で、
金沢大
3
0
0
7
10
昨年は大阪大に 0-47 と大敗したので、その雪辱
が期待されました。試合は、大阪学院のキックオフ
大阪学院
大阪学院
0
3
14
0
17
で始まり、金沢大の最初のシリーズ、自陣40yd か
らの攻撃の3プレー目に RB#6足立(3年)が左のオープンを約30yd ほど走り抜け大前進しました。このシリー
ズでは RB#34川端(4年)と QB#8松木(4年)のランでゴール(G)前21yd まで進み、FG トライを#44RB 加
藤(4年)が見事に決め先制しました(3-0)。続く大阪学院の攻撃ではロングパスを決められ一気に G 前20yd
まで攻め込まれながらも FG 失敗に追い込みました。次の金沢大の攻撃では SlotB#19大窪(4年)へのショー
トパスがヒットし一気に G 前25yd まで前進。しかし、その
後 QB#8松木から TD を狙ったパスがエンドゾーン内
でインターセプトされ攻守交代となりました。2Q になる
と両チームともパスをインターセプトし合ったり、金沢大
DL#71太田(4年)がファンブルリカバーで攻撃のチャ
ンスを得るもののダウン更新ができず一進一退を繰返
しました。前半残り2分を切った辺りから大阪学院はロン
グパスを立て続けに決め、G 前18yd から FG を決めら
れ同点となりました(3-3)。後半3Q は金沢大のキック
で試合再開。大阪学院の攻撃をパントに追込み攻撃権
を得るものの金沢大もダウンの更新ができずパントで攻
守交代。自陣7yd からの攻撃で大阪学院はパスで有効
にダウンを更新しリズムに乗ると一気に G 前4yd まで前
進し最後はパス成功で TD(FG 成功、3-10)。次の金沢大の攻撃では反撃に出るものの大きなゲインは無く
パント。ここでスナップが乱れ自陣16yd からの守備となり、大阪学院の TD パス成功であっさりと追加点を取ら
れてしまいました(FG 成功、3-17)。4Q に入ると金沢大は QB#6松木の果敢なランと SlotB#18大窪への
パスを成功させ徐々に前進、最後は slotB#19大窪への TD パスが成功し追撃開始(FG 成功、10-17)。一
気に追いつきたい金沢大は次の大阪学院の攻撃をしっかり止め、DB#83三澤(3年)がパスをインターセプト
したかに見えたが、ラッフィングパッサーと言う QB への反則でダウン更新の罰退。しかし、次の大阪学院のファ
ンブルを LB#55永田(4年)がリカバーし攻撃権を獲得。残り時間を見ながらパスで G 前6yd まで進むものの
TD に至らず攻守交代。金沢大は最後の攻撃のシリーズでも果敢にパス攻撃を仕掛けるものの成功せず攻守
交代となり、万事休すで惜敗する事ととなった。選手不足のため新しいポジションも果たさざるを得ない新チー
ムは不慣れな部分も多く、失敗の連続で自滅した感が拭いきれない試合だった。チーム力が均衡している場
合ほどミスが多い方が負けるという典型的な試合だった。敢闘賞には RB#6足立(3年)が選ばれた。
恒例となった北陸地区国立大学体育大会の富山大
6月23日(土)金沢大学角間 G 14:00―晴れ
との試合は角間グランドで晴天の下で行われた。金沢
2Q
3Q
4Q
合計
1Q
大のキックオフで試合開始。ショットガン体勢の富山大
7
9
21 50
40yd付近からの最初のシリーズの攻撃を手堅く抑え、 金沢大 13
富山大のパントでスナップミスを誘い金沢大はゴール
富山大
0
6
0
0
6
(G)前10ydからの攻撃権を獲得。金沢大は中央へのパワープレーでじりじりと前進し、最後は#8RB 足立(3
年)が右のオープンを走りこむタッチダウン(TD)ランで先制した(FG成功、7-0)。次の富山大の攻撃も金沢
大の反則で進められるものの守備陣の堅い守りで G
前28ydからの攻撃権を得ると QB#18松木(4年)は
自らのランと WR#15廣田(3年)へのパスを決め G 前
7ydまで前進。今度は左のオープンを再び#8RB 足
立が巧みに走りこんで2本目の TD (FG 失敗、13-0)。
次の富山大の攻撃では守備陣が果敢に QB に襲い掛
かり、ファンブルしたボールを#77DL大音(3年)がリカ
バーし G 前30ydからの攻撃権を獲得したが、今度は
金沢大がファンブルし富山大がリカバーし、再度富山
大の攻撃となった。2Q に入り、富山大 QB が投げたミ
ドルパスを#55LB 永田(3年)が見事にインターセプト
し G 前20ydまで運び、右と左の連続オプションプレー
でピッチされたボールを#8RB 足立は TD ランへと結
びつけた(FG成功、20-0)。続く富山大の攻撃ではスナップミスで自陣20ydまで追いこまれながらも果敢に
投げたパスが連続成功し、金沢大のタックルミスも手伝い、最後は G 前42ydから富山大 RB に TD ランを許す
羽目となってしまった(FG 失敗、20-6)。金沢大は前半残り1分を切ったところから WR#15廣田へのパスを
有効に使い G 前2ydまで進めたものの得点に至らず前半終了となった。後半3Q は富山大のキックで再開。G
前50ydからの攻撃となった金沢大はランで G 前35ydまで進み更に WR#83三澤(3年)へのパスで G 前25
ydまで前進。その後は中央へのランを中心に G 前10ydまで進み更に中央突破し最後は残りインチを QB#1
8松木が押し込んだ(FG成功、27-6)。続く富山大の攻撃で QB からのパスを新人 DB#16宍戸(1年)がイ
ンターセプトし G 前50ydからの攻撃権を獲得。攻撃も新人 RB#28渡辺(1年)が果敢なランを見せるもののダ
ウン更新ならずパントで攻守交替となった。富山大は自陣18ydからの攻撃となるが前進できずパントに。ここ
でオーバースローのスナップミスが生じ、金沢大はセーフティを獲得した(29-6)。次の攻撃では新人 RB#2
8渡辺がダウン更新となるするどい走りを見せ4Q につなげた。G 前30ydから#18QB 島崎(2年)が#17WR
小林(3年)に投げたパスが通り TD(FG失敗、35-6)。続く富山大の攻撃は自陣28ydからとなり、勢いに乗る
守備陣の活躍でパントへ追い込むと、蹴ったボールがブロックした#8RB足立(3年)に当たって跳ね返りセー
フティとなった(37-6)。続く金沢大は G 前40ydからの攻撃で#44RB 加藤(4年)が2ydのランで前進し、最
後は#8RB足立(3年)が左オープンを華麗に走りぬけ TD(FG 成功、44-6)。その後、富山大のパス攻撃を
凌いで攻撃権を得るとリバースランなどで前進するものの得点には至らず攻守交替。富山大の攻撃を凌ぎ G
前9ydからの攻撃で RB#28渡辺が序々に前進し、残り3ydをランで TD(FG 失敗、50-6)。金沢大は更に残
り11秒からの攻撃で G 前35ydから#18QB 島崎が新人 WR#87辻(1年)へのパス成功で G 前3ydまで進む
ものの時間切れで試合終了となった。新人の活躍も見られ今後に期待を抱かせる試合であった。
今春最後の試合の福井大戦は主催地福井大グラ
7月3日(土)福井大学 G 14:00―雨
ンドで雨の中での試合となった。この試合には前回の
2Q
3Q
4Q
合計
1Q
甲子園ボウルで副審を務めた OB の岡田氏が審判と
金沢大
0
0
0
0
0
して参加してくれた。春を締めくくる試合としての成果
を期待した試合だったが、降る続ける雨と泥沼化した
福井大
0
0
0
0
0
グランドは思うような試合運びをさせてくれなかった。1Q
金沢大のキックオフで試合開始。福井大の自陣40ydか
らの攻撃は中央のランを中心に金沢大守備陣に襲い掛
かり、反則もあって福井大にダウン更新を続けられてしま
った。最初のシリーズを何とか G 前20ydからの FG トライ
にまで追い込み失敗させたものの、金沢大の攻撃は QB
#18松木(4年)のオプションキープのランで前進を試
みるもダウン更新ならずパントで攻守交替。福井大の自
陣20ydからの攻撃を慣れないグランド状況もあって、じ
りじりと前進されダウン更新を重ねられた。2Q に入り、守
備陣が頑張るもののタックルをきれいに決められずズル
ズルと進められる状況が続いた。それでも金沢大守備陣
は#56OL 辻村(4年)や DL#88宿原(1年)の活躍でファンブルリカバーし攻撃権を得るものの、金沢大の攻
撃はほとんどダウン更新が出来ず苦しい展開となった。金沢大は G 前20ydまで進む場面もあったがファンブ
ルで攻守交替。手につかないボールに両チームとも
苦戦する展開で前半終了となった(0-0)。後半3Q
は福井大のキックで試合再開となり、G 前48ydから
の攻撃となり果敢に中央を攻めるものの前進できず
パントで攻守交替。自陣10ydからの福井大の攻撃を
パントに追込み攻撃権を得ると、福井大の反則を足
がかりに#6QB 松木(4年)から#19TE大窪(4年)へ
のパス成功などでダウン更新を重ね G 前25ydまで
前進。4thダウンギャンブルで WR#15廣田(3年)へ
のパスを成功させるもわずかに距離が不足で攻守交
替。4Q に入り福井大の粘り強いランを抑えきれずダ
ウンを更新されるものの何とか阻止。金沢大も前進で
きずギャンブルを試みるも成功せず攻守交替。福井
大は4thダウンギャンブルを成功させ G 前30ydまで
前進し、更に前進をするものの最後は試合残り2秒で FG を選択。これを DL#88宿原が手に当てブロックし、
こぼれたボールを#44加藤(4年)が持って走るも止められ両チーム無得点のまま試合終了となった(0-0)。
今年の春シーズンの内容は検討の余地があるものの 2 勝1敗1分で締めくくることが出来ました。この後、選
手は本業の学期末試験に取り組み、7月22日に OB のいるパナソニック・インパルスの技術クリニックを受ける
などして、秋本番に向けて練習を再開します。リーグ戦前(8月24~28日、能登青少年交流の家)に開幕調整
のための合宿に入ります。
学校は金沢大学広報誌7月号(http://www.kanazawa-u.ac.jp/university/acanthus/images/
Acanthus23.pdf) で社会人で活躍する卒業生の加藤公基君(日本代表・鹿島建設)の姿を紹介してくれてい
ます。後輩たちへの刺激なってくれるものと期待しています。
北陸地区での連覇を経て大学日本選手権上位入賞という目標達成に向け着々と前進するチームに引き続
き叱咤激励とご支援をお願い致します。
(詳しくは後援会 HP でご確認ください。 http://www.geocities.co.jp/kuaf1backup/)
(尚、後援会の活動に関する希望やご質問等がございましたらご一報下さい。TEL 076-264-5861)
(文責:北浦)
金沢大学アメリカンフットボール部後援会ニュース(2012-35号)
2012-9-20 発行
7月の酷暑の中、福島の原発事故以来叫ばれた節電で熱中症
リーグ戦通算123勝 6 敗 1 分
の多発が心配されたこの夏は、盛り上がったロンドンオリンピ
現在18連覇 78連勝中
ックの終了後のお盆の降雨以来一気に気温が下がり、恒例の夏
(32シーズン目)
合宿(8/24~28)も「能登青少年交流の家」で順調に終了し、
秋季リーグ戦19連覇をめざし本番を迎えました。
初戦の相手は富山大と言うより天気でした。数
9月2日(日))金沢市営球技場 15:30―曇のち雨
日前から西日本で心配されていた豪雨と雷雨。第
2Q
3Q
4Q
合計
1Q
1 試合の福県大vs金工大は晴れで福県大が 77-0
と大量得点差で勝利。第2試合が始まる頃から雲
金沢大
6
10
9
7
32
が出始め、ポツリポツリと雨が降り始めました。
富山大
0
0
0
0
0
富山大のキックで試合開始。自陣 35yd から最初の
攻撃。RB#34川端(4年)のランや QB#8松木(4
年)から WR#83三澤(3年)へのパスも決まり順調
に前進。しかし G(ゴール)前 27yd まで進むものの富
山大の激しいタックルを受けファンブルし、攻守交替。
富山大のパス中心の攻撃を DB#11橋本(3年)がイ
ンターセプトし、敵陣 43yd から金沢大の攻撃と思いき
や、次のオプションプレイで再度ファンブルし、攻守
交替。自滅パターンの悪いリズムが漂う気配。これを
払拭できたのは富山大のパントのスナップミス。金沢
大#34 川端がファンブルリカバー。G 前 21yd からの攻
撃では QB#8松木と RB#6足立(3年)が G 前残りイ
ンチまで攻め込み、最後は RB#34 川端が飛び込んで先
。第 2Q に入ると金沢大は WR#87 辻(1年)へのパスや RB#
制 TD(タッチダウン)(FG 失敗、6-0)
19大窪(4年)のランで前進し、G 前6yd まで進むが TD は取れず、#26RB 加藤(4年)が FG を決
め追加点(9-0)
。続く富山大自陣 22yd からの攻撃で QB がピッチしたボールを DL#88 宿原(1年)
がナイスカットし、自らファンブルリカバー。G 前 20yd から RB#34川端が中央を走り抜け TD(FG
成功、16-0)。この頃から雨は小降りなものの稲妻とともに雷鳴が聞こえ始めたため事故回避の必要か
ら審判団の判断により中断し、様子を見ることとなった。雨足も風と共に徐々に強くなり試合は約1
時間中断されたが、雷雲が通り過ぎたため富山大の攻撃で再開となった。しかし、両チームともなか
なかリズムに乗れず前半終了となった。後半は両チームと審判団の協議の結果、1Q を10分に変更
して実施することとなった。金沢大のキックにより3Q 再開。富山大の攻撃を守備陣が徹底的に封じ
込めパントで攻守交替。G 前 37yd からの攻撃で RB#8 足立が大きく前進するものの TD に至らず、G 前
11yd から FG を#26 加藤が決めてリードを拡げた(19-0)
。徐々にリズムが乗り始めた金沢大の攻撃陣
は DL#77 大音らの活躍で得たチャンスを活かし G 前に迫ります。G 前 29yd からの攻撃では QB#6 松木
から新人 WR#87 辻への約 11yd のパス成功で前進し、RB#8 足立が走り込んで TD(FG 失敗、25-0)。第
4Q 富山大の自陣 34yd からの攻撃でスナップミスがあり、ファンブルしたのを 21yd 付近で LB#54 笠原
(1年)がリカバーし攻守交替。この攻撃では G 前 16yd まで前進し 4th ダウンギャンブルをパスで
TD を狙うものの失敗。富山大の自陣 20yd からの攻撃をパントに追込みスナップミスで G 前 9yd で攻
守交替。この攻撃では G 前 5yd まで進み QB#6松木が QB ドローで TD(FG 成功、32-0)。その後も富
山大の攻撃を LB#27 媚山(3年)のパスカットや DL#88 宿原と DL#77 大音の QB サックなどで凌ぎ、勝
利した。攻撃陣では新人 RB#28 渡辺(1年)の 10yd を越すランもあり、今後の活躍が期待された。
第2戦の金工大戦は真夏日を思わせる暑い中
9月16日(日)金沢市営球技場 14:50―晴れ
での試合となった。この試合ではアメリカで大
2Q
3Q
4Q
合計
1Q
学の試合の審判経験のあるミシガン州出身の
Stephen.Kamin 氏がアンパイアとして加わると
金沢大 10 19
6
22 57
いう貴重な試合となった。第1Q、金沢大のキッ
金工大
0
6
0
0
6
クオフで試合開始、最初の金工大の攻撃をパン
トに追込み、金沢大は自陣 68yd からの攻撃。RB#8
足立(3年)と RB#34 川端(4年)が確実な走りで、
フレッシュを獲得。しかし、次の 50yd からの攻撃で
はファンブルがあり、10yd ほどロス。結局パントで
攻守交替。金工大が試みたロングパスを DB#16 宍戸
(1年)がインターセプトし、G 前 42yd からの攻撃。
オプションプレーを中心に RB#8足立(3 年)
や QB#6
松木(4年)が走り G 前7yd まで進むものの TD と
はならず、#26 加藤が FG を決めて先制(3-0)。続
く金工大の攻撃をディフェンス陣の固い守りでパン
トに追込み、攻守交替。金沢大は自陣 26yd からの攻
撃で QB#6 松木(4年)から WR に入った#26 加藤へ
のパスが決まり約 45yd 前進。G 前 30yd から QB#6 松木(4年)がオプションキープで一気にゴールま
で走り込んで TD(FG 成功、10-0)。第 2Q、金工大は立て続けにパス攻撃を試みるも LB#54 笠原(1
年)がパスカットなどで阻止しパントへ。金沢大は自陣 42yd からの攻撃でパスやランを上手く組立て、
G 前 21yd まで前進し、最後は RB#8足立がオープンへのランで守備を上手くかわし TD(FG 失敗、16
-0)し、徐々に差を拡げた。金工大の次の自陣 32yd からの攻撃で投げられたパスを DB#26 加藤がイン
ターセプトし、そのままゴールラインまで運び 2012年 リーグ戦日程
TD(FG 失敗、22-0)。酷暑の中、金工大の攻撃 9/2(日)
対 富山大 ○ 32-0 (1勝、勝点3)
を DL#77 大音(3年)がロスタックルしたり、 9/16(日)
対 金工大 ○ 57-6 (2勝、勝点6)
DL#88 宿原が QB サックをし、更に後退させパ
9/30(日)
対 福井大 金沢市営球技場 14:30ントへ。G 前 30yd からの攻撃で RB#8足立が
10/28(日) 対 福県大
〃
13:40華麗な走りを見せ TD(#11 橋本 FG 成功、29-0)。
ところが暑さで集中力が低下したのか、残り5 西日本学生本大学代表決定戦
西日本学生本大学代表決定戦
分近くからの金工大の怒涛の攻撃を阻止する
①11/4(日) 中四国学生代表 vs 九州学生代表
ことができず、TD を取られてしまった(PAT
②11/
11/1
11/11 (日
(日) 東海学生代表 vs 北陸学生代表
失敗、29-6)。後半は金工大のキックオフで再
愛知県一宮市光明寺公園球技場 13:00開。#26 加藤が約 30yd のリターンを見せ、G
③11/18(日) ①の勝者 vs ②の勝者
前 48yd からの攻撃権を獲得。WR#83 三澤(3
広島広域公園第 2 または熊本総合公園
年)へのパスや RB#34 川端や RB#8 足立のラン
④12/2 (日) 関西 Div.1 代表 vs ③の勝者
で連続してフレッシュを獲得し、最後は G 前
神戸市立王子スタジアム
15yd からオプションから RB#8足立が走り込
12/16 (日) 毎日甲子園ボウル(全国大学選手権)
んで TD(FG 成功、36-6)。その後は、一進一退
東日本学生代表 vs 西日本学生代表
を繰返したが、3Q 残り 2 分を切った時点での
阪神甲子園球場
金工大の攻撃で、LB#55 永田がパスをインターセプトし攻守交
替。しかし、第 4Q に入ったものの得点に至らずパントへ、金
沢大は守備陣が頑張り金工大の攻撃を封じ、再度攻撃へ。G 前
28yd から SlotB#19 大窪(4年)のリバースランや RB#28 渡
辺のランで前進し、G 前 12yd から RB#26 加藤が中央をすり抜
け TD(FG 成功、43-6)
。その後も押し気味に試合を運び、G 前
3yd からの攻撃で再度♯26 加藤がオープンランから TD(FG
成功、
50-6)。
金沢大はその後 G 前 45yd からの攻撃で RB#19
大窪が中央を走り抜けて TD(FG 成功、57-6)。金沢大は最後、
G 前 2yd まで攻め入るものの時間切れで試合終了となった。
北陸地区での連覇を経て大学日本選手権上位入賞という目標
達成に向け着々と前進するチームに引き続き叱咤激励とご支援を
お 願 い 致 し ま す 。 ( 詳 し く は 後 援 会 HP で ご 確 認 く だ さ い 。
http://www.geocities.co.jp/kuaf1backup/)
(尚、後援会の活動に関する希望やご質問等がございましたら
ご一報下さい。TEL 076-264-5861)
(文責:北浦)
金沢大学アメリカンフットボール部後援会ニュース(2012-36号)
2012-11-4 発行
10 月 8 日(月)に発表された京都大学山中伸弥教授の iPS 細
リーグ戦通算125勝 6 敗 1 分
胞の研究に関するノーベル医学生理学賞の受賞決定は、韓国と
完全制覇19連覇80連勝達成
中国との領土問題や東北大震災復興基金の不適切使用で苛立ち
28回目優勝(32シーズン)
を覚える日本国民にとって快い朗報でした。今シーズンの北陸
リーグは天候に悩まされました。金沢大は先の2試合に引き続き3試合目も台風 21 号の影響を受ける
こととなりました。第 1 試合は雨も無く順調に進み、福井県立大が37-3と富山大を破り2連勝と
調子を上げていた。ところが第2試合が始まる頃から雲行きが怪しくなり雨が降り始め、春の国立大
学戦で雨の中、0-0で引分けた福井大との試合は緊張の中で始まりました。
金沢大のキックオフで第 1Q 開始。福井大の自陣
9月30日(日)金沢市営球技場 14:20―雨
33yd からの最初のシリーズを無難にパントに追
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
込み攻守交替。金沢大は自陣 32yd からの攻撃。
RB#34 川端
(4年)がパワフルな走りで一気に 23yd
金沢大
0
14
7
14 35
前進し、QB#8 松木(4年)のランなどで前進する
福井大
0
0
0
6
6
も痛恨のファンブルで攻撃権を喪失。しかし、福
井大の強力なラン攻撃を止めてパントで攻守交替。
自陣 18yd から RB#8 足立(3 年)が右のオープンラ
ンで巧みなステップを見せ約 30yd 前進。更に、WR
#87 辻(1年)への 15yd パス成功などで前進し、そ
のまま 2Q へ。
雨の状態は一向に改善しなかったが、
積極的に WR#83 三澤(3年)へのパスも使用し G 前
5yd まで進むと、最後はオプションからピッチされ
たボールを RB#8 足立がゴールラインまで運び TD
(加藤 FG 成功、7-0)。その後は一進一退を繰り返し
たが、金沢大の守備陣の堅い守りで残り4分で福井
大のファンブルを誘い LB#54 笠原(1年)がこれを
リカバーし攻守交替。この攻撃を RB#34 川端のラン
と WR#83 三澤へのパスや QB#6 松木のランで G 前
2yd まで進め、RB#26 加藤が走りこんで TD(加藤
FG 成功、14-0)。後半は福井大のキックオフで再開。リターナー加藤が約 30yd のビッグリターン。G
前 39yd からの攻撃を RB#28 渡辺(1年)が右に
左にパワフルな走りを見せ大きく前進。最後は G 前
1yd を QB#6 松木が飛び込んで TD(橋本 FG 成功、
21-0)でリードを拡げた。次の福井大の攻撃ではラ
ンで徐々に進まれ、連続してダウンを更新されるも
LB#41 永田(4年)
・LB#27 媚山(3年)を中心に
守備陣が頑張り、DB#16 宍戸(1年)も QB に猛
タックルするなどで福井大の前進を阻止。しかし、
攻撃権を得た直後、自陣 12yd からの攻撃でファン
ブルし攻撃権を喪失。徐々に G 前まで進められなが
ら4Q に突入。G 前 1yd から福井大の QB がキープ
したオープンランで TD を取られた(21-6)。その後、
金沢大は G 前 40yd 付近から RB#28 渡辺のランを
中心に大きく前進し、G 前 8yd まで進み、最後も RB#28 渡辺が走りこんで TD(橋本 FG 成功、28-6)。
雨脚は一向に衰えず降り続いたままだが、守備陣も頑張り、福井大に付け入る隙を与えず福井大のギ
ャンブルプレイを DB#11 橋本の強烈なタックルで後退させ、攻守交替。このチャンスは金沢大の
RB#26 加藤が 25yd ほどのランで TD かと思われたが、反則で得点に結び付けられず攻守交替。しか
し、次に福井大がファンブルしたボールを LB#54 笠原が再度リカバー。この G 前 20yd からの攻撃で
RB#8 足立(3 年)が連続してオープンを走り TD(橋本 FG 成功、35-6)
。最後は福井大の猛烈なラ
ン攻撃を食い止め、春の決着を付けた形で試合終了となった。
北陸 19 連覇と全国選手権への北陸代表決定の
かかる最終戦も時折雨の降る中での展開となっ
2Q
3Q
4Q
合計
1Q
た。第1Q、福県大のキックオフで試合開始、#26
加藤(4年)がブロッカーを上手く使って自陣
43
金沢大
6
0
0
19 25
yd までリターンし攻撃開始。まず、RB#34 川端(4
福県大
0
0
7
0
7
年)がダイブで 8yd 前進、続いて QB#6 松木(4
年)がオプションキープから大きく前進しフレッ
シュ獲得。その後も序々に前進し、ゴール(G)前 32yd からのオプションプレイでピッチされたボー
ルを RB#8 足立(3年)が巧みにディフェンスを潜り
抜け TD ランで先制(PAT スナップ失敗、6-0)
。幸先
の良い出足に見えたがその後は、時折前進するもの
の厳しい状況となった。福県大自陣 21yd から中央を
抜けられ2度フレッシュダウンを更新されるものの
なんとかパントへ。福県大の反則にも助けられて自
陣 10yd 付近からの攻撃も功を奏せずパントで自陣
45yd まで挽回。福県大のランとパスを織り交ぜた攻
撃を必死に耐えるもののせっかく得た攻撃権をファ
ンブルで喪失し、再度自陣 30yd 付近から守備に。勢
いに乗る福県大の攻撃を必死に耐え自陣 18yd で2Q
に突入。福県大が 3rd ダウンで投げたパスを DB#26
10 月 28 日(日)金沢市営球技場 13:40―曇時々雨
加藤が見事にインターセプトし攻守交替。窮地を脱
したかに思えたやはりダウンの更新をできずパント
で攻守交替。福県大にパントから走られフレッシュ
を取られるなどもあったが、反則にも助けられ結局
パス失敗で攻守交替。WR#83 三澤(3年)へのパス
成功でダウンを更新するも得点に至らず福県大に攻
撃権を渡すものの時間切れで前半終了となった。後
半は金沢大のキックオフで再開。必死に追い上げを
図る福県大の攻撃を DL#77 大音・LB#27 媚山の激
しいタックルでロスさせるもロングパスを通されダ
ウンを更新されるも、何とか踏ん張りパントへ。攻
守交替で自陣 14yd からの攻撃も QB#6 松木のランや
RB#34 川端・RB#28 渡辺のランで前進するも G 前
47yd でパント。スナップされたボールをジャックルする間にタックルされダウン。更に金沢大に反則
もあって福県大は G 前 32yd からの攻撃とな
2012年 リーグ戦日程
り、一気に投げたパスを DB#16 宍戸が自陣
9/2(日)
対 富山大 ○ 32-0 (1勝、勝点3)
8yd でインターセプト。しかし、この窮地を
9/16(日)
対 金工大 ○ 57-6 (2勝、勝点6)
挽回できず再びパントで攻守交替。福県大は
9/30(日)
対 福井大 ○ 35-6 (3勝、勝点9)
G 前 36yd からの攻撃。福県大の RB と QB
10/28(日) 対 福県大 ○ 25-7 (4勝、勝点 12)
の走りを止められず G 前 7yd まで攻められ、
最後は QB にオープンサイドを走られ TD を
西日本学生本大学代表決定戦
取られた。PAT も決められ逆転を許した(6-7)。
①11/4(日) 中四国学生代表 vs 九州学生代表
しかし、直後のキックリターンで加藤がナイ
②11/
11/1
11/11 (日
(日) 東海学生代表 vs 北陸学生代表
スリターンで G 前 20yd まで一気に挽回すると
愛知県一宮市光明寺公園球技場 13:00今度は RB#28 渡辺がナイスランで G 前 12yd ま
③11/18(日) ①の勝者 vs ②の勝者
で前進。タイムアウトで気を入れ直し4Q に
広島広域公園第 2 または熊本総合公園
突入。RB#8 足立のランと QB スニークでフレ
④12/2 (日) 関西 Div.1 代表 vs ③の勝者
ッシュを取り G 前 10yd。QB 松木から WR#83 三
神戸市立王子スタジアム
澤へのパスが決まり TD。FG もきっかり決め再
12/16 (日) 毎日甲子園ボウル(全国大学選手権)
逆転(加藤 FG 成功、13-7)。しかし直後の福県
東日本学生代表 vs 西日本学生代表
大の攻撃でロングパスが決まり一気に G 前
阪神甲子園球場
15yd まで攻め込まれじりじりと攻められた。
しかし、この苦境を守備陣が何度も死守し、G 前 1yd を守りきり攻守交替。これを機会にパントで陣
地を挽回すると DL#71 太田のタックルなどでランを封じ、福県大の勝利を焦る気持ちに助けられ、福
県大の G 前 32yd から投じたパスを DB#26 加藤がインターセプトし G 前 15yd まで運ぶ。今度は SB#19
大窪(4 年)がリバースランで G 前 4yd まで前進。福県大の反則で G 前 2yd まで進め、最後は RB#8 足
立が中央を走りこんで TD(FG からプレイを試みるも失敗 19-7)。残り時間も少なくなり、福県大はパ
スを投げるも今度は DB#11 橋本が
インターセプト。QB#6 松木がスク
ランブルからG前 10yd まで持ち込
み、福県大のパスインターフェア
の反則に助けられG前 1yd から苦
心しながらも QB スクランブルで TD
(加藤 FG 失敗、25-7)。最後は福
県大の投げたパスを DB#16 宍戸が
インターセプトして攻撃権を得た
後、SB#19 大窪へのパスを成功させ
るも時間切れで終了となった。
北陸地区での連覇を経て大学日
本選手権上位入賞という目標達成に
向け着々と前進するチームに引き続
き叱咤激励とご支援をお願い致しま
す。(詳しくは後援会 HP でご確認く
ださい。 http://www.geocities.co.jp/kuaf1backup/)
(尚、後援会の活動に関する希望やご質問等がございましたらご一報下さい。TEL 076-264-5861)
(文責:北浦)
9/2(日) 曇り後雨(金沢市営) 9/16(日)晴れ(金沢市営) 9/30(日) 雨(金沢市営) 10/28(日)曇雨(金沢市営)
金大 6-10- 9- 7=32
金大 10-19- 6-22=57
金大 0-14- 7-14=35
金大 6-0-0-19=25
富大 0- 0- 0- 0=0
金工 0- 0- 0- 6=6
福大 0- 0- 0- 6=6
福県 0- 0-7-0=7
金沢大学アメリカンフットボール部後援会ニュース(2012-37号)
2012-12-21 発行
今年の 12 月 16 日(日)は全国大学選手権の決勝、甲子園ボ
6 1
ウルが行われる一方で、衆議院総選挙が行われ政権の移行が決
定し、我が国の今後が大きく変動することが予測されています。
全国大学選手権は今年で4回目を迎え、北陸学生リーグを全
勝で制覇した金沢大学は昨年と同じ愛知県一宮光明寺公園球技場で東海学生リーグ代表の名城大学と
対戦しました。今回はホームチーム扱いでメインサイド側で緑のユニフォームを着用しての試合とな
りました。雨が時折降る中でチアリーダーの熱い
11 月 11 日(日)一宮市光明寺公園球技場 13:00 小雨
応援を受けながらの試合でした。1Q 金沢大のキ
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
ックオフリターンで試合開始。自陣 30yd 付近から
の攻撃は RB#8 足立(3 年)のランで 9yd 前進す
金沢大
0
0
0
0
0
るもパントで攻守交替。名城大は自陣 20yd から
名城大
7
21 21
6
55
の攻撃でランプレイを中心にじわりじわりと前進
を続け、金沢大の守備陣が頑張るものの踏ん張りきれ
ずタッチダウンを取られてしまった(FG 成功、0-
7)
。次の金沢大のシリーズは自陣 43yd からの攻撃と
なり、名城大守備陣の激しいラッシュを受け後退をす
るものの QB#8 松木(4年)から SB#19 大窪(4 年)へ
のミドルパス成功で前進するもダウン更新ができずパ
ントで攻守交替。続いて名城大は大型のラインを盾に
徐々に前進しながら 2Q に移行。金沢大は LB#41 永田
(4年)
・DL#77 大音(3 年)
・LB#27 媚山(3 年)等
守備陣の頑張りで、大きな前進は止めるものの、名城
大は QB や RB の巧みな走りで前進。これを DB#26
加藤(4年)・DB#11 橋本(3年)らが激しくタック
ルし阻止するものの、18yd を走られて TD を取られた
(FG 成功、
0-14)。
次のキックで新人#28 渡辺が約 20yd
リターンし自陣 40yd から攻撃。RB#8 足立・SB#19 大
窪・QB#8 松木の好走でフレッシュを獲得するものの反
則罰退もあり結局パントに。続く自陣 15yd からの名城
大の攻撃で RB がファンブルしたのを LB#27 媚山がリ
カバーし、G 前 24yd からの攻撃権を獲得。しかし、
ロングパスを試みるもこのチャンスを生かしきれず攻
守交替。名城大は自陣 25yd から持前のランプレイで
前進し最後は一気に 56yd の TD ラン(FG 成功、0-21)。金沢大は自陣 22yd から攻撃で積極的にパス
で攻めるもののインターセプトされ
攻守交替。G 前 15yd から TD パスを
決められ差が広がった(FG 成功、
0-28)
。次のキックでは#19 大窪が約
30yd を超えるビッグリターン。G 前
36yd からの攻撃権を得ると QB#8 松
木から SB#19 大窪へのロングパスが
成功したが、0.5yd 不足で TD に至ら
ず時間切れで前半終了となった。後
半は金沢大のキックで再開。名城大
の度重なる反則で救われるものの
徐々にランプレイを出され、金沢大
守備陣のタックルを巧みにかわされ
TD を取られた(FG 成功、0-35)。そ
の後も名城大の強力なラン攻撃を抑えきれず、ファンブルリカバーもあり立て続けに TD を2本取られ
た(FG 成功、0-49)
。3Q 終了間際に名城大 G 前 32yd からの攻撃で DB#15 廣田がチップしたボールを
DB#11 橋本がミラクルキャッチしインターセプト。しかし、4Q に突入するものの攻撃陣はなかなか
成果を出せずパントで攻守交替。名城大の攻撃陣はパワ
フルなランプレイを見せ最後は RB が 31yd を走りきっ
て止めとなる TD(FG 失敗、0-55)
。金沢大も最後の踏
ん張りを示し、G 前 20yd まで前進し、WR#83 三澤(3
年)へのパスが成功し G 前 2yd まで前進。一矢報いる攻
撃を展開するも及ばず完封負けとなった。名城大はこの
後、九州代表の西南学院大学を 31-0 で倒したものの関
西学生リーグの覇者関西学院大学に 7-68 で敗れた。西
日本代表となった関西学院大は決勝の甲子園ボウルで
東日本代表の法政大学と対戦し、残り2秒からの劇的な
FG を成功させ 20-17 で学生チャンピオンとなり、社会人
リーグのチャンピオンとなったオービック・シーガルズ
と来年1月3日にライスボウルで日本一をかけて戦うことになった。
甲子園ボウルの前日の 12 月 15 日(土)は恒例
12 月15日(土)一四日市ドーム 15:00の四日市ボウルが行われ、金沢大からは 18 名も
1Q
2Q
3Q
4Q 合計
の選手が参加したが、福井県立大の不参加による
北陸学生
0
0
0
0
0
選手不足と全体での練習不足が影響したか、東海
学生選抜に 0-55 で敗戦となった。
東海学生
13
28
7
7
55
12 月17日(月)に北陸学生秋季リーグ戦の表彰が
行われ、金沢大学からは最優秀選手賞(MVP)を主将の永田啓造(4年・LB)、優秀選手賞を辻村祐介(4年・
OL)、ベストオフェンス賞を松木博志(4年・QB)、ベストディフェンス賞を加藤高志(4年・LB)が受賞しました。
次年度新チーム(システム13)の体制が決まりました。
主将:
主将:大音孝朗 副将:
副将:媚山 陽介、
陽介、廣田 慎也
北陸20連覇と東海代表撃破を目指し、日々頑張るチームに引き続き叱咤激励とご支援をお願い致します。
(詳しくは後援会 HP でご確認ください。 http://www.geocities.co.jp/kuaf1backup/)
(尚、後援会の活動に関する希望やご質問等がございましたらご一報下さい。TEL 076-264-5861)
(文責:北浦)
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