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コンピュータ・サイエンス基礎(CF)資料 (2016)
2016/4/18 コンピュータ・サイエンス トラック 林隆史 コンピュータ理⼯学のすすめ 2016/4/19 1 ⼤学卒業後10年⽬、30年⽬が⼤事 その時に、何が役に⽴つか 基本的な考え⽅、⼿法、理論 コンピュータ理⼯学のすすめ 2016/4/19 2 2016/4/18 新しい理論がなぜ必要か 従来の⽅法の改良では限界がある 新しい⼿法の⻑所・短所や向き不向きがわからいと応⽤システムに使うのは危険 単なるアイデアや⼯夫では、個別のケースでしか有効でない。 新しい⼿法をベースにさらに新しいものをつくるためには、理論やアルゴリズムの整理が必 要 コンピュータ理⼯学のすすめ 2016/4/19 3 ⼤事なのは、30年後、40年後 30年後には、今と同じ「⼿法」や「技術」をそのまま使うことはない 30年後でも、有効・有益な考え⽅やものの⾒⽅は存在する 30年後に、何が必要とされるかを、全て予⾔するのは不可能。使えそうな ものをあらかじめ⽤意していた⼈だけが、30年後の変化に対応できる。 コンピュータ理⼯学のすすめ 2016/4/19 4 2016/4/18 Science Systematic study of the nature and behavior of the objects 実験事実や観察、理論的考察がベース Systematic だからこそ、応⽤ができる 「学問のための学問」ではない コンピュータ理⼯学のすすめ 2016/4/19 5 サイエンスとエンジニアリング コンピュータ理⼯学部 Science and Engineering ⾞の両輪のようなもの エンジニアリング︓ どう作り、どう動かすか サイエンス︓ 発⾒を⼀般化して、皆に使ってもらったり、さらに改良してもらう。 企業においても、両⽅必要 コンピュータ理⼯学のすすめ 2016/4/19 6 2016/4/18 コンピュータ理⼯学 理論だけでは、実現性に問題がある 実際に動かすことが必要 よりよい⽅法で動かしてこそ、理論の検証や改良が可能となる 単に作っただけで、改良も効率よくできないし、世の中の変化に対応で きない コンピュータ理⼯学のすすめ 2016/4/19 7 2016/4/19 8 様々な分野の基盤 コンピュータ・サイエンス いろいろな分野に活かすことができる 考え⽅を⾝につけることができる 新しい分野 新しい理論によるブレークスルー コンピュータ理⼯学のすすめ 2016/4/18 道具箱 情報科学・数学・物理などについての理解は、 新しいものを⽣み出すときの道具になる。 道具箱にいろいろなものが、⼊っていると新 しい問題に直⾯したときに、対応しやすい。 コンピュータ理⼯学のすすめ 2016/4/19 9 進学先、就職先 ⼤学院 コンピュータ理⼯学のすすめ 研究所 各種企業の開発 部⾨ 政府機関 幅広い分野、職 ⾃治体 種に就職 2016/4/19 10 2016/4/18 コンピュータ・サイエンス より広い視野でとらえる 様々な分野へ広がる 個々の教員のテーマをよく⾒たり、話を聞きに⾏ってください • 講座名だけでは、内容はよくわからないところがあります。 • 昨年と同じ様に⾒えても今年は全く違うことがあります。 コンピュータ理⼯学のすすめ 2016/4/19 11 いろいろな研究テーマがあります。 「基礎」「科学」「数学」「○○技術」名前の第1印象と内容が異な るところがあるので、よく話しを聞いてください。 毎年、どんどん変わっています。 いろいろなところに展開や応⽤ができる コンピュータ理⼯学のすすめ 2016/4/19 12