Comments
Description
Transcript
Position x: 8.53”, y: .18”
Photo 1 4.2” x 10.31” Position x: 4.36”, y: .18” Photo 2 5.51” x 10.31” Position x: 8.53”, y: .18” 「リオ・プロセス」 背景と経緯 背景 国連サミット アウトカム 「成長の限界」 地球環境問題 国連人間環境会議 ( 72 ス トックホルム) 「かけがえのない地球」 UNEP 「 Our Common Future」 国連環境開発会議 (地球サ ミット 92 リオ) UNFCCC、CBD、CCD 「予防原則」 京都議定書 ( 97) 国連ミレニアム・サミッ ト ( 00 NY) グローバルコンパクト( 99 ダ ボス会議) ミレニアム開発目標 (MDGs) 世界持続可能な開発会議 ( 02 ヨハネスブルグ) Type-II パートナーシップ 冷戦終結 グローバリゼーション 9/11 食糧危機 気候変動顕在化 新興国成長 世界人口70億人突破 UNFCCC-COP15 ( 09 コ (何もなし) ペンハーゲン) TEEB CBD-COP10 ( 10 名古屋) 愛知目標、名古屋議定書など 国連持続可能な開発会議(Rio+20)2012年6月リオ © All rights reserved by Conservation International Rio+20の概要(現時点で分かっていること) テーマ: ・持続可能な開発と貧困解消の文脈に おけるグリーンエコノミー (GESDPE) ・持続可能な開発のための制度枠組み (IFSD) 目的: ・政治的コミットメントの更新 ・持続可能な開発の進 およびギャッ プの確認 ・新たな課題の評価 © All rights reserved by Conservation International Rio+20のポイント①:グリーン経済 ・定義は未確定(キーワード:人、経済、社会、自然 資本、ビジネス、インフラ、市場、貧困削減、雇用、成長、 自然資本、気候変動/排出削減、生物多様性、技術など) ・ガバナンスが大きなテーマ?「補助金の見 直し、認識されていない利益への支払い、補足で きていないコストへのペナルティ、保全の利益の シェア」(by Pavan Sukdev) ・UNEP、ESCAP、UNCSD、GGGIなど ・開発途上国(G77)は、懐疑的? ・日本はフロントランナー?(「いくつ かの先進国が、自国の経済を、環境汚染ない し廃棄物の処理から『切り離せ(decouple) 』 るようになっているのは、(中略)そうした 活動を別の場所に移転したおかげ。。。」 UN事務総長報告書) © All rights reserved by Conservation International Rio+20のポイント②:国際環境ガバナンス ・補助金(特に農業)による市場(自然資 本)の破壊。一方で、グリーン投資促進に よる市場のゆがみ(バイオ燃料の例) ・エネルギー/再生可能エネルギー政策 ・持続可能な建物、交通の有効性 ・雇用創出 ・多国間環境合意の手法の採用により、リ ソースが浪費され、環境状態は悪化 (UNFCCCなど) ・効率的、効果的な国際的な意思決定の枠 組みの欠如 ・民間セクター (企業、NGO)のエンゲ ージメントの強化 © All rights reserved by Conservation International Rio+20のポイント③:自然資本 ・人的資本、社会資本、金融資本、自然資本 ・自然資本の利用における外部経済性の反映 ・環境(資源)効率性への自然資本の組み入れ ・自然資本の経済評価→TEEB、WAVES、愛 知ターゲット ・生態系サービスへの支払い(PES) © All rights reserved by Conservation International CBD-COP11の展望 ■ 愛知ターゲットの指標化 ・各ターゲットの進 を測るための具体的な指 標の開発(議論)が進んでいる ・20のターゲットに対し、約100の指標が議論 の俎上に ■ 資源動員戦略(COP10決議X/3) ・「しっかりとした指標ができるなどの条件で、 COP11で資源動員目標を採択する」 ・「条約の目的達成へ貢献するため,2020年ま でに途上国への毎年の国際的資金フローを増加 させるという目標を発展させることを検討す る」 ■ ABSの具体化(名古屋議定書) ・「多国間の利益配分の仕組みの創設を検討」 COP11まで日本が議長国 © All rights reserved by Conservation International ポストRio+20に向けて生物多様性対応として企業に期待されること ・グリーン・エコノミーの担い手として の責任(CSR) ・愛知ターゲット(あるいは、その発展 形)に即した経営戦略、行動計画の策定 と実施(特に「目標4:すべての関係者が持 続可能な生産・消費のための計画を実施」へ の貢献) ・予防原則の再確認 ・一企業での取り組みが難しければ、取 引先や顧客(サプライチェーン)、同業 者・業界、産業界全体、異セクター(特 にNGO)との連携 ・新しい社会システム(ナチュラル・キャ ピタリズム/クリエイティブ・キャピタリズ ム?)構築への参画・貢献 © All rights reserved by Conservation International Our mission:科学、パートナーシップ、そして世界各 地での実践に基づき、次世代に豊かな自然を引き継いで いく社会を実現し、人類の幸福に貢献します 1987年、米国設立。約1000名の専従スタッフが、全 世界50カ国以上で政府、企業、研究者、消費者、そ して地元のコミュニティと協働し、人間社会を支える 地球の生物多様性保全に取り組んでいます Photo 1 4.2” x 10.31” Position x: 4.36”, y: .18” Photo 2 5.51” x 10.31” Position x: 8.53”, y: .18”