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郊外大型店などの影響で都心に行かない市民も多い。

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郊外大型店などの影響で都心に行かない市民も多い。
(4) 都心の求心力低下
◇ 郊外大型店などの影響で都心に行かない市民も多い。
・4割の市民が「都心にめったに行かない」
「たまにしか行かない」と回答しており、行かない理
由として「郊外の大型店で用事が済むから」を第一に挙げている。
・都心の魅力、求心力が低下しつつあると考えられ、都心の活力を向上するための施策が求めら
れる。
中央区
38.2%
北 区
44.5%
14.8%
39.6%
東 区
16.4%
白石区
15.8%
豊平区
15.2%
西 区
14.3%
厚別区
12.2%
手稲区
10.9%
清田区
8.9%
札幌市計
25.8%
40.5%
17.5%
17.6%
29.6%
36.8%
21.7%
29.9%
22.4%
33.1%
17.5%
40.6%
よく行く
19.2%
24.1%
36.5%
20%
14.4%
25.6%
43.9%
10%
23.4%
23.3%
32.1%
0%
19.9%
16.6%
42.9%
40.1%
30%
25.9%
24.6%
40%
時々行く
50%
5.5%
26.5%
43.3%
19.4%
南 区
11.8%
60%
70%
たまにしか行かない
17.3%
80%
90%
100%
めったに行かない
資料:第4回道央都市圏パーソントリップ調査(2006 年、ライフスタイル調査)
図 118 中心市街地(札幌都心部)の訪問頻度
欲しい商品・
サービスがない
(n=10,658)
13.9%
1.2%
美味しい店がない
街に行くのに
時間がかかる
駐車場が混む、
または無い
24.6%
20.0%
17.3%
駐車場料金が高い
9.4%
行くのに公共交通が不便
10.5%
公共交通の料金が高い
郊外の大型店で
用事が済むから
他の市町の中心地
の方が便利だから
61.6%
2.1%
9.1%
その他
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
資料:第4回道央都市圏パーソントリップ調査(2006 年、ライフスタイル調査)
図 119 中心市街地(札幌都心部)に行かない理由(複数回答)
-11 -
(5) 観光産業の支援
◇ 札幌市は北海道観光ルートの要であるが、観光客の交通利便に課題あり。
・札幌市は北海道観光ルートの要となっており、都市型や郊外型の観光施設に多数の観光客が訪
れている。
・外国人客の宿泊客数が近年大幅に増加しており、札幌市での宿泊客数は道内で大きなシェアを
占めている。
・公共交通を使っての移動も多く、観光客の利便向上などの対策が求められる。
資料:来道観光客動態調査(2007 年(H19)
)
図 120 来道観光客の主要な
資料:札幌市観光文化局
図 121 札幌市内の施設別観光入り込み数
立ち寄り観光地と観光ルート
700.0
600.0
500.0
伸び率
札幌市伸率578(542千人)
札幌市
道央都市圏
北海道
北海道伸率463(1,631千人)
道央都市圏伸率456(607千人)
400.0
300.0
200.0
100.0
0.0
H9
H10
H11
H12
H13
H14
H15
H16
H17
図 122 外国人宿泊観光客延人数の推移 資料:北海道の観光客入込みに関する資料
-12 -
【利用した交通手段】
0
20
40
46.3
51.6
JR
32.3
30.7
23.8
観光タクシー
21.3
6.3
10.7
4.8
3.6
友人・知人や
関係先による送迎
17.4
14.4
11.1
7.7
友人・知人や
関係先による送迎
7.5
タクシー
3.1
路線バス
16.6
18.3
地下鉄
47.1
レンタカー
0.1
JR
28.3
地下鉄
17.4
レンタカー
24.8
タクシー
20.2
18.1
貸切バス
34.1
貸切バス
3.4
2.1
路線バス
秋
3.0
0.8
(%)
30
【最もよく利用した交通手段】
0
10
20
(%)
60
観光タクシー
冬
秋
1.4
2.7
冬
資料:来札観光客満足度調査報告書(秋:2005 年 10 月調査、冬:2009 年 2 月)
図 123 来札観光客の交通手段
0%
20%
40%
60%
37.6
さっぽろ雪まつり全般
80%
100%
49.5
8.7
1.1
3.1
さっぽろ雪まつりのおもてなし
21.9
45.3
28.5
1.5
2.8
34.8
定山渓温泉
32.9
25.5
2.5
4.3
食事や食べもの
37.3
48.1
11.0
0.6
2.9
36.5
宿泊施設
47.2
13.1
0.9
2.3
観光スポット
32.5
50.9
14.4
0.4
1.0
35.5
おみやげ品
51.1
12.2
0.2
0.8
おもてなし
26.3
48.2
24.3
0.4
0.9
34.3
景観や街並み
47.4
17.0
0.3
0.9
移動のしやすさ
情報提供
総合満足度
23.3
47.1
18.7
21.4
43.4
6.8
33.3
25.9
4.3
1.3
59.6
満足
まあ満足
どちらともいえない
12.9
やや不満
1.3
0.3
0.3
不満
資料:来札観光客満足度調査報告書(冬:2009 年 2 月) 注:無回答は除き集計
図 124 札幌滞在中における満足度
-13 -
1-1-3
環境問題への対応
(1) 環境負荷の増加
◇ 市内の二酸化炭素排出量は増加傾向。運輸部門からの排出割合が比較的高い。
・札幌市内での二酸化炭素排出量は増加傾向にある。
・札幌市は運輸部門からの二酸化炭素排出割合が高い。
・二酸化炭素排出削減に向けて、交通面での取り組みが必要である。
万トン・CO 2
トン・CO2 /人
1300
6.5
6.16
1200
6.0
5.50
1159
1100
5.5
1000
5.0
900
4.5
920
800
4.0
700
3.5
1990(平成2)
2005(平成17)
図 125 札幌市内の二酸化炭素排出量
運輸
部門
札幌市
民生
(家庭)
部門
民生
(業務)
部門
26.3%
産業
部門
エネルギー
転換部門
工業
プロセス
部門
35.4%
廃棄物
部門
29.7%
6.1%
0.1%
北海道
22.0%
23.1%
13.2%
33.3%
3.0%
全 国
19.9%
13.0%
18.0%
4.3% 1.1%
36.1%
6.1% 4.2%
0%
10%
20%
30%
40%
2.4%
50%
60%
70%
80%
90%
2.7%
100%
資料:札幌市環境局、北海道環境生活部、国立環境研究所(2006年度)
図 126 部門別の二酸化炭素(CO2)排出量割合
-14 -
(2) 環境意識と自動車利用
◇ 自動車の環境負荷を理解しつつも、自動車利用傾向が高い札幌市民。
・他都市に比べ、札幌市では通勤・通学で自動車を使う割合がやや高い。
・アンケート調査の結果、市民は自動車の環境面での課題や、経済性・安全性の課題も認識して
いるが、日常生活で自動車は必要と回答している。
140%
1%
120%
3%
100%
30%
その他
1%
2%
2%
1%
19%
2%
29%
57%
1%
27%
58%
13%
24%
25%
43%
20%
38%
4%
12%
15%
6%
6%
36%
25%
3%
5%
1%
32%
27%
23%
20%
バイク
自転車
20%
16%
41%
20%
バス
自動車
15%
7%
0%
20%
17%
60%
20%
17%
鉄道
43%
18%
40%
2%
48%
17%
80%
2%
8%
徒歩
31%
9%
6%
21%
22%
14%
18%
10%
9%
8%
7%
8%
8%
9%
10%
9%
10%
札幌
仙台
横浜
川崎
名古屋
京都
大阪
神戸
広島
福岡
17%
9%
9%
資料:国勢調査(2000 年(平成 12 年)
)
、東京都区部を除く 100 万人以上都市
注:複数回答があるため合計が 100%とならない。
図 127 通勤・通学時交通手段分担率の他都市との比較
「自動車での移動」は社会や環境に
とって良くないと思いますか
18.3%
29.9%
36.5%
6.0% 9.3%
3.8% 3.8%
日常生活に「自動車」は
必要だと思いますか
54.3%
「自動車は他の交通機関に比べて
お金がかからない」と思いますか
8.5%
8.1%
24.0%
33.3%
14.4%
14.1%
35.8%
4.3% 5.2%
「自動車での移動」は他の
交通機関に比べて安全だと思いますか
45.2%
0%
そう思う
10%
どちらかと言えばそう思う
20%
30%
19.6%
40%
どちらとも言えない
50%
60%
70%
25.7%
80%
どちらかと言えば思わない
90%
100%
思わない
資料:第4回道央都市圏パーソントリップ調査(ライフスタイル調査、2006 年)
図 128 自動車に対する意識(札幌市集計)
-15 -
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