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中 間 報 告 書

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中 間 報 告 書
2016/11/17 17:52:46 / 16256660_株式会社キタムラ_中間報告書
第 83 期
中 間 報 告 書
(
平成28年4月1日から
平成28年9月30日まで
)
株式会社キタムラ
表紙
2016/11/17 17:52:46 / 16256660_株式会社キタムラ_中間報告書
【株主の皆様へ】
平素は、格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社グループ(当社及び当社の関係会社)の平成29年3月期第2四半期連結累
計期間(平成28年4月1日から平成28年9月30日まで)の決算をご報告申し上げ
ます。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善傾向
は続く一方で、世界経済の下振れリスク等もあり、先行き不透明な状況となって
います。個人消費については、物価上昇への懸念から停滞感が続いており、また、
「平成28年熊本地震」の影響による一部メーカーの減産等の影響もあり、景気の
先行きは不透明な状況が続いております。
このような経営環境のなか、当社グループは、事業の長期的な成長を重視し、
すべての活動を「プリントにつなげる」戦略を強化することで、当連結会計年度
の計画を推進してまいりました。
実施した施策は、以下のとおりです。
(1)「カメラのキタムラ」を4店、「スタジオマリオ」を3店、「Apple正規サ
ービスプロバイダ認定店」を1店、合計8店出店しました。退店は、「カ
メラのキタムラ」12店、「スタジオマリオ」1店の合計13店です。移転は、
「カメラのキタムラ」7店、「Apple正規サービスプロバイダ認定店」3店
の合計10店です。また「カメラのキタムラ」8店、「スタジオマリオ」2
店、「Apple正規サービスプロバイダ認定店」2店の合計12店を、リニュー
アルしました。
(2)スマートフォンの販売店舗数は2店増加し448店になりました。取扱いキャ
リアでは、ドコモを1店減少し439店に、auを13店増加し325店に、ソフ
トバンクは増減なしの301店になりました。また、3キャリア(ドコモ、a
u、ソフトバンク)の併売店は、4店増加し254店になりました。
(3)「スタジオマリオ」では、「七五三超早撮りキャンペーン」を実施し、ご
好評をいただきました。その結果、当第2四半期連結累計期間において、
売上高は前年同期比2.3%増、客数は前年同期比0.8%増、客単価は前年同
期比1.5%増となりました。
- 1 -
株主の皆様へ
2016/11/17 17:52:46 / 16256660_株式会社キタムラ_中間報告書
(4)平成28年4月26日に、「スタジオマリオ」のホームページをリニューアル
しました。「ひとに最もお勧めしたい記念日スタジオ」「上質でシンプル
なデザイン」をテーマにリニューアルしました。撮影サービスやキャンペ
ーン情報、商品などイメージも見やすくし、TOPページには、「わくわくす
るような親子体験」を伝える動画を掲載しました。また、スマートフォン
やタブレットから来訪されるお客さまに対応するために、見やすく操作し
やすいレイアウトにしました。
(5)「スタジオマリオ」は白を基調とした店舗デザインに一新し、平成28年9
月までに244店舗を改装しました。お子さまと一緒にご家族みんなで「記念
日撮影」を楽しんでいただけるスタジオを目指します。
(6)「フォトブック」のネット注文サイトをリニューアルしました。「カメラ
のキタムラ」店頭のプリント受付機とご自宅のパソコンの注文画面が同じ
になりました。また、種類やデザインが選びやすくなり、操作も簡単にな
りました。
(7)中古カメラの販売強化策として、平成28年6月29日より、「キタムラネッ
トショップ」で、「トクトク交換サービス」を開始しました。カメラご購
入時に、お持ちのカメラ・レンズの下取りを同時にお申し込みいただくと、
差額分のお支払いでご購入いただける宅配限定のサービスです。
この結果、当第2四半期連結累計期間において当社グループの実績は、売上高
は64,995百万円(前年同期比10.4%減)となりました。「平成28年熊本地震」の
影響によるデジタルカメラ等の減産の影響や、スマートフォン等の販売が低調で
あったこと、また天候不順等によるイメージング部門の売上減少もあり減収とな
りました。利益面では営業損失3,378百万円(前年同期は2,126百万円の営業損失)、
経常損失3,272百万円(前年同期は2,016百万円の経常損失)、親会社株主に帰属
する四半期純損失3,865百万円(前年同期は2,550百万円の親会社株主に帰属する
四半期純損失)となりました。
- 2 -
株主の皆様へ
2016/11/17 17:52:46 / 16256660_株式会社キタムラ_中間報告書
第83期後半~第84期に向けて
(1)写真の最大イベントである七五三・年賀状で収益向上を目指します。
①七五三撮影で、「スタジオマリオ」の客数・売上高の増加を目指します。
②年賀状は、6,800万枚の獲得を目指し、以下の取組みを実施します。
・年賀状をスマートフォンやタブレットから注文しやすくするために、ア
プリを「写真年賀状」「印刷年賀状」「コダック年賀状」の3つにまと
めました。
・結婚や誕生のご報告向けに、上質感あるデザインの写真つき年賀状「キ
タムラオリジナルプレミアム」を追加しました。
・昨年、年賀状をご利用いただいた70万人のお客さまに、年賀状の割引D
Mをお送りしました。また、スタジオマリオで「マリオフォトCD」を
ご購入いただいた13万人のお客さまに、カメラのキタムラでご利用いた
だける年賀状DMをお送りしました。
・年々需要の高まる「年賀状印刷・写真入り」のデザインを増やし、年末
ぎりぎりのスピード仕上げの体制を強化します。
(2)デジカメ、スマートフォンの販売に、さらに注力します。
①デジカメは、専門店の強みとオムニチャネルの推進(ネットで注文、店舗
で受取り)で、販売シェア向上を目指します。
②スマートフォンは、取扱店に「モバイル担当者」を配置しました。販売体
制の強化と、格安スマホの追加により売上増を目指します。
(3)イメージング部門の販売に、さらに注力します。
①「photo+」コーナーで、案内係による操作のサポートや、「おまかせ体
験」「アルバムカフェ」などのイベントを通じて、写真の楽しみ方の提案
を継続します。
②ネットでご注文できるサイトを増やします。楽天店、Yahoo!店でもプリン
ト注文ができるようになりました。
(4)ソフト商品や、スマートフォンのアクセサリーは、PB化を促進して、荒
利益の向上を目指します。
今後とも、ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
- 3 -
株主の皆様へ
2016/11/17 17:52:46 / 16256660_株式会社キタムラ_中間報告書
四半期連結財務諸表
■四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
当第2四半期連結会計期間末
前第2四半期連結会計期間末
(平成28年9月30日現在)
(平成27年9月30日現在)
38,309
14,462
6,956
11,929
800
861
456
2,509
397
△64
30,705
16,897
4,409
163
2,547
5,486
4,275
15
2,000
1,327
673
11,807
931
42
139
1,405
8,502
775
64
△54
69,015
32,368
6,600
7,448
12,428
763
871
467
2,967
886
△65
29,947
15,418
3,992
194
2,349
5,514
3,334
31
2,262
1,581
680
12,266
1,103
41
237
1,470
8,624
775
65
△52
62,316
科 目
産
の
部
動 資 産
現 金 及 び 預 金
受取手形及び売掛金
商
品
原材料及び貯蔵品
前
払
費
用
繰 延 税 金 資 産
未
収
入
金
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
固 定 資 産
有 形 固 定 資 産
建 物 及 び 構 築 物
機械装置及び運搬具
工具、器具及び備品
土
地
リ ー ス 資 産
建 設 仮 勘 定
無 形 固 定 資 産
ソ フ ト ウ エ ア
そ
の
他
投資その他の資産
投 資 有 価 証 券
長 期 貸 付 金
長 期 前 払 費 用
繰 延 税 金 資 産
敷 金 及 び 保 証 金
仕入先長期積立金
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
資
産
合
計
前連結会計年度の
要約連結貸借対照表
(平成28年3月31日現在)
資
流
- 4 -
四半期連結貸借対照表
32,426
6,590
7,814
12,625
788
650
456
3,032
539
△71
29,994
15,814
3,970
173
2,238
5,567
3,801
62
2,151
1,455
695
12,029
1,070
42
150
1,398
8,582
775
64
△55
62,420
2016/11/17 17:52:46 / 16256660_株式会社キタムラ_中間報告書
(単位:百万円)
当第2四半期連結会計期間末
前第2四半期連結会計期間末
(平成28年9月30日現在)
(平成27年9月30日現在)
31,641
12,428
5,100
5,740
415
56
2,427
869
4,603
22,324
13,655
4,367
-
293
142
3,866
53,966
30,536
15,083
2,040
5,433
352
149
2,397
937
4,144
15,007
7,135
4,074
634
322
140
2,698
45,543
28,320
14,018
1,460
4,351
386
491
2,457
950
4,203
14,810
6,336
4,300
703
305
142
3,022
43,130
15,143
2,852
2,604
9,699
△12
△194
112
△306
99
15,049
69,015
16,746
2,852
2,604
11,302
△12
△66
206
△272
91
16,772
62,316
19,367
2,852
2,604
13,923
△12
△173
186
△360
95
19,289
62,420
科 目
債
の
部
動 負 債
支払手形及び買掛金
短 期 借 入 金
1年内返済予定の長期借入金
未 払 法 人 税 等
未 払 消 費 税 等
未
払
費
用
賞 与 引 当 金
そ
の
他
固 定 負 債
長 期 借 入 金
退職給付に係る負債
役員退職慰労引当金
商 品 保 証 引 当 金
資 産 除 去 債 務
そ
の
他
負
債
合
計
純 資 産 の 部
株 主 資 本
資
本
金
資 本 剰 余 金
利 益 剰 余 金
自
己
株
式
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
退職給付に係る調整累計額
非支配株主持分
純 資 産 合 計
負 債 純 資 産 合 計
前連結会計年度の
要約連結貸借対照表
(平成28年3月31日現在)
負
流
- 5 -
四半期連結貸借対照表
2016/11/17 17:52:46 / 16256660_株式会社キタムラ_中間報告書
■四半期連結損益計算書
科 目
売
(単位:百万円)
当第2四半期
連結累計期間
(
上
自 平成28年4月1日
至 平成28年9月30日
)(
前連結会計年度の
要約連結損益計算書
自 平成27年4月1日
至 平成27年9月30日
)(
自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日
64,995
72,559
154,219
価
益
41,989
48,221
98,492
23,006
24,338
55,727
販売費及び一般管理費
26,384
26,465
54,781
売
売
高
前第2四半期
連結累計期間
上
原
上
総
利
営業利益又は営業損失(△)
△3,378
△2,126
946
営
業
外
収
益
195
208
399
営
業
外
費
用
89
98
201
△3,272
△2,016
1,144
277
181
324
△3,550
△2,198
819
経常利益又は経常損失(△)
特
別
損
失
税金等調整前四半期純損失
(△)又は税金等調整前
当
期
純
利
益
法
人
税
等
四半期純損失(△)又は
当
期
純
利
益
非支配株主に帰属する四
半期純利益又は非支配株
主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する四
半期純損失(△)又は親会
社 株 主 に 帰 属 す る
当
期
純
利
益
311
349
742
△3,861
△2,547
77
4
2
6
△3,865
△2,550
70
■四半期連結キャッシュ・フロー計算書
科 目
当第2四半期
連結累計期間
(
自 平成28年4月1日
至 平成28年9月30日
(単位:百万円)
前連結会計年度の要約連結
キャッシュ・フロー計算書
前第2四半期
連結累計期間
)(
自 平成27年4月1日
至 平成27年9月30日
)(
自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日
営業活動によるキャッシュ・フロー
△2,893
△2,182
2,830
投資活動によるキャッシュ・フロー
△573
△246
△2,217
財務活動によるキャッシュ・フロー
11,339
1,640
△1,360
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
7,872
△788
△747
現金及び現金同等物の期首残高
5,423
6,171
6,171
現金及び現金同等物の四半期末
( 期
末 ) 残
高
13,295
5,383
5,423
- 6 -
中間連結損益計算書、中間連結キャッシュ・フロー計算書
)
)
2016/11/17 17:52:46 / 16256660_株式会社キタムラ_中間報告書
会社概要(平成28年9月30日現在)
社 名
本 社
新横浜本社
代 表 者
設 立
資 本 金
従業員数
株式会社キタムラ
高知県高知市本町4丁目1番16号
神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目4番1号
新横浜WNビル7F
代表取締役会長兼CEO 北村正志
代表取締役社長(COO) 浜田宏幸
昭和18年5月
28億52百万円
9,238名(社員2,223名、パート7,015名)
グループ会社(平成28年9月30日現在)
株式会社ラボネットワーク
事業内容:デジタル加工処理・映像写真関連商品の卸・小売、ミニラボ機器
の販売
株式会社キタムラトレードサービス
事業内容:OUTDOOR PRODUCTS日本総代理店
株式会社ビコムキタムラ
事業内容:DVD・CD・コミックのレンタル、書籍・文房具・雑貨・
DVD・CD・ゲームの販売
株式会社キタムラメディカル
事業内容:医療用機器・画像情報システム・レントゲンフィルムの販売及び
メンテナンス
株式会社キタムラピーシーデポ
事業内容:パソコン・プリンター・周辺機器の販売からネットワーク、修理
メンテナンスまでトータルソリューションサービスを提供
株式会社ラボ生産
事業内容:プリント現像処理及びデジタル加工処理
- 7 -
会社概要
2016/11/17 17:52:46 / 16256660_株式会社キタムラ_中間報告書
株式の状況(平成28年9月30日現在)
発行可能株式総数
発行済株式の総数
株主数
大株主(上位10名)
49,800,000株
17,918,252株
14,493名
株
主
名
株
式
会
社
キ
タ
マ
サ
富 士 フ イ ル ム 株 式 会 社
キ タ ム ラ 従 業 者 持 株 会
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
株
式
会
社
四
国
銀
行
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
株
式
会
社
高
知
銀
行
株 式 会 社 み ず ほ 銀 行
東 京 海 上 日 動 火 災 保 険 株 式 会 社
株
式
会
社
ニ
コ
ン
持株数(千株)
2,207
1,700
1,023
1,000
839
740
532
360
359
358
持株比率(%)
12.3
9.5
5.7
5.5
4.6
4.1
2.9
2.0
2.0
2.0
(注)持株比率は自己株式(23,986株)を控除して計算しております。
役 員(平成28年9月30日現在)
代
取
代
常
取
取
取
取
常
監
監
監
監
監
常
執
執
表取締役会
締 役 副 会
表取締役社
務 取 締
締
締
締
締
勤 監 査
査
査
査
査
査
務 執 行 役
行
役
行
役
長
長
長
役
役
役
役
役
役
役
役
役
役
役
員
員
員
北
北
浜
志
菅
﨑
田
増
金
杉
椿
上
渡
中
櫻
岩
松
村
村
田
村
原
川
村
田
澤
本
正
正
宏
健
孝
洋
宏
原
辺
山
井
本
井
和
一
忠
満
幹
志
雄
幸
二
行
邦
均
一
稔
央
勲
彦
勝
彦
均
孝
夫
- 8 -
株式の状況、役員
執
執
執
執
執
執
執
執
執
執
執
執
執
執
執
執
執
行
行
行
行
行
行
行
行
行
行
行
行
行
行
行
行
行
役
役
役
役
役
役
役
役
役
役
役
役
役
役
役
役
役
員
員
員
員
員
員
員
員
員
員
員
員
員
員
員
員
員
秋 山 圭 一
岡 林 一 郎
能 登 康 之
安﨑裕一朗
高 橋 渉
佐 藤 一 志
白 川 雅 也
平 賀 元 晃
逸見光次郎
谷 川 学
乾 大 輔
山 﨑 智 彦
永 野 伸 次
柳 沢 啓
今 井 悟 史
谷 口 秀 作
福 本 弘 之
2016/11/17 17:52:46 / 16256660_株式会社キタムラ_中間報告書
株 主 メ モ
事
業
年
度
定 時 株 主 総 会
基
準
日
単 元 株 式 数
上場証券取引所
毎年4月1日から翌年3月31日までの1年
毎年6月
期末配当金 毎年3月31日
なお、中間配当を実施する場合には毎年9月30日
電子公告
当社ホームページ http://www.kitamura.co.jp/top.html
*ただし、電子公告による公告ができない場合は、
日本経済新聞に掲載して行います。
100株
東京証券取引所 市場第二部
株主名簿管理人及び
特別口座の口座管理機関
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
三井住友信託銀行株式会社
公
告
方
法
株主名簿管理人
事 務 取 扱 場 所
(郵便物送付先)
大阪市中央区北浜四丁目5番33号
三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号
三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
(電 話 照 会 先)
0120-782-031
株式に関する住所変更等のお届出及びご照会について
証券会社に口座を開設されている株主様は、口座のある証券会社にご連絡くだ
さい。
証券会社に口座を開設されていない株主様は、上記の電話照会先にご連絡くだ
さい。
株主優待制度のご案内
毎年3月31日現在、100株(1単元)以上ご所有の株主様に対して、「株主ご優
待券」を贈呈いたします。この「株主ご優待券」はキタムラ各店舗(カメラのキ
タムラ、スタジオマリオ)でご利用いただけます。
株主ご優待券 スタジオマリオ優待券
100株以上 1,000株未満 1,000円分 1枚
1,000株以上 10,000株未満 5,000円分 1枚
10,000株以上 10,000円分 1枚
株主メモ
2016/11/17 17:52:46 / 16256660_株式会社キタムラ_中間報告書
表4
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