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シンガポール旅行博 Travel Revolution(TR)2016報告書
2016/12/2 JAPAN SHOPPING TOURISM ORGANIZATION シンガポール旅行博 Travel Revolution(TR) 2016報告書 -抜粋版- 一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会(JSTO) JAPAN SHOPPING TOURISM ORGANIZATION 2016年8月29日 1 2016/12/2 4 動植物輸出検疫条件のプロモーション活動 ☑ シンガポール旅行博Travel Revolution(TR) でのプロモーション 概 要 日時 2016年8月19日~2016年8月22日 場所 Marina Bay Sands Convention Centre 主催者 Singapore Outbound Travel Agents Association 出展者 (国内外)旅行会社、鉄道会社、航空会社、自治体等 ◇イベント概要 シンガポール最大級の旅行博で、毎年2月と8月に定期開催されており、一般消費者 (旅行者)を対象に実施している。日本からは、日本政府観光局(JNTO)がジャパンブース を出展し、17の自治体や、旅行会社、鉄道会社、航空会社等が観光地としての日本をPR を実施した 内 容 ◇JSTOの出展について 日本の農畜産物および検疫のプロモーションを目的として、ブース出展をおこなった。来 場者にはリーフレット等を活用して、配布および説明を実施した ◇アンケートについて ・フルーツに関しては、付箋によるフリーライティング ・畜産物に関しては、 来場者のスマートフォンを活用して実施した 2 2016/12/2 4 動植物輸出検疫条件のプロモーション活動 ☑フルーツに関するアンケート 以下の2項目に関して、フリーライティングでの付箋アンケートを実施。 ①日本の行きたいエリアはどこですか? ②好きな日本のフルーツは何ですか? 3 2016/12/2 4 動植物輸出検疫条件のプロモーション活動 ☑行きたい日本の地域 項目 1 北海道 回答数 構成比 項目 回答数 構成比 122 30.6% 小樽 1 0.3% 2 東京 62 15.5% 旭川 1 0.3% 3 大阪 56 14.0% 東北 1 0.3% 4 京都 33 8.3% 山形 1 0.3% 5 沖縄 22 5.5% 新潟 1 0.3% 6 九州 18 4.5% 岡山 1 0.3% 7 高山 8 2.0% 千葉 1 0.3% 8 青森 7 1.8% 伊豆 1 0.3% 9 札幌 5 1.3% 鎌倉 1 0.3% 10 関西 4 1.0% 中部 1 0.3% 富良野 4 1.0% 館山 1 0.3% 富士山 4 1.0% 金沢 1 0.3% 名古屋 4 1.0% 富山 1 0.3% 3 0.8% 神戸 1 0.3% 和歌山 3 0.8% 白浜 1 0.3% 福岡 3 0.8% 長崎 1 0.3% 山梨 3 0.8% 秋葉原 1 0.3% 18 箱根 2 0.5% ひたちパーク 1 0.3% 横浜 2 0.5% 天橋立 1 0.3% 岐阜 2 0.5% 温泉 1 0.3% 広島 2 0.5% 苗場 1 0.3% 熊本 2 0.5% キティ 1 0.3% 白川郷 2 0.5% エアポート 1 0.3% ディズニーランド 2 0.5% USJ 1 0.3% 14 四国 25 (集計399名) •「北海道」が、次点に倍近い差をつけて回答多かった。 •「東京」「大阪」「京都」のメインが上位にくる中で 「青森」や「札幌」などの北にある地域の回答も目立つ。 •他では目立つ「ディズニーランド」「秋葉原」「USJ」等の 回答は低く、観光名所の名前も多く上がっていた。 4 2016/12/2 4 動植物輸出検疫条件のプロモーション活動 ☑好きな日本のフルーツ 項目 回答数 構成比 1 メロン 98 26.8% 2 ストロベリー 66 18.0% 3 ピーチ 47 12.8% 4 グレープ 37 10.1% 5 ハニーデュー 31 8.5% 6 アップル 28 7.7% 7 ロックメロン 13 3.6% 8 スイカ 9 2.5% 9 ふじりんご 6 1.6% 10 夕張メロン 4 1.1% 11 梨 3 0.8% チェリー 2 0.5% みかん 2 0.5% マンゴー 2 0.5% オレンジ 2 0.5% バナナ 1 0.3% パイナップル 1 0.3% キウイ 1 0.3% 柿 1 0.3% 巨峰 1 0.3% ブルーベリー 1 0.3% 10 2.7% 12 16 その他 (集計366名) •「メロン」が圧倒的に強く、2位「ストロベリー」を大差で突き放している。 品種や産地別を合わせると146件、全体の4割近い数字となった。 ・ 「ハニーデュー」「ロックメロン」など品種やブランド名を明記する方もいた (日本産でない品種も含まれている) •他の果物では、「ふじりんご」が品種名出てきているものの、 他に品種を特定するような回答は見られなかった。 5 2016/12/2 4 動植物輸出検疫条件のプロモーション活動 ☑ 畜産物に関するアンケート QRコードを配布して、来場者自身のスマートフォンを活用したアンケートを実施 6 2016/12/2 4 動植物輸出検疫条件のプロモーション活動 ☑ 畜産物に関するアンケート 旅行回数 男性 女性 合計 旅行回数 件数 0回 55 115 170 団体旅行 200 1回 36 94 130 FIT 360 2回 26 62 88 合計 560 3回 10 43 53 4~9回 19 68 87 10回以上 14 18 32 合計 160 400 560 •全体の3割の人が訪日未経験。 •2回以上のリピート訪日旅行者は47% •男性より女性のほうが訪日回数がやや多い模様。 •日本に旅行する際の希望は、6割以上がFIT。 旅行慣れの為か、団体旅行への意向はあまりない。 7 2016/12/2 4 動植物輸出検疫条件のプロモーション活動 ☑牛肉食について、持ち込みについて 持込可 件数 YES 164 NO 396 合計 560 件数 YES 384 NO 176 合計 560 in SG 件数 YES 270 NO 114 総計 384 in JPN 件数 YES 191 Never 188 その他 総計 5 •アンケート回答者のうち、牛肉食は7割弱。 3割は食べない人がいる国である。 •牛肉食可能な人の中で、シンガポールで日本和牛を 食べたことがあるのは全体の7割。 •牛肉食可能な人の中で、訪日した際に和牛を 食べたことのあるのは5割。 •牛肉を持ち込むことができることを知っている人は 全体の3割弱と、まだまだ周知が及んでいない 384 8 2016/12/2 4 動植物輸出検疫条件のプロモーション活動 ☑和牛ブランドについて 複数回答 回答数 回答率 神戸牛 465 83.0% 松阪牛 114 20.4% 飛騨牛 88 15.7% 但馬牛 54 9.6% 近江牛 52 9.3% 米沢牛 40 7.1% 総数 560 100.0% 件数 神戸牛 399 松阪牛 78 飛騨牛 27 近江牛 23 米沢牛 18 但馬牛 15 合計 560 •知っている和牛ブランドでは、神戸牛が圧倒的。 松坂牛、飛騨牛が次ぐが4倍近い知名度差がある。 •他の和牛ブランドは1割以下となっている。 •お土産でもらいたいブランドも神戸牛が突出。 •飛騨牛は松坂牛に近い認知度を持ってはいたが、 お土産とした場合は他ブランドと同程度。 9 2016/12/2 4 動植物輸出検疫条件のプロモーション活動 ☑ 和牛の調理方法および印象 ◆自分で和牛を調理する場合の料理 単語 意味 1 GRILL 焼く 2 BBQ ◆和牛の印象について 出現数 出現率 単語 意味 出現数 出現率 102 18.2% 1 Good 良い、美味しい等 84 15.0% バーベキュー 44 7.9% 2 Nice 良い、美味しい等 75 13.4% 3 Pan パン(グリルやフライと一緒に) 42 7.5% 3 Delicious 美味しい 53 9.5% 4 Shabu Shabu しゃぶしゃぶ 39 7.0% 4 Tender 柔らかい 45 8.0% 5 Fry 揚げる 38 6.8% 5 Juicy ジューシー 32 5.7% 6 Fried 揚げる 35 6.3% 6 Expensive 高価な、高い等 27 4.8% 7 Steak ステーキ 21 3.8% 7 Yummy 美味しい 26 4.6% 8 Grilled 焼く 17 3.0% 8 Soft 柔らかい 19 3.4% 9 Steam 蒸す 10 1.8% 9 Tasty 美味しい 17 3.0% 8 1.4% 溶ける 15 2.7% 10 Sukiyaki すき焼き 回答数 560 - 10 Melt 回答数 560 - •和牛を自分で調理行う場合についてのアンケートでは、「焼く」方法が主要となっている。 また、「すき焼き」よりも「しゃぶしゃぶ」と答える人が多く、その差は5倍近かった。 「しゃぶしゃぶ」自体の普及と、調理方法や調味料の入手しやすさによるものの可能性があると思われる。 •牛主役の料理ばかりで、カレーやシチューのような料理の一材料としての活用は考えられない模様。 •和牛の印象については、好意的なものが多く、「美味しい」以外にも 「柔らかい」「とろける(口の中で)」のような回答が多く見れられた。 •全体の5%弱が「高価」な印象を持っている。 •他にも、件数は少ないものの「Beautiful marbling(模様が美しい)」などもあったが、 「無回答」「ノーコメント」などが81件、14.4%存在している(牛肉食NG回答者も含まれる)。 10 2016/12/2 4 動植物輸出検疫条件のプロモーション活動 ☑ 現地旅行代理店との商談会について 商談会へ参加し、フルーツについてのプレゼンテ ーションと各旅行代理店との商談をおこなった。 フルーツ狩りを中心として人気があるものの、 日本への渡航費が高いという代理店が多かった。 北海道のみならず、岡山や和歌山などはフルーツ 王国として知られているが、九州や四国などはま だまだフルーツの認知度が低いと思われた。 単なるフルーツ狩りだけでなく、生産方法や品質 管理などあらゆる面から研修旅行としても興味を 示される方もいた。 福島県に関しては、フルーツよりも震災影響により 旅行する抵抗感が非常に強かった。 Copyright(C). 2015 JSTO. All Right reserved. 11