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情報通信コース 学修課程 【修士課程】 人材養成の目的 学修目標 学修内容
情報通信コース 学修課程 【修士課程】 人材養成の目的 人に優しく持続的な高度情報通信社会をハードウェアとソフトウェアの両面から支える基盤技術と応用技術 から成る学問領域,すなわち,通信・ネットワーク,信号処理,VLSI(超大規模集積回路),コンピュータ,セ キュリティ,メディア情報処理,生体情報処理,感覚情報処理,知的情報処理など情報通信分野の広範な学術・ 研究分野で,基礎的理解力と応用発展力を養うとともに,情報通信産業全体を俯瞰する視野を養うことにより, 世界第一級の力量をもつ研究者・技術者,グローバルに活躍できる産業界等の幹部候補を養成することを目的と する。 学修目標 本課程では,上記の目的の達成のために,次のような能力の修得を学修目標としている。 ・情報通信分野における研究・技術開発に必要な専門的学力 ・関連分野の専門学力を自ら修得し,実践的問題解決に結びつける力 ・社会との関係の中で専門知識を活用して,新たな課題解決と創造的提案を行う力 ・国際的視野をもって研究・開発の潮流を理解し体系化する能力 ・情報通信分野に関する業務に従事するに必要な能力と学識 ・日本語及び英語によって科学技術情報を論理的に説明・文書化する能力をもち,議論を展開できる力 ・強い倫理観を持って研究開発等に携わる姿勢 学修内容 本課程では,「学修目標」で記載した「修得する能力」を身に付けるために,次のような内容を学修する。 A)情報通信分野の専門基礎の学修 学士課程で学んだ専門基礎分野を俯瞰し,分野における基盤となる知識を定着させる。 B)情報通信分野の発展的専門の学修 情報通信分野における国際的な視野に立った最先端の知見を体系的に修得する。 C)リベラルアーツ教育及びキャリア教育 社会におけるニーズを的確に捉え情報通信分野の研究者としての教養を身に付けるために,人文学・ 社会科学・融合系科目を学修すると共に,情報通信産業の最新動向を学び産業界等のリーダーに求めら れる高度な視野や倫理観を身につける。 D)異分野の専門的知識の学修 専門知識の幅を広げるとともに異分野に適応する力を養うため,広く理工学にまたがる横断的かつ学 際的知識を獲得する。 E)創造的提案力ならびに課題解決力の学修 -1- 個別に設定した修士論文研究テーマに主体的に取り組むことにより,創造的提案力,実践的な課題解 決力を身に付ける。また,指導教員による修士論文研究指導を通じて,論理的な議論の展開能力を学修 する。 F)デザイン能力の学修 2 年間にわたるポートフォリオの作成,構想発表会や中間審査を通じて,問題設定,仕様策定,プロジ ェクト遂行の能力を身に付け,日本語や英語を用いた対話力を学修する。 修了要件 本コースの修士課程を修了するためには,次の要件を満たさなければならない。 1.30単位以上を大学院授業科目(400 及び 500 番台)から修得していること。 2.本コースで指定された授業科目において,次の要件を満たすこと。 ・講究科目8単位を修得していること。 ・情報通信コース標準学修課程の専門科目群から22単位以上を修得していること。 ・A 群から 2 単位以上,B 群から 2 単位以上を修得していること。 ・文系教養科目のうち 400 番台を2単位以上,500 番台の科目 1 単位以上,キャリア 科目から2単位以上を含み合計5単位以上を修得していること。 3.研究構想発表を行い,中間審査を受け,修士論文審査及び最終試験に合格すること -2- 表M1 情報通信コース修士課程修了要件 科目区分 必修科目単位 選択科目単位 単位数 学修内容 備考 との関連 ・400 番台から 教養科目 群 2 単位以上 文系教養科目 C ・500 番台から 1 単位以上 キャリア科目 5 単位以上 2 単位以上 C, その他 E 情報通信工学講究 S1 情報通信工学講究 F1 講究科目 情報通信工学講究 S2 情報通信工学講究 F2 コース標準学 を各 2 単位, 修課程の専門 合計 8 単位 科目群から 専門科目群 22 単位以上 研究関連科目 A 群から 2 単位 専門科目 B 群から 2 単位合 A 計 4 単位 コース標準学 コース標準学 修課程以外の 修課程以外の 専門科目又は 専門科目又は 研究関連科目 研究関連科目 から D 2 単位以上 修了単位合計 上記の条件を満たし,30 単位以上修得する事 【備考】 A 群:情報通信工学統合論 I,情報通信工学統合論 II B 群:人間情報システム概論 I,人間情報システム概論 II ・文系教養科目,キャリア科目の詳細は,IV.教養科目郡学修案内のそれぞれの章を参照すること。 授業科目 表M1 に本コースにおける授業科目分類と修士課程修了に必要な単位数を示している。必要単位数は科目分 類ごと、また科目群ごとに指定され、また対応科目欄には科目選択にあたっての注記がある。右端の欄には科 目と関連する学修内容を示す。学修申告にあたっては、科目と学修内容の関係を十分理解すること。 表M2は本コースの修士課程における専門科目群の授業科目を示す。表中の備考欄にある,コース名が記載 されている科目については,本コースが指定する他コース専門科目群を示し、修得した場合,本コースの標準 学修課程の「専門科目」として取り扱われる。 また,表M4にキャリア科目としてみなすことが可能な本コース開講科目を示す。キャリア科目としてみな した場合,修了要件としてその科目の本来の科目区分には含めることが出来ないので留意すること。 -3- 表M2 情報通信コース修士課程専門科目群 科目 科目コード 科目名 単位数 区分 ICT.Z491.R 情報通信工学講究 S1 ◎ (Seminar in Information and Communications ICT.Z492.R R 情報通信工学講究 F1 (Seminar in Information and Communications 究 F1)" ICT.Z591.R 目 内容 1,2,3, E 4,5 0-2-0 1,2,3, E 4,5 Engineering 0-2-0 R 情報通信工学講究 S2 ◎ (Seminar in Information and Communications 1,2,3, E 4,5 Engineering S2) 500 番台 ける力 備考 Engineering ◎ 講 科 学修 S1) 400 番台 0-2-0 R 身に着 ICT.Z592.R 0-2-0 R 情報通信工学講究 F2 ◎ (Seminar in Information and Communications 1,2,3, E 4,5 Engineering F2) ICT.I423.L L 選 ★ Mixed Signal Circuits 2-0-0 B (アナログ・デジタル混載回路) (EEE.C411) 択 ICT.A402.A A ○ ★ Communications and Computer 2-0-0 1 A 2-0-0 3,5 A 2-0-0 3 A 2-0-0 3,4,5 A 2-0-0 3 B 2-0-0 3,5 B 2-0-0 3,4 B Engineering I (情報通信工学統合論 I) ICT.A406.B B ★ Human-Centric ○ Systems I Information (人間情報システム概論 I) ICT.A413.A A ○ 専 門 400 科 番台 ★ Communications and Computer Engineering II (情報通信工学統合論 II) ICT.A418.B 目 B ★ Human-Centric ○ Systems II Information (人間情報システム概論 II) ICT.C401.L L 現代暗号理論 選 (Modern Cryptography) 択 ICT.C412.L ICT.C417.L L 先端通信システム特論 選 (Advanced 択 System Engineering) L データ通信システム 選 (Data Communication System) Communication 択 -4- 電気電子コース開講科目 ICT.H404.L L 医用情報処理 選 (Medical Informatics) 1-0-0 3,5 B 1-0-0 3 B 択 ICT.H409.L L ★ Optics 選 E 択 ICT.H410.L L in Information Processing E 偶数年度:英語開講 O 奇数年度:日本語開講 (光情報工学) ★ Computational Linguistics 2-0-0 3 B 1-0-0 3,5 B (計算言語学) 選 択 ICT.H411.L L ★ Basic Sensation Informatics 選 E (感覚情報学基礎) E 偶数年度:英語開講 O 奇数年度:日本語開講 択 ICT.H416.L L ★ 脳の超並列モデルと数理的基礎 選 O L ★ 大規模計算システム 選 O B O 奇数年度:英語開講 E 偶数年度:日本語開講 for (Large Scale 1-0-0 3 B O 奇数年度:英語開講 E 偶数年度:日本語開講 Computing Systems) 択 ICT.H421.L Theories 3,4,5 Brain and Parallel Computing) 択 ICT.H420.L (Statistical 2-0-0 L ★ Medical Imaging Systems 選 E 1-0-0 3 B (医用画像診断装置) E 偶数年度:英語開講 O 奇数年度:日本語開講 択 ICT.H422.L L ★ 計算論的脳科学 選 O 1-0-0 3 B (Computational Brain ) E 偶数年度:日本語開講 択 ICT.I408.L L アナログ集積回路 選 (Analog Integrated Circuits) 2-0-0 3,4,5 B 2-0-0 3,4,5 B 2-0-0 3 B 2-0-0 1,3,4 B 2-0-0 3,5 B 2-0-0 3 B 2-0-0 3,4,5 B 択 ICT.I415.L L 選 ★ VLSI System Design (VLSI システム設計) 択 ICT.I419.L L VLSI レイアウト設計 選 (VLSI Layout Design) 択 ICT.J405.L ICT.S403.L ICT.S407.L L 情報通信政策 選 (Strategic 択 Planning) L 多次元情報処理 選 (Multidimensional Information 択 Processing) L 選 ICT Policy ★ Wireless Signal Processing (無線信号処理) 択 ICT.S414.L L ★ Advanced 選 (ICT) Signal O 奇数年度:英語開講 Processing -5- ICT.H505.L ICT.A512.L ICT.A515.L ICT.C506.L ICT.C511.L ICT.H502.L 択 (信号処理特論 (情報通信)) L 人間情報処理演習 選 (Exercise 択 Information Processing) L ★ Advanced 選 E in 0-2-0 Human-Centric Information and 2,3,4, B 5 2-0-0 3,5 B E 偶数年度:英語開講 O 奇数年度:日本語開講 Communication Theory 択 (情報通信理論) L 並列・VLSI 計算論 選 (Theory of Parallel and VLSI 択 Computation) L 情報通信ネットワーク特論 選 (Advanced 択 Communication Network) L 移動通信工学特論 選 (Advanced Topics in Mobile 択 Communications) L メディア品質論 選 (Media Quality) Information 2-0-0 3 B 2-0-0 2,3,4 B 2-0-0 3 B 1-0-0 3,5 B 2-0-0 3,5 B and 択 ICT.H503.L 500 番台 L ★ Speech Information Technology 選 E (音声情報工学) E 偶数年度:英語開講 O 奇数年度:日本語開講 択 ICT.H504.L L ★ 医用画像処理 選 O 1-0-0 3 B (Medical Image Processing) O 奇数年度:英語開講 E 偶数年度:日本語開講 択 ICT.H507.L ICT.H508.L L ★ Virtual Reality 選 Interaction 択 (仮想世界システム) L ★ 言語工学 選 O and 2-0-0 1,3,4 B 2-0-0 2,3 B (Language Engineering) O 奇数年度:英語開講 E 偶数年度:日本語開講 択 ICT.H509.L L ★ Measurement of Brain Function 選 E 2-0-0 3 B (脳機能計測) E 偶数年度:英語開講 O 奇数年度:日本語開講 択 ICT.H513.L ICT.H514.L L IT社会と情報セキュリティ 選 (IT Society and Information 択 Security) L ★ 視覚情報処理機構 選 O 択 ICT.H517.L L (Mechanisms of 2-0-0 3,5 B 2-0-0 3,5 B E 偶数年度:日本語開講 Visual Perception) ★ Advanced Measurement 選 Sensory Information 択 (感性情報センシング特論) -6- of O 奇数年度:英語開講 2-0-0 3,5 B ICT.I501.L L システム LSI 設計(システム設 選 計) 択 (Engineering of System LSI 2-0-0 B 2-0-0 B 0-2-0 B Design (System Design)) ICT.I516.L L システム LSI 設計(組み込みソ 選 フトウェア設計) 択 (Engineering of System LSI Design (Embedded Software Design)) ICT.J510.L ICT.O518.L L 情報通信政策演習 選 (Exercises on Strategic ICT 択 Policy Planning) L 情報通信コース派遣プロジェク 選 ト(修士課程) 択 (Information Communications Course 0-2-0 1,2,3, C 4,5 and Engineering Off-Campus Project (Master Course)) ・◎:必修科目,○選択必修科目,★英語で授業を行う科目,O:奇数年度英語開講科目,E:偶数年度英語開講科目 ・□:リーディング大学院「環境エネルギー協創教育院」プログラムに対応する科目を表す。 ・身に着ける力:1,国際的教養力 2,コミュニケーション力 3,専門力 4,課題設定力 5,実践力又は解決力 ・備考:他)▲▲コース開講科目 本コースの修士修了要件に記されるキャリア科目については、IV.教養共通群等履修案内-キャリア科目に記載 されている、表 MA-1 に示す Graduate Attribute (GA)を原則として全て満たし、2単位以上の単位を修得しなければ ならない。GA の修得状況については,修了時にコースで判定する。 この GA を修得するために,キャリア科目に加えて,キャリア科目としてみなすことが出来る専門科目として、 表 M4 の科目が用意されている。 なお,対応科目をキャリア科目として修了要件に含めた場合,専門科目として修了要件に含めることが出来ない ので留意すること。 -7- 表M4 コースキャリア対応科目 対応科目 科目コード 科目名 単位数 区分 情報通信政策 2-0-0 (Strategic ICT Policy Planning) ICT.J510.E 内容 on Strategic C0M C C0M C C1M ICT Policy Planning) なすことが 科目 する C1M 0-2-0 情報通信政策演習 (Exercise 目としてみ 出来る専門 学修 GA ICT.J405.E キャリア科 対応 ICT.O518.E 情報通信コース派遣プロジェクト 0-2-0 C1M (修士課程) (Information and Communications Engineering Course Off-Campus Project (Master Course)) 上記科目の他、教養科目群キャリア科目から選択すること。(VI. 教養科目群等学修案内) -8- C 備考 科目体系図 -9- 標準的履修例 通信・ネットワーク・セキュリティ分野の標準的履修例 信号処理分野の標準的履修例 集積回路・計算機分野の標準的履修例 - 10 - 知的情報処理分野の標準的履修例 メディア情報処理分野の標準的履修例 生体情報処理分野の標準的履修例 感覚情報処理分野の標準的履修例 - 11 - 修士論文研究 修士論文研究では,一連の研究プロセスを体験し,問題設定能力,問題解決力やコミュニケーション力の向上 を目指す。標準的な研究の流れは以下のとおりである。ただし,発表,審査などの時期は各自の研究の進捗状況 などによって変わるため,具体的な研究スケジュールなどについては指導教員と十分相談すること。 1学期 1Q 2学期 2Q オリエンテーション 3Q 3学期 4Q 5Q 研究構想発表 4学期 6Q 中間審査 7Q 学位申請 8Q 論文提出・発表 ・研究構想発表・中間審査 キャリア形成の観点で自身の研究の背景,目的等を明確に意識できるよう3Q終了後を目途に研究構想 発表を行い,6Q終了後を目途に中間審査を受ける。研究構想発表では,研究計画および準備状況をまと め発表する。この研究構想発表では,質疑を通して研究分野の背景の理解を深め,研究計画における問題 設定の妥当性を確認することで,問題設定能力およびコミュニケーション力を向上させる。中間審査では, 研究の進捗状況と今後の問題解決に向けた指針をまとめ発表することで、情報通信分野における学術的価 値を持つ新しい知見,もしくは情報通信分野の発展に貢献する有用な知見を含む独自の考察をこれまでの 成果として得られたか,もしくは今後得られる見込みであるか審査を受ける。 ・修士論文審査基準 修士学位論文は,情報通信分野における学術的価値を持つ新しい知見,もしくは情報通信分野の発展に貢 献する有用な知見を含む独自の考察を含んだ自著の論文でなければならない。 ・修士論文審査実施方法 審査委員会は3名以上の審査員で構成される。中間審査(標準的には6Q終了後)に合格した上で論文を 提出し,口頭発表(標準的には8Qもしくは8Q終了後)を行って最終的な審査・評価を受ける。博士後期 課程に進学する者の審査は5名以上の審査員で行われる。 - 12 - 【博士課程】 人材養成の目的 人に優しく持続的な高度情報通信社会をハードウェアとソフトウェアの両面から支える基盤技術と応用技術 から成る学問領域,すなわち,通信・ネットワーク,信号処理,VLSI(超大規模集積回路),コンピュータ,セ キュリティ,メディア情報処理,生体情報処理,感覚情報処理,知的情報処理など情報通信分野の広範な学術・ 研究分野で,基礎的理解力と応用発展力を養うとともに,情報通信産業全体を俯瞰する視野を養うことにより, 世界第一級の力量をもつ研究者・技術者,グローバルに活躍できる産業界等の幹部候補,豊かな国際社会の実現 に向けて科学・技術のフロンティアを開拓・牽引できるリーダーとなる人材を養成することを目的とする。 学修目標 本課程では,上記の目的の達成のために,次のような能力の修得を修士課程より高い基準で学修目標としてい る。 ・情報通信分野における研究・技術開発に必要な高度な専門的学力 ・関連分野の専門学力を自ら修得し,新しい領域の開拓および実践的問題解決に結びつける力 ・社会との関係の中で専門知識を活用して,新たな課題解決と創造的提案を行う力 ・国際的視野をもって研究・開発の潮流を理解し体系化する能力 ・情報通信分野に関する高度に専門的な業務に従事するに必要な能力と学識 ・情報通信分野について,独創的研究によって従来の学術水準に新しい知見を加えるとともに,研究者として 自立して研究活動を行う力 ・日本語及び英語によって科学技術情報を論理的に説明・文書化する能力をもち,リーダーとして研究・開発 チームを指揮できる能力 ・強い倫理観を持って研究開発等に携わる姿勢 学修内容 本課程では,「学修目標」で記載した「修得する能力」を身に付けるために,次のような特長を有するカリキ ュラムに沿って学修する。 A)情報通信分野における高度な専門知識の学修 修士課程までに学んだ専門知識を俯瞰し,博士論文研究で必要となる,より高度な専門知識を学修す る。 B)問題設定能力と高度な問題解決能力の学修 博士論文研究指導を通して,新たな研究課題を設定し,これに挑戦することにより,問題設定能力と 高度な問題解決能力について学修する。 C)幅広く深い学識と倫理観の学修 講究等を通して,情報通信分野における国際的な視野に立った最先端の知見を体系的に修得すること により,幅広く深い学識並びに倫理観についても学修する。 D)独創的な研究・開発能力の学修 研究者として国際会議での研究発表や学術誌での論文発表を行うことにより,国際的なレベルで従来 - 13 - の学術水準に新しい知見を加える能力について学修する。 E)研究の遂行を管理する能力の学修 講究等での定期的な研究発表に加え,中間審査や達成度審査等を通じて研究の遂行を管理する能力に ついて学修する。 F)国際的に通用するリーダーシップの学修 国際会議やインターンシップ等を通して,必ずしも専門が一致しない海外の第一線の研究者や技術者 と積極的に議論を行い,日本語や英語で高度な討論をする能力について学修するとともに,リーダーと して多様な考えや意見を整理し,集約するための能力について学修する。 G)国内外の産業界等の動向に関する高度な視野の学修 講義やセミナー等を通して,国内外の情報通信産業の最新動向を学び,産業界等のリーダーに求めら れる高度な視野や倫理観を身につけるための学修を行う。 修了要件 本コースの博士後期課程を修了するためには,次の要件を満たさなければならない。 1.24単位以上を大学院授業科目(600 番台)から修得していること 2.本コースで指定された授業科目において,次の要件を満たすこと ・講究科目12単位を修得していること ・文系教養科目のうち 600 番台を2単位以上,キャリア科目から4単位以上を含み合計 6 単位以上 修得していること。 3.中間審査並びに達成度審査を受け,博士論文審査及び最終試験に合格すること 表D1 情報通信コース博士後期課程修了要件 科目区分 必修科目単位 選択科目単位 単位数 学修内容 との関連 教養科目 群 文系教養科目 2 単位以上 キャリア科目 4 単位以上 C 6 単位以上 C,D その他 C,D,E 情報通信工学講究 S3 情報通信工学講究 F3 情報通信工学講究 S4 専門科目群 講究科目 情報通信工学講究 F4 コース標準学 情報通信工学講究 S5 修課程の専門 情報通信工学講究 F5 科目群から を各 2 単位, 12 単位以上 合計 12 単位 研究関連科目 専門科目 修了単位合計 D,E 6 単位以上 A,B,C,D,E 上記の条件を満たし,24 単位以上修得する事 【備考】 ・文系教養科目,キャリア科目の詳細は,IV.教養科目群学修案内のそれぞれの章を参照すること。 - 14 - 備考 授業科目 表D1 に本コースにおける授業科目分類と博士後期課程修了に必要な単位数を示している。必要単位数は科 目分類ごと、また科目群ごとに指定され、また対応科目欄には科目選択にあたっての注記がある。右端の欄に は科目と関連する学修内容を示す。学修申告にあたっては、科目と学修内容の関係を十分理解すること。 表D2は本コースの博士後課程における専門科目群の授業科目を示す。表中の備考欄にある,コース名が記 載されている科目については,本コースが指定する他コース専門科目群を示し,修得した場合,本コースの標 準学修課程の「専門科目」として取り扱われる。 表D2 情報通信コース博士後期課程専門科目群 科目 科目コード 科目名 単位数 区分 ICT.Z691.R R 情報通信工学講究 S3 ◎ (Seminar in Information and Communications 0-2-0 身に着 学修 ける力 内容 1,2,3, B,C,E, 4,5 G 1,2,3, B,C,E, 4,5 G 1,2,3, B,C,E, 4,5 G 1,2,3, B,C,E, 4,5 G 1,2,3, B,C,E, 4,5 G Engineering S3) ICT.Z692.R 0-2-0 R 情報通信工学講究 F3 ◎ (Seminar in Information and Communications Engineering F3) ICT.Z693.R 情報通信工学講究 S4 ◎ (Seminar in Information and Communications 講 究 600 科 番台 0-2-0 R Engineering S4) ICT.Z694.R 目 R 情報通信工学講究 F4 ◎ (Seminar in Information and Communications 0-2-0 Engineering F4) ICT.Z695.R 0-2-0 R 情報通信工学講究 S5 ◎ (Seminar in Information and Communications Engineering S5) ICT.Z696.R 0-2-0 R 情報通信工学講究 F5 ◎ (Seminar in Information and Communications 1,2,3, B,C,E, 4,5 G 2-0-0 3,4,5 A 0-0-2 2,3,5 E Engineering F5) ICT.C601.L 専 門 600 科 番台 目 ICT.O602.L L ★ Quantum Information 選 Processing 択 (量子情報処理) L 情報通信コース特別実験第一 選 (Special 択 Information Experiments of and Communications Engineering I) - 15 - 備考 ICT.O603.L L O 情報通信コース特別実験第二 選 (Special Experiments 択 Information 0-0-2 2,3,5 E 0-0-2 2,3,5 E 0-1-0 2,3 D,F 0-1-0 2,3 D,F 0-2-0 1,2,3, F of and Communications Engineering II) ICT.O604.D L E 情報通信コース特別実験第三 選 (Special 択 Information Experiments of and Communications Engineering III) ICT.O605.D L 情報通信コースプレゼンテーシ 選 ョン第一 択 (Presentation Exercises Information of and Communications Engineering Course I) ICT.O606.L L 情報通信コースプレゼンテーシ 選 ョン第二 択 (Presentation Exercises Information Communications of and Engineering Course II) ICT.O607.L L 情報通信コース派遣プロジェク 選 ト(博士後期課程) 択 (Information Communications Course 4,5 and Engineering Off-Campus Project (Doctor Course)) ・◎:必修科目,○選択必修科目,★英語で授業を行う科目,O:奇数年度英語開講科目,E:偶数年度英語開講科目 ・□:リーディング大学院「環境エネルギー協創教育院」プログラムに対応する科目を表す。 ・身に着ける力:1,国際的教養力 2,コミュニケーション力 3,専門力 4,課題設定力 5,実践力又は解決力 ・備考:他)▲▲コース開講科目 本コースの博士後期課程修了要件に記されるキャリア科目については、IV.教養共通群等履修案内-キャリア科 目に記載されている、表 A-1 または B-1 に示す Graduate Attribute (GA)を原則として全て満たし、4単位以上の単位 を修得しなければならない。GA の修得状況については,修了時にコースで判定する。 この GA を修得するために,キャリア科目に加えて,キャリア科目としてみなすことが出来る専門科目として、 表 B-1 または B-2 の科目が用意されている。 なお,対応科目をキャリア科目として修了要件に含めた場合,専門科目として修了要件に含めることが出来ない ので留意すること。 なお、博士課程教育リーディングプログラムの教育課程を履修する者については、IV. 教養科目群等履修案内- キャリア科目に記載されている以外にキャリア科目とみなすことができる科目が用意されている場合がある。具 体的な科目、履修要件等は、該当する教育課程の履修案内を参照のこと。 - 16 - 表 B-1 アカデミックリーダー教育院(ALP)○○コース博士後期課程キャリア対応科目 対応科目 科目コード 科目名 単位数 区分 対応 学修 す る 内容 備考 GA キャリア科 ICT.I607.E 情報通信コース派遣プロジェクト 0-2-0 A2D, F, G A3D, 目としてみ (博士後期課程) なすことが (Information and Communications 出来る専門 Engineering Course Off Campus Project (Doctor Course)) 科目 上記科目の他、教養科目群キャリア科目から選択すること。(IV.教養科目群等履修案内参照) 表 B-2 プロダクティブリーダー教育院(PLP)○○コース博士後期課程キャリア対応科目 対応科目 科目コード 科目名 単位数 す 区分 キャリア科 る 内容 GA ICT.I607.E 情報通信コース派遣プロジェクト 0-2-0 P2D, P3D 目としてみ (博士後期課程) なすことが (Information and Communications 出来る専門 Engineering Course Off Campus 科目 学修 対応 Project (Doctor Course)) 上記科目の他、教養科目群キャリア科目から選択すること。(IV.教養科目群等履修案内参照) - 17 - F, G 備考 科目体系図 標準的履修例 必修科目である講究科目以外に,600 番台唯一の専門科目である「量子情報処理」を履修するともに,情報 通信コース特別実験第一から第三も履修することが望ましい。情報通信コースプレゼンテーション第一や第 二,情報通信コース派遣プロジェクト(博士後期課程)についても余裕があれば履修することが望まれる。 - 18 - 博士論文研究 博士論文研究では,問題解決力に加えて,問題設定能力を培う。標準的な研究の流れは以下のとおりである。 ただし,発表,審査などの時期は各自の研究の進捗状況などによって変わるため,具体的な研究スケジュー ルなどについては指導教員と十分相談すること。研究構想発表では,研究計画および準備状況をまとめ発 表する。この研究構想発表では,質疑を通して研究分野の背景の理解を深め,研究計画における問題設定 の妥当性を確認することで,問題設定能力およびコミュニケーション力を向上させる。中間審査では,研 究の進捗状況と今後の問題解決に向けた指針をまとめ発表することで、情報通信分野における学術的価値 を持つ新しい知見,もしくは情報通信分野の発展に貢献する有用な知見を含む独自の考察をこれまでの成 果として得られたか,もしくは今後得られる見込みであるか審査を受ける。 1学期 1Q 2Q オリエンテーション 2 学期 3Q 3 学期 4Q 研究構想発表 5Q 4 学期 6Q 7Q 中間審査 5 学期 8Q 9Q 10Q 6 学期 11Q 12Q 達成度審査・学位申請 論文提出・発表 最終試験 ・博士論文審査基準 博士学位論文は,情報通信分野における,新規性,独創性と十分な学術的価値を持つ自著の論文であって, 主要部分が国際的な水準にある学術雑誌等に掲載されているか,あるいは掲載される水準でなければならな い。 ・博士論文審査実施方法 審査委員会は5名以上の審査員で構成される。他大学,研究機関及び企業等の外部審査員が含まれること がこと推奨されている。中間審査(標準的には7Q)及び達成度審査(標準的には11Q)に合格した上で 論文を提出する。達成度審査を受けるためには,中間審査に合格しなければならない。論文提出後,口頭発 表(標準的には11Q)行い,その後,最終的な審査・評価(標準的には12Q)を受ける。 - 19 - 情報通信系情報通信コース 教授要目 ICT.Z491 情報通信工学講究 S1 (Seminar in Information and Communications Engineering S1) 1~2Q 0-2-0 指導教員 受講生は指導教員と協議して決定した研究課題を中心に、専門知識とその周辺基礎知識を修得し、これらを自ら のテーマに取り入れて研究し、討論し、まとめて発表を行う。この過程では、先行研究の調査・分析を通じてデ ータ取得・解析・評価手法などに習熟するとともに、理解力と語学力の養成、論文作成や発表、質疑、討論技術 について習得を図る。本学の大学院教育は、体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指導を特徴とする 研究室教育とを両輪としている。講究は研究室教育の中核科目であり、能動的学修が強く求められている。一連 の講究を受講し、研究活動を進める過程で、専門力を向上させるとともに社会で必要とされる能力を身につける ことが期待される。 (This two-quarter long course is designed to give students specialist knowledge in their field of study as well as basic knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are decided through discussions with the academic supervisor. The students will incorporate this knowledge into their own research themes to carry out research, participate in academic discussions, and give presentations of their findings. The aims of the abovementioned process are not only to develop the students’ skills in such areas for collecting, analyzing, and assessing data through literature search and analysis, but also to acquire linguistic proficiency and comprehension skills as well as the ability to present ideas and arguments effectively in academic writing and through discussions and presentations. Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their field of study and gain skills that are sought afterby society.) ICT.Z492 情報通信工学講究 F1 (Seminar in Information and Communications Engineering F1) 3~4Q 0-2-0 指導教員 受講生は指導教員と協議して決定した研究課題を中心に、専門知識とその周辺基礎知識を修得し、これらを自ら のテーマに取り入れて研究し、討論し、まとめて発表を行う。この過程では、先行研究の調査・分析を通じてデ ータ取得・解析・評価手法などに習熟するとともに、理解力と語学力の養成、論文作成や発表、質疑、討論技術 について習得を図る。本学の大学院教育は、体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指導を特徴とする 研究室教育とを両輪としている。講究は研究室教育の中核科目であり、能動的学修が強く求められている。一連 の講究を受講し、研究活動を進める過程で、専門力を向上させるとともに社会で必要とされる能力を身につける ことが期待される。 (This two-quarter long course is designed to give students specialist knowledge in their field of study as well as basic knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are decided through discussions with the academic supervisor. The students will incorporate this knowledge into their own research themes to carry out research, participate in academic discussions, and give presentations of their findings. The aims of the abovementioned process are not only to develop the students’ skills in such areas for collecting, analyzing, and assessing data through literature search and analysis, but also to acquire linguistic proficiency and comprehension skills as well as the ability to present ideas and arguments effectively in academic writing and through discussions and presentations. Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum and -1- laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their field of study and gain skills that are sought afterby society.) ICT.Z591 情報通信工学講究 S2 (Seminar in Information and Communications Engineering S2) 1~2Q 0-2-0 指導教員 受講生は指導教員と協議して決定した研究課題を中心に、専門知識とその周辺基礎知識を修得し、これらを自ら のテーマに取り入れて研究し、討論し、まとめて発表を行う。この過程では、先行研究の調査・分析を通じてデ ータ取得・解析・評価手法などに習熟するとともに、理解力と語学力の養成、論文作成や発表、質疑、討論技術 について習得を図る。本学の大学院教育は、体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指導を特徴とする 研究室教育とを両輪としている。講究は研究室教育の中核科目であり、能動的学修が強く求められている。一連 の講究を受講し、研究活動を進める過程で、専門力を向上させるとともに社会で必要とされる能力を身につける ことが期待される。 (This two-quarter long course is designed to give students specialist knowledge in their field of study as well as basic knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are decided through discussions with the academic supervisor. The students will incorporate this knowledge into their own research themes to carry out research, participate in academic discussions, and give presentations of their findings. The aims of the abovementioned process are not only to develop the students’ skills in such areas for collecting, analyzing, and assessing data through literature search and analysis, but also to acquire linguistic proficiency and comprehension skills as well as the ability to present ideas and arguments effectively in academic writing and through discussions and presentations. Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their field of study and gain skills that are sought afterby society.) ICT.Z592 情報通信工学講究 F2 (Seminar in Information and Communications Engineering F2) 3~4Q 0-2-0 指導教員 受講生は指導教員と協議して決定した研究課題を中心に、専門知識とその周辺基礎知識を修得し、これらを自ら のテーマに取り入れて研究し、討論し、まとめて発表を行う。この過程では、先行研究の調査・分析を通じてデ ータ取得・解析・評価手法などに習熟するとともに、理解力と語学力の養成、論文作成や発表、質疑、討論技術 について習得を図る。本学の大学院教育は、体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指導を特徴とする 研究室教育とを両輪としている。講究は研究室教育の中核科目であり、能動的学修が強く求められている。一連 の講究を受講し、研究活動を進める過程で、専門力を向上させるとともに社会で必要とされる能力を身につける ことが期待される。 (This two-quarter long course is designed to give students specialist knowledge in their field of study as well as basic knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are decided through discussions with the academic supervisor. The students will incorporate this knowledge into their own research themes to carry out research, participate in academic discussions, and give presentations of their findings. The aims of the abovementioned process are not only to develop the students’ skills in such areas for collecting, analyzing, and assessing data through literature search and analysis, but also to acquire linguistic proficiency and comprehension skills as well as the ability to present ideas and arguments effectively in academic writing and through discussions and presentations. Graduate -2- education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their field of study and gain skills that are sought afterby society.) ICT.Z691 情報通信工学講究 S3 (Seminar in Information and Communications Engineering S3) 1~2Q 0-2-0 指導教員 受講生は指導教員と協議して決定した研究課題を中心に、高度な専門知識とその周辺基礎知識を修得し、これら を自らのテーマに取り入れて研究し、討論し、まとめて発表を行う。この過程では、自発的な先行研究の調査・ 分析を通じてデータ取得・解析・評価手法などに習熟するとともに、理解力と語学力の養成、論文作成や発表、 質疑、討論技術について習得を図る。本学の大学院教育は、体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指 導を特徴とする研究室教育とを両輪としている。講究は研究室教育の中核科目であり、能動的学修が強く求めら れている。一連の講究を受講し、研究活動を進める過程で、専門力を向上させるとともに 社会で必要とされる 能力を身につけることが期待される。 (This two-quarter long course is designed to give students advanced specialist knowledge in their field of study as well as basic knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are decided through discussions with the academic supervisor. The students will incorporate this knowledge into their own research themes to spontaneously carry out research, participate in academic discussions, and give presentations of their findings. The aims of the abovementioned process are not only to develop the students’ skills in such areas for collecting, analyzing, and assessing data through literature search and analysis, but also to acquire linguistic proficiency and comprehension skills as well as the ability to present ideas and arguments effectively in academic writing and through discussions and presentations. Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their field of study and gain skills that are sought afterby society.) ICT.Z692 情報通信工学講究 F3 (Seminar in Information and Communications Engineering F3) 3~4Q 0-2-0 指導教員 受講生は指導教員と協議して決定した研究課題を中心に、高度な専門知識とその周辺基礎知識を修得し、これら を自らのテーマに取り入れて研究し、討論し、まとめて発表を行う。この過程では、自発的な先行研究の調査・ 分析を通じてデータ取得・解析・評価手法などに習熟するとともに、理解力と語学力の養成、論文作成や発表、 質疑、討論技術について習得を図る。本学の大学院教育は、体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指 導を特徴とする研究室教育とを両輪としている。講究は研究室教育の中核科目であり、能動的学修が強く求めら れている。一連の講究を受講し、研究活動を進める過程で、専門力を向上させるとともに 社会で必要とされる 能力を身につけることが期待される。 (This two-quarter long course is designed to give students advanced specialist knowledge in their field of study as well as basic knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are decided through discussions with the academic supervisor. The students will incorporate this knowledge into their own research themes to spontaneously carry out research, participate in academic discussions, and give presentations of their findings. The aims of the abovementioned process are not only to develop the students’ skills in such areas for collecting, analyzing, and assessing data through literature search and analysis, but also to acquire linguistic proficiency and comprehension skills as well as the -3- ability to present ideas and arguments effectively in academic writing and through discussions and presentations. Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their field of study and gain skills that are sought afterby society.) ICT.Z693 情報通信工学講究 S4 (Seminar in Information and Communications Engineering S4) 1~2Q 0-2-0 指導教員 受講生は指導教員と協議して決定した研究課題を中心に、高度な専門知識とその周辺基礎知識を修得し、これら を自らのテーマに取り入れて研究し、討論し、まとめて発表を行う。この過程では、自発的な先行研究の調査・ 分析を通じてデータ取得・解析・評価手法などに習熟するとともに、理解力と語学力の養成、論文作成や発表、 質疑、討論技術について習得を図る。本学の大学院教育は、体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指 導を特徴とする研究室教育とを両輪としている。講究は研究室教育の中核科目であり、能動的学修が強く求めら れている。一連の講究を受講し、研究活動を進める過程で、専門力を向上させるとともに 社会で必要とされる 能力を身につけることが期待される。 (This two-quarter long course is designed to give students advanced specialist knowledge in their field of study as well as basic knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are decided through discussions with the academic supervisor. The students will incorporate this knowledge into their own research themes to spontaneously carry out research, participate in academic discussions, and give presentations of their findings. The aims of the abovementioned process are not only to develop the students’ skills in such areas for collecting, analyzing, and assessing data through literature search and analysis, but also to acquire linguistic proficiency and comprehension skills as well as the ability to present ideas and arguments effectively in academic writing and through discussions and presentations. Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their field of study and gain skills that are sought afterby society.) ICT.Z694 情報通信工学講究 F4 (Seminar in Information and Communications Engineering F4) 3~4Q 0-2-0 指導教員 受講生は指導教員と協議して決定した研究課題を中心に、高度な専門知識とその周辺基礎知識を修得し、これら を自らのテーマに取り入れて研究し、討論し、まとめて発表を行う。この過程では、自発的な先行研究の調査・ 分析を通じてデータ取得・解析・評価手法などに習熟するとともに、理解力と語学力の養成、論文作成や発表、 質疑、討論技術について習得を図る。本学の大学院教育は、体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指 導を特徴とする研究室教育とを両輪としている。講究は研究室教育の中核科目であり、能動的学修が強く求めら れている。一連の講究を受講し、研究活動を進める過程で、専門力を向上させるとともに 社会で必要とされる 能力を身につけることが期待される。 (This two-quarter long course is designed to give students advanced specialist knowledge in their field of study as well as basic knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are decided through discussions with the academic supervisor. The students will incorporate this knowledge into their own research themes to spontaneously carry out research, participate in academic discussions, and give presentations of their findings. The aims of the abovementioned process are not only to develop the students’ skills in such areas for collecting, analyzing, and assessing data through literature -4- search and analysis, but also to acquire linguistic proficiency and comprehension skills as well as the ability to present ideas and arguments effectively in academic writing and through discussions and presentations. Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their field of study and gain skills that are sought afterby society.) ICT.Z695 情報通信工学講究 S5 (Seminar in Information and Communications Engineering S5) 1~2Q 0-2-0 指導教員 受講生は指導教員と協議して決定した研究課題を中心に、高度な専門知識とその周辺基礎知識を修得し、これら を自らのテーマに取り入れて研究し、討論し、まとめて発表を行う。この過程では、自発的な先行研究の調査・ 分析を通じてデータ取得・解析・評価手法などに習熟するとともに、理解力と語学力の養成、論文作成や発表、 質疑、討論技術について習得を図る。本学の大学院教育は、体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指 導を特徴とする研究室教育とを両輪としている。講究は研究室教育の中核科目であり、能動的学修が強く求めら れている。一連の講究を受講し、研究活動を進める過程で、専門力を向上させるとともに 社会で必要とされる 能力を身につけることが期待される。 (This two-quarter long course is designed to give students advanced specialist knowledge in their field of study as well as basic knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are decided through discussions with the academic supervisor. The students will incorporate this knowledge into their own research themes to spontaneously carry out research, participate in academic discussions, and give presentations of their findings. The aims of the abovementioned process are not only to develop the students’ skills in such areas for collecting, analyzing, and assessing data through literature search and analysis, but also to acquire linguistic proficiency and comprehension skills as well as the ability to present ideas and arguments effectively in academic writing and through discussions and presentations. Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their field of study and gain skills that are sought afterby society.) ICT.Z696 情報通信工学講究 F5 (Seminar in Information and Communications Engineering F5) 3~4Q 0-2-0 指導教員 受講生は指導教員と協議して決定した研究課題を中心に、高度な専門知識とその周辺基礎知識を修得し、これら を自らのテーマに取り入れて研究し、討論し、まとめて発表を行う。この過程では、自発的な先行研究の調査・ 分析を通じてデータ取得・解析・評価手法などに習熟するとともに、理解力と語学力の養成、論文作成や発表、 質疑、討論技術について習得を図る。本学の大学院教育は、体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指 導を特徴とする研究室教育とを両輪としている。講究は研究室教育の中核科目であり、能動的学修が強く求めら れている。一連の講究を受講し、研究活動を進める過程で、専門力を向上させるとともに 社会で必要とされる 能力を身につけることが期待される。 (This two-quarter long course is designed to give students advanced specialist knowledge in their field of study as well as basic knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are decided through discussions with the academic supervisor. The students will incorporate this knowledge into their own research themes to spontaneously carry out research, participate in academic discussions, and give presentations of their findings. The aims of the abovementioned process are not only to develop -5- the students’ skills in such areas for collecting, analyzing, and assessing data through literature search and analysis, but also to acquire linguistic proficiency and comprehension skills as well as the ability to present ideas and arguments effectively in academic writing and through discussions and presentations. Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their field of study and gain skills that are sought afterby society.) ICT.A402 Communications and Computer Engineering I (情報通信工学統合論 I) 1Q 2-0-0 毎年英語 植松 友彦 教授 (Uyematsu Tomohiko) 尾形 わかは 教授 (Ogata Wakaha) 府川 和彦 教授 (Fukawa Kazuhiko) 山口 雅浩 教授 (Yamaguchi Masahiro) 山田 功 教授 (Yamada Isao) 山岡 克式 准 教授 (Yamaoka Katsunori) 松本 隆太郎 准教授 (Matsumoto Ryutaroh) 笠井 健太 准教授 (Kasai Kenta) 篠 崎 隆宏 准教授 (Shinozaki Takahiro) The modern Information and Communication Systems have been developed based on the vast knowledge on Information and Communication engineering. In order to become a successful researcher in Information and Communication Engineering area and/or senior executive of related industries, learning basic concepts of this area individually is not enough, but a viewpoint that enables us to understand Communications and Signal Processing area as a whole is required. The purpose of this lecture is to help getting the viewpoint mentioned above by providing important ideas that are included as the basis of Communications and Signal Processing area, and to understand the roles of them in Information and Communication Systems by summarizing the relations of them systematically. (現代の情報通信システムは,情報通信工学の膨大な知見を基盤として構築されている。将来,情報通信分野で 第一線の研究者や関連産業の経営幹部候補として活躍していくためには細分化された分野の基本概念を個別に 学ぶだけでは不十分であり,情報通信システムの土台となる通信・信号処理分野を統合して理解する視座を獲得 しておく必要がある。本講義では,情報通信工学の中で特に通信・信号処理分野の骨格を構成する重要なアイデ ィアを厳選し,これらを相互に関連付けて体系的に解説することにより,情報通信システムにおけるこれらの役 割を理解し,上記の視座を獲得する一助となることをねらいとしている。) ICT.A406 Human-Centric Information Systems I (人間情報システム概論 I) 2Q 2-0-0 毎年英語 小池 康晴 教授 (Koike Yasuharu) 金子 寛彦 准教授 (Kaneko Hirohiko) 中山 実 教 授 (Nakayama Minoru) 中本 高道 教授 (Nakamoto Takamichi) 小尾 高史 准教授 (Obi Takashi) 山口 雅浩 教 授 (Yamaguchi Masahiro) 長谷川 晶一 准教授 (Hasegawa Shoichi) In the field of human-centric information systems, selected topics are lectured from media information processing, intelligent information processing, sensory information processing and biological information processing. The background science and the technologies of both hardware and software are discussed. This course is aiming at providing the basic knowledge to understand human-centric information systems. (人間中心の情報システムに関する分野として、メディア情報処理、知的情報処理、感覚情報処理、生体情報処 理から中心となるトピックスを取りあげ、背景となるサイエンス、ハード・ソフト両面の技術要素について講述 する。 本講義では、人間を中心とする視点での情報システムの研究・開発・利用について包括的に理解するための基礎 知識を修得することを目的とする。) ICT.A413 Communications and Computer Engineering II (情報通信工学統合論 II) -6- 3Q 2-0-0 毎年英語 髙橋 篤司 教授 (Takahashi Atsushi) 髙木 茂孝 教授 (Takagi Shigetaka) 中本 高 道 教授 (Nakamoto Takamichi) 一色 剛 教授 (Isshiki Tsuyoshi) 杉野 暢彦 准教授 (Sugino Nobuhiko) 原 祐子 准教授 (Hara Yuko) 中原 啓貴 (Nakahara Hiroki) The modern information and communication systems have been developed based on the vast knowledge on information and communications engineering. In order to become a successful researcher in information and communications engineering field and/or senior executive of related industries, learning basic concepts of this field individually is not enough, but a viewpoint that enable us to understand VLSI and computer system field as a whole is required. The purpose of this lecture is to help getting the viewpoint mentioned above by providing important ideas that are included as the basis of VLSI and computer system field, and to understand the role of them in information and communication system by summarizing the relations of them systematically. (現代の情報通信システムは,情報通信工学の膨大な知見を基盤として構築されている.将来,情報通信分野の 研究者や関連産業の経営幹部候補として活躍していくためには細分化された分野の基本概念を個別に学ぶだけ では不十分であり,情報通信システムの土台となるVLSI・計算機システム分野を統合して理解する視座を獲 得しておく必要がある.本講義では,情報通信工学の中で特にVLSI・計算機システム分野の骨格を構成する 重要なアイディアを厳選し,これらを相互に関連付けて体系的に解説することにより,情報通信システムにおけ るこれらの役割を理解し,上記の視座を獲得する一助となることをねらいとしている.) ICT.A418 Human-Centric Information Systems II (人間情報システム概論 II) 4Q 2-0-0 毎年英語 山口 雅浩 教授 (Yamaguchi Masahiro) 篠崎 隆宏 准教授 (Shinozaki Takahiro) 小林 隆夫 教授 (Kobayashi Takao) 大山 永昭 教授 (Ohyama Nagaaki) 中本 高道 教授 (Nakamoto Takamichi) 奥 村 学 教授 (Okumura Manabu) 高村 大也 准教授 (Takamura Hiroya) 熊澤 逸夫 教授 (Kumazawa Itsuo) 佐藤 いまり 特任教授 (Sato Imari) 渡邊 淳司 特任教授 (Watanabe Junji) 小池 康晴 教授 (Koike Yasuharu) 杉 野 暢彦 准教授 (Sugino Nobuhiko) 黒澤 実 准教授 (Kurosawa Minoru) In the field of human-centric information systems, the topics include information processing, network, human interface, wave analysis, acoustic systems, signal processing, information theory, information processing system, pattern recognition. The background science and hardware/software technologies related to information systems, and also the latest trends in this field, are introduced. This course is aiming at overviewing the research, development, and use of human-centric information systems, as well as comprehensively understanding the technologies that support those systems. (人間中心の情報システムに関するトピックスとして,情報処理,ネットワーク,ヒューマンインタフェース, 波動解析,波動システム,信号処理,情報理論,情報処理システム,パターン認識等,情報システムの基盤技術 を取りあげ,関連するサイエンス,ハード・ソフト両面の技術要素およびその最先端の動向について講述する。 本講義では、人間中心の情報システムの研究・開発・利用に関して全体像を把握するとともに、その基盤となる 技術を包括的に理解することを目的とする。) ICT.C401 現代暗号理論 (Modern Cryptography) 1Q 2-0-0 尾形 わかは 教授 共通鍵暗号、公開鍵暗号、ディジタル署名、秘密分散共有法、零知識証明などの現代暗号技術について、それぞ れのモデルや安全性の定義、安全性の証明などを解説する。 暗号とは情報を秘匿化するために用いられるものであるが、暗号技術と言った場合には、秘匿性のための暗号方 式だけではなく、送信情報の改ざん検出を行うためのメッセージ認証、否認防止を可能とするディジタル署名、 本人確認を行う認証方式などを含む。このような現代暗号技術は、整数論を主とする高度な数学によってその安 全性が担保されている。これらの理論を理解し、現代暗号によって何が可能となるか学んでほしい. (Models, security definitions, and security proofs of cryptographic techniques such as encryption -7- schemes, message authentication, digital signature, secret sharing, are explained. Cryptography deals not only encryption system but also message authentication, digital signature, user authentication, etc. The security of these techniques is guaranteed by mathematics, especially number theory. Students are expected to learn the theory behind their techniques. ) ICT.C412 先端通信システム特論 (Advanced Communication System Engineering) 3Q 2-0-0 原崎 秀信 業務委託非常勤講師 木下 進 業務委託非常勤講師 塚田 正人 業務委託非常勤 講師 情報通信産業の第一線で活躍している研究開発技術者を講師陣に迎え,現代の通信システムの現状と課題を概説 していただく. 前半では,通信システムの役割とニーズを考え直しながら,音声/オーディオ/ビデオの諸伝送方式と伝送コスト, 伝送品質・提示品質について概観する. これらの解説を通して受講者は,国際標準である MPEG をはじめとする各種符号化方式の基本原理から,その応 用までを学び,通信システムで基本となる標準化作業や差異化部分の作り込み,それらを守る知的財産権の確保 に関して,重要性を理解することができる。 後半では通信ネットワークの概要について解説した後,コア系とアクセス系の主要通信システ ム、及びIPネ ットワークについて解説する。さらに通信ネットワーク上で構築される各 種通信サービスの動向、及び通信ネ ットワークの将来展望についても論ずる. (The overview of modern communication systems and related research topics will be introduced by leading researchers in the front lines of the information and communication industries. In the first half part of this course, we present an overview of speech/audio/video transmission methods, costs and qualities, as well as presentation qualities, by reviewing their roles and needs in communication systems. Through this part, students understand fundamental principles behind the speech/audio/video coding techniques found, e.g., MPEG international standards and their applications. Moreover, students understand the importance of standardizations and differentiations for securing intellectual property. In the second half part of this course, we consecutively discuss core, access networks and IP networks after explaining the overview of the communication networks,. Moreover, we discuss the network service trend and future roadmap of the communication networks.) ICT.C417 データ通信システム (Data Communication System) 4Q 2-0-0 及川 直也 業務委託非常勤講師 丹羽 隆 業務委託非常勤講師 森 啓悦 業務委託非常勤講 師 コンピューター及び、ネットワーク技術を駆使したオンラインシステムであるデータ通信システムは金融、流通、 製造等全分野において日本の経済活動の中核を支えるインフラストラクチャーとなっている。また、この分野は 非常に幅広い技術・知識の集大成より成り立っている。本講義は、オンラインシステムの中核をなす各種技術の 基礎理論に関する理解を付与するとともに、本分野の代表的システム設計事例を引用しながら実際的な設計の考 え方を述べることにより、受講者に対しその全体像を理解させる事を目的とする。 (The data communication system is an online system that makes full use of network technology, and has become the infrastructure that supports the core of Japan's economic activity in all sectors such as finance, distribution, and manufacturing. In addition, this area is made up from the integration of a wide range of technology and knowledge. This lecture provides understanding of the basic theory of various technologies that form the core of the online system, and explains the practical design method of the data communication system, while citing typical design cases. ) -8- ICT.H404 医用情報処理 (Medical Informatics) 1Q 1-0-0 小尾 高史 准教授 医用情報処理では,疾病や健康に関する情報を適切に扱うための基礎を総論的に講義するとともに,医療情報を 扱うシステムを構築する情報通信技術者に必要となる知識を身に付けてられるよう,現在の医療を取り巻く状況 や政策なども交えた授業を行います。 医療分野の情報処理を学ぶには,総合的な技術と知識が求められるため,ハードウェア,ソフトウェアやネット ワーク技術などの情報処理技術はもちろんのこと,医療制度,医療情報を取り扱う際に必要となる倫理観や情報 保護技術,そしてシステムを円滑に構築するための医療情報の標準化について,具体的なシステムを例に挙げな がら総合的に学習します。 病院等で利用されている様々な情報システムについてを理解し,今後情報通信工学の技術者として医療情報シス テムの構築に携わる際に必要となる技術の基礎を習得すること,医療の情報化に関連する様々な制度を理解し, 医療情報分野における課題解決能力を習得することが、本講義のねらいです。 (Lecture on the basic technology to deal with information about a disease and health appropriately and put on the knowledge needed the engineer who builds the system to deal with medical information. To learn information processing in the medical field, overall technology and knowledge are needed. So we learn information processing technology of hardware, software and network technology, the sense of ethics which it's needed when treating medical information, information protection technology and standardization of the medical information. ) ICT.H409 光情報工学 (Optics in Information Processing) 2Q 1-0-0 偶数年英語 山口 雅浩 教授 (Yamaguchi Masahiro) 【概要】 まず、ディジタル画像情報の物理的意味を測光学の立場から考え、放射量と測光量の扱いを議論する。次に画像 入力・表示システムを理解するために必要となる幾何光学及び収差論、波動光学の基礎、フーリエ変換を用いた 光学的イメージング系の解析に関する理論的背景を説明し、カメラ・顕微鏡などといった実例を交えてイメージ ング系の分解能や被写界深度などの考え方を述べる。また、人間の色覚特性から導かれる色彩科学の基礎理論を もとに、カラー画像の収集・表示システムの原理を紹介する。さらに、幾何光学・波動光学の知識に基づいて、 3次元画像情報の収集・表示技術の原理と限界について解説する。 【ねらい】 光を情報伝達媒体として捉え、幾何光学・波動光学・放射測光学の基礎を学ぶことにより、メディア情報処理に おいて重要な構成要素である光学的イメージング系の性質を理解する。メディア情報技術の中核をなす視覚情報 は主に光を媒介して伝達されるため、画像・映像システムや光計測などのシステムを扱ううえで必須となる光に 関する知識を修得することで、実用的なシステム開発などに必要な技術要素を把握する。 ([Course description] Starting with the physical meaning of digital image information, the relation between radiometry and photometry is discussed. Next, the fundamental knowledge required for understanding image acquisition, processing, and display systems is explained, such as geometrical optics and aberration theory, basics of wave optics, Fourier analysis of optical imaging systems. According to this theoretical background, the characteristics of an imaging system is discussed, such as the resolution and the depth of field of an imaging system, along with the examples of digital camera, video, and microscope. In addition, the basic theory of color science is introduced along with the application to the color imaging and display. Finally, the principle and limitations of 3D image acquisition and display technology are discussed based on the knowledge of geometrical and wave optics. [Aim] Based on the concept of optics as information media, students will understand the characteristics of -9- optical imaging systems by learning the fundamentals of geometrical optics, wave optics, radiometry and photometry. Since the transmission of visual information is mainly mediated by light, gaining the knowledge of optics enables students to deal with the visual information systems, optical measurement devices, and other related systems. In addition, the students will grasp the technical components required for the development of practical systems.) ICT.H410 Computational Linguistics (計算言語学) 2Q 2-0-0 毎年英語 高村 大也 准教授 (Takamura Hiroya) To make use of huge text data such as web text, automatic processing with computers is necessary. In natural language processing, computers recognize words from text data represented as sequences of characters, find phrases, and estimate the syntactic structures. This course is designed to give students an opportunity to learn the basic idea and knowledge, and the methods especially based on machine learning. Applications and their mathematical models are also topics of this course, such as machine translation, text summarization, and sentiment analysis. Mathematical approaches to language study are also briefly explained. (【概要】インターネット上などに存在する大量のテキストデータを有効利用するためには,コンピュータによ る自動的な言語処理が不可欠です.言語処理では,文字の系列として入力されるデータを,適切に組み上げて単 語を認識し,句を認識し,構文的構造を推定します.このような処理をするための基礎的な考え方や,機械学習 に基づいた方法の紹介などをします.機械翻訳,文書要約,評判分析などの応用についても,その数理的モデル と含む詳しく説明します.また,言語の仕組みを研究するための基本的な知識についても説明します. 【ねらい】言語処理の基礎的な知識、そのための機械学習の知識を身に付け、またそれらがどのように応用され ているかについても理解できるようになることをねらいとします.) ICT.H411 感覚情報学基礎 (Basic Sensation Informatics) 2Q 1-0-0 偶数年英語 金子 寛彦 准教授 (Kaneko Hirohiko) 人間の感覚系が外界の情報をいかに受容,伝達,分析,統合して最終的な知覚像を形成しているかを述べる。講 義では,視覚系に代表される感覚系について豊富な心理物理的な実験データを示しながら,感覚系の構造,感覚 特性の測定法,感覚系の心理物理的および生理学的特性に関する基礎的な事項を解説する. 講義のねらいは,受講生が,人間の感覚系の基本的な構造や基礎特性に関する知識を習得することに加えて,感 覚系を研究する際の基本的方法や考え方を習得することである. (It is described how human perceptual system obtains, transfers, analyzes and integrates information from the outside world so that a final perceptual image can be created in human brain. Fundamental aspects of visual and other sensory systems, including the structures, methods for measuring the perceptual responses and psychophysical and physiological functions, are explained showing many experimental data. This will allow them to understand basic knowledge about the functions and structures of human sensory systems and the way of thinking when studying human sensory systems. ) ICT.H416 脳の超並列モデルと数理的基礎 (Statistical Theories for Brain and Parallel Computing) 3Q 2-0-0 奇数年英語 熊澤 逸夫 教授 (Kumazawa Itsuo) 講義の概要:多数の粒子の相互作用を扱う物理学の方法論である統計力学を使って、多数の計算要素の相互作用 によって超並列計算が行われる脳の計算モデルとそれを具体的に応用する方法を学ぶ。脳の並列計算の原理を統 計物理学的に分析しながら,脳の情報処理の仕組み,並列計算を解析・設計するための統計物理学的方法,確率 的計算の原理を学ぶ。講義のねらい:統計物理学的手法によって超並列計算を分析、設計できるようにし、実際 にプログラムを作って応用する。 (Summary: Some attempts are introduced to analyze and understand principals behind brain function and - 10 - massively parallel computation. Methods of statistical physics and probabilistic computation are lectured in addition to programming exercises to confirm the behavior of the parallel systems based on these methods. Purpose: Study theories of the statistical mechanics to analysis and design of highly parallel system. Make programs of neural networks and apply them to various problems.) ICT.H420 大規模計算システム (Large Scale Computing Systems) 4Q 1-0-0 奇数年英語 杉野 暢彦 准教授 (Sugino Nobuhiko) 最近の多数コアプロセッサや GPU などの高性能アーキテクチャ及びそれらの性能を引き出すための技法(プログ ラミング技法及びコード最適化方法,チューニング方法等)について学ぶ 講義のねらいは2つある.まず、多数コアプロセッサや GPU をはじめとする高性能アーキテクチャを理解できる ようになることである. 次に,それらの性能を引き出すためのソフトウェア技法(プログラミング技法及びコード最適化方法,チューニ ング方法等)を理解できるようになることである. (This lecture focuses recent high-performance processor architectures such like multi-core processors and GPUs, and covers various techniques (programming techniques, code optimization methods, and tuning schemes) for higher performance computing on these processors. This course has two aims. processor architectures. The first is to teach students to understand various high-performance The other is to teach students to understand software techniques including programming techniques, code optimization techniques, turing techniques, and etc., in order to achieve higher performance on these high-performance processor architectures.) ICT.H421 医用画像診断装置 (Medical Imaging Systems) 4Q 1-0-0 偶数年英語 中村 健太郎 教授 (Nakamura Kentaro) 田原 麻梨江 准教授 (Tabaru Marie) 小尾 高史 准教授 (Obi Takashi) 高齢化の進展や健康意識の高まりなどによって医療に関する関心が高まる中,医療機器は我々の生活に必要不可 欠な技術となっています。なかでも,人体を傷つけることなく,外部からは目視できない生体内部を画像化し, 断層像や 3 次元画像を得る医用画像装置の普及は目覚ましいものがあります。本講義では,実際に臨床現場で利 用されている,超音波診断装置,X 線写真撮影,X 線 CT,MRI,核医学診断装置,光 CT などの装置としての原理 を学びます。 本講義では,臨床現場で利用されている医用画像装置の構造,要素技術,技術変遷,臨床利用などを知識として 習得し,今後,医用画像分野における情報通信工学の技術者となるために必要な基礎を築くことを目的とします。 (Medical system is essential for our health and life. Especially, medical imaging system, which can non-invasively image inside our body, is remarkable. In this class, you will learn about ultrasound, X-ray, X-ray CT, MRI, PET, and OCT. Fundamental skills about medical imaging system, elemental technical, clinical application will be obtained.) ICT.H422 計算論的脳科学 (Computational Brain) 4Q 1-0-0 奇数年英語 小池 康晴 教授 (Koike Yasuharu) 人間の脳は,環境に適した行動を自律的に学習し,適用している. 本講義では,運動学習に関する脳の機能を計 算論的に解明する方法論について述べる. 本講義では、運動の最適化,制御,学習について,生体信号を用いたモデル化とその応用例を通して,脳の仕組 みを知ることを目的とする. (The brain learns proper actions. In this class, the computational modeling will be introduced. This class is aiming at providing the basic knowledge about Brain science, especially, Motor control, - 11 - learning algorithm are lectured.) ICT.I408 アナログ集積回路 (Analog Integrated Circuits) 2Q 2-0-0 髙木 茂孝 教授 集積回路は現代社会の基盤を支えている.この授業では,集積回路の中でもアナログ集積回路に限定する. 学生は,集積回路の特徴に基づいた各種増幅回路の設計手法,フィルタや A-D 変換器,D-A 変換器,発振回路, 位相同期回路などの応用回路の設計手法,さらにはアナログ集積回路特有のレイアウについて学ぶ. (Integrated circuits support bases of current society. This course will particularly focus on analog integrated circuits. Students will comprehend design methods of various kind of amplifiers, filters, analog-to-digital converters, digital-to-analog converters, oscillators, phase locked loops and layout methods proper to analog integrated circuits based on consideration of features of integrated circuits.) ICT.I415 VLSI System Design (VLSI システム設計) 3Q 2-0-0 毎年英語 一色 剛 教授 (Isshiki Tsuyoshi) This course is designed to cover the underlining theories and technologies which support the systematic design process of current VLSIs. (大規模集積回路(VLSI)の体系的設計手法を実現するための回路設計自動化技術と背景理論を学ぶ。) ICT.I419 VLSI レイアウト設計 (VLSI Layout Design) 4Q 2-0-0 髙橋 篤司 教授 情報通信工学を支える VLSI は,システム・機能設計,論理・回路設計,レイアウト設計,性能検証を経て実現 される。このうちレイアウト設計は,物理設計,あるいはその工程内容から,配置配線設計とも呼ばれる。レイ アウト設計が性能を大きく左右する最重要な工程の一つとなっていることを理解するとともに基本的なレイア ウト設計手法を習得することを目的とします (VLSIs that support information and communications engineering are realized through system and behavior design, logic and circuit design, layout design, and performance verification. Among these design stages, layout design is often called physical design or place and route by the procedures included in it. The purpose of this lecture is to understand the fact that layout design is one of the most important design stages by which the performance of VLSI is highly affected, and to acquire basic layout design methods.) ICT.J405 情報通信政策 (Strategic ICT Policy Planning) 1Q 2-0-0 植松 友彦 教授 酒井 善則 業務委託非常勤講師 飯塚 久夫 業務委託非常勤講師 久保田 誠之 業務委託非常勤講師 情報通信に関する国の政策動向(国際戦略、研究開発、標準化、インフラ整備、競争政策、電波割り当て政策等)、 情報通信産業(電気通信事業、放送事業、CATV 事業、コンテンツ産業、広告業等)の概況、エンジニアにとって 必要な法制度等について解説し、技術開発を含めた情報通信政策全般の課題と方策を明らかにする。 講義のねらいは、ふたつある。ひとつは、情報通信業界で働く際に知っておくべき政策的な基礎知識や産業界の 諸課題を理解すること。また、理工系の枠だけにとらわれず情報通信産業全体の動向を見据えながら、自らが取 るべき行動を選択できる基礎的能力を訓練することで、近未来にリーダーになる得る資質を磨く。 (This course gives an overview of national policy trends related to information and communication (international strategy, research and development, standardization, infrastructure development, competition policy, radio wave allocation policy, etc.), information and communications industry (telecommunications business, broadcasting industry, CATV business, contents industry, advertising, etc.), and the required legal system for engineers, and reveals the challenges and strategies of - 12 - information and communication policy in general, including technology development. This course has two aims. The first is to understand the fundamental political knowledge, and challenges of the information and communications industry you should know when you work there. The other is to polish abilities to be qualified as a leader in near future by training the basic ability to select own action to be taken while anticipating the entire trends of information and communications industry.) ICT.S403 多次元情報処理 (Multidimensional Information Processing) 1Q 2-0-0 宮田 高道 業務委託非常勤講師 本講義は多次元情報処理における処理技術を学ぶことを目的としている.具体的なトピックとしては,画像符号 化(エントロピー符号化,量子化誤算の解析,KLT (Karhunen-Loeve transform), DCT (Discrete Cosine Transform)), 画像処理における最新の手法(画像領域分割,カラー化,画像編集,画像リターゲティング), および凸最適化を用いた画像復元(凸集合,凸関数,凸最適化の数値アルゴリズム,画像復元における様々な正 則化)などが挙げられる.本講義の目的は,受講した学生が実際の多次元情報処理問題からその本質を捉えた数 学的問題を抽出し,数学的道具によって当該問題を解くことを可能とすることである. (This course focuses on the processing technologies for multi-dimensional information. Topics include sampling and quantization of multi-dimensional information, compression coding (entropy coding, quantization error analysis, orthogonal transform, Karhunen-Loeve transform (KLT), and Discrete Cosine Transform (DCT)), recent advances in image processing (image segmentation, colorization, image editing, and image retargeting), and image restoration via convex optimization (convex function/set, convex programming algorithms and regularization methods for image processing). The course enables students to understand the mathematical tools widely applicable to solve the real-world information processing problems.) ICT.S407 Wireless Signal Processing (無線信号処理) 2Q 2-0-0 毎年英語 府川 和彦 教授 (Fukawa Kazuhiko) The lecture focuses on applications of signal processing to wireless digital communications, such as equalization, adaptive array antennas, and interference cancellation. In addition, adaptive algorithms, which estimate parameters of these items, are detailed. A major aim of the lecture is to help students gain a deep understanding of important transmission techniques for wireless digital communications. (ディジタル無線通信への信号処理技術の応用に焦点を当て,等化器,アダプティブアレーアンテナ,及び干渉 キャンセラ等について解説する.また,これらのパラメータ推定に用いられる適応アルゴリズムについても詳述 する. ディジタル無線通信で用いられている各種信号処理技術を,理論も含め深く理解することを目的とする.) ICT.S414 Advanced Signal Processing (ICT) (信号処理特論 (情報通信)) 3Q 2-0-0 毎年英語 山田 功 教授 (Yamada Isao) After reviewing Fourier analysis, Sampling theorem and Discrete time Fourier transform as the common languages in signal processing, we first introduce first several classical solutions, e.g., Generalized inverses and Best Linear Unbiased Estimator, for the linear inverse problems based on the orthogonal projection theorem and the singular value decomposition. Next, we present a unified view for many adaptive filtering algorithms and/or Online learning algorithms based on the convex projection theorem and fixed point theorems in Hilbert space. We also introduce powerful ideas in fixed point approximations that are common principles in convex optimization algorithms and their applications to inverse problems. Finally, we introduce several advanced topics, e.g., Hierarchical convex optimization, Subspace tracking - 13 - and Phase unwrapping, etc. (信号解析の共通言語としてフーリエ解析と標本化定理と離散時間フーリエ変換を相互に関連付けながら体系 的に解説した後、線形逆問題に対する古典的な解法(一般逆写像や最小分散不偏推定法)を直交射影定理や特異値 分解と関連付けながら解説する。次に適応フィルタリングやオンライン学習の多くのアルゴリズムを射影定理や 不動点近似の視点で統一的に説明する。さらに、不動点近似の考え方が多くの凸最適化アルゴリズムの共通原理 となっており、広く逆問題に応用されていることを説明する。その他、信号処理の最先端の課題(例えば、階層 構造を持つ凸最適化問題、部分空間追跡問題、位相アンラップ問題等)の動向についてもやさしく紹介する。) ICT.A512 情報通信理論 (Advanced Information and Communication Theory) 3Q 2-0-0 偶数年英語 植松 友彦 教授 (Uematsu Tomohiko) 笠井 健太 准教授 (Kasai Kenta) 前半では、情報通信ネットワークの数学的モデルを自由に取り扱えるようになるために、学部で学習した情報理 論の基礎を復習した後、幾つかの情報量の尺度の定義とその性質を学ぶ。次に、定常性やエルゴード性を仮定し ない最も一般的な情報源/通信路である一般情報源/通信路を取り上げ、符号化定理とその意味を理解する。更 に、上で述べた定理の応用として、情報源符号化と乱数生成の関係、歪みを許した情報源符号化法の限界、相関 を有する複数の情報源や多ユーザ間の通信路の符号化問題についても学習する。後半では、符号理論の基礎を復 習した後に、符号化と復号に必要な計算量を比較し、低計算量で実装可能な誤り訂正符号の重要性を理解する。 Sum-Product アルゴリズムと Low-Density Parity-Check 符号を定義し、アルゴリズムの導出原理と性能解析法 を学習する。さらに、通信路容量を達成する符号の設計法と、有記憶通信路の符号化、情報圧縮、パケット消失 訂正への応用について学習する。 (In the first half, this course reviews the fundamentals of information theory learned in undergraduate course, and teaches some information measures and their properties. Then, picking up general information source and channel as the most general source and channel without assuming stationarity nor ergodicity, source and channel coding theorems are demonstrated. As applications of these theorems, topics include the relation between source coding and random number generation, rate-distortion theory, and multi-terminal information theory. In the second half, after reviewing the fundamentals of coding theory, compare the computation complexity required for encoding and decoding, to understand the importance of efficient error correction. Students learn the definition and analysis of sum-product algorithm and low-density parity-check codes and how the algorithm is derived. As applications, students will learn the design method of capacity achieving codes, coding for memory channels, compression, and packet loss correction.) ICT.A515 並列・VLSI 計算論 (Theory of Parallel and VLSI Computation) 4Q 2-0-0 上野 修一 教授 並列計算のモデルと計算複雑度,並列アルゴリズムとアーキテクチャ,VLSI計算複雑度,論理回路複雑度及 び可逆・量子計算などの基礎理論を紹介する. (This course introduces the theory of parallel and VLSI computation such as models of parallel computation, parallel algorithms and architectures, area-time complexity for VLSI, and quantum computation.) ICT.C506 情報通信ネットワーク特論 (Advanced Information and Communication Network) 2Q 2-0-0 山岡 克式 准教授 毎回最新の研究開発トピックや研究開発手法のトピックを取り上げ,それらの網羅的紹介にはとどまらず,その 技術開発や研究手法の成立経緯や問題点などを,掘り下げて紹介します. (Discuss latest research and development topics concerning information and communication technology.) - 14 - ICT.C511 移動通信工学特論 (Advanced Topics in Mobile Communications) 3Q 2-0-0 府川 和彦 教授 携帯電話システムについて概観した後,周波数有効利用の観点から様々な技術を整理し,各要素技術について詳 述する.前半では,無線伝送路のモデル化,信号伝送の理論と 実装について述べる.後半では,最近の研究ト ピックス(適応信号処理,CDMA,OFDM,MIMO 等)について述べ,ネットワーク技術からサービスまで幅広く解説 する. 携帯電話を含む移動通信について,その物理層における伝送技術の概要を解説し,上位レイヤーのネットワーク 技術,アプリケーション層としてのサービスまで幅広く説明することで,移動通信システム全体を把握できるよ うにする. (After reviewing mobile communications, the lecture details and considers several techniques from the viewpoint of frequency efficiency. First, channel models of radio wave propagations, and theories and implementations of signal transmission are described. Next, recent research topics such as adaptive signal processing, CDMA, OFDM, and MIMO are explained besides wireless networks and services for mobile communications. By explaining fundamentals of transmission techniques as the physical layer of the cellular system, the lecture aims to make students deeply understand overall mobile communication systems, which ranges from the physical layer to networks and application layers such as services.) ICT.H502 メディア品質論 (Media Quality) 1Q 1-0-0 未定 1 高田 勝啓 業務委託非常勤講師 杉浦 博明 業務委託非常勤講師 企業等の第一線の研究開発を担ってきた講師により、優れたメディア品質を有する製品を開発するにあたっての 基礎知識・実践例などを講義する。ここでは特に視覚メディアとしてデジタルカメラとディスプレイを取り上げ、 その品質の評価方法や品質を高めるための技術を解説する。 これまでに学んだ基盤数理・信号処理・人間情報システムなどの知識が現実のメディア関連製品開発(製品開発 ・事業化および関連する知財・国際標準化戦略を含む)にどのように生かされているかを知ることにより、専門 力と同時に実践力・解決力を高めることをねらいとしている。 (The basic knowledge and the approaches for developing high-quality visual media are introduced by lecturers who have been leading research and development in the companies or enterprises in the visual media industry. This course focuses on visual media, especially digital cameras and displays, and the approaches to evaluate and/or enhance the image quality are discussed. The aim of this course is to enhance practical and problem-solving skills as well as specialist skills by learning how the knowledge of fundamental mathematical principles, signal processing, and human-centric information systems are applied to the development of practical media systems.) ICT.H503 音声情報工学 (Speech Information Technology) 1Q 2-0-0 偶数年英語 篠﨑 隆宏 准教授 (Shinozaki Takahiro) 小林 隆夫 教授 (Kobayashi Takao) 本講義では,音声認識や音声合成を実現する上で中心的な役割を果たしている隠れマルコフモデル,N-gram,重 み付き有限状態トランスデューサ,ニューラルネットワーク等の確率・統計モデルを扱う。さらに,それらが実 際どのように音声認識や音声合成に用いられているのかを説明する。また音声認識や音声合成のヒューマンイン タフェースへの応用や,音声信号の信号処理技術についても触れる。講義は演習を組み合わせながら行い,音声 情報工学について全般的な基礎を提供する。 音声コミュニケーションは我々が日常生活の中で日々行っていることである。しかし工学的に同等のことを行お うとすると,それが非常に高度な情報処理の仕組みを必要とするものであることが分かる。現在の音声情報処理 技術は未だに到底ヒトの能力に及ぶものではないが,長い研究の積み重ねにより限られた条件ではヒトに近い性 能を出すこともできるようになりつつある。講義を通してヒトの音声コミュニケーションが如何に高度なもので - 15 - あるかを実感するとともに,工学的な立場からその高度な仕組みにチャレンジする醍醐味を味わってほしい。 (This course focuses on automatic speech recognition and synthesis. Topics include signal processing, human interface, and statistical models. The statistical models are key components of today's speech processing technology. Particularly, hidden Markov model, graphical model, N-gram, weighted finite state transducer, and artificial neural network are explained in details. By combining lectures and exercises, the course enables students to understand and acquire the fundamentals of the up-to-date speech processing techniques. Speech communication is natural to us humans, and we speak and listen to a lot of utterances in our daily lives. It is so easy, and we rarely consider how we do it. However, it requires highly complicated processing from the engineering point of view. Even today’s up-to-date systems have only limited performance compared to humans. Although, based on the accumulated research effort, some systems are recently giving a comparable performance in some specific conditions. Through this course, students will learn how our speech communication is sophisticated. At the same time, students will have some concrete idea about how to challenge it using the learned techniques as the clues.) ICT.H504 医用画像処理 (Medical Image Processing) 1Q 2-0-0 奇数年英語 中村 健太郎 教授 (Nakamura Kentaro) 田原 永昭 教授 (Oyama Nagaaki) 小尾 高史 麻梨江 准教授 (Tabaru Marie) 大山 准教授 (Obi Takashi) 医療診断や治療技術の進歩の一翼を担ってきたのが医用画像処理技術の進展です。医用画像処理技術は,狭義に は,すでに取得された医用画像に対する処理及び解析を指しますが,本講義では,広義の画像処理,すなわち, データ収集から画像形成,画像再構成,処理,解析という広義の画像処理技術を学びます。具体的な講義項目は, 医用画像機器で取得された画像の性質,X 線・γ線を利用する医用画像装置で利用される画像再構成技術,超音 波診断装置の画像生成・処理技術,コンピュータ診断支援技術などです。 本講義では,従来学んできた様々な信号処理技術や画像処理技術がどのように医学分野で利用されているかを, 具体的なモダリティへの適用事例を踏まえて習得し,今後,医用画像分野における情報通信工学の技術者となる ために必要な基礎を築くことを目的としています。 (Medical diagnosis and treatment technology has advanced with the development of medical image processing technology, In general, the medical image processing refers to the processing and analysis of medical images that have already been acquired. But in this lecture, we learn also the data acquisition, image reconstruction. Lectures topics are the characteristics of medical imaging, image reconstruction techniques, the image generating and processing techniques of the ultrasonic image, X-ray, gamma-ray and computer aided diagnosis technologies and so on. This course facilitates students’ understanding of how signal processing and image processing technology that have learned has been used in the medical field and the growth of a telecommunications engineer in the medical imaging field.) ICT.H505 人間情報処理演習 (Exercise in Human-Centric Information Processing) 1Q 0-2-0 金子 寛彦 准教授 (休講) PBL(Project-Based Learning)演習を行う.履修者を数人のグループに分け,予め用意されたテーマの中から 演習テーマを選択する.各グループには担当教員が各1名つき,指導を行う.テーマとしては,モーションキャ プチャー,バイオセンサ(脳波,筋電,眼球運動),VR システムなど人間情報学分野での最新のツールや,分 野において一般的に用いられる手法を活用するものを選定する. 本演習のねらいは,受講生が,人間の情報処理に関する研究を行う際に必要な知識・技術を習得することである. (This course is Project-based learning (PBL). Students make a group to carry out a project related to human centered informatics using the equipment such as human motion capturing systems, biosensors, - 16 - virtual reality systems and the popular methods in the field. This will allow them to acquire basic knowledge and skills for investigating human centered informatics.) ICT.H507 Virtual Reality and Interaction (仮想世界システム) 2Q 2-0-0 毎年英語 長谷川 晶一 准教授 (Hasegawa Shoichi) Virtual reality systems generate experiences of virtual worlds in computers by presenting multimodal sensory information to the users and inputting motions of the users to the virtual worlds. The concept of virtual reality, making experience by giving sensory information corresponding user's motion is an important concept for interaction design concerning our experience. The principle and techniques to make virtual reality systems are also important to create interactive systems. Thus, this lecture aims to understand the idea of virtual reality and to know the method for implementations. (バーチャルリアリティシステムは、利用者に多感覚情報を提示し、利用者の運動をバーチャル世界に入力する ことで、計算機内のバーチャル世界の体験を生成する。 運動に合わせた感覚情報提示により体験を作り出すというバーチャルリアリティという考え方は、体験に関わる インタフェース設計のための重要な考え方である。 バーチャルリアリティシステム作成のための原理、考え方、技術もまたインタラクティブシステムを制作するた めに重要である。 そこで、この講義では、バーチャルリアリティという考え方を理解し、実現手法を知ることを目指す。) ICT.H508 言語工学 (Language Engineering) 2Q 2-0-0 奇数年英語 奥村 学 教授 (Okumura Manabu) 具体的な講義項目は,情報検索,テキスト分類,情報抽出,テキスト要約,質問応答,テキスト評価分析,テキ ストマイニングなどである. 自然言語を計算機上で解析,処理する自然言語処理技術および,その応用として近年注目を集めている情報検索, 情報抽出,テキスト要約等のテキスト処理技術について学ぶ. (The following are the topics in the course: information retrieval, information extraction, text summarization, question answering, sentiment analysis, and text mining. We will study natural language processing technologies that can understand natural languages, and text processing technologies that can be one of their applications.) ICT.H509 脳機能計測 (Measurement of Brain Function) 2Q 1-0-0 偶数年英語 小池 康晴 教授 (Koike Yasuharu) 脳・神経の活動を計測する様々な手法を紹介し、その特徴を解説する。 実際に脳活動を計測し、データを解析する基礎知識を獲得することを目的とする。 (This class is introduced the measurement methods for biological signals. This class is aiming at providing the basic knowledge about Brain measurement system. ) ICT.H513 IT社会と情報セキュリティ (IT Society and Information Security) 3Q 2-0-0 大山 永昭 教授 岩丸 良明 特任教授 福田 賢一 特任教授 谷内田 益義 特任准教授李 中淳 特任 准教授 庭野 栄一 特任准教授、永田 和之 特任准教授 高度情報通信社会の構築に必要となる情報セキュリティ関連の技術として暗号方式や IC カードシステムなどの 基盤技術を習得するとともに,政府等で進められている情報政策への取り組み事例などを通して,実際の IT 社会 へのどのように展開されているかについて技術,運用,制度等の視点から学びます。 - 17 - 具体的な講義項目は,暗号技術やネットワークセキュリティ、情報処理技術、我が国におけるICT政策などで す。 本講義では,従来学んできた様々な情報技術がどのように実社会で利用されているかを,具体的な事例を踏まえ て習得し,今後,情報通信工学の技術者となるために必要な基礎を築くことを目的としています。 (This course focuses on the information technology, the system operation, the legal system which need building of informative communication society, and how it's developed to the actual IT project a government advances. The course topics are encryption technology, network security, information technology and ICT policy in our country and so on. This course facilitates students’ understanding of how ICT technologies that have learned has been used in the real world and the growth of a telecommunications engineer in the ICT field.) ICT.H514 視覚情報処理機構 (Mechanisms of Visual Perception) 3Q 1-0-0 奇数年英語 金子 寛彦 准教授 (Kaneko Hirohiko) 人間の視覚情報処理過程における低次から高次まで,空間知覚,色知覚,運動知覚,注意機構,眼球運動などに 関する機能と機構,視覚系の発達と学習などに関する知見,視覚機能の計測,分析,モデル化の各種手法につい て,実際に行われている先端的な研究を通して説明する. 講義のねらいは,受講生が,視覚系に関する専門的な知識を習得し,視覚系を研究する際に用いる,計測,分析, モデル化の各種手法を習得することである. (In this course, the aspects and mechanisms of visual information processing for space perception, color perception, motion perception etc. are described showing recent studies. The development of visual system, the interaction between visual and other sensory systems, the methods for measuring, analyzing and modeling the functions of visual system are also described. This will allow them to acquire advanced knowledge of human visual systems and techniques for measuring, analyzing and modeling the data obtained in psychophysical experiments.) ICT.H517 Advanced Measurement of Sensory Information (感性情報センシング特論) 4Q 2-0-0 毎年英語 中本 高道 教授 (Nakamoto Takamichi) This course focuses on sensory information sensing including physiological measurement, sensory test, measurement by sensors and sensor fusion. Moreover, students will learn multivariate data analysis such as principal component analysis, discrimination analysis, regression analysis, cluster analysis and then learn machine learning such as Multi-Layer Perceptron, Self-Organizing Map, Support Vector Machine. They will learn sensory information sensing based upon the knowledge above using several case studies and examples. Nowadays it is required to match machine with human. The harmony between human and machine is becoming more and more important since we have aging society. Since sensory information sensing of a human is indispensable for making a human-friendly machine, this course provides the measurement and analysis methods of sensory information sensing. (本授業では感性計測の概要の説明後に、生理データ計測、官能検査、センサによる計測等センシングの方法及 び多数のセンサを融合させたセンサフュージョンを学ぶ。その後、データ解析として多次元のデータ解析を行う 多変量解析を学習する。多変量解析の中でもよく使われる主成分分析、判別分析、回帰分析、クラスタ分析を学 び、さらに多層パーセプトロン、自己組織化マップ、SVM(Support Vector Machine)等の機械学習法を修得する。 そして、これらの知識を元に生理データ、官能検査、センサデータ計測にもとづく感性情報センシングを事例を 交えて学習する。 これからの時代には人間が機械に合わせるのではなく、人間に合わせていくことができる機械を実現していか なければならない。高齢化社会を迎えて人と機械の調和は今後ますます重要になっていく。人に優しい機械を作 - 18 - っていくためには、人間の感性情報をセンシングする必要があり、本講義では感性情報の計測法と感性データ解 析の手法を学ぶ。) ICT.O518 情報通信コース派遣プロジェクト(修士課程) (Information and Communications Engineering Course Off-Campus Project (Master Course)) 1Q 0-2-0 指導教員 海外の大学または研究機関あるいは国内外の企業において長期プロジェクトを行う科目である.本学とは異なる 環境に身を置き,広い視野と豊かなコ ミュニケーション能力を身につける. (This course is a long-term project at a university or an institute abroad as well as a domestic industry. The aim of this course is acquirement of wide views and good communication ability.) ICT.O518 情報通信コース派遣プロジェクト(修士課程) (Information and Communications Engineering Course Off-Campus Project (Master Course)) 2Q 0-2-0 指導教員 海外の大学または研究機関あるいは国内外の企業において長期プロジェクトを行う科目である.本学とは異なる 環境に身を置き,広い視野と豊かなコ ミュニケーション能力を身につける. (This course is a long-term project at a university or an institute abroad as well as a domestic industry. The aim of this course is acquirement of wide views and good communication ability.) ICT.O518 情報通信コース派遣プロジェクト(修士課程) (Information and Communications Engineering Course Off-Campus Project (Master Course)) 3Q 0-2-0 指導教員 海外の大学または研究機関あるいは国内外の企業において長期プロジェクトを行う科目である.本学とは異なる 環境に身を置き,広い視野と豊かなコ ミュニケーション能力を身につける. (This course is a long-term project at a university or an institute abroad as well as a domestic industry. The aim of this course is acquirement of wide views and good communication ability.) ICT.O518 情報通信コース派遣プロジェクト(修士課程) (Information and Communications Engineering Course Off-Campus Project (Master Course)) 4Q 0-2-0 指導教員 海外の大学または研究機関あるいは国内外の企業において長期プロジェクトを行う科目である.本学とは異なる 環境に身を置き,広い視野と豊かなコ ミュニケーション能力を身につける. (This course is a long-term project at a university or an institute abroad as well as a domestic industry. The aim of this course is acquirement of wide views and good communication ability.) ICT.C601 Quantum Information Processing (量子情報処理) 1Q 2-0-0 毎年英語 松本 隆太郎 准教授 (Matsumoto Ryutaroh) Applications of quantum mechanics to communication and computation are explained. Topics will include quantum teleportation, quantum cryptography, and quantum algorithms. Prerequisite is linear algebra and probability theory only. I will explain mathematics and physics used in the explanation of the above topics. (対応する英語項目をご覧ください) - 19 - ICT.O602 情 報 通 信 コ ー ス 特 別 実 験 第 一 (Special Experiments of Information and Communications Engineering I) 1Q 0-0-2 指導教員 自らの研究内容についてのプレゼンテーションやディスカッションを行い,その結果を基に実験やシミュレーシ ョンなどを行い,さらに研究を深化させるとともに,問題分析力と論理的思考力を養う. (Students will give presentation of their research and will discuss with audience. Students will develop their research through experimental works, simulations, and so on considering the discussion and will train their problem analysis and logical thinking abilities.) ICT.O602 情 報 通 信 コ ー ス 特 別 実 験 第 一 (Special Experiments of Information and Communications Engineering I) 2Q 0-0-2 指導教員 自らの研究内容についてのプレゼンテーションやディスカッションを行い,その結果を基に実験やシミュレーシ ョンなどを行い,さらに研究を深化させるとともに,問題分析力と論理的思考力を養う. (Students will give presentation of their research and will discuss with audience. Students will develop their research through experimental works, simulations, and so on considering the discussion and will train their problem analysis and logical thinking abilities.) ICT.O602 情 報 通 信 コ ー ス 特 別 実 験 第 一 (Special Experiments of Information and Communications Engineering I) 3Q 0-0-2 指導教員 自らの研究内容についてのプレゼンテーションやディスカッションを行い,その結果を基に実験やシミュレーシ ョンなどを行い,さらに研究を深化させるとともに,問題分析力と論理的思考力を養う. (Students will give presentation of their research and will discuss with audience. Students will develop their research through experimental works, simulations, and so on considering the discussion and will train their problem analysis and logical thinking abilities.) ICT.O602 情 報 通 信 コ ー ス 特 別 実 験 第 一 (Special Experiments of Information and Communications Engineering I) 4Q 0-0-2 指導教員 自らの研究内容についてのプレゼンテーションやディスカッションを行い,その結果を基に実験やシミュレーシ ョンなどを行い,さらに研究を深化させるとともに,問題分析力と論理的思考力を養う. (Students will give presentation of their research and will discuss with audience. Students will develop their research through experimental works, simulations, and so on considering the discussion and will train their problem analysis and logical thinking abilities.) ICT.O603 情 報 通 信 コ ー ス 特 別 実 験 第 二 (Special Experiments of Information and Communications Engineering II) 1Q 0-0-2 指導教員 自らの研究内容についてのプレゼンテーションやディスカッションを行い,その結果を基に実験やシミュレーシ ョンなどを行い,研究を深化させるとともに,問題分析力と論理的思考力を養う. (Students will give presentation of their research and will discuss with audience. Students will develop their research through experimental works, simulations, and so on considering the discussion and will train their problem analysis and logical thinking abilities.) - 20 - ICT.O603 情 報 通 信 コ ー ス 特 別 実 験 第 二 (Special Experiments of Information and Communications Engineering II) 2Q 0-0-2 指導教員 自らの研究内容についてのプレゼンテーションやディスカッションを行い,その結果を基に実験やシミュレーシ ョンなどを行い,研究を深化させるとともに,問題分析力と論理的思考力を養う. (Students will give presentation of their research and will discuss with audience. Students will develop their research through experimental works, simulations, and so on considering the discussion and will train their problem analysis and logical thinking abilities.) ICT.O603 情 報 通 信 コ ー ス 特 別 実 験 第 二 (Special Experiments of Information and Communications Engineering II) 3Q 0-0-2 指導教員 自らの研究内容についてのプレゼンテーションやディスカッションを行い,その結果を基に実験やシミュレーシ ョンなどを行い,研究を深化させるとともに,問題分析力と論理的思考力を養う. (Students will give presentation of their research and will discuss with audience. Students will develop their research through experimental works, simulations, and so on considering the discussion and will train their problem analysis and logical thinking abilities.) ICT.O603 情 報 通 信 コ ー ス 特 別 実 験 第 二 (Special Experiments of Information and Communications Engineering II) 4Q 0-0-2 指導教員 自らの研究内容についてのプレゼンテーションやディスカッションを行い,その結果を基に実験やシミュレーシ ョンなどを行い,研究を深化させるとともに,問題分析力と論理的思考力を養う. (Students will give presentation of their research and will discuss with audience. Students will develop their research through experimental works, simulations, and so on considering the discussion and will train their problem analysis and logical thinking abilities.) ICT.O604 情 報 通 信 コ ー ス 特 別 実 験 第 三 (Special Experiments of Information and Communications Engineering III) 1Q 0-0-2 指導教員 自らの研究内容についてのプレゼンテーションやディスカッションを行い,その結果を基に実験やシミュレーシ ョンなどを行い,研究を深化させるとともに,問題分析力と論理的思考力を養う. (Students will give presentation of their research and will discuss with audience. Students will develop their research through experimental works, simulations, and so on considering the discussions and will train their problem analysis and logical thinking abilities.) ICT.O604 情 報 通 信 コ ー ス 特 別 実 験 第 三 (Special Experiments of Information and Communications Engineering III) 2Q 0-0-2 指導教員 自らの研究内容についてのプレゼンテーションやディスカッションを行い,その結果を基に実験やシミュレーシ ョンなどを行い,研究を深化させるとともに,問題分析力と論理的思考力を養う. (Students will give presentation of their research and will discuss with audience. Students will develop their research through experimental works, simulations, and so on considering the discussions and will train their problem analysis and logical thinking abilities.) - 21 - ICT.O604 情 報 通 信 コ ー ス 特 別 実 験 第 三 (Special Experiments of Information and Communications Engineering III) 3Q 0-0-2 指導教員 自らの研究内容についてのプレゼンテーションやディスカッションを行い,その結果を基に実験やシミュレーシ ョンなどを行い,研究を深化させるとともに,問題分析力と論理的思考力を養う. (Students will give presentation of their research and will discuss with audience. Students will develop their research through experimental works, simulations, and so on considering the discussions and will train their problem analysis and logical thinking abilities.) ICT.O604 情 報 通 信 コ ー ス 特 別 実 験 第 三 (Special Experiments of Information and Communications Engineering III) 4Q 0-0-2 指導教員 自らの研究内容についてのプレゼンテーションやディスカッションを行い,その結果を基に実験やシミュレーシ ョンなどを行い,研究を深化させるとともに,問題分析力と論理的思考力を養う. (Students will give presentation of their research and will discuss with audience. Students will develop their research through experimental works, simulations, and so on considering the discussions and will train their problem analysis and logical thinking abilities.) ICT.O605 情 報 通 信 コ ー ス プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン 第 一 (Presentation Exercises of Information and Communications Engineering Course I) 1Q 0-1-0 指導教員 原則として英語で自らの研究内容についてのプレゼンテーションを行い,英語による発表技術やディスカッショ ン能力を養う. (In principle students will give research presentations in English in international conferences and will acquire presentation skills and discussion ability in English.) ICT.O605 情 報 通 信 コ ー ス プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン 第 一 (Presentation Exercises of Information and Communications Engineering Course I) 2Q 0-1-0 指導教員 原則として英語で自らの研究内容についてのプレゼンテーションを行い,英語による発表技術やディスカッショ ン能力を養う. (In principle students will give research presentations in English in international conferences and will acquire presentation skills and discussion ability in English.) ICT.O605 情 報 通 信 コ ー ス プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン 第 一 (Presentation Exercises of Information and Communications Engineering Course I) 3Q 0-1-0 指導教員 原則として英語で自らの研究内容についてのプレゼンテーションを行い,英語による発表技術やディスカッショ ン能力を養う. (In principle students will give research presentations in English in international conferences and will acquire presentation skills and discussion ability in English.) ICT.O605 情 報 通 信 コ ー ス プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン 第 一 (Presentation Exercises of Information and Communications Engineering Course I) 4Q 0-1-0 指導教員 - 22 - 原則として英語で自らの研究内容についてのプレゼンテーションを行い,英語による発表技術やディスカッショ ン能力を養う. (In principle students will give research presentations in English in international conferences and will acquire presentation skills and discussion ability in English.) ICT.O606 情 報 通 信 コ ー ス プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン 第 二 (Presentation Exercises of Information and Communications Engineering Course II) 1Q 0-1-0 指導教員 原則として英語で自らの研究内容についてのプレゼンテーションを行い,英語による発表技術やディスカッショ ン能力を養う. (In principle students will give research presentations in English in international conferences and will acquire presentation skills and discussion ability in English.) ICT.O606 情 報 通 信 コ ー ス プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン 第 二 (Presentation Exercises of Information and Communications Engineering Course II) 2Q 0-1-0 指導教員 原則として英語で自らの研究内容についてのプレゼンテーションを行い,英語による発表技術やディスカッショ ン能力を養う. (In principle students will give research presentations in English in international conferences and will acquire presentation skills and discussion ability in English.) ICT.O606 情 報 通 信 コ ー ス プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン 第 二 (Presentation Exercises of Information and Communications Engineering Course II) 3Q 0-1-0 指導教員 原則として英語で自らの研究内容についてのプレゼンテーションを行い,英語による発表技術やディスカッショ ン能力を養う. (In principle students will give research presentations in English in international conferences and will acquire presentation skills and discussion ability in English.) ICT.O606 情 報 通 信 コ ー ス プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン 第 二 (Presentation Exercises of Information and Communications Engineering Course II) 4Q 0-1-0 指導教員 原則として英語で自らの研究内容についてのプレゼンテーションを行い,英語による発表技術やディスカッショ ン能力を養う. (In principle students will give research presentations in English in international conferences and will acquire presentation skills and discussion ability in English.) ICT.O607 情報通信コース派遣プロジェクト(博士後期課程) (Information and Communications Engineering Course Off-Campus Project (Doctor Course)) 1Q 0-2-0 指導教員 海外の大学または研究機関あるいは国内外の企業において 長期プロジェクトを行う科目である.本学とは異な る環境に身を置き,広い視野と豊かなコ ミュニケーション能力を身につける. (This course is a long-term project a university or an institute abroad as well as a domestic industry. The aim of this course is acquirement of wide views and good communication ability.) - 23 - ICT.O607 情報通信コース派遣プロジェクト(博士後期課程) (Information and Communications Engineering Course Off-Campus Project (Doctor Course)) 2Q 0-2-0 指導教員 海外の大学または研究機関あるいは国内外の企業において 長期プロジェクトを行う科目である.本学とは異な る環境に身を置き,広い視野と豊かなコ ミュニケーション能力を身につける. (This course is a long-term project a university or an institute abroad as well as a domestic industry. The aim of this course is acquirement of wide views and good communication ability.) ICT.O607 情報通信コース派遣プロジェクト(博士後期課程) (Information and Communications Engineering Course Off-Campus Project (Doctor Course)) 3Q 0-2-0 指導教員 海外の大学または研究機関あるいは国内外の企業において 長期プロジェクトを行う科目である.本学とは異な る環境に身を置き,広い視野と豊かなコ ミュニケーション能力を身につける. (This course is a long-term project a university or an institute abroad as well as a domestic industry. The aim of this course is acquirement of wide views and good communication ability.) ICT.O607 情報通信コース派遣プロジェクト(博士後期課程) (Information and Communications Engineering Course Off-Campus Project (Doctor Course)) 4Q 0-2-0 指導教員 海外の大学または研究機関あるいは国内外の企業において 長期プロジェクトを行う科目である.本学とは異な る環境に身を置き,広い視野と豊かなコ ミュニケーション能力を身につける. (This course is a long-term project a university or an institute abroad as well as a domestic industry. The aim of this course is acquirement of wide views and good communication ability.) - 24 -