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岐阜市家庭用燃料電池及び蓄電池普及促進補助金交付要綱 平成26年3

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岐阜市家庭用燃料電池及び蓄電池普及促進補助金交付要綱 平成26年3
岐阜市家庭用燃料電池及び蓄電池普及促進補助金交付要綱
平成26年3月28日決裁
改正 平成26年4月24日決裁
改正 平成28年8月9日決裁
(趣旨)
第1条 この要綱は、地球温暖化の防止を推進し、持続可能な低炭素社会を構築するため、家庭用
燃料電池及び蓄電池を住宅に設置する者に対し、当該設置に要する費用を助成する岐阜市家庭用
燃料電池及び蓄電池普及促進補助金(以下「補助金」という。)の交付に関し、岐阜市補助金等
交付規則(平成10年岐阜市規則第55号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要な事
項を定めるものとする。
(定義)
第2条 この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところに
よる。
(1) 国採択事業者 民生用燃料電池システム及び定置用リチウムイオン蓄電池システムの普及の
促進を目的とする国の導入支援事業において、補助事業者として採択された事業者をいう。
(2) 補助対象システム 別表第1のシステムに該当するものをいう。ただし、民生用燃料電池導
入緊急対策費補助金交付規程(平成24年12月12日付け一般社団法人燃料電池普及促進協会12事
121103号)に定める補助金の交付の決定を受けている民生用燃料電池システムを除く。
(3) 住宅 次に掲げる住宅その他人の居住の用に供する部分を有する家屋をいう。
ア 専用住宅
イ 併用住宅(その一部を居住の用に供する家屋をいう。)
ウ 共同住宅(一棟の建物であって、構造上区分された数個の部分で独立して居住の用に供す
る家屋をいう。)
(4) 個人事業主 自ら事業を営む個人で、法人として登記していないものをいう。
(5) 建売供給事業者 補助対象システムを備えた建売住宅を販売供給する者をいう。
(補助対象者)
第3条 市長は、次に掲げる要件の全てを満たす個人(個人事業主を含む。以下同じ。)、法人又
は建物の区分所有等に関する法律(昭和37年法律第69号)第25条第1項に規定する管理者(以下
「管理者」という。)に対して、予算の範囲内で補助金を交付する。
(1) 平成26年4月1日以降に、市内に存する住宅に補助対象システムを設置した者又は建売供給事
業者から市内に存する補助対象システムを備えた建売住宅を購入した者
(2) 別表第1のシステムの要件の欄に定める国採択事業者から補助金の額の確定通知(以下「国採
択事業者の補助金額確定通知」という。)を受けた者
(補助金の額)
第4条 補助金の額は、別表第2に定めるとおりとする。
2 補助金は、各補助対象システムの設置につき、1つの住宅に対し1回に限り交付するものとする。
ただし、次の各号のいずれかに該当するときは、それぞれの世帯(住民票を分けている世帯に限
る。以下同じ。)に対し1回に限り交付することができる。
(1) 専用住宅又は併用住宅に複数の世帯が居住している場合であって、当該世帯の者が、居住の
用に供する部分に補助対象システムを設置するとき。
(2) 共同住宅において、構造上区分された部分に居住する世帯の者が、当該部分に補助対象シス
テムを設置するとき。
(補助金の交付申請)
第5条 補助金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、国採択事業者の補助金
額確定通知を受けた後、国採択事業者による交付額確定の日から6か月以内に岐阜市家庭用燃料
電池及び蓄電池普及促進補助金交付申請書(様式第1号。以下「交付申請書」という。)に次に
掲げる書類を添えて、市長に提出しなければならない。
(1) 補助対象システムの形状及び性能が分かるカタログ、パンフレット等の原本又は写し
(2) 補助対象システムの設置状態を示すカラー写真
(3) 補助対象システムの設置場所が確認できる図面
(4) 国採択事業者の補助金額確定通知の写し
(5) 国採択事業者へ提出した補助事業の完了を報告する書類一式の写し
(6) 申請者の住民票で発行後3か月以内のもの(申請者が個人である場合に限る。)
(7) 所得税青色申告決算書又は収支内訳書の写し(申請者が屋号を有する個人事業主である場合
に限る。)
(8) 申請者の登記事項証明書(現在事項証明書)で発行後3か月以内のもの(申請者が法人であ
る場合に限る。)
(9) 共同住宅に係る管理規約、管理者の選任が確認できる資料及び対象システム設置議決時の議
事録の写し(申請者が管理者である場合に限る。)
(10) 住宅の登記事項証明書(現在事項証明書)で発行後3か月以内のもの(申請者が法人であ
る場合、住宅が共同住宅(店舗兼共同住宅を含む。)である場合又は申請者の住所以外にある
住宅に補助対象システムを設置しようとする場合に限る。)
(11) 住宅の所有者の承諾書(申請者と補助対象システムを設置しようとする住宅の所有者が異
なる場合に限る。ただし、申請者が管理者である場合を除く。)
(12) 補助対象システムの使用者(以下「使用者」という。)に補助金が還元されることを証明
できる書類及びリース契約書(申請者が使用者ではない場合で、リース契約に基づき補助対象
システムを設置したときに限る。)
(13) 前各号に掲げるもののほか、市長が必要と認める書類
(事務の代行)
第6条 申請者は、前条に規定する交付申請の手続を第三者に代行させることができる。
2 前項の規定により手続を代行する者(以下「手続代行者」という。)は、当該手続を信義に従
い誠実に行わなければならない。
3 市長は、手続代行者がこの要綱の規定に従って手続を遂行していないと認めるときは、申請者
に対し代行の停止を求めることができるものとする。
(補助金の交付決定)
第7条 市長は、交付申請書が提出されたときは、速やかに当該交付申請書の内容の審査、現地調
査等(以下「審査等」という。)を行い、補助金の交付を適当と認めたときは、補助金の交付を
決定するものとする。この場合において、市長は、岐阜市家庭用燃料電池及び蓄電池普及促進補
助金交付決定通知書(様式第2号。以下「交付決定通知書」という。)により申請者に通知する
ものとする。
2 市長は、審査等の結果、補助金の交付を不適当と認めたときは、速やかに申請者に対し、岐阜
市家庭用燃料電池及び蓄電池普及促進補助金不交付決定通知書(様式第3号)に理由を付して、
通知するものとする。
(遵守事項)
第8条 前条第1項の規定による通知を受けた者(以下「補助事業者」という。)は、補助対象シス
テムを減価償却資産の耐用年数等に関する省令(昭和40年大蔵省令第15号)に定める耐用年数
(以下「法定耐用年数」という。)の期間内において、善良なる管理者の注意をもって管理する
とともに、補助金の交付の目的に従ってその適正な運用を図らなければならない。
(処分の制限)
第9条 補助事業者は、補助対象システムの法定耐用年数の期間内において、当該補助対象システ
ムを補助金の交付の目的に反して使用し、売却し、譲渡し、貸与し、廃棄し、又は担保に供する
ときは、あらかじめ財産処分承認申請書(様式第4号)を市長に提出し、その承認を受けなけれ
ばならない。
(協力)
第10条 市長は、補助事業者に対して、必要に応じて次に掲げる事項について協力を求めることが
できる。
(1) 補助対象システムの使用状況の報告
(2) 前号に掲げるもののほか、市長が必要と認める事項
(補助金の交付手続の特例)
第11条 補助金の交付に係る手続については、規則第15条、第16条及び第18条に規定する手続は適
用しないものとする。
(その他)
第12条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、別に定める。
附 則
この要綱は、平成26年4月1日から施行する。
附 則
この要綱は、平成26年4月24日から施行する。
附 則
この要綱は、平成28年8月9日から施行し、改正後の岐阜市家庭用燃料電池及び蓄電池普及促進補
助金交付要綱の規定は、平成28年度分の補助金から適用する。
別表第1(第2条、第3条関係)
システムの種別
システムの内容
システムの要件
都市ガス、LP ガス、灯油等か (1) 国採択事業者である一般社団
ら燃料となる水素を取り出
法人燃料電池普及促進協会
し、空気中の酸素と反応させ
(FCA)から補助金の額の確定
家庭用燃料電池システム て発電すると同時に温水を作
通知を受けているもの
るシステムをいう。
(2) 当該システムから供給される
電力が、居住の用に供する部分
で使用されるもの
リチウムイオン蓄電池(リチ (1) 国採択事業者である一般社団
ウムの酸化及び還元により電
法人環境共創イニシアチブ
気的エネルギーを供給する蓄
(SII)から補助金の額の確定通
家庭用リチウムイオン蓄
電池をいう。)、インバータ
知を受けているもの
電池システム
ー等の電力変換装置が一体的 (2) 当該システムから供給される
に構成されるシステムをい
電力が、居住の用に供する部分
う。
で使用されるもの
別表第2(第4条関係)
システムの種別
家庭用燃料電池システム
家庭用リチウムイオン蓄電池システム
補助金の交付額
100,000円。ただし、補助対象経費(国採択事業者が対
象経費として認定したものをいう。以下同じ。)から
国採択事業者による補助金額を差し引いた額を超えな
い額とし、当該金額に1,000円未満の端数がある場合
は、これを切り捨てた額とする。
50,000円/kWh(上限200,000円)。ただし、補助対象
経費(蓄電池に関するものに限る。)から国採択事業
者による蓄電池に係る補助金額を差し引いた額を超え
ない額とし、当該金額に1,000円未満の端数がある場合
は、これを切り捨てた額とする。
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