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浦田武義・研究経歴 - 国際未病医学センター
2013 年 8 月 24 日 浦田武義・研究経歴 --Curriculum vitae-- ・略歴··························································································································2 ・研究経歴年譜 ········································································································3 ・第 1 章:これまで;――研究概要(1963/04~2013/03)--------------4 ・第 2 章:これから、心がけること:--------------------------------6 ・研究業績:145 報-------------------------------------------8 ・ 原著 :25 報 ・ 総説・技術解説 :35 報 ・ 学会発表 :65 報 ・ 特許・実用新案 :20 報 --------------------------------------------------------・ 研究内容に関する問合せ先(50 音順) 1.板 倉 弘 重 :日本ポリフェノール学会・会長:℡.03-6718-2898(品川イーストワンクリニック;水曜) 2.片 山 善 章 :神戸常磐大学保健科学部・教授 ℡.078-611-1821(代) 3.櫻林 郁之介 :一成会さいたま記念病院・名誉院長:℡.048-686-3111(代) 1 ――略 歴―― 1. 2. 3. 4. 5. 氏 名 住 所 本籍/出身地 生 年 月 日 学 歴 :浦 田 武 義 :〒301-0033 茨城県竜ヶ崎市佐貫町 758 番地-1 号 :岡山県高梁市川面町 / 東京都大田区 :1941(昭和 16)年 1 月 15 日 :1956/04 大阪府立旭高等学校入学 1959/03 大阪府立旭高等学校卒業 1959/04 近畿大学薬学部入学 1963/03 近畿大学薬学部卒業 (内地留学) 1964/06-1965/05 大阪大学医学部付属病院中央検査部[阿部 裕 助教授,主担:(故)渡邊 富久子 先生] 1965/09-1968/08 京都大学医学部付属病院中央検査部[富田 仁 助教授,主担:(故)高木 康史 先生] 1974/04-1979/03 自治医科大学臨床病理学教室(河合 忠 教授,主担:櫻林 郁之介 講師) 1987/10-1994/09 昭和大学医学部臨床病理学教室(五味 邦英 教授,主担:高木 康 助教授 6. 職歴 1963/04 日本商事株式会社(現在・アルフレッサファーマ)入社 1981/03 日本商事株式会社自己都合退社 1981/04 日本ケミファ株式会社入社 1988/09 日本ケミファ株式会社自己都合退社 1988/10 栄研化学株式会社入社 2001/02 定年退職 2001/02 国際未病医学センター、日本未病医学研究所設立 2001/03 株式会社マツモトキヨシ (管理薬剤師)入社 2013/03 株式会社マツモトキヨシ雇用契約満了退社 2013/14 つくばセントラル病院関連調剤薬局入局 現在に至る (兼務教職) 1998/04~2002/03 岐阜医療科学大学衛生技術学科(主任教授;安部 彰):講 師 7. 学位 1994/10 博士(医科学):昭和大学(乙)1483 [学位論文;白内障における血清脂質代謝:昭和医学会雑誌、54,243-248,1994] 8. 認定録 2000/07 認定臨床化学者:日本臨床化学会(00-65) 2003/09 認定ヘルスケアアドバイザー:日本チェーンドラッグストア協会(HC001544) 2008/08 認定薬剤師:(財)日本薬剤師研修センター(08-31642) 2009/04 認定未病専門指導師(臨床検査技師):日本未病システム学会(20081008) 9. 所属学会 国内: 日本未病システム学会(評議員)、日本 polyphenol 学会(評議員)、生物試料分析科学会(評議 員)、日本動脈硬化学会(有功会員)、日本臨床化学会(有功会員)、日本糖尿病学会、 日本臨床検査医学会、日本電気泳動学会、 海外: The New York Academy of Sciences, The American Association for Clinical Chemistry. 10. 免 許 1963/06 薬 剤 師 :厚生省 第 91659 1966/04 衛生検査技師 :大阪府 第 01414 1972/02 臨床検査技師 :厚生省 第 18140 2 研 究 経 歴 年 譜 (1963/04~2013/03) A.Concomitant Analysis ♦: (1963/04 ······· 1973) 無機物質、含窒素化合物、糖質、脂質、血液形態学検査関連、検診関連 B.Separation Analysis: ------------- (1973 ····································· 1988) I. 血漿蛋白質:G-W・IEP, RocketIEP, ImmunoFixation, Agarose 等電点電気泳動, Isozyme II. リポ蛋白脂質:Chol 分画, TG 分画, PL 分画, TL 分画,α CD-Agarose 等電点電気泳動 III. 糖化蛋白: ------------------------ (1981 ················1988) IV. 糖化ヘモグロビン 糖化アルブミン ヘモグロビン A1 ヘモグロビン A1c 安定型ヘモグロビン A1c C.Medical Device: ---------------- (1973 ······································· 1988) I. 子宮頚癌細胞擦過用スクレイパー II. 電気泳動分析用薄膜支持体処理台 III. 電気泳動分析用薄膜支持体保持台 IV. 免疫電気泳動分析用抗血清注入器 V. 超迅速脱蛋白処理材・吸着パッド VI. Peltier 電子冷却機構-Al2O3 焼結ニューセラミクス板搭載電気泳動装置 VII. 防滴・防曇・親水処理済電気泳動ゲルサポート(裏打)用PETシート D.栄研化学での業務----------------------------------- (1988/10 ············ 2001/02) I. 研究テーマ設定マニュアル確立 II. ヒューマンサイエンス振興財団・官民共同プロジェクト研究事業参画&若手研究者留学支援 III. 疾患志向型開発項目起案:生活習慣病関連検査項目 IV. Medical Device:N-OC・改良採便容器:高濾過効率-定型郵送タイプ採便容器 V. 技術導入・製品導入起案、関連学会運営 E.国際未病医学センターでの業務-----------------------------------------(2001/02~現在) Ⅰ.OTC/郵送検診用検査項目開発 Ⅱ郵送検診用非観便的・簡便・採便容器(三便容器)開発・特許取得 Ⅲ. Polyphenol 系抗酸化物機能性向上(無害化・無渋味化&消化管吸収効率化)に関する製剤学探索研究 F.(株)マツモトキヨシホールディングでの業務------------------------------------(2001/03~2013/04) Ⅰ.遠心的啓蒙活動:服薬指導、受診勧奨 Ⅱ.求心的探索活動:新奇健康機能食品開発とマツモトキヨシホールデイング商品部への製品化起案 ♦直接測定法。共存物質を、溶媒抽出・超遠心・沈殿法、Column分離法、B/F分離法などで除去したり、電気泳動、 HPLC で分離する事なく、被検物に対する検出特異性に期待し、多数検体を迅速に処理する分析化学法。 3 第 1 章:これまで;――研究概要と経歴(1963/04~2013/03)―― Ⅰ.概 要 1. 近畿大学薬学部天然物化学教室在学中の 1961 年 4 月 1 日より 1963 年 2 月末日に至る間、高石清和教授の 指導のもとにてヤナギ葉中 Phenol 配糖体 Salicin の抽出・精製・Emulsin 加水分解による Saligenin への 誘導、および新規鎮痛剤 Acetylsaligenin の合成研究を行う。 国民皆保険下、生薬成分の構造・薬理効果の解明、合成法確立・洋薬化-単味製剤化の普及と、 細菌学・発酵化学・農芸化学・薬理学の進歩による抗生物質・合成抗菌剤など保険適用医薬品の出来 高払による青天井の黄金期 2. 1963 年 3 月同大学卒業後、4 月 1 日に日本商事株式会社(現アルフレッサファーマ)に入社、これより約 10 年 余り concomitant analysis による臨床化学分析法の研究を進めた. その研究対象は先発品目の、Fe,Cu,Ca,Mg,総コレステロール(Chol.)、エステル型コレステロール(EC)71)、ト リグリセリド(TG)、リン脂質(PL)、βリポ蛋白(βL)、NEFA、ビリルビン 70)、糖質など 25 項目で、酵素法の出現に 至るまで「脂質測定の日商」の地位を確立した。 第三次予防;既発症の診断と予後進展防止の観察マーカー開発の黄金期、疾病早期発見の未明期 3. 1973 年より、1981 年に至る間、臨床診断には、従来の物質単位に代わり機能単位での解析が必須と考え、そ の手段として「分離分析法」 に研究対象を移し、薄層アガロース膜を基軸として、Grabar-Williams 免疫電気 泳動法 11)、Rocket 免疫電気泳動法、免疫固定法およびアイソザイム分析法へと研究を進め、次いでリポ蛋白 脂質分別定量法の研究を行い、「arch 式薄層アガロース膜電気泳動法の日商」の基盤を確立した。 また、検診項目として子宮頚癌細胞擦過用スクレイパー(野田式)を起型開発し、後進に上市を託した。 第二次予防;既発症の早期発見・治療の黎明期 免疫化学検査の台頭,総量から質的解析・機能単位による診断学の展開 4. 1981 年 4 月より 1988 年 10 月に至る間、日本ケミファ株式会社に転社し、アガロース電気泳動によるリポ蛋白 脂質分別定量法確立 49)と併行し、代表的糖化蛋白である糖化ヘモグロビン(GHb)、糖化アルブミン(GA)、ヘモ グロビン A1c(HbA1c)自動分析法研究を推進し、更に改良を進めて世界に先駆けて HPLC による安定化ヘモグ ロビン A1c(s-HbA1c)測定法を(株)東ソーと共同開発した 21-23)。 [とくにs-HbA1c(HPLC)は 1982 年に、米国糖尿病学会に於ける Diabetic Control&Complication Trial(DCCT)への採用を皮切リに 1997 年には国際標準法の地位が確立された] 5. 1987 年 10 月より、自治医科大学・臨床病理部櫻林教授の紹介により、昭和大学医学部臨床病理学教室(五味 邦英主任教授)に特別研究生として在籍することとなった[1994 年 10 月学位取得 20]] 高度経済成長の後遺症;成人病(生活習慣病)の激増に対する集団検診の黄金期, その一方、検査丸め制度発足による行政縛り込みの逆風時代の幕開け 6. 1988 年 10 月栄研化学に移籍する。初期においては、研究企画業務の根幹である研究テーマ設定マニュ アルの確立:研究・開発・改良品目起案書、研究開発企画概要表、探索研究企画書チェックリスト、研 究開発企画書チェックリスト等のフォーマット作成・運用・定着化を、(株)ビジネス・ブレイン太田・昭和 と協議し推進した。 第一次予防;成人病(生活習慣病)予備軍発見法開発の黎明期、 Needs 志向の Systematic な企画力が訴求されるいわゆる市場飽和、総合的景気下降時代の到来 7. 官民共同研究体制確立の一環として、国立健康・栄養研究所臨床栄養部、国立循環器病センター臨床検 査部とヒューマンサイエンス(HS)振興財団・官民共同プロジェクトに研究参画し、以下の生活習慣病関 連検査項目測定法の研究を行った。 1)動脈硬化症診断のための脂質代謝制御蛋白測定技術研究開発: ①ポリアクリルアミドディスク(PAG-DISC)電気泳動によるリポ蛋白 Chol.分画精密測定法 53)。 ②免疫比濁法(TIA,LA)によるリポ蛋白スモール A[Lp(a)]5)、free-Apo(a)、および真の善玉 Chol.運 搬アポリポ蛋白:Lp-A1 測定法。 ③酵素免疫法(ELISA)による true-Lp(a)測定法。 4 2)脂質代謝制御経路の解析に関る酵素蛋白測定技術研究開発: ①EC 転送蛋白(CETP)による Chol.、TG,PL 転送の電気泳動による確認法 54) ②ELISA による CETP 測定法 3)生体成分の高感度検出のための、新奇反応指示薬の探索と分析系への応用: ①水溶性 Formazan の Concomitant Analysis への応用による脱水素酵素反応系分析法確立 7-8,130-131) ②ジアミノジフェニルメチレン誘導体(BIS-MAPS)の POD 活性測定への応用による ELISA 系の確立 132) 疾患志向型開発:動脈硬化症・糖尿病が激増、国の生活習慣病の第一次予防策強化始まる。 商品化の絶対条件は、企業が幅広い研究技術選択肢を持つこと。 いわゆる「発掘ニーズ」に即応する具体化技術の常在備蓄。 8. 検診関連項目は大腸癌検診用採便容器の改良開発に参画する機会を得、濾過効率-定型郵送化など検査 技師,被験者双方のコンプライアンスに優れる medical device の特許取得と実用化を行った 127-129)。 21 世紀に求められる企業像は No.1 でなく一芸秀でる“Only 1”,新規市場:保険外検診市場の育成 9. 疾患志向型起案項目として、糖尿病診断用糖負荷試験の代替項目となりうるレムナント様リポ蛋白粒子(RLP)若しく はそのアポリポ蛋白である ApoB48、糖尿病増悪・進展予知の IAA、予後観察マーカ AGE/CML および真の悪玉 LDL と される small dense LDL の開発起案を行う。技術導入項目として糖化アルブミン(ELBIA 法)25)、尿中シスタチンC、 酸化 LDL-α1AT複合物など、糖尿病-動脈硬化症の、いわゆる生活習慣病検査マーカーの起案を行う。 10. 2001 年 2 月に栄研化学定年退職、直ちに国際未病医学センターを設立、同年 3 月に(株)マツモトキヨシ管理薬剤師とし て奉職し遠心的啓蒙指導による服薬指導に携わると同時に、大腸がん検査用新奇再便容器[非観便的、簡便採便容器 (三便容器)]の開発・特許取得を行う 141)。 11. 善意に基づく健康食品配合剤の開発・特許取得を推進。 アデイポネクチン分泌促進配合剤としてプロポリスなどのポリフェノール系抗酸化物と N-アセチルグルコサミン(NAG)の配 合剤を開発・特許取得を行う 142)。 12. 善意に基づく健康食品素材の開発・特許取得を推進。 葡萄エキス中のレスベラトロールに代表されるポリフェノール系に特有な収斂作用による消化管障害(主に胃炎・胃潰瘍) の蛋白との会合による解決と、味覚上の「渋味」のクラスターデキストリンによる包摂作用によるマスキング法を組み合わせ た新素材を世界に先駆けて開発し茲に「果錠化」が実現。特許申請を行い 143)、マツキヨ商品部に製品化起案現在に至る。 今世紀には、 第零次予防・未病概念の台頭、 即ち健康増進とセルフメデイケーションの多角的普及がなされ、 その対極にある第四次予防・Living Needs 関連検査が更に必要になると思われる。 また主体と客体の関係性から観れば、主体の環境不適応に起因する Mental Health Care 関連検査 を拡大し、汚染された客体=環境を浄化して、21 世紀を担う子孫にお返しする事業を起こす世紀でもある。 5 第2章:これから (2001/03~ Ⅰ.1 世紀の医療関連市場 Forecasting: ・いままでの反省多き体験からさらに、第三の青春期を世のため人のために燃焼致したく、これから挑 戦し活躍したい医療関連市場の Forecastingを記す。 1)生命鮮度測定市場:第零(0)次予防市場 従来の一次予防市場と言われる“健康度測定”より一歩進んだ人生積極度および長寿素因の測定法の 開発。生産人口がターゲットで尿中 17-KS-S[血中 Dehydroepiandrosterone(DHEA)の代謝産物]の測定がこ うした市場形成の萌芽として臨床病理学会(1997;西風)にて注目された。医療費抑制政策による“未病”概 念の国策的啓蒙が追い風となり、加えて健康食品・機能性食品と両輪関係の市場形成を進める必要性がマス コミサイドから叫ばれるようになると考える-(零次的 Cure&Care 市場の確立)。 2)Living Needs 関連検査市場:第四(4)次予防市場 超高齢化層対策:余命の QOL を高め、理想的老衰=健康死(―枯れ木がぽっきり―)を苦痛なく迎えたいとい う老人により構成される第四次予防市場と提唱すべき検査法の開発(Ex;β-Endorphin 測定)。 また、これからは誘導治療(安楽死にはあらず)が望まれるようになると確信する。その理由は激増す る超高齢世代の Catastrophe が起るからで、年間死亡者が現在の 2 倍になり、至る所で葬儀が目に つくようになる。その数は大正時代の年間 150 万人に匹敵する。 よって、死を避け、死を遅らせる技術から,死を受け入れ、死を準備する Terminal 技術に正面から 向き合わざるをえない人口構成の変遷と、生死観の見直し、すなわち「生も健康なれば死も健康、生も歓喜 ならば死もまた歓喜」なる”一歩進んだ健康死観”の流布がまさに目前に迫っている。 3)メンタルヘルスケア市場: 男女雇用機会均等法もさることながら、むしろ少子化に伴う“婦人層の大量職場復帰”が市場創造の根底に あり、職場の大奥化対策が産業医学上求められるようになる。 脳機能の解明とともに、「男は黙って・・」が通用しないナイーヴな OL 層のストレス度(血中酸化 Bil. アラントイン濃度が学会で注目)、拒食・過食度測定法の開発などが切実に求められるようになるであろう。 4)OTC 検査の、健康院-マツモトキヨシ型ドラッグストア(DS)-住民ネット確立市場: 松下幸之助の水道哲学と未病思想が結合した非観血検体による OTC 検査(薬)の DPE 的ラボサービス を健康院(診療所は住民のヘルスサービスセンターになり医院は消滅)と DS が行うようになる。 ・上記はいずれも、現時点では到底共感を得られないか、そうは思いたくない“Taboo”事項である。 然し新規市場というものは、思いもつかぬ意外性・新奇性、口に出すのも、問うことも憚られるような アイデアから生まれる。 ・新奇な技術に基づく新規市場という「新しい山」は、既成の地盤からの激烈な噴火・地殻変動・褶曲により 生まれるので、諺にあるような「塵」が積もって出来たボタ山などどこにもないのである。 ・その一方、知的集約産業の「固有技術」というものは、レポートのみでは継代的に残せない。あく まで、先輩から後輩に手伝えで引き継がれる中で飛躍発展するもので研究テーマという火種を一旦絶 せば溶鉱炉の如く再度の活性火には極めて多大な知的・人的・物的エネルギーと期間を必要とする。 5)国民医療費抑制政策の一環としての「セルフメデイケーションの国策的普及」が進む。 斯かる国策宣揚のため、郵送検診及び「善意に基づく健康機能食品」の開発を官民共同体制の許に推進す る時代が到来する。 ------------------------------------------------------------------------------------よって 21 世紀とは「みんなが勝利者」となる時代。すなわち No.1 でなくその道の“Only 1”としての特性・専門性 を標榜でき得る固有技術確立企業に、労使ともに、変革を求められる時代と思われる。 未来展望は Forecasting(新規に創造)するものであり、Estimation(推定・推測)するものではない。 市場の動向を空間的に、技術の動向を時間的に俯瞰しつつ創造の芽を探索する。そのためには、「近未来の(微) 変化の方向を読み取る感性の不断の涵養=毎自作是念」が大切と考える。 6 Ⅱ.これから、心がけること: 1. 19 世紀は軍国主義の時代、20 世紀は技術・経済至上主義の時代、21 世紀は人道主義の時代。 2. 19 世紀は搾取の時代、20 世紀は経済効率の時代、21 世紀は環境保全・資源循環、少欲・充足の時代。 3. 19 世紀は化学工学の時代、20 世紀は核物理学と情報工学の時代、21 世紀は生命工学の時代。 4. 19-20 世紀は物理化学による遠心的な物価社会、21 世紀は生命科学による求心的な知価社会。 5. いざという時に備え、その勘を研ぎ澄まし磨くために、日々研鑚に今後も勤めよう。 6. 人生にはその責任感から、例え「敗れる」と解っていても闘わなくてはならぬ時が今後もある。 7. 出来の悪い自分を先ず信用する。出来の悪い奴はなるほど頭も悪いし、鈍感な人間だ。 しかし、臆病で弱そうな人間が現場で鍛えられゆくうちに度胸がついてくる。実社会で泥まみれになっ て闘っている内に度胸がついてきた。「未だ懲りず候」-これからもいや増して闘おう。 8. 現場の中にこそ needs がある。現場に徹し現場に足を踏み入れ自分の五感で確認するその過程で勘が 磨かれ、本質が洞察でき、決断力が溢れ出てくる。これ、ノンキャリアの不変の強みである。 9. 今の世の中、皆、物事を割に合うか合わないかで決めている。その上、客観民主主義などという他人の 批判、環境の批判ばかりする風潮の中、 「謗(ソシ)り」を肥料・エネルギーとして、自分から渦の中に飛 び込んでいくことにより、誰もが思いもつかない探索開発の活路が拓けるのである。 10. 決断を正しからしめる要諦、それは「徹する、中途半端は駄目」ということ。やると決めたらやる方向 に体重を速やかに移すことにある。 11. 決断と判断(計算)は違う決断には人生観、宗教観、倫理観といった全人格を賭けるところがある。 12. 自分が「場の空気」を動かす。少なくとも、場の空気に流されず、革新の路を切開いていく。 13. 決断のコツ、それは自己否定が自信を持って出来るだけの未来展望を常に持つことと確信する。 14. 自己否定とは、創業時「マネシタ」と揶揄されていた松下幸之助の造語 scrap & build に通じる。 15. 高度成長期、すなわち、方向転換が必要ない時代は、先を歩く者の経験こそが正しかった。 上司、先輩、親の言う事が正しかった。皆で右肩上がりの方向に、オール(櫂)をモーレツに漕いでいれ ばそれでよかった。ところが先行する確実な先輩のいない 21 世紀の今、オール漕ぎよりも己が決定を 下す舵取りの方が、これからは更に大事になる。 16. 孤高・孤独感が好きでなければ、決断者には到底なれない。舵の方向を決めるのは自分しかいないとい う、気概を今後も失うまい。 17. 自己否定の延長線上にこそ、「死ぬまで現役・死ぬまで時代即応戦士」として真の「学位記」が輝く。 18. 第三の青春期である 60 歳~95 才までは、21 世紀に通用する今までと異質の勉学にも励もう。 7 研 - 究 業 績 目 録 : 1 4 5 報 ( 1 9 6 3 / 0 4 / 0 1 ~ 2 0 1 3 / 0 3 / 3 1 ) 原 著: 25、 総 説 & 技 術 解 説: 35 学 会 発 表: 65、 特 許 & 実 用 新 案: 20 I. 原著(25) 1) Concomitant Analysis 1. 小田幸生, 富岡和實, 浦田武義, 馬場巽, 藤井政子, 綱島勝政. Auto Analyzer による p-ヒドロキシ安息香酸ヒド ラジン(p-HBAH)・血糖自動測定について : 日本臨床検査自動化研究会会誌, 2, 69-73, 1977 2. 小田幸生, 北口勇, 大矢秀和, 中塚親司, 浦田武義. コレステロール脱水素酵素を用いたコレステロールの紫 外部自動測定-COBAS BIO への適用- : 日本臨床検査自動化学会会誌, 9, 472- 475, 1984 3. 北見義輝, 西川裕子, 井上健三, 宮崎吉平, 浦田武義. 酵素法による中性脂肪, 総コレステロールおよび, リン 脂質の組織化学的証明法 : 病理と臨床, 5, 237-241, 1987 4. 片山善章, 米田孝司, 河田興一, 森脇貴美, 松山辰男, 浦田武義. :循環器不全の管理と検査情報 : 臨床病 理, 38, 553-558, 1990 5. 藤田誠一, 片山善章, 佐野隆宏, 松山辰男, 浦田武義. Lipoprotein(a)の測定法(Ⅱ)-免疫比濁法とラテックス凝 集比濁法 : 臨床化学, 20, 193-202, 1991 6. 安部彰, 浦田武義. Lp(a)測定法の開発とその臨床応用 ヒューマンサイエンス基礎研究事業(H2)1990 年度官民 共同プロジェクト研究成果シンポジウム・要旨集 : 3-13;(財)ヒューマンサイエンス振興財団, 東京, 林工房, 1991 7. 柏森裕三, 片山善章, 松山辰男, 浦田武義. 高水溶性ホルマザン色素を生成する新規テトラゾリウム塩の臨床 化学検査検出系への応用-血清総コレステロールについて : 生物試料分析, 19, 168-174, 1996 8. Kayamori Y. Katayama Y. Matsuyama T. Urata T. Enzymatic method for assaying Uric Acid in serum with a new tetrazolium salt produces water-soluble formazan dye : Clin Biochem, 30, 595-599, 1997 篠原力雄, 徳永賢治, 太田好次, 浦田武義, 石黒伊三雄. チオバルビツール酸法, Fe+3-チオバルビツール酸 9. 法, およびヘモグロビン-メチレンブルー法による過酸化脂質値に関する研究 : 臨床化学, 20, 18-23, 1991 10. Kayamori Y, Katayama Y, Urata T. Nonenzymatic Elimination of Ascorbic Acid in Clinical Samples : Clin Biochem, 33, 25-29, 2000 2) Separation Analysis <血漿蛋白> 11. 梅田敬子, 浦田武義, 櫻林郁之介, 河合忠. Grabar-Williams 免疫電気泳動法, c. アガロースゲルフィルム : 臨床病理, 特(30), 169-182, 1977 12. 櫻林郁之介, 大須賀淳美, 浦田武義. ロケット免疫電気泳動法による免疫グロブリン定量法の検討・IgM 定量 法 : SRL 研究業績集, 第1集 91-93, 1980 13. 櫻林郁之介, 浦田武義. タンパク分画のニグロシン染色法 : 臨床検査, 21, 948-952, 1977 <リポ蛋白脂質分画> 14. 小田幸生, 中西真理子, 橋本美由紀, 富岡和實, 浦田武義. 薄層アガロースゲルフィルム電気泳動法によるH DLコレステロールの測定 : 臨床病理, 27, 1142-1146, 1979 15. 牧瀬淳子, 棚橋洋子, 松田宣子, 斉藤恵美子, 金山正明, 荒井勝彦, 浦田武義. 各脂質分別定量法を用いた 8 アガロース電気泳動法による Lipid Profile について : 臨床病理, 33, 809-816, 1985 16. 小田幸生, 中塚親司, 浦田武義. 脂質測定のための凍結乾燥血清 : 臨床病理, 33, 1165-1169, 1985 17. Murakami T., Urata T., Yamada N., Kawakubo K., Toshida T., Kawamura H., Kashiwa T., Iino S. Lipoprotein abnomalities in type 2 diabetic patients. -Increased distribution of triglycerides(TG) in VLDL & decreased ApoE/VLDL-TG ratio are risk for Ischemic Heart Disease- : Artery, 22, 309- 327, 1997 18. 浦田武義(テーマリーダ : 板倉弘重). 脂質代謝関連遺伝子とその調節因子の臨床応用開発に関する研究 : 平成 6 年度ヒューマンサイエンス(HS)基礎研究事業・官民共同プロジェクト研究報告-第 4 分野 健康保持の基礎と しての生体防御機構の解明, コード No. 4-6-1, (財)ヒューマンサイエンス振興財団, 東京, 林工房, 374-384, 1994 19. 安部彰, 浦田武義. Lp(a)のヘテロジェネテイと Apo(a)のアイソフォームについて : 脂質生化学研究, 33, 341-344, 1991 20. 浦田武義, 高木康, 五味邦英, 高橋春男, 小出良平. 白内障における血清脂質代謝 : 昭和医会誌, 54, 243-248, 1994 <糖化蛋白> 21. 益田喜信, 広田啓子, 河田与一, 辻哲, 藤田誠一, 片山善章, 伊藤敬一, 林長蔵, 浦田武義, 中村互志, 高 橋裕明. 高速液体クロマトグラフィーによる HbA1c と HbF の分離測定 : 生物試料分析, 7, 42-47, 1984 22. 益田喜信, 河田与一, 奈須正人, 藤田誠一, 辻哲, 片山善章, 伊藤敬一, 浦田武義. 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New ELISA method to measure Cholesteryl Ester Transfer Protein in human serum : The 10th International Symposium on Atherosclerosis, Atherosclerosis, 109, 307, 1994 国内 (シンポジウム・指定講演) 62. 浦田武義. 電気泳動法による Lipid Profile について : 第3回臨床化学会夏期セミナー, 共通テーマ 2-1, 1983. 箱根 63. 牧瀬淳子, 松田宣子, 棚橋洋子, 金山正明, 浦田武義. Zieve 症候群を示したアルコール性肝障害患者の脂質 代謝異常とその分画像 : 第3回臨床化学会夏期セミナー, 共通テーマ 4-1, 1983. 箱根 64. 浦田武義. 電気泳動法による Lipoprotein Profiling : 第 109 回日本臨床化学分析部会近畿支部例会, 1984. 大 阪 65. 浦田武義. 電気泳動による HDL コレステロール測定法 : 第 142 回臨床化学分析談話会北海道支部例会, 1979, 札幌 66. 浦田武義, 小田幸生. ポル E フィルムを支持体とした新しい脂質スペクトル : 第6回泳動談話会(兵庫県臨床衛 生検査技師会臨床化学研究班), 1978. 神戸 67. 浦田武義. HDL コレステロール測定法について・電気泳動法について : 第 1 回 EPL 研究会, 1980. 東京 68. 浦田武義. Pol-E-フィルムの蛋白化学への応用-ロケット免疫電気泳動と Immunofixation 法 : 第4回泳動談話 会(兵庫県臨床衛生検査技師会臨床化学研究班), 1978. 神戸 69. 浦田武義, 高木康, 五味邦英, 櫻林郁之介, 河合忠, 片山善章, 板倉弘重. 脂質代謝の新顔・LTP-Ⅰ, LTP- Ⅱ, LTIP について : 第9回日本臨床化学会夏期セミナー, 合同委員会指定講演5, 19 京都 (一般演題) 1) Concomitant Analysis 70. 馬場巽, 鍋山喜代子, 藤森明良, 谷水功, 浦田武義, 伊藤忠. 新しい水溶性ビリルビン標準液について : 臨 床病理, 18(補), 23, 1970 71. 小田幸生, 浦田武義. エステルコレステロールの直接測定法 : 臨床病理, 28(補), 199, 1980 72. 浦田武義, 鈴木義典, 櫻林郁之介, 河合忠. 3β-hydroxysteroide- NAD(P)-oxidoreductase(CDH)による新しい コレステロール検出法に関する研究Ⅱ. フォルマザン比色定量法 : 臨床化学シンポジウム, 21, 152, 1981 73. 浦田武義, 北村謙始, 櫻林郁之介, 河合忠. 3β-hydroxysteroide- NAD(P)-oxidoreductase(CDH)による新しい コレステロール検出法に関する研究Ⅲ. UV 吸光度測定による方法 : 臨床化学シンポジウム, 21, 153, 1981 74. 篠原力雄, 今井洋一郎, 石黒伊三雄, 佐々木恵美, 伊藤宣則, 浦田武義. Oxidase によるホルマザンの生成機 11 作と臨床検査への応用 : 臨床病理, 31(補), 284, 1983 75. 藤田誠一, 佐野隆宏, 片山善章, 松山辰男, 浦田武義. 各種抗ヒト Lp(a)抗体を用いた血清 Lp(a)の免疫比濁法 による測定法の基礎的検討 : 臨床化学, 20(補), 103b, 1991 76. 柏森裕三, 鈴木健治, 片山善章, 松山辰男, 浦田武義. 臨床化学検査におけるアスコルビン酸の非酵素的処 理法 : 臨床化学, 25, (補)3, 28c, 1996 77. 柏森裕三, 奈須正人, 片山善章, 松山辰男, 浦田武義. 水溶性ホルマザン色素(WST-8)を利用した血清クレ アチニンの測定法 : 臨床化学, 25(補)3, 29c, 1996 2) Separation Analysis <血漿蛋白> 78. 梅田敬子, 山田敦子, 大槻健治, 大谷英樹, 櫻林郁之介, 河合忠, 浦田武義. Pol-E-Film System による免疫 電気泳動の簡易迅速化について : 生物物理化学, 20, 299, 1977 79. 山田敦子, 梅田敬子, 郡司俊実, 大槻健治, 大谷英樹, 櫻林郁之介, 河合忠, 浦田武義. ニグロシンによる免 疫電気泳動像の新しい染色法とその基礎的研究 : 生物物理化学, 21, 100, 1977 80. 大須賀淳美, 田中愛子, 毛利邦子, 櫻林郁之介, 河合忠, 浦田武義, 谷水功. ロケット免疫電気泳動法による 免疫グロブリン定量法の検討, 第 1 報, IgM の定量 : 生物物理化学, 22, 221, 1979 81. 金村茂, 星昭彦, 大須賀淳美, 櫻林郁之介, 河合忠, 浦田武義. 定量的免疫電気泳動法による免疫グロブリン 定量法の検討, 第2報, 7S IgM の同定および定量 : 生物物理化学, 23, 52, 1979 82. 一村光子, 馬場巽, 浦田武義. リチウム・バルビタール緩衝液による電気泳動について : 生物物理化学, 22, 91, 1978 83. 浦田武義, 吉田光孝, 電気泳動において強い pH 緩衝能を有する新しい Tris-Good 緩衝系について : 生物物 理化学, 23, 223, 1979 84. 浦田武義, 平川博道, 吉田光孝. 薄層アガロースゲルフィルムを支持体とした LDH アイソザイムの検出条件につ いて : 生物物理化学, 24, 52, 1980 85. 芝燁彦, 中広哲也, 佐野紀代子, 長裕子, 吉田二良, 浦田武義, 中尾真. アガロースゲル等電点電気泳動法 による唾液蛋白質の分析 : 生物物理化学, 24, 279, 1980 86. 坂田邦子, 毛利邦子, 河原隆, 櫻林郁之介, 河合忠, 浦田武義. Agarose を用いた等電点電気泳動法 : 生物 物理化学, 24, 46, 1980 87. 山田正二, 福田守道, 中沢修, 浦田武義. Isogel を使用した等電点電気泳動に関する検討, 第一報, 血清トラン スコバラミンの分画成績 : 生物物理化学, 24, 276, 1980 88. 唐下博子, 一村光子, 馬場三和, 馬場巽, 浦田武義. アガロースゲル等電点電気泳動法による LDH isoenzyme の分離について : 生物物理化学, 26, 93, 1982 89. 長裕子, 佐野紀代子, 芝燁彦, 浦田武義, 中尾真. アガロースゲル等電点電気泳動法の血清アイソザイム分析 への応用 : 生物物理化学, 24, 278, 1980 90. 長裕子, 佐野紀代子, 芝燁彦, 中広哲也, 吉田二良, 浦田武義, 中尾真. 等電点電気泳動法による γ-GTP, ALP アイソザイム分析 : 生物物理化学, 25, 35, 1981 91. 渡辺信子, 亀井幸子, 大久保昭行, 山中学, 浦田武義, 牧野和夫. ピロガロールレッド-モリブデン錯体を染 色液に用いる尿・髄液蛋白質の電気泳動分画法 : 臨床病理, 34(補), 245, 1986 <リポ蛋白脂質分画> 92. 小田幸生, 中西真理子, 高井渥子, 橋本美由紀, 富岡和實, 浦田武義, 河原隆, 能登英昭, 櫻林郁之介, 河 合忠. 薄層アガロースを支持体とした各種脂質分画の測定法 : 生物物理化学, 23, 73, 1979 93. 浦田武義, 櫻林郁之介, 河合忠. 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HPLC 法による Stable HbA1c, Labile HbA1c, HbF の同時測定法の確立と臨床的意義 : 臨床病理, 33(補), 227, 1985 Ⅳ 特許・実用新案[16+(4 末尾)] 117. 浦田武義. 電気泳動分析用成型薄膜支持体処理台 : 特公昭 58(1983)-51619[S58(1983). 11. 17] : 登録 1220051[S59(1984). 7. 26] 118. 浦田武義. 電気泳動分析用成型薄膜支持体保持台 : 特公昭 58(1983)-51620[S58(1983). 11. 17] : 登録 1220052[S59(1984). 7. 26] 119. 浦田武義. 免疫電気泳動分析用抗血清注入器 : 実公昭 56(1981)-12610[S56(1981). 3. 24] : 登録 1407316[S56(1981). 11. 30] 120. 馬場巽, 浦田武義. 電気泳動装置における冷却方式としてセラミックス板を用いて支持体を冷却する方法 : 特開昭 57(1982)-49852[S57(1982). 3. 24] 121. 浦田武義. リポ蛋白コレステロール濃度の測定方法 : 特開昭 58(1983)-210000[S58(1983). 12. 7] 122. 馬場巽, 浦田武義. 電気泳動ゲルマトリックス用コンニャク-グルコマンナンの製造方法 : 特公平 04(1992)-51785[H4(1992). 8. 20] : 登録 1767720[H5(1993). 6. 11] 123. 浦田武義, 櫻林郁之介. リポ蛋白中リン脂質分画濃度の測定方法 : 特開昭 59(1984)-91897[S59(1984). 5. 26] 124. 浦田武義. ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル, 両性界面活性剤及び p-クロロ-m-キシレノールを含有さ せて得られる洗浄力, 貯蔵安定性及びウイルス, 細菌に対する消毒作用等に優れた洗浄剤 : 特開平 01(1989)-14298[H1(1989). 1. 18] 125. 片山善章, 藤田誠一, 水上敬二, 浦田武義, 諏合伸. フルクトサミン測定方法および測定試薬 : 特開平 03(1991)-295467[H3(1991). 12. 26] 126. 今井利夫, 高浜康弘, 板倉弘重, 浦田武義. モノクローナル抗体(抗 CETP モノクロナール抗体) : 特開平 06(1994)-169793[H6(1994). 6. 21] 127. 浦田武義, 浦野博己, 浅野慎一郎, 菊地達範, 青田茂, 林浩昭. 輸送用採便容器(1) : 特開平 06(1994)-186227[H6(1994). 7. 8] : 登録 2665867[H9(1997). 6. 27] 128. 青田茂, 林浩昭, 市川芳晴, 浦田武義, 浦野博己, 浅野慎一郎, 菊池達範. 輸送用採便容器(2) : 特開平 07(1995)-12808[H7(1995). 1. 17] : 登録 2668815[H9(1997). 7. 4] 129. 浦田武義, 菊池達範, 青田茂, 林浩昭. 輸送用採便容器(3) : 特開平 08(1996)-75725[H8(1996). 3. 22] : 登録 2717621[H9(1997). 11. 14] 130. 浦田武義, 片山善章, 辛島英俊. 汚染防止法-1(WST-3) : 特開平 08(1996)-86782[H8(1996). 4. 2] 131. 浦田武義, 片山妙子. 汚染防止法-2(WST-8) : 特願平 08(1996)-272997[H8(1996). 9. 24] 132. 浦田武義, 今井利夫. ペルオキシダーゼ様活性測定法 : 特開平 08(1996)-182500[H8(1996). 7. 16] 14 追加:総説(4) 133. 浦田武義. リポ蛋白分画電気泳動法の進歩, 生物物理化学, 46, 79-89, 2002 134. 浦田武義.薬局・ドラッグストアで扱う郵送健診,臨床検査,48,1533-1539,2004 135. 浦田武義、櫻林郁之介.今後の臨床検査の方向を考える-POCT・郵送検診・そして OTC 検査 -OTC 検査の現状と課題 1. OTC 検査の現状.臨床病理,53,1129~40,2005 136. 浦田武義、櫻林郁之介.今後の臨床検査の方向を考える-POCT・郵送検診・そして OTC 検査OTC 検査の現状と課題 2. OTC 検査の今後の課題.臨床病理,53,1141~54,2005 追加:学会発表(5) 137. 小田幸生, 富岡和實, 浦田武義, 岡本万里, 吉村久美子, 小林俊子. 最近経験した LDH Anomaly : 臨床病理, 25(補), 35, 1997 138. 浦田武義. リポ蛋白分画電気泳動法の進歩-第 52 回日本電気泳動学会, 生物物理化学, 45 補冊 2,14-15,2001 139. 浦田武義.ワークショップ;OTC 検査の今後の課題:日本未病システム学会雑誌,13(1):34-40,2007 140. Hong C,Urata T,Nakano Y,Itakura H. Absorption and metabolism of RESVERATROL processed by Highly Branched CD Inclusion -Tannin immobilized & Ultra-micronized in rodent digestive tract:第 5 回日本ポリフェノール 学会年次大会演題 No.5.1211 年 11 月 10 日、於東京. 141. 浦田武義 1,7),奥田徹 2),久本雅嗣 2),佐野満昭 3),片山善章 4),櫻林郁之介 5),板倉弘重 6),中野泰子 7),Hong C 8). 高度分岐環状デキストリン(クラスタデキストリン TM)と蛋白による t-レスベラトロール含有ブドウエキスの修飾と その生体内動態:第 23 回生物試料分析科学会年次学術集会,演題 No.30;1213 年 2 月 11 日、於、大阪 追加:特許(4) 142. 浦田武義, 山岡利彦, 窪田信幸. small, dense LDL の測定方法 :特開 2003 028882 [2003. 1. 29] 143. 浦田武義.消化管粘液採取具;[郵送検診用非観便的・簡便・採便容器(三便容器)] 登録:特許第 4038026 号(2007 年 11 月 9 日) 144. 浦田武義.アデイポネクチン分泌促進用飲用品(ポリフェノール系抗酸化物とグルコサミン系配合剤) 登録:特許第 4738464[2011/05/13] 145. 浦田武義,浦田靖夫.経口摂取用組成物(ポリフェノール系抗酸化物・スチルベン化合物の無害化と無渋味化物) :特願 2010-005504[出願日:2010/01/14] 以上/ 15