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XAPP068 イン・システム・プログラミング時間

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XAPP068 イン・システム・プログラミング時間
イン・システム・プログラミング時間
XAPP068 (バージョン 1.1)
アプリケーション・ノート
概要
このアプリケーション・ノートでは、
XC9500 デバイスのイン・システム・プログラミングのスピードについて説明します。
ザイリンクス・ファミリ
XC9500
1
はじめに
開発環境でのプログラミング
XC9500デバイスはJTAGテスト・アクセス・ポートを経由してプロ
グラミング・ベクタとインストラクションを受信します。プログラミング
"書き込み時間"
時、
アドレスとデータ情報をシフト入力した後に、
が開始されて、
この間にプログラミング・データが選択されたフラッ
シュ・セルに書き込まれます。
この処理がデバイス内の全フラッ
シュ・メモリ・アドレスに対して繰り返されます。
代表的な開発環境でのデバイス・プログラミング時間は、
量産環
JEDEC
境のそれより遥かに長くなります。その理由としては、
ビット・マップからのプログラミング・ベクタのリアルタイム生成に時
間がかかること、
汎用コンピュータ使用によるJTAGベクタ出力
時の帯域幅制約、
デバイスの消去に要する時間などがありま
す。全体としては、表 1 に示すプログラミング時間の10 ∼ 50 倍
の時間になります。
したがって、XC9500デバイスをプログラムする際に要する時間
は、情報のダウンロード時間とフラッシュ・メモリの書き込み時間
の 2 つの要素からなっています。JTAGクロック動作が1MHz
∼ 10 MHz の代表的なアプリケーションでは、
フラッシュ・メモリ
書き込み時間は合計プログラミング時間の 90%を超えます。
開発環境でのプログラミング時間は、
ダウンロード・ケーブルがパ
ラレルか、
またはシリアルかに依存し、
さらにベース・コンピュータ・
システムの構成とタイプにも依存します。
複数デバイスの同時プログラミング
デバイス・プログラミング時間
JTAGチェーン内にある複数のデバイスにプログラミング情報を
プログラミング時間はプログラミング環境によって大幅に変わり
ます。
同時にダウンロードして、
チェーン内の全デバイスを同時に書き込
むことができます。ダウンロードに要する時間は小さいため、
チェーン内の全デバイスのプログラムに要する合計時間は、
チェーン内にある最大規模のデバイスのプログラム時間より少し
長いだけで済みます。
量産環境でのプログラミング
量産環境では、
高速なプログラミング時間はコストの削減につな
がります 。ボード・テストに使用される多くの自動テスト装置
(ATE)は、最大スピード10MHz で情報を効率良くXC9500デ
バイスへダウンロードできる機能を持っています。量産プログラミ
XC9500デバイスは工場出荷時
ング・コストを最小にするため、
に完全に消去されており、
直ちにプログラミングが可能になって
います。
まとめ
量産環境では、
XC9500デバイスは迅速にプログラムすることが
できます。
量産環境でのデバイス・プログラミング時間を表 1に示します。
XC9500
Device Type
XC9536
XC9572
XC95108
XC95144
XC95216
XC95288
1 Device
4.8 seconds
5.4 seconds
4.8 seconds
6.9 seconds
12.6 seconds
18.3 seconds
Programming Time Using ATE at 10MHz
10 Devices
5.0 seconds
6.0 seconds
5.7 seconds
8.1 seconds
14.6 seconds
20.8 seconds
20 Devices
5.3 seconds
6.6 seconds
6.6 seconds
9.3 seconds
16.6 seconds
23.3 seconds
表 1: 代表的なデバイスのプログラミング時間
XAPP068 January, 1997 (Version 1.1)
1-53
イン・システム・プログラミング時間
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XAPP068 (Version 1.1)
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