...

大学等との連携による 産業振興,人材育成

by user

on
Category: Documents
13

views

Report

Comments

Transcript

大学等との連携による 産業振興,人材育成
大学等との連携による
産業振興,人材育成
~新たな概念を持った高等教育・
研究機関の提案~
2013年9月11日 (帯広市)
十勝高等教育まちづくり
十勝高等教育まちづくり会議
まちづくり会議 専門部会
荒磯恒久 Ph. D.
北海道大学 産学連携本部 特任教授
お話の概要
1. はじめに~産学連携,
はじめに~産学連携,イノベーション
~産学連携,イノベーション~
イノベーション~
2. 産と学との対話
との対話
3. 産と学における研究
における研究の
研究の特徴
4. 我が国の「現代産学官連携」の
「現代産学官連携」の流れ
5. これまでの代表的
これまでの代表的な
代表的な産学連携スキーム
産学連携スキーム
6. ヨーロッパにおける産学官連携組織~
ヨーロッパにおける産学官連携組織~アイルランド
産学官連携組織~アイルランド,
アイルランド,
オランダ~
オランダ~
7. USAにおける
における産学
連携組織
における産学(官
産学 官)連携組織
8. 日米欧の
日米欧の構造比較
9. ネットワーク
10.産学官連携
産学官連携プロセス
産学官連携プロセス
11.イノベーションシステムの
イノベーションシステムの国際化
イノベーションシステムの国際化
12.一
一つの提案~十勝版,
つの提案~十勝版,ワーヘニンゲン
提案~十勝版,ワーヘニンゲン型戦略~
ワーヘニンゲン型戦略~
1. はじめに
自己紹介
文部科学省
北海道大学
産学連携本部
特任教授
地域イノベーション
地域イノベーション戦略
イノベーション戦略支援
戦略支援
プログラム
イノベーション創出
イノベーション創出のための
創出のための
プロジェクトマネージャー育成
プロジェクトマネージャー育成
プログラム開発
プログラム開発
Hokkaido Platform Entrance
Japan Society for
Intellectual Production
現代社会における中小企業・ベンチャー
企業の役割の重要性
従来:大企業
安く大量の物資を供給
単一な社会の
ニーズに応える
個性、地域性、独自性
社会の
社会の成熟
今:中小企業・ベンチャー企業が
多様性を持った製品開発を担う
生活の質の向上
大学・高専・公設試の科学技術の利用
「ローテク産業は無い。あるのはローテク企業だ。」
(アメリカ産業競争力会議)
4
産学官連携は産に何をもたらすか
地域における
地域における経済競争力
における経済競争力の
経済競争力の源泉と
源泉と大学
従来:資源・
従来:資源・労働力コスト
労働力コスト
経済のグローバル
経済のグローバル化
のグローバル化
・流動する
流動する人
する人と物
・高速・
高速・大容量の
大容量の情報
現在:技術革新(イノベーション
現在:技術革新(イノベーション)
イノベーション)の能力
グレードアップ能力
グレードアップ能力
⇒大学等の
大学等の持つ科学技術がイノベーションを
科学技術がイノベーションを進
がイノベーションを進める
《ナレッジ・スピル・オーバー》
ナレッジ・スピル・オーバー》
企業の
企業の特許保有数は
特許保有数は、規模・
、規模・従業員数など
従業員数など
より、周辺
より、周辺の
、周辺の研究環境(大学の
研究環境(大学の存在など
存在など)
など)
による。
による。
5
イノベーション
Innovation
☆ワットが蒸気機関
ワットが蒸気機関を
蒸気機関を作ったのは
: 発明(1776
発明(1776)
1776)
Steam Engine by James Watt : Invention
☆リチャード・トレビシックが蒸気機関車
リチャード・トレビシックが蒸気機関車を
蒸気機関車を作ったのは
: まだ発明
まだ発明 (1802)
1802)
Steam Locomotive by Richard Trevithick : Still Invention
☆ジョージ・スティーブンソンが線路
ジョージ・スティーブンソンが線路を
線路を敷いて駅
いて駅を作り、
人や物資を
物資を輸送して
輸送して
: はじめてイノベーション (1830)
1830)
Railroad by George Stephenson : Innovation
☆中国語では
☆中国語では「創新」
では「創新」
3
蒸気機関の
蒸気機関の実用化と
実用化と蒸気機関車
アレキサンドリアのヘロン(
アレキサンドリアのヘロン(1010-70?
70?)の図
スティーブンソンの「
スティーブンソンの「ロケット号」(
ロケット号」(1829
号」(1829)
1829)
ワットの蒸気機関(
ワットの蒸気機関(17
蒸気機関(1776
1776)
76)
ペリーが幕府に献上した蒸気車の図
4
1830年にリバプールとマンチェス
ター 間56kmを結んだ鉄道は瞬く
間にヨーロッパとアメリカに広がり、
1869年にはアメリカ大陸を横断す
るに至った。
鉄道から得られた利益は鉄道会
社より、はるかに産業界に大き
かった点がイノベーションの本質
を示している。
イノベーションには新技術がポイ
ントになるケースが多く、それらの
技術が特許化されていることも事
実であるが、それらの技術を経済
活動に結びつけなければイノベー
ションとは言えない。
5
シュンペーター 「経済発展の理論」
1912-1926年
1883-1950
イノベーションについて
★新結合: 科学的に新しい発見に基づく必要はなく,商業の新しい方法も含んでいる。
★企業家の機能とリーダーシップ : 創造的破壊が起こる
★信用創造の重視 :企業家・銀行家のクラスター
イノベーションと創造的破壊の例
★馬車を何台つなげても汽車にならない
◆蒸気エンジンと多数の貨車・客車をつなぐ
・・・時間と空間の破壊
現代では
★コンピューターを何台つなげてもイノベーションにはならない
◆強力な検索エンジンとネットをつなぐ (Google)
・・・情報通信における時間と空間の破壊
イノベーション・エコシステム
2004年12月15日
全米競争力評議会 「パルミサーノ・レポート」
2. 産と学との
との対話
対話
11
学術研究と
学術研究と産業技術研究の
産業技術研究の関係
リニアーモデルと併行
リニアーモデルと併行モデル
併行モデル (丸山瑛一氏より)
【リニアーモデル】
基礎研究
応用研究
製品開発
大学
独法研究所
企業研究所
企業
【併行モデル】
製 品 開 発
基 礎 研 究
12
併行モデルの細部構造
(丸山瑛一氏より)
【製品開発】
真空管
携帯電話
結晶整流器
IC、LSI
MRI
情報機器
パソコン
電子機器
トランジスタ
計算機
ソフト
ウエア
CT
TV
ゲーム
STM
前期エレク
前期エレク
トロニクス
固体
電子論
情報
工学
計算科学 画像処理
原子
操作
原子物理学
量子力学
エレクトロ
ニクス
カオス
【基礎研究】
画像天文学
フラクタル
脳科学
13
3. 産と学における研究の特徴
14
産学官連携とは
What is Industry-Academia-Government Cooperation?
産学官連携の目的:
科学技術の研究成果を基盤とする経済・文化の活性化
Aim of Industry-Academia-Government Cooperation :
Science-Based Activation for Economy and Culture
産学官連携活動:
上記の目的を達成するための諸活動
Activity of Industry-Academia-Government Cooperation :
All Efforts to Complete the Aim
15
大学研究者の専門性に対する意識
知識の領域
自分の専
門分野と
考えている
分野の
分野の一般的知識の
一般的知識の領域
専門性の深化
専門領域
最先端の研究
A氏
B氏
16
大学の基礎的研究と産業技術化研究の係わり方
《人間の生活》
人間の生活》
社会ニーズ
楽したい、便利がいい、楽しみたい、
楽したい、便利がいい、楽しみたい、
安心したい、芸術に浸りたい、など
(製品開発)
製品化・事業化
↓↑
産業ニーズ
《産業技術化研究》
産業技術化研究》
① 目的
目的は外部から明確に与えられる
は外部から明確に与えられる
② 目的達成により研究が終了
《大学の基礎的研究》
大学の基礎的研究》
① 知的探究心により研究テーマが決まる
② ひとつ問題が解決すると
また新しいテーマが生まれる
③ 研究は自己発展的に継続し深まる
17
産学連携における
産学連携における基本的
における基本的なコンフリクト
基本的なコンフリクト
大学
産
《イノベーション》
イノベーション》
守秘義務による学生
の自由度の制限
教育
≪共同研究≫
共同研究≫
・目的は知の深化
・新しい科学の創造
・最先端技術志向
・目的は事業化
研究
研究
・ローテクあり
目的 ・ ミッション
の相違
・知的財産は
企業内で保護
・論文として公知
成果の公表
開発
利益相反
責務相反
成果を
社会へ
試作
生産
公設試験
研究機関
との連携
・特許のライセンシング?
《従来の
従来の大学の
大学の範囲を
範囲を超える》
える》
・教員の兼業
新規技術評価の困難さ
市場開発
経済的効果
・大学融合型事業
金融
・大学発ベンチャー
販売
18
4. 我が国の「現代産学官連携
「現代産学官連携」」
の流れ
19
科学技術を
科学技術を基盤とする
基盤とする産業発展
とする産業発展のための
産業発展のための法整備等(
のための法整備等(1
法整備等(1)
(USA 1980年 Bayh-Dole Act)
1995年
1995年 科学技術基本法(計画に基づく資金の確保)
科学技術基本法
ネットワーク形成
Science and Technology Basic Act
1996年
1996年 第一期科学技術基本計画(資金を伴う明確な計画:17兆円/5年)
第一期科学技術基本計画
Science and Technology Basic Plan ((1
1st Stage)
1998年
1998年 技術移転促進法(TLO法)
技術移転促進法(TLO法)
Technology Transfer Promotion Act
1999年
産業活力再生特別措置法(国の委託研究に基づく特許権を受託企業に帰属
1999年 産業活力再生特別措置法
:日本版Bayh-Dole Act)
Act on Special Measure for Industrial Revitalization
2000年
2000年 第二期科学技術基本計画(24兆円/5年)
第二期科学技術基本計画
Science and Technology Basic Plan (2
(2nd Stage)
産業技術力強化法(国立大学教官の企業役員可能)
産業技術力強化法
ベンチャー起業
Industrial Technology Enhancement Act
2001年
2001年 平沼プランー大学発ベンチャー3年1000社
Hiranuma-Plan
1000 Venture business/3 years
20
科学技術を
科学技術を基盤とする
基盤とする産業発展
とする産業発展のための
産業発展のための法整備等(
のための法整備等(2
法整備等(2)
2002年
2002年 知的財産基本法
知的財産の整備
Intellectual Property Basic Act
2003年
2003年 知的財産の
知的財産の創造、保護及び
創造、保護及び活用に
活用に関する推進計画
する推進計画
Strategic Program on the Creation, Protection and Exploitation of Intellectual Property
大学知的財産本部整備事業(5
大学知的財産本部整備事業(5年間)
Improvement of Center for Intellectual Property in University (5 years)
2004年
2004年 国立大学法人化 (大学が権利主体になる。研究成果の活用促進が大学の
業務として法律上明記)
National University → National University Corporation
2006年
第三期科学技術基本計画(25兆円/5年、人材育成・地域科学技術振興・国際化)
2006年 第三期科学技術基本計画
Science and Technology Basic Plan (3
(3rd Stage)
教育基本法改正(大学の役割=社会貢献)
教育基本法改正
イノベーション創出
Improvement of “Basic Act on Education”
2007年
2007年 イノベーション25
イノベーション25(科学技術立国を政府の方針)
25
Innovation 25 (Scientific and Technological nation)
2008年
2008年 文科省と経産省の融合による地域イノベーション政策が生まれる
Adopt a Policy for Regional Innovation with Ministry of education and Ministry of economic
21
5. これまでの
これまでの代表的
代表的な
代表的
な産学連携
スキーム
22
知的創造サイクル
知的創造サイクル
真の「知的財産立国」を実現するためには、創造、保護、活用、そしてそれらの
活動を支える卓越した人材の育成など、国民全体の参画が必要であり、それぞれ
の取組を最大限に行うことはもちろんのこと、それらを一体的、有機的な連携の下
に行うことにより、知的創造サイクルを早く大きく回すことが可能となる。
知的創造サイクル活性化のための施策を効果的に進めるためには、対象となる
知的財産の特性によって施策の重点を考えていくことが必要である。
(「知的財産推進計画
(「知的財産推進計画2005
知的財産推進計画2005」、
2005」、2005
」、2005年
2005年6月10日
10日、知的財産戦略本部)
知的財産戦略本部)
研究シーズからスタートする産学連携スキーム
出典:出川通著、「技術経営の考え方 MOTと開発ベンチャーの現場から」
北海道における
北海道における戦略的産学官連携
における戦略的産学官連携
札幌駅
法・文・教育・
教育・経済学部
農学部
北大病院
薬学部
理学部
北キャンパス エリア
医学部
遺伝子病制御研究所
(北海道大学)
工学部
歯学部
学部
低温科学研究所
獣医学部
産学連携本部
電子科学研究所
北海道立総合研究機構
地質研究所
人獣共通感染症
リサーチセンター
創成研究機構
触媒化学研究センター
触媒化学研究センター
北海道立総合研究機構
環境科学センター
環境科学センター
北海道立総合研究機構 本部
北海道立総合研究機構 工業試験場
先端生命科学研究院附属
次世代ポストゲノム
次世代ポストゲノム研究
ポストゲノム研究センター
研究センター
北海道立衛生研究所
創成研究機構
プロジェクト研究棟
シオノギ 創薬
イノベーションセンター
生物機能分子研究開発
プラットフォーム推進
プラットフォーム推進センター
推進センター
北海道産学官協働センター
(コラボほっかいどう)
創成研究機構 プロジェクト研究棟
プロジェクト研究棟
学
官
連携型起業家育成施設
北大ビジネススプリング
北海道産学官協働センター
北海道産学官協働センター
(コラボほっかいどう)
コラボほっかいどう)
生物機能分子研究開発
プラットフォーム推進
プラットフォーム推進センター
推進センター
(ノーステック財団)
シオノギ創薬
シオノギ創薬イノベーションセンター
創薬イノベーションセンター
北海道立総合研究機構
工業試験場
新規事業
創成研究機構
次世代ポストゲノム
次世代ポストゲノム
研究センター
研究センター
触媒化学研究センター
触媒化学研究センター
電子科学研究所
産
北大ビジネススプリング
北大ビジネススプリング
(中小企業基盤整備機構による
インキュベーション 施設)
25
6. ヨーロッパにおける
産学官連携組織
Organization for Industry-Academia-Government
Cooperation in Europe
26
アイルランド
27
Governmental Supported Ecosystem
Minister,
Sean Sherlock
Department of
Jobs, Enterprise and Innovation
Ambassador,
John Neary
Minister for Research & Innovation
Irish
Enterprise
World-Class
Research
Policy Analysis
And Advice
2012年10月29日アイルランド機能性食品ミッションワークショップ
の講演資料を参考にして荒磯作成
Inward
Investment
28
Teagasc 政府系の食品研究機構
MTL
3,000㎡以上の超近代的なパイロット施設
Industry)
BioScience
Technology
Moorepark Food
Mooreparkは、コーク市街から約50km
Teagasc(チャーガスク)、FHIもMoorpark内
に拠点を構え、大学の教員も出向。
研究成果の実証試験をon timeに検証できる体制
が構築されている。
29
開発研究の4つのディメンジョン (Teagasc)
4 Dimensions of RDI in the Food Sector
成果
Results
Open
Low
to
Moderate
Closed
Commercial
Deployment
リスクと
必要な
資金
Market Introduction
Risk
&
Capital need
ビジネス
価値創造と
価値創造と
競争力
Value creation
&
Competitiveness
Product Development
Applied Research
Basic Research
人類共通
Society
High
Time Horizon
>5 years
1-5 years
時間
<1 year
30
研究 VS. 開発
Research Versus Development
The R:D Split
「研究:開発」の分割
Time to product
>5 years
1-5 years
Basic Research
Applied Research
<1 year
Product Development
R&D 95:5
R&D 5:95
R&D 40:60
R&D 75:25
31
R&D 0:100
University College Cork
Eddie Hughes, EI
Prof. Gerald Fitzgerald,
PhD., D.Sc. ,UCC
Prof. Colin Hill, PhD., D.Sc. ,UCC
Dr. Sally Cudmore, APC
Teagasc
Dr. Catherine Stanton,
Teagasc
Prof. Paul Ross, PhD., D.Sc.
Teagasc
32
乳の高品質化
健康への様々な要求
Food for Health Ireland
バイオアッセイ
食品化
介入試験
要請
マーケティング
販売
スケールアップ
高機能化
FHIの
の活動:日本では
活動:日本では?
では?
農水省
文科省
農研機構
大学
厚労省
病院・
病院・保健所
文科省
大学
農水省
文科省
農研機構
大学
厚労省
病院・
病院・保健所
経産省
食品メーカー
食品メーカー
33
オランダ
地域の特色を活かし、
集中的に発展させる。
地域の成果を結集して
国家の活性化を図る。
34
~オランダ・フードバレー~
オランダ・ワーヘニンゲン
•
Food Valleyとは?
•
◆1997年にワーヘニンゲンに産学官が一体となって
世界規模の食品研究開発拠点を目指して形成
◆多数の食品研究者の育成、食品ベンチャー企業の輩出、
民間食品企業と研究機関の活発な交流を実現、世界的な
アグリフード研究拠点として成功(2010年時点で
1442食品関連企業が所在)
◆オランダの伝統的な酪農産業をベースに食品バイオテ
クノロジーを推進、ライフサイエンス、食品、健康、栄
養、農業分野で幅広く研究やビジネスを展開
◆ワーヘニンゲンURは、オランダフードバレーの中心
的(象徴的)な研究機関
•
•
•
•
•
Food Valley Officeとは?
•
◆企業主導による研究の実用化、事業化支援を目的とし
•
•
•
•
•
•
•
て2004年に組織化(ほとんどが企業からの出向)
◆企業からの会費と公的資金の援助による運営
◆主な活動は、
・企業と研究機関との共同研究支援
・中小企業に対する最新技術の提供
・外部から独自のノウハウを持つ食品企業の誘致
・新規起業の支援(ビジネスプラン・資金面)
・インフラ整備の際の政府に対するロビー活動
Dr. Bernold Kemperink
Dr. Anne Mensink
ワーヘニンゲン市内
Total Management by Food Valley Office
競争的研究
企業
Contract Research
Organization
前競争的研究
応用研究センター
応用研究センター
大学
応用研究
基礎研究
39
Wageningenn UR
Prof. Charon Zonderwan
40
8. Sep.12~19.Sep.12 欧州(アイルランド・オランダ)視察報告
3-2 特徴的な施設・組織例
~ワーヘニンゲンUR④
オランダ・ワーヘニンゲン
Supervisory Board
ワーヘニンゲンURの
組織構造
Executive Board
Concern Staff
植物科学
グループ
動物科学
グループ
Facilities & Services
農業技術・食品
グループ
環境科学
グループ
社会科学
グループ
Wageningen University
ワーヘニンゲン
インターナショナル
教
植物科学
講座
動物科学
講座
農業技術・
食品講座
環境科学
講座
社会科学
講座
育
IMARES海洋
生態研究所
Specialized Research Institutes
リ
サ
|
チ
PRI国際
植物研究所
動物科学
グループ
研究所
41
農業技術・
食品イノベー
ション研究所
Alterra
自然環境
研究所
ワーヘニンゲン
ビジネススクール
農業経済
調査研究所
RIKLT食品
安全研究所
ワーヘニンゲンの戦略
ワーヘニンゲンの戦略
研究拠点の形成
1876:農業学校設立
1916:高等教育機関となる→ワーヘニンゲン大学(公立)の前身
1997:ワーヘニンゲン食品科学センター(科学とビジネスの出会い)
1997:ワーヘニンゲン農業大学とオランダ農業省農業研究所(DLO)が合併
1998:ワーヘニンゲンURC(University & Research Center)設立
ワーヘニンゲン大学 : U, DLO : RC
2002:国際ニュートリゲノミクス学会設立
2004:NuGO (The European Nutrigenomics Organization) 設立
EUからの支援を受け,活動をヨーロッパ全域に広げる
メタボリックシンドロームの克服をターゲット
産業研究機関・RD企業の集積
TNO(オランダ応用科学研究機構)
NIZO(食品研究所;1948年オランダ酪農連合により設立)
DSM(ライフサイエンス企業)
世界の企業とネットワーク化
1500社を超える。ネットワークの周辺では自発的にネットワークが拡大。
ネットワークに入っているだけで信用が増す。
42
Fly UP