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補助教材の作成・選定・評価方法に関する県民意識アンケート調査結果

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補助教材の作成・選定・評価方法に関する県民意識アンケート調査結果
資料4
補助教材の作成・選定・評価方法に関する県民意識アンケート調査結果
Q.本県における補助教材の作成・販売方法について、お気付きになったことや感じたことなど
を自由に御記入ください。
出版文化会の教材研究、教材づくり
・本県の児童生徒の実態を良く知る、実際に授業を行っている教員が教材を執筆している一番よい方法
だと思う。
・組織の問題は改善すべき点もあると思いますが、内容については現場の実情を踏まえて、より良い内
容にしていただきたいと思います。
・現場教員が参加する全国に類を見ない特徴ある取り組みから、永年静岡県の小中学校で支持されてき
た実績は高く評価されるべきである。
・他の学年でも地域の事を勉強したい人もいると思うので、教材を製品化しておけば、いろんな人の勉
強になっていいと思う。
・現職教職員が教材を作成して補助教材として使用しているのに、静岡県は特に国語のレベルが低いの
はどうしてか!もう少し作成する時点で考慮する必要があるのではないか!
・小学生の時期に地域の歴史、文化等々の勉強は必要と思います。当地では、自治会が毎年ラリー方式
で行っています。
・他の出版社ではできないことを実施するのは評価できる。ただし、そうした県に根ざした活動と教材
の優秀さとは別問題ではないかと思う。
・本県独自の補助教材の作成は必要なのか。
・補助教材への要望事項があれば、補助教材作成会社へ働きかければ良いのではないか。要望事項の優
位性を納得させる必要はあるが。
・補助教材を必要としている学校があれば、多少にかかわらず作成販売してほしい。
民間による教材製作
・教材はプロ集団に任せては。
・基本的に民間に委ねることが可能と思われる。
・もっと民間企業の参入を促進すべき。
・販売目的が補助教材のみであれば、営利を考えず官公庁内組織とすべきである。むしろ、民間へ移行
して、他の教育関連販売と同時運用した方が合理的ではないか。補助教材も専門的なものになり、本
来、教員が個々に作成していたものが、複雑に高度になって、補助よりも教材のように感じられる。
・報酬を得ないでこのような作業に関わる人はいますか? 疑問です。作成に当たっては、予備校等の人
材をつかってもよいのではないでしょうか。教材の単価が高くなってしまう可能性はありますが。
地区学生協
・保護者と教職員の組合員により構成されている消費生活協働組合で運営されているので望ましい。
・教員が教材の内容について考えるのは良いが、販売まで関与するのはどういうものかと思います。
・販売について、学生協を通すことによりコスト面でどうであるか。一方、小口配送等、利便性も考慮
しなければならないのであり、県民に等しく教育の機会均等が必要であることから、現状で現在の販
売方法はベターと思います。
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・地区学生協が少ないニーズにも対応し、利益にならない部分で地域貢献しているのだと分かった。し
かし、地域と密接であるが故に、他の民間教材出版社や販売店の入る余地がなくなってしまえば、競
争による向上は失われるため、学生協と民間が対等な立場で販売活動を行える体制作りが必要だと感
じた。
・競争業者がいない組織構成になっているため、他業者が入ることができません。競争できる業者を他
からも導入した方が良いではないか。
・学生協の利点について不明である。流通機関が発達しているので全く必要ない。中間機関と判断され
る。存在するならば、公立の教育機関と離れた民間機関とすべきと思う。
・ネット販売導入を強く希望します。
・地区学生協に行けば、学校で使用する物品が揃っているので、便利という保護者がほとんどです。販
売は有無もなく注文票が届くようです。強制的に買わされる物と、どちらでもよい物とが表示してあ
る注文票が。
本県独自の補助教材作成・販売の仕組み
・良い仕組みであると思います。
・教育出版社及び地区学生協は、教育の質を担保していく一助となっていると思います、連携を大切に
しつつも客観性、公平性に基づいて運営してほしいです。
・いろいろと仕組みがあることに驚きました。どんどん良くなっていってもおかしくないですね。
・教材作成の方法や販売方法は大変良いことだと思いました。ただ、競争原理が忘れられているように
も感じます。先生の為の、OBの為の組織になっていませんか。以前、学校給食のお米の販売につい
て、教員OBが仕入れを牛耳っていて参入できないという話を聞いたことがあります。本当かどうか
は分かりませんが。組織や方法も改革が必要だと思います。
・今後も同じ販売方法でいいと思います。しかし、全国最下位の衝撃は大変なものでした。よりタイム
リーに現状反映をし、より良い補助教材を作っていただきたいと思います。
・成績が悪いことと教材の間に直接の因果関係はないが、公共部門の物品の調達方式としてありえない。
・ここまで続けた事には御苦労さんと言いたいが、現実を知ると一部でも大至急改めねばと感じます。
教育界をアンタッチャブルにしないでください。
「本県の児童生徒の実態を良く知る、実際に授業を行
っている教員が教材を執筆」は教育界の悪しき伝統。いい加減にしてもらいたい。もはや「戦後」と
いう言葉は不要です。
・人に教えることは大変に難しい、結局教師の資質です、これを保つようにしてあげるのが政を行う方
たちの仕事です。問 1∼11 にあるように今までリフォームしてこなかったのは残念です。時代に沿う
ように静岡らしい教育の資料づくりを願います。司馬遼太郎さんは現地へ足を運びましたね。教材で
もそのような感動を出せたらすばらしいでしょうね。現地を知っていたらその子どもの人生が変わる
こともあるでしょう。
・補助教材の重要性は理解しますが、その教材の選定方法等と販売するということとは別の意味を持ち
ます。販売にはより公平、公正なルール作りが必要ではないでしょうか。
・個別対応に存在意義を見出しているようだが必要性を感じない。
・極めて古典的な出版業を維持しようとしている。地域の細かい情報も含めてネット上にあふれている
のだから、それをどう上手に先生が子供達に伝えることができるかを教えるべきだと思う。
・閉鎖的、固定的な教材事業に陥っているのではないかと危惧される。将来に向けての発展的な改善を
期待します。
・私は教育委員会や教育出版社、地区学生協等あまり馴染みがなくその内容も判断つかない団体なので
自分の感じたことを率直に記述しました。これらの組織は実に深く検討することを要請します。学生
のためのより良い義務教育ができるように改革すべきものは改革してください。
2
・戦後の混乱期の設立思想が今に生きているのか不思議である。教材の作成出版、販売に係るうち、教
育の原点から離れ、教材制作会社、出版社からのバックマージン(助成金や株式配当)が必要な組織
となり本末転倒の教育になっている。作成や販売に係ることは、子供に教育にマイナスは有ってもプ
ラスにはならない。早急に係りを断つべきである。
・出版文化会、教育出版社、地区学生協有りきではなく、
「なし」を前提にシステムを検討してほしい。
これらの組織は教育互助会のようで志しが有る方も居ると思うが、一般的には癒着システムにしか見
えない。志しの有る OB の方には誤解のない無報酬のボランティア機会を提供し、他からの感謝を得ら
れるようにしてあげるべきである。
・教材研究に教員の参加は不可欠と考えますが、その成果を 1 社が販売することに大きい問題がある。
その成果をオープンに全社に公開して、各社がそれを参考にすれば良いのではないか。静岡教育出版
社の存在意味がわからない。一切手を切るべき。学生協もいらない。民間で十分対応できる。天下り
先を作るな。
・双方が協力してレベルの高い教育を目指していくのは誰も反対しないのだが、一大教育ビジネスとし
て形成してしまう恐れがある。
・いずれも創立の頃と現代では役割が違ってきていると思う。今はもう必要かどうか。他との競争も必
要なのでは。
・創立当初は本当に必要だったと思うが、情勢が変わっています。今は民間業者が努力していると思い
ます。
・古いシステムがいまだに生きているような感じがする
・出文の創立当時より今の教師はもっともっと仕事量が増えていると思う、教師の意見はたくさん反映
されるべきだが、執筆する時間はないはず、今のままの作成・販売方法では色々な面で癒着している
と思われても仕方がない、改革を期待します。
・説明を見る限り、業者との癒着にしか読み取れない。
・癒着を疑われても仕方がない。透明性、公平性を高めていただきたい。
・教材を自分たちで作りたいとの考えで設立された出版会が、公務員のアルバイト先として見られる時
代にそぐわないものになってしまった感がする。教員を公務員の枠でがちがちに縛るのはいかがなも
のかとも思う。生徒のためを思うことと両立する道はないのか。仕事をして対価を得るのは当然と思
えるし・・・学生協の独占には以前納得のいかないものがあった。学校内の販売部が廃止される中、近く
の商店で取り扱ってほしいとお願いに行ったら学生協の独占によりできないとの返事。今の時代に全
くそぐわないものとなっていると思う。インターネット販売等の利便性を高めてほしい。また、協力
してくれる商店での販売も可能にしてほしいものだ。どちらも癒着、天下り団体となりかねないのが
気になる。全国最下位というのは競争原理の働かない補助教材のせいなのですか。
・学生の学力アップに最善を尽くすことができる公正なシステムに改革する必要があると思いました。
・3 団体の関係性の強さがメリットになっている点として「地域に結びついている」ということがあげ
られると思います。ですが、この関係だと他の出版社が入る所はないのですが、その点についてはよ
いのでしょうか。
・地域でばらばらに対応して非効率になっていそうに感じる。出版体制は人口動態による予測も交えな
がらメリハリを付けた組織見直しが必要ではないか。受注、販売はシステムとしては共通化できるは
ずなので、県全体でまとめつつ、内容は地域別が望ましいと感じる。現状の体制はどちらかと言うと
逆になっているのでは。
・静岡県出版文化会の設立趣旨にのっとり、教育委員会で方法を検討してもらいたい。
3
その他
・補助教材が 1 社に片寄らないよう、様々な教材を取り寄せ、数人で決定するのではなく全ての教員が
見て検討して、無記名で結果を出し上部に報告するなどしたらどうだろうか。補助教材作成に係わり
裏で金が動くことが一番恐いことだ。賢明な人たちの組織であることから、硬直した考え方、組織に
ならないように切に望む。
・教科書と同様に複数の補助教材を比較検討して使用できないか。
・各学校で教材を注文する際、教材を発行する出版社に注文する。
(癒着を防ぐため、担当者、期限を定
める)
・どのように編集され、どのように販売されたかよりも、どう必要なのか、どう効果があるのか、どの
ように使われたのかが重要。 学力がいかに上がるか そこが問題。
・どこの県も過疎化に頭を悩ましているようですが、未来を担っていく子ども達のために大人が良い方
向に向け進めていくしかないのでは。
・各問でそれぞれに意見を書きましたが、何か問題が起こらないと県民にはこういうルート1つ1つで
さえ知るすべはありません。でも本来は、こういう分野はそれぞれのプロが、その道の目的者(教育
なら子供、医療なら病人、介護なら悪い意味ではなく弱者)のために最善を尽くしているという信頼
が前提で成り立っています。親が教材に口をはさむ必要性など無いはずです。はさんだところで無意
味なことです。そういうことが不要であることを親は望んでいるだけです。
・目的「何のために補助教材を使うのか」を考える。その点が失う事のないようにしてほしい。PTA、
父兄の関与(OB,OGの立場として)ももう少し強めたらどうでしょうか?
・教職員は多忙のことと存じておりますが、教職に就いたのは自分であるし、意志を持って報酬ばかり
の目的でなく子どもたちの笑顔を喜びとしてほしい。
・資料はすばらしい、絵に画いた餅にならないように、天才の愚作に終わらないように。
・どんなよい資料を作成しても、その通り実施しなければ。結果は!
・教員は教職に専任し、日々の学校教育、生徒指導に専念。
・他県の実施内容を参考にされては。
・今の子どもたちは、本当に恵まれて学ぶ条件が十分整って幸せです、そのバックアップに答えていく
のも子どもたちですね。
・出版、編集に携わる人の選び方、出版のコスト問題など難しいこともあると思うが、県予算の中で占
める補助教材費は微々たるものだと思う。教育の大切さを考えて人材育成のためにもよりよい方法に
なるように。
・一部の校長にあることですが、校長先生がどのくらい偉い人かは私たちにはわかりませんが、生徒に
対して接する時の話し方が悪い校長もなかにはいるようで、生徒を人間扱いしていないような校長も
いるようでとても残念なことです。
・本件は本県ならではの仕組みの上に立って活動されており、故に問題があれば自助努力も考えたい。
・教育出版社だけがという印象が強く出ている感じを排除する必要はあると思う。
・古い体制のままで、学力低下になったのであれば、変えて行けばいいと思う。教材に見合った資料等
はよいと思うが、それだけでは足りない気もする。テストやドリルなど、学校の物と本屋さんにある
物と本屋さんにある物を子供にやらせたら話にならなかった。学校で使っている物はできるが、他の
ドリルはわからないらしい。
・現行の要領で良い。
・H26.12.25 静岡新聞朝刊に載っていました「民間団体が資金を提供」と。業者との癒着問題が大事に
ならなければよいが。やっぱりという感が強い。
・塾があちこちに出来ていることから、学校での教材と塾の教材の選定の違いがあるのか、教師の教え
ることの能力差があるのか気になる。
・へき地だけでなく、もっと他の地域にも目を向けるべきだと思う。
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・少子化が進み、学力低下も危ぶまれ、不安な昨年度でしたが、今までのシステム以上の工夫、改善で
学力向上が認められるのならば、その点を改良点として上げていくべきと思います。教材の内容はど
うだったのでしょうか。何が変わり、学力向上につながったのでしょうか?その点を含め、見直さな
ければと思います。教員の意識、子供達の意識の改善で変わったのであれば、家庭で出来ることは何
なのでしょうか?
・教育にお金がかかるのは当然だが、教育は国家の大計であると思います、国費をもっとかけて教育に
できる限り無料で平等に受けられるようにさらに政府、国家などに働きかけをしてほしいと思ってい
ます。教育界はもっと強い発言力を持ってもいいのでは。政府や国は、基本的な考え方をもう少し未
来のため、子どもたちのために大きく舵を切ってもいいのではと思います。今の予算配分はまだまだ
経済中心のような気がします。
・静岡教育出版社から校長会へ助成金が出ていますが何の助成ですか。助成金の分は価格を下げたい。
教員の研究会に時間が必要ではないでしょうか(延時間)。
・教材の価格はどのように決めているのか。
・良いことなのか悪いことなのかは歴史的経緯を知らないので分かりませんが、独占的なシェアには驚
きました。
・学ぶべきは平等なので、過疎の地域で大きな負担があっても大切にしてほしいです(一緒ぐらい力を入
れてください)。
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