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2013年3月期 - 安川情報システム株式会社

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2013年3月期 - 安川情報システム株式会社
株主のみなさまへ
2013 年 3 月期 vol.20
2012 年 3 月 21日 ∼ 2013 年 3 月 20 日
福岡県北九州市八幡西区東王子町 5 番 15 号 〒806-0037
TEL.093-622-6111(代) FAX.093-622-6121
5-15, Higashioji, Yahatanishi-ku, Kitakyushu, Fukuoka 806-0037, JAPAN
PHONE. +81-93-622-6111 FAX. +81-93-622-6121
13F.4XP.YOB
証券コード:2354
連結業績ハイライト
ごあいさつ
当連結会計年度における我が国経済は、年度末にかけて円安・株高が進行するなど景況感に改善の動きが見え
ましたが、欧州債務問題等による海外経済減速やデフレ長期化の影響から先行き不透明な状況が継続しました。
情報サービス業界でも、スマートフォンの普及等による通信分野での投資拡大や非製造業分野での情報関連
投資に改善傾向が見受けられましたが、製造業分野では先行き不透明な状況から情報関連投資には慎重な動きが
株主のみなさまには、平素より格別のご高配を賜り、
誠にありがとうございます。
さて、2012 年度は東日本大震災からの復旧・復興
需要に本格化の動きが出てきましたが、欧州債務問題
等による海外経済減速やデフレ長期化といったマイナス
強く残っていました。
の力により景気停滞感が強く、先行き不透明な状況が
このような環境の中で当社グループは、2010 年度から 2012 年度までの中期経営計画「Renovate21( 革新 21)」
続きました。しかしながら、昨年末からの新政権による
の最終年度として、顧客価値の追求と成長分野への集中によって事業成長を図るとともに、徹底したコスト構造
経済施策への期待から円安・株高が進行し、改善の
改革により安定した黒字体質の確保に努めてまいりました。
動きが見られます。
黒字を継続できたものの、繰越利益剰余金が欠損状況であることから、期末配当金は無配とさせていただきました。
情報サービス業界では、スマートフォン等のモバイル
関連市場が拡大しており、非製造業分野の情報化投資
科目(単位:百万円)
2011 年 3 月期
2012 年 3 月期
2013 年 3 月期
で改善傾向が見受けられましたが、市場全体は低成長
代表取締役社長
であり、先行き不透明な状況は続いています。
清水 喜文
受注高
12,275
11,842
13,940
売上高
12,063
11,516
12,862
営業損益
△424
106
87
経常損益
△296
241
159
当期純損益
△456
151
92
△25.37
8.40
5.14
顧客価値の追求を図るとともに、医療、環境、通信等
企業としての「Renaissance」は単なる再生ではなく
純資産額
2,855
3,012
3,118
の成長・新規分野において受注獲得の加速を図って
「強く生まれ変わること」だと考え、これからの 3 ヵ年に
総資産額
7,774
7,929
8,907
まいりました。その結果、M2M(Machine to Machine)
つきましては、新しい市場や技術といった環境の変化
157.85
166.54
172.49
や環境分野での案件増加が顕著になるとともに、機器
に対して盤石な経営基盤を確立し、攻めの姿勢で臨み
36.5
37.8
34.9
向けソフト開発やソリューションを提供する医療分野に
ます。
1 株当たり当期純損益金額:円
1 株当たり純資産額:円
自己資本比率:%
自己資本当期純利益率(ROE):%
年間配当金(うち中間配当金)
△14.9
ー円(ー円)
5.2
ー円(ー円)
(注)△は損失を示します。
3.0
ー円(ー円)
このような厳しい環境の中で当社グループは、2010
年度から 2012 年度までの中期経営計画「Renovate21
当社グループはこれまでの経験を教訓とし、新たに
( 革新 21)」の最終年度として、事業成長と安定した黒字
2013 年 度 から 2015 年 度 ま で の 新 中 期 経 営 計 画
体質の確保に努めてきました。特に、既存顧客への
「Renaissance21(ルネッサンス 21)
」を策定しました。
多面的な深耕開拓や新規顧客への積極的な提案により、
「Renaissance」には「再生」という意味がありますが、
おいても新規顧客や新規拠点開拓を図ることができ、
大口案件の受注獲得もできました。その一方で、全事業
の採算性を徹底的に追求するとともに、コスト構造を
効率化、固定費の圧縮等により事業基盤を固め、成長
抜本的に見直すことによって黒字定着を図っております。
プランを確実なものにしてまいります。特に、これまで
今後の情報サービス業界は、スマートフォン等のモバ
イル端末の普及により、クライアント/サーバー技術
目次
ごあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
連結決算報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
事業別の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
個別決算報告 ・・・・・
・・・・・・・・・・11
トピックス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
会社プロフィール ・・
・・・・・・・・・・12
過去 5 カ年の業績推移 ・・・・・・・・ 4
株主情報 ・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・13
中期経営計画 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
今年度は新中期経営計画のスタートの年として、事業
構造改革に基づく戦略事業の強力な推進、間接業務の
に築きあげてきたお客様との関係を強固なものとし、
お客様のニーズに応える新たなビジネスや新たな拠点
を利用するプラットフォームからクラウド、ビッグデータ、
が事業の柱となるよう積極的に展開してまいります。
モバイル、ソーシャル技術を利用する新たなプラット
また、今回の新中期経営計画では、当社グループを
フォームへのシフトが一段と進むと予想されます。しかし
ながら、IT 市 場 の 全 体 の 成 長 率は依 然として低く、
新市場や新技術に対する競争は激化するものと思われ
ます。
支える組織や人材の強化にも注力し、全社一丸となって
「Renaissance21」に取り組む所存です。
株主のみなさまにおかれましては、今後ともご指導、
ご支援のほどよろしくお願い申しあげます。
1
事業別の概況
トピックス
2012 年 3 月期
2013 年 3 月期
ビジネス・ソリューション事業
4,974
5,176
組込制御ソリューション事業
3,091
2,989
事業(単位:百万円)
医療・公益ソリューション事業
1,313
1,347
プロダクト事業
2,136
3,349
11,516
12,862
日本国内の遠隔監視・制御を CDMA 1X で実現
CDMA 1X パケット通信アダプタ「MMLink-1X」販売開始
機器の「見える化」を実現するモバイル通信網を
開始しています。
使った遠隔監視ソリューション「ワイヤレス M2M
この度、国内向けにKDDI通信モジュールを搭載し、
サービス」において、既に海外向け GSM 回線に対応
遠隔操作・制御を CDMA 1X で実現した「MMLink-1X」
したグローバル通信アダプタ「MMLink-G」の提供を
の製造、販売を開始しました。
特長
連結売上高合計
LAN、RS-232C のインタフェ−ス対応で、同インタ
フェース搭載機器の稼働状況を一元管理
ビジネス・ソリューション事業
当事業では、非製造業分野向けのシステム構築や
ソリューション等の新規案件獲得、
(株)安川電機の
IT インフラ整備・更新の継続案件がありましたが、
移動体通信事業者向けシステム構築は減少し、ERP
ソリューション構築も開発案件の一巡により減少し
ました。
その結果、受注高は 52 億 43 百万円(前連結会計
年度比 0.6% 減)となり、売上高は 51 億 76 百万円(同
4.1% 増)となりました。
組込制御ソリューション事業
当事業では、医療機器や住宅設備向け組込ソフト
開発の需要は堅調に推移し、環境・エネルギー分野
向け等の監視システムの需要増もありましたが、倉庫
物流システムやメカトロ機器向け制御ソフト、産業
機器向け組込ソフトは前年度に比べ減少しました。
その結果、受注高は 33 億 25 百万円(前連結会計
年度比 12.0% 増)となり、売上高は 29 億 89 百万円
(同 3.3% 減)となりました。
携帯電話 au ネットワークにより、固定回線を敷設
することなく広範囲なエリアで利用可能
電源を入れるだけでかんたん回線開通(自動 OTA 機能)
GPS 機能により車・人・モノの位置情報を管理
地震速報通知機能で地震被害の最小化を支援
当社が提案したビジネスモデルが
お客様の 2012 年度グッドデザイン賞の受賞をサポート
「グッドデザイン賞」は「私たちの暮らしと産業、
そして社会全体を豊かにする“よいデザイン”
」を顕彰
医療・公益ソリューション事業
当事業では、医療機関向けソリューションサービス
は大型システム構築案件の受注獲得があり、健康保険
の保険者向けサービスも堅調に推移しました。また、
自治体向け情報通信基盤構築も大口案件の獲得により
堅調に推移しました。
その結果、受注高は 17 億 24 百万円(前連結会計
年度比 34.9% 増)となり、売上高は 13 億 47 百万円
(同 2.6% 増)となりました。
プロダクト事業
当事業では、インターネット・セキュリティ関連
製品は大口案件の獲得により堅調に推移し、情報機器
分 野 で は M2M(Machine to Machine)用 途 の 通 信
機器端末の製品拡充による案件増もあり、前年度に
比べ大幅に増加しました。
その結果、受注高は 36 億 47 百万円(前連結会計
年度比 57.2% 増)となり、売上高は 33 億 49 百万円
(同 56.7% 増)となりました。
する制度で、受賞したデザインには「グッドデザイン
マーク(Gマーク)」をつけることが認められます。
2012 年度グッドデザイン賞を受賞した(株)日本
「グッドデザイン賞」とは
公益財団法人日本デザイン振興会が主催
する、総合的なデザインの推奨制度です。
家電やクルマなどの工業製品から、住宅や
医事保険教育協会様は保険者(健康保険組合や自治体)
建築物、各種のサービスやソフトウェア、
のレセプト点検を主務とされており、当社が協業を
パブリックリレーションや地域づくりなど
進めてきたお客様です。対象となった同社様の医療
のコミュニケーション、ビジネスモデルや
適正化サービスに、当社の IT 技術が採用されています。
研究開発など、有形無形を問わず、人によっ
直面する医療費削減の業務から、保健指導という直接
て生み出されるあらゆるものや活動を対象
被保険者へのアプローチを伴う業務にシフトした
ことで、長期的かつ巨視的な視点で医療費適正化を
捉えたことなどが評価され、今回の受賞となりました。
「グッドデザイン賞」の受賞は、今後お客様並びに
としています。
出典:公益財団法人日本デザイン振興会
ホームページ
(http://www.g-mark.org/)
協業する当社のビジネス機会の増加に寄与するものと
思われます。
2
3
過去 5 カ年の業績推移
売上高
(百万円)
20,000
収益性
17,624
(9,172)
15,000
13,357
(6,282)
12,862
12,063
11,516 (6,423)
(5,848) (5,641)
営業損益
10
7.4
5
5.8
10,000
0
5,000
-5
売上高
(うち第 2 四半期累計)
(%)
0
自己資本当期純利益率(ROE)
2008
2009
2010
2011
2012 (年度)
資産状況
(百万円)
1,000
-10
総資産経常利益率
営業損益
経常損益
-500
△14.9
2009.3
9,024
△289
△424
(△168) (△535)
106
(10)
2010.3
2011.3
2012.3 2013.3
10,000
87
(3,703)
7,917
7,774
7,929
(3,316) (2,855) (3,012)
8,907
(3,118)
(40)
5,000
総資産
2008
2009
2010
2011
2012 (年度)
524
(326)
500
(うち純資産)
安定性
(流動比率・当座比率)
(百万円)
1,000
△3.8
△4.8
15,000
532
0
(うち第 2 四半期累計)
△3.2
3.0
1.9
(百万円)
(331)
500
5.2
3.1
△269
△296
(△169) (△469)
241
(89)
0
(%)
2009.3 2010.3 2011.3 2012.3 2013.3
191.3
200
153.8
159
(80)
207.7
181.6
174.4
151.6
198.2
199.0
156.8
155.1
100
0
経常損益
(うち第 2 四半期累計)
当期純損益
-500
(百万円)
300
流動比率
2008
2009
2010
270
151
(65)
4
92
(57)
△168
△456
(△100) (△385)
100
(うち第 2 四半期累計)
2012 (年度)
(178)
200
当期純損益
2011
当座比率
キャッシュ・フロー
対有利子負債比率(倍)
有利子負債/営業活動によるキャッシュ・フロー
0
(倍)
8
6
0
4
2
2008
2009
2010
2011
2012 (年度)
第 2 四半期 年度
(注)2009年度及び2010年第2四半期は
有利子負債がないため記載しておりません。
10
-100
-200
2009.3 2010.3 2011.3 2012.3 2013.3
0
1.7 −
− 0.0
0.0 0.0
0.0 0.1
2009
2010
2011
2012 (年度)
0.4 0.2
2008
5
ル ネッサ ン ス
中期経営計画「 Renaissance 21 」
( 2013 ∼ 2015 )
2010∼2012 年度の中期経営計画「Renovate21(革新 21)」の努力によって、いくつかの新しいビジネスの
芽が生まれ、実際のビジネスとして案件の発掘、取り組み事例も進行しつつあります。
当社グループの属する情報サービス業界では、製造業を中心とした国内企業の海外進出・グローバル化を
支援するシステムの需要が広がっているほか、スマートフォンやモバイル端末、ビッグデータ、クラウド、ソー
シャル技術といった新技術への変化が加速しています。また、環境エネルギーや高齢化に伴う医療システム等、
社会インフラへの IT 需要拡大が見込まれます。しかしながら、国内 IT サービス市場は低成長時代と言われており、
今後も市場の飛躍的な成長は期待できません。
このような状況下において当社は、安定的黒字の確保、成長への投資、株主・社員への還元ができるように変革
を進めていく必要があります。当社グループは、前中期経営計画「Renovate21」で生まれた新しいビジネスの
芽を大きく育て、今後の事業の礎を築き、盤石な経営基盤とするため、新中期経営計画「Renaissance21(ルネッ
サンス 21)」を策定しました。
基本方針
お客様の経営課題、社会的課題の解決に貢献する IT パートナー企業への事業構造改革と、高収益体質への転換
により、事業の再生と成長を実現する。
方針 1
前中期経営計画「Renovate21」基本方針に基づく事業構造改革の実現
方針 2
高収益体質への転換
方針 3
事業変革を支える人材の強化と組織の活性化(「人材」から「人財」へ)
主要施策
方針 1 前中期経営計画「Renovate21」基本方針に基づく事業構造改革の実現
1 顧客パートナー戦略による付加価値の向上とコア事業の安定確保
高いリピート率が期待される主要拠点顧客や市場で一定のシェアを確保しているビジネス等、現在の事業の
柱を「コア事業」と位置付け、コア事業による安定した売上の確保を図ります。
お客様への提案においては、要求仕様に対する見積・提案に留まらず、お客様の戦略・課題、潜在ニーズを
方針 2 高収益体質への転換
1 情報化とプロセス改善による業務の効率化
収益性の改善を図るためには、付帯業務を効率化し、会社全体で間接コストを低減していく必要があります。
新中期経営計画では、必要な情報化投資を計画的に行いながら、仕組み・プロセスを改善化し、効率化によって
間接業務の無駄や工数の削減を図ります。
理解し、これまでの経験・ノウハウを活かして課題解決を支援する積極的な提案を行うとともに、魅力品質と
CS(顧客満足度)の向上により顧客パートナーとしての地位を確立し、インシェアを拡大していきます。
2 ソリューションによる成長事業の拡大
2 プロジェクト・コストの低減
直接業務においても、見積・計画精度を高め、計画どおりにプロジェクトを遂行していくことで、不採算オーダ
をなくし、オーダの採算性を高めていきます。
市場において共通する経営課題、社会的問題に着目し、これらを重点分野として付加価値のあるソリューション
新中期経営計画では、重要オーダに対するPMO(Project Management Office)機能の設置・強化や、プロジェ
を開発・提案し、ビジネスを拡大していきます。特に、当社の得意分野である制御技術を活かしたシステム構築
クトを成功裡に遂行するための KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)導入により、プロジェクト
や 30 年の経験をもつ医療分野の強化を図ります。
の管理を強化し、プロジェクト・コストを低減します。
ソリューションの開発においては、受託主体のビジネスから脱却し、企画・設計・構築・保守・運用まで一貫
した提案とエンジニアリング、業種・機能特化のクラウド・サービス型のビジネスモデルへ転換することで、
事業拡大時の採算性向上を図ります。
3 知識集約型へのビジネスモデル変革による採算性の向上
成長事業や特定業種において、共通する機能を製品またはサービスとして開発・提供し、付加価値向上に
努めるとともに、お客様の要求に合わせたカスタマイズ、導入支援、保守などの付帯ビジネスによって売上の
最大化を図ります。
方針 3 事業変革を支える人材の強化と組織の活性化(「人材」から「人財」へ)
1 事業ごとに目指すべき人材像の明確化・人材育成の強化
方針 1 に掲げるビジネスモデルの変革や方針 2 に掲げる高収益体質への転換に必要な自律型人材の育成を
図ります。特に、提案力・エンジニアリング力・企画力など、事業ごとに目指すべき人材像を明確にし、目標
管理と連動した具体的な育成計画によって、事業の実現に必要な人材・スキルを育成・強化します。
2 人事制度の適正化による適材適所の人材活用
人材の育成と合わせて、人事制度及び運用の適正化によって、適正処遇・適材適所を実現するための仕組み
を確立し、人材ギャップの解消と組織力の強化を図ります。
6
7
連結決算報告
(連結貸借対照表・連結損益計算書・連結株主資本等変動計算書)
連結貸借対照表(平成 25 年 3 月 20 日現在)
連結株主資本等変動計算書(自 平成 24 年 3 月 21 日 至 平成 25 年 3 月 20 日)
(単位:百万円)
資 産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
商品及び製品
仕掛品
原材料及び貯蔵品
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
土地
その他
無形固定資産
リース資産
ソフトウェア
その他
投資その他の資産
投資有価証券
前払年金費用
繰延税金資産
その他
資産合計
金 額
5 , 735
1 , 543
2 , 928
40
622
11
449
141
△1
3 , 172
694
240
0
393
59
141
2
104
33
2 , 336
77
1 , 674
417
167
8 , 907
(単位:百万円)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金
リース債務
未払金
未払費用
未払法人税等
役員賞与引当金
その他
固定負債
リース債務
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
長期未払金
その他
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
少数株主持分
純資産合計
負債純資産合計
2 , 882
361
1
1 , 018
1 , 019
136
0
344
2 , 907
1
2 , 265
22
546
71
5 , 789
金 額
3 , 073
664
318
2 , 091
△0
31
31
13
3 , 118
8 , 907
連結損益計算書(自 平成 24 年 3 月 21 日 至 平成 25 年 3 月 20 日)
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
受取利息
受取配当金
雇用助成金・奨励金
その他
営業外費用
支払利息
売上債権売却損
売上割引
その他
8
(単位:百万円)
(単位:百万円)
金 額
金 額
12 , 862
10 , 618
2 , 243
2 , 155
87
76
0
1
72
1
4
0
2
1
0
経常利益
特別利益
退職給付制度改定益
特別損失
固定資産除却損
投資有価証券評価損
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
少数株主損益調整前当期純利益
少数株主損失
当期純利益
(単位:百万円)
株主資本
金 額
資本金
平成 24 年 3 月 21 日残高
資本剰余金
利益剰余金
318
1 , 999
664
自己株式
△0
株主資本合計
2 , 980
連結会計年度中の変動額
92
当期純利益
92
株主資本以外の項目の連結会計年度中の変動額(純額)
連結会計年度中の変動額合計
平成 25 年 3 月 20 日残高
―
―
664
318
92
2 , 091
―
△0
92
3 , 073
(単位:百万円)
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
平成 24 年 3 月 21 日残高
その他の包括利益累計額合計
少数株主持分
16
16
14
14
14
31
14
14
31
△1
純資産合計
3 , 012
連結会計年度中の変動額
当期純利益
株主資本以外の項目の連結会計年度中の変動額(純額)
連結会計年度中の変動額合計
平成 25 年 3 月 20 日残高
△1
13
92
12
105
3 , 118
財政状態の分析
① 資産の状況
当連結会計年度末の流動資産は 57 億 35 百万円(前連結会計年度末比 4 億 64 百万円増)となりました。これは、主として受取
手形及び売掛金が 3 億 57 百万円増加したこと、繰延税金資産が 82 百万円増加したこと等によるものです。
固定資産は 31 億 72 百万円(同 5 億 14 百万円増)となりました。これは、主として前払年金費用の増加等により投資その他の
資産が 5 億 45 百万円増加したこと、無形固定資産が 29 百万円減少したこと等によるものです。
この結果、資産合計は 89 億7百万円(同 9 億 78 百万円増)となりました。
② 負債の状況
159
26
26
6
2
3
180
133
△ 43
89
91
△1
92
当連結会計年度末の流動負債は 28 億 82 百万円(前連結会計年度末比 2 億 22 百万円増)となりました。これは、主として未払金
が 3 億 75 百万円増加したこと、未払法人税等が 1 億 15 百万円増加したこと、未払費用が 2 億 34 百万円減少したこと等による
ものです。
固定負債は 29 億7百万円(同 6 億 50 百万円増)となりました。これは、主として長期未払金が 5 億 46 百万円増加したこと等に
よるものです。
この結果、負債合計は 57 億 89 百万円(同 8 億 73 百万円増)となりました。
③ 純資産の状況
当連結会計年度末の純資産合計は 31 億 18 百万円(前連結会計年度末比 1 億 5 百万円増)となりました。これは、主として利益
剰余金が 92 百万円増加したこと等によるものです。
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連結決算報告
個別決算報告
(連結キャッシュ・フロー計算書)
(貸借対照表・損益計算書)
連結キャッシュ・フロー計算書(自 平成 24 年 3 月 21 日 至 平成 25 年 3 月 20 日)
(単位:百万円)
金 額
金 額
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
減価償却費
貸倒引当金の増減額(△は減少)
前払年金費用の増減額(△は増加)
退職給付引当金の増減額(△は減少)
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)
受取利息及び受取配当金
支払利息
固定資産除却損
投資有価証券評価損益(△は益)
売上債権の増減額(△は増加)
たな卸資産の増減額(△は増加)
仕入債務の増減額(△は減少)
未払金の増減額(△は減少)
未払費用の増減額(△は減少)
未払消費税等の増減額(△は減少)
長期未払金の増減額(△は減少)
その他
小計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
法人税等の還付額
営業活動によるキャッシュ・フロー
貸借対照表(平成 25 年 3 月 20 日現在)
(単位:百万円)
投資活動によるキャッシュ・フロー
180
125
△ 15
△ 580
153
△ 48
△1
0
2
3
△ 357
△ 39
△ 92
385
△ 234
18
546
18
63
1
△0
△ 21
2
46
有形固定資産の取得による支出
△ 54
無形固定資産の取得による支出
△ 50
投資有価証券の取得による支出
△0
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
5
△ 100
財務活動によるキャッシュ・フロー
ファイナンス・リース債務の返済による支出
△1
配当金の支払額
△0
少数株主への配当金の支払額
△0
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期末残高
△1
△ 55
1 , 599
1 , 543
キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末より 55 百万円減少し、15 億 43 百万円となり
ました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況につきましては、次のとおりです。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、長期未払金の増加 5 億 46 百万円、未払金の増加 3 億 85 百万円、税金
等調整前当期純利益の計上 1 億 80 百万円があったものの、前払年金費用の増加 5 億 80 百万円、売上債権の増加 3 億 57 百万円、
未払費用の減少 2 億 34 百万円があったこと等により、46 百万円(前年同期比 6 億 17 百万円減)となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得 54 百万円、無形固定資産の取得 50 百万円が
あったこと等により、△1 億円(前年同期比 59 百万円減)となりました。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、ファイナンス・リース債務の返済 1 百万円等により、
△1 百万円(前年
同期比 0 百万円減)となりました。
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(単位:百万円)
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形
売掛金
商品
仕掛品
貯蔵品
前渡金
前払費用
繰延税金資産
未収入金
その他
固定資産
有形固定資産
建物
構築物
機械及び装置
工具、器具及び備品
土地
無形固定資産
商標権
ソフトウェア
ソフトウェア仮勘定
リース資産
その他
投資その他の資産
投資有価証券
関係会社株式
関係会社出資金
長期前払費用
前払年金費用
繰延税金資産
敷金
その他
資産合計
金 額
5 , 210
1 , 244
307
2 , 413
40
614
11
35
32
419
91
1
3 , 237
692
237
3
0
58
393
140
1
103
22
2
10
2 , 404
63
115
0
7
1 , 674
406
133
2
8 , 447
(単位:百万円)
負債の部
流動負債
買掛金
リース債務
未払金
未払費用
未払法人税等
未払消費税等
前受金
預り金
固定負債
リース債務
長期未払金
退職給付引当金
その他
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
資本準備金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
別途積立金
繰越利益剰余金
自己株式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
純資産合計
負債純資産合計
金 額
2 , 738
303
1
1 , 098
880
136
64
202
50
2 , 876
1
546
2 , 256
71
5 , 614
金 額
2 , 802
664
318
318
1 , 820
70
1 , 749
1 , 925
△ 175
△0
30
30
2 , 832
8 , 447
損益計算書(自 平成 24 年 3 月 21 日 至 平成 25 年 3 月 20 日)
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
受取利息
受取配当金
雇用助成金・奨励金
その他
営業外費用
支払利息
売上債権売却損
売上割引
その他
(単位:百万円)
(単位:百万円)
金 額
金 額
11 , 572
9 , 578
1 , 993
1 , 880
113
80
0
11
67
1
4
0
2
1
0
経常利益
特別利益
退職給付制度改定益
特別損失
固定資産除却損
投資有価証券評価損
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
当期純利益
190
26
26
6
2
3
210
124
△ 53
140
11
会社プロフィール
会社概要 (2013 年 3 月 20 日現在)
: 安川情報システム株式会社
本社所在地 : 福岡県北九州市八幡西区
東王子町 5 番 15 号 〒806-0037
設立年月日 : 1978 年 2 月 1 日
: 664 百万円
資本金
: 536 名
従業員数
: ビジネス・ソリューション事業
主な事業
商号
組込制御ソリューション事業
医療・公益ソリューション事業
プロダクト事業
連結子会社 : 株式会社 安川情報九州
安川情報エンベデッド株式会社
株主情報
役員 (2013 年 6 月 12 日現在)
株式の状況 (2013 年 3 月 20 日現在)
代表取締役社長
清
水
喜
文
株 式 の 総 数 : 64,000,000 株
取締役 執行役員
石
田
聡
子
発 行 済 株 式 の 総 数 : 18,000,000 株
取締役 執行役員
久
野
弘
道
株
社外取締役
小 笠 原 浩
社外取締役
乙
部
則
重
監査役(常勤)
実
松
敏
文
社外監査役
平
山
雅
之
社外監査役
藤
岡
敬
正
常務執行役員
川
畑
洋
志
常務執行役員
城
戸
重
信
執行役員
三
輪
雅
志
数 :
主
3,531 名
株主メモ
事
業
年
中間配当金受領株主
9月20日
確
定
日
定 時 株 主 総 会 毎年6月
株式数の分布状況 (2013 年 3 月 20 日現在)
その他金融機関:0.08%
自己名義:0.00%
金融商品取引業者:0.28%
その他法人:58.86%
(うち(株)安川電機様 58.56%)
信託銀行:0.01%
銀行:1.56%
株主名簿管理人
三菱UFJ信託銀行株式会社
特別口座の口座管理機関
同
連
絡
先 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
〒137-8081
東京都江東区東砂7丁目10番11号
0120-232-711(通話料無料)
上
場
取
引
所 東京証券取引所
公
告
の
方
法 電子公告により行う
個人その他:38.94%
当社のホームページ
度 3月21日∼翌年3月20日
期末配当金受領株主
3月20日
確
定
日
公告掲載URL
http://www.ysknet.co.jp
当社の IR ページ
(ただし、電子公告によることが出来ない
事故、その他のやむを得ない事由が生じた
ときは、日本経済新聞に公告いたします。)
外国法人等:0.27%
九州:76.88%
(うち(株)安川電機様 58.56%)
中国:1.21%
北海道:0.20%
<お知らせ>
1. 株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きに
東北:0.42%
つきましては、原則、口座を開設されている口座管理
機関(証券会社等)で承ることとなっております。口座
を開設されている証券会社等にお問合せください。
株主
名簿管理人(三菱 UFJ 信託銀行)ではお取り扱いでき
四国:0.63%
近畿:4.53%
中部:3.95%
ませんのでご注意ください。
関東:11.91%
2. 特別口座に記録された株式に関する各種お手続きに
つきましては、三菱 UFJ 信託銀行が口座管理機関と
なっておりますので、上記特別口座の口座管理機関
(三菱 UFJ 信託銀行)にお問合せください。
外国:0.27%
なお、三菱 UFJ 信託銀行全国各支店にてもお取次ぎ
いたします。
http : //www.ysknet.co.jp
12
3. 未受領の配当金につきましては、三菱 UFJ 信託銀行
本支店でお支払いいたします。
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