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市の考え方 約4万人の署名で 住民投票
約4万人の署名で 住民投票 市の考え方 市民が市政に直接参加するための制度 それが「住民投票」 市政に係る極めて重要な事案や政策について、投票によって直接市民の 皆さんの意思を確認し、その結果を市政に反映させる住民投票。この住民 投票の手続きを制度化(条例化)したものが、 「住民投票条例」です。 市民ニーズが多様化・複雑化している現在、自治体の意思決定にはこれ まで以上に市民の皆さんの意思を反映することが求められています。住民 住民投票条例案 作成にあたって 市の考え方 規範と位置付けられるこの条例の第14条に、市民の皆さんが市長に対し、 一定の要件を満たして住民投票の実施を請求したときは、市長は住民投票 を実施しなければならないという、いわゆる「常設型」の住民投票制度を 導入するということが定められています。 有権者数に対する署名数の割合 署名数の割合の事例 明石市で必要となる署名数 採用している自治体 有権者数の3分の1以上 市長や議員の解職請求(リコール) 市議会の解散請求 約8万人 神奈川県大和市、愛知県高浜市など 約6万人 大阪府岸和田市、岐阜県多治見市など 約4万人 大阪府豊中市、岩手県奥州市など 約2万 4000人 広島県広島市、千葉県野田市など 約 4800人 新潟県上越市、三重県名張市など 有権者数の4分の1以上 現状のままでは、自治基本条例に基づく 「住民投票」は不可能 しかしながら、現在、住民投票を実施するための手続きや要件などを定 めた住民投票条例が未制定であることから、自治基本条例に基づく住民投 票を実施することはできません。 有権者数の6分の1以上 市町村合併の協議会設置の 住民投票を求める請求 有権者数の 10分の1以上 有権者数の 50分の1以上 条例の制定・改廃請求 事務監査請求 こうしたなかで、昨年10月、市民団体が地方自治法に基づきく直接請求 により、法定署名数約4800人(有権者数の50分の1)を上回る、 2万196人 分の署名を添え、明石駅前南地区再開発計画の賛否を問う住民投票の実 施を求めました。11月に開かれた臨時市議会での審議の結果、同請求は賛 成少数で否決されました。 2万人を超える署名を重く受け止め 早期の条例制定を目指しています 投票要件 20歳以上で日本国籍を有する 市内在住者が投票可能 ■投票資格(年齢要件) ます。議会をはじめ、市民の皆さんと丁寧に議論しながら、今年3月定例市 議会への条例案の提案を考えています。 常設型住民投票条例の制定状況は? 平成24年12月末現在、下記の自治体で常設型の住民投票条例を制定し 20歳以上 群馬県桐生市、山口県防府市、千葉県野田市など 18歳以上 大阪府豊中市、大阪府岸和田市、新潟県上越市など 16歳以上 神奈川県大和市など 群馬県桐生市 埼玉県坂戸市 千葉県我孫子市 定住外国人(特別永住者・永住資格者)にも拡大 大阪府豊中市、大阪府岸和田市、新潟県上越市など 山口県 大阪府豊中市 神奈川県川崎市 愛媛県 ▼ 防府市 岩手県奥州市 岐阜 県多治見市 千葉県野田市 埼玉県八潮市 など ▼ 新潟県上越市 ▼ ▼ 四国中央市 ▼ ▼ ●市長・市議会は、住民投票の結果を尊重しなければなりません。 ●市議会や市長による住民投票の請求(発議)も可能です。 ●住 民投票を実施した事案について、再請求の制限期間は設けませ ん。 ●他の選挙と同一日に実施するかどうかについては、個別に判断する ものとします。 ●条例制定後、 2年を目途に検証し、必要があれば内容を見直します。 ▼ ▼ 神奈川県大和市 ▼ ▼ 神奈川県逗子市 ▼ 田市 山口県山陽小野 ▼ ▼ ▼ 群馬県桐生市、山口県防府市、千葉県野田市など ▼ 日本国籍を有する人に限定 ▼ ▼ 埼玉県富士見市 広島県広島市 ▼ ▼ ▼ 愛知県高浜市 三重県名張市 考えられる事項です。 ●住民投票の成立要件は設けません。 採用している自治体 大阪府岸和田市 ●住民投票の対象は、将来にわたって明石市に重大な影響を及ぼすと ●意見表明の形式は二者択一とします。 ■投票資格(国籍要件) ています。 その他… 採用している自治体 市は、この事態を重く受け止め、住民投票条例の早期制定を目指してい 20歳以上で日本国籍を有する市内在住者が投票 することができる制度を考えています。これは、公職 選挙法や地方自治法上の条例制定請求権にならっ ています。 (制定日順に記載) 住民投票を 1回行うのにかかる費用は? 住民投票を実施する場合には、人件費や事務経 費などで5000万円~6000万円が必要と見込 まれています。これは、市長選挙や市議会議員選挙 などを単独で実施するのに必要な費用とほぼ同額 です。 住民投票条例案の 提案時期はいつ? 常設型の住民投票制度の導入が定められた、明 石市自治基本条例が施行されてから、今年4月で3 年を迎えます。市は、早期の条例制定を目指して、 直近の3月定例市議会での条例案の提案を検討し ています。しかしながら、住民投票制度は、投票に よって直接市民の意思を確認し、その結果を市政に 反映させる重要な制度であることから、住民投票の 対象などをどうするかについて、審議会を設けるな ど、より丁寧な議論を行ったうえで条例を制定する 必要があるのではという声もあります。 など 住民投票制度の条例化に皆さんの声をお寄せください 裏面のパブリックコメント (意見募集)へ 詳しくは、明石市ホームページで紹介しています。 また、法務課、市役所2階行政情報センター、各市民センターでも配布しています。 http://www.city.akashi.lg.jp/ 開票・結果公表 平成22年4月1日に施行された「明石市自治基本条例」。明石市の最高 住民投票実施の決定 考えています。これは、市町村の合併の特例に関する 法律における合併協議会設置の住民投票要件(有権 者数の6分の1以上の署名)にならっています。 署名の審査 有権者数(平成24年9月現在約24万人)の6分の1 (約4万人)以上の署名をもって、市民の皆さんが市 長に住民投票を請求(発議)することができる制度を 署名を市長に提出 約4万人の署名で住民投票を可能に 市政を補完する直接民主的な制度です。 「住民投票」は、 自治基本条例で定められています 住民投票の流れ (住民発議の場合) 署名集め 請求要件 投票事案の発生 投票は選挙で選ばれた市長と市議会によって運営される「間接民主制」の 皆さんの声をお聞かせください 募集期間 平成25年2月6日(必着)