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FUSION-IO
フュージョンアイオー製品最新情報 Jotaro Ooura• Japan Account Manager – APAC Japan アジェンダ ・会社概要 ・ソリューション概要 ・製品ポートフォリオ ・IODRIVEアーキテクチャ ・IODRIVE2のポイント ・IODRIVE2の信頼性 ・コスト削減効果 ・Microsoft SQL Server 2012 利用事例 ・まとめ December 19, 2012 2 FUSION-IO の軌跡 2007 2008 Virtual ioMemory テクノロジの発表 ネィティブ PCIe NANDフラッシュデ バイスの出荷開始 会社設立 メモリーとストレージ の融合を目指す 2009 2010 HP社 OEM開始 Dell社 OEM開始 IBM社 OEM開始 3万枚出荷達成 チーフサイエンティス トとしてSteve Wozniakが参加 WSJ にて#1新興IT 企業に 2011 12 11 10 07 2006 09 06 08 このイメージは、現在表示できません。 2012 年間出荷容量50 Petabytesに ioMemory SDKを 発表 2000 を超えるユー ザ企業 CISCOとの提携を 発表 日本国内で数千枚 以上の出荷実績 Netappとの提携を 発表 6/9 IPO (NYSE) コンピュータのパフォーマンス問題 アプリケーション性能問題に対する「古い考え方」 プロセッサ: • マルチコア 化 • 帯域幅の増 加 メモリ: • 大容量化 • 帯域幅の増加 パフォーマンス • メモリを追加 • サーバを追加 ストレージ: • スループットが多少 向上 • ディスクを多数使用 するアプローチが 一般的 時間 $$$$$ • ディスクを追加 • アプリケーションを 最適化 各アプローチは導入コスト、運用コストともに 大きな影響を及ぼす。 しかし、性能問題の根本原因は解決されていない “コンピュータの計算能力とストレージ性能の差は広がっている。 問題はよくなるどころか、酷くなる一方だ。” December 19, 2012 4 UNLEASH APPLICATION PERFORMANCE 高い IOPS性能 高帯域幅 低レイテンシ 並列化 アプリケーシ ョン高速化 Tier 1 アプリケーション: CRM, ERP, など Web / クラウド / SAAS アプリケーション BI/DWH アプリケーション 仮想化 (VMware, Hyper-V, など) エンターテイメント/マルチメディア アプリケーション 医療イメージングアプリケーション December 19, 2012 5 FUSION-IOのソリューション DIRECT サーバーパフォーマンス改善 • 業界最速の低レイテンシー • サーバー内に格納 • I/O インテンシブなアプリケーション向け CACHING ストレージパフォーマンス改善 • SAN/NASを高速化 • ストレージワークロードを削減 • VM集約度を向上 SHARED 高速ターゲットストレージ • マルチプロトコル • プラットフォーム依存無し • クラスター構成を実現 FLASH OPTIMIZATION フ ラッシ ュメ モ リーの 最 適 化 6 ソリューションの位置づけ ENTERPRISE IT Scale-out Architectures Mission-critical Data Transient Data SINGLE USER Workstations PC Laptop Consumer Devices VALUE Scale-up Architectures HYPERSCALE COST December 19, 2012 Fusion-io Confidential 7 FUSION-IOの位置づけ 以下の言葉で位置づけされます「SSDではありません。」 NANDフラッシュベース高速半導体ストレージ NANDフラッシュベースの高速アクセスソリューション ネィティブ PCIe NANDフラッシュデバイス ioMemory (サーバの新しいメモリ階層) 不揮発性メモリー、ストレージメモリ あえて言うならば使用可能な表現 Solid State Storage (SSS) FUSION-IOのテクノロジの位置づけ L1 L2 L 3 C 15µs Network Attached Storage/SAN HDDs SSDs RAM Fusion-ioのアプローチ: 新たなメモリー階層 ioMemory SSDのアプローチ: HDDプラッターの Flashメモリー代替 3桁の パフォーマンス の違い P U ナノ 秒 (10E-9) ミリ秒 (10E-3) マイクロ 秒 (10E-6) レイテンシ(Sec) 12/19/2012 99 IODRIVEが高速な理由 December 19, 2012 10 VIRTUAL STORAGE LAYER - ソフトウエア層の特徴 •Virtual Storage Layer(VSL) ioDrive レガシSSD •業界標準の管理インターフェイスを 複数サポート ‣既存の監視システムでモニタリング 可能 ホスト層 ファイルシステム アプリケーション OS ブロック I/O OS ブロック I/O ‣ブロックデバイスの機能を提供 •SNMP/SMI-s/WMI による 監視対応 アプリケーショ ン層 ‣グルーミング、ガベージ コレクション ホスト層 ‣メタデータ管理 アプリケーション ファイルシステ ム ブロックレイヤ ブロックレイヤ Virtual Storage Layer RAIDコントローラ フラッシュメモリ ネットワーク “データをCPUの 近くに配置する” December 19, 2012 リモート ‣フラッシュアレイのコントロール アプリケーショ ン層 ‣ホストプロセッサ上で高速に動作 SAS/SATA メモリコントローラ フラッシュメモリ 11 December 19, 2012 Fusion-io Confidential 12 IODRIVE2 ラインナップ MLC: 365, 785, 1205 MLC: 2,410 GB SLC: 400, 600 GB SLC: 1,200 GB December 19, 2012 Fusion-io Confidential 13 IODRIVE旧モデルとの相違点 - VSL 3.1.X 49ビット ECC VSL 3.1.1 より、39ビットECCに加え49ビットECCをサポート。 高いECCレベルによりMLCチップをSLCレベルの信頼性を実現します。 Sure Erase 米国 国防総省基準(DOD 5220.22-M、NIST SP800-88)に適合したデータクリア機能。 廃棄時、要件にあわせてカード上の情報を消去し情報漏洩を防止します。 75W スロット サポート サーバ内の75WスロットからIODRIVE2Duoの電力を供給可能となりました。 サーバ内の煩雑な電源ケーブルの配線が解消されます。 NUMA アフィニティ BIOSのNUMAステートを検出し、ドライバがIODRIVE2を自己チューニング。NUMA アーキテクチャ構成のサーバにおけるパフォーマンスが最適化されます。 メタデータ 再構成の短縮 突然のシャットダウン後、整合性チェックのスキャン時間を約30%短縮。 December 19, 2012 14 ADAPTIVE FLASHBACK によるダイ障害時の自己治癒 ioDrive2 785 MLC の場合 16 パッド ioMemory データパスコントローラ 8 バンク • • パリティ データ 16 チャンネル幅 – 15+1 • バンク2のパリティダイがアクセス不可能となった場合 • • • パリティダイが動作から切り離されるParity die (CH16) on Bank 2 is retired バンク2上の15番目のダイが新しいパリティダイとして動作する データは14+1のRAID5スキームで再構成される December 19, 2012 15 IODRIVE VS IODRIVE2(DELL様OEMモデル) ロープロファイルカード (MLC)の比較 IODRIVE IODRIVE 2 640GB 785GB 1.205TB Read Bandwidth 750 MB/s 1.5 GB/s 1.5 GB/s Write Bandwidth 550 MB/s 1.1 GB/s 1.3 GB/s Read IOPS (Seq. 512B) 93,000 443,000 443,000 Write IOPS (Seq. 512B) 145,000 530,000 530,000 Read IOPS (Rand. 512B) - 141,000 143,000 Write IOPS (Rand. 512B) - 475,000 475,000 Mixed IOPS (75/25 r/w) 74,000 - - Read Access Latency 26 μs 68 μs 68 μs Write Access Latency 26 μs 15 μs 15 μs December 19, 2012 16 IODRIVE VS IODRIVE 2(DELL様OEMモデル) フルハイトカード (MLC) の比較 ioDrive2 Duo IoDRIVE Duo 640GB 1.28TB 2.41TB Read Bandwidth 1.5 GB/s 1.5 GB/s 3.0 GB/s Write Bandwidth 1.0 GB/s 1.1 GB/s 2.5 GB/s Read IOPS (Seq. 512B) 196,000 185,000 866,000 Write IOPS (Seq. 512B) 285,000 278,000 930,000 Read IOPS (Rand. 512B) - - 284,000 Write IOPS (Rand. 512B) - - 705,000 Mixed IOPS (75/25 r/w) 67,000 74,000 - Read Access Latency 26 μs 26 μs 68 μs Write Access Latency 26 μs 26 μs 15 μs December 19, 2012 17 低減されたメモリ使用量 平均4Kのブロックサイズ書き込み環境時、容量に対して0.5%程度 December 19, 2012 18 最新ドライバーによるサポートOSの拡大 Dell様にてVSL3.2.2 がCertifyされました。(2012/12/11) 現行の ・Windows ・Redhat5及び6 ・SLES10、11 に加えて ・Windows Server 2012 ・ESXi 5.1 が新たにサポート対象となりました。 これにより、仮想化環境でのご利用の幅が広がりました。 December 19, 2012 19 IDRACをUPDATEすることにより 筐体内IODRIVE搭載数を拡大 1U モデルで2枚 2Uモデルで3-4枚 December 19, 2012 20 結論 ・更に高速になり ・更に信頼性が向上し ・更にリーズナブルな容量単価に 今までお使いのユーザ様にも、そうでないユーザ様にも魅 力的な製品になりました。 December 19, 2012 21 December 19, 2012 Fusion-io Confidential 22 NANDフラッシュメモリのタイプ — SLC と MLC Single Level Cell (SLC) Multi Level Cell (MLC) 100% 100% 11 1 10 01 0 00 0% 0% 12/19/2012 23 23 NANDフラッシュメモリのタイプと特性 SLC MLC 書き換え耐性 ◎ (10-20倍) △ 応答速度 ◎ △ 1チップの容量 △ $$$ ◎ $ 主な利用用途 エンタープライズ 利用 携帯端末 ノート、PC向け Fusion-io に おける位置づけ 超・高パフォーマンス 超・長寿命 エンタープライズ利用 容量当たりの単価 12/19/2012 24 24 IODRIVEの信頼性設計 ホストプロセッサを利用した複雑な保護アルゴリズム SSS最強クラスの ECCによるエラー訂正 Adaptive Flashback – RAID-5相当の内部保護機能 PCIeバスのデータ転送はすべてパリティ保護 メタデータ ロギング (DBのログ相当をデバイスレベルで実装) • 故障予兆を示したフラッシュチップの切り離し • グルーミング/アドバンスド ウエアレベリング • • • • • データの完全性 (Data Integrity) データの可用性 (Data Availability) 12/19/2012 データ寿命 (Data Longevity) 25 25 寿命の確認による予防保守 例えば640GB 製品には800GBのフラッシュチップが 搭載。160GBは予備領域。 ioDriveを以下の状態で確認することができます。 •Healthy •Reduced-write •Read-Only •Unknown 0%: 書き込み抑制モードへの移行 隠し容量のある時点: Read Onlyモードへの移 行 10%: Warningの発行 12/19/2012 26 26 December 19, 2012 Fusion-io Confidential 27 改善効果 — 性能向上とコスト削減を両立 x 4 性能向上 x 6 性能向上 x 10性能向上 75 50 90 %サーバー台数を削減 % コストを削減 動画配信 キャッシュサーバーの性能 向上によるサービス安定化 およびコスト削減 レコメンドエンジン データベース高速化による 分析情報のリアルタイム化 およびコスト削減 ケーススタディ資料の入手先 http://www.fusionio.jp/ 12/19/2012 %サーバー台数を削減 ソーシャルサイト データベース高速化による サーバ台数の大幅削減 およびコスト削減 28 28 サーバあたりの性能向上による総所有コストの削減 消費電力 冷却コスト ラックスペース ストレージ費用 削 減 障害点、工数 サーバー台数 WITHOUT FUSION-IO WITH FUSION-IO Fusion-io Confidential 30 GLOOPS様構成例 高負荷な、ソーシャルゲームのDBサーバにioDriveを搭載した事例 詳細は後ほどのセッションにて! Fusion-io inside!! December 19, 2012 Dell社事例パンフより引用 http://www.dell.com/downloads/jp/solutions/casestudy/dell gloops 052012.pdf 31 オンラインカジノ BetOnSoft Case Study メンテナンス時のシステム速度低下を抑えてユーザ体験を改善 チェックDB の12倍の速度改善 バックアップを9倍高速化 ユーザ収容量及び性能について10倍の余裕を準備 Fusion製品を使用したReadable mirror でOffload taskを実行 (SQL Server 2012) 20,000-30,000 batches/second ロード中でも、平均200ミリセ カンドのレプリケーション速度 (SQL Server 2012 AlwaysOn) 約14秒でのフェールオーバー (SQL Server 2012 AlwaysOn) 32 FUSION-IO はSQL SERVER 2012を加速します Fusion-ioは、 AlwaysOnを加速します。 • - HAプロファイルの高速なレプリケーション - 高速なフェイルーバー処理 - サーバ一台の処理能力の大幅な向上により、少ないサーバ台数で冗長構成が実現 可能。 Fusion-ioはreadable mirrorを加速します。 • - SQL Server 2012 では、レポーティングや、メンテナンス用のサーバにDBをレプリケー ションすることも可能です。 Fusion-ioは、データマイグレーションを加速します。 • - DBAが、データのコピーやマイグレーションで何日も時間を取られることがなくなりま す。 - http://www.microsoft.com/sqlserver/en/us/future-editions/missioncritical/SQL-Server-2012-high-availability.aspx アベイラビリティグループ構成例(HA/DR環境) Primary Data Center Primary (server 1) Disaster Recovery Data Center Asynchronous Mirror Synchronous Mirror Secondary (server 2) Secondary (server 3) Availability Group シングルサイトのHA構成例及び リソース利用率の最適化例 Secondary and readable mirror (server 2) Primary (server 1) Synchronous Mirror TEMPDBの高速化に・・ • Microsoftでは最近の推奨は tempDBをローカルストレージに おく構成となっています。 - もしtempDB の負荷が高い場合、 クラスタ各ノードへのお手軽な高速 化手法としてioDriveをご活用頂け ます。 tempDB tempDB Primary (server 1) Storage Secondary (server 2) 既存ストレージ環境の加速の例 ioDrive2 Duo (2枚のモジュール搭載) DB サーバ 既存ストレージ ioMemory ioMemory Module Module A B ioDrive ログファイル, tempDB, インデックス , パーティションテーブ ル,高負荷テーブル directCach e Backing store Active data Large tables SIOS DATA KEEPER +FUSION-IO Fusion-io Blogより December 19, 2012 http://www.fusionio.com/blog/polaris-sios/ 38 FUSION-IOをHA利用で ioDrive2とSIOS DataKeeper の組み合わせで、SANストレージと比較して、 SQL Server のIOPS を 50倍、Largeクエリ処理速度90倍に改善!! December 19, 2012 39 December 19, 2012 Fusion-io Confidential 40 おわりに: IODRIVE のメリットまとめ ポイント 圧倒的な 低レイテンシなカットスルーアーキテクチャ 高速書き込み/高IOPS/帯域幅 業務利用に耐えうる 他社製品の追随を許さない長寿命設計 Adaptive Flashback - フラッシュの冗長化 現場に溶け込む 安心して使える 明確な寿命管理と状態把握 業界標準プロトコルによる管理(SNMP/WMI/SMI) 高性能・高信頼性による運用業務の省力化 4年間にわたる各社OEM実績(DELL他) 大手ソーシャルサイトをはじめとする大規模採用実績 短期間で回収できる お値打ちなOEM提供 サーバ性能の向上により各種コストを大幅削減 (ラックスペース/電力/空調/SWライセンス) September 2011 41 公式TWITTER 始めました! @fusionioJP でイベント情報など発信しております。 December 19, 2012 42 THANK YOU THANK YOU December 19, 2012 43