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交付基準 平成 25 年度予算編成にあたっては、原則、下記交付基準

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交付基準 平成 25 年度予算編成にあたっては、原則、下記交付基準
交付基準
平成 25 年度予算編成にあたっては、原則、下記交付基準により予算措置を行う。
1.交付にあたっての基本的事項
補助金の交付が客観的に公益上必要であると認められること。
市民協働の観点から真に補助すべき内容であること。
補助の効果が広く市民に浸透し、特定の者の利益とならないこと。
交付団体等の会計処理が適切であり、補助金の使途が明確であること。
補助対象事業、経費を明確にすること。(曖昧な表現は改めること。)
原則として、補助率(1/2以内)、補助の限度額を設定すること。
終期を設定すること。(義務的なものは除く。)
2.補助金の性格等による仕分けと交付基準
(1) 義務的なもの(法令等で定められているもの)
法令等の廃止、改正等があった場合、個別に判断する。
(2) 国・県連動のもの(国や県の施策に基づき、国や県から補助を受け、市を経由して助成するもの)
予算編成時に個別に判断する。
国・県の制度の廃止、改正等があった場合、評価基準によらず、その時点で補助金の存廃
を含めて判断し、市の責任をこえて助成をしない。(つけまし補助金については、原則廃止)
終期は、原則3年以内とする。
(3) 政策的(多額等)なもの(単独事業)
予算編成時に個別に判断する。
終期は、原則3年以内とする。
(4) 市単独のもの((3)以外)
補助金ごとの性格を踏まえ、次に定める★分類ごとの基準により判断する。
国庫補助負担金の見直しにより一般財源化されたものは、国の通知等を踏まえ、判断す
る。
終期は、原則3年以内とする。
1
(1)義務的なもの(法令等で定められているもの)
補助金
(2)国・県の制度
と連動
市単独助成
法令等の廃止、改正等があった場合に見
直す
つけましなし
個別判断
つけましあり(市単独)
原則廃止
(3)政策的なもの(企業立
地、市街地再開発など)
個別判断
(4)上記以外
性格を踏まえ「★分類ごとの基準」によ
り判断
国庫補助負担金の一般
財源化によるもの
国の通知等(交付税措置の状況等)を踏ま
え判断
★分類ごとの基準
ア 事業費補助
ⅰ)行政代行的補助
行政の代行的に実施されている事業に補助するもの
ⅱ)政策、奨励的補助
団体等の行うソフト事業の公益性を市が認識し、当該事業を奨励・援助する目的で補助す
るもの
◆ 補助対象額を単価により積算するものは、算出基礎を明確にする。
◆ 団体運営のための人件費は、補助対象としない。
◆ 補助率を定めず一定額(予算の範囲など)をもっての補助は行わない。
◆ 単に事業費の補てんのための補助は行わない。
◆ 市民や団体との協働の観点から補助率は、原則1/2以内とする。
イ 団体運営費補助
特定の団体等の行う事業に公益性があると市が認識し、その団体の運営を支援するため補
助するもの(市の施策を補完するために活動する団体への助成や団体が経済的に自立する
までの期間、支援するものなど)
◆ 団体運営費補助は平成 22 年度をもって廃止した。
◆ ただし、公共福祉の向上や地域経済の活性化に寄与するなど、特に公益性や地域特性
が認められるものは、事業目的及び対象の明確化を図るため、事業費補助、委託又は負
2
担金事業へ転換した。
ウ 償還補助
団体等が実施する事業の借入金元利償還金に対して補助するもの
◆ 多くが債務負担行為設定事業であり、既往債に対する補助は原則として継続する。
◆ 新たな制度の創設については、予算編成時に個別に判断する。この場合、個人や団体
の負担も考慮した補助率とするとともに、国、県制度と連動しない補助については一定の
年次以降補助額を減額する制度を導入する。
◆ 制度創設時の趣旨、目的を検証し、社会経済情勢の変化や地域間の公平性から行政が
関与すべき理由が薄れた事業は、新規融資に対する補助を廃止する。
エ 投資的事業費補助
社会福祉施設や市街地再開発事業など公的施設の建設や整備等に対して補助するもの
◆ 特別な理由があるものを除き、原則として国、県制度連動の事業のみとする。
◆ いわゆる「市のつけまし補助」は行わない。
◆ 相手側に対し多額の補助となる場合が多いため、個別に費用対効果を十分審査する。
◆ 相手方の財産形成に対する補助であることを踏まえ、補助額や補助率が適正か個別に
判断するとともに、当初の補助目的どおり運用されているか定期的に監査し、違反がある
場合は補助金の返還を求める。
◆ 市民や団体との協働の観点から補助率は、原則1/2以内とする。(ただし、国、県等の制
度によるものや政策的なものは除く。)
オ 扶助的補助
児童福祉施設や社会福祉施設の利用者負担を軽減するなど、扶助目的のために補助す
るもの
◆ 補助(給付)額が過度に高い水準となっていないか、個別に判断する。
◆ 扶助的性格が特に高い事業は、扶助費へ転換する。
3
評価基準
平成 25 年度予算編成にあたり、予算要求課は以下により補助金評価を行うこと。
1.評価にあたっての基本的事項
平成 25 年度予算の要求をするすべての補助金(新規・臨時を含む)について、
「補助金
評価シート」により評価を実施。
評価の目的は、平成 25 年度に補助金を必要とする理由を、補助金ごとに明確にする
ことにある。そのため、平成 23 年度決算実績のある補助金(以下「継続補助金」と
いう。)については、実績の評価を行い、評価結果を平成 25 年度予算の要求内容に反
映させること。
平成 25 年度からの新規(臨時)の補助金(以下「新規補助金」という。)についても、
同様に、執行見込みベースで評価を行うことにより、新規設定の必要性を明確にする。
2.
評価手順
補助金所管課は、継続補助金については「補助金評価シート(継続補助金)」を、新
規補助金については「補助金評価シート(新規補助金)」を、各記入要領に基づき作
成し、平成 25 年度予算要求時の付属資料として添付。
いずれも、予算調整のための資料として活用するものであり、評価シートをそのまま
公開することは目的としていない。
3.
評価基準
評価を客観的に行うため、次の5つの指標ごとに5段階評価を行う。その際、指標ごとにその
理由、説明等を具体的に記入。
評価指標
1
2
3
4
5
補助事業の公益性
補助の公平性
行政関与の必要性
補助の効果
経済性(費用対効果)
低い
2
1
1
1
1
やや低い
4
2
2
2
2
評価点数
普通 やや高い
6
8
3
4
3
4
3
4
3
4
5つの指標の合計をふまえて、評価結果を以下のとおり分類。
合計点
6~10ポイント
11~20ポイント
21~25ポイント
26~30ポイント
評価結果
廃止
見直し(縮小・休止・要綱改正等)
継続
拡充
項目ごとの評価の視点は、以下のとおり。
4
高い
10
5
5
5
5
評価項目
補助事
業の公
益性
公平性
行政関
与の必
要性
根拠・視点
地方自治法第232条の2「普通地方公
共団体は、その公益上必要がある場
合においては、寄附又は補助するこ
とができる。」とされているよう
に、公益上必要があるかどうか最も
重要である。
公平に運用されるものであり、特別
の根拠のない既得権的なものとなっ
てはならない。したがって、補助対
象が特定の個人や組織に限定されな
いよう機会均等が保たれている必要
がある。
行政の責任において補助すべき必要
性があるかどうか判断すべきであ
り、行政関与の必要性が薄れた場合
は、見直す必要がある。
補助目的に見合った具体的効果が出
ているか、また、当該年度の成果指
標が達成されているかなど補助効果
補助の
の如何によって、補助制度の目的・
効果
手法等の適否が判断される。(新規
事業の結果は「期待される効果」と
する。)
補助金を受けて各団体等が実施する
経済性 事業によってもたらされる効果と、
(費用対 事業全体に要する費用とを考える必
要がある。(新規事業の結果は「期
効果)
待される経済性」とする。)
5
評価のポイント
・ 事業目的や事業内容に市民の福祉の向
上につながるなど公益性があるか。
・ 事業目的が社会経済情勢の変化を踏まえ
ても、ニーズが高い分野であるか。
・ 事業目的が市の政策上の位置付け(戦略
計画等)と整合しているか。
・ 特定団体への補助:補助対象とその他の
団体、市民との間で公平性は保たれてい
るか。
・ 複数団体への補助:補助金交付先の決定
は、適正、公平な審査を行なっているか。
・ 行政と市民の役割分担の観点から、補助
すべき事業・活動であるか。
・ 事業実施主体は、自立した、又は自立が
可能な団体ではないか。
・ 民間において既に事業化されている場合
や類似の事業が存在するなど、代替事業
が他に行なわれていないか。
・ 事業の実施により想定した効果が認められ
るか。
・ 事業の効果が広く市民に波及するものであ
るか。
・ 補助金によって取得された資産(建物、物
品等)は活用されているか。
・ 補助金額に見合う効果が期待できるか。
・ 効果を測るための項目・指標等は具体的
で妥当なものか。
・ 数値化が困難な場合、少なくとも市民が理
解可能なものとなっているか。
補助金評価シート(継続補助金)
所管
課名
○補助金の概要
補助金
No.
補助
分類
終期
経過
年数
統合
事業名
補助金名
(要綱名称)
補助の目的
国・県の財源措置
等(補助率等)
国庫
県費
調整区分
合併時の調整方 No.
針等
(方針どおりで
ない場合その理
由、今後の方針
理由等
など)
調整の方針
地域限定の場合
その地域
補助対象事業及
び対象経費の内
容
(箇条書き)
(具体的に)
対象経費に
人件費
交際費
懇親会費
補助率、限度額
(無場合その理由)
補助交付先
□ 団体が固定
□ 不特定団体 □ 個人
○予算・決算の状況
区分
予算・決算額
平成24年度当初
平成23年度決算
平成23年度当初
(単位:千円)
平成22年度決算
◆平成23年度実績
○平成23年度決算額の内訳(算出の基礎等)
○交付先の状況(23年度実績)
※ 5団体以上の場合は、主な交付先を記入
団体名
所在地
代表者
団体名
所在地
代表者
団体名
所在地
代表者
団体名
所在地
代表者
所在地
代表者
団体名
団体の場合 計
個人の場合 計
団体
人
補助金
No.
◆平成24年度執行状況等
○平成24年度要綱制定時の見直し内容(平成23年度制度との相違点)
○平成24年度における執行状況(上半期終了時点の状況と平成24年度最終見込)
◆所管課の評価(23実績及び24執行状況等をふまえ、25に向けての評価)
評価項目
ポイント
評価者
理 由 、 説 明 等(具体的に)
補助事業の
公益性
(10点)
補助の公平性
(5点)
行政関与の
必要性
(5点)
補助の効果
(5点)
経済性
(費用対効果)
(5点)
合 計
(30点)
0
評価結果
廃止
廃止できない理由、廃止した場合の影響
制度見直しの可能性、終期の考え方(廃止する前提条件や目標年度など)
◆平成25年度予算要求
区分
予算額
(単位:千円)
平成25年度当初
増減(平成24年度当初比)
0
○平成25年度予算要求額の内訳(算出の基礎等) ※見直した点、検討した点を簡潔に表現。
0
補助金評価シート(新規補助金)
所管
課名
○補助金の概要
新規
補助
分類
終期
事業名
補助金名
(要綱名称)
補助の目的
国・県の財源措置
等(補助率等)
国庫
県費
調整区分
合併時の調整方 No.
針等
(方針どおりで
ない場合その理
由、今後の方針
理由等
など)
調整の方針
地域限定の場合
その地域
補助対象事業及
び対象経費の内
容
(箇条書き)
(具体的に)
対象経費に
人件費
交際費
懇親会費
補助率、限度額
(無場合その理由)
補助交付先
□ 団体が固定
○平成25年度予算要求額
区分
予算額
□ 不特定団体 □ 個人
(単位:千円)
平成25年度当初
○平成25年度予算要求額の内訳(算出の基礎等) ○交付先の状況(25年度見込)
※ 5団体以上の場合は、主な交付先を記入
団体名
所在地
代表者
団体名
所在地
代表者
団体名
所在地
代表者
団体名
所在地
代表者
団体名
団体の場合 計
個人の場合 計
所在地
代表者
団体
人
補助金
No.
◆所管課の評価
評価項目
評価者
ポイント
理 由 、 説 明 等(具体的に)
補助事業の
公益性
(10点)
補助の公平性
(5点)
行政関与の
必要性
(5点)
補助の効果
(5点)
経済性
(費用対効果)
(5点)
合 計
(30点)
0
新設しない場合の影響
終期の考え方
評価結果
廃止
0
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