...

DiMAGE Viewer V2.2

by user

on
Category: Documents
4

views

Report

Comments

Transcript

DiMAGE Viewer V2.2
ホームページ
製品の互換性情報や最新版ドライバソフトウェアの提供、よくある質問
(FAQ)
とその回答など
のサポート情報については、以下コニカミノルタカメラ統合ポータルサイトをご覧ください。
http://ca.konicaminolta.jp/
お客様フォトサポートセンター
弊社製品のデジタルカメラ、フィルムスキャナ、カメラ、交換レンズ、露出計などの機能、使
い方、撮影方法などのお問い合わせをお受けいたします。
ナビダイヤル 0570-007111
ナビダイヤルは、お客様が日本全国どこからかけても市内通話料金で通話していただけるシステムです。
使用説明書
TEL
06-6532-6205
携帯電話・PHS等をご使用の場合はこちらをご利用ください。
FAX
06-6532-6252
受付時間 10:00 ∼18:00(日・祝日定休)
V2.2
1AG6P1P1875-9223-7300-41 SY-B310
使用説明書
お買い上げありがとうございます。
DiMAGE Viewer(ディマージュビューアー)は、当社製デジタルカメラで撮影した画像を表示・補
正・保存を行なうためのソフトウェアです。
ご使用前にこの使用説明書をよくお読みいただき、末永くこの製品をご愛用ください。
◆DiMAGEは、コニカミノルタカメラ株式会社の登録商標です。
◆Microsoft®、Windows®は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商
標です。
◆Windows®の正式名称は、Microsoft® Windows® Operating Systemです。
◆Intel、Pentiumは、米国Intel Corporationの登録商標です。
◆IBM、PowerPCは、米国International Business Machines Corporationの登録商標または商標です。
◆Apple、Macintosh、Mac OS、QuickTime、Power Macは、米国Apple Computer, Inc.の登録商標また
は商標です。
◆Adobe、Adobe Illustrator、Photoshop、Adobe Photoshop Elementsは、米国Adobe Systems
Incorporatedの登録商標または商標です。
◆その他記載の会社名および製品名は、それぞれの各社の商標もしくは登録商標です。
●本書の内容の一部、または全部を無断転載することを禁止いたします。
©2003 コニカミノルタカメラ株式会社
●本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、記載漏れなど、お気づきの
点がございましたらご連絡ください。
●本製品を運用した結果については、前項にかかわらず責任を負いかねますのでご了承ください。
ご使用になる前に
この使用説明書の表記について
◆本書は、お客様がお使いのパーソナルコンピュータにオペレーティングシステム
(Windows®98/98SE/Me/2000/XP、Mac OS)やデバイスドライバなど必要なソフトウェアがす
でにインストールされており、かつ正常に動作していることを前提に記述しています。
◆本書では主としてWindows®版ソフトウェアでの画面表示を用いて説明しています。Windows®版と
Macintosh版では、多少のボタン類のレイアウトを除いて、両者の画面表示に大きな差異はありませ
ん。ただし、[ファイル保存]ダイアログボックスや [ファイルを開く]ダイアログボックスなどオペレー
ティングシステムが表示する画面については、両者を別々に説明しています。
◆本書はマウス操作を基本として説明しています。Windows®の2ボタンマウスについては「右きき用」
に設定しているものとして説明しています。
「ダブルクリックします」と表記している
またWindows®の2ボタンマウスにおいて「クリックします」
場合、それはマウスの「左ボタン」をクリックまたはダブルクリックする操作を表します。
「ドラッグし
ます」と表記してある場合は、「マウスの左ボタンを押したままマウスを動かす」操作を示します。
◆MacintoshにおいてCommand(コマンド)キーとは、スペースキーの両横の、キーボード上に
かれているキーのことを言います。
が描
◆本書は、パーソナルコンピュータの基本的な操作方法、およびWindows®/Mac OS等のオペレーティ
ングシステムの使い方については説明しておりません。これらについては、パーソナルコンピュータの
ヘルプ画面や製品に付属のマニュアル等をご覧ください。
1
目次
準備から起動まで(☞ 4ページ ∼)
画像を補正する(☞ 54ページ ∼)
このソフトウェアをインストールし、起動させると
ころまでを説明しています。
画像の色やコントラスト等を調整する方法、および
それを補助する機能について説明しています。
必要なシステム環境 ....................................... 4
インストール(Windows®の場合)................ 5
インストール(Mac OS の場合).................. 8
ソフトウェアの起動 .................................... 12
基本操作(☞ 14ページ ∼)
画像を表示させ、保存する方法を説明しています。
サムネイルウィンドウ表示......................... 14
ファイルの種類と場所について ................. 19
ファイル一覧を表示する............................. 20
ファイル一覧の表示を変更する ................. 21
ユーザーコメントを表示・編集する...........23
撮影情報を表示する .................................... 25
インデックスシートを作成する
(Windows®版のみ).........28
画像ビューを表示する................................. 32
ビューウィンドウ表示................................. 33
画像を回転・反転する................................. 39
画像を拡大・縮小する................................. 41
表示位置を変更する .................................... 42
画像サイズを変更する................................. 43
文字を写し込む .............................................44
画像ファイルを保存する............................. 46
画像をプリントアウトする......................... 50
2
トーンカーブ/ヒストグラム補正 ...............
トーンカーブ補正 ........................................
白点/黒点/グレースポイトによる補正......
ヒストグラム補正 ........................................
明るさ/コントラスト/カラーバランス補正 .....
色相/彩度/明度補正 ....................................
バリエーション補正 ....................................
スナップショット(画像の一時保存).........
シャープネス ................................................
画像補正ジョブ ............................................
補正前後の画像の比較をする・全体を表示する........
バッチ処理 ....................................................
Minolta-RAWファイルのオープン...........
文書画像処理 ................................................
54
56
59
62
65
66
67
71
72
74
75
76
80
85
ファイルの編集(☞ 88ページ ∼)
便利な機能(☞ 106ページ ∼)
ファイルのコピーや削除、名前の変更など、ファイ
ル編集に必要な操作について説明しています。
ほかのアプリケーションをDiMAGE Viewerから
起動するための登録機能について説明しています。
ファイルを移動する ....................................
ファイルをコピーする.................................
ファイルを削除する ....................................
ファイル名を変更する.................................
フォルダを作成する ....................................
ファイル名を一括で変更する(一括リネーム)....
88
89
90
91
92
93
アプリケーション登録..............................
ビューアの登録 .........................................
音声ファイル再生アプリケーションの登録 ..
登録したアプリケーションを呼び出す...
106
107
109
111
その他(☞ 112ページ ∼)
動画を補正する(☞ 94ページ ∼)
動画の編集や補正の方法について説明します。
動画の表示 .................................................... 94
動画の編集ーフレームの選択 .................... 95
動画の編集ーフレームの編集 .................... 96
フリッカー補正 ............................................ 97
動画補正..................................................... 100
動画の保存 ................................................. 104
カラーマッチング ..................................... 112
ジョブファイルデータの移行 ...................124
対応ファイルの一覧.................................. 126
ユーザーサポートについて ...................... 127
3
必要なシステム環境
このソフトウェアをお使いいただくには、以下のシステム環境が必要です。
コンピュータ
CPU
IBM PC/AT互換機
Apple Macintoshシリーズ
(Mac OS互換機を除く)
Intel Pentium-133MHz以上
PowerPC-100MHz以上
対応OSについては、ディマージュビューアーCD-ROMのレーベル面に記載して
ありますので、そちらをご覧ください。
OS※1
64MB以上の実装メモリ
Windows®XPの場合は
128MB以上の実装メモリ
128MB以上の空きメモリ
Mac OS Xの場合は
128MB以上の実装メモリ
ハードディス
ク空き容量
インストール後に200MB以上
インストール後に200MB以上
ディスプレイ
800 × 600ドット以上(1024 × 768ドッ
ト以上を推奨)、True Color(24ビットカラ
ー)以上を表示可能なディスプレイ
800 × 600ドット以上(1024 × 768
ドット以上を推奨)、1670万色(24ビッ
トカラー)以上を表示可能なディスプレイ
・動画を扱う場合は QuickTime 5 以上がイ
ンストールされていることが必要※3
・CD-ROMドライブ装備(インストール時に
必要)
・QuickTime 4 以上がインストールさ
れていることが必要※3
・CD-ROMドライブ装備(インストー
ル時に必要)
必要メモリ
※2
その他
※1
Windows®98 で Internet Explorer 4 .x をお使いの場合は、Internet Explorer 5 以降にバージョン
アップしてください。詳細はマイクロソフト社にお問い合わせください。
※2
カメラ内の画像を直接取り扱う場合は、USBポートも必要です。詳しくはカメラ本体の使用説明書をご
覧ください。
※3
QuickTimeをインストールする際は、インストール中に現れる【インストール種類の選択】画面で「基
本的なインストール」を選択してください。「最小限のインストール」でインストールした場合、一部
機能が正常に動作しません。
4
インストール(Windowsの場合)
このソフトウェアをお使いいただくには、まずお使いのパソコンにインストールする必要がありま
す。
● コンピュータウィルス感染防止のメモリ常駐プログラムやインストール監視プログラムなどは、インス
トーラ誤動作の原因となることがあります。一時的に使用を中止してください。
Professional をお使いの場合、インストールは管理者(Administrator)
権限を
持つ環境で行なってください。
● 旧バージョン(Ver.2.1以前のバージョン)の DiMAGE Viewerがすでにインストールされている場合
は、本ソフトウェアのインストール前に旧バージョンをアンインストールされることをおすすめします。
アンインストールの方法は10ページをご覧ください。
ただし、旧バージョン(Ver.2.1以前のバージョン)で設定した画像補正ジョブファイル、および、
Minolta-RAWファイルオープンのパラメータ設定ジョブファイルをこのバージョンでも引き続き使用
したい場合は、アンインストール前にそれらジョブファイルをバックアップして本バージョン用に移行
する必要があります。詳しくは124ページをご覧ください。
● Windows®XP/2000
1. ディマージュビューアーCD-ROMをパソコンの
CD-ROMドライブにセットします。
● 左のメニュー画面が現れます
(機種やお使いのパソコンの
起
動
ま
で
準
備
か
ら
基
本
操
作
補画
正像
すを
る
編フ
集ァ
イ
ル
の
OSによって、現れるメニュー画面は多少異なります)
。
2. [DiMAGE Viewer インストーラの起動]をク
リックします。
3.「DiMAGE Viewer用のInstallShield
Wizardへようこそ」の画面が現れたら、
[次へ>]をクリックします。
補動
正画
すを
る
便
利
な
機
能
4. 使用許諾契約画面が現れたら、全文を読み、同
意する場合は[はい]をクリックします。
● 同意しない場合、
[いいえ]をクリックしてください。イン
ストールは中止されます。
(→ 次ページに続く)
5
そ
の
他
インストール(Windowsの場合)
5.左の画面が現れたら、インストー
ル先フォルダを確認し、[次へ>]
をクリックします。
● 初期設定では、起動ディスクドライブの
"Program Files"フォルダ内に"DiMAGE
Viewer"フォルダが作成され、その中に
インストールされます。変更する場合は、
[参照...]をクリックし、インストール先の
フォルダを指定した後、[OK]をクリック
してください。
6.セットアップタイプの選択画面が
表示されます。セットアップタイ
プを選択し、[次へ>]をクリック
します。
● セットアップタイプには、
「DiMAGE
Viewer+通信設定ウィザード」または
「DiMAGE Viewerのみ」を選択してくだ
さい。
● 通信設定ウィザードの使用方法について
は、通信機能を備えた当社製デジタルカ
メラ本体の使用説明書をご覧ください。
6
7. アイコンを追加するフォルダ名が
表示されます。場所を確認し、
[次へ>]をクリックします。
● インストールが開始されます。
● 初期設定では、
画面左下の[スタート]-
[プログラム]の中に[DiMAGE Viewer]フ
ォルダが作成されます。
フォルダ名を変更するときはここに入力
既存のフォルダに追加するときはここで選択
8.「DiMAGE Viewer のインストールを完了しました。
」の表示が現れたら、[完了]
をクリックします。
9. 5ページの画面に戻ったら、[終了]をクリックします。
ソフトウェアの削除(アンインストール)方法については → P.10
7
起
動
ま
で
準
備
か
ら
インストール(Mac OS の場合)
このソフトウェアをお使いいただくには、まずお使いのパソコンにインストールする必要がありま
す。
● コンピュータウィルス感染防止のメモリ常駐プログラムやインストール監視プログラムなどは、誤動作
の原因となることがあります。一時的に使用を中止してください。
OS X搭載機種へのインストールは、管理者としてログオンした状態で行なってください。
● Mac
1. ディマージュビューアCD-ROMをパソコンのCD-ROMドライブにセット
します。
2. CD-ROMのアイコンをダブルクリックして開き、その中の[Utility]フォ
ルダ、続いて、Mac OS Xではその中の[for OSX]フォルダを、Mac OS
9.xではその中の[for OS9]フォルダを同様に開きます。
3. [Japanese]フォルダをダブルクリッ
クして開きます。
4. [Installer]アイコンをダブルクリック
します。
5.“DiMAGE Viewer Install Wizard
へ ようこそ”の画面が現れたら、[次へ
>>]をクリックします。
6. 使用許諾契約画面が現れたら、全文を読
み、同意する場合は[はい]をクリックし
ます。
● 同意しない場合、[いいえ]をクリックしてくださ
い。インストールは中止されます。
8
7. セットアップタイプの選択画面が表示されます。
セットアップタイプを選択し、[次へ>>]をク
リックします。
● セットアップタイプについては、6ページをご覧ください。
8. インストール先の選択画面が現れます。[参照]
をクリックしてインストール先を指定します。
● OS標準のフォルダ選択画面が現れます
(下図)。インスト
ール先のボリュームまたはフォルダを選び(または、新規
にフォルダを作成し)、右下の[選択]をクリックしてくだ
さい。
フォルダ選択画面(Mac OS X)
フォルダ選択画面(Mac OS 9.x)
(→ 次ページに続く)
9
起
動
ま
で
準
備
か
ら
インストール(Mac OS の場合)
9. インストール先を指定後、画面下の[次へ>>]を
クリックします。
● インストールが開始されます。
● インストール先を指定しないと、[次へ>>]をクリックで
きません。
10. インストールが完了したら[完了]をクリックし
ます。
● [完了]をクリック後、開いているウィンドウがあれば閉じ
て、CD-ROMを取り出します。
ソフトウェアの削除(アンインストール)
【Windows®の場合】
1. 本ソフトウェアが起動しているときは終了させます(→ P.12)
。
2. Windows®XPでは[スタート]→[コントロールパネル
(C)]の【プログラムの追加と削除】で
「DiMAGE Viewer」を選び、
[変更と削除]をクリックしてください。
(S)]→[コントロールパネル
(C)]の
Windows®XP以外のWindows®では[スタート]→[設定
【アプリケーションの追加と削除】で「DiMAGE Viewer」を選び、
[削除
(R)]をクリックして
ください。
3. 以下のフォルダをゴミ箱にドラッグして捨てた後、ゴミ箱を空にしてください。
【Windows®XP/2000 Professional】C: →[Documents and Settingsフォルダ]→[(ユー
ザ名のフォルダ)]→[Application Dataフォルダ]→[DiMAGEフォルダ]内の 7300フォルダ
【Windows®98/98SE/Me】C: →[Windowsフォルダ]→[Application Dataフォルダ]→
[DiMAGEフォルダ]内の 7300フォルダ
※操作3.により、画像補正ジョブ/Minolta-RAWファイルオープンのパラメーター設定ジョブファイルも削除されます。
10
【Mac OSの場合】
● Mac
OS Xで旧バージョン(Ver.2.1以前のバージョン)で設定した画像補正ジョブファイル、および、
Minolta-RAWファイルオープンのパラメータ設定ジョブファイルをこのバージョンでも引き続き使用
したい場合は、アンインストール前にそれらジョブファイルをバックアップして本バージョン用に移
行する必要があります。詳しくは124ページをご覧ください(Mac OS 9.xではこの操作は不要です)。
1. 本ソフトウェアが起動しているときは終了させます(→ P.13)
。
2. 以下のフォルダ、および、ファイルをゴミ箱にドラッグして捨てた後、ゴミ箱を空にしてくだ
さい。ゴミ箱を空にできないときは、Mac OSを再起動してください。
【Mac OS X】
●ソフトウェアをインストールしたフォルダ
(9ページ、操作8.で指定したフォルダ)
● /Library/Preferences 内の 以下のフォルダ
7300
● /Users/ログオンユーザ名のフォルダ/Library/Preferences 内の 以下のフォルダ
7300
● /Library/CFMSupport 内の 以下のファイル
DSCIPLibrary2
MCMLibraryDSC2
MQTQueenLib
MQTQueenLib2
MQueenLib
MQueenLib2
【Mac OS 9.x】
●ソフトウェアをインストールしたフォルダ
(9ページ、操作8.で指定したフォルダ)
●[システムフォルダ]
→[初期設定フォルダ]内の 以下のフォルダ
7300
●[システムフォルダ]
→[機能拡張フォルダ]内の 以下のファイル
DSCIPLibrary2
MCMLibraryDSC2
MQTQueenLib
MQTQueenLib2
MQueenLib
MQueenLib2
11
起
動
ま
で
準
備
か
ら
ソフトウェアの起動
Windowsの場合
1. パソコンの電源を入れ、Windows®を起動させます。
2. [スタート]-[すべてのプログラム(P)](Windows®XP以外では [プログラム(P)
])[DiMAGE Viewer]-[DiMAGE Viewer]を選択します。
ソフトウェアを終了させるときは、
[ファイル]-[終了]を選択するか、画
面右上の
をクリックします。
12
起
動
ま
で
Macintoshの場合
1. パソコンの電源を入れ、Mac OSを起動させます。
2. ソフトウェアをインストールしたフォルダをダブルクリックして開き、同様に
DiMAGE Viewer for OSX(または、DiMAGE Viewer)フォルダを開きます。
3. DiMAGE Viewerのアイコンをダブルクリックします。
ソフトウェアを終了させるときは、
Mac OS X では、
[DiMAGE Viewer]
メニューから「DiMAGE Viewerを終了」
を選びます。
Mac OS 9.x では、
[ファイル]メニュ
ーから「終了」を選びます。
13
準
備
か
ら
サムネイルウィンドウ表示
メニューバー
ツールバー
クリックすると、それぞれのメニュー
のプルダウンリストを表示します。
メニューの機能のいくつかをボタ
ンとしてまとめています。
画像数が多い場合、
ここで上下にスク
ロールできます。
フォルダツリー
ディスクドライブのフォルダの階層を
表示します。フォルダ名を選択すると、
フォルダ内の画像をサムネイル表示領
域に表示します。
登録アイコン
初期設定メニューで登録したアプリケ
ーションのアイコンを表示します。
アプリケーションの登録については、
106ページ「アプリケーション登録」
をご覧ください。
ステータスバー
サムネイル表示領域
ファイル総数および総サイズを表示します。
また、ボタンなどの上にカーソルを置いた
ときに、簡単な機能説明を表示します。
フォルダツリーから選択したフ
ォルダ内のファイルをサムネイ
ル表示します。
ドラッグするとウ
ィンドウのサイズ
を変更できます。
ツールバーのボタン名称
別フォルダにコピーボタン
フォルダ新規作成ボタン
コピーボタン※
サムネイル表示ボタン
削除ボタン
貼り付けボタン※
別フォルダに移動ボタン
※
切り取りボタン
ビュー表示ボタン
ソート順リストボックス
アイコン表示ボタン
詳細リスト表示ボタン
撮影情報表示ボタン
昇順・降順切替ボタン
※切り取り、コピー、貼り付けのボタンは、Macintosh版にはありません。
14
起
動
ま
で
ツールとメニュー
サムネイルウィンドウでは、次のようなメニューを操作できます。
● ファイル
メニュー/対応ツールボタン
準
備
か
ら
基
本
操
作
説 明
フォルダ新規作成
新規のフォルダを作成します。→ P.92
ビュー表示
サムネイルから選択した画像をビューウィンドウで表示します。
動画を選択した場合は、動画ビューアで表示されます。→P.32
音声再生
サムネイルから選択した画像にWAVファイルが付属している
場合、音声ファイルを再生します。→ P.109
アプリケーションで開く
サムネイルから選択した画像および動画を登録アプリケーシ
ョンで開きます。→ P.111
撮影情報表示
選択された画像の撮影情報を表示します。→ P.25
表示項目設定
撮影情報表示で表示する項目を設定します。→ P.26
撮影情報を保存
サムネイルから選択した画像の撮影情報を保存します。撮影
情報は、CSV形式で保存されます。→ P.27
初期設定
アプリケーションや画像ビューアを登録します。→ P.106
カラー設定
カラーマッチング用設定を行います。→ P.112
終了
DiMAGE Viewerを終了します。
補画
正像
すを
る
編フ
集ァ
イ
ル
の
補動
正画
すを
る
便
利
な
機
能
そ
の
他
(→ 次ページに続く)
15
サムネイルウィンドウ表示
● 編集
メニュー/対応ツールボタン
説 明
別フォルダに移動 ※
選択したファイルやフォルダを別のフォルダに移動します。
選択したファイルに付属するサムネイルファイル(*.THM)
や音声ファイル(*.WAV)がある場合、そのファイルも一緒
に移動します。→ P.88
別フォルダにコピー ※
選択した画像を別のフォルダにコピーします。選択したファ
イルに付属するサムネイルファイル(*.THM)や音声ファイ
ル(*.WAV)がある場合、そのファイルもコピーします。
→ P.89
クリップボードにコピー
選択した画像をクリップボードにコピーします。この操作でコ
ピーできるファイルは、JPEG、TIFF、BMP、PICTファイルの
4種類です。
名前の変更 ※
選択したファイルやフォルダの名前を変更します。選択した
ファイルに付属するサムネイルファイル(*.THM)や音声フ
ァイル(*.WAV)がある場合、そのファイルの名前も変更し
ます。→ P.91
切り取り ※
(選択したファイルやフォルダ
の切り取りは、Windows®版
のみの機能)
選択したファイルやフォルダをコピーまたは貼り付けのため
に切り取ります。また、ファイル名の編集で文字列の切り取
りにも使用できます。選択したサムネイルファイル(*.THM)
や音声ファイル(*.WAV)がある場合、そのファイルも切り
取ります。
コピー ※
(選択したファイルやフォルダ
のコピーは、Windows®版
のみの機能)
選択したファイルおよびフォルダをコピーします。また、ファ
イル名の編集で文字列のコピーにも使用できます。選択したフ
ァイルに付属するサムネイルファイル(*.THM)や音声ファ
イル(*.WAV)がある場合、そのファイルもコピーします。
貼り付け
(選択したファイルやフォルダ
の貼り付けは、Windows®版
のみの機能)
コピーまたは切り取ったファイルやフォルダを貼り付けます。
また、ファイル名の編集で文字列の貼り付けにも使用できま
す。
16
削除 ※
選択したファイルおよびフォルダを削除します。選択したフ
ァイルに付属するサムネイルファイル(*.THM)や音声ファ
イル(*.WAV)がある場合、そのファイルも削除します。
→ P.90
すべて選択
サムネイル表示領域に表示されているすべてのサムネイルを
選択します。
※選択したファイルが動画(MOV、AVI)、および、撮影時にICCプロファイルが埋め込まれたJPEG画像(拡張子
が“.JPE”のJPEG画像ファイル)の場合、それに付属するサムネイルファイルは、別フォルダに移動、別フォル
ダにコピー、名前の変更、切り取り、コピー、削除はされません。
● 表示
メニュー/対応ツールボタン
説 明
ツールバー/ステータスバー/フォルダ
ツリー/アプリアイコンペイン
チェックマークを付けた表示項目がサムネイルウィンドウに
表示されます。
サムネイル表示
詳細リスト表示
選択した方式でサムネイルを表示します。→ P.21、22
サムネイル表示 :サムネイル画像で一覧表示します。
アイコン表示 :アイコンで一覧表示します。
詳細リスト表示 :更新日付、ファイルサイズ付きのリスト
で一覧表示します。
サムネイルサイズ設定
サムネイル表示のサムネイルサイズを設定します。→ P.21
最新の情報に更新
フォルダツリー、サムネイル表示を最新の情報に更新します。
→ P.23
アイコン表示
(→ 次ページに続く)
17
基
本
操
作
サムネイルウィンドウ表示
● ソート
メニュー/対応ツールボタン
説 明
ソートなし/日付順
名前順/拡張子順/コメント順
選択した並び順でサムネイルの表示を並び変えます。
→ P.22
昇順/降順
選択した並び順の昇順/降順を切り替えます。
● ツール
メニュー
説 明
一括リネーム
サムネイルから選択したファイルの名前をまとめて変換しま
す。→ P.93
バッチ処理
サムネイルから選択した画像に対して、まとめて画像補正を
かけます。→ P.76
コメントの編集
ユーザーコメントを編集します。→ P.23
インデックスシート作成
(Windows®版のみ)
動画補正
インデックスシート作成ウィンドウを開きます。→ P.28
動画補正ウィンドウを開きます。→ P.94
● ヘルプ
メニュー
バージョン情報※
説 明
ソフトウエアのバージョン情報を表示します。
※Mac OS Xでは、
[DiMAGE Viewer]
メニューから「DiMAGE Viewerについて...」を選ぶと、バージ
ョン情報が表示されます。
Mac OS 9.x では、
[ ]
メニューから「DiMAGE Viewerについて...」を選ぶと、バージョン情報が表
示されます。
18
ファイルの種類と場所について
パソコンとカメラをUSBケーブルで接続すると、カメラ内のカードは通常、Windows®の場合は
「リムーバブルディスク」のドライブ、Macintosh(Mac OS 9.x)の場合は「名称未設定」、
Macintosh(Mac OS X)の場合は「NO_NAME」等のボリュームとして認識されます。
画像は、カード内の「DCIM」フォルダ内の「100MLT10」等のフォルダ内に保存されています。
PICT0001.JPG
カード
「リムーバブルディスク」
または
「名称未設定」
「NO_NAME」等
(Mac OS Xの
場合は、カード
によって表示さ
れるボリューム
名が異なること
があります)
DCIM
100MLT10
101MLT18 等
撮影した画像の入るフォルダ
(カメラや設定によってフォル
ダ名は異なります)
MISC
プリント指定用フォルダ
* TIFF(スーパーファイン)画像、RAW画像、撮影時
に ICCプロファイルが埋め込まれた JPEG画像の
場合は、それぞれ同名のサムネイルファイル(拡張
子が“.THM”のファイル)も保存されます。
エコノミー、スタンダード、ファイン、エ
クストラファインの場合、画像はJPEG
ファイルとして保存されています。
PICT0002.TIF / PICT0002.THM *
TIFF
(スーパーファイン)の場合、画
像はTIFFファイルとして保存されてい
ます。
PICT0003.MRW / PICT0003.THM *
当社デジタルカメラ(RAW対応機種)
で撮影したMinolta-RAWの場合、
RAWファイルとして保存されます。
拡張子には“.MRW”が付きます。
PICT0004.MOV(PICT0004.AVI)
動画の場合、MOV、または、AVIファ
イルとして保存されています。
PICT0005.WAV
このソフトウェアでは、カメラ内のカードか
ら直接ファイルを開くだけではなく、パソコ
ンにコピー、または保存されたファイルも開
くことができます。対応するファイルの形式
と種類については、126ページの「対応ファ
イルの一覧」を参照してください。
音声データの場合、WAVEファイル
として保存されています。
PICT0006.JPE / PICT0006.THM *
撮影時にICCプロファイルが埋め込ま
れたJPEGファイルの場合、拡張子に
“.JPE”が付いたファイルが保存され
ます。
19
基
本
操
作
ファイル一覧を表示する
フォルダツリーから、画像ファイルのあるフォルダをクリ
ックします。
● 左図のフォルダツリーは、マイ
ドキュメントフォルダ内のマイ ピ
クチャフォルダを選択する場合を例に説明しています。
音声データが付属して
いるファイルには、
♪マークが表示されま
す。→ P.109
●フォルダ内の画像のファイル一覧が表示されます
(サムネイル表示ー表示サイズ:大の場合)。
20
ファイル一覧の表示を変更する
サムネイル表示
[表示]-[サムネイル表示]を選択します。
・ またはサムネイル表示ボタンをクリックし
ます。
● ファイル一覧がサムネイル表示されます。
サムネイルサイズの変更
1.[表示]-[サムネイルサイズの設定]を選
択します。
2.サブメニューから、サムネイルのサイ
ズを選択します。
● 選択したサイズでファイル一覧が表示されます。
大ー160×120
(L)
中ー120×90
(M) 小ー80×60
(S)
情報付きー120×90
(D)
21
基
本
操
作
ファイル一覧の表示を変更する
アイコン表示
[表示]-[アイコン表示]を選択します。
・ またはアイコン表示ボタンをクリックしま
す。
● ファイル一覧がアイコン表示されます。
詳細リスト表示
[表示]-[詳細リスト表示]を選択します。
・ または詳細リスト表示ボタンをクリックし
ます。
● ファイル一覧が詳細リスト表示されます。
並び順の変更
[ソート]メニューの選択肢から、並び順
を選択します。
・ または並び順指定リストボックスから、並
び順を選択します。
● 指定した並び順でファイル一覧が表示されます。
22
ファイル一覧/フォルダツリーの更新
[表示]-[最新の情報に更新]を選択します。
・または、<Ctrl >キーを押したまま <R >キーを押します。
● ファイル一覧およびフォルダツリーの情報が更新されます。
基
本
操
作
ユーザーコメントを表示・編集する
画像にユーザーコメントが付加されている場合、そのコメントを表示して編集できます。また、ユ
ーザーコメントのない画像に新規にコメントを付加することもできます。
● ユーザーコメントは、Exif
2.2 の規格に基づいています。Exif 2.1 および 2.2規格に準拠していな
い画像に対しては、コメント表示・編集機能は使用できません。
● 文字写し込み機能を持った当社デジタルカメラの内、文字列を画像に写し込まずにExifの撮影情報と
して付加することのできるカメラで写し込んだときは、ユーザーコメント編集ウィンドウ内の文字ボ
ックスにその文字列が表示されます(ただし、カメラ側でヨーロッパ言語の特殊文字や一部の記号(「é」
「ü」
「ç」
「ß」など)を入力していた場合、それらは日本語環境では正しく表示されません)。
● Mac
OS 9.xで、Unicode文字列を扱うための機能拡張書類がインストールされていない、または、
インストールされていても機能が働かない状態になっている場合は、本ソフトウェア起動時に「必要な
機能拡張書類がないため、コメント表示・編集機能は使用できません。」というメッセージが表示され
ます(コメント表示・編集機能が使えないだけで、その他の機能は問題なく使用できます)。詳しくは
Mac ヘルプ画面等をご覧ください。
(→ 次ページに続く)
23
ユーザーコメントを表示・編集する
コメントの表示・編集
1. コメントを表示・編集したい画像を選
び、[ツール]-[コメントの編集]を選択
します。
・ または、コメントを表示・編集したい画像
を選び、右クリック(Mac OSでは
Control キーを押しながらクリック)して
表示されるメニューから[コメントの編集]
を選択します。
● ユーザーコメント編集ウィンドウが表示され
ます。コメントが書き込まれていた場合は、
ウィンドウ内の文字ボックスに表示されます。
● 複数の画像を選ん
でコメントを編集
すると、選んだ画
像すべてに同じコ
メントを付けるこ
とができます。
2. 編集するときは、文字ボックスにコメ
ント文を入力し、[保存]をクリックし
ます。
● 全角16文字
(半角32文字)
以内で入力してく
ださい。全角ひらがなや漢字も使えます。
● 改行はできません。
● 入力したコメントは、[サムネイルサイズの設
] を選ぶと
定] で [情報付きー120×90
(D)
(→ P.21)、最下部に表示されます。コメント
が長くて表示しきれない場合は、表示できな
い部分を ”
...”で表示します(例:常光寺境内
にて撮...)。
● また、撮影情報の1項目として表示させること
もできます。→次ページ。
24
撮影情報を表示する
ファイル一覧に表示されるファイルには、撮影時の条件などの情報が付属されています。
情報の内容は、撮影したカメラによって異なります。
撮影情報の表示
1. ファイル一覧から、撮影情報を表示し
たいファイルを選択します。
2. [ファイル]-[撮影情報表示]を選択しま
す。
・ または撮影情報表示ボタンをクリックしま
す。
● 選択したファイルの撮影情報が表示されます。
● 左図はWindows®版での表示例です。Mac
OS版では一部表現が異なります。
Exif 2.2 の規格に基づいて表示し
ています。
● この情報は
● 選択したファイルが当社デジタルカメラで撮影された
画像のときや、それらをこのソフトウェアで開いて保
存し
(直し)
た画像の場合は、情報ウィンドウの最下部
に [その他の情報] として、シーンセレクトモード、カラーモード、
画質モード、調光補正値 の4項目の情報が表示されます
(上図)。
※表示されない、もしくは、4項目の一部しか表示され
ない機種もあります。
25
基
本
操
作
撮影情報を表示する
表示項目の設定
撮影情報に表示される項目を設定します。
1. [ファイル]-[表示項目設定](Mac OSでは[画像情報
表示項目設定...])を選択します。
2. 撮影情報に表示させなくてもよ
い項目を選択して[←]をクリッ
クすると、選択した項目が「表
示しない」のエリアに移動し、
表示されなくなります。
●「表示する」にもどす場合、項目を選
択して[→]をクリックします。
● 上記の操作は、項目をダブルクリック
しても同様の結果になります。
3. [OK]をクリックします。
● 設定を変更しない場合は[キャンセル]
をクリックします。
クリックすると、すべて
「表示する」に移動します。
26
クリックすると、すべて
「表示しない」に移動し
ます。
撮影情報の保存
1. ファイル一覧から、撮影情報を保存したいファイルを
選択します。
2. [ファイル]-[撮影情報を保存]を選択します。
● 各OS標準のファイル保存ダイアログボックスが表示されます。
保存する場所を選びます。
3. 撮影情報に名前を付けて[保存]
をクリックます。
● 選択したファイルの撮影情報が、CSV
形式のファイルとして保存されます。
CSV形式のファイル
項目ごとのデータをカンマ(,)で区切って
並べたテキストファイルで、ほとんどのデ
ータベースソフトウェアや表計算ソフトウ
ェアで読み込むことができます。
27
基
本
操
作
インデックスシートを作成する(Windows 版のみ)
®
指定したフォルダ内の画像を一覧表示用としてまとめて
(インデックスシート作成)
プリントしたり、
画像として保存することができます。
1. ファイル一覧から、インデックスシートにまとめたい画像ファイルを選びます。
● 複数の画像を選ぶときは、<Ctrl >
キーを押したまま、画像をクリックします。
● 複数の連続した画像を選ぶときは、最初の画像をクリックし、次に<Shift >キーを押したまま最後の
画像をクリックします。
● すべての画像を選ぶときは、[編集]-[すべてを選択]を選びます。
● 音声のみのファイル
(サムネイルが♪だけのファイル)は、インデックスシートには表示されません。
2. [ツール]-[インデックスシート作成]を選択します。
●
28
インデックスシート作成ウィンドウが表示されます。
3. シートプレビュー画像を見ながら、インデックスシートの設定を行ないます。
右の設定に応じて、作成されるインデ
ックスシートのプレビュー画像が表示
されます。
(a)1枚のシートに配置する画像の
行数と列数を設定します。
(2行×2列から8行×8列まで)
(b)▼をクリックし、現れるリス
トからシートのサイズを選びます。
(1600×1200、1024×768、
640×480の3つから1つ選択)
(c)配置画像に枠を付けるか付け
ないかを選びます。
(d)
シート上部に記載するデータ
(フ
ォルダ&ページ番号)
を選びます。
(e)配置画像1つ1つの下に記載す
るラベル(ファイル名、日付)を選
びます。
(f)クリックすると[タイトル入力
ウィンドウ]が表示されます
(下図)
。
インデックスシートを印刷
します。設定後、次ページ
の操作4. へ
インデックスシートを画像ファイ
ルとして保存します。BMP,
JPEG, TIFF形式のいずれかで保
存できます。設定後、31ページ
の操作10. へ
タイトルを入力し、[OK]をクリッ
クします。
インデックスシート作成ウィンド
ウを閉じます。
[フォント設定]をクリックすると、Windows®標準
の[フォント設定ウィンドウ]が表示され、フォント
の種類、スタイル、サイズを変更できます。
フォント設定のサンプルが表示されます。フォルダ&ページ番号、
ラベル、タイトル それぞれに別々のフォントを設定できます(こ
のサンプルでは、フォントのサイズは反映されません)。
(→ 次ページに続く)
29
基
本
操
作
インデックスシートを作成する(Windows®版のみ)
4. インデックスシート作成ウィンドウ内の [シート印刷]をクリックします。
●「プリント用画像を作成中…」の表示が出ます。しばらくすると、印刷ウィンドウ
(下図)が表示され
ますので、プレビュー画像を見ながら用紙上の印刷位置やサイズを設定します。
縦位置、横位置それぞれ、配置された画像(全体)
の用紙上の位置合わせをします。
上 :用紙の上端(余白を除く)に合わせます。
中央:用紙の中央に配置します。
下 :用紙の下端(余白を除く)に合わせます。
左 :用紙の左端(余白を除く)に合わせます。
中央:用紙の中央に配置します。
右 :用紙の右端(余白を除く)に合わせます。
5.
7.
作成されるインデックスシートが複数
枚になるときは、[前へ] [次へ] で前後
のシートが表示されます。
プレビュー画像
[解像度] [用紙サイズに合わせる] のいずれかの
方法で、用紙上の画像のサイズを決めます。
[解像度] で決めるときは、[○解像度] をチェック
して●を付け、右横のボックスにdpi単位で出力
解像度を入力します。入力すると、幅と高さの
数値も変わります。
あるいは、[幅] または [高さ] に㎜単位で印刷サ
イズを入力します。一方を入力すると、もう一
方も自動的に変わります。
[用紙サイズに合わせる] では、チェックして●を
付け、右横のボックスに、%単位で用紙に対す
る倍率を1∼100の範囲で入力します。
数値入力後、[適用]をクリックすると、プレビュ
ー画像が設定したサイズに更新されます。
5. 印刷ウィンドウ内の [プリンタ設定] をクリックします。
● プリンタの設定ウィンドウが現れます。プリンタの設定を確認し、必要があれば
[プロパティ] をクリ
ックして変更します(プロパティの内容については、お使いのプリンタの取扱説明書をご覧ください)
。
● 用紙のサイズや給紙方法、印刷の向きを確認し、必要があれば変更します。
30
6. プリンタの設定ウィンドウ内の [OK] をクリックして、ウィンドウを閉じます。
7. 印刷ウィンドウ内の [印刷] をクリックします。
● Windows®標準の印刷ダイアログボックス
(下図)が現れます。
8. [印刷範囲] と [印刷部数] を確認して、
必要があれば変更します。
9. 印刷ダイアログボックス内の [OK]を
クリックします。
● 印刷が開始されます。
10. インデックスシートを画像として保存するときは、インデックスシート作成ウィン
ドウ内の [シート保存] をクリックします。
● Windows®標準のファイル保存ダイアログボックス
(下図)が現れます。
11. [保存する場所] を選び、[保存ファ
イル名] を入力、[ファイルの種類]
を選びます。
● ファイルの種類は、BMP,
JPEG, TIFFの
いずれかを選びます。
12. [保存] をクリックします。
● シートが複数
(枚数)
の場合は、ファイル
名に通し番号が付加されます。
例:6月家族旅行_1.bmp, 6月家族旅行
_2.bmp, 6月家族旅行_3.bmp, ……
31
基
本
操
作
画像ビューを表示する
1. ファイル一覧から、画像ビューを表
示したいファイルを選択します。
2. [ファイル]-[ビュー表示](Mac
OSでは[ビューアで表示])を選択し
ます。
・ または、ビュー表示ボタンをクリックし
ます。
● 画像をダブルクリックしてもビュー表示に
切り替わります。
● 選択した画像がビューウィンドウで表示されます。
● 短辺が3840ピクセル、または長辺が5120ピクセルを越える画像の場合、
「画
像が大きすぎます」というエラーメッセージが表示され、画像は表示されません。
32
ビューウィンドウ表示
メニューバー
クリックすると、それぞれのメニューのプルダウンリストを表示します。
操作できるメニューについては、34ページ「ツールとメニュー」をご覧ください。
ツールバー
コマ番号表示
メニューの機能のいくつかをボタンとし
てまとめています。
サムネイル画像複数存在する場合、画像の総数と現在の
コマ番号が表示されます。
色調補正ツールバー
現在のコマ番号
コマ総数
色調補正に関するメニューの機能
をボタンとしてまとめています。
前のコマを表示
次のコマを表示
RGB値表示
現在カーソルが指している位置の、
RGB値が表示されます。
● Windowsでは<Shift >キー、Mac
OSでは<Command >キーを押す
と、RGB
(赤緑青)値の代わりに
CMY
(シアン・マゼンタ・
イエロー)値が表示されます。
● 左側は画像補正前の値、右側は画像
補正後の値を表します。
ヒストグラム表示
画像ビューに表示している画像のヒス
トグラム(RGB)を表示します。
画像情報表示
スナップショット表示エリア
画像ビューエリア
画像ビューに表示している画像の撮影
情報を表示します。
ステータスバー
ファイル名やファイルサイズ、表示倍率やカーソルの座標値などを表示します。
ボタンなどの上にカーソルを置いたときに、簡単な機能説明を表示します。
33
基
本
操
作
ビューウィンドウ表示
ツールとメニュー
ビューウィンドウでは、次のようなメニューを操作できます。
手のひらカーソルボタン
上書き保存ボタン
ルーペカーソルボタン
印刷ボタン
選択範囲カーソルボタン
サムネイルウィンドウに戻るボタン
シャープネス補正ボタン
色相・彩度・明度補正ボタン
34
リセットボタン
Redoボタン
Undoボタン
文字写し込みボタン
画像サイズ変更ボタン
補正前後画像同時表示ボタン
補正ジョブ登録ボタン
バリエーション補正ボタン
トーンカーブ・ヒストグラム補正ボタン
左右反転ボタン
左90°回転ボタン
明るさ・コントラスト・カラーバランス補正ボタン
上下反転ボタン
右90°回転ボタン
補正ジョブ呼び出しボタン
スナップショットボタン
全体表示ボタン
● ファイル
メニュー/対応ツールボタン
説 明
サムネイルウィンドウに戻る
ビューウィンドウからサムネイルウィンドウへ戻ります。
保存
ビューウィンドウに表示している画像を保存します。ただし、
Minolta-RAWおよびJPEGファイルの場合、名前を付けて保存に
なります。→ P.46
名前を付けて保存
ビューウィンドウに表示している画像に名前を付けて保存します。
→ P.46
選択範囲を保存
選択範囲カーソルで選択した範囲の画像を新規ファイルとして保
存します。→ P.47
印刷
ビューウィンドウに表示している画像をプリントアウトします。
→ P.50
選択範囲を印刷
選択範囲カーソルで選択した範囲の画像をプリントアウトします。
→ P.51
終了
DiMAGE Viewerを終了します。
● 編集
メニュー/対応ツールボタン
説 明
Undo
直前に行った操作を取り消して、その前の状態に戻します。
Redo
[Undo]で取り消した操作をやり直します。
リセット
すべての補正をリセットして、画像を開いた時の状態に戻します。
コピー
選択範囲カーソルで選択した範囲の画像をクリップボードにコピ
ーします。
(Mac OS版では、幅4092pixelを超える範囲のコピーはできません。)
Mac OS版には、上記メニュー項目に加えて「ペースト」
「全てを選択」が表示されます。
35
基
本
操
作
ビューウィンドウ表示
● 表示
メニュー/対応ツールボタン
説 明
ツールバー/ステータスバー/
ヒストグラム表示/撮影情報表示/
スナップショット表示
ビューウィンドウのレイアウトを切り替えます。チェックマーク
を付けた項目がウィンドウ上に表示されます。
カーソル
リストボックスからカーソルの種類を選択します。
ルーペカーソル
選択範囲カーソル
手のひらカーソル
ズーム
:クリックすると、画像を拡大します。
<Shift >キー(Mac OSでは<option >キ
ー)を押しながらクリックすると、画像を
縮小します。→ P.41
:画像上の任意の点からドラッグして、矩
形の範囲を選択できます。また選択した範
囲は、コピーや保存、印刷ができます。
→ P.47、48,52
:画像をドラッグして、表示位置を移動で
きます。おもに、画像を拡大表示したと
きに使います。→ P.42
リストボックスから表示倍率を選択します。→ P.41
拡 大
:画像を拡大表示します。
縮 小
:画像を縮小表示します。
ウィンドウにあわせる:表示倍率をビューウィンドウの大きさに
合わせます。
等倍表示する
:画像を等倍(100%)
で表示します。
倍率設定
:25、50、75、100、200、400%から倍
率を指定して、画像を拡大縮小します。
補正前後画像同時表示
36
チェックマークを付けると、補正前と補正後の画像を並べて表示
します。→ P.73
● ツール
メニュー/対応ツールボタン
説 明
リサイズ
縦横比固定で画像の大きさを変更します。変更したサイズは、画
像を保存しないと反映されません。→ P.43
回 転
右90°
回転 :画像を右回り(時計回り)に90°回転します。→P.39
左90°
回転 :画像を左回り
(反時計回り)
に90°
回転します。
→P.39
反 転
左右反転
:画像の左右を反転して表示します。→ P.40
上下反転
:画像の上下を反転して表示します。→ P.40
文字写し込み
文字写し込みの あり/なし を切り替えます。→ P.45
写し込み設定
写し込みの内容(写し込み項目、フォント、文字色、写し込み位置)
を設定します。→ P.44
37
基
本
操
作
ビューウィンドウ表示
● 補正
メニュー/対応ツールボタン
画像補正
説 明
リストボックスから各画像補正のメニューを選択すると、それぞ
れの補正パレットが表示されます。画像補正で行える補正メニュ
ーは以下の5種類です。
トーンカーブ・ヒストグラム補正 → P.54
明るさ/コントラスト/カラーバランス補正 → P.65
色相/彩度/明度補正 → P.66
バリエーション補正 → P.67
シャープネス補正 → P.74
補正ジョブ登録
(Mac OSでは、画像補正ジ
ョブ登録)
補正ジョブ登録ウィンドウを表示します。表示している画像に行
った画像補正・シャープネス補正を、補正ジョブとして登録でき
ます。→ P.72
補正ジョブ呼び出し
登録した補正ジョブの中から、現在の画像に対して適用したい補
正ジョブを選択します。→ P.72
スナップショット
現在の画像をスナップショットとして記録し、スナップショット
表示エリアにサムネイル表示します。→ P.71
● プラグイン
メニュー/対応ツールボタン
文書画像処理
38
説 明
文書を撮影した画像の下地を白くとばし、文字を黒く引き締める
処理をして、文字を読みやすくします。→ P.85
画像を回転・反転する
右回転
[ツール]-[回転]-[右90°
回転]を選択し
ます。
・ または右回転ボタンをクリックします。
● 画像が時計回りに
90°回転します。
左回転
[ツール]-[回転]-[左90°
回転]を選択し
ます。
・ または左回転ボタンをクリックします。
● 画像が反時計回り
に90°回転します。
39
基
本
操
作
画像を回転・反転する
左右反転
[ツール]-[反転]-[左右反転]を選択しま
す。
・ または左右反転ボタンをクリックします。
● 画像が左右反転されます。
上下反転
[ツール]-[反転]-[上下反転]を選択しま
す。
・ または上下反転ボタンをクリックします。
● 画像が上下反転されます。
40
画像を拡大・縮小する
ルーペカーソルで拡大・縮小する
1. [表示]-[カーソル]-[ルーペカーソル]
を選択します。
・ またはルーペカーソルボタンをクリックし
ます。
2. 拡大の場合:画像上をクリックします。
縮小の場合:<Shift >キー(Mac
OSでは<option >キー)を押しなが
ら、画像上をクリックします。
● 拡大・縮小の倍率は、[倍率設定]で変更でき
る倍率ごとに上下します。
ズームメニューで拡大・縮小する
[表示]-[ズーム]を選択し、さらにサブメ
ニューから画像の表示倍率を選択して変
更します。
● 現在の倍率より、
1つ上の倍率に拡大します。
● 現在の倍率より、
1つ下の倍率に縮小します。
● 表示倍率をビューウィンドウの大きさに合わ
せます。
● 等倍
(100%)で表示します。
● 倍率を指定して、画像を拡大縮小します。
41
基
本
操
作
表示位置を変更する
画像を拡大したとき、ビューウィンドウ内で画像のすべてを表示しきれない場合があります。
手のひらカーソルを使うと、倍率はそのままで、表示する位置を変更できます。
1. [表示]-[カーソル]-[手のひらカーソル]
を選択します。
・ または手のひらカーソルボタンをクリック
します。
2. 手のひらカーソルで画像をドラッグし
ます。
3. 見たい位置が表示されたら、マウスボ
タンを離します。
● 画面のスライダーバーをマウスでドラッグし
ても表示位置を変更できます。
42
画像サイズを変更する
画像サイズを縦横比固定で変更できます。
1. [ツール]-[リサイズ]を選択します。
・ または画像サイズ変更ボタンをクリックし
ます。
2. サイズ変更後の画像の幅 または 高さ
を、画素数(ピクセル)単位で入力し
ます。
●幅
● 元の画像サイズよりも大きな画像サイズに変
更すると、画質が低下します。
または 高さ どちらか一方を入力すると、
もう一方も自動的に変わります。縦横の比率
を変えることはできません。
● 必要に応じて、画素の補間方法も選択します。
バイリニア
:標準的な画質が得られま
す。
バイキュービック:バイリニアよりも精度の
高い画素補間方式です。
この方法を選択すると、
色調の移行がより滑らか
になりますが、保存のと
きの処理速度は遅くなり
ます。
● 設定できる最大サイズは、短辺が3840ピク
セル、長辺が5120ピクセルとなります。
3. [OK]をクリックします。
● 実際の画像サイズの変更は、画像を保存する
ときに行われます。
43
基
本
操
作
文字を写し込む
画像に文字(撮影日時、ファイル名、ユーザーコメント)を写し込むことができます。
写し込み内容の設定
1. [ツール]-[写し込み設定]を選択しま
す。
● 写し込み内容の設定ウィンドウが現れます。
2. 写し込む内容を設定します。
写し込む内容を選びます。
写し込みたい項目の□をク
リックして✔を付けます。
ユーザーコメントについて
は、23ページ参照。
写し込む位置を選びます。
[左上][右上][左下][右下]い
ずれかのボタンをクリック
します。
[フォント設定] をクリックする
と、[フォント設定ウィンドウ]
が表示され、フォントの種類、
スタイル、サイズを変更できま
す(大きいサイズに設定すると、
写し込み内容の一部が写し込ま
れないことがあります)。
[文字色設定] をクリックすると、
[カラーパレット]が表示され、
文字の色を変更できます。
[□選択範囲内]をクリックして
✔を付けると、範囲選択カーソ
ルで指定した位置に写し込まれ
ます。
範囲選択のしかたや、選択した
範囲の移動や大きさの変更のし
かたは、47、48ページを参照。
3. [OK] をクリックします。
● 文字写し込みが[あり] のときは、ビューウィ
ンドウ内の画像に文字が写し込まれます。
44
文字写し込みの[あり][なし]切り替え
[ツール]-[文字写し込み]を選択
します。
・ または文字写し込みボタンをクリ
ックします。
● [ツール]-[文字写し込み]を選択する
たびに、または、文字写し込みボタ
ンをクリックするたびに、文字写し
込みの [あり] と [なし] が切り替わり
ます。
● 文字写し込み [あり] のときは、[ツ
ール]-[文字写し込み]の左に✔が付
き、文字写し込みボタンが押された
(やや凹んだ)状態になります。
【写し込み例】
● 上記操作で文字写し込みを [あり] に
設定しても、コマ番号表示両横の
や で他の画像に切り替えたり、サ
ムネイルウィンドウに戻ると、文字
写し込みは [なし] になります。
● 文字を写し込んだ画像を保存するに
は、写し込みを確認後、(他の操作
をせずに)保存作業を行なってくだ
さい(→ 次ページ)。
45
基
本
操
作
画像ファイルを保存する
名前を付けて保存する
ビューウィンドウに表示されている画像に名前を付けて保存します。
1. [ファイル]-[名前を付けて保存]を選
択します。
● 各OS標準のファイル保存ダイアログボック
スが表示されます。
上書き保存するときは、上書き保存ボタンを
クリックします。
保存場所を選びます
2. 保存する場所を選び、ファイル名を入
力、ファイルの種類(保存ファイル形
式)を選択します。
ファイル名を入力します
ファイル名を入力します
(拡張子
は自動的に付加されます。)
ファイルの種類を選びます
[ファイルの種類] にJPEGを選んだ場合
は、圧縮率のスライドバーで、1
(低圧縮・
ファイルサイズ大)∼100(高圧縮・ファ
イルサイズ小)
を選択します。
46
ファイルの種類を選びます
● ファイルの種類は、Windows®では
BMP, JPEG, TIFFから、Mac
OSでは PICT, JPEG, TIFFから選びます。
3. [保存] をクリックします。
基
本
操
作
選択範囲を保存する
画像の任意の範囲を指定して、その部分だけを新規ファイルとして保存できます。
1. [表示]-[カーソル]-[選択範囲カーソ
ル](Mac OSでは[範囲選択カーソ
ル])を選択します。
・ または選択範囲カーソルボタンをクリック
します。
2. 選択範囲の角(左上)にあたる部分から
(右下に)
ドラッグします。
● ドラッグに合わせて、点線の矩形が現れます。
3. 保存したい範囲を点線の矩形で囲めた
ら、マウスボタンを離します。
● 選択範囲
(点線の矩形の位置)や大きさは画像
内で変更できます。→次ページ参照
(→ 次ページに続く)
47
画像ファイルを保存する
選択範囲や大きさの変更
四辺上にマウスのカーソルを
置くと、カーソル両端の形状
が矢印になります。そのまま
ドラッグすると、カーソルを
置いた辺を上下左右に移動で
きます。
四隅にマウスのカーソルを置
くと、ななめカーソル両端の
形状が矢印になります。その
ままドラッグすると、選択範
囲の大きさを変更できます。
選択範囲内にマウスのカーソルを
置くと、十字カーソル両端の形状
が矢印になります。そのままドラ
ッグすると、選択範囲を、大きさ
を変えずに移動できます。
4. [ファイル]-[選択領域を保存]を選択します。
● 各OS標準のファイル保存ダイアログボックスが表示されます。
5. 選択した範囲を新規ファイルとして保存します。
● 保存の手順は、46∼47ページの手順2.∼3.をご覧ください。
● 保存後も選択範囲
(点線の矩形)は保持されています。ファイル一覧ウ
ィンドウに戻り [表示]-[最新の情報に更新] を選ぶ、等で画像を再読み
込みすると、選択範囲(点線の矩形)は解除されます。
48
RAWファイルの保存について
RAW(ロー)形式で撮影できるカメラの場合、
RAWで撮影した画像をTIFF形式で保存する際
には、ビット長(色数)として [24Bit](RGB各
色8bit)
、または、[48Bit](RGB各色16bit)の
いずれかを選択することができます。
基
本
操
作
● いったん24bitで保存した画像は、48bitで保存
し直すことはできません。
● 文字写し込み [あり] で保存する場合は、48bitで
の保存はできません(自動的に24bitでの保存に
なります)。
● アプリケーションソフトによっては48bit画像に
対応していない(開けることができない)
ものもあ
ります。
49
画像をプリントアウトする
ビューウィンドウに表示している画像をプリントアウトできます。
1. プリントアウトする画像をビューウィ
ンドウに表示させます。
2. [ファイル]-[印刷]を選択します。
・または印刷ボタンをクリックします。
● 印刷ウィンドウ
(下図)が表示されますので、
プレビュー画像を見ながら用紙上の印刷位置
やサイズを設定します。
縦位置、横位置それぞれ、配置された画像(全体)
の用紙上の位置合わせをします。
上 :用紙の上端(余白を除く)に合わせます。
中央:用紙の中央に配置します。
下 :用紙の下端(余白を除く)に合わせます。
左 :用紙の左端(余白を除く)に合わせます。
中央:用紙の中央に配置します。
右 :用紙の右端(余白を除く)に合わせます。
3.
5.
複数の画像を印刷するときは、[前
へ] [次へ] で前後の画像が表示されま
す。
プレビュー画像
[解像度] [用紙サイズに合わせる] のいずれかの
方法で、用紙上の画像のサイズを決めます。
[解像度] で決めるときは、[○解像度] をチェック
して●を付け、右横のボックスにdpi単位で出力
解像度を入力します。入力すると、幅と高さの
数値も変わります。
あるいは、[幅] または [高さ] に㎜単位で印刷サ
イズを入力します。一方を入力すると、もう一
方も自動的に変わります。
[用紙サイズに合わせる] では、チェックして●を
付け、右横のボックスに、%単位で用紙に対す
る倍率を1∼100の範囲で入力します。
数値入力後、[適用]をクリックすると、プレビュ
ー画像が設定したサイズに更新されます。
50
3. 印刷ウィンドウ内の [プリンタ設定]
をクリックします。
● プリンタの設定ウィンドウが現れます
(左図)。
プリンタの設定を確認し、必要があれば [プ
ロパティ] をクリックして変更します(プロパ
ティの内容については、お使いのプリンタの
取扱説明書をご覧ください)。
● 用紙のサイズや給紙方法、印刷の向きを確認
し、必要があれば変更します。
4. プリンタの設定ウィンドウ内の [OK]
をクリックして、ウィンドウを閉じ
ます。
5. 印刷ウィンドウ内の [印刷] をクリッ
クします。
● 各OS標準の印刷ダイアログボックス
(左図は
Windows®XP)が現れます。
6. [印刷範囲] と [印刷部数] を確認して、
必要があれば変更します。
7. 印刷ダイアログボックス内の [OK]
(Mac OSでは [プリント])をクリッ
クします。
※当社製デジタルカメラで撮影した画像の縦横比は3:4
になっています。写真サイズ(L版)印刷用紙の縦横比
は2:3となっており、このような用紙にふちなし印刷
を行なうと、画像の上下が一部印刷されなくなります。
撮影日時やユーザーコメントなどの文字写し込みが切
れてしまわないか印刷前にご確認ください。
● 印刷が開始されます。
51
基
本
操
作
画像をプリントアウトする
選択範囲を印刷する
画像の任意の範囲を指定して、その部分だけを印刷できます。
1. [表示]-[カーソル]-[選択範囲カーソ
ル](Mac OSでは[範囲選択カーソ
ル])を選択します。
・ または選択範囲カーソルボタンをクリック
します。
2. 選択範囲の角(左上)にあたる部分から
(右下に)
ドラッグします。
● ドラッグに合わせて、点線の矩形が現れます。
3. 保存したい範囲を点線の矩形で囲めた
ら、マウスボタンを離します。
● 選択範囲
(点線の矩形の位置)や大きさは画像
内で変更できます。→48ページ参照
52
4. [ファイル]-[選択領域を印刷]を選択
します。
● 印刷ウィンドウが表示されます。選択した範
囲内の画像がプレビュー画像として表示され
ます。
5. 各種の設定を行なった後、印刷します。
● 印刷の手順は、50∼51ページの手順2.∼7.をご覧ください。
● 印刷後も選択範囲
(点線の矩形)は保持されています。ファイル一覧ウ
ィンドウに戻り [表示]-[最新の情報に更新] を選ぶ、等で画像を再読み
込みすると、選択範囲(点線の矩形)は解除されます。
53
基
本
操
作
トーンカーブ/ヒストグラム補正
[補正]-[画像補正]-[トーンカーブ・ヒストグラム補正]を選択
します。
・またはトーンカーブ・ヒストグラム補正ボタンをクリックしま
す。
以下のトーンカーブ・ヒストグラム補正パレットが表示されます。
終了ボタン
(Mac OS 9.xでは左上の□、Mac OS Xでは左上の赤い●)
ヒストグラムRGB同時
表示ボタン(64)
チャンネル選択リスト
ボックス(56)
トーンカーブ滑らか
ボタン(57)
フリーハンドボタン
(57)
トーンカーブ(56∼58)
黒点・グレー・白点スポ
イトボタン(59∼61)
アプライボタン
(59∼61)
ヒストグラム(62∼64)
入力下限値・ガンマ・上
限値ボックス(63)
入力下限値・ガンマ値・
上限値スライダー(62)
出力下限値・上限値ボ
ックス(63)
出力下限値・上限値スラ
イダー(62)
リセットボタン
自動設定ボタン(62)
※(
54
)内の数字は参照ページです。
トーンカーブの見方
補正後の明るさ(出力値)
トーンカーブとは、補正前の明るさの値を横軸に、補正後の明
るさの値を縦軸に表したものです。値は0∼255の256階調
で表されます。
補正前は両者の明るさは同じ(グラフは右上から左下への直線
となる)ですが、これに手を加えることにより、明るさ、コン
トラスト、色を調整することができます。※補正例について
→ P.58
● 画面
(補正画像表示エリア)上にカーソルを合わせると、その位
置がトーンカーブのどの位置にあたるかが○で表示されます。
起
動
ま
で
準
備
か
ら
基
本
操
作
補画
正像
すを
る
補正前の明るさ(入力値)
ヒストグラムとは輝度分布のことで、どの明るさの画素がどれだ
け存在するかを表します。明るさの値が横軸に、画素数が縦軸に
表されます。明るさはトーンカーブと同じく0∼255の256階調
で表されます。
RGBについて
編フ
集ァ
イ
ル
の
画素(ピクセル)数
ヒストグラムの見方
補動
正画
すを
る
明るさ
デジタル画像において色を表す最も一般的な用語です。R(Red = 赤)
、G(Green = 緑)
、B(Blue
= 青)を表し、いずれも0∼255の256階調で表されます。数値が大きくなればその色味が強くな
り、すべて0だと真っ黒、すべて255だと真っ白になります。以下は色の例です。
R=0, G=0, B=0
黒
R=255, G=255, B=0
黄色
R=255, G=0, B=0
赤
R=255, G=0, B=255
マゼンタ
R=0, G=255, B=0
緑
R=0, G=255, B=255
シアン
R=0, G=0, B=255
青
R=255, G=255, B=255 白
55
便
利
な
機
能
そ
の
他
トーンカーブ補正
トーンカーブ補正
マウスで直接トーンカーブに手を加えることにより画像を補正します。
1. チャンネル選択リストボックスから、補正す
るトーンカーブのチャンネルを選びます。
● 補正するチャンネルは以下から選択できます。
RGB:R(赤)、G(緑)、B(青)の全色
R
:R(赤)
G
:G(緑)
B
:B(青)
2. マウスカーソルをトーンカーブの上に持って
行き、変更したいところでクリックします。
● 補正前の入力値と補正後の出力値が、トーンカーブ右側
に表示されます。
● 補正の結果はすぐに画像に反映されます。
リセットボタンをクリックすると、このウィンドウでの
補正はすべてキャンセルされます。
キー操作でも各チャンネルの選択ができます。
Windowsの場合: Ctrl + 0 → RGB
Macintoshの場合:Command
Ctrl + 1 → R
Command
Ctrl + 2 → G
Command
Ctrl + 3 → B
Command
+ 0 → RGB
+1→R
+2→G
+3→B
※上記の「+」は、「+」の左側のキーを押したまま「+」の右側のキーを押す操作を表わします。例えば、
Ctrl + 3 は、Ctrl キーを押したまま 数字の 3 キーを押す操作のことです。
56
フリーハンドによるトーンカーブ補正
トーンカーブを自由に描くことができます。
1. チャンネル選択リストボックスから、補正す
るトーンカーブのチャンネルを選びます。
2. フリーハンドボタンをクリックします。
3. マウスをドラッグしてトーンカーブを描きま
す。
● マウスを移動させると、その場所の入力値と出力値がト
ーンカーブ右側に表示されます。
● 補正の結果はすぐに画像に反映されます。
描いたカーブを滑らかにする場合は、トーンカーブ
滑らかボタンをクリックします。
リセットボタンでキャンセルできます。
57
補画
正像
すを
る
トーンカーブ補正
トーンカーブによる補正の例
トーンカーブで補正を行なうと、明るさ、コントラスト、色の調整が可能です。P.65の調整方法
とは異なり、白飛びや黒つぶれのしやすいハイライト部とシャドー部には補正量を少なく、中間部
には多めに補正をかけることができます。
明るくする/暗くする
RGBチャンネルを選んでカーブ全体を押し
上げると、暗いところから
明るいところまで全体に明
るさが増して、画像が明る
くなります。逆にカーブ全
体を押し下げると暗くなり
ます。
コントラストを上げる/下げる
RGBチャンネルを選んで、明るい部分が少
し明るめに、暗い部分が少
し暗めになるようにS字型
にすると、全体のコントラ
ストが上がります。逆S字
型にするとコントラストが
下がります。
色を修正する
夕焼けの赤さを強調したい等、特定の色を強調
したいときは、その色のチャンネルを選んでカ
ーブを押し上げるとその色味みが強くなります。
逆にカーブを押し下げるとその色味が弱くなり
ます。
58
白点/黒点/グレースポイトによる補正
画像の中で、白くしたい部分や黒くしたい部分を指定して、明るさの補正をすることができます
(白点/黒点スポイト)。また無彩色(灰色)の部分を指定して、色の補正をすることもできます(グレ
ースポイト)。
白点スポイトによる補正
白くしたい部分を指定して、明るさの補正を行ないます。
1. 白点スポイトボタン
をダブルクリックし
ます。
2. 白点スポイト値に補
正後の数値を入力し、
[OK] をクリックしま
す。
● 初期値はすべて255
(真っ
白)になっています。
3. 白点スポイトボタンをクリックします。
● マウスカーソルが白色のスポイトになります。
4. 画像上で、白くしたい部分をクリックします。
● クリックした部分が、上記手順2.で設定した補正後の数
値になります。
● 補正の結果はすぐに画像に反映されます。
アプライボタンをクリックしたままにすると、
補正後のヒストグラムが表示されます。
59
補画
正像
すを
る
白点/黒点/グレースポイトによる補正
黒点スポイトによる補正
黒くしたい部分を指定して、明るさの補正を行ないます。
1. 黒点スポイトボタン
をダブルクリックし
ます。
2. 黒点スポイト値に補
正後の数値を入力し、
[OK]をクリックしま
す。
● 初期値はすべて0
(真っ黒)
になっています。
3. 黒点スポイトボタンをクリックします。
● マウスカーソルが黒色のスポイトになります。
4. 画像上で、黒くしたい部分をクリックします。
● クリックした部分が、上記手順2.で設定した補正後の
数値になります。
● 補正の結果はすぐに画像に反映されます。
アプライボタンをクリックしたままにすると、
補正後のヒストグラムが表示されます。
60
グレースポイトによる補正
無彩色の部分(赤緑青等の色が混じっていない純粋に灰色の部分)を指定して、色の補正を行ないま
す。
1. グレースポイトボタンをクリックします。
補画
正像
すを
る
2. 画像上で、無彩色にしたい部分をクリッ
クします。
● クリックした部分が、輝度はそのままで、カラー
バランスのそろった無彩色(灰色)になるように画
像を補整します。
● 補正の結果はすぐに画像に反映されます。
アプライボタンをクリックしたままにすると、
補正後のヒストグラムが表示されます。
61
ヒストグラム補正
自動設定
ヒストグラムの自動設定を行なうと、RGBすべての
トーンカーブ/ヒストグラム補正をリセットした上で、
画像の中の最も暗い部分が黒(0)に、最も明るい部分
が白(255)に、中間の明るさの部分が中央に来るよう
に自動的に補正されます。
自動設定ボタンを押します。
● 補正の結果はすぐに画像に反映されます。
リセットボタンをクリックすると、このウィンドウでの
補正はすべてキャンセルされます。
手動設定
入力/出力範囲設定スライダーを調整することにより画像を補整します。
入力下限値・ガンマ・
上限値ボックス
入力下限値・ガンマ値・
上限値スライダー
出力下限値・上限値
ボックス
出力下限値・上限値
スライダー
下限値
62
ガンマ値
上限値
リセットボタンでキャンセル
できます。
入力下限値スライダー▲と上限値スライダー△
を内側にスライドさせると、コントラストが強
くなります。
● 入力下限値▲よりも左は黒(0)になります。ヒストグ
ラムの左端に画素が存在しない場合、画素の左端まで
▲を移動させるとその位置の明るさが黒(0)になり、
暗い側のコントラストが増します。上限値△について
も同様です。
● 下限値▲と上限値△の数値が右側に表示されます。数
値を直接入力することもできます。
補画
正像
すを
る
入力ガンマ値スライダーをスライドさせると、
中間調の明るさの調整ができます。
● 右側に動かすと中間調が暗くなり、左側に動かすと明
るくなります。
● ガンマ値は中央に表示されます。初期値は1.00です。
数値を直接入力することもできます。
● P.57の明るさ調整方法と異なり、ハイライト部とシャ
ドー部には少なめに、中間調には多めに補正をかける
ことができます。
出力下限値スライダー▲と上限値スライダー△
を内側にスライドさせると、コントラストが弱
くなります。
● 入力下限値▲の位置の画素が出力下限値▲に補正され
ます。(出力下限値▲よりも左の明るさの画素が存在し
なくなります。)出力上限値△についても同様です。
● 出力下限値▲と上限値△の数値が右側に表示されます。
数値を直接入力することもできます。
63
ヒストグラム補正
ヒストグラムによる色補正
RGBそれぞれのチャンネルに対して、ヒストグラム補正を行なうことができます。
1.ヒストグラムRGB同時表示ボタンをクリック
します。
2. RGB別のヒストグラ
ムが表示されるので、
前ページの要領で補正
を行ないます。
● もう一度ヒストグラムRGB同時表示ボタンをクリックすると、RGB別のヒストグラムの表示は消えま
す。
64
明るさ/コントラスト/カラーバランス補正
明るさ、コントラスト(明暗差)、カラーバランスの各補正を行なうことができます。
1. [補正]-[画像補正]-[明るさ・コントラスト・カラ
ーバランス補正]を選択します。
・ または明るさ・コントラスト・カラーバランス補正ボ
タンをクリックします。
2. 明るさ、コントラスト、カラーバランス(赤、
緑、青)の各スライダーをドラッグするか、テ
キストボックスに−100∼100までの数値を
直接入力して補正を行ないます。
補画
正像
すを
る
● スライダーを右側に、数値を+側に大きくするとそれぞ
れの効果が大きくなります。
● 補正の結果はすぐに画像に反映されます。
自動設定ボタンをクリックすると、カラーバラ
ンスはそのままの状態で、明るさとコントラス
トを自動で補正します。
リセットボタンをクリックすると、明るさ、
コントラスト、カラーバランス補正はすべて
キャンセルされます。
65
色相/彩度/明度補正
色相、彩度(鮮やかさ)、明度の各補正を行なうことができます。
1. [補正]-[画像補正]-[色相・彩度・明度補正]を選択
します。
・ または色相・彩度・明度補正ボタンをクリックします。
2. 色相、彩度、明度の各スライダーをドラッグ
するか、テキストボックスに数値を直接入力
して補正を行ないます。
● 色相は−180∼+180まで設定できます。最大の180
または−180にすると、反対の色相になります。
● 彩度と明度は−100∼+100まで設定できます。
、スラ
イダーを右側に、数値を+側に大きくするとそれぞれの
度数は上がります。
● 補正の結果はすぐに画像に反映されます。
上側の調整色見本には補正前の、下側には補正後の
色の状態が表示されます。色相、彩度、明度の各値
を変更すると、それぞれの色がどのように変わるか
を確認することができます。
調整色見本(補正前)
調整色見本(補正後)
自動設定ボタンをクリックすると、色相と明度はそ
のままの状態で、画像の目立ちやすい部分に注目し
た彩度補正を自動で行ないます。
リセットボタンをクリックすると、色相、彩度、
明度補正はすべてキャンセルされます。
66
バリエーション補正
バリエーション補正では、現在の画像と補正後の画像を確認しながら、カラーバランス、明るさ・
コントラスト、および彩度の補正を行なうことができます。
1. [補正]-[画像補正]-[バリエーション補正]を選択
します。
・ またはバリエーション補正ボタンをクリックします。
2. 補正種類選択リストボックスから、希望の補
正内容を選びます。
● 中央に現在の画像が、その周囲に補正後の画像が表示
されます。
カラーバランス →P.68
明るさ・コントラスト →P.69
彩度 →P.70
ウィンドウの大きさを調整
することができます。
67
補画
正像
すを
る
バリエーション補正
カラーバランスバリエーション補正
カラーバランスバリエーション補正では、中央の現在の画像を基準として、赤(R)、マゼンタ(M)、
青(B)、シアン(C)、緑(G)、イエロー(Y)各方向にそれぞれ補正された6つの画像が表示されます。
終了ボタン
(Mac OS 9.xでは左上の□、Mac OS Xでは左上の赤い●)
1. 変化量設定スライダーで、
補正される度合いを調整し
ます。
● 数値は右側に表示されます。1∼
20の範囲で調整できます。数値
を直接入力することもできます。
2. 希望の画像をクリックして
選びます。
● 選んだ画像が中央に配置され、そ
れを基準に新しい補正画像が表示
されます。続けて補正することが
できます。
● 補正の結果は補正画像表示エリア
の画像にもすぐに反映されます。
「限界を表示」にチェックを入れておくと、補正後に
表示の限界値(0または255を超えてしまう部分)が
あれば、その部分が反転表示されます。(例として青
が限界値を超える場合は、その補色のイエローで表
示されます。)
68
リセットボタンをクリックすると、
カラーバランスバリエーション補
正はすべてキャンセルされます。
明るさ・コントラストバリエーション補正
明るさ・コントラストバリエーション補正では、中央の現在の画像を基準として、垂直方向に明る
さ、水平方向にコントラストが補正された8つの画像が表示されます。
終了ボタン
(Mac OS 9.xでは左上の□、Mac OS Xでは左上の赤い●)
1. 変化量設定スライダーで、
補正される度合いを調整し
ます。
補画
正像
すを
る
● 数値は右側に表示されます。1∼
20の範囲で調整できます。数値
を直接入力することもできます。
2. 希望の画像をクリックして
選びます。
● 選んだ画像が中央に配置され、そ
れを基準に新しい補正画像が表示
されます。続けて補正することが
できます。
● 補正の結果は補正画像表示エリア
の画像にもすぐに反映されます。
「限界を表示」にチェックを入れておくと、補正後に
表示の限界値(0または255を超えてしまう部分)が
あれば、その部分が反転表示されます。
リセットボタンをクリックすると、
明るさ・コントラストバリエーション
補正はすべてキャンセルされます。
69
バリエーション補正
彩度バリエーション補正
彩度バリエーション補正では、中央の現在の画像を基準として、彩度(色の鮮やかさ)が補正された
2つの画像が表示されます。
終了ボタン
(Mac OS 9.xでは左上の□、Mac OS Xでは左上の赤い●)
1. 変化量設定スライダーで、
補正される度合いを調整し
ます。
● 数値は右側に表示されます。1∼
20の範囲で調整できます。数値
を直接入力することもできます。
2. 希望の画像をクリックして
選びます。
● 選んだ画像が中央に配置され、そ
れを基準に新しい補正画像が表示
されます。続けて補正することが
できます。
● 補正の結果は補正画像表示エリア
の画像にもすぐに反映されます。
「限界を表示」にチェックを入れておくと、補正後に
表示の限界値(0または255を超えてしまう部分)が
あれば、その部分が反転表示されます。
70
リセットボタンをクリックすると、
彩度補正はすべてキャンセルされ
ます。
スナップショット(画像の一時保存)
現在補正画像表示エリアに表示されている画像を、左側のスナップショット表示エリアに一時的に
保管します。補正の区切りごとにスナップショットを撮っておけば、スナップショットをクリック
するだけでいつでもその状態に戻ることができます。
1. 一時保存したい画像をビュ
ーウィンドウに表示します。
2. [補正]-[スナップショット]
を選択します。
補画
正像
すを
る
・ またはスナップショットボタ
ンをクリックします。
● 左側のスナップショット表示エリ
アにサムネイルが追加されます。
スナップショットをクリックする
と、その画像が右側に大きく表示
されます。
スナップショット表示エリア
補正画像表示エリア
● メモリの許す限りスナップショットの追加は可能です。
● スナップショットを消去するときは、消去したいスナップショット画像をクリックして、キーボードの
<Delete > キーを押してください。
● ソフトウェアを終了させると、スナップショットはすべて消去されます。
71
シャープネス
画像のシャープネス(鮮鋭度)を強調することができます。
1. [補正]-[画像補正]-[シャープネス補正]を選択します。
・ またはシャープネスボタンをクリックします。
● 以下のシャープネスパレットが表示されます。
強調する周波数を選びます
(次ページ参照)。
強調する度合いを選びま
す。値は0.0∼2.0の間で
設定できます。数値を直接
入力することもできます。
□ビュー画面でプレビュー
にチェック✔を入れておく
と、補正の結果がリアルタ
イムでビュー画面に反映さ
れます。ただし、動作が遅
くなりますので、チェック
を外しておくことをお勧め
します。
ビュー画面上でマウスをドラッグすると、
画像の表示場所が変わります。
+/−ボタンでビュー画面の表示倍率が変更できま
す。200%、100%、50%、25%のいずれかに設定
できます。
リセットボタンをクリックすると、シャープネ
ス補正はすべてキャンセルされます。
72
周波数とシャープネスの関係
周波数とは、本来の意味では一定の幅内に含まれる波の数のことですが、ここでは画像中の一定範
囲における輝度変化の細かさを意味します。一定の範囲内での輝度変化が細かい部分は高周波、粗
い部分は低周波と言えます。
一般的に低周波のシャープネスを上げると、大きなコントラストが強調され、画像全体のコントラ
ストが上がります。一方高周波のシャープネスを上げると、細かいコントラストが強調され、細部
がくっきりと再現されるようになります。
補画
正像
すを
る
低周波のシャープネスを
上げた場合
高周波のシャープネスを
上げた場合
73
画像補正ジョブ
画像補正タブにおいて行なった補正(シャープネス補正を含む)を、画像補正ジョブとして登録でき
ます。補正のパターンがある程度決まっている場合には、その一連の内容を登録しておけば、その
ジョブを呼び出すだけで新たな画像に同じ補正を行なうことができます。
補正ジョブの登録
1. 登録したい(一連の)
補正を行います。
2. [補正]-[補正ジョブ登録](Mac OSで
は[画像補正ジョブ登録])
を選択します。
・ または補正ジョブ登録ボタンをクリックし
ます。
3. 登録したいジョブ名を入力し、[OK]を
クリックします。
● 現在の補正内容が登録されます。
補正ジョブの呼び出し
1. 補正をかけたい画像を表示させます。
2.[補正]-[補正ジョブ呼び出し]を選択し
ます。
・ または補正ジョブ呼び出しボタンをクリッ
クします。
3. 適用したい補正ジョブをクリックして選択し、
[OK]をクリックします。
● 現在表示されている画像に、登録されている補正内容が
適用されます。
74
補正前後の画像の比較をする・全体を表示する
補正前後の画像を横に並べて比較することができます。またウィンドウの大きさに合わせて画像全
体を表示させることもできます。この2つの機能は組み合わせて使うと便利です。
1. [表示]-[補正前後画像同時表示]を選択し
ます。
・ または補正前後画像同時表示ボタンをクリッ
クします。
● 左側に補正前の、右側に補正後の画像が表示され
ます。
● もう一度クリックすると元に戻ります。
補画
正像
すを
る
全体表示ボタンをクリックすると、画像全
体が見れるよう、画像の大きさが自動で調
整されます(右図)。
● もう一度クリックすると元に戻ります。
● 画面右下をドラッグすると、ウィンドウのサイズ
を変更することができます。
75
バッチ処理
複数の画像に対して同じ補正や回転・反転、リサイズなどを実行し、新規ファイルとして保存できま
す。大量のファイルを決まった処理方法(画像補正、リサイズ等)で一括処理したいときに便利です。
1. ファイル一覧から、バッチ処理を実行したい画像を選択します。
2. [ツール]-[バッチ処理]を選択します。
● バッチ処理ダイアログボックスが表示されます。
選択された画像の中にRAWファイルがあるとき、設定可能になります。
[撮影時の設定使用] か [ジョブ使用] を選択できます。
[撮影時の設定使用]
撮影時のパラメータを使用してMinolta-RAW
ファイルの画像処理を実行します。
[ジョブ使用]
RAWファイルオープンウィンドウで保存した設
定ジョブを使用して、画像補正を実行できます。
[ジョブ使用] を選択した場合は、[選択...] を
クリックして、使用するRAWファイル処理
パラメータを選びます。→ P.84
✔を付けると、画像を時計回りに回転します。
角度を 90°
、180°
、270°から選びます。
✔を付けると、画像を上下反転します。
✔を付けると、画像を左右反転します。
✔を付けると、画像補正ジョブに登録されてい
る補正内容を、選んだ画像に適用します。
✔を付けると、画像サイズを変更します。
□リサイズに✔を付けた場合は、拡大縮小の倍
率を%単位で入力し、補間方法を選びます。設
定できる倍率の範囲は10∼200%です。
補間方法については → P.43
ただし、サイズ変更の結果、短辺が3840ピクセル、または、長辺
が5120ピクセルを超えてしまう画像がある場合は、バッチ処理は
実行されません。
76
□画像補正に✔を付けた場合は、[選択...] を
クリックして、使用する画像補正ジョブを選
びます。→ P.72
バッチ処理の実行
1. バッチ処理を実行したい項目にチェ
ックマーク✔を付け、必要な設定を
行います。
● Minolta-RAW処理のジョブ名の選択につ
いては、84ページを参照してください。
● 画像補正のジョブ名の選択については、
72ページを参照してください。
2. [OK]をクリックします。
● 保存先フォルダ選択ダイアログボックスが
表示されます。
3. バッチ処理を実行したファイルに名
前を付けて保存します。
● 複数のファイルにバッチ処理を実行した場
合は、一括保存のダイアログボックスが表
示されます(左図)。一括保存については、
次ページ「ファイルを一括保存する」を参
照してください。
● 1つのファイルにバッチ処理を実行した場
合は、各OS標準のファイル保存ダイアロ
グボックスが表示されます。保存方法につ
いては、46ページ「名前を付けて保存する」
を参照してください。
77
補画
正像
すを
る
バッチ処理
ファイルを一括保存する
前ページで説明しているバッチ処理を複数のファイルに対して実行すると、ファイルを一括保存す
るダイアログボックスを表示します。バッチ処理を実行したファイルの名前をまとめて変更できま
す。ファイル名は「共通のファイル名+通し番号」となります。また、ファイルの種類や圧縮率等
も同じになります(1ファイルごとの設定はできません)。
1. 保存場所とファイルの種類等を指定します。
保存場所を選びます
ファイルの種類を選びます
クリックすると新規フォル
ダを作成します
● ファイルの種類は、Windows®では
BMP, JPEG,
TIFFから、Mac OSでは PICT, JPEG, TIFFから
選びます。
78
[ファイルの種類] にJPEGを選んだ場合は、圧縮率のスライドバーで、1
(低圧
縮・ファイルサイズ大)∼100(高圧縮・ファイルサイズ小)
を選択します。
補画
正像
すを
る
2. ファイル名を指定します。
● ファイル名を変更する場合は、
「□ファイル名を変更する」にチェック✔を付け、ファイル名の先頭部分
を入力して
(半角10文字以内)
、通し番号の最初の番号
(5桁以内)
を指定します(上図参照)。拡張子は
自動的に付加されます。ファイル名を変更しない場合はチェックを付けないでください(拡張子は自動
的に付加されますので、ファイル名を変更しない場合でも拡張子のみ変更される場合があります)。
● 拡張子を除いたファイル名が同じファイルを複数選択し、かつ、ファイル名を変更せずに保存しようと
すると、
「同じ名前を持つファイルが複数選択されています。」というメッセージが現れます。この場合
はファイル名を変更しないと保存できません。
● 保存されるファイル名は「ファイル名先頭部分 + 通し番号 + 拡張子」
で表されます。たとえば、7個の
JPEGファイルを上図の設定で一括保存すると、ファイル名は、IMAGE0001.JPG,
IMAGE0002.JPG, ………, IMAGE0006.JPG, IMAGE0007.JPG となります。
3. [選択] をクリックして保存します。
79
Minolta-RAWファイルのオープン
Minolta-RAWファイルは特殊な画像フォーマットで、パソコンに表示させるには、Minolta-RAW
ファイルのオープンウィンドウで様々なパラメータ設定を行なう必要があります。ここで設定され
たホワイトバランスやカラーフィルター、彩度などを元に、DiMAGE Viewer がMinolta-RAWフ
ァイルをパソコンで表示できる画像に処理して、ビューウィンドウに表示します。
1. ファイル一覧から、RAWファイルの画像を選択します。
2. [ファイル]-[ビュー表示](Mac OSでは[ビューアで表示])を選択します。
・ または画像をダブルクリックします。
● 以下のRAWファイルオープンウィンドウが表示されます。
カラーモード選択ラジオボタン
ホワイトバランス微調整スライダー
ホワイトバランス選択リストボックス
グレー点設定ボタン
カラーフィルタ選択スライダー
彩度調整スライダー
コントラスト調整スライダー
シャープネスラジオボタン
プレビューチェックボックス
プレビュー画像
80
露出補正スライダー
パラメータの内容について
カラーモード
カラーモードを「フルカラー」と「モノクロ」から設定できます。
モノクロモードを選択した場合、カラーマッチング処理は行われません。
設定保存
設定したパラメータを設定ジョブとして保存できます。
設定読込
保存した設定ジョブを読み込んで、パラメータの内容を設定できます。
ホワイトバランス
ホワイトバランスを 撮影時の設定、および、撮影したデジタルカメラにプリセット
されているホワイトバランスの中から選択できます
(ドロップダウンリスト内に表
示される項目はカメラによって異なります)。
また、
「□詳細設定」にチェックマーク✔を付けると、ホワイトバランスの詳細を
設定できます。
カラーフィルター*
画像にかけるカラーフィルターの程度を設定できます。フィルターはマイナス側
がブルー系、プラス側がアンバー系となります。
「0」に設定すると、カラーフィ
ルターはかけられません。
彩度*
彩度の強度を設定できます。
コントラスト*
コントラストの強度を設定できます。
[カラー設定] の「□カラーマッチング処理を行う」にチェックマーク✔が付いてお
り、
「色空間」に「カメラオリジナル色空間」以外を設定している場合、コントラス
トの調整はできません(スライダーのつまみを動かしても何も変わりません)。
シャープネス
シャープネス強度を「ソフト」、
「ノーマル」、
「ハード」
(Mac OSでは「弱」、
「中」、
「強」)の 3段階から設定できます。
露出補正
画像全体の露出を「−2 EV」から「+2 EV」の間で、0.1 EV刻みで設定できます。
撮影時にカメラ
(側)
で露出補正されていた場合は、そこからの補正になります。
プレビュー
チェックマーク✔を付けておくと、パラメータの変更をすぐにプレビュー画像に
反映します。
* カラーフィルター、彩度、コントラストの各パラメータの設定可能な範囲は、
撮影したデジタルカメラの機種によって異なります。
81
補画
正像
すを
る
Minolta-RAWファイルのオープン
カラーモード/ホワイトバランスの調整
1. カラーモードを設定(「フルカラー」また
は「モノクロ」のラジオボタンをオンに)
します。
2. ▼をクリックし、表示されるドロップダ
ウンリストストから、ホワイトバランス
を選択します。
または、
「□詳細設定」にチェックマーク
✔を付け、ホワイトバランスの詳細を設定
します。
● 色温度とCC指数のスライダーをドラッグして、
ホワイトバランスを微調整します(下図)。
●「□詳細設定」
にチェック✔を付けたときは、ホ
ワイトバランスをドロップダウンリストから選
ぶことはできません。
色温度を 2500K ∼10000K の範囲で設定できます。
色温度とCC指数の数値入力もできます。
当社製カラーメーターⅡ/ⅢFをご使用の
方は、その測定値を入力できます。
グレー点設定ボタン
CC指数を−60∼+60の範囲で設定できます。
● CC指数とは、CC
(Color
Compensation)
フィルターの番号に、グリーンの場合は [ー] を、マゼンタ
の場合は [+] を付けた値です。
● 蛍光灯など輝線スペクトルを持った光源で撮影した場合は、測定値に補正が必要な場合があります。
82
4. グレー点を設定する場合、グレー点設定
ボタンをクリックします。
● グレー点設定ボタンは、カラーモードが
「フル
カラー」で、
「□詳細設定」にチェックマーク✔
が付いているときにだけ操作できます。
5. プレビュー画像上のグレーにしたい部分
をクリックします。
● 色温度とCC指数の数値が変わります。
補画
正像
すを
る
カラーフィルタ/彩度/コントラスト/シャープネス/露出補正の調整
1. スライダー
(のつまみ)
をドラッグ
して、カラーフィルター、彩度、コ
ントラスト、および、露出補正を調
整します。
● カラーフィルター、彩度、コントラスト
の各スライダーは、目盛りと目盛りの間
には設定できません。
2.「ソフト」
、
「ノーマル」
、
「ハード」
(Mac OSでは「弱」
、
「中」
、
「強」
)
のいずれかのラジオボタンをオンに
して、シャープネスを調整します。
必要なパラメータの設定をすべて終えたら、[OK]
をクリックします。
● 設定されたパラメータに基づいてMinolta-RAWファイルが
処理され、ビューウィンドウに表示されます。
● 設定したパラメータ情報をジョブファイルとして保存でき
ます。→ 次ページ
83
Minolta-RAWファイルのオープン
パラメータ設定の保存
設定したパラメータを設定ジョブとして保存します。
1. RAWファイルオープンウィンドウの [設定
保存] をクリックします。
● パラメータ保存ウィンドウが表示されます。
2. 保存するジョブ名を入力します。
3. [保存](Mac OSでは[OK])をクリックし
ます。
パラメータ設定の読込
保存したパラメータ設定ジョブを読み込んで、RAWファイルオープンウィンドウで開いたファイ
ルのパラメータを変更できます。
1. RAWファイルオープンウィ
ンドウの [設定読込]をクリッ
クします。
● パラメータ読み込みウィンドウが表
示されます。
2. 保存ジョブの一覧から、パラ
メータに使用するジョブを選
択します。
3. [選択](Mac OSでは[OK])
をクリックします。
● 読み込んだジョブのパラメータ設定
が反映されます。
84
文書画像処理
文書(写真や絵柄を含まない文字主体の印刷物)を普通のデジタルカメラで撮影すると、下地(紙の
部分)がグレーに再現されてしまい、文字の読みにくい画像になります。
「文書画像処理」では、撮影した文書の下地を白くとばし、さらに文字を黒く引き締める処理をして、
文字を読みやすくします。
・文書画像処理の条件について
文書画像処理の補正効果を発揮させるには、撮影した文書画像が以下の条件を満たしている必要
があります。
●当社製のデジタルカメラで撮影された画像であること
他社製のデジタルカメラで撮影した画像、およびスキャナ(当社製を含む)で作られた画像は対
象外です。
●240×240ピクセル以上、かつ、3072×3072ピクセル以下の画像であること
上記以外の画像サイズの場合、エラーメッセージが表示されて、何も処理されません。
●以下の撮影条件を満たす画像であること
・P(プログラム)
モード/オートホワイトバランスで撮影されている。
・デジタル撮影シーンセレクターや露出補正、彩度補正などの露出レベルや色味を変えるデ
ジタル処理を一切施していない。
・正反射による白とびを避けるため、フラッシュは使用されていないことが望ましい。
●背景と文字のバランスについて
a
・背景(文字の無い)部分の面積が大きいと、背景を十分に
白く飛ばすことができません。目安として、背景(文字の b
無い)部分の上下左右の幅が画像全体の幅の5%以下とな
るように、すなわち右図で、aの幅がWの幅の5%以下、
H
bの幅がHの幅の5%以下、となるような構図で撮影され
た画像であることが望ましいです。
a
W
b
85
補画
正像
すを
る
文書画像処理
文書画像処理の実行
1. ファイル一覧から、文書画像フ
ァイルを選択します。
2. [ファイル]-[ビュー表示]を選択
します。
・ または画像をダブルクリックします。
● ビューウィンドウに選択した文書画像
が表示されます。
3. [プラグイン]-[文書画像処理]を
選択します。
● 文書画像処理が実行されます。
● 24ビット以外の画像の場合、[文書画
像処理] は選択できません。
下地が白くなっています。
文字が黒く引き締まっています。
86
●文書画像処理のエラーについて
エラーメッセージ
内 容
対処法
画像の露出レベル
が範囲外です
露出アンダーの画像に対 [補正]-[画像補正]-[トーンカーブ・ヒストグラム補
して発生するエラーです。 正]でオーバー側に補正してください。
補正の目安としては、緑
(G)
のヒストグラムの重心
がほぼ中央になるように補正してください。
補正した画像に対して再度文書画像処理を施すに
は、一度補正した画像を保存する必要があります。
サポート範囲外の
画像サイズです
画像サイズが合わない場 [ツール]-[リサイズ]で適合サイズに画像サイズを調
合に発生するエラーです。 整してください。→ P.43
87
補画
正像
すを
る
ファイルを移動する
ファイル一覧に表示しているファイルを別のフォルダに移動できます。
1. ファイル一覧から、別フォルダに移動
するファイルを選択します。
2. [編集]-[別フォルダに移動]を選択しま
す。
・ または別フォルダに移動ボタンをクリック
します。
3. 移動先のフォルダをフォルダツリーか
ら選択します。
● 新規のフォルダを作成する場合、新規フォル
ダ作成ボタンをクリックします。「新しいフォ
ルダ」
(Mac OSでは「名称未設定」)というフ
ォルダが作られますので、必要に応じてフォ
ルダ名を付けかえます。
4. [選択]をクリックします。
● 指定したフォルダにファイルが移動します。
選択したファイルに付属するサムネイルファ
イル(*.THM)や音声ファイル(*.WAV)がある
場合、そのファイルも一緒に移動します。た
だし、動画ファイル、および、撮影時にICCプ
ロファイルを埋め込まれたJPEG画像ファイル
(拡張子が“.JPE”のJPEG画像ファイル)を選
択した場合、付属するファイルは移動しませ
ん。
88
ファイルをコピーする
起
動
ま
で
ファイル一覧に表示しているファイルを別のフォルダにコピーできます。
1. ファイル一覧から、別フォルダにコピ
ーするファイルを選択します。
2. [編集]-[別フォルダにコピー]を選択し
ます。
・ または別フォルダにコピーボタンをクリッ
クします。
3. コピー先のフォルダをフォルダツリー
から選択します。
● 新規のフォルダを作成する場合、新規フォル
ダ作成ボタンをクリックします。前のページ
と同様に「新しいフォルダ」
(Mac OSでは
「名称未設定」)というフォルダが作られますの
で、必要に応じてフォルダ名を付けかえます。
4. [選択]をクリックします。
準
備
か
ら
基
本
操
作
補画
正像
すを
る
編フ
集ァ
イ
ル
の
補動
正画
すを
る
● 指定したフォルダにファイルがコピーされま
す。選択したファイルに付属するサムネイル
ファイル(*.THM)や音声ファイル(*.WAV)
がある場合、そのファイルもコピーされます。
ただし、動画ファイル、および、撮影時にICC
プロファイルを埋め込まれたJPEG画像ファイ
ル(拡張子が“.JPE”のJPEG画像ファイル)を
選択した場合、付属するファイルはコピーさ
れません。
89
便
利
な
機
能
そ
の
他
ファイルを削除する
1. ファイル一覧から、削除したいファイ
ルを選択します。
2. [編集]-[削除]を選択します。
・ または削除ボタンをクリックします。
● 削除確認のウィンドウが現れます。
3. [はい](Mac OSでは[OK])をクリ
ックします。
● 指定したファイルが削除されます。選択した
ファイルに付属するサムネイルファイル
(*.THM)や音声ファイル(*.WAV)がある場合、
そのファイルも削除されます。ただし、動画
ファイル、および、撮影時にICCプロファイル
を埋め込まれたJPEG画像ファイル(拡張子が
“.JPE”のJPEG画像ファイル)を選択した場
合は、付属するファイルは削除されません。
90
ファイル名を変更する
1. ファイル一覧から、名前を変更したい
ファイルを選択します。
2. [編集]-[名前の変更]を選択します。
● ファイル一覧のファイル名が反転表示され、
変更可能になります。
● ファイル名の箇所を直接クリックしても同様
の操作ができます。
3. 新しいファイル名を入力します。
● 拡張子は自動的に付加されます。拡張子は変
更しないでください。
● 変更したファイルに付属するサムネイルファ
イル(*.THM)や音声ファイル(*.WAV)がある
場合、それらのファイル名も変更されます。
ただし、動画ファイル、および、撮影時にICC
プロファイルを埋め込まれたJPEG画像ファイ
ル(拡張子が“.JPE”のJPEG画像ファイル)を
選択した場合は、付属するファイル名は変更
されません。
91
編フ
集ァ
イ
ル
の
フォルダを作成する
フォルダツリーに新しいフォルダを作成できます。
1. フォルダツリーから、新しいフォルダ
を作る場所を選択します。
2. [ファイル]-[フォルダ新規作成]を選択
します。
・ またはフォルダ新規作成ボタンをクリック
します。
● 選択した場所に、新しいフォルダが作られま
す。
3. 必要に応じて、フォルダツリー上でフ
ォルダ名を入力します。
92
ファイル名を一括で変更する(一括リネーム)
複数のファイルの名前をまとめて変更できます。ファイル名は、「共通のファイル名+通し番号」
となり、拡張子は自動で付加されます。
デジタルカメラで撮影したファイルに固有の名前を付けて、ファイル管理したい場合などに便利で
す。
1. ファイル一覧から、名前を一括変更し
たいファイルを選択します。
2. [ツール]-[一括リネーム]を選択しま
す。
3. 共通のファイル名を入力します。
● 全角5文字以内、または、半角10文字以内で入
力してください。
4. 通し番号の1枚目の番号を入力します。
● 半角数字で 5桁以内で入力してください。
5. [OK]をクリックします。
● 選択したファイルの名前が変更されます。
例)
7個のJPEGファイルを上記の設定で一括リネームすると、ファイル名は、家族旅行0001.JPG,
家族旅行0002.JPG, …………, 家族旅行0006.JPG, 家族旅行0007.JPG となります。
93
編フ
集ァ
イ
ル
の
動画の表示
DiMAGE Viewerでは、JPEGなどの静止画のほかに、MOVやAVIの動画ファイルも表示・編集で
きます。
1. ファイル一覧から、表示したい動画ファイルを選択します。
2. [ツール]-[動画補正]を選択します。
・ または動画ファイルをダブルクリックします。
● Movie
Enhancerが起動し、選択した動画ファイルが表示されます(下図)
。
音量コントロールボタン
音声付き動画ファイルを開いたとき
に表示されます。音量コントロール
ボタンにマウスポインタを合わせて
マウスの左ボタンを押したままにす
ると、音量コントロールスライダが
表示され、音量を調節できます。
スライダー
スライダーバー
再生ボタン
(再生時は一時停止ボタンになります。)
3. 再生ボタンをクリックすると、動画の再生が始まります。
94
1コマ送りボタン
1コマ戻りボタン
動画の編集ーフレームの選択
動画は、1枚1枚の静止画を連続して再生することで、動きのある絵になっています。この静止画の
1枚1枚を、
「フレーム」といいます。Movie Enhancerでは、フレームを切り取ったりコピーして、
ほかのフレームに挿入するなどのフレーム編集が行えます。
全フレームを選択する
選択した動画ファイルが開かれた直後は、全フレームが編集対象として選択された状態になってい
ます。
全フレームに補正をかけたい場合は、そのままの状態で [補正メニュー] の [フリッカー補正](→
P.97)、または、[動画補正](→ P.100)を選択します。
任意の1フレームを選択する
起
動
ま
で
準
備
か
ら
基
本
操
作
補画
正像
すを
る
1. スライダーバーの適当な箇所をクリックし、全フレームの選択を解除します。
2. スライダーをドラッグして、編集したい 1フレームを表示させます。
● 1コマ送りボタンまたは1コマ戻りボタンをクリックして、編集したいフレームを表示させることも
できます。
編フ
集ァ
イ
ル
の
● 動画が静止しているとき、表示されている1フレームは選択されている状態となります。
複数フレームを選択する
1. スライダーバーの適当な箇所をクリ
ックし、全フレームの選択を解除し
ます。
2. <Shift >キーを押しながらスライダ
ーをドラッグし、複数のフレームを
選択します。
補動
正画
すを
る
便
利
な
機
能
そ
の
他
選択されたフレーム
95
動画の編集ーフレームの編集
1. 前ページの要領で、任意の1フレー
ム、または、複数のフレームを選択
します。
2. [編集]-[フレームの切り取り]、また
は、[編集]-[フレームのコピー] を選
びます。
● 選択したフレームが切り取られます。または、
コピーされます。
3. フレームの挿入先を表示します。
● スライダーを移動させ、切り取ったフレーム
(またはコピーしたフレーム)を挿入する位置
を表示させます。
4. [編集]-[フレームの貼り付け] を選択
します。
● 切り取ったフレーム
(またはコピーしたフレ
ーム)が、スライダーで表示させた位置に挿
入されます。
96
フリッカー補正
フリッカー補正とは、動画のちらつきを補正する機能です。フレーム内の画像に対し、均等に補正
をかける全体補正と、フレーム内で局所的に発生しているちらつきに補正をかける局所補正の2種
類があります。
フリッカー補正を実行すると、自動でファイル保存ダイアログボックスが表示されます。
・フリッカー補正の注意
フリッカー補正は、640×480ピクセル以下のサイズの画像に対してのみ行えます。
撮影状況や動画の内容によっては、良好な補正結果が得られない場合があります。
● 低フレームレート、特に10 fps未満の動画に対しては、良好な補正結果が得られない場合があ
ります。また、動きの激しい被写体が撮影されている場合には、一部色相が正常に再現されな
いことがあります。
●
●
全体補正
1. フリッカー補正をかけたいフレームを選択します。
● フレームの選択方法は、95ページ
「動画の編集ーフレームの選択」をご覧ください。
2. [補正メニュー]-[フリッカー補正] を
選択します。
● フリッカー補正ウィンドウが表示されます。
(→ 次ページに続く)
97
補動
正画
すを
る
フリッカー補正
3. ▼をクリックし、ドロップダウンリスト
から「全体補正」を選択します。
4. [OK] をクリックします。
● 選択したフレームにフリッカー補正がかけられま
す。補正後、ファイル保存ダイアログボックスが
表示されます。
● 当社製デジタルカメラDiMAGE
7/5/S304の動
画ファイル(AVI 形式の動画ファイル)の場合は、
「CODECを変換しました」というメッセージウィ
ンドウが表示されます。ウィンドウ内の [OK] を
クリックすると、ファイル保存ダイアログボック
スが表示されます。
5. フリッカー補正をかけた動画を保存しま
す。
● 保存の手順は、104、
105ページ「動画の保存」
をご覧ください。
局所補正
1. フリッカー補正をかけたいフレームを選択します。
● フレームの選択方法は、95ページ
「動画の編集ーフレームの選択」をご覧ください。
2. [補正メニュー]-[フリッカー補正] を選
択します。
98
3. ▼をクリックし、ドロップダウンリスト
から「局所補正」を選択します。
4. [OK] をクリックします。
● 選択したフレームにフリッカー補正がかけられま
す。補正後、ファイル保存ダイアログボックスが
表示されます。
● 当社製デジタルカメラDiMAGE
7/5/S304の動
画ファイル(AVI 形式の動画ファイル)の場合は、
「CODECを変換しました」というメッセージウィ
ンドウが表示されます。ウィンドウ内の [OK] を
クリックすると、ファイル保存ダイアログボック
スが表示されます。
5. フリッカー補正をかけた動画を保存しま
す。
● 保存の手順は、104、
105ページ「動画の保存」
をご覧ください。
補動
正画
すを
る
99
動画補正
動画補正では、動画の色調を補正できます。
動画補正は、640×480ピクセル以下のサイズの動画に対してのみ行えます。
また、1つの動画ファイルに対してフリッカー補正と動画補正の両方を行いたい場合は、フリッカ
ー補正を先にかけてから動画補正を行うことをおすすめします。
1. 動画補正をかけたいフレームを選択します(→ P.95)。
● <Shift >キーを押しながらスライダーをドラッグし、フレームを選択します。
複数フレームを選択しなかった場合、現在表示されている1フレームだけに補正がかけられます。
2. [補正メニュー]-[動画補正] を選択しま
す。
● 動画補正ダイアログボックスが表示されます。
色調補正の方法を選択します。
補正確認用のオリ
ジナル画像を表示
します。
[↓プレビュー↓]
をクリックすると、
補正後のイメージ
を表示します。
手順1.の操作で選
択したフレーム範
囲から、
「補正確
認」に表示させる
フレームを選択し
ます。
100
各補正項目の補正レ
ベルを設定します。
簡易設定
1.「確認シーン設定」のスライダーをドラッグし、
「補正確認」に使用するフレームを選
択します。
● 選択したフレームが「オリジナル」に表示されます。
2. ▼をクリックし、ドロップダウンリ
ストから「簡易設定」を選択します。
3. 各補正項目の補正レベルを設定しま
す。
●「弱め」
「普通」
「強め」の
いずれかのラジ
オボタンをオンにします。
4. [↓プレビュー ↓] をクリックし、
補正後のイメージを確認します。
5. [OK] をクリックします。
● 動画全体に設定した色調補正がかけられま
す。補正後、ファイル保存ダイアログボッ
クスが表示されます。
● 当社製デジタルカメラDiMAGE
7/5/S304の動画ファイル(AVI 形式の動
画ファイル)の場合は、「CODECを変換し
ました」というメッセージウィンドウが表
示されます。ウィンドウ内の [OK] をクリ
ックすると、ファイル保存ダイアログボッ
クスが表示されます。
6. 補正をかけた動画を保存します。
● 保存の手順は、104、
105ページ「動画の保存」をご覧ください。
101
補動
正画
すを
る
動画補正
詳細設定
1.「確認シーン設定」のスライダーをドラッグし、
「補正確認」に使用するフレームを選
択します。
● 選択したフレームが「オリジナル」に表示されます。
2. ▼をクリックし、ドロップダウンリ
ストから「詳細設定」を選択します。
3. ▼をクリックし、各補正項目のドロ
ップダウンリストから、補正レベル
を選択します。
● 詳細設定の補正レベルには、以下の5種類
があります。いずれか1つを選びます。
自動
: 自動で補正します。
補正なし: 補正を行いません。
弱め
: 弱めの補正を行います。
強め
: 強めの補正を行います。
手動設定: 手動で補正レベルの強弱を設定
できます。
「手動設定」を選択すると、スライダーをドラ
ッグして補正レベルの強弱を設定できます。
102
4. [↓ プレビュー↓] をクリックし、
補正後のイメージを確認します。
5. [OK] をクリックします。
● 動画全体に設定した色調補正がかけられま
す。補正後、ファイル保存ダイアログボッ
クスが表示されます。
● 当社製デジタルカメラDiMAGE
7/5/S304の動画ファイル(AVI 形式の動
画ファイル)の場合は、「CODECを変換し
ました」というメッセージウィンドウが表
示されます。ウィンドウ内の [OK] をクリ
ックすると、ファイル保存ダイアログボッ
クスが表示されます。
6. 補正をかけた動画を保存します。
● 保存の手順は、104、
105ページ「動画の
保存」をご覧ください。
補動
正画
すを
る
103
動画補正
詳細設定の保存
詳細設定の内容を設定ジョブとして保存できます。
1. 詳細設定の各補正項目を設定します。
2. [設定保存] をクリックします。
● 設定した内容が設定ジョブとして保存されます。
詳細設定の読込
保存した詳細設定の設定ジョブを読み込んで、各補正項目を設定できます。
[設定読込](Mac OSでは[設定読出])をクリ
ックします。
● 設定ジョブが読み込まれ、各補正項目が設定されま
す。
動画の保存
現在、開いている動画に名前を付けて保存します。
1. [ファイル]-[保存]を選択します。
● ファイル保存ダイアログボックスが表示され
ます(右ページ図)。
● 上書き保存する場合は、[上書き保存] を選択
します(上書き保存できるのは、MOVファイ
ルのみです)。
104
2. 保存する場所を選び、ファイル名を
入力します。
3. [保存] をクリックして保存します。
● 開いた動画がAVIファイル形式であっても、
MOVファイル形式で保存されます。
保存する場所を選びます。
保存ファイル名を入力します。
補動
正画
すを
る
[保存] をクリックします。
105
アプリケーション登録
DiMAGE Viewerには、ほかのアプリケーションの起動メニュー、および、アイコンを登録する機
能があります。
登録したアプリケーションは、ファイル一覧ウィンドウから起動できるようになります。
1. [ファイル]-[初期設定]を選択します。
● 初期設定ダイアログボックスが表示されま
す。
2. [参照] をクリックします。
● ファイルを開くダイアログボックスが表示さ
れます。
3. 登録するアプリケーションの実行フ
ァイルが入っているフォルダを選択
します。
4. 登録するアプリケーションの実行フ
ァイルを選択します。
5. [開く] をクリックします。
● ファイルを開くダイアログボックスが閉じま
す。
6. [登録] をクリックします。
7. [OK] をクリックします。
● 選択したアプリケーションが登録されます。
106
ビューアの登録
お買い上げ直後には、DiMAGE Viewerの静止画ビューアにはビューウィンドウが、動画ビュー
アにはMovie Enhancerが登録されています。これ以外のビューアを使用したいときは、[初期設
定] メニューで登録できます。
ここでは、静止画ビューアの登録を例に説明します。動画ビューアの場合も登録手順は同様です。
1. [ファイル]-[初期設定]を選択します。
● 初期設定ダイアログボックスが表示されま
す。
2.「静止画ビューア」の[それ以外] の
ラジオボタンをオンにします。
3.「静止画ビューア」の[参照] をクリ
ックします。
● ファイルを開くダイアログボックスが表示さ
れます。
起
動
ま
で
準
備
か
ら
基
本
操
作
補画
正像
すを
る
編フ
集ァ
イ
ル
の
4. 登録するアプリケーションの実行フ
ァイルが入っているフォルダを選択
します。
補動
正画
すを
る
5. 登録するアプリケーションの実行フ
ァイルを選択します。
便
利
な
機
能
6. [開く] をクリックします。
● ファイルを開くダイアログボックスが閉じま
そ
の
他
す。
(→ 次ページに続く)
107
ビューアの登録
7. [OK] をクリックします。
● 選択したアプリケーションが、デフォルトの
静止画ビューアとして登録されます。
次回からサムネイルの静止画ファイルをダブ
ルクリックすると、登録した静止画ビューア
が起動します。
元に戻すときは「付属ビューア」のラジ
オボタンをオンにします。
108
音声ファイル再生アプリケーションの登録
ファイル一覧には、音声(WAV)
ファイルも表示されます(サムネイル画像の代わりに♪が表示され
ます)。また、静止画像と同じファイル名の音声ファイルがある場合、静止画像のサムネイル上に
♪マークが表示されます。
音声ファイル再生用のアプリケーション(Windows Media Player, QuickTime Player など)
を登
録しておくと、ファイル一覧に表示されている音声ファイルを再生することができます。
1. [ファイル]-[初期設定]を選択します。
● 初期設定ダイアログボックスが表示されま
す。
2.「WAVファイル再生」の[参照] をク
リックします。
● ファイルを開くダイアログボックスが表示さ
れます。
3. 登録するアプリケーションの実行フ
ァイルが入っているフォルダを選択
します。
4. 登録するアプリケーションの実行フ
ァイルを選択します。
5. [開く] をクリックします。
● ファイルを開くダイアログボックスが閉じま
す。
(→ 次ページに続く)
109
便
利
な
機
能
音声ファイル再生アプリケーションの登録
6. [OK] をクリックします。
● 選択したアプリケーションが、音声ファイル
再生用のアプリケーションとして登録されま
す。
次回からファイル一覧の音声ファイルをダブ
ルクリックすると、登録したアプリケーショ
ンが起動して、音声が再生されます。
● ファイル一覧の静止画像に♪マークが付いて
いる場合、そのマークをクリックすると登録
したアプリケーションが起動して、音声が再
生されます。
110
登録したアプリケーションを呼び出す
「アプリケーション登録」で登録したアプリケーション(→ P.106)は、起動メニュー、および、アイ
コンから起動できます。
1. ファイル一覧から、画像を1つ選択します。
2. [ファイル]-[アプリケーションで開く] を選択します。
3. [アプリケーションで開
く] のサブメニューから、
使用するアプリケーショ
ンを選択します。
● アプリケーションが起動し、画
像ファイルを開きます。
便
利
な
機
能
登録したアプリケーションのアイコン上に画像を
ドラッグアンドドロップしても起動します。
111
カラーマッチング
画像データは出力機器(モニターやプリンタ)の特性によって、再現される色や階調が異なります。
出力機器による色の再現性の違いを少なくするには、色を扱う環境(=出力カラースペース、色空
間)を決めて、その環境や出力機器の特性に色を合わせる必要があります。
● ディマージュカメラでは主観的に好ましい画像を目指して絵作りを行なっており、必ずしもカラーマッ
チング処理を行なう必要はありません。カラーマッチング処理を行なうとディマージュの絵作りが無視
され、測色的な色再現が行われます。
● 機種によってはカメラ側でコントラスト・彩度調整を行なえる場合もありますが、これらの調整を行な
うと忠実な色再現はなされません。
色空間を決める
ファイル保存時に使用する色空間を設定します。
1. [ファイル]-[カラー設定]を選択しま
す。
カラー設定ダイアログボックスが表
示されます。
2.「□カラーマッチング処理を行う」
(Mac OSでは「□カラーマッチング
処理する」)にチェックマーク✔を付
けます。
112
3.「色空間」の▼をクリックし、現れる
ドロップダウンリストから、カラー
マッチングに使用する色空間を選択
します。
起
動
ま
で
準
備
か
ら
基
本
操
作
4. [OK] をクリックします。
補画
正像
すを
る
編フ
集ァ
イ
ル
の
出力色空間(カラースペース)
カメラオリジナル色空間(sRGB)
カメラオリジナル色空間(AdobeRGB)
どちらも、カメラ固有の色空間を保持します。
【注意】①カメラのカラーモード設定で「AdobeRGB」を選び、かつ、撮影時にプロファイルを
埋め込んでいない場合は、かならず カメラオリジナル色空間(AdobeRGB)を選択し
てください。他の色空間を選ぶと、正しくない色に変換されることがあります。
②カメラのカラーモード設定で「AdobeRGB」を選んでいない場合、または、お使いの
カメラのカラーモード設定に「AdobeRGB」がない場合は、カメラオリジナル色空間
(AdobeRGB)は選択しないでください。
③お使いのカメラのカラーモード設定に「AdobeRGB」がない場合で、カメラ固有の色
空間を保持したい場合は、カメラオリジナル色空間(sRGB)を選択してください。
補動
正画
すを
る
便
利
な
機
能
そ
の
他
(→ 次ページに続く)
113
sRGB
Hewlett PackardおよびMicrosoftにより推進された色空間です。平均
的なPCモニターの特性を反映しているため、Webでの表示用に画像を扱
う場合に使用されています。一方、他のカラースペースに比べ再現できる
彩度再現領域が狭いため、専門的なプリプレス等には不向きです。インタ
ーネットやマルチメディアを基準において提案されており、世界で広く使
われています。
Apple RGB
以前からのApple13型のAppleシステムに基づいています。Adobe
Illustrator や Adobe Photoshop 4以前のバージョンなどで初期設定用
として使用されていたため、DTP(デスクトップパブリッシング)などで
広く使われてきた色空間です。sRGBより広い色域で、印刷を目的とした
場合によく用いられます。
SMPTE-C
現在の米国でのテレビ放映の基準です。米国のテレビ放映用に作業する場
合に最適です。
PAL/SECAM
ヨーロッパでのテレビ放映の基準です。ヨーロッパのテレビ放映用に作業
する場合に最適です。
ColorMatch RGB
Radius PressViewモニターを最適に使用するカラースペースです。こ
のモニターはプリプレス業界で一般的に使用されていて、広い色域を有し
ています。
Adobe RGB
ColorMatch RGBよりさらに色域が広く、プリプレスなどでより広範囲
におよぶカラーが必要な場合には最適なスペースです。ただし印刷不可能
なカラー(CMYKで表現できないカラー)がより多く含まれています。
広範色域RGB
分光的に純粋な色度座標を使用して、非常に広範囲にわたるカラーを提供
します。ただしこの色域のカラーのほとんどは標準的なコンピュータのモ
ニターでは表示できず、印刷もできません。
114
NTSC
日米での地上波アナログ・カラー・テレビの放送方式で、ビデオ製作の場
合に使用されています。
CIE RGB
CIE(Commission Internationale d'Eclairage)で定義されたRGBカラ
ースペースです。
ICCプロファイル使用
ICCプロファイルで指定したRGB系色空間に合わせ込んだ色で再現します
(下記参照)。
色空間−ICCプロファイルの設定
「色空間」のドロップダウンリストにはない色空間を使用したい場合に、RGB系色空間プロファイ
ルを設定します。
1.「色空間」のリストボックスから、
「ICCプロファイル使用」を選択しま
す。
2.「ICCプロファイル名」の [参照] を
クリックします。
● OS標準のファイルを開くダイアログが現れ
ます。
そ
の
他
(→ 次ページに続く)
115
カラーマッチング
3. ICCプロファイルを選択し、[開く]
(Mac OS Xでは[選択])をクリック
します。
● ICCプロファイルの保存場所については
122ページをご覧ください。
4. [OK] をクリックします。
116
ディスプレイプロファイル使用する←→しないの設定
表示用画像にディスプレイプロファイルを使用するかどうかを設定します。
ディスプレイプロファイルを使用するように設定すると、画像表示の処理が若干遅くなります。
1.「□カラーマッチング処理を行う」
(Mac OSでは「□カラーマッチング
処理する」)にチェックマーク✔を付
けます。
2. ディスプレイプロファイルを使用す
るときは、
「□ディスプレイプロファ
イル:」
(Mac OSでは「□ディスプレ
イプロファイル名」)にチェックマー
ク✔を付けます。
● ディスプレイプロファイルは、各OSの「既
定プロファイル」が使用されます。カラー設
定ウィンドウでは変更はできません。
既定プロファイルについては → 次ページ
● ディスプレイの「既定プロファイル」
が存在
しない場合は、カラー設定ウィンドウのディ
スプレイプロファイルの箇所に「プロファイ
ルなし」と表示され、ディスプレイへのカラ
ーマッチングは行われません。
3. [OK] をクリックします。
そ
の
他
117
カラーマッチング
ディスプレイの既定プロファイルは、以下の操作で確認および設定変更できます。
【Windows®の場合】
1. 画面上の何もないところで右クリックし、表示される
メニューから [プロパティ] を選びます。
または、[スタート]→
([設定])
→[コントロールパネル]
→[画面] を選びます。
2. 画面のプロパティウィンドウの「設定」タブをクリッ
クします。
(V)」をクリックします。
3.「詳細設定
(V)」または「設定
4. 表示されるウィンドウの「色の管理」タブをクリック
します。
既定のディスプレイプロファイルが表示されます。
既定のディスプレイプロファイルを変更するには、「現在こ
のデバイスに関連付けられているカラープロファイル
(C)」
欄に表示されるプロファイルリストから希望のプロファイル
を選び、「既定値に設定
(S)」をクリックします。
プロファイルリストに他のプロファイルも表示させるには、
「追加
(D)」をクリックし、ファイル選択ダイアログで追加表
示させたいプロファイルを選んで[開く]をクリックします。
118
【Mac OS X の場合】
1. システム環境設定を開き、ハードウェアの
[ColorSync] をクリックします。
2.「プロファイル」タブをクリックします。
既定のディスプレイプロファイルが表示されます。
既定のディスプレイプロファイルを変更するに
は、
1. ディスプレイの をクリックし、ドロップ
ダウンリストから「その他のプロファイル」
を選びます。
2. 続けて、サブメニューから希望するディスプ
レイイプロファイルを選びます。
そ
の
他
119
カラーマッチング
【Mac OS 9.x の場合】
1. [ ]→[コントロールパネル]→[モニタ] を開き、
「カラー」
をクリックします。
「ColorSync プロファイル」欄に既定のディスプレイプロファ
イルが反転表示されます。
既定のディスプレイプロファイルを変更するには、
「ColorSync プロファイル」欄から希望するディスプレイプ
ロファイルをクリックして選択し、左上の□をクリックし
て[モニタ] コントロールパネルを閉じます。
120
プリンタICCプロファイルの設定
ご使用になっているプリンタの特性に色を合わせるには、お使いのプリンタのICCプロファイルを
設定する必要があります。
1.「□カラーマッチング処理を行う」
(Mac OSでは「□カラーマッチング
処理する」)にチェックマーク✔を付
けます。
2.「□プリンタプロファイル」
(Mac
OSでは「□プリンタプロファイル
名」)にチェックマーク✔を付けます。
3. [参照...] をクリックします。
● OS標準のファイルを開くダイアログが現れ
ます。
4. ご使用のプリンタのICCプロファイ
ルを選択します。
● プリンタのICCプロファイルのインストール
先については、123ページをご覧ください。
5. [開く](Mac OS Xでは[選択])をク
リックします。
そ
の
他
6. [OK]をクリックします。
121
カラーマッチング
ICCプロファイルについて
ICCプロファイルは、通常以下のフォルダ内に収められています。
Windows®XP
Windows®2000
Windows®Me/98/98SE
Mac OS X
Mac OS 9.x
起動ディスク-[WINDOWS]-[system32]-[spool]-[drivers]-[color]
起動ディスク-[WINNT]-[system32]-[spool]-[drivers]-[color]
起動ディスク-[Windows]-[System]-[Color]
/Library/ColorSync/Profiles/Display
起動ボリューム-[システムフォルダ]-[ColorSyncプロファイル]
また、アプリケーションのインストール時に、以下のICCプロファイルも同時にインストールされます。
●モニタ用プロファイル
・sRGB_Monitor.icc
・Std_Monitor.icc*
・AppleRGB_Monitor.icc
:sRGBモニタ用プロファイル(Windows®版のみ)
:標準モニタ用プロファイル※
:Appleモニタ用プロファイル(Mac OS版のみ)
インストール先(Windows®)
起動ディスク−[Program Files]-[DiMAGE Viewer]-[Profiles]-[MonitorProfiles]
または、[アプリケーションインストール先フォルダ]-[Profiles]-[MonitorProfiles]
インストール先(Mac OS X)
/Library/Preferences/7300/Profiles/MonitorProfiles
インストール先(Mac OS 9.x)
起動ボリューム−[システムフォルダ]-[初期設定]-[7300]-[Profiles]-[MonitorProfiles]
●プリンタ用プロファイル
・sRGB_Printer.icc
・Std_ColorLBP.icc*
・Std_DyeSublimation.icc*
・Std_InkJet.icc*
・Srd_SilverHalide.icc*
122
:sRGBプリンタ用プロファイル
:カラーレーザービームプリンタ用プロファイル※
:昇華型プリンタ用プロファイル※
:インクジェットプリンタ用プロファイル※
:銀塩プリンタ用プロファイル※
インストール先(Windows®)
起動ディスク−[Program Files]-[DiMAGE Viewer]-[Profiles]-[PrinterProfiles]
または、[アプリケーションインストール先フォルダ]-[Profiles]-[PrinterProfiles]
インストール先(Mac OS X)
/Library/Preferences/7300/Profiles/PrinterProfiles
インストール先(Mac OS 9.x)
起動ボリューム−[システムフォルダ]-[初期設定]-[7300]-[Profiles]-[PrinterProfiles]
※
印の付いたプロファイルは、何社かの製品の平均的な特性を記述したものです。したがって、お使い
のモニタやプリンタで適切な結果が得られるとは限りませんのでご注意ください。
ICCプロファイルについて
カラーモニターのICCプロファイルとは、そのモニターの色再現特性が記述されているファイルのこ
とで、モニターメーカーから提供されます。インターネット上のモニターメーカーのWebサイトか
ら入手
(ダウンロード)
できる場合もあります。ICCプロファイルのインストール方法などについては、
お使いのモニターの取扱説明書をご覧ください。
カラーモニターのICCプロファイルは、市販のプロファイル作成ツールを用いて作成することもでき
ます。またWindowsではAdobe Photoshop Elementsなどに付属の「Adobe Gamma」を用いて、
Mac OSではOS付属の「モニタ調整アシスタント」機能を用いて簡易的に作成することもできます。
カラーマッチング処理を行なった画像を保存すると、その画像ファイルには、設定したカラースペース
の ICCプロファイルデータが埋め込まれます。これらの画像ファイルをカラーマッチング機能を持った
アプリケーションソフト(Adobe Photoshop 5.0以降 等)で開くと、付加されているプロファイル情
報が読み取られ、その色情報がアプリケーション側に伝わります。詳しくはアプリケーションソフトの
取扱説明書をご覧ください。
123
そ
の
他
ジョブファイルデータの移行
DiMAGE Viewer Ver.2.1以前とVer.2.2以降とでは、ジョブファイル(画像補正ジョブファイル
→ P.72、Minolta-RAWファイルオープンパラメータの設定ジョブファイル → P.84)の保存され
る場所が異なります。したがって、Ver.2.1以前のDiMAGE Viewerでこれらのジョブファイルを
作成しており、かつ同じジョブファイルをVer.2.2以降のDiMAGE Viewerでも引き続き使用した
い場合は、以下の手順でジョブファイルデータを移行する必要があります。
【Windows®版】(システム起動ドライブをC:ドライブとして説明しています。)
1. 管理者(Administrator)権限でWindows®に
ログオンします(Windows®XP / 2000
Professional 使用時のみ)。
2. Ver.2.1以前のバージョン(以後、旧バージョ
ン)のDiMAGE Viewerがインストールされ
ているフォルダをエクスプローラで開きます
(初期設定は、C:¥Program
Files¥DiMAGE Viewerフォルダ)
。
3. すべてのユーザがアクセスできる場所(例:
起動ドライブの直下)に適当な名前のフォル
ダを作成し(例:C:¥Job_move)、操作2.
で開いたフォルダ内にある[Prefs]フォルダ
を、そこにコピーしておきます。
4. 旧バージョンのDiMAGE Viewerをアンイン
ストールします。→方法は P.10
5. DiMAGE Viewer Ver.2.2をインストール
します。
以後の操作は、ログオンユーザ毎に行なって
ください。
6. DiMAGE Viewerを一度起動させ、起動した
らすぐに終了します。
124
7. 操作3.でコピーした[Prefs]フォルダを開き
ます。
8. [Prefs]フォルダ内の[ImageCorrectJob]
フォルダにある、拡張子が ”.icj”のファイル
を以下のフォルダにコピーします。
Windows®XP/2000 Pro.の場合
C:¥Documents and Settings¥
(ユーザ名のフォルダ)¥Application Data¥
DiMAGE¥7300¥Prefs¥
ImageCorrectJobフォルダ
Windows®98/98SE/Meの場合
C:¥Windows¥Application Data¥
DiMAGE¥7300¥Prefs¥
ImageCorrectJobフォルダ
9. [Prefs]フォルダ内の[MRWCorrectJob]フ
ォルダを以下のフォルダにコピーします。
このフォルダがない場合は、ジョブファイル
が存在しませんので、この操作を飛ばして操
作10.に進んでください。
Windows®XP/2000 Pro.の場合
C:¥Documents and Settings¥
(ユーザ名のフォルダ)¥Application Data¥
DiMAGE¥7300¥Prefsフォルダ
Windows®98/98SE/Meの場合
C:¥Windows¥Application Data¥
DiMAGE¥7300¥Prefsフォルダ
10. 以上で移行作業は終了です。DiMAGE
Viewerを起動して、ジョブファイルが使用
できることを確認してください。
【Mac OS X 版】(Mac OS 9.xでは以下の操作は不要です。)
1. 管理者権限でMac OS Xにログオンします。
2. /Library/Preferences/7300フォルダを
開きます。
3. すべてのユーザがアクセスできる場所(例:
起動ボリュームの直下)に適当な名前のフォ
ルダを作成し(例:/Job_move)、操作2. で
開いたフォルダ内にある[Prefs]フォルダを、
そこにコピーしておきます。
4. 旧バージョンのDiMAGE Viewerをアンイン
ストールします。→方法は P.11
5. DiMAGE Viewer Ver.2.2をインストール
します。
6. DiMAGE Viewerを一度起動させ、起動した
らすぐに終了します。
7. 操作3.でコピーした[Prefs]フォルダを開き
ます。
8. [Prefs]フォルダ内にある、拡張子が ”.icj”
のファイルと、拡張子が ”.mrj”のファイル
をすべて以下のフォルダにコピーします。
/Users/(ユーザ名のフォルダ)/Library/
Preferences/7300/Prefsフォルダ
9. 以上で移行作業は終了です。DiMAGE
Viewerを起動して、ジョブファイルが使用
できることを確認してください。
以後の操作は、ログオンユーザ毎に行なって
ください。
そ
の
他
125
対応ファイルの一覧
このソフトウェアでは、カメラ内のカードから直接ファイルを開くだけではなく、パソコンにコピーや保
存されたファイルも開くことができます。対応しているファイルの形式と種類は以下の通りです。
ファイル形式
(拡張子)
JPEG
(*.JPG,*.JPE)
TIFF
(*.TIF)
BMP
(*.BMP)
PICT
(*.PCT,*.PIC)
画像ブラウザウィンドウ ビューウィンドウで
対応している
の表示・再生
でのサムネイルの表示
ファイルの種類
・Exif Print準拠
○
○
・JFIF(24bitフルカラー)
・Exif Print準拠
○
○
・非圧縮RGB 24bit/48bit
フルカラー24bit
○
○
(Windows®版のみ)
フルカラー32bit
○
○
(Mac OS版のみ)
DiMAGE 7 以降の当社デジ
Minolta-RAW
○
○
タルカメラ
(RAW 対応機種)
(*.MRW)
で撮影されたRAWファイル
MOV(Movie) QuickTimeで読み込み可能
△1
○
なMOVファイル
(*.MOV)
QuickTimeで読み込み可能
AVI
△1
○
なAVIファイル
(*.AVI)
○
WAV(WAVE)
△2
(音符記号で表示)
(*.WAV)
左記ファイル形式での
保存
○
○
○
○
×
△3
△4
×
○ :可 ×:不可
△1 :付属の動画補正アプリケーションで再生可
しておいた再生アプリケーションを呼び出すことで再生可
△2 :あらかじめ登録(指定)
△3 :付属の動画補正アプリケーションで保存可
△4 :そのままのファイル形式では保存できませんが、MOVファイルに変換して保存可
対応ファイルに関しては、当社製デジタルカメラ(DiMAGE 7以降の機種)で撮影したExifファイル
で確認しています。他社製デジタルカメラで撮影したファイルや、他のアプリケーションで加工し、
保存したファイルは開くことができない場合があります。
126
ユーザーサポートについて
本ソフトウェアについて何か問題が生じたときは、裏表紙記載のお客様フォトサポートセンターにお
問い合わせください。その際、以下の情報をお手元にご用意いただけますと、問題解決の一助になり
ます。
◎パーソナルコンピュータの種類
(IBM-PC/AT互換機、NEC PC98-NXシリーズ、Apple Macintoshシリーズ 等)
◎パーソナルコンピュータの型番(名称)
◎オペレーティングシステム(OS)の種類とバージョン
(Windows®XP Home Edition、Mac OS X v10.2.5 等)
◎メモリ容量
(Windows®/Macintosh(Mac OS X)
では実装メモリ容量、Macintosh(Mac OS 9.x)
では
OSや他のアプリケーションが使用している領域を除いた空き容量)
◎本ソフトウェアインストール後のハードディスク空き容量
◎接続している周辺機器
◎本ソフトウェアのバージョン(ディマージュビューアCD-ROMのレーベル面でご確認ください)
◎問題発生の頻度
◎再現性
◎現象
(どんな状況で、どのような操作をして、どのような症状が発生したか、できるだけ具体的に)
使用環境等についての最新の互換性情報については、コニカミノルタカメラ統合ポータルサイト
http://ca.konicaminolta.jp/ もご参照ください。
そ
の
他
127
MEMO
128
129
ホームページ
製品の互換性情報や最新版ドライバソフトウェアの提供、よくある質問
(FAQ)
とその回答など
のサポート情報については、以下コニカミノルタカメラ統合ポータルサイトをご覧ください。
http://ca.konicaminolta.jp/
お客様フォトサポートセンター
弊社製品のデジタルカメラ、フィルムスキャナ、カメラ、交換レンズ、露出計などの機能、使
い方、撮影方法などのお問い合わせをお受けいたします。
ナビダイヤル 0570-007111
ナビダイヤルは、お客様が日本全国どこからかけても市内通話料金で通話していただけるシステムです。
使用説明書
TEL
06-6532-6205
携帯電話・PHS等をご使用の場合はこちらをご利用ください。
FAX
06-6532-6252
受付時間 10:00 ∼18:00(日・祝日定休)
V2.2
1AG6P1P1875-9223-7300-41 SY-B310
使用説明書
Fly UP