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英国大使館資料 (PDF:1963KB)
日英 原子力研究協力 駐日英国大使館 科学技術部 浅野 誠一 「日英原子力共同研究」 募集説明会 2015年6月1日 UNCLASSIFIED 駐日英国大使館 原子力協力体制 政策 協力 ビジネス 協力 研究開発 協力 三分野で協力 科学技術部は日英の研究協力分野を推進 日英 原子力協力体制 “…両国は除染や廃止措 置分野での経験や知識、 技術を共有することを確認 する。これは政府関係者な らびに専門家や関係企業 等の両方向の交流を含む JOINT STATEMENT A Leading Strategic Partnership for Global Prosperity and Security 10 April 2012 …” また日英原子力対話の開 催を決定 (第一回 2012年10月) UNCLASSIFIED 日英原子力安全研究開発 WS/シンポジウム 2012年10月30-31日開催 過酷事故 管理及び予測 再臨界 安全性の分析 土壌の除染/環境中の放射性核種 評価 デブリの特性評価 過酷事故状況下/事故後の炉構成材料の劣化(塩化ナトリウ ムの影響評価を含む) 放射性廃棄物の固化、処分 (除染に使用されたゼオライトや 灰の処分を含む) 原子炉事故の管理、分析、軽減の為のロボット技術 一般議論(人材育成、原子力の将来等) 日英 原子力協力体制 2014年5月1日 英セラフィールド社と東京電力 廃炉分野で協力 2013年10月 日英原子力年次対話 共同議長 ロビン・グライムズ 英外務省 首席科学顧問 研究開発協力体制強化の為、 共同研究ファンドを目指すこと について合意 日英研究開発WG設立 (文部科学省、EPSRC 他) 日英 原子力共同研究ファンド (昨年度) UK Japan Collaborative Civil Nuclear Research Program 英国側はEPSRCの戦略的資金、日本側は文部科学省 原子 力基礎基盤戦略研究イニシアチブから拠出 応募時点で日英研究パートナーの存在が条件 2014年度 2テーマを選定: 環境安全 過酷事故(シビアアクシデント) 各プロジェクト 年1000万円x3年 (英国側もほぼ同額) 日英 原子力共同研究ファンド (今年度) UK Japan Collaborative Civil Nuclear Research Program - Phase 2 英国側はEPSRCの戦略的資金、日本側は文部科学省 国家課題対応型研 究開発推進事業として 日英の各研究者がそれぞれの国で同時に申し込むことが必須 2015年度 テーマ:(4課題程度) 燃料デブリ取出しに関する研究: Joint research on removal of fuel debris 廃棄物を含めた環境対策に関する研究: Joint research on environmental measures including measures for the management of radioactive waste 1課題あたりの研究経費 年3,000万円 (英国側もほぼ同額) 英国 原子力研究体制 EPSRC エンジニアリング・物理科学研究評議会 英国の工学、物理科学系分野の主要ファンディ ングエージェンシー BIS(ビジネス、イノベーション、スキル省からのフ ァンディングで運営) UNCLASSIFIED エネルギー関連プログラム 2013-14 英国内 大学 研究開発拠点 英国内 原子力関連企業 研究開発拠点 Centre of Doctoral Training テーマごとに設定された4年間の修士(1年)+博士課程(3年) 企業との協力により実務プロジェクトで履修 マンチェスター大学、シェフィールド大学 EPSRCと企業からの出資で学費無料、年間10人の学生に全額奨学金 費用は一学生あたり£25,000×4年間=£100,000 フルスポンサーは奨学金形式で半分負担(約£50K) その他単発のリサーチ協力等、参加方法は様々 http://www.epsrc.ac.uk/skills/students/centres/Pages/centres.aspx 英国原子力研究年間支出 (inc. NNUF) £30,000,000 £25,000,000 £20,000,000 NNUF (EPSRC) NNUF (DECC) £15,000,000 ESRC NERC EPSRC £10,000,000 £5,000,000 £0 2002-3 2003-4 2004-5 2005-6 2006-7 2007-8 2008-9 2009-10 2010-11 2011-12 2012-13 2013-14 expected EPSRC 原子力関連活動 Title Topic Partners Duration Budget Diamond 廃炉、放射性廃棄物の管理 と廃棄 University of Leeds, Imperial College London, Loughborough University, and the universities of Manchester and Sheffield and University College London July 208 – March 2013 £4.2M Nuclear Champion 大学原子力研究コンソーシア ム Imperial College, and the universities of Manchester, Strathclyde, Oxford and Birmingham May 2011 – April 2015 £0.6M 原子力発電の為の金属素材 の性能と信頼性評価 Open University, the universities of Manchester, Bristol and Oxford, Loughborough University and Imperial College Dec. 2010 – Dec. 2014 £1.8M 放射線照射によるセラミック 素材の化学的評価 Universities of Bristol and Sheffield and the Laboratories of the Science & Technology Facilities Council July 2010 – June 2014 £0.75M NNUMAN 原子力の新製造技術 The University of Manchester, University of Sheffield, and the Nuclear AMRC Oct.2012 – Oct. 2017 £8M Nuclear First Doctoral Training Centre The University of Manchester and University of Sheffield Oct. 2009 – March 2018 £7.1M Nuclear EngD Industrial Doctorate Centre: 原子力工学 The University of Manchester, Imperial College London and the universities of Sheffield, Bristol, Leeds and Strathclyde Oct. 2009 – March 2018 £7.1M 原子力研究における 国際協力 米国; NEUP . との4プロジェクト (£3.3M). フランス; JHR, CEA との CDTsで協力 インド; DAE と12 プロジェク ト (£6M) 進行中、国家間協 力. 韓国; 廃棄物と廃炉で協力. 2015 「廃炉関連研究」 日本;約1.2億円 英国;£1.5M 英国の優先する研究分野 リアクターシステム - 効率的設計と安全の為の先端的リアクターのモデリングとシ ュミレーション - リアクター素材 - 先端リアクターシステム 燃料製造と燃料リサイクル技術 -水溶液・高温科学法 プロセス、トリウム 英国の優先する研究分野 廃炉・廃棄物・処分 - 革新的廃棄物処理技術 - ロボット、センシングとモニタリング - 先進的な処分技術 - 使用済み燃料の貯蔵 横断的課題 -モデリングとシュミレーション ご静聴ありがとうございました。 UNCLASSIFIED