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2002年04月22日号

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2002年04月22日号
金融市場 Today’s Viewpoint
Weekly
(02/04/22) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全10ぺ-ジ)
債券相場は、需給の安心感と政治離れで底固い動き。ただし、上値買い意欲は弱く新発10年国債利回りは
1.35%までは低下せず、はね返された。株価は、米国企業決算発表とNY市場を睨んだ展開。
今週は大型連休前に材料目白押し。大手電機メ−カ−の3月期決算が始まるとともに、シ団引き受け比率が
25%に引き下げ後初めての10年債入札がおこなわれる。
今週は、①2ヶ月連続増となった景気一致指数、②6期ぶり増加が確実となった製造工業稼働率、の指標分析
を行った。
市場の動き (4/15∼4/19)
新発10年国債利回りは、週初は利回り低下し
しかし、週後半には、マイクロソフトが4∼6月期一
たが、その後は相場は利食いも出てジリ安で、4
株利益見通しを下方修正、世界最大手の携帯電話
月18日(木)には1.405%へ。19日(金)
は1.385%
メ−カ−のノキアも2002年度の売上見通しを1月
で越週。
時点から下方修正し、米国通信キャリア大手のSBC
S&Pの格下げ(AA⇒AA−)に対して、塩川財
が設備投資削減を発表するなど、先行きの業績楽
務相等政府高官からの反発が報道されたが、格
観見通しに水を差す発表を受けて、19日(金)は反
下げ検討発表済みのム−ディ−ズ(Aa3から最大
落。
2ランク下げでA2になる可能性もある)との差を考
業種別週間変化率では、通信、海運・
空運のほか、
えると当然の追随であり、実際のサプライズは殆
素材関連業種の上昇が大きかったほか、自動車、電
どなし。むしろ、あるニュ−スレタ−等に掲載され
機、機械が値上がり上位業種。
た大手生保の2002年度運用計画インタビュ−の
為替相場は、週末には一時130円割れの円上昇。
方に注目がいった模様。それによると、国債投資
4月8∼12日の対外証券投資は4,762億円の大
については微減の計画であり、代わりに信用リス
幅買い越しで、新年度の対外証券投資が入っている
ク商品や海外債のヘッジ付き投資を増やす意向
と思われるが、連休前の輸出企業の着実なドル売り
が述べられていた。
予約観測の一方、海外勢が円安期待で売っていた
新年度資金が入り底固い相場展開であり、政
円を買い戻す動きが出ている模様。
治・改革論議離れの安心感も市場には出ている。
週末に開催されたG7 財務相・中央銀行総裁会
ファンダメンタルズ的に消去法的な国債投資に激
議では、世界的な景気回復への自信を示すとともに
変要素はほとんど無いというのも事実だろう。しか
各国の適切な政策運営を確認し閉幕。特に目新しい
し、ペイオフ対策での退避資金の買い一巡後、国
材料はなし。
債需給にプラス要素は決して多くない。財政悪化
なお、ほとんど材料にはならなかったが、IMFの経
や日銀信認の相場リスクも無視はできまい。とり
済見通し(4月18日)では、日本について相変わらず
あえずは、シ団引き受けウイエトが 25%に引下げ
厳しい見方。2002年GDP見通しは▲1.0%で据
られ、競争入札が増える23日(火)の10年国債
え置き。補正予算での景気刺激策を提言する一方、
入札の結果に注目したい。
財政について国債相場の下落リスクも述べている。
株式相場は、米国の1∼3月期業績発表の内容
パウエル米国務長官の調停不調となったパレス
に振られる展開。週前半はテキサスインスツルメ
チナ情勢だが、米国在庫減少や原油生産の現状維
ントなどが期待どおりの発表で、ニューヨーク市場
持発表などから、原油先物価格はWTI5月限は5日
の株高を受けて東京市場もハイテク株や機械株
続伸して再び26ドル越え(4月19日 26.38ドル/バ
などが買われ、続伸した。
レル)。
無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。
農林中金総合研究所
1/10
金融市場 Today’s Viewpoint
Weekly
(02/04/22) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全10ぺ-ジ)
相場の見通し
(
4/2 2∼4/26)
今週は大型連休前ながら材料目白押しの一週間。
業種別株価指数の変動 (上位から下位へ)
米国の業績発表シ−ズン本格化に続き、日本でも後
半には電機大手などの02年3月期決算発表が始まる。
業種別変化率
すでにNECの03年3月期営業利益が750億円へ好転 証券、商品先物業
通信業
するとの見通しが報道されているが、どの程度のポディ 海運業
テイブサプライズが出てくるか。
債券では、前述のように競争入札比率が75%に上が
り、募集手数料が63銭から39銭に引き下げられて初
めての5月分:10年国債入札が注目点。特に波乱はな
いだろうが、募集手数料の減少分の影響は如何?
また、月末に内外でマクロ経済指標の発表がある。
米国ではGDP、耐久財受注、日本では雇用統計、物価
統計に特に注目。
ガラス・
土石製品
精密機器
空運業
その他金融業
非鉄金属
ゴム製品
不動産業
化学
輸送用機器
機械
電気機器
サービス業
小売業
その他製品
繊維製品
医薬品
石油・
石炭製品
倉庫・
運輸関連業
建設業
保険業
食料品
卸売業
水産・
農林業
陸運業
金属製品
鉄鋼
銀行業
鉱業
パルプ・
紙
電気・
ガス業
東証株価指数(TOPIX)
日経平均株価
02/04/19
株価
655.58
2169.66
358.15
719.52
2270.84
695.65
836.33
706.17
1312.48
598.68
840.54
1578.75
704.01
1906.56
1260.98
736.47
1639.57
444.1
1564.6
971
934.7
496.58
548.23
649.29
546.27
291.64
1239.72
753.62
330.1
209.57
342.84
694.31
602.54
1092.3
11512.01
02/04/12
株価
609.32
2023.62
336.37
676.84
2138.13
656.35
790.37
668.54
1256.5
575.1
808.33
1521.02
680.28
1842.57
1219.18
713.31
1588.55
431.66
1521.65
945.65
911.37
484.46
535.07
635.5
535.36
286.48
1218.39
741.6
325.64
207.41
339.87
692.36
608.12
1056.29
10962.98
前週比
7.6%
7.2%
6.5%
6.3%
6.2%
6.0%
5.8%
5.6%
4.5%
4.1%
4.0%
3.8%
3.5%
3.5%
3.4%
3.2%
3.2%
2.9%
2.8%
2.7%
2.6%
2.5%
2.5%
2.2%
2.0%
1.8%
1.8%
1.6%
1.4%
1.0%
0.9%
0.3%
-0.9%
3.4%
5.0%
(日経NEEDS FQから農中総研作成)
無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。
農林中金総合研究所
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金融市場 Today’s Viewpoint
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(02/04/22) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全10ぺ-ジ)
主な
出来事(
4
/15∼4
/21)
月日
4月15日(月)
4月16日(火)
4月17日(水)
4月18日(木)
4月19日(金)
4月20日(土)
4月21日(日)
政治・
財政
経済・
金融
海外・
その他
総合規制改革会議、医療、福祉・
保育、労働など5テーマを設定、6
月に「中間とりまとめ」公表予定
・S&P、日本国債格下げ
・厚生労働省、失業者がパート社員
へ転身の際に賃金補填する制度を
検討
・政府、有事法制関連三法案を決
定
・日本政府、米国の表面処理鋼板
についての反ダンピング税に対し、
WTO紛争処理小委員会(パネル)
の設置を要求
・財務次官、先行減税容認を否定
・郵便貯金の利率引き下げられ、定額
貯金とニュー定期とも過去最低の利
率に
・米シティグループの1∼3月期決算、
純利益前年同期比+6.8%
・第一家庭電器、民事再生法の適用
を申請
・米GMの 1∼3月期決算、売上高前
年同期比+8.6%
・NTTドコモ、仏第3位の携帯電話会 ・FRBグリーンスパン議長、米議会・
社ブイグテレコムにi
モード提供と発表 合同経営委員会で、最終需要の見極
めに2・3ヶ月かかると早期利上げに
慎重姿勢を表明
・NEC、中国の大手家電メーカーの上 ・イスラエル、ヨルダン川西岸のパレ
海広電集団と液晶表示装置の合弁会 スチナ自治区・ジェニンから本格撤退
社設立と発表
開始
・ファーストリテイリング02年2月中間
決算、経常利益前年同期比▲35・6%
・公正取引委員会、日本航空と日 ・東京短資、英金融仲介会社ガーバン ・国際通貨基金(
I
MF)、2002年の世
本エアシステム(JAS)の経営統合 と低格付け債権を売買する会社を設 界経済見通しを+0.4ポイント上方修正
を容認(朝日)
立予定(日経金融)
の+2.8%成長、2003年は+4.0%成長と
・時事通信の小泉内閣支持率調査 ・西日本銀行、福岡シティ銀行と経営 予測。日本は2002年▲1.0%と据え置
で、3月:43.5%から4月:40. 統合に合意(日経)
き
8%へ低下
・製紙最大手の持ち株会社、日本ユニ ・EUの欧州委員会、米国の鉄鋼緊
パックホールディング、傘下の日本製 急輸入制限(セーフガード)に対し3
紙と大昭和製紙を来春にも事業ごとに 億ドルの報復関税検討(フィナンシャ
再編・統合する方針(毎日)
ル・タイムズ)
・アルゼンチンのドゥアルデ大統領、
全銀行の営業停止措置 等の金融破
綻危機措置を表明
・小泉首相、靖国神社参拝
・フランス大統領選挙第1回投票、シ
・塩川財務相 、「減税先行もあり得
ラク大統領に次ぎ極右政党「国民戦
る」とG7各国に表明
線」のルペン候補2位 (出口調査)(ロ
イター)
(前週発表の経済指標の結果は後添資料を参照されたい)
無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。
農林中金総合研究所
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金融市場 Today’s Viewpoint
Weekly
(02/04/22) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全10ぺ-ジ)
(入札結果:価格競争入札のみ)
入札日
名称
発行予定額
応募額
割当額
4月16日(火) 割引短期国債(1年)
1兆5000億円
534兆3878億8000万円
1兆4996億円
4月17日(水) 政府短期証券(13週)
3.6兆円
1697兆1581.1億円
3兆5776.5億円
今週の注目ポイ
ン
ト
国内経済指標は、貿易統計(22日、3月)、消費動向調査(23日、3月)、第3次産業活動指数(
24日、2月)
、企業
向けサービス価格(
24日、3月)
、法人企業動向調査(24日、3月)、国内総生産GDP(25日、10−12月期2次速
報)、完全失業率(
26日、3月)
、有効求人倍率(26日、3月)、消費者物価指数(26日、全国3月、東京都区部4月
中旬)、家計調査(26日、勤労者世帯3月)
、商業販売統計(26日、3月)
決算発表(基本的には3月本決算)
(22日) 花王、HOYA、(24日) アイワ
(25日)
ソニー、シャープ、松下通信工業、東芝、NEC、富士通、三洋電機、アドバンテスト、日東電工、プロミス、
三越(2月本決算)
(26日)
本田技研工業、松下電器産業、日立製作所、三菱電機、パイオニア、京セラ、大和証券グループ本社、日
興コーディアルグループ、キヤノン(1−3月期)
経済財政諮問会議(24日)、衆議院財務金融委員会 参考人招致(24日)、個人情報保護案 衆議院審議入り(25
日)、有事法制関連3法案 衆議院審議入り(26日) 政府税調総会(26日)
米国では、耐久消費財受注(輸送除く)(24日、3月)、新築住宅販売件数(24日、3月)、地区連銀経済報告書(ベ
ージュブック)(24日)、新規失業保険申請件数(25日、前週分)、雇用コスト指数(25日、1∼3月期)、中古住宅販売
件数(25日、3月)、シカゴ連銀の国民活動係数(25日)、人件費指数(25日、1∼3月期)、国内総生産(GDP)
(26日、
1∼3月期)、GDPデフレータ(26日、1∼3月期)
米決算発表(22日)3M、(23日)AT&Tワイヤレス、ペプシコ、(24日)AOL、I
TT、(25日)シェブロン、イーストマン・コダック、JDS
ユニフェース
国債・
短期証券の入札予定
入札日
(4
月下旬)
入札対象国債
4月23日(火)
10年利付国債
1兆8,000億円
4月24日(水)
政府短期証券(13週)
3.4兆円
4月25日(木)
2年利付国債
4月26日(金)
割引国債(3年)
4月30日(火)
政府短期証券(13週)
1兆6,000億円
1,000億円
無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。
農林中金総合研究所
4/10
金融市場 Today’s Viewpoint
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(02/04/22) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全10ぺ-ジ)
<今週の指標分析・注目点1>
景 気の 谷は01年10月∼02年3月の間 か?
2月の景気動向指数の一致CI
指数は、93.9と2ヶ月連続の上昇となった(図)。また先行DI
指数も2ヶ月連続で景気
が良いか悪いかの目安となる50を上回った。
2月の一致系列の中では、鉱工業生産指数と製造業の所定外労働時間指数が3ヶ月前に比べて改善したのに対
し、投資財出荷指数と百貨店販売額が悪化した。
現在のところ、一致CI
指数は、2001年11、12月の92.9が底となっている。1973年に景気動向指数の公表が開始さ
れて以来、内閣府(前経済企画庁)が判定する景気の谷は、一致CI
指数の底の前2ヶ月から後3ヶ月の間に位置し
ている。今回は12月を一致CI
指数の底と考えれば、2001年10月から2002年3月の間に景気の底が来る可能性が高
い。景気は既に底を打ったことが考えられる。
(名倉賢一)
景気一致指数CI
と景気の谷
140.0
130.0
120.0
110.0
100.0
90.0
2001/08
1999/12
2000/10
1999/02
1997/06
1998/04
1995/10
1996/08
1994/02
1994/12
1992/06
1993/04
1991/08
1989/12
1990/10
1988/04
1989/02
1986/08
1987/06
1984/12
1985/10
1984/02
1982/06
1983/04
1980/10
1981/08
1979/02
1979/12
1977/06
1978/04
1976/08
1974/12
1975/10
70.0
1973/04
1974/02
80.0
資料 内閣府「景気動向指数」
縦線は内閣府が判定したそれぞれの景気循環における景気の谷
108.0
106.0
104.0
102.0
100.0
98.0
96.0
94.0
2002/02
2002/01
2001/12
2001/11
2001/10
2001/09
2001/08
2001/07
2001/06
2001/05
2001/04
2001/03
2001/02
92.0
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5/10
金融市場 Today’s Viewpoint
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(02/04/22) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全10ぺ-ジ)
< 今週の指標分析・注目点2>
1∼3月期の製造工業稼働率は6期ぶり増加が確実
17日に経済産業省が発表した2月の製造工業稼働率指数は、前月比+2.7%と3ヶ月連続で上昇し、91.3(95年
=100)となった。前月比の伸び率は97年1月以来、約5年ぶりの高さだった。
業種別では、前月比で▲0.2%とわずかに減少した石油・石炭製品を除いて、全業種が上昇した。特に中心となる
電気機械は+6.0%と高い伸び率となったほか、一般機械+4.9%、輸送機械+3.0%となっている。
稼働率指数とは、生産設備がどの程度操業しているかという度合いを1995年を100として指数化したもの。稼働率
が高いということは生産面における需給がひっ迫し、生産設備が不足気味となり、企業の設備投資意欲が高まると
いうことを意味する。最近では2000年6月に季節調整済で100.2とピークに達した後、2001年11月に87.1と過去10年
間で最低のレベルにまで低下していた。
1∼2月で大きく上昇した結果、2002年1∼3月期の製造工業稼働率は、2000年7∼9月期以来6期ぶりに四
半期でも前期比プラスとなることが確実となった。
同時に発表された鉱工業生産2月の確報値も前月比+1.2%と速報値より0.1%ポイント上方修正された。生産
部門は外需に支えられて、回復傾向が明確になりつつある。
稼働率の推移 (95年=100)
98
110
96
100
94
90
92
80
90
70
88
60
86
20
01
/0
20 1
01
/0
20 2
01
/0
20 3
01
/0
20 4
01
/
20 05
01
/0
20 6
01
/0
20 7
01
/0
20 8
01
/
20 09
01
/1
20 0
01
/1
20 1
01
/
20 12
02
/0
20 1
02
/0
2
120
製造工業(右軸)
一般機械
電気機械
輸送機械
資料 経済産業省「
鉱工業生産」
(注) 季節調整済指数
(名倉賢一)
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6/10
金融市場 Today’s Viewpoint
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(02/04/22) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全10ぺ-ジ)
金融市場動向(日次/一ヶ月)
(%)
TOPIX(右軸)
190
23.0
185
CRB総合(右軸)
02/04/18
9700
5.50
5.45
5.40
5.35
5.30
5.25
5.20
5.15
5.10
02/04/18
02/04/11
02/04/04
02/03/28
9500
NASDAQ 株価 総合(右軸)
(%)
米国 金利動向
4.15
4.10
4.05
4.00
3.95
3.90
3.85
3.80
3.75
3.70
3.65
3.60
02/04/19
24.0
原油価格(WTI 期近)
(左軸)
02/04/11
9900
02/04/12
195
02/04/18
25.0
02/04/11
200
02/04/04
26.0
02/03/28
205
02/03/21
10100
(%)
27.0
02/03/14
10300
ダウ平均株価指数(左軸)
210
1900
1880
1860
1840
1820
1800
1780
1760
1740
1720
1700
10500
ユ-ロ /㌦ レ−ト(右軸)
商品 市況
28.0
米国 株価動向
10700
02/04/18
1.160
1.150
1.140
1.130
1.120
1.110
1.100
CD3ヶ月 新発気配(右軸)
02/04/05
円/㌦ レ−ト(左軸)
(㌦/バレル)
(ユ−ロ/$)
02/04/11
02/04/04
02/03/28
02/03/21
為替動向
国債10年債利回り(
左軸)
02/03/29
(円/$)
02/03/14
134
133
132
131
130
129
128
127
1.3
02/03/22
日経平均株価(左軸)
日経店頭平均(右軸)
1.35
02/04/18
02/04/11
02/04/04
02/03/28
02/03/21
02/03/14
10,800
10,600
1.4
02/04/04
1092.30
11,000
1.45
02/03/28
11,400
11,200
0.16
0.15
0.14
0.13
0.12
0.11
0.1
0.09
0.08
1.5
02/03/21
11,512
(%)
金利動向
1.55
02/03/21
11,800
11,600
1200
1180
1160
1140
1120
1100
1080
1060
1040
1020
1000
02/03/14
株価動向
02/03/14
(円)
02/03/15
12,000
10年 米国債利回り(左軸)
MERRILL BB格付け債利回−10年米国債利回(右軸)
無断転載を禁ず。本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです。投資のご判断等はご自身の責任で御願いいたします。
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金融市場 Today’s Viewpoint
Weekly
(02/04/22) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全10ぺ-ジ)
日本国債のイールドカーブ
(%)
2.3
2002/4/19
2002/4/12
2002/2/1
2001/11/30
2001/6/29
2.0
1.8
1.5
1.3
1.0
0.8
0.5
0.3
20 Years
15 Years
10 Years
9 Years
8 Years
7 Years
6 Years
5 Years
4 Years
3 Years
2 Years
1 Years
6 Months
3 Months
0.0
内外経済指標の動向
<国内>
指標名
b
l
予想
前月・前年比
3月の首都圏での販売は、販売戸
数:前年同月比横ばい、契約率:
80.0% と好調。2001 年度について
は 、 販 売 戸 数 :前 年 同 月 比 ▲
5.4 %だったが、契約率は好調判
断ラインの7割超を維持する
78.3%。
既存店では前年同月比▲0.6%。身
の回り品、衣料品、雑貨が前年比
プラス。
4/15
マンション市
場動向(3月)
4/16
東京地区百
貨店売上高
(3月)
4/17
鉱 工 業 生 産 前月比+1.3%
(2月確報)
設備稼働率
(2月)
実績
設備稼働率:89.1
コメント
2001 年度の近畿圏で販売は、販売
戸数:前年同月比+1.7%。
大阪地区の百貨店売上高は、前年
同月比+1.7%。近畿地区合計は同
+1.6%。京都地区の売上高は同▲
0.2%、神戸は同▲0.2%。
前月比+1.2%の92.1。
年 間 補 正 により、 速 報 値 前 月 比
+1.1%から上方修正された。
前月比+2.7%の91.3。3ヶ月連続の
前月比プラス。前年比は▲6.2%。
電機機械工業の稼働率は前月比
+6.0%の78.0。
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Weekly
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景 気 動 向 指 一 致 指 数 40% 、先
数(2月改定) 行指数63.3%
対内株式投資:▲503 億円の売り
越し、対内公社債等投資:▲604
億円の売り越し。
対外株式投資:+814 億円の買い
越し、対外公社債等投資:+3948
億円の買い越し。
前年比で情報サービス業+9.6%、ク
レジットカード業+2.5%、エンジニア
リング業▲25.3% 、物品賃貸業(リ
ース)▲13.3%、物品賃貸業(レンタ
ル)▲7.6%、広告業▲7.4%
景気一致指数は40.0%、先行指数
50.0%、遅行16.7%
電力需要実
績(3月)
前年同月比▲4.3%。7ヶ月連続の
前年割れ。
4/18
対内対外証
券投資(4/8
∼4/12)
4/19
特定サービス
産業動態統
計(2月)
クレジットカード業が1.0% ポイントの上
方修正
一致指数は、速報値から6.7%ポイント
上方修正。先行指数は▲16.7%ポイン
ト下方修正。
産業用需要の大口電力は前年同月
比▲4.9%。
<米国>
予想
指標名
4/15
TGM
前 月 比 ▲
0.2%
bl
前 月
+0.5%
新設住宅着工件数3月
TGM
年 率 169 万
戸
消費者物価3月
bl
前 月 比
+0.5%
前 月 比 + 0.
2%
企業在庫2月
企業売上高2月
4/16
鉱工業生産3月
比
設備稼働率3月
消費者物価(エネルギー食 bl
品除く)3月
BTM-UBSウォーバーグチェ
ーンストア販売指数4/13週
レッドブック小売販売4/13週
4/17
貿易赤字2月
実績
コメント
前 月 比 ▲
0.1%
前 月 比 ▲
0.9%
前月比+0.7%
13 ヶ月連続の減少。1999 年11 月以来最
低の水準にまで減少。
在庫売上高比率は1.37から1.38へ上昇
前月・
前年比
TGM
2000 年4 ∼6 月以来の3 ヶ月連続上昇。
2002年1∼ 3月の生産指数は前期比年率
+2.5 %で、2000 年7∼ 9 月期以来の四半
期プラスとなった。
75.4 % 。 前 3ヶ月連続の上昇で、5 ヶ月ぶりに75 %を
月比+0.5%
超えた。企業が本格的に設備投資に動く
目安の80%にはまだ遠い。
年率164 万6 前月の伸びの反動減。2000年3月以来の
千 戸 。 前 月 減少幅。一戸建て前月比▲11.4%で、94
比▲7.8%
年1 月以来の下げ幅。集合住宅は
+7.4%。北東部が増えたが、その他の地
域は減少。
前 月 比 エネルギー価格+3.8%、ガソリン+8.0%、
+0.3%
食品+0.2%
前 月 比 衣料、輸送が各+1.2%、
+0.1%
前 週 比 ▲
0.7%
293億ドル
前 月 比 ▲
0.6%
315億ドル
2001年4月以来の水準。需要回復により
輸入+4 %。自動車・部品の輸入が16億ド
ル と2000 年 10 月 以 来 の 規 模 。 輸 出
+1.2%。
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(02/04/22) 農林中金総合研究所 調査第二部 国内経済金融班 (全10ぺ-ジ)
4/18
新規失業保険申請者数4/6 WSJ
週
3月景気先行指数
グリーンスパンFRB議長議
会証言
□
□
□
前週比▲28
kの415k
前週比1k増
加の445k
失業者に追加手当てを支給する法案成
立により、追加手当申請者が新規申請者
に数えられたりしており、まだ数を実態よ
りも押し上げている。雇用者は9ヶ月ぶり
に増加に転じたが、失業率増加を食い止
めるにはまだ不十分(WSJ)
前 月 比 前 月 比 2月の横ばいをはさんで4 カ月連続上昇。
+0.3%
+0.1 % 、 「景気は昨夏より成長軌道に乗っている。
112.3
景気後退は短期間でしかも小幅だったの
で、景気先行指数の上昇のしかたも緩や
かである」(コンファレンスボード)
「景気は順調に回復している。しかし今後数ヶ月間にわたる最終需要の強さは
不透明である」という3月のFOMCの声明と現在の状況はほとんど同じである。
最終需要が持続的に増加しなければ景気回復は短期間で終わる。最終需要
の潜在的傾向は増加しつつあるという指標がいくつか発表されているが、まだ
程度は不明確である。
景気見通しが明るくなったということに疑問はほとんどない
増減率は基本的に季節調整済前月比(前期比)
spはStandard&Poor’s MMS、blはbloomberg、WSJ は Wall Street Journal、BRはBriefing.com、TGMはThomson
Global Markets
なお、Kは1,000、Mは1,000,000、bnは1,000,000,000を示す。
<欧州>
予想
指標名
4/15
4/16
英3月生産者産出物価
英3月生産者投入物価
英3月小売物価
bl
bl
前月比+0.2%
前月比+2.2%
4/18
4/19
英3月失業率
英12∼2月平均賃金
仏2月貿易黒字
英3月卸売物価
独2月鉱工業生産
EU圏3月インフレ率
EU圏2月鉱工業生産
EU圏2月対外貿易
仏2月経常赤字
仏3月消費支出
前月比+0.1%
前月比+2.6%
年率前月比+2.3%
前年同月比+7.5%
英3月小売販売
4/17
実績
コメント
前月・
前年比
bl
3.1%
bl
前月比+0.5%
WSJ
WSJ
WSJ
前年比2.5%
前月比+0.4%
21億ユーロ
3.1%
11∼1月比+1.9%
英中銀目標の2.5 %を下回る。「今
週の増税でCPI
が上昇するのは予
想できたので、利上げの必要はな
い」(ハリファックス銀行)
96年以来の上昇幅。感謝祭休日が
消費支出増大に貢献。
1975年10月以来の低水準。
25 年ぶりの低水準。金融部門のボ
ーナス減少が影響。
4.34億フラン
前月比+0.4%
前月比+0.5%
前年比+2.5%
前月比+0.2%
41億ユーロ
17億フラン
前月比+1.2%
WSJ Wall Street Journal
bnは10億、mは100万を表す。EURはユーロを表す。
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