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の調査結果 (PDF形式, 455.41KB)

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の調査結果 (PDF形式, 455.41KB)
②名古屋の水循環について
名古屋市では、水や緑あふれる快適な都市環境をつくることを目的として、「水の環(わ)
復活 2050 なごや戦略」を策定しました。
今回のアンケートでは、「水循環(水の環)」について、市民の皆さまの印象や考え方をお
たずねし、「水の環復活 2050 なごや戦略」で掲げたこれまでの実行計画の見直しをするた
めの参考とさせていただきます。
※各図表の「N」は、回答者総数を表しています。
<水循環について>
地上に降り注いだ雨や雪は、一部は蒸発し、また一部は地中にしみこみます。しみこまな
かった分は、河川に流れて海に注ぎます。
地中にしみこんだ水は、一部は地面や植物からの蒸発散によって再び大気中に水蒸気とし
て存在し、また一部は地下水として地中を流れ、ゆっくりと河川や海に流れていきます。こ
のように、水が自然の中でかたちを変えながらぐるぐるめぐることを、
「水循環」といいます。
本市では、水循環の回復に向けて、雨水の地下浸透のほかに、公園や街路への植樹などの
緑化、河川やため池の水質調査や地下水の調査などを行っています。
「水循環」の回復とともに、人にも生き物にもやさしい水辺や緑がある街づくりを市民生
活の中でバランスよく取り組んでいく状態にすることを「水の環(わ)復活」として取り組
んでいきます。
問21
あなたは「水循環(水の環)」という言葉を知っていましたか。(○は1つだけ)
N=972
知っていた
無回答
26.6
1.1
知らなかった
聞いたことは
あったが、意
味は知らな
かった
57.8
14.4
(%)
≪問 21 で1、2と答えた方(「水循環(水の環)」を知っていた(聞いたことがある)方)に
おたずねします。≫
問 22
あなたは「水循環(水の環)」という言葉にどのようなイメージがありましたか。
(○はいくつでも)
N=399
0
20
40
まとまった流量の水が、河川やせせらぎ
を流れ、やがて海に流れていく
(%)
60
80
69.7
河川や海域の水質がきれいである
26.3
降った雨が、地面にしみこんでいく
61.4
37.1
地面や植物の葉から水が蒸発していく
水が固体・液体・気体とかたちを変えな
がら、大気中に存在している
40.9
水辺の生き物がすみやすい環境があ
り、生き物とふれあうことができる
39.8
その他
1.8
わからない
1.3
無回答
0.5
<雨水の地面への浸透について>
市内では、都市化が進んで、道路や駐車場がアスファルトやコンクリートに覆われ、降っ
た雨が地面にしみこみにくくなっています。地面にしみこまなかった雨水は、下水道や地表
を流れて河川に流れ込みます。そのため、豪雨時には大量の雨水が河川に一気に流入するこ
とによって、洪水を引き起こす危険性が増しています。
名古屋市では、豪雨時の洪水を防止することを目的として、公園や公共施設への雨水の貯
留施設の設置や、雨水を地下へしみこませる施設(透水性舗装、雨水浸透マスなど)の設置
を進めています。
家庭でも、雨どいを利用した雨水貯留タンクを設置することで、雨水を植物の水やりなどに
利用したり、雨水を地面にゆっくりしみこませたりすることができます。また、駐車場の舗
装を*透水性舗装にしたり、*雨水マスなどを浸透マスにすることで、雨水の地面へのしみこ
み(地下浸透)を行うことができます。
<雨水浸透・雨水貯留のイメージ>
*「透水性舗装」とは、道路や歩道をすき間の多い素材で舗装し、雨水を地下に浸透させやすくしたものです。
*「雨水マス」は雨水を側溝へそのまま放流しますが、
「浸透マス」は雨水を地下に浸透させることができます。
問23
あなたのご自宅などに雨水浸透施設(透水性舗装や浸透マスなど)や雨水貯留施設を
設置することについてどのように思いますか。(○は1つだけ)
N=972
わからない
12.4
関心が無い 3.4
すでに設置し
環境が良くなるの
ている
であれば、今から
5.1
無回答
でも設置したいと
2.4
思う 4.3
8.7
費用負担(設置・維持
管理)があまりなけれ
ば、今からでも設置し
たいと思う
5.3
関心はあるが、設置したいと
は思わない
9.3
環境が良くなるのであ
れば、自宅の新築や
改修などの際に設置
しても良いと思う
集合住宅なので設置する場
31.8
所が無い
費用負担(設置・維持管理)があまりなけれ
ば、自宅の新築や改修などの際に、設置し
17.2
ても良いと思う
(%)
<水の環復活に向けた取り組みについて>
「水の環復活」のためには、行政による取り組みだけではなく、市民ひとりひとりの協
力が必要です。身近な環境を守るために、地域や学校などで学ぶ機会を設けたり、ひとり
ひとりが生活の中でできることからやってみたりして、
「水の環復活」についての理解を深
めていくことが大切です。身近な環境を守るとともに、
「水の環復活」にも役立つ取り組み
について考えてみましょう。
問24
あなたが現在取り組んでいる、または、これまでに取り組んだことがある取り組みは
何ですか。(○はいくつでも)
N=972
0
20
雨水を活用する(雨水を貯めて、植物の水やりや打ち水
などに利用するなど)
40
60
69.3
植物を育てる(自宅の庭やベランダでのガーデニング、
緑のカーテンなど)
42.9
20.8
野菜を育てる(農業、家庭菜園、庭やベランダでの栽培)
9.4
河川敷や公園の清掃、草刈作業に参加する
自然観察会に参加する(植物や生き物の観察会や森づく
りの活動など)
水辺の調査に参加する(河川やわき水の水質調査活動
や、生き物の調査活動など)
0.7
3.3
1.1
魚介類の地産地消を心がける(魚介類を買うときは伊勢
湾産のものをなるべく選ぶ)
その他
8.1
0.6
16.3
特に無い
無回答
80
19.3
節水を心がけて生活する(風呂の残り湯を洗濯に利用す
るなど)
ため池の清掃や池干しに参加する(池の清掃や外来種
生物の除去などを目的とした活動)
(%)
1.3
問25
あなたが今後新たに取り組んでみたいこと、または、今後も引き続き取り組んでいき
たいことは何ですか。(○は3つまで)
N=972
0
20
雨水を活用する(雨水を貯めて、植物の水やり
や打ち水などに利用するなど)
40
60
31.8
節水を心がけて生活する(風呂の残り湯を洗濯
に利用するなど)
65.7
植物を育てる(自宅の庭やベランダでのガーデ
ニング、緑のカーテンなど)
43.3
野菜を育てる(農業、家庭菜園、庭やベランダで
の栽培)
19.9
8.6
河川敷や公園の清掃、草刈作業に参加する
ため池の清掃や池干しに参加する(池の清掃や
外来種生物の除去などを目的とした活動)
自然観察会に参加する(植物や生き物の観察会
や森づくりの活動など)
水辺の調査に参加する(河川やわき水の水質調
査活動や、生き物の調査活動など)
1.3
4.2
1.6
魚介類の地産地消を心がける(魚介類を買うと
きは伊勢湾産のものをなるべく選ぶ)
その他
14.5
1.1
11.1
特に無い
無回答
(%)
1.6
80
<名古屋市のあるべき姿について>
問26 水の環が復活した名古屋市の将来像として、特に実現してほしいと思われることはな
んですか。(○は3つまで)
N=972
0
20
40
(%)
24.1
雨が地中にしみこみやすくなっている
雨がしばらく降らなくても、河川や水路に
十分な量の水が流れている
29.5
水循環機能の回復により、洪水の危険性
が小さくなる
51.0
憩いや学びの場となるよう、せせらぎや樹
林が良好に維持されている
30.7
河川やため池などに生き物が住みやすい
環境になっている
26.3
街の中でも季節を感じられる
26.3
42.7
ヒートアイランド現象が緩和される
その他
特にない
わからない
無回答
60
0.6
3.0
4.8
2.5
問27
「水循環(水の環)」についてご意見・ご要望がありましたら、ご自由にお書きくださ
い。
・ 水循環の情報発信が少ない。もっと具体的な取り組みとその目的に対する必要性を発信し
てください。
・ 身近な水の環として堀川の存在は大きいが、自然の力ではなく人の力で少しでも改善され
るとよい。
・ 最近の集中豪雨は予想を超えて襲う傾向があり、河川の氾濫がないように願います。また
道路でも排水が悪いところがあり対応を願います。
・ もっと道路の舗装を地中に水がしみこみやすいものにかえて欲しい。
・ 「水の環」復活のために自分なりにできることがあったら少しでも取り組んでいきたい。
・ 緑の多い街にして欲しい。
ほか
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