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文 学 部 現 代 日 本 文 化 学 科 専 門 教 育 科 目
科目名 日本理解 (Japan Literacy I) 担当者 単位数 田中 俊廣、服部 2単位 康喜 授業の到達目標及びテーマ 現代日本文化学科の学生に期待される、 「日本」 に関する基本的な知識を幅広く修得することを目指す。こうした基本的で幅 広い知識は専門性を深めていく時に欠かすことのできないものとなる。 授業の概要 「日本理解 」では、日本の文学・思想・哲学・宗教など、現代日本を形作ってきた精神の歴史に焦点を当てる。 授業は複数の教員が各専門領域についての講義を数回行う。 現 代 日 本 文 化 学 科 専 門 教 育 科 目 授業計画 前期> 1.オリエンテーション╱導入 2.日本精神史概説 3.古代 4. 中世 5. 6. 近世 7. 8. 明治 9. 10. 大正 11. 12. 昭和 13. 14.現代 15.まとめ 試験・課題等の内容 各単元毎にレポートを課す。 また、学期末に小論文を課す。 テキスト 授業の中で紹介する。 評価方法 出席 30% レポート・小論文 70% 参 文献 芥川龍之介「舞踏会」 、小林多喜二「蟹工船」、与謝野晶子、 中野重治の作品など。 科目名 日本理解 (Japan Literacy II) 担当者 単位数 渡辺 誠治、高橋 2単位 敬一 授業の到達目標及びテーマ 現代日本文化学科の学生に期待される、 「日本」 に関する基本的な知識を幅広く習得することを目指します。こうした基本的 で幅広い知識は専門性を深めていく時に欠かすことの出来ないものとなると えられます。 授業の概要 授業は複数の教員が各専門領域についての講義を数回行います。この授業では、日本語の成り立ちや歴史、日本語の特徴、 日本人の思 、日本語によるコミュニケーション、日本語の国際化といった方面に焦点を当てて講義します。 授業計画 前期> 1.オリエンテーション 2.ことばとコミュニケーション⑴ 3.ことばとコミュニケーション⑵ 4.ことばとコミュニケーション⑶ 5.ことばとコミュニケーション⑷ 6.ことばと文化⑴ 7.ことばと文化⑵ 8.ことばと文化⑶ 9.ことばと文化⑷ 10.ことばと文化⑸ 11.ことばと人間・社会⑴ 12.ことばと人間・社会⑵ 13.ことばと人間・社会⑶ 14.ことばと人間・社会⑷ 15.ことばと人間・社会⑸ 試験・課題等の内容 授業で扱った内容の中で、特に興味を持ったテーマについ てレポートする。 テキスト 毎時間、資料を配付する。 評価方法 レポート内容 70% 授業への参加状況 30% 参 文献 適宜、参 図書・論文などを紹介する。 文 学 部 55 科目名 日本理解 (Japan Literacy III) 担当者 単位数 黒木 2単位 香、石井 奈緒 授業の到達目標及びテーマ 現代日本文化学科の学生に期待される、 「日本」に関する基本的な知識を幅広く習得することをめざす。こうした基本的で幅 広い知識は専門性を深めていくときに欠かすことのできないものとなる。 この授業では、日本社会を形作る「家族」と「イエ」について える。 授業の概要 日本の歴史の流れに即して、社会の変化と家族のあり方の関わりについて える。簡単に括れない家族の多様性にも注目し ながら、二人の教員が講義をする。 授業計画 前期> 1.オリエンテーション/導入 2.日本の暮らしの変化 3.古代社会と家族① 4.古代社会と家族② 5.貴族社会と家族① 6.貴族社会と家族② 7.武家社会と家族① 8.武家社会と家族② 9.日本の「イエ」① 10.日本の「イエ」② 11.異文化における家族① 12.異文化における家族② 13.近代家族① 14.近代家族② 15.家族研究 まとめ 試験・課題等の内容 期末レポート テキスト プリントして配付する。 評価方法 出席 30% レポート・小論文 70% 参 文献 授業時に紹介する。 科目名 キャリア形成と情報・メディア (Information media and career development) 担当者 単位数 荒木 龍太郎 2単位 授業の到達目標及びテーマ それぞれの人生の歩みの中で、高度情報社会の膨大な情報を積極的に活用して自己実現に結びつけることの重要性と方法に ついて理解を深める。 授業の概要 まず「キャリア」という え方を理解する。次に、その形成における情報・メディアの関わりを把握する。 察の具体的事 例として「就活」をとりあげ、新聞記事を活用して進める。 授業は講義形式であるが、グループに分かれて討議する時間を設定し、積極的な発言を求める。 授業計画 前期> 1.「キャリア」とは? 2.あなたの「キャリア」を予測してみよう。 3.生活と情報環境⑴ 4. ⑵ 5.現代社会と情報・メディア⑴ 6. ⑵ 7.地域と情報・メディア 8.企業と情報・メディア⑴ 9. ⑵ 10.「就活」と情報・メディア⑴ 11. ⑵ 12. ⑶ 13.ネット社会とキャリア形成⑴ 14. ⑵ 15.まとめ 試験・課題等の内容 試験はレポート 課題にレポート(数回) テキスト 未定 評価方法 試験レポート 40% 課題レポート 30% 出席・発言状況 20% 参 文献 講義の時に適宜、紹介する。 56 科目名 キャリア形成と女性・地域 (Career Formation connected with Gender and Region) 担当者 単位数 古賀 弥生 2単位 授業の到達目標及びテーマ キャリア形成は自己理解から始まります。自分を知るために、素敵な生き方をしていると感じる女性の先輩をみつけ、その 生き方のどこに魅力を感じるのかを分析します。先輩の生き方を知ることから自分自身の将来像をイメージすることを目標 とします。 授業の概要 先輩女性へのインタビュー、その生き方を知る素材の収集、報告を通じ、自分のあるべき将来像を形成します。その将来像 に向けた1年後、3年後、5年後、10年後……の日記を作成し発表します。また、適宜、さまざまな女性のキャリア形成や 地域に根差した生き方・働き方を映像・書籍等の素材を使用して学びます。 授業計画 後期> 1.イントロダクション/素敵な女性の先輩を見つけよう 2.目標設定、取材・調査方法について 3.取材、調査活動 4.同上 5.同上 6.同上 7.同上 8.中間報告 9.女性の生き方についてグループ討議 10.自分の将来像∼目標設定 11. 「〇年後の日記」の作成 12.同上 13.中間報告 14.日記の仕上げ 15.総括 試験・課題等の内容 取材・調査報告書、日記 評価方法 授業への参加姿勢 取材・調査報告書、日記 科目名 テキスト なし 40% 60% キャリア形成と法律・経営 (Law, M anagement and Career development) 参 文献 授業のなかで適宜示します。 担当者 単位数 渡邊 弘 2単位 授業の到達目標及びテーマ キャリア形成と法律・経営との関わりについて概観し、自らのキャリアについての展望を見出すと同時に、自分の生き方と 社会との関係について深く えることを目標とする。 授業の概要 現在の労働と経営に関わる状況を概観し、それにまつわる問題点を戦後社会の構造変化の中で捉える。同時に、労働・経営 にまつわる法律の基礎、ならびに経営・マネンジメントのありかたに関する基礎について学ぶ。 授業計画 後期> 1.授業概要説明 2.労働・経営に関するビデオ視聴・討論⑴ 3.労働・経営に関するビデオ視聴・討論⑵ 4.戦後日本社会における労働・経営に関する構造⑴ 5.戦後日本社会における労働・経営に関する構造⑵ 6.戦後日本社会における労働・経営に関する構造⑶ 7.戦後日本社会における労働・経営に関する構造⑷ 8.企業・労働に関わる法律⑴ 9.企業・労働に関わる法律⑵ 10.企業・労働に関わる法律⑶ 11.企業・労働に関わる法律⑷ 12.マネジメントのあり方⑴ 13.マネジメントのあり方⑵ 14.マネジメントのあり方⑶ 15.まとめ 試験・課題等の内容 リアクションペーパー、必須論文課題、期末試験 評価方法 リアクションペーパー 必須論文課題 期末試験 30% 50% 20% テキスト 授業の後半で、 『ポケット六法』 (有斐閣)の最新版が必要 になる。 論文課題執筆の手引きとして、戸田山和久『論文の教室』 (日本放送出版協会)が必要となる。 参 文献 授業中に紹介する。かなりたくさん紹介する予定なので、 果敢に挑戦してほしい。 57 文 学 部 現 代 日 本 文 化 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 演習 理解と表現> ・ (Seminar (Comprehension and Expression)) 担当者 単位数 荒木、高橋、常吉、服部、渡辺、黒木、野中 各4単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ ⑴ 日本語基礎力の修得 ⑵ 論理的思 力の育成 ⑶ 言語行動能力の育成 授業の概要 「読む・聞く」といった受容活動、 「書く・話す」といった表出活動を総合的に学び、状況に相応しいコミュニケーション能 力を育成する。 授業計画 前期> 1.導入 2.表現入門⑴ 3.テーマの読解 4.意見交換をする 5.調べる・まとめる 6.発表する 7.書くためのポイント 8.レポートの相互評価 9.テーマの読解 10.意見交換をする 11.調べる・まとめる 12.発表する 13.書くためのポイント 14.レポートの相互評価 15.テーマの読解 後期> 1.導入 2.表現入門⑵ 3.テーマの読解 4.意見交換をする 5.調べる・まとめる 6.発表する 7.書くためのポイント 8.レポートの相互評価 9.テーマの読解 10.意見交換をする 11.調べる・まとめる 12.発表する 13.書くためのポイント 14.レポートの相互評価 15.テーマの読解 16.意見交換をする 17.調べる・まとめる 18.発表する 19.書くためのポイント 20.レポートの相互評価 21.テーマの読解 22.意見交換をする 23.調べる・まとめる 24.発表する 25.書くためのポイント 26.レポートの相互評価 27.発表 28.発表 29.発表 30.まとめ 試験・課題等の内容 単元ごとのレポート、発表 学期末の発表、レポート 評価方法 出席 単元ごとのレポート、 発表、 および学期末の発表、 レポート 科目名 16.意見交換をする 17.調べる・まとめる 18.発表する 19.書くためのポイント 20.レポートの相互評価 21.テーマの読解 22.意見交換をする 23.調べる・まとめる 24.発表する 25.書くためのポイント 26.レポートの相互評価 27.発表 28.発表 29.発表 30.まとめ テキスト 使用しない。 参 文献 授業の中で紹介する。 30% 70% 絵画の見かた (Looking at Pictures) 担当者 単位数 石塚 2単位 晃 授業の到達目標及びテーマ 絵画の見かたの基礎をしっかり学ぶことによって、絵画の世界という文化領域に親しめるようにし、そのことによって豊か な人生を送る精神的基礎を築くことを目的とする。 授業の概要 最初に絵画の様々な見かたを紹介し、それらは学ぶことのできるものであることを理解する。次に絵画作品の形と意味の問 題を取り扱い、絵画作品の主題の理解のしかたを学ぶ。次に絵画の様々なジャンルごとに作品の見かたを学ぶ。PowerPoint とスライドを使用。 授業計画 後期> 1.導入 2.絵画の見かたは習得できる 3.絵画の様々な見かた⑴ 4.絵画の様々な見かた⑵ 5.絵画のジャンル 6.神話画の見かた⑴ 7.神話画の見かた⑵ 8.宗教画の見かた⑴ 9.宗教画の見かた⑵ 10.寓意画の見かた 11.肖像画の見かた 12.風俗画の見かた 13.風景画の見かた 14.静物画の見かた 15.まとめ 試験・課題等の内容 学期末に筆記試験またはレポートを課す。試験を行う場合 は、授業内容を理解できているかを確認する内容とする。 試験を行う場合の教科書と自筆ノートの持込みについては、 学生と相談して決める予定である。 テキスト ウッドフォード『絵画の見方』ミュージアム図書 評価方法 学期末 査の結果と平素の受講姿勢に基づき、総合的な評 価を行う。 期末 査 70% 平素の受講姿勢(私語・居眠り禁止) ・授業への積極的参加 30% 参 文献 聖書。その他、講義の中で適宜紹介する。 58 科目名 マスコミュニケーション論 (Mass Communication) 担当者 単位数 古川 展子 2単位 授業の到達目標及びテーマ 現代日本が抱える様々な問題を、新聞・テレビのマスコミ報道を教材にして える。企業犯罪や差別問題など構造的暴力の 実態とその本質を読み解きながら、この社会の在り方、更には、自分がどうあるべきかについて えていく。授業を通して、 情報を的確に読み解き使いこなす「情報リテラシー」と、高度な意見交換ができる「コミュニケーション能力」の基礎を築 いていく。 授業の概要 講義形式の授業の他、受講者全員のスピーチ発表(意見発表)の授業を実施する。高度な知識を学ぶだけでなく、その知識 を土台にして、自分の意見を他者に伝え、建設的な意見交換ができるコミュニケーション能力を高めていきたい。また、授 業では、毎時間、自分のコメント(意見・ え)を書いてまとめる課題を課し、情報リテラシーの基礎となる文章力も鍛え ていく。 授業計画 前期> 1.授業の概要とコンセプト 2.メディアと視聴者・読者1(メディアの限界と情報リテラシー) 3.メディアと視聴者・読者2(関西テレビ「あるある」捏造問題) 4.企業犯罪の教訓1(薬害肝炎訴訟が問いかけたこと) 5.企業犯罪の教訓2(熊本・水俣病が問い続けること) 6.企業犯罪の教訓3(企業と消費者) 7.スピーチ発表①― 「メディアと視聴者・読者」 「企業犯罪の教訓」を える― 8.差別と偏見1(ハンセン病問題で問われたこと) 9.差別と偏見2(差別の根底にあるもの) 10.世界の日本1(未来の「鏡」としての過去を学ぶ) 11.世界の日本2( 『世界100人村』で生きるということ) 12.日本の課題1(3万人が「死」を選ぶ国・日本―自殺―) 13.日本の課題2( 「足る」を知る〝持続的成熟社会" への脱皮) 14.スピーチ発表②― 「差別と偏見」 「世界の日本」 「日本の課題」を える― 15.メディアと「心」の眼 試験・課題等の内容 試験期間に、論述式筆記試験を実施。講義内容を踏まえた 上で、テーマについて自分の意見・ えを論述する。講義 形式の授業の他、受講者全員が自分の意見を述べるスピー チ発表を2回実施予定。スピーチ発表の際は、 「予習」 が必 要。また、毎時間、オリジナルの出席票に、授業内容につ いての意見・コメントを書いて提出する課題を課す。 テキスト オリジナルテキスト『活水女子大学 マスコミュニケー ション論 テキスト2011』を使用。初回授業時に配布する。 評価方法 授業への出席状況と参加態度。 (出席票にコメントを書かな ければ「出席点」は加算しない。 )及び、論述式筆記試験の 結果・内容による。 評価規準は、定期試験67%・出席点30%・平常点3% 参 文献 講義中に適宜紹介する。 科目名 日本文学入門 (Introduction to Japanese Literature) 担当者 単位数 服部 康喜 2単位 授業の到達目標及びテーマ 日本文学の発生から近現代文学に至る歴史と、文学とは何であったのか、という文学に対する問の歴史との交差において、 日本文学の基礎的な知識と体系を理解する。 授業の概要 日本文学の発生から文学ジャンルの分岐と美的理念の展開をたどり、近現代文学への連続と非連続の相に至る。 授業計画 前期> 1.日本文学の発生① 言葉と祭儀 2. ② 言葉の力 〃 3.日本文学における美的理念の展開① 4. ② 〃 5. ③ 〃 6. ④ 〃 7. ⑤ 〃 8. ⑥ 〃 9.日本文学における近代の衝撃① 10. ② 〃 11. ③ 〃 12. ④ 〃 13.日本文学における現代の成立① 14. ② 〃 15.まとめ 試験・課題等の内容 期末試験により日本文学の基礎的な知識と展開相を問う。 テキスト 村松定孝『文学概論』 (双文社出版)及びプリント配布。 評価方法 出席30%、試験70% 参 文献 適宜紹介する。 59 文 学 部 現 代 日 本 文 化 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 日本のことば入門 (History of Japanese Language) 担当者 単位数 高橋 敬一 2単位 授業の到達目標及びテーマ 「ことば」を三つの側面に分けました。ランガージュ(言語行為) 、ラング(言語) 、パ F・D・ソシュールという言語学者は、 ロール(話し言葉)です。この授業では、日常使っている「ことば(パロール) 」を日本語の歴史的視点から見た場合の特徴 について講義します。日本語を大切にする心を育てて欲しいと願っています。 授業の概要 現代日本語の特徴を、 「話し言葉」 (たとえば、共通語(標準語) ・方言・敬語・若者ことば・女性語・外来語など)を資料に して、通時的研究方法によって一端を明らかにします。 授業計画 前期> 1.日本語の歴史⑴ 2.日本語の歴史⑵ 3.日本語の歴史⑶ 4.共通語(標準語)の成立⑴ 5.共通語(標準語)の成立⑵ 6.共通語(標準語)の成立⑶ 7.敬語の使い方⑴ 8.敬語の使い方⑵ 9.敬語の使い方⑶ 10.九州方言の歴史 11.長崎方言の歴史 12.若者言葉の意義 13.女性語の歴史 14.外来語の氾濫 15.国語国字問題 試験・課題等の内容 授業で扱った内容の中で、特に興味を持ったテーマについ てレポートする。 テキスト 毎時間、資料を配付する。 評価方法 レポート内容 参 文献 小池清治『現代日本語探求法』 (朝倉書店) 科目名 70% 授業への参加状況 30% 文化人類学入門 (Introduction of Cultural Anthropology) 担当者 単位数 石井 奈緒 2単位 授業の到達目標及びテーマ グローバリズムが進行する今日、様々な形での文化と文化の出会いがあります。冷戦構造の崩壊後S.ハンチントンが〝文 明の衝突" を記したように、衝突する出会いも、また逆の出会いも存在しえます。この時間では、異文化との出会い方、ど のようにすれば衝突が避けられるのかを え、それが実践できるようになることを目指します。 授業の概要 人間は地球上の様々な環境で生活しています。これを可能にしているのは、自然環境と人間との間で緩衝材の役割を果たす 文化の存在です。したがって文化も自ずと多様性をもつわけですが、ここでは私達にとって身近な人間関係を構築する基礎 になる家族、親族、婚姻、ジェンダーなどについて、世界各地に居住する人々の担う文化を参照しながら、人類にとって普 遍的なものとは何か、異なる点はどこかについて 察していきます。 授業計画 後期> 1.オリエンテーション 2. 「文化」とはなにか 3.シンボルと文化 4.異文化の理解 5.エスノセントリズム 6.普遍主義と相対主義 7.価値の相対化 8.フィールドワーク 9.参与観察 10.民族誌の記述 11.民俗生殖理論 12.生殖と親子関係 13.ペイターとジェニター 14.生殖医療 15.婚姻と社会関係 試験・課題等の内容 学期中に2回試験を行う他、講義中にも適宜テーマを提示 し小論文を課す予定。 評価方法 学期中に行う筆記試験 60% 講義中に提示したテーマに対する小論文 講義への参加態度 20% 60 20% テキスト 波平恵美子編集『文化人類学 カレッジ版 第2版』 医学書院 科目名 歴史学入門 (Introduction to History) 担当者 単位数 細井 浩志 2単位 授業の到達目標及びテーマ 日本の古代を素材に、歴史学の基本的な目的・研究のあり方を理解することを目標とします。よって必ずしも細かい知識の 修得は目的としません。授業はこの目的達成のため学生の理解度に合わせるので、状況を見て授業計画を変更する場合もあ ります。 授業の概要 高等学校の日本史教科書には、歴史上の重要事件や重要語句がごく簡単な説明とともに載っています。しかし皆さんはどの 程度、そうした事件や語句が重要である理由を知っているでしょうか。この授業では教科書に太字で記された語句の背後に ある諸研究を紹介しながら、日本社会の形成過程を、受講生の理解度にあわせて講義します。また受講生よりの質問、それ への回答を重視します。 授業計画 後期> 1.オリエンテーション 2.古代国家の成立(その1) 3.古代国家の成立(その2) 4.古代国家の成立(その3) 5.古代国家の成立(その4) 6.古代国家の展開(その1) 7.古代国家の展開(その2) 8.古代国家の展開(その3) 9.古代国家の展開(その4) 10.古代国家の変質(その1) 11.古代国家の変質(その2) 12.古代国家の変質(その3) 13.古代国家の変質(その4) 14.古代国家の変質(その5) 15.おわりに 試験・課題等の内容 歴史学的な観点を身につけ、事件を単なる暗記ではなく、 歴史的に理解しているかを見ます。 テキスト 資料を適宜配布。 評価方法 期末試験 60% 受講状況(授業時の質問、およびコメント) 40% 参 文献 適宜紹介します。 科目名 時事問題研究 (Study of Current Topics) 担当者 単位数 野中 和孝 2単位 授業の到達目標及びテーマ 大学教育には、①専門知識の理解、②一般常識の習得、③将来の人生設計の三つの能力が要請されますが、本講座では②を 心がけます。内容は PC テキストによる新聞社説を読みながら、 「今はどのような時代なか」 「将来に向けていかに理論化する か」を捉えます。 授業の概要 過去の新聞記事から社説や特集記事を読み、身近な社会問題や経済問題まで、大学生として身につけるべき常識を学び、自 分の えを身につけます。 授業計画 後期> 1.環境問題 2. ↓ 3.教育問題 4. ↓ 5. ↓ 6.医療問題 7. ↓ 8. ↓ 9.経済問題 10. ↓ 11. ↓ 12. ↓ 13.女性論 14. ↓ 15.総 括 試験・課題等の内容 毎回授業の感想を電子メールで送り、それを次回にフイー ドバックします。最後に特定した課題について、3,000字程 度の論述を課します。 テキスト 過去10年の新聞記事で編集した電子テキストを使用します。 評価方法 授業の理解・発表・討議(50%) 、レポート(40%) 、およ び出席状況(10%)で評価します。 参 文献 日経・毎日・朝日・読売・西日本などの新聞 『やさしい経済学』 (日経ビジネス文庫) 61 文 学 部 現 代 日 本 文 化 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 基礎演習a・b・c・d (Basic Seminar a・b・c・d) 担当者 単位数 荒木・高橋・田中・常吉・野中・服部・石井・黒木・渡辺誠・渡邊弘・奥野 各2単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ この授業は1年生∼2年生の時から自分の関心ある専門分野について学んでみたいという学生を対象に開講されるセミナー 形式の授業です。興味関心を同じくする者同士が自主的に集うことを通して、学年の壁、教員と学生の壁を越えた学びの場 が形成されることが期待されます。開講予定の専門領域は以下の通りです。 日本古典文学・日本近現代文学・日本語日本語教育・日本文化・中国文学(漢文学を含む) この授業の目的は、専門領域に対する興味関心を深めながら大学で研究を進めていくための基礎的な知識と研究方法を学ぶ ことです。 授業の概要 教員と学生とがよく話し合いテーマを決めます。したがって、学生の主体性が強く求められます。授業は演習形式で行われ、 専門領域に対する感性を磨くと同時に、調査の方法、まとめ方、発表の仕方などの技能を身に付けていきます。 個々の授業内容は履修ガイダンスの際に詳しく説明します。また、開講時間(15コマ)は教員と学生とが相談をして決めま す。 ( 「キャリア教養コース」を希望する学生は、これとは別に「キャリア教養コース」での必修科目「基礎演習c・d」が ありますので注意してください。 ) 授業計画 前期> 後期> 1.オリエンテーション 2.テーマの設定 3.調査・研究の方法 4.レジュメの作成、発表などの概説 5.導入 6.演習① 7.演習② 8.演習③ 9.演習④ 10.演習⑤ 11.演習⑥ 12.演習⑦ 13.演習⑧ 14.演習⑨ 15.まとめ 試験・課題等の内容 発表のレジュメ、 口頭発表の内容と形式、 学期末のレポート テキスト 授業の中で紹介する。 評価方法 出席30% 参 文献 授業の中で紹介する。 科目名 発表・レポート70% 特別セミナーa・b・c・d・e・f・g・h (Special Seminar a・b・c・d・e・f・g・h) 担当者 単位数 荒木・高橋・田中・常吉・野中・服部・石井・黒木・渡辺誠・渡邊弘・奥野 各2単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ この授業の目的は、学科で学ぶ専門知識を社会生活の中で十分に生かしていくための応用力、実践力を育成することにあり ます。専門性を生かした卒業後の進路を えている学生は、この授業の履修を強く勧めます。開講予定の領域は以下の通り です。 国語科教員、日本語教員、憲法・法律、メディア・リテラシー、地域貢献活動 授業の概要 このクラスは学年縦割り(1∼4年)で実施されます。個々の授業の内容は履修ガイダンスの際に詳しく説明します。また、 開講時間(15コマ)は(一部を除き)教員と学生とが相談をして決めます。 授業計画 前期> 後期> 1.オリエンテーション 2.調査・まとめ・発表 3.調査・まとめ・発表 4.調査・まとめ・発表 5.調査・まとめ・発表 6.調査・まとめ・発表 7.調査・まとめ・発表 8.調査・まとめ・発表 9.調査・まとめ・発表 10.調査・まとめ・発表 11.調査・まとめ・発表 12.調査・まとめ・発表 13.調査・まとめ・発表 14.調査・まとめ・発表 15.振り返り 試験・課題等の内容 発表のレジュメ、口頭発表の内容と形式 学期末のレポート テキスト 授業の中で紹介する。 評価方法 出席 発表・レポート 参 文献 授業の中で紹介する。 62 30% 70% 科目名 日本古典文学史 (History of Japanese Classical Literature) 担当者 単位数 黒木 香 2単位 授業の到達目標及びテーマ 日本の古典文学全体を見渡すことは困難だが、古代から近世までに成立した作品になるべく多く触れる。それは日本の歴史 を見渡すことでもある。作品成立の背景にある時代の動きを知り、各作品が生みだされた必然性を える。 また、作品に関する知識を得るにとどまらず、作品の読みを通じて、日本におけるものの え方や表現の面白さを捉える。 授業の概要 和歌・歌物語・日記文学・物語・軍記物語・随筆などのジャンルに分けた上で、いくつかの作品を一まとまりにして、講義 する。ジャンルとしての共通性と他の作品と比較しての独自性についても える。古典文学の流れを知識として知るだけで はなく、古典文学作品を実際に読みながら、作品を知る。 授業計画 後期> 1.文学の発生 2.神話 3.漢字と仮名 4.和歌 5.歌物語 6.日記文学 7.作り物語 8.女性と作品執筆 9.歴史物語 10.貴族の時代から武家の時代へ 11.軍記物語 12.説話 13.読者の拡大① 14.読者の拡大② 15.時代と作品 試験・課題等の内容 期末に論述式の試験を行う。 ジャンル毎に作品を読ませるなどの課題を出す。 テキスト 『日本古典文学史』 (双文社出版) 評価方法 出席 10% 課題 10% 期末試験 80% 参 文献 授業時に示す。 科目名 日本近現代文学史 (History of M odern Japanese Literature) 担当者 単位数 服部 康喜 2単位 授業の到達目標及びテーマ 日本近現代文学史における近代リアリズムの成立と展開というテーマを軸に、日本近現代文学史における多様な文学的試行 を理解する。 授業の概要 日本近現代文学史における近代リアリズムの成立を、西洋科学の受容と日本の伝統的な文学観と自然観の相克を通して、日 本自然主義の成立と展開の相を 察することから追及する。 授業計画 前期> 1.近代リアリズム成立前史① 2. 〃 ② 3.坪内逍遥の近代リアリズム 4.エミール・ゾラの移入 5.日本前期自然主義の成立① 6. 〃 ② 7.日本後期自然主義の成立① 8. 〃 ② 9.日本近代文学史の屈折と伝統回帰① 10. 〃 ② 11.反自然主義文学の諸相① 12. 〃 ② 13. 〃 ③ 14.自然主義を超えて―新感覚派と戦後文学― 15.まとめ 試験・課題等の内容 期末試験において日本近代リアリズムの内実を問う。 テキスト 『近代文学の源流 自然主義と半自然主義 』(双文社出版) 評価方法 出席30%、試験70% 参 文献 中村光夫『風俗小説論』、小林秀雄『私小説論ほか、適宜紹 介する。 63 文 学 部 現 代 日 本 文 化 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 書道Ⅰ・Ⅱ (Calligraphy I・II) 担当者 単位数 村永 洋子 1単位 授業の到達目標及びテーマ 前期> ・漢字の五体(篆・隷・楷・行・草)の代表的古名跡の臨書学習を通しての基本的筆使いの習得及びそれをふまえた ・古名跡の背景にある日・中書道史(主に中国)の理解。 ・中学校国語科「書写」授業に対応出来る力を養う。 後期> ・日本独特の表音文字である仮名の美の理解及び筆使いの習得。 ・仮名の成立の背景にある日本書道史(主に平安時代)の理解。 ・漢字と仮名の調和を通した書の生活化を図ると同時に教育現場での実践にも役立てたい。 作。 授業の概要 下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。 授業計画 前期> 1.文房四宝について。書体の変遷について。篆書の書き 方(基本) 2.篆書の書き方(石鼓文の臨書) 。隷書の書き方(基本) 3.隷書の書き方(漢時代の古名跡の臨書を中心に) 4.隷書の書き方 (ポスター等、生活書への応用) 、氏名印 の作製 5.楷書の書き方(南北朝北魏・唐の四大家の作品の臨書 を中心に) 6. 〃 7.行書の書き方(基本的筆使い、基本的くずし方) 8. 〃 (王羲之の作品の臨書を中心に) 9.草書の書き方 ( 〃 ) 10.各書体による倣書及び 作(中学校「書写」手本の書 き方) 。半紙作品 11. 〃 ( 〃 ) 。 12.小型条幅(中学校「書写」手本)の書き方 13. 〃 14.硬筆での生活書(主に手紙、封筒の書き方)について 15.鑑賞、添削方法について 試験・課題等の内容 毎時間の清書作品及び課題作品 レポート 評価方法 清書・課題作品 レポート 出席 科目名 50% 10% 40% 女性起業論 (Women s Enterprise Establishment) 後期> 1.仮名の成立と発達、用具、用材について、基本用筆に ついて 2.いろは単体の書き方(小字) 3. 〃 。連綿について 4.連綿について(基本) 。変体仮名について 5.連綿の書き方(多字数) 6.平安時代の古典の臨書 (髙野切、 萊切) 。日本書道史 について。 7. 〃 (散らし書き) 8.小字による 作(散らし書き) 9. 〃 〃 10.片仮名の書き方。漢字・仮名交り書について 11.半紙手本の書き方、硬筆実用書について。 12.小型条幅手本の書き方 13.漢字・仮名交り書の 作(中学校「書写」手本への応用) 14. 〃 〃 15.鑑賞、添削方法について テキスト 未定 参 文献 前期> 古碑法帖のコピー 伊東参州「図説書道新講」 書道全集(平凡社) 小・中学校「書写」 、高校「芸術科書道」テキスト 後期> 仮名古典のコピー 小・中学校「書写」 、高校「芸術科書道」テキスト 担当者 単位数 他 他 菊森 淳文 2単位 授業の到達目標及びテーマ ① 女性が生涯にわたり仕事・職業を持ち経済的独立を目指すためにはどうすれば良いかを える。 ② 夢を持って意欲的に日常生活を送り、自分自身の人間的向上と社会貢献へ高い意欲を持つ人材を養成する。 授業の概要 ① 女性の職業観について学ぶ。 ② 女性の働き方の選択肢の一つとして、起業について必要な経営に関する知識・ノウハウを得る。 ③ 事例研究として、成功した女性起業家・経営者の話を聞き、自立型人間への自己革新の機会にする。 授業計画 後期> 1.女性の職業観と働き方 2.起業の基礎①経営とは 3.起業の基礎②経営戦略と経営管理 4.起業の基礎③マーケティング戦略 5.女性起業の事例研究①∼出版・企画会社 6.女性起業の事例研究②(ディスカッション) 7.企画の基礎①企画とは∼アイデアをどう出すか 8.企画の基礎②企画書の作り方∼アイデアを事業に 9.女性起業の事例研究③∼貿易商社 10.女性起業の事例研究④(デイスカッション) 11.コミュニテイビジネスと社会起業家① 12.コミュニテイビジネスと社会起業家② 13.女性起業の事例研究⑤∼NPO 法人 14.女性起業の事例研究⑥(デイスカッション) 15.企画の基礎③企画書の作り方∼事業計画の作り方 試験・課題等の内容 ① 試験∼授業内容からの出題 ② レポート∼ 「私ならどう起業するか」 (仮題) 評価方法 試験50%、レポート50% 64 テキスト 革新の経営力「工務店はサービス業だ―成長する建設会社 の秘訣を探る」 (建築資料研究社) 配布プリント 「コミュニティビジネスの事例紹介」 (関東経 済産業局)など 参 文献 随時配布 科目名 ジャーナリズム論 (Journalism) 担当者 単位数 古川 展子 2単位 授業の到達目標及びテーマ 日本のジャーナリズムの現状と課題を多方面から 察し、 高度情報化社会における適切な判断力と、 情報発信のためのコミュ ニケーション能力・情報リテラシーを養っていく。併せて、激動の現代社会を生き抜く力と感性を磨きたい。 授業の概要 講義形式の授業の他、受講者全員のスピーチ発表(意見発表)の授業を実施する。高度な知識を学ぶだけでなく、その知識 を土台にして、自分の意見を他者に伝え、建設的な意見交換ができるコミュニケーション能力を高めていきたい。また、授 業では、毎時間、自分のコメント(意見・ え)を書いてまとめる課題を課し、情報リテラシーの基礎となる文章力も鍛え ていく。 授業計画 後期> 1.授業の概要とコンセプト 2.事件報道1( 「容疑者」の人権) 3.事件報道2( 「被害者」の人権) 4.事件報道3(性犯罪と再犯防止策) 5.交通事故がもたらす波紋 6.裁判員制度1(裁判員制度の概要) 7.裁判員制度2(あなたは、どう裁くか) 8.スピーチ発表①―事件報道・交通事故・裁判員制度を える― 9.災害報道1(雲仙普賢岳・災害取材の教訓) 10.災害報道2(緊急地震速報と災害への備え) 11.情報メディア新時代1(インターネットの基礎知識) 12.情報メディア新時代2(著作権侵害の落とし穴) 13.情報メディア新時代3(デジタル社会の課題) 14.スピーチ発表②―災害報道・情報メディア新時代を える― 15.高度情報化社会と情報リテラシー 試験・課題等の内容 試験期間に、論述式筆記試験を実施。講義内容を踏まえた 上で、テーマについて自分の意見・ えを論述する。講義 形式の授業の他、受講者全員が自分の意見を述べるスピー チ発表を2回実施予定。スピーチ発表の際は、 「予習」 が必 要。また、毎時間、オリジナルの出席票に、授業内容につ いての意見・コメントを書いて提出する課題を課す。 テキスト オリジナルテキスト『活水女子大学 ジャーナリズム論 テキスト2011』を使用。初回授業時に配布する。 評価方法 授業への出席状況と参加態度。 (出席票にコメントを書かな ければ「出席点」は加算しない。 )及び、論述式筆記試験の 結果・内容による。 評価規準は、定期試験67%・出席点30%・平常点3% 参 文献 講義中に適宜紹介する。 科目名 図書館概論 (Introduction to Library Science) 担当者 単位数 喜多 芳明 2単位 授業の到達目標及びテーマ 公共的な情報機関である図書館の、現代社会における存在意義、その理念と基本的機能、図書館を支える法的基盤と図書館 学研究等について、基本的な知識を修得する。 授業の概要 社会的情報インフラとして、また生涯学習の場としての図書館について、その意義・機能・業務等を理解するため、公共図 書館を中心に、さまざまな面から概説し、また一緒に えていくものとする。 授業計画 前期> 1.図書館の理念と意義 2.図書館を構成するもの 3.図書館の法的基盤と政策 4.公共図書館の制度と歴史 5.公共図書館の任務と機能 6.国立図書館の制度と機能 7.大学図書館の制度と機能 8.学校図書館の制度と機能 9.専門図書館の機能と活動 10.地域と図書館(図書館見学) 11.図書館ネットワーク 12.図書館の自由ということ 13.図書館員の任務、養成、人事制度 14.図書館を担う人々、及び図書館関係団体 15.社会の変化とこれからの図書館 試験・課題等の内容 期末試験ではノート及び配布資料の持ち込みを認める。 評価方法 期末試験(70%) 、レポート(20%) 、及び出席(10%)で 評価する。 その他 5月下旬から6月中の土曜に図書館見学を実施するので、 必ず参加すること。 テキスト 使用しない。必要な資料についてはプリントして配布する。 但し、図書館学全体の参 資料として下記の図書を準備す ること。 『図書館学基礎資料』第9版 今まど子編 樹村房 2010年 2月刊.1,050円 参 文献 配布資料に記載しているほか、授業中に随時紹介する。 65 文 学 部 現 代 日 本 文 化 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 デジタルアート (Digital Art) 担当者 単位数 岡 和彦 2単位 授業の到達目標及びテーマ ・マーケティングおよび、コンセプトメイキングに沿ったデザイン制作ができるようになる。 ・Adobe 社ソフト Illustrator を使えるようになる。 ・レイアウトや配色による表現の幅、変化を理解することができる。 ・印刷物の版下作成の基本を身に付けることができる。 ・デザインやアートを理解するための糸口を見つけることができる。 授業の概要 デザインやアートを学ぶ上で必要とされる基礎知識や技術を身に付け、実践を想定したデザインを制作することにより、デ ザインやアートの重要性や え方、表現方法を身に付ける。 また、作品作成の段階々々で、デザイン概論に基づいたデザインコンセプトの基礎に立ち返り、制作物を客観的に見直すこ とにより、さらなる技術向上を目指す。 パソコンにおけるソフトの操作を身に付け、興味を持つことにより、パソコンスキルの向上を図ることができ、パソコンを 使った専門技術の面白さや、職業分野の幅広さを認識することができる。 授業計画 後期> 1.デザイン概論1 2.Illustrator の操作を覚える1(基本操作・線や図形の操作) 3.Illustrator の操作を覚える2(塗りと線の着色・線や図形の変形・文字の入力と装飾) 4.Illustrator の操作を覚える3(イラストの加工・写真等の加工・印刷用データ・Web 用データの作成) 5.デザイン基礎1(コンセプト&マーケティング実践) /実習 6.イラストレーション技法1(下書き&素材収集) 7.デザイン基礎2(テクニック実践) /実習 8.イラストレーション技法2(トレース&光源認識) 9.デザイン基礎3(配色&レイアウト実践) /実習 10.イラストレーション技法3(配色&レイアウト) 11.デザイン概論 12.DTP 基礎1 13.DTP 基礎2 14.DTP 基礎3 15.作品発表および、総合評価 試験・課題等の内容 ・オリジナル、ロゴマークの作成 ・テーマに沿ったイラストレーションの作成 ・フライヤー作成 テキスト ・必要に応じてプリントを配布 評価方法 課題・提出物 70% レポート内容 授業への参加状況 10% 参 文献 なし 科目名 20% 情報編集論 (Theory of Information Edition) 担当者 単位数 野中 和孝 2単位 授業の到達目標及びテーマ 情報化社会に生き抜くためには、多様化する情報の中から必要な情報を いかに選択するか が重要です。加えてそれを いか に整理し、再発信するか ということも大切です。これらをブログや HP の活用の中で えます。 授業の概要 まずブログの活用、および HP の作成の技術を学びます。次に学科通信の「くるつーら通信」を、学生の目線で作成編集し ます。 授業計画 後期> 1.ブログの作成 2.ブログの更新・交信 3. ↓ 4. ↓ 5. ↓ 6.HP の作成 7. ↓ 8. ↓ 9. ↓ 10. 「くるつーら通信」編集 11.1)アンケート 12.2)記事作成 13.3)編集・発行 14. ↓ 15. ↓ 試験・課題等の内容 ブログ更新を課題とします。また、 「くるつーら通信」 では 担当を分担し、それを記事にすることを課します。 テキスト とくに使用しません。 評価方法 授業の理解(40%) 、ブログ・HP の更新(50%) 、および出 席状況(10%)で評価します。 参 文献 適宜、紹介します。 66 科目名 中国語 a・ b (Chinese I a・I b) 担当者 単位数 胡 振剛 他 各1単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 中国語の発音をしっかりと習得し、初歩的な中国語文法を学び、「聞く」、 「話す」、 「書く」、 「読む」 、「暗唱」 などの練習を通 じて、簡単な中国語会話が出来るような基礎力を養う。 授業の概要 下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。 授業計画 前期> 1.第一課 発音 2.声調と声調の変化 3. 〝 "韻 4.第二課 是 国人? 5.人称代名詞、名前の聞き方、判断文 6. 〝 " 疑問文、疑問詞疑問文 7.第三課 一起去 8.動詞述語文、所有を表す〝有" 9.副詞〝也"、 〝都"、 〝 "、〝再" 10.第四課 家人 11.家族を聞く、年齢を聞く 12.数の数え方、形容詞述語文 13.第五課 食堂在 ? 14.指示代名詞、 〝在" の使い方 15.反復疑問文、連体修飾助詞〝的" 後期> 1.第六課 生日 2.年月日、曜日、〝是" の省略、動詞の重ね型 3.第七課 打 房 4.副詞の〝在"、 〝快……了"、〝想∼、打算∼"、助数詞 5.第八課 我学 6.動作の時点と継続時間、状態補語を導く〝得" 7.第九課 我 典了 8.〝了"、 〝会"、 〝能"、 〝可以"、中国のお金 9.第十課 京 和歌曲 10.〝 "、 〝 "、〝喜 "、〝 ……感 趣" 11.第十一課 去 城 12.〝有"、 〝 "、 〝 ∼"、 〝到∼" 13.第十二課 霞和小李 14.〝比"、 〝是……的"、 〝∼ 是∼" 15.〝有点 " と〝一点 "、「動詞+〝一点 "」 試験・課題等の内容 筆記試験、教科書と授業の内容 テキスト 『中国語会話を学ぼう』(白帝社) 評価方法 出席状況10%、授業時の姿勢・意欲20%、期末試験70% 参 文献 1 『やさしく くわしい 中国語文法の基礎』 (東方書店) 2.『はじめての中国語学習辞典』 (朝日出版社) 科目名 韓国語 a・ b (Korean Ia・Ib) 担当者 単位数 松岡 雄太 各1単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 韓国語の文字である「ハングル」は、〇や□、棒や点からなるため、はじめは文字に見えず、学習者の潜在的な壁となって いる。しかし、ハングルは大変効率的に作られているため、その「しくみ」さえ理解すれば覚えるのに何も難しいことはな い。前期では、まず、このハングルに慣れることを目標とする。前期では、また、すぐに使える挨拶や簡単な旅行会話を学 び、基本的な文法事項についても若干触れる。 後期では、基本的な文法、その中でも、特に、動詞と形容詞の「活用」の習得を目標とする。文法と聞くと、それだけで拒 絶反応を示す人もいるが、韓国語の文法は日本語と似たところが多いので、日本語と比べながら効率的に学習する。 授業の概要 本授業は以下の授業計画に従って進める。比較的ゆっくりとした速度で行い、毎回の授業内で完全に理解することを重視す る。なお、授業中には、韓国の社会や文化などについても随時紹介する。 授業計画 前期> 1.オリエンテーション 2.母音 3.母音 ・子音 4.子音 5.終声(パッチム) 6.発音の変化 7.文字と発音のまとめ 8.辞書の引き方 9.第11課 名詞・肯定文 10. 〃 名詞・疑問文 11.第12課 名詞・否定文 12. 〃 名詞・否定疑問文 13.第13課 用言・肯定文 14. 〃 用言・疑問文 15.まとめ 後期> 1.前期の復習 2.第14課 用言・否定文 3. 〃 用言・否定疑問文 4.第15課 2種類の丁寧語 5.第16課 用言の活用① 6. 〃 用言の活用② 7.活用のまとめ 8.第17課 敬語① 9. 〃 敬語② 10.第18課 敬語③ 11.第19課 過去形 12.第20課 非断定形 13.韓国語の漢字① 14.韓国語の漢字② 15.まとめ 試験・課題等の内容 学期末の定期試験は、筆記試験とする。 授業中には、定期的に単語の書きとりやヒアリングなどの 小テストを行う。 テキスト 厳基珠(他)『韓国語の初歩(改定版)』(白水社) また、随時プリントを配布する。 評価方法 出席状況と授業態度 20点 授業中の小テスト 30点 学期末の定期試験 50点 参 文献 油谷幸利(他) 『ポケットプログレッシブ韓日・日韓辞典』 (小学館) (本格的に身につけたいと える人は購入を勧める) 67 文 学 部 現 代 日 本 文 化 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 ドイツ語 a・ b (Germann Ia・Ib) 担当者 単位数 堺 雅志 各1単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ ドイツ語のしくみ ドイツ語 a・ bの通年でドイツ語の基礎力を養う。自己紹介と簡単な日常会話ができ、基礎的な短文の読み書きができ るようになる。 (ドイツ語技能検定試験5級レベル) 授業の概要 ドイツ語学習の中心をなすのは文法学習である。なかでもドイツ語文法において重要なのは語形変化と語順である。この二 つの集中的な学習は、会話や作文の実践への応用をも即可能にする。ドイツ語を体系的に、かつ対象として意識的に習得す る文法学習によって、言語に対する繊細な感覚と、綿密な思 力を高める。随時、ドイツ語圏(主としてドイツ・スイス・ オーストリア)の歴史と文化についても解説する。特に文学と生活文化に関わる話題を多く取り入れる。 授業計画 前期> 1.ドイツ語とは? 2.発音1 3.発音2 4.動詞の現在人称変化1 5.動詞の現在人称変化2 6.名詞の性と格、冠詞類 7.動詞の現在人称変化3 8.名詞の数・代名詞 9.動詞の現在人称変化4 10.前置詞1 11.前置詞2 12.分離動詞 13.従属の接続詞と副文 14.まとめ1 15.まとめ2 後期> 1.前期の復習 2.形容詞 3.過去と完了1 4.過去と完了2 5.再帰表現 6.zu 不定詞 7.中間試験 8.受動表現1 9.受動表現2 10.関係代名詞1 11.関係代名詞2 12.接続法1 13.接続法2 14.まとめ1 15.まとめ2 試験・課題等の内容 授業中に毎回課す口頭練習、暗唱、小テスト、期末試験 (筆 記) テキスト 『D-Pop で学ぶドイツ語』鈴木╱保坂╱中村╱林 適宜資料を配布する。 評価方法 口頭練習と暗唱、小テスト 50% 期末試験 50% 尚、後期の評価にはドイツ語技能検定試験受験も加味する。 参 文献 推薦辞書『アポロン独和辞典』同学社 科目名 芸術・文化論 (Art and Culture I) 担当者 単位数 同学社 津田 礼子 2単位 授業の到達目標及びテーマ ヨーロッパでは地中海沿岸の地域とアルプス以北の北方とでは、風土と文化が大きく異なる。ラテン系民族の「石の文化」 とケルト・ゲルマン系民族の「木、森の文化」を対比させ、文化が地域の気候、風土と人間との関係によって育まれるとい う側面を知る。 授業の概要 絵画、その他のイコノロジーを通して、主にヨーロッパの生活様式と文化について、風土との関係から える。前近代社会 に主眼を置き、ヨーロッパ文化の二つの型―①地中海型文化の例として「古代ギリシア」の生活文化、②北方ヨーロッパ型 文化の例として「中世ヨーロッパ」の生活文化を選ぶ。 授業計画 前期> 1. ヨーロッパ文化の二つの型と風土、日本の文化・風土との比較 2. 3. 「古代ギリシア」の生活文化:石の文化―乾燥性、海洋性の風土 4. 壺絵にみる人間像と生活の場面 5. 例)ディオニソスとぶどう酒 6. 泉で水を汲む女 など 7. 「中世ヨーロッパ」の生活文化:森を開拓し、農村、都市を形成する過程、 8. アジールの存在、生活者としての農民の姿、 9. ゲルマン、ケルト系の文化、メンタリティー 10. に今日の北方ヨーロッパのルーツを探る。 11. 風土の分類(和辻による) 12. 13. まとめ:生活文化の民族的特色 14. 環境順応の原則 15. (※スライド使用) 試験・課題等の内容 試験問題は、授業内容を理解しているかどうかを問うもの。 テキスト 和辻哲郎『風土』 (岩波書店) 他にプリントを用意 評価方法 期末試験 参 文献 日本家政学会編『生活文化論』 (朝倉書房) 太田秀道『生活の歴史3 ポリスの市民生活』 (河出書房新社) C・ブルック『中世社会の構造』 (法政大学出版局) 他 14 100% 14 科目名 フランス語Ⅰa・Ⅰb (French Ia・Ib) 担当者 単位数 松藤 英恵 各1単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 前期は、フランス語の基礎を身につけること、簡単な挨拶、自己紹介と人物紹介を、口頭・筆記の両方で表現できるように なること、後期は、文法の範囲を広げつつ、時間や道順を尋ねる、レストランで食事をする、買い物をする等、より実践的 なコミュニケーション能力を身につけることを目標とします。実際にフランス語圏を旅行したり、生活したりする上で最低 限必要な表現を、口頭・筆記の両方で表現できるようになることが最大の目標です。 また、1年修了時点で、文部科学賞フランス語検定4級、フランス国民教育省フランス語資格試験 DELFA 1 に合格出来る よう指導します。 授業の概要 ①練習問題オリジナルプリントを使っての文法解説と筆記演習、②教科書と CD を使っての発音練習、③同じく教科書と CD を使ってのヒアリング練習、④教科書及びオリジナルプリント、ヴィデオ教材を使用しての実践的な会話演習、⑤日用品、 ヴィデオ教材、時事問題他様々な資料を使ってのフランスの政治・経済・社会・歴史・文化・産業等の紹介、の5つの要素 を網羅して授業を進めます。 授業計画 前期> 1.オリエンテーション、アルファベ、発音と綴り 2.第0課 フランスとフランス文化 3.第1課 自己紹介、主語人称代名詞、動詞 etre 4. 〃 名詞・形容詞の性数一致 5. 〃 パリ到着 6.第2課 動詞 avoir 7. 〃 不定冠詞と定冠詞 8. 〃 ホテルで 9.第3課 疑問文と否定文、第1群規則動詞 10. 〃 所有形容詞 11. 〃 会う約束 12.第4課 形容詞の位置 13. 〃 部分冠詞、否定の冠詞 de 14. 〃 カフェで 15.口頭試験 後期> 1.オリエンテーション、フランス文化に親しむ 2.第5課 指示形容詞、定冠詞の縮約 3. 〃 人称代名詞の強勢形 4. 〃 近接未来と近接過去 5. 〃 電話をかける 6.第10課 補語人称代名詞の直接目的格 7. 〃 〃 間接目的格 8. 〃 代名動詞 9. 〃 紹介する 10.第8課 疑問形容詞、第7課 数量表現 11.時間の表現 12.第6課 道を尋ねる 13.第7課・第9課 市場・デパートで買い物をする 14.レストランでの会話とお釣りの計算 15.口頭試験 試験・課題等の内容 試験は、前期・後期の期末試験・口頭試験と Dictee 等の小 テスト。 課題は、復習のための文法の練習問題が中心。他に口頭試 験のための作文やシナリオ作成等。 テキスト 藤田裕二著『Elle est gourmande!1(彼女は食いしん坊! 1) 』朝日出版社 なお、ノート、宿題提出用のレポート用紙、ファイル等は A4サイズに統一のこと 評価方法 期末筆記試験 50% 期末口頭試験 40% 出席及び講義への取り組み・意欲等 10% 参 文献 辞書:仏和辞典を1冊、出来れば和仏辞典も購入すること。 出来るだけ新しいもの。電子辞書は不可。 旺文社『プチ・ロワイヤル仏和辞典』 『プチ・ロワイ ヤル和仏辞典』 『ロワイヤル仏和中辞典』がお勧め。 具体的には、授業中に指示します。 科目名 国際英語 ・ (International English I・II) 担当者 単位数 Andrew Gorringe 各2単位(半期) Goals and Themes: 1.Students will improve their English reading, writing, listening and speaking skills. 2.Students will develop the confidence to be able to use English in different settings and situations. 3.The class will focus on communicating in English with people from different countries and cultural backgrounds whose first language may not be English. Summary Outline: This course is the first year of a two-year program which will help students communicate more effectively in English. The class will meet twice a week with one of the classes in a computer lab where the students will use an online elearning system. The class will be a mixture of content-orientated and task-based learning, concentrating on using English in practical everyday situations. Contents: First Semester 1.Food 2.Animals 3.Sport 4.Hotels 5.M orals 6.A Star is Born 7.Speed Dating 8.M ovies 9.The World Cup 10.The Tower of London 11.Immigration 12.Songs 13.Blood Type 14.The Old 15.Rags to Riches Second Semester 1.M odel 2.Olympics 3.Nuclear World 4.Nobel Prize 5.Global Cooling? 6.An Actor 7.Honour Killing 8.Jobs 9.Birthrate 10.Old M ums 11.Christmas 12.Young M um 13.Wife Beater 14.Bad M um 15.Train Trouble Assignments and Examinations: Students will be expected to actively participate in activities and complete all homework assignments. There will be in-class tests. Evaluation: Testing and assignments 70% Textbook(s): No Textbook Reference Materials: Kwassui M oodle Site 68 Participation 30% 68 科目名 フランス語 a・ (French Ia・Ib) b 担当者 単位数 橋本 千鶴子 各1単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ フランス語は洗練された文化的イメージと実用性、国際的を兼ね備えた言語です。この授業では言語の基礎知識に基づいた 実践的運用能力の獲得を目指します。一年間の学習で実用フランス語検定5級から4級レベルの能力を身に付けることが目 標です。 授業の概要 旅行会話を中心にした教科書に沿って実際に使えるフランス語を体系的に学びます。フランス文化に親しむために、映画や ビデオなどの映像資料、音楽などのリアルな資料もしばしば用います。 授業計画 前期> 1.フランスはどんな国? 2.パリに着いた! 1(空港) 3.パリに着いた! 2(空港) 4.ホテルにて 1(フロント) 5.ホテルにて 2(フロント) 6.アロー、アロー 1(郵便局) 7.アロー、アロー 2(郵便局) 8.テラスでお茶を 1(カフェ) 9.テラスでお茶を 2(カフェ) 10.メトロに乗ろう 1(地下鉄) 11.メトロに乗ろう 2(地下鉄) 12.名所を巡ろう 1(リヴォリ通り) 13.名所を巡ろう 2(リヴォリ通り) 14.まとめ 15.試験対策 後期> 1.水を買う 1(食料品店) 2.水を買う 2(食料品店) 3.エスカルゴって何? 1(レストラン) 4.エスカルゴって何? 2(レストラン) 5.モナリザに会う 1(ルーヴル美術館) 6.モナリザに会う 2(ルーヴル美術館) 7.モナリザに会う 3(ルーヴル美術館) 8.買い物を楽しむ 1(ショップで) 9.買い物を楽しむ 2(ショップで) 10.買い物を楽しむ 3(ショップで) 11.セーヌ川は流れる 1(セーヌ河畔散策) 12.セーヌ川は流れる 2(セーヌ河畔散策) 13.オペラ座に入ってみよう 1(オペラ座) 14.オペラ座に入ってみよう 2(オペラ座) 15.まとめ・試験対策 試験・課題等の内容 各種小テスト(動詞活用・語彙・書き取りなど)と提出課 題(作文等) 。定期試験 テキスト はじめてのパリ―新・改訂版― (朝日出版社) 評価方法 小テストや提出課題(15%)定期試験(80%)出席(5%) 参 文献 仏和・和仏辞典あるいは電子辞書(必携) 科目名 スペイン語 a・ b (Spanish I a・I b) 担当者 単位数 荻原 寛 各1単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 地中海は食文化の宝庫、そのひとつスペイン料理をテーマに、スペイン語のabcを始めるのがこの授業の特徴です。食め ぐり旅めぐりをしながら「使えるスペイン語」を着実に身に付けていきます。テキストを用いますが、これは大事という個 所にはゆっくり時間をかけて様々な例文を示す中で、スペイン語と日本語の大きな違いにも順々に慣れていってもらいます。 ノートにはいっぱい書くので、一度休むとちょっと大変です。 授業の概要 下記授業計画に従いテーマを持って進めていきます。 授業計画 前期> 1.スペイン語ってどんな言語? 2.ローマ字との違い 3.基本的なあいさつ 4.tu と usted 5.男性と女性 6.冠詞の使い方 7.注文してみよう 8.存在の表現(その1) 9.存在の表現(その2) 10.動きを表わす(その1) 11.動きを表わす(その2) 12.物を指す 13.自分のことを簡単に紹介する 14.目的語を代名詞にしてみる(その1) 15.目的語を代名詞にしてみる(その2) 後期> 1.不規則動詞に慣れよう(その1) 2.不規則動詞に慣れよう(その2) 3. 「好き」と「きらい」 4.間接目的代名詞を活かしたパターン 5.間接目的代名詞のウラワザ 6.再帰動詞で世界が広がる(その1) 7.再帰動詞で世界が広がる(その2) 8.レシピを読んでみよう 9.人を動かしてみよう(タメ系) 10.人を動かしてみよう(デス・マス系) 11.今日したことを日記に書こう(その1) 12.今日したことを日記に書こう(その2) 13.過去のことも記録しよう(その1) 14.過去のことも記録しよう(その2) 15.その時、どうしていたの? 試験・課題等の内容 試験は男性形・女性形の使いわけができるか、動詞の変化 (活用) をしっかり覚えているか、の2点に重点を置いて出 題します。 テキスト 『スペイン料理はいかが?』と Que tal la comida espanola? CD 付き(同学社、2,500円) 評価方法 小テスト 授業での積極さ 定期試験 参 文献 辞書『スペイン語ミニ辞典(改訂版) 』 (白水社、2,490円) 20% 30% 50% 13 文 学 部 英 語 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 フランス語Ⅰa・Ⅰb (French Ia・Ib) 担当者 単位数 松藤 英恵 各1単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 前期は、フランス語の基礎を身につけること、簡単な挨拶、自己紹介と人物紹介を、口頭・筆記の両方で表現できるように なること、後期は、文法の範囲を広げつつ、時間や道順を尋ねる、レストランで食事をする、買い物をする等、より実践的 なコミュニケーション能力を身につけることを目標とします。実際にフランス語圏を旅行したり、生活したりする上で最低 限必要な表現を、口頭・筆記の両方で表現できるようになることが最大の目標です。 また、1年修了時点で、文部科学賞フランス語検定4級、フランス国民教育省フランス語資格試験 DELFA 1 に合格出来る よう指導します。 授業の概要 ①練習問題オリジナルプリントを使っての文法解説と筆記演習、②教科書と CD を使っての発音練習、③同じく教科書と CD を使ってのヒアリング練習、④教科書及びオリジナルプリント、ヴィデオ教材を使用しての実践的な会話演習、⑤日用品、 ヴィデオ教材、時事問題他様々な資料を使ってのフランスの政治・経済・社会・歴史・文化・産業等の紹介、の5つの要素 を網羅して授業を進めます。 授業計画 前期> 1.オリエンテーション、アルファベ、発音と綴り 2.第0課 フランスとフランス文化 3.第1課 自己紹介、主語人称代名詞、動詞 etre 4. 〃 名詞・形容詞の性数一致 5. 〃 パリ到着 6.第2課 動詞 avoir 7. 〃 不定冠詞と定冠詞 8. 〃 ホテルで 9.第3課 疑問文と否定文、第1群規則動詞 10. 〃 所有形容詞 11. 〃 会う約束 12.第4課 形容詞の位置 13. 〃 部分冠詞、否定の冠詞 de 14. 〃 カフェで 15.口頭試験 後期> 1.オリエンテーション、フランス文化に親しむ 2.第5課 指示形容詞、定冠詞の縮約 3. 〃 人称代名詞の強勢形 4. 〃 近接未来と近接過去 5. 〃 電話をかける 6.第10課 補語人称代名詞の直接目的格 7. 〃 〃 間接目的格 8. 〃 代名動詞 9. 〃 紹介する 10.第8課 疑問形容詞、第7課 数量表現 11.時間の表現 12.第6課 道を尋ねる 13.第7課・第9課 市場・デパートで買い物をする 14.レストランでの会話とお釣りの計算 15.口頭試験 試験・課題等の内容 試験は、前期・後期の期末試験・口頭試験と Dictee 等の小 テスト。 課題は、復習のための文法の練習問題が中心。他に口頭試 験のための作文やシナリオ作成等。 テキスト 藤田裕二著『Elle est gourmande!1(彼女は食いしん坊! 1) 』朝日出版社 なお、ノート、宿題提出用のレポート用紙、ファイル等は A4サイズに統一のこと 評価方法 期末筆記試験 50% 期末口頭試験 40% 出席及び講義への取り組み・意欲等 10% 参 文献 辞書:仏和辞典を1冊、出来れば和仏辞典も購入すること。 出来るだけ新しいもの。電子辞書は不可。 旺文社『プチ・ロワイヤル仏和辞典』 『プチ・ロワイ ヤル和仏辞典』 『ロワイヤル仏和中辞典』がお勧め。 具体的には、授業中に指示します。 科目名 国際英語 ・ (International English I・II) 担当者 単位数 Andrew Gorringe 各2単位(半期) Goals and Themes: 1.Students will improve their English reading, writing, listening and speaking skills. 2.Students will develop the confidence to be able to use English in different settings and situations. 3.The class will focus on communicating in English with people from different countries and cultural backgrounds whose first language may not be English. Summary Outline: This course is the first year of a two-year program which will help students communicate more effectively in English. The class will meet twice a week with one of the classes in a computer lab where the students will use an online elearning system. The class will be a mixture of content-orientated and task-based learning, concentrating on using English in practical everyday situations. Contents: First Semester 1.Food 2.Animals 3.Sport 4.Hotels 5.M orals 6.A Star is Born 7.Speed Dating 8.M ovies 9.The World Cup 10.The Tower of London 11.Immigration 12.Songs 13.Blood Type 14.The Old 15.Rags to Riches Second Semester 1.M odel 2.Olympics 3.Nuclear World 4.Nobel Prize 5.Global Cooling? 6.An Actor 7.Honour Killing 8.Jobs 9.Birthrate 10.Old M ums 11.Christmas 12.Young M um 13.Wife Beater 14.Bad M um 15.Train Trouble Assignments and Examinations: Students will be expected to actively participate in activities and complete all homework assignments. There will be in-class tests. Evaluation: Testing and assignments 70% Textbook(s): No Textbook Reference Materials: Kwassui M oodle Site 68 Participation 30% 科目名 アカデミック・ジャパニーズ a・ (Academic Japanese Ia・IIa) a 担当者 単位数 宮崎 聖乃、溝部 各2単位(半期) エリ子 授業の到達目標及びテーマ 意味を明確に伝えられる文章の基礎について学び、レポートや小論文などの論理性を要する文章を書くために必要な基本事 項を学習する。 授業の概要 「パラグラフ・ライティング」と呼ばれる文章作成の基本を身につけ、それぞれのパラグラフで使用される日本語の表現につ いて学習する。さまざまなトピックについて、適切なパラグラフを え、200∼400字程の短い文章を書く練習を中心に行う。 授業計画 前期> 1.オリエンテーション 2.文章表現の基本① 3.文章表現の基本② 4.パラグラフ・ライティング1 5.パラグラフ・ライティング1 6.パラグラフ・ライティング1 7.パラグラフ・ライティング2 8.パラグラフ・ライティング2 9.パラグラフ・ライティング2 10.パラグラフ・ライティング3 11.パラグラフ・ライティング3 12.パラグラフ・ライティング3 13.パラグラフ・ライティング4 14.パラグラフ・ライティング4 15.パラグラフ・ライティング4 後期> 1.複数のパラグラフの構成について 2.複数のパラグラフの構成について 3.パラグラフ・ライティング5 4.パラグラフ・ライティング5 5.パラグラフ・ライティング5 6.パラグラフ・ライティング6 7.パラグラフ・ライティング6 8.パラグラフ・ライティング6 9.パラグラフ・ライティング7 10.パラグラフ・ライティング7 11.パラグラフ・ライティング7 12.パラグラフ・ライティング8 13.パラグラフ・ライティング8 14.パラグラフ・ライティング8 15.まとめ 試験・課題等の内容 各パラグラフごとに作文を提出 テキスト プリント等授業の中で配布する。 評価方法 作文の提出 60% 定期試験 30% 出席等 10% 参 文献 授業の中で紹介する。 科目名 アカデミック・ジャパニーズ b・ (Academic Japanese Ib・IIb) b 担当者 単位数 宮崎 聖乃、岩下 各2単位(半期) える1 える2 真澄 授業の到達目標及びテーマ 社会生活を送る上で必要であるとともに、大学における学習・研究に役立つ日本語能力、すなわち「日本語能力試験1級」 レベルの日本語能力を身につける。 授業の概要 文法・語彙を中心に前期は日本語能力試験2級レベル、後期は1級レベルの授業を行う。 授業計画 前期> 1.実力診断テスト 2.2級文法① 3.2級文法② 4.2級文法③ 5.語彙① 6.2級文法④ 7.2級文法⑤ 8.2級文法⑥ 9.語彙② 10.2級文法⑦ 11.2級文法⑧ 12.2級文法⑨ 13.2級文法⑩ 14.語彙③ 15.まとめ 後期> 1.1級文法① 2.1級文法② 3.1級文法③ 4.語彙④ 5.1級文法④ 6.1級文法⑤ 7.1級文法⑥ 8.語彙⑤ 9.1級文法⑦ 10.1級文法⑧ 11.1級文法⑨ 12.1級文法⑩ 13.語彙⑥ 14.模擬試験① 15.模擬試験② 試験・課題等の内容 毎回宿題(練習問題)を提出 テキスト プリント等授業の中で配布する。 評価方法 定期試験 80% 出席等 20% 参 文献 授業の中で紹介する。 69 文 学 部 現 代 日 本 文 化 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 アカデミック・ジャパニーズ c・ (Academic Japanese Ic・IIc) c 担当者 単位数 溝部 エリ子、岩下 各2単位(半期) 真澄 授業の到達目標及びテーマ さまざまなタイプのテクストを読み、正確に理解できるようになる。 授業の概要 語彙や表現といった言語知識の習得と、文化や社会、習慣の理解という2つの側面からテクストを理解し、テクストの内容 についてディスカッションを行う。文献、小説、記事、などはもちろん、テレビ番組やインターネットなども教材として使 用する予定である。 授業計画 前期> 1.オリエンテーション 2.教材1 語彙と表現 3. 〃 4.教材1についての二次資料を読む 5.教材1についてのディスカッション 6.教材2 語彙と表現 7. 〃 8.教材2についての二次資料を読む 9.教材2についてのディスカッション 10.教材3 語彙と表現 11. 〃 12.教材3についての二次資料を読む 13.教材3についてのディスカッション 14.まとめ 15.まとめ 後期> 1.オリエンテーション 2.教材4 語彙と表現 3. 〃 4.教材4についての二次資料を読む 5.教材4についてのディスカッション 6.教材5 語彙と表現 7. 〃 8.教材5についての二次資料を読む 9.教材5についてのディスカッション 10.教材6 語彙と表現 11. 〃 12.教材6についての二次資料を読む 13.教材6についてのディスカッション 14.まとめ 15.まとめ 試験・課題等の内容 各トピックについて課題を提出 テキスト プリント等授業の中で配布する。 評価方法 出席・授業への貢献度 20% レポート 60% 期末テスト 20% 参 文献 授業の中で紹介する。 科目名 アカデミック・ジャパニーズ a・Ⅳa (Academic Japanese IIIa・IVa) 担当者 単位数 交換教員 各2単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ パラグラフ・ライティングの え方を視野に入れ、論理的で明確な文章の書き方を学習する。最終的には論文や研究発表レ ジュメ、研究計画書など学術的な文章の作成技術を身につけることを目標とする。 授業の概要 複数のパラグラフからなる文章の構成について え、そこで使われる日本語の表現について 察する。この授業では実際に 文章を書く前の段階や書いた後の段階も重視し、構成力や自己訂正能力の養成も目指す。さまざまなトピックについて、適 切なパラグラフ構成を えて文章を書き、自分の文章や他者の文章の評価を行う。 授業計画 前期> 1.オリエンテーション 2.文章表現の構成① 3.文章表現の構成② 4.トピック1 5.トピック1 6.トピック1 7.トピック1(評価と訂正について) 8.トピック2 9.トピック2 10.トピック2 11.トピック3 12.トピック3 13.トピック3 14.まとめ 15.まとめ 後期> 1.トピック4 2.トピック4 3.トピック4 4.トピック4 5.トピック5 6.トピック5 7.トピック5 8.トピック5 9.トピック6 10.トピック6 11.トピック6 12.トピック6 13.自分の選んだテーマについて書く 14.自分の選んだテーマについて書く 15.自分の選んだテーマについて書く 試験・課題等の内容 トピックごとに作文を提出 テキスト プリント等授業の中で配布する。 評価方法 作文の提出 60% 定期試験 30% 出席等 10% 参 文献 授業の中で紹介する。 70 科目名 アカデミック・ジャパニーズ b・Ⅳb (Academic Japanese IIIb・IVb) 担当者 単位数 宮崎 聖乃、溝部 各2単位(半期) エリ子 授業の到達目標及びテーマ この授業では、日本の社会的・文化的な状況の中で、適切に日本語の言語運用を行うことができるための知識と技能の修得 を目指します。 授業の概要 具体的なテーマに沿った教材を巡って、読む・書く・聞く・話す活動を通して、日本語の総合的な能力を育成します。 授業計画 前期> 1.オリエンテーション 2.トピック① 資料1 3. 〃 資料2 4. 〃 資料3 5.発表 6.トピック② 資料1 7. 〃 資料2 8. 〃 資料3 9.発表 10.トピック③ 資料1 11. 〃 資料2 12. 〃 資料3 13.発表 14.全体討論 15.まとめ テキスト コピーを配布する。 評価方法 試験、宿題の提出 参 文献 授業の中で紹介する。 科目名 現 代 日 本 文 化 学 科 専 門 教 育 科 目 後期> 1.オリエンテーション 2.トピック④ 資料1 3. 〃 資料2 4. 〃 資料3 5.発表 6.トピック⑤ 資料1 7. 〃 資料2 8. 〃 資料3 9.発表 10.トピック⑥ 資料1 11. 〃 資料2 12. 〃 資料3 13.発表 14.全体討論 15.まとめ 試験・課題等の内容 試験、またはレポートによる。 演習(理解と表現) (Seminar (Comprehension and Expression) III) 担当者 単位数 71 高橋 敬一、田中 俊廣、常吉 幸子、服部 康喜 4単位 授業の到達目標及びテーマ 日本語学・日本文学・日本文化研究のための基礎力を養う。 授業の概要 ① 研究の基礎である「文献(小説・評論・研究論文など)」を読む。 ② それらの「文献」を各自がどのように読んだかを発表する。 ③ レポートにまとめる。 授業計画 前期> 1.導入 2.研究入門⑴ 3.テーマの読解 4.意見交換をする 5.調べる 6.発表する 7.レポート作成 8.レポートの相互評価 9.研究入門⑵ 10.テーマの読解 11.意見交換をする 12.調べる 13.発表する 14.レポート作成 15.レポートの相互評価 1.導入 2.研究入門⑶ 3.テーマの読解 4.意見交換をする 5.調べる 6.発表する 7.レポート作成 8.レポートの相互評価 9.研究入門⑷ 10.テーマの読解 11.意見交換をする 12.調べる 13.発表する 14.レポート作成 15.レポートの相互評価 試験・課題等の内容 授業で扱った内容の中で、特に興味を持ったテーマについ てレポートする。 テキスト 毎時間、資料を配付する。 評価方法 レポート内容 70% 参 文献 適宜、参 図書・論文などを紹介する。 授業への参加状況 30% 文 学 部 71