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テルモ
新中期計画 取締役常務執行役員 松村 啓史 1 世界に 存在感のある 企業へ 非連続への挑戦 2 非連続への挑戦 「静」 から 「動」 へ 3 単品 融合 デリバリー技術 システム 国内先行 グローバル ベッド 医療 寝かさない 医療 ③イノベーションへの挑戦 <3つの戦略> ①カンパニー制の進化 (事業ポートフォリオの強化) 世界に 存在感のある 企業へ 非連続への挑戦 ②グローバル化の推進 4 Ⅰ.カンパニー制の進化 (事業ポートフォリオの強化) 5 Ⅰ. カンパニー制の進化 心臓 イノベーション D&Dによる 高付加価値化 血管 ホス ピタル コアテクノロジー の拡大 在宅 血液 予防ソリューション フルラインで グローバル化を牽引 ヘルスケア 6 グローバル化 6 4セグメントすべてが成長 億円 CAGR 9% 4000 4,000 3064 3180 3,000 ■ヘルスケア12% ■血液12% 2,000 ■心臓血管12% 1,000 ■ホスピタル6% 期 /3 11 期 /3 10 期 /3 09 7 08 /3 期 0 成長投資の強化 設備投資 研究開発費 STeP UP 490億円 480億円 Phoenix 700億円 570億円 億円 400 研究 開発費 200 設備 投資 0 06/3期 8 07/3期 08/3期 09/3期 10/3期 11/3期 ホスピタル ホスピタルは、Strong No.3へ M$ 6,000 5,000 長期目標 4,000 3,000 中期目標 CAGR 6% 2,000 1810億円 1,000 1520億円 0 A社 9 B社 テルモ ホスピタル D&D(Drug&Device)による高付加価値化 薬の課題 ①副作用 ②効能 デバイスによる薬のマネジメント 医療従事者に 優しい 10 患者に優しい 良く効く 副作用が無い ホスピタル D & Dのコンセプト 経口薬 注射剤 合成薬 バイオ医薬 抗体医薬 タンパク製剤 ワクチン 遺伝子・細胞 11 デリバリー技術 少量・高価 自己注射 コントロール & ターゲティング ホスピタル D & Dのターゲット 大 狭心症 高脂血症 高血圧 治療における 薬の貢献度 腰痛 脳梗塞 疼痛 脳出血 がん治療 神経系 小 低 治療の満足度 12 (財)HS振興財団 国内基盤技術調査報告書 -2010年医療ニーズの展望 高 心臓血管 心臓血管はグローバルNo.3を実現 M$ 6,000 5,000 4,000 長期目標 3,000 中期目標 1770億円 CAGR 12% 2,000 1248億円 1,000 0 A社 13 B社 C社 D社 テルモ 心臓血管 コアテクノロジーの拡大 脳 コアテクノロジー デリバリー技術 心臓 脳コイル デリバリー MISAGO マイクロカテ ペリ フェラル 腎臓 肝臓 消化管 14 ペリフェラル コイル 心臓血管 グローバルで2桁シェアへ ガイディングカテーテル 市場規模 250億円 08/3期 7% 11/3期 10% PTCAバルーン 840億円 08/3期 7% PTCA-GW 340億円 08/3期 9% 15 11/3期 20% ※市場規模は08/3期時点 (テルモ調べ) 11/3期 11% IVUS 250億円 08/3期 6% 11/3期 12% 血液 血液はグローバルNo.3→No.1を目指す M$ 600 長期目標 500 中期目標 CAGR 12% 400 330億円 300 235億円 200 100 0 A社 16 B社 C社 D社 テルモ 血液 市場は3000億円規模へ成長 億円 成分採血 ME フィルター商品 フィルター付き血液バッグ 血液バッグ 3,500 3,000 2,500 2,000 3000 3,000億円 2300 2,450億円 CAGR (06-16/3期) 成分:5% 1800 1,900億円 1400 1,400億円 1500 1,500億円 成分 1,500 全血 1,000 CAGR (06-16/3期) 全血:6% 500 0 95年 17 00年 ※市場規模 (テルモ調べ) 05年 10年 15年 血液 フルライン戦略 全 血 市 場 全血採血 全血 遠心・分離 製剤化 輸血 フィルター付 血液バッグ 遠心機 分離機 成分採血 成 分 市 場 全血 輸血 血漿 成分採血装置 18 血液の戦略 両市場でプレゼンスアップ 08/3期 1000億円 全血市場 19 27% シェア16% 08/3期 900億円 成分市場 (新商品) 自動遠心分離 システム シェア3% ※市場規模 (テルモ調べ) 13/3期 1300億円 (新商品) 新成分採血 システム 13/3期 1100億円 10% ヘルスケアの戦略 家庭予防ソリューション提供 コア技術 付加価値化 体 温 血 圧 + ソフト デバイス 糖 尿 自社開発 20 自社開発+アライアンス ③イノベーションへの挑戦 <3つの戦略> ①カンパニー制の進化 (事業ポートフォリオの強化) 世界に 存在感のある 企業へ 非連続への挑戦 ②グローバル化の推進 21 Ⅱ. グローバル化の推進 1.グローバル事業展開の強化 2.新興国で拡大 3.グローバル生産拡大 4.日本市場でも成長 22 地域別売上計画 海外比率51% 億円 4,000 CAGR ■アジア11% 3,000 2,000 ■米州9% 1,000 ■欧州16% ■日本6% 23 期 11 /3 期 10 /3 期 09 /3 08 /3 期 0 1.グローバル事業展開の強化 ヘルスケア 血液 ホスピ タル 心臓 血管 中期売上増 中期売上増 330億円 330億円 ・ 新商品: Nobori、血液等 ・ 東欧、ロシア伸長 中期売上増 110億円 中期売上増 170億円 ・ 新商品:ランスルー、ニューロ等 ・ 中南米伸長 ・ 既存品伸長:カテーテル、DM等 ・ 新商品: Nobori 24 2.新興国で拡大 前中期 新興国拡大の萌芽 06∼08/3期 CAGR 119% UKRAINE TURKEY PORTUGAL COLOMBIA RUSSIA MEXICO BRAZIL VIET NAM SWITZERLAND CHINA 0% 25 10% 20% 30% 40% 50% 2.新興国で拡大 カテーテル、CV、血液がドライバー ウクライナ 000$ 5000 4000 3000 6000 CV 5000 カテーテル 4000 血液 医療器 3000 2000 2000 1000 1000 0 0 06/3期 26 トルコ 000$ 08/3期 06/3期 08/3期 2.新興国で拡大 カテーテル、CV、血液がドライバー 000$ ブラジル 8000 14,000 12,000 10,000 8,000 CV カテーテル 血液 医療器 7000 6000 5000 4000 6,000 3000 4,000 2000 2,000 1000 0 0 06/3期 27 南アフリカ 000$ 08/3期 06/3期 08/3期 グローバル生産拡大 欧米工場 カテーテル現地生産拡大 ベトナム工場 医療器、カテーテル商品の 需要増に対応 操業開始 08年5月 28 愛鷹新棟 カテーテル商品の需要増に対応 着工時期 08年9月 操業開始 09年度中 対象市場 全世界 4.日本市場でも成長 市場変化へ対応 専門病院 急性期 病院 療養型 病院 在宅医療 コン シューマ 29 急性期 病院 中間 施設 《病院経営のサポート》 ●医療経済性、リスクマネジメント ●プラネクス活用 ●改良改善商品の開発 《新市場への対応》 ●輸液 ●経管栄養 ●疼痛緩和領域 在宅医療 コン シューマ 《予防医療》 ●家庭予防への本格取り組み 4.日本市場でも成長 中間施設(慢性期)への対応 30 輸液 (50億円) 在宅では既にトップシェア 病院市場とのシナジー 経管栄養 (400億円) 医薬品を食品に 看護師の負荷軽減と安全投与の両立 疼痛緩和 (200億円) 手技の標準化 薬効の持続と安全投与の両立 ※( )は11/3期時点の市場規模 (テルモ調べ) 4.日本市場でも成長 シェアNo.1商品を拡大 億円 2500 シリンジ フィルター付 血液バッグ 留置針 2000 DM 輸液セット 1500 PTCAバルーン 人工肺 PTCA−GW 造影ガイドワイヤー 31 期 期 期 期 期 期 期 05 /3 06 /3 07 /3 08 /3 09 /3 10 /3 11 /3 1000 ※シェア (テルモ調べ) 4.日本市場でも成長 PTCAバルーン国内トップシェア 使いやすさと医療経済性で差別化 1本で多様なニーズに対応、少ない本数で治療を完結 08/3期 1Q 08/3期 4Q テルモ 19% テルモ 26% その他 その他 ボストン ボストン グッドマン グッドマン 11/3期 目標シェア 35% 32 ※シェア (テルモ調べ) ③イノベーションへの挑戦 <3つの戦略> ①カンパニー制の進化 (事業ポートフォリオの強化) 世界に 存在感のある 企業へ 非連続への挑戦 ②グローバル化の推進 33 Ⅲ. イノベーションへの挑戦 人にも環境にも優しい医療の実現 34 イノベーション 人にも環境にも優しい医療の実現 技術革新 救命・救急 ①DE ステント ②ステントグラフト 医療 従事者 患者 社会 改良改善 35 イノベーション ① DEステント Nobori z 売上目標 ‒ 09/3期 40億円(グローバル) ‒ 11/3期 120億円(グローバル) z 日本治験 ‒ 日本承認・発売予定 13/3期∼ z 次期DESの開発 36 イノベーション ② ステントグラフト アナコンダ z 欧州売上目標 ‒ 09/3期 15億円 ‒ 11/3期 30億円 z 米国治験 ‒ 09/3期 フェーズⅡ開始予定 37 イノベーション 人にも環境にも優しい医療の実現 技術革新 救命・救急 ①DE ステント ②ステントグラフト 延命・社会復帰 ③DuraHeart 医療 従事者 患者 社会 改良改善 38 イノベーション ③ DuraHeart z 売上目標 ‒ 09/3期 5億円 ‒ 11/3期 30億円 z 日本/米国治験 ‒ 米国臨床試験申請 承認済 39 イノベーション 技術革新の市場性 DEステント DuraHeart 5300億円市場 1200億円市場 ステントグラフト 1200億円市場 40 ※市場規模(イメージ) ペリフェラル 1500億円市場 イノベーション 人にも環境にも優しい医療の実現 技術革新 救命・救急 延命・社会復帰 ①DE ステント ②ステントグラフト ③DuraHeart 医療 従事者 患者 社会 医療事故防止 医療経済性 プレフィルドシリンジ ソリューションパック ヒリュウ ④IVUS アミグランド 改良改善 41 イノベーション ④ 新IVUS ViewIT z 高画質と高い通過性能を兼ね備えた血管内超音波診断 カテーテル z DEステントの拡大とともに市場拡大 ‒ 11/3期 グローバルで400億円市場へ z 売上目標 ‒ 09/3期 ‒ 11/3期 30億円 50億円 z OFDI(血管内光学的診断)の事業化 42 イノベーション 人にも環境にも優しい医療の実現 技術革新 救命・救急 延命・社会復帰 ①DE ステント ②ステントグラフト ③DuraHeart 医療 従事者 患者 社会 医療事故防止 医療経済性 プレフィルドシリンジ ソリューションパック ヒリュウ ④IVUS アミグランド 改良改善 43 痛くない ナノパス ⑤環境に 優しい イノベーション ⑤ 環境に優しい医療 廃棄物を減らす 包材削減 ソリューション パック 等 使用数削減 抗菌フィルター付 輸液セット ヒリュウ 等 44 体に優しい DEHPフリー 輸液セット 等 廃棄物を出さない ウリエース 等 イノベーション 人にも環境にも優しい医療の実現 技術革新 救命・救急 延命・社会復帰 ①DE ステント ②ステントグラフト ③DuraHeart 医療 従事者 患者 社会 医療事故防止 医療経済性 プレフィルドシリンジ ソリューションパック ヒリュウ ④IVUS アミグランド 改良改善 45 痛くない ナノパス ⑤環境に 優しい 売上目標 3年で940億円の増収 億円 4000億円 4000 08-11/3期 CAGR 9% 3500 3180 3064 09-11/3期 CAGR 12% 3000 2500 08/3期 46 09/3期 10/3期 11/3期 営業利益目標 2桁成長トレンドの継続 1000 億円 850億円 08-11/3期 CAGR 8% 800 669 680 08/3期 09/3期 09-11/3期 CAGR 12% 600 400 47 10/3期 11/3期 《おことわり》 本資料に記載されている業績予想ならびに将来 予測は、現時点で入手可能な情報に基づき、当 社で判断した予想であり、潜在的なリスクや不 確実性が含まれています。そのため様々な要因 の変化により、実際の業績が、記載されている 予想・見通しとは異なる場合がありうることをご 承知おきください。実際の業績に影響を与えうる 重要な要素には、当社の事業領域を取り巻く経 済情勢、為替レート、競争状況などがあります。 48