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生命のス
トーリー
を
生み出す
Pluristem の胎盤 細胞治療
Pluristem
Therapeutics
Inc.
(Nasdaq: CM、TASE: PSTI) は、様々な
虚血性・炎症性疾患の細胞治療を開発す
る、臨床ステージのバイオテクノロジー企
業です。Pluristemの細胞製品は、出産時に
通常廃棄されている胎盤から得られます。
P l u r i s t e mで は、治 療 用 胎 盤由来 増 殖
(PLacental eXpanded (PLX)) 細胞を効率
的かつ制御された製造を商業ベースの量
で可能にした独自の専有技術である3D技
術プラットフォームを使用して、胎盤由来
細胞を採取・増殖しています。
PLX細胞は、
患者の体内で、炎症組織や虚血組織から
出される信号に応じて、治療的ケモカイン
やサイトカイン、増殖因子を分泌すること
で作用します。PLX細胞は市販在庫製品で
あり、投与前の組織マッチングは必要あり
ません。2件のフェーズI/II臨床試験で得ら
れた臨床データでは、PLX-PAD細胞が安
全であり、患者の健康状態を有意に改善し
得ることが示されています。
Pluristemは強力な知的財産権ポジション
を有する160人からなるチームであり、堅
固なバランスシートを維持し、4万平方フィ
ートに及ぶGMP認定の製造・研究施設を
擁しています。
また世界各地の大手製薬会
社や研究機関との戦略的提携関係を保持
しています。
ビジョン
細胞治療製品開発の世界
的リーダーとなること
私の誕生が
世界中の人々の役
に立つって?
Pluristemの3D増殖テクノロジー:
PluristemのPLX細胞は、臨月期胎盤
に由来する間葉系細胞様の付着性間質
細胞 (ASC) です。
この細胞を、3次元 (3D) ミ
クロ環境を形成するPluristem専有技術の
バイオリアクターで増殖することによって、
細胞の増殖と変化を最適化します。
完全自動化・自己充足型システムの中心
に各バイオリアクターが置かれ、複数のシ
ステムが、当社のGMP認定最新製造施設
で平行して稼働しています。精密に制御さ
れたシステムにより、バッチごとの均質性
を備えたPLX細胞が大量生産されていま
す。
製造コストは、
ペトリ皿や組織培養フラ
スコを用いる業界標準の細胞増殖方法に
比べ、数分の1となっています。
「プロセスこそが製品」
Pluristemの3D増殖テクノロジーにより、
さ
まざまなPLX細胞製品の生産が可能にな
っています。
これらの製品はいずれも同じ
胎盤ASCに由来していますが、セクレトー
ムがそれぞれ異なっています。
この差別化
は、細胞の増殖環境を厳密に操作・制御す
ることによって達成されます。
Pluristemでは、
当社専有の技術プラットフ
ォームを使用して、複数の製品を製造して
います。現在、PLX-PADとPLX-R18 (RAD)
の2製品が臨床試験中です。
これらは胎盤
中 の 異 な る 細 胞 亜 集 団 に 由 来し、
Pluristemが特許を有する3次元バイオリ
アクターで増殖されます。
これらの製品は
異なる治療タンパク質群を分泌するため、
それぞれ別の適応を標的とすることが可
能となっています。
Pluristemの最初の細胞治療製品である
PLX-PADは、炎症性や虚血性組織の修復
の引き金となる治療タンパク質を放出し
ます。
この細胞は現在、間欠性跛行のフェ
ーズII臨床試験、および肺動脈性高血圧の
フェーズI臨床試験が進行中です。
この細
胞は、重症虚血肢のフェーズI/II臨床試験
と筋肉損傷のフェーズII臨床試験で安全性
と有効性が示されています。
Pluristemの第2の製品PLX-R18は、安全性
と有効性の評価、および細胞の作用機序
の詳しい定義のために、現在動物モデル
およびインビトロでの研究が進行中です。
Pluristemでは、数多くの臨床適応候補に
ついてPLX-R18細胞の試験を行う計画で
す。適応の1つは、さまざまな骨髄異常の
治療として、移植された造血性幹細胞の生
着の強化です。ケース・ウェスタン・リザー
ブ大学とハダサ・メディカル・センターが
それぞれ、
この分野で臨床前治験を実施
しています。もう1つの可能性のある適応
は、急性放射線症候群です。
これは現在、
米国の国立衛生研究所と提携して研究が
進められています。
Pluristemのパワー
出産後、胎盤から細
胞が抽出されます
最先端のGMP生産
施設にある専有技
術のプラットフォー
ムで細胞増殖が行
われます
PLX細胞は凍結保
管され、いつでも使
用できる状態にな
ります
PLX細胞から放出
されたタンパク質
が、
身体の治癒能
力を助け、新たな
生命のストーリー
を生み出します
PLX細胞が、患者
の体内の信号に応
じて治療タンパク
質を放出します
細胞の品質を確保
するため、投与直
前に治療現場で解
凍装置により解凍
されます
ビジネス戦略:
Pluristemの目標は、
さまざまな炎症
性・虚血性疾患を対象に、投与前のマ
ッチングの必要がない「市販在庫製品」
と
しての標準化された高品質認可PLX細胞
治療製品を、世界中の患者の方々、医師、
医療機関意思決定者にお届けすることで
す。
当社のビジネス戦略には、PLX細胞製品
の開発とマーケティング支援のため、製薬
会社とのパートナーシップを確立すること
が 挙 げら れ ま す。P l u r i s t e m は C H A
BIOTECH (Kosdaq: 085660) と提携し、間欠
性跛行 (IC) と重症虚血肢 (CLI) の治療のた
めのPLX細胞の開発・商品化を進めていま
す。
CHA社によるPLX細胞の商品化により、
CHA社とPluristemが共同所有するジョイ
ントベンチャーも誕生する予定です。
これらの提携関係により、Pluristemの専
有技術であるスケーラブルな3D細胞生産
プラットフォームを用いた高品質のPLX細
胞の効率的な生産におけるPluristemの
専門技術はさらに強化されます。
このプ
ラットフォームは、コスト効率に優れた
PLX細胞大量生産を促進します。提携交
渉におけるPluristemの戦略は、当社の
PLX細胞製品の生産と関連する知的財産
権を当社管理下に維持することです。
Pluristemでは、細胞治療における革新的
な研究開発専門知識と、高品質・高効率
の生産技術とを併せ持つことが
「原動力」
となり、
このプラットフォーム技術を推進
して、数多くのPLX細胞治療製品の開発
成功をもたらすと確信しています。
Pluristemで現在進行中の臨床プログラム
PLX-PAD
適応
概念実証
臨床前
フェーズ1 Indication
フェーズ2
PLX-PAD
フェーズ3
市
場
PLX-PAD
PLX-PAD
重症虚血肢 (CLI)
Critical Limb Ischemia (CLI)
間欠性跛行 (IC)
Intermittent Claudication (IC)
筋肉損傷
Muscle Injury
肺動脈性高血圧
Pulmonary Arterial Hypertension
子癇前症
Preeclampsia
PLX-R18
PLX-R18
急性放射線症候群
Acute Radiation Syndrome
骨髄移植不全*
Bone Marrow Transplant Failure*
*特別認可使用治療
** 韓国市場限定のCLI/ICライセンス
Pluristemの臨床前プログラム(発表済み)
急性心筋梗塞 (AMI)
拡張性心不全
回旋筋腱板修復
膝腱損傷
肺線維症
移植片対宿主病 (GvHD)
化学療法誘発性骨髄 形成不全
神経障害性疼痛
虚血性脳梗塞
多発性硬化症
潰瘍性大腸炎/クローン病
*Compassionate Use Treatments
** CLI/IC license for the Korean market on
***Worldwide PAH license
PLXプラットフォームの検証:
整形外科疾患 & スポーツ医学 ‒ 20人の患者を対
象に、無作為化二重盲検プラセボ対照フェーズI/II
臨床試験がドイツで実施され、PLX-PAD細胞が2つ
の主要エンドポイントを両方とも達成した。
第1に、
この細胞の安全性が示された。治験の主要有効性
エンドポイントについては、股関節全置換手術から
6ヶ月後に、臀筋の最大自発的等尺性収縮力に変化
が見られ、PLX-PAD治療を受けた患者群が両方と
も有効性を示し、1億5000万個の細胞投与を受け
た患者群は、
プラセボ群に比べ、統計的に有意な
500%の改善を示した (p=0.0067)。
3億個の細胞投与を受けた患者群は、
プラセボ群
に比べ、300%の改善を示した (p=0.18)。
磁気共鳴撮像 (MRI) を用いた臀筋のマクロ構造解
析により、PLX-PAD細胞治療を受けた患者では、
プ
ラセボ群に比べ、筋量の増加が見られた。有効性エ
ンドポイントはPLX-PAD治療患者群両方で示され、
1億5000万個の細胞投与量を受けた群が、
プラセ
ボ群に比べ、統計的に有意な優位性を示した。1億
5000万個の細胞投与を受けた患者群は、筋量解析
において、
プラセボ群に比べ、約300%の改善を示
した (p=0.004)。
3億個の細胞投与を受けた患者群は、筋量変化に
おいて、
プラセボ群に比べ、約150%の改善を示し
た (p=0.19)。
グラフ1:THAから26週後の中臀筋強さの平均変化
グラフ2:THAから26週後の中臀筋量の平均変化
45.0
35.0
40.0
30.0
35.0
25.0
中臀筋力強さ (Nm)
20.0
500%改善
p=0.0067
15.0
10.0
5.0
0.0
20.0
15.0
PLX-PAD 300M
PLX-PAD 150M
300%改善
p=0.004
10.0
5.0
0.0
治療
プラセボ
中臀筋量 (cm3)
25.0
30.0
治療
プラセボ
PLX-PAD 300M
PLX-PAD 150M
筋肉の強さの増加は、筋量の増加によって説明される。PLX-PADの筋
肉への注射は、筋量の増加に関係する。
心臓血管疾患 - 早期段階の間欠性跛行 (IC) から重
症虚血肢 (CLI) に至るまで、全範囲にわたる末梢動
脈疾患 (PAD) の治療が研究されている。
CLIを対象に米国とドイツの複数機関で実施され
た2つのフェーズI/II安全性/用量設定臨床試験によ
り、同じ胎盤由来の細胞を2つの用量で患者に投
与した場合であっても、PLX-PAD細胞は安全であ
ることが示された。また投与前に適合マッチング
は不要であることが示された。
また、PLX-PAD細胞
はCLI患者の肢切断発生率を低減するのに潜在的
に有効であることが見出された。FDAおよびEMA
臨床試験についても韓国での認可申請を行う予
定である。
図1:末梢動脈疾患 (PAD) について提案される作
用機序 (MOA)
は、ピボタルCLI臨床試験の主要エンドポイントを
1年後の肢切断回避 (AFS) とするよう求めている。
当社の研究では、
観察されたAFS率は85%であり、
一方、従来のAFS率は66%である。
1
グラフ3:累積イベント発生率比較
2
HGF
3
IL-8 VEGF
4
アンジオゲニン
5
IL-10 IL-6
生存確率 (イベントなし)
1
0.8
0.6
イベント発生率
0.4
報告されている従来のデータ
PLX-PADフェーズI治験
0.2
0
0
3
6
月
9
12
CLIにおけるフェーズI/II臨床試験の成功結果を受
けて、150人のIC患者を対象とした、
プラセボ対照
二重盲検無作為化用量漸増臨床試験が、現在米
国、ヨーロッパ、イスラエルで実施中である。
PLX-PAD細胞が、患者の罹患肢に筋肉注射 (IM) に
より投与される。
この治験の12ヶ月エンドポイント
は、患者がトレッドミルで歩くことができる距離で
ある。更に、CHA
BIOTECHが韓国で、IC治療に
PLX-PAD細胞を用いるフェーズII臨床試験の認可
を受け、PLX-PAD細胞を用いたフェーズII/IIIのCLI
1. 膝より下の血管が閉塞し、下肢虚
血状態を引き起こす
2.PLX-PAD細胞が損傷した肢に筋
肉注射され、虚血組織と細胞からの
信号が生じる
3. 環境刺激に応じて、PLX-PADが血
管形成性かつ免疫調節性の栄養因
子を分泌し、
これが血流を介して虚
血器官に達する
4.下肢への血流が回復する
5.PLX-PAD治療後に虚血肢が再生
される
子癇前症 - 子癇前症は、
米国で妊娠女性の
死亡原因トップである。
妊娠の3%に発生し
、
高血圧と尿中タンパク質増加、
あるいは肝
臓機能不全や肺浮腫などの全身性疾患の
徴候の発症を特徴とする。妊娠中絶または
出産以外に治癒方法はなく、早期の娩出
が必要になることがある。 米国心臓学会
では、子癇前症を、後に脳卒中が起こる独
立した危険因子として特定している。
Charles River Laboratoriesで臨床前試験
が実施されており、
この結果、PLX-PAD細
胞を妊娠中のラットに投与しても、母胎毒
性や胎仔の発生毒性はもたらさなかった
。テキサスA&M大学医学校で実施された
臨床前試験では、PLX-PAD細胞が、実験的
子癇前症のある妊娠中マウスにおいて血
圧と腎機能を安全かつ有効に正常化させ
られることが示された。
これらの好ましい
結果に基づいて、Pluristemでは、
認可を受
け次第、
重症の子癇前症におけるフェーズI
臨床試験の実施を計画している。
このプロ
トコルは、
著名な Preeclampsia Steering
Committeeによって作成されている。
最近、
当社では、
子癇前症の治療にPLX-PAD細胞
を使用するためのオーファンドラッグ申請
をFDAに提出した。
血液疾患 - 病変または損傷した骨髄での造
血機能を刺激するため、
動物およびヒトに
おいてPLX細胞を使用することについて、
肯
定的なデータが得られたことを受け、
Pluristemでは一部の血液疾患において
PLX-R18の開発を進めようとしている。
さら
に、
米国アレルギー・感染症研究所 (NIAID) (
米国保健福祉省の米国衛生研究所 (NIH) の
一機関) が、
急性放射線症候群 (ARS) の治療
にPLX-R18細胞を用いる試験を行ってい。
また、
骨髄移植 (BMT) 後の移植片対宿主病
(GvHD) と、
化学療法誘発性骨髄形成不全
の適応に、臨床前試験が実施され、好まし
い結果が得られている。
規制・臨床関連戦略
Pluristem の開発戦略は、
臨床前臨床試験
から、
より進んだ規制認可ステージまで、
あ
らゆる段階の開発ステージで、
規制担当者
とのオープンなディスカッションを維持す
ることにあります。
Pluristemでは、
米国食品
医薬品局 (FDA) や欧州医薬品庁 (EMA)、
ド
イツのポール・エールリッヒ研究所 (PEI)、
イ
スラエル保健省に対してこの戦略を活用し
ています。
さらにPluristemのパートナー企
業が、オーストラリアおよび韓国の規制機
関と協力し、
この規制戦略を展開していま
す。
知的財産権:
PluristemのIPポートフォリオは現在
60件の特許と、
140件の申請中特許を擁し
ています。Pluristemでは自社のIPを保護す
るため、
4階層からなる戦略を講じています
。
基盤となる階層は、
ワイズマン科学研究所
とテクニオン-イスラエル工科大学で最初
に開発された、
当社所有の3D細胞増殖テク
ノロジーに関連するコア特許の購入を含ん
でいます。
また、ASCの3D増殖技術におけ
る当社の技術革新について、
更なる特許申
請が行われています。
これらの技術には、
細
胞生産と送達プランを支える、培養方法や
専用機器も含まれます。
第2の階層は、
当社
の3D技術により生産される独自のPLX細胞
に関連する
「物質組成」
特許を申請すること
が中心です。
第3の階層は、
Pluristemが発明
した独自の器具や装置に関連する特許の
申請、
また第4の階層は、
さまざまな適応に
対するPluristemのPLX細胞の治療利用に
関連した「治療方法」特許の申請を含みま
す。
Pluristem の優位性:
2件のフェーズI/II臨床試験で、
PLX-PAD
細胞の安全性を確認済み
PLX細胞は、
さまざまな炎症性・虚血性
の病的状態に対し、
数多くの治療タンパ
ク質を放出する薬剤送達プラットフォ
ームである
Pluristemの新しい専有3D増殖技術に
より、PLX-PADやPLX-R18などのさまざ
まなPLX製品の製造が可能。
これらの「
用途に合わせた」
PLX細胞製品は、
抗炎
症性や血管形成性、組織再生性、細胞
保護特性などの固有の特性を備えた、
特異的なセクレトームを有している
この3D増殖プロセスを活用することに
より、
Pluristemは、
同等数の細胞を成長
させるのに従来の2Dアプローチに比べ
て数分の1のコストで、商業用ベースの
量のPLX細胞を生産することができる
PLX細胞の投与には、
ドナーと患者の適
合マッチングは必要がなく、市販在庫
製品である
包括的な知的財産権カバー (60件の認
可特許と140件を超える申請中特許)
臨床開発計画が、
FDA、
ドイツのポール
・エールリッヒ研究所 (PEI)、
イスラエル
保健省、韓国の食品医薬品安全性省、
オーストラリア管轄機関によって認可さ
れている
GMP認定の製造施設により、
バッチごと
の均質性と、PLX細胞治療の大量生産
能力が確保される
米国インベスター・リレーションズ
Karine Kleinhaus, M.D.
北米地域部門担当バイスプレジデント
Tel: +1 (914) 512-4109
[email protected]
Pluristem Therapeutics Inc., MATAM Park, Bldg. #5 Haifa 31905, Israel
www.pluristem.com
この文書に含まれている情報は、
提供を構成するものではありません。
当社の株の購入を検討される方
は、
リスク因子を注意深く検討してください。
この文書に記載されている情報は、
部分的な情報に過ぎま
せん。
完全な情報は、
SECへの届出文書 (www.sec.gov) をご覧ください。
06/16
事業開発
Hillit Mannor Shachar, M.D.
事業開発担当バイスプレジデント
Tel: +972 (74) 710-7264 / 8600
[email protected]
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