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平成24年度(2012)
平成24年度(2012) 建 学 の 精 神 高度な専門学術知識に裏付けられた実践力を有する有能な人材を 教育・養成し、 地域社会及び社会全体の発達・発展に貢献する 教 育 理 念 現実に立脚した学術の研究と教育を通じて、明日の社会を開く学識 と実務能力を兼ね備えた指導的人材の育成を目指し、時代の進展に 対応し得る広い視野と創造性をつちかい、誠実にして協調性のある心 身ともに豊でたくましい実践力を持った人材を養成する 教 育 目 標 情報化社会の進展に主体的に取り組むことのできる人材を養成 することを目的とする ―2― アドミッションポリシー(admission policy 入学者受入方針) カリキュラムポリシー(curriculum policy 教育課程の編成・実施の方針) ディプロマポリシー(diploma policy 卒業認定・学位授与に関する方針) ① 大学教育を受けるに相応しい基礎能力や体験を備え、本学での教育を通じて 社会人としての一層の成長が期待できる学生を受け入れる。 ② 実践を重視した演習課題に、積極的にとりくむ意欲のある学生を受け入れ る。 ③ 地域社会との交流に関心を持ち、将来、社会全体の発達・発展に貢献する事 に使命感を持つ学生を受け入れる。 本学は、所定の単位を修得し、以下のような「実践力」を身につけた学生に対 して、その卒業を認定する。 ① 高度な学識と実務能力に基く実践力 ② 時代の進展に対応し得る広い視野と創造性をもつ実践力 ③ 社会に貢献することのできる実践力 高等学校等において学ぶ国語、外国語、数学などの教科について基礎的な知識 を備え、具体的な読解力、表現力、思考力、理解力を身につけており、以下のい ずれかの志をもっている者 ① コンピュータやネットワークに興味があり、情報技術をしっかり学んでIT の専門家になりたい者 ② ゲームやCG、映像、音楽などのマルチメディア関連の分野に興味があり、 創造・制作の世界をめざす者 ③ 社会のあらゆるところで使われている情報システムづくりや運用に関心があ り、情報社会で活躍したい者 ―3― システムコースとメディアコースの2コースに分けてカリキュラムを設定し、 それぞれが目標とする情報化のリーダーを目指した履修モデルを提示して履修指 導を行う。 ① 実習・演習の科目を充実し、実践力の養成に重きを置く。 ② 学生が主体的に取り組むプロジェクト演習科目を設定し、開発プロセスを実 体験させ、成果としての社会貢献を目指す。 情報学部は、以下に示すいずれかの能力を身につけた学生に対して、学士(情 報学)の学位を授与する。 ① 情報技術について、高度な学識に裏付けられた基本的で汎用性のある知識と 実務能力を有する。 ② 豊かな人間性に基づいて他者と協調し、情報学の知識と技術を活用しながら 問題解決にあたることができる。 ③ システムまたはメディアについての専門的な実務能力を有し、社会での情報 化のリーダーとしての活躍が期待できる。 ―4― この「履修の手引」は、学生諸君が4年間にわたって本学で学修し、授業を履修 して単位を修得するうえで必要な事項をまとめた手引きです。 奈良産業大学情報学部では、学修に必要な教育科目として、数多くの講座を開設 しています。学生諸君は、自分の目標や興味・関心に基づき、本学の定める一定の 規則やルール(履修規程)に従って、履修する授業科目を選択し、時間割を編成し てください。主体的に立案した履修計画に従って、授業を欠くことなく履修を完遂 することが重要です。自己責任において計画を立て学修することは、大学教育の大 きな柱の一つです。 学修においては一定の成果を修め、卒業認定に必要な単位を修得していかねばな りません。この「履修の手引」及び「授業時間割表」を熟読して、効果的な履修計 画を立て、有意義な学修ができるよう期待しています。 ―5― 平成24年度(2012)学年暦及び行事予定表 前 期 日 月 火 水 木 金 1 2 3 4 5 6 8 9 10 11 12 13 15 16 17 18 19 20 22 23 24 25 26 27 29 30 行 事 予 定 土 7 3日(火) 14 <1年次生> 入学式 21 4日(水) 28 4日(水)∼10日(火) 学内オリエンテーション 5日(木)・6日(金) 4月 集中導入教育 学外オリエンテーション(1泊2日) 9日(月) 履修登録・健康診断 11日(水)∼20日(金) 教科書販売 11日(水) 前期授業開講 30日(月) 授業実施日 <2年次生以上> 5月 6月 7月 8月 9月 4日(水) 健康診断 11日(水)∼20日(金) 教科書販売 11日(水) 前期授業開講 30日(月) 授業実施日 1 2 3 4 5 2日(水) 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 30日(月) 29 30 31 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 12 13 14 15 16 17 19 20 21 22 23 24 26 27 28 29 30 31 11 7日(火)∼9月20日(木) 18 7日(火)∼8日(水) 25 20日(月)∼21日(火) 27日(月)∼29日(水) 夏期休暇 前期追試験手続き 前期再試験手続き 前期追・再試験 2 3 4 5 6 7 9 10 11 12 13 14 16 17 18 19 20 1 11日(火)∼15日(土) 8 11日(火) 15 12日(水) 13日(木) 14日(金) 21日(金)∼27日(木) 20日(木) 前期面談及び成績配付期間(全学年対象) 履修登録(4年次以上) 履修登録(3年次) 履修登録(2年次) 履修登録(1年次) 教科書販売 前期卒業証書・学位記授与式 全日休講(4月30日の振替) 前期授業終了 31日(火)∼8月6日(月) 前期試験 ―6― 後 期 日 9月 10月 11月 23 月 火 水 木 金 行 事 予 定 土 21 22 21日(金) 後期授業開講 保護者懇談会 24 25 26 27 28 29 9月下旬 1 2 3 4 5 6 30 7 8 9 10 11 12 13 12日(金) 三室祭準備(授業実施) 14 15 16 17 18 19 20 13日(土)∼14日(日) 三室祭 21 22 23 24 25 26 27 15日(月) 三室祭後片付け(授業実施) 28 29 30 31 1 2 3 1日(木) 創立記念日 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 2 3 4 5 6 7 8 1 12月 1月 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 21日(金) 23 24 25 26 27 28 29 22日(土)∼1月6日(日) 冬期休暇 30 31 1 2 3 4 5 7日(月) 年内授業最終日 年明け授業開講 6 7 8 9 10 11 12 8日(火)∼9日(水) 全日休講 13 14 15 16 17 18 19 17日(木) 卒業論文提出締切 20 21 22 23 24 25 26 18日(金) 27 28 29 30 31 全日休講(センター試験準備) 19日(土)∼20日(日) センター試験 28日(月) 後期授業終了 29日(火)∼2月4日(月) 後期試験 2月 3月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 5日(火)∼6日(水) 10 11 12 13 14 15 16 14日(木)∼15日(金) 成績発表(卒業年次生) 再試験手続き 17 18 19 20 21 22 23 21日(木)∼25日(月) 後期追試験・再試験 24 25 26 27 28 1 2 3 4 5 6 7 8 9 4日(月) 10 11 12 13 14 15 16 8日(金) 卒業判定会議 17 18 19 20 21 22 23 25日(月) 卒業式・学位記授与式 24 25 26 27 28 29 30 27日(水)∼29日(金) 31 後期追試験手続き 後期追試験・再試験成績発表(卒業年次生) 27日(水) 後期面談及び成績配付期間(全学生対象) 履修登録(新2年次生) 28日(木) 履修登録(新3年次生) 29日(金) 履修登録(新4年次生以上) ―7― 目 次 教 育 課 程 1.教育課程(カリキュラム) (1)教育課程(カリキュラム)について ………………………………… 13 (2)単位制について ………………………………………………………… 13 履 修 登 録 【履修の手引】 2.履修登録 (1)履修登録の流れについて ……………………………………………… 15 (2)履修制限について ……………………………………………………… 16 (3)履修登録手順 …………………………………………………………… 17 3.授 業 (1)授業時間について ……………………………………………………… (2)休講について …………………………………………………………… (3)臨時休講について ……………………………………………………… (4)補講について …………………………………………………………… (5)出欠席について ………………………………………………………… (6)オフィス・アワーについて …………………………………………… 20 20 20 21 21 22 4.試 験 (1)試験受験の心得について ……………………………………………… (2)定期試験について ……………………………………………………… (3)論文(レポート)試験・提出について ……………………………… (4)追試験について ………………………………………………………… (5)再試験について ………………………………………………………… (6)不正行為(カンニング)について …………………………………… 22 23 23 26 26 27 5.成 績 (1)成績評価について ……………………………………………………… 28 (2)成績発表について ……………………………………………………… 28 (3)成績通知書と修得単位について ……………………………………… 28 6.卒業の要件 (1)卒業の要件について …………………………………………………… 29 (2)卒業所要単位一覧について …………………………………………… 29 7.GPA制度について (1)GPA制度導入の趣旨 …………………………………………………… (2)GPAの算出式 …………………………………………………………… (3)GPAの算定基準 ………………………………………………………… (4)GPA算出例 ……………………………………………………………… (5)履修登録科目の変更・取消 …………………………………………… (6)履修変更・取消ができない科目 ……………………………………… (7)GPA値の確認方法 ……………………………………………………… ―9― 30 30 30 31 31 31 31 授 業 試 験 成 績 卒 業 の 要 件 G P A 制 度 教 職 課 程 単 位 認 定 履 修 規 程 授 業 科 目 表 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス (8)GPA値の学内利用 ……………………………………………………… 31 8.教職課程 (1)教職課程の概要 ………………………………………………………… (2)免許状の種類と免許教科 ……………………………………………… (3)教育職員免許状の授与を受けるための基礎資格と最低修得単位数 … (4)教職課程履修登録 ……………………………………………………… (5)履修登録制限単位 ……………………………………………………… (6)教職課程の科目 ………………………………………………………… (7)教職課程科目の履修について ………………………………………… (8)教育実習 ………………………………………………………………… 32 32 32 33 33 33 37 37 9.各種資格取得による単位認定 (1)資格単位化の条件 ……………………………………………………… 38 (2)申請方法と期限 ………………………………………………………… 39 (3)単位化対象資格及び単位化の方法 …………………………………… 39 【情報学部履修規程】 情報学部履修規程(平成23年度以降入学生対象)…………………………… 情報学部履修規程(平成19∼22年度入学生対象)…………………………… 情報学部編入学生用履修規程 (内規)………………………………………… 情報学部編入学生用履修規程 (内規) (平成24年度3年次編入学生対象)… 情報学部資格取得による単位認定規程(平成23年度以降入学生対象)…… 情報学ゼミ実施要領 …………………………………………………………… 情報学演習実施要領 …………………………………………………………… プロジェクト演習実施要領 …………………………………………………… 演習科目実施要領 ……………………………………………………………… 情報学関連科目についての取り扱い ………………………………………… 情報学部教育職員免許取得細則 ……………………………………………… 42 46 50 50 51 52 53 54 57 58 59 【情報学部授業科目表】 情報学部情報学科授業科目表(平成23年度以降入学生対象)……………… 65 情報学部情報学科授業科目表(平成19∼22年度以降入学生対象)………… 69 平成24年度 他学部開講科目 ………………………………………………… 73 【情報学部講義要項・シラバス】 共通教育科目…………………………………………………………………… 81 専門教育科目…………………………………………………………………… 129 教職課程に関する科目 ………………………………………………………… 189 他学部開講科目………………………………………………………………… 197 【情報学部履修モデル】……………………………………………………………… 207 ― 10 ― 履修の手引 この項には、学生諸君が奈良産業大学情報学部で学修して いくうえで、必ず知っておかなければならない基本的な事項 についての説明が記載されています。 授業が始まるまでに、これらの事柄をよく理解しておいて ください。 履 修 の 手 引 教 育 課 程 大学において開設される授業科目は、学部・学科の専門に関する科目と、幅広 く深い教養を培う科目に分類されます。これらの授業科目を必修科目・登録必修 科目・選択科目に分けたり、各年次に配当したり、一週間あたりの時間数を決め るなどして編成したものを教育課程(カリキュラム)といいます。 大学では、高等学校と違い「単位制」が大きな役割を担っています。 本学で開講している授業科目には、それぞれに「単位数」が定められています。 学生諸君は、授業科目を履修し、その成績が合格点(60点以上)であれば、その 所定単位が認定され、単位を修得したことになります。修得した単位数の合計が 卒業に必要な単位数を満たし、かつ、在学期間が4年以上となった時点で卒業す ることができます。 単位数については、文部科学省の定める大学設置基準によって、45時間の学修を 必要とする内容を1単位とするとされています。ただし、ここで言う学修とは、授 業時間に加えて、予習・復習及び研究等のための自学自習の時間を含みます。自学 自習の時間を保証するために、大学では高等学校までと違って授業の入っていない 時間帯があるのです。 以下、学修の典型的なパターンのいくつかを示します。なお、1回分の授業を1 コマと数え、1コマ90分を2時間として計算します。 <週1コマ・半期1単位の科目> ●学修時間:45時間×1単位=45時間 うち、授業時間:(前期15週×2時間)または(後期15週×2時間) =半年間30時間 自学自習の時間:半年間15時間 授業30時間 自学自習15時間 半年間45時間 1週間に1コマ2時間(90分)を15週 <週1コマ・半期2単位の科目> ●学修時間:45時間×2単位=90時間 うち、授業時間:(前期15週×2時間)または(後期15週×2時間) =半年間30時間 自学自習の時間:半年間60時間 授業30時間 自学自習60時間 1週間に1コマ2時間(90分)を15週 ― 13 ― 半年間90時間 <週1コマ・通年4単位の科目> ●学修時間:45時間×4単位=180時間 うち、授業時間:(前期15週×2時間)+(後期15週×2時間)=1年間60時間 自学自習の時間:1年間120時間 授業60時間 自学自習120時間 1年間180時間 1週間に1コマ2時間(90分)を30週 <週2コマ・半期4単位の科目> ●学修時間:45時間×4単位=180時間 うち、授業時間:(前期15週×4時間)または(後期15週×4時間)=半年間60時間 自学自習の時間:半年間120時間 授業60時間 自学自習120時間 1週間に2コマ4時間(180分)を15週 ― 14 ― 半年間180時間 大学では、授業を受講するにあたって、まず履修登録をしなければなりません。 履修登録をしていない科目を受講しても単位は認定されません。履修登録にあ たっては、各自の学習計画に基づいて、十分に検討してください。 成績発表・資料配付(学年別) 時間割表の確認・訂正 ◆各自で時間割表(学生毎時間割表 の問い合わせ)を表示させ確認す る。時間割表のプリントアウトも する。 ◆成績通知書 ◆「履修の手引」「学生生活の手引」 ◆時間割(学部別) 授 業 開 講 ◆教科書一覧(学部別) ◆履修登録をした授業には必ず出席 すること。 ◆その他学部別資料 履修相談・ガイダンス 訂正なし 訂正・不備 あり 登録完了 訂正・不備の修正 ①ゼミ別個人面談 ②学年別オリエンテーション ◆各自で時間割表 を修正する。 ③学部相談コーナー ④オフィス・アワー 時間割表再確認 ◆各自で時間割表 を再確認する。 履修登録(Campus Avenue 教務サービス) システムより、2つの機能から登録 登録完了 が可能です。 授 業 開 講 ◆履修登録をした授業には必ず出席 すること。 ◆時間割からの登録 ※いったん登録した科目の変更と取消については、P31を参照のこと。 ― 15 ― 教 育 課 程 履 修 登 録 履修計画の注意点 1.「履修の手引」をよく読み、履修のルール(履修方法や履修規程)をよく知ること。 2.「履修の手引」をよく読み、講義の内容や概要をつかむこと。 3.将来の目標に合わせて、必要とする授業科目を選択すること。 4.年度初めに行われる学年別オリエンテーションには必ず出席すること。 5.各自の成績通知書を確認し、結果をふまえて履修計画を立てること。 6.必修科目は必ず登録すること。 前年度の必修科目が修得できなかった場合は再履修すること。 7.選択科目についてもそれぞれの履修区分や単位修得条件について注意してください。 8.卒業必要単位をギリギリ修得するのではなく余裕ある単位修得計画が必要です。 履修できる授業科目数は、その授業科目の合計単位数で制限されており、年次 ごとに1年間又は半期に履修登録可能な授業単位数の上限が決められています。 この履修制限は、予習・復習等の自習時間を十分にとれるようにし、自ら学修を 深めていってもらうためのものです。 履修制限の単位数は次表のように定められており、この単位数を超えて履修す ることはできません。履修登録の際には、卒業までの履修計画と合わせて履修制 限内で考えてください。 なお、教職課程を希望する学生に関しては、下記の特別措置があります。また、 単位化対象資格の取得に伴なって認定された単位は、下表の履修制限には含まれ ません。 ■情報学部 情報学科 履修制限単位 学年 単位数 1年次 2年次 3年次 4年次以上 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期 22 22 22 22 26 26 26 26 ― 16 ― 履 修 登 録 ― 17 ― ― 18 ― 履 修 登 録 ― 19 ― 1回の講義・演習時間は90分です。通常、月曜日∼金曜日は5時限で、土曜日 は授業を行いません。特に補講等のある場合、月曜∼金曜の5時限目(授業が行 われない日)・6時限目や土曜日があてられます。 校時表 時 限 1 2 3 4 5 6 時 間 9:00∼10:30 10:40∼12:10 昼 食 13:00∼14:30 14:40∼16:10 16:20∼17:50 18:00∼19:30 大学の事情(学園祭等)や担当教員のやむを得ない理由(病気、出張、学会等) により、休講になることがあります。 休講通知は、原則として1週間前に掲示します。ただし、急な事情のときは、 やむを得ず当日に掲示されることもありますので、登校時には常に掲示板を確認 するようにしてください。 また、休講の掲示もなく、授業開始時刻から30分過ぎても、担当教員が来室し ない場合は、学務課に連絡して指示を受けてください。 なお、休講通知は本学 We b ページ(キャンパスアベニュー)でも確認できま す。アドレス及びパスワードは学内配付用紙又は掲示等で確認してください。 下記のア∼ウの場合は、臨時休講となります。学生は各自で情報を的確に収集 し、それぞれの判断で下記の定めに従って行動してください。その際、大学への 問い合わせはしないでください。 下記に示すいずれかの交通機関がストライキを行った場合、次の時限が休講 となります。 ①午前7時の時点で実施されている場合: 午前の授業(1・2時限)を休 講とする。 ②午前10時の時点で実施されている場合: 午後の授業(3・4・5時限) も休講とする。 ― 20 ― 鉄道会社 近 鉄 J R 対 象 に な る 路 線 全 線 関西本線〔大和路線〕 JR難波−天王寺−奈良−加茂 和歌山線 和 歌 山 − 高 田 − 王 寺 桜井線 奈 良 − 桜 井 − 高 田 − 王 寺 に発令された場合、次の時限が休講となり 暴風警報が ます。ただし、大雨洪水警報は対象外です。 ①午前7時の時点で警報が発令されている場合:午前の授業(1・2時限) を休講とする。 ②午前10時の時点で警報が発令されている場合:午後の授業(3・4・5時 限)も休講とする。 奈良県の天気予報 TEL. 0742−177 大阪府の天気予報 TEL. 06−177 本学の特殊事情として、大和川の増水でJR関西本線(天王寺∼王寺間)が 不通になった場合、上記のアの通り休講します。 交通機関のストライキ及び暴風警報発令に伴う授業の休講措置について スト実施及び暴風警報発令時刻 AM 7:00 以前に解除 AM 10:00 までに解除 AM 10:00 を過ぎても解除されない 授業の措置 休講しない 午後(3・4・5時限)から授業 全日休講 ※通学途中、通学が危険かつ困難となった場合は、各自の判断で危険等を回 避したのち、学務課に届け出てください。 休講等によって授業時間数が規定時間数に満たない場合に、補講を行うことが あります。 補講は、月曜日∼金曜日の5時限目(授業が行われない日)・6時限目又は土 曜日に行います。補講の日程・教室・時間等は、全て掲示板で指示します。 授業は勿論のこと、大学行事への参加は学生の本分です。本学では授業への出 席を重視しており、授業回数の3分の2以上の出席を単位修得の要件としていま ― 21 ― 授 業 す。そのため、次のようなやむを得ぬ理由で授業を欠席する場合は、担当課へ申 し出て「公欠届」 、 「公欠願」及び「長期欠席届」の手続きを行ってください。 なお、公欠を許可された学生は、公欠届または公欠願を、許可後2週間以内に 当該授業科目担当教員に提出してください。 欠席理由 お葬式・通夜 〔父母 (養父母を含む) ・祖 父母・実兄弟姉妹)〕 届 公欠届 (忌引) 必要書類等 手続き先 会葬御礼等の書類と印鑑 〔父母(養父母を含む)3日以内・祖 父母1日以内・実兄弟姉妹2日以内〕 学務課 法定伝染病(学校保健法 公欠届 医師の診断書と印鑑 施行規則第19条に規定) (法定伝染病) 学務課 交通機関の事故・ストラ イキ等 遅延証明書等と印鑑 学務課 官公庁による被災証明書と印鑑 学務課 印鑑 学務課 医師の診断書と印鑑 学務課 災害等 教育実習・実習に係る事前 訪問・単位互換協定の試験 病気・怪我等による 1週間以上の長期欠席 公欠届 公欠届 (災害等) 公欠届 長期欠席届 本学が認めるボランティア 活動に参加 公欠願 印鑑 学生支援 センター 国、県または本大学を代 表して、諸行事に参加 公欠願 印鑑 学生支援 センター 本学課外活動において公 式試合及び行事等に参加 公欠願 事前にスポーツ振興課に届出ておく スポーツ振興課 こと(同好会は対象外) 就職試験等を受験するとき 公欠願 (就職) 企業が発行した就職試験の受験を 証明するもの 就職課 オフィス・アワーとは、教員が指定した曜日・時間帯に学生が自由に研究室を 訪れ、授業内容・学修上の問題等について質問や相談ができる制度です。 各教員が指定した曜日・時間帯は、新学期当初に掲示します。授業担当の教員 を始め、多くの教員に、授業や学生生活に関することなどを相談してください。 なお、相談に際してはマナーを心がけ、有効に活用してください。 本学の試験には、定期試験、論文(レポート)試験、追試験及び再試験があり ます。なお、この他に担当教員の判断で小テスト等の臨時試験を実施する場合も あります。 受験に際しては、次の注意事項を厳守してください。 ― 22 ― ① 学生証を机上に置き、公正な態度で受験すること。 ② 学生証・筆記用具・時計等の許可された物品以外は、すべてかばんの中に 入れる。 ③ 携帯電話は電源を切り、かばんの中にいれる。 ④ 試験開始後20分が経過した場合には入室することはできない。また、試験 開始後、30分が経過するまでは退室することはできない。 ⑤ 出席不良等で受験停止を命じられている者は、受験することができない。 ⑥ 履修登録をしていない科目は、受験することができない。 ⑦ 質問がある時は、手を挙げて試験監督者に知らせる。 ⑧ 許可された物以外のものが机上または机の中にある時は、不正行為とみな す場合がある。 また、物品の貸借は認めない。 ⑨ 解答用紙を試験場外に持ち出した場合は、当該試験を無効とする。 ⑩ 試験中に不正行為を行った者は、厳しい処分を科す。 試験当日、学生証を忘れた場合 2号館学務課付近の自動証明書発行機で『仮学生証』(100円)を購入し、試験科目名、 試験教室を記入して、机上に置くこと。 ※『仮学生証』は発行当日のみ有効 ※年間10枚のみ発行 ※使用後は学務課に必ず返却すること 定期試験とは期間を定めて行う試験のことであり、試験期間は以下の通りです。 ①前期試験(7月下旬から) ②後期試験(1月下旬から) 試験期間は毎年度、学年暦によって決定されます。 定期試験の時間割表は、試験の1週間前までに1号館、2号館及び5号館1階 掲示板に掲示します。また、本学Webページで発表するほか、学務課窓口で試験 時間割用紙を配布します。なお、試験時間割用紙の配布は、なくなり次第終了し ます。 試験教室は通常授業の教室とは異なる場合があります。試験教室についても、 試験の1週間前までに1号館、2号館及び5号館1階掲示板に掲示します。試験 当日に慌てないように必ず確認しておいてください。 授業科目によっては、論文(レポート)試験によって成績評価を行う場合があ ります。この場合、レポート提出はあくまでも定期試験の代わりとなるものです ― 23 ― 授 業 試 験 から、提出期限や条件は厳格に守ってください。論文(レポート)試験は、担当 教員が直接授業中で指示する場合と、掲示板を通して指示する場合があります。 また、試験とは別に、授業担当者からレポート課題が課せられることがありま す。この場合、担当教員が授業中に直接指示します。 特に担当教員の指示がない限り、次ページの様式でレポートを提出してくださ い。 ― 24 ― 論文(レポート)試験のレポートの作成及び提出方法 用 紙 担当教員が指示した大きさの用紙を使用する。 A4判 A4判 レポート用紙 原稿用紙 表 紙 本学所定の表紙をつけてください(本学ウェブページよりダウン ロード) 。記入例を参考にボールペン又は万年筆で記入すること。 http://www.nara-su.ac.jp/target/report.html <表紙記入例> ホッチキスで 2ヶ所止める 授業科目名 試 験 授業科目名 ○○論 レポートの 題名を記入 ×××××について 授業担当 授業担当 □□先 生 提出年月日 201△ 年 ○ 月 ○ 日 奈良産業大学 127345 情報 学部 情報 学科 学籍番号 氏 名 奈良 産太郎 学務課 控えになる ので保管し ておくこと 受付印 授業科目名 ○○論 (レポート提出票・学生控) 奈良産業大学 学籍番号 氏 名 綴じ方 提出期限 提出先 学務課 受付時間 127345 学務課 受付印 奈良 産太郎 上部2ヶ所をホッチキスで綴じてください。 指定された提出期日・時刻は厳守することが必要です。 締切後の提出は一切、受理できません。 指定された所へ提出してください。 (指定された提出先以外では受理できません) ①担当教員 ②講義時間中もしくは授業担当者の研究室 ③学務課窓口 ◎平日 午前 9:00∼12:00 午後 1:00∼ 4:00 ◎土曜 午前 9:00∼12:00 ・・・・・・・・・・・・・・・ 郵送では一切、受理できません。 この時間内でも特に担当教員の締切時刻がある場合は、その締切 時刻以降は一切、受理できません。 ― 25 ― 追試験とは、やむを得ない正当な理由によって定期試験当日に受験できなかっ た学生又は論文(レポート)試験でレポートを提出することができなかった学生 に対して定期試験期間後に実施する試験のことをいいます。 追試験を希望する場合は、理由を証明する書類を添えて期間内に学務課に申し 込んでください。 追試験の日程・試験教室については1号館外の掲示板に掲示します。 なお、 「スポーツ関連科目」 、平成19∼22年度入学生の演習科目及びプロジェク ト演習、平成23年度以降入学生の演習科目、実験科目、ゼミ科目及びプロジェク ト演習の追試験は行いません。 欠席理由 証 明 書 疾病等 医師の診断書 (病気・怪我等) 忌引 就職試験 交通障害 備 考 家族の病気の付き添い等は認めません。 死亡に関する公的証明書 (写しでも可) 企業等が発行した就職試験 受験を証明するもの 遅延証明書・事故証明書 災害(地震・台風・ 官公庁による被災証明書 火災・水害等) その他(本人の不 注意によらない 公的な証明書 理由であること) 父母(養父母を含む)3日以内・祖父母1日 以内・実兄弟姉妹2日以内。 法事による欠席は認めません。 会社訪問、セミナー、研修等は認めません。 20分以内の遅延は認めません。 バイク、マイカー使用に起因する交通事 故及び交通渋滞による遅刻は認めません。 本人又は家族の居住地が被災した場合に 限ります。 事前に判明している場合は、学務課に問 い合わせてください。資格試験等は認め られません。 追試験を受験するためには、上表のように、当該試験を受験できなかったこと が公的な証明書により明確に証明されなければなりません。例えば、診断書に証 明されている日時が試験日時と一致しない場合は、受付できませんので注意して ください。 公的な証明書が添付されていなければ、理由の如何を問わず、追試験を受験す ることができません。例えば、風邪などにより、自宅で療養していた場合におい ては、医師の診断書がないために受付できません。必ず医師の診断を受けておく ことが必要です。 忌引、就職試験、災害などによる欠席において遠隔地にいた場合は、往復のた めの所要日数も考慮しますので学務課に申し出てください。 再試験とは、定期試験等を受験し、不合格となった科目に対して、当該学期末 ― 26 ― に再度実施する試験のことをいいます。再試験の対象者及び対象科目は、下記の 「再試験の受験資格等について」を参照してください。 再試験の受験希望者は、期日内に「再試験願」を学務課に提出しなければなり ません。 再試験料は、1科目1,000円です。 再試験の日程・試験教室については、1号館外の掲示板に掲示します。 [1]外国語科目 外国語科目が不合格になった学生は、その学期末に再試験を受けるこ とができる。 (受験資格・科目) ①出席不良で教授会が不適当と判断した科目の受験は認めない。 ②追試験で不合格となった科目の受験は認めない。 ③必修の外国語科目のみとする。 [2]専門教育科目 定期試験等を受験して不合格となった専門教育科目については、その 学期末に再試験を受けることができる。 (受験資格・科目) ①出席不良で教授会が不適当と判断した科目の受験は認めない。 ②追試験で不合格となった科目の受験は認めない。 ③情報学部開講の専門教育科目のみとする。 ④平成19∼22年度入学生の演習科目及びプロジェクト演習、平成23年度 以降入学生の演習科目、実験科目、ゼミ科目及びプロジェクト演習 の再試験は行わない。 試験中の次の行為は、不正行為とみなします。 ① カンニングペーパーまたはこれに類似するものを試験中に所持または使用す ること。 ② 他人に受験させ、または他人の代わりに受験すること。 ③ 他人の答案をのぞき見することまたは故意に見せること。 ④ 答案用紙を交換すること。 ⑤ 持込みを許可されていない物品を参照すること。 ⑥ 他の受験者と私語をすること。 ⑦ 物品の貸借をすること。 ⑧ 試験監督者の指示に従わないこと。 ⑨ その他不正行為を疑われるような行為をすること。 不正行為があった場合は所定の手続きを経て、当該学期に履修登録した全授業 ― 27 ― 試 験 科目の単位を無効とします。ただし、演習科目・実技科目についてはこの限りで はありません。 成績は100点を満点とし、60点以上を合格とします。履修した科目の成績評価 は筆記試験・論文・レポート・実技テスト・出席状況その他、授業担当者の定め る評価基準により行われます。 通年科目の最終成績は前期の成績と後期の成績とで評価されますので、前期の 成績が思わしくなかったからといって落ち込まず、前向きに後期の講義に取り組 んでください。なお、通年科目には、前期の成績発表時に点数発表が行われる科 目と行われない科目があります。 成績通知は科目ごとに、次の評価によって発表します。 5 段 階 評 価 − 点 数 90点∼100点 80点∼ 89点 70点∼ 79点 60点∼ 69点 0点∼ 59点 評価不能 評 価 秀 優 良 可 不可 欠課 成績通知書 成績証明書 単 位 秀 秀 優 優 単位認定(修得) 良 良 可 可 不可 表示しない 単位不認定(不修得) 欠課 表示しない ※「欠課」とは、試験欠席、レポート未提出及び出席不良等の理由で単位不認定 の場合をいう。 成績発表は、原則として、学期末(前期末又は後期末)に成績通知書を学生個 人に配付することによって行います。成績発表の日程については、学年暦又は掲 示板で確認してください。 また、成績に関する問い合わせは、成績発表後2週間以内に学務課に申し出て、 「成績評価問い合わせ票」に必要事項を記入のうえ、学務課に提出してください。 前期末の成績通知書には、その年度の通年科目は中間点で、前期で終了した科 目は評価(秀・優・良・可・不可・欠課)で示しています。 年度末の成績通知書には、その年度の成績(合・否)と入学年度からの単位修 得(合格)した科目の成績を示しています。 また、成績通知書には、科目別及び分野別の単位修得表も掲載されています。 指定された科目群の中から一定の単位を修得する必要がありますので、各自の成 績表と比較して、卒業に必要な科目が何かを知るうえでの参考にしてください。 ― 28 ― ※注意 ①前期の成績通知書 ○前期講義科目……確定した成績評価 .......... ○通年科目…………前期終了時点での素点(発表されない科目もあります) ○集中講義科目……確定した成績評価(8月中に授業が終了した科目のみ) ②後期の成績通知書 ○前期講義科目……前期に確定した成績評価 ○通年科目…………前期と後期の成績をもとに最終的に確定した成績評価 ○後期講義科目……確定した成績評価 ○集中講義科目……確定した成績評価 試 験 ※成績評価は、秀・優・良・可・不可・欠課で示す。 成 績 大学を卒業する要件は、大学設置基準で定められています。 本学情報学部では、卒業するために次の条件を満たす必要があります。 卒 業 の 要 件 ■情報学部 情報学科 1∼2年次生対象[平成23∼24年度(2011∼2012)入学生] 【システムコース卒業要件】 共 通 教 育 科 目 専 門 教 育 科 目 合 計 外国語科目 情報学ゼミⅢ・Ⅳ システム (必修) その他選択 小 計 (必修) コース科目 その他選択 小 計 40 ※4 44 8 40 ※32 ① 80 124 ① 【メディアコース卒業要件】 共 通 教 育 科 目 専 門 教 育 科 目 合 計 外国語科目 情報学ゼミⅢ・Ⅳ メディア (必修) その他選択 小 計 (必修) コース科目 その他選択 小 計 40 ※4 44 8 ① 40 ※32 80 ① ① … ※欄で規定以上修得した単位は矢印で示す区分に加えることができる。 ― 29 ― 124 ■情報学部 情報学科 3年次生以上対象[平成19∼22年度(2007∼2010)入学生] 共 通 教 育 科 目 必 修 選 択 小 計 4 40 44 専 門 教 育 科 目 必 修 選 択 小 計 8 72 80 合 計 124 平成23年度(2011)入学生から従来の成績評価に加えて、GPA(Grade Point Average)を導入します。 GPAとは成績評価方法の1つで、履修科目の成績の平均を数値化したものです。 また、ただ単位を修得すればいいということではなく、その質(成績の評価)も 重要となるため、学生の皆さんが自主的・意欲的に学修し、自分の学修成果を正 確に把握して、計画的な履修ができるよう導入します。 履修登録科目のうちGPA対象科目について、各科目の成績を、その成績評価 (秀・優・良・可・不可または欠課)に応じて5段階(4.0、3.0、2.0、1.0、0)に 分けて数値化した評価点(Grade Point)に単位数を掛けたものを総合計し、該 当科目の総単位数で割ることにより算出します。 [(対象科目の単位数)×(その科目の評価点)]の合計 GPA = ―――――――――――――――――――――――――――――――― 履修登録科目の単位数の合計 ※小数点以下第3位を四捨五入 合 格 判 定 不合格 無判定 その他 評 価 得 点 秀 優 良 可 不可 欠課 90∼100点 80∼ 89点 70∼ 79点 60∼ 69点 0∼ 59点 評価不能 転編入及び転学部、 単位互換、資格取得 等による認定科目 教職課程科目の一部 認定 ― 30 ― 評価点 (Grade Point) 4 3 2 1 0 卒業要件内 0 − − 卒業要件外 授業科目名 簿記の仕組みとビジネス プログラミング入門 キャリアデザインⅠ データベース基礎 ITリテラシー 憲法Ⅰ 経営史Ⅰ 計 単位数 2 2 2 4 1 2 2 15 成 績 秀 優 良 不可 可 欠課 優 評価点(GP) 単位数×評価点(GP) 4 8 3 6 2 4 0 0 1 1 0 0 3 6 13 25 [単位数×評価点(GP)の合計] ÷[単位数の合計] = GPA 25 ÷ 15 = 1.67 ※小数点以下第3位を四捨五入 GPA対象科目を履修すると履修放棄等により成績評価が「不可」または「欠課」と なった場合にも、0ポイントとして算出されてGPA値が下がります。そこで、履修 登録変更期間中に所定の理由書を学務課に提出し、履修登録科目の変更を申告す ることができます。ただし、変更の理由によっては、認められない場合もあります。 ので、 また、 よく考えたうえで申告をしてください。 履修登録科目の変更手続きは、下記期間中に所定の理由書に記入し、学務課窓 口に申告してください。 前期または後期履修登録後の履修科目変更期間:第1週目の授業終了時まで 前期または後期履修登録後の履修科目取消期間:第6週目の授業終了時まで 必修科目及び登録必修科目 導入基礎科目及び基礎英語科目 講義、演習がセットになっている科目の片方のみ 卒業要件外の科目(教職課程科目の一部) 履修制限科目(定員が充足した科目) GPA値の確認は成績・履修状況一覧表で確認できます。GPA値には、学期GPA と累積GPAがあり、学期GPAは当該学期のGPA値を、累積GPAは通算したGPA値 を示します。 奨学金受給資格基準・・・( 「学生生活の手引」参照) ― 31 ― 卒 業 の 要 件 G P A 制 度 卒業生代表選出基準 学長表彰等の実施 累積(4年間)GPA 3.5以上 修学指導等 本学では高等学校の教員を目指す者に対して、教職課程が設けられています。 情報学部の学生に、高等学校の教科「情報」の教員を目指す者に対して設けられ ています。情報学部の学生は、それを履修して高等学校の教科「情報」の免許状 を取得できます。 近年、生徒数の減少に加え、教員志望者が増加しているため、大学卒業時に教 員に採用される可能性は低く、教員への道は厳しいものがあります。 教員には次の世代の人材を育成するという重要な使命があり、そのため、十分 な専門知識を持つと同時に、優れた人格や指導力が要求されます。これらのこと を踏まえ、免許取得には多くの科目の履修が求められています。履修すべき科目 は、いずれも、上記の目的のために必要な科目であるとの認識を十分に持って、 相当な覚悟で科目の履修に取り組んでください。 教育実習は、教員になるにふさわしい専門の学力と勉学に対する態度を身につ けて、はじめて受けられるものと考えてください。なお、指定科目の他に、1∼ 2年次では共通教育科目の「人権を考える」3∼4年次では共通教育科目の「人 権問題」 、 「民族問題」の一部を履修するようにしてください。 本学に在学している学生の取得できる免許状の種類と免許教科は次の通りです。 学 科 情報学科 免許状の種類 高等学校教諭一種免許状 免許教科 情 報 『教育職員免許法』に定める最低修得単位数は下記の通りです。そのほかに 『教育職員免許法』第5条及び『教育職員免許法施行規則』第66条の6に定める 「日本国憲法」 (2単位) 、 「体育」 (2単位) 、 「外国語コミュニケーション」 (2単 位) 、 「情報機器の操作」 (2単位)が必要です。 所要資格 大学において取得することを必要とする専門教育科目の最低単位数 基礎資格 教科に関 教職に関 教科又は教職 規則66条の6 免許状 の種類 する科目 する科目 に関する科目 に定める科目 高等学校教諭 学士の学位 一種免許状 8 20 23 16 (情 報) を有すること ― 32 ― ① 教職課程履修希望者は3年次の履修登録期間中に「教職課程登録」の手続 きをしなければなりません。 ②何らかの理由で教職課程を辞退する場合は、学務課へ辞退の届け出をしなけ ればなりません。 教職課程希望者の履修登録制限単位は以下の通りです。 卒業要件科目 1年次 2年次 3年次 4年次以上 22単位 22単位 22単位 22単位 26単位 26単位 26単位 26単位 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期 教職に関する科目 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限 ①教育職員免許法施行規則第66条の6に定める科目 ■平成21∼22年度(2009∼2010)入学生 教育職員免許法施行規則第66条の6に定める科目 本学における免許状取得 免許法施行規則に定める に必要な必要最低単位数 科目及び単位数 左記に対応する開設授業科目 単位数 シラバス 配当 開講時期 平成24年度担当者 ページ 授業科目 単位数 科 目 単位数 必修 選択 2 日本国憲法 2 ○日本国憲法 2 1 後期 小林 112 2 体育 2 ○健康スポーツ演習 2 1 後期 西田 108 2 外国語コミュニケーション 2 別表第一備考 四号確認欄 2 情報機器の操作 ○英語(会話) (前) 1 1 前期 Dale Watkins 90 ○英語(会話) (後) 1 1 後期 Dale Watkins 91 ○文書作成演習 2 1 不開講 表計算演習 2 1 不開講 2 ※ 授業科目の○印は必修科目です。 ■平成23∼24年度(2011∼2012)入学生 教育職員免許法施行規則第66条の6に定める科目 本学における免許状取得 免許法施行規則に定める に必要な必要最低単位数 科目及び単位数 左記に対応する開設授業科目 単位数 シラバス 配当 開講時期 平成24年度担当者 ページ 授業科目 単位数 科 目 単位数 必修 選択 2 日本国憲法 2 ○日本国憲法 2 1 後期 小林 112 2 体育 2 ○健康スポーツ演習 2 1 後期 西田 108 ○英語会話Ⅰ 1 1 前期 Dale Watkins 90 2 外国語コミュニケーション 2 91 別表第一備考 四号確認欄 2 情報機器の操作 ○英語会話Ⅱ 1 1 後期 Dale Watkins ○ITリテラシーⅠ 1 1 前期 久米 84 ○ITリテラシーⅡ 1 1 後期 久米 85 2 ※ 授業科目の○印は必修科目です。 ― 33 ― G P A 制 度 教 職 課 程 ②教科又は教職に関する科目 ■平成21∼24年度(2009∼2012)入学生 学部・学科等の教育課程(教科又は教職に関する科目) 本学における免許状取得 免許法施行規則に定める に必要な必要最低単位数 科目区分等 左記に対応する開設授業科目 単位数 シラバス 配当 開講時期 平成24年度担当者 ページ 授業科目 単位数 単位数 必修 選択 教科又は教職 16 16 教科又は教職に関する科目 2 道徳教育論 3 不開講 に関する科目 ※「教科又は教職に関する科目」の単位修得において、「教科に関する科目」もしくは「教職に関する科目」において最低修得単位を超えて 修得した単位をこれに含めることができる。 ③教科に関する科目 ■平成21∼22年度(2009∼2010)入学生 学部・学科等の教育課程(教科に関する科目) 本学における免許状取得 免許法施行規則に定める に必要な必要最低単位数 科目区分等 左記に対応する開設授業科目 授業科目 単位数 シラバス 配当 開講時期 平成24年度担当者 ページ 単位数 単位数 情報社会及び情報倫理 ○情報学概論 2 1 前期 大原 131 ○情報倫理 2 2 後期 濱崎 135 ○情報と法 2 3 後期 土井 135 ○プログラミング基礎 2 1 前期 米川 132 GUIプログラミング 2 2 不開講 ○コンピュータアーキテクチャ 2 2 後期 大崎 138 アルゴリズムとデータ構造 2 2 前期 大崎 139 ○オペレーティングシステム 2 2 後期 多喜 160 植村 163 コンピュータ及び情報処理 (実習を含む) 情報システム 34 科目 ○データベース構築演習 4 3 通年 ○経営工学 2 2 不開講 ○情報ネットワーク概論 2 1 後期 米川 136 ○ネットワークプログラミング 2 2 前期 大崎 160 20 教科に関する (実習を含む) 単 位 単 位 情報通信ネットワーク (実習を含む) ○システム管理演習 4 3 通年 内田 163 情報セキュリティ 2 3 前期 蟻川 162 4 3 後期 羽太 173 ○映像制作演習 4 3 前期 門垣・山田 173 ○画像処理入門 2 1 前期 玉野 133 イラスト入門 2 1 不開講 ビジネス情報入門 2 1 不開講 ○ベンチャー企業論 2 3 前期 矢倉 169 マルチメディア制作 マルチメディア表現 及び技術 (実習を含む) 情報と職業 ※授業科目の○印は必修科目です。 ※「教科に関する科目」の単位修得において、20単位を超えた単位数は「教科又は教職に関する科目」に含めることができる。 ― 34 ― ■平成23∼24年度(2011∼2012)入学生 学部・学科等の教育課程(教科に関する科目) 本学における免許状取得 免許法施行規則に定める に必要な必要最低単位数 科目区分等 左記に対応する開設授業科目 配当 開講時期 授業科目 単位数 シラバス 平成24年度担当者 ページ 単位数 単位数 ○情報学基礎 2 1 前期 大原 131 ○情報と倫理 2 2 後期 濱崎 135 ○情報と法 2 2 後期 土井 135 ○プログラミング基礎 2 1 後期 蟻川 134 ○プログラミング入門 2 1 前期 米川 132 ○コンピュータアーキテクチャ基礎 2 2 後期 大崎 138 アルゴリズムとデータ構造 2 2 前期 大崎 139 ○オペレーティングシステム基礎 2 2 前期 米川 137 ○データベース基礎 2 2 後期 植村 141 20 ○ソフトウエア工学 2 3 単 位 データベース応用 2 3 ○ネットワーク基礎 2 2 後期 米川 136 ネットワークプログラミング 2 3 システム管理とメンテナンス 2 3 情報社会及び情報倫理 コンピュータ及び情報処理 (実習を含む) 情報システム 教科に関する 科目 34 (実習を含む) 単 位 情報通信ネットワーク (実習を含む) マルチメディア表現 ○ネットワーク応用 2 3 ○情報セキュリティ 2 3 映像制作Ⅰ 4 3 映像制作Ⅱ 4 3 及び技術 (実習を含む) 情報と職業 ○デジタル表現入門 2 1 前期 玉野 133 ○マルチメディア表現 2 2 前期 羽太 144 ○ベンチャー企業論 2 3 ※授業科目の○印は必修科目です。 ※「教科に関する科目」の単位修得において、20単位を超えた単位数は「教科又は教職に関する科目」に含めることができる。 ― 35 ― 教 職 課 程 ④教職に関する科目 ■平成21年度(2009)入学生 学部・学科等の教育課程(教職に関する科目) 本学における免許状取得 シラバス 免許法施行規則に定める科目区分等 左記に対応する 平成24年度 単位数 配当 開講時期 に必要な必要最低単位数 開設授業科目 単位数 科目 2 教職の意義等 に関する科目 6 教育の基礎理 論に関する科 目 教職に関する 科目 10 4 2 3 各科目に含める必要事項 ・教職の意義及び教員の役割 ・教員の職務内容(研修、服務 及び身分保障等を含む) ・進路選択に資する各種の機会の提供等 ・教育の理念並びに教育に関する歴史及び理想 ・幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学 習の過程(障害のある幼児、児童及び生 徒の心身の発達及び学習の過程を含む) ・教育に関する社会的、制度的又は経営的事項 ・教育課程の意義及び編成の方法 教育課程及び ・各教科の指導法 指導法に関す ・特別活動の指導法 る科目 ・教育の方法及び技術(情報機 器及び教材の活用を含む) 生徒指導、教 ・生徒指導の理論及び方法 育相談及び進 ・進路指導の理論及び方法 路指導等に関 ・教育相談(カウンセリングに関する基 礎的な知識を含む)の理論及び方法 する科目 総合演習 教育実習 27 ページ 担 当 者 単位数 2 6 6 ○教職概論 2 1 前期 吉村 191 ○教育原理 2 2 後期 吉村 191 ○教育心理学 2 2 後期 菅 192 ○教育法概論 ○教育課程論 ○情報科教育法Ⅰ ○情報科教育法Ⅱ ○特別活動の指導法 2 2 2 2 2 2 2 2 3 3 前期 前期 前期 集中 後期 談 吉村 廣田 廣田 廣田 192 193 193 194 194 ○教育の方法と技術 2 3 後期 廣田 195 ○生徒指導・進路指導 2 3 後期 古川 195 ○教育相談の理論と方法 2 3 前期 菅 196 1 不開講 4 集中 菅・廣田 196 4 2 3 ○教職総合演習 2 ○教育実習(含、事前事後指導) 3 23 ※ 授業科目の○印は必修科目です。 ※「教職に関する科目」の単位修得において、23単位を超えた単位数は「教科又は教職に関する科目」に含めることができる。 ■平成22∼24年度(2010∼2012)入学生 学部・学科等の教育課程(教職に関する科目) 本学における免許状取得 シラバス 免許法施行規則に定める科目区分等 左記に対応する 平成24年度 単位数 配当 開講時期 に必要な必要最低単位数 開設授業科目 単位数 科目 2 教職の意義等 に関する科目 6 教育の基礎理 論に関する科 目 教職に関する 科目 10 4 2 3 27 各科目に含める必要事項 ・教職の意義及び教員の役割 ・教員の職務内容(研修、服務 及び身分保障等を含む) ・進路選択に資する各種の機会の提供等 ・教育の理念並びに教育に関する歴史及び理想 ・幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学 習の過程(障害のある幼児、児童及び生 徒の心身の発達及び学習の過程を含む) ・教育に関する社会的、制度的又は経営的事項 ・教育課程の意義及び編成の方法 教育課程及び ・各教科の指導法 指導法に関す ・特別活動の指導法 る科目 ・教育の方法及び技術(情報機 器及び教材の活用を含む) 生徒指導、教 ・生徒指導の理論及び方法 育相談及び進 ・進路指導の理論及び方法 路指導等に関 ・教育相談(カウンセリングに関する基 礎的な知識を含む)の理論及び方法 する科目 教職実践演習 教育実習 ページ 担 当 者 単位数 2 6 6 ○教職概論 2 1 前期 吉村 191 ○教育原理 2 2 後期 吉村 191 ○教育心理学 2 2 後期 菅 192 ○教育法概論 ○教育課程論 ○情報科教育法Ⅰ ○情報科教育法Ⅱ ○特別活動の指導法 2 2 2 2 2 2 2 2 3 3 前期 前期 前期 集中 後期 談 吉村 廣田 廣田 廣田 192 193 193 194 194 ○教育の方法と技術 2 3 後期 廣田 195 ○生徒指導・進路指導 2 3 後期 古川 195 ○教育相談の理論と方法 2 3 前期 菅 196 4 2 3 ○教職実践演習 2 ○教育実習(含、事前事後指導) 3 4 4 23 ※ 授業科目の○印は必修科目です。 ※「教職に関する科目」の単位修得において、23単位を超えた単位数は「教科又は教職に関する科目」に含めることができる。 ― 36 ― 教職課程関連科目の登録は、原則として教育実習に参加し、所定の教育職員免 許状を取得することを前提とする。 ①「教育実習」 (3単位)について 『教育職員免許法』に基づき、免許状取得条件科目に「教育実習」があり ます。高等学校教諭の免許状を取得するには「教育実習」3単位の修得が必 要です。すなわち、 「教育実習」 (2単位)と教育実習実施前後の「事前事後 指導」 (1単位)を履修し、そのすべてに合格することが必要です。 ②「教育実習」の履修登録 教育実習受講有資格者は、4年次の履修登録期間中に「教育実習登録」の 手続きをしなければなりません。 ③「教育実習」の履修資格 a.当該年度( 「教育実習」実施年度4年次)において卒業見込みの者 b.前年度に教職課程登録等の所定の手続きを行っている者 c.前年度までに以下の科目の単位を修得している者 ◆卒業に必要な124単位のうち、100単位以上の単位を修得していること ◆教科に関する科目の必修及び選択必修科目のうち、10科目以上の単位 を修得していること ◆教職に関する科目のうち、 「教育原理」 、 「教育心理学」 、 「情報科教育 法Ⅰ」 、 「情報科教育法Ⅱ」の単位を修得していること d.教職課程委員会が学力・学習態度等を含めて適当と認めた者 ④「教育実習」の評価 「教育実習」の評価は「事前事後指導」 (1単位)と「教育実習」 (2単位) の計3単位の総合評価とします。 ⑤ 教育実習校の選定 「教育実習」は4年次に実施しますが、3年次から準備が必要です。3年 次の5月中旬頃に、 「実習校選定のための説明会」を実施します。ここでの 手続きを怠ると4年次で「教育実習」の履修登録ができませんので、説明会 実施についての掲示に注意してください。 ― 37 ― 教 職 課 程 教職課程(教育実習)に関する年間スケジュール 事 項 実施時期 内 容 対 象 「教職課程登録カード」の提出 担当・提出先等 教職課程登録手続 4月 実 教育実習説明会A 習 実習校交渉 前 年 内諾書提出 度 教育実習受講有資格者発表 5月 教職課程登録者に実習依頼書を配付 5∼10月 教職課程登録者による出身校への実習内諾依頼 教職課程登録者 5∼11月 実習受入校からの「内諾書」の提出 教職課程登録者 学務課に提出 3月 次年度の「教育実習受講者」についての審査・発表 教職課程登録者 教職課程委員会 麻疹抗体検査 3∼4月 各自、検査機関において受検し、検査結果を提出 実習受講有資格者 学務課に提出 教育実習登録 4月 教育実習依頼 4月 実習受入校へ依頼状提出 実 麻疹ワクチン接種 4∼5月 抗体力価が「(−)」であった場合にはワクチン接種する 実習生 習 教育実習事前指導 4∼5月 実 教育実習説明会B 5月 実習関係書類配付 施 実習実施 5∼11月 実習校の受け入れ条件に従って実施 年 実習校訪問指導 5∼11月 本学教員が実習期間中に巡回 度 教育実習事後指導 11∼12月 「教育実習登録カード」の提出 講義担当者 実習受講有資格者 学務課に提出 学務課担当者 講義担当者 講義担当者 実習生 情報学部教員 実習修了者 教員免許状申請説明会 12∼1月 教育職員免許状授与願等作成 教員免許状授与 免許状の授与及び「教育実習の記録」返却 3月 学務課に提出 講義担当者 一括申請有資格者 学務課担当者 学務課担当者 ※注意事項 1.表中の説明会・書類配付及び提出・登録等の日時は、少なくとも1週間前に掲示板で伝達します。 なお、指定された日時に欠席及び書類提出・登録がない場合は、受講の意思がないものとして処 理します。 2.公立学校での「教育実習」実施については、所管の教育委員会への手続を必要とする場合があり、 その手続方法(申込時期・申込書類等)は異なります。公立学校での「教育実習」を予定してい る場合は、学務課に申し出てください。 本学では、平成16年度から学生の学習意欲・成果を評価するために、資格取得 による単位認定を実施しています。本学情報学部の認定条件・対象科目・方法等 は下記の通りです。 ① 教授会を認定主体とする。関連資格の認定及び単位数の算定を含め、規程 に定めのない事項は教授会で審議・決定する。 ②在学中の資格取得をもって単位認定とする。 (但し、編入学生は編入学前の 2年間も「在学」とみなす) ― 38 ― ③認定単位の上限は24単位までとする。 ④成績の評価は秀とする。 単位認定を希望する学生は、所定の期日までに次の書類を学務課へ提出してく ださい。 在学中(卒業判定のための教授会までの時期)であれば常時、申請を受け付け ます。 ①申請書 ②資格取得証明書 ③その他資格を取得したことを証明できる書類 (表1) 対 象 資 格 科 目 名 認 定 認定区分 平成22年 平成23年 以前 以降 単位数 入学生 入学生 英検2級 TOEFL 450点以上 資格(英語検定初級) TOEFL-CBT 133点以上 2 TOEIC 470点以上 英検準1級 TOEFL 520点以上 資格(英語検定上級) TOEFL-CBT 190点以上 2 TOEIC 645点以上 中国語検定試験4級 資格(中国語検定初級) 2 中国語検定試験ベーシック以上 資格(中国語検定上級) 2 日本語能力試験1級 資格(日本語能力試験1級) 2 資格(オフィス文書作成) 2 資格(オフィス表計算) 2 資格(プレゼンテーション) 2 ITパスポート 資格(ITパスポート) 2 基本情報技術者 資格(基本情報技術者) 4 応用情報技術者 資格(応用情報技術者) 4 資格(インストラクタ) 4 マイクロソフト オフィススペシャリスト (MOS) Word、 認定アプリケーションスペシャリスト (MCAS) Word マイクロソフト オフィススペシャリスト (MOS) Excel、 認定アプリケーションスペシャリスト (MCAS) Excel マイクロソフト オフィススペシャリスト (MOS) PowerPoint、 認定アプリケーションスペシャリスト (MCAS) PowerPoint マイクロソフト オフィシャルトレーナー(MOT) マイクロソフト 認定トレーナー(MCT) ― 39 ― 専 門 教 育 科 目 ︵ 単 位 化 対 象 資 格 科 目 ︶ 共 通 教 育 科 目 ︵ 外 国 語 科 目 ︶ ︵ 教共 養通 教教 育育 科科 目目 ︶ ︵ 学専 部門 共教 通育 科科 目目 ︶ 教 職 課 程 単 位 認 定 (表2) 対 象 資 格 科 目 名 マイクロソフト オフィススペシャリスト (MOS) Access、 認 定 認定区分 平成22年 平成23年 以前 以降 単位数 入学生 入学生 資格(オフィスデータベース) 2 資格(データベース) 4 資格(ネットワーク技術) 4 資格(OS) 4 情報セキュリティスペシャリスト 資格(セキュリティ) 4 準デジタル・アーキビスト 資格(準デジタル・アーキビスト) 2 専 門 教 育 科 目 ︵ シ ス テ ム コ ー ス 科 目 ︶ 認定アプリケーションスペシャリスト (MCAS) Access Oracle Master Silver データベーススペシャリスト試験 Cisco ネットワークアソシエイト認定 (CCNA) CompTIA Network+ ネットワークスペシャリスト試験 マイクロソフト認定プロフェッショナル(MCP) Linux技術者認定資格(LPIC) CompTIA Linux+ CGクリエイター検定 ベーシック 資格(CGクリエイター初級) 2 CGクリエイター検定 エキスパート 資格(CGクリエイター上級) 2 Webデザイナー検定 ベーシック 資格(Webデザイナー初級) 2 Webデザイナー検定 エキスパート 資格(Webデザイナー上級) 2 CGエンジニア検定 ベーシック 資格(CGエンジニア初級) 2 CGエンジニア検定 エキスパート 資格(CGエンジニア上級) 2 画像処理エンジニア検定 ベーシック 資格(画像処理エンジニア初級) 2 画像処理エンジニア検定 エキスパート 資格(画像処理エンジニア上級) 2 マルチメディア検定ベーシック 資格(マルチメディア初級) 2 マルチメディア検定エキスパート 資格(マルチメディア上級) 2 アドビ認定エキスパート(ACE)単一製品認定 資格(ACE 単一製品) 2 アドビ認定エキスパート(ACE)プリントスペシャリスト認定 資格(ACEプリントスペシャリスト) 2 アドビ認定エキスパート(ACE)Webスペシャリスト認定 資格(ACE Webスペシャリスト) 2 アドビ認定エキスパート(ACE)ビデオスペシャリスト認定 資格(ACEビデオスペシャリスト) 2 アドビ認定エキスパート(ACE)マスター認定 資格(ACE マスター) 2 アドビ認定プロフェッショナル(ACP) 資格(ACP) 2 アドビ認定インストラクター(ACI) 資格(ACI) 2 カラーコーディネーター検定 ベーシック 資格(カラーコーディネーター初級) 2 カラーコーディネーター検定 2級 資格(カラーコーディネーター中級) 2 カラーコーディネーター検定 1級 資格(カラーコーディネーター上級) 2 色彩検定 3級 資格(色彩検定初級) 2 色彩検定 2級 資格(色彩検定中級) 2 色彩検定 1級 資格(色彩検定上級) 2 専 門 教 育 科 目 ︵ 単 位 化 対 象 資 格 科 目 ︶ 専 門 教 育 科 目 ︵ メ デ ィ ア コ ー ス 科 目 ︶ ※ 「資格(英語検定上級) 」を取得した者については、自動的に「資格(英語検定初級)」も認定する。 ※ 「資格(中国語検定上級)」を取得した者については、自動的に「資格(中国語検定初級) 」も認定する。 ※対象資格に明記されていない資格でも、教授会が適当と認めた資格については単位化対象資格として認定される場合 がある。 ※外国語科目の資格取得による単位認定については、資格取得者の母国語・母語である場合を除き単位認定をおこなう。 ただし、中国語検定の準1級・1級についてはその限りではない。 ― 40 ― 情 報 学 部 履 修 規 程 履修計画をたてるには、この項に記載してある一般的注意 事項と履修規程をよく理解する必要があります。これらの事 項を理解して履修登録を行い、卒業に必要な単位を修得して いくように努めてください。 情報学部では、入学年度ごとに異なる履修規程が適用されま す。 必ず自分の入学年度に対応した規程に従うように注意してく ださい。 情報学部 情報学科 履修規程 −平成23年度以降入学生対象− (総 則) 第1条 本学学則第20条第3項の規定に基づき、情報学部情報学科(以下「本学科」 ) の教育課程及び授業科目の履修については、この規程の定めるところによる。 (履修コース) 第2条 本学科にシステムコースとメディアコースを設ける。 2 コースは2年次進級時に選択する。 3 コースの選択は、教授会が認めた場合に限り、各学期末に変更することがで きる。 (卒業資格) 第3条 本学科を卒業するためには、4年以上在学し、この規程に定めるところに 従い、124単位以上を修得しなければならない。 (授業科目の区分) 第4条 授業科目は、これを共通教育科目と専門教育科目とに分ける。 2 履修区分として、共通教育科目を導入基礎科目、外国語科目、キャリア形成 科目、スポーツ関連科目、教養教育科目に、専門教育科目を学部共通専門科目、 システムコース科目、メディアコース科目、実験科目、ゼミ科目、プロジェク ト演習に分ける。 3 システムコース科目、メディアコース科目は、選択したコースに関わらずど ちらも履修することができる。 (授業科目の履修) 第5条 本学科授業科目表の各授業科目のうち、次の各号の要件を満たさなければ ならない。 (1) 必修科目として、共通教育科目の外国語科目から計4単位以上を修得し なければならない。ただし母国語および母語の科目の履修は認めない。 (2) 必修科目として、専門教育科目の情報学ゼミⅢと情報学ゼミⅣの計8単 位を修得しなければならない。 (3) システムコースを選択した学生は専門教育科目のシステムコース科目の うち32単位以上、メディアコースを選択した学生は専門教育科目のメディ アコース科目のうち32単位以上を修得しなければならない。 (4) 上記の各号の科目を含んで、共通教育科目は44単位以上、専門教育科目 は80単位以上を修得しなければならない。 2 前項の規程にかかわらず、以下の各号に定める単位は、合計30単位を上限と して卒業要件単位として認める。 (1) 本学科以外において開講されている授業科目のうち、本学科が指定した 科目については、16単位を上限として卒業要件単位として認める。この本 学科以外における授業科目の履修区分、単位数等については別に定める。 ― 42 ― (2) 本学科が指定した資格を取得した場合、24単位を上限として卒業要件単 位として認める。対象となる資格、認定方法、履修区分、単位数等につ いては別に定める。 (情報学ゼミ) 第6条 情報学ゼミⅠA、情報学ゼミⅠB、情報学ゼミⅡA、情報学ゼミⅡB、情 報学ゼミⅢ、情報学ゼミⅣの履修については、別に定める「情報学ゼミ実施 要領」によるものとする。 (プロジェクト演習) 第7条 プロジェクト演習の履修については、別に定める「プロジェクト演習実施 要領」によるものとする。 (演習科目) 第8条 プロジェクト演習を除く演習科目の履修については、別に定める「演習科 目実施要領」によるものとする。 (教育職員免許取得) 第9条 教育職員免許状の授与を得るために必要な授業科目の履修については、別 に定める「教育職員免許取得細則」によるものとする。 (単 位) 第10条 各授業科目の単位数は、標準として45時間の学修を必要とする授業内容を もって1単位とし、次の各号の基準によって計算するものとする。 (1) 通年4単位の講義、半期2単位の講義並びに半期4単位の講義について は、15時間の授業をもって1単位とする。 (2) プロジェクト演習を除く演習科目、並びに実験科目については、30時間 の授業をもって1単位とする。 (3) 半期1単位の導入基礎科目、外国語科目については、30時間の授業をも って1単位とする。 (4) 他学部開放科目、他大学開放科目、資格取得認定科目の単位については 別に定める。 (配当年次) 第11条 授業科目は、それぞれに配当年次が指定されており、その指定された年次 以降において履修できる。 (授業科目の履修制限) 第12条 各学期において、原則として22単位を超えて履修することはできない。た だし、3年次以上は、最高26単位まで履修することができる。 2 短期プロジェクト演習、資格取得認定科目、並びに教職課程における教職に 関する科目については、前項の履修制限の単位数に含めない。 (履修登録) 第13条 履修登録は、各学期初めの指定期間内に行わなければならない。 2 情報学ゼミⅡA、情報学ゼミⅡB、情報学ゼミⅢ、情報学ゼミⅣについては、 別途登録の期間を指定する。 ― 43 ― 履 修 規 程 3 履修登録していない授業科目は、これを履修することができない。 (履修登録の制限) 第14条 授業科目の教員、教室等の都合により、履修登録者の人数、資格等につい て制限を設けることがある。 2 同時に開講される授業科目は、1科目しか履修登録することができない。 (再 登 録) 第15条 単位を修得した授業科目は、再登録をすることができない。 2 単位を修得することのできなかった授業科目は、第12条に定める履修制限内 において再登録することができる。ただし、科目によっては再登録を認めない 場合がある。 (履修登録の変更) 第16条 履修登録は正当な理由がなければ、変更、追加又は取り消しをすることが できない。 2 ただし、学期初めの所定の期間内に所定の手続きをした場合、および、教授 会が特に認める場合は、前項の規程を適用しない。 (授業科目の開講) 第17条 授業科目は、教員、履修者数等の都合により、毎年開講されない場合がある。 (授業の組分け) 第18条 授業科目によっては、適宜に組分けを行い、時限を定めることがある。 (単位の認定) 第19条 担当教員は、授業科目を履修した学生に対し、試験、論文、研究報告等 (以下試験等) 、平素の履修状況等により学修の成果を評価して単位を与える。 2 原則として、その授業科目の授業回数の3分の2以上出席していることを要 件とする。 (受験資格) 第20条 次の各号のいずれかに該当する場合は、試験等による単位の認定を受ける ことができない。 (1) 授業料その他諸納付金が未納であるとき (2) 履修登録をしていないとき (3) 出席不良等により受験停止となったとき (成績評価) 第21条 成績評価は、次の基準によって評語で示される。 (1) 100点から90点まで 秀 (2) 89点から80点まで 優 (3) 79点から70点まで 良 (4) 69点から60点まで 可 (5) 59点以下 不可(不合格) (受験上の注意) 第22条 学生は、試験を受けるに際しては、別に定める注意事項を遵守しなければ ― 44 ― ならない。 (再 試 験) 第23条 試験等で科目が不合格となった者は、1回に限り、教授会の議を経て再試 験を受けることができる。再試験の実施については、別に定める「再試験等 の実施要領」によるものとする。 2 再試験で合格した者の成績評価は、60点(可)とする。 (追 試 験) 第24条 病気またはやむを得ない理由により所定の日時に受験できなかった者は、 追試験を受けることができる。 2 追試験を受けようとする者は、病気の場合は医師の診断書を提出し、やむを 得ない理由のある場合はその理由書を提出して、教授会の承認を得なければな らない。 (再試験・追試験の受験手続) 第25条 再試験または追試験を受けようとする者は、指定の期日までに学務課に願 い出なければならない。 附 則 この規程は、平成23年4月1日より施行する。 附 則 この規程は、平成24年4月1日より施行する。 履 修 規 程 ― 45 ― 情報学部 情報学科 履修規程 −平成19∼22年度入学生対象− (総 則) 第1条 本学学則第20条第3項の規程に基づき、情報学部情報学科(以下「本学科」 ) の教育課程及び授業科目の履修については、この規程の定めるところによ る。 (卒業資格) 第2条 本学科を卒業するためには、4年以上在学し、この規程に定めるところに 従い、124単位以上を修得しなければならない。 (授業科目の区分) 第3条 授業科目は、これを共通教育科目と専門教育科目とに分ける。 2 履修区分として、共通教育科目を必修科目と選択科目とに、専門教育科目を 必修科目と選択科目とに分ける。 (授業科目の履修) 第4条 本学科授業科目表の各授業科目のうち、次の各号の要件を満たさなければ ならない。 (1) 必修科目として、共通教育科目の英語(講読)と英語(会話)の計4単 位を修得しなければならない。ただし、留学生は英語に替えて、共通教 育科目の日本語(語彙・読解)と日本語(作文)の計4単位を修得しな ければならない。 (2) 必修科目として、専門教育科目の情報学演習Ⅱと情報学演習Ⅲの計8単 位を修得しなければならない。 (3) 前各号の科目を含んで、共通教育科目は44単位以上、専門教育科目は80 単位以上を修得しなければならない。 2 第1項の規程にかかわらず、次に定める単位は専門教育科目の卒業単位とし て認めることができる。 (1) 本学科以外において開講されている授業科目(他大学の科目を含む)の うち、本学科が指定した科目については、上限を定めて卒業単位として認 める。この本学科以外における授業科目の履修等については別に定める。 (2) 本学科が指定した資格を取得した場合、上限を定めて卒業単位として認 める。上限単位数、対象となる資格、認定方法については別に定める。 (情報学演習) 第5条 導入演習、情報学演習ⅠA、情報学演習ⅠB、情報学演習Ⅱ、および、情 報学演習Ⅲの履修については、別に定める「情報学演習実施要領」によるも のとする。 (プロジェクト演習) 第6条 プロジェクト演習の履修については、別に定める「プロジェクト演習実施 要領」によるものとする。 ― 46 ― (教育職員免許取得) 第7条 教育職員免許状の授与を得るために必要な授業科目の履修については、別 に定める「教育職員免許取得細則」によるものとする。 (単 位) 第8条 各授業科目の単位数は、標準として45時間の学修を必要とする授業内容を もって1単位とし、次の各号の基準によって計算するものとする。 (1) 通年4単位の講義及び演習、半期2単位の講義及び演習並びに半期4単 位の講義及び演習については、15時間の授業をもって1単位とする。 (2) 半期1単位の外国語科目については、30時間の授業をもって1単位とす る。 (3) 資格科目の単位については別に定める。 (配当年次) 第9条 授業科目は、それぞれに配当年次が指定されており、その指定された年次 以降において履修できる。 (授業科目の履修制限) 第10条 各セメスターにおいて、原則として22単位を超えて履修することはできな い。ただし、3年次以上は、最高26単位まで履修することができる。 (履修登録) 第11条 履修登録は、指定期間内(セメスター始め)に行わなければならない。た だし、情報学演習Ⅱ、Ⅲおよびプロジェクト演習については、別途登録の期 間を指定する。 2 履修登録していない授業科目は、これを履修することができない。 3 履修登録は、履修登録システムにより届け出るものとする。 (履修登録の制限) 第12条 授業科目の教員、教室等の都合により、履修登録者の人数、資格等につい て制限を設けることがある。 2 同時に開講される授業科目は、1科目しか登録することができない。 (再 登 録) 第13条 単位を修得した授業科目は、再登録をすることができない。 2 単位を修得することのできなかった授業科目は、第10条に定める履修制限内 において再登録することができる。ただし、科目によっては再登録を認めない 場合がある。 (履修登録の変更) 第14条 履修登録は正当な理由がなければ、変更、追加又は取り消しをすることが できない。ただし、大学の都合による場合はこの限りではない。 (授業科目の開講) 第15条 授業科目は、教員、履修者数等の都合により、毎年開講されない場合がある。 (授業の組分け) 第16条 授業科目によっては、適宜に組分けを行い、時限を定めることがある。 ― 47 ― 履 修 規 程 (単位の認定) 第17条 担当教員は、授業科目を履修した学生に対し、試験、論文、研究報告等 (以下試験等)、平素の履修状況等により学修の成果を評価して単位を与え る。 2 原則として、その授業科目の授業回数の3分の2以上出席していることを要 件とする。 (受験資格) 第18条 次の各号のいずれかに該当する場合は、試験等による単位の認定を受ける ことができない。 (1) 授業料その他諸納付金が未納であるとき (2) 履修登録をしていないとき (3) 出席不良等により受験停止となったとき (成績評価) 第19条 成績評価は、次の基準によって評語で示される。 (1) 100点から90点まで 秀 (2) 89点から80点まで 優 (3) 79点から70点まで 良 (4) 69点から60点まで 可 (5) 59点以下 不可(不合格) (受験上の注意) 第20条 学生は、試験を受けるに際しては、次の注意事項を遵守しなければならな い。 (1) 指定された席に着き、学生証を机上に置き、公正な態度で受験しなけれ ばならない。学生証を忘れた場合は、仮学生証(当日限り有効)の交付 を受けなければならない。 (2) 受験に際しては、筆記用具及び指示されたもの以外は持ち込んではなら ない。なお、携帯電話等は、着信音が鳴らないようにし、机上に出すこ とや、時計としての使用は認めない。 (3) 試験開始時刻に20分以上遅刻したときは、受験を許可しない。 (4) 試験開始後30分以内の退場は、許可しない。 (5) 受験中に不正行為をした者については、当該学期の履修登録した全授業 科目の単位を無効とする。ただし、演習科目・実技科目についてはこの 限りではない。 (6) 受験者が試験監督者の指示又は警告に従わなかった場合は、退場を命じ、 答案を無効とする。 (再 試 験) 第21条 試験等で科目が不合格となった者は、1回に限り、教授会の議を経て再試 験を受けることができる。 ― 48 ― 2 再試験で合格した者の成績評価は、60点(可)とする。 (追 試 験) 第22条 病気またはやむを得ない理由により所定の日時に受験できなかった者は、 追試験を受けることができる。 2 追試験を受けようとする者は、病気の場合は医師の診断書を提出し、やむを 得ない理由のある場合はその理由書を提出して、教授会の承認を得なければな らない。 (再試験・追試験の受験手続) 第23条 再試験または追試験を受けようとする者は、指定の期日までに学務課に願 い出なければならない。 附 則 この規程は、平成19年4月1日より施行する。 附 則 この規程は、平成22年4月1日より施行する。 平成22年4月1日以降の第19条で定める成績評価の評語については、次の基準 を適用する。 (1)100点から90点まで 秀 (2) 89点から80点まで 優 (3) 79点から70点まで 良 (4) 69点から60点まで 可 (5) 59点以下 不可(不合格) 附 則 この規程は、平成24年4月1日より施行する。 履 修 規 程 ― 49 ― 情報学部 編入学生用履修規程(内規) −平成23年度以前3年次編入学生対象− 編入学生用履修規程を以下のように定める。 Ⅰ.原則として一括認定60単位 Ⅱ.情報学部情報学科履修規程を基に以下の項目を変更する。 (卒業資格) 第2条 本学科を卒業するためには、2年以上在学し、この規定の定めるところに 従い、編入学時に一括認定された60単位を含む124単位以上を修得しなけれ ばならない。 (授業科目の履修) 第4条 本学科授業科目表の各授業科目のうち、次の各号の要件を満たさなければ ならない。 (1) 必修科目として、専門教育科目の情報学演習Ⅱ(4単位) 、情報学演習 Ⅲ(4単位)を修得しなければならない。 (2) 第1号の科目を含んで、専門教育科目は40単位以上を修得しなければな らない。 情報学部編入学生用履修規程(内規) −平成24年度3年次編入学生対象− 編入学生の履修については、編入学した年次の学生と同じ学則及び履修規程による ものとする。 編入学生用履修規程を以下のように定める。 Ⅰ. 編入学前の大学又はこれと同等の学校で修得した単位のうち、本学科における授 業科目と同等内容とみなされる科目の単位については、本学科における授業科目の 履修により修得した単位として認定する。単位の認定は、教授会の議を経て行う。 2 第1項の単位認定を受けようとする者は、在籍していた大学またはこれと同等 の学校を卒業または中途退学後、本学に入学するまでに、すみやかに成績証明書及 び講義内容を明示できるもの(講義要項等)を学部長に提出しなければならない。 3 第1項の単位の成績評価は「認定」とする。 Ⅱ. 情報学部情報学科履修規程を基に以下の項目を変更する。 (卒業資格) 第2条 本学科を卒業するためには、2年以上在学し、この規定の定めるところに 従い、編入学時に認定された単位と編入学後に本学科で修得した単位を合わ せて124単位以上を修得しなければならない。 ― 50 ― 情報学部 情報学科 資格取得による単位認定規程 −平成23年度以降入学生対象− (総 則) 第1条 情報学部情報学科(以下「本学科」 )は、学生の学習意欲・成果を評価す るために資格取得による単位認定を実施する。単位の認定条件・認定方法・ 対象科目などについては、この規程の定めるところによる。 (単位認定の条件) 第2条 本学科では資格取得をもって単位認定を行い、その上限を24単位とする。 2 成績の評価は「認定」とし、認定主体は教授会とする。 3 資格取得による単位認定については、本学科履修規程第12条に規定する履修 制限の対象外とする。 (申請方法) 第3条 単位認定を希望する学生は、次の書類を学務課へ提出しなければならな い。 一 申請書 二 資格取得証明書、または、資格を取得したことを証明できる書類 (申請期限) 第4条 申請は在学期間中、卒業年度の2月末日までであれば常時受け付けるもの とする。 (単位化対象資格・単位化の方法) 第5条 単位化対象資格および単位数、認定区分については、別表に定めるとおり とする。 2 認定区分が「外国語」となる対象資格の単位認定については、資格対象者の 母国語または母語である場合を除き単位認定を行う。 (単位認定の基準時) 第6条 資格取得による単位認定は、在学期間中に取得した単位に対して行うもの とする。 2 編入学生に対しては、編入学前の2年間に取得した資格についても単位認定 を行う。 3 別表の対象資格(認定等級・認定単位数・認定区分を含む)を在学期間中に 変更する場合があるが、単位の認定は、資格取得年度において該当する資格が 別表に記載されていることを条件とし、認定内容も資格取得年度の別表の記載 内容に従うこととする。 附 則 この規程は、平成23年4月1日より施行する。 ― 51 ― 履 修 規 程 情報学ゼミ実施要領 「情報学ゼミⅠA」 「情報学ゼミⅠB」 (1)1年次前期には「情報学ゼミⅠA」、1年次後期には「情報学ゼミⅠB」 を履修登録しなければならない。 (2) 「情報学ゼミⅠA」 「情報学ゼミⅠB」の履修においては、適宜、組分けを 行う。 (3) 「情報学ゼミⅠA」 「情報学ゼミⅠB」の再履修は、原則として認められな い。 「情報学ゼミⅡA」 「情報学ゼミⅡB」 (1)2年次前期には「情報学ゼミⅡA」、2年次後期には「情報学ゼミⅡB」 を履修登録しなければならない。 (2) 「情報学ゼミⅡA」 「情報学ゼミⅡB」の履修においては、適宜、組分けを 行う。 (3) 「情報学ゼミⅡA」 「情報学ゼミⅡB」は、異なる教員のゼミを履修しなけ ればならない。 (4) 「情報学ゼミⅡA」 「情報学ゼミⅡB」は、3年次以降に再履修することが できる。ただし、どちらか一方の単位を修得済みである場合、単位を修 得したゼミと同じ教員の「情報学ゼミⅡA」または「情報学ゼミⅡB」 を履修することは出来ない。 「情報学ゼミⅢ」 (1)3年次には「情報学ゼミⅢ」を履修登録しなければならない。 (2) 「情報学ゼミⅢ」は必修科目である。 (3) 「情報学ゼミⅢ」は、4年次以降に再履修することができる。 (4) 「情報学ゼミⅢ」の仮登録手続きは、前年度に発表する「情報学ゼミⅢ登 録資料」に基づいて行う。 (5) 「情報学ゼミⅢ」の正式登録は、4月の履修登録時に行う。 「情報学ゼミⅣ」 (1)4年次には「情報学ゼミⅣ」を履修登録しなければならない。 (2) 「情報学ゼミⅣ」は必修科目である。 (3) 「情報学ゼミⅣ」は、 「情報学ゼミⅢ」と同一の教員、もしくは教員グルー プの演習を履修することを原則とする。 (4) 「情報学ゼミⅣ」は、卒業論文または卒業制作の発表会(中間発表を含む) と教員の試問により、単位を認定する。卒業論文や卒業制作は、共著ま たは合作でもよいものとする。 (5) 「情報学ゼミⅣ」の正式登録は、4月の履修登録時に行う。 ― 52 ― 情報学演習実施要領 「導入演習」 (1)1年次には「導入演習」を履修登録しなければならない。 (2) 「導入演習」の履修においては、適宜、組分けを行う。 (3) 「導入演習」の再履修は、原則として認められない。 「情報学演習ⅠA」 (1)1年次には「情報学演習ⅠA」 (以下「演習ⅠA」 )を履修登録しなければ ならない。 (2) 「演習ⅠA」の履修においては、適宜、組分けを行う。 (3) 「演習ⅠA」の再履修は、原則として認められない。 「情報学演習ⅠB」 (1)2年次には「情報学演習ⅠB」 (以下「演習ⅠB」 )を履修登録しなければ ならない。 (2) 「演習ⅠB」の履修においては、適宜、組分けを行う。 (3) 「演習ⅠB」は、3年次以降に再履修することができる。 「情報学演習Ⅱ」 (1)3年次には「情報学演習Ⅱ」 (以下「演習Ⅱ」 )を履修登録しなければならない。 (2) 「演習Ⅱ」は必修科目である。 (3) 「演習Ⅱ」は、4年次以降に再履修することができる。 (4) 「演習Ⅱ」の仮登録手続きは、前年度に発表する「情報学演習Ⅱ登録資料」 に基づいて行う。 (5) 「演習Ⅱ」の正式登録は、4月の履修登録時に行う。 「情報学演習Ⅲ」 (1)4年次には「情報学演習Ⅲ」 (以下「演習Ⅲ」 )を履修登録しなければならない。 (2) 「演習Ⅲ」は必修科目である。 (3) 「演習Ⅲ」は「演習Ⅱ」と同一の教員、もしくは教員グループの演習を履 修することを原則とする。 (4) 「演習Ⅲ」の正式登録は、4月の履修登録時に行う。 ― 53 ― 履 修 規 程 プロジェクト演習実施要領 各授業で得た知識や技術を、プロジェクト演習の学習を通して、体系化・総合化 させるとともに、主体的に学ぶ態度の育成を目指す。また、共同作業を通して、コ ラボレーションの重要性、働くことの尊さや意義などを考えさせるとともに、職業 観の基礎を養う。 プロジェクト演習は、年度初めに、テーマ別に募集される「確定プロジェクト演習」 と、年度途中で必要に応じて募集される「短期プロジェクト演習」の2種類がある。 確定プロジェクト演習は、1年次生のみ「後期2単位」の「選択必修科目」 、2 年次生以上は「通期4単位」の「選択科目」とする。 科目名としては、1年次生は「プロジェクト演習Ⅰ」 、2年次生以降は「プロジ ェクト演習Ⅱ」から始まり、順に「プロジェクト演習Ⅲ」 、 「プロジェクト演習Ⅳ」 が認定される。 「プロジェクト演習Ⅱ」から「プロジェクト演習Ⅳ」を履修するためには、下表 に定める条件を満たしていなければならない。 たとえば2年次に確定プロジェクト演習を履修せず、3年次に初めて確定プロジ ェクト演習を履修する場合は「プロジェクト演習Ⅱ」の履修からスタートすること になる。 なお、プロジェクト演習は、同じ演習テーマのクラスに異なる年次の学生が混在 することもあり、学生によって認定される科目名は異なる。 各年次で履修できる確定プロジェクト演習は1科目のみとする。ただし後述する 短期プロジェクト演習は、確定プロジェクト演習の履修に支障がない場合に限り、 同時に履修することができる。 卒業までに履修できるプロジェクト演習の単位数は、後述する短期プロジェクト 演習と合わせて「最大18単位」である。 科 目 名 配当年次 期 単位 プロジェクト演習Ⅰ 1 後期 2単位 プロジェクト演習Ⅱ 2 通期 4単位 選択 プロジェクト演習Ⅲ 3 通期 4単位 選択 「プロジェクト演習Ⅱ」の 単位を修得していること プロジェクト演習Ⅳ 4 通期 4単位 選択 「プロジェクト演習Ⅲ」の 単位を修得していること ― 54 ― 履修区分 履 修 条 件 選択必修 なし なし 確定プロジェクト演習は、2年次以上対象で「通期4単位」の「選択科目」とす る。科目名としては、2年次は「プロジェクト演習Ⅰ」から始まり、順に「プロジ ェクト演習Ⅱ」 、 「プロジェクト演習Ⅲ」が認定される。 「プロジェクト演習Ⅰ」から「プロジェクト演習Ⅲ」を履修するためには、下表 に定める条件を満たしていなければならない。たとえば2年次に確定プロジェクト 演習を履修せず、3年次に初めて確定プロジェクト演習を履修する場合は「プロジ ェクト演習Ⅰ」の履修からスタートすることになる。 なお、プロジェクト演習は、同じ演習テーマのクラスに異なる年次の学生が混在 することもあり、学生によって認定される科目名は異なる。 各年次で履修できる確定プロジェクト演習は1科目のみとする。ただし後述する 短期プロジェクト演習は、確定プロジェクト演習の履修に支障がない場合に限り、 同時に履修することができる。また卒業までに履修できるプロジェクト演習の単位 数は、後述する短期プロジェクト演習と合わせて「最大16単位」である。 科 目 名 配当年次 期 単位 履修区分 履 修 条 件 プロジェクト演習Ⅰ 2年次 通年 4単位 選択 プロジェクト演習Ⅱ 3年次 通年 4単位 選択 「プロジェクト演習Ⅰ」の 単位を修得していること プロジェクト演習Ⅲ 4年次 通年 4単位 選択 「プロジェクト演習Ⅱ」の 単位を修得していること なし 年度の途中に突発的なテーマが発生した場合、その時点で短期プロジェクト演習 を開講し、受講生を募集することがある。 短期プロジェクト演習は、1年次生以上が対象であり、 「2単位」の「選択科目」である。 科目名としては、 「短期プロジェクト演習Ⅰ」から始まり、順に「短期プロジェ クト演習Ⅵ」までが認定される。 「短期プロジェクト演習Ⅱ」から「短期プロジェクト演習Ⅵ」を履修するために は、下表に定める条件を満たしていなければならない。 たとえば2年次に短期プロジェクト演習を履修せず、3年次に初めて短期プロジ ェクト演習を履修する場合は「短期プロジェクト演習Ⅰ」の履修からスタートする ことになる。 なお、プロジェクト演習は、同じ演習テーマのクラスに異なる年次の学生が混在 することもあり、学生によって認定される科目名は異なる。 各セメスターで履修できる短期プロジェクト演習は1科目のみとする。ただしす でに確定プロジェクト演習を履修しており、その履修に支障が生じる場合は履修す ることができない。 この科目は、履修制限枠を超えての追加登録を認める。また卒業までに履修でき ― 55 ― 履 修 規 程 るプロジェクト演習の単位数は、前述の確定プロジェクト演習と合わせて、平成19 ∼22年度入学生は「最大18単位」 、平成23年度以降入学生は「最大16単位」である。 科 目 名 配当年次 期 単位 履修区分 履 修 条 件 短期プロジェクト演習Ⅰ 1 半期 2単位 選択 短期プロジェクト演習Ⅱ 1 半期 2単位 選択 「短期プロジェクト演習Ⅰ」の 単位を修得していること 短期プロジェクト演習Ⅲ 2 半期 2単位 選択 「短期プロジェクト演習Ⅱ」の 単位を修得していること 短期プロジェクト演習Ⅳ 2 半期 2単位 選択 「短期プロジェクト演習Ⅲ」の 単位を修得していること 短期プロジェクト演習Ⅴ 3 半期 2単位 選択 「短期プロジェクト演習Ⅳ」の 単位を修得していること 短期プロジェクト演習Ⅵ 3 半期 2単位 選択 「短期プロジェクト演習Ⅴ」の 単位を修得していること なし 教員がすべて主導するのではなく、学生の自主性に基づく「サークル」的な運営 とし、かつ「ゼミ」形式の学習形態をとる。 テーマ別に演習クラスが形成され、教員の管理のもとで、上級生が下級生を指導 する体制をとる。 時間割上は、原則、週1回、5限に配置され、教員が指導するが、それ以外の曜 日、時間帯においても、学生が任意の時間に自主的に集まり、活動できるよう専用 の演習室を設置する。 通期の終了時には、情報学部として「プロジェクト演習成果発表会」を開催して 各プロジェクトの成果を発表し、相互評価を行うと共に、その成果を学部全体で共 有する。 原則として出席時数が授業時間の2/3以上で単位を認定することとし、さらに 下記の内容を加味して総合的に評価する。 ■個人に対する評価 ・1年次生:テーマに関心を持ち、意欲的にプロジェクトに参加しようとしているか ・2年次生:積極的にプロジェクトに参加し、役割分担を確実に果たそうとしているか ・3年次生:責任感を持ってプロジェクトを推進しようとしているか ・4年次生:後輩の指導に意欲的にあたっているか ■クラスに対する評価 「プロジェクト演習成果発表会」の評価(自己評価、相互評価、教員による評価 など) ― 56 ― 演習科目実施要領 以下の表に挙げる対応する科目を、ここではそれぞれ「講義科目」「演習科目」 と呼ぶことにする。 講 義 科 目 演 習 科 目 情報学基礎 情報学基礎演習 プログラミング基礎 プログラミング基礎演習 プログラミング応用 プログラミング応用演習 データベース基礎 データベース基礎演習 ネットワーク基礎 ネットワーク基礎演習 ネットワークプログラミング ネットワークプログラミング演習 情報数学Ⅰ 情報数学演習Ⅰ 情報数学Ⅱ 情報数学演習Ⅱ オペレーティングシステム基礎 オペレーティングシステム基礎演習 アルゴリズムとデータ構造 アルゴリズムとデータ構造演習 コンピュータアーキテクチャ基礎 コンピュータアーキテクチャ基礎演習 (1)講義科目は半期2単位、演習科目は半期1単位である。 (2)講義科目と対応する演習科目は、下記( 4 )の場合を除き、必ずセットで並 行履修しなければならない。 (3)講義科目と対応する演習科目の成績は、それぞれ個別に評価される。 (4)講義科目と対応する演習科目どちらかの単位のみを修得した場合、再履修 は単位を修得していない科目のみでよい。 履 修 規 程 ― 57 ― 情報学関連科目についての取り扱い 1.情報学関連科目は以下の種別とする。 (1) 「学部間単位互換規程」に基づき、本学他学部開講科目のうち、本学部が 適当と認めた科目 (2)本学が参加している単位互換協定に基づく他大学開講科目のうち、本学部 が適当と認めた科目 (3)本学部が定めた単位化対象資格科目 2.情報学関連科目の履修に際しては、次の各号の要件を満たさなければならな い。 (1)本学他学部開講科目のうち、専門教育科目の関連科目に区分される授業科 目の修得単位は、16単位を上限として卒業要件の単位数に算入できる。 (2)単位化対象資格科目の修得単位は、24単位を上限として卒業要件の単位数 に算入できる。 (3)上記の各号の科目を含んで、情報学関連科目の修得単位は、30単位を上限 として卒業要件の単位数に算入できる。 ― 58 ― 情報学部教育職員免許取得細則 (目 的) 第1条 この細則は、情報学部情報学科履修規程第3条第2項の規定に基づき、教 育職員免許法及び同法施行規則に定めるもののほか、教育職員免許状の授与 を得るための資格、履修等に関して、必要な事項を定めることを目的とする。 (教育職員免許法第5条別表第1・同法施行規則第66条の6関係) 第2条 教育職員免許状を得ようとする者は、教育職員免許法及び同法施行規則に 定める表1の要件を満たさなければならない。 【表1】 所要資格 基礎資格 免許状 の種類 大学において取得することを必要とする専門教育科目の 最低単位数 教科に関 教職に関 教科又は教職 66条の6に する科目 する科目 に関する科目 定める科目 20 23 16 8 高等学校教諭 学士の学位を 有すること 一種免許状 (教科に関する科目) 第3条 高等学校教諭一種免許状(情報)の授与を得るための「教科に関する科目」 は、表2−1から表2−2に定めるとおりとする。 2 表2−1備考、表2−2備考の選択必修は、高等学校教諭一種免許状(情報) を得るための必修科目とし、必ず履修し単位を修得しなければならない。 【表2−1】平成21∼22年度(2009∼2010)入学生 免許法施行規則に定める科目区分 左記に対応する開設授業科目 情報学概論 情報社会及び情報倫理 コンピュータ及び情報処理 (実習を含む) 情報システム 単位数 必修 選択 2 備 考 選択必修 情報倫理 2 選択必修 情報と法 2 選択必修 プログラミング基礎 2 選択必修 GUIプログラミング 2 コンピュータアーキテクチャ 2 アルゴリズムとデータ構造 2 オペレーティングシステム 2 選択必修 選択必修 データベース構築演習 (実習を含む) 経営工学 4 選択必修 2 選択必修 情報ネットワーク概論 2 選択必修 ネットワークプログラミング 2 選択必修 (実習を含む) システム管理演習 4 選択必修 情報セキュリティ 2 情報通信ネットワーク ― 59 ― 履 修 規 程 マルチメディア制作 4 映像制作演習 4 選択必修 (実習を含む) 画像処理入門 2 選択必修 イラスト入門 2 ビジネス情報入門 2 ベンチャー企業論 2 マルチメディア表現及び技術 情報と職業 選択必修 【表2−2】平成23∼24年度(2011∼2012)入学生 免許法施行規則に定める科目区分 情報社会及び情報倫理 コンピュータ及び情報処理 (実習を含む) 情報システム (実習を含む) 情報通信ネットワーク (実習を含む) マルチメディア表現及び技術 左記に対応する開設授業科目 備 考 情報学基礎 2 選択必修 情報と倫理 2 選択必修 情報と法 2 選択必修 プログラミング基礎 2 選択必修 プログラミング入門 2 選択必修 コンピュータアーキテクチャ基礎 2 選択必修 アルゴリズムとデータ構造 2 オペレーティングシステム基礎 2 選択必修 ソフトウェア工学 2 選択必修 データベース基礎 2 選択必修 データベース応用 2 ネットワーク基礎 2 ネットワークプログラミング 2 選択必修 システム管理とメンテナンス 2 ネットワーク応用 2 選択必修 情報セキュリティ 2 選択必修 映像制作Ⅰ 4 映像制作Ⅱ 4 2 選択必修 マルチメディア表現 2 選択必修 ベンチャー企業論 2 選択必修 (実習を含む) デジタル表現入門 情報と職業 単位数 必修 選択 (教職に関する科目) 第4条 高等学校教諭一種免許状(情報)の授与を得るための「教職に関する科目」 は、表3−1から表3−2に定めるとおりとし、教育職員免許法施行規則に 定める科目区分に対応する単位数以上の単位を修得しなければならない。 2 表3−1から表3−2の備考の選択必修は、高等学校教諭一種免許状(情 報)を得るための必修科目とし、必ず履修し単位を修得しなければならない。 ― 60 ― 【表3−1】平成21年度(2009)入学生 免許法施行規則に定める科目区分等 左記に対応する 単位数 備 考 各科目に含める必要事項 単位数 開 設 授 業 科 目 必修 選択 ・教職の意義及び教員の役割 教職の意 ・教員の職務内容(研修、服 義等に関 務及び身分保障等を含む) 2 教職概論 2 選択必修 する科目 ・進路選択に資する各種の機 会の提供等 ・教育の理念並びに教育に関 教育原理 2 選択必修 する歴史及び思想 教育の基 ・幼児、児童及び生徒の心身の 礎理論に 発達及び学習の過程(傷害のあ 6 教育心理学 2 選択必修 関する科 る幼児、児童及び生徒の心身の 発達及び学習の過程を含む) 目 ・教育に関する社会的、制度 教育法概論 2 選択必修 的又は経営的事項 ・教育課程の意義及び編成の 教育課程論 2 選択必修 方法 教育課程 情報科教育法Ⅰ 2 選択必修 及び指導 ・各教科の指導法 6 情報科教育法Ⅱ 2 選択必修 法に関す ・特別活動の指導法 特別活動の指導法 2 選択必修 る科目 ・教育の方法及び技術(情報 教育の方法と技術 2 選択必修 機器及び教材の活用を含む) 生徒指導、・生徒指導の理論及び方法 生徒指導・進路指導 2 選択必修 教育相談 ・進路指導の理論及び方法 及び進路 ・教育相談(カウンセリング 4 指導等に に関する基礎的な知識を含 教育相談の理論と方法 2 選択必修 関する科目 む)の理論及び方法 総合演習 2 教育総合演習 2 選択必修 教育実習 3 教育実習 3 選択必修 科目区分 【表3−2】平成22∼24年度(2010∼2012)入学生 免許法施行規則に定める科目区分等 科目区分 教職の意 義等に関 する科目 教育の基 礎理論に 関する科 目 左記に対応する 各科目に含める必要事項 単位数 開 設 授 業 科 目 ・教職の意義及び教員の役割 ・教員の職務内容(研修、服 務及び身分保障等を含む) 2 教職概論 ・進路選択に資する各種の機 会の提供等 ・教育の理念並びに教育に関 教育原理 する歴史及び思想 ・幼児、児童及び生徒の心身の 発達及び学習の過程(傷害のあ 6 教育心理学 る幼児、児童及び生徒の心身の 発達及び学習の過程を含む) ― 61 ― 単位数 必修 選択 備 考 2 選択必修 2 選択必修 2 選択必修 履 修 規 程 ・教育に関する社会的、制度 的又は経営的事項 ・教育課程の意義及び編成の 方法 教育課程 及び指導 ・各教科の指導法 法に関す ・特別活動の指導法 る科目 ・教育の方法及び技術(情報 機器及び教材の活用を含む) 生徒指導、・生徒指導の理論及び方法 教育相談 ・進路指導の理論及び方法 及び進路 ・教育相談(カウンセリング 指導等に に関する基礎的な知識を含 関する科目 む)の理論及び方法 教職実践 演 習 教育実習 教育法概論 2 選択必修 教育課程論 2 選択必修 情報科教育法Ⅰ 情報科教育法Ⅱ 特別活動の指導法 2 選択必修 2 選択必修 2 選択必修 教育の方法と技術 2 選択必修 生徒指導・進路指導 2 選択必修 教育相談の理論と方法 2 選択必修 2 教職実践演習 2 選択必修 3 教育実習 3 選択必修 6 4 (教科又は教職に関する科目) 第5条 高等学校教諭一種免許状(情報)の授与を得るための「教科又は教職に関 する科目」は、表4に定めるとおりとする。 2 『 「教科又は教職に関する科目」の選択科目』又は『最低の修得単位を超え て履修した「教科に関する科目」若しくは「教職に関する科目」 』について 併せて16単位以上を修得しなければならない。 【表4】平成21∼24年度(2009∼2012)入学生 免許法施行規則に定める科目区分 教科又は教職に関する科目 左記に対応する開設授業科目 道徳教育論 単位数 必修 選択 2 (免許法施行規則第66条の6に定める科目) 第6条 高等学校教諭一種免許状(情報)の授与を得るための「教育職員免許法施 行規則第66条の6に定める科目」は表5−1から表5−2に定めるとおりと し、教育職員免許法施行規則に定める科目区分に対応する単位数以上の単位 を修得しなければならない。 2 表5−1備考、表5−2備考の選択必修は、高等学校教諭一種免許状(情 報)を得るための必修科目とし、必ず履修し単位を修得しなければならな い。 ― 62 ― 【表5−1】平成21∼22年度(2009∼2010)入学生 免許法施行規則第66条の6に定める科目 科 目 区 分 単位数 左記に対応する 単位数 本学の授業科目 必修 選択 備 考 日本国憲法 2 日本国憲法 2 選択必修 体育 2 健康スポーツ演習 2 選択必修 外国語コミュニケーション 2 情報機器の操作 2 英語(会話) (前) 1 選択必修 英語(会話) (後) 1 選択必修 文書作成演習 2 選択必修 表計算演習 2 【表5−2】平成23∼24年度(2011∼2012)入学生 免許法施行規則第66条の6に定める科目 科 目 区 分 単位数 左記に対応する 単位数 本学の授業科目 必修 選択 備 考 日本国憲法 2 日本国憲法 2 選択必修 体育 2 健康スポーツ演習 2 選択必修 外国語コミュニケーション 2 英語会話Ⅰ 1 選択必修 英語会話Ⅱ 1 選択必修 ITリテラシーⅠ 1 選択必修 ITリテラシーⅡ 1 選択必修 情報機器の操作 2 (教育実習受講資格) 第7条 本細則第4条表3−1から表3−2に規定する教育実習の受講を希望する 学生は、次の各号いずれにも該当しなければならない。 一 4年次以上で、卒業に必要な単位のうち、100単位以上を修得していること。 二 本細則第3条表2−1から表2−2に規定する教科に関する科目の必修及び 選択必修科目のうち、10科目以上を履修し単位を修得していること。 三 本細則第4条表3−1から表3−2に規定する教職に関する科目のうち、 「教育原理」 、 「教育心理学」 、 「情報科教育法Ⅰ」及び「情報科教育法Ⅱ」を履 修し単位を修得していること。 四 教職課程委員会が適当と認めた学生。 (教育実習費) 第8条 教育職員免許状の取得を希望する学生の教育実習費及び納入方法は次のと おりとし、定められた期日に納入しなければならない。 教育実習費 20,000円 納入方法 3年次4月 教職課程登録時 10,000円 4年次4月 教育実習登録時 10,000円 ― 63 ― 履 修 規 程 附 則 この細則は、平成15年4月1日から施行する。 この細則は、平成17年4月1日から施行する。 この細則は、平成19年4月1日から施行する。 この細則は、平成20年4月1日から施行する。 この細則は、平成22年4月1日から施行する。 この細則は、平成23年4月1日から施行する。 この細則は、平成24年4月1日から施行する。 ― 64 ― 平成23∼24年度(2011∼2012)入学生 情報学部 情報学科 授業科目表 Ⅰ.共通教育科目 履 修 規 程 授 業 科 目 表 ― 65 ― 平成23∼24年度(2011∼2012)入学生 情報学部 情報学科 授業科目表 ― 66 ― 平成23∼24年度(2011∼2012)入学生 情報学部 情報学科 授業科目表 Ⅱ.専門教育科目 授 業 科 目 表 ― 67 ― 平成23∼24年度(2011∼2012)入学生 情報学部 情報学科 授業科目表 ― 68 ― 平成19∼22年度(2007∼2010)入学生 情報学部 情報学科 授業科目表 Ⅰ.共通教育科目 授 業 科 目 表 ― 69 ― 平成19∼22年度(2007∼2010)入学生 情報学部 情報学科 授業科目表 ― 70 ― 平成19∼22年度(2007∼2010)入学生 情報学部 情報学科 授業科目表 Ⅱ.専門教育科目 授 業 科 目 表 ― 71 ― 平成19∼22年度(2007∼2010)入学生 情報学部 情報学科 授業科目表 ― 72 ― 2012年度 情報学部で履修登録が認められる他学部開講科目 【2011年以降入学生対象】 No. 科 目 名 区分 単位 担当教員 配当年次 開講時期 1 管理の仕組みとビジネス 教養教育 2 矢倉 1 後期 2 マーケティングの仕組みとビジネス 教養教育 2 棚橋 1 前期 3 簿記の仕組みとビジネス 教養教育 2 西口 1 後期 4 法の仕組みとビジネス 教養教育 2 金田 1 前期 5 政治の仕組みとビジネス 教養教育 2 平尾 1 前期・後期 6 経済の仕組みとビジネス 教養教育 2 岩見・福留 1 前期 7 憲法Ⅰ 教養教育 2 小林 2 前期 8 憲法Ⅱ 教養教育 2 小林 2 後期 9 民法Ⅰ 教養教育 2 豊田 2 前期 10 債権法 教養教育 2 豊田 2 後期 【2007∼2010年入学生対象】 No. 科 目 名 区分 単位 担当教員 配当年次 開講時期 1 現代社会トピックスⅠ 専門教育 2 岩見・川本 2 後期 2 現代社会トピックスⅢ 専門教育 2 矢倉・水野 3 前期 3 現代社会トピックスⅤ 専門教育 2 西川・三浦・山本 1 後期 4 憲法 専門教育 4 小林 1 通年 5 民法 専門教育 4 豊田 2 通年 授 業 科 目 表 ― 73 ― 情 報 学 部 講義要項・シラバス 本年度開講される各授業科目の講義内容、使用テキスト、 受講者への注意事項等をまとめて、講義要項・シラバスとし て次頁以下に記載していますから、科目の履修にあたっては、 この講義要項・シラバスを熟読のうえ諸準備をするようにし てください。 また、授業科目によっては、一定の条件を備えていなけれ ば履修できないものがありますから、よく注意してください。 共通教育科目 日本語コミュニケーションⅠ 日本語コミュニケーションⅡ ITリテラシーⅠ ITリテラシーⅡ 基礎数学Ⅰ 基礎数学Ⅱ 基礎英語Ⅰ 基礎英語Ⅱ 英語読解Ⅰ 英語読解Ⅱ 英語会話Ⅰ 英語会話Ⅱ 資格試験対策英語Ⅰ 資格試験対策英語Ⅱ 中国語入門Ⅰ 中国語入門Ⅱ 中国語会話Ⅰ 中国語会話Ⅱ 日本語(語彙・読解)Ⅰ【留学生科目】 日本語(語彙・読解)Ⅱ【留学生科目】 日本語(作文)Ⅰ【留学生科目】 日本語(作文)Ⅱ【留学生科目】 日本語特講(語彙・読解)Ⅰ【留学生】 日本語特講(語彙・読解)Ⅱ【留学生】 日本語特講(文法・聴解)Ⅰ【留学生】 日本語特講(文法・聴解)Ⅱ【留学生】 日本語(上級作文)Ⅰ【留学生】 日本語(上級作文)Ⅱ【留学生】 キャリアデザインⅠ キャリアデザインⅡ キャリアディベロップメントⅠ キャリアディベロップメントⅡ インターンシップⅠ サッカー ソフトボール 卓球 テニス バスケットボール バドミントン コーチング論 スポーツ科学論 健康スポーツ演習 現代社会と哲学 現代社会と倫理 現代社会と宗教 日本の文学 日本の歴史 外国の歴史 現代社会と地理 日本国憲法 現代社会入門 桑原 祐子 ………83 亘 英太郎 ………83 桑原 祐子 ………83 亘 英太郎 ………83 竹田 治美 ………84 久米 和美 ………84 竹田 治美 ………85 久米 和美 ………85 多喜 正城 ………86 根岸 章 …………86 大原 荘司 ………86 多喜 正城 ………86 根岸 章 …………86 伊達 桃子 ……87・88 森 基雄 ………87・88 伊達 桃子 ……88・89 森 基雄 ………88・89 小山 次郎 ………89 小山 次郎 ………90 Dale Watkins ……90 Dale Watkins ……91 伊達 桃子 ………91 伊達 桃子 ………92 植田 均 …………92 植田 均 …………93 竹田 治美 ………93 竹田 治美 ………94 竹田 治美 ………94 中川 婦美子 ……95 竹田 治美 ………95 中川 婦美子 ……95 川本 正知 ………96 田中 舞 …………96 川本 正知 ………96 田中 舞 …………97 上野山 愛弥 ……97 上野山 愛弥 ……97 上野山 愛弥 ……98 上野山 愛弥 ……98 桑原 裕子 ………98 田中 舞 …………99 中川 婦美子 ……99 桑原 裕子 ……100 田中 舞 ………100 中川 婦美子 …101 石田 秀朗 ……101 石田 秀朗 ……102 勝眞 久美子 …102 勝眞 久美子 …103 福留 和彦 ……103 石田 秀朗 ……103 勝眞 久美子 …103 西田 裕之 ……104 岡部 修一 ……104 岡部 修一 ……105 清水 啓司 ……105 岡部 修一 ……106 清水 啓司 ……106 西田 裕之 ……107 岡部 修一 ……107 西田 裕之 ……108 板倉 代志彦 …108 濱崎 雅孝 ……109 松本 直樹 ……109 桑原 祐子 ……110 武谷 嘉之 ……110 川本 正知 ……111 日下 耕三 ……111 小林 直樹 ……112 岩見 昭三 ……112 小林 直樹 ……112 西川 弘展 ……112 平尾 透 ………112 水野 清文 ……112 社会科学の考え方 岩見 昭三 ……113 日本人の労働を考える 武谷 嘉之 ……113 税制から見る日本経済 三浦 晴彦 ……114 アジアから見る世界経済 岩見 昭三 ……114 日本とアジア諸国との関係を考える 河合 和男 ……115 人間関係の心理学 菅 徹 ………115 生活の中の数学 根岸 章 ………116 科学技術を考える 大原 莊司 ……116 生活の中の物理 小西 健陽 ……117 生活の中の化学 大原 莊司 ……117 生命の科学 磯辺 ゆう ……118 地球の科学 向井 厚志 ……118 実験で学ぶ科学 大原 莊司 ……119 向井 厚志 ……119 科学の歴史 大原 莊司 ……119 メディアを考える 亘 英太郎 ……120 奈良の文学と風土 桑原 祐子 ……120 環境を考える 向井 厚志 ……121 人権を考える 桐村 彰郎 ……121 地域社会を考える 渡辺 邦博 ……122 特講 ボランティア論 岡部 修一 ……122 廣田 英樹 ……122 渡辺 邦博 ……122 宮本 匠 ………122 日本事情Ⅰ【留学生】 川岡 ちはる …123 日本事情Ⅱ【留学生】 川岡 ちはる …123 専門教育科目 情報学基礎 情報学基礎演習 ウェブデザイン基礎 プログラミング入門 デジタル表現入門 情報物理 プログラミング基礎 プログラミング基礎演習 情報と倫理 情報と法 ネットワーク基礎 ネットワーク基礎演習 オペレーティングシステム基礎 オペレーティングシステム基礎演習 コンピュータアーキテクチャ基礎 コンピュータアーキテクチャ基礎演習 アルゴリズムとデータ構造 アルゴリズムとデータ構造演習 情報数学Ⅰ 情報数学演習Ⅰ データベース基礎 データベース基礎演習 ウェブデザイン 基礎デッサン デッサン デザイン基礎 マルチメディア表現 コンピュータグラフィック基礎 コンピュータグラフィック応用 DTP 映像技術 映像作品概論 コンテンツ構成論 オーディオデザイン論 デジタルアーキビスト概論 デジタルアーカイブ 文化情報システム 文化情報の管理と流通 大原 莊司 ……131 嶋田 理博 ……131 玉野 哲也 ……132 米川 雅士 ……132 玉野 哲也 ……133 大原 荘司 ……133 蟻川 浩 ………134 根岸 章 ………134 濱崎 雅孝 ……135 土井 典子 ……135 米川 雅士 ……136 米川 雅士 ……136 米川 雅士 ……137 嶋田 理博 ……137 大崎 幹雄 ……138 小西 健陽 ……138 大崎 幹雄 ……139 大崎 幹雄 ……139 根岸 章 ………140 根岸 章 ………140 植村 俊亮 ……141 植村 俊亮 ……141 玉野 哲也 ……142 福西 三千春 …142 福西 三千春 …143 福西 三千春 …143 羽太 広海 ……144 片岡 英己 ……144 片岡 英己 ……145 玉野 哲也 ……145 門垣 一敏 ……146 山田 尚 ………146 山田 尚 ………147 上村 俊二 ……147 廣田 英樹 ……148 片岡 英己 ……148 植村 俊亮 ……149 植村 俊亮 ……149 メタ情報資源 情報学実験基礎Ⅰ 情報学実験基礎Ⅱ 情報学実験応用Ⅰ 情報学実験応用Ⅱ 情報学ゼミⅠA 情報学ゼミⅠB 情報学ゼミⅡA 情報学ゼミⅡB プロジェクト演習Ⅰ 片岡 英己 ……150 片岡 英己 ……150 嶋田 理博 ……150 米川 雅士 ……150 蟻川 浩 ………151 嶋田 理博 ……151 門垣 一敏 ……151 蟻川 浩 ………152 片岡 英己 ……152 向井 厚志 ……152 蟻川 浩 ………153 嶋田 理博 ……153 羽太 広海 ……153 菅 徹 …………153 桑原 祐子 ……153 竹田 治美 ……153 菅 徹 …………154 桑原 祐子 ……154 竹田 治美 ……154 蟻川 浩 ………154 玉野 哲也 ……155 根岸 章 ………155 羽太 広海 ……156 向井 厚志 ……156 大原 荘司 ……157 片岡 英己 ……157 嶋田 理博 ……158 山田 尚 ………158 米川 雅士 ……159 片岡 英己 ……186 杵崎 のり子 …184 嶋田 理博 ……185 西岡 茂樹 ……185 向井 厚志 ……186 門垣 一敏 ……187 山田 尚 ………187 共通教育科目 2007∼2010入学生授業科目 英語(講読)(前) 伊達 桃子 ………87 森 基雄 …………87 英語(講読) (後) 伊達 桃子 ………88 森 基雄 …………88 英語(会話) (前) Dale Watkins ……90 英語(会話) (後) Dale Watkins ……91 日本語(語彙・読解)Ⅰ【留学生科目】 竹田 治美 ………94 中川 婦美子 ……95 日本語(語彙・読解)Ⅱ【留学生科目】 竹田 治美 ………95 中川 婦美子 ……95 日本語(作文)Ⅰ【留学生科目】 川本 正知 ………96 田中 舞 …………96 日本語(作文)Ⅱ【留学生科目】 川本 正知 ………96 田中 舞 …………97 インターネット英語Ⅰ 森 基雄 ………124 インターネット英語Ⅱ 森 基雄 ………124 日本事情Ⅰ【留学生科目】 川岡 ちはる …123 日本事情Ⅱ【留学生科目】 川岡 ちはる …123 現代社会と哲学 板倉 代志彦 …108 現代社会と倫理 濱崎 雅孝 ……109 現代社会と宗教 松本 直樹 ……109 現代社会と地理 日下 耕三 ……111 人権問題 桐村 彰郎 ……121 民族問題 文 公 輝 ……124 東洋の歴史 川本 正知 ……111 人間関係の心理学 菅 徹 ………115 生活の中の数学 根岸 章 ………116 生活の中の物理 小西 健陽 ……117 生活の中の化学 大原 莊司 ……117 科学技術論 大原 莊司 ……116 科学の成立と展開 大原 莊司 ……119 文学の成立と展開 桑原 祐子 ……110 奈良の文学と風土 桑原 祐子 ……120 地球と環境 向井 厚志 ……121 植物の自然誌 磯辺 ゆう ……118 地球科学 向井 厚志 ……118 エネルギーと環境 阪元 勇輝 ……125 健康スポーツ演習 西田 裕之 ……108 健康・体力科学論 岡部 修一 ……107 コーチング論 西田 裕之 ……107 現代社会入門 岩見 昭三 ……112 小林 直樹 ……112 西川 弘展 ……112 平尾 透 ………112 水野 清文 ……112 経済入門 岩見 昭三 ……125 福留 和彦 ……125 ビジネス入門 矢倉 伸太郎 …126 政治学入門 平尾 透 ………127 法学入門 金田 充広 ……127 キャリアデザインⅠ 石田 秀朗 ……101 キャリアデザインⅡ 石田 秀朗 ……102 キャリアスキルアップⅠ 勝眞 久美子 …102 キャリアスキルアップⅡ 勝眞 久美子 …103 キャリアスキルアップⅢ 石田 秀朗 ……128 キャリアゼミ 福西 三千春 …128 米川 雅士 ……128 亘 英太郎 ……128 選択スポーツA(卓球) 岡部 修一 ……105 選択スポーツB(バスケット) 岡部 修一 ……106 選択スポーツC(バドミントン) 清水 啓司 ……106 選択スポーツE(サッカー) 西田 裕之 ……104 選択スポーツF(ソフトボール) 岡部 修一 ……104 選択スポーツG(テニス) 清水 啓司 ……105 専門教育科目 2007∼2010入学生授業科目 情報学概論 情報ネットワーク概論 プログラミング基礎 HTML演習 画像処理入門 メディア概論 情報倫理 情報と法 UNIX入門 UNIX応用 C言語基礎 コンピュータアーキテクチャ オペレーティングシステム ネットワークプログラミング アルゴリズムとデータ構造 アルゴリズム応用 情報数学Ⅱ 組込みプログラミング オブジェクト指向言語 情報セキュリティ システム管理演習 データベース構築演習 組込みシステム C++言語 会計入門 経営情報システム論Ⅰ 経営情報システム論Ⅱ ITビジネス論 Webサイト開発演習 経済統計入門 情報システム開発論 e-ビジネス論 e-ビジネス演習 XML・Webサービス演習 ベンチャー企業論 デッサン 色彩演習 デザイン演習 コンピュータグラフィックス マルチメディア演習 映像技術Ⅰ 映像技術Ⅱ 映像メディア論 映像作品論 情報と音楽Ⅰ 情報と音楽Ⅱ 映像制作演習 マルチメディア制作 デジタルアーキビスト概論 デジタルアーカイブ 文化情報システム 3次元CG ジャーナリズム論 文化情報の管理と流通 メタ情報処理演習 情報学演習ⅠB(前半) 情報学演習ⅠB(後半) 情報学演習Ⅱ 大原 莊司 ……131 米川 雅士 ……136 米川 雅士 ……132 玉野 哲也 ……132 玉野 哲也 ……133 亘 英太郎 ……120 濱崎 雅孝 ……135 土井 典子 ……135 米川 雅士 ……137 蟻川 浩 ………159 蟻川 浩 ………134 大崎 幹雄 ……138 多喜 正城 ……160 大崎 幹雄 ……160 大崎 幹雄 ……139 大崎 幹雄 ……161 根岸 章 ………140 小西 健陽 ……161 嶋田 理博 ……162 蟻川 浩 ………162 内田 眞司 ……163 植村 俊亮 ……163 大原 莊司 ……164 大崎 幹雄 ……164 西口 清治 ……165 杵崎 のり子 …165 杵崎 のり子 …166 西岡 茂樹 ……166 玉野 哲也 ……142 竹山 理 ………167 杵崎 のり子 …167 西岡 茂樹 ……168 西岡 茂樹 ……168 西岡 茂樹 ……169 矢倉 伸太郎 …169 福西 三千春 …142 福西 三千春 …170 福西 三千春 …143 片岡 英己 ……170 羽太 広海 ……144 門垣 一敏 ……146 門垣 一敏 ……171 山田 尚 ………146 山田 尚 ………147 上村 俊二 ……171 上村 俊二 ……172 羽太 広海 ……172 門垣 一敏 ……173 山田 尚 ………173 羽太 広海 ……173 廣田 英樹 ……148 片岡 英己 ……148 植村 俊亮 ……149 片岡 英己 …144・145 亘 英太郎 ……174 植村 俊亮 ……149 片岡 英己 ……150 蟻川 浩 ………154 玉野 哲也 ……155 根岸 章 ………155 羽太 広海 ……156 向井 厚志 ……156 大原 荘司 ……157 片岡 英己 ……157 嶋田 理博 ……158 山田 尚 ………158 米川 雅士 ……159 蟻川 浩 ………174 杵崎 のり子 …175 玉野 哲也 ……175 西岡 茂樹 ……176 情報学演習Ⅲ プロジェクト演習Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ 根岸 章 ………176 羽太 広海 ……177 門垣 一敏 ……177 山田 尚 ………178 米川 雅士 ……178 蟻川 浩 ………179 杵崎 のり子 …179 嶋田 理博 ……180 玉野 哲也 ……180 西岡 茂樹 ……181 羽太 広海 ……181 福西 三千春 …182 向井 厚志 ……182 門垣 一敏 ……183 山田 尚 ………183 米川 雅士 ……184 片岡 英己 ……186 杵崎 のり子 …184 嶋田 理博 ……185 多喜 正城 ……187 西岡 茂樹 ……185 向井 厚志 ……186 門垣 一敏 ……187 山田 尚 ………187 教職課程に関する科目 教職概論 教育原理 教育心理学 教育法概論 教育課程論 情報科教育法Ⅰ 情報科教育法Ⅱ 特別活動の指導法 教育の方法と技術 生徒指導・進路指導 教育相談の理論と方法 教育実習 吉村 文男 ……191 吉村 文男 ……191 菅 徹 …………192 談 謙 …………192 吉村 文男 ……193 廣田 英樹 ……193 廣田 英樹 ……194 廣田 英樹 ……194 廣田 英樹 ……195 古川 治 ………195 菅 徹 ……196 廣田 英樹 ……196 菅 徹 ……196 他学部・科目等履修生開放科目 2007∼2010入学生授業科目 管理の仕組みとビジネス マーケティングの仕組みとビジネス 簿記の仕組みとビジネス 法の仕組みとビジネス 政治の仕組みとビジネス 経済の仕組みとビジネス 憲法Ⅰ 憲法Ⅱ 民法Ⅰ 債権法 矢倉 伸太郎 …199 棚橋 豪 ………199 西口 清治 ……200 金田 充広 ……200 平尾 透 ………201 岩見 昭三 ……201 福留 和彦 ……201 小林 直樹 ……202 小林 直樹 ……203 豊田 正明 ……203 豊田 正明 ……204 2007∼2010入学生授業科目 現代社会トピックスⅠ 現代社会トピックスⅢ 現代社会トピックスⅤ 憲法 民法 岩見 昭三 ……204 川本 正知 ……204 矢倉 伸太郎 …205 水野 清文 ……205 西川 弘展 ……205 三浦 晴彦 ……205 山本 英司 ……205 小林 直樹 …202・203 豊田 正明 …203・204 情 報 学 部 共 通 教 育 科 目 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 日本語コミュニケーションⅠ 1年次 前期 1単位 日本語コミュニケーションⅡ 1年次 後期 1単位 担当者名 桑原・亘 担当者名 桑原・亘 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 言葉による表現には、音声言語による表現と文字言語に よる表現とがあり、各々、異なった機能と特徴を持つ。 各々の機能と特徴を分析的に学び、実践を行う。実践を通 して、自分の意志を明確に伝え、相手の意志を正確に理解 する日本語の運用能力を伸ばすことを目指す。また、日本 語による表現には、日本語を母語とする人々の関心の持ち 方・考え方・感じ方の個性が反映されている。言葉による 表現を通して、これらをも分析的に学ぶ。 本科目では、文字・語彙の基礎、及び音声言語に焦点を あてて学ぶ。 言葉による表現には、音声言語による表現と文字言語に よる表現とがあり、各々、異なった機能と特徴を持つ。 各々の機能と特徴を分析的に学び、実践を行う。実践を通 して、自分の意志を明確に伝え、相手の意志を正確に理解 する日本語の運用能力を伸ばすことを目指す。また、日本 語による表現には、日本語を母語とする人々の関心の持ち 方・考え方・感じ方の個性が反映されている。言葉による 表現を通して、これらをも分析的に学ぶ。 本科目では文字言語に焦点をあて、文章表現を学ぶ。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 1.論理的な文章の書き方を学ぶ。 2.実践的な文章を適切に書くことができる。 3.文章を書くための素材(表やグラフ)の分析や考察 ができる。 1.日本語を表記する文字を適切に使うことができる。 2.日本語の語彙や文の構造を説明できる。 3.日本語の敬語表現を実践できる。 ■授業方法 ■授業方法 項目ごとに講義と実践演習とを行う。第1回の講義にお いて実践授業のガイダンスを行うので、必ず出席するこ と。 項目ごとに講義と実践演習とを行う。第1回の講義にお いて実践授業のガイダンスを行うので、必ず出席すること ■授業計画 ■授業計画 書いてみよう 第1回 手紙文1 第2回 手紙文2 第3回 文章の要約1 第4回 文章の要約2 第5回 論作文1 第6回 論作文2 第7回 案内文 第8回 ビジネス文書 分析と考察をしよう 第9回 グラフ・表の分析1 第10回 グラフ・表の分析2 第11回 考察の文章1 第12回 考察の文章2 第13回 レポート・論文の書き方1 第14回 レポート・論文の書き方2 第15回 総合復習 言葉と表現を知ろう 第1回 日本語と文字 第2回 同音異義語・同訓異義語 第3回 四字熟語 第4回 慣用表現・ことわざ・故事成語 第5回 文の構成 第6回 助詞 話してみよう 第7回 スピーチ 第8回 説明をする 敬語・敬意表現を使おう 第9回 敬語の種類 第10回 敬語の用法、その1 第11回 敬語の用法、その2 第12回 敬語の用法、その3 第13回 敬語の用法、その4 第14回 敬意表現 第15回 総合復習 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 期末テスト(60%)小テスト・課題等(20%)受講状態 (20%)で総合的に評価する。詳細については、担当者か ら指示する。 期末テスト(60%)小テスト・課題等(20%)受講状態 (20%)で総合的に評価する。詳細については、担当者か ら指示する。 ■授業時間外の課題 授業時間内に、授業担当者から指示する。 ■授業時間外の課題 授業時間内に、授業担当者から指示する。 ■メッセージ ■メッセージ 日常的に国語辞典・漢和辞典をこまめに引くこと。授業 には国語辞典・漢和辞典を持参すること。 授業時間内は、私語・飲食を禁ずる。携帯電話の使用も 禁ずる。 日常的に国語辞典・漢和辞典をこまめに引くこと。授業 には国語辞典・漢和辞典を持参すること。 授業時間内は、私語・飲食を禁ずる。携帯電話の使用も 禁ずる。 ■教材・教科書 ■教材・教科書 米田明美他 著『大学生のための日本語実践ノート改訂 版』風間書房(2010年) 米田明美他 著『大学生のための日本語実践ノート改訂 版』風間書房(2010年) ■参考書 ■参考書 授業中に適宜紹介する。 授業中に適宜紹介する。 ― 83 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 ITリテラシーⅠ 1年次 前期 1単位 担当者名 竹田・久米 科目名称 配当年次 開講 単位数 ITリテラシーⅠ (再履修生対象) 職名 講師 1年次 後期 1単位 担当者名 久米 和美 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 インターネット時代における情報及びPCの利活用につ いて、学生として必要なリテラシーを文書作成を中心に身 につけ、各種授業における課題の取り組みやレポート作成 に役立つスキルの習得を目指す。 インターネット時代における情報及びPCの利活用につ いて、学生として必要なリテラシーを文書作成を中心に身 につけ、各種授業における課題の取り組みやレポート作成 に役立つスキルの習得を目指す。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 ・Wordによる基本的な文書作成ができること。 ・図形やイメージデータを活用した文書作成ができるこ と。 ・メール(g-mail)の活用ができること。 ・インターネットの基本的活用ができること。 ・タッチタイプの習得。 ・Wordによる基本的な文書作成ができること。 ・図形やイメージデータを活用した文書作成ができるこ と。 ・メール(g-mail)の活用ができること。 ・インターネットの基本的活用ができること。 ・タッチタイプの習得。 ■授業方法 ■授業方法 PC教室において実習形式で実施 PC教室において実習形式で実施 ■授業計画 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 タッチタイピング、日本語入力、Wordの概要 第3回 電子メール/インターネットの活用 第4回 伝達文書の作成1 第5回 伝達文書の作成2 第6回 表の作成1 第7回 表の作成2 第8回 テキスト文書の各種アレンジ1 第9回 テキスト文書の各種アレンジ2 第10回 イメージを含む文書作成1 第11回 イメージを含む文書作成2 第12回 総合問題1 第13回 総合問題2 第14回 総合問題3 第15回 まとめ 第1回 オリエンテーション 第2回 タッチタイピング、日本語入力、Wordの概要 第3回 電子メール/インターネットの活用 第4回 伝達文書の作成1 第5回 伝達文書の作成2 第6回 表の作成1 第7回 表の作成2 第8回 テキスト文書の各種アレンジ1 第9回 テキスト文書の各種アレンジ2 第10回 イメージを含む文書作成1 第11回 イメージを含む文書作成2 第12回 総合問題1 第13回 総合問題2 第14回 総合問題3 第15回 まとめ ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 評価の内訳は出席30%、平素の授業の取り組み35%、課 題または試験35%を基本とする。 評価の内訳は出席30%、平素の授業の取り組み35%、課 題または試験35%を基本とする。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 ・授業を欠席した場合は、次回までに欠席した回の内容を 取り組んでおく努力を求める。 ・タッチタイピング習得を目指し、必要に応じて時間外も トレーニングをすること。 ・授業を欠席した場合は、次回までに欠席した回の内容を 取り組んでおく努力を求める。 ・タッチタイピング習得を目指し、必要に応じて時間外も トレーニングをすること。 ■メッセージ ■メッセージ ・指定された教材・教科書は必ず持参すること。 ・クラス編成の手掛かりとして授業内容に関するプレース メントテスト(アンケート)を4月当初に実施する。 ・授業で取り組む内容を十分学習済みとみなされた者は受 講を免除される。 ・教職免許取得を希望する者は必ず受講すること。 指定された教材・教科書は必ず持参すること。 ■教材・教科書 よくわかるMicrosoft Word 2010、FOM出版 ■参考書 Googleまるごと活用事典、日経BP社 ■教材・教科書 よくわかるMicrosoft Word 2010、FOM出版 ■参考書 Googleまるごと活用事典、日経BP社 ― 84 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 ITリテラシーⅡ 1年次 後期 1単位 担当者名 竹田・久米 科目名称 配当年次 開講 単位数 ITリテラシーⅡ (再履修生対象) 職名 講師 2年次 前期 1単位 担当者名 久米 和美 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 インターネット時代における情報及びPCの利活用につ いて、学生として必要なリテラシーをエクセルとパワーポ イントを中心に身につけ、各種授業における課題の取り組 みや成果発表に役立つスキルの習得を目指す。 インターネット時代における情報及びPCの利活用につ いて、学生として必要なリテラシーをエクセルとパワーポ イントを中心に身につけ、各種授業における課題の取り組 みや成果発表に役立つスキルの習得を目指す。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 ・Excelを使って基本的表計算機能が活用できること。 ・PowerPointを使って基本的なプレゼンテーション資料の 作成ができること。 ・Excelを使って基本的表計算機能が活用できること。 ・PowerPointを使って基本的なプレゼンテーション資料の 作成ができること。 ■授業方法 ■授業方法 PC教室において実習形式で実施 PC教室において実習形式で実施 ■授業計画 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 表計算1(四則計算と表の作成) 第3回 表計算2(合計、平均など簡単な関数) 第4回 表計算3(印刷) 第5回 表計算4(複数シートの操作) 第6回 表計算5(グラフの作成) 第7回 表計算6(並べ替え、オートフィルタ) 第8回 表計算7(データ分析) 第9回 表計算8(総合問題) 第10回 資料作成1(作成の基礎) 第11回 資料作成2(作成の基礎) 第12回 資料作成3(イメージや図形の活用) 第13回 資料作成4(アニメーション、スライドショー) 第14回 資料作成5(総合問題) 第15回 まとめ 第1回 オリエンテーション 第2回 表計算1(四則計算と表の作成) 第3回 表計算2(合計、平均など簡単な関数) 第4回 表計算3(印刷) 第5回 表計算4(複数シートの操作) 第6回 表計算5(グラフの作成) 第7回 表計算6(並べ替え、オートフィルタ) 第8回 表計算7(データ分析) 第9回 表計算8(総合問題) 第10回 資料作成1(作成の基礎) 第11回 資料作成2(作成の基礎) 第12回 資料作成3(イメージや図形の活用) 第13回 資料作成4(アニメーション、スライドショー) 第14回 資料作成5(総合問題) 第15回 まとめ ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 評価の内訳は出席30%、平素の授業の取り組み35%、課 題または試験35%を基本とする。 評価の内訳は出席30%、平素の授業の取り組み35%、課 題または試験35%を基本とする。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 授業を欠席した場合は、次回までに欠席した回の内容を 取り組んでおく努力を求める。 授業を欠席した場合は、次回までに欠席した回の内容を 取り組んでおく努力を求める。 ■メッセージ ■メッセージ ・指定された教材・教科書は必ず持参すること。 ・クラス編成の手掛かりとして授業内容に関するプレース メントテスト(アンケート)を4月当初に実施する。 ・授業で取り組む内容を十分学習済みとみなされた者は受 講を免除される。 ・教職免許の取得を希望する者は必ず受講しなければなら ない。 指定された教材・教科書は必ず持参すること。 ■教材・教科書 ・よくわかるMicrosoft Excel 2010ドリル、FOM出版 ・よくわかる初心者のためのMicrosoft PowerPoint 2010、 FOM出版 ■参考書 ■教材・教科書 ・よくわかるMicrosoft Excel 2010ドリル、FOM出版 ・よくわかる初心者のためのMicrosoft PowerPoint 2010、 FOM出版 ■参考書 ― 85 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 基礎数学Ⅰ 1年次 基礎数学Ⅱ 1年次 前・後期 1単位 担当者名 多喜・根岸 前・後期 1単位 担当者名 大原・多喜・根岸 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 大学の専門教育で必要とする数学の基礎力を涵養するこ とを目的とする。基礎数学Ⅰでは、計算力をつけるととも に、数に対する感覚や、単位に関する知識を身につけるこ とを目指す。 大学の専門教育で必要とする数学の基礎力を涵養するこ とを目的とする。基礎数学Ⅱでは、文字式の操作を理解す るとともに、関数の式・グラフ・数値の変化の関係を知り、 統計グラフの読み取りや量の関係を読み取る力を身につけ る。また、三角形や円などの基本図形についての定理を知 り活用できることを目指す。 ■学習の到達目標 四則演算に習熟し、比例や反比例などの量の関係を理解 し、表やグラフの読み取りができる。簡単な、図形の面積 や体積を求めたり、単位の変換ができる。 ■学習の到達目標 ■授業方法 文字式の操作に習熟し、数式や関数のグラフ、統計グラ フを読み取ることができる。基本図形の辺の長さ、角度、 面積、体積などを求めることができる。 各人の学習の進行状況に応じて、テキストに沿って問題 演習を行う。 ■授業方法 ■授業計画 各人の学習の進行状況に応じて、テキストに沿って問題 演習を行う。 第1回 課題演習1 第2回 課題演習2 第3回 課題演習3 第4回 課題演習4 第5回 課題演習5 第6回 課題演習6 第7回 課題演習7 第8回 課題演習8 第9回 課題演習9 第10回 課題演習10 第11回 課題演習11 第12回 課題演習12 第13回 課題演習13 第14回 課題演習14 第15回 課題演習15 ■授業計画 第1回 課題演習1 第2回 課題演習2 第3回 課題演習3 第4回 課題演習4 第5回 課題演習5 第6回 課題演習6 第7回 課題演習7 第8回 課題演習8 第9回 課題演習9 第10回 課題演習10 第11回 課題演習11 第12回 課題演習12 第13回 課題演習13 第14回 課題演習14 第15回 課題演習15 ■成績評価の基準 定期試験100%。出席は成績評価には直接関係しないが、 担当教員が認める出席が全授業回数の3分の2に満たない 受講生は定期試験の受験資格を認めない。 遅刻・早退・途中退室など、授業に参加する時間が短か ったり、教科書の不所持や授業中の態度が悪いなど、出席 扱いとしない場合がある。 ■授業時間外の課題 テキストの問題が時間内に解き切らない場合は、予習・ 復習で終わらせるようにする。また、テキストだけでは問 題演習が不十分な学生には、別に課題を与える。 ■メッセージ 1年次生前期は、プレースメントテストの結果によって、 履修免除になる場合がある。また、2年次生以上で、未修 得の者は再履修すること。詳しくはアドバイザーに確認す ること。 後期履修登録が必要な学生に対しては、個別面談時に各 アドバイザーから伝える。 ■教材・教科書 ■成績評価の基準 定期試験100%。出席は成績評価には直接関係しないが、 担当教員が認める出席が全授業回数の3分の2に満たない 受講生は定期試験の受験資格を認めない。 遅刻・早退・途中退室など、授業に参加する時間が短か ったり、教科書の不所持や授業中の態度が悪いなど、出席 扱いとしない場合がある。 ■授業時間外の課題 テキストの問題が時間内に解き切らない場合は、予習・ 復習で終わらせるようにする。また、テキストだけでは問 題演習が不十分な学生には、別に課題を与える。 ■メッセージ 1年次生前期は、プレースメントテストの結果によって、 「基礎数学Ⅰ」から受講したり、履修免除になる場合があ る。また、2年次生以上で、未修得の者は再履修すること。 詳しくはアドバイザーに確認すること。 後期履修登録が必要な学生に対しては、個別面談時に各 アドバイザーから伝える。 (財)日本数学検定協会『数学検定の完全対策5∼8級』 日本実業出版社(2011) ■教材・教科書 ■参考書 (財)日本数学検定協会『数学検定の完全対策3∼4級』 日本実業出版社(2011) ■参考書 ― 86 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 基礎英語Ⅰ 1年次 前期 1単位 基礎英語Ⅰ(再) 英語(講読)(前) 2年次 3年次 担当者名 伊達・森 前・後期 前・後期 1単位 1単位 担当者名 伊達・森 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 英語学習の基礎が充分にできていない学生を対象に、初 歩に戻って文法を徹底的にやり直す。今までの断片的な知 識を統合し、英語の考え方やルールを習得することで、実 際に使える英語を身につける。 「基礎英語Ⅰ」 「英語(講読) (前) 」の学習でつまずい た学生を対象に、初歩に戻って文法を徹底的にやり直す。 今までの断片的な知識を統合し、英語の考え方やルールを 習得することで、実際に使える英語を身につける。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 実用英語検定3級レベルの文章を読み、聞き取ることが できる。日常的な事柄について、簡単な会話ができる。 実用英語検定3級レベルの文章を読み、聞き取ることが できる。日常的な事柄について、簡単な会話ができる。 ■授業方法 ■授業方法 eラーニングを利用して、徹底した問題演習を行う。授 業の最初にテキストを用いた簡単な解説を行い、その後は 各人のペースでeラーニングに取り組む。間違えた問題は 正解するまで繰り返し学習できるようになっている。 eラーニングを利用して、徹底した問題演習を行う。授 業の最初にテキストを用いた簡単な解説を行い、その後は 各人のペースでeラーニングに取り組む。間違えた問題は 正解するまで繰り返し学習できるようになっている。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 イントロダクション 第2回 名詞・代名詞 第3回 一般動詞(現在) 第4回 一般動詞(過去)・過去分詞 第5回 be動詞(現在・過去)・There is構文・前置詞 第6回 助動詞 第7回 命令・勧誘・依頼・付加疑問文・間接疑問文 第8回 不定詞 第9回 動名詞・接続詞 第10回 進行形(現在・過去)・現在分詞 第11回 現在完了 第12回 受動態 第13回 比較・関係代名詞 第14回 定期試験前指導 第15回 講評・総括 第1回 イントロダクション 第2回 名詞・代名詞 第3回 一般動詞(現在) 第4回 一般動詞(過去)・過去分詞 第5回 be動詞(現在・過去)・There is構文・前置詞 第6回 助動詞 第7回 命令・勧誘・依頼・付加疑問文・間接疑問文 第8回 不定詞 第9回 動名詞・接続詞 第10回 進行形(現在・過去)・現在分詞 第11回 現在完了 第12回 受動態 第13回 比較・関係代名詞 第14回 定期試験前指導 第15回 講評・総括 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 eラーニングの成果(30%)、出席・授業態度(20%)、 定期試験(50%)で評価する。 eラーニングの成果(30%)、出席・授業態度(20%)、 定期試験(50%)で評価する。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 eラーニングの演習は授業時間内にすべてこなせる数で はないので、やり残した問題は次回までに自主学習で終了 しておくこと。 eラーニングの演習は授業時間内にすべてこなせる数で はないので、やり残した問題は次回までに自主学習で終了 しておくこと。 ■メッセージ ■メッセージ 入学時のプレースメント・テストの結果により登録必修 となるので、該当者はかならず履修しなければならない。 この授業の単位を取得しなければ、他の英語科目を履修で きない。 遅刻、忘れ物は減点となるので注意。私語、携帯電話、 授業内容以外でのPCの使用は厳禁。 「基礎英語Ⅰ」の単位を取得しなければ、他の英語科目 を履修できない。 遅刻、忘れ物は減点となるので注意。私語、携帯電話、 授業内容以外でのPCの使用は厳禁。 ■教材・教科書 ■教材・教科書 田原博幸『eラーニングで身につける英語の基礎』ニュ ートン社 田原博幸『eラーニングで身につける英語の基礎』ニュ ートン社 ■参考書 導入基礎科目テキスト『基礎英語』 ■参考書 導入基礎科目テキスト『基礎英語』 ― 87 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 基礎英語Ⅰ (留学生未習者対象) 職名 教授 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 1年次 前期 1単位 基礎英語Ⅱ 英語(講読)(後) 1年次 3年次 担当者名 伊達 桃子 前・後期 前・後期 1単位 1単位 担当者名 伊達・森 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 この授業は、今まで英語をまったく学習したことがない 留学生を対象に、初歩の初歩から英語を学ぶためのクラス である。オーラル・コミュニケーションを中心に、楽しみ ながら英語の考え方やルールを身につけていく。 現在のことについて、簡単な英文を読み、聞き取ること ができる。あいさつなど、初歩的な会話ができる。 プレースメントテストによって基礎英語Ⅰの履修を免除 された前期受講の学生にとっては、英語の最も初歩的な文 法よりはやや進んだレベルからのスタートとなり、またプ レースメントテストによって義務付けられた基礎英語Ⅰの 単位を修得した学生については、Ⅰで学んだ文法項目につ いての復習も兼ね、その理解をより確かなものにしていく と同時にⅠでは扱わなかったさらに進んだ基本文法を身に つけることを目指す。 ■授業方法 ■学習の到達目標 中学校の英語教科書を用い、1∼2回で1プログラムを 終了する。ゲームや歌を交えて英語のリズムを体にしみこ ませていく。5回に1度の割合で小テストを実施する。 この授業で英語の基本文法をさらに深く学び、そしてそ れを土台として本学の他の英語科目を同時にきちんと学べ るようになってほしい。 ■授業計画 ■授業方法 ■学習の到達目標 第1回 Let's Start 第2回 Program 1 第3回 Program 1-2 第4回 Program 2 第5回 小テスト+Let's Communicate 第6回 Program 3 第7回 Program 3-4 第8回 Program 4 第9回 Program 5 第10回 小テスト+Program 5 第11回 Let's Communicate+Program 6 第12回 Program 6 第13回 Program 7 第14回 Program 7-8 第15回 小テスト+Program 8 授業はテキストに従って1回の授業で1つのUnitを終え るペースで進める。文法事項の確認とそれに基づく短い言 い換え英作文、そしてさらにそれを応用した短い会話文の 練習が中心となる。 ■授業計画 第1回 未来の表現 第2回 接続詞① 第3回 助動詞② 第4回 接続詞② 第5回 動名詞① 第6回 比較① 第7回 比較② 第8回 感嘆文・強調表現 第9回 関係代名詞① 第10回 関係代名詞②・関係副詞 第11回 分詞の名詞修飾 第12回 知覚動詞・使役動詞 第13回 助動詞③ 第14回 仮定法 第15回 定期試験前指導 ■成績評価の基準 小テスト(75%)、出席・授業態度(15%)、レポート (10%)で評価する。 ■授業時間外の課題 毎回、復習シートを配布する。また、学期末レポートと して、Review Readingを用いた課題を提出してもらう。 ■メッセージ 入学当初のアンケート結果により、登録必修となる。該 当者はかならず履修すること。 遅刻、忘れ物は減点となるので注意。私語、携帯電話の 使用は厳禁。 ■教材・教科書 Sunshine English Course 1(開 堂) (授業時間中に配布) ■成績評価の基準 定期試験(70%) 、出席等の平常点(30%)が原則。ただ し出席が少なすぎると採点の対象外となる。また大幅な遅 刻は出席扱いとはしないので注意してほしい。 ■授業時間外の課題 授業を受けるための当然の準備として、また授業の理解 度を高められるよう前もってテキストの各文法項目の例文 をきちんと読み、言い換え作文ができるようにしておくこ と。そして復習も忘れないこと。 ■メッセージ ■参考書 なし 基礎英語Ⅱは、プレースメントテスト(習熟度別クラス 分けテスト)によって基礎英語Ⅰの履修を免除されている か、あるいはプレースメントテストによって義務付けられ た基礎英語Ⅰの単位をすでに修得していなければ履修でき ないので注意してほしい。毎回出席をとる。もちろん授業 中の私語、携帯電話の使用は禁止。 ■教材・教科書 本学発行のテキスト「基礎英語」 ― 88 ― 科目名称 基礎英語Ⅱ (留学生未習者対象) 職名 教授 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 1年次 後期 1単位 英語読解Ⅰ 1年次 担当者名 伊達 桃子 職名 講師 前・後期 1単位 担当者名 小山 次郎 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 前期「基礎英語Ⅰ」に引き続き、今まで英語をまったく 学習したことがない留学生を対象に、初歩の初歩から英語 を学ぶためのクラスである。オーラル・コミュニケーショ ンを中心に、楽しみながら英語の考え方やルールを身につ けていく。 国際化時代といわれる今日、ある程度の英語力を持って いることは、将来どのような方面に進むにしても必要にな ってくるだろう。そのための基礎となる英語の読解力を身 につけることがこの授業の目標である。比較的短くまとま っていて、しかも内容的に面白い英語のジョークを教材に し、楽しみながら英語の力をつけていきたい。 ■学習の到達目標 過去や未来のことについて、簡単な英文を読み、聞き取 ることができる。あいさつなど、初歩的な会話ができる。 ■学習の到達目標 比較的平易な英文を頭から意味のまとまり単位ごとに内 容を理解しつつ読んでいくことができるようにする。 ■授業方法 中学校の英語教科書を用い、1∼2回で1プログラムを 終了する。ゲームや歌を交えて英語のリズムを体にしみこ ませていく。5回に1度の割合で小テストを実施する。 ■授業方法 授業は配布するプリントを用いて行う。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 Program 9 第2回 Program 9-10 第3回 Program 10 第4回 Program 11(Sunshine 1終了) 第5回 小テスト+Classroom English(Sunshine 2開始) 第6回 Program 1 第7回 Program 1-2 第8回 Program 2 第9回 Let's Communicate+Program 3 第10回 小テスト+Program 3 第11回 Program 4 第12回 Program 4-5 第13回 Program 5 第14回 Program 6 第15回 小テスト+Review Reading 第1回 ガイダンス 第2回∼第14回 短文の読解、基本文法の確認 第15回 まとめ ■成績評価の基準 第15回目が終了した次週に定期試験を実施する。 出席・授業態度(30%) 、定期試験(70%)で評価する。 ■授業時間外の課題 プリントは事前に配布するので、授業までに分からない 単語を辞書で調べておくこと。 ■メッセージ この科目は基礎英語Ⅰの単位を修得(プレースメントテ ストで基礎英語Ⅰを免除されている場合も含む)していな ければ履修できない。 毎回出席をとる。授業中の私語を禁じる。 ■成績評価の基準 小テスト(75%)、出席・授業態度(15%)、レポート (10%)で評価する。 ■授業時間外の課題 ■教材・教科書 プリント ■参考書 毎回、復習シートを配布する。また、学期末レポートと して、Review Readingを用いた課題を提出してもらう。 適宜紹介 ■メッセージ 「基礎英語Ⅰ(留学生) 」を修得した者はかならず履修 すること。 遅刻、忘れ物は減点となるので注意。私語、携帯電話の 使用は厳禁。 ■教材・教科書 Sunshine English Course 1(開 堂) Sunshine English Course 2(開 堂) (授業時間中に配布) 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス ■参考書 なし ― 89 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 英語読解Ⅱ 1年次 英語会話Ⅰ 英語(会話)(前)(再) 1年次 前期 1単位 3年次 前期 1単位 職名 講師 前・後期 1単位 担当者名 小山 次郎 職名 講師 担当者名 ディール・ワトキンス ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 英語読解Ⅰに続いて、さらに英語の読解力を伸ばすこと を目指す。読解Ⅰと同じく英語のジョークを教材にするが、 読解Ⅱでは少し長めの話を読む。また基本文法の確認だけ でなく語彙力の強化も図っていきたい。 英語のみでの授業を通して、基礎的な英会話力を身に付 ける。中学・高校の復習や基礎英語から始め、ビジネスや 近い将来に必要な、実用的な会話力を身に付ける。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 比較的平易な英文を頭から意味のまとまり単位ごとに内 容を理解しつつ読んでいくことができるようにする。 基礎英語の復習を通して話す能力・聴く能力・読解力を 高め、日常生活・ビジネス等で必要な表現力を身に付け る。 ■授業方法 ■授業方法 授業は配布するプリントを用いて行う。一回の授業で一 つの話を読むペースで進める。 教科書の基本文例、基本語彙を中心に、英語のアウトプ ットを繰り返した後、課題に沿って徐々に自分の考えや意 見を話す練習を繰り返し行う。 ■授業計画 第1回 ガイダンス 第2回∼第14回 少し長い文の読解、基本文法の確認、 語彙力の強化 第15回 まとめ ■授業計画 第1回 人を紹介する、現在形の練習 第2回 仕事の内容、場所について話す 第3回 普段の生活について話す、頻度を表現する 第4回 余暇の過ごし方について、関連語彙の学習 第5回 就職面接(Can の使い方の練習) 第6回 スポーツ・活動について(Can の使い方の練習) 第7回 第1∼6回の復習 第8回 趣味と嗜好について話す( like を使う練習) 第9回 性格を表現する 第10回 電話での応対練習、現在進行形の練習 第11回 天候についての表現学習 第12回 道順を訪ねる・教える、街の語彙を増やす 第13回 駅の設備・場所名称の学習、前置詞の学習 第14回 第8∼13回の復習 第15回 前期総まとめ ■成績評価の基準 第15回目が終了した次週に定期試験を実施する。 出席・授業態度(30%) 、定期試験(70%)で評価する。 ■授業時間外の課題 プリントは事前に配布するので、授業までに分からない 単語を辞書で調べておくこと。 ■メッセージ この科目は英語読解Ⅰの単位を修得していなければ履修 できない。 毎回出席をとる。授業中の私語を禁じる。 ■成績評価の基準 ■教材・教科書 プリント ■参考書 出席率、授業中の参加態度、課題の提出、授業内テスト の結果を総合的に判断して成績をつける。 ■授業時間外の課題 適宜紹介 授業内で出される宿題は次回までに必ずしておくこと。 ■メッセージ 基本的には英語のみで授業を進めますが、身近な話題や 簡単な表現から始めます。受験英語とは違い、実際にネイ ティブがよく使う表現、語彙を中心に会話力を高めます。 近い将来に必ず英会話力は必要になりますので、積極的に 授業に参加して英会話力を身に付けましょう。 ■教材・教科書 『Get Real!New Edition1 Student Book』 『Get Real!New Edition1 Work Book』 Angela Buckingham / Miles Craven / David Williamson 共著 ㈱マクミランランゲージハウス ■参考書 辞書持込可 ― 90 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 英語会話Ⅱ 英語(会話)(後)(再) 1年次 後期 1単位 3年次 後期 1単位 資格試験対策英語Ⅰ 2年次 前期 1単位 職名 講師 担当者名 ディール・ワトキンス 職名 教授 担当者名 伊達 桃子 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 英語のみでの授業を通して、基礎的な英会話力を身に付 ける。中学・高校の復習や基礎英語から始め、ビジネスや 近い将来に必要な、実用的な会話力を身に付ける。 英語コミュニケーション能力検定試験として国際的に認 知されており、企業などの注目度も高いTOEICに挑戦する ことを目指す。実際の出題形式に慣れるとともに、リスニ ング、文法、読解能力の向上を図る。 ■学習の到達目標 基礎英語の復習を通して話す能力・聴く能力・読解力を 高め、日常生活・ビジネス等で必要な表現力を身に付け る。 ■学習の到達目標 TOEICテスト350点相当のレベルに達すること。 ■授業方法 ■授業方法 教科書の基本文例、基本語彙を中心に、英語のアウトプ ットを繰り返した後、課題に沿って徐々に自分の考えや意 見を話す練習を繰り返し行う。 問題演習が中心となる。リスニングとリーディングを交 互に学習し、2回で1ユニットを終了する。また、eラー ニングによる学習の機会を設ける。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 TOEIC Testの解説(1) 第2回 TOEIC Testの解説(2) 第3回 Unit 1 Listening 第4回 Unit 1 Reading 第5回 Unit 2 Listening 第6回 Unit 2 Reading 第7回 Unit 3 Listening 第8回 Unit 3 Reading 第9回 Unit 4 Listening 第10回 Unit 4 Reading 第11回 Unit 5 Listening 第12回 Unit 5 Reading 第13回 Unit 6 Listening 第14回 Unit 6 Reading 第15回 模擬テストと解説 第1回 アポイントをとる、現在進行形の練習、Would like 第2回 週末のアクティビティについて 第3回 お金に関する表現の練習、How much 第4回 電化製品のショッピング 第5回 将来のプラン・予測について、未来形の練習 第6回 休暇の計画(スケジュール・内容・活動) 第7回 第1∼6回の復習 第8回 規則・法律について、命令法の練習 第9回 料理(調理方法・材料・関連語彙)について 第10回 ついてない日について、過去形の練習 第11回 健康・病気について、語彙の学習 第12回 過去を振り返る、過去の出来事をついて 第13回 休暇について語る、形容詞の学習 第14回 第8∼13回の復習 第15回 後期総まとめ・授業内での定期試験 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 定期試験(55%) 、出席・授業態度(45%)で評価する。 出席率、授業中の参加態度、課題の提出、授業内テスト の結果を総合的に判断して成績をつける。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 授業時間中にできなかったeラーニングの演習は、自主 学習で終了しておくこと。 授業内で出される宿題は次回までに必ずしておくこと。 ■メッセージ ■メッセージ 基本的には英語のみで授業を進めますが、身近な話題や 簡単な表現が中心です。受験英語とは違い、実際にネイテ ィブがよく使う表現、語彙を中心に会話力を高めます。近 い将来に必ず英会話力は必要になりますので、積極的に授 業に参加して英会話力を身に付けましょう。 ■教材・教科書 辞書を毎回持参すること(電子辞書も可) 。遅刻、忘れ 物は減点となるので注意。私語、携帯電話、授業内容以外 でのPCの使用は厳禁。 ■教材・教科書 安浪誠祐他、Starting on the TOEIC Test(朝日出版) ■参考書 『Get Real!New Edition1 Student Book』 『Get Real!New Edition1 Work Book』 Angela Buckingham / Miles Craven / David Williamson 共著 ㈱マクミランランゲージハウス なし 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス ■参考書 辞書持込可 ― 91 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 資格試験対策英語Ⅱ 2年次 後期 1単位 職名 教授 担当者名 伊達 桃子 科目名称 配当年次 開講 単位数 中国語入門Ⅰ (最初の一歩) 職名 教授 1年次 前期 2単位 担当者名 植田 均 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 「資格試験対策英語Ⅰ」の修得者を対象に、TOEICでさ らなる高得点を獲得できる英語力の養成を目指す。実際の 出題形式に慣れるとともに、リスニング、文法、読解能力 の向上を図る。 初めて中国語に触れる者を対象とします。初歩的な文法、 語彙、発音から学び始め、簡単な日常会話ができるように なります。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 ①中国語式ローマ字(ピンイン字母)を正確に発音でき、 筆写できるようにします。 ②基礎語彙約500語程度の簡体字表記が正しく書け、発音、 意味も正確に把握できるようにします。 TOEICテスト400点相当のレベルに達すること。 ■授業方法 問題演習が中心となる。リスニングとリーディングを交 互に学習し、2回で1ユニットを終了する。また、eラー ニングによる学習の機会を設ける。 ■授業方法 教科書を使用します。辞書も必ず用意しておいて下さい。 教員と学生はいつも「対話する」形式を採用します。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 定期テストの解説(1) 第2回 定期テストの解説(2) 第3回 Unit 7 Listening 第4回 Unit 7 Reading 第5回 Unit 8 Listening 第6回 Unit 8 Reading 第7回 Unit 9 Listening 第8回 Unit 9 Reading 第9回 Unit 10 Listening 第10回 Unit 10 Reading 第11回 Unit 11 Listening 第12回 Unit 11 Reading 第13回 Unit 12 Listening 第14回 Unit 12 Reading 第15回 模擬テストと解説 第1回 前期ガイダンス 第2回 発音Ⅰ(ピンイン表記の仕方、声調) 第3回 発音Ⅱ(有気音、無気音) 第4回 発音Ⅲ(母音、子音) 第5回 発音Ⅳ(特殊音<そり舌音など>) 第6回 ボク、キミ、カノジョ、カレの表現法 第7回 コレ、ソレ、アレの表現法。軽声の問題。 第8回 ドレ、ドノ、ナニという疑問の表現法。 第9回 「コレは∼デス」 、 「私は∼デス」の表現法。 第10回 「買う、見る、食べる」の表現法。 第11回 「ゴハン食べマシタカ?」が挨拶!? 第12回 「シマス」と「シマシタ」の表現法。 第13回 「シナイ」と「シナカッタ」の表現法。 第14回 「∼デスカ?」 、 「∼カ?」の表現法。 第15回 「アカイ」 、 「クロイ」 、 「ホソイ」の表現法。 第16回 定期試験 ■成績評価の基準 定期試験(55%) 、出席・授業態度(45%)で評価する。 ■成績評価の基準 ■授業時間外の課題 前期試験30%、平常点40%、小テスト30%。 授業時間中にできなかったeラーニングの演習は、自主 学習で終了しておくこと。 ■授業時間外の課題 講義中、適宜指示する。 ■メッセージ 辞書を毎回持参すること(電子辞書も可) 。遅刻、忘れ 物は減点となるので注意。私語、携帯電話、授業内容以外 でのPCの使用は厳禁。 ■メッセージ ■教材・教科書 ■教材・教科書 ①曜日で教科書が異なる。両方必要。辞書必携。 ②授業時間外に教科書付属のCDを1日に10回は聞くこと。 安浪誠祐他、Starting on the TOEIC Test(朝日出版) A曜日:「中国滞在実践会話」晃洋書房 B曜日:「実際の中国語会話」晃洋書房 ■参考書 なし ■辞書 「中国語最重要単語2000」晃洋書房 ― 92 ― 科目名称 中国語入門Ⅱ (前期を踏まえて) 職名 教授 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 1年次 後期 2単位 中国語会話Ⅰ 1年次 前期 1単位 担当者名 植田 均 職名 准教授 担当者名 竹田 治美 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 前期の基礎段階を経て、更に一歩進めた内容になります。 即ち、初歩的な文法が理解でき、簡単な作文が書けるよう になります。 発音や文法など中国語の基礎と日常会話を学び、簡単な 会話力を身につける。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 ①基礎語彙約1000語程度の簡体字表記が正しく書け、発音、 意味も正確に把握できるようにします。 ②「中検」準4級(中国語学習のスタートラインのような 程度)が合格できるようになります。 中国語の発音をマスターする。 簡単な日常会話を話せるようにする。 簡単な自己紹介ができるようにする。 ■授業方法 教科書と配付するレジュメに従って授業を行う。 ■授業方法 教科書を使用します。辞書も必ず用意しておいて下さい。 教員と学生はいつも「対話する」形式を採用します。 ■授業計画 第1回 ガイダンス 第2回 発音をマスター 第3回 基礎をマスター 第4回 こんにちは。私は日本人です 第5回 名前を言おう 第6回 どこに住んでいるの? 第7回 美味しい 第8回 復習 第9回 いくら? 第10回 読書 感想文 第11回 これはなに? 第12回 彼は誰? 第13回 私はパンダが好きです 第14回 パソコンを持っていますか? 第15回 復習 ■授業計画 第1回 後期ガイダンス 第2回 「熱い」は「ちょうど良い湯かげん」なのか? 第3回 「有る」と「無い」の表現法。 第4回 「雨が降る」の雨は主語か? 第5回 「前方からカッコイイ娘がやってきた」の主語は? 第6回 「流暢にしゃべる」の表現法。 第7回 「練習ノ結果∼ダ」の表現法(Ⅰ) 。 第8回 「練習ノ結果∼ダ」の表現法(Ⅱ) 。 第9回 「∼を」の標識“把”を学ぶ。 第10回 「∼サレル」の表現法。 第11回 「∼サセル」の表現法。 第12回 「∼ノ場所カラ(始める) 」の表現法。 第13回 「∼デ」の表現法。 第14回 「∼ノ時刻カラ(始める) 」の表現法。 第15回 「3時間TVゲームヲスル」の表現法。 第16回 定期試験 ■成績評価の基準 テスト50% 出席、学習態度、提出物50%で評価する。 ■授業時間外の課題 ■成績評価の基準 予習、復習 後期試験30%、平常点40%、小テスト30%。 ■メッセージ ■授業時間外の課題 言語学習を通して異文化への理解を深め、多様な価値観、 広い視野で物事を観察する力を身につけよう。 講義中、適宜指示する。 ■メッセージ ■教材・教科書 ①曜日で教科書が異なる。両方必要。辞書必携。 ②授業時間外に教科書付属のCDを1日に10回は聞くこと。 『必ず話せる中国語入門』 主婦の友社 ■参考書 ■教材・教科書 A曜日:「中国滞在実践会話」晃洋書房 B曜日:「実際の中国語会話」晃洋書房 ■辞書 「中国語最重要単語2000」晃洋書房 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス ― 93 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 中国語会話Ⅱ 1年次 後期 1単位 日本語(語彙・読解)Ⅰ 1年次 前期 1単位 職名 准教授 担当者名 竹田 治美 職名 准教授 担当者名 竹田 治美 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 入門段階を終え、日常会話に必要な語彙を増やし、会話 を展開する。 「聞く」練習を強化し、場面を設定して会話 練習を多く組み入れる。中国語学習を通じて、中国の習 慣・文化・歴史・社会などを理解する。 言葉の意味、語法の理解を深めながら漢字、語彙を広く 学ぶ。文章の読解、漢字や語彙の問題練習などを通じて文 章表現力を高める。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 基本を更に強化させるとともに、 「話す」・「聞く」・ 「書く」・「読む」の四技能の総合的、基礎的な力を養う。 ■授業方法 中級・上級レベルの日本語学習者を対象に、経済・金融 などのさまざまな分野で使用頻度の高い漢字、語彙を取り 上げ、1500字程度の上級漢字と語彙の拡充を図る。 ■授業方法 教科書と配付するレジュメに従って授業を行う。 教科書は用いない。配布するプリントの指示に従って授 業を行う。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 復習 第2回 目的地まで(場所を聞く) 第3回 レスリー・チャンのCDはありますか? 第4回 テンス(時制)の練習 第5回 ここ、空いていますか? 第6回 電話のかけ方 第7回 復習 第8回 レストランはどこですか? 第9回 2枚ください 第10回 ○○に行ったことがありますか? 第11回 野球ができる? 第12回 読書 感想文 第13回 あの人たちは何をしているの? 第14回 時間の表現 第15回 復習 第1回 オリエンテーション テスト 第2回 漢字の読み取り・ 動詞(1) 第3回 漢字の読み取り・ 動詞(2) 第4回 漢字の読み取り・慣用表現 第5回 文章を読む 第6回 同音異義語(1) 第7回 同音異義語(2) 第8回 文章を読む 第9回 対義語・類義語 第10回 形容詞と動詞 第11回 文章を読む 第12回 複合動詞 第13回 副詞 第14回 カタカナ 文章を読む 第15回 まとめ ■成績評価の基準 テスト50% 出席、学習態度、提出物50%で評価する。 ■成績評価の基準 テスト50% 出席、学習態度、提出物50%で評価する。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 予習、復習 復習 ■メッセージ 原則として「中国語会話Ⅰ」を修得しないと「Ⅱ」は履 修できない。 ■メッセージ 授業ごとに小テストを行う。 辞書を持参すること。 状況によって学習内容を変更する場合もある。 ■教材・教科書 『必ず話せる中国語入門』 主婦の友社 ■教材・教科書 ■参考書 適宜プリントを配布する。 ■参考書 授業中に指示する。 ― 94 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 日本語(語彙・読解)Ⅱ 1年次 後期 1単位 日本語(語彙・読解)Ⅰ 日本語(語彙・読解)Ⅱ 1年次 前期 1単位 1年次 後期 1単位 職名 准教授 担当者名 竹田 治美 職名 講師 担当者名 中川 婦美子 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 言葉の意味、語法の理解を深めながら、漢字、語彙を広 く学ぶ。文章の読解、漢字や語彙の問題練習などを通じて 文章表現力を高める。 日本語の表現・語彙の拡充を図りながら、新聞記事、新 書、専門書などの様々なジャンルの文章を読む。提示され たテーマについて、口頭、筆記での確認、発表等を行う。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 「日本語(語彙・読解)Ⅰ」を終え、さらに専門用語の 読解能力を高める。日本の社会文化を中心にした漢字約 2000字とそれに関する語彙約12000の確実習得を目標とす る。 ■授業方法 留学生として必要とされる一般的な知識を学び、口頭、 文章による日本語の自己表現能力を身につけること。新聞、 雑誌、新書などを素早く読む力を養い、必要な情報を的確 につかんで分析し、それに対して持論を展開できること。 提示された資料(読み物等)を通じて日本事情日本文化な どを学び、異文化理解を高めること。 教科書は用いない。配布するプリントの指示に従って授 業を行う。 ■授業方法 ■授業計画 教科書は用いない。配布するプリントに従って授業を行 う。 第1回 変化・形・位置・時間の表現 第2回 慣用表現 第3回 文章を読む 第4回 擬音語・擬態語 第5回 漢字の整理と補強 第6回 似た語句の使い分け 第7回 多義語(1) 第8回 多義語(2) 第9回 修飾語 第10回 文章を読む 第11回 読書と感想文 第12回 敬語 第13回 接続表現 第14回 助詞の使い分け 第15回 まとめ ■授業計画 第1回 授業の概要説明・自己紹介 第2回 漢字の読みとり(1)訓読みの動詞 第3回 漢字の読みとり(2)自動詞・他動詞 第4回 効果的な文章の読み方 第5回 文章を読む(1)論説文 第6回 文章を読む(2)論説文 タスク・発表 第7回 多義語(1) 第8回 多義語(2) 第9回 復習テスト 第10回 文章を読む(1)論説文 第11回 文章を読む(2)論説文 第12回 擬音語・擬態語(1) 第13回 擬音語・擬態語(2) 第14回 文章を読む(擬音語・擬態語の文学) 第15回 日本語多読ライブラリー 第16回 慣用表現(1) 第17回 慣用表現(2) 第18回 文章を読む(1)新書 第19回 文章を読む(2)新書 第20回 複合動詞 第21回 文章を読む(1)日本文学 第22回 文章を読む(2)日本文学 第23回 形容詞(精神・行為) 第24回 復習テスト 第25回 文章を読む(1)科学関連 第26回 文章を読む(2)科学関連 第27回 速読(新聞記事・雑誌) 第28回 名詞(一般社会関連語彙) 第29回 文章を読む(随筆・紀行文) 第30回 まとめ ■成績評価の基準 テスト50% 出席、学習態度、提出物50%で評価する。 ■授業時間外の課題 復習 ■メッセージ 授業ごとに小テストを行う。 辞書を持参すること。 状況によって学習内容を変更する場合もある。 ■教材・教科書 適宜プリントを配布する。 ■参考書 授業中に指示する。 ■成績評価の基準 定期試験(40%)出席(30%) 平常点<小テスト、提出物、授業への積極性>(30%) ■授業時間外の課題 講義の際、適宜指示する。 ■メッセージ 積極的に受講し、日本語を通じて日本文化、事情を学び 充実した大学生活を送ってもらいたい。 ■教材・教科書 適宜プリントを配布する。 ― 95 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 日本語(作文)Ⅰ 日本語(作文)Ⅱ 1年次 前期 1単位 1年次 後期 1単位 日本語(作文)Ⅰ 1年次 前期 1単位 職名 教授 担当者名 川本 正知 職名 講師 担当者名 田中 舞 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 本講座では、論理的な文章に使うべき表記、文体、段落 の構造などを学習し、自らの意図を正しく伝える表現技術 を身に付ける。文章を読み、内容や意見をまとめて書く。 日本語でレポートや論文を作成するために必要な、アカ デミック・ライティングの基礎を理解し、身につける。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 ①アカデミック・ライティングにおける基本的なルール を理解し、使用することができる。 ②アカデミック・ライティングで使用される基本的な表 現を用いて簡単な文章が作成できる。 日本語表現に関する基礎的な事柄を身につけ、自らの表 現意図を正しく伝える論理的な文章を問題なく書くことが できる。 ■授業方法 ■授業方法 基本的には教科書にしたがって学習する。授業時間内で 練習も行う。 教科書は用いない。配布プリントに従って講義を進め る。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 表記のしかた(1) 第3回 表記のしかた(2) 第4回 文体と書きことば(1) 第5回 文体と書きことば(2) 第6回 段落に分ける(1) 第7回 段落に分ける(2) 第8回 「は」と「が」の使い方(1) 第9回 「は」と「が」の使い方(2) 第10回 テーマを述べる(1) 第11回 テーマを述べる(2) 第12回 理由・経過を述べる(1) 第13回 理由・経過を述べる(2) 第14回 まとめと復習 第15回 小テスト 第16回 定義をする(1) 第17回 定義をする(2) 第18回 判明していることを述べる(1) 第19回 判明していることを述べる(2) 第20回 問題点を述べる(1) 第21回 問題点を述べる(2) 第22回 引用する(1) 第23回 引用する(2) 第24回 解決策を述べる(1) 第25回 解決策を述べる(2) 第26回 手順を述べる(1) 第27回 手順を述べる(2) 第28回 指示詞を使う(1) 第29回 指示詞を使う(2) 第30回 まとめと復習 第1回 ガイダンス・自己紹介 第2回 句読点 第3回 かなと漢字 第4回 記号の使い方 第5回 話し言葉と書き言葉① 第6回 話し言葉と書き言葉② 第7回 呼応表現① 第8回 呼応表現② 第9回 助詞の使い方 第10回 接続詞① 第11回 接続詞② 第12回 指示詞 第13回 受身文と使役文 第14回 文の長さ 第15回 まとめ ■成績評価の基準 定期試験(30%)、小テスト(30%)、提出物(20%)、 講義への参加態度等の平常点(20%)で評価する。なお、 講義の3分の1以上欠席した場合、評価を行わない。 ■授業時間外の課題 講義の際に適宜指示するが、1つの単元が終わり次第小 テストを行うため、講義後の復習は必須である。 ■メッセージ 本講義では、大学で求められるレポートを作成するため の基本的なルールと文章表現法を学びます。これからの学 生生活で必要なスキルですから、特別な事情がない限り、 講義には出席し、積極的に参加することと毎講義後に自宅 で復習することを期待します。 ■成績評価の基準 定期試験(30%)、平常点(70%)で評価する。前期、後期 ともに3分の1以上出席しないものには成績を出さない。 ■授業時間外の課題 ■教材・教科書 適宜、プリントを配布する。 ■参考書 講義の際に適宜指示する。 講義の際に随時指示する。 ■メッセージ 練習をしながらの授業なので遅刻しないこと。 ■教材・教科書 アカデミック・ジャパニーズ研究会『大学・大学院留学 生の日本語 ②作文編』アルク、2008年 ■参考書 講義の際に指示する。 ― 96 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 日本語(作文)Ⅱ 1年次 後期 1単位 日本語特講(語彙・読解)Ⅰ 日本語特講(語彙・読解)Ⅱ 1年次 前期 1単位 1年次 後期 1単位 職名 講師 担当者名 田中 舞 職名 講師 担当者名 上野山 愛弥 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 前期に学んだアカデミック・ライティングの基礎を用い て、様々な種類の文章を作成する。 本講座では日本語能力試験対策の語彙および読解の問題 を中心に進めながら、N1に合格できる力を身につけてい く。さらに、生教材を読むことを通して生活で必要な語彙 を増やすとともに、内容について正確に理解しあらすじや 要点がわかるようにする。 ■学習の到達目標 ①アカデミック・ライティングの基本的なルールに則し て文章を作成することができる。 ②様々な種類の文章で用いられる基本的な表現を用いて 複数のパラグラフから成るまとまった文章を作成する ことができる。 ■授業方法 ■学習の到達目標 日本語能力試験N1に合格できる力を身につけ、大学生 活に必要とされる総合的な日本語能力を高める。 ■授業方法 教科書は用いない。配布プリントに従って講義を進め る。 随時プリントを配布し、練習問題を中心に進めていく。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 読解、語彙(1) 第3回 読解、語彙(2) 第4回 読解、語彙(3) 第5回 読解、語彙(4) 第6回 読解、語彙(5) 第7回 読解、語彙(6) 第8回 読解、語彙(7) 第9回 過去の試験問題(1) 第10回 過去の試験問題(2) 第11回 過去の試験問題(3) 第12回 過去の試験問題(4) 第13回 生教材(新聞の記事など)の読解(1) 第14回 生教材(新聞の記事など)の読解(2) 第15回 まとめ 第16回 読解、語彙(8) 第17回 読解、語彙(9) 第18回 読解、語彙(10) 第19回 読解、語彙(11) 第20回 読解、語彙(12) 第21回 読解、語彙(13) 第22回 読解、語彙(14) 第23回 過去の試験問題(5) 第24回 過去の試験問題(6) 第25回 過去の試験問題(7) 第26回 過去の試験問題(8) 第27回 生教材(新聞の記事など)の読解(3) 第28回 生教材(新聞の記事など)の読解(4) 第29回 生教材(新聞の記事など)の読解(5) 第30回 まとめ 第1回 段落(中心文と支持文) 第2回 段落(段落のつながり) 第3回 小論文によく用いられる表現① 第4回 小論文によく用いられる表現② 第5回 説明文の書き方 第6回 作文演習;狭い空間配列を説明する 第7回 作文演習;広い空間配列を説明する 第8回 作文演習;時間経過を説明する 第9回 作文演習;分類して説明する 第10回 作文演習;比較対照して説明する 第11回 作文演習;原因を説明する 第12回 作文演習;解決法を説明する 第13回 作文演習;結果を説明する 第14回 短い文章の要約 第15回 長い文章の要約 ■成績評価の基準 提出物(50%) 、期末レポート(30%) 、平常点(20%) で評価する。なお、講義の3分の1以上欠席した場合、評 価を行わない。 ■授業時間外の課題 講義の際に適宜指示するが、毎講義後に学んだ文章作成 法を用いた作文の作成を行う。 ■メッセージ 本講義では、前期に学んだレポートを作成するための基 本的なルールと表現法を用いて様々な種類の文章を作成し ます。講義後の作文は成績評価の50%を占めますので、講 義には必ず出席し、積極的に参加することを期待します。 ■成績評価の基準 ■教材・教科書 適宜、プリントを配布する。 ■参考書 期末試験(40%)、平常点(60%)で評価する。前期、 後期ともに3分の2以上出席しないものには成績を出さな い。 ■授業時間外の課題 予習・復習を必ずすること。 講義の際に随時指示する。 ■メッセージ 授業時間内に小テストを行う。 ■教材・教科書 プリントを配布する。 ■参考書 講義の際に指示する。 ― 97 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 日本語特講(文法・聴解)Ⅰ 日本語特講(文法・聴解)Ⅱ 1年次 前期 1単位 1年次 後期 1単位 日本語(上級作文)Ⅰ 2年次 前期 1単位 職名 講師 担当者名 上野山 愛弥 職名 准教授 担当者名 桑原 祐子 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 本講座では日本語能力試験対策の文法および聴解の問題 を中心に進めながら、N1に合格できる力を身につけてい く。文法と聴解の力を高め、情報を正確に理解できるよう にする。 大学において要求される日本語の運用能力は、論文・レ ポートの作成能力である。そのための基礎的な知識・技術 の習得に重点を置く。例文を用いて、分かりやすい日本語 表現を分析的に学び、様々な文章を書くための基礎練習を する。 ■学習の到達目標 日本語能力試験N1に合格できる力を身につけ、大学生 活に必要とされる総合的な日本語能力を高める。 ■学習の到達目標 分かりやすい文を書くための具体的な技術を身につけ る。日本語文の構造についての知識を習得する。 ■授業方法 随時プリントを配布し、練習問題を中心に進めていく。 ■授業方法 項目毎に、講義と実践演習を行う。毎時間小テストを行 う。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 文法、聴解(1) 第3回 文法、聴解(2) 第4回 文法、聴解(3) 第5回 文法、聴解(4) 第6回 文法、聴解(5) 第7回 文法、聴解(6) 第8回 文法、聴解(7) 第9回 過去の試験問題(1) 第10回 過去の試験問題(2) 第11回 過去の試験問題(3) 第12回 過去の試験問題(4) 第13回 文法、聴解(8) 第14回 文法、聴解(9) 第15回 まとめ 第16回 文法、聴解(10) 第17回 文法、聴解(11) 第18回 文法、聴解(12) 第19回 文法、聴解(13) 第20回 文法、聴解(14) 第21回 文法、聴解(15) 第22回 文法、聴解(16) 第23回 過去の試験問題(5) 第24回 過去の試験問題(6) 第25回 過去の試験問題(7) 第26回 過去の試験問題(8) 第27回 生教材(1) 第28回 生教材(2) 第29回 生教材(3) 第30回 まとめ ■授業計画 第1回 日本語の表記と文字Ⅰ(現代日本語の表記) 第2回 日本語の表記と文字Ⅱ(漢字と平仮名の機能) 第3回 日本語の表記と文字Ⅲ(片仮名・ローマ字の機能) 第4回 日本語の表記と文字Ⅳ(句読点・補助符号) 第5回 文の骨組みⅠ(動詞と格関係1) 第6回 文の骨組みⅡ(動詞と格関係2) 第7回 文の呼応 (副詞と用言の関係) 第8回 意味の限定Ⅰ(あいまいな文を適切に直す) 第9回 意味の限定Ⅱ(あいまいな文を適切に直す) 第10回 語の順序Ⅰ (分かりにくい文を適切に直す) 第11回 語の順序Ⅱ (分かりにくい文を適切に直す) 第12回 句と句のつなぎ方(接続助詞・助詞相当の表現) 第13回 連文 (接続詞・文の切り方) 第14回 文章の構成Ⅰ(文章の構成の型) 第15回 文章の構成Ⅱ(段落の設定) ■成績評価の基準 定期試験50%、小テスト20%、提出物20%、授業への参 加度10%の割合で、総合的に評価を行う。 ■授業時間外の課題 授業ごとに小テストを行うが、これに準じた問題を数回 宿題にする。小テストテーマについて、事前にアナウンス をするので、小テストのための予習をすること。 ■メッセージ 日本の国語辞書及び漢和辞典の活用が望ましい。 ■教材・教科書 ■成績評価の基準 適宜プリントを配布する。 期末試験(40%)、平常点(60%)で評価する。前期、 後期ともに3分の2以上出席しないものには成績を出さな い。 ■参考書 ■授業時間外の課題 予習・復習を必ずすること。 ■メッセージ 授業時間内に小テストを行う。 ■教材・教科書 プリントを配布する。 ■参考書 講義の際に指示する。 ― 98 ― 授業中に適宜紹介する。 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 日本語(上級作文)Ⅰ 2年次 前期 1単位 日本語(上級作文)Ⅰ 2年次 前期 1単位 職名 講師 担当者名 田中 舞 職名 講師 担当者名 中川 婦美子 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 論理的な日本語の文章を書くために必要な表現及び構成 を学び、大学で必要とされる書く力を身につける。 レポートや小論文など論理的な文章を書くために必要な 基礎知識を身につける。あわせて、日本語表現の拡充を図 りながら様々な文章を書く。 ■学習の到達目標 ①情報や状況などを客観的な表現を用いて論理的に述べ ることができる。 ②資料を利用したレポートの書き方を理解し、基本的な レポートを作成することができる。 ■学習の到達目標 文章作成のための基本的な知識を身につけ、それらを 用いて様々な場面に応じた文章を書くことができる。 ■授業方法 ■授業方法 テキストに沿って講義を行い、必要に応じてプリントを 配布する。毎講義、実際に文章を作成する課題を行う。 教科書に従って授業を行う。併せて、適宜プリントを 配布する。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 ガイダンス 第2回 情報を文章にする 第3回 状況を説明し意見を述べる 第4回 段落 第5回 報告文の作成 第6回 テーマに沿った意見文を書く 第7回 自分をアピールする文を書く 第8回 レポートを書くための基礎知識(1) 第9回 レポートを書くための基礎知識(2) 第10回 順序立ててレポートを書く 第11回 引用してレポートを書く 第12回 引用してレポートを書く 第13回 資料を利用してレポートを書く(1) 第14回 資料を利用してレポートを書く(2) 第15回 まとめ 第1回 ガイダンス・自己紹介 第2回 簡潔に回答する 第3回 情報を文章にする 第4回 状況を説明し、意見を述べる 第5回 段落を作る 第6回 体験したことを報告する 第7回 テーマに沿って意見を述べる 第8回 自分をアピールする 第9回 レポートを書くための基礎知識を学ぶ 第10回 順序立てて、レポートを書く① 第11回 順序立てて、レポートを書く② 第12回 引用して、レポートを書く① 第13回 引用して、レポートを書く② 第14回 資料を利用して、レポートを書く① 第15回 資料を利用して、レポートを書く② ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 期末レポート(20%) 、提出物(50%) 、講義への参加態 度等の平常点(20%)で評価する。なお、講義の3分の1 以上欠席した場合、評価を行わない。 定期試験(40%) 提出物(40%)<提出期限が遅れた場合は減点> 平常点(20%)<授業における積極性、出席率等> なお、3分の2以上の出席がない場合は、評価を行わな い。 ■授業時間外の課題 講義の際に適宜指示するが、期末レポート作成に向け、 毎講義時に学んだことをしっかり復習すること。 ■授業時間外の課題 ■メッセージ ■メッセージ 客観的な事実や情報等の資料を利用して、大学でのレポ ートや論文で求められる論理的な文章の書き方を学びま す。少しずつ難しい内容になっていきますので、講義には 休まないで続けて出席し、積極的に参加することを期待し ます。 授業の中で書き上げられなかった課題は、家での宿題と する。必ず提出すること。教科書は毎回、持参すること。 配布されたプリントはファイルしておくこと。 講義の際に、適宜指示する。 ■教材・教科書 「大学で学ぶための日本語ライティング」 (The Japan Times)佐々木瑞枝 他著 ■教材・教科書 佐々木瑞枝他『大学で学ぶための日本語ライティング』 The Japan Times、2006 ■参考書 ■参考書 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 講義の際に随時指示する。 ― 99 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 日本語(上級作文)Ⅱ 2年次 後期 1単位 日本語(上級作文)Ⅱ 2年次 後期 1単位 職名 准教授 担当者名 桑原 祐子 職名 講師 担当者名 田中 舞 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 大学の授業で要求される論文・レポート作成に必要な基 本的表現の習得のため、テーマを絞って様々な文章を書く 実践的練習を行う。あわせて、日常的に必要となる実用的 な文章を書く練習も行う。 前期で学んだ論理的な文章を作成するために必要な表現 及び構成法を用いて、大学で求められるレベルでのレポー トの書き方を学ぶ。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 レポート作成から論文作成に必要な表現技術を身につけ る。日本での社会生活に必要な、実用的な文章を書く技術 を身につける。 ①レポート作成に必要な文体、文法、記号、引用の方法 などを理解し、使用することができる。 ②様々な論理の組み立て方法を学び、資料を利用したレ ポートを作成することができる。 ■授業方法 ■授業方法 項目毎に講義と実践練習をおこなう。適宜小テストも行 う。 テキストに沿って講義を行い、必要に応じてプリントを 配布する。毎講義、実際に文章を作成する課題を行う。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 文章と文章の種類 (文章の性質・様々な文章) 第2回 特定の相手に対する文章Ⅰ (メモ・伝言) 第3回 特定の相手に対する文章Ⅱ (ハガキ・手紙) 第4回∼第5回 特定の相手に対する文章Ⅲ (報告の文章) 第6回∼第7回 不特定の相手に対する文章Ⅰ (解説・説明の文章) 第8回∼第10回 不特定の相手に対する文章Ⅱ (表明の文章=意見・見解を明示する) 第11回∼12回 不特定の相手に対する文章Ⅲ (表出の文章=心の内面にあるもの表す) 第13回∼14回 不特定の相手に対する文章Ⅳ (論説の文章=論理を展開し、主張を解き明かす) 第15回 総合復習 ■成績評価の基準 定期試験50%、提出物40%、授業への参加度10%の割合 で、総合的に評価を行う。 第1回 文の基本;レポートに使われる文体 第2回 文の基本;自動詞・受身文・助詞 第3回 文の基本;名詞化、文の呼応 第4回 文の基本;句読点の打ち方・各種記号の用い方 第5回 文の基本;引用/要約の仕方 第6回 文章表現;段落作成 第7回 文章表現;仕組みの説明 第8回 文章表現;歴史的な経過の説明 第9回 文章表現;分類 第10回 文章表現;定義 第11回 文章表現;比較・対照 第12回 文章表現;因果関係 第13回 文章表現;論説文 第14回 文章表現;資料の利用 第15回 文章表現;レポートの作成 ■成績評価の基準 期末レポート(20%) 、提出物(50%) 、講義への参加態 度等の平常点(20%)で評価する。なお、講義の3分の1 以上欠席した場合、評価を行わない。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 授業ごとに小テストを行うが、これに準じた問題を数回 宿題にする。小テストテーマについて、事前にアナウンス をするので、小テストのための予習をすること。 ■メッセージ 日本の国語辞典・漢和辞典の活用が望ましい。 ■教材・教科書 講義の際に適宜指示するが、期末レポート作成に向け、 毎講義時に学んだことをしっかり復習すること。 ■メッセージ 前期に学んだ客観的な情報を利用し、論理的な文章を書 く方法を実際に使用し、さまざまな文章を作成します。期 末レポートでは本講義で学んだ文章作成スキルを使用した レポート作成を課しますので、休まず、積極的に講義に参 加することを期待します。 適宜プリントを配布する。 ■教材・教科書 ■参考書 授業中に指示する。 二通信子他『改定版留学生のための論理的な文章の書き 方』スリーエーネットワーク、2000 ■参考書 講義の際に随時指示する。 ― 100 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 日本語(上級作文)Ⅱ 2年次 後期 1単位 キャリアデザインⅠ 1年次 前期 2単位 職名 講師 担当者名 中川 婦美子 職名 講師 ■授業の目的・概要 担当者名 石田 秀朗 ■授業の目的・概要 前期で学習したことを踏まえて、論理的、且つ、より高 度で自然な日本語の文章が書けることを目指す。 ■学習の到達目標 文章を書く上で必要な、基本的な書き方を確実にし、論 理の組み立て、展開方法を身につけ、論理的な文章を書く ことができる。 キャリア関連授業の目的は社会の変化に対応し、自らチ ャンスを創り、価値創造・価値伝達できる人材となること である。本講義では「社会の現実、就職の現実を知る」 「学生生活と仕事の関係性を知る」 「学生生活の有効活用を 考える」の3つのテーマを通じて4年間で飛躍的に成長す る自分づくりを考える。 ■学習の到達目標 ■授業方法 教科書に従って授業を行う。併せて、適宜プリントを配 布する。 ①学生生活の目標設定し、計画をたてること。 ②4年間で「自分は成長できる」という実感すること。 ■授業方法 ■授業計画 第1回 文の基本1(客観的な文・助詞) 第2回 文の基本2(語や文の名詞化・首尾一貫した文) 第3回 文の基本3(句読点・各種記号の使い方) 第4回 引用の仕方 第5回 段落 第6回 仕組みの説明 第7回 分類 第8回 定義 第9回 要約 第10回 比較・対照 第11回 因果関係 第12回 論説文 第13回 資料の引用 第14回 レポートの作成 第15回 まとめ ■成績評価の基準 定期試験(40%) 提出物(40%)<提出期限が遅れた場合は減点> 平常点(20%)<授業における積極性、出席率等> なお、3分の2以上の出席がない場合は、評価を行わな い。 「講義(ベースとなる考え方・知識・スキルを情報提 供) 」 、 「ワーク(獲得した考え方・知識・スキルを自分に 置き換えて発展) 」 、 「発表(自分で考えたことをお互いに 発表しあい、意見交換) 」 、 「解説(事例紹介をしながら適 切な方法をヒントとして提供) 」というサイクルを基本ス タイルとする。 ■授業計画 第1回 社会・就職の現実①∼社会の変化と仕事 第2回 社会・就職の現実②∼多様なワークスタイル 第3回 社会・就職の現実③∼大学生活と仕事の関係 第4回 キャリアデザインワーク① 第5回 大学生活充実化計画①∼勉学編 第6回 大学生活充実化計画②∼資格・留学編 第7回 大学生活充実化計画③∼課外活動編 第8回 大学生活充実化計画④∼アルバイト編 第9回 キャリアデザインワーク② 第10回 将来の仕事研究①∼企業で働く 第11回 将来の仕事研究②∼公務員として働く 第12回 将来の仕事研究③∼独立・起業して働く 第13回 将来の仕事研究④∼海外で働く 第14回 キャリアデザインワーク③ 第15回 まとめ ■成績評価の基準 ■授業時間外の課題 定期試験(50%) 、平常点及び小レポート(50%)で評 価する。 講義の際に、適宜指示する。 ■メッセージ ■授業時間外の課題 授業の中で書き上げられなかった課題は、家での宿題と する。必ず提出すること。教科書は毎回、持参すること。 配布されたプリントはファイルしておくこと。 講義に関連する内容を授業中に紹介する参考資料等で調 べ、自分なりのノートを作ること。 ■教材・教科書 ■メッセージ 「留学生のための論理的な文章の書き方 改訂版」 (スリーエーネットワーク)二通信子・佐藤不二子著 ■参考書 4年間の大学生活で自分を飛躍的に成長させたいという 積極的な気持ちで受講して下さい。当然のことですが、学 生を一人前の大人として認識していますので、私語など他 の学生の学習機会を奪う行為は厳禁です。またあまりにひ どい人は退室して頂きます。 ■教材・教科書 石田秀朗著「価値ある自分を創る」 (一学舎) (一学舎) 石田秀朗著「挑戦する大学生のキャリアデザイン」 問題解決の方法∼仕事創造ワークショップ(関西学院大 学生活協同組合) ■参考書 授業中にその都度紹介する。 ― 101 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 キャリアデザインⅡ 1年次 後期 2単位 キャリアディベロップメントⅠ 2年次 前期 2単位 キャリアスキルアップⅠ 3年次 前期 2単位 職名 講師 担当者名 石田 秀朗 職名 講師 配当年次 開講 単位数 担当者名 勝眞 久美子 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 キャリア関連授業の目的は社会の変化に対応し、自らチ ャンスを創り、価値創造・価値伝達できる人材となること である。本講義では様々な分野で活躍している人たちを研 究し、仕事に対する考え方や進め方は多種多様であること を学ぶ。 キャリア関連授業の目的は社会の変化に対応し、自らチ ャンスを創り、価値創造・価値伝達できる人材となること である。本講義では様々なコミュニケーションの技法、価 値伝達の視点、方法を学ぶ。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 ①様々な選択肢の中で卒業後の自分をイメージする。 ②自分たちもやればできるという意識を高める。 ③能力向上に対する意識を高める。 ①相手に気づきを提供する。 ②わかりやすく伝達する。 ③提案を通す「ベネフィット」を意識する。 ■授業方法 ■授業方法 「講義(ベースとなる考え方・知識・スキルを情報提 供) 」 、 「ワーク(獲得した考え方・知識・スキルを自分に 置き換えて発展) 」 、 「発表(自分で考えたことをお互いに 発表しあい、意見交換) 」 、 「解説(事例紹介をしながら適 切な方法をヒントとして提供) 」というサイクルを基本ス タイルとする。 「講義(ベースとなる考え方・知識・スキルを情報提 供) 」 、 「ワーク(獲得した考え方・知識・スキルを自分に 置き換えて発展) 」 、 「発表(自分で考えたことをお互いに 発表しあい、意見交換) 」 、 「解説(事例紹介をしながら適 切な方法をヒントとして提供) 」というサイクルを基本ス タイルとする。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 企画をする仕事 第2回 広告を作る仕事 第3回 営業の仕事 第4回 販売をする仕事 第5回 会社経営をする仕事 第6回 人事の仕事 第7回 公務員の仕事 第8回 キャリアデザインワーク 第9回 海外と日本の架け橋となる仕事 第10回 マスコミの仕事 第11回 インターネット関連の仕事 第12回 ITシステムを作る仕事 第13回 資格を活かす仕事 第14回 銀行員の仕事 第15回 まとめ 授業計画を一部変更する場合もあります。また、受講生 の習得度によってその都度授業の計画を見直しながら進め ていきますので安心して受講ください。 第1回 対人コミュニケーションの本質 第2回 TPOに合わせた自己紹介を考える 第3回 取材トレーニング∼他者に関心を持つ 第4回 自分の知人を他者に紹介する 第5回 大人の言葉づかい・態度・振舞を理解する 第6回 電話でアポイントメントを取る 第7回 メールで依頼文を作る 第8回 人や会社を訪問する 第9回 自分の大学を他者に勧める 第10回 自分の趣味等を他者に勧める 第11回 自分の好物(食べ物)を他者に勧める 第12回 最近の自分の出来事を他者に解説する 第13回 最近の社会の出来事を他者に解説する 第14回 最近の海外の出来事を他者に解説する 第15回 まとめ 授業計画を一部変更する場合もあります。また、受講生 の習得度によってその都度授業の計画を見直しながら進め ていきますので安心して受講ください。 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 定期試験(50%) 、平常点及び小レポート(50%)で評 価する。 定期試験(50%) 、平常点及び小レポート(50%)で評 価する。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 講義に関連する内容を授業中に紹介する参考資料等で調 べ、自分なりのノートを作ること。 講義に関連する内容を授業中に紹介する参考資料等で調 べ、自分なりのノートを作ること。 ■メッセージ ■メッセージ 当然のことですが、学生を一人前の大人として認識して いますので、私語など他の学生の学習機会を奪う行為は厳 禁です。またあまりにひどい人は退室して頂きます。 当然のことですが、学生を一人前の大人として認識して いますので、私語など他の学生の学習機会を奪う行為は厳 禁です。またあまりにひどい人は退室して頂きます。 ■教材・教科書 ■教材・教科書 問題解決の方法∼仕事創造ワークショップ(関西学院大 学生活協同組合) キャリアデザインⅠと同じ ■参考書 ワークスタイルブック(奈良学園キャリア開発センター) キャリア開発WEBスクール(奈良学園キャリア開発セ ンター)http://career.naragakuen.jp/ その他授業中にその都度紹介する。 ■参考書 キャリア開発WEBスクール(奈良学園キャリア開発セ ンター)http://career.naragakuen.jp/ その他授業中にその都度紹介する。 ― 102 ― 科目名称 科目名称 配当年次 開講 単位数 キャリアディベロップメントⅡ 2年次 後期 2単位 キャリアスキルアップⅡ 3年次 後期 2単位 インターンシップⅠ 2年次 後期 2単位 職名 講師 担当者名 福留・石田・勝眞 配当年次 開講 単位数 担当者名 勝眞 久美子 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 キャリア関連授業の目的は社会の変化に対応し、自らチ ャンスを創り、価値創造・価値伝達できる人材となること である。本講義では仕事は問題解決であることを学び、 様々な仕事を通じて問題を見出し、どのように解決されて いるかを学ぶ。また、受講生自身も自ら問題を発見し、ど うすれば解決できるかを考える。 3年次において授業科目の一環として行うインターンシ ップ(就業体験・実習)に参加するにあたり、インターン シップの概要を学ぶとともに、インターンシップ参加にあ たって必要となる知識・技能・態度の実践的トレーニング を行う。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 ①時間や態度を特に意識した社会常識を身につける。 ②就業体験の目的の本質と具体的方法を理解する。 ③自分の進路に対する選択肢を検討始める。 ①様々な仕事の問題解決法を学ぶ ②アイデアがあふれ出る発想法を身につける。 ■授業方法 ■授業方法 「講義(ベースとなる考え方・知識・スキルを情報提 供) 」 、 「ワーク(獲得した考え方・知識・スキルを自分に 置き換えて発展) 」 、 「発表(自分で考えたことをお互いに 発表しあい、意見交換) 」 、 「解説(事例紹介をしながら適 切な方法をヒントとして提供) 」というサイクルを基本ス タイルとする。 講義による知識獲得だけではなく、個人ワーク、ペアワ ーク、グループワーク、発表やプレゼンテーションなど実 際の体験を交え、自ら気づきや発想ができるように進め る。 ■授業計画 第1回 仕事は問題解決 第2回 仕事研究①∼どんな「問題」を解決しているか 第3回 仕事研究②∼どんな「問題」を解決しているか 第4回 仕事研究③∼どんな「問題」を解決しているか 第5回 仕事研究④∼どんな「問題」を解決しているか 第6回 仕事研究⑤∼どんな「問題」を解決しているか 第7回 仕事研究⑥∼どんな「問題」を解決しているか 第8回 仕事研究⑦∼どんな「問題」を解決しているか 第9回 身近な「問題」を発見する 第10回 身近な「問題」の解決策を考える 第11回 身近な「問題」の解決策をプレゼンシートにまとめる 第12回 社会の「問題」を発見する 第13回 社会の「問題」の解決策を考える 第14回 社会の「問題」の解決策をプレゼンシートにまとめる 第15回 まとめ 授業計画を一部変更する場合もあります。また、受講生 の習得度によってその都度授業の計画を見直しながら進め ていきますので安心して受講ください。 ■授業計画 第1回 インターンシップとは何か? 第2回 企業の求める大学生①∼メーカー編 第3回 企業の求める大学生②∼流通編 第4回 企業の求める大学生③∼サービス編 第5回 企業の求める大学生④∼情報編 第6回 先輩のインターンシップ体験 第7回 自己分析①∼インターンシップまでの目標 第8回 実践トレーニング①∼時間管理 第9回 実践トレーニング②∼職場のルールの理解 第10回 実践トレーニング③∼話し方と動作 第11回 実践トレーニング④∼接客と他社訪問 第12回 実践トレーニング⑤∼電話と電子メール 第13回 実践トレーニング⑥∼ビジネス文書 第14回 エントリーシートの書き方 第15回 自己分析②∼インターンシップ中の目標 ■成績評価の基準 定期試験(50%) 、平常点及び小レポート(50%)で評 価する。ただし、正当な理由なき遅刻・欠席や正当な理由 がある場合であっても事前連絡なき遅刻・欠席は以後の受 講を禁止し、成績評価は「欠課」となる。 ■成績評価の基準 ■授業時間外の課題 定期試験(50%) 、平常点及び小レポート(50%)で評 価する。 講義に関連する内容を授業中に紹介する参考資料等で調 べ、自分なりのノートを作ること。 ■授業時間外の課題 ■メッセージ 講義に関連する内容を授業中に紹介する参考資料等で調 べ、自分なりのノートを作ること。 ■メッセージ 当然のことですが、学生を一人前の大人として認識して いますので、私語など他の学生の学習機会を奪う行為は厳 禁です。またあまりにひどい人は退室して頂きます。 ■教材・教科書 キャリアディベロップメントⅠと同じ ■参考書 登録必修できないが、2年次生は全員履修することが望 ましい。 「インターンシップⅠ」の修得が「インターンシ ップⅡ」 (実際に企業等で実習を行う)の履修の前提条件 となる。3年次に実施する実際の実習において、遅刻や欠 席は実習先に大変迷惑となるばかりか、本学の評判を貶め、 同級生や後輩にも就職活動時の悪影響を与えかねない。よ って、予行演習を兼ねて、あたかも企業等において実習を 行っているかのごとき緊張感をもってこの授業を受講して 頂きたい。最低限のマナーとして正当な理由なき遅刻・欠 席は厳禁であり、正当な理由がある場合であっても事前連 絡をすること。守られない場合は、以後の受講を禁止し、 成績評価は「欠課」となる。 ■教材・教科書 ワークスタイルブック(奈良学園キャリア開発センター) キャリア開発WEBスクール(奈良学園キャリア開発セ ンター)http://career.naragakuen.jp/ その他授業中にその都度紹介する。 資料が必要な場合は適宜配布する。 ■参考書 授業中にその都度紹介する。 ― 103 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 サッカー 選択スポーツE 1年次 前期 1単位 3年次 前期 1単位 ソフトボール 選択スポーツF 1年次 前期 1単位 3年次 前期 1単位 職名 教授 担当者名 西田 裕之 職名 教授 担当者名 岡部 修一 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 体育館で行う。持久力、スピード、敏捷性を必要とする サッカーを通して運動不足を解消することを目的とする。 ソフトボールの初心者、初級者が対象。 ソフトボールに必要な基本的能力を身につけ、チームメ イトと連携を図りながらプレーする団体球技の概念を学ん で、ゲームを実践する。 ■学習の到達目標 週1回のサッカーを継続して、運動(サッカー)するこ とのしんどさが軽減していくこと。 積極的に試合に参加できるようになること。 ルールが理解できること。 ■学習の到達目標 週1回の授業を通して、投げる・捕る・打つ の基本的 技能を習得、ルールや球技特性を理解し、ゲームを実践可 能な力をつけることを目的とする。 ■授業方法 受講生を4~5人1チームに分け、バスケットコートで 4対4(もしくは5対5)のゲームを行う。 ■授業方法 人数に応じて、基本技術練習、守備練習、打撃練習、な どの実技と、戦術理解のためのミーテイングなどを行う。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 ゲーム(4対4を中心に) 第3回 〃 第4回 〃 第5回 〃 第6回 〃 第7回 〃 第8回 〃 第9回 〃 第10回 〃 第11回 〃 第12回 〃 第13回 〃 第14回 〃 第15回 〃 第1回 ガイダンス 第2回 野球型ゲームの実践 第3回 基本技術練習(投げる・捕る・打つ)① 第4回 〃 ② 第5回 〃 ③ 第6回 〃 ④ 第7回 実践的守備練習 ① 第8回 〃 ② 第9回 シートバッティング ① 第10回 〃 ② 第11回 ゲーム練習 ① 第12回 〃 ② 第13回 ゲーム 第14回 ゲーム 第15回 まとめ ■成績評価の基準 15回の授業で、3分の2以上の出席者を評価対象とす る。 プレーの上手・下手より積極的にプレーしているかどう かを評価する。また、準備・後片付けなど協力的かを評価 する。 ■授業時間外の課題 サッカーは腕以外の体を使ってプレーする。特に、不器 用な足を中心にボールを扱うために、ボールを足で扱う練 習をすること。 ■メッセージ 運動のできる服装に着替えること。 体育館シューズを必ず持参すること。 上手・下手を気にしないで積極的にプレーに参加するこ と。 ■教材・教科書 特になし ■成績評価の基準 出席および受講態度(60%)球技特性理解度(20%) 実技テスト(10%)チームワーク理解度(10%) ■授業時間外の課題 授業期間内は、ボールになじむ努力をすること。できれ ば週に最低1∼2時間、映像でソフトボール(野球でも可) を観戦することが望ましい。 ■メッセージ スポーツの上手い下手は経験のあるなしによるもの。お それずにチャレンジし、仲間と力を合わせるチームプレー の楽しさを経験してほしい。 ■教材・教科書 特になし ■参考書 特になし ■参考書 特になし ― 104 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 卓球 選択スポーツA 1年次 前期 1単位 3年次 前期 1単位 テニス 選択スポーツG 1年次 前期 1単位 3年次 前期 1単位 職名 教授 担当者名 岡部 修一 職名 教授 担当者名 清水 啓司 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 卓球に必要な基本的能力を身につけ、自己の技能レベル のアップに挑戦、さらに卓球という球技の特性を理解する。 週1回の実技を通じ運動不足解消の機会をもつ。 スポーツ実技では、自ら選んだスポーツ種目の技術の向 上に取り組み、その種目の持つ運動の楽しさと、種目の歴 史・文化を学び、生涯スポーツへのアプローチとしてもら いたい。テニス種目の持つ独自の発生・発展の歴史的意味 を学び、さらに、基礎技術、応用技術の習得を通じ、戦 法・戦術の研究分析を学ぶ。体力の強化維持のトレーニン グ方法を実践的に体験する。単に、運動の欲求を満たすだ けでなく、集団の行動を通じ、授業の準備・後片づけの役 割を果たすなかで、協調性や社会活動でのマナーの修得・ 奉仕の精神を学ぶ機会としたい。 ■学習の到達目標 ①安全に楽しく卓球を実践できる力をつける ②ラリーを20回以上続けることができる ③スポーツマンシップの概念を考える ■授業方法 さまざまな形式で卓球を実技中心に行う。 ■学習の到達目標 ■授業計画 生涯スポーツの一つの種目として、継続的して実践でき る基礎技能とテニスに関する知識を身につける。準備・後 片づけなど集団の行動を通じ、協調性や社会活動でのマナ ーの修得・奉仕精神を身に付ける。 テニスの最新のルールを理解し、ゲーム進行が出来、さら に、審判や簡単な大会が運営出来るようにしたい。テニスコ ートの設営(ネットの設置・撤収)整備が出来ること。 第1回 ガイダンス 第2回 卓球の実践(導入ゲーム) 第3回 個人技能練習 ① 第4回 〃 ② 第5回 〃 ③ 第6回 個人技能実技テスト 第7回 シングルス戦に向けたゲーム練習 第8回 ゲーム(シングルス)① 第9回 〃 ② 第10回 〃 ③ 第11回 ダブルス戦に向けたゲーム練習 第12回 ゲーム(ダブルス)① 第13回 〃 ② 第14回 〃 ③ 第15回 まとめ ■授業方法 毎時間の課題となる、基礎技術の習得と運動文化の理解 などのテーマを確認しながら進める。グループやパートナ ーとなる仲間と協力し、課題学習を進め、教員による指導 助言・上級者のデモが行われる。その時間の課題に基づき ゲームが展開される。原則として、全員で準備・後片づけ を行う。また、役割の分担を指示されることもある。 ■授業計画 ■成績評価の基準 出席および受講態度(60%)球技特性理解度(20%) 実技テスト(10%)協力協調性理解度(10%) ■授業時間外の課題 授業期間内は、ラケットとボールになじむ時間をもつよ うにすることが望ましい。 ■メッセージ スポーツの上手い下手は経験のあるなしによるもの。お それずにチャレンジし、自己のスキルアップを図ってほし い。 ■教材・教科書 特になし ■参考書 特になし 第1回 歴史・導入ゲーム、コート整備と服装・靴の確認 第2回 フォアのグランドストロークとグリップ 第3回 バックのグランドストロークとグリップ 第4回 フォアのボレー 第5回 バックのボレー 第6回 基本のサーブ1(フロント) 第7回 基本のサーブ2(スイング) 第8回 スピンとストローク 第9回 シングルのゲーム1(ルールの理解) 第10回 シングルのゲーム2(戦術の理解) 第11回 ダブルスのゲーム1(ルールの理解) 第12回 ダブルスのゲーム2(戦術の理解) 第13回 ゲーム進行と審判法(コール) 第14回 大会運営・進行法(リーグ戦・トーナメント戦) 第15回 まとめ ■成績評価の基準 絶対的技能水準より、どれだけ技能が向上したか、意欲 的に課題に取り組んだかを評価する。テニス経験のある受 講生者は、仲間の上達に貢献したかで評価する。 平常点60点(実践行動・準備・片づけ・服装・靴) その他40点(技能向上・意欲・協力・奉仕的行動) ■授業時間外の課題 競技会(ウインブルドンなど)TV放送を視聴すること。 ■メッセージ 携帯電話の電源を切り、受講中は、一切触れないこと。 ■教材・教科書 指定しない。 ■参考書 必要に応じ紹介する。 ― 105 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 バスケットボール 選択スポーツB 1年次 後期 1単位 3年次 後期 1単位 バドミントン 選択スポーツC 1年次 後期 1単位 3年次 後期 1単位 職名 教授 担当者名 岡部 修一 職名 教授 担当者名 清水 啓司 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 バスケットボールに必要な基本的能力を身につけ、チー ムメイトと連携を図りながらプレーする団体球技の概念を 学び、ゲームを実践する。 スポーツ実技では、自ら選んだスポーツ種目の技術の向 上に取り組み、その種目の持つ運動の楽しさと、種目の歴 史・文化を学び、生涯スポーツへのアプローチとしてもら いたい。バドミントン種目の持つ独自の発生・発展の歴史 的意味を学び、さらに、基礎技術、応用技術の習得を通じ、 戦法・戦術の研究分析を学ぶ。体力の強化維持のトレーニ ング方法を実践的に体験する。単に、運動の欲求を満たす だけでなく、集団の行動を通じ、授業の準備・後片づけの 役割を果たすなかで、協調性や社会活動でのマナーの修 得・奉仕の精神を学ぶ機会としたい。 ■学習の到達目標 走る・投げる・捕るなどの個人技能と、チームプレーと しての戦術を実践する。週1回の授業を通して、ルールや 球技特性も含めたバスケットボールに対する総合的理解を 深める。 ■授業方法 人数に応じて、基本技術、連携プレーなどの実技練習を 行い、ゲームを実践する。 ■授業計画 第1回 ガイダンス 第2回 導入ゲーム 第3回 個人技能練習 ① 第4回 〃 ② 第5回 集団技能練習 ① 第6回 〃 ② 第7回 総合的練習 第8回 個人技能実技テスト 第9回 ゲーム練習 ① 第10回 〃 ② 第11回 リーグ戦に向けたゲーム練習 第12回 リーグ戦 ① 第13回 〃 ② 第14回 〃 ③ 第15回 まとめ 毎時間の課題となる、基礎技術の習得と運動文化の理解 などのテーマを確認しながら進める。グループやパートナ ーとなる仲間と協力し、課題学習を進め、教員による指導 助言・上級者のデモが行われる。その時間の課題に基づき ゲームが展開される。原則として、全員で準備・後片づけ を行う。また、役割の分担を指示されることもある。 ■授業計画 出席および受講態度(60%)球技特性理解度(20%) 実技テスト(10%)チームワーク理解度(10%) ■授業時間外の課題 授業期間内は、ボールになじむ努力をすること。できれ ば週に最低1∼2時間、映像でバスケットボールを観戦す ることが望ましい。 ■メッセージ スポーツの上手い下手は経験のあるなしによるもの。お それずにチャレンジし、仲間と力を合わせるチームプレー の楽しさを経験してほしい。 特になし ■参考書 特になし 生涯スポーツの一つの種目として、継続的して実践でき る基礎技能とバドミントンに関する知識を身につける。準 備・後片づけなど集団の行動を通じ、協調性や社会活動で のマナーの修得・奉仕精神を身に付ける。バドミントンの 最新のルールを理解し、ゲーム進行が出来、さらに、審判 や簡単な大会が運営出来るようにしたい。バドミントンコ ートの設営(ネットの設置・撤収)整備が出来ること。 ■授業方法 ■成績評価の基準 ■教材・教科書 ■学習の到達目標 第1回 歴史・導入ゲーム、コート整備と服装・靴の確認 第2回 ラケットとシャトルの基礎知識 第3回 基本のストローク(ハイクリアー) 第4回 シャトルのフライトコース(打ち分け) 第5回 サーブの基本(ショート・ロング) 第6回 フットワーク(ピボットからランニングへ) 第7回 ホームポジションに帰れ 第8回 ドロップショットとヘアピンショット 第9回 スマッシュショット 第10回 ダブルスゲーム1(攻撃の戦術) 第11回 ダブルスゲーム2(防御の戦術) 第12回 シングルゲーム1(攻撃の戦術) 第13回 シングルゲーム2(防御の戦術) 第14回 審判法・大会運営の知識 第15回 まとめ ■成績評価の基準 絶対的技能水準より、どれだけ技能が向上したか、意欲 的に課題に取り組んだかを評価する。バドミントン経験の 受講生者は、仲間の上達に貢献したかで評価する。 平常点60点(実践行動・準備・片づけ・服装・靴) その他40点(技能向上・意欲・協力・奉仕的行動) ■授業時間外の課題 競技会(日本選手権など)TV放送を視聴すること。 ■メッセージ 携帯電話の電源を切り、受講中は一切触れないこと。 ■教材・教科書 指定しない。 ■参考書 必要に応じ紹介する。 ― 106 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 コーチング論 1年次 前期 2単位 スポーツ科学論 健康・体力科学論 1年次 後期 2単位 3年次 後期 2単位 職名 教授 担当者名 西田 裕之 職名 教授 担当者名 岡部 修一 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 コーチとしての必要な技能・知識・人格を解説し、スポ ーツ指導の現場において必要な理論と指導方法の理解を深 める。 スポーツ科学の世界には、一般人の日常に役立つ情報が 数多くある。スポーツ科学を健康づくりに活用する概念を 学ぶ。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 スポーツ・コーチングについて、実技・理論・指導方法 を正しく理解し、実践できるようになる。 スポーツを科学することを学び、健康と運動に関する基 本的知識と生涯スポーツの概念を身につける。 ■授業方法 ■授業方法 その都度資料を配布し講義する。 講義形式。必要に応じて資料を配布する。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 コーチに必要な資質 第3回 スポーツ指導の基礎と原則 第4回 トレーニングの原則 第5回 筋肉の種類と構造 第6回 筋収縮のメカニズムとエネルギー 第7回 スポーツの競技成績を決める要素 第8回 発育発達の応じたトレーニング 第9回 健康増進のためのスポーツ 第10回 女性のスポーツ 第11回 スポーツと栄養 第12回 コーチングの心理 第13回 一貫指導 第14回 技術指導 第15回 戦術指導 第1回 ガイダンス 第2回 体力・健康・スポーツについて 第3回 スポーツを科学する① 第4回 スポーツを科学する② 第5回 スポーツ選手は健康か 第6回 体力の概念 第7回 体力トレーニングの基本 第8回 運動・栄養・休息の三原則 第9回 スポーツと体づくり 第10回 健康的からだづくり 第11回 スポーツと運動負荷 第12回 スポーツの分類 第13回 スポーツにおけるメンタリティ 第14回 生涯スポーツへのアプローチ 第15回 まとめ ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 15回の授業で、3分の2以上の出席者を評価対象とする。 出席点(15%) 、平常点(15%)定期試験(70%)で評価す る。 試験(60%)出席含む平常点(30%)課題提出(10%) ■授業時間外の課題 関連情報を検索して調べることが望ましい。 ■授業時間外の課題 スポーツ・コーチングの参考文献を調べる。スポーツ指 導の現場を見学するなど、実際の指導現場ではどのような 指導が行われているかを観察する。 ■メッセージ ■教材・教科書 ■メッセージ 必要に応じて資料を配布する。 出席して、毎時間の提出物や課題を提出すること。 ■参考書 ■教材・教科書 必要があれば指示する。 なし ■参考書 なし 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス ― 107 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 健康スポーツ演習 2年次 後期 2単位 現代社会と哲学 1年次 後期 2単位 職名 教授 担当者名 西田 裕之 職名 講師 担当者名 板倉 代志彦 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 都市化・機械文明化・高齢化社会・管理社会などと言わ れる現代社会において、健康の自己管理は欠かせないもの となっている。心身の健全な状態を維持増進するために、 運動やスポーツは重要な生活の一部と考えられるようにな ってきた。 本講義では、運動やスポーツに対する理解を深め、運動 やスポーツを通して、生涯にわたって健康で豊かな社会生 活を送るための一助となることを目的とする。 皆さんも日ごろ感じていることと思いますが、実社会で は必要な情報を把握して自分の考えを相手に的確に伝える 力がたえず問われています。そのためには平素から個々の 話題に関心をもち、さまざまな意見や主張によく耳を傾け ること、次に疑問点や問題となる点がどこにあるのか、要 点をきちんと整理しておく必要があります。友人と議論す る際にも、新聞を読む時にも、問われているのはこのよう な思考習慣( 「自分で考える力」 )です。では、これを身に つけるにはどうすればよいでしょうか?エッセーや小論文 などを自分で書いてそれを友人や他の人々の意見と照らし 合わせてみましょう。共通のテーマで問いと答え(Q&A) をつみ重ね、論理的な思考と表現能力を養っていけば、そ れが何より皆さんの役に立つはずです。そこでこの授業で は、この力を育てるために数多くの練習問題を提供すると ともに、さらに高度な思考能力を育てる目的で、哲学的な 思考形式にも親しんでもらいたいと思います。具体的には 社会的正義、経済格差と貧困、自然破壊、福祉と健康など をテーマとして、個人と社会・国家の関係、自然と人間の 関係などに注意を向け、広く哲学の視点から取り組みます。 ■学習の到達目標 生涯にわたり健康的な生活とスポーツのある豊かな生活 を送るために、身体についての認識を深め、実践していく 態度を身につける。 ■授業方法 教科書は使わないで、必要に応じて資料を配布して講義 する。また、講義したことを実践して体感する。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 体力測定 第3回 〃 第4回 体力について 第5回 スポーツとからだ 第6回 〃 第7回 トレーニングの原則 第8回 体力アップの方法 第9回 スキルアップの方法 第10回 運動・栄養・休養のバランス 第11回 アンチ・エイジング 第12回 体脂肪 第13回 基本的なスキルのポイントについて 第14回 実技(ボールゲームより選択) 第15回 〃 ■学習の到達目標 現代社会と自分自身とのかかわりを見なおし、自分の考 えを具体的、客観的にまとめる力を身につけよう。 ■授業方法 レジュメ・資料、小テスト記入用紙などを配布し、教科 書は用いない。出席時の小テスト(小論文の作成)のほか、 各テーマについて参加者による討論をとりいれる。 ■授業計画 ■成績評価の基準 15回の授業で、3分の2以上の出席者を評価対象とする。 出席点(15%)、平常点(15%)、課題提出(70%)で評価 する。 ■授業時間外の課題 授業内容と関係のある文献・書物などを調べる。 ■メッセージ 出席して、毎時間の提出物や課題を提出すること。 ■教材・教科書 特になし ■参考書 特になし 第1回 はじめに 第2回 論理と文章表現を学ぶ(その1) 第3回 論理と文章表現を学ぶ(その2) 第4回 論理と文章表現を学ぶ(その3) 第5回 あなたにとって理想の国とは?(プラトンほか) 第6回 人間社会の現実の姿(アリストテレスほか) 第7回 東西の自然観・人間観 第8回 なぜ現代社会に福祉は必要か(健康、人権と憲法) 第9回 宗教と科学(中世と近代、ユートピア、社会主義) 第10回 自由主義と社会主義の考え方(競争、格差、公正) 第11回 デカルトと「考える私」 (近代哲学の出発点) 第12回 心と身体の不思議な関係(デカルト以後の流れ) 第13回 現代社会の光と影(貧困問題、自己疎外など) 第14回 環境危機とさまざまな課題に直面する人類 第15回 私たちはどのような世界となることをのぞむのか ■成績評価の基準 授業各回の課題について作成するレポート・答案 (40%) 、平常点(20%) 、期末試験(40%)で評価する。 ■授業時間外の課題 共通のテーマについて小論文の作成を宿題とする。 ■メッセージ 授業中の私語をはじめ、他の聴講者の妨げとなる行為は 厳禁です。違反した人は改善案を提出してもらいます。 ■教材・教科書 教科書は使用しない ■参考書 各テーマについて著者・著作を紹介 ― 108 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 現代社会と倫理 1年次 前期 2単位 現代社会と宗教 1年次 前期 2単位 職名 講師 担当者名 濱崎 雅孝 職名 講師 担当者名 松本 直樹 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 倫理学は、私たち人間が他の人々との関わりの中でいか に生きるべきかを考える学問です。しかし現代のように複 雑化した社会においては、人の生き方も多様化しており、 何がよい生き方であるかが分かりにくくなっています。こ のような現状を踏まえ、授業では何がよい生き方であるか を具体例に即して考えていきます。 今日、宗教がいろいろな意味で現代社会、国際社会の動 向を大きく左右していることは疑いありません。私たちの 社会を正しく理解し、そのなかで正しく行動していくため には、宗教についての基礎的な知識を身につけておくこと が不可欠です。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 古代から現代に至る倫理学の歴史を学び、その知識を使 って現代的な問題について考える技術を習得する。 ■授業方法 従来の宗教研究が宗教をどのように捉え、理解しようと してきたかを、いくつかの学説をたどることによって学び ます。受講者自身が宗教についてのせまい、あるいはかた よった見方・考え方を避け、正確で冷静な判断をもつこと ができるようになることを狙いとしています。 教科書の内容に沿った補助プリントを配布し、そこに各 学生が必要事項や自分の考えを記入していくという形で進 めます。 ■授業方法 ■授業計画 ■授業計画 第1回 倫理とは何か 第2回 古代の倫理思想 第3回 中世の倫理思想 第4回 近代の倫理思想 第5回 現代の倫理思想 第6回 現代人は自由になったか 第7回 他者と責任の倫理 第8回 科学文明と倫理、科学は道徳的か 第9回 現代のコミュニケーションと倫理 第10回 個人と社会、国家の問題 第11回 法と正義 第12回 現代宗教と倫理、宗教は道徳的か 第13回 芸術と倫理、表現の自由とは何か 第14回 生命倫理、クローン人間は必要か 第15回 まとめ 教科書は用いず、講義形式によって進めます。 第1回 はじめに−宗教を研究するとは? 第2回 宗教研究の三つの立場−神学(1) 第3回 宗教研究の三つの立場−神学(2) 第4回 宗教研究の三つの立場−宗教哲学(1) 第5回 宗教研究の三つの立場−宗教哲学(2) 第6回 宗教研究の三つの立場−宗教学の誕生 第7回 宗教人類学(1) 第8回 宗教人類学(2) 第9回 宗教社会学(1) 第10回 宗教社会学(2) 第11回 宗教心理学(1) 第12回 宗教心理学(2) 第13回 宗教現象学(1) 第14回 宗教現象学(2) 第15回 おわりに−宗教学と現代社会 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 期末試験(論述形式)で評価します。 定期試験90%、平常点10%で評価します。卒業年度の人 といえども特別な配慮の対象にはしません(とくに、その 種の配慮を要求してきた人に単位は出しません) 。 ■授業時間外の課題 授業で取り上げた話題に関連する新聞、雑誌、ネットな どの記事を普段から収集しておくこと。自分で集めた記事 を題材にして、期末試験の論述を組み立てることを課題と します。 ■授業時間外の課題 講義に関わる事柄を指示に従って調べて講義内容と照ら し合わせ、疑問が生じたら速やかに教員に質問して下さ い。 ■メッセージ 現代社会で起きている様々な問題の背後には、倫理的な 問題が潜んでいます。表面的に問題を眺めるのではなく、 その本質を見抜くことが必要です。そのために、倫理学の 考え方は必ず役に立ちます。 ■教材・教科書 ■メッセージ 基礎知識は必要ありません。むしろ、先入観なく聴講で きる人を歓迎します。 なお、他人の受講を妨げる行為(私語、携帯電話の操作、 頻繁な出入り、その他)については、席順指定、退出処分、 登録抹消も含めて厳しく対処します。 特に指定しません。 ■教材・教科書 ■参考書 とくにありません。 有福孝岳編『エチカとは何か』ナカニシヤ出版 ■参考書 講義時間内に指示します。 ― 109 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 日本の文学 文学の成立と展開 1年次 前期 2単位 3年次 前期 2単位 日本の歴史 1年次 前期 2単位 職名 准教授 担当者名 桑原 祐子 職名 准教授 担当者名 武谷 嘉之 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 日本の文学を考えるとき、韻文の存在は極めて大きい。 そこで本講義では、韻文を中心に据えて日本の文学を考え る。我が国最古の歌集『万葉集』は、日本固有の文字であ る平仮名が誕生する前に編纂された歌集である。その後、 平仮名が完成され編纂された歌集が勅撰の『古今和歌集』 である。この両者の歌を比較対照させることによって、文 字の存在が日本の文学に与えた影響を学ぶ。さらに、古代 から中古への歌の変遷を学ぶ。 現代の日本を理解するためには、これまでの日本の歩み を知ることがきわめて重要である。本講義では日本史の大 きな流れを有機的に関連づけながら理解する事を目的とし ている。 ■学習の到達目標 日頃、無自覚に使っている漢字と平仮名の歴史を知ると ともに、古代の人々が如何に苦心をして日本語、つまり歌 の言葉を記録したのか、ということを具体的な事例を通じ て理解する。あわせて、万葉集と古今集との美意識の違い を学ぶ。 ■授業方法 講義を中心に行う。授業で取り上げた事柄について、数 回、所見カードの提出を求める。 ■授業計画 第1回 ガイダンス 第2回 万葉集の歌の書き方1 柿本人麻呂の歌 第3回 万葉集の歌の書き方2 山上憶良の歌 第4回 万葉集の歌の書き方3 大伴家持の歌 第5回 万葉集の言葉遊び 第6回 歌の呪性 第7回 古今和歌集の仮名序 第8回 木簡に書かれた歌 第9回 短歌から和歌へ 第10回 古今和歌集の季節の歌 第11回 古今和歌集の恋の歌1 小野小町の歌 第12回 古今和歌集の恋の歌2 忍ぶ恋 第13回 古今和歌集の言葉遊び1 掛詞 第14回 古今和歌集の言葉遊び2 物の名歌 第15回 韻文と散文 伊勢物語 ■学習の到達目標 現代日本を成り立たせている歴史的事象について自分な りの言葉で説明できること。 応仁の乱から高度経済成長期までの日本史の大きな流れ を理解できること。 ■授業方法 講義形式で行う。 ■授業計画 第1回 はじめに 日本史を学ぶ意義・授業の進め方 第2回 歴史区分 第3回 日本史概論 中央集権と地方分権の視点から 第4回 中世から近世へ 応仁の乱 第5回 戦国時代 第6回 織豊政権期(小テスト) 第7回 兵農分離・太閤検地・石高制 第8回 近世の日本 江戸時代の農業 第9回 近世の日本 江戸時代の経済 第10回 近世の日本 江戸時代の文化 第11回 明治維新(小テスト) 第12回 近代と戦争 第13回 敗戦と戦後復興 第14回 人々の生活と高度経済成長 第15回 まとめ(小テスト) ■成績評価の基準 小テストの成績によって評価する。 ■授業時間外の課題 小テストの範囲を明示するので予習をすると好成績を収 められる。 ■成績評価の基準 定期試験(60%) 、所見カードの提出(20%) 、授業への 参加度(20%)等で総合的に評価を行う。 ■授業時間外の課題 講義で取り上げた歌及び講義内容に関連する事柄を、参 考文献などで調べ、理解を深めること。 ■メッセージ 基本的な日本史の知識(中学日本史程度)があることが 望ましいが、必須とはしない。 時間数が限られているので詳細な事象を解説することが できない。興味のあるトピックスについてはどんどん質問 をしてほしい。できる限り学生の問題意識に応えたいと思 う。 ■メッセージ 身の回りにある、文字に関する面白い現象(文字遊びや しゃれ等)や実態を様々な場所でリサーチして欲しい。授 業中の私語・飲食を禁ずる。携帯電話の使用も禁止。 ■教材・教科書 用いない。 ■参考書 ■教材・教科書 『日本の歴史 各巻』中公文庫 適宜資料を配付する。 ■参考書 授業中に適宜紹介する。 ― 110 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 外国の歴史 東洋の歴史 1年次 後期 2単位 3年次 後期 2単位 現代社会と地理 1年次 前期 2単位 職名 教授 担当者名 川本 正知 職名 講師 担当者名 日下 耕三 ■授業の概要・目的 ■授業の目的・概要 ここで言う西アジアとか東洋とは、いわゆるオリエント のことである。サイードのオリエンタリズムという言葉が 問題となって以来、オリエントとは、どういった名称であ り、何を指すかは大きな問題である。この講義では、オリ エンタリズムを考慮しつつ、現実のオリエントが、どうい ったところであるか、どのような人びとが、どのような歴 史の中に生きてきたのかを、さまざまな角度から見てみ る。 地理の基本的概念を習得し地理的視点で現代の諸事象を 見る目を養う。 ■学習の到達目標 世界各国要覧を読めるようになる。加えて、課題を見つ ける力、それを学ぶ力、その内容を他者に伝える力すなわ ち発表能力をも身に着ける。 ■授業方法 ■学習の到達目標 西アジアと言われている地域は何処を指すかを地図上で 指すことができるようになり、現在存在する国の名を正確 に知り、どういった人びと・民族、例えばクルド人のよう な民族がどこに住んでいるかを正確に認識できるようにな る。 ■授業方法 教科書は用いない。配布するレジュメに従って授業。 ■授業計画 第1回 西アジアの地理的環境(1) 第2回 西アジアの地理的環境(2) 第3回 西アジアの地理的環境(3) 第4回 西アジアの地理的環境(4) 第5回 西アジアの社会−民族と宗教共同体−(1) 第6回 西アジアの社会−民族と宗教共同体−(2) 第7回 西アジアの社会−民族と宗教共同体−(3) 第8回 西アジアの社会−民族と宗教共同体−(4) 第9回 西アジアの社会−諸国民国家の形成−(1) 第10回 西アジアの社会−諸国民国家の形成−(2) 第11回 西アジアの社会−諸国民国家の形成−(3) 第12回 西アジアの社会−諸国民国家の形成−(4) 第13回 西アジアの社会−アラブ、トルコ、イラン−(1) 第14回 西アジアの社会−アラブ、トルコ、イラン−(2) 第15回 西アジアの社会−アラブ、トルコ、イラン−(3) ■成績評価の基準 参加型の授業を目指す。講義の後、毎回各班の発表授業 とその相互批判を行う。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 自然地理 地球 第3回 自然地理 地球 地形など 第4回 自然地理 地形地図など 第5回 自然地理 地図 気候など 第6回 自然地理 気候 気候区分など 第7回 人文地理 人口 産業など 第8回 人文地理 産業 世界の国々など 第9回 人文地理 世界の国々 貿易など 第10回 各自の発表授業と相互批判など 第11回 各自の発表授業と相互批判など 第12回 各自の発表授業と相互批判 第13回 各自の発表授業と相互批判 第14回 各自の発表授業と相互批判 第15回 まとめ ■成績評価の基準 レポート30% 授業中課題 20% 参加度 30% 授業中発表 20% ■授業時間外の課題 各自が発表する内容の概要をまとめる。 ■メッセージ 評価割合:試験(40)% 出席(60)% 地理的なもの見方の基礎を学んだ後は、グループで発表 を準備することにより、協同で学習する方法も体験的に学 んでほしい。 ■授業の時間外の課題 毎日の新聞から西アジアに関する記述をぬきだして一月 ごとにレポートとしてまとめて提出する。 講義とは直接関係しないが、西アジアの歴史と関係する 複数の指定の参考書のうちから一冊を読み、レポートとし てまとめる。 ■教材・教科書 データブック オブ・ザ・ワールド2012(二宮書店) 高等地図帳 改訂版 2012/2013(二宮書店) ■参考書 ■メッセージ 主体的に講義の内容を考える用意のない人は受講しない こと。講義は単に勉強の入り口に過ぎないことを自覚する こと。 世界で一番面白い地図帳(青春出版社)その他そのつど 授業で指示 ■教材・教科書 プリント配布する。 教科書は使わない。 ■参考書 新井政美『トルコ近現代史−イスラム国家から国民国家 へ−』みすず書房、2001年 ― 111 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 日本国憲法 1年次 後期 2単位 現代社会入門 1年次 前期 2単位 職名 准教授 担当者名 小林 直樹 担当者名 岩見・小林・西川・平尾・水野 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 本講義では高校時代までに社会科で学んだ日本国憲法の 知識をもとに、憲法の基本的概念について講義をおこな う。 また、新聞などに掲載された時事的な問題および具体的 な事例を素材にしながら、日本国憲法について理解を深め られるよう講義をおこなう。 現代社会の現状と問題点を、経営・経済・法律・政治の 視点から解明する。これによって、各分野の学問に入門す るさいの現実的感覚を養う。 ■学習の到達目標 現代社会の諸問題に常に関心をもつ習慣を身につけ、そ れらを総合的・理論的に解明できる基礎能力を養う。 ■学習の到達目標 様々な社会問題を素材として取り上げて、日本国憲法の 理解を深める。 ■授業方法 各教員が原則的に3回ずつ講義する連続講義(オムニバ ス)形式をとる。 ■授業方法 教科書およびWEBで配布するプリントをもとに講義。 講義終了時に小レポートを実施することもある。 ■授業計画 第1回 憲法とは何か 第2回 基本的人権の原理・保障と限界 第3回 生命・自由・幸福追求権、法の下の平等 第4回 思想・良心の自由、信教の自由 第5回 表現の自由 第6回 職業選択の自由・営業の自由 第7回 財産権 第8回 社会権 第9回 刑事手続 第10回 統治機構の基本原理 第11回 国会 第12回 内閣 第13回 裁判所 第14回 地方自治・財政 第15回 憲法の保障 ■授業計画 第1回 開講案内―授業方法の解説・概観―(岩見) 第2回 ビジネスと社会(1) (宮坂) 第3回 ビジネスと社会(2) (宮坂) 第4回 ビジネスと社会(3) (宮坂) 第5回 日本経済の現状と問題点(岩見) 第6回 日本経済の改革方向(岩見) 第7回 現代社会における法(1) (小林) 第8回 現代社会における法(2) (小林) 第9回 現代社会における法(3) (小林) 第10回 トピックス(西川) 第11回 キーワードで解く現代日本政治(1) (平尾) 第12回 キーワードで解く現代日本政治(2) (平尾) 第13回 経済成長の事実と分析(1) (西川) 第14回 経済成長の事実と分析(2) (西川) 第15回 DVD授業(岩見) ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 原則的に、各教員が講義中に実施したテストの素点を集 計して総合点をつける。集計方法の詳細は、初回の授業時 に説明する。 第15回を終えて定期試験を実施。定期試験(60%) 、小 レポート(30%) 、講義中の質疑応答など(10%) 。 ■授業時間外の課題 各教員がその都度指示する。 ■授業時間外の課題 ■メッセージ 復習を必ずすること。 ■メッセージ 第1回目に講義用プリントの入手方法および講義の進め 方について説明するので、受講生は必ず出席すること。 講義では、定期試験を出席および講義中の質疑応答を重 視します。講義中の私語に対しては厳しく対応する。 このほか、教科書と小型の六法を必ず持参してください。 また、憲法に関連する時事問題について質問をすることが あるので、新聞などの日々のニュースに接するようにして ください。 講義を真面目に聴いていれば、テストにおいて合格レベ ルに達するはずである。 「第8回トピックス」は現代社会の重要な問題を扱うが、 2012年度のテーマは初回授業時に公表する。 授業日程に変更がある場合、授業時と掲示板で公表する ので注意しておくこと。 ■教材・教科書 授業時にプリントを配布する。 ■参考書 ■教材・教科書 各教員がその都度指示する。 右崎正博ほか著『事例で学ぶ憲法』 (法学書院、2009) 。 最新の小型の六法を使用。 ■参考書 元山健・建石真公子編著『現代日本の憲法』 (法律文化 社、2009) 、右崎正博・浦田一郎編『基本判例1憲法 第3 版』 (法学書院、2009) 。 ― 112 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 社会科学の考え方 1年次 前期 2単位 日本人の労働を考える 1年次 後期 2単位 職名 教授 担当者名 岩見 昭三 職名 准教授 担当者名 武谷 嘉之 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 社会科学の諸科学(経済学・経営学・法学)の理論体系 を概観・比較するとともに、各学問の基本的問題意識を学 び、社会科学の思考方法に習熟する基礎能力を身につけ る。 ■授業方法 日本人の働き方が「異常」であると言われて久しい。労 働慣行に各国の特徴があることは言うまでもないが、確か に日本人の働き方は特徴的である。近年雇用の環境も激変 しているが、本講義では少し大きなスパンで日本人がこの ような働き方を「選んで」きた経緯を考えてみよう。 どのような形であれ、数年後には本格的に働き始めるこ とになるだろう。労働について体験的な認識は深まってい くに違いない。本講義では労働の実際や現状を紹介するの ではなく、働くと言うことを少し上から、客観的に認識す ることが目的である。 各学問の基本的体系と、現代における基本的争点を、サ ブノートプリントと資料プリントを用いて解説していく。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 社会科学の諸科学の概要を把握するとともに、それらの 基礎にある思考方法を理解する。 現代日本の労働について概要を知る。 日本人の働き方の成立過程を理解する。 自分なりの労働観を形成する。 ■授業計画 第1回 社会科学の諸分野 第2回 社会科学と自然科学(1) 第3回 社会科学と自然科学(2) 第4回 経済学の諸分野 第5回 経済学の理論と現実(1) 第6回 経済学の理論と現実(2) 第7回 経済学の理論と現実(3) 第8回 経営学の諸分野 第9回 経営学の理論と現実(1) 第10回 経営学の理論と現実(2) 第11回 会計学の諸分野 第12回 法学の諸分野 第13回 法学の基本的考え方 第14回 法学の理論と現実 第15回 現代社会科学の課題 ■授業方法 講義形式で行う。 ■授業計画 第1回 はじめに 働くと言うこと・授業の進め方 第2回∼第3回 概説 現代日本の労働 第4回 バブル期の働き方 第5回 オイルショック以降の働き方 第6回∼第7回 高度経済成長と労働の変化 第8回∼第9回 戦間期における労働の変化 第10回∼第11回 産業化と賃労働 第12回 江戸時代の労働 第13回 勤勉革命 第14回 まとめ 第15回 これからの労働 ■成績評価の基準 授業時に毎回実施するミニテスト(40%)、本テスト (60%)を目安とする。 ■成績評価の基準 ■授業時間外の課題 15回目の講義終了後にレポートの課題を示す。成績評価 はレポートによる。 他の入門科目の教科書を熟読し、熱心に受講して、その 学習と並行して受講するのがのぞましい。 ■授業時間外の課題 ■メッセージ 選択的にレポートの課題を示す。選択的レポートを提出 した学生は評価に加える。 各学問のエッセンスしか触れることができないので、こ の講義をきっかけとして、それぞれの学問の本格的学習の スタートとしてほしい。 ■メッセージ 歴史的に話をするので、できれば前期に「日本の歴史」 を履修してほしい。 ■教材・教科書 教科書を用いず、サブノートプリントと資料プリントを 使用する。 ■教材・教科書 用いない。 ■参考書 その都度指示する。 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス ― 113 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 税制から見る日本経済 1年次 前期 2単位 アジアから見る世界経済 1年次 後期 2単位 職名 准教授 担当者名 三浦 晴彦 職名 教授 担当者名 岩見 昭三 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 税金とは社会の基盤である。税金の経済的効果やこれま での税制の変遷を考察した上で、今後の税負担増を踏まえ て、日本経済の行く末とあるべき税制の姿を考えていく。 現在の世界経済の動向をアジアの視点から学ぶ。各地域 の比較研究にとどまらず、アジアと世界経済との相互影響 関係を調べ、アジアを軸にグローバリゼーションの実態を 把握する。 ■学習の到達目標 税金の基礎的知識を修得するとともに、今後の日本経済 の動向とそれに相応しい税制について自らの問題として考 えることができるようになること。 ■学習の到達目標 世界各地域の経済構造の相違を比較して見る眼を養い、 同時に、それらの相互作用の実態とその変容を分析する基 礎能力を身につける。 ■授業方法 ■授業方法 板書を中心に適宜プリントを配布する。 経済産業省編集の『通商白書』の最新版(2012年版)を 用い、世界各地域の現状と課題を、サブノートプリントと 資料プリントを用いて解説していく。 ■授業計画 第1回 税金とは何か 第2回 税金と社会の関わり 第3回 日本の税制の概要① 第4回 日本の税制の概要② 第5回 日本の税制の概要③ 第6回 税金の経済的効果① 第7回 税金の経済的効果② 第8回 税制の変遷∼戦後の税制∼ 第9回 税制の変遷∼高度成長期の税制∼ 第10回 税制の変遷∼安定成長期の税制∼ 第11回 所得税と日本経済 第12回 法人税と日本経済 第13回 消費税と日本経済 第14回 少子高齢社会と税制 第15回 地方分権社会と税制 ■授業計画 第1回 世界経済の現状 第2回 世界経済のリスク要因 第3回 アメリカ経済(1) 第4回 アメリカ経済(2) 第5回 EU経済(1) 第6回 EU経済(2) 第7回 中国経済(1) 第8回 中国経済(2) 第9回 その他アジア経済(1) 第10回 その他アジア経済(2) 第11回 中東経済 第12回 アフリカ経済 第13回 中南米経済 第14回 ロシア経済 第15回 国際経済体制改革の課題 ■成績評価の基準 定期試験(70%) 、平常点(30%)で評価する。 ■授業時間外の課題 ■成績評価の基準 講義に関連する内容を各自で調べ、自分なりのノートを 作り、疑問があれば次回以降に教員に質問すること。 授業の毎回実施するミニテスト(40%) 、本テスト(60%) を目安とする。 ■メッセージ ■授業時間外の課題 関連する科目として、 「経済の仕組みとビジネス」 (1年 次配当) 、 「財政学」 (2年次配当)を履修することが理解 に繋がる。 授業の理解度も深まるので、 『通商白書』を予習・復習 に何度でも読んでおくことを薦める。 ■メッセージ ■教材・教科書 なし ■参考書 なし 自分の関心のある地域だけではなく、全回聴くこと。そ れによって、関心ある地域の理解が一層深まる。 ■教材・教科書 上記『通商白書』はパソコンからダウンロードできるの で、あえて購入する必要はない。 ■参考書 その都度指示する。 ― 114 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 日本とアジア諸国との関係を 考える 1年次 後期 2単位 人間関係の心理学 1年次 後期 2単位 職名 教授 担当者名 河合 和男 職名 准教授 担当者名 菅 徹 ■授業の目的・概要 ■授業の概要 本年度は近現代の日本と中国との関係、ならびに日本と 朝鮮(韓国)との関係について歴史的観点から講義する。 人間関係の諸側面を学習して行くに際し、さまざまな人 間関係の理論を概観する。人間関係の形成初期は家庭にお いて行われる。基本は夫婦間、親子間、きょうだい間の関 係であるが、それらの特徴を検討する。学校においては、 教師と児童・生徒間の関係、児童・生徒内の関係に焦点を あてて議論する。人間関係の諸側面については、集団にお ける人間関係の問題などを追求する。家庭や学校の各領域 においてストレスや心身の健康を題材として織り込み、各 領域における現代的な問題も授業のテーマとしていく。実 習を多く取り入れ、実際に人間関係を深めていく。人間は 文字通り、他者との関係性の中で社会的関係を切り結ぶの である。そのためにも受講者の積極的な学習を望みます。 ■学習の到達目標 近代から現在に至るまでの日中関係史、日朝(韓)関係 史の基本的な流れを理解する。 ■授業方法 プリントを用いて講義する。配布するプリントには筆記 部分があり、授業中にノートしてもらう。 ■授業計画 【Ⅰ.近代の日中・日朝関係】 第1回 1.中国・日本・朝鮮の開国と近代 第2∼4回 2.日本の朝鮮植民地支配 第5・6回 3.近代における日本と中国 第7回 小テスト 【Ⅱ 第二次世界大戦後の日中・日韓関係】 第8回 1.サンフランシスコ条約と中国・韓国 第9回 2.日韓国交正常化過程 第10回 3.日中国交正常化過程 第11∼13回 4.日中・日韓経済関係の現状 第14回 小テスト 第15回 まとめ (講義の進行状況などの理由によって授業計画を変更す る場合がある) ■成績評価の基準 定期試験50%と平常点50%(小テストを含む)を基準に 評価する。なお、定期試験は小テストのなかから出題す る。 ■授業時間外の課題 前回のプリントの読み直しなど、毎回必ず復習をしてお くこと。また適宜紹介する参考文献を図書館で借りて読む などして、講義内容の理解をさらに深めておくこと。 ■メッセージ 毎回、出席カードによる出席確認を行う予定である。疑 問点があれば必ず質問し、講義内容の理解に努めてほし い。 ■学習の到達目標 ・人間関係がどのように発達していくのかを理解する。 ・人間関係には様々なものがある。各種の人間関係の特徴 について理解し、それによってどのような人間関係が構 築できるか検討できる。 ・ロールプレー等の機会を捉えて、積極的な人間関係を作 っていく努力ができる。 ■授業方法 講義を中心に、意見交換や討議及びレポート作成を行う。 また、ロールプレー等の実習を多く取り入れる。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 人間関係の作り方(実習) 第2回 乳幼児期における人間関係(出生前後) 第3回 乳幼児期における人間関係(幼児期) 第4回 環境と人間① 自己理解(エゴグラムワーク) 第5回 環境と人間② 他者理解 第6回 環境と人間③ 教師と児童生徒との関係 第7回 環境と人間④ 事例による理解 第8回 環境と人間⑤ 児童生徒同士の関係 第9回 環境と人間⑥ 事例による理解 第10回 環境と人間⑦ アサーション(自己主張) 第11回 人間関係の諸側面(人間関係とストレス) 第12回 人間関係の諸側面(学校とストレス) 第13回 人間関係の諸側面(権威勾配・コックピット内) 第14回 集団と社会(リーダーシップ・同調行動) 第15回 集団と社会(囚人のジレンマ・社会的迷惑行為) ■成績評価の基準 ■教材・教科書 授業への積極的参加(出席を含む)30%、講義中のミニ レポート20%、定期試験50%を総合して評価する。 なし ■参考書 ■授業時間外の課題 講義中に適宜紹介する(図書館を積極的に利用するこ と) 。 授業時間内に指示する。また、授業を欠席した場合には、 次回までに欠席した回の内容を学習しておくこと。 ■メッセージ 対人コミュニケーションが苦手という人が多い。しかし、 人間は他者とのコミュニケーションなしには生きていくこ とができない。この機会に自己開示ができるように自信を つけてほしい。 ■教材・教科書 教科書は使用しない。授業中に資料プリントを配布す る。 ■参考書 授業の展開に即して、参考図書や資料を紹介する。 ― 115 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 生活の中の数学 (行列とその応用) 職名 教授 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 1年次 後期 2単位 科学技術を考える 科学技術論 1年次 前期 2単位 3年次 前期 2単位 担当者名 根岸 章 職名 教授 担当者名 大原 莊司 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 生活にも関連した数学として、今年度は線形代数学とそ の応用方法について学習する。 科学技術至上主義から科学技術ガバナンスの時代への動 向に対応した知性を磨く。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 ベクトル、行列の演算を理解し計算できる。逆行列を理 解し計算できる。3次までの正方行列による図形の移動を 理解し、回転などが具体的に計算できる。 科学技術から社会を観る目と社会から科学技術を観る目 の両方を養う。 ■授業方法 ■授業方法 講義形式で行う。理解度確認のための小テストを毎回行 う。毎回プリントを配布する。 福島原発事故後に編纂された、科学者、科学哲学者の著 になる教科書に沿って主に展開する。その他先端技術の内 容や特許関連の話題などを適宜教材として挿入する。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 ベクトルとその演算 第2回 1次独立と1次従属 第3回 行列とその演算(1) 第4回 行列とその演算(2) 第5回 行列の基本変形 第6回 基本変形の応用(1) 第7回 基本変形の応用(2) 第8回 中間まとめ 第9回 2次の行列式 第10回 3次の行列式(1) 第11回 3次の行列式(2) 第12回 2次の線形写像 第13回 3次の線形写像(1) 第14回 3次の線形写像(2) 第15回 まとめ 第1回 科学とニセ科学(教科書1章) 第2回 同上 第3回 特許から見た産業発展史(副読本提供) 第4回 同上 第5回 同上 第6回 科学の拡大と科学哲学(教科書2章) 第7回 同上 第8回 報道と科学(教科書3章) 第9回 同上 第10回 同上 第11回 科学技術コミュニケーション(教科書4章) 第12回 同上 第13回 同上 第14回 放射性物質と情報(教科書付録) 第15回 同上 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 期末筆記試験(50%) 、平常点(15%) 、小テスト(35%) で評価。 受講態度を含む平常点が55%、最終レポートなどが45% の配点で評価する。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 小テストで間違った問題は、自分で復習してしっかり理 解すること。 科学技術関連の新聞記事を読む。 ■メッセージ ■メッセージ 科学技術を専門家に任せるな。 「基礎数学Ⅱ」を修得した(もしくは免除された)学生 を対象とした講義である。未修得の受講生への対応はこの 講義では行わない。 ■教材・教科書 ■教材・教科書 菊池誠他「もうダマされないための「科学」講義」光文 社新書、2011年9月 教科書を入手しない人の受講を認めない。 プリントを配布する。 ■参考書 ■参考書 竹内啓「科学技術・地球システム・人間」岩波書店 講義の際に指示する。 ― 116 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 生活の中の物理 1年次 後期 2単位 生活の中の化学 1年次 後期 2単位 職名 講師 担当者名 小西 健陽 職名 教授 ■授業の目的・概要 担当者名 大原 莊司 ■授業の目的・概要 物理なんて社会に出たら何の役に立つのかと訝しく思う 人がいるかも知れない。確かに全く否定はしないけれど、 たまには、何故だろうと思うことに出会いわけを知りたい と思うことがあるはず。そんなとき物理の知識がときには 役に立つ。数式を用いないで物理の話をするとかえって難 しくなる。本講義では、数式が必要になれば、そのつど準 備しながら話を進めてゆく。 ■学習の到達目標 既知の問題について何故そうなるのかを考え自分で納得 する答えを見つけることによって、答えの分かっていない 或いは気づかなかった問題にも対処する方法を習得するこ とを目指す。 ■授業方法 配布資料に従って、授業を進める。 ■授業計画 第1回 平均の速さ 第2回 どちらが重いか 第3回 力のつり合い 第4回 重力と落下運動 第5回 放物運動 第6回 宇宙で体重を量る 第7回 振り子のいろいろ 第8回 全エネルギーは時間がたっても変わらない 第9回 エネルギー保存則を使うと簡単 第10回 運動量保存則 第11回 物体の衝突前後の運動量変化 第12回 束縛運動 第13回 遠心力 第14回 並進運動で生じる見かけの力 第15回 回転する物体のエネルギー 身の回りの化学製品を理解する化学の目を養う。 ■学習の到達目標 化学の基礎用語を理解し、身の回りの物事の成り立ちを 化学の目で考えることができる。 ■授業方法 教科書を共に読み基礎的化学用語を理解することを基本 とする。化学ニュースなどの検索ではWebサイトを適宜活 用する。 ■授業計画 第1回 化学とは 第2回 原子と分子 第3回 同上 第4回 分子の成り立ち 第5回 同上 第6回 身の回りの分子 第7回 同上 第8回 化学反応 第9回 同上 第10回 同上 第11回 人間と化学 第12回 同上 第13回 環境と化学 第14回 同上 第15回 最先端の科学 ■成績評価の基準 平常点(小テスト含む)が55%、最終テストあるいはレ ポートが45% ■授業時間外の課題 化学用語の意味などわからないことの発見 ■成績評価の基準 定期試験(40%) 、小テスト(30%)および平常点(30%) で評価する。 ■メッセージ ■授業時間外の課題 われわれの身の回りはすべて化学物質といっても過言で はない。将来どんな仕事をするにも基礎となる知識の一つ である。 小テストの解答は、 「教材」フォルダのpdfファイルで見 ることができるので、各自復習に利用すること。 ■教材・教科書 斎藤勝裕著「楽しくわかる化学」東京化学同人 教科書を入手しない人の受講は認めません。 ■メッセージ 毎回授業の復習のために小テストを実施しますので、休 まずに講義に出席することが必要です。数学を履修してい ることが望ましい。 ■参考書 特になし ■教材・教科書 プリントを配布する。 ■参考書 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 金原粲編著「基礎物理学1」実教出版 小出昭一著「物理学」裳華房 ― 117 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 生命の科学 植物の自然誌 1年次 前期 2単位 3年次 前期 2単位 地球の科学 地球科学 1年次 前期 2単位 3年次 前期 2単位 職名 講師 担当者名 磯辺 ゆう 職名 教授 担当者名 向井 厚志 ■授業の概要 ■授業の目的・概要 生物は多種多様にあり、人間もその一員として、互いに 深い関係を持っています。生き物の形と生活について、身 近にあるものを中心に実物を観察しながら学習します。特 に、生物が相互にかかわりをもって共に進化していること について学びます。 私達が暮らす惑星・地球は46億年前に誕生し、以来、 様々な激動の歴史を歩んできた。無数の隕石にさらされた 時代、地球全体が凍りついた時代、そして今、私達は地上 に生命が満ち溢れた時代を生きている。地球科学によって 解明されてきた地球の歴史を紹介する。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 講義および実際の観察を通して、身のまわりの生き物へ の関心を深めることを第一の目標とします。さらに人間自 身への理解を深めていきます。 過去46億年間に発生した様々な自然現象を知り、地球の 現在および未来に対する興味・関心を高める。 ■授業方法 ■授業方法 教科書は用いません。配布するプリントを中心に講義を 行います。毎回、植物のスケッチ、文を書くことなどを行 い提出課題があります。また別な課題としてレポートがあ ります。 ワークシートやビデオ教材を利用し、講義形式で進め る。 教科書は用いず、必要な資料は授業冒頭で配布する。 ■授業計画 第1回 元素形成:私達の宇宙のはじまり 第2回 地球形成:太陽系と地球のはじまり 第3回 大気形成:地球大気の形成と組成の変化 第4回 月の誕生:地球に最も近い天体のナゾ 第5回 生命誕生:生命体はどう生まれたのか? 第6回 大気組成:酸素に富む地球独特の大気 第7回 全球凍結:凍りついた地球 第8回 大陸移動:なにが大陸を動かすのか? 第9回 山脈形成:巨大山脈ヒマラヤの形成 第10回 火山噴火:火山噴火のしくみ 第11回 大量絶滅:大量絶滅はなぜ起きたのか? 第12回 氷河期 :氷河期は繰り返し訪れる 第13回 地下資源:地下資源形成の仕組み 第14回 温暖化 :地球温暖化は進んでいるのか? 第15回 惑星改造:火星移住、その方策は? ■授業計画 第1回 生物の世界の全体像と生態系 第2回 真核生物の誕生 第3回 維管束―藻類、植物、菌類 第4回 植物の上陸―菌と植物の共生 第5回 動物の上陸 第6回 陸上脊椎動物1 第7回 陸上脊椎動物2 第8回 葉と昆虫の深い関係 第9回 花と昆虫の共進化 第10回 果実と動物 第11回 人類の進化 第12回 茎の構造と材の利用 第13回 日常生活と植物 第14回 奈良県の林業 第15回 まとめ ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 定期試験(40%) 、平常点(20%)及び小テスト(40%) で評価する。 定期試験(60%)及び提出物・出席(40%)で評価しま す。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 各授業の最後に課題を提示する。授業内容や授業中に紹 介された参考文献を利用して課題に取り組み、指定期日ま でに提出すること。 ■メッセージ ■メッセージ レポート、提出物を必ず提出することが重要です。 授業で紹介するトピックスについて自分でも調べながら 地球の雄大な歴史に思いをはせてみよう。 ■教材・教科書 ■教材・教科書 プリント なし ■参考書 NHK地球大進化プロジェクト編「地球大進化」シリー ズ NHK出版 鈴木正彦著「自然の中の人間シリーズ 花と人間編 植 物はなぜ花を咲かすのか 花の科学」農文協 川那部浩哉監修 鷲谷いずみ・大串隆之編「シリーズ地 球共生系5 動物と植物の利用しあう関係」平凡社 その他 植物図鑑 ■参考書 川上紳一・東條文治著『地球史がよくわかる本』秀和シ ステム 嶺重慎・小久保英一郎著『宇宙と生命の起源』岩波ジュ ニア新書 ― 118 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 実験で学ぶ科学 1年次 後期 2単位 科学の歴史 科学の成立と展開 1年次 前期 2単位 3年次 前期 2単位 担当者名 大原・向井 職名 教授 担当者名 大原 莊司 ■授業の目的・概要 ■授業の概要 小中高で学んできた物理学、化学、生物学、地学の各分 野における科学的知識を再確認するため、科学実験を行な う。この実験を通して自然界の規則性や構造を肌で感じ取 り、各自の科学的な知識体系を確固としたものにする。 科学的なものの見方の源流をたずねるのが本講義の目的 である。そのため自然科学にとらわれない広い視野にたっ て近代科学、現代科学の成立過程を中心にして、科学の歴 史をひもとく。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 科学的な事柄を実証する実験方法を身に付け、科学的な 考え方ができるようになる。また、自然界の事象に対する 興味を高め、その仕組みを探求する態度を身に付ける。 東洋の科学にも目を向けるような、柔軟で広い発想が科 学の発展の原動力となってきたことを理解し同時に科学に 対する盲信を除く。創造的に考える方法の実例を知るこ と。 ■授業方法 ■授業の方法 受講生をグループに分け、協力しながら実験を進める。 下記の実験項目の実施順序は、グループによって異なる。 実験手順等を記した資料は授業冒頭で配布する。授業終了 後、指定日時までに実験レポートを提出する。 スライドとその一部をまとめた配布資料に基づいて講義 する。講義途中で課題を出し小レポートとして講義後回収 する。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 ガイダンス 第2回 放射能 :自然放射線量を測る 第3回 酸性度 :身近な液体の酸性度を測る 第4回 大きさ :身近なものの大きさを正確に測る 第5回 音波 :音の強さと音源までの距離の関係 第6回 気圧 :大気圧の強さを確かめる 第7回 磁界 :磁石の強さを測る 第8回 消費電力:様々な家電の消費電力を測る 第9回 熱起電力:温度差による発電を確かめる 第10回 微粒子 :ブラウン運動を観察する 第11回 光 :光の反射と屈折を調べる 第12回 分光 :様々な光を分光分析する 第13回 対流 :対流と伝導の温度伝達能力の違い 第14回 超伝導 :液体窒素を使った超伝導実験 第15回 まとめ ■成績評価の基準 第1回 ギリシャ科学と概念の発見 第2回 古代中国・インドの科学 第3回 アラビア科学と錬金術 第4回 コペルニクスとケプラーの役割 第5回 ガリレオの科学 第6回 真空の発見から産業革命へ 第7回 顕微鏡の発明とその意義 第8回 ニュートンの打ち立てたもの 第9回 熱の科学の確立 第10回 元素の発見と周期律 第11回 精神の科学と生命の科学 第12回 動電気と電子の発見 第13回 X線と放射能の発見 第14回 核分裂エネルギーの発見 第15回 まとめ ■成績評価の基準 実験レポート(70%) 、平常点(30%) 定期試験は実施しない。 実験に参加せずに実験レポートのみを提出しても、その 得点は成績評価に加えない。 平常点55%、総合レポートなど45% ■授業時間外の課題 授業の内容についての疑問点をまとめておき次の時間の 小レポートに記載する。 ■授業時間外の課題 実験終了後に実験レポートを作成し、提出すること。提 出期限および提出場所は授業中に指示する。 ■メッセージ ■メッセージ 過去の事実を憶えるのが歴史の勉強という観念を捨てて 未来を切り開くよりどころとして歴史に学びましょう。 メモのできるノートを用意しておくこと。 積極的に実験に取り組み、自分なりに創意工夫しながら 作業を進めていくことのできる人の参加を希望する。なお、 機材等の関係上、本科目の履修人数は30名を上限とする。 ■教材・教科書 ■教材・教科書 ■参考書 なし スライド・配付資料など H.バターフィールド著「近代科学の誕生」 講談社学術 文庫 ■参考書 なし ― 119 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 メディアを考える メディア概論 1年次 前期 2単位 3年次 前期 2単位 奈良の文学と風土 1年次 後期 2単位 職名 教授 担当者名 亘 英太郎 職名 准教授 担当者名 桑原 祐子 ■授業の概要 ■授業の目的・概要 活字メディアと電波メディアの違い及びメディアと人類 の歩みを概説し、日本におけるメディア史に触れつつ現代 のネット社会を考えます。メディアと情報と社会の相互関 係にも触れ、これらを通じて、いま大きな曲がり角を迎え ているメディア社会の歩き方を探ります。 古代の奈良は国際都市であった。シルクロードの終着点 である平城には世界の文物が集まった。その文物を今日ま で伝えるのが正倉院である。一方、我が国最古の歌集『万 葉集』の故地でもある。この世界的にも貴重な正倉院の宝 物や文書、万葉集の歌を通して奈良の文学と風土を学ぶ。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 メディアの違いを理解し、各メディアから発信される情 報の読み解き方=いわゆるメディア・リテラシーを身に付 けます。情報を自分の力で選別する能力の基礎を固めま す。 奈良の地に関わる歌や歴史的な出来事、更に古代の人々 の暮らしを具体的に知ること、奈良の地に残る貴重なもの を具体的に知り、古代の国々の国際的な関わりを知ること を目指す。 ■授業方法 ■授業方法 レジュメとメディア関連資料を使っての講義方式で行い ます。 講義を中心に行う。授業で取り上げた事柄について、数 回、所見カードの提出を求める。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 情報とは、メディアとは 第3回 メディアの画期。主人公の交代 第4回 ネットの光と影 第5回 ネット社会の危険 第6回 メディアの違い。活字と電波 第7回 メディアの変遷(1)メディア前史 第8回 メディアの変遷(2)印刷術の発明 第9回 メディアの変遷(3)マスコミ成立の背景 第10回 半世紀を経たテレビのいま 第11回 日本におけるマスコミ前史 第12回 日本の近代化とマスコミ 第13回 戦争とメディアの関係 第14回 通信技術と情報伝達手段の変遷 第15回 総括、レポート・小論文の書き方 ■成績評価の基準 ①期末に実施するレポート(65%)及び、②出席状況や 受講状況(35%)で評価します。 第1回 ガイダンス 第2回 平城京の歌 第3回 額田王の歌 第4回 大伯皇女の歌 第5回 大津皇子の歌 第6回 大伴家持の歌 第7回 大伴家持の歌 第8回 万葉集と遣唐使 第9回 山上憶良の歌 第10回 万葉集と古代の都 第11回 正倉院と正倉院宝物1 宝物の出自とその意義 第12回 正倉院と正倉院宝物2 文物の交流 第13回 正倉院文書と古代の官人1 休暇のお願い 第14回 正倉院文書と古代の官人2 仕事の嘆きと楽しみ 第15回 正倉院文書と古代の官人3 本音と建前 ■授業時間外の課題 ■成績評価の基準 講義のテーマに関連することを各種資料で調べ、自分な りの「メディアを考えるノート」を作るようにして下さ い。 定期試験(60%) 、所見カードの提出(20%) 、授業への 参加度(20%)等で総合的に評価を行う。 ■メッセージ ■授業時間外の課題 多様なメディアから発信される多様な情報の違いに注目 し、普段から情報と社会の関係を自分で分析する習慣を身 に付けて下さい。多様なメディアを自分で活用する力を磨 いて下さい。 講義で取り上げた歌及び講義内容に関連する事柄を、参 考文献などで調べ、理解を深めること。必要な場合は、授 業担当者に質問をすること。 ■メッセージ ■参考書 『メディア用語基本事典』 (渡辺武達ほか編、世界思想 社2011年) 『ジャーナリズム「現」論−取材現場からメ ディアを考える』 (亘英太郎著、世界思想社、2004年) 取り上げる物、或いはそれに関わる場所は奈良で学ぶ者 にとっては身近である。様々な機会を使って、自分の目で 確かめ、自分の感覚で多くのことを実感してもらいたい。 授業中の私語・飲食を禁ずる。携帯電話の使用も禁止。 ■教材・教科書 適宜資料を配付する。 ■参考書 授業中に適宜紹介する。 ― 120 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 環境を考える 地球と環境 1年次 後期 2単位 3年次 後期 2単位 人権を考える 人権問題 1年次 前期 2単位 3年次 前期 2単位 職名 教授 担当者名 向井 厚志 職名 講師 担当者名 桐村 彰郎 ■授業の目的・概要 ■授業の概要 地球上で暮らす私達は大気や大地からの恩恵を受けてい る一方、台風や地震などの自然災害と日々向き合っている。 本講義では今後経験する可能性のある自然現象を取り上 げ、そのメカニズムを学ぶ。 この授業では、日本の部落差別は日本固有のものではな く、同様の差別が地球的レベルで存在すること、したがっ て、部落差別を国際的視点から捉えなおして、この差別を 国際的な共同の力で克服していくことが必要なことを明ら かにしていきます。そして、国連の人権理事会(旧・人権 委員会や人権小委員会)や無数の人権NGOが、この差別 を「世系に基づく差別」あるいは「職業と世系に基づく差 別」と規定し、これを克服するためにどのような活動をお こなっているのかを示します。また、この差別の典型であ るインドのカースト差別について触れつつ、日本の部落差 別との異同を明らかにしていきます。なお、授業の過程で 他の諸差別についても論じます。 ■学習の到達目標 地球上で発生する様々な自然現象のメカニズムを理解 し、防災に役立てることができる。 ■授業方法 ワークシートやビデオ教材を利用し、講義形式で進め る。 教科書は用いず、必要な資料は授業冒頭で配布する。 ■学習の到達目標 ■授業計画 授業を通じて、人権確立と差別克服に必要な基本的知識 とスタンスを身につけられるようにしてほしい。 第1回 生存環境:オゾン層と紫外線 第2回 生物進化:大気環境と生物相 第3回 大気循環:地球を取り巻く大気の流れ 第4回 台風災害:台風の発生機構 第5回 洪水高潮:洪水や高潮への対策 第6回 地震災害:地震の発生機構 第7回 津波災害:津波の発生機構 第8回 土砂災害:地滑り等の土砂災害への対策 第9回 地殻変動:大陸配置と気候変動 第10回 火山災害:火山噴火の予測 第11回 磁気異常:地球磁場の役割 第12回 大暴風雪:寒冷下での人間活動への影響 第13回 隕石落下:隕石落下による環境変化 第14回 太陽活動:太陽活動と気候変動 第15回 宇宙開発:宇宙環境での人間活動 ■授業方法 授業は、映像を示しながらおこないます。また黒板を多 用するので、ノートをしっかりとること。授業中の質疑応 答に時間をとります。 ■授業計画 ■成績評価の基準 定期試験(40%) 、平常点(20%)及び小テスト(40%) で評価する。 ■授業時間外の課題 各授業の最後に課題を提示する。授業内容や授業中に紹 介された参考文献を利用して課題に取り組み、指定期日ま でに提出すること。 ■メッセージ 第1回 被差別部落の実態の変貌と差別の変化 第2回 部落差別を考えていく際に必要な三つの視点 第3回 グローバルな課題としての人権・差別問題と日本 第4回 「職業と世系に基づく差別」に関する決議 第5回 反人種主義・差別撤廃国際会議(ダーバン2001) 第6回 人種差別撤廃委員会(2002年8月) 第7回 インド史のカースト制度と部落差別 第8回 カースト制度の根底を規定する『マヌ法典』 第9回 不可触民の職業 第10回 宗教とアウト・カースト 第11回 指定カーストと留保制度 第12回 新たな国際的動向 第13回 現在における部落差別の諸相 第14回 ビデオ上映 第15回 部落差別と世界をつなぐもの=「職業と世系に 基づく差別」 ■成績評価の基準 授業で紹介するトピックスについて自分でも調べながら 周囲で起きる自然現象の仕組みを考えよう。 ■教材・教科書 小テスト(20%)、平常点(30%)、簡単な定期試験 (50%)で評価します。 ■授業時間外の課題 なし 授業時間中の質疑応答、小テストなどを実施しますが、 成績評価にかかわるので、しっかりと予習・復習するこ と。 ■参考書 松岡憲知他著『地球環境学』古今書院 日経サイエンス編集部編『地球大異変』日経サイエンス 社 ■メッセージ 21世紀の今、しっかりした人権感覚を養うことは、社会 に生きる私たちにとって必要不可欠です。 ■教材・教科書 レジュメを配布します。 ■参考書 授業の中で示します。 ― 121 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 地域社会を考える 1年次 前期 2単位 特講(ボランティア論) 2年次 集中 2単位 職名 教授 担当者名 渡辺 邦博 担当者名 宮本・廣田・渡辺・岡部 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 日本人は、家を顧みず、会社ないし国家にひたすら「奉 仕」することで今日の日本を築き上げていた結果今日に至 っていると言えます。すでに崩壊した地域社会を復興する 新しい「コミュニティ」が模索されている状況です。本講 義では、こうした私たちの日常を理解するため、日本と世 界を統一的に理解するための諸事情を学ぼうとするもので す。 現代社会におけるボランティアの役割や意義を考えるこ とを通して、ひとりひとりがより豊かに生きることが出来 る社会をどのように構想することが出来るのか考える。ボ ランティアの具体例として、阪神淡路大震災や新潟県中越 地震、東日本大震災における災害ボランティアの例を紹介 する。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 地域社会のキーワード、「リージョナル」、「ローカル」 をどのように構築するか、関連したトピックスを理解でき るようになる。 ボランティアが生まれた背景や実践例、ボランティアと は何かを考えるために大切な概念を学んだ上で、受講者の ひとりひとりにとってのボランティア像について理解を深 めることを目的とする。 ■授業方法 ■授業方法 教科書は用いない。担当者が、配布資料を用意する。最 終試験に使用するので、必ずファイル保存すること。 視聴覚教材を使って、グラフや地図により、統計的なデ ータも駆使して、地域社会がかかえる課題を理解できるよ うにする。 教科書は用いない。配布するレジュメに従い、講義形式 の授業と、グループディスカッションを組み合わせた授業 を行う。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 日本は小さな島国か? 第3回 日本の出生率は世界で最低か? 第4回 日本は安全な社会か? 第5回 日本人はウサギ小屋に住んでいるのか? 第6回 日本の政府は巨大か? 第7回 日本の政府は巨大である?! 第8回 日本の財政赤字は大きいか? 第9回 日本は格差社会に向かっているのか? 第10回 日本の年金は少ない? 第11回 日本は世界でも一番の貿易国か? 第12回 日本の原子力発電は普通の先進国並みか? 第13回 日本人は働き過ぎか? 第14回 日本の対外援助額は世界一か? 第15回 まとめ ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 ボランティアとは何か 第3回 ボランティアの事例 第4回 グループディスカッション 第5回 小レポート(1) 第6回 ボランティア論における理論(1) 第7回 ボランティア論における理論(2) 第8回 グループディスカッション 第9回 現代社会におけるボランティアの意義 第10回 小レポート(2) 第11回 ボランティア活動の実際(災害) 第12回 ボランティア活動の実際(国際) 第13回 ボランティア活動の実際(青少年) 第14回 ボランティア活動の実際(スポーツ) 第15回 小レポート(3) ■成績評価の基準 平常点(50%) 、小レポート(50%)で評価する。 ■成績評価の基準 第15回目終了後定期試験を行なう。定期試験(50%)、 平常点(30%) 、小テスト(20%)で評価する。 ■授業時間外の課題 講義に関連する内容について、参考文献等によって予習 をし、疑問があれば教員に質問をすること。 ■授業時間外の課題 ■メッセージ 講義中のノートは諸君の思考の根拠ともなる。是非丁寧 にとること。疑問・質問は大歓迎。 (決して難しくない)小 テストは講義理解の助けとなるので、重視します。 東日本大震災におけるボランティアに関心がある人を含 めて、ボランティア一般に関心がある人を歓迎する。 ■メッセージ ■教材・教科書 社会科学にどのように入門するかの一つの方法として 「地域」を考えてもらいたい。毎回出席をとる。携帯電話 は厳禁。 ■教材・教科書 なし 特に指定しない。 ■参考書 矢守克也・渥美公秀編著・近藤誠司・宮本匠著(2011) 防災・減災の人間科学 新耀社 渥美公秀(2001) ボランティアの知 大阪大学出版会 ■参考書 なし ― 122 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 日本事情Ⅰ 日本事情Ⅱ 1年次 前期 2単位 1年次 後期 2単位 職名 講師 担当者名 川岡 ちはる ■授業の目的・概要 ■成績評価の基準 文化には伝統文化のほかに、生活して初めて見えてくる 文化がある。授業ではニュースに反映されている背景文化 も含めた「ありのままの日本」に触れ、日本事情について の理解を深める。また日本事情について客観的に発表する ための構成、表現、質疑応答の仕方をグループ発表を通し て段階的に学ぶ。 第15回目と第30回目が終了した次週に定期試験を実施す る。定期試験(40%) 、平常点(60%)で評価する。 ■授業時間外の課題 教科書の新出語彙を予習すること。またグループ発表の 内容は成績評価に関わるので準備にはしっかり取り組むこ と。 ■学習の到達目標 ニュースを聞いて内容が理解できる聞き取り能力の養成 を目標とする。また同時に、ニュースに反映される日本文 化を理解し、それについて自分の意見を客観的に述べる発 表能力を身につけることを目標とする。 ■授業時間外の課題 ■メッセージ 授業中はできるだけ日本語だけで話すよう努力をするこ と。辞書を持参すること。 ■授業方法 主に指定教科書に沿って進めるが、適宜身近な文化につ いても紹介していく。グループ発表は録音し、講評に用い る。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション・<序論①>「食中毒」 第2回 「地震」「台風」・グループ発表①「自由タイトル」 第3回 <序論②>「言語と文化」 「3D映画」 第4回 「映画の楽しみ方」 「観光列車」 第5回 グループ発表②「音楽の録音方法」 第6回 <序論から本論へ>「不登校」 「自殺防止」 第7回 グループ発表③「癌の告知について」 第8回 <本論①>「高校生とバイク」 第9回 グループ発表④「余暇の使い方」 第10回 <本論②>「食料自給率」 「食品ロス」 第11回 グループ発表⑤「収入と労働時間について」 第12回 <本論から結びへ>「子供の生活習慣病」 第13回 グループ発表⑥「地震への備え」 第14回 まとめ①「よく飲まれる飲料について」 第15回 グループ発表⑦「自由タイトル」 第16回 <質問をする>「少子化」 「高齢者の孤立化」 第17回 グループ自由発表①<序論>・「厳しい病院経営」 第18回 質疑応答練習①・「送金業務開放へ」 第19回 <補足説明をする>「保育サービスの現状と問 題点」 第20回 グループ自由発表②<序論、本論(データ)> 第21回 質疑応答練習②・「子供への臓器移植」 第22回 <詳しい情報>「企業の育児休暇制度について」 第23回 グループ自由発表③<序論、本論>・「一人親 家庭」 第24回 質疑応答練習③・「顧客情報流出」 第25回 <反論への回答>「男性の育児に対する考え方 と現状」 第26回 グループ自由発表④<序論∼結び>・「子供の 声は「騒音」 」 第27回 質疑応答練習④・「家事代行つき賃貸住宅で空 室利用」 第28回 <回答できない場合の対処>「少子化・今後の 課題」 第29回 「マグロ初競り」 「緑のカーテン運動」 「大衆向 け薬販売」 第30回 グループ自由発表⑤<序論∼結び>と質疑応答 ■教材・教科書・参考書 ・瀬川由美・紙谷幸子・北村貞幸著『ニュースの日本語聴 解50』 ・犬飼康弘著『アカデミック・スキルを身につける 聴 解・発表ワークブック』スリーエーネットワーク(2000) ― 123 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 インターネット英語Ⅰ インターネット英語Ⅱ 3年次 前期 2単位 3年次 後期 2単位 民族問題 3年次 前期 2単位 職名 教授 担当者名 森 基雄 職名 講師 担当者名 文公輝(ムンゴンフィ) ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 基本文法の確認をしながら、外国人とのEメールのやり 取りにおける日常的でシンプルな英文の読み方と書き方を 身につける。 日本でくらす外国籍住民は年々増加傾向にあります。一 方で、国籍や民族の違いを理由とした差別が深刻な社会問 題として存在しています。この授業では、問題の歴史的背 景のひとつである朝鮮植民地統治の問題を学びます。とり わけ民族の違い、国籍の違いによる処遇の問題を詳しくと りあげます。 ■学習の到達目標 簡単なレベルからでよいから、相手から発信された英語 を理解し、さらにこちらから英語でスムーズに返答、発信 できるようになってほしい。 ■学習の到達目標 ボーダレス化が進む世界と日本に生きる者として、民族 問題に対する見識を高めることを目指します。同時に、毎 回の小レポート作成などを通して、自己の見解や主張を表 現するための技術を磨いてください。 ■授業方法 印刷した教材を配布し使用する。 ■授業計画 ■授業方法 第1回∼第5回 新しいメール友達へ 第6回∼第10回 夏休みの計画 第11回∼第14回 引越しの知らせ 第15回 まとめ 第16回∼第20回 日本とアメリカの大学生活 第21回∼第25回 日本とアメリカのスポーツ 第26回∼第29回 日本の祭日、アメリカの祭日 第30回 まとめ ・授業内容についてのレジュメ配布はおこないません。板 書するので、各自でノートに書き写してください。 ・随時配布する関連資料の読み込みもおこないます。 ・毎回記入していただく小レポートで受け付ける受講生の 皆さんの質問にも答えます。 ・講義内容の区切りごとに、質問、意見を求めます。 ■授業計画 ■成績評価の基準 定期試験(70%) 、出席等の平常点(30%)が原則。ただ し出席が少なすぎると採点の対象外となる。 ■授業時間外の課題 配布したプリントの英文の意味を自ら進んで辞書で調べ る習慣をつけてほしい。そうすることが、授業中への理解 度向上と確実な単位取得につながるはずである。そして復 習も忘れずに。 ■メッセージ 配布したプリントは必ず持参して受講すること。毎回出 席をとる。授業中の私語、携帯電話の使用は禁止。辞書を 携帯し使用する習慣をつけてほしい。 第1回 オリエンテーション 第2回 朝鮮植民地統治にいたる経緯 第3回 朝鮮植民地統治①(土地調査事業について) 第4回 朝鮮植民地統治②(産米増殖計画について) 第5回 朝鮮植民地統治③(民族政策) 第6回 朝鮮植民地統治④(戦時下の民族政策) 第7回 占領期の在日朝鮮人①(法的処遇) 第8回 占領期の在日朝鮮人②(民族教育) 第9回 戦後の在日コリアン①(法的処遇) 第10回 戦後の在日コリアン②(社会的差別) 第11回 戦後の在日コリアン③(差別撤廃運動) 第12回 戦後の在日コリアン④(現在の差別問題) 第13回 「外国人労働者」問題とは 第14回 日本と難民 第15回 まとめ ■教材・教科書 ■成績評価の基準 ■参考書 試験はおこないません。出席状況(50%)と、毎授業毎 におこなう200∼300字程度の小レポート(50%)で評価し ます。履修態度が著しく悪い者(途中入退室、私語などで 授業の進行を妨げる者)は、大幅に減点します。 ■授業時間外の課題 授業中に配付する資料、および、随時指示する参考図書 を、充分に読み込んでおいてください。積極的に疑問を発 見し、授業中の挙手、あるいは毎時間ごとに実施する小レ ポートなどで質問してください。 ■メッセージ 「差別」 「人権」を考えるうえでの、タブーを設けるこ となく、皆さんの率直な疑問や質問から授業を構成してい きたいと思います。 ■教材・教科書 随時資料を配付します ■参考書 講義の際に指示します ― 124 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 エネルギーと環境 3年次 後期 2単位 経済入門 3年次 前期 2単位 職名 准教授 担当者名 阪元 勇輝 担当者名 岩見・福留 ■授業の目的・概要 生物が活動するには、様々なエネルギーが必要とされお り、我々、人類も当然のことながら日常的にエネルギーを 使用し、生活を営んでいる。しかし、その一方で、環境に 対して大きな影響を与えていることも事実であり、エネル ギーと環境の間には極めて密接な関係が存在する。昨今、 地球レベルでのエネルギー問題と環境問題に関して、多く の議論がなされている。本講義ではエネルギーとはどの様 なものから始め環境との関係やそれに関係する様々な問題 について学ぶ。 ■学習の到達目標 現在、社会で問題となっている様々なエネルギーやそれ に関係する様々な環境問題を理解できること。 ■授業方法 様々な資料(ワークシート、ビデオ教材等)を利用し、 講義形式で進める。必要な資料等は講義の際に配布する。 ■授業計画 第1回 エネルギーとは何か 第2回 資源とエネルギー 第3回 エネルギーの種類(1) 第4回 エネルギーの種類(2) 第5回 エネルギーの種類(3) 第6回 エネルギー問題 第7回 これからのエネルギー 第8回 環境とは何か 第9回 自然環境と生態系 第10回 様々な環境問題(1) 第11回 様々な環境問題(2) 第12回 様々な環境問題(3) 第13回 エネルギー問題と環境問題(1) 第14回 エネルギー問題と環境問題(2) 第15回 エネルギー問題と環境問題への今後の対応 出席30%、講義態度20%、定期試験50% ■授業時間外の課題 必要に応じて適宜課題を与える。 ■メッセージ 講義中に解説したエネルギー問題や環境問題で興味を持 ったテーマについて深く探求して欲しい。 必要に応じて適宜紹介する。 ■参考書 必要に応じて適宜紹介する。 概要:ビジネスの基本は私的利益の追求にある。近年は、 株主利益からより広い利害関係者としてのステークホルダ ーの利益へと企業経営の視点が変化しているなかで、CSR を企業経営の基本、ひいては自社のコーポレート・アイデ ンティティとする傾向が強くなっている。生産活動に伴う 公害発生の抑制などは、生産規模の縮小や低公害化のため の設備投資など費用の増大によって企業の短期的利益を圧 迫する。それでも、共生社会の一員としての企業の存在意 義に、より大きな価値を認める時代の流れに沿って、企業 自身がその社会的責任を自覚的に果たすことがCSR重視の 経営を採用する契機となっている。大手百貨店Dの掲げる 「先義後利」はこの思想を直接に表現している。 では、私的利益の追求はCSRの思想と矛盾するのかとい えば、経済学の考え方に基づけばそうとは言えない。上述 の通り、企業自身が費用を負わずそれを社会に負わせるよ うな行為、すなわち劣悪な労働環境、粗悪品販売、法令違 反、公害発生などを行えば、短期利益の増大は可能かもし れない(短期間で社名変更したり活動拠点・連絡先を変え る悪質商法はこの極端な例) 。しかしそのような企業は消 費者を含む他の市場参加者から相手にされなくなり、早晩 市場からの退出を余儀なくされる。つまり企業活動の永続 性を前提とした長期利益の追求が維持困難となる。長期利 益とは、その企業が将来にわたり獲得する利益の割引現在 価値の総和であり、それはその企業の株価に反映されると いう意味で株主利益でもある。したがって、適切な競争環 境と情報環境が保証されよく機能する市場であれば、あえ て企業自身がCSRを叫ばなくとも、市場が与えるインセン ティブによってCSRが目的とすることが私的利益の追求に よっても実現可能なのである。 このことは、古くはアダム・スミス『国富論』の次の一 節としてつとに知られている。 「どの個人も、…公共の利益を促進しようとは意図してい ないし、自分たちがそれをどれだけ高めているのかも知ら ない。…誰もが自分の利得のみを考えているのであり、そ うすることで、他の多くの場合と同様に、見えざる手に導 かれて、自分の意図していない目的を促進しているのであ る。公共の利益が利己心に入っていないことも、社会にと って悪いわけではない。利己心に突き動かされることで、 本当に意図した場合よりも効果的に公共利益を促進できる ことが多いのである。 」 ■成績評価の基準 ■教材・教科書 ■授業の目的・概要 目的:ビジネス・パーソンが身につけておくべき必須にし て最小限の経済理論を習得すること。 むろん、実際の市場(経済)は適切な競争環境や情報環 境が保証されない場合が、程度の差はあれ常態であり、そ れを起因とした「市場の失敗」が発生している。しかし市 場の失敗の補正を私的企業の自己判断に任せっきりにして はならない。企業経営者が株主以外のステークホルダーの 利益をも尊重する保証はない。彼らの行為・行動の是非に ついて投票という形で意思決定権を行使できるのは株主だ けである。 「失敗」のない市場では消費者も当該企業の商 品購入の是非という形で意思表示できるが、代替財が存在 せず供給独占が発生している市場では消費者の投票行動は 機能しない。したがって、市場の失敗の補正、そのための 競争環境や情報環境を制度やルールの整備で保証する役割 を担っているのは、私的利益を代表とせず、選挙権を持つ すべての国民に投票を認める政府のみである( 「政府の失 敗」はいまは考えない) 。 以上、経済学の視点から、最近のビジネスシーンの一側 面(CSRについて)を読解してみたが、どのように読まれ ― 125 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 ビジネス入門 3年次 後期 2単位 職名 教授 たであろうか。この水準の文章を学生諸君に書けと求める ことは過大な要求となろうか。いや、じつは本講義(経済 の仕組みとビジネス)で講じられる経済学の3つの基本ツ ール「経済学十大原理」 「比較優位論」 「需要と供給の均衡 分析」を習得すれば8割近くは書くことができる。むしろ、 上記のCSRについての経済学的見方は、3つの基本ツール を踏まえて書いたと言うほうが正確である。昨今経済学は 経営学に比べ不人気であるが、ビジネスを考える上で経済 学の思考法を学ぶことは極めて強力な武器を手にすること にぜひ気づいて欲しい。 担当者名 矢倉 伸太郎 ■授業の目的・概要 世の中には様々なビジネスがありますが、そこには共通 の事柄が見られます。それは、明確な目標を持って継続的 に行われる活動であるということです。 授業では、ビジネスの代表的な事例として、会社の経営 活動について、管理の仕組みを中心に、どの様にしてビジ ネス(事業)が行われているのかを勉強します。ビジネス の基本的な知識の修得が目的です。 ■学習の到達目標 ■授業方法 この科目を基礎として、これからさらに多くの専門科目 を受講し、ビジネスに関する知識を深めていってもらいた いと思います。 この授業では、ビジネス(会社の事業)についての基本 的なことを出来るだけ多く学ぶことを目指します。 指定教科書(下記)を読み進めながら、黒板を使って解 説していく。 ■授業方法 ■学習の到達目標 必達目標:定期試験(100点満点)で60点以上の得点 到達目標:定期試験(100点満点)で80点以上の得点 学部作成の下記の教科書を使って講義します。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 経済学って、なに? 第2回 マンキュー先生の経済学十大原理 第3回 宮里 藍は庭の芝刈りを自分ですべきか? 第4回 徹底解剖!これが市場だ 第5回 マンキュー先生ご推奨 3段階アプローチ 第6回 経済学を知らないOPECの大失敗 第7回 麻薬禁止の経済学 第8回 銀行の貸し渋りが平成不況を招いたのか? 第9回 家賃規制は低所得層を助けるか? 第10回 税負担の驚くべき結末とは? 第11回 “ヨジョウ”って、なんだ? 第12回 自由な貿易を邪魔してはならない! 第13回 ご近所付き合いの経済学 第14回 不況の経済学 第15回 財政赤字と貿易赤字の関係 第1回 ビジネスとはなにか 第2回 組織について考える 第3回 管理について考える 第4回 会社の目的について考える 第5回 会社を動かすイデオロギーについて考える 第6回 会社の意思決定について考える 第7回 会社の戦略について考える 第8回 会社の組織構造について考える 第9回 会社の資金調達について考える 第10回 マーケティングについて考える 第11回 何のために働くのか、について考える 第12回 賃金について考える 第13回 リーダーシップについて考える 第14回 会社は誰のものなのかについて考える 第15回 会社の社会的責任について考える ■成績評価の基準 定期試験(100点満点)の評価を本講義の評価としたい。 ただし、必要に応じて小テストやレポート等の補正措置を 講ずる場合がある。出欠状況はあくまで参考にとどめるが、 期末試験直前までの出席率が40%に満たない場合は、期末 試験の受験を許可しない場合がある。 ■授業時間外の課題 ①教科書を中心とした予習・復習、②算数・数学の復習 ■メッセージ 授業中の私語等迷惑行為については、その事実関係如何 にかかわらず、教員側で迷惑行為と見なした時点で厳罰 (授業からの追放を含む)となるので注意してほしい。 ■教材・教科書 ビジネス学部指定教科書「ビジネスと経済のしくみ」 (旧称:「経済入門」 ) ■参考書 ■成績評価の基準 第15回目が終了した次週に定期試験を実施し、定期試験 (55%) 、平常点(15%)と、小テスト(30%)により評価 します。 ■授業時間外の概要 毎回の授業内容を復習し、疑問点があれば次回の授業時 間に質問してください。授業や現代日本企業に関する問題 を宿題として、適宜に課します。 ■メッセージ 真面目な受講態度が最重要ということと、授業内容の理 解度を知るために、小テストを適宜授業時間内に行うとい うことに十分留意してください。 ■教材・教科書 『管理の仕組みとビジネス』 グレゴリー・マンキュー『マンキュー 入門経済学』東 洋経済新報社、3200円+税 ■参考書 必要があれば指示します。 ― 126 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 政治学入門 3年次 法学入門 3年次 前期 2単位 職名 教授 前・後期 2単位 担当者名 平尾 透 職名 教授 担当者名 金田 充広 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 講義の前半では第2次世界大戦後の日本の政治の変還と 特徴を様々な角度から解説する。後半では戦後の国際政治 の変化を検討し、冷戦後の国際関係を評論する。前後半を 通じて、政治現象を理解する手がかりを修得することを目 指す。 法律用語や各種法制度の説明と判例解説を中心に進めま す。具体的事件の解決には普通の感覚がとても重要です。 異なる考え方に出会うことも重要ですから、できるかぎり 関連の判例や学説も参考にします。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 たとえば朝、新聞を読んでも、何が今問題となっており、 そのことがどのように自分に関わっているのかが理解でき るようになることを目標とする。 条文の読み方や法律学の基本的知識を広く勉強しましょ う。さらに法律の具体的な適用である判例を読むことによ り法律の解釈ができるようになることを目標とします。 ■授業方法 ■授業方法 教科書の順番にそって一章ずつ講義を進める。私が教科 書を読み上げながら、その内容について質問を交えつつ (黒板を用いて)解説する。受講生はそれをメモし、それ に基いて、毎時間、説明内容についてのレポートを提出す る。 ■授業計画 第1回 日本人の憲法観 第2回 憲法改正の見方 第3回 55年体制下の日本人の投票行動(1) 第4回 55年体制下の日本人の投票行動(2) 第5回 連立政権時代の政界再編 第6回 2000年以降の選挙動向(1) 第7回 2000年以降の選挙動向(2) 第8回 自民党の研究 第9回 民主党の研究 第10回 冷戦時代の国際関係 第11回 緊張緩和時代からポスト冷戦時代へ 第12回 国際社会の不安要素と多権力構造 第13回 ポスト冷戦時代の新世界秩序 第14回 同時多発テロと「新しい戦争」 第15回 イラク戦争後の世界秩序は? テキストと配布資料を基本として法制度および判例の読 み方を講述します。 ■授業計画 第1回 公務員の労働基本権 第2回 公務員の政治的行為 第3回 政教分離の原則 第4回 外国人の人権保障 第5回 不動産売買 第6回 使用者責任 第7回 不動産の二重譲渡と犯罪 第8回 二重抵当と犯罪 第9回 商行為の代理 第10回 手形の偽造 第11回 取締役の忠実義務・善管注意義務 第12回 民法上の組合の当事者能力 第13回 債務不履行と証明責任 第14回 刑事訴訟法における当事者主義 第15回 一罪一勾留の原則 ■成績評価の基準 定期試験5割、出席5割 ■授業時間外の課題 ■成績評価の基準 各回に宿題を課します。 試験はしない。毎時間(15回分)のレポートによって評 価する。 ■メッセージ ■授業時間外の課題 社会において発生する多種多様な問題を法律の側面から 考える練習をしよう。六法は必ず持ってくること。 なし ■教材・教科書 ■メッセージ 当然のことながら、教科書を必ずもってくること。さも ないと、単位は望めない。 ■教材・教科書 『政治の仕組みとビジネス』 (奈良産業大学) 六法 『法の仕組みとビジネス』 (奈良産業大学) 配付資料 ■参考書 適宜指示します。 ■参考書 加藤秀治朗『政治学の基礎』一藝社、2009年 阿部斉ほか編『現代政治学小辞典』有斐閣、1999年 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス ― 127 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 キャリアスキルアップⅢ 3年次 前期 2単位 キャリアゼミ 3年次 後期 2単位 職名 講師 担当者名 石田 秀朗 担当者名 福西・米川・亘 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 キャリア関連授業の目的は社会の変化に対応し、自らチ ャンスを創り、価値創造・価値伝達できる人材となること である。本講義では目前の就職活動を強く意識し、 「ビジ ネスジャンル、ビジネスモデルを知る」 「興味あるビジネ スジャンルで実現したいことを考える」をテーマに企業に 対して「価値提案」できる自分、つまり企業から高評価を 獲得できる自分づくりを目指す。 社会に置ける自己実現に向け、望ましい職業観・勤労観 及び職業に関する基本的な知識や技能、そして社会的な常 識を身につけてもらう。多様な職業人にも接し、社会が期 待する「新人の姿」を探る。 ■学習の到達目標 ①自分が活躍したい進路の選択肢を見つける。 ②自分がどんなチャレンジをしたいかを考える。 ③就職活動における志望動機、自己PRの中身を創る。 ■学習の到達目標 働く事の意義を自ら語り、 「したいこと」 「すべきこと」 「できること」を具体的につかむためにクラス別に学んで いく。また、講義などから一定の文章力や社会常識を獲得 する。 ■授業方法 講義、実習、演習形式で行う。 ■授業方法 「講義(ベースとなる考え方・知識・スキルを情報提 供) 」 、 「ワーク(獲得した考え方・知識・スキルを自分に 置き換えて発展) 」 、 「発表(自分で考えたことをお互いに 発表しあい、意見交換) 」 、 「解説(事例紹介をしながら適 切な方法をヒントとして提供) 」というサイクルを基本ス タイルとする。 ■授業計画 第1回 再考・正社員とは何か 第2回 企業が求める意識・能力 第3回 コンセプチュアルスキルを理解する 第4回 仕事ができる人の研究 第5回 ビジネスジャンルの研究 第6回 誤解されている自己PR・志望動機 第7回 自己PR・志望動機の本質に見る会社研究法 第8回 自己PR・志望動機①∼問題を発見する 第9回 自己PR・志望動機②∼問題の最適解を見つける 第10回 自己PR・志望動機③∼最適解に魅力をつける 第11回 企画書作成を経験する 第12回 エントリーシート6つの質問 第13回 面接の本質∼初回と二次以降の大きな差を知る 第14回 就職活動の効果的戦略を考える 第15回 まとめ 授業計画を一部変更する場合もあります。また、受講生の 習得度によってその都度授業の計画を見直しながら進めて いきますので安心して受講ください。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 就職支援テスト 第3回 就職についての座学 第4回 就職についての座学 第5回 就職についての座学 第6回 外部講師による講演 第7回 外部講師による講演 第8回 外部講師による講演 第9回 就職支援テスト返却 第10回 クラス別授業 第11回 クラス別授業 第12回 外部講師による講演 第13回 外部講師による講演 第14回 クラス別授業 第15回 クラス別授業 ■成績評価の基準 出席状況で基準となる成績を出力し、授業への参加態度、 演習課題への取り組み態度で加点、減点をし最終的に評価 する。 ■授業時間外の課題 3年生の12月1日から就職活動が開始される。本授業内 で学んだ事を生かし、就職活動という実践に挑戦する。 ■メッセージ ■成績評価の基準 定期試験(50%) 、平常点及び小レポート(50%)で評 価する。 ■授業時間外の課題 講義に関連する内容を授業中に紹介する参考資料等で調 べ、自分なりのノートを作ること。 本格的な就職活動に向けた準備として、本授業を活用し 効率的な就職活動についての考えと行動力を身につけてほ しい。本講義は後期から実施されるので就職に対しての基 本知識は身に付いているものとして実践を主とした授業を 進める。 ■教材・教科書 ■メッセージ 当然のことですが、学生を一人前の大人として認識して いますので、私語など他の学生の学習機会を奪う行為は厳 禁です。またあまりにひどい人は退室して頂きます。 レジュメ、資料を配布する。 ■参考書 特になし ■教材・教科書 問題解決の方法∼仕事創造ワークショップ(関西学院大 学生活協同組合) ■参考書 キャリア開発WEBスクール(奈良学園キャリア開発セ ンター)http://career.naragakuen.jp/ その他授業中にその都度紹介する。 ― 128 ― 情 報 学 部 専 門 教 育 科 目 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学基礎 情報学概論 1年次 前期 2単位 3年次 前期 2単位 情報学基礎演習 1年次 前期 1単位 職名 教授 担当者名 大原 莊司 職名 准教授 担当者名 嶋田 理博 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 システム、メディア両面にわたる情報学の基礎概念を理 解する。 コンピュータの内部やネットワークでは、情報はデジタ ルデータの形で扱われています。本講義では、数値、文字、 画像など各種情報をデジタルデータで表現する方法、それ らデジタルデータを加工したり、伝送・保管したりする際 の基礎となる理論を学びます。さらに、実践的な演習を通 じて、デジタルデータに対する具体的なイメージをつかむ とともに、4年間情報学を学んでゆく上での基礎力を養い ます。 ■学習の到達目標 情報学の学習範囲について理解し、コースの選択など自 分の学びたい領域について見通しを立てる。 基礎概念や用語になじむこと。 ■授業方法 教科書を共に読み学術用語を理解することを基本とす る。必要に応じて、スライド教材で補充する。 ■授業計画 第1回 情報社会 第2回 同上 第3回 生活と情報化 第4回 情報社会への参画 第5回 同上 第6回 情報の管理と表現 第7回 情報のデジタル表現 第8回 同上 第9回 コンピュータの構造としくみ 第10回 同上 第11回 コンピュータの歴史 第12回 アルゴリズム 第13回 プログラミングの基礎知識 第14回 ネットワークのしくみ 第15回 コンピュータの将来と限界 ・数値、文字、画像など各種情報をデジタルデータで表現 できる。 ・デジタルデータを効率的に誤りなく伝送・保管する方法 について説明できる。 ■授業方法 各回のテーマについて、演習問題形式で学びます。 ■授業計画 ■成績評価の基準 平常点(小テスト含む)が55%、最終テストあるいはレ ポートが45% ■授業時間外の課題 ■学習の到達目標 第1回 デジタルとアナログ、情報量 第2回 文字のデジタル表現①(アルファベット) 第3回 文字のデジタル表現②(かな・漢字) 第4回 画像のデジタル表現①(白黒画像) 第5回 画像のデジタル表現②(カラー画像) 第6回 数値のデジタル表現①(整数) 第7回 数値のデジタル表現②(小数) 第8回 まとめ ① 第9回 データ圧縮①(可逆圧縮) 第10回 データ圧縮②(不可逆圧縮) 第11回 誤り検出、誤り訂正 第12回 電子署名、認証 第13回 暗号①(共通鍵暗号) 第14回 暗号②(公開鍵暗号) 第15回 まとめ ② スライド教材の印刷と教科書の予習 ■成績評価の基準 ■メッセージ 君子は本を務む(論語より) 基本、根本を大切にしましょう。 ■教材・教科書 大内 東等編著「情報学入門」コロナ社 教科書を入手しない人は受講を認めません。 小課題60%、まとめ課題40%の合計評価 ■授業時間外の課題 ほぼ毎回、当日または前週の復習として簡単な小課題を 課します。さらに、学期の中間と最後にまとめの課題を課 します。 ■メッセージ ■参考書 必ず「情報学基礎」とセットで履修しなさい。 特になし ■教材・教科書 プリント資料を配布します。 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス ― 131 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 ウェブデザイン基礎 HTML演習 1年次 後期 2単位 3年次 後期 2単位 プログラミング入門 プログラミング基礎 1年次 前期 2単位 3年次 前期 2単位 職名 専任講師 担当者名 玉野 哲也 職名 専任講師 担当者名 米川 雅士 ■ 授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 パソコン・携帯電話を利用してホームページから様々な 情報の取得や娯楽に利用している人は多くいます。本講義 ではホームページ作成に利用されている HTML(Hyper Text Markup Language)言語と文字の装飾やデザインのレ イアウトで多く利用されているCSS (Cascading Style Sheets) の基本からデザインを考えたホームページ作成に 必要な知識の取得と実習を実施します。 本授業ではホームページ作成のためのアプリケーション であるDreamweaverを使用します。 社会で利用されている車・携帯電話・ゲームなど、殆ど の機械が必ずといってもいいほどプログラムを利用してい ます。また、プログラムには多くの種類の言語が存在して おり、これらの言語は目的や用途によって使い分けられ、 効率的なシステム開発に利用されています。 本授業では、情報学部の学生のファーストステップとし て、プログラムにはどのような種類・特徴があり、社会で はどのような使われ方をしているのか実例を基に学習を進 めていきます。実例として、ホームページで利用されてい るHTMLから、システム構築に多く利用されているJava、 Cを対象とします。 ■学習の到達目標 自分のイメージを第3者に正確に表現することができ、 そのイメージを実際のホームページとして制作することが できる力を身につけます。同時に、最新のWeb事情を理解 することも目標とします。 ■学習の到達目標 一般的に利用されているプログラムについて、特徴を理 解し、要求に合わせたシステム構成のイメージができるこ とを身につけることを本授業の目標とします。 ■授業方法 本授業は、ホームページの基本を学ぶと同時に「自分だ けの教科書」を授業内で課題制作と同時に制作していきま す。 ■授業方法 本授業はパワーポイントで作成した資料を基に進めてい く、また授業は多くのプログラミング実習をするので、必 ず貸与ノートPCを持ってくること。 ■授業計画 第1回 HTMLの基礎1-1・授業ガイダンス 第2回 HTMLの基礎1-2・HTMLによるHPの作成 第3回 HTMLの基礎2-1・文字と段落 第4回 HTMLの基礎2-2・リンクと画像 第5回 CSSの基礎1-1・スタイルシートの役割 第6回 CSSの基礎1-2・スタイルシートの制作 第7回 Dw(Dreamweaver)の基礎1-1・インターフェイス 第8回 Dwの基礎1-2・インターフェイス 第9回 Dwの基礎2-1・文字や背景のレイアウト 第10回 Dwの基礎3-1・画像や素材のレイアウト 第11回 Dwの基礎3-2・画像や素材のレイアウト 第12回 Dwの基礎4-1・ロールオーバー 第13回 Dwの基礎4-2・スワップリンク 第14回 Dwの基礎5-1・最終課題制作 第15回 Dwの基礎5-2・最終課題制作 ■成績評価の基準 出席60点 ただし5回以上の欠席は単位不可 出欠については非常に厳しくチェックします 授業態度プラス10点∼マイナス20点 課題30点、遅れ提出は原則0点、未提出は単位不可 ■授業計画 第1回 オリエンテーション、システム概論 第2回 システム構築の流れ 第3回∼第 6回 webプログラミング体験 第7回∼第10回 Cプログラミング体験 第11回∼第15回 Javaプログラミング体験 ■成績評価の基準 授業内容 60%: 授業への出席+小テスト+課題提出 試験内容 40%: 定期試験 ■授業時間外の課題 授業に使う資料は全て授業終了後にパソコンで確認でき るように公開します。よって、家庭学習は課題提出と小テ ストのための復習をメインにおこなう。なお、小テストは 授業内で複数回実施します。 ■メッセージ 世界には多くのプログラミングがあるが、どのプログラ ミングも簡単に覚える事が出来ます。必ず使えるようにな るので分からないところは授業中・授業外で質問してくだ さい。 ■授業時間外の課題 焦らず怠らず着実に自主的なトレーニングを重ねて下 さい。 ■教材・教科書 ■メッセージ ■参考書 HTML は、現在のインターネットの基礎であることは もちろん、プログラミングやデータベースの入門にもなる 内容です。1年生のうちにしっかり勉強しましょう。また、 一度でも欠席すると授業についていけなくなりますので注 意してください。 授業に利用した資料を電子データで公開 特になし ■教材・教科書 無し ■参考書 無し ― 132 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 デジタル表現入門 画像処理入門 1年次 前期 2単位 3年次 前期 2単位 情報物理 1年次 後期 2単位 職名 専任講師 担当者名 玉野 哲也 職名 教授 担当者名 大原 莊司 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 本授業は、 「Photoshop」による、フォトレタッチ(写真 編集)の基礎及び、 「Illustrator」によるベクトル画像デー ター作成の基礎を演習形式で行います。この2つのソフト ウェアを相互に用いて、様々な画像制作の基礎を演習課題 を通じて学びます。また、デザインの現場で広く使用され ているMacの操作も併せてマスターします。単にソフト・ ハードの使い方だけでなく、デジタル画像の仕組みについ ても理解を深めます。 情報機器で用いられるデバイスの物理的動作原理を理解 する。 ■学習の到達目標 コンピュータシステムのハードウェア技術を支える物理 学の基本を理解する。 ■授業方法 教科書に沿って教材を展開する ■学習の到達目標 「Photoshop」 「Illustrator」の基本的な使い方をマスター し、自分の作品づくりに活用できるようにします。 デジタル画像の仕組みを理解します。 ■授業方法 Mac教室での実習となります。出席は毎回チェックしま す。配布するプリントに従って授業を行います。 ■授業計画 第1回 ガイダンス、写真撮影 第2回 Macの基礎 第3回 Photoshop演習・画像加工(1) 第4回 Photoshop演習・画像加工(2) 第5回 Photoshop演習・画像加工(3) 第6回 Photoshop演習・画像加工(4) 第7回 Illustrator演習・(1) 第8回 Illustrator演習・(2) 第9回 Illustrator演習・(3) 第10回 Illustrator演習・(4) 第11回 PhotoshopとIllustratorの兼用演習(1) 第12回 PhotoshopとIllustratorの兼用演習(2) 第13回 PhotoshopとIllustratorの兼用演習(3) 第14回 最終課題制作(1) 第15回 最終課題制作(2)・課題提出 ■授業計画 第1回 構造材料と機能材料 第2回 同上 第3回 導電材料と抵抗材料 第4回 コンデンサと圧電材料 第5回 磁性材料 第6回 同上 第7回 磁気記憶素子 第8回 半導体素子 第9回 同上 第10回 半導体素子の構造 第11回 光通信材料 第12回 同上 第13回 太陽電池と発光・受光素子 第14回 ディスプレイと光記録素子 第15回 超伝導材料 ■成績評価の基準 受講態度を含む平常点55%、最終テストなど45% ■授業時間外の課題 最新技術動向の調査 ■メッセージ 電子はわれわれの生きている世界の根本である ■成績評価の基準 ■教材・教科書 授業に対する取り組み40% 課題提出60% 澤岡 昭著「電子・光材料」森北出版、2007 教科書を入手しない人の受講を認めない ■授業時間外の課題 「Photoshop」と「Illustrator」は、経験を積み重ねる事 により習得する事が出来るスキルでもあります。特に「パ ス取り」に関しては実務の世界では「1万パスの経験を以 て一人前」と言われます。焦らず怠らず着実に自主的なト レーニングを重ねて下さい。 ■参考書 特になし ■メッセージ すべてのデジタルメディアの基礎となる内容ですので、 しっかりと学びましょう。 ■教材・教科書 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 配布プリントによります。 ■参考書 無し ― 133 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 プログラミング基礎 C言語基礎 1年次 後期 2単位 3年次 後期 2単位 プログラミング基礎演習 1年次 後期 1単位 職名 専任講師 担当者名 蟻川 浩 職名 教授 担当者名 根岸 章 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 各種ソフトウェアを開発することは勿論のこと、ソフト ウェアの動作を理解するためにはソフトウェア開発技術の 理解は不可欠である。本講義はプログラミング言語Cを取 り上げ、ソフトウェア開発手法の基礎を解説する。 講義科目「プログラミング基礎」で学習した内容を、実 際のプログラムを作り、実行することによって、応用力の ある知識として定着させる。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 プログラミング言語Cの言語仕様を理解できること。加 えて、言語仕様に基づいたプログラムを記述できること。 C言語の基礎的な文法知識をマスターする。与えられた 課題の題意を理解し、それをC言語で記述できる。プログ ラムの修正法などの解決手法を習得する。 ■授業方法 ■授業方法 教科書と講義資料を活用して講義を展開する。適宜、演 習問題を活用してプログラミング言語Cの知識を深める。 授業の前半では、同時に履修している「プログラミング 基礎」で学習した内容を、実際にプログラムのソースファ イルとして記述し、それを実行可能なファイルにする。後 半は課題を出し、それを宿題として提出してもらう。 ■授業計画 1. 計算機モデルとプログラミング言語C 第1回 計算機モデルとプログラムの動作 第2回 プログラミング言語Cの全体像 2. データ型と各種演算子 第3回 変数とデータ型の区別 第4回 配列、構造体、共用体 第5回 各種演算子 第6回 中間試験A (復習A) 3. 制御構造と入出力 第7回 条件分岐 第8回 繰り返し処理 第9回 関数 第10回 ファイル入出力 第11回 中間試験B(復習B) 4. ポインタ 第12回 ポインタの考え方と計算機モデル 第13回 ポインタによるプログラム実装 第14回 ポインタと構造体、関数 第15回 中間試験C(復習C) ■授業計画 第1回 C言語開発環境のインストール 第2回 プログラムを書いてみる 第3回 演算と型 第4回 プログラムの流れの分岐 第5回 プログラムの流れの繰り返し 第6回 配列 第7回 関数 第8回 基本型 第9回 いろいろなプログラムの作成 第10回 文字列の基本 第11回 ポインタ 第12回 文字列とポインタ 第13回 構造体 第14回 ファイル処理 第15回 応用プログラムの作成 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 定期試験(100%)で評価する。なお、復習のために中間試 験の受験を強く勧める。 授業出席点(30%) 、毎回の宿題提出(70%、うち最後の 課題への提出物35%)で評価。 出席とは、授業への積極的参加を意味する。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 授業時間内にプログラムが完成しない場合は宿題とな る。必ず、指定時間までに提出すること。 次回の講義で扱うソースコードの動作解析を課す。 ■メッセージ ■メッセージ 当該講義の受講者は「プログラミング基礎演習」を併せ て履修すること。ソフトウェア開発に興味を持つ学生は積 極的に受講すること。 「プログラミング基礎」とセットで履修すること。宿題 を重視する。欠席した場合でも、宿題の提出は可能であ る。 ■教材・教科書 ■教材・教科書 柴田望洋、新版 明解C言語 入門編、ソフトバンククリ エイティブ 柴田望洋『新版 明解C言語 入門編』ソフトバンククリ エイティブ ■参考書 ■参考書 1. 柴田望洋、解きながら学ぶC言語、ソフトバンククリ エイティブ 2. 林晴比古、C言語クイック入門&リファレンス、ソフ トバンククリエイティブ 柴田望洋『解きながら学ぶC言語』ソフトバンククリエ イティブ ― 134 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報と倫理 情報倫理 2年次 後期 2単位 3年次 後期 2単位 情報と法 2年次 後期 2単位 職名 講師 担当者名 濱崎 雅孝 職名 講師 担当者名 土井 典子 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 現代社会は高度情報化社会であり、私たちの日々の生活 には情報が洪水のように押しよせている。その中には、生 活に密着した具体的な情報もあれば、記号化された抽象的 な情報もある。また、正しい情報もあれば、誤った情報や 誤解を招く情報もある。さらに、有益な情報もあれば有害 な情報もある。そのような大量の情報に囲まれて生活して いる私たちは、まず情報の効率的な収集の仕方を学ぶ必要 があるが、それだけでは現代社会を生きる上で十分ではな い。集めた情報の中から正しい情報だけを選び出し、有害 な情報を捨て去るだけの確固とした判断力を身に付けてい なければならない。この授業では、そのような判断力を身 に付けるために必要な知識を習得し、その知識を具体的な 場面で使っていく方法についても考察していく。 高度情報化社会において、誰もが著作権の権利者、利用 者、さらに侵害者になり得ます。この身近でユニークな法 律を学習し、情報を取り巻く法について理解を深めること は、非常に有意義です。 ■学習の到達目標 著作権法や情報技術に関連する他の法律の学習を通し て、知識の習得に止まらず、自ら考える力を養う。 ■授業方法 教科書を基本に授業を行います。 必要に応じて、レジュメ等を配布します。 ■授業計画 ■学習の到達目標 情報倫理について書かれたテキストの読解を通して、正 しい情報、有益な情報を選んで使いこなす知識と技術を身 に付けることを目標とする。 ■授業方法 教科書の内容に沿った補助プリントを用いて、各学生が それに必要事項と自分の考えを記入していくという形で進 めます。 ■授業計画 第1回 倫理とは何か 第2回 情報とは何か 第3回 知識とは何か 第4回 知識に必要な倫理 第5回 情報流通の構造 第6回 情報と法規制 第7回 教育とコンピュータ 第8回 メディアの倫理 第9回 個人情報とプライバシー 第10回 マスコミの倫理 第11回 インターネットの功罪 第12回 進化した技術と退化した心 第13回 ネット犯罪とセキュリティー 第14回 ヴァーチャル・リアリティの影響 第15回 まとめ 第1回 オリエンテーション 第2回 著作権法の概要(1) 第3回 著作権法の概要(2) 第4回 著作権法の概要(3) 第5回 著作権法の概要(4) 第6回 著作権法の概要(5)・小テスト 第7回 プログラム著作権の概要(1) 第8回 プログラム著作権の概要(2) 第9回 他の関連法規の概要(1) 第10回 他の関連法規の概要(2) 第11回 他の関連法規の概要(3) 第12回 他の関連法規の概要(4)・小テスト 第13回 デジタル情報の著作権(1) 第14回 デジタル情報の著作権(2) 第15回 まとめ ■成績評価の基準 定期試験(50%) 、小テスト(25%) 、平常点(25%)で 評価する。 ■授業時間外の課題 普段から著作権等の法に興味・関心を持ち、情報にアン テナを張り巡らし、触れる機会を増やしてみよう。 ■メッセージ 法学入門を履修済みであることが望ましいが、必須 ではありません。法律学習が初めてでも、努力により 理解できる講義内容です。 ■成績評価の基準 期末試験(論述形式)で評価します。 ■教材・教科書 ■授業時間外の課題 個人のブログを開設し週1回以上の更新を課題としま す。記事の内容は「授業のまとめ+自分の関心のあること」 が含まれていれば、それ以外は自由とします。 ■メッセージ いい加減な情報に惑わされることなく、自分の頭で考え る力を身につけることが、これからの時代には求められま す。そのためにも、ただ講義を聴くだけでなく、ディスカ ッションにも積極的に参加して下さい。 生駒正文著「著作権を学ぼう」中部経済新聞社(2004) ■参考書 角田政芳編「知的財産権六法2012」三省堂(2012) 加戸守行著「著作権法逐条講義」著作権情報センター 別冊ジュリスト「著作権判例百選」有斐閣(2009) ■教材・教科書 渡部明ほか著『情報とメディアの倫理』ナカニシヤ出版 ■参考書 特になし ― 135 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 ネットワーク基礎 情報ネットワーク概論 2年次 後期 2単位 3年次 後期 2単位 ネットワーク基礎演習 2年次 後期 1単位 職名 専任講師 担当者名 米川 雅士 職名 専任講師 担当者名 米川 雅士 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 ネットワークと一言で言ってもなかなかイメージできな いと思います。しかし、現代社会においてネットワークを 利用していない人はいません。携帯電話・ゲーム機・イン ターネットなど広大なネットワーク社会が広がっていま す。これらネットワークの世界の知識を得るファーストス テップとして本授業を位置づけます。よって、本授業はネ ットワークの初心者を対象に、新しいネットワーク技術が 出たとしても変わることのない基本を身につけることを目 的とします。 ネットワークと言っても、ルータやLANケーブルなど関 連する機械を見たことがある人はいるかも知れませんが、 通信している状態を実際に見たことがある人は少ないと思 います。パソコンはデジタル機器だと言っても実際の処理 を見たことがある人は少ないと思います。これらネットワ ークに関わるデータの流れを自分の作ったプログラムで確 認し、ネットワークについて知識を深めることを本授業の 目的とします。なお、本授業で作成するプログラムはC言 語で作成します。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 ネットワークに関する基本的な知識を身に付け、自分 が利用しているネットワーク網がどのような仕組みにな っているのか理解する事、自分が利用したいネットワー ク機器の設定と接続が出来るようになる事を本授業の目 標とします。 ネットワーク上で通信している状況を確認するプログラ ムの作成とネットワーク上で起きたトラブルを明確に判別 することができる技術を身につけることを本授業の目標と します。 ■授業方法 ■授業方法 基本的には教科書を用いて授業を進めます。また、前週 の復習を兼ねて小テストを毎授業の最初に行います。 基本的には自分のパソコンでプログラミングしながら授 業を進めていきます。よって、授業にはパソコンを必ず持 参すること、忘れた場合は欠席扱いとします。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 オリエンテーション・ネットワークの全体像 第2回∼第3回 LAN入門 第4回 WAN入門 第5回 スイッチ入門 第6回∼第7回 ルータ入門 第8回∼第9回 セキュリティ入門 第10回∼第12回 VoIP入門 第13回∼第14回 無線LAN入門 第15回 NGN入門 第1回 オリエンテーション・論理数学基礎 第2回 論理数学基礎、必要ソフトウェアインストール 第3回 パケット解析 第4回∼第6回 リンクレイヤープログラム作成 第7回∼第9回 パケットキャプチャ作成 第10回∼第12回 ブリッジ作成 第13回∼第15回 ルータ作成 ■成績評価の基準 最終レポート(50%) 、平常点(30%) 、課題(20%) ■成績評価の基準 定期試験(50%) 、平常点(30%) 、小テスト(20%) ■授業時間外の課題 毎時間小テストを実施するので、復習をメインで実施す ること。 ■授業時間外の課題 「ネットワーク基礎」の授業で学んだ知識の復習と複数 回に分けて1つのプログラムを完成させるので、各回の授 業に遅れた分のプログラム作成を課題とします。 ■メッセージ ■メッセージ ネットワークの基本から実例までを本授業で学び「ネッ トワーク基礎演習」の授業で実践力を身につけることが望 ましい。 ネットワークの世界に流れているデータを直に確認で きるツールを作成するため、ネットワークに関する単語 などは「ネットワーク基礎」で学んでいることを前提と します。 ■教材・教科書 ■教材・教科書 三上信男 著「ネットワーク超入門講座 第2版」ソフトバ ンククリエイティブ株式会社 必要に応じて随時配布 ■参考書 ■参考書 特になし 三上信男 著「ネットワーク超入門講座 第2版」ソフトバ ンククリエイティブ株式会社 ― 136 ― 科目名称 科目名称 配当年次 開講 単位数 オペレーティングシステム基礎 2年次 前期 2単位 UNIX入門 3年次 前期 2単位 配当年次 開講 単位数 オペレーティングシステム 基礎演習 2年次 前期 1単位 職名 専任講師 職名 准教授 担当者名 米川 雅士 担当者名 嶋田 理博 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 Windows, Androidといったら多くの人がわかると思いま すが、これらは全てオペレーティングシステム(以下OS とする)の種類にすぎません。OSとは人間がコンピュー タを使うときに必ず必要となる最も基本的なソフトウェア のことです。このOSを基本から学びどのような仕組みに なっているか理解することで、将来のシステム設計に活か せる知識を身につけることを本授業の目的とします。 UNIXは、コンピュータを動かすOS(オペレーティング システム)として、Windowsとともに広く利用されている ソフトウェアです。主にサーバやスーパーコンピュータの OSとして使われていますが、Mac OS XやLinuxなどUNIX 系OSがパソコンに使われたり、スマートフォンやデジタ ル家電に採用されたりする事例も増えています。 本講義では、UNIXのコマンドを中心とした演習を通じ て、UNIXの操作はもちろんのこと、OSがコンピュータの 中でどのような役割を果たしているかの理解も深めます。 ■学習の到達目標 現在稼動しているシステムの大部分はオブジェクト指向 で設計されています。このような状況でOSの仕組みを知 らなければ、満足のいくプログラムを組むことは大変難し いです。よって、本授業の目標はOSの仕組みと役割を明 確に理解し、プログラミングに活かす知識を身に付けるこ ととします。 ■学習の到達目標 ・ユーザとして、UNIXの基本操作が出来るようになる。 ・UNIXを学ぶことによって、ファイルやプロセス、ネ ットワーク等、コンピュータを扱う上での基礎となる 概念を理解する。 ■授業方法 ■授業方法 基本的には教科書を用いて授業を進めます。また、前週 の復習を兼ねて小テストを毎授業の最初に行います。 Mac教室で実習します。各回のテーマについて、演習問 題形式で学びます。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 オリエンテーション・OSの役割 第2回 OSのユーザインタフェース 第3回 OSのプログラミングインタフェース 第4回 具体的なOSのAPIと互換性 第5回 OSの構成(1) 第6回 OSの構成(2) 第7回 入出力の制御 第8回 ファイルの管理(1) 第9回 ファイルの管理(2) 第10回 ファイルの管理(3) 第11回 プロセスとその管理(1) 第12回 プロセスとその管理(2) 第13回 プロセスとその管理(3) 第14回 メモリの管理(1) 第15回 メモリの管理(2) 第1回 ターミナルとコマンド入力の基本 第2∼3回 ファイルの管理・操作 第4回 ディスクの管理、ファイルのアーカイブ 第5回 プロセス、ジョブの管理 第6回 テキストデータの表示 第7回 コマンド間のデータのやりとり 第8回 まとめ① 第9∼10回 データの検索と加工 第11回 インターネットへの接続 第12回 他のコンピュータの制御 第13∼14回 スクリプトによる処理の自動化 第15回 まとめ② ■成績評価の基準 小課題60%、まとめ課題40%の合計評価 ■成績評価の基準 ■授業時間外の課題 定期試験(50%) 、平常点(30%) 、小テスト(20%) ■授業時間外の課題 ほぼ毎回、当日または前週の復習として簡単な小課題を 課します。さらに、学期の中間と最後にまとめの課題を課 します。 毎時間小テストを実施するので、復習をメインで実施す ること。 ■メッセージ ■メッセージ 今まで何気なく使ってきたOSの仕組みを本授業でマス ターし、 「オペレーティングシステム基礎演習」の授業で 実践力を身に付けることが望ましい。 ■教材・教科書 野口健一郎 著「IT Text オペレーティングシステム」 (株)オーム社 必ず「オペレーティングシステム基礎」とセットで履修 しなさい。UNIXの知識はシステム管理・ネットワーク管 理には必須です。システム管理者を志望する学生は、本講 義履修後3年次に「オペレーティングシステム応用」 「シ ステムの管理とメンテナンス」を履修するとよいでしょ う。 また、Windowsしか使わないという学生でも、本講義で OSの働きを学べば、コンピュータのトラブルを解決した り、上手に使いこなしてゆくための知識を得ることができ ます。UNIXを学び、自分のITスキルを磨きましょう。 ■参考書 特になし ■教材・教科書 プリント資料を配布します。 ■参考書 ― 137 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 科目名称 配当年次 開講 単位数 コンピュータアーキテクチャ基礎 2年次 後期 2単位 コンピュータアーキテクチャ 3年次 後期 2単位 配当年次 開講 単位数 コンピュータアーキテクチャ 基礎演習 2年次 後期 1単位 職名 講師 職名 講師 担当者名 大崎 幹雄 ■授業の目的・概要 担当者名 小西 健陽 ■授業の目的・概要 コンピュータはデジタル回路で構成される中央演算装置 (CPU) 、メモリー、入出力周辺装置等のハードウエアと、 目的の処理をさせるためのソフトウェアから構成されてい ます。授業では、デジタル演算の基礎となる2進数の扱い 方、およびその演算や処理を行うハードウェアの仕組み、 など、コンピュータの構成全般を学びます。 ■学習の到達目標 ・2進数データの表現と演算 ・論理回路の理解 ・コンピュータの基本構成と動作原理を理解 ・機械語プログラムの実行の過程を理解 コンピュータの構造設計(コンピュータアーキテクチャ) の基本について学習する。すなわち、補助記憶装置からメ モリに読み込まれたデータとプログラムの命令はCPUで処 理される。命令セットアーキテクチャの基本的要素である 命令がどのように取り出され実行されるのか、その仕組み についてCPUアーキテクチャの機能と構成の概要を学習す る。また、COMETⅡの命令セットに対応するアセンブラ 言語CASLⅢを用いてアセンブラについても学習する。 ■学習の到達目標 コンピュータアーキテクチャの基礎的な知識を学び、ア センブラ言語プログラムを実行しその機能を確認する。 ■授業方法 ■授業方法 教科書のほかに、別途配布の教材を使用する。また演習 が必要な項目について、適宜小テストを実施します。 配布資料に従って、授業を進める。アセンブラ言語プロ グラムの実行にはInfoCASLシミュレータを用いて、作成 したアセンブラ言語プログラムを実行しその動きを見る。 ■授業計画 ■授業計画 第1回∼第2回 論理回路の基本 第3回 組合せ論理回路 第4回 データの表現とその処理 第5回∼第8回 2進数の演算 第9回∼第10回 コンピュータの基本構成 第11回∼第12回 コンピュータの動作原理 第13回∼第14回 機械語プログラムの仕組みと機能 第15回 まとめ 第 1回 コンピュータの基本構成 第 2回 n進数 第 3回 数値データの表現方法 第 4回 誤り検出と訂正 第 5回 論理演算 第 6回 命令セットアーキテクチャ 第 7回 制御アーキテクチャ 第 8回 演算アーキテクチャ 第 9回 InfoCASLシミュレータの使い方 第10回 レジスタの種類と使用法 第11回 アセンブラの書き方 第12回 機械語命令-1 第13回 機械語命令-2 第14回 機械語命令-3 第15回 機械語命令-4 ■成績評価の基準 平常点(30点) 、テスト(40点) 、出席点(30点) ■授業時間外の課題 宿題提出は義務付けます。 ■メッセージ 国家資格「基本情報技術者」の取得を希望する場合は受 講を勧めます。 ■成績評価の基準 ■教材・教科書 定期試験(40%)、小テスト(30%)および平常点(30%)で評価 する。 最新ハードウェア技術入門 小林一夫著 実教出版 ■授業時間外の課題 ■参考書 コンピュータの仕組み 放送大学教育振興会編 小テストの解答は、 「教材」フォルダのpdfファイルで見 ることができるので、各自復習に利用すること。 ■メッセージ 毎回授業の復習のために小テストを実施しますので、休 まずに講義に出席することが必要です。数学を履修してい ることが望ましい。 ■教材・教科書 プリントを配布する。 ■参考書 野地保著「わかりやすく図で学ぶコンピュータアーキテ クチャ」共立出版 東田幸樹、山本芳人、広瀬啓雄共著「アセンブラ言語 CASLⅡ」工学図書(株) 椋田實著「はじめてのC」技術評論社 ― 138 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 アルゴリズムとデータ構造 2年次 前期 2単位 アルゴリズムとデータ構造演習 2年次 前期 1単位 職名 講師 担当者名 大崎 幹雄 職名 講師 配当年次 開講 単位数 担当者名 大崎 幹雄 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 本講義の目的は、C言語の基礎知識を発展させ、 「優れ たプログラム作成が可能なレベル」まで高めることです。 そのためには「優れたCプログラムを書くための知識」を 知ることが重要です。 「アルゴリズム」の学習は、 「問題を どののように解決するか」や「プログラミングスタイル」 など重要な技術が修得できます。 本講義は、 「アルゴリズムとデータ構造」の演習編です。 アルゴリズムは、よく使われる処理をするためのプログ ラムの決まった書き方を提供するものであり、新しい問題 に出会った場合に、これをツールとして使用することによ り容易にプログラミングすることができます。またアルゴ リズムを組合わせて使うことで、より大きな処理システム を構築できます。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 本授業では、著名なアルゴリズムを解析し理解できるこ と。そして自分のプログラムの中でそれを使用できるか。 などが目標です。 アルゴリズムを理解したうえで、本授業は「アルゴリズ ムを使える」能力を養成すること。 ■授業方法 ■授業方法 「講義+演習+宿題」をワンセットにして毎回講義しま す。サポート体制も充実させます。また後期の「アルゴリ ズム応用」と関連性を持たせています。 ■授業計画 第1回 アルゴリズムの基礎概念(計算量) 第2回 同上 第3回 同上(再帰呼び出し、ツリー)環境構築 第4回 基本データ構造(リスト) 第5回 同 (スタック) 第6回 同 (キュー) 第7回 同 (ヒープ) 第8回 単純なソート(バケットソート、バブルソート) 第9回 同 (挿入ソート) 第10回 マージソート 第11回 クイックソート 第12回 ヒープソート 第13回 比較によらないソート(ビンソート) 第14回 同 (分布数え上げソート・基数ソート) 第15回 まとめ ■成績評価の基準 ・関連する内容ごとに類題を演習 ・授業で主にヒントを与える。 ・各自で、まず解決のアイデアを見つけ、アイデアをコ ードで置き換えるプログラミングスタイルを習熟させ る。 ■授業計画 第1回 配 列 第2回 同 第3回 探 索 第4回 同 第5回 文字の操作 第6回 同 第7回 ソート 第8回 同 第9回 スタック・キュー・リスト・木 第10回 再帰呼び出し 第11回 同 第12回 その他の頻出問題 第13回 同 第14回 同 第15回 まとめ 出席点30%、宿題提出点20%、テスト結果50%で総合点 を算出。 ■成績評価の基準 ■授業時間外の課題 出席点30%、宿題提出点10%、テスト結果60%で総合点 を算出。 貸与PCに学習環境を構築の上、宿題以外にも設問に挑 戦すること ■授業時間外の課題 宿題提出のほか、挑戦課題を自立的に取り組むこと。 ■メッセージ ■メッセージ 前期に並行開講の「演習」の受講を推奨します 後期「応用」授業も受講も推奨 少なくとも「C言語基礎」を受講、または同等の知識を 保有していること。 ■教材・教科書 Cプログラマのための「アルゴリズムとデータ構造」 近藤嘉雪著 ソフトバンク出版 ■参考書 アルゴリズムとデータ構造(C言語版) 」 平田富夫 著 森北出版 ■教材・教科書 教材配付します。 ■参考書 Cプログラマのための「アルゴリズムとデータ構造」 著者 近藤嘉雪 出版社 ソフトバンク プログラミング言語C B.W.カーニハン/D.M.リッチー著石田晴久 訳 ― 139 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報数学Ⅰ 情報数学Ⅱ 2年次 前期 2単位 3年次 前期 2単位 情報数学演習Ⅰ 2年次 前期 1単位 職名 教授 担当者名 根岸 章 職名 教授 担当者名 根岸 章 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 情報学部で必要とする数学の基礎知識を学ぶ。三角関数 等の初等関数についての基礎的事項と、数列・微積分など を学ぶ。 講義科目である「情報数学Ⅰ」に対応した課題演習を行 うことを目的としている。 数や式の計算においては、筆算を行うとともに、フリー の数式処理ソフトMaximaの使い方を学習し、それを使っ て、グラフを描くなども行う。 ■学習の到達目標 初等関数の種類とそれぞれの性質を理解し、計算できる。 数列の概念を理解し、数列の極限が計算できる。微分や積 分の概念を理解し、計算できる。 ■授業方法 教科書を用いた講義形式で行う。毎回、各自の理解度を 確認するため、授業を聞きながら簡単な問題を解いてい く。 ■授業計画 第1回 ガイダンス・関数とグラフ 第2回 三角比とその性質 第3回 三角関数とグラフ 第4回 三角関数の性質 第5回 指数関数とその性質 第6回 対数関数とその性質 第7回 等差数列・等比数列 第8回 漸化式 第9回 微分係数 第10回 導関数 第11回 微分の応用 第12回 定積分 第13回 不定積分 第14回 積分の応用 第15回 まとめ ■学習の到達目標 初等関数の種類とそれぞれの性質を理解し、応用できる。 数列の概念を理解し、応用できる。微分や積分の概念を理 解し、応用できる。 ■授業方法 毎回の授業の前半では、 「情報数学Ⅰ」の内容に即した 計算問題の演習を行う。後半では、応用的な問題や、 Maxima(貸与ノートパソコンを使用)の使い方なども学 習する。 ■授業計画 ■成績評価の基準 授業への参加状況(45%) 、定期試験(55%)で評価。定 期試験については概念の理解と、簡単な計算を主とする。 第1回 ガイダンス・関数とグラフの演習 第2回 三角比とその性質の演習 第3回 三角関数とグラフの演習 第4回 三角関数の性質の演習 第5回 指数関数とその性質の演習 第6回 対数関数とその性質の演習 第7回 等差数列・等比数列の演習 第8回 漸化式の演習 第9回 微分係数の演習 第10回 導関数の演習 第11回 微分の応用の演習 第12回 定積分の演習 第13回 不定積分の演習 第14回 積分の応用の演習 第15回 まとめの演習 ■成績評価の基準 ■授業時間外の課題 なるべく予習を行い、授業時間前に専門用語などのチェ ックを行っておく。 授業出席点(15%) 、提出課題(45%) 、定期試験(40%) で評価。定期試験については、応用的な問題を主とする。 出席とは、授業への積極的参加を意味する。 ■メッセージ ■授業時間外の課題 「情報数学演習Ⅰ」とセットで履修すること。 「基礎数学 Ⅱ」までを修得していない学生は、最大限の努力を行うこ と。 理解が不十分な事項や、解けなかった問題の復習を行う。 時間中に課題が終わらない場合は宿題として提出する。 ■メッセージ ■教材・教科書 根岸章『数学入門』学術図書出版社(2010) ■参考書 講義の際に指示する。 「情報数学Ⅰ」とセットで履修すること。 「基礎数学Ⅱ」 までを修得していない学生は、最大限の努力を行うこと。 ■教材・教科書 根岸章『数学入門』学術図書出版社(2010) ■参考書 講義の際に指示する。 ― 140 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 データベース基礎 2年次 後期 2単位 データベース基礎演習 2年次 後期 1単位 職名 講師 担当者名 植村 俊亮 職名 講師 担当者名 植村 俊亮 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要授業の概要 データベースは、情報という資源の有効活用を目指す。 計算機は高性能、安価になり、組織や個人が蓄積する電子 情報の量は爆発的な増大の一途をたどっており、インター ネットの普及は、あらゆる種類の雑多な情報の氾濫を容易 にしている。こうした大規模な情報を効率よく管理し、計 算機上に実現する技術について、さらに必要な情報を簡単 かつ高速に検索するための技術について講述する。 この講義は、 「データベース基礎演習」と並行して実施 し、講義の演習部分は、 「データベース基礎演習」で取り 組む。 この科目は、 「データベース基礎」の講義と並行して実 施し、 「データベース基礎」の講義内容に関連する演習を 行う。 情報は資源である。データベースは、この資源の有効活 用を目指す。計算機は高性能、安価になり、組織や個人が 蓄積する電子情報の量は爆発的な増大の一途をたどってお り、インターネットの普及は、あらゆる種類の雑多な情報 の氾濫を容易にしている。こうして爆発的に増加しつつあ る大規模な情報を効率よく管理し、計算機上に実現する技 術について、さらに必要な情報を簡単かつ高速に検索する ための技術について演習する。 この講義では、 Microsoft Excel, Accessを使って小さい データベースを作って、実感する。 ■学習の到達目標 データベース技術の基礎を学び、演習することにより、 データベースとはなにかを理解し、自分でデータベースを 設計、製作できるようになる。 ■学習の到達目標 自分で Access を使って、簡単なデータベースを作るこ とが出来るようになること。 ■授業方法 この講義は、 「データベース基礎演習」と並行して実施 し、講義に関連する演習は、 「データベース基礎演習」で 取り組む。 ■授業計画 第1回 コンピュータとデータベース 第2回 関係の概念 第3∼5回 関係の論理設計 第6回 関係代数 第7回 視野(ビュー) 第8回 B木による索引 第9回 動的ハッシング 第10回 トランザクションの同時実行 第11回 障害回復 第12回 RAID (壊れないデータベース) 第13回∼第15回 データベース言語SQL ■授業方法 この科目は「データベース基礎」の講義と並行して実施 し、 「データベース基礎」の講義内容に関連する演習を行 う。 ■授業計画 ■成績評価の基準 毎回、講義や演習に関連する小試験(簡単な試験やレポ ート)を実施する。これには、電子的に解答する(30%) 。 演習状況も電子的に提出する(30%)。定期試験時には、 まとめの課題を提示し、教室で解答を提出させる(40%) 。 第1回 コンピュータを考える 第2回 簡単なデータベースを味わう 第3回 関係データベースを設計する(1) 第4回 関係データベースを設計する(2) 第5回 関係データベースを設計する(3) 第6回 データベースの検索(1) 第7回 データベースの検索(2) 第8回 データベースの更新(1) 第9回 データベースの更新(2) 第10回 データベースの活用(1) 第11回 データベースの活用(2) 第12回 データベースの活用(3) 第13回 Access固有の機能(1) 第14回 Access固有の機能(2) 第15回 まとめ ■授業時間外の課題 ■成績評価の基準 小試験は、その時間の講義に関連した問題である。次回 の講義までに、よく復習しておくこと。 毎回、データベースの演習状況を電子的に提出して、学 習の進行を確認する。 ■メッセージ ■授業時間外の課題 情報の大海に溺れずに、しっかり航海しよう。 予習はいらないが、毎回の進行状況をよく復習するこ と。 ■教材・教科書 教材はPDFでそのつど配布する。 ■参考書 ■メッセージ 情報爆発といわれる時代をたくましく生き抜く技術を身 につけよう。 なし。 ■教材・教科書 なし。教材はPDFでそのつど配布する予定。 ■参考書 Microsoft Office Access 2003 セミナーテキスト 基礎編、 応用編、日経BPソフトプレス。Microsoft Office Access 2007 セミナーテキストでも可。 ― 141 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 ウェブデザイン Webサイト開発演習 2年次 前期 2単位 3年次 前期 2単位 基礎デッサン デッサン 2年次 前期 2単位 3年次 前期 2単位 職名 専任講師 担当者名 玉野 哲也 職名 教授 担当者名 福西 三千春 ■ 授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 「ウェブデザイン基礎」からの継続内容になります。 「ウ ェブデザイン基礎」にて学んだ内容を基に、より専門的な 内容を学びます。授業ではホームページ制作アプリケーシ ョンであるDreamwevaerに加え、PhotoshopやIllustratorで の様々な制作を交え、各自の制作計画に基づき、自由な発 想でホームページを制作出来るスキルを身につける事が目 的です。 デッサンをする事は見えるものの視覚情報を正確に多く の情報を記録すると言うことである。非言語の情報を知る ことにより、視覚による問題発見、解決能力を養うことが 出来る。ものをあるがままに見ると言うことは創造性の活 性化にも重要である。それゆえにデッサンは総ての造形表 現活動に係わる者にとって非常に重要である。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 視覚情報力の獲得、計測法、明暗法をマスターする。 自分のイメージを第3者に正確に表現することができ、 そのイメージを実際のホームページとして制作することが できる力を身につけます。同時に、最新のWeb事情を理解 することも目標とします。 ■授業方法 教科書は用いない。個人指導である。 ■授業計画 ■授業方法 本授業は、ホームページの基本を学ぶと同時に「自分だ けの教科書」を授業内で課題制作と同時に制作していきま す。 ■授業計画 第1回 HTML、CSSの復習 第2回 Dw(Dreamweaver)の復習 第3回 Dwの基礎1-1・リスト/テーブルの作成 第4回 Dwの基礎1-2・リスト/テーブルの作成 第5回 Dwの基礎2-1・フォームの作成1 第6回 Dwの基礎2-2・フォームの作成2 第7回 Dwの基礎3-1・レイアウトテクニック1 第8回 Dwの基礎3-2・レイアウトテクニック2 第9回 Photoshop応用1 第10回 Photoshop応用2 第11回 Illustrator応用1 第12回 Illustrator応用2 第13回 最終課題制作 第14回 最終課題制作 第15回 最終課題制作(課題提出) 第1回 授業オリエンテーション 第2回 デッサンとは何か。見ることのメカニズム。 第3回 形について 第4回 明暗について 第5回 質感について 第6回 2等分法について。計測法 第7回 形の端部の計測とは。 第8回 明暗法について。 第9回 グラデーションについて。 第10回 ハッチングについて。 第11回 明暗の連続性について。 第12回 反射光について 第13回 明暗=ハッチング=面について 第14回 「デッサン」から「ドローイング」へ 第15回 まとめ。 ■成績評価の基準 出席状況50%、作品内容40%、受講態度10% ■授業時間外の課題 適時に指導いたします。 ■ 成績評価の基準 ■メッセージ 出席60点 ただし5回以上の欠席は単位不可 出欠については非常に厳しくチェックします 授業態度プラス10点∼マイナス20点 課題30点、遅れ提出は原則0点、未提出は単位不可 デッサンは受身では描けません。能動的、集中力をもっ て描いて下さい。 ■教材・教科書 授業オリエンテーションで説明します ■授業時間外の課題 焦らず怠らず着実に自主的なトレーニングを重ねて下さ い。 ■参考書 適時に紹介します ■メッセージ HTML は、現在のインターネットの基礎であることは もちろん、プログラミングやデータベースの入門にもなる 内容です。1年生のうちにしっかり勉強しましょう。また、 一度でも欠席すると授業についていけなくなりますので注 意してください。 ■教材・教科書 無し ■参考書 無し ― 142 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 デッサン 2年次 後期 2単位 (造形的修練としてのデッサン) 職名 教授 担当者名 福西 三千春 科目名称 配当年次 開講 単位数 デザイン基礎 デザイン演習 2年次 後期 2単位 3年次 後期 2単位 職名 教授 担当者名 福西 三千春 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 デッサンをすることは見えるものの視覚情報を正確に多 くの情報を記録するということです。洞察力を養成し、問 題発見、解決能力も養われます。ものをあるがままにみる と言うことは創造性の活性化にとっても重要である。それ ゆえにデッサンは総ての造形表現活動に係わる者にとって 最も重要である。 人間の五感を様々なテーマデザインの基礎である平面構 成、色彩構成を制作する。構成は総てアナログ画という、 点、線、面の基礎造形構成です。自分の五感を点、線、面 に置き換えるのは容易ではありません。この制作を通して、 発想法、表現力の基礎力を養成します。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 五感を視覚化できる。 視覚情報力の獲得、計測法、明暗法をマスターする。 ■授業方法 ■授業方法 教科書は用いない。個人指導である。 ■授業計画 第1回 授業オリエンテーション 第2回 面取りデッサン(基本形態)について 第3回 形について 第4回 明暗について 第5回 質感について 第6回 2等分法について(計測法) 第7回 2等分法について制作 第8回 2等分法について制作 第9回 2等分法について 第10回 形の端部を計測、記録するとは 第11回 明暗法について。グラデーションについて 第12回 グラデーションの明暗のスケールを作る 第13回 明暗法・マッピングについて 第14回 デティールをデッサンする 第15回 まとめ ■成績評価の基準 出席状況50%、作品内容40%、受講態度10% ■授業時間外の課題 受講生個々に色彩、構成の発想法を対話しながらヒント を提供していきます ■授業計画 第1回 授業オリエンテーション 第2回 人間の五感と色彩構成 第3回 視覚と色彩構成について 第4回 制作 第5回 聴覚と色彩構成について 第6回 制作 第7回 臭覚と色彩構成について 第8回 制作 第9回 味覚と色彩構成について 第10回 制作 第11回 触覚と色彩構成について 第12回 制作 第13回 作品分析をする 第14回 レポート作成 第15回 まとめ ■成績評価の基準 出席状況50%、作品内容40%、受講態度10% ■授業時間外の課題 適時に指導いたします。 ■メッセージ デッサンは受身でなく積極的に! ■教材・教科書 随時に紹介します。 ■参考書 適時に紹介します ■メッセージ 目に見えない五感を視覚化します。また自分自身の五感 を通して自分自身を見つめることになります。頑張りまし ょう。 ■教材・教科書 教材は絵の具等が必要です。授業オリエンテーションで 説明します。 ■参考書 適時に紹介します。 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス ― 143 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 マルチメディア表現 マルチメディア演習 2年次 前期 2単位 3年次 前期 2単位 コンピュータグラフィック基礎 3次元CG(前半) 2年次 前期 2単位 3年次 通年 4単位 職名 専任講師 担当者名 羽太 広海 職名 専任講師 担当者名 片岡 英己 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 AdobeFlashを用いたアニメーション制作の基礎を学びま す。 FlashはWeb上のアニメーションを制作するツールと して広く普及しているアプリケーションです。昨今は Flashアニメ作品も広く認知されています。文字や画像、 音声などの様々なコンテンツを自在に組み合わせ、アニメ ーションを制作することが出来ます。 ゲームやテレビ、映画などでよく目にする3DCGがど のようにして作られるのか、3DCGソフトを使って、3 DCGの基礎を学び、最終的にはオリジナル作品がつくれ る技術を身につける。この授業では、形を作る「モデリン グ」と素材を貼り付ける「マッピング」を重点的に学習す る。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 Flashアニメーション制作を通じて技術を習得し、マル チメディアコンテンツ制作、アニメーション制作の流れを 習得できる。 ■授業方法 ■授業方法 3DCGソフト(メタセコイア)の基礎的な使用方法を 毎回用意する課題をこなしながら確実に覚える。 Mac教室で実習します。出欠は毎回チェックします。 個人又はグループでオリジナルアイデアのアニメーション を制作し講評会を行います。 ■授業計画 第1回 基本的や設定と描画ツール 第2回 描画、塗り、曲線パス 第3回 モーショントゥイーン 第4回 シェイプトゥイーン 第5回 オニキススキンアニメーション 第6回 3D変形アニメーション 第7回 ボーンアニメーション 第8回 サウンド素材の利用 第9回∼第11回 アニメーション制作(作画) 第12回∼第14回 アニメーション制作(アニメ付け) 第15回 作品提出、講評 ■成績評価の基準 3DCGソフト(メタセコイア)の使い方がわかる。 ■授業計画 第1回 DVDを観て実際のプロの3DCG制作について 学ぶ 第2回 モデリング・マッピングの基礎1 第3回 建築物のモデリング 第4回 建築物のマッピング 第5回 車のモデリング1 第6回 車のモデリング2 第7回 車のマッピング 第8回 車の作成復習 第9回 キャラクターのモデリング1 第10回 キャラクターのモデリング2 第11回 キャラクターのマッピング 第12回 ロボットの作成1(グループ分担) 第13回 ロボットの作成2(グループ分担) 第14回 ロボットの作成3(グループ分担) 第15回 課題作品の合評会 平常点50% 作品評価50% ■成績評価の基準 ■授業時間外の課題 平常点(出席が中心)50%、課題評価50% ※ 遅刻に対しては厳格に対処し、2回の遅刻で1回の欠 席扱いとする。 オリジナル作品の企画、アイデア、絵コンテ作成。 ■メッセージ プロ・アマ問わず多くのクリエータが、Flashアニメー ションに活用し、たくさんの作品が発表されています。デ ジタル作品を通じて表現に取リ組むにはとても良いツール です。アニメーションの可能性に触れる良い機会を活用し、 表現の幅を広げてみてください。 ■授業時間外の課題 3DCG作成は、授業時間内の作業だけでは完成させるこ とができないので、必ず授業時間外にも作業しておくよう に。 ■メッセージ ■教材・教科書 Flashレッスンブック―Flash CS5対応 ■参考書 Flash逆引きデザイン事典 課題を一つ一つ確実にこなしていけば、必ず自信がつい て最後には自分の作品が作れるようになります。とにかく 出席することが重要です。 続けて後期科目の「コンピュータグラフィック応用」も 履修することが望ましい。 ■教材・教科書 特になし ■参考書 特になし ― 144 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 コンピュータグラフィック応用 3次元CG(後半) 2年次 後期 2単位 3年次 通年 4単位 DTP 2年次 後期 2単位 職名 専任講師 担当者名 片岡 英己 職名 専任講師 ■授業の目的・概要 担当者名 玉野 哲也 ■ 授業の目的・概要 この授業では、3DCGソフト(メタセコイア)を使用 する。フリーソフトであるメタセコイアを使うことにより、 自宅PCや貸与PCへのインストールが可能になり、作品作 成時間を多く使うことができる。作品は、他の3DCGソ フトに持ち込むことができ、アニメーションやプログラミ ング等に使用するモデルとして活用できる。 ■学習の到達目標 本授業は、印刷にまつわる歴史を学ぶと同時に、グラフ ィックデザインの現場で実践的に使用されているMacの基 本操作を学び、画像処理ソフトを使用したDTP(Desktop publishing)の基礎と実践を学びます。 授業では、Adobe社の「Illustrator」 「Photoshop」及び 「InDesign」を使用します。 ■学習の到達目標 資料を基に正確に3DCGを作っていくことができる。 ■授業方法 グラフィックデザインの基礎やDTPに関する基本的なス キルを取得し、実際に印刷所への入稿作業を行います。そ の一連の作業工程を実践的に学ぶ事を目標とします。 前期で身につけた3DCG技術を利用して、模型や自分 が考えた原画を元にその形を3DCGで作成する。 ■授業方法 ■授業計画 実習はMac教室で行います。出席は毎回チェックします。 配布するプリントに従って授業を行います。 第1回 DVDを観て実際のプロの3DCG制作について 学ぶ 第2回 自分の作る課題作品を決める 第3回 課題作品作成1 第4回 課題作品作成2 第5回 他の3DCGソフトへの書き出し方法について 第6回 課題作品作成3 第7回 課題作品作成4 第8回 課題作品作成5 第9回 中間合評会 第10回 課題作品作成6 第11回 課題作品作成7 第12回 課題作品作成8 第13回 課題作品作成9 第14回 課題作品作成10 第15回 課題作品の合評会 ■授業計画 第1回 印刷の歴史∼グーテンベルクからDTP 第2回 印刷基礎 第3回 印刷と文字 第4回 グラフィックデザイン基礎 第5回 コンピューターグラフィック基礎 第6回 DTP基礎演習(1) 第7回 DTP基礎演習(2) 第8回 DTP基礎演習(3) 第9回 課題制作(アイデアチェック) 第10回 課題制作(単色印刷) 第11回 課題制作(CMYK印刷) 第12回 課題制作(CMYK印刷) 第13回 課題制作(入稿作業) 第14回 課題制作(入稿作業) 第15回 講評会 ■成績評価の基準 平常点(出席が中心) 、課題評価50% ※ 遅刻に対しては厳格に対処し、2回の遅刻で1回の 欠席扱いとする。 ■ 成績評価の基準 授業に対する取り組み40% 課題提出60% ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 3DCG作成は、授業時間内の作業だけでは完成させるこ とができないので、必ず授業時間外にも作業しておくよう に。 提出課題のアイデアに関しては、常に心のアンテナを張 りめぐらせて下さい。アイデアのきっかけは、様々な環境 の中に突然として存在しているものです。 ■メッセージ ■メッセージ 前期科目の「コンピュータグラフィック基礎」の応用科 目なので、前期に基礎を履修していない者は自習して3 DCGソフト(メタセコイア)をマスターしておくこと。 作っただけで満足してはいけない。見せる作品から魅せ る作品への意識をこの講座では追求していきます。 グーテンベルグの聖書印刷からDTPテクノロジーまでの 歴史を学ぶことは、人類の歴史を学ぶ事にも繋がります。 ■教材・教科書 ■参考書 特になし ■教材・教科書 配布プリントによります。 無し ■参考書 特になし ― 145 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 映像技術 映像技術Ⅰ 2年次 前期 2単位 3年次 前期 2単位 映像作品概論 映像メディア論 2年次 前期 2単位 3年次 前期 2単位 職名 教授 担当者名 門垣 一敏 職名 教授 担当者名 山田 尚 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 デジタル技術は高性能な撮影機材を安価に提供し、高度 な映像編集をパソコンでも可能にした。 テレビ放送の歴史を振り返りながら、基礎知識としてテ レビジョンの原理、映像や音声信号がどのような仕組みで 伝送され、放送されているかを理解する。 また、テレビ制作技術者はどんな機材を使用して番組を 制作しているのか、映像や音声の機器を取り扱う基礎技術 を学習する。 写真、映画、ビデオ(テレビ)といったメディアを通じ て接する映像を考察する。その意味、役割、特性を、歴史 を踏まえ、社会との関連も考えて見る。 ■学習の到達目標 映像作品の誕生から発展、多様な形態、ジャンルへの広 がりのプロセスと、その役割を理解する。 ■授業方法 ■学習の到達目標 テレビ制作技術者として避けることのできない映像技術 と音声技術の基礎知識や専門用語を知る。 講義形式で行う。参考映像を視聴することもある。質問 なども歓迎する。簡単なレポートを、授業時間内に行うこ ともある。 ■授業方法 ■授業計画 指定した教科書や資料などの教材を使って授業を進め る。 第1回 オリエンテーション・・・映像とは 第2回 映像が生まれる・・・写真の歴史 第3回 カメラマンと作品 第4回 動く写真(映画)の誕生と歴史 第5回 映画の展開 第6回 映画の時代へ 第7回 ドキュメンタリーという手法 第8回 電子メディア(テレビ)の登場 第9回 映像による報道 第10回 テレビとは何だったのか 第11回 アニメーション 第12回 インターネットによる映像の展開 第13回 映画で見る世界(1) 第14回 映画で見る世界(2) 第15回 まとめ +著作権 定期試験 (*状況により内容、順序等変更もありうる) ■授業計画 第1回 日本のテレビ局はどの様にして番組を作り、放 送しているか 第2回 日本のテレビジョン放送概要 第3回 テレビのしくみ1(テレビジョン信号の基礎) 第4回 テレビのしくみ2 第5回 ENGとビデオカメラの知識 第6回 VTRの知識 第7回 レンズの知識 第8回 テレビカメラの取り扱い方 第9回 音声技術概要 第10回 デシベルとインピーダンスマッチング 第11回 ライティング技術と照明機器 第12回 ポストプロダクション 第13回 ノンリニア編集 第14回 映像技術まとめ 第15回 映像技術まとめ2 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 出席、授業中のレポート 50% 定期試験 50% (15回目終了後試験を行う) 平常点(出席が中心)50%、レポート・定期試験50% ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 授業時間で触れることができなかったところは指定する 教科書をよく読んで制作技術を理解し、さらに専門的なこ とや疑問があれば教員に質問すること。 復習を欠かさないこと。 機会を作り映像作品に接して、特色や意味等検証しよ う。 ■メッセージ ■メッセージ 授業中の質問歓迎。 カメラで映像表現をするにも付随する複雑な機材や技術 的根拠を再確認し、原理と構造、その取り扱いをプロの経 験から解説します。 ■教材・教科書 特になし。 必要な資料等は配布する。 ■教材・教科書 プロのためのビデオ取材(中山秀一著、(社)日本映画テ レビ技術協会発行) 教材:「教材箱」のテキストや資料 ■参考書 特になし。 できる限り幅広いメディアで映像に接してください。そ れが参考書です。 ■参考書 適宜紹介します。 ― 146 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 コンテンツ構成論 映像作品論 2年次 後期 2単位 3年次 後期 2単位 オーディオデザイン論 2年次 後期 2単位 職名 教授 担当者名 山田 尚 職名 客員教授 ■授業の目的・概要 担当者名 上村 俊二 ■授業の目的・概要 1枚の写真も、15秒のCMも、長編映画も、空間や時間 (流れ・ストーリー)で構成されている。映像作品を通し て、その表現から構造へと読み解いていこう。それは、映 像に限らず文章などの場合でも表現力の涵養になる。 今日において、音楽をはじめとするあらゆる音処理はデ ジタルが主流となっています。本授業では、MIDIの基礎 を理解し、ハードウェアシンセサイザーそしてソフトウェ アシンセサイザー原理を理解して、オーディオデザインの 基礎を学習します。 ■学習の到達目標 表現の普遍性と多様性を認識、理解でき、また、意図を 読み解く能力を身に着ける。 ■学習の到達目標 講義形式で行う。基本的に、各回、画像、映像作品を視 聴する。授業中レポートを課すこともある。 オーディオデザインを学習するにあたりDTM(デスク トップミュージック)という制作概念が必要となります。 また、ある程度の音楽知識があった方がベターであると考 えます。この二つを理解する過程において、デジタル音響 処理の基礎的な技術を習得することを目標とします。 ■授業計画 ■授業方法 ■授業方法 第1回 オリエンテーション(コンテンツと構成と) 第2回 映像の構成要素(1)構成とデザイン 第3回 映像の構成要素(2)画像・映像と構図 第4回 映像の構成要素(3)短い時間の構成 第5回 映像の構成要素(4)長い時間の構成 第6回 フィクション(ドラマ)の構造 第7回 映像と音(サイレント∼トーキー) 第8回 表現の広がり(SF映画) 第9回 表現の広がり(SFX、VFX) 第10回 表現の広がり(アニメーション) 第11回 表現の比較(監督による違い①) 第12回 表現の比較(監督による違い②) 第13回 表現の比較(日米リメイク比較) 第14回 映像作品の特質 第15回 映画視聴(分析をしよう) 定期試験 ■成績評価の基準 出席、授業中のレポート 60% 定期試験 40% (15回目終了後試験を行う) ■授業時間外の課題 復習を欠かさないこと。 機会を見つけ多くの映像作品を見る。 オリジナル教材とPCを用いた実践的な授業を進めます。 また、本学ではアプリ及び周辺機器が1人毎に設備されて いますので、これらを有効に使いながら実践的な授業を行 います。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 DTMの概念、MIDIのしくみと情報伝達 第3回 ハードウェアシンセサイザーと ソフトウェアシンセサイザー(原理) 第4回 デジタルオーディオ基礎(量子化・サンプリン グ周波数・オーディオファイル) 第5回 音響処理の基礎(オーディオコンソール) 第6回 デジタル音響処理 第7回 デジタル音響処理 第8回 デジタル音響処理応用 第9回 デジタル音響処理応用 第10回 オーディオコンテンツ制作の基礎 「基本的LM楽器(4リズム) 」 第11回 オーディオコンテンツ制作の基礎 「Chord(和音)の仕組みと機能」 第12回 オーディオデザイン(楽曲篇)演習 第13回 オーディオデザイン(楽曲篇)演習 第14回 オーディオデザイン(エンジニア篇)演習 第15回 オーディオデザイン(MA篇)演習 ■成績評価の基準 定期試験50%と平常点(出席、作業の成果)50%で評価。 ■メッセージ 授業中の質問歓迎。 ■教材・教科書 特になし。 必要な資料等は配布する。 ■参考書 特になし。 ■授業時間外の課題 教材フォルダーにテキストを準備していますが、専門用 語や専門知識が多いので、自分なりのノートを作り、必ず 復習し理解しておいて下さい。 ■メッセージ 本学において、オーディオのデジタル処理を行うための 環境が完全ではありません。従って、当面は音楽分野(音 声は扱わない)に特化した授業が中心となります。 ■教材・教科書 教材フォルダーにオリジナル教材を置いています。 ■参考書 「ミュージックメディア入門」 (社)音楽電子事業協会 「MIDI検定3級公式ガイドブック」(社)音楽電子事業 協会 「プロ音響データブック〔改訂新版〕 」 日本音響家協会:編 リットーミュージック 授業の中で参考書を適宜紹介 ― 147 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 デジタルアーキビスト概論 2年次 前期 2単位 デジタルアーカイブ 2年次 前期 2単位 職名 教授 担当者名 廣田 英樹 職名 専任講師 担当者名 片岡 英己 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 デジタル・アーキビストの仕事、その職務や責務の重要 性を紹介するとともに、デジタル・アーキビストに必要な 知識や技術の概要について解説する。 デジタル・アーキビストとは、知的財産の創造、保護、 活用の知的創造サイクルを生み出せる者のことをいう。 この授業では、デジタルアーカイブ開発のためのロード マップにもとづいて、現物層→計画層→記録層→データベ ース層→利用層の各層について理解を深め、デジタルアー カイブ開発の手順を学ぶ。 ■学習の到達目標 ○デジタル・アーキビストの活動を説明することができ る。 ○文化活動とデジタル・アーカイブについて例をあげ、 説明することができる。 ○デジタル・アーキビストに必要な知識や技術の概要を 列挙することができる。 ○簡単なデジタル・アーカイブを実際に行うことができ る。 ■授業方法 ■学習の到達目標 デジタルアーカイブ開発の手順を学び、実際にデジタル アーカイブを作成することができる。 ■授業方法 授業の前半では、デジタルアーカイブの知識について学 習し、後半からは大学の図書を題材に、実際の作業を通し て、図書デジタルアーカイブを作成する。 講義を中心に、適宜、演習を取り入れる。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 デジタルアーカイブの現状 第3回 デジタルアーカイブの例 第4回 デジタルアーカイブの計画 第5回 情報管理と著作権 第6回 素材の撮影、資料収集1 第7回 素材の撮影、資料収集2 第8回 素材の編集等1 第9回 素材の編集等2 第10回 データベースの構築1 第11回 データベースの構築2 第12回 カテゴリー、内容分類、シソーラスの検討 第13回 プレゼンテーションの作成1 第14回 プレゼンテーションの作成2 第15回 課題作品の合評会 第1回 デジタル・アーキビストの活動Ⅰ 第2回 デジタル・アーキビストの活動Ⅱ 第3回 文化財の概要Ⅰ 第4回 文化財の概要Ⅱ 第5回 資料の収集と整理Ⅰ 第6回 資料の収集と整理Ⅱ 第7回 デジタル・アーカイブの保存Ⅰ 第8回 デジタル・アーカイブの保存Ⅱ 第9回 デジタル・アーカイブの管理Ⅰ 第10回 デジタル・アーカイブの管理Ⅱ 第11回 デジタル・アーカイブの管理Ⅲ 第12回 情報の発信と伝達Ⅰ 第13回 情報の発信と伝達Ⅱ 第14回 デジタル・アーカイブと法的処理 第15回 デジタル・アーカイブと情報倫理 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 学習のプロセスを重視する。定期試験(40%) 、平常点 (30%)及び課題(30%)で評価する。 平常点(出席が中心)50%、作品又はレポート50% ※ 遅刻に対しては厳格に対処し、2回の遅刻で1回の欠 席扱いとする。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 自分史を作るという視点で、身の回りのデジタル・アー カイブを試みること。 図書デジタルアーカイブ作成は、授業時間内の作業だけ では完成させることができないので、必ず授業時間外にも 作業しておくように。 ■メッセージ 本科目はデジタル・アーキビスト資格取得のための入門 講座である。指定の科目をすべて履修すると、卒業時に 「デジタル・アーキビスト」の資格が取得できる。 ■教材・教科書 ■メッセージ デジタルアーカイブ関係の授業の中では、実習と知識の 割合がバランスよく理解できる講座である。 ■参考書 ※本科目はデジタル・アーキビスト資格取得のための講座 である。指定の科目をすべて履修し、試験に合格すると、 卒業時に「デジタル・アーキビスト」の資格が取得でき る。 後藤忠彦監修「デジタル・アーキビスト概論」日本文教 出版(2006) ■教材・教科書 デジタル資料による。 特になし ■参考書 特になし ― 148 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 文化情報システム 2年次 前期 2単位 文化情報の管理と流通 2年次 後期 2単位 職名 講師 担当者名 植村 俊亮 職名 講師 担当者名 植村 俊亮 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 文化(財)をディジタル化し、コンピュータ処理する分野、 すなわち文化情報学について、実際の例を紹介しながら現 状と課題を講述する。 文化(財)をディジタル化し、コンピュータ処理すること を文化情報学という。そうした文化情報の管理と流通につ いて、とくにマルチメディア情報の知的所有権の管理とい う観点から講述する。 ■学習の到達目標 情報システム(コンピュータ)が文化を扱かうはどうい うことか理解し、またその可能性と限界について考える基 礎知識を身につける。 ■学習の到達目標 ■授業方法 文化を扱うデータベース、本、インターネットのホーム ページなどのマルチメディア情報について、それがディジ タル情報として流通するさいの管理をめぐる課題を考え、 著作権、知的所有権問題の本質を理解する。 授業は講義が中心で、ときどき演習を行う。教材は毎回 教室でPDFファイルをダウンロードする。 ■授業方法 ■授業計画 授業は講義が中心で、ときどき演習を行う。教科書を使 用する。 第1回 邪馬台国はどこにあったか 第2回 考古学データのコンピュータ解析 第3回 木簡の情報処理 第4回 源氏物語のコンピュータ解析 第5回 シェークスピアは誰だったか 第6回 現代作家の文体解析 第7回 イースター島の情報処理 第8回 統計の取り方 第9回 統計の落とし穴 第10回 ディジタル情報の量 第11回 ディジタル情報の寿命 第12回 ディジタル図書館 第13回∼第14回 ディジタルアーカイビングへ 第15回 まとめ ■授業計画 ■成績評価の基準 毎回、講義や演習に関連する小試験(簡単な試験やレポ ート)を実施する。これには、電子的に解答する(50%) 。 定期試験時には、まとめの課題を提示し、教室で解答させ る(50%)。 ■授業時間外の課題 小試験は、その時間の講義に関連した問題である。この 講義では、多様な材料を扱うので、興味を持った分野につ いて、次回の講義までに、よく復習しておくこと。 ■メッセージ ディジタルアーカイビングの基本を学ぼう。 ■教材・教科書 とくになし。教材は講義中にPDFで随時配布する。 第1回 文化情報の管理と流通とはなにか 第2回 創成され流通するディジタル情報の総量 第3回 マルチメディア情報とは 第4回 マルチメディア情報の特徴 第5回 マルチメディア情報の著作権(1) 第6回 マルチメディア情報の著作権(2) 第7回 マルチメディア情報の著作権(3) 第8回 特許権(1) 第9回 特許権(2) 第10回 特許権と著作権 第11回∼第14回 メタ情報の扱いを中心に、ディジタル 図書館、ディジタルアーカイビング、 情報考古学などにおける情報の管理と 流通の問題を扱う 第15回 まとめ ■成績評価の基準 毎回、講義や演習に関連する小試験(簡単な試験やレポ ート)を実施する。これには、電子的に解答する(50%) 。 定期試験時には、まとめの課題を提示し、教室で解答させ る(50%)。 ■授業時間外の課題 小試験は、その時間の講義に関連した問題である。わか らなかった内容について、次回の講義までに、よく復習し ておくこと。 ■メッセージ 文化のディジタル化することに関して、その知的所有権 の管理にどんな大切な課題があるか、みんなで考えよう。 ■参考書 そのつど説明する。 ■教材・教科書 「マルチメディアと著作権」 (中山信弘著)岩波新書新赤 版426を参考書として使用する。現在品切れ中なので、入 手不可能な場合には、なくてもよい。ほかの教材は講義中 にPDFで随時配布する。 ■参考書 なし。 ― 149 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 メタ情報資源 メタ情報処理演習 2年次 後期 2単位 3年次 後期 2単位 情報学実験基礎Ⅰ 1年次 前期 1単位 職名 専任講師 担当者名 片岡 英己 担当者名 片岡・嶋田・米川 ■授業の概要 ■授業の目的・概要 文化情報に関するメタデータの記述、とくにカテゴリー、 シソーラスなどの索引語の共通化、知的財産情報などメタ データの構成とその内容記述について情報活用支援として 必要な学習項目の実習。 ■学習の到達目標 ・各分野のメタデータの構成とそれをもとに各分野で必 要とされる記述方法がわかる。 ・情報カテゴリー、キーワードなど索引語をつけること ができる。 ・各種許認可願いの作成、権利者等との対応方法がわか る。 ・登録情報の検索と抽出利用の仕方がわかる。 ■授業方法 毎回のテーマ課題を仕上げていき、自分達のメタ情報テ キストを自分達で仕上げていく形で授業を行う。 情報学の基礎について実践的に学ぶため、以下の3つの テーマについて、実験を通じて学習する。 【パソコンの組み立てとセットアップ】 パソコンを構成する各パーツの仕組みと役割を学び、そ れらの部品を組み合わせてパソコンを製作する。製作した パソコンを使って、OS(基本ソフト)のインストールや ネットワーク設定を体験する。 【時間と空間を超える通信に触れる】 通信がどのように考えられて進化してきたのか、通信の 歴史にそって、身振り手振りの通信から電気通信を経て衛 星通信に至まで実際の通信体験を基に意思伝達方法やデー タ処理を行い、通信技術の知識と技能取得を目指す。 【カメラの使い方と表現】 一眼レフデジタルカメラの様々な撮影方法について学習 し、用途に合った思い通りの撮影ができるようにする。 ■学習の到達目標 ・パソコンの内部構造を理解し、各部品の役割と働きを 説明出来る。 ・パソコンを部品から組み立て、ネットワークへの接続、 各種ソフトを使用できる状態に設定出来る。 ・通信の歴史を学び、現在利用されている通信手法の仕 組みを理解することが出来る。 ・通信のルールを学びプログラミングに活かすことが 出来る。 ・デジタルカメラで、用途に合った思い通りの撮影が 出来る。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 メタ情報とは 第3・4回 文化資料の記録項目の調査 第5・6・7回 メタデータ記録項目の整備 第8・9・10回 記録項目の内容(シソーラス) 第11・12・13回 知的財産・プライバシーと許認可 第14・15回 登録と抽出利用 ■成績評価の基準 ■授業方法 平常点(出席が中心) 、課題評価50% 10∼20名ずつの3グループに分かれ、5週ごとにテーマ を変え、3つのテーマの実験を行う。 ■授業時間外の課題 普段接している様々な情報メディアにもメタデータが大 きな役割を果たしているので、授業時間外でも意識するよ う心掛けてほしい。 ■メッセージ デジタル・アーカイブを行ううえで、単に資料をデジタ ル化して置いておくのではなく、後に利用しやすいように きちんとカテゴリー分けをして保存しておき、必要なとき にはすぐに探し出せるような工夫がいる。それをこの授業 では実習を通して学習する。 ■教材・教科書 デジタル資料・プリント資料 ■参考書 デジタル資料・プリント資料 ■授業計画 【パソコンの組み立てとセットアップ】 第1回 パソコンの分解 第2回 パソコンの組み立て 第3回 基本ソフト(Linux)のインストール 第4回 ネットワークの接続、各種ソフトインストール 第5回 修正パッチの適用、ウェブサーバのセットアップ 【時間と空間を超える通信に触れる】 第1回 会話による通信、手旗信号を利用した長距離 通信 第2回 モールス符号による電気通信 第3回 PCを利用した有線通信とパケット、プロトコル 第4・5回 無線通信、衛星からの電波受信 【カメラの使い方と表現】 第1回 一眼レフデジタルカメラの機能と操作方法 第2回 静物の撮影(ライティング) 第3回 景色などの撮影(構図の違いと印象の違い) 第4回 動くモノや人の撮影(手ぶれを防ぐ) 第5回 RAWデータの編集、フォトレタッチ(画像編集) ■成績評価の基準 平常点43%、レポート57% 6回以上欠席した者、1つのテーマにつきレポートを2 回以上提出しなかった者は不可とする。 ― 150 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学実験基礎Ⅱ 1年次 後期 1単位 担当者名 蟻川・嶋田・門垣 ■授業時間外の課題 ■授業の目的・概要 学習内容を確認するためのレポートを各回課すので、必 ず提出すること。 ■メッセージ パソコンやその中で動いているOS(基本ソフト) 、ゲー ム機、携帯電話、デジタルカメラ、それらをつなぐインタ ーネットなど、普段身近に使っている物がどのような仕組 みで動いているのか、実際に触って学び、友達・親に説明 してみよう。 ■教材・教科書 資料を配布する。 ■参考書 必要に応じて、講義時に紹介する。 情報学の基礎について実践的に学ぶため、以下の3つの テーマについて、実験を通じて学習する。 【3D立体視映像の作成】 平面画像が立体画像に見える基本原理を理解し、それを 実現する表示方法の種類から各自で立体視を試みる。まず 手始めにデジカメを使って静止画像を撮影して、平行法と 交差法および赤青メガネなどの印刷作品を作成する。次に ビデオカメラを使った立体動画の作成まで試みる。 【iPhoneアプリの開発】 プログラミング言語Objective-Cを使ってiPhoneアプリを 作成し、各自の貸与iPod touch実機に転送し動作させる。 そのことを通じて、パソコンや携帯電話、ゲーム機などは、 プログラムによって制御できることを体感する。 【電子回路】 コンピュータの基礎であるダイオードとトランジスタの 原理を電子回路の作成を通じて学ぶ。 ■学習の到達目標 ・立体視画像の仕組みを理解し、各表示方式で作成す る。 ・パソコンや携帯電話、ゲーム機などは、プログラムに よって動作したり通信したりしていることが説明でき る。 ・パソコンや携帯電話、ゲーム機などを動かすプログラ ムを作成する手段と方法があることを説明できる。 ・ダイオード、トランジスタの原理とそれらを組み合わ せた電子回路の動作原理が説明できる。 ・電子回路を使って情報伝送媒体のひとつである電波か ら情報を取り出すことができる。 ■授業方法 10∼20名ずつの3グループに分かれ、5週ごとにテーマ を変え、3つのテーマの実験を行う。 ■授業計画 【3D立体視映像の作成】 第1回 平面画像を立体視する 第2回 デジタルカメラで立体視画像を作成する 第3回 アナグリフ写真を作成する 第4回 ビデオカメラで3D映像を撮影する 第5回 動画編集ソフトで3D立体動画を作成する 【iPhoneアプリの開発】 第1回 iPhoneアプリの開発環境 第2回 タッチセンサの状態を検知する 第3回 加速度センサ・ジャイロの状態を検知する 第4回 内蔵カメラを制御する 第5回 無線通信を制御する 【電子回路】 第1回 オームの法則(1) 第2回 オームの法則(2) 第3回 ダイオードの仕組み 第4回 トランジスタの仕組み 第5回 トランジスタ検波1石ラジオの製作 ■成績評価の基準 平常点43%、レポート57% 6回以上欠席した者、1つのテーマにつきレポートを2 回以上提出しなかった者は不可とする。 ― 151 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学実験応用Ⅰ 2年次 前期 1単位 担当者名 蟻川・片岡・向井 ■授業時間外の課題 ■授業の目的・概要 学習内容を確認するためのレポートを各回課すので、必 ず提出すること。 情報学分野を実践的かつ横断的に学ぶことを目的とし て、以下3テーマを学習する。 ■メッセージ 机の上の勉強も大切ですが、まず実物を自分の目で見て、 手で触れて、実践することが大事です。この実験を通じて 体験したことは、2年時以降の学習にきっと役に立ちま す。 ■教材・教科書 資料を配布する。 【物理運動解析】 人間の基本動作を画像処理によって数値化することで、 物理運動を学ぶ。 【立体情報入出力】 3Dスキャナと3Dプリンタを活用して、立体情報(3D情 報)の入出力について学ぶ。 【論理回路】 汎用ロジックICの組み合わせによってCPUの仕組みの基 礎を学ぶ。 ■参考書 必要に応じて、講義時に紹介する。 ■学習の到達目標 人間の動作を画像処理によって数値化できるとともに、 物理運動として説明できる。 3D情報の取り扱いにより立体情報を理解できる。かつ 適切な形状に出力できる。 論理回路とその組み合わせ、ブール代数、加算回路を説 明できる。また、論理回路の組み合わせからCPUの動作を 説明できる。 ■授業方法 3クラスに分かれ、3つの実験テーマを各5週で学ぶ。 ■授業計画 【物理運動解析】 第1回 「立つ」動作を調べる 第2回 「歩く」動作を調べる 第3回 「走る」動作を調べる 第4回 人の動きを再現する(1) 第5回 人の動きを再現する(2) 【立体情報入出力】 第1回 3Dスキャナの原理と使い方 第2回 3Dスキャナによる3Dデータの作成 第3回 3Dモデリング 第4回 3Dプリンタの原理と使い方 第5回 3Dプリンタによる出力 【論理回路】 第1回 AND、OR、NOT各ロジックICの振る舞い 第2回 NAND、NOR、XOR各ロジックICの振る舞い 第3回 ロジックICの組み合わせによる論理回路の実装 第4回 4ビット電卓の実装 第5回 4ビット電卓による数値計算 ■成績評価の基準 平常点43%、レポート57%。 6回以上欠席した者、あるいは1テーマにつきレポート 不提出が2回以上の者は不可とする。 ■授業時間外の課題 実験の理解度を確認するために実験レポートの作成を課 す。必要に応じて実験内容の予習を課す。 ■メッセージ システム/メディア各分野を意識せず実験に取り組むこ と。両分野の実験内容に触れることで新たなシステム開発、 新たなコンテンツ作成に役立てること。 ■教材・教科書 資料を配布する。 ■参考書 適宜指示する。 ― 152 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学実験応用Ⅱ 2年次 後期 1単位 情報学ゼミⅠA 1年次 前期 2単位 担当者名 蟻川・嶋田・羽太 (嶋田) 担当者名 菅・桑原・竹田・ ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 情報学分野を実践的かつ横断的に学ぶことを目的とし て、以下3テーマを学習する。 これから大学生活を始める新一年生のためのゼミです。 第1∼4回は、貸与ノートパソコンと貸与iPod touchの 初期設定や必要なソフトのインストール作業を行い、活用 方法について学びます。第5∼15回は、大学で学ぶ上で 必要な心構え、知識、技術について学びます。 またアドバイザ(クラス担当教員)が定期的に面談し、 大学生活にスムーズになじめるよう、適切なアドバイスを 行います。 【二足歩行ロボット制御】 二足歩行ロボットを題材として、ソフトウェアによる機 器制御を実習する。ロボットを動かすためのアルゴリズム (処理手順)を考える、というシステムコース的内容だけ でなく、人間がどのように関節を動かして運動しているか を観察する、というCGやアニメーションなどメディアコ ースにもつながる内容である。 【モーションキャプチャ】 立体空間における被験者運動情報の取得と加工により、 動きのあるCGアニメーション制作方法を学ぶ。 【画像処理ソフトウェア実装】 静止画および動画を適切な状態に加工するソフトウェア の実装法を学ぶ。 人間がどのように関節を動かして運動しているかを理解 し、その動作を制御ソフトウェア上のアルゴリズムとして 記述し、二足歩行ロボットの動作を表現できる。 3次元運動情報を取り込み、かつCGアニメーション等 に応用できる。 コンピュータによる画像処理技術をソフトウェアとして 実装できる。 ■授業方法 3クラスに分かれ、3つの実験テーマを各5週で学ぶ。 ■授業計画 【二足歩行ロボットの制御】 第1回 制御ソフトウェアのインストール、各関節の動き 第2回 ポーズの作成(1)腕と首の動き 第3回 ポーズの作成(2)脚の動き 第4回 モーションの作成(1)起き上がり 第5回 モーションの作成(2)歩行 【モーションキャプチャ】 第1回 モーションキャプチャの概要 第2回 モーションキャプチャ用ソフトウェアの準備 第3回 モーションキャプチャの実施 第4回 プログラミング技術によるモーションキャプチャ 第5回 キャプチャデータの人体モデルへの適用 【画像処理ソフトウェア実装】 第1回 静止画像および動画像の取得 第2回 2値化、色成分抽出 第3回 幾何変形、輪郭等抽出 第4回 動画像による画像認識 第5回 拡張現実 ■成績評価の基準 平常点43%、レポート57%。 6回以上欠席した者、あるいは1テーマにつきレポート 不提出が2回以上の者は不可とする。 ■授業時間外の課題 実験の理解度を確認するために実験レポートの作成を課 す。必要に応じて実験内容の予習を課す。 ■メッセージ システム/メディア各分野を意識せず実験に取り組むこ と。両分野の実験内容に触れることで新たなシステム開発、 新たなコンテンツ作成に役立てること。 資料を配布する。 ・貸与ノートパソコンを大学生活で活用できるようにな る。 ・大学生にとって必要な学習習慣、学習スキルを身につ ける。 ■授業方法 クラスごとに、講義・演習・個人面談などの授業をしま す。各クラスのアドバイザがきめ細かな指導をします。 ■学習の到達目標 ■教材・教科書 ■学習の到達目標 ■授業計画 【貸与ノートパソコンの活用】 第1回 Microsoft Officeインストール 第2回 各種ソフトインストール 第3回 個人面談① 第4回 iPod touchの活用 【大学での学び方】 第5回 学内スポーツ施設ガイダンス 第6回 大学生活のデザイン 第7回 授業の受け方、ノートの取り方 第8回 資料の探し方、情報の探し方① 第9回 資料の探し方、情報の探し方② 第10回 個人面談② 第11回 文章の読み方① 第12回 文章の読み方② 第13回 文章の読み方③ 第14回 試験の受け方 第15回 個人面談③ ■成績評価の基準 積極的な授業への参加、課題等の提出状況などで総合的 に評価する。 ■授業時間外の課題 授業の予習・復習をすること。友人とのコミュニケーシ ョンをはかること。 ■メッセージ これからの大学生活を送る上での心構えをしっかり身に つけ、楽しく充実した4年間をスタートさせましょう。 ■教材・教科書 吉原恵子ほか著「スタディスキルズ・トレーニング」 実教出版(配布する) ■参考書 授業時に適宜紹介する。 ■参考書 適宜指示する。 ― 153 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学ゼミⅠB 1年次 後期 2単位 担当者名 菅・桑原・竹田・(杵崎・羽太) 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学ゼミⅡA 2年次 前期 2単位 情報学演習ⅠB(前半) 3年次 通年 4単位 (数値計算ソフトウェア実装) 担当者名 蟻川 浩 職名 専任講師 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 第1∼8回は、 「情報学ゼミⅠA」に引き続き、大学で 学ぶ上で必要な、レポート執筆やプレゼンテーションの技 術について学びます。第9∼15回は、情報学の各分野の 概要を学び、情報学部の全体像をつかみ、2年次のコース 選択に向けての準備を行います。 計算機の主たる利用目的である「数量計算」 。計算機を 活用した数値計算技術を理解することが本演習の目的であ る。当該演習では、ソフトウェア実装を行いながら、数値 計算技術を学ぶ。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 ・自分の考えや調べたことを、レポートにまとめたり、 口頭発表することができる。 ・情報学の各分野の内容を理解し、システムコース、メ ディアコースのどちらに進むかを判断できるようにな る。 数値計算アルゴリズムを説明できる。加えて、数値計算 ソフトウェアとして実装できる。 ■授業方法 本演習では、 「手計算にて数値計算アルゴリズムを理解 してもらう日」と「手計算での計算手順を活用してソフト ウェアを実装する日」に分けて実施する。 ■授業方法 クラスごとに、講義・演習の授業や個人面談をします。 各クラスのアドバイザがきめ細かな指導をします。 ■授業計画 【大学での学び方】 第1回 レポートとは何か 第2回 レポートテーマの決定 第3回 レポートの構成と内容 第4回 図解・表・グラフを活用する 第5回 研究レポート発表会準備① 第6回 研究レポート発表会準備② 第7回 研究レポート発表会 第8回 個人面談① 【情報学部を知る】 第9回 社会における情報技術の活用① 第10回 社会における情報技術の活用② 第11回 3次元CGの制作 第12回 アニメーションの制作 第13回 プロジェクト演習紹介 第14回 情報学ゼミⅡ履修説明会、コース選択説明会 第15回 個人面談② ■授業計画 1.ソフトウェア実装の復習 第1回 最大公約数の復習(ユークリッドの互除法) 第2回 最大公約数求解ソフトウェアの実装 第3回 最大公約数ソフトウェアによる計算 2.直接法による連立1次方程式の求解 第4回 連立1次方程式の求解法(ガウスの消去法) 第5回 連立1次方程式求解ソフトウェアの実装(1) 第6回 連立1次方程式求解ソフトウェアの実装(2) 第7回 連立1次方程式求解ソフトウェアの実装(3) 第8回 連立1次方程式求解ソフトウェアによる計算 3.数値計算の実例 第9回 曲線補間(スプライン補間) 第10回 曲線補間ソフトウェアの実装(1) 第11回 曲線補間ソフトウェアによる計算 第12回 差分法(熱伝導方程式の近似解) 第13回 差分法ソフトウェア実装(1) 第14回 差分法ソフトウェア実装(2) 第15回 差分法ソフトウェアによる計算 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 単位認定の最低条件はすべての演習課題を提出するこ と。その上で、演習課題の達成度(100%)で評価する。 積極的な授業への参加、レポートや発表の内容で総合的 に評価します。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 講義時間内に提示される演習課題(手計算結果、プログ ラム作成)の復習を課す。 授業の予習・復習をすること。友人とのコミュニケーシ ョンをはかること。 ■メッセージ ■メッセージ 情報学の幅広さや可能性、そして、それを学ぶことの楽 しさを感じ取って、2年次以降のコース選択に役立ててく ださい。これからの大学生活を送る上での心構えをしっか り身につけ、楽しく充実した4年間をスタートさせましょ う。 ■教材・教科書 当該演習は貸与パソコンを活用してソフトウェアを実装 する。C言語にてプログラムを実装するので、プログラム ミング基礎受講者は講義内容を復習しておくこと。四則演 算等で計算できることに興味を持つこと。 ■教材・教科書 可能な限り資料を配付する。 ■参考書 吉原恵子ほか著「スタディスキルズ・トレーニング」 実教出版(配布する) 適宜、指示する。 ■参考書 授業時に適宜紹介する。 ― 154 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学ゼミⅡA 2年次 前期 2単位 情報学演習IB(前半) 3年次 通年 4単位 (パンフレットデザイン) 担当者名 玉野 哲也 職名 専任講師 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学ゼミⅡA 情報学演習ⅠB(前半) 2年次 前期 2単位 3年次 通年 4単位 職名 教授 担当者名 根岸 章 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 本授業の課題である「マインド・パンフ(自分自身を紹 介する8ページのパンフレット) 」の制作を通じ、コミュ ニケーションのための有効な手段として発達してきたグラ フィックデザインやDTP(デスクトップパブリッシング) 、 コピーライティングやエディトリアルデザインの基本概念 を学ぶ。 情報学部では、Excelの簡単な使い方を学習する。この 演習では、統計学の初歩的な内容を学習しながら、Excel の使い方の応用事例を学んでいく。 ■学習の到達目標 グラフィックデザインやDTP(デスクトップパブリッシ ング) 、コピーライティングやエディトリアルデザインの 基本概念を理解し、それらの基本的なスキルを身に付け る。 ■授業方法 セルフポートレイト及び、自分の大切な物(約15点)の 写真撮影を行う。自分自身についてのエッセイ(約2000文 字) 、自分の大切な物1点についてのエッセイ(約2000文字) に加え、各物についての簡単な説明(各200文字程度)を 素材として揃え、縦組横組両方向でのエディトリアルデザ インを行います。 ■授業計画 第1回 授業ガイダンス・課題説明 第2回 写真撮影(ポートレイト)・素材制作 第3回 写真撮影(ポートレイト)・素材制作 第4回 写真撮影(ポートレイト)・素材制作 第5回 写真撮影(物撮り)・素材制作 第6回 写真撮影(物撮り)・素材制作 第7回 写真撮影(物撮り)・素材制作 第8回 画像処理/表1.4部分 第9回 画像処理/見開き部分 第10回 パンフレットデザイン(主に画像レイアウト) 第11回 パンフレットデザイン(主に画像レイアウト) 第12回 パンフレットデザイン(主に文字レイアウト) 第13回 パンフレットデザイン(文字詰め/フィニッシ ュワーク) 第14回 プリントアウト・製本作業 第15回 全体講評・課題提出 ■学習の到達目標 Excelを用いて、表やグラフが作成できる。統計グラフ の読み取りができる。標本調査の基本を理解する。Excel の様々な関数や配列数式が使える。 ■授業方法 特別な回をのぞき、毎回、その回の内容に即した課題を 出す。受講生は、持参したノートパソコンで、その課題に 回答していく。必要とするデータは、その場で作成するこ ともあるし、インターネット上から入手する場合もある。 ■授業計画 第1回 ガイダンス、Excel再入門 第2回∼第6回 統計的グラフの読み取り、Excelによる表・グラフの作 成 第7回 個別面談 第8回∼第15回 標本調査の考え方、乱数を用いたExcelによる標本作成 ■成績評価の基準 課題提出状況(50%) 、授業への参加状況(50%)で評 価 ■授業時間外の課題 作業が時間内に終わらない場合は、次回までの宿題とす る。 ■メッセージ Excelの様々な活用法を知りたい人向けの演習である。 ■教材・教科書 教材フォルダから課題などを配布する。 ■参考書 ■成績評価の基準 講義の際に指示する。 出席40% 授業態度20% 提出課題40% ■授業時間外の課題 学内でのスタジオ撮影が不可能な物については、授業時 間外に自分で撮影をすること ■メッセージ 日常的にアイデアをメモするような姿勢が大切です。特 に大見出し(コピー)などは、考えてその場で出てくるよ うなものではありません。グッドアイデアを見過ごさない で下さい ■教材・教科書 特になし ■参考書 特に無し ― 155 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学ゼミⅡA 情報学演習ⅠB(前半) 2年次 前期 2単位 3年次 通年 4単位 情報学ゼミⅡA 情報学演習ⅠB(前半) 2年次 前期 2単位 3年次 通年 4単位 職名 専任講師 担当者名 羽太 広海 職名 教授 担当者名 向井 厚志 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 CGアニメーションの習得を基本に、モデリング、テク スチャー、レンダリング、アニメーション制作の基礎と工 程を学ぶ。アイデアの決定、絵コンテ作成から始まり、モ デリングしたキャラクター、オブジェクトに動きを付けて 完成させる工程を学ぶ。一篇の作品として仕上げる流れを 通して作品制作の統一感を保つ技術を習得する。 プログラミングの可能性を体感するために、Visual C++ を用いたWindowsアプリケーションの開発を行なう。 Windowsアプリケーションでは、ユーザのマウス操作等に よる入力情報を受け取り、処理結果を視覚的に表示する。 本演習では、簡単なWindowsアプリケーションを開発しな がら、その仕組みを理解することが目的となる。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 ①習得した技術を応用しアニメーションを完成できる。 ②技術の習得のみならず、短編アニメーションとしての 面白さを工夫して制作できる。 Visual C++によるプログラミングの流れを理解し、簡単 なソースコードを読むことができる。 ■授業方法 ■授業方法 CGアニメーションの技術を習得しながら、技術を利用、 応用した短編アニメーションを実習制作していく。 実習制作は個人または少人数のグループ制作を行う。 授業冒頭で配布する資料に基づいて、プログラミングの 作業を行なう。必ず、貸与ノートPCを持ってくること。 開発環境としてVisual Studioを用いる。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 CGアニメーション概要、設定、プロジェクト 第2回 モデリング基礎:ポリゴンモデリング 第3回 モデリング基礎:ポリゴンモデリング変形 第4回 テクスチャー:マッピング 第5回 テクスチャー:投影マッピング 第6回 レンダリング:シェーダー、マテリアル 第7回 レンダリング:シェーダー、マテリアル属性 第8回 アニメーション基礎:キーフレーム 第9回 アニメーション基礎:デェフォーマー 第10回 CGアニメーション制作モデリング1 第11回 CGアニメーション制作モデリング2 第12回 CGアニメーション制作テクスチャー 第13回 CGアニメーション制作アニメーション1 第14回 CGアニメーション制作アニメーション2 第15回 作品の完成、発表、提出 第1回 ウィンドウの作成 第2回 ウィンドウの設定 第3回 文字列の表示 第4回 メッセージ処理 第5回 フォントの設定 第6回 マウスポインタの座標 第7回 グラフィックの表示 第8回 基本図形の描画 第9回 ペンとブラシ 第10回 時刻の取得 第11回 タイマー 第12回 サウンド 第13回 ウィンドウの形状 第14回 アナログ時計の作成 第15回 描画領域 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 平常点(30%)及び小テスト(70%)で評価する。 平常点50% 作品評価50% ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 各授業の最後に課題を提示する。授業内容等を参考にし て課題に取り組み、指定期日までに提出すること アイデア作成、絵コンテ作成 ■メッセージ ■メッセージ 小さなアイデアを面白いCGアニメーションに現するこ とを少しでも追及してください。短い短編制作ですが、驚 きは一瞬のなかにもあります。 演習中心の科目のため、授業に出席し、課題に取り組む 姿勢を重視します。貸与ノートPCを使用しますので、毎 回、持ってきてください。 ■教材・教科書 ■教材・教科書 必要に応じて資料を配布する。 ■参考書 Autodesk Mayaビジュアルリファレンス3 なし ■参考書 粂井康孝著「猫でもわかるWindowsプログラミング第3 版」 ソフトバンククリエイティブ ― 156 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学ゼミⅡB 情報学演習ⅠB(後半) 2年次 後期 2単位 3年次 通年 4単位 情報学ゼミⅡB 情報学演習ⅠB(後半) 2年次 後期 2単位 3年次 通年 4単位 職名 教授 担当者名 大原 莊司 職名 専任講師 担当者名 片岡 英己 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 コンピュータシステムがどういう経緯で現状のようにな ったかを学ぶ。 ゲームやテレビ、映画などでよく目にする3DCGです が、ここでは建築物や環境などの3DCGを作成すること を学びます。また、3DCGの技術だけではなく実際に計 測などを行い、それを3DCGに反映させ、実際のスケー ル感を養います。 ■学習の到達目標 コンピュータ関連の技術英語に慣れる コンピュータの歴史が語れるようになる ■学習の到達目標 ■授業方法 ネットで入手できるコンピュータシステム関連の原典を 読むことで歴史を振り返り、使われている技術英語の意味 を十分理解する。 ・3DCGソフト(メタセコイア)を使って環境3DC Gを作成することができる。 ・計画的に作品を作ることができる ■授業方法 ■授業計画 第1回 スティーヴ・ジョブスの演説 第2回 同上 第3回 人間とコンピュータの共生(J.リックライダー) 第4回 同上 第5回 同上 第6回 アルゴリズム言語(J.W.バッカス) 第7回 同上 第8回 ネットワーク(P.バラン) 第9回 同上 第10回 GUIインターフェース(A.ケイ) 第11回 同上 第12回 セルンからの提案(WWW) (バーナーズリー) 第13回 同上 第14回 21世紀のコンピュータ(M.ワイザー) 第15回 同上 ■成績評価の基準 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 モデリング・マッピングの基礎 第3回 モデリング・マッピングの応用 第4∼14回 それぞれの担当箇所の作成と計測作業 第15回 他の学生の作成した建物CGと自分の作成した 建物CGを合成して全体を完成させる ■成績評価の基準 平常点50%、課題評価50% ※ 遅刻に対しては厳格に対処し、2回の遅刻で1回の欠席 扱いとする。 ■授業時間外の課題 受講態度を含む平常点が55%、最終レポートなど45% ■授業時間外の課題 奈良産業大学内の敷地と建物の3DCGを学生それぞれ が分担して作成し、最後にはクラス全員で奈良産業大学全 体の3DCGを完成させる 3DCGは、授業時間内の作業だけでは完成させること ができないので、必ず授業時間外にも作業しておくよう に。 予習によって学習効果は倍増する ■メッセージ ■メッセージ 出発点を学ぶことは根本を学ぶこと 個人製作では時間内にできる作品の規模は限られてきま すが、個人個人が協力しあって作る作品は、より大きな作 品が作れることを実感します。 ■教材・教科書 ウエブサイトから入手できるシステム関連の原典 ■教材・教科書 ■参考書 プリント資料、デジタル資料 特になし ■参考書 プリント資料 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス ― 157 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学ゼミⅡB 2年次 後期 2単位 情報学ゼミⅡB 2年次 後期 2単位 情報学演習ⅠB(後半) 3年次 通年 4単位 情報学演習ⅠB(後半) 3年次 通年 4単位 (iPod touchアプリ制作) (ビデオ映像作品入門) 担当者名 嶋田 理博 担当者名 山田 尚 職名 准教授 職名 教授 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 貸与iPod touch上で動作するアプリを制作します。 前半は、iPod touchアプリを記述するプログラミング言 語Objective-Cの基礎とiPod touch内蔵の各種センサについ て学びます。 後半はグループに分かれ、iPod touchの特徴を生かした、 モーションで直感的に操作できiPod touch同士で無線通信 する(例えば、チャットや対戦ゲームのような)アプリを グループごとに立案し、計画を立てて制作します。 映像作品はどのように作るのか。人に見せられる映像作 品を作るための基本を学ぶ。オートのカメラは録画ボタン を押せば映像は撮れます。が、撮れる、と、撮るはちがい ます。まず、撮ることから始め・・・・テーマを決め構成 して撮影、作品を作ってみよう。 ■学習の到達目標 テーマや、狙いを持ち、人に見せられるビデオ作品をつ くること。 ■学習の到達目標 ・Objective-C言語プログラミングの基本を理解し、iPod touchアプリを制作できる。 ・自分が作成したいアプリケーションを具体的に仕様書 の形で記述し、制作の目標とスケジュールを立てるこ とが出来る。 ■授業方法 前半は、サンプルプログラムを使い、演習形式でプログ ラミング言語Objective-Cについて学びます。 後半は、グループに分かれ、計画を立て、アプリケーシ ョン制作作業をします。 ■授業計画 第1∼4回 プログラミング言語Objective-Cの基礎 第5回 動き・傾き・回転の検知 第6回 無線通信 第7回 画像の表示 第8回 グループ分け、制作するアプリの決定 第9回 アプリケーション機能・仕様の検討 第10∼15回 アプリケーション制作作業 ■授業方法 基本をおろそかにしない、が授業のテーマです。 先を求めるより土台をしっかりこしらえるように。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回∼3回 映像、テーマ、構成(映像の特質を知る) 第4回 撮影機材(カメラ等) 第5回 撮影を学ぶ(狙いを持って画をとる) ∼ ∼チェック∼撮影∼ 第7回 第8回 編集とは 第9回 プランを立てる(作品へ) 第10回 撮影 ∼ チェック、撮影 第12回 第13回 編集 第14回 仕上げ 第15回 作品試写、講評会 (作業は2人一組を基本とするが、状況に応じて内容等 も多少変更することもある) ■成績評価の基準 授業への参加状況、学習に対する姿勢・積極性、および、 制作物により評価します。 ■成績評価の基準 出席および授業態度 60% 制作プロセスおよび作品 40% ■授業時間外の課題 90分×数回の授業時間だけでは、制作物は完成しません。 ゼミの時間外も意欲的にアプリ制作作業をしてください。 ■授業時間外の課題 ■メッセージ ■メッセージ 講義内容を理解することはもちろん、自分で色々試行錯 誤し、自主的に応用にチャレンジすることが重要です。 積極的に取り組んでください。そして、学生同士もでき るだけコミュニケーションをとるように。 ■教材・教科書 ■教材・教科書 必要に応じて資料を配布します。 自分の好きなものだけでなく、広く映像作品に接する。 特になし。 ■参考書 必要な資料等は、随時配布する。 ― 158 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学ゼミⅡB 2年次 後期 2単位 情報学演習ⅠB(後半) 3年次 通年 4単位 (GPSによるプログラミング演習) 担当者名 米川 雅士 職名 専任講師 科目名称 配当年次 開講 単位数 UNIX応用 3年次 後期 2単位 職名 専任講師 担当者名 蟻川 浩 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 携帯電話やカーナビなどで自分の位置を求めるために使 われているGPS、これは衛星を利用して自分の位置を求め る技術です。衛星から自分の位置はどのように求めている のでしょうか。 本授業ではC言語を学び最終的には自分の歩いた距離を 求めるアプリケーション作成します。SEを目指す学生に とっては重要な設計書の作成、プログラミング、実験、テ ストの一連行程を授業で体験できます。 UNIXの概念をさらに理解することを目的として、本講 義はシェルスクリプト・プログラミングを取り上げる。具 体的には手作業で複雑な処理をシェルスクリプトによって 自動化処理する方法を学ぶ。 ■学習の到達目標 UNIXの思想およびUNIX環境を理解した上で、複数の 処理を1つのシェルスクリプトとして記述できる。 ■学習の到達目標 ■授業方法 C言語を使って自分の歩いた距離を計算するプログラム を完成させます。これはファイルの読み込み、処理、画面 設計などC言語でアプリケーションを作成するのに必要な 知識が全て含まれるので、授業完了時には自分が想像した アプリケーションを作成できるようになる事を目標としま す。 演習内容を結びつけながら講義を展開する。原則として 講義時間の前半に内容を説明する。受講者は残りの時間で 講義内容に対応した演習課題(シェルスクリプトの記述)に 取り組んでもらう。 ■授業方法 本授業は教科書を基に進めていく、またアプリケーショ ン開発を実施するので、必ず貸与ノートPCを持ってくる こと。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回∼第5回 GPSについて 第6回∼第7回 受信実験 第8回∼第10回 設計書作成について 第11回∼第15回 アプリケーション作成体験 ■成績評価の基準 ・出席(50%) ・ 「報告書 + 設計書 + 作成アプリケーション」の 提示(50%) ■授業計画 1. シェルスクリプト・プログラミングの基礎 [講義] 第1回 UNIXシステムの基礎 (カーネルとシェル) 第2回 正規表現 第3回 Bourne Shellのしくみ 第4回 中間試験A 2. シェルスクリプトの基本要素 [講義・演習] 第5回 シェルスクリプトの書き方 第6回 演算比較 第7回 制御構文 第8回 シェル変数 第9回 シェル関数、組み込みコマンド 第10回 入出力、リダイレクション 第11回 フィルタ 第12回 中間試験B 3. シェルスクリプト・プログラミング [演習] 第13回 文字列の検索と置換 第14回 ファイル操作 第15回 中間試験C ■授業時間外の課題 講義に関連する内容を教科書・参考文献で調べ、自分な りのノートを作り、疑問があれば逐次質問すること。 ■成績評価の基準 定期試験(100%)のみで評価する。但し、中間試験3回の 結果を加点分として加味することを注意されたい。 ■メッセージ ■授業時間外の課題 実際に携帯電話などで使われているGPSを使って、今 までに学んだ事を試してみてください。 最終的にはC言語で自由にプログラミングできるように なりましょう。 受講者は講義開始前までに前回の講義内容を復習してお くこと。また、必要に応じてシェルスクリプト実装の課題 を課す。 ■教材・教科書 ■メッセージ UNIX入門が履修済みであることを前提に講義を展開す る。UNIX環境における各種コマンドを復習しておくこと。 佐田達典 著「GPS測量技術」オーム社 ■参考書 Pratep Misra & Per Enge著「精説GPS」日本公開学会 中根 勝見 著「測量データの3次元処理」東洋書店 土屋 淳、辻 宏道 著「新GPS測量の基礎」日本測量協会 ■教材・教科書 Bruce Blinn(山下哲典訳)、 入門UNIXシェルプログラミ ング 改訂第2版、 ソフトバンクパブリッシング ■参考書 橋本英勝、基礎からのLinux、ソフトバンククリエイテ ィブ ― 159 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 オペレーティングシステム 3年次 後期 2単位 ネットワークプログラミング 3年次 前期 2単位 職名 教授 担当者名 多喜 正城 職名 講師 担当者名 大崎 幹雄 ■授業の概要 ■授業の目的・概要 オペレーティングシステムのない機械はほとんどなくな ってきており、今日では携帯電話や家電製品にまで採用さ れている。まだまだ発展と変革を続けており、ユーザに使 いやすさと信頼性を提供している。 講義ではコンピュータの基礎的な仕組みとオペレーティ ングシステムの役割の概略を学んでいく。 最近のネットワークサービスは高品質なサービスが数多 く提供されています。この実現の過程には、サーバとクラ イアントがより緊密に連携する新しい仕組みや技術革新が あります。新しい時代のネットワークサービスを考える上 では、新しいネットワーク技術を身につけておくことが重 要です。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 オペレーティングシステムとは、どのような事であり、 なぜ必要かということの、基本的な概念を身につけること を目標とする。 Webサーバを構築し、サーバとクライアントの連携によ る新しいネットワークサービスをAJAX技術で実現しま す。 ■授業方法 ■授業方法 各時間ごとに、Power Pointによる説明。各自が板書を することにより、少なくとも、一度は、講義の中のキーワ ードを目にすることができ、自信のデータベースに記憶す る助けとなる。 貸与PC上に学習環境を構築し授業で使用します。 Ajax実現にはJavaScriptをプログラミング言語をつかいま すので、C言語関連の授業を受けていることが望ましい。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 環境設定 第3回 Ajaxの仕組み 第4回 DHTML、CSS 第5回 JavaScript演習 第6回 同 第7回 同 第8回 PHP演習 第9回 JSONオブジェクト 第10回 JavaScript外部ライブラリの導入 第11回 課題(AJaxアプリケーション)作成 第12回 同 第13回 同 第14回 同 第15回 課題仕上げ 第1回 ガイダンス 第2回 オペレーティングシステムとは 第3回 コンピュータの基本構成 第4回 主記憶装置 第5回 1. 制御装置と演算装置、 第6回 1. 入力装置、2. 出力装置 第7回 補助記憶装置 第8回 ソフトウェア 第9回 データ管理 第10回 処理プログラム 第11回 オペレーティングシステムの目的 第12回 拡張性・汎用性の向上 第13回 コンピュータプログラムと保護期間 第14回 データベースとシソーラス 第15回 まとめ ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 平常点(30点) 、課題提出判定(40点) 、出席点(30点) 出席(40%) 、課題提出(20%) 、試験(40%) ■授業時間外の課題 ■メッセージ 講義には、必ず出席すること。教科書では知りえない、 実際の現場の話などが、アドリブとして語られる。従って、 講義中には、無駄口をしないこと。 プログラミング能力の向上のためには「プログラムが動 いたときの感動」を多く経験することが秘訣です。これら を作成する過程で、不明な点あれば相談にのります。 ■メッセージ ■教材・教科書 特に指定しない。適宜、プリントを配布予定 Ajaxは最近のクラウドコンピューティングやWeb2、0と のマッチングがよく、気のきいたWebサイトにはほとん ど例外なく使用されています。 (GoogleMapほか) ■参考書 前川守著「オペレーティングシステム」岩波書店 ■教材・教科書 Ajax入門教室(10日シリーズ) 翔泳社 漆尾貴義著 ■参考書 Ajaxテクニックブック C&R研究所 鮫島光貴著 ― 160 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 アルゴリズム応用 3年次 後期 2単位 組込みプログラミング 3年次 前期 2単位 職名 講師 担当者名 大崎 幹雄 職名 講師 ■授業の目的・概要 担当者名 小西 健陽 ■授業の目的・概要 前期「アルゴリズムとデータ構造」で学習した「基本デ ータ構造」を実際のアルゴリズムに適用し、データ探索の アルゴリズムとデータ構造、そして情報検索の基礎となる 「文字列マッチング」のアルゴリズムを学ぶ。 前・後期の受講により、実用的で重要なアルゴリズムの 知識以外に、Cのプログラムスタイルの知識も習得できま す。 ■学習の到達目標 大学レベルで要求されるC言語知識はほぼ充足できると いえます。 アセンブラ言語を学習する。アセンブラ言語が唯一のソ フトであった50年程前は、それをなんとかものにできた受 講者は2、3パーセントに過ぎなかった。FORTRAN、 BASIC、Cなどの言語の開発によって、我々にとってコン ピュータが身近になったと感じられるようになった今も、 50年程前とは目指すところが少し異なるだけで、アセンブ ラ言語の必要性は変わらない。コンピュータのハードに依 存する部分の性能を引き出すには不可欠だからである。ア センブラ言語だけでなく、どの言語を学ぶ場合にも必要な 合理的論理的思考はいろんな場面で役に立つ。 ■学習の到達目標 ■授業方法 問題解決のアルゴリズムの考え方、およびそれをプログ ラム化する際の重要ポイントを授業で解説します。プログ ラムの完成までは課題として、授業中または自宅学習で補 完してもらいます。 ■授業計画 第1・2回 探索(2分探索木) 第3回 同 (チェーンハッシュ法) 第4回 同 (オープンアドレス法) 第5回 文字列マッチング(単純なアルゴリズム) 第6回 同 (ボイヤー・ムーアのアルゴリズム) 第7回 同 第8回 データ構造:循環リスト構造 第9回 データ構造:二分木構造・二分木探索 第10回 同上 第11回 二分木のなぞり(再帰プログラム) 第12回 補充 第13回 同 第14回 同 第15回 まとめ アセンブラ言語の基礎的な知識を修得し、処理内容を解 析してアセンブラ言語で正しく記述できることを目指す。 ■授業方法 配布資料に従って、例題の解説とプログラム作成を行う。 InfoCASLシミュレータを用いて、作成したアセンブラ言 語プログラムが正しく実行できることを確認しながら授業 を行う。 ■授業計画 第1回 InfoCASLシミュレータの使い方 第2回 数の表現と文字の表現 第3回 レジスタの種類と使用法 第4回 アセンブラの書き方 第5回 機械語命令-1 第6回 機械語命令-2 第7回 機械語命令-3 第8回 機械語命令-4 第9回 プログラム例-1 第10回 プログラム例-2 第11回 プログラム例-3 第12回 プログラム例-4 第13回 プログラムテクニック-1 第14回 プログラムテクニック-2 第15回 プログラムテクニック-3 ■成績評価の基準 出席点:30% 宿題点:20% テスト点:50% ■成績評価の基準 ■授業時間外の課題 定期試験(40%)、小テスト(30%)および平常点(30%)で評価 する。 貸与PCに学習環境を構築の上、授業中に完成しなかっ たプログラムは自宅で完成させること。原則としてそれを 提出すること。 ■授業時間外の課題 ■メッセージ 小テストの解答は、 「教材」フォルダのpdfファイルで見 ることができるので、各自復習に利用すること。 前期に「アルゴリズムとデータ構造」を受講しているこ とが必要です。 ■メッセージ 毎回授業の復習のために小テストを実施しますので、休 まずに講義に出席することが必要です。授業ではノートパ ソコンを使用しますので必ず持参してください。 ■教材・教科書 (前期・後期共通) 「アルゴリズムとデータ構造(C言語版) 」 平田富夫 著 森北出版 ■教材・教科書 プリントを配布する。 ■参考書 Cプログラマのための「アルゴリズムとデータ構造」 著者 近藤嘉雪 出版社 ソフトバンク ■参考書 東田幸樹、山本芳人、広瀬啓雄共著「アセンブラ言語 CASLⅡ」工学図書(株) ― 161 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 オブジェクト指向言語 3年次 前期 2単位 情報セキュリティ 3年次 前期 2単位 職名 准教授 担当者名 嶋田 理博 職名 専任講師 担当者名 蟻川 浩 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 プログラミング言語Javaの学習を通じて、オブジェクト 指向プログラミングについて学びます。 「オブジェクト指向」とは、人間の発想に近い形でプロ グラムを部品化(モデル化)し、プログラムの動作をそれ ら部品同士の連携と捉える考え方です。バグの少ない安全 なソフトウェアを効率良く開発・保守するためには、必ず 学ばなければならない考え方です。 JavaはSun Microsystemsが開発したオブジェクト指向プ ログラミング言語の一つです。開発キットが無料で配布さ れているので、誰でもプログラムを組んで動かすことがで きます。Java VM(仮想マシン)というソフトウェアを介 することにより、Windows、MacOS、UNIXといった異な るOSのコンピュータや、携帯電話、家電製品からスーパ ーコンピュータにいたるまで、同じプログラムを修正なし に実行できるという特徴を持っています。 計算機と情報ネットワークは我々の社会生活基盤のひと つとなった。本講義はセキュアな情報システムの構築およ び管理運用に関する技術を解説する。 ■学習の到達目標 オブジェクト指向プログラミングの考え方を理解し、 Java言語を用いて簡単なプログラムを組めるようになる。 ■授業方法 講義半分、演習半分の割合です。 ■授業計画 <Java言語、オブジェクト指向プログラミングの基礎> 第1回 プログラムの作成、編集、コンパイル、実行 第2回 Java言語規定 第3回 フィールド(オブジェクトの状態) 第4回 メソッド(オブジェクトの機能) 第5回 コンストラクタ(オブジェクトの生成) 第6回 カプセル化(オブジェクトの保護) 第7回 継承(オブジェクトの再利用) 第8回 ポリモーフィズム(オブジェクトの抽象化) <アプリケーションの制作> 第9∼10回 GUIコンポーネント(ウィンドウやボタン) 第11∼13回 イベント処理(ユーザの操作に対する応 答) 第14∼15回 ファイルの読み書き ■学習の到達目標 情報セキュリティの概念、用語、マネジメントおよび対 策等を理解し、情報システムの構築等に適用できる。 ■授業方法 教科書と講義資料を用いて講義を展開する。適宜、演習 問題を活用して、情報セキュリティに関する用語の理解を 深める。 ■授業計画 1. 情報セキュリティの概念、脅威とリスク 第1回 情報セキュリティの考え方および構成要素 第2回 情報セキュリティに関連する法律と社会 第3回 情報システムにおける脅威と脆弱性分析 第4回 情報システムにおけるリスクの概要 第5回 リスク分析および管理 2. 情報セキュリティマネジメント 第6回 情報セキュリティマネジメントの考え方 第7回 セキュリティポリシーの策定 3. セキュリティ技術、セキュリティ侵犯対策 第8回 認証および暗号化技術の基礎と適用事例 第9回 インターネット技術の復習 第10回 インターネット技術とその現状 第11回 情報システムの設備の最新技術動向 第12回 セキュリティ侵犯の目的別分類と対策 第13回 セキュリティ技術による防御方法 4. セキュアな情報システムの構築 第14回 社内ネットワークの構築 第15回 Webおよびmailサーバの構築 ■成績評価の基準 定期試験(100%)で評価する。但し、 「授業時間外の課題」 の達成度も加味する場合がある。 ■授業時間外の課題 ■成績評価の基準 受講者は講義開始前までに教科書等の該当部分を予習す ること。適宜、当該講義に関係する文献の調査を課す。 小課題60%、中間課題15%、期末課題25%の合計評価 ■授業時間外の課題 ■メッセージ 毎回、復習として簡単な小課題を課します。 さらに、やや応用的なプログラムを作成する課題を学期の 中間と最後に課します。 新聞・テレビ等で報じられる「情報セキュリティ」につ いて注目すること。 ■教材・教科書 ■メッセージ 本講義は、オブジェクト指向に焦点を当てた講義なので、 プログラミング入門レベルを解説・講義するものではあり ません。したがって、C言語の講義を履修済みであるなど、 プログラミングの基礎知識があることが受講の前提となり ます。 ■教材・教科書 プリント資料を配布します。 (独)情報処理推進機構、情報セキュリティ読本 三訂版、 実教出版 ■参考書 1. 岡嶋裕史、セキュリティはなぜ破られるのか -10年使 える「セキュリティの考え方」-、講談社ブルーバッ クス 2. 上原孝之、情報処理教科書 情報セキュリティスペシ ャリスト 2011年度版、翔泳社 ■参考書 ― 162 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 システム管理演習 3年次 通年 4単位 データベース構築演習 3年次 通年 4単位 職名 講師 担当者名 内田 眞司 職名 講師 担当者名 植村 俊亮 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 UNIXの使い方、インストール、システム管理について 学び、自分でUNIXサーバを構築、運用できるようになる ことが目標である。 データベースは、情報という資源の有効活用を目指す。 計算機は高性能、安価になり、組織や個人が蓄積する電子 情報の量は増大の一途をたどっており、インターネットの 普及は、あらゆる種類の雑多な情報の氾濫を容易にしてい る。こうした大規模な情報を効率よく管理し、計算機上に 実現する技術について、さらに必要な情報を簡単かつ高速 に検索するための技術について講述する。データベースシ ステムPostgreSQLを用いて、データベースシステム (DBMS)の技術を演習し、データベース言語SQLによるデ ータベースを各自で製作する。 ■学習の到達目標 ● UNIXのファイル構造について理解し、コマンドを用 いたコンピュータとファイルの操作ができる ● Webサーバを構築、運用ができる ■授業方法 毎回配布するレジュメにそって演習を行う ■学習の到達目標 ■授業計画 データベース技術の基礎を学び、演習することにより、 データベースとはなにかを理解し、自分でデータベースを 設計、製作できるようになる。 第1回 ガイダンス 第2回 エディタと文字入力 第3回 コマンドライン入力1(ファイル操作) 第4回 コマンドライン入力2(ディレクトリ操作) 第5回 コマンドライン入力3(プロセス操作) 第6回 ユーザ管理 第7回 ファイルシステム 第8回 シェル 第9回 UNIXアプリケーション1 第10回 UNIXアプリケーション2 第11回 ネットワーク1 第12回 ネットワーク2 第13回 UNIXインストール 第14回 UNIX初期設定 第15回 まとめ 第16回 ガイダンス 第17回 パッケージの取り扱い 第18回 TELNETサーバ 第19回 SSHサーバ 第20回 FTPサーバ1 第21回 Webサーバ1 第22回 Webサーバ2 第23回 Webサーバ3 第24回 セキュリティ対策1 第25回 セキュリティ対策2 第26回 Webアプリケーション1 第27回 Webアプリケーション2 第28回 Webアプリケーション3 第29回 Webアプリケーション4 第30回 まとめ ■授業方法 毎回の授業の前半はデータベース技術の講義、後半は関 連内容の演習により進行する。最初の頃は講義の比率が大 きく、後半に進むにつれて、演習の比率が高くなる。 ■授業計画 第1回 コンピュータとデータベース 第2回 関係の概念 第3∼5回 関係の論理設計 第6回 関係代数 第7回 視野(ビュー) 第8回∼第14回 関係データベース言語SQL と PostgreSQLによる演習 その1 第15回 演習のまとめ 第16回 B木による索引 第17回 動的ハッシング 第18回 トランザクションの同時実行 第19回 障害回復 第20回 RAID (壊れないデータベース) 第21回∼第25回 データベース言語SQLとPostgreSQLに よる演習 その2。 第26回から第29回 JSTオンライン教材による演習。 第30回 まとめ ■成績評価の基準 ■授業時間外の課題 毎回、講義や演習に関連する小試験(簡単な試験やレポ ート)を実施する。これには、電子的に解答する(30%) 。 演習状況も電子的に提出する(30%)。定期試験時には、 まとめの課題を提示し、教室で解答させる(40%) 。 授業時間内に演習課題を終了できなかった場合は次週ま でに各自で終わらせておくこと。 ■授業時間外の課題 ■成績評価の基準 定期試験(40%)+小テスト・演習課題(60%) ■メッセージ 基本的な操作の修得を目指して、演習を中心に講義を進 めます。初心者の学生も勇気を出して受講してください。 小試験は、その時間の講義に関連した問題である。次回 の講義までに、よく復習しておくこと。 ■メッセージ 情報の大海に溺れずに、しっかり航海しよう。 ■教材・教科書 特に指定しないが、以下に示す参考書やそれに類する書 籍を持参することが望ましい。 ■教材・教科書 教材はPDFでそのつど配布する。 ■参考書 できるPRO Fedora 12 Linux 完全活用編、辻 秀典 (著)、 渡辺 高志 (著)、鈴木 幸敏 (著)、できるシリーズ編集部 (著)、 インプレスジャパン ■参考書 なし。 ― 163 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 組込みシステム 3年次 後期 2単位 職名 教授 担当者名 大原 莊司 科目名称 配当年次 開講 単位数 C++言語 3年次 後期 2単位 (C++によるデザインパターン) 職名 講師 担当者名 大崎 幹雄 ■授業の概要 ■授業の目的・概要 組み込みシステム構築のための基本技術、周辺技術につ いて学ぶ。マイコンボードを使用して、実際に開発演習も 行い実践的理解を図る。 本授業は、C++言語の基本文法から、 「デザインパター ン」の初歩までを学びます。C++は代表的な「オブジェ クト指向プログラミング言語」であり、ゲーム、携帯アプ リ、大規模な業務システムの開発など広く使用されていま す。 「オブジェクト指向」の特徴を最大限生かしたプログラ ムは、新規プログラム開発効率、安定性、柔軟性など優れ た性能が発揮されます。これを実現するために「デザイン パターン」の考え方を導入し、クラス設計に生かします。 ■学習の到達目標 組み込みシステム開発のためのクロス開発環境やマイコ ンのさまざまな機能について確実に理解する。 ■授業の方法 組み込みシステム構築のための基本的なハードウェア、 ソフトウェア知識の学びを土台として、マイコンボードを 使って組込みシステムの構築実験も行い技術の基本を習得 する。 ■学習の到達目標 C++の基本を理解すること。また数種類の「デザイン パターン」を理解し、自作のプログラムで応用できるこ と。 ■授業計画 ■授業方法 第1回 組込みシステムとその関連分野 第2回 マイコンの構成と開発環境 第3回 ドットマトリックスLEDの制御 第4回 同上 第5回 同上 第6回 タクトスイッチ入力 第7回 ロータリーエンコーダ入力 第8回 ステッピングモータの駆動 第9回 サーボモータユニットの駆動 第10回 D/A、A/Dコンバータ 第11回 デジタル録音・再生 第12回 リアルタイムOS 第13回 同上 第14回 同上 第15回 FPGA デザインパターンとしては23種類が知られています が、授業では、主要な5種類程度を選択し、そのスケルト ンプログラムの設計からコード化までを実践します。また これらのスケルトンを現実的な応用プログラムの作成に活 用し、極めて短時間で実現できることを体験してもらいま す。 最終課題はこの形で作成したプログラムを提出してもら い、単位認定の主たる条件にします。 ■授業計画 ■成績評価の基準 平常点55%、最終テストまたはレポート45% ■授業時間外の課題 課題プログラムを提出箱に提出 ■メッセージ OSやC言語についてのある程度の理解が前提である。 ■教材・教科書 第1回 C++言語開発環境 第2回 C++基本文法 第3回 C++基本文法 第4回 C言語との差 第5回 「クラス」設計の基礎 第6回 「継承」 「オーバーロード」 「ポリモーフィズム」 第7回 事例作成 第8回 事例作成 第9回 ファクトリパターン 第10回 コンポジットパターン 第11回 デコレーターパターン 第12回 オブザーバーパターン 第13回 ビジターパターン 第14回 応用事例仕上げ 第15回 応用事例仕上げ 参考資料の配布、スライド提示などによる。 ■成績評価の基準 ■参考書 特になし 出席点 40点 課題の提出 60点(提出回数と内容で評価) ■授業時間外の課題 ■メッセージ 原則として受講対象者は「C言語基礎」を修得した人と します。 ■教材・教科書 講義で使用する教材は毎回配布予定 ■参考書 独習C++デザインパターン:長瀬嘉秀 監修 翔泳社 ― 164 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 会計入門 3年次 後期 2単位 経営情報システム論Ⅰ 3年次 前期 2単位 職名 教授 担当者名 西口 清治 職名 教授 担当者名 杵崎 のり子 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 ビジネス生活をおくる上で、経済的な出来事を記録する システムである簿記の仕組みと、その記録をどう活用する かについての会計の基本について、会社の例を用いビジネ ス活動の簿記記録、会計の考え方、財務諸表などを理解し ます。 企業競争が激しくなる中、情報技術を活用した経営情報 システムが重要な役割を果たしています。そこで、企業に おける経営情報システムの役割や位置づけ、コンピュータ とITの基本技術、経営情報システムのさまざまな類型に ついて学習します。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 ビジネスで必要な簿記と会計の基礎知識の修得 重要なキーワード約100語の80%の理解度 企業においてさまざまに活用されている経営情報システ ムの類型やその役割を説明できることを目標とします。 ■授業方法 ■授業方法 教科書と毎回配布するプリントによる講義形式によって 授業を行います。 講義は特に教科書は用いずに、配布するレジュメに従っ て進めます。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 ビジネス生活のための会計 第2回 簿記・会計に関する資格試験 第3回 簿記と会計の仕組み・利用 第4回 複式簿記−取引の記録 第5回 複式簿記−記帳 第6回 複式簿記−簿記システム 第7回 複式簿記−決算 第8回 財務諸表と経営分析 第9回 貸借対照表と事例・分析 第10回 損益計算書と事例・利益の考え 第11回 キャッシュフロー計算書と事例・分析 第12回 現金・キャッシュと売上債権 第13回 商品と取引の記録 第14回 固定資産・設備と減価償却 第15回 まとめ 第1回 オリエンテーション 第2回 企業経営と情報システム 第3回 個人と組織の意思決定 第4回 組織の管理と戦略 第5回 コンピュータの種類と役割 第6回 ソフトウェアの概念とセキュリティ 第7回 データベースの構造と役割 第8回 経営情報システムと経営情報 第9回 経営情報システムの全体像 第10回 意思決定支援システム(DSS)とは 第11回 DSSの機能と構造 第12回 戦略的情報システム(SIS)とは 第13回 SISと電子商取引(1) 第14回 SISと電子商取引(2) 第15回 まとめ ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 定期試験(50%) 、平常点(30%) 、小テスト(20%) を基本に評価する。 定期試験(50%)、小テスト(20%)、及び平常点(30%)の成 績を基本に評価します。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 新聞・Web上の会計や企業の出来事を調べ、なぜそのよ うなことが起こるかを考えること。 毎回授業後に課題を出します(パソコン教室からも見る ことができるように「教材フォルダ」にも登録します)の で、教科書や参考文献で調べておいてください。課題の内 容をもとに授業の最初に前回の小テストを実施しますが、 成績評価の基準でもありますので、しっかりと予習復習を 行ってください。 ■メッセージ 毎回授業の復習のため、および覚えるべき項目について、 毎回小テストを実施しますので、休まずに講義に出席する ことが必要です。 ■メッセージ ■教材・教科書 共通テキスト「会計入門」 システムを利用する側の視点から講義を行いますので、 将来、企業や組織において情報を活用することに興味のあ る学生は受講してください。 ■参考書 毎回配布のプリント ■教材・教科書 各回、レジュメを配布します。 ■参考書 講義中に適宜紹介します。 ― 165 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 経営情報システム論Ⅱ 3年次 後期 2単位 ITビジネス論 3年次 後期 2単位 職名 教授 担当者名 杵崎 のり子 職名 教授 担当者名 西岡 茂樹 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 企業における経営情報システムの役割や位置づけ、コン ピュータとITの基本技術、経営情報システムのさまざま な類型や情報システムの構築・運営管理、更には新しい技 術を利用した新しいビジネスの展開について学習します。 情報技術(IT:Information Technology)が社会シス テムの基盤となった今日、ITを専業とするさまざまなビ ジネスが経済の牽引車となっていることは周知の通りであ る。 本講では、それを①コンピュータ領域、②情報通信領域、 ③インターネット領域、④放送領域に分けて、それぞれの 領域におけるキープレイヤーのビジネス展開を軸にしてそ の特性を明かしていく。 講義では、インターネット上のホームページやビデオな どの視聴覚教材を多く取り入れ、これらのビジネスに関わ っている人々の生の声を伝えるようにしたい。 ■学習の到達目標 企業においてさまざまに活用されている経営情報システ ムの類型や役割をふまえた上で、新しいビジネス展開につ いて説明でき、さらに、情報システムの構築・運用管理に ついても簡単に説明できることを目標とします。 ■授業方法 講義は特に教科書は用いずに、配布するレジュメに従っ て進めます。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 企業経営と情報システム 第3回 エンドユーザ・コンピューティング(1) 第4回 エンドユーザ・コンピューティング(2) 第5回 意思決定活動と応用ソフトウェア(1) 第6回 意思決定活動と応用ソフトウェア(2) 第7回 オフィス情報システム 第8回 情報システムの計画と設計 第9回 情報システムの設計手法 第10回 情報システムの運営と管理 第11回 応用ソフトウェアの新しい展開 第12回 インターネットとその関連技術 第13回 eビジネスの特徴と戦略(1) 第14回 eビジネスの特徴と戦略(2) 第15回 まとめ ■学習の到達目標 ・メインフレームビジネスの歴史と現在を説明できる ・パソコンビジネスの歴史と現在を説明できる ・電気通信ビジネスの歴史と現在を説明できる ・インターネットビジネスの歴史と現在を説明できる ・放送ビジネスの歴史と現在を説明できる ・ITビジネス関連業界に就職を目指す際の羅針盤を得る ■授業方法 PowerPointや視聴覚教材、Webを利用した講義形式 ■授業計画 ■成績評価の基準 定期試験(50%)、小テスト(20%)、及び平常点(30%)の成 績を基本に評価します。 ■授業時間外の課題 毎回授業後に課題を出します(パソコン教室からも見る ことができるように「教材フォルダ」にも登録します)の で、教科書や参考文献で調べておいてください。課題の内 容をもとに授業の最初に前回の小テストを実施しますが、 成績評価の基準でもありますので、しっかりと予習復習を 行ってください。 第1回 ITビジネスへの視点 第2回 メインフレームの興亡∼IBMを軸として∼ 第3回 同上 その2 第4回 パソコンの隆盛∼マイクロソフトを軸として∼ 第5回 同上 その2 第6回 情報通信サービスの変容∼NTTを軸として∼ 第7回 同上 その2 第8回 通信の自由化と構造変化 第9回 同上 その2 第10回 インターネットビジネスの分類と市場規模 第11回 ブロードバンドとIP化 ∼ソフトバンクを軸として∼ 第12回 オープンソースがもたらすITビジネスの変化 第13回 衛星放送の発展とそのデジタル化 第14回 ケーブルテレビの発展とフルサービス化 第15回 ITビジネスの将来展望 ■成績評価の基準 定期試験60%、レポート等の提出物20%、平常点20%で 評価する ■授業時間外の課題 ■メッセージ 経営情報システム論Ⅰを履修し、内容を修得しているこ とが望ましい。システムを利用する側の視点から講義を行 いますので、将来、企業や組織において情報を活用するこ とに興味のある学生は受講してください。 ■教材・教科書 各回、レジュメを配布します。 ■参考書 講義中に適宜紹介します。 インターネットで講義に関連した情報を検索し、小レポ ートとして提出してもらう ■メッセージ IT関連ビジネスは、時々刻々、激しく変化しています。 その様子は一見してわかりにくいのですが、本質を理解す ると大きな流れが見えてきます。将来、ユーザーの立場に なろうと、ITビジネス業界に身を投じようと、これらの 知識はきっと仕事をしていく上で、役に立つと思いますか ら、是非、受講してください。 ■教材・教科書 プリントを配布する。 ■参考書 適宜、指定する。 ― 166 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 経済統計入門 3年次 後期 2単位 情報システム開発論 3年次 前期 2単位 職名 教授 担当者名 竹山 理 職名 教授 担当者名 杵崎 のり子 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 目に見えない経済の動向を、目に見る数値で表したもの が、経済指標である。個々の経済活動を集計した経済統計 データを、目的に応じて統計処理をおこなったものが経済 指標である。集計量を取り扱うので、マクロ経済学の理解 が前提となる。この講義では、マクロ経済学の基礎知識も 同時に学習しながら、主要な経済指標の見方を提示する。 経済統計データを読み解くことは、それほど簡単なことで はない。まず、経済活動の主体を3つに区分し、家計・企 業・政府の順にそれぞれに直接関連する経済統計を読み解 く。次に国全体に経済活動に影響を及ぼし、景気判断や経 済政策にとって、重要な指標となる物価と通貨を見ていく。 最後に、別々に見てきた主要な経済統計を体系的に整理し、 国の経済活動の全体を包括的に扱った国民経済計算体系を 見ていく。 今日の企業や組織において業務を改善するために、情報 システムの開発が進められています。この講義では、情報 システム開発の基本的な流れと、業務システムを利用する ユーザ部門の視点から、使いやすい情報システムを開発す るためにシステム開発にどのようにかかわっていくかにつ いて学びます。 ■学習の到達目標 システム開発の基本的な流れについて知り、ユーザの視 点からシステム開発にどのように関与するかについて説明 できることを目標とします。 ■授業方法 ■学習の到達目標 講義は教科書を用いて進めます。また、必要に応じて補 助プリントを配布し、理解のために重要問題の演習を行い ます。 目標は各回の基本事項を確認する問題群の80%に正解 できることとする。 ■授業計画 ■授業方法 各回の必修課題に取り組む時間をとり、その後、教科書 を使用し、解説や計算を板書しながら講義をする。 ■授業計画 第1回 三つの経済主体と財・サービス 第2回 財・サービスの消費(1) 第3回 財・サービスの消費(2) 第4回 第1回確認テスト 第5回 労働と雇用(1) 第6回 労働と雇用(2) 第7回 財・サービスの生産(1) 第8回 財・サービスの生産(2) 第9回 第2回確認テスト 第10回 国の財政(1) 第11回 国の財政(2) 第12回 物価と通貨(1) 第13回 物価と通貨(2) 第14回 国民経済計算体系 第15回 第3回確認テスト 第1回 オリエンテーション 第2回 システム開発技法 第3回 開発コストモデルとシステム開発組織 第4回 システム化開発の準備 第5回 システム要件定義 第6回 システム設計技法 第7回 外部設計 第8回 内部設計 第9回 プログラム設計 第10回 プログラミング、テストとレビュー 第11回 システム運用(運用管理・セキュリティ管理) 第12回 システム運用(コスト管理・ライセンス管理) 第13回 システムの保守 第14回 ソフトウェアの再利用 第15回 まとめ ■成績評価の基準 定期試験(50%)、小テスト(20%)、及び平常点(30%)の成 績を基本に評価します。 ■授業時間外の課題 ■成績評価の基準 平常点(40%) 、3回の確認テスト(60%)で評価 ■授業時間外の課題 必修課題を復習し、確認テストで類題を解けるように 準備してください。 毎回授業後に課題を出します(パソコン教室からも見る ことができるように「教材フォルダ」にも登録します)の で、教科書や参考文献で調べておいてください。課題の内 容をもとに授業の最初に前回の小テストを実施しますが、 成績評価の基準でもありますので、しっかりと予習復習を 行ってください。 ■メッセージ ■メッセージ 各回に提示する課題の提出が平常点となります。80%の 出席率を目安に、定期試験の受験が認められます。 経営情報システム論Ⅰ・Ⅱを履修していることが望まし い。 ■教材・教科書 ■教材・教科書 平井利明・齋藤裕美著「システム開発とその運用」 「経済統計入門」 (奈良産業大学ビジネス学部発行)から コピーしたプリントを使用します。 ■参考書 講義中に適宜紹介します。 ― 167 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 e-ビジネス論 3年次 前期 2単位 e-ビジネス演習 3年次 後期 2単位 職名 教授 担当者名 西岡 茂樹 職名 教授 ■授業の目的・概要 担当者名 西岡 茂樹 ■授業の目的・概要 インターネットの劇的な発展により、企業の情報戦略は 大きく変化している。特に、インターネットを介して取引 を行う電子商取引は、従来の商習慣を大きく変え、新たな ビジネスチャンスを産みつつある。 電子商取引はさまざまな業界別に、企業と個人の取引で あるBtoC、企業と企業の取引であるBtoBなどが存在して いるが、次第にそれらは相互に融合して、より高度なネッ トワークを構成しつつある。 本講では、このような電子商取引の全体像を、世界の 標準化動向を踏まえながら、事例研究を中心に明かして いく。 さらに近年、ICチップがますます小型化し、コンピュー タのみならず家電製品や産業用機器など、ありとあらゆる ものに埋め込まれ、相互にネットワークされて稼働する 「ユビキタスコンピューティング」が注目されている。こ れらは企業経営、特に流通業に大きな影響を及ぼすと考え られるため、本講においてもICタグの基礎と適用について 概説する。 電子商取引やe-ビジネスを実現しているのは、Webベ ースのインターネットシステムである。そこで本演習では、 サーバー上に仮の「クリスマス・グッズ・ショップ」を作 成し、インターネットを介して受注し、販売するシステム を開発する。 システムの開発には、現実のインターネット・ショッピ ング・システムで広く活用されている「UNIX」と「Perl 言語」による「CGIプログラミング」を使用し、ステッ プ・バイ・ステップでより高度なシステムへと発展させて いく。 ■学習の到達目標 ・UNIXの基本コマンドが使えるようになる ・Perlの簡単なプログラムが書けるようになる ・Perlを使った簡単なCGIプログラムが書けるようになる ・簡単なインターネット・ショッピング・システムが開 発できる ■授業方法 ■学習の到達目標 ・インターネットを活用したビジネスの概要を説明できる ・BtoCの構造を理解し、その特徴と課題を説明できる ・BtoBの構造を、特にEDIやXMLの関係で理解し、そ の特徴と課題を説明できる ・ICタグの構造を理解しその特徴と適用領域を説明できる ■授業方法 PowerPointや視聴覚教材、Webを利用した講義形式 ■授業計画 第1回 e-ビジネス、電子商取引の基本概念 第2回 BtoC その1 オンラインショッピング 第3回 BtoC その2 決済システム 第4回 BtoC その3 物流システム 第5回 BtoB その1 企業間オンラインシステム 第6回 BtoB その2 EDIの標準化動向 第7回 BtoB その3 Internet EDI、XML/EDI 第8回 BtoB その4 XML/EDIとロゼッタネット 第9回 BtoB その5 e-マーケットプレイス 第10回 CtoC オークション 第11回 サプライ・チェーン・マネジメント 第12回 無線ICタグの基礎 その1 第13回 無線ICタグの基礎 その2 第14回 流通業界(ウォルマート、メトロ)の事例 第15回 e-ビジネス、電子商取引の課題 毎回、講義の最初に新しい知識・技法を教え、次に例題 に沿って各自でパソコンを使って演習に取り組む。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 UNIXの基礎 その1 第3回 UNIXの基礎 その2 第4回 Perlの基礎 その1 第5回 Perlの基礎 その2 第6回 Perlの基礎 その3 第7回 Perlの基礎 その4 第8回 CGIの基礎 その1 第9回 CGIの基礎 その2 第10回 CGIの基礎 その3 第11回 クリスマス・グッズ・ショップの開発 その1 第12回 クリスマス・グッズ・ショップの開発 その2 第13回 クリスマス・グッズ・ショップの開発 その3 第14回 販売実績の分析、アクセス分析 第15回 総合演習 ■成績評価の基準 定期試験60%、レポート等の提出物20%、平常点20%で 評価する ■授業時間外の課題 ■成績評価の基準 定期試験60%、レポート等の提出物20%、平常点20%で 評価する 授業時間内に最後までできなかった実習課題をして、提 出してもらう ■メッセージ ■授業時間外の課題 インターネットで講義に関連した情報を検索し、小レポ ートとして提出してもらう ■メッセージ 将来、インターネットやICタグを活用したビジネスに関 わりたいと思っている人には、絶対にお勧めです。是非、 受講してください。 ■教材・教科書 プリントを配布する ■参考書 適宜、指定する インターネットで買い物をする人はますます増えていま すが、その仕組みは、ホームページの基本にプログラムが 組み合わさったものと言えます。 この演習内容をマスターすれば、将来、自分でネットシ ョップを立ち上げることも夢ではありません。 真面目に取り組めば絶対にできるようになりますから、 休まず、遅刻せず、取り組んでください。 ■教材・教科書 プリントを配布する ■参考書 適宜、指定する ― 168 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 XML・Webサービス演習 3年次 前期 2単位 ベンチャー企業論 3年次 前期 2単位 職名 教授 担当者名 西岡 茂樹 職名 教授 担当者名 矢倉 伸太郎 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 「XML」という言葉も「Webサービス」という言葉も、 あまり馴染みがないかもしれないが、実は今日のインター ネット社会において、これらは情報システムの基盤、イン フラとして、無くてはならない非常に重要な技術なのであ る。いわば《縁の下の力持ち》のような存在なのだ。 一言でいうと、 「XML」は、ホームページを記述するた めの「HTML」の親戚であり、文書やデータの意味や構造 を記述するためのメタ言語。「Webサービス」は、異なる Webサイト上にあるソフトウェアサービスが、インターネ ットを介して相互に連携できる仕組みであり、XMLがベ ースになっている。AmazonやGoogleのWebサービスはい わゆるマッシュアップ系のWebサービスとして有名である が、企業間のe-ビジネスにおいても重要な役割を果たして いる。 これらはWebサーバー技術者として必須の技術であり、 演習を通じて、知識と技能を身につけたい。 産業構造の転換期には、産業の主役が交代し、最先端の 分野でそれまでなかった新しいビジネスが生まれ、そして 新しい市場が作り出されます。そんな時代のニーズを背景 に、独自の技術や製品で急成長していく企業を「ベンチャ ー企業」と呼びます。本授業では会社設立から成長要因ま でを解説し、ビジネスプラン作成では実際にアイデアを具 体化するまでを行います。 ■学習の到達目標 ・XMLの基礎を理解し、整形式文書を記述できる。 ・DTD、XML Schemaで構造を記述できる。 ・XSLTによる文書構造の変換処理ができる。 ・XPathによるXML文書の部分指定処理ができる。 ・Java言語によるXML文書の処理ができる。 ・マッシュアップ系のWebサービスを利用できる。 ・Java開発環境系でのWebサービスを利用できる。 ■学習の到達目標 自らのアイデアをビジネスプランとして具現化して行く 過程を体験することにより、事業を始めるにあたって必要 となる基礎知識の習得と、社会人として求められる「発想 力」 「実行力」を磨きます。 ■授業方法 下記テキストを使用しベンチャー企業の特徴や成長、発 展のための条件について解説するとともに、受講者のアイ デアをビジネスプランとして纏めます。 ■授業計画 ■授業方法 毎回、講義の最初に新しい知識・技法を教え、次に例題 に沿って各自でパソコンを使って演習に取り組む。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 XMLの基本 その1 第3回 XMLの基本 その2 第4回 XMLの基本 その3 第5回 XMLの構造 DTDの利用 第6回 XMLの構造 XMLShemaの利用 第7回 XSLの基本 その1 第8回 XSLの基本 その2 第9回 Java言語の基本 第10回 Java言語とDOMによるXML文書処理 第11回 Java言語とSAXによるXML文書処理 第12回 マッシュアップ系Webサービス演習 その1 第13回 マッシュアップ系Webサービス演習 その2 第14回 Java開発環境でのWebサービス演習 その1 第15回 Java開発環境でのWebサービス演習 その2 第1回 ガイダンス 第2回 ベンチャー企業とは 第3回 起業家とは 第4回 成長マネジメント(1) 第5回 成長マネジメント(2) 第6回 成長マネジメント(3) 第7回 資金調達 第8回 リスクとその回避 第9回 支援インフラ(1) 第10回 支援インフラ(2) 第11回 法律問題 第12回 アイデアを見つける 第13回 ビジネスプラン作成 第14回 ビジネスプラン発表 第15回 まとめ ■成績評価の基準 第15回目が終了した次週に定期試験を実施し、定期試験 (40%) 、平常点(60%)で評価します。 ■授業時間外の概要 復習し疑問点があれば必ず質問してください。ベンチャ ー企業に関する問題を宿題として、適宜に課します。 ■成績評価の基準 ■メッセージ 定期試験60%、レポート等の提出物20%、平常点20%で 評価する 授業ならびに宿題に対して真面目かつ積極的に取り組ん でください。 ■授業時間外の課題 授業時間内に最後までできなかった実習課題をして、提 出してもらう ■教材・教科書 松田修一『 [経営学入門シリーズ]ベンチャー企業〈第3 版〉 』日本経済新聞出版社 2010(日経文庫 1069) ■メッセージ 将来、インターネットを活用した情報システムに関わり たいと思っている人には、絶対にお勧めです。 ■参考書 必要があれば指示します。 ■教材・教科書 プリントを配布する ■参考書 適宜、指定する ― 169 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 色彩演習 3年次 前期 2単位 コンピュータグラフィックス 3年次 後期 2単位 職名 教授 担当者名 福西 三千春 職名 専任講師 担当者名 片岡 英己 ■授業の目的・概要 ■授業の概要 見えるものには形、明暗、質感等がありますが形態と色 彩の関係は造形にとって重要です。見える色彩と形態の関 係を探りながら、見えるものとは何か?を、深く探りたい。 実際に着彩デッサンをする。着彩デッサンをすることによ り、見えるものをより深く知覚し、創造力を活性化した い。 同時にクリエターの造形表現力の基礎力を養成する。 画像処理ソフトのPhotoshopやIllustratorを使用し、実際 に世の中で使用されている商業デザインなどを教材に、使 われている技術や発想を分析し、自分の能力として応用し 活用していく技能を修得する。 ■学習の到達目標 PhotoshopやIllustratorを道具として使い、目的の画像を 的確に表現することができる。 ■学習の到達目標 バリューパターン(固有色と光の明るさとの関係)をマ スターする。 ■授業方法 教科書は使用しない。個別の問題を把握して、個人指導 をする。 ■授業方法 実際に世の中で使用されている商業デザインを教材にす ることによって、単なる技術習得の為の練習課題ではなく、 プロの工夫を読み取るような授業方法を実践する。また習 熟度を見ながら、強化していきたいテーマを受講生と対話 しながら課題に反映させていく。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 オリエンテーションと課題1 第2回 課題1の合評会 第3・4回 デザイン・レイアウトの基本テクニック 第5回 前回の学習した内容を踏まえて課題2 第6・7回 パッケージデザインの方法 第8回 前回の学習した内容を踏まえて課題3 第9回 公募課題1 第10回 公募課題2 第11回 公募課題3 第12回 公募課題4 第13・14回 テーマ課題 第15回 課題作品合評会 第1回 授業オリエンテーション 第2回 着彩デッサンについて 第3回 パックの形のパースペクティブについて 第4回 見えている色彩について 第5回 着彩デッサン 第6回 着彩デッサン 第7回 着彩デッサン 第8回 着彩デッサン 第9回 缶の形のパースペクティブについて 第10回 着彩デッサン 第11回 着彩デッサン 第12回 着彩デッサン 第13回 カンジャンテについて 第14回 スペース(空間とは)について 第15回 まとめ ■成績評価の基準 出席50%、課題評価50% ※ 遅刻に対しては厳格に対処し、2回の遅刻で1回の欠席 扱いとする。 ■成績評価の基準 ■授業時間外の課題 出席状況50%、作品内容40%、受講態度10% 課題作成は、授業時間内の作業だけでは完成させること ができないので、必ず授業時間外にも作業しておくよう に。 ■授業時間外の課題 適時に指導いたします。 ■メッセージ ■メッセージ 出来る限り、すでにデッサンを履修した学生が望ましい です。 今まで学んだPhotoshopやIllustratorの基礎技術を更に深 め、目的に合った作品作りができるようになってほしい。 そして、この科目を履修し終わった後も自主的に作品を作 り、いろいろな公募に応募していく足掛かりにしてほし い。 ■教材・教科書 絵の具等が必要です。授業オリエンテーションで説明し ます。 ■参考書 適時に紹介します。 ■教材・教科書 プリント資料、デジタル資料 ■参考書 プリント資料、デジタル資料 ― 170 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 映像技術Ⅱ 3年次 後期 2単位 情報と音楽Ⅰ 3年次 前期 2単位 職名 教授 担当者名 門垣 一敏 職名 客員教授 担当者名 上村 俊二 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 映像情報を発信することはテレビのようなマスメディア だけでなく、個人でも比較的容易にできるようになった。 「映像技術Ⅰ」に引き続きテレビの原理や仕組みを振り 返りながら、地上デジタル放送への移行や概念を学習する。 さらに、デジタルビデオカメラを使って映像と音声を収録 し、映像編集をして自由なテーマで小作品を制作する。 今日におけるあらゆる音楽の制作環境は、コンピュータ が必要不可欠な環境に変化いたしました。本授業では、 MIDIという情報伝達のシステムを学習し理解することに より、時代に適合した音楽制作のシステムを学習します。 ■学習の到達目標 知識として学習した映像制作技術を基礎に、短い映像作 品を制作することができる。 ■学習の到達目標 MIDIを学習するにあたりDTM(デスクトップミュージ ック)という制作概念を必要となります。また、ある程度 の音楽理論が必要となります。それらをSinger Song Witer8.0の使用方法と関連づけながら学習し基礎的なDTM をマスターする事を目標とします。 ■授業方法 教材や取り扱い説明書などを基に、映像作品を制作する プロセスを知り、ビデオカメラとビデオ編集の操作を実習 する。 ■授業計画 第1回 映像・音声信号の基礎知識 第2回 アナログ放送から地上デジタル放送へ 第3回 デジタル映像信号の基礎知識 第4回 映像編集の概念 第5回 ビデオカメラの知識と取り扱い 第6回 ビデオカメラの操作と撮影 第7回 映像編集の実際と習熟 第8回 〃 第9回 練習課題の提出 第10回 小作品の企画 第11回 小作品の制作 第12回 〃 第13回 〃 第14回 〃 第15回 映像作品の提出、発表 ■授業方法 オリジナル教材に沿って授業を進めます(常時閲覧可 能) 。また、本学ではアプリ及び周辺機器が1人毎に設備 されていますので、これらを有効に使いながら実践的な授 業を行います。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2、3回 DTMの概念、MIDIのしくみと情報伝達 第4、5回 Major、Minor Scale 、音程とChord 第7回 Chord(和音)の仕組みと機能 第8、9回 ベース楽器とベース譜、ドラム楽器とドラ ム譜 第10、11回 演習 第12回 楽曲に表情をつける 第13、14回 データの表現、 第15回 まとめ ■成績評価の基準 定期試験50%と平常点(出席、作業の成果)50%で評価。 ■成績評価の基準 ■授業時間外の課題 平常点(出席とプロセス)50%、レポート及び作品の提 出50%。 教材フォルダーにテキストを準備していますが、専門用 語や専門知識が多いので、自分なりのノートを作り、必ず 復習し理解しておいて下さい。 ■授業時間外の課題 指定するテキストを読んで、カメラや編集ソフトの操作 を練習しながら、制作したい小作品のテーマを事前に考え 準備しておくこと。 ■メッセージ ■メッセージ 音楽が苦手であった人も歓迎します。しかし、その性質 上、連続して受講しないと以後の授業を理解することが困 難になる可能性があります。授業中の飲食を禁止します。 携帯電話は使用しないこと。 「映像技術Ⅰ」と合わせての履修が望ましい。 グループで作品を制作する場合、スタッフ相互の協調や義 務を果たせるよう出席に留意すること。 ■教材・教科書 ■教材・教科書 ■参考書 教材:「教材箱」のテキストや資料 教材フォルダーにオリジナル教材を置いています。 「ミュージックメディア入門」 (社)音楽電子事業協会 「MIDI検定3級公式ガイドブック」 (社)音楽電子事業協会 ■参考書 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 適宜紹介します。 ― 171 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報と音楽Ⅱ 3年次 後期 2単位 職名 客員教授 担当者名 上村 俊二 科目名称 配当年次 開講 単位数 映像制作演習 (映像メディア論演習) 職名 専任講師 3年次 前期 4単位 担当者名 羽太 広海 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 MIDIという情報伝達システムをより実践的な方法で授 業を行います。今日において、このシステムは音楽家だけ に留まらずレコーディング、ラジオ、映像制作における MA(ナレーション・効果音・BGM)にまで及んでいます。 本学からもこのような放送関連のMAに進んだ学生も輩出 しています。 本授業では、より高度なDTM制作手法とDAW(デジタル オーディオワークステーション)の概念を学習します。 コマ撮りアニメーション(ストップモーション)を制作 します。物に動きを与える映像表現を学びます。生命感を 与える面白さ、躍動感を演出する方法を学びます。実写、 写真、粘土、人形などのオブジェクトをストップモーショ ンで撮影し制作します。 ■学習の到達目標 あらゆる楽曲を入力する事ができ、それに編曲を施して 楽曲を完成できる技術の取得をめざします。また、楽曲の 編集機能を理解して最終的には映画やテレビなどの映像に 効果をつけるができるようになるまでのスキル習得をめざ します。 ■学習の到達目標 ① 物に動き与えるストップモーションの表現方法を習 得できる。 ② アイデア、企画、コマ撮りをグループで行い、共同 制作の進め方を習得できる。 ■授業方法 コマ撮りアニメーションの成り立ち、撮影方法、オブジ ェクトの使用方法を理解した後、グループに分かれ、撮影 制作をします。 ■授業方法 「情報と音楽Ⅰ」がマウスとPCのキーボードを使用した Step入力に対し「情報と音楽Ⅱ」では、ほとんどが鍵盤 (キーボード)を使用しての実践的な(いわゆる一般的な 音楽家やエンジニアが行う)入力方法を中心に授業を展開 します。 ■授業計画 第1、2回 ステップ入力 第3、4、5回 リアルタイム入力 第6、7回 演習 第8、9回 ソングエディタによる楽曲編集 第10回 シーケンスの編集 第11回 コード判定と進行の生成 第12回 コントロールチェンジ、エクスクルーシブ 第13回 エフェクトとコントロール 第14回 DAWの概念 第15回 まとめ ■授業計画 第1・2回 オリエンテーション 第3・4回 アートアニメーションの世界と成り立ち 第5・6回 コマ撮りアニメの機材の技術、撮影の基礎 第7・8回 オブジェクトの選択と制作 第9・10回 作品の企画、アイデアの検討、 グループ分け 第11・12回 オブジェクト、舞台制作 第13∼18回 撮影 第19・20回 中間報告 第21∼27回 撮影 第28・29回 編集、音響効果、タイトル、エンドール 第30回 作品提出、講評 ■成績評価の基準 平常点50% 作品評価50% ■授業時間外の課題 ■成績評価の基準 アイデア作成、絵コンテ作成 定期試験50%と平常点(出席、作業の成果)50%で評価。 なお、定期試験はPCを用いた実技試験を行います。 ■メッセージ 教材フォルダーにテキストを準備していますが、専門用 語や専門知識が多いので、自分なりのノートを作り、必ず 復習し理解しておいて下さい。 コマ撮りは根気のいる作業ですが、実物をアニメーショ ンする表現は新鮮な発見があります。動いたときの充実感 は代えがたい喜びとなります。 物に生命感を与える手法を習得し、映像表現の幅を広げ ましょう。 ■メッセージ ■教材・教科書 ■授業時間外の課題 「情報と音楽Ⅱ」を受講するためには「情報と音楽Ⅰ」 の理解と技能の取得をしておくことが望ましいです。授業 中の飲食を禁止します。携帯電話は使用しないこと。 必要に応じて資料を配布します。 ■参考書 ■教材・教科書 つくろう!コマ撮りアニメ - HOW TO MAKE THE STOP MOTION ANIMATION 教材フォルダーにオリジナル教材を置いています。 造形工作アイデアノート―オトナのための工作本 ■参考書 「ミュージックメディア入門」 (社)音楽電子事業協会 「MIDI検定3級公式ガイドブック」 (社)音楽電子事業協会 ― 172 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 映像制作演習 3年次 前期 4単位 担当者名 門垣・山田 科目名称 配当年次 開講 単位数 マルチメディア制作 (シミュレーションⅠ・Ⅱ) 職名 専任講師 3年次 後期 4単位 担当者名 羽太 広海 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 文字に比べ、映像は情報量が多くインパクトがあるゆえ、 人の心情に入り込み社会や人々に影響を与えやすい。その ような映像はどのようにして作られているのか、ビデオの 作品制作を通じて、題材の捉え方から構成、演出へと見る 人の目を意識した映像制作を学びます。 マルチメディアコンテンツ、デジタル映像(3DCG、ア ニメーション等)の作品制作を行います。Photoshop、 Illustrator、Flash、Premier、3dsMax等を横断的に活用し、 作品として仕上げる工程を実践形式で進めます。アイデア、 企画が重要なコンテンツ制作です。デジタルツールを効果 的に活用し、コンセプトと技術のバランスの良い作品制作 を行うのが目的です。 ■学習の到達目標 ビデオ映像の制作、技術のプロセスを知る。 作品のテーマを考え、企画を検討し、シナリオ、撮影、 編集まで、グループで積極的に協同しながら制作する。 ■授業方法 2時限を連続して、演習形式で行います。 作品はグループ制作という形態でさまざまな役割を体験 しながら制作します。できるだけ、自らが進んで学んでく ださい。 ■授業計画 第1回・2回 オリエンテーション・メディアと映像 第3回・4回 映像作品の視聴と分析 第5回・6回 ビデオ撮影の機材と技術 第7回・8回 撮影の基礎 第9回・10回 撮影及び編集の基礎 第11回・12回 作品の企画と検討 第13回・14回 チーム作り、取材、調査、交渉 第15回・16回 取材、リサーチ、打ち合わせ、構成 第17回・18回 台本作成、撮影準備 第19回・20回 撮影、取材 第21回・22回 撮影、取材 第23回・24回 編集 (追加取材あり) 第25回・26回 編集 第27回・28回 編集・音付け 第29回・30回 最終チェック・試写・合評会 (状況に合わせて進め、必ずしも上記の通りとは限らない) ■学習の到達目標 ① メディア系授業で習得してきた技術を組み合わせ、 バランスの良い作品制作力をつける。 ② 技術とアイデア、目的に適したデジタルツールの使 い分けが出来る。 ■授業方法 個人制作、グループ制作かは相談しながら決定します。 アイデアと使用ツールの決定も相談しながら決め、制作を 進めます。 ■授業計画 第1・2回 オリエンテーション、企画アイデア、 絵コンテ 第3・4回 Adobeアプリケーション間のデータ受渡し 第5・6回 3DCGのプロジェクト、モデリング 第7・8回 テクスチャー:マテリアル属性 第9・10回 レンダリング:カメラ設定 第11・12回 アニメーションとモーションキャプチャ 第13・14回 レンダリング 第15・16回 映像データのPremierによる統合 第17・18回 映像編集 第19・20回 音響効果、タイトル、エンドロール 第21∼29回 作品制作 第30回 作品提出、発表講評 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 平常点50% 作品評価50% 出席40%、授業内の活動40%、作品20%、の割合で評価 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 企画、アイデア作成。絵コンテ作成 作品制作は、必ずしも授業時時間内にできるとは限りま せん。カメラは貸し出し可。大学内に限らず、持ち出しも できますので被写体、対象に向け、有効に使って下さい。 ■メッセージ 映像技術(I) (Ⅱ)の既習(履修)が望ましい。 積極的に楽しんで取り組んでください。 ■教材・教科書 特にありません。 必要に応じて資料を配布します。 ■メッセージ メディア系授業で習得してきた技術をフルに活用し、作 品化する工房として、思い切った作品制作をしましょう。 2コマ続きの制作ですので主体性、計画性を持った取り組 みが重要です。じっくりひとつの作品作りに取り組みまし ょう。 Photoshop、Illustrator、Flash、Premierを習得している ことが望ましいが、全て習得していなくても、授業で補い ながら進めます。 ■教材・教科書 ■参考書 映像制作D.I.Y. 特にありません。 ■参考書 適宜紹介します。 ― 173 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 ジャーナリズム論 3年次 後期 2単位 情報学演習Ⅱ 3年次 通年 4単位 (高性能かつ拡張可能な計算機 に適したソフトウェアの実装) 担当者名 蟻川 浩 職名 専任講師 職名 教授 担当者名 亘 英太郎 配当年次 開講 単位数 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 高度情報化社会、メディア多様化社会の中で、ジャーナ リズムの果たすべき役割と社会的責任について考えます。 21世紀のメディアの主役はネット・電子メディアに移行 しつつあるが、言論の自由やジャーナリズムといったメデ ィアの骨格を考える場合、既存の活字メディアやテレビ特 に新聞の存在はなお重要です。ジャーナリズム論の基礎を はじめ、メディアによる人権侵害や権力との関係に触れな がら、メディアとジャーナリズムのあるべき姿を探りま す。 高性能かつ拡張可能な計算機システム向けのソフトウェ ア実装技術を理解することが目的である。Android端末お よび複数の計算機を使った計算機システムのソフトウェア 実装を通じて、ソフトウェア実装技術の基礎を理解する。 ■学習の到達目標 ジャーナリズムの概念を理解した上で、各メディアが発 信する情報を批判的に比較・観察する能力を身に付けるこ とを目標にします。 ■授業方法 レジュメやメディア資料を使っての講義方式で行いま す。 ■学習の到達目標 1. 計算機システム構築における専門用語を理解できる。 2. 複数の計算機に対して適切な状態に設定できる。 3. C言語もしくはJavaを用いて各種ソフトウェアを実装 できる。 4. オープンソースソフトウェアを活用して計算機システ ムを構築できる。 ■授業方法 演習日は各自の進捗報告と次回の課題を設定する。残り 時間でソフトウェア実装に取り組む。当該演習では貸与パ ソコンを活用する。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 オリエンテーション、ジャーナリズムとは 第2回 メディアの役割と情報の種類 第3回 メディアの社会的責任 第4回 言論・報道の自由。憲法と報道 第5回 情報の選択基準。ニュースバリューとは 第6回 過熱報道を考える(1)その構造と問題点 第7回 過熱報道を考える(2)メディアと社会の暴走 第8回 メディアのモラル(1)残酷写真の功罪 第9回 メディアのモラル(2)人権侵害 第10回 取材のモラル。メディアスクラムを考える 第11回 意見広告とメッセージ広告を考える 第12回 取材論。現場主義と事実 第13回 スクープ論。その種類と意義、調査報道 第14回 メディアと権力。メディアの中立性 第15回 総括、レポート作成指導 受講者はC言語もしくはJavaのいずれかを選択した上で、 以下の内容に取り組む。 前期:ソフトウェア実装技術の基礎 1. 当該演習向け演習用環境の構築 2. 基礎演習課題(最低2種類)のプログラム実装 3. 中間報告会での成果発表 後期:クラウド技術の基礎と実践 1. クラウド技術に関する文献調査 2. Android端末を指向したアプリケーションの開発 3. 期末報告会での成果発表 ■成績評価の基準 単位認定の最低条件は、 「原則出席であること」 、 「進捗 報告書等をすべて提出すること」 、 「中間および期末報告会 での成果発表を行うこと」を満たすこと。最低条件を踏ま えて、前期成果報告書20%、後期成果報告書20%、進捗報 告書20%、課題達成度40%の配分で評価する。 ■成績評価の基準 ①期末に実施するレポート(65%)及び、②出席状況や 授業中のミニレポート(35%)で評価 ■授業時間外の課題 日々起きるできごとをメディアがどのように伝えるか、 それがジャーナリズムの責任に照らして市民に役立ってい るか。そんなことを考えながら情報・ニュースを批判的に 読み取る習慣を身につけて下さい。 ■授業時間外の課題 当該演習の授業時間は原則として進捗報告と作業指示に 割り当てる。したがって、前期は最低2種類の基礎課題を 含むソフトウェアの実装を、後期はAndroid端末を指向し たアプリケーションの実装を課す。また、計算機システム 構築に有益な英語もしくは日本語の文献を演習日前日まで に読み解くなどの事前作業を課す。 ■メッセージ ■メッセージ メディアを疑おう。情報を自分で選択し判断しよう。 根気よく演習課題に取り組むこと。日々、ソフトウェア 実装に取り組む姿勢を重視する。 ■参考書 ■教材・教科書 『メディア用語基本事典』(渡辺武達ほか、世界思想社 2011年) 『ジャーナリズム「現」論−取材現場からメデ ィアを考える』 (亘英太郎著、世界思想社、2004年) 教科書は受講者の前提知識と選択するプログラミング言 語を考慮したうえで指示する。 ■参考書 受講者の過去履修状況に応じて指示する。 ― 174 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学演習Ⅱ 3年次 通年 4単位 情報学演習Ⅱ 3年次 通年 4単位 (企業における情報活用と経営 (グラフィックデザイン) 情報システムの研究) 担当者名 杵崎 のり子 担当者名 玉野 哲也 職名 教授 職名 専任講師 ■授業の目的・概要 ■ 授業の目的・概要 本演習では、ビジネスの場においてMicrosoft Officeな どのアプリケーションソフトウェアがどのように利用され ているかについて実践をとおして学びます。その後、企業 の経営活動や、それにともなう経営情報システムの在り方 についての概要を学んだ上で、代表的な企業における経営 情報システムの事例調査や研究をおこないます。 コミュニケーションのための有効な手段として発達して きたグラフィックデザインの総合的な基礎概念を把握し、 その目的と様々な方法論を考察します。 ■学習の到達目標 ・Microsoft Officeなどのアプリケーションソフトウェア のビジネス利用を理解し、実際に活用できる。 ・Excel VBA(Visual Basic for Applications)を使ったプ ログラミングができる。 ・代表的な経営情報システムの事例研究をおこない、研 究成果をまとめて、プレゼンテーションができる。 ■学習の到達目標 グラフィックデザインを自ら学ぶという姿勢と、見るこ と、観察することに重きを置き、科学的理解での視覚的習 熟を目的とします。 ■授業方法 実習が主の授業になります。実習はMac教室で行います。 出席は毎回チェックします。配布するプリントに従って授 業を行います。 ■授業計画 ■授業方法 Microsoft Officeなどの各種アプリケーションソフトウェ アのビジネス利用については、配布するレジュメや練習問 題を通して体験的に学習します。Excel VBAの習得につい ては、教科書を用いて輪番制で教え合います。さらに Excelを利用した独自のシステムを作って発表をします。 経営情報システムの研究については、文献、雑誌、 Internetの検索などによって調査します。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2∼3回 Wordによるビジネス文書の作成 第4∼6回 Excelのビジネス利用 第7∼8回 Internetによる情報検索と発信 第9∼13回 Excel VBAの基礎 第14∼15回 まとめと中間報告会 第16∼23回 Excel VBAの応用 第21∼20回 企業の経営活動と経営情報システムの概要 第21∼27回 経営情報システムの事例研究 第28∼29回 研究成果の報告会 第30回 最終レポート提出 ■成績評価の基準 課題レポート(50%) 、平常点(50%)の成績を基本に評 価します。 ■授業時間外の課題 毎回の授業後に課題を出します(パソコン教室からも見 ることができるように「教材フォルダ」にも登録します) 。 本演習では、上記テーマについての講義や演習を、学生 が主体となって進めていくことを求めます。そのために、 随時、学生の要望をきき内容を調整することがあります。 道用大介著「Excel VBAのイー本」秀和システム ■参考書 講義中に適宜紹介します。 ■成績評価の基準 授業に対する取り組み40% 課題提出60% ■授業時間外の課題 ■メッセージ ■教材・教科書 第1回 前期オリエンテーション 第2回 色のサンプリング(1) 第3回 色のサンプリング(2) 第4回 色のサンプリング(3) 第5回 ピクトグララム(1) 第6回 ピクトグララム(2) 第7回 ピクトグララム(3) 第8回 文字表現とタイポグラフィ(1) 第9回 文字表現とタイポグラフィ(2) 第10回 文字表現とタイポグラフィ(3) 第11回 ダイヤグラム表現(1) 第12回 ダイヤグラム表現(2) 第13回 ダイヤグラム表現(3) 第14回 前期総合表現課題制作 第15回 前期総合表現課題制作 講評会 第16回 後期オリエンテーション 第17回 課題制作CI.VIアプリケーション一式の制作 第18回 CI.VIデザイン アイデアスケッチ 第19回 CI.VIデザイン アイデアスケッチ 第20回 CI.VIデザイン アイデアスケッチ 第21回 CI.VIデザイン アイデアスケッチ 第22回 CI.VIデザイン アイデアスケッチ 第23回 CI.VIデザイン 課題制作 第24回 CI.VIデザイン 課題制作 第25回 CI.VIデザイン 課題制作 第26回 CI.VIデザイン 課題制作 第27回 CI.VIデザイン 課題制作 第28回 CI.VIデザイン 課題制作 第29回 CI.VIデザイン 課題制作 第30回 後期総合表現課題制作 講評会 素材収集、情報収集等、授業時間以外での作業がありま す。 ■メッセージ 前期での授業はグラフィックデザインの基礎になりま す。後期での授業は実践現場で行われているCI.VIアプリ ケーション(コーポレートアイデンティ、ヴィジュアルア イデンティデザインの基本パック)の制作に取り組みます。 即戦力の付く課題です。 ■教材・教科書 配布プリントによります。 ■参考書 無し ― 175 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学演習Ⅱ 3年次 通期 4単位 情報学演習Ⅱ 3年次 通年 4単位 (インターネットを活用した (コンピュータと数理) ビジネスモデルの研究と実践) 担当者名 西岡 茂樹 担当者名 根岸 章 職名 教授 職名 教授 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 インターネットを活用してさまざまなビジネスが展開さ れている。そこにおいては、従来のように資金力のある大 企業のみが優位に立てるのではなく、むしろ既成概念に縛 られないアイデアを持ち、フットワークの軽い中小企業・ ベンチャー企業に大きな成功のチャンスがある。 そこで、本講座では、①物販型のオンラインショッピン グ、②音楽・映像コンテンツのネットビジネス、③電子書 籍のネットビジネス、の3種類のビジネスモデルに焦点を 絞り、さまざまな成功事例を研究すると共に、実際に学内 に仮想ビジネスサーバーを立ち上げ、上記のインターネッ トビジネス用のアプリケーションソフトのプロトタイプを 完成させ、キャンパスLANを介して学内ユーザの試用に 供するまでを行う。 自然現象や社会現象を数理モデル化すると多くの場合、 微分方程式(常微分・偏微分)で表される。ほとんどの微 分方程式は厳密解を求めることは難しく、数値的な近似解 を求めることになる。近似解を求める代表的な方法として、 差分法や有限要素法などがある。これらの方法を学び、い ろいろな数理モデルの微分方程式に適用していく。 ■学習の到達目標 微分方程式の意味が理解できる。自然現象や社会現象の 数理モデルの作り方が理解できる。簡単な微分方程式が解 ける。微分方程式を差分法で解くプログラミングが書け る。 ■授業方法 ■学習の到達目標 ・さまざまなインターネットビジネスの特徴を理解する ・物販型のオンラインショッピングシステムのプロトタ イプを構築する ・音楽・映像コンテンツ流通のプロトタイプを構築する ・電子書籍の制作と配信のプロトタイプを構築する ■授業方法 まず基礎技術を講義する。 続いて、グループに分かれて作業を分担し、協力して一 つのシステムをつくりあげていく。 完成したシステムは全員で評価し、次のシステム開発へ とフィードバックしていく。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回∼第8回 物販型のオンラインショッピングシス テムのプロトタイプの開発 第9回∼第10回 運用と評価 第11回∼第15回 システムの改善 第16回∼第20回 音楽・映像コンテンツ流通のプロトタ イプの開発 第20回∼第21回 運用と評価 第22回∼第24回 システムの改善 第25回∼第28回 電子書籍ビジネスのプロトタイプの開 発 第29回∼第30回 運用、評価、システムの改善 ■成績評価の基準 参考書籍の輪読を行いながら、Pythonのプログラミング なども学習していく。 ■授業計画 第1回~第5回 数学的内容についての学習 関数の微分、偏微分 プログラミングについての学習 Python処理系のインストールと基礎的プログラミン グ 第6回~第15回 数学的内容についての学習 微分方程式とその解 プログラミングについての学習 Pythonでの応用的なプログラミング 第16回~第30回 数学的内容についての学習 数理モデルの構築と、差分解法、解の評価 プログラミングについての学習 差分解法を行うプログラミング ■成績評価の基準 平常点(50%) 、課題点(50%)で評価。 ■授業時間外の課題 輪読の担当に当たった場合、事前準備は万全に行うこと。 宿題などは必ず提出する。 ■メッセージ 平常点50%、取り組み姿勢・態度50%で評価する ■授業時間外の課題 原則全回出席です。欠席の場合は事前連絡を忘れないよ うに。 授業時間内に最後までできなかった実習課題をして、提 出してもらう ■教材・教科書 プリントを配布する。 ■メッセージ コンピュータとインターネットが三度の飯よりも大好 き、そしてそれらを使って何かビジネスをしてみたいと企 んでいる人、一緒に成功の方策を考えていこう。 ■参考書 デヴィッド・バージェス他『微分方程式で数学モデルを 作ろう』日本評論社 高見穎朗他『偏微分方程式の差分解法』東京大学出版会 ■教材・教科書 プリントを配布する ■参考書 適宜、指定する ― 176 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学演習Ⅱ 3年次 通年 4単位 職名 専任講師 担当者名 羽太 広海 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学演習Ⅱ (映像コンテンツ作成演習) 職名 教授 3年次 通年 4単位 担当者名 門垣 一敏 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 オリジナル性を追求したCG静止画、CGアニメーション、 を制作する。3DCGの技術とオリジナリティーのバランス を考え、アイデアに対してもっとも的確な技術や表現方法 を選択し、小作品でも充実した作品作りに取り組む。 Mayaの習得を基本に、モデリング、テクスチャー、レン ダリング、モーションキャプチャなど、基礎と応用の工程 を学ぶ。一篇の作品として仕上げる工程を通して作品の統 一感、クオリティーを保つ作品制作を目的とする。 スタジオのあるメディア演習室の機器やカメラを使って ビデオ制作をします。観る人に伝えたい情報をわかりやす く伝えられる映像作品を制作するには、基本的な映像制作 技術や映像表現の方法を習得することが不可欠で、きちん とした作品に仕上げるには操作を繰り返して道具を使い慣 れ、習熟することが重要なプロセスです。さまざまな発想 から好きなジャンルの作品を企画しながら、カメラで捕ら えた生の映像や音声をアレンジして小作品を作る。映像制 作の楽しさを知り、また情報の本質を学び取る力、メディ アリテラシーを養いましょう。 ■学習の到達目標 ①習得した技術を応用しCG静止画、CGアニメーショを 完成できる。 ②技術の習得のみならず、短編アニメーションとしての 面白さを工夫して制作できる。 ■学習の到達目標 ビデオカメラで撮影をすること、動画編集ソフトを使っ て小作品を制作することができる。 ■授業方法 ■授業方法 Mayaの技術を習得しながら、技術を利用、応用し、静 止画、短編アニメーションを実習制作する。 実習制作は個人または少人数のグループ制作を行う。 映像教材やテキスト・取り扱い説明書などで授業を進 め、ビデオカメラや映像音声機器が操作でき、動画編集ソ フトが使えるように実習する。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 モデリング:ポリゴンCPSモデリング1 第2回 モデリング:ポリゴンCPSモデリング2 第3回 モデリング:フェィスモデリング1 第4回 モデリング:フェィスモデリング2 第5回 レンダリング:透明、屈折、反射 第6回 レンダリング:ライティング、フォーカス 第7回 CG静止画アイデア、コンセプト提出 第8回∼15回 CG静止画制作 第16回 アニメーション:スケルトン、IKハンドル 第17回 アニメーション:キャラクターセットアップ1 第18回 アニメーション:キャラクターセットアップ2 第19回 アニメーション:歩行サイクルアニメーション1 第20回 アニメーション:歩行サイクルアニメーション2 第21回 アニメーション:モーションキャプチャ 第22回 アニメーション:関数制御 第23回 アニメーション:フレンドシェイプ 第24回∼第28回 CGアニメーション制作 第29回 映像編集 第30回 作品の提出、講評 第1回 オリエンテーション 第2回∼第7回 撮影・照明・録音・編集の理論と実技 第8回∼第9回 企画、シナリオ、絵コンテの作成 第10回∼第14回 グループによる小作品の制作 第15回 作品の発表・鑑賞 第16回∼第19回 個人単位で企画を決定する 第20回∼第29回 個人作品を制作する 第30回 作品の発表・鑑賞 ■成績評価の基準 出席および自主活動40%、制作プロセス30%、作品30を 基準に評価します。 ■授業時間外の課題 テレビ番組など映像作品を制作する立場で観て、カメラ の取り扱いや編集ソフトに習熟すること。 ■メッセージ 映像制作の基礎知識や機器の取り扱いには繰り返し習熟 することを必要とするために「映像技術Ⅰ・Ⅱ」や「映像 制作演習」を履修することが望ましい。 ■成績評価の基準 平常点50% 作品評価50% ■授業時間外の課題 ■教科書 CG静止画のアイデア作成 アニメーションの企画、アイデア、絵コンテ作成。 なし ■教材・参考書 ■メッセージ 適宜紹介します。 CG静止画制作、アニメーション制作を前半、後半に分 けて進めます。アイデアを温めておきましょう。 ■教材・教科書 Autodesk Maya ビジュアルリファレンス 3 ■参考書 CGショートフィルム制作ガイド ― 177 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学演習Ⅱ 3年次 通年 4単位 職名 教授 担当者名 山田 尚 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学演習Ⅱ 3年次 通年 4単位 (GPSを用いた新規 アプリケーションの作成) 担当者名 米川 雅士 職名 専任講師 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 視野を広げ、社会や人間をとらえ、イメージする力、構 成する力、表現する力を養い、ビデオ映像で作品を作って みる。 衛星を利用した技術は、カーナビゲーション、携帯電話、 測量など様々な分野で利用されています。地球上で自分の 位置を正確に知る事は大変難しく、この測位技術を利用し たい分野は多くあり、今後も利用要求は多くなっていく事 は間違いありません。 本講義では測位衛星技術を利用しながら、SEに必要な 技術としてC言語を習得する事を目的とします。 ■学習の到達目標 自分の考えを明確にし、意図したものが表現できるよう にする。 ■授業方法 演習形式の実習です。教員や同じゼミ生とコミュニケー ションをとり、教員の指示を待つのでなく、自ら積極的に 活動し、発見し、吸収するように。 ■学習の到達目標 測位衛星の受信機から取得したデータを使って、C言語 により測位結果を出力するプログラミングを作れるように なる事を目標とします。 ■授業計画 映像作品を作る前に、まず土台作りから始めます。 第1回はオリエンテーションですが、その後は、次のよう な3点を柱に展開していきます。 ① 周囲を見、広く目を開く・・・発想の目を養う。 コミュニケーションや体験から、関心や興味を広 げる。 ② 表現するとは、伝えるとは・・・映像を見る力をつ ける。 映像から何を感じたか、ただ、面白かった、よかっただ けでなく、それを分析することは、自分が制作する上で も必要なことです。テーマ、構図、構成、展開、表現方 法などを分析、考察しよう。 ③ 企画し制作しよう。 見る立場から、作る立場に。 画作り基本を身につける。みんなが見ている映像作品は、 その土台があって初めて成り立ち、その上で、それぞれ の個性が表現される。 企画から、構成そして撮影へ、どんどんチャレンジをし てみよう。 ■授業方法 本授業は「座学 + プログラミング演習」で実施します。 よって、座学で利用する教科書とプログラミング演習に必 要なパソコンは毎講義持ってくること。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回∼第3回 プログラミング基礎 第4回∼第10回 C言語基礎・実習 第11回∼第15回 C言語演習 第16回∼第24回 測位衛星プログラム作成 第25回∼第27回 卒業研究検討 第28回∼第29回 卒業研究報告会資料作成 第30回 卒業研究報告会 ■成績評価の基準 授業内容 40% :授業への出席 課題書 20% :各課題の区切りで出題 報告書提出 30%:最終的に作成した研究報告書 ■授業時間外の課題 本授業では、ある程度の課題を出題します。授業内に終 わらなかった場合は宿題として翌週までに提出すること。 ■成績評価の基準 ■メッセージ 出席を重視します。 あわせて、積極性や、進歩の度合いなどを加え、総合判 定とします。 大学で学んできた授業の集大成です。自分が考えて想像 した物が作れる喜びを体験してください。 ■授業時間外の課題 ■教材・教科書 ゼミの時間だけでできるものではありません。 撮影などは言うに及ばず、あらゆる時間、場所を有効に 使って自分を広げるように。 田中敏幸 書「C言語 プログラミング入門」 コロナ社 ■参考書 佐田達典 著「GPS測量技術」オーム社 ■メッセージ 映像技術Ⅰ、Ⅱ、並びに、映像制作演習の履修もしてく ださい。 ■教材・教科書 特にありませんが、必要に応じて資料等配布します。 ■参考書 映画も、テレビも、ネット上の映像も、みんな参考書に なります。映像に限らず新聞や本も、周りで見聞するもの すべて参考書です。 ― 178 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学演習Ⅲ 4年次 通年 4単位 情報学演習Ⅲ 4年次 通年 4単位 (高性能かつ拡張可能な計算機 (企業における情報活用と経営 向けソフトウェアの研究開発) 情報システムの研究) 担当者名 蟻川 浩 担当者名 杵崎 のり子 職名 専任講師 職名 教授 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 高性能かつ拡張可能な計算機システム向けのソフトウェ ア実装技術を理解することが目的である。複数の計算機を 使ったテキストデータ処理ソフトウェアの実装等を通じ て、論理思考や研究開発力を養う。 情報学演習Ⅱで習得したExcel VBA (Visual Basic for Application) を使って、独自のExcelのアプリケーションを 設計し、開発します。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 1. 計算機システム構築における専門用語を理解できる。 2. 複数の計算機に対して適切な状態に設定できる。 3. C言語もしくはJavaを用いて、テキストデータ処理ソ フトウェアを実装できる。 4. オープンソースソフトウェアを活用して計算機シス テムを構築できる。 ■授業方法 講義日は各自の進捗報告と次回の課題を設定する。残り 時間でソフトウェア実装に取り組む。当該講義では貸与パ ソコンを活用する。必要に応じて小規模PCクラスタを活 用する。 Excel VBAを使った独自のExcelのアプリケーションを開 発することができることを目標とします。 さらには、研究した経営情報システムおよび開発したア プリケーションの内容を卒業論文にまとめて、卒業論文の 概要をプレゼンテーションできることを目標とします。 ■授業方法 教科書は用いずに、配布するレジュメに従って授業を行 います。各自で自主的に研究テーマを決め、計画を立てて 卒業制作をおこない、卒業論文をまとめてください。また、 随時、研究中間報告会、卒業研究報告会をおこなっていき ます。 ■授業計画 ■授業計画 前期:計算機システム構築と性能評価ソフトウェア開発 1. 大量データを解析する計算機システムの構築 2. 性能評価用ソフトウェアの開発 3. 中間報告会での発表 後期:性能評価と計算機システムの改善(卒業論文作成) 1. 性能評価ソフトウェアによる計算機システムの評価 2. 評価結果の集計と性能改善に向けた設定変更 3. 卒業論文の作成 4. 成果報告会での発表 第1回 オリエンテーション 第2回 卒業論文とは 第3回 卒業論文のテーマの決め方 第4回 研究テーマの決定・研究計画の立案 第5∼14回 卒業制作 第15回 中間報告会 第16∼20回 卒業制作 第21∼28回 卒業論文執筆 第29回 卒業研究発表準備 第30回 卒業研究発表会 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 単位認定の最低条件は「原則出席であること」 、 「中間報 告会での成果発表を行うこと」、「卒業論文を提出するこ と」 、 「年度末の成果報告会にて報告すること」を満たすこ と。最低条件を踏まえて、成果報告会等の状況50%、卒業 論文の品質50%で評価する。 ■授業時間外の課題 当該演習の授業時間は原則として進捗報告と作業指示に 割り当てる。したがって、担当教員の指示に従い、ソフト ウェア実装、実験環境構築、各種実験とデータ整理を課す。 また、計算機システム構築に有益な英語もしくは日本語の 文献を演習日前日までに読み解くなどの事前作業を課す。 卒業制作および卒業論文を必ず提出することを条件と し、平常点(50%)、卒業論文(50%)の成績を基本に評 価します。 ■授業時間外の課題 各研究テーマに応じた課題を毎授業後に出します(パソ コン教室からも見ることができるように「教材フォルダ」 にも登録します) 。 ■メッセージ 本演習では、各自が設定した研究テーマについての卒業 制作、論文執筆を自主的に進めていくことを求めます。大 学での4年間の総まとめとなる研究ですので、しっかりと テーマをもって取り組んでください。 ■メッセージ 研究開発において教員と学生の区別はない。ソフトウェ ア開発者として当該演習に取り組むこと。 ■教材・教科書 ■教材・教科書 ■参考書 なし。 随時、参考資料などのプリントを配布します。 講義中に適宜紹介します。 ■参考書 受講者の過去履修状況に応じて指示する。 ― 179 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学演習Ⅲ 4年次 通年 4単位 情報学演習Ⅲ 4年次 通年 4単位 (iPhoneアプリケーション開発) (ヴィジュアル コミュニケーションデザイン) 担当者名 嶋田 理博 担当者名 玉野 哲也 職名 准教授 職名 専任講師 ■授業の目的・概要 ■ 授業の目的・概要 さまざまなiPhoneアプリのサンプルプログラムを通し て、3年次の情報学演習Ⅱで学んだ知識を生かし、iPhone アプリを開発します。 前期は、各自(各グループ)目標を立て、実行計画を作 成し、それに従いアプリケーションを開発し、完成させま す。 後期は、制作物を学園祭に出展し、その後、細部の調整 や動作検証、改良をして最終的に完成させ、成果を卒業論 文としてまとめます。 情報学演習Ⅱにて学んだ事を活かし、各自の自由なテー マでの研究、制作活動を行い、集大成である卒業制作へと 繋げる。 ■学習の到達目標 オリジナルなiPhoneアプリを開発し、卒業制作とする。 あわせて、研究報告のまとめ方、発表の仕方についても学 ぶ。 ■授業方法 各自が卒業制作のテーマとして決めたiPhoneアプリの制 作作業が中心です。ゼミの時間には、一週間の制作進捗状 況をゼミ担任(嶋田)に報告し、アドバイスを受け、それ をふまえて次週までの作業計画を考えます。 ■授業計画 第1回 制作内容、制作方針の確認 第2∼15回 制作作業、進捗状況報告発表、 討論、改善アドバイス 第16∼17回 学園祭出展準備 第18∼22回 細部調整、動作検証・改良 第23∼26回 卒業論文執筆 第27回 卒業論文提出 第28∼29回 卒業研究発表準備 第30回 卒業研究発表会 ■学習の到達目標 卒業制作の完成 ■授業方法 各自が選び出すテーマに沿った年間スケジュールの提 出。月に1度、全体でのプレゼンテーションやディスカッ ションを行う。 ■授業計画 第1回 授業オリエンテーション 第2回 全体ディスカッション#1(年間スケジュール 提出) 第3回∼第5回 自由研究・自由制作 第6回 全体ディスカッション#2 第7回∼第9回 自由研究・自由制作 第10回 全体ディスカッション#3 第11回∼第13回 自由研究・自由制作 第14回 全体ディスカッション#4 第15回∼第17回 自由研究・自由制作 第18回 全体ディスカッション#5(卒業制作テーマ提出) 第19回∼第21回 卒業制作 第22回 卒業制作プレゼンテーション#1 第23回∼第25回 卒業制作 第26回 卒業制作プレゼンテーション#2 第27回∼第回29回 卒業制作 第30回 卒業制作提出 ■ 成績評価の基準 ■成績評価の基準 卒業制作が成績評価の全てです。 制作物に取り組む姿勢、最終的に完成した卒業制作、卒 業論文を評価します。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 自由研究・自由制作・卒業制作は、授業時間外での取り 組みが全てであると思って下さい。 90分×30回分の時間だけでは、卒業制作・卒業研究は完 成しません。毎週のゼミの中で、次週までにやっておくべ きことを考えてもらい、進行状況を報告してもらいます。 ゼミの時間外にどれだけ意欲的に取り組んでいるかが重要 です。 卒業制作は大学で学んだ事の集大成です。一生に一度し か制作出来ないような素晴らしい卒業制作を期待していま す。 ■メッセージ ■教材・教科書 卒業に関わる重要な科目なので、例えば、就職活動で欠 席した場合は、メールで進捗状況を報告するなど、ゼミ担 任(嶋田)との連絡を密に取るよう心掛けて下さい。 ■メッセージ 特になし ■参考書 特になし ■教材・教科書 必要に応じて資料を配布する。 ― 180 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学演習Ⅲ 4年次 通期 4単位 (インターネットを活用した ビジネスモデルの研究と実践) 担当者名 西岡 茂樹 職名 教授 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学演習Ⅲ 4年次 通年 4単位 職名 専任講師 担当者名 羽太 広海 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 情報学演習Ⅱにおいて、インターネットを活用したビジ ネスモデルの基礎を学び、プロトタイプシステムを構築し た。 情報学演習Ⅲにおいては、それらをさらに発展・高度化 させ、実用システムに近づけることを目標とする。 そして、最終的にはその研究・制作過程、成果物を卒業 論文にまとめて発表する。 CGアニメーションを制作する。学んできた技術を応用 し、技術とコンセプトの集大成とした卒業制作とする。 3DCGの技術とコンセプトのバランスを考え、的確な技術 や表現方法を選択し、作品作りに取り組む。Maya技術を 応用しクオリティーを考慮した制作スタンスを目指す。作 品として仕上げる過程を通して作品のクオリティーを向上 させる。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 ・インターネットビジネスの詳細を理解する ・より実用に近い「物販型のオンラインショッピングシ ステム」 「音楽・映像コンテンツ流通システム」 「電子 書籍と配信システム」を構築する ①習得した技術を応用しCGアニメーショを完成させる。 ②技術の習得のみならず、短編アニメーションとしての 面白さを工夫して制作できる。 ■授業方法 ■授業方法 各自が卒業論文の課題を設定し、マン・ツー・マンで指 導をしていく。 Mayaの技術を応用し、卒業制作CGアニメーションを制 作する。制作は個人または少人数のグループ制作を行う。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回∼第 25回 より実用に近い「物販型のオンラインショッピングシス テム」 「音楽・映像コンテンツ流通システム」 「電子書籍 とその配信システム」を構築する 第26回∼第29回 卒業論文にまとめる 第30回 卒業論文発表 ■成績評価の基準 成果物である開発システムと卒業論文で評価する。 ■授業時間外の課題 第1回 アートアニメーションとCG 第2回 モーションキャプチャー応用 第3回 物理シミュレーション応用 第4回 メンタルレイレンダリング 第5回 企画、絵コンテ1 第6回∼10回 モデリング作業(卒業制作) 第11回∼15回 アニメーション制作(卒業制作) 第16回∼第17回 企画、絵コンテ2 第18回∼第22回 モデリング作業(卒業制作) 第23回∼第27回 アニメーション制作(卒業制作) 第28回 編集、音響効果 第29回 タイトル、エンドロール 第30回 作品の完成、提出 授業時間外も使って卒業論文を作成する ■成績評価の基準 ■メッセージ 平常点50% 作品評価50% 社会に出た時の即戦力となるレベルまでスキルアップし よう。 ■授業時間外の課題 CGアニメーションの企画、アイデア、絵コンテ作成。 ■教材・教科書 プリントを配布する ■参考書 適宜、指定する ■メッセージ CGアニメーション制作の集大成として、見ごたえのあ る作品を制作しましょう。制作期間は長いですが、スケジ ュールを立てモデリングを進めないと、アニメーションの クオリティーアップにつながりません。計画性とアイデア 具現化への熱意を絶やさないことが大事です。 ■教材・教科書 必要に応じて資料を配布します。 ■参考書 AUTODESK MAYA トレーニングブック3 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス ― 181 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報学演習Ⅲ 4年次 通年 4単位 情報学演習Ⅲ 4年次 通年 4単位 職名 教授 担当者名 福西 三千春 職名 教授 担当者名 向井 厚志 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 前年度からの卒業制作を引き続き行う。卒業制作のテー マが重要です。より質の高い作品を目指す。 各自で研究テーマを設定し、研究方法やスケジュールを 計画する。この卒業研究を通して、問題発見から解決まで の道筋をたどり、卒業後に実社会で直面する課題に取り組 む姿勢を養う。 ■学習の到達目標 自由な表現力の獲得を目標 ■学習の到達目標 ■授業方法 学生の自主性を尊重します。アートは常に自発的です。 学生とのコミュニケーションを重視した個人指導。 自ら問題を見つけ出し、その解決方法を考え、実行に移 す能動的な姿勢を身に付ける。 ■授業方法 ■授業計画 研究テーマに応じて必要な資料や機材を調達し、自ら計 画したスケジュールに沿って研究を進める。必要に応じて 授業外の時間帯も研究活動に当てる。 第1回 授業オリエンテーション 第2回∼第29回 自主制作 第30回 卒業制作提出 ■授業計画 ■成績評価の基準 第1回 研究計画 第2回∼第20回 卒業研究・卒業制作 第21回∼第29回 卒業論文または作品の完成 第30回 卒業研究の発表 卒業制作100% ■授業時間外の課題 適時に指導いたします。 ■成績評価の基準 ■メッセージ 就職活動と重なり忙しいですが自主的に制作を進めてく ださい。 経過報告(20%) 、卒業論文または作品(50%)及び卒 業研究の発表(30%) ■授業時間外の課題 ■教材・教科書 なし ■参考書 なし 授業時間外においても研究資料の収集と調査を行ない、 研究活動を継続すること。 ■メッセージ 大学生活の集大成として卒業研究に取り組み、卒業論文 の完成を目指してください。 ■教材・教科書 なし ■参考書 なし ― 182 ― 科目名称 情報学演習Ⅲ (映像コンテンツ作成演習) 職名 教授 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 4年次 通年 4単位 情報学演習Ⅲ 4年次 通年 4単位 担当者名 門垣 一敏 職名 教授 担当者名 山田 尚 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 情報学演習Ⅱで習得した知識や技能をさらに研鑽しなが ら、それぞれ各自のテーマをあらゆるジャンルから選択し てより高度な映像作品を完成させます。 情報学演習Ⅱで培ったものから、卒業制作の作品作りへ 向かいます。 その作品は、自分自身の学生時代に生きてきた軌跡とも 言えるかもしれません。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 卒業制作作品の完成 ■授業方法 映像作品を企画構成しながら、ビデオカメラや映像機器 を使って作品をつくる。 卒業制作の作品完成と発表。 意図を明確にして、それが見る人に伝わり、その上、制 作者の個性が豊かに表現された作品の完成。 ■授業方法 ■授業計画 第1回 ガイダンス 第2回 前年制作作品の鑑賞 第3回∼第14回 映像コンテンツの企画・取材・制作 第15回 中間発表 第16回∼第29回 映像コンテンツの企画・取材・制作 第30回 映像作品発表・鑑賞 実習が中心です。 アドバイスはしますが、自主的に、積極的に取り組むよ うに。 ■授業計画 卒業制作への作業が中心ですが、それ以外の作品制作作 りも取り組んでください。 ■成績評価の基準 作品の評価が基本ですが、制作プロセスも評価します。 第1回 オリエンテーション 第2回∼4回 企画・構成する ■授業時間外の課題 映像で表現するとは何かを考え、よりクオリティの高い 映像作品の企画制作に臨む。 ■メッセージ 卒業作品は個人の制作を基本とするが、少人数での共同 制作も認める。制作協力者はゼミ生相互を原則とするが、 条件によって学内・学外の協力を認める場合もあります。 ■教科書 なし ■教材・参考書 適宜紹介します。 第5回∼14回 作品制作 第15回 中間発表、チェック 第16回∼27回 作品制作 第28回∼30回 作品完成、作品資料作成 作品発表会 ■成績評価の基準 卒業制作作品の評価 50% 出席、努力度、授業態度 50% 最終的には、上記を踏まえて総合判定とします。 ■授業時間外の課題 作品にはこれでパーフェクトということはありません。 授業時間以外に多くの時間や場が必要になるはずです。 こだわってください。 ■メッセージ これでいいのだろうか、と常に考えてください。 ■教材・教科書 特にありません。 ■参考書 周りにあふれる多くの映像、そして新聞や本、あなたの 体験、すべてが参考書です。 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス ― 183 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 情報学演習Ⅲ 4年次 通年 4単位 プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・ 2年次 通年 4単位 Ⅳ(資格挑戦) 3年次 4年次 担当者名 杵崎 のり子 職名 教授 職名 専任講師 担当者名 米川 雅士 配当年次 開講 単位数 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 「情報学演習Ⅱ」において、決定した卒業研究の研究ス ケジュールを自分の力で決定し、自分のスケジュール通り に計画を遂行すること、計画の進捗を報告することで社会 人基礎力を身につけ、最終的な卒業研究完成までを本授業 の目的とします。なお、卒業研究完成とは関連する資料の 作成と発表会の完了を指します。 国家試験の一つにITパスポート試験や基本情報技術者試 験があります。これらの試験の内容は、情報システムを作 る側だけでなく、システムを利用する側(ユーザ)にとっ ても必要な知識です。本演習では、これからの社会人とし て必要なこれらの知識について学習します。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 自分の考えたスケジュールにそって研究成果得ること、 宇宙関連のシステムらしい研究を実行することを本授業の 目標とします。 ITパスポート試験や基本情報処理技術者試験の知識を修 得すること。効果的な勉強法を見いだし、これらの試験に 合格できることを目標とします。 ■授業方法 ■授業方法 各自が卒業論文を設定し、スケジュールにそって研究が 進められているか確認をしながら個別に指導を行います。 教科書を用い、グループごとの輪番制で進めていきます。 さらに小テストをおこない理解を深めます。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 オリエンテーション、スケジュール作成 第2回 卒業研究関連資料の書き方 第3回∼第22回 「情報学演習Ⅱ」で決めた卒業研究実施、改善 アドバイス、スケジュール確認 第23回∼第27回 卒業関連資料作成 第28回 卒業研究間連資料提示締め切り 第29回 卒業論文発表練習 第30回 卒業論文発表 ■成績評価の基準 卒業研究への取り組み:50% 卒業研究関連資料 :50% ■授業時間外の課題 卒業研究関連資料作成は週1回の授業では完成しません。 自分で作成したスケジュールに合わせて時間外課題を設定 してください。 ■メッセージ 社会に出たときに恥ずかしく無いように自分の考えをま とめられるようになろう。 ■教材・教科書 必要に応じて配布 ■参考書 佐田達典 著「GPS測量技術」オーム社 田中敏幸 書「C言語 プログラミング入門」 コロナ社 第1回 前期のオリエンテーション 第2回 情報処理技術者試験の概要 第3回 企業活動 第4回 法務 第5回 経営戦略 第6回 システム戦略 第7回 開発技術 第8回 プロジェクトマネジメント 第9回 サービスマネジメント 第10回 テクノロジ系基礎理論 第11回 コンピュータシステム 第12回 技術要素 第13回 前期のまとめ(模擬試験) 第14回 プロジェクト成果発表準備 第15回 プロジェクト成果発表(前期分) 第16回 後期のオリエンテーション 第17回 前期の復習 第18回 企業活動 第19回 法務 第20回 経営戦略 第21回 システム戦略 第22回 開発技術 第23回 プロジェクトマネジメント 第24回 サービスマネジメント 第25回 テクノロジ系基礎理論 第26回 コンピュータシステム 第27回 技術要素 第28回 後期のまとめ(模擬試験) 第29回 プロジェクト成果発表準備 第30回 プロジェクト成果発表(後期分) ■成績評価の基準 小テスト(50%) 、平常点(50%)の成績を基本に評価 します。 ■授業時間外の課題 毎回の授業後に課題を出します(パソコン教室からも見 ることができるように「教材フォルダ」にも登録します) 。 ■メッセージ 試験に合格するには自主学習が重要です。積極的な取り 組みを期待します。 ■教材・教科書 「栢木先生のITパスポート教室 CBT対応―イメージ& クレバー方式でよくわかる〈平成24年度〉 」技術評論社 ■参考書 講義中に適宜紹介します。 ― 184 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・ 2年次 通年 4単位 Ⅳ(ラジコン製作) 3年次 4年次 担当者名 嶋田 理博 職名 准教授 科目名称 配当年次 開講 単位数 プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・ 2年次 通年 4単位 Ⅳ(ICタグの活用) 3年次 4年次 担当者名 西岡 茂樹 職名 教授 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 指先サイズのコンピュータ「Arduino(アルデュイーノ) 」 を使って、ラジコンやゲーム機などオリジナルなインタラ クティブデバイスを製作します。 Arduinoを使うと、いろいろなセンサを接続して、位置 や傾き、明るさなどの情報をプログラムに取り込んだり、 LEDやモータ、スピーカなどを接続して、それらをプロ グラムで制御したりすることが簡単に実現できます。また、 Arduino同士やArduinoとパソコン間で有線・無線の通信が 出来ます。それら入出力や通信を組み合わせることで、人 間が体感でき、直感的に操作できるような、面白いシステ ムを製作します。 無線ICタグは、実は無線機能がついた小さなコンピュー タである。しかも電池がなくても駆動し、また外部と無線 で通信できるという、たいへんな優れものである。 現在、ICOCAやPITAPAなどの交通分野だけでなく、さ まざまな業界で活用が始まっており、ユビキタス社会の基 盤技術として大いに注目されている。奈良産業大学の学生 証もIC化されているのは、ご存知の通りである。 そこで本演習では、まず無線ICタグの基礎原理を学んだ 後、無線ICカードの事実上の標準となったSONYのFelica を使って、情報の読み書きの実習を行ない、さらには実用 的なアプリケーションソフトを開発する。 また、教員からの一方的な講義だけではなく、学生諸君の 自主的な取り組みを教員が支援するというスタイルをと る。 また後期からは1年生が加わることになるので、その指 導も先輩が行う。 システム開発にあたっては、プ ログラミング言語としてVisual Basicを使用するので、2年次配当 のGUIプログラミングを履修済か同 時に履修することが望ましい。 ■学習の到達目標 ・各種センサからの入力信号を受け取って処理をするプ ログラムを作成出来る。 ・スピーカやモータなどを制御するプログラムを作成出 来る。 ・ソフトウェアだけでなく、目的に応じたハードウェア の設計や部品調達、工作が出来る。 ・計画を立て、グループで協力して製作物を完成させる ことが出来る。 ■授業方法 ■学習の到達目標 10月までは、グループに分かれ、それぞれ目標を定めて ラジコンやゲーム機などインタラクティブデバイスの製作 をします。成果物は学園祭企画として展示・発表します。 11月以降は、上級生が教え下級生が教わる形で、Arduino の基礎について勉強し、来年度へ向けての製作の計画を立 てます。 ・無線ICタグのハード/ソフトの基礎を説明できる ・無線ICタグの業界別活用事例を説明できる ・Felicaを使った簡単なアプリケーションを開発できる ・チームワーク力を養成する ・後輩を指導する力を養成する ■授業方法 毎回、講義の最初に新しい知識・技法を教え、次に例題 に沿って各自でプログラムの作成に取り組む。最後に模範 解答を示し、自分のプログラムを検証する。 ■授業計画 <学園祭出展に向けての制作> 第1回 グループ分け、製作物の決定 第2回 製作物の設計 第3回 製作スケジュールと作業分担の決定 第4∼15回 工作と制御プログラム製作 第16∼17回 学園祭出展準備 <来年度の活動に向けての勉強> 第18∼20回 各種センサからの入力と処理 第22∼24回 各種アクチュエータへの出力と処理 第25∼27回 有線通信、無線通信 第28∼30回 次年度計画立案・準備 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 無線ICタグのハードの基礎 第3回 無線ICタグのソフトの基礎 第4回∼第10回 Visual Basciプログラミングの基礎 第11回∼第14回 アプリケーションソフトの開発 第15回 成果発表会 第16回∼第17回 学外見学とレビュー 第18回∼第29回 アプリケーションソフトの開発 第30回 成果発表会 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 プロジェクトへの取り組み姿勢・貢献度、製作物、発表 内容により総合的に評価する。 平常点(出席や取り組み態度) 、プログラムの完成で評 価する。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 90分×30回分の時間だけでは、プロジェクトは完結しま せん。年度初めに立てたスケジュールに従い、遅れている 部分は、時間外に責任を持って協同で作業を進めることが 重要です。 積極的にプロジェクト室で、発展課題を実習する。 ■メッセージ ICタグは、今後、私の生活のさまざまな領域で爆発的に 使われるようになってくると思われます。是非、このプロ ジェクトで基礎知識を修得し、活用の可能性を学んでほし いと思います。 ■教材・教科書 プリントを配布する ■参考書 適宜、指定する ― 185 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・ 2年次 通年 4単位 Ⅳ(デジタル・アーカイブ 3年次 プロジェクト) 4年次 担当者名 片岡 英己 職名 専任講師 科目名称 配当年次 開講 単位数 プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・ 2年次 通年 4単位 Ⅳ 3年次 4年次 担当者名 向井 厚志 職名 教授 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 デジタル・アーカイブプロジェクトを通して、実際に文 化遺産のデジタル・アーカイブ化を行う。 Visual C++による実践的なアプリケーションの開発に取 り組む。アプリケーションの内容は、受講生の間で相談し て 決 定 す る 。 Visual C++に 加 え て 、 DirectX SDKや OpenCVを扱うことによって、3DCGプログラミングやリ アルタイム映像処理のソフトウェア開発にチャレンジする ことも可能である。本プロジェクトでは、アプリケーショ ンのコンセプトやシステムを考えたのち、プログラムやリ ソースの作成を進めてゆき、アプリケーションの完成を目 指す。 ■学習の到達目標 デジタル・アーカイブ技術を活用し、文化遺産をデジタ ル・アーカイブすることができる。 ■授業方法 学習意欲によってクラス分けを行い、それぞれのテーマ に沿ってデジタル・アーカイブを行う。 わからないことがあれば仲間同士で教え合い、お互いの 長所を伸ばしつつ、プロジェクト内での自分の存在意義も 確立していけるような雰囲気作りを行う。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 プロジェクト演習の意義と流れの理解 第3回 「100種・収集」の構想 第3回 機材の(スキャナ等)使用方法や保存形式 第4回 撮影の種類について 第5回 360度画像の撮影方法 第6回 巻物の繋ぎ合わせ実習 第7回 3DCGを使ったデジタル・アーカイブ 第8回 デジタルカメラによる資料の収集1 第9回 デジタルカメラによる資料の収集2 第10回 資料の分類1 第11回 資料の分類2 第12回 HTMLの概要 第13回 HTML実習1 第14回 HTML実習2 第15回 実習課題作品合評会 ■学習の到達目標 プログラミングへの興味を深め、プログラミング技術の 習熟と向上を図る。また、ソフトウェアの共同開発を通し て、グループ作業に慣れ、コミュニケーション能力の向上 も図る。 ■授業方法 受講生を少人数グループに分け、グループごとに勉強会 や制作作業に取り組む。 ■授業計画 第1回∼第6回 プログラミングの勉強会 第7回∼第9回 アプリケーションの設計 第10回∼第27回 アプリケーションの開発 第28回∼第29回 発表会準備 第30回 成果発表会 ■成績評価の基準 成果発表(20%) 、平常点(50%)及び制作物(30%) ■授業時間外の課題 ※夏休み等の長期休暇期間中にも短期集中授業を行う ■成績評価の基準 授業時間外においても同じグループ内の受講生同士が連 絡を取り合い、開発作業を進めていくこと ■メッセージ 平常点50%、課題評価50% グループごとの共同作業が中心となるため、責任をもっ て作業に取り組んで下さい。学生が自ら考えて主体的に活 動することを期待しています。 ■授業時間外の課題 夏休み等の長期休暇期間に、実際に奈良の文化遺産のあ る現場に足を踏み入れ、泊りがけで作業を行うこともある。 調査が必要な時は土曜日や日曜日も現地調査を行う。 ■教材・教科書 ■メッセージ ■参考書 文化遺産の撮影とデータベース化、またはCGの活用等 を通して、デジタルアーカイブの実際の作業を体験し、実 務もできるように訓練することが目的である。 ※ デジタルアーカイブ資格を取得するには最低2年は 受講する必要がある なし なし ■教材・教科書 デジタルデータや、プリント資料 ■参考書 特になし ― 186 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・ 2年次 通年 4単位 プロジェクト演習Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ Ⅳ(ビデオ作品の制作と研究) 3年次 (国際協力による情報観光 4年次 と観光情報学の応用) 担当者名 門垣・山田 担当者名 職名 教授 配当年次 開講 単位数 3年次 通年 4単位 3年次 通年 4単位 4年次 通年 4単位 多喜 正城 ■授業の目的・概要 ■授業の概要 ビデオ作品の制作に挑みます。普段何気なく見てしまっ ている映像作品ですが、実際にカメラを手にして、作品を 作ろうとしたら、企画することからはじめ多くの作業があ ることを発見するでしょう。そんな面白い、知らなかった ことを体験しながら、自分たちの表現したい、伝えたい世 界にチャレンジします。 国際協力についての知識を得、それが観光にどのように 寄与するかに関する、いろいろな情報を集め、実際現場視 察や、旅行企画を行う。各自が相互にアイデアや取り組み について意見交換をすることで、課題への取り組みを深め、 ひとつの企画に絞る。このゼミ全体の企画に従って実行す る。そして、それまでの取り組み成果を報告する。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 他者が見ても、映像の意図や表現を理解し興味を感じて もらえるのが作品。メディアにも発信できるクオリティー を持った作品制作ができる力を養います。 この学習を通じて社会や会社における「構想・企画に必 要な能力」 、 「グループによる仕事の取り組み」 、 「問題点を 見出し、それを解決する能力」などの能力育成を目的とす る。できれば、旅行業務取扱者資格を取得すること。 ■授業方法 年次を問わず初めて参加する人には、カメラの扱いから、 対象や素材の撮り方といった基本的なことからはじめま す。これまでの経験者は、リーダー的な役割で、グループ ワークをベースに作業します。年次に関係なく、一緒にさ まざまな役割を経験し、共同作業の必要性と楽しさも体験 してもらいます。 ■授業計画 第1回 ガイダンス、メンバーの交流 第2回 映像作品の鑑賞、分析、意見交換 映像制作の作業プロセス カメラ操作と撮影実習 ∼ 編集ソフトの説明と編集実習 作品の企画、構成、演出 映像作品制作 第15回 作品試写・論評、意見交換 第16回 後期ガイダンス 新たな作品作りへブレスト ∼ 企画から、作品制作へ 第30回 作品試写・合評会 ■成績評価の基準 出席 60% 活動の参加度、自主性 40% ■授業時間外の課題 受け身の授業ではありません。積極的に取り組み、授業 時間を超えての作業も必要になるかもしれません。 ■授業方法 企画に沿って、実際に、旅行、または、観光を実施し、 その企画の評価を行う。 ■授業計画 第1回 ガイダンス 第2回 海外旅行に関する調査1 第3回 海外旅行に関する調査2 第4回 海外旅行に関する調査3 第5回 データベースの利用説明 第6回 国際協力理解のための勉強会 第7回 国際協力理解のための勉強会 第8回 国際協力理解のための勉強会 第9回 企画の決定 第10回 企画会議1 第11回 企画会議2 第12回 企画披露1 第13回 企画披露2 第14回 企画評価会議1 第15回 企画評価会議1 第16回 ガイダンスⅡ 第17回∼第20回 企画のシミュレーション1 第21回 企画のデザインレビュー 第22回 今後の課題等のレポート提出 第23回∼第25回 企画のシミュレーション2 第26回 最終報告の為のミーティング 第27回 最終報告の為のミーティング 第28回 最終報告会 第29回 最終報告会 第30回 各個人による最終レポート提出 ■メッセージ ■成績評価の基準 楽しんで積極的に挑んで欲しい。表現し発表することと 共に将来社会に出てもそれらは必要なことです。 出席50点、各発表(企画披露、デザインレビュー、最終 発表の平均点)30点満点、各個人のレポート20点 ■教材・教科書 特になし。 必要なときには、資料を配付。 ■参考書 特になし ■授業時間外の課題 講義に関連する内容を教科書・参考文献で調べ、自分な りのノートを作り、疑問があれば次週以降に教員に質問す ること。 ■メッセージ 実際に、旅行や、観光を行う企画を立てる。企画書作成 のための現地(海外を含む)ロケハンを、春休み、または、 連休、夏休みを活用して行う。 ■参考書 「国際ボランティア論」ナカニシヤ出版 「国内・総合旅行業務取扱管理者」新星出版社 堀川紀年他「国際観光学を学ぶ人のために」世界思想社 ― 187 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 情 報 学 部 教職課程に関する科目 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 教職概論 1年次 前期 2単位 教育原理 2年次 後期 2単位 職名 講師 担当者名 吉村 文男 職名 講師 担当者名 吉村 文男 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 教育職員免許法に定められた「教職に関する意義につい て」に対応する科目であり、教職の理念・歴史・理論につ いて考察すると共に、現在の日本における教職の実際につ いて、法律・制度等の側面を含めて検討する。 学校教育に限定せず広い意味での教育の考察を人間の本 質の究明と歴史的事実の検討に基づいて行い、それを基礎 にして、人類の歴史における学校の出現と発展を歴史的に 辿り、近代の学校の成立とその特質、さらに現代の社会に おける学校教育の問題と課題を生涯学習・生涯教育との関 わりの中で考察する。 ■学習の到達目標 教職を志望する者が教職への意欲と志向を高め、教職に ついて原理的・基礎的な認識を得、同時に教職の実際につ いて具体的に知ることを目標とする。 ■学習の到達目標 教科書を使用せず、配布する資料プリントに従い講義を 中心にして、受講者の発言・発表をまじえて授業をする。 人間に不可欠な、人間の基本的営みのひとつである教育 の本質を理解し、その歴史的展開の概要を把握すると共に、 その中で学校教育の特質及びそれの今日的な課題を捉え、 教職を志す者として教育という人間の営みの意義を洞察す ることを目標とする。 ■授業計画 ■授業方法 ■授業方法 第1回 授業全体のオリエンテーション(科目の概要説 明、授業の進め方の説明、などを含む) 第2回 教師の仕事―教員の役割(1) 第3回 教師の仕事―教員の役割(2) 第4回 学校の組織・運営と教員のそれへの関わり 第5回 教員に関する法律 第6回 教員の身分と服務 第7回 教員の研修 第8回 教員の歴史(近代日本の場合) (1)―聖職者と しての教師 第9回 教員の歴史(2)―聖職者か労働者か 第10回 専門職としての教師 第11回 現在日本の教師(1)―「心の病」を患う教師 の増加 第12回 現在日本の教師(2)―教員に対する評価 第13回 教職の意義を改めて考える(1)―教職の不変 的理念 第14回 教職の意義を改めて考える(2)―今教師であ るとはどういうことか。 第15回 全体まとめ 教科書を使用せず、配布する資料プリントに従い講義を 中心にして、受講者の発言・発表をまじえて授業をする。 ■授業計画 第1回 授業全体のオリエンテーション(科目の概要説 明、授業の進め方の説明、などを含む) 第2回 「教育的存在」としての人間(1) 第3回 「教育的存在」としての人間(2) 第4回 教育の基本的理念(1) 第5回 教育の基本的理念(2) 第6回 社会と教育(1)―社会の機能としての教育 第7回 社会と教育(2)―生活に埋め込まれた教育 第8回 学校と教育(1)―社会の発展と学校の成立 第9回 学校と教育(2)―フランス革命と近代公教育 第10回 学校と教育(3)―19世紀・20世紀の学校 第11回 現代の学校教育の課題・問題(1) 第12回 現代の学校教育の課題・問題(2) 第13回 生涯学習・生涯教育の中の学校教育 第14回 21世紀の学校教育の展望 第15回 全体まとめ ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 小テスト(3回予定)と平常点(出席、授業中の発表) 60%、定期試験40%として総合評価する。 小テスト(3回予定)と平常点(出席、授業中の発表) 60%、定期試験40%として総合評価する。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 授業内容を整理・まとめること。その中で疑問・問題を 見つけた場合は次の時間に質問すること。 授業内容を整理・まとめること。その中で疑問・問題を 見つけた場合は次の時間に質問すること。 ■メッセージ ■メッセージ 受講者は講義を単に受身的に聴くのでなく、積極的に発 言・発表すること。 受講者は講義を単に受身的に聴くのでなく、積極的に発 言・発表すること。 ■教材・教科書 ■教材・教科書 教科書は使用しない。資料プリントを配布する。 教科書は使用しない。授業中に資料プリントを配布す る。 ■参考書 授業中に適宜紹介する。 ■参考書 授業中に適宜紹介する。 ― 191 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 教育心理学 2年次 後期 2単位 教育法概論 2年次 前期 2単位 職名 准教授 担当者名 菅 徹 職名 講師 担当者名 談 謙 ■授業の概要 ■授業の目的・概要 教育心理学とは、より良い教育をより効果的に行う為に、 児童・生徒がどのような性格を持っているかについて、心 理学的に理解、把握することにある。それについて、発達 的視点から、児童・生徒の成長発達についての理解と児 童・生徒がどの発達段階に位置づけられ、発達をより望ま しい方向に支援、促進するにはどのような働きかけが有効 であるのか考察する。また、知性や人格などの個人差の視 点から、これらの差異を正しく認識した上での教育的働き かけを考察する。また、それらを基に、障害のある児童・ 生徒の発達及び学習の過程とその対応について学ぶ。 本講義では、教育制度の根拠となる教育法規について、 その基礎的な概念や意味などを学ぶとともに、教育法規を 中央政府や都道府県の教育政策・行政という広い視角、学 校の組織運営という中間的視角、そして現在の教育改革に おける課題という具体的な視角の3つの観点から捉え、そ の概要と動向を示すとともに、実践上の課題についての考 察を深めることを目的にしている。 ■学習の到達目標 ・学校教師という視点と立場を明確に意識して、必要な 心理学的知識を確実に習得する。 ・その理解に基づいて教育事象を考えることができ、そ れを表現することができることを目標とする。 ■学習の到達目標 教育法規の基本構造について理解し、教育政策・行政や 学校の組織運営と教育の諸問題との関連を把握するとともに、 問題をめぐる幅広い思考力を獲得することを目標にする。 ■授業方法 講義、資料、発表、コメント交換などを通じて、それぞ れの内容を深める。そこで受講者には授業間の学習と発表 準備、それに授業での議論への積極的な参加が求められる。 ■授業方法 講義を中心に、授業の中で意見発表、討議及びレポート 作成を行う。 ■授業計画 第1回 オリエンテーション、発達観と認知の発達 第2回 言語能力及び身体の発達 第3回 親子関係と性格・自己概念の発達 第4回 性役割の獲得 第5回 遊びと仲間関係の発達 第6回 道徳性と向社会性の発達 第7回 内発的動機づけ・原因帰属と動機づけ 第8回 自己の認知と動機づけ・学修への動機づけの方法 第9回 学習の認知プロセス 第10回 個人差に応じる指導 第11回 授業のタイプと技術 第12回 学級の理解と指導 第13回 不適応児の理解と指導 第14回 心理検査と心理療法 第15回 教育評価の考え方と実際 ■授業計画 第1回 オリエンテーション、グループ編成 第2回 教育法規の基本構成とその内容、テーマ1の発題 第3回 テーマ1についてミニ発表と議論 第4回 教育法規と中央教育政策について 第5回 教育法規と地方の教育政策・行政 第6回 学校組織とその特質―国民教育とは何か、 テーマ2の発題 第7回 テーマ2についてミニ発表と議論 第8回 公教育における国家の関与 第9回 学校教育における子どもと教員について、 テーマ3の発題 第10回 テーマ3についてミニ発表と議論 第11回 特別支援教育と校内体制について 第12回 学校の自律性と教職員配置について 第13回 学校の自律性と教職員配置について、レポート 課題の発表 第14回 レポート提出と交換 第15回 レポート講評と全体のまとめ ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 授業への積極的参加(出席を含む)30%、講義中のミニ レポート20%、レポートによる試験50%を総合して評価す る。 授業での諸活動の参加を60%、レポート(レポート検討 を含む)40%で評価する。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 講義に関連する内容を調べ、復習をすること。 ■メッセージ ■メッセージ 授業時間中は私語、飲食を禁ずる。携帯電話の使用も禁 ずる。 教育に関する関心を持ち、問題や課題について意欲的に 考えることが望ましい。 ■教材・教科書 ■教材・教科書 『精選コンパクト教育心理学』 、北尾倫彦他、北大路書房、 2,100円 特に指定しない。必要に応じて参考資料を配布する。 ■参考書 ■参考書 授業の展開に即して、参考図書や資料を紹介する。 高見茂・開沼太郎編『教育法規スタートアップ―教育行 政・政策入門』昭和堂、2008年 多賀幹子『親たちの暴走―日米英のモンスターペアレン ト』朝日新聞社、2008年 藤田英典『義務教育を問いなおす』筑摩書房、2005年 滝川一廣『 「こころ」の本質とは何か―統合失調症、自 閉症、不登校のふしぎ』筑摩書房、2004年 ― 192 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 教育課程論 2年次 前期 2単位 情報科教育法Ⅰ 2年次 前期 2単位 職名 講師 担当者名 吉村 文男 職名 教授 担当者名 廣田 英樹 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 学校でどのような教育‐学習「内容」を「いつ」 「どの ような順序」で学び‐教えるのかを具体的に表わしたもの が「教育課程」であり、カリキュラムとも呼ばれる。その 基本的問題、歴史的展開、現在の日本の教育課程の実際と 課題を考察する。 情報科教育法Ⅰでは、先ず、高等学校学習指導要領解説 情報編に示された普通教科「情報」と専門教科「情報」の 教育目標を明確にし、学部各専門科目で履修する学習内容 と対比しつつ、指導内容について考察していく。さらに、 指導内容を最も効果的に指導する方法、指導計画の立て方 や評価の方法について考察する。特に、教科「情報」の指 導は、「問題解決学習」や「実習」を取り入れることが、 目標達成に不可欠であるから、これらの方法や座学との連 携などを体系的に解説する。 ■学習の到達目標 現在の日本では、カリキュラムは「教育課程」として、 その大綱が「学習指導要領」に示されている。ただ、これ までさまざまなカリキュラムが工夫され実施されてきた。 それらの基本的な考え方や実際の形を把握し、その上に立 って現行の「学習指導要領」をより深く理解することを目 標とする。 ■授業方法 教科書を使用せず、配布する資料プリントに従い講義を 中心にして、受講者の発言・発表をまじえて授業をする。 ■授業計画 ■学習の到達目標 ○教科「情報」の指導計画を立て、学習指導案を作成す ることができる。 ○学習指導案に基づき模擬授業を展開することができ る。 ○教科「情報」の評価基準を作成し、観点別評価をする ことができる。 ■授業方法 第1回 授業全体のオリエンテーション(科目の概要説 明、授業の進め方の説明、などを含む) 第2回 教育課程・カリキュラムとは何か。 第3回 カリキュラムの基本的諸問題 第4回 教科カリキュラム(1) 第5回 教科カリキュラム(2) 第6回 経験カリキュラム 第7回 さまざまなカリキュラムの類型 第8回 20世紀におけるカリキュラムの展開の歴史 (1)―アメリカの場合 第9回 20世紀におけるカリキュラムの展開の歴史 (2)―イギリスの場合 第10回 日本におけるカリキュラムの展開の歴史 第11回 「学習指導要領」 (1)―総論 第12回 「学習指導要領」 (2)―高等学校「教育課程」 第13回 教育課程行政 第14回 カリキュラム開発 第15回 全体まとめ 講義を中心に、適宜、演習やディベート、e−Lear ningを取り入れ行う。 ■授業計画 第1回 教科「情報」の特徴と位置づけ 第2回 普通教科「情報」の目標と内容 第3回 専門教科「情報」の目標と内容 第4回 教科「情報」の指導①(問題解決の方法Ⅰ) 第5回 教科「情報」の指導②(問題解決の方法Ⅱ) 第6回 教科「情報」の指導③(コラボレーション) 第7回 教科「情報」の指導④(実習の指導法) 第8回 教科「情報」の指導⑤(教材提示法) 第9回 教科「情報」の指導⑥(教材作成法) 第10回 指導計画と学習指導案 第11回 学習指導案の作成① 第12回 学習指導案の作成② 第13回 教科「情報」の評価① 第14回 教科「情報」の評価② 第15回 情報モラルと著作権 ■成績評価の基準 小テスト(3回予定)と平常点(出席、授業中の発表) 60%、定期試験40%として総合評価する。 ■成績評価の基準 学習のプロセスを重視する。レポート試験(40%) 、平 常点(30%)及び課題(30%)で評価する。 ■授業時間外の課題 授業内容を整理・まとめること。その中で疑問・問題を 見つけた場合は次の時間に質問すること。 ■授業時間外の課題 随時課題を出題するので、時間外にまとめ提出箱へ格納 すること。 ■メッセージ 受講者は講義を単に受身的に聴くのでなく、積極的に発 言・発表すること。 ■メッセージ 高等学校教諭1種免許状の取得を強く希望する者のみ受 講を認める。 ■教材・教科書 教科書は使用しない。授業中に資料プリントを配布す る。 ■教材・教科書 ■参考書 ■参考書 授業中に適宜紹介する。 デジタル資料による。 高等学校学習指導要領 情報編(文部科学省) ― 193 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 情報科教育法Ⅱ 3年次 集中 2単位 特別活動の指導法 3年次 後期 2単位 職名 教授 担当者名 廣田 英樹 職名 教授 ■授業の概要 担当者名 廣田 英樹 ■授業の目的・概要 情報科教育法Ⅱでは、教科「情報」の各科目の内容を、 どのような方法で指導し、どのように評価すべきかを考察 する。特に情報科教育法Ⅰで学習した「問題解決学習」や 「実習指導」の方法、教材研究の進め方や授業設計の技法 を踏まえながら、指導内容、指導方法や評価について研究 を進め、指導計画の立案、学習指導案の作成、教材開発や 模擬授業等の演習を行う。さらにお互いの作品等をもとに 研究協議して、教科「情報」の望ましい指導の在り方を探 るとともに、高等学校における教科「情報」の果たす役割 について理解を深める。 ■学習の到達目標 ○この講座は、高等学校教科「情報」を担当するために 必要な知識や教授スキル等を習得することを目的とす る。 ○教育実習生として授業を担当することができる。 ■授業方法 第二次世界大戦後の教育改革の中で「自由研究」として その端を発したが、その後「特別教育活動」となり、さら に「特別活動」となって「ゆとりの時間」や「豊かな心を 育てる時間」として優れた実践が積み重ねられてきた。本 講座では、受講者の高校時代の思い出を素材として、それ をケース別に分類し、特別活動の目標や基礎的理論に結び つけて解説し、その際の教師の役割について論述する。 ■学習の到達目標 ○発展の歴史から特別活動を考察し、その意義について 説明することができる。 ○ホームルーム活動、生徒会活動、学校行事の内容につ いて説明することができる。 ○特別活動の指導に必要な知識や技術に習熟し、必要に 応じて活用することができる。 ○特別活動の評価法を列挙することができる。 ■授業方法 「情報科教育法Ⅰ」は教師主導の学習形態により進めた が、 「情報科教育法Ⅱ」では学習者中心の学習形態により 行う。 ■授業計画 自ら課題を設定し、自ら課題解決をはかるという学習形 態をとる。特に学習のプロセスを重視するので、自主的・ 主体的に課題に取り組んでほしい。 第1回∼ 8回 課題研究Ⅰ ・ 情報活用の実践力 ・ 情報の科学的理解 ・ 情報社会に参画する態度 第9回∼11回 課題研究Ⅱ ・ 普通教室における指導 ・ 情報教室における指導 第12回∼14回 課題研究Ⅲ ・ 過程の評価 ・ 結果の評価 第15回 課題研究発表会 講義を中心に、適宜、演習を取り入れる。 ■授業計画 第1回 特別活動の目標 第2回 特別活動の歴史 第3回 特別活動の基本的な性格 第4回 特別活動の内容(ホームルーム活動) 第5回 特別活動の内容(生徒会活動) 第6回 特別活動の内容(学校行事) 第7回 特別活動の指導(集団の構造と機能) 第8回 特別活動の指導(話し合いの方法と技術) 第9回 特別活動の実際(ホームルーム活動) 第10回 特別活動の実際(生徒会活動) 第11回 特別活動の実際(学校行事) 第12回 特別活動の実際(他の教育活動との関連) 第13回 特別活動の指導計画① 第14回 特別活動の指導計画② 第15回 特別活動の評価 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 学習のプロセスを重視する。平常点(50%)及び課題 (50%)で評価する。 学習のプロセスを重視する。レポート試験(40%) 、平 常点(30%)及び課題(30%)で評価する。 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 授業時間内だけでは不十分である。空き時間を利用して 課題解決に努めてほしい。 自治会活動や大学行事に進んで参加し、その体験を整理 しておくこと。 ■メッセージ ■メッセージ 「情報科教育法Ⅰ」を単位修得した者のみ受講を認める。 ■教材・教科書 初回講義時までに、高校生活で最も印象に残っている事 柄についてまとめておくこと。 ■教材・教科書 デジタル資料による。 高等学校学習指導要領 特別活動編(文部科学省) ■参考書 ■参考書 高等学校学習指導要領 情報編(文部科学省) 、その他 授業中随時紹介する。 授業中随時紹介する。 ― 194 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 教育の方法と技術 3年次 後期 2単位 生徒指導・進路指導 3年次 後期 2単位 職名 教授 担当者名 廣田 英樹 職名 講師 ■授業の目的・概要 担当者名 古川 治 ■授業の目的・概要 教師は講義をしたり、師範をしたり、質問に答えさせた り、練習をさせたりして授業を進めている。しかし、一見、 同じように授業が進められていても、「わかる授業」と 「わからない授業」に分かれてしまう。その鍵は何か、体 験してきた様々な形態の授業をお互いに交流しながら、教 育の方法と技術について考察するとともに、教育工学の考 え方や研究・実践の方法について解説していく。 ■学習の到達目標 ○教育の歴史を踏まえて、教育の方法について説明する とができる。 ○成功的教育観に立って、授業を組み立てることができる。 ○授業に必要な教材を作成することができる。 ○学習のプロセスを重視した評価をすることができる。 ■授業方法 講義を中心に、適宜、演習を取り入れる。自らも多用な メディアを活用して授業を進める。 生徒指導は社会的自己実現に向けた自己指導能力の育成を 目的としている。それに向けては、発達促進的・予防的・対 応解決的な指導・援助を行うことが基本となる。特に主要な 生徒指導上の諸問題であるいじめ、不登校、暴力行為などの 指導実践に供する理論と方法について、その現状を踏まえて 解説する。また、生徒指導の中核的概念である社会的自己実 現は進路指導の目的に符合するものである。そこで、生徒指 導と進路指導を一体として捉えながら、社会的自己実現に向 けて進路意識を育む理論と方法について解説する。以上の専 門的理論が教育実践に供するように解説する。 ■学習の到達目標 ①社会的自己実現に向けた自己指導能力を育成する方法 を論じることができる。 ②進路教育計画を作成することができる。 ③いじめ、不登校、暴力行為への発達促進的・予防的・ 対応解決的な指導・援助の方法について論じることが できる。 ■授業方法 ■授業計画 配布する資料・ワークシートを活用して授業を進める。 第1回 情報社会と教育課題 第2回 教育の方法と技術 第3回 教育工学的な考え方 第4回 指導目標と目標行動 第5回 目標行動の分析Ⅰ 第6回 目標行動の分析Ⅱ 第7回 教授学習過程 第8回 授業設計Ⅰ 第9回 授業設計Ⅱ 第10回 教育メディアの活用Ⅰ 第11回 教育メディアの活用Ⅱ 第12回 教材開発の実際Ⅰ 第13回 教材開発の実際Ⅱ 第14回 評価の方法Ⅰ 第15回 評価の方法Ⅱ ■授業計画 第1回 生徒指導上の諸問題の現状(いじめ) 第2回 生徒指導上の諸問題の現状(不登校、暴力行為) 第3回 生徒指導の基礎概念 第4回 生徒指導で育てるコンピテンシー 第5回 生徒理解とアセスメント 第6回 ガイダンスカリキュラム 第7回 個別的カウンセリング 第8回 組織的な生徒指導 第9回 日常的な生徒指導 第10回 勤労観、職業観を育む進路教育 第11回 社会人基礎力と進路教育 第12回 進路指導と社会的自己実現 第13回 進路指導の実際 第14回 進路指導計画の作成上の留意点 第15回 進路指導計画の作成 ■成績評価の基準 学習のプロセスを重視する。レポート試験(40%) 、平 常点(30%)及び課題(30%)で評価する。 ■授業時間外の課題 随時課題を出題するので、時間外にまとめ提出箱へ格納 すること。 ■成績評価の基準 関心・意欲・態度(40%)出席数及び授業態度 思考判断・知識理解(40%)小テスト及びレポート 技能(20%)発表及びレポート ■授業時間外の課題 ■メッセージ 初回講義時までに、過去に経験した「わかる授業」と 「わからない授業」の例をまとめておくこと。 毎時授業で評価用レポートの記述を行うので、その結果、 理解不十分な点について次時までに復習をしておくこと。 ■メッセージ ■教材・教科書 デジタル資料による。 ■参考書 教職を志す者としての意識を整えて受講すること。教職 関連授業における既習内容を整理し授業にのぞむこと。生 徒指導上の諸問題に関心を持ち、その解決にむけて意見を 述べることができるようにして授業に参加すること。 授業中に随時紹介する。 ■教材・教科書 毎時、資料・ワークシートを配布する。 ■参考書 生徒指導提要 文部科学省 「月刊 生徒指導」 学事出版 ― 195 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 教育相談の理論と方法 3年次 前期 2単位 教育実習 4年次 集中 3単位 職名 准教授 担当者名 菅 徹 担当者名 菅・廣田 ■授業の概要 ■授業の目的・概要 教育相談とは、発展途上にある児童・生徒の教育上の諸 問題について、本人ないしは親や教師などに対して望まし い援助や相談活動を行なうことである。学校現場では、さ まざまな理由から不適応を起こしている子どもたちが増加 している。さらに、発達障害の対応にも追われている。こ の講義では、その対応の機軸となる教育相談の意義と役割 について述べるとともに、その具体的方法について学ぶ。 教育実習の目的の達成をより確かなものとするため、教 育実習の事前指導と事後指導として教育実習セミナーを行 う。 事前における指導は、学部における教育と教育実習との 間の距離を可能な限り埋め、教育実習に際して求められる 必要不可欠な基礎的・基本的な事項を確実に身につけるこ とをねらいとする。 また、事後における指導は、教育実習を通して学んだ事 項を、教育実習前の自己の教育観、学校観、生徒観等と対 比しつつ整理することによって、今後の学校教育や教師の 課題を認識し、その後の学部における教育、研究に役立つ ようにすることをねらいとする。 ■学習の到達目標 ・カウンセリングとその基礎理論について、その概要を 理解している。 ・基本的なカウンセリングの技法を活用できる。 ・学校教育相談について、その概要を理解している。 ■学習の到達目標 ■授業方法 講義を中心に、授業の中で意見交換や討議及びレポート 作成を行う。また、ロールプレー等の実習を取り入れる。 教職課程の集大成としての「教育実習」に全力で取り組 み、教育現場での教科指導と生徒指導の方法を修得すると 同時に、今後の教員としての課題を見出す。 ■授業計画 ■授業方法 第1回 構成的グループエンカウンター実習 第2回 教育相談の歴史と理論 第3回 学校における教育相談とは 第4回 学校ストレスの理論 第5回 学校ストレスの実際 第6回 児童生徒の発達課題(エリク・Hエリクソン) 第7回 カウンセリングの基礎理論(カール・ロジャーズ) 第8回 児童生徒、保護者、教師の関係性 第9回 カウンセリングの実際(講義) 第10回 カウンセリングの実際(ロールプレー) 第11回 「いじめ」の構造とその対応 第12回 解決志向ブリーフセラピーの理論と方法 第13回 解決志向ブリーフセラピー(ロールプレー) 第14回 特別支援教育と発達障害(LD、ADHD) 第15回 特別支援教育と発達障害(広汎性発達障害) 演習を中心に多様な指導形態で授業を進める。 ■授業計画 授業への積極的参加(出席を含む)30%、講義中のミニ レポート20%、定期試験50%を総合して評価する。 教育実践に関する幅広い認識と理解をもつことができる ように、適宜、高等学校や県内関係機関の協力を得て実施 する予定である。 Ⅰ事前指導 ・教育実習の意義と内容 ・教育実習の準備と心得 ・教科指導と教材研究 (模擬授業、教育機器の利用、指導案の作成を含む) ・生徒理解とホームルーム経営(人権教育を含む) ・教育界の現状と望ましい教師像(講演) ・教育実習日誌の書き方 Ⅱ事後指導 ・教育実習報告書の作成 (Power pointによる報告、実習ノートの提出等) ・教育実習報告会の実施 ・教育実習のまとめ(学内ホームページにて成果の共有) ■授業時間外の課題 ■成績評価の基準 授業時間内に指示する。また、授業を欠席した場合には、 次回までに欠席した回の内容を学習しておくこと。 ■メッセージ 成績評価は、出席の状況、授業に対する関心・意欲・態 度、レポートへの取組状況と内容などに、教育実習校から の報告内容を加味して行う。出席状況を重視し、レポート 提出、作品、発表態度等を総合的に判断して評価する。 授業時間中は私語、飲食を禁ずる。携帯電話の使用も禁 ずる。 ■授業時間外の課題 ■成績評価の基準 授業時間内に指示する。 ■教材・教科書 教科書は使用しない。授業中に資料プリントを配布する。 ■参考書 授業の展開に即して、参考図書や資料を紹介する。 ■メッセージ 事前指導・事後指導には必ず出席しなければならない。 特に、事前指導への出席を怠った場合、実習校での実習を 認めないことがある。 ■教材・教科書 教育実習の手引き(奈良産業大学発行) ■参考書 授業中随時紹介する。 ― 196 ― 情 報 学 部 他学部・科目等履修生開講科目 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 管理の仕組みとビジネス 1年次 後期 2単位 マーケティングの仕組みと ビジネス 1年次 前期 2単位 職名 教授 担当者名 矢倉 伸太郎 職名 准教授 担当者名 棚橋 豪 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 世の中には様々なビジネスがありますが、そこには共通 の事柄が見られます。それは、明確な目標を持って継続的 に行われる活動であるということです。 授業では、ビジネスの代表的な事例として、会社の経営 活動について、管理の仕組みを中心に、どの様にしてビジ ネス(事業)が行われているのかを勉強します。ビジネス の基本的な知識の修得が目的です。 マーケティング戦略の基本である「マーケティング・ ミックス」を事例を理解する。またこれを通じて、各自が オリジナルケース作成へと応用できることを目的としてい る。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 以下の知識・スキル習得が目標 ・「マーケティング・ミックス」の理解 ・数人のグループを編成し討論 ・発表に向けてのグループディスカッション ・各グループでPCを用いてケースを発表 ・その際レジュメもグループで作成 この科目を基礎として、これからさらに多くの専門科目 を受講し、ビジネスに関する知識を深めていってもらいた いと思います。 この授業では、ビジネス(会社の事業)についての基本 的なことを出来るだけ多く学ぶことを目指します。 ■授業方法 ■授業方法 前半は講義形式で進め、後半はグループディスカッショ ンと発表が中心となる。 学部作成の下記の教科書を使って講義します。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 オリエンテーション(チーム編成) 第2回 マーケティング誕生の背景について 第3回 現代のマーケティング事情 第4回 利益と売上げの違いについて 第5回 ターゲット・コンセプト・ポジショニング 第6回 4P:製品・価格・流通・広告 第7回 マーケティング・ミックスの基本事例① 第8回 マーケティング・ミックスの基本研究② 第9回 グループディスカッション・経過報告① 第10回 グループディスカッション・経過報告② 第11回 応用事例① 5つめの「P」 第12回 応用事例② 製品開発とマーケティング 第13回 オリジナルケース・グループ発表・前半 第14回 オリジナルケース・グループ発表・後半 第15回 グループ発表の総評 第1回 ビジネスとはなにか 第2回 組織について考える 第3回 管理について考える 第4回 会社の目的について考える 第5回 会社を動かすイデオロギーについて考える 第6回 会社の意思決定について考える 第7回 会社の戦略について考える 第8回 会社の組織構造について考える 第9回 会社の資金調達について考える 第10回 マーケティングについて考える 第11回 何のために働くのか、について考える 第12回 賃金について考える 第13回 リーダーシップについて考える 第14回 誰が会社を支配しているのか、を考える 第15回 会社の社会的責任について考える ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 第15回目が終了した次週に定期試験を実施し、定期試験 (55%) 、平常点(15%)と、小テスト(30%)により評価 します。 ■授業時間外の概要 ・機械的な出席はいっさい成績には反映しない ・グループディスカッションの内容 ・グループのケース発表の出来映えにて成績を評価 ・私語する学生・出席不良の学生は、グループ最終発表 を認めない可能性アリ ・平常点100% 毎回の授業内容を復習し、疑問点があれば次回の授業時 間に質問してください。授業や現代日本企業に関する問題 を宿題として、適宜に課します。 ■授業時間外の課題 ■メッセージ ■メッセージ 真面目な受講態度が最重要ということと、授業内容の理 解度を知るために、小テストを適宜授業時間内に行うとい うことに十分留意してください。 ※第一回目「オリエンテーション」時にチーム編成 、 「マー 2回生以降の科目「マーケティング・リサーチ」 ケティング論Ⅰ・Ⅱ」と関連 ■教材・教科書 ■教材・教科書 グループ発表の内容・発表用レジュメ作成 『管理の仕組みとビジネス』 ■参考書 ■参考書 石井淳蔵『マーケティングの神話』岩波書店 必要があれば指示します。 ― 199 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 簿記の仕組みとビジネス 1年次 後期 2単位 法の仕組みとビジネス 1年次 前期 2単位 職名 教授 担当者名 西口 清治 職名 教授 担当者名 金田 充広 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 ビジネス生活をおくる上で、経済的な出来事を記録する システムである簿記の仕組みと、その記録をどう活用する かについての会計の基本について、会社の例を用いビジネ ス活動の簿記記録、会計の考え方、財務諸表などを理解し ます。 法律用語や各種法制度の説明と判例解説を中心に進めま す。具体的事件の解決には普通の感覚がとても重要です。 異なる考え方に出会うことも重要ですから、できるかぎり 関連の判例や学説も参考にします。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 条文の読み方や法律学の基本的知識を広く勉強しましょ う。さらに法律の具体的な適用である判例を読むことによ り法律の解釈ができるようになることを目標とします。 ビジネスで必要な簿記と会計の基礎知識の修得 重要なキーワード約100語の80%の理解度 ■授業方法 ■授業方法 教科書と毎回配布するプリントによる講義形式によって 授業を行います。 テキストと配布資料を基本として法制度および判例の読 み方を講述します。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 ビジネス生活のための会計 第2回 簿記・会計に関する資格試験 第3回 簿記と会計の仕組み・利用 第4回 複式簿記−取引の記録 第5回 複式簿記−記帳 第6回 複式簿記−簿記システム 第7回 複式簿記−決算 第8回 財務諸表と経営分析 第9回 貸借対照表と事例・分析 第10回 損益計算書と事例・利益の考え 第11回 キャッシュフロー計算書と事例・分析 第12回 現金・キャッシュと売上債権 第13回 商品と取引の記録 第14回 固定資産・設備と減価償却 第15回 まとめ 第1回 公務員の労働基本権 第2回 公務員の政治的行為 第3回 政教分離の原則 第4回 外国人の人権保障 第5回 不動産売買 第6回 使用者責任 第7回 不動産の二重譲渡と犯罪 第8回 二重抵当と犯罪 第9回 商行為の代理 第10回 手形の偽造 第11回 取締役の忠実義務・善管注意義務 第12回 民法上の組合の当事者能力 第13回 債務不履行と証明責任 第14回 刑事訴訟法における当事者主義 第15回 一罪一勾留の原則 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 定期試験(50%) 、平常点(30%) 、小テスト(20%) を基本に評価する。 定期試験5割、出席5割 ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 各回に宿題を課します。 新聞・Web上の会計や企業の出来事を調べ、なぜそのよ うなことが起こるかを考えること。 ■メッセージ ■メッセージ 社会において発生する多種多様な問題を法律の側面から 考える練習をしよう。六法は必ず持ってくること。 毎回授業の復習のため、および覚えるべき項目について、 毎回小テストを実施しますので、休まずに講義に出席する ことが必要です。 ■教材・教科書 ■教材・教科書 六法 『法の仕組みとビジネス』 (奈良産業大学) 配付資料 共通テキスト「会計入門」 ■参考書 ■参考書 適宜指示します。 毎回配布のプリント ― 200 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 政治の仕組みとビジネス 1年次 前・後期 2単位 経済の仕組みとビジネス 1年次 前期 2単位 職名 教授 担当者名 平尾 透 担当者名 岩見・福留 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 講義の前半では第2次世界大戦後の日本の政治の変還と 特徴を様々な角度から解説する。後半では戦後の国際政治 の変化を検討し、冷戦後の国際関係を評論する。前後半を 通じて、政治現象を理解する手がかりを修得することを目 指す。 目的:ビジネス・パーソンが身につけておくべき必須に して最小限の経済理論を習得すること。 ■学習の到達目標 たとえば朝、新聞を読んでも、何が今問題となっており、 そのことがどのように自分に関わっているのかが理解でき るようになることを目標とする。 ■授業方法 教科書の順番にそって一章ずつ講義を進める。私が教科 書を読み上げながら、その内容について質問を交えつつ (黒板を用いて)解説する。受講生はそれをメモし、それに 基いて、毎時間、説明内容についてのレポートを提出す る。 ■授業計画 第1回 日本人の憲法観 第2回 憲法改正の見方 第3回 55年体制下の日本人の投票行動(1) 第4回 55年体制下の日本人の投票行動(2) 第5回 連立政権時代の政界再編 第6回 2000年以降の選挙動向(1) 第7回 2000年以降の選挙動向(2) 第8回 自民党の研究 第9回 民主党の研究 第10回 冷戦時代の国際関係 第11回 緊張緩和時代からポスト冷戦時代へ 第12回 国際社会の不安要素と多権力構造 第13回 ポスト冷戦時代の新世界秩序 第14回 同時多発テロと「新しい戦争」 第15回 イラク戦争後の世界秩序は? 概要:ビジネスの基本は私的利益の追求にある。近年は、 株主利益からより広い利害関係者としてのステークホルダ ーの利益へと企業経営の視点が変化しているなかで、CSR を企業経営の基本、ひいては自社のコーポレート・アイデ ンティティとする傾向が強くなっている。生産活動に伴う 公害発生の抑制などは、生産規模の縮小や低公害化のため の設備投資など費用の増大によって企業の短期的利益を圧 迫する。それでも、共生社会の一員としての企業の存在意 義に、より大きな価値を認める時代の流れに沿って、企業 自身がその社会的責任を自覚的に果たすことがCSR重視の 経営を採用する契機となっている。大手百貨店Dの掲げる 「先義後利」はこの思想を直接に表現している。 では、私的利益の追求はCSRの思想と矛盾するのかといえ ば、経済学の考え方に基づけばそうとは言えない。上述の 通り、企業自身が費用を負わずそれを社会に負わせるよう な行為、すなわち劣悪な労働環境、粗悪品販売、法令違反、 公害発生などを行えば、短期利益の増大は可能かもしれな い(短期間で社名変更したり活動拠点・連絡先を変える悪 質商法はこの極端な例) 。しかしそのような企業は消費者 を含む他の市場参加者から相手にされなくなり、早晩市場 からの退出を余儀なくされる。つまり企業活動の永続性を 前提とした長期利益の追求が維持困難となる。長期利益と は、その企業が将来にわたり獲得する利益の割引現在価値 の総和であり、それはその企業の株価に反映されるという 意味で株主利益でもある。したがって、適切な競争環境と 情報環境が保証されよく機能する市場であれば、あえて企 業自身がCSRを叫ばなくとも、市場が与えるインセンティ ブによってCSRが目的とすることが私的利益の追求によっ ても実現可能なのである。 このことは、古くはアダム・スミス『国富論』の次の一節 としてつとに知られている。 ■成績評価の基準 「どの個人も、…公共の利益を促進しようとは意図し ていないし、自分たちがそれをどれだけ高めている のかも知らない。…誰もが自分の利得のみを考えて いるのであり、そうすることで、他の多くの場合と 同様に、見えざる手に導かれて、自分の意図してい ない目的を促進しているのである。公共の利益が利 己心に入っていないことも、社会にとって悪いわけ ではない。利己心に突き動かされることで、本当に 意図した場合よりも効果的に公共利益を促進できる ことが多いのである。 」 試験はしない。毎時間(15回分)のレポートによって評 価する。 ■授業時間外の課題 なし。 ■メッセージ 当然のことながら、教科書を必ずもってくること。さも ないと、単位は望めない。 ■教材・教科書 『政治の仕組みとビジネス』 (奈良産業大学) ■参考書 加藤秀治朗『政治学の基礎』一藝社、2009年 阿部斉ほか編『現代政治学小辞典』有斐閣、1999年 むろん、実際の市場(経済)は適切な競争環境や情報環 境が保証されない場合が、程度の差はあれ常態であり、そ れを起因とした「市場の失敗」が発生している。しかし市 場の失敗の補正を私的企業の自己判断に任せっきりにして はならない。企業経営者が株主以外のステークホルダーの 利益をも尊重する保証はない。彼らの行為・行動の是非に ついて投票という形で意思決定権を行使できるのは株主だ けである。 「失敗」のない市場では消費者も当該企業の商 品購入の是非という形で意思表示できるが、代替財が存在 せず供給独占が発生している市場では消費者の投票行動は 機能しない。したがって、市場の失敗の補正、そのための 競争環境や情報環境を制度やルールの整備で保証する役割 を担っているのは、私的利益を代表とせず、選挙権を持つ ― 201 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 憲法Ⅰ 憲法(前半) 2年次 前期 2単位 3年次 通年 4単位 職名 准教授 すべての国民に投票を認める政府のみである( 「政府の失 敗」はいまは考えない) 。 以上、経済学の視点から、最近のビジネスシーンの一側面 (CSRについて)を読解してみたが、どのように読まれた であろうか。この水準の文章を学生諸君に書けと求めるこ とは過大な要求となろうか。いや、じつは本講義(経済の 仕組みとビジネス)で講じられる経済学の3つの基本ツー ル「経済学十大原理」 「比較優位論」 「需要と供給の均衡分 析」を習得すれば9割近くは書くことができる。むしろ、 上記のCSRについての経済学的見方は、3つの基本ツール を踏まえて書いたと言うほうが正確である。昨今経済学は 経営学に比べ不人気であるが、ビジネスを考える上で経済 学の思考法を学ぶことは極めて強力な武器を手にすること にぜひ気づいて欲しい。 ■学習の到達目標 担当者名 小林 直樹 ■授業の目的・概要 憲法は、基本的人権と統治機構という二つの領域からな る。そして、基本的人権の保障を目的とし、その目的を達 成すべき手段として統治機構を定めている。 本講義では、日本国憲法が定める統治機構の基礎的概念、 すなわち国会・内閣・裁判所の概念や、また各機関の相互 の関係(抑制と均衡)、地方自治や財政等について講義をお こなう。 ところで、一見すると憲法は一国で完結しているように みえるが、実は各国の歴史や文化的影響を相互にうけて制 定されている。それ故、日本国憲法の解釈に際して諸外国 の統治機構に関する考え方が参照されることが少なくな い。本講でも諸外国との比較等を行ないつつ講義をすすめ る。 ■学習の到達目標 必達目標:定期試験(100点満点)で60点以上の得点 到達目標:定期試験(100点満点)で80点以上の得点 統治機構の“考え方”を習得すること。 ■授業方法 ■授業方法 指定教科書(下記)を読み進めながら、黒板を使って解 説していく。 教科書およびWEBで配布するプリントをもとに講義。 講義終了時に小レポートを実施することもある。 ■授業計画 ■授業計画 第1回 憲法の基本原理―権力分立原理 第2回 日本憲法史 第3回 国民主権の原理 第4回 国会―①代表制、国会の地位 第5回 国会―②国会の組織と活動、議院の権能 第6回 内閣―①行政権と内閣、組織と権能 第7回 内閣―②議院内閣制 第8回 裁判所―①司法権の意味と範囲、裁判所 第9回 裁判所―②司法権の独立の意義と内容 第10回 財政・地方自治① 第11回 地方自治② 第12回 憲法保障―違憲審査制度・抵抗権・国家緊急権 第13回 憲法改正―改正の手続とその限界 第14回 象徴天皇制 第15回 平和主義の原理 第1回 経済学って、なに? 第2回 マンキュー先生の経済学十大原理 第3回 宮里 藍は庭の芝刈りを自分ですべきか? 第4回 徹底解剖!これが市場だ 第5回 マンキュー先生ご推奨 3段階アプローチ 第6回 経済学を知らないOPECの大失敗 第7回 麻薬禁止の経済学 第8回 銀行の貸し渋りが平成不況を招いたのか? 第9回 家賃規制は低所得層を助けるか? 第10回 税負担の驚くべき結末とは? 第11回 ヨジョウ って、なんだ? 第12回 自由な貿易を邪魔してはならない! 第13回 ご近所付き合いの経済学 第14回 不況の経済学 第15回 財政赤字と貿易赤字の関係 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 定期試験(100点満点)の評価を本講義の評価としたい。 ただし、必要に応じて小テストやレポート等の補正措置を 講ずる場合がある。出欠状況はあくまで参考にとどめるが、 期末試験直前までの出席率が40%に満たない場合は、期末 試験の受験を許可しない場合がある。 第15回を終えて定期試験を実施。定期試験(60%)、小レ ポート(30%)、講義中の質疑応答など(10%)。 ■授業時間外の課題 ①教科書を中心とした予習・復習、②算数・数学の復習 ■メッセージ 授業中の私語等迷惑行為については、その事実関係如何に かかわらず、教員側で迷惑行為と見なした時点で厳罰(授 業からの追放を含む)となるので注意してほしい。 ■授業時間外の課題 復習を必ずすること。 ■メッセージ 第1回目に講義全体について説明するので必ず出席する こと。講義では教科書と小型の六法を必ず持参すること。 ■教材・教科書 元山健・建石真公子編著『現代日本の憲法』(法律文化 社。2009)、最新の小型の六法(ポケット六法など) 。 ■教材・教科書 ビジネス学部指定教科書「ビジネスと経済のしくみ」 (旧称:「経済入門」 ) ■参考書 グレゴリー・マンキュー『マンキュー 入門経済学』東 洋経済新報社、3200円+税 ■参考書 右 崎正博・浦田一郎編『基本判例1憲法 第3版』 (法学 書院、2009)、右崎正博他著『事例で学ぶ憲法』(法学書院、 2009) 。 ― 202 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 配当年次 開講 単位数 憲法Ⅱ 憲法(後半) 2年次 後期 2単位 3年次 通年 4単位 民法Ⅰ 民法(前半) 2年次 前期 2単位 3年次 通年 4単位 職名 准教授 担当者名 小林 直樹 職名 准教授 担当者名 豊田 正明 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 憲法が保障する基本的人権は、信教の自由、言論の自由 ならびに職業選択の自由等の個別的人権を総称する言葉で あり、歴史的な変遷や保障のあり方により様々な理解がな される。 本講義は、以上の理解を深めるため、 “日本国憲法に保 障される基本的人権は何か?”また、それらを支える“基 本原理とは何か?”ということを抽象的な内容にとどめず、 新聞記事やニュースで取り上げられた具体的事例にふれて 講義をおこなう。 また、憲法の解釈に際して諸外国の基本的人権に関する 考え方や裁判例が参照し、諸外国との比較等も行なう。 民法を概観することによって「法的な考え方」と民法の 基礎を習得することを目標とする。具体的には、法学検定 4級合格程度の学力の養成をはかる事を目指す。 ■学習の到達目標 基本的人権の“考え方”を習得すること。 ■学習の到達目標 日常生活や企業間取引では様々なトラブルが発生しま す。例えば、離婚問題や買ったものが欠陥品だった場合が 挙げられるでしょう。これらが当事者の話し合いで解決す るのであれば基本的に問題ありません。しかし、話し合い で解決出来ないのであれば、最終的には裁判所で判断して もらうことになります。それでは、裁判所は何を基準にし てどのような判断をすればいいのでしょうか。そのとき、 裁判所の判断の基礎となるもっとも基本的な法が民法なの です。 ■授業方法 ■授業方法 教科書およびWEBで配布するプリントをもとに講義。 講義終了時に小レポートを実施することもある。 教材に従って授業を進める。その際、具体的な判例・事 例や、公務員試験や各種資格試験の問題を取り込む予定。 ただし、授業の進行の都合で内容を変更することもある。 ■授業計画 第1回 憲法の基本原理―基本的人権とは? 第2回 基本的人権の原理・保障と限界 第3回 基本的人権の享有主体―法人・外国人の人権 第4回 生命・自由・幸福追求権 第5回 法の下の平等―平等権と平等原則 第6回 思想・良心の自由 第7回 信教の自由と政教分離 第8回 表現の自由①―表現の自由の意味と内容 第9回 表現の自由②―集会・結社の自由 第10回 表現の自由③―通信の秘密 第11回 経済的自由①―職業選択の自由・居住移転の自 由 第12回 経済的自由②―財産権 第13回 人身の自由―被疑者・被告人の権利 第14回 国務請求権と参政権 第15回 社会権―生存権、教育を受ける権利、労働基本 権 ■授業計画 第1回:民法総論 第2回:権利と義務 第3回:意思表示・契約・法律行為の意義 第4回:申込と承諾 第5回:公序良俗に反する契約 第6回:心裡留保・通謀虚偽表示 第7回:錯誤・詐欺・強迫 第8回:無効と取消 第9回:権利能力・意思能力 第10回:行為能力総論・未成年者 第11回:成年後見制度 第12回:代理制度の意義 第13回:代理制度各論 第14回:無権代理 第15回:表見代理第1回 民法全体の構造 ■成績評価の基準 ■成績評価の基準 第15回を終えて定期試験を実施。定期試験(60%)、小レ ポート(30%)、講義中の質疑応答など(10%)。 定期試験 70% 平常点 30% ■授業時間外の課題 ■授業時間外の課題 毎回、次回までの課題を出すので、それをすること。 復習を必ずすること。 ■メッセージ ■メッセージ 第1回目に講義全体について説明するので必ず出席する こと。講義では教科書と小型の六法を必ず持参すること。 遅刻や欠席は基本的に認めない。債権法を受講すること が望ましい。 ■教材・教科書 ■教材・教科書 必要に応じて資料を配付する。 元山健・建石真公子編著『現代日本の憲法』(法律文化 社、2009)。最新の小型の六法(ポケット六法など) 。 ■参考書 開講時に説明する。 ■参考書 右崎正博・浦田一郎編『基本判例1憲法 第3版』 (法学書 院、2009)、右崎正博他著『事例で学ぶ憲法』(法学書院、 2009) 。 ― 203 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 科目名称 配当年次 開講 単位数 債権法 民法(後半) 2年次 後期 2単位 現代社会トピックスⅠ 3年次 通年 4単位 (グローバル化する世界) 職名 准教授 担当者名 豊田 正明 科目名称 配当年次 開講 単位数 3年次 後期 2単位 担当者名 岩見・川本 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 債権とは「他人に対してある一定の行為を請求する権利」 を示すが、本講義では、債権の発生原因として規定する総 論部分・契約・事務管理・不当利得・不法行為などを扱う 予定。ただ、講義の進行によって一部内容を変更すること もある。 教材に従って授業を進める。その際、具体的な判例・事 例や、公務員試験や各種資格試験の問題を取り込む予定。 今、世界経済の統合化が進展し、制度や文化なども国境 や地域を越えて世界化しつつあります。この現象をグロー バル化 globalization といいます。Globalという英語は、 「地球的」という globe(地球)という名詞の形容詞形で、 意味です。グローバル化とは、つまり「地球的規模の経済 統合」 「地球的規模の文化融合」のことを意味しているの です。この科目は、このようなグローバル化とはなにか、 それはどのような影響を人びとにあたえているか、また人 びとはグローバル化へどのように対応しているのかをテー マとし、今回は、①まさに経済のグローバル化によって引 きおこされたヨーロッパ連合(EU)の金融危機、②グローバ ル化によって引きおこされた、イスラム教徒が多数を占め る西アジア社会における「イスラム教の復興」 、という二 つの題材を通じて講義します。 ■授業計画 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 民法を概観することによって「法的な考え方」と民法の 基礎を習得することを目標とする。具体的には、法学検定 4級合格程度の学力の養成をはかる事を目指す。 ■授業方法 講義では、いくつかのキーワードによって、まずグロー バル化という概念とその内容を把握し、さらに授業を通じ、 EUにおける経済統合の内容を理解し、イスラム教とはど んな宗教か、今日のイスラム教徒とグローバル化のかかわ りについて理解する。 第1回:契約の効果 第2回:契約の履行 第3回:契約の不履行 第4回:不法行為の要件 第5回:不法行為の効果 第6回:特殊の不法行為 第7回:事務管理・不当利得 第8回:物権総論 第9回:物権の公示 第10回:担保物権 第11回:人的担保 第12回:債務の弁済 第13回:法人 第14回:時効総論 第15回:時効各論 ■授業計画 ■メッセージ テーマ:EUの財政・金融危機(岩見) 第1回 現状 第2回 金融危機の背景 第3回 金融危機の影響 第4回 財政危機の原因 第5回 EUの危機対策 第6回 今後の展望 第7回 日本への教訓 テーマ:グローバル化とイスラム教(川本) 第8回 架空のイスラム世界 第9回 イスラム教の誕生 第10回 イスラム教の発展 第11回 原初的イスラムと原理主義的イスラム 第12回 イスラム教の宗派―シーア派を中心に 第13回 国民国家の成立とイスラム教_トルコ共和国の 誕生を中心に 第14回 他宗教との共存_イスラエルの誕生をめぐって 第15回 グローバル化と「イスラム復興」 遅刻や欠席は基本的に認めない。民法を受講することが 望ましい。 ■成績評価の基準 ■教材・教科書 各担当者とも小テストと平常の態度をもとに成績を付け る。各担当者の成績の平均点を成績評価とする。 必要に応じて資料を配付する。平成24年度六法を持参す ること。開講時に説明する。 ■授業時間外の課題 ■参考書 新聞、TV、ネットで、毎日ニュースを見る習慣を身に つけること。 ■成績評価の基準 定期試験 70% 平常点 30% ■授業時間外の課題 毎回、次回までの課題を出すので、それをすること。 池田真朗「スタートライン債権法」日本評論社 潮見佳男「債権各論Ⅰ」新世社 潮見佳男「債権各論Ⅱ」新世社 ■メッセージ 2人の教員が講義を順次担当するリレー形式で実施す る。継続して受講すること。毎回出席をとる。遅刻は認め ない。疑問点があれば質問すること。 ■教材・教科書 なし ■参考書 そのつど指示する。 ― 204 ― 科目名称 配当年次 開講 単位数 科目名称 現代社会トピックスⅢ 3年次 前期 2単位 現代社会トピックスⅤ (日本社会で働くということ) (日本経済の光と影) 担当者名 水野・矢倉 配当年次 開講 単位数 2年次 前期 2単位 担当者名 西川・三浦・山本 ■授業の目的・概要 ■授業の目的・概要 最近の社会的特徴の一つとして、働くことへの意識の変 化、働き方の多様化や労働環境の変化といった様々な問題 が生じてきています。授業ではこれらの問題を、2人の担 当者が経営学と経営史の側面から講義します。 経済学関係の専門科目への橋渡しを目的として、日本経 済に関する時事問題に触れながら第2次世界大戦後の日本 経済の歴史を時間軸に沿って概観した後、財政問題を切り 口に日本経済の現状と課題について考える。 ■学習の到達目標 ■学習の到達目標 働くことは権利であり義務です。それゆえ、働くことに ついての問題を考えることは、大切なことです。働くこと への意識の変化は、企業との関わりで形成されてきたもの です。働くことの意味、どんな働き方や働く場所があるの か、働くことの反対にある余暇などについて考察します。 ついで、労働環境の変化、労働政策、最近の大きな社会問 題となっている非正規労働問題ならびに労働災害問題とい った事柄の意味を歴史的に考えます。 必達目標:日本経済を切り口として、現代社会における 諸問題に対する関心を持ち、それらの諸問題がまさに自分 自身の現在あるいは将来の生活に関わる問題であることが 実感できるようになる。 到達目標:各授業において提示する「重要キーワード」 の8割を身に付けるとともに、関心を持った経済問題につ いて自ら文献を調べることができるようになる。 ■授業方法 ■授業方法 配布プリントをもとにリレー形式で講義を行う。 口頭と板書にて行います。 ■授業計画 第1回 産業構造(西川) 第2回 経済体制(西川) 第3回 経済成長(西川) 第4回 国際環境(西川) 第5回 経済病理(西川) 第6回 公害問題(山本) 第7回 高度経済成長の終わり(山本) 第8回 安定成長期からバブル経済へ(山本) 第9回 「失われた10年」と小泉「構造改革」 (山本) 第10回 グローバル化の中の日本経済(山本) 第11回 財政の現状と私たちの暮らし(三浦) 第12回 財政赤字の要因と小泉構造改革(三浦) 第13回 高齢化社会と福祉財政(三浦) 第14回 世代間格差と将来の税制(三浦) 第15回 地域社会と地方分権(三浦) ■授業計画 第1回 授業全体のガイダンス 第2回 現代社会で働く理由(1) 第3回 現代社会で働く理由(2) 第4回 現代社会での働き方(1) 第5回 現代社会での働き方(2) 第6回 現代社会での働き方の変化(1) 第7回 現代社会での働き方の変化(2) 第8回 労働と余暇 第9回 労働環境の変化の歴史(1) 第10回 労働環境の変化の歴史(2) 第11回 労働政策の歴史(1) 第12回 労働政策の歴史(2) 第13回 非正規労働問題の歴史(1) 第14回 非正規労働問題の歴史(2) 第15回 労働災害問題の歴史 ■成績評価の基準 10回以上の出席を単位認定の必要条件とする。その上で、 平常点(30%)及び小テスト・宿題(70%)で成績評価を 行う。定期試験は行わない。 ■成績評価の基準 出席や真面目な受講態度といった平常点、宿題や小テス トにより総合的に評価します。なお、評価の詳細について は、各担当者が説明します。 原則として小テストまたは宿題を毎回課すので、予習・ 復習を欠かさないこと。 ■授業時間外の課題 ■メッセージ 復習し疑問点があれば必ず質問してください。日本社会 での労働に関する問題を宿題として、適宜に課します。 平成22年度までに入学した学生は「現代社会トピックス Ⅰ∼Ⅵ」の中から2科目4単位以上を修得しなければならな い。 「日本経済論」 「財政学」の受講を考えている学生は必ず 受講すること。もちろん、それ以外の学生も歓迎する。 ■メッセージ 社会人となった時に役立つテーマですから、積極的に真 面目な態度で受講して下さい、授業内容の理解度を知るた めに、小テストを適宜授業時間内に行うということに十分 留意してください。 ■授業時間外の課題 ■教材・教科書 プリントを配布する。 ■参考書 ■教材・教科書 使用しません。 ■参考書 必要があれば指示します。 本シラバス作成時点で最新のものとして、以下4点を挙 げる。 金森久雄ほか(編) 『日本経済読本[第18版] 』東洋経済 新報社。 金森久雄ほか(編)『有斐閣経済辞典(第4版)』有斐 閣。 三橋規宏ほか(著) 『ゼミナール日本経済入門(第24版) 』 日本経済新聞社。 内閣府(編) 『経済財政白書(平成22年版) 』日経印刷。 その他授業中に指示する。 ― 205 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス 情 報 学 部 履 修 モ デ ル 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス ― 209 ― ― 210 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス ― 211 ― ― 212 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス ― 213 ― ― 214 ― 講 義 要 項 ・ シ ラ バ ス ― 215 ―