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Cisco Unity ボイスメッセージング インストレーションガイド Microsoft

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Cisco Unity ボイスメッセージング インストレーションガイド Microsoft
Cisco Unity ボイス メッセージング
インストレーション ガイド
Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
Release 4.0(5) 以降
Revised January 31, 2006
Text Part Number: OL-7833-02-J
このマニュアルに記載されている仕様および製品に関する情報は、予告なしに変更されることがあります。このマニュアルに記載されている表現、情報、
および推奨事項は、すべて正確であると考えていますが、明示的であれ黙示的であれ、一切の保証の責任を負わないものとします。このマニュアルに記
載されている製品の使用は、すべてユーザ側の責任になります。
対象製品のソフトウェア ライセンスおよび限定保証は、製品に添付された『Information Packet』に記載されています。見当たらない場合には、代理店に
ご連絡ください。
シスコが採用している TCP ヘッダー圧縮機能は、UNIX オペレーティング システムの UCB(University of California, Berkeley)パブリック ドメイン バー
ジョンとして、UCB が開発したプログラムを最適化したものです。All rights reserved.Copyright © 1981, Regents of the University of California.
ここに記載されている他のいかなる保証にもよらず、すべてのマニュアルおよび上記各社のソフトウェアは、障害も含めて「現状のまま」として提供さ
れます。シスコおよび上記各社は、商品性や特定の目的への適合性、権利を侵害しないことに関する、または取り扱い、使用、または取り引きによって
発生する、明示されたまたは黙示された一切の保証の責任を負わないものとします。
いかなる場合においても、シスコおよびその代理店は、このマニュアルの使用またはこのマニュアルを使用できないことによって起こる制約、利益の損
失、データの損傷など間接的で偶発的に起こる特殊な損害のあらゆる可能性がシスコまたは代理店に知らされていても、それらに対する責任を一切負い
かねます。
CCSP、CCVP、Cisco Square Bridge のロゴ、Follow Me Browsing、および StackWise は、Cisco Systems, Inc. の商標です。Changing the Way We Work, Live,
Play, and Learn、および iQuick Study は、Cisco Systems, Inc. のサービスマークです。Access Registrar、Aironet、BPX、Catalyst、CCDA、CCDP、CCIE、
CCIP、CCNA、CCNP、Cisco、Cisco Certified Internetwork Expert のロゴ、Cisco IOS、Cisco Press、Cisco Systems、Cisco Systems Capital、Cisco Systems の
ロゴ、Cisco Unity、Enterprise/Solver、EtherChannel、EtherFast、EtherSwitch、Fast Step、FormShare、GigaDrive、GigaStack、HomeLink、Internet Quotient、
IOS、IP/TV、iQ Expertise、iQ のロゴ、iQ Net Readiness Scorecard、LightStream、Linksys、MeetingPlace、MGX、Networkers のロゴ、Networking Academy、
Network Registrar、Packet、PIX、Post-Routing、Pre-Routing、ProConnect、RateMUX、ScriptShare、SlideCast、SMARTnet、The Fastest Way to Increase Your
Internet Quotient、および TransPath は、米国および一部の国における Cisco Systems, Inc. とその関連会社の登録商標です。
このマニュアルまたは Web サイトで言及されているその他の商標はすべて、それぞれの所有者のものです。「パートナー」という語の使用は、シスコと
他社の提携関係を意味するものではありません。(0601R)
このドキュメントで使用しているインターネット プロトコル(IP)アドレスは、実在のアドレスではありません。ドキュメント中で示される例、コマン
ドの画面出力、および図は、いずれも視覚的な説明のみを目的としています。実在する IP アドレスが例示されていた場合、それらは意図して使用したも
のではありません。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
Copyright © 2006 Cisco Systems, Inc.
All rights reserved.
C O N T E N T S
このマニュアルについて ix
対象読者と用途 ix
表記法 x
Cisco Unity のドキュメント x
技術情報の入手方法 xi
Cisco.com xi
Product Documentation DVD(英語版) xi
マニュアルの発注方法(英語版)
xi
シスコシステムズマニュアルセンター xii
シスコ製品のセキュリティの概要 xiii
シスコ製品のセキュリティ問題の報告 xiii
テクニカル サポート xiv
Cisco Technical Support & Documentation Web サイト xiv
Japan TAC Web サイト xiv
サービス リクエストの発行 xv
サービス リクエストのシビラティの定義 xv
その他の資料および情報の入手方法 xvi
CHAPTER
1
Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要 1-1
パート 1:Cisco Unity サーバのインストールとコンフィギュレーション 1-2
パート 2:Cisco Unity フェールオーバー用のセカンダリ サーバへのインストール
1-4
パート 3:Cisco Unity システムへのユーザ データと通話管理データの入力 1-5
パート 4:フェールオーバー コンフィギュレーションとネットワーク オプション
のセットアップ(必要な場合) 1-7
パート 5:Cisco Unity ガイダンスのカスタマイズ 1-8
パート 6:Cisco Unity のバックアップ 1-8
パート 7:教育 1-8
CHAPTER
2
インストールの準備 2-1
ドキュメントとツールの準備 2-2
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
iii
Contents
インストールを行うためのソフトウェアのダウンロード 2-3
すべてのインストール対象のソフトウェア 2-3
現行バージョンより前のバージョンの Cisco Unity DVD または CD によってイ
ンストールする場合の追加ソフトウェア 2-5
Cisco Unity サーバ ファイルの配置先ドライブの決定 2-6
プラットフォーム オーバーレイ 1 サーバでのファイル配置先ドライブ 2-7
プラットフォーム オーバーレイ 2 サーバでのファイル配置先ドライブ 2-7
プラットフォーム オーバーレイ 3 サーバでのファイル配置先ドライブ 2-8
CHAPTER
3
ハードウェアのセットアップ 3-1
ボイス カードのインストール 3-2
周辺装置の取り付けと電話システムの接続 3-7
CHAPTER
4
オペレーティング システムのインストール 4-1
RAID アレイの構成 4-2
シスコが提供するアレイ構成ユーティリティの使用方法 4-2
製造元が提供するアレイ構成ユーティリティの使用方法 4-3
Windows Server 2003 または Windows 2000 Server のインストール 4-4
Windows Server 2003:製造元によるガイド付きシステムセットアップ ユー
ティリティと市販の Windows Server 2003 ディスクの使用方法 4-4
Windows 2000 Server:Cisco Unity プラットフォーム コンフィギュレーショ
ン ディスクの使用方法 4-6
Windows 2000 Server:製造元によるガイド付きシステムセットアップ ユー
ティリティと市販の Windows 2000 Server ディスクの使用方法 4-8
Windows ターミナル サービスの有効化(Windows Server 2003 のみ) 4-10
論理ドライブのセットアップ 4-11
CHAPTER
5
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ 5-1
Cisco Unity サーバ内のデュアル NIC の構成 5-3
NIC 構成ユーティリティのインストール 5-3
デュアル NIC の構成 5-5
Cisco Unity ライセンス ファイルの入手 5-6
Cisco Unity システム チェック アシスタントの実行 5-8
Windows エクスプローラのフォルダ設定の変更 5-11
Windows、Internet Explorer、および SQL Server 2000 用の最新の Microsoft サー
ビス パックおよびアップデートのインストール 5-12
ボイス カードに対する[新しいハードウェアの検出ウィザード]の無効化 5-13
ウィルス検出ソフトウェアのインストール(オプション) 5-14
Cisco Security Agent for Cisco Unity のインストールと設定(オプション) 5-14
Cisco Unity サーバのネットワークへの接続 5-14
iv
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Contents
TCP/IP プロパティの設定 5-15
IP アドレスおよびネットワーク接続の確認 5-16
ウィルス検出サービスおよび Cisco Security Agent サービスの無効化 5-17
Cisco Unity サーバの既存のドメインへの追加 5-18
SQL Server サービスがログオンに使用するアカウントのリセット 5-19
CHAPTER
6
Exchange の設定 6-1
パートナー Exchange サーバの決定 6-2
Cisco Unity サーバへの Exchange 管理ソフトウェアのインストール 6-3
Exchange 2003 管理ソフトウェアのインストール 6-3
Exchange 2000 管理ソフトウェアのインストール 6-4
最新の Exchange サービス パックおよびアップデートのインストール 6-7
Cisco Unity 用の Active Directory スキーマの拡張 6-8
組織単位とメールボックス ストアの作成 6-8
CHAPTER
7
インストール用アカウントの作成および権限と許可の設定 7-1
Cisco Unity のインストールに必要なアカウント 7-2
Cisco Unity のインストールに使用するアカウント 7-2
Cisco Unity システム管理へのアクセスに使用するアカウント 7-2
Cisco Unity サービスとしてログオンするアカウント 7-2
Cisco Unity のインストールに必要なアカウントの作成 7-3
Local Administrators グループへの Cisco Unity 管理アカウントの追加 7-4
Cisco Unity Permissions ウィザードを使用した権限と許可の設定 7-5
必要な Exchange の権限の設定 7-10
CHAPTER
8
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定 8-1
SSL を使用するように Cisco Unity を設定するかどうかの決定 8-3
Microsoft 証明書サービス コンポーネントのインストール 8-4
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定 8-5
Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタント
の起動と Cisco Unity ソフトウェアのインストール 8-5
ライセンス ファイルのインストール 8-8
サービスの設定 8-10
メッセージ ストアに対する Cisco Unity の設定 8-10
新しいデフォルト パスワードの設定 8-12
Cisco Unity と電話システムとの連動 8-13
SSL を使用するための Cisco Personal Communications Assistant の設定 8-14
Cisco PCA の SSL 設定の省略 8-14
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
v
Contents
証明機関なしでローカル証明書を作成することにより、SSL を使用する
ように Cisco PCA を設定 8-15
証明機関を使用することにより、SSL を使用するように Cisco PCA を設
定 8-17
Cisco Unity サービス リリースのインストール(利用可能な場合) 8-21
電話システムとの連動のテスト 8-21
Cisco Unity がインストールされているディレクトリのウィルス検出対象からの除
外 8-22
SSL を使用するように Cisco Unity システム管理とステータス モニタを設定 8-23
電話不正利用からのサンプル管理者アカウントの保護 8-24
データ ストア データベースとトランザクション ログの移動 8-25
ウィルス検出サービスおよび Cisco Security Agent サービスの再有効化 8-28
Cisco Unity と Cisco Unity サーバの保護 8-28
CHAPTER
9
オプションのソフトウェアのインストール 9-1
RSA SecurID のインストール 9-1
Symantec pcAnywhere のインストール 9-2
pcAnywhere に推奨されるコンフィギュレーション 9-2
その他のオプション ソフトウェアのインストール 9-4
CHAPTER
10
Cisco Unity システム管理で使用する認証の設定 10-1
Cisco Unity システム管理で使用する認証方式の決定 10-2
Cisco Unity システム管理で使用可能な認証方式 10-2
Cisco Unity システム管理での統合 Windows 認証のしくみ 10-3
Cisco Unity システム管理での Anonymous 認証のしくみ 10-4
Cisco Unity システム管理とステータス モニタで Anonymous 認証を使用するため
の IIS の設定 10-5
APPENDIX
A
ボイス カードと PIMG ユニット A-1
Intel Dialogic D/41EPCI、D/41JCT-LS、および D/41JCT-Euro A-2
ハードウェア設定 A-3
Intel Dialogic D/120JCT-LS および D/120JCT-Euro A-6
ハードウェア設定 A-8
ソフトウェア設定 A-8
Intel Dialogic D/240PCI-T1 A-10
ハードウェア設定 A-11
ソフトウェア設定 A-13
Intel NetStructure PBX-IP Media Gateway(PIMG) A-14
ソフトウェア設定 A-14
Intel Dialogic ボイス カード ソフトウェアの削除 A-15
vi
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
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Contents
クワイエット パラメータおよび他のパラメータに関する現在の設定の確認 A-15
Intel Dialogic ボイス カード ソフトウェアの削除 A-16
クワイエット パラメータおよび他のパラメータの再設定 A-18
APPENDIX
B
Cisco Unity ソフトウェアとサーバの終了および起動 B-1
Cisco Unity ソフトウェアの終了 B-2
Cisco Unity サーバのシャットダウンまたは再起動 B-4
Cisco Unity ソフトウェアの起動 B-5
APPENDIX
C
新規インストール中に Cisco Unity システム チェック アシスタントによってインス
トールされるソフトウェアの手動でのインストール手順 C-1
MSXML 3.0 Service Pack 1 のインストール C-2
Windows ターミナル サービスのインストール C-2
NNTP Service のインストール C-3
Message Queuing Services 2.0 のインストール C-4
Windows 2000 Service Pack 4 のインストール C-5
Internet Explorer 6.0 Service Pack 1 のインストール C-5
SQL Server 2000 および Service Pack 3a のインストール C-6
Microsoft .NET Framework のインストール C-8
INDEX
索引
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
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vii
Contents
viii
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
このマニュアルについて
ここでは、次の内容について説明します。
•
対象読者と用途(P.ix)
•
表記法(P.x)
•
Cisco Unity のドキュメント(P.x)
•
技術情報の入手方法(P.xi)
•
シスコ製品のセキュリティの概要(P.xiii)
•
テクニカル サポート(P.xiv)
•
その他の資料および情報の入手方法(P.xvi)
対象読者と用途
『Cisco Unity インストレーション ガイド』は、Cisco Unity システムのインストールを担当する方を
対象としています。使用されるバージョンに応じて、Microsoft Exchange 2003 または Exchange 2000、
および Microsoft Windows 2003 または Windows 2000 の実用知識が必要です。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
ix
このマニュアルについて
表記法
表記法
表1
『Cisco Unity インストレーション ガイド』の表記法
表記法
説明
太字
次の場合は太字を使用します。
<>
(山カッコ)
-
•
キーおよびボタン名(例:[OK] をクリックします)。
•
ユーザが入力する情報(例:
[ユーザ名]ボックスに Administrator を入力し
ます)
。
ユーザが入力するパラメータを囲むために使用します(例:
[コマンド プロンプ
ト]ウィンドウで、ping <IP アドレス > を入力します)。
同時に押す必要があるキーを表します(例:Ctrl+Alt+Delete を押します)。
(ハイフン)
>
(右山カッコ)
選択する順序を表します。
•
メニュー(例:Windows の[スタート]メニューから[設定]>[コントロー
ル パネル]>[電話とモデムのオプション]を選択します)
。
•
Cisco Unity システム管理のナビゲーション バー(例:
[システム]>[コン
フィギュレーション]>[設定]ページに移動します)。
『Cisco Unity インストレーション ガイド』では、次の表記法も使用します。
(注) 「注釈」です。役立つ情報や、このドキュメント以外の参照資料などを紹介しています。
注意
警告
「要注意」の意味です。機器の損傷またはデータ損失を予防するための注意事項が記述されていま
す。
安全上の重要な注意事項
「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。装置の取り扱い作
業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止策をとるよう努めてください。警
告の各国語版を参照するには、各注意事項の番号と、装置に付属の「Translation Safety Warnings」
の番号を照らし合せてください。ステートメント 1071
これらの注意事項を保管しておいてください。
Cisco Unity のドキュメント
Cisco.com 上の Cisco Unity に関するドキュメントの説明と URL については、『Cisco Unity
Documentation Guide』を参照してください。このドキュメントは Cisco Unity に同梱されており、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_documentation_roadmap09186a008011
79df.html でも入手できます。
x
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OL-7833-02-J
このマニュアルについて
技術情報の入手方法
技術情報の入手方法
シスコの製品マニュアルやその他の資料は、Cisco.com でご利用いただけます。また、テクニカル
サポートおよびその他のリソースを、さまざまな方法で入手することができます。ここでは、シス
コ製品に関する技術情報を入手する方法について説明します。
Cisco.com
ドキュメントの最新版は、次の URL で参照できます。
http://www.cisco.com/techsupport
シスコの Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com
各国のシスコ Web サイトには、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/public/countries_languages.shtml
シスコ製品の最新資料の日本語版は、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/jp
このマニュアルには、日本語化されたマニュアル名と英語版 URL が併記された箇所があります。日
本語版マニュアルを参照する場合は、次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/index_uc_cu.shtml
Product Documentation DVD(英語版)
Product Documentation DVD は、技術情報を包含する製品マニュアルをポータブルなメディアに格納
した、包括的なライブラリです。この DVD を使用すると、シスコ製の各ハードウェアやソフトウェ
アのインストール、コンフィギュレーション、およびコマンドに関する複数のバージョンのマニュ
アルにアクセスできます。また、この DVD を使用すると、シスコの Web サイトで参照できるのと
同じ HTML 版のマニュアルに、インターネットに接続せずにアクセスできます。一部の製品につい
ては、PDF 版のマニュアルもご利用いただけます。
Product Documentation DVD は、1 回単位で入手することも、または定期購読することもできます。
Cisco.com 登録ユーザ (Cisco Direct Customers) の場合、Cisco Marketplace から Product Documentation
DVD (Product Number DOC-DOCDVD= または DOC-DOCDVD=SUB) を発注できます。次の URL に
アクセスしてください。
http://www.cisco.com/go/marketplace/
マニュアルの発注方法(英語版)
Cisco.com 登録ユーザの場合、Cisco Marketplace の Product Documentation Store からシスコ製品の英
文マニュアルを発注できるようになっています。次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/go/marketplace/
Cisco.com に登録されていない場合、製品を購入された代理店へお問い合わせください。
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OL-7833-02-J
xi
このマニュアルについて
技術情報の入手方法
シスコシステムズマニュアルセンター
シスコシステムズマニュアルセンターでは、シスコ製品の日本語マニュアルの最新版を PDF 形式で
公開しています。また、日本語マニュアル、および日本語マニュアル CD-ROM もオンラインで発
注可能です。ご希望の方は、次の URL にアクセスしてください。
http://www2.hipri.com/cisco/
また、シスコシステムズマニュアルセンターでは、日本語マニュアル中の誤記、誤植に関するコメ
ントをお受けしています。次の URL の「製品マニュアル内容不良報告」をクリックすると、コメ
ント入力画面が表示されます。
http://www2.hipri.com/cisco/
なお、技術内容に関するお問い合せは、この Web サイトではお受けできませんので、製品を購入
された各代理店へお問い合せください。
xii
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
このマニュアルについて
シスコ製品のセキュリティの概要
シスコ製品のセキュリティの概要
シスコでは、オンラインの Security Vulnerability Policy ポータル(英文のみ)を無料で提供していま
す。URL は次のとおりです。
http://www.cisco.com/en/US/products/products_security_vulnerability_policy.html
このサイトには、次に関する情報が記載されています。
•
シスコ製品のセキュリティ脆弱性を報告する。
•
シスコ製品に伴うセキュリティ事象についてサポートを受ける。
•
シスコからセキュリティ情報を受け取るための登録をする。
シスコ製品に関するセキュリティ勧告や注意事項、セキュリティ対応の最新のリストには、次の
URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/go/psirt
セキュリティ勧告や注意事項、セキュリティ対応が更新された時点でリアルタイムに確認するに
は、Product Security Incident Response Team Really Simple Syndication (PSIRT RSS) フィードに同意し
てください。PSIRT RSS フィードに同意する方法については、次の URL に参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/products_psirt_rss_feed.html
シスコ製品のセキュリティ問題の報告
シスコでは、セキュアな製品を提供すべく全力を尽くしています。製品のリリース前には内部でテ
ストを行い、すべての脆弱性を早急に修正するよう努力しています。万一、シスコ製品に脆弱性が
見つかった場合は、PSIRT にご連絡ください。
•
緊急の場合のみ:[email protected](英語のみ)
緊急とは、システムがアクティブな攻撃を受けている場合、または至急の対応を要する重大な
セキュリティ上の脆弱性が報告されている場合を指します。これに該当しない場合はすべて、
緊急でないと見なされます。
•
緊急でない場合:[email protected](英語のみ)
緊急の場合は、電話で PSIRT に連絡することもできます。
ヒント
•
1 877 228-7302(英語のみ)
•
1 408 525-6532(英語のみ)
シスコに機密情報をお送りいただく際には、PGP(Pretty Good Privacy)または互換製品 (GnuPG な
ど ) を使用して、暗号化することをお勧めします。PSIRT は、PGP バージョン 2.x から 9.x で暗号化
された情報に対応しています。
無効になった、または有効期限が切れた暗号鍵は、絶対に使用しないでください。PSIRT に連絡す
る際に使用する正しい公開鍵には、Security Vulnerability Policy ページの Contact Summary セクショ
ンからリンクできます。次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/en/US/products/products_security_vulnerability_policy.html
このページ上のリンクからは、現在使用されている最新の PGP 鍵の ID にアクセスできます。
PGP を持っていない、または使用していない場合は、機密情報を送信する前に前述のメール アドレ
スまたは電話番号で PSIRT に問い合せ、他のデータ暗号化方法を確認してください。
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xiii
このマニュアルについて
テクニカル サポート
テクニカル サポート
Cisco Technical Support では、24 時間テクニカル サポートを提供しています。Cisco.com の Cisco
Technical Support & Documentation Web サイトでは、多数のサポート リソースをオンラインで提供
しています。また、シスコと正式なサービス契約を交わしているお客様には、Cisco Technical
Assistance Center(TAC)のエンジニアが電話でのサポートにも対応します。シスコと正式なサービ
ス契約を交わしていない場合は、代理店にお問い合せください。
Cisco Technical Support & Documentation Web サイト
Cisco Technical Support & Documentation Web サイトでは、シスコ製品やシスコの技術に関するトラ
ブルシューティングにお役立ていただけるように、オンラインでマニュアルやツールを提供してい
ます。この Web サイトは、24 時間、いつでも利用可能です。URL は次のとおりです。
http://www.cisco.com/techsupport
Cisco Technical Support & Documentation Web サイトのツールにアクセスするには、Cisco.com のユー
ザ ID とパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ユーザ ID またはパスワードを取得してい
ない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってください。
http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do
(注)
Web または電話でサービス リクエストを発行する前に、Cisco Product Identification(CPI)ツールを
使用して製品のシリアル番号を確認してください。CPI ツールには、Cisco Technical Support &
Documentation Web サイトから、Documentation & Tools の下の Tools & Resources リンクをクリック
するとアクセスできます。アルファベット順の索引ドロップダウン リストから Cisco Product
Identification Tool を選択するか、Alerts & RMAs の下の Cisco Product Identification Tool リンクを
クリックします。CPI ツールには、3 つの検索オプションがあります。製品 ID またはモデル名によ
る検索、ツリー表示による検索、show コマンド出力のコピー アンド ペーストによる特定製品の検
索です。検索結果では、製品が図示され、シリアル番号ラベルの位置が強調表示されます。ご使用
の製品でシリアル番号ラベルを確認し、その情報を記録してからサービス コールをかけてくださ
い。
Japan TAC Web サイト
Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト(http://www.cisco.com/tac)のドキュ
メントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてくだ
さい。
http://www.cisco.com/jp/go/tac
サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サイ
トのドキュメントにアクセスできます。Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com の
ログイン ID とパスワードが必要です。ログイン ID とパスワードを取得していない場合は、次の
URL にアクセスして登録手続きを行ってください。
http://www.cisco.com/jp/register
xiv
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このマニュアルについて
テクニカル サポート
サービス リクエストの発行
オンラインの TAC Service Request Tool を使用すると、S3 と S4 のサービス リクエストを短時間で
オープンできます(S3:ネットワークに軽微な障害が発生した、S4:製品情報が必要である)。状
況を入力すると、その状況を解決するための推奨手段が検索されます。これらの推奨手段で問題を
解決できない場合は、シスコのエンジニアが対応します。TAC Service Request Tool には、次の URL
からアクセスできます。
http://www.cisco.com/techsupport/servicerequest
S1 または S2 のサービス リクエストの場合、またはインターネットにアクセスできない場合は、
Cisco TAC に電話でお問い合せください(S1:ネットワークがダウンした、S2:ネットワークの機
能が著しく低下した)
。S1 および S2 のサービス リクエストには、シスコのエンジニアがすぐに割
り当てられ、業務を円滑に継続できるようサポートします。
Cisco TAC の連絡先については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/techsupport/contacts
サービス リクエストのシビラティの定義
シスコでは、報告されるサービス リクエストを標準化するために、シビラティを定義しています。
シビラティ 1(S1)
:既存のネットワークがダウンしたか、業務に致命的な損害が発生した場合。お
客様およびシスコが、24 時間体制でこの問題を解決する必要があると判断した場合。
シビラティ 2(S2)
:既存のネットワーク動作が著しく低下したか、シスコ製品が十分に機能しない
ため、業務に重大な影響を及ぼした場合。お客様およびシスコが、通常の業務中の全時間を費やし
て、この問題を解決する必要があると判断した場合。
シビラティ 3(S3)
:ほとんどの業務運用は継続できるが、ネットワークの動作パフォーマンスが低
下している場合。お客様およびシスコが、業務時間中にサービスを十分なレベルにまで復旧させる
必要があると判断した場合。
シビラティ 4(S4):シスコ製品の機能、インストレーション、コンフィギュレーションについて、
情報または支援が必要な場合。業務の運用には、ほとんど影響がありません。
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このマニュアルについて
その他の資料および情報の入手方法
その他の資料および情報の入手方法
シスコの製品、テクノロジー、およびネットワーク ソリューションに関する情報について、さまざ
まな資料をオンラインおよび印刷物で入手できます。
•
Cisco Product Quick Reference Guide は、便利でコンパクトな参照ツールです。チャネル パート
ナーを介して販売されている多くのシスコ製品の製品概要、重要な特徴、サンプル部品番号、
および技術仕様の要約などを記載しています。年 2 回の更新の際には、最新のシスコ情報が追
加されます。Cisco Product Quick Reference Guide の発注および詳細については、次の URL を参
照してください。
http://www.cisco.com/go/guide
•
Cisco Marketplace では、シスコの書籍やリファレンス ガイド、マニュアル、ロゴ製品を数多く
提供しています。購入を希望される場合は、次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/go/marketplace/
•
Cisco Press では、ネットワーク全般、トレーニング、および認定資格に関する出版物を幅広く
発行しています。これらの出版物は、初級者にも上級者にも役立ちます。Cisco Press の最新の
出版物やその他の情報を調べるには、次の URL から Cisco Press にアクセスしてください。
http://www.ciscopress.com
• 『Packet』はシスコシステムズが発行する技術者向けの雑誌で、インターネットやネットワーク
への投資を最大限に活用するために役立ちます。本誌は季刊誌として発行され、業界の最先端
トレンド、最新テクノロジー、シスコ製品やソリューション情報が記載されています。また、
ネットワーク構成およびトラブルシューティングに関するヒント、コンフィギュレーション
例、カスタマー ケース スタディ、認定情報とトレーニング情報、および充実したオンライン
サービスへのリンクの内容が含まれます。
『Packet』には、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/packet
日本語版『Packet』は、米国版『Packet』と日本版のオリジナル記事で構成されています。日本
語版『Packet』には、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/news/packet/
• 『iQ Magazine』はシスコシステムズの季刊誌で、成長企業が収益を上げ、業務を効率化し、サー
ビスを拡大するためには技術をどのように利用したらよいかを学べるように構成されていま
す。本誌では、実例とビジネス戦略を挙げて、成長企業が直面する問題とそれを解決するため
の技術を紹介し、読者が技術への投資に関して適切な決定を下せるよう配慮しています。『iQ
Magazine』には、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/go/iqmagazine
デジタル版には、次の URL からアクセスできます。
http://ciscoiq.texterity.com/ciscoiq/sample/
• 『Internet Protocol Journal』は、インターネットおよびイントラネットの設計、開発、運用を担
当するエンジニア向けに、シスコが発行する季刊誌です。
『Internet Protocol Journal』には、次の
URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/ipj
•
シスコシステムズが提供するネットワーキング製品、および各種のカスタマー サポート サー
ビスは、次の URL から入手できます。
http://www.cisco.com/en/US/products/index.html
•
Networking Professionals Connection は対話形式の Web サイトです。このサイトでは、ネットワー
キング製品やテクノロジーに関する質問、提案、および情報をネットワーキング担当者がシス
コの専門家や他のネットワーキング担当者と共有できます。次の URL にアクセスしてディス
カッションに参加してください。
http://www.cisco.com/discuss/networking
•
シスコは、国際的なレベルのネットワーク関連トレーニングを実施しています。最新情報につ
いては、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/en/US/learning/index.html
xvi
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
C H A P T E R
1
Cisco Unity インストールに必要な
タスクの概要
(注)
Cisco Unity のアップグレードを行う場合は、
『Cisco Unity リコンフィギュレーション アップグレー
ド ガイド』に記載されているアップグレード手順を参照してください。
次のハイレベル タスク リストを使用して、Cisco Unity システムを正しくインストールします。こ
のタスクは、
『Cisco Unity インストレーション ガイド』およびその他の Cisco Unity ドキュメントに
記載されている詳細な手順を参照します。これらのドキュメントに従って、正しくインストールを
完了してください。
このタスク リストにより Cisco Unity システムを完全にインストールできます。つまり、Cisco Unity
サーバのインストールと設定から、Cisco Unity システムへのユーザ データおよび通話管理データの
入力、フェールオーバーやネットワーク機能、Cisco Unity のバックアップなどのオプション機能の
セットアップまで実行できます。
(注)
シスコは、Cisco Unity システムをインストールする前に、Exchange 環境がセットアップされ動作
していることを前提にしています。
リストは 7 つのパートに分けられます。タスクの中には、特定の環境だけに適用されるものがあり
ます(その場合は注意書きがあります)。使用している環境に当てはまらないタスクは省略してく
ださい。
完了したタスクには、実行済みであることを示すチェックマークを付けることをお勧めします。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
1-1
第1章
Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要
パート 1:Cisco Unity サーバのインストールとコンフィギュレーション
パート 1:Cisco Unity サーバのインストールとコンフィギュレーション
パート 1 のタスクは、特に指定のない限り、
『Cisco Unity インストレーション ガイド』の章を参照
します。
(注)
Cisco Unity のプライマリ サーバとなるコンピュータからインストールを開始してください。Cisco
Unity のセカンダリ サーバをインストールするタイミングについては、タスク リストの中で説明し
ています。両方のサーバで使用可能な機能およびコンフィギュレーションが同じである必要があり
ます。
1. コンフィギュレーションに適切なバージョンの『Cisco Unity インストレーション ガイド』を使
用していることを確認します。このバージョンのドキュメントは、Exchange 2003 または
Exchange 2000 を使用する Cisco Unity 4.0(5) 以降のボイス メッセージ(フェールオーバーあり)
に対応しています。コンフィギュレーションおよび該当するインストレーション ガイドのリス
トについては、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_installation_guide09186a008042173f.h
tml から入手可能な『Cisco Unity 4.0(5) 以降のコンフィギュレーションとインストレーション ガ
イドの対応関係』を参照してください。
2. 次の要件を確認します。
a. Cisco Unity 4.x システムのシステム要件(フェールオーバー機能の要件を含む)。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_installation_guides_list.html か ら
入手可能な、該当するバージョンの『Cisco Unity システム要件』を参照してください。
b. 電話システム連動の要件(フェールオーバー機能の要件を含む)
。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration
_guides_list.html から入手可能な、該当する Cisco Unity のインテグレーション ガイドの
「Requirements」の項を参照してください。
c. Cisco Unity Bridge ネットワークを使用するシステムの場合:Bridge の要件。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_installation_guides_list.html か ら
入手可能な、該当するバージョンの『Cisco Unity Bridge System Requirements, and Supported
Hardware and Software』を参照してください。
d. Bridge などの Cisco Unity ネットワーク オプションを使用するシステムの場合:ネットワー
ク オプションの要件。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_device_support_table09186a0
080531ba9.html から入手可能な『Cisco Unity Networking Options Requirements』を参照して
ください。
3. インストールに使用するドキュメントとツールを用意して、最新の Microsoft アップデートおよ
びその他のソフトウェアをダウンロードします。また、以降のインストールで必要となるアプ
リケーション、ログ、データベース ファイルのドライブの位置を決定します。第 2 章「インス
トールの準備」を参照してください。
4. 電話システムと内線番号をセットアップまたはプログラムして、Cisco Unity との連動を使用可
能にします。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_gui
des_list.html か ら 入 手 可 能 な、該 当 す る Cisco Unity の イ ン テ グ レ ー シ ョ ン ガ イ ド の
「Programming the <Name> Phone System」の項を参照してください。
5. Cisco Unity サーバを設定し、必要に応じてボイス カードのインストールと周辺装置の取り付け
を行い、電話システムを接続します。第 3 章「ハードウェアのセットアップ」を参照してくだ
さい。
6. 必要に応じて RAID アレイを設定し、Windows Server 2003 または Windows 2000 Server をイン
ストールし、必要に応じて論理ドライブを作成します。第 4 章「オペレーティング システムの
インストール」を参照してください。
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Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
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第1章
Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要
パート 1:Cisco Unity サーバのインストールとコンフィギュレーション
7. Cisco Unity ライセンス ファイルを入手し、Cisco Unity システム チェック アシスタントを使用
して、オペレーティング システムを設定し、必要なソフトウェア コンポーネントをインストー
ルします。Windows ネットワーク環境にサーバを設定します。第 5 章「Cisco Unity プラット
フォームのカスタマイズ」を参照してください。
8. 該当する Exchange ソフトウェアをインストールし、設定します。第 6 章「Exchange の設定」を
参照してください。
9. Cisco Unity のインストールに必要なアカウントを作成し、権限と許可を設定します。第 7 章
「インストール用アカウントの作成および権限と許可の設定」を参照してください。
10. 必要に応じて Cisco Unity が SSL を使用するように設定し、Microsoft 証明書サービス コンポー
ネントをインストールするかどうかを決定した後、Cisco Unity インストレーションおよびコン
フィギュレーション アシスタントを使用して、Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
を行います。必要に応じて Cisco Personal Communications Assistant が SSL を使用するように設
定します。また、必要に応じて、Cisco Unity システム管理とステータス モニタが SSL を使用
するように設定します。電話不正利用からサンプル管理者アカウントを保護し、必要に応じて、
SQL Server データベース ファイルとトランザクション ログを移動します。第 8 章「Cisco Unity
ソフトウェアのインストールと設定」を参照してください。
11. オプションのソフトウェアをインストールします。第 9 章「オプションのソフトウェアのイン
ストール」を参照してください。
注意
Microsoft Outlook を Cisco Unity サーバ上にインストールしないでください。サーバ上に
インストールすると、Cisco Unity は、ユーザに新しいメッセージの到着を通知できませ
ん。
12. システム修復ディスクを作成します。このディスクは Windows が損傷した場合の修復と再起動
に使用します。Windows のヘルプを参照してください。
13. Cisco Unity システム管理 Web アプリケーションで使用する認証方式を決定し、必要に応じて
IIS を設定します。第 10 章「Cisco Unity システム管理で使用する認証の設定」を参照してくだ
さい。
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1-3
第1章
パート 2:Cisco Unity フェールオーバー用のセカンダリ サーバへのインストール
Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要
パート 2:Cisco Unity フェールオーバー用のセカンダリ サーバへのイ
ンストール
パート 2 のタスクは、特に指定のない限り、
『Cisco Unity インストレーション ガイド』の章を参照
します。
14. Cisco CallManager 連動のみの場合:電話システム上で、セカンダリ サーバで使用されるボイス
メール ポートを追加します。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_gui
des_list.html から入手可能な、該当する Cisco CallManager のインテグレーション ガイドの
「Programming the Cisco CallManager Phone System」の項を参照してください。
15. セカンダリ サーバ上で、使用される電話システム連動に応じて、パート 1 の次のタスクを繰り
返します。
•
Cisco CallManager の場合、タスク 6. ∼ 8. を繰り返します。
•
回線交換電話システムの場合:タスク 5. ∼ 8. を繰り返します。
16. タスク 9. で作成したものと同じアカウントを、Cisco Unity 管理アカウントとして Local
Administrators グループに追加します。Cisco Unity Permissions ウィザードを実行して、権限と許
可を設定します。第 7 章「インストール用アカウントの作成および権限と許可の設定」を参照
してください。
17. Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタントを使用して、Cisco
Unity ソフトウェアのインストールとコンフィギュレーションを行い、必要に応じて、SSL を
使用するように Cisco PCA を設定します。必要に応じて、Cisco Unity システム管理とステータ
ス モニタが SSL を使用するように設定し、SQL Server データベース ファイルとトランザクショ
ン ログを移動します。第 8 章「Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定」を参照してく
ださい。
18. オプションのソフトウェアをインストールします。第 9 章「オプションのソフトウェアのイン
ストール」を参照してください。
19. システム修復ディスクを作成します。このディスクは Windows が損傷した場合の修復と再起動
に使用します。Windows のヘルプを参照してください。
20. Anonymous 認証方式を使用することを決定した場合、Cisco Unity システム管理とステータス モ
ニタが Anonymous 認証方式を使用するように IIS を設定します。第 10 章「Cisco Unity システ
ム管理で使用する認証の設定」を参照してください。
21. Cisco Unity とともに出荷されるソフトウェアをすべて一緒に、安全ですぐに利用できる場所に
保管します。後で、Cisco Unity システムのアップグレードまたはそれ以外の変更を行うとき、
このディスクが必要になることがあります。また、Cisco TAC がサービス コールの間にそれら
を利用するよう要求することがあります。
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第1章
Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要
パート 3:Cisco Unity システムへのユーザ データと通話管理データの入力
パート 3:Cisco Unity システムへのユーザ データと通話管理データの
入力
Cisco Unity システム管理を使用してパート 3 のほとんどのタスクを実行します(Cisco Unity システ
ム管理へのログオンとその使用の詳細については、
『Cisco Unity システム アドミニストレーション
ガイド』の「Cisco Unity システム管理へのアクセス」の章を参照してください。)
このタスクは、詳細情報が記述されている『Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイド
Release 4.0(5)』の章を参照します。このドキュメントは
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_administration_guide_book09186a0080
43ea39.html から入手できます。
(注)
これらのタスクは、Cisco Unity のプライマリ サーバで行ってください。ユーザ データと通話管理
データは、以降のインストールでフェールオーバーのコンフィギュレーションを行った後に、Cisco
Unity のセカンダリ サーバに複製されます。
22. システム スケジュールを定義します。
a. 標準営業時間を指定する。
b. 終了時間と週末時間を指定する。
c. 必要に応じて、カスタム スケジュールを作成する。
d. 休日を指定する。
「システム設定」の章の「スケジュール設定」の項と「休日設定」の項を参照してください。
23. 電話、GUI、および TTS の言語を設定します(必要な場合は TTY を含みます)。
「言語」の章
を参照してください。
24. 必要な場合は、サードパーティ製ファックスをセットアップします。「Cisco Unity とファック
ス サーバの連動」の章を参照してください。
25. 通話管理計画を作成します。「通話管理」の章を参照してください。
26. 一般ユーザ アカウントの作成を準備します。
「ユーザ アカウントの作成」の章の「一般ユーザ
アカウント作成の準備」の項を参照してください。
a. ユーザ アカウントを作成するために必要な許可を持っていることと、Cisco Unity がメッ
セージ ストアと動作するために正しく設定されていることを確認する。
b. 適切なライセンスを所有していることを確認する。
c. Cisco Unity の電話アクセスのための、パスワードのポリシーとアカウント ロックアウトの
ポリシーを決定する。
d. Cisco Unity Web アクセスのための、ログオン、パスワード、およびアカウント ロックアウ
トの各ポリシーを決定する。
e. 該当する場合は、拡張電話セキュリティをセットアップする。
f. サービス クラスの確認、変更、および作成を行う。
g. 規制テーブルを作成し、該当するサービス クラスに割り当てる。
h. パブリック同報リストを作成する。
i. ユーザ テンプレートの確認、作成、および修正を行う。電話パスワードを保護し、該当す
る場合は Windows ドメイン アカウントのパスワードも保護する。
j. 必要に応じて、Cisco Unity サーバの MAPI プロファイルのロケール ID を変更する。
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第1章
Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要
パート 3:Cisco Unity システムへのユーザ データと通話管理データの入力
27. 必要に応じて、Cisco Unity ホスピタリティとプロパティ マネジメント システム連動を設定し
ます。
「ホスピタリティおよびプロパティ マネジメント システム連動」の章を参照してくださ
い。
28. システム コンフィギュレーションをテストします。
a. ユーザを 1 つ追加する(
「ユーザ アカウントの作成」の章を参照してください)。
b. テスト ユーザとして電話を使用して、Cisco Unity にログオンし、ボイス名を録音し、パス
ワードを設定する。電話を切ります。
c. Cisco Unity をコールし、テスト ユーザとして再度ログオンし、ユーザのパスワード、グ
リーティング、聞き取り、着信転送、およびメッセージの各オプションが正しく動作する
ことを確認する。電話で適切な機能をテストすることで、ユーザが正しいサービス クラス
を継承したことを確認します
d. テスト ユーザとして Cisco Personal Communications Assistant(PCA)にログオンする。テス
ト ユ ーザ に 必 要 な サー ビ ス ク ラス 権 限 を 与 えた ら、Cisco PCA Welcome ペ ージ か ら
Cisco Unity Assistant が参照できるかどうか確認します。テスト ユーザに必要なサービス ク
ラス権限を与えたら、Cisco Unity Inbox が参照できるかどうか確認します。
e. 必要に応じて、システム コンフィギュレーションを修正する。
29. ユーザ アカウントを作成します。「ユーザ アカウントの作成」の章を参照してください。
30. 必要に応じて、Exchange アドレス帳に記載されているユーザを非表示にします。「ユーザ アカ
ウントの作成」の章の「Outlook アドレス帳でのユーザの隠蔽」の項を参照してください。
31. 必要に応じて、個々のユーザ アカウントを修正します。「ユーザ アカウントの作成」の章の
「ユーザ アカウントの作成後」の項を参照してください。
32. 必要に応じて、パブリック同報リストに個々のユーザを加えます。たとえば、宛先不明メール
同報リストに残されたメールやオープニング グリーティング コール ハンドラ宛てに残された
メールなど、特定の受信者と関連付けられていない Cisco Unity に残されたメールをスクリーニ
ングするためにユーザを割り当てます。「デフォルト アカウントとメッセージの処理」の章の
「メッセージの処理」の項を参照してください。
33. タスク 25. で作成した通話管理計画を実装し、テストします。
a. コール ハンドラを作成する。「コール ハンドラの設定」の章を参照してください。
b. ディレクトリ ハンドラの設定を指定する。
「ディレクトリ ハンドラの設定」の章を参照し
てください。
c. インタビュー ハンドラを作成する。「インタビュー ハンドラの設定」の章を参照してくだ
さい。
d. 着信サービスをセットアップする。
「着信サービス」の章を参照してください。
34. Cisco Unity システム管理の[システム]>[コンフィギュレーション]>[設定]ページで、代
行オブジェクトを確認します。このオブジェクトは、代行受信者、代行所有者、メッセージの
聞き取り後の代行コール ハンドラ、および終了の代行コール ハンドラです。Cisco Unity は、
Cisco Unity システム管理を使用して削除された任意のユーザへの参照を、これらのオブジェク
トを使用して置き換えます。最初にこのような参照(たとえば、コール ハンドラまたは同報リ
ストの所有者)を再割り当てする必要はありません。新規インストールの場合、サンプル管理
者は代行受信者および代行所有者として設定され、終了案内コール ハンドラは、メッセージの
聞き取り後の代行コール ハンドラおよび終了の代行コール ハンドラとして設定されます。アッ
プグレードの場合、デフォルトに加えた変更は上書きされません。ただし、別の代行オブジェ
クトを使用する場合は、これらの設定を確認してからアップデートすることを推奨します。各
オブジェクトの説明と、これらを適用する場所については、Cisco Unity システム管理のヘルプ
を参照してください。
35. 必要に応じて、ユーザが電話を使用して Cisco Unity にアクセスできるように設定し、録音デバ
イスおよび再生デバイスを指定し、Cisco Unity ViewMail for Microsoft Outlook をインストール
してから、到着通知テキスト メッセージを設定します。
「ユーザ ワークステーションでの Cisco
Unity アプリケーションの設定」の章を参照してください。
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第1章
Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要
パート 4:フェールオーバー コンフィギュレーションとネットワーク オプションのセットアップ(必要な場合)
パート 4:フェールオーバー コンフィギュレーションとネットワーク
オプションのセットアップ(必要な場合)
36. Cisco Unity フェールオーバーを設定します。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_feature_guide_book09186a00801b
9241.html から入手可能な『Cisco Unity フェールオーバー コンフィギュレーション アドミニス
トレーション ガイド Release 4.x』の「Cisco Unity フェールオーバーの構成」の章を参照してく
ださい。
37. デジタル ネットワークを使用するシステムの場合:デジタル ネットワークをセットアップし
ます。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_feature_guide_book09186a008044
197a.html から入手可能な『Cisco Unity のネットワーク機能 Release 4.0(5)』の「デジタル ネッ
トワーク」の章を参照してください。デジタル ネットワークの設定はセカンダリ サーバに複
製されることに注意してください。
38. インターネット ユーザを使用するシステムの場合:インターネット ユーザをセットアップし
ます。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_feature_guide_book09186a008044
197a.html から入手可能な『Cisco Unity のネットワーク機能 Release 4.0(5)』の「SMTP ネット
ワーク」の章を参照してください。
39. SMTP ネットワークを使用するシステムの場合:SMTP ネットワークをセットアップします。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_feature_guide_book09186a008044
197a.html から入手可能な『Cisco Unity のネットワーク機能 Release 4.0(5)』の「SMTP ネット
ワーク」の章を参照してください。SMTP ネットワークの設定はセカンダリ サーバに複製され
ることに注意してください。
40. AMIS ネットワークを使用するシステムの場合:AMIS ネットワークをセットアップします。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_feature_guide_book09186a008044
197a.html から入手可能な『Cisco Unity のネットワーク機能 Release 4.0(5) 』の「AMIS ネット
ワーク」の章を参照してください。AMIS ネットワークの設定はセカンダリ サーバに複製され
ることに注意してください。
41. VPIM ネットワークを使用するシステムの場合:VPIM ネットワークをセットアップします。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_feature_guide_book09186a008044
197a.html から入手可能な『Cisco Unity のネットワーク機能 Release 4.0(5)』の「VPIM ネット
ワーク」の章を参照してください。VPIM ネットワークの設定はセカンダリ サーバに複製され
ることに注意してください。
42. Bridge ネットワークを使用するシステムの場合:Cisco Unity Bridge サーバをインストールしま
す。http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_installation_guides_list.html か ら
入手可能な、該当する『Cisco Unity Bridge Installation Guide』の「Overview of Mandatory Tasks
for Installing the Cisco Unity Bridge」の章を参照してください。
43. Bridge ネットワークを使用するシステムの場合:Cisco Unity とネットワーキング用の Bridge を
セットアップします。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_feature_guides_list.html から入手
可能な、該当する『Cisco Unity Bridge Networking Guide』の「Setting Up Cisco Unity and the Bridge
for Networking」の章を参照してください。Bridge の設定はセカンダリ サーバに複製されること
に注意してください。
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第1章
Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要
パート 5:Cisco Unity ガイダンスのカスタマイズ
パート 5:Cisco Unity ガイダンスのカスタマイズ
44. 発信者が電話で Cisco Unity にアクセスすると、あらかじめ録音されている説明とオプションの
セットが再生されます。このセットは Cisco Unity ガイダンス、または TUI(電話ユーザ イン
ターフェイス)と呼ばれます。ユーザおよび身元不明発信者に再生されるガイダンスをカスタ
マイズする方法は、いくつかあります。
たとえば、電話が切断されて中断されたメッセージに対する Cisco Unity の処理を変更するこ
と、ユーザがメッセージを送信するときに Cisco Unity がユーザに録音、宛先指定の順に要求す
るように指定すること、「簡易」サイン インおよびシステム転送を提供すること、またはユー
ザがメッセージを再生するときに Cisco Unity がその他の発信者情報を再生するように指定す
ることが可能です。また、Cisco Unity グリーティング管理者または Cisco Unity ブロードキャス
ト メッセージ管理者をシステム管理者向けに設定することもできます。
このようなガイダンスのカスタマイズの詳細については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_administration_guide_book09186a
008043ea39.html から入手可能な、
『Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイド Release
4.0(5)』の「Cisco Unity ガイダンス」の章を参照してください。
パート 6:Cisco Unity のバックアップ
45. Cisco Unity のバックアップを作成します。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_maintenance_guide_book09186a00
8043ea51.html から入手可能な『Cisco Unity Maintenance Guide Release 4.0(5) 』の「About Backing
Up a Cisco Unity System」の章を参照してください。
パート 7:教育
46. ユーザ、オペレータ、およびサポート デスク担当者に Cisco Unity の使用方法を教えます。
『Cisco
Unity システム アドミニストレーション ガイド』の「Cisco Unity を使用するユーザ、オペレー
タ、およびサポート デスク担当者の準備」の章を参照してください。
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2
インストールの準備
(注)
Cisco Unity のセカンダリ サーバをインストールする場合は、次の章に進んでください。
この章では、次のタスクを順序どおりに実行します。
1. インストールに必要なドキュメントおよびツールを準備します。P.2-2 の「ドキュメントとツー
ルの準備」を参照してください。
2. インストールに必要なソフトウェアをダウンロードします。P.2-3 の「インストールを行うため
のソフトウェアのダウンロード」を参照してください。
3. Cisco Unity システムのアプリケーション、ログ、およびデータベース ファイルの配置先のドラ
イブを決定し、記録します。P.2-6 の「Cisco Unity サーバ ファイルの配置先ドライブの決定」を
参照してください。
この章が完了したら、第 1 章「Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要」に戻り、引き続き
Cisco Unity システムを正しくインストールしてください。
(注)
リスト内のタスクでは、
『Cisco Unity インストレーション ガイド』およびその他の Cisco Unity のド
キュメントに記載されている詳細な手順を参照します。これらのドキュメントに従って、正しくイ
ンストールを完了してください。
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2-1
第2章
インストールの準備
ドキュメントとツールの準備
ドキュメントとツールの準備
Cisco Unity システムのインストールおよびコンフィギュレーション時には、次のアイテムが必要で
す。
•
次の Cisco Unity のドキュメントを入手してください。
− 該当するバージョンの Cisco Unity のリリース ノート
− 該当する Cisco Unity サービス リリースのリリース ノート(ある場合)
− 該当するバージョンの Cisco Security Agent for Cisco Unity のリリース ノート(ある場合)
− コンフィギュレーションに適切なバージョンの『Cisco Unity インストレーション ガイド』
(http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_unity/unity40/inst/inst405/405list.htm
から入手可能な『Cisco Unity 4.0(5) 以降のコンフィギュレーションとインストレーション
ガイドの対応関係』を参照してください)
− Cisco Unity をインストールするサーバの仕様書
(http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_data_sheets_list.html から入
手可能な『Cisco Unity がサポートするプラットフォーム一覧』を参照してください)
− 使用する電話システムに対応する Cisco Unity のインテグレーション ガイド
− Cisco Unity を Cisco CallManager と連動する場合は、適用するバージョンに応じた Cisco
Unity-CM TSP のリリース ノート
− 『Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイド』
− 『Cisco Unity フェールオーバー コンフィギュレーション アドミニストレーション ガイド
Release 4.x』
− Cisco Unity デジタル ネットワーク、AMIS、SMTP、または VPIM ネットワーク、あるいは
インターネット ユーザを設定する場合は、『Cisco Unity のネットワーク機能』
− Bridge ネットワークを設定する場合は、適用するバージョンに応じた Cisco Unity Bridge の
リリース ノート、
『Cisco Unity Bridge Installation Guide Release 3.0』、および『Cisco Unity
Bridge Networking Guide Release 3.0』。
また必要に応じて、
適用するバージョンに応じた Cisco
Security Agent for Cisco Unity Bridge のリリース ノート
− AMIS、Bridge、SMTP、または VPIM ネットワークを設定する場合は、適用するバージョ
ンに応じた Cisco Unity Voice Connector for Microsoft Exchange のリリース ノート
− ユニファイド メッセージ コンフィギュレーションに移行することが予想される場合は、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_unity/whitpapr/migvm_um.htm か ら 入
手 可能な『White Paper: Installing Cisco Unity Voice Messaging in Anticipation of Migrating to
Cisco Unity Unified Messaging (Version 3.1)』(タイトルでは Cisco Unity 3.1 となっています
が、このドキュメントは Cisco Unity 4.0 にも有効です)
Cisco Unity のドキュメントは、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/tsd_products_support_series_home.html で入
手できます。
2-2
•
システム修復ディスクを作成するための、空の 3.5 インチ 1.44 MB ディスク
•
テスト用の電話 2 台
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
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第2章
インストールの準備
インストールを行うためのソフトウェアのダウンロード
インストールを行うためのソフトウェアのダウンロード
この項では、Cisco Unity のインストールに必要なソフトウェアを示します。Cisco Unity の DVD ま
たは CD が、現行バージョンより前のものである場合は、追加ソフトウェアをダウンロードする必
要があります。
•
すべてのインストール対象のソフトウェア(P.2-3)
•
現行バージョンより前のバージョンの Cisco Unity DVD または CD によってインストールする
場合の追加ソフトウェア(P.2-5)
また次の点にも注意してください。
•
ダウンロードするファイルの大きさは、200 MB 以上あります。高速のインターネットに接続
されているコンピュータを使用し、コンピュータまたはアクセス可能なネットワーク ドライブ
に十分なディスク領域があることを確認します。
•
ダウンロードするファイルは、すべて自己解凍される実行可能ファイルです。すべてのダウン
ロードが完了したら、アップデートを解凍し、解凍したファイルを含む CD を焼きます。次に、
ダウンロードした .exe ファイルを削除して、ディスク領域を開放します。
注意
•
推奨されているサービス パックとアップデート、
およびオプションの Cisco Security Agent
for Cisco Unity とウィルス検出ソフトウェアをすべてインストールしない限り、Cisco
Unity サーバにインストールしたサードパーティ製コンポーネントに潜む深刻なセキュ
リティ脆弱性は解消されません。Cisco Unity サーバをネットワークに接続してソフト
ウェアをインストールすることは避けてください。代わりに、ダウンロードしたソフト
ウェアを含む CD を焼き、CD からソフトウェアをインストールします。
Cisco Unity のドキュメントには、ダウンロードしたファイルをいつインストールするかが示さ
れています。
すべてのインストール対象のソフトウェア
次のソフトウェアは、すべてのインストールでダウンロードします。現行バージョンの Cisco Unity
DVD または CD がある場合でも、ディスクの作成後にソフトウェアがリリースまたはアップデート
されている場合があるため、ソフトウェアをダウンロードすることを推奨します。
Cisco Unity サービス リリース
ある場合は、適用可能な Cisco Unity サービス リリース(Cisco Unity Engineering Specials のロール
アップ)
。http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_release_notes_list.html から入手
可能な『Cisco Unity リリースノート <version> Service Release 1』の「Downloading Service Release 1」
の項を参照してください。リリース ノートがない場合、サービス リリースはまだリリースされて
いません。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
2-3
第2章
インストールの準備
インストールを行うためのソフトウェアのダウンロード
Microsoft サービス パック
Cisco Unity の使用にあたっては、
現行バージョンの Cisco Unity のリリース後に確認されたサービス
パックがある場合は、それを使用することを推奨します。Microsoft の Web サイトから入手可能で
す。また、インストール手順をダウンロードまたは印刷しておきます。
サポートされているサービス パックとアップデートの詳細については、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_unity/cmptblty/msupdate.htm か ら 入 手 可 能 な
『Cisco Unity および Cisco Unity Bridge における推奨サービス パックとアップデート』を参照してく
ださい(現行バージョンのリリース時に推奨されているサービス パックは、
http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/unity-40 の Cisco Unity 4.x Software Download ページで入手で
きます)
。
解凍したアップデートを CD に焼き、
「Cisco Unity < バージョン > Post-Installation」というラベルを
付けます。このディスクは、使用可能な Cisco Unity サービス リリースがあった場合にそれを焼き
付けたものと同じです。
Microsoft アップデート
Cisco Unity との使用が推奨されている最新のアップデート。Microsoft アップデートは、
http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/unity_msft_updates の Cisco Unity Software Download ページか
らダウンロードできます。現行バージョンの Cisco Unity がリリースされた時点で推奨されていた
アップデートは Cisco Unity Post-Install CD に含まれていますが、ダウンロード ページは毎月更新さ
れるので、CD を持っている場合でも新しいアップデートがあるかどうか確認する必要があります。
(注)
Software Download ページにアクセスするには、登録ユーザとして、Cisco.com にログインす
る必要があります。
Cisco Security Agent for Cisco Unity(オプション)
Cisco Security Agent for Cisco Unity は、http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/unity3d の Cisco Unity
Crypto Software Download ページから入手可能です。サポートされている構成、およびダウンロード
とインストールの手順については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_release_notes_list.html の『Cisco Security
Agent for Cisco Unity リリースノート』を参照してください。
Cisco Security Agent for Cisco Unity の初回ダウンロード時は、強力な暗号化機能に関する輸出規制の
ため、いくつかの質問に回答する必要があります。画面の指示に従います。
PBXLink または PIMG ファームウェアのアップデート
電話システム連動に PBXLink ボックスまたは PIMG ユニットが含まれている場合は、アップデート
された PBXLink または PIMG ファームウェア。アップデートされたファームウェアをダウンロード
する手順については、対応する Cisco Unity のインテグレーション ガイドの「Setting Up the PBXLink
Box」の項または「Setting up the PIMG Units」の項を参照してください。インテグレーション ガイドは、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_guides_l
ist.html から入手可能です。
2-4
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
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第2章
インストールの準備
インストールを行うためのソフトウェアのダウンロード
現行バージョンより前のバージョンの Cisco Unity DVD または CD によってインストー
ルする場合の追加ソフトウェア
Cisco Unity DVD または CD が現行バージョンより前のものである場合は、次のソフトウェアもダウ
ンロードする必要があります。
Cisco Unity CD
現行バージョンの Cisco Unity の CD。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_release_notes_list.html か ら 入 手 可 能 な、
該当する『Cisco Unity リリースノート』の「Cisco Unity < バージョン > 用ソフトウェアのダウン
ロード」の項を参照してください。
Cisco Unity Service Pack CD
使用している Exchange のバージョンに応じたサービス パックを含む Cisco Unity Service Pack CD。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_release_notes_list.html か ら 入 手 可 能 な、
該当する『Cisco Unity リリースノート』の「Cisco Unity < バージョン > 用ソフトウェアのダウン
ロード」の項を参照してください。
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2-5
第2章
インストールの準備
Cisco Unity サーバ ファイルの配置先ドライブの決定
Cisco Unity サーバ ファイルの配置先ドライブの決定
次の目的を達成するために、Cisco Unity サーバのアプリケーション、ログ、およびデータベース
ファイルの配置先ドライブを検討します。
•
Cisco Unity、Microsoft Exchange、および SQL Server のトランザクション ログの性能、データの
連動性、信頼性を最適化する。
•
Cisco Unity データについての性能、記憶領域、アクセス容量を最適化する。
Cisco Unity サーバ上の論理ドライブをセットアップする方法と、アプリケーション、ログ、および
データベース ファイルの配置先ドライブは、Cisco Unity サーバのプラットフォーム オーバーレイ、
および使用する RAID ボリューム コンフィギュレーションに依存します。
(注)
ファイルの場所は Cisco Unity のプライマリ サーバとセカンダリ サーバで同じである必要がありま
す。
次の項のうちの 1 つを使用して、インストールする Cisco Unity サーバに適切なファイルの配置先ド
ライブを判定し、書き留めておきます。
•
プラットフォーム オーバーレイ 1 サーバでのファイル配置先ドライブ(P.2-7)
•
プラットフォーム オーバーレイ 2 サーバでのファイル配置先ドライブ(P.2-7)
•
プラットフォーム オーバーレイ 3 サーバでのファイル配置先ドライブ(P.2-8)
プラットフォーム オーバーレイ、RAID コンフィギュレーション、Cisco Unity ユーザの最大数、お
よび Cisco Unity をインストールするサーバの他の仕様については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_data_sheets_list.html から入手可能な
『Cisco Unity がサポートするプラットフォーム一覧』を参照してください。
『Cisco Unity インストレーション ガイド』は、ここで書き留めたファイルの配置先の参照について、
以降のインストール手順の中で説明しています。
2-6
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第2章
インストールの準備
Cisco Unity サーバ ファイルの配置先ドライブの決定
プラットフォーム オーバーレイ 1 サーバでのファイル配置先ドライブ
表 2-1 は、現行の Cisco Unity プラットフォーム オーバーレイ 1 サーバの配置先ドライブを示して
います。
(注)
システム ドライブ、つまりドライブ C を除いて、さまざまなドライブ文字を使用してドライブを
識別できます。
表 2-1
プラットフォーム オーバーレイ 1 サーバでのファイル配置先ドライブ
論理
ドライブ ファイル
C
D
•
オペレーティング システム
•
ページ ファイル
•
SQL Server 2000 データベース
•
SQL Server 2000 のトランザクション ログ
•
Unity Message Repository(UMR)
•
プログラム ファイル。Cisco Unity および SQL Server 2000
•
Cisco Unity のトレース ログ
プラットフォーム オーバーレイ 2 サーバでのファイル配置先ドライブ
表 2-2 は、現行の Cisco Unity プラットフォーム オーバーレイ 2 サーバの配置先ドライブを示して
います。
(注)
システム ドライブ、つまりドライブ C を除いて、さまざまなドライブ文字を使用してドライブを
識別できます。
表 2-2
プラットフォーム オーバーレイ 2 サーバでのファイル配置先ドライブ
ディスク 論理
ドライブ ファイル
アレイ
1 番目
C
1 番目
D
2 番目
E
•
オペレーティング システム
•
ページ ファイル
•
SQL Server 2000 のトランザクション ログ
•
プログラム ファイル。Cisco Unity および SQL Server 2000
•
Cisco Unity のトレース ログ
•
SQL Server 2000 データベース
•
Unity Message Repository(UMR)
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2-7
第2章
インストールの準備
Cisco Unity サーバ ファイルの配置先ドライブの決定
プラットフォーム オーバーレイ 3 サーバでのファイル配置先ドライブ
表 2-3 は、現行の Cisco Unity プラットフォーム オーバーレイ 3 サーバの配置先ドライブを示して
います。
(注)
システム ドライブ、つまりドライブ C を除いて、さまざまなドライブ文字を使用してドライブを
識別できます。
表 2-3
プラットフォーム オーバーレイ 3 サーバでのファイル配置先ドライブ
ディスク 論理
ドライブ ファイル
アレイ
1 番目
1 番目
2 番目
2-8
C
D
E
•
オペレーティング システム
•
ページ ファイル
•
プログラム ファイル。Cisco Unity および SQL Server 2000
•
Cisco Unity のトレース ログ
•
SQL Server のトランザクション ログ
•
SQL Server 2000 データベース
•
Unity Message Repository(UMR)
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C H A P T E R
3
ハードウェアのセットアップ
この章では、次のタスクを順序どおりに実行します。
1. ボイス カードを使用して回線交換電話システムと連動する Cisco Unity システムの場合:ボイ
ス カードをインストールします。P.3-2 の「ボイス カードのインストール」を参照してください。
2. Cisco Unity サーバをセットアップします。P.3-7 の「周辺装置の取り付けと電話システムの接
続」を参照してください。
この章が完了したら、第 1 章「Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要」に戻り、引き続き
Cisco Unity システムを正しくインストールしてください。
(注)
リスト内のタスクでは、
『Cisco Unity インストレーション ガイド』およびその他の Cisco Unity のド
キュメントに記載されている詳細な手順を参照します。これらのドキュメントに従って、正しくイ
ンストールを完了してください。
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3-1
第3章
ハードウェアのセットアップ
ボイス カードのインストール
ボイス カードのインストール
(注)
ボイス カードを使用して回線交換電話システムと連動しないシステムの場合は、この項を省略し
てください。
すべてのボイス カードは、同じサーバまたは同じ拡張シャーシ内に装着する必要があります。した
がって、すべてのボイス カードが Cisco Unity サーバに適合しない場合は、それらすべてを拡張
シャーシに装着してください。
Cisco Unity と互換性があるボイス カードはすべて 33 MHz PCI カードです。ユニバーサル PCI(uPCI)
カードは 5 Vdc または 3.3 Vdc PCI および PCI-X スロットで動作します。それ以外の PCI カードは
33 MHz(5-Vdc)スロットのみで動作します。
uPCI ボイス カードをインストールしている場合、通常はサーバまたは拡張シャーシの物理的に互
換性があるスロットにカードを取り付けることができます。ただし、選択したスロットが 3.3-Vdc
PCI スロットまたは PCI-X スロット(66 MHz 以上の速度に設計されたもの)である場合、同一の
論理 PCI バス セグメント上にあるこれらのスロットまたはこれらに隣接するスロットは、33-MHz
のカードに適応するために 33-MHz まで速度が落ちます(たとえば、133-MHz RAID コントローラ
の隣りにある PCI-X スロットに 33-MHz のボイス カードが配置されており、これらが同一の論理セ
グメントを共有している場合、RAID コントローラの速度は 33 MHz まで下がります)。
最終的に 3.3-Vdc または 5-Vdc、33-MHz ボイス カードを設置するスロットを決定する前に、製造
元のドキュメントで PCI バス トポロジの情報を参照してください。
Windows デバイス マネージャを使用してボイス カードを確認すると、このデバイス用のドライバ
がインストールされていないことを表す警告とともに、このカードが不明な PCI デバイスとして表
示される場合があります。インストール中または Cisco Unity サーバを再起動したときに、各カード
に対して[新しいハードウェアの検出ウィザード]が起動することもあります。これらの状態はい
ずれも予測されている動作であり、エラーまたは何らかのアクションが必要な状態を示すものでは
ありません。[新しいハードウェアの検出ウィザード]を無効にして、Cisco Unity サーバを再起動
してもこのウィザードが表示されないようにすることができます。『Cisco Unity インストレーショ
ン ガイド』は、この手順の実行について、以降のインストール手順の中で説明しています(P.5-13 の
「ボイス カードに対する[新しいハードウェアの検出ウィザード]の無効化」)
。
3-2
警告
この装置は、立ち入りの制限された区域に設置することが想定されています。立ち入りの制限され
た区域には、特別なツール、錠と鍵、または他のセキュリティ手段によりアクセスできます。ス
テートメント 1017
警告
システムを電源に接続する前に、インストール手順書を読んでください。ステートメント 1004
警告
システムにオン / オフ スイッチがある場合は、まず電源をオフにし、電源コードを電源プラグから
抜きます。ステートメント 1
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第3章
ハードウェアのセットアップ
ボイス カードのインストール
警告
この装置は、アースする必要があります。アース線は必ず有効にしてください。アースを適切に使
用することなしに、機器を動作させないでください。適切なアースが使用可能かどうか不明な場合
は、電気設備調査機関または電気技術者にお問い合せください。ステートメント 1024
警告
バッテリ交換が正しく行われないと、爆発する危険があります。バッテリは、製造元が推奨するも
のと同一か同等のタイプのものと交換してください。使用済みのバッテリの廃棄については、製造
元の指示に従ってください。ステートメント 1015
警告
装置のラックへの設置作業または保守作業を行う際は、けがを防ぐため、ラック システムの安定
性に十分に配慮する必要があります。安全に作業を行うため、次のガイドラインに従ってください。
• ラックにこの装置のみを設置する場合は、ラックの一番下に設置してください。
• ラックにすでに別の機器が設置されている場合は、最も重いコンポーネントがラックの一番下
になるようにして、下から上へ重い順に設置してください。
• ラックに安定用器具が付属しているときは、安定用器具を取り付けてからラックに機器を設置
してください。ステートメント 1006
警告
シャーシを開ける前に電話線を取り外し、電話網の電圧に接触しないようにします。ステートメン
ト 2
警告
雷が発生しているときは、システムに手を加えることや、ケーブルの接続または取り外しを行わな
いでください。ステートメント 1001
警告
火災の危険を防ぐため、No.26
ト 1023
警告
この装置のインストール、交換、または保守は、訓練を受けた有資格者のみが行う必要がありま
す。ステートメント 1030
警告
この装置のインストールおよび保守は、AS/NZS 3260 Clause 1.2.14.3 Service Personnel に定められ
ているサービス要員のみが行う必要があります。ステートメント 88
AWG
以上の通信回線コードのみを使用します。ステートメン
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3-3
第3章
ハードウェアのセットアップ
ボイス カードのインストール
警告
この製品には安全カバーが不可欠です。安全カバーを設置していない装置は操作しないでくださ
い。安全カバーが正しく設置されていない装置を扱うと、安全認可が無効になり、火災や電気によ
る事故を引き起こす恐れがあります。ステートメント 117
警告
ブランク フェイスプレートとカバー パネルには次の 3 つの重要な機能があります。それは、シャー
シ内の危険な電圧や電流にさらされるのを防ぐこと、他の装置を妨害する可能性のある電磁妨害
(EMI)を阻止すること、そして、シャーシ内を冷却する空気の流れを作ることです。カード、フェ
イスプレート、前方カバー、および後方カバーをすべて設置していないシステムは、取り扱わない
でください。ステートメント 1029
Cisco Unity サーバまたは拡張シャーシにボイス カードを装着する
ステップ 1
サーバの電源がオンになっている場合は、シャットダウンします。
ステップ 2
電源コードを外します。
ステップ 3
サーバに触れる前に、静電気防止用リスト ストラップを着用してから接地してください。
警告
ステップ 4
この作業の間は、ESD によるカードの損傷を防ぐために、アース用のリスト ストラッ
プを着用してください。手や金属の道具でバックパネルに直接触れると、感電する可能
性があります。ステートメント 94
各カード上のスイッチおよびジャンパを設定します。付録 A「ボイス カードと PIMG ユニット」の
「ハードウェア設定」の項を参照してください。
カードによっては、カードの順序を示すハードウェア設定がある場合があります。同一モデルの
カードを 2 つ以上装着する場合は、ステップ 6 で正しい順序でカードを装着できるように、カード
を順序通りにしておいてください。
Intel Dialogic D/120JCT-EURO または D/240PCI-T1 のカードを装着する場合、この時点では、付録 A
「ボイス カードと PIMG ユニット」の使用中のカードに対応する「ソフトウェア設定」の手順を実
行しないでください。
『Cisco Unity インストレーション ガイド』は、この手順の実行について、以
降のインストール手順の中で説明しています。
ステップ 5
PCI 拡張シャーシを使用していない場合は、ステップ 6 に進みます。
PCI 拡張シャーシを使用している場合は、使用するプラットフォームに該当するスロットにホスト
カードを装着してください。各プラットフォームで必要となるスロットを次に示します。
3-4
プラットフォーム
必要なホストカード スロット
Cisco MCS-7835-I1-ECS1
スロット 3 または 4
Cisco MCS-7845-I1-ECS1
スロット 3 または 4
Cisco MCS-7845-I1-ECS2
スロット 3 または 4
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第3章
ハードウェアのセットアップ
ボイス カードのインストール
プラットフォーム
必要なホストカード スロット
Dell PowerEdge 4400
スロット 1
Hewlett-Packard DL580G1
スロット 6
Hewlett-Packard DL580G2
スロット 4 ∼ 6
Hewlett-Packard ML570G1
スロット 6
Hewlett-Packard ML570G2
スロット 4 ∼ 6
IBM x Series 232
スロット 4
IBM x Series 342
スロット 4
IBM x Series 345
スロット 3 または 5
IBM x Series 346
スロット 3 または 4
(注)
この表で示したスロットの割り当てはボイス カードには適用されないことに注意してくだ
さい。
サポートされるプラットフォームでここに挙げられなかったものについては、ホスト カードはどの
スロットにも装着できます。拡張シャーシの使用をサポートしているプラットフォームについて
は、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_data_sheets_list.html から入手可能
な『Cisco Unity がサポートするプラットフォーム一覧』を参照してください。
お客様が用意されたサーバ管理カード(たとえば、Hewlett-Packard Remote Insight Lights-Out Edition)
のスロットの位置が、ホスト カード用に必要となるスロットと競合する場合は、ホスト カードを
優先します。
ステップ 6
各カードを確実にサーバのスロットまたは拡張シャーシへ挿入し、コンピュータの背面にねじで固
定します。状況に応じて、次の事項に注意してください。
•
同一モデルのボイス カードを 2 つ以上装着する場合で、そのカードに順序を示すハードウェア
設定がある場合は、設定で指定されている順序通りにカードを装着します。
•
同一サーバに異なるモデルのボイス カードを複数インストールする場合は、同じモデルが隣接
するようにカードを装着します。
•
適切なバス セグメントで物理的に互換性のあるスロットを選択します。PCI バス トポロジ情報
の詳細については、製造元のドキュメントを参照してください。
注意
33-MHz Intel Dialogic ボイス カードを、66-MHz PCI または 100-to-133-MHz PCI-X インター
フェイス カードと同一の論理セグメント内の物理インターフェイス スロットに配置する
と、論理セグメントの両方のスロットで速度が 33 MHz に落ちて、プラットフォーム全体
のパフォーマンスが低下します。
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3-5
第3章
ハードウェアのセットアップ
ボイス カードのインストール
ステップ 7
H.100 バス コネクタを装備するボイス カードを複数装着する場合は、それらのカードをケーブルで
1 つに接続します。ケーブル上の赤い線がカード コネクタのピン 1 に対応するように、カードごと
にケーブルを接続します。コネクタが確実に接続されているか確認します。
注意
カードをケーブルで 1 つに接続していないと、ボイス カード ソフトウェアが起動せず
Cisco Unity が応答しません。
ケーブルのコネクタの数の方がサーバにあるボイス カードの数よりも大きい場合は、最初と最後の
コネクタを使用し、使用しないコネクタはケーブルの中間に残します。これは、ケーブルの端を接
続せずにそのままにしておくと、無線アンテナの役割をしてバスからのノイズを拾ってしまうため
です。
3 つ以上のカードを 1 つに接続する場合は、ケーブルの 1 番目のコネクタを 1 番目のカードに、ケー
ブルの 2 番目のコネクタを 2 番目のカードに、というようにして接続します。
3-6
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第3章
ハードウェアのセットアップ
周辺装置の取り付けと電話システムの接続
周辺装置の取り付けと電話システムの接続
Cisco Unity サーバを専用の無停電電源に接続することを推奨します。
シスコから購入した Cisco Unity サーバは、特定のハードウェア構成用に設定されています。ボイス
カード、メモリ、テープ ドライブ、外部モデムまたはレール キットの増設を除き、サーバにはハー
ドウェアの増設や変更は行わないでください。
周辺装置の取り付けと電話システムの接続を行う
ステップ 1
サーバを、乾燥していて涼しく、埃のない場所に配置します。状況に応じて、次の事項に注意して
ください。
•
Cisco Unity サーバをネットワークに接続する場合、ネットワーク接続の近くに配置します。
•
ボイス カードを使用して回線交換電話システムと連動する Cisco Unity システムの場合、サー
バを電話システムの近くに配置します。
•
PIMG ユニットを使用して回線交換電話システムと連動する Cisco Unity システムの場合、
PIMG
ユニットを電話システムおよびネットワーク接続の近くに配置します。
注意
Cisco Unity との使用が推奨されている Microsoft サービス パックおよびアップデートの
インストールが終了するまで、サーバにネットワーク ケーブルを接続しないでください。
『Cisco Unity インストレーション ガイド』では、サービス パックおよびアップデートの
インストールと、ネットワークへの接続について、以降のインストール手順の中で説明
しています。
ステップ 2
サポートしている周辺装置をサーバに接続します。製造元のインストール手順およびテスト手順に
従ってください。
ステップ 3
電話システムと接続します。接続方法は、連動用にシステムでボイス カードと PIMG ユニットのど
ちらを使用するかによって異なります。
回線交換電話システムに対
してボイス カードを使用
電話システムに対応する Cisco Unity のインテグレーション ガイドに
従って、電話システムを Cisco Unity サーバに接続します。
ピン配置の詳細については、付録 A「ボイス カードと PIMG ユニッ
ト」の該当するボイス カードの項を参照してください。
回線交換電話システムに対 電話システムに対応する Cisco Unity のインテグレーション ガイドに
して PIMG ユニットを使用 従って、電話システムを PIMG ユニットに接続します。
ピン配置の詳細については、P.A-14 の「Intel NetStructure PBX-IP Media
Gateway(PIMG)」を参照してください。
Cisco Unity のインテグレーション ガイドは、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_guides_l
ist.html で入手可能です。
ステップ 4
アメリカ合衆国以外で Cisco Unity システムをインストールする場合、サーバがフェライト クラン
プに付属のボイス カードを装備しているときは、アナログ電話線の、できるだけサーバに近い部分
にクランプを取り付けます。
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3-7
第3章
ハードウェアのセットアップ
周辺装置の取り付けと電話システムの接続
3-8
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4
オペレーティング システムの
インストール
この章では、次のタスクを順序どおりに実行します。
1. RAID を使用するシステムの場合:RAID アレイを構成します。P.4-2 の「RAID アレイの構成」
を参照してください。
2. Windows Server 2003 または Windows 2000 Server をインストールします。P.4-4 の「Windows
Server 2003 または Windows 2000 Server のインストール」を参照してください。
3. システムで Windows Server 2003 を実行している場合:Windows ターミナル サービスを有効に
します。P.4-10 の「Windows ターミナル サービスの有効化(Windows Server 2003 のみ)」を参
照してください。
4. Cisco Unity サーバをシスコから購入していない場合またはシステムで Windows Server 2003 を実
行している場合:プラットフォームのストレージ構成要件に従って論理ドライブを設定しま
す。P.4-11 の「論理ドライブのセットアップ」を参照してください。
Windows 2000 Server を実行するためにシスコから購入した Cisco Unity サーバには、プラット
フォーム コンフィギュレーション ディスクが同梱されています。タスク 2. で、このディスク
を使用して Windows 2000 Server をインストールすると、論理ドライブは自動的に設定されま
す。
この章が完了したら、第 1 章「Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要」に戻り、引き続き
Cisco Unity システムを正しくインストールしてください。
(注)
リスト内のタスクでは、
『Cisco Unity インストレーション ガイド』およびその他の Cisco Unity のド
キュメントに記載されている詳細な手順を参照します。これらのドキュメントに従って、正しくイ
ンストールを完了してください。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
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4-1
第4章
オペレーティング システムのインストール
RAID アレイの構成
RAID アレイの構成
(注)
RAID を使用しないシステムの場合は、この項を省略してください。
この項の手順は、システムがハードウェア ベースの RAID を使用する場合にのみ、実行してくださ
い。ソフトウェア ベースの RAID はサポートされません。
アレイを構成するには、物理ディスクを論理ディスクにグループ化し、各論理ディスクに RAID タ
イプを割り当てます。アレイを構成する手順は、Cisco Unity サーバをシスコから購入したかどうか
によって異なります。
サーバをシスコから購入
シスコが提供する、アレイ構成ユーティリティを使用します。P.4-2 の
した場合
「シスコが提供するアレイ構成ユーティリティの使用方法」を参照して
ください。
(注)
サーバをシスコ以外から
購入した場合
製造元のガイド付きシステムセットアップ ユーティリティと
市販の Windows ディスクを使用してオペレーティング システ
ムをインストールする場合でも、Cisco Unity プラットフォーム
および RAID コンフィギュレーション ディスクに収録されて
いるシスコ提供のアレイ構成ユーティリティを使用すること
をお勧めします。アレイ構成ユーティリティは自動的にアレイ
を各サーバに推奨する方法で設定するので、製造元のディスク
にあるアレイ構成ユーティリティを使用して手動で構成する
よりも、多くの時間を節約できます。
Cisco Unity サーバに同梱の製造元ディスクにある、アレイ構成ユー
ティリティを使用します。P.4-3 の「製造元が提供するアレイ構成ユー
ティリティの使用方法」を参照してください。
シスコが提供するアレイ構成ユーティリティの使用方法
シスコから購入した Cisco Unity サーバには、プラットフォーム コンフィギュレーション ディスク
が同梱されています。このディスクには、アレイを自動的に構成するユーティリティが含まれます。
次の 2 つの手順のうち、プラットフォーム
(Hewlett-Packard または IBM)に適切な手順を実行します。
Hewlett-Packard:シスコ提供のユーティリティを使用して、RAID アレイを構成する
ステップ 1
Cisco Unity サーバを起動し、Cisco Unity プラットフォームおよび RAID コンフィギュレーション
ディスク(HP)CD 1 を CD-ROM ドライブに挿入します。
ステップ 2
メイン メニューが表示されたら、F1 キーを押します。
ステップ 3
画面の指示に従います。ユーティリティの処理が完了したら、メイン メニューが再び現れます。
注意
4-2
BIOS 画面が表示されるまで、何もキーを押さないでください。ユーティリティを中断し
た場合、最初からやり直すことになります。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
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第4章
オペレーティング システムのインストール
RAID アレイの構成
IBM:シスコ提供のユーティリティを使用して、RAID アレイを構成する
ステップ 1
Cisco Unity サーバを起動し、Cisco Unity RAID コンフィギュレーション ディスク(IBM)を CD-ROM
ドライブに挿入します。
ステップ 2
サーバのタイプを選択します。次の情報についてのオプションがあります。
•
サーバのモデル
•
サーバにインストールされる物理ディスクの数
•
最大の物理ディスクのサイズ(ギガバイト単位)
ステップ 3
Enter キーを押します。
ステップ 4
画面の指示に従います。
製造元が提供するアレイ構成ユーティリティの使用方法
サーバの製造元が提供するディスクには、RAID アレイの構成を含む、いくつかのセットアップ タ
スクのためのユーティリティが含まれます。Cisco Unity サーバをシスコ以外から購入した場合、こ
のディスクを使用してアレイを構成します。
サーバの製造元が提供するディスクは次のとおりです。
Hewlett-Packard
Hewlett-Packard SmartStart
IBM
IBM ServerGuide
次の手順は、概略だけを説明したものです。各アレイ構成ユーティリティに固有の手順の詳細につ
いては、製造元のドキュメントを参照してください。
製造元提供のユーティリティを使用して、RAID アレイを構成する
ステップ 1
Cisco Unity サーバを起動し、製造元のディスクを CD-ROM ドライブに挿入します。
ステップ 2
メイン メニューで、アレイ構成ユーティリティを選択します。
ステップ 3
必要な各論理ディスクに対して、同じ製造元で同じモデルの物理ディスクをグループ化して、RAID
タイプを割り当てます。
サーバの推奨 RAID 構成については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_data_sheets_list.html から入手可能な
『Cisco Unity がサポートするプラットフォーム一覧』を参照してください。
ステップ 4
製造元のドキュメントに従って、構成を完了してください。
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4-3
第4章
オペレーティング システムのインストール
Windows Server 2003 または Windows 2000 Server のインストール
Windows Server 2003 または Windows 2000 Server のインストール
Windows Server 2003 をインストールする場合、製造元によるガイド付きシステムセットアップ ユー
ティリティと使用する言語に対応した市販の Windows Server 2003 ディスクを使用する必要があり
ます。Cisco Unity プラットフォーム コンフィギュレーション ディスクは、Windows Server 2003 に
は使用できません。また、シスコから Cisco Unity サーバを購入した場合、Windows Server 2003 は
使用できません。P.4-4 の「Windows Server 2003:製造元によるガイド付きシステムセットアップ
ユーティリティと市販の Windows Server 2003 ディスクの使用方法」を参照してください。
注意
Windows Server 2003 をインストールする場合、Universal Description, Discovery, and Integration
(UDDI)サービスをインストールしないでください。インストールすると、以降のインストール
プロセスで Cisco Unity システム チェック アシスタントが失敗します。
Windows 2000 Server をインストールする場合、使用する CD は、Cisco Unity サーバがシスコから購
入したものかどうか、および、インストールする Windows 2000 Server の言語のバージョンによっ
て決まります。
サーバをシスコから購入し、 Cisco Unity サーバに同梱の、プラットフォーム コンフィギュレー
英語バージョンの
ション ディスクを使用します。P.4-6 の「Windows 2000 Server:Cisco
Windows 2000 Server をイン
Unity プラットフォーム コンフィギュレーション ディスクの使用方
ストールする場合
法」を参照してください。
サーバをシスコ以外から購
入したか、またはローカラ
イズされたバージョンの
Windows 2000 Server をイン
ストールする場合
製造元によるガイド付きシステムセットアップ ユーティリティと使
用する言語に対応した市販の Windows 2000 Server ディスクを使用し
ます。P.4-8 の「Windows 2000 Server:製造元によるガイド付きシス
テム セッ トア ッ プ ユー ティ リ ティ と市 販の Windows 2000 Server
ディスクの使用方法」を参照してください。
Windows Server 2003:製造元によるガイド付きシステムセットアップ ユーティリティ
と市販の Windows Server 2003 ディスクの使用方法
サーバの製造元が提供するディスクには、市販の Windows 2003 Server ディスクのインストール ガ
イドを含む、いくつかのセットアップ タスクのためのユーティリティが含まれます。必ず、製造元
のガイド付きシステムセットアップユーティリティを使用して Windows Server 2003 をインストー
ルしてください。このようにインストールすれば、オペレーティング システムとドライバのインス
トールとコンフィギュレーションは確実に実行されます。
(注)
Cisco Unity プラットフォーム コンフィギュレーション ディスクは Windows Server 2003 には使用で
きません。
サーバの製造元が提供するディスクは次のとおりです。
4-4
Hewlett-Packard
Hewlett-Packard SmartStart
IBM
IBM ServerGuide
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第4章
オペレーティング システムのインストール
Windows Server 2003 または Windows 2000 Server のインストール
注意
Cisco Unity との使用が推奨されている Microsoft サービス パックおよびアップデートのインストー
ルが終了するまで、サーバにネットワーク ケーブルを接続しないでください。
『Cisco Unity インス
トレーション ガイド』では、サービス パックおよびアップデートのインストールと、ネットワー
クへの接続について、以降のインストール手順の中で説明しています。
製造元によるガイド付きシステムセットアップ ユーティリティと市販の Windows 2003 ディスク
を使用して、Windows Server 2003 をインストールする
ステップ 1
Cisco Unity サーバを起動し、製造元のディスクを CD-ROM ドライブに挿入します。
ステップ 2
画面の指示に従って、市販の Windows Server 2003 ディスクをインストールします。
RAID アレイを構成するように指示される場合があります。次の点に注意してください。
ステップ 3
•
アレイを構成済みの場合は、構成を変更しないでください。
•
アレイをまだ構成していない場合は、指示に従って構成してください。製造元のドキュメント
を参照してください。
該当する場合、次の選択をします。
•
オペレーティング システム用のパーティション サイズに 8 GB を指定します。
•
すでにインストールされているオペレーティング システムと同一のパーティションに
Windows Server 2003 をインストールする場合は、そのパーティションを選択して削除します。
•
オペレーティング システム用のパーティションを NTFS ファイル システムでフォーマットし
ます。
•
地域の設定では、[ロケール ( 国または地域 )]リストからロケールを選択します。選択したロ
ケールは、Cisco Unity にインストールする言語の 1 つと一致している必要があります。Cisco
Unity のインストレーションでは、常に英語(アメリカ合衆国)をインストールすることに注
意してください。
サポートされる言語のリストについては、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_unity/sysreq/40_sysrq.htm から入手可能な
『Cisco Unity 4.0 システム要件およびサポートされるハードウェアとソフトウェア』を参照して
ください。
注意
Windows Server 2003 をインストールしたときに指定したロケールがインストールした
Cisco Unity の言語と一致しない場合、Cisco Unity はイベント ログにエラーを記録し、呼
び出しに対する応答を停止することがあります。ここで選択したロケールは、Cisco Unity
の言語と正確に一致している必要があります。たとえば、ロケールに英語(イギリス)を
選択した場合、Cisco Unity の言語の 1 つに英語(イギリス)を選択する必要があります。
Cisco Unity 言語に英語(オーストラリア)をインストールしても動作しません。
•
ライセンス モードに[接続クライアント数]を指定します。
•
Cisco Unity サーバの名前(netBIOS 名)を入力するときは、次の点に注意します。
− 長さが 15 文字以下の名前を使用します。
− アルファベット(A ∼ Z と a ∼ z)、数字(0 ∼ 9)、およびハイフン(-)だけを使用します。
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4-5
第4章
オペレーティング システムのインストール
Windows Server 2003 または Windows 2000 Server のインストール
注意
•
DNS でサポートされていないので、サーバ名には上記以外の文字は使えません。
ドメインには参加しません。その代わりに、ワークグループを指定します。
『Cisco Unity イン
ストレーション ガイド』では、ネットワークへの接続とドメインへの参加のタイミングについ
て、以降のインストール手順の中で説明しています。
Windows 2000 Server:Cisco Unity プラットフォーム コンフィギュレーション ディス
クの使用方法
シスコから購入した Cisco Unity サーバには、プラットフォーム コンフィギュレーション ディスク
が同梱されています。このディスクの中には、Windows 2000 Server をインストールするユーティリ
ティがあり、これを使用するとプラットフォーム用にカスタマイズされたイメージが復元されま
す。このイメージには、必要な Windows 2000 Server のコンポーネント、サブコンポーネント、お
よびサービス パック(インターネット インフォメーション サービス、ターミナル サービス、およ
び必要な Windows 2000 Server Service Pack など)が含まれます。
Cisco Unity プラットフォーム コンフィギュレーション ディスクを使用して Windows 2000 Server を
インストールすると、Cisco Unity システムのインストール時間は短縮され、必要なオペレーティン
グ システムとコンポーネント、ドライバ、およびサービス パックの正しいインストールとコンフィ
ギュレーションは確実に実行されます。また、論理ドライブは自動的にセットアップされます。
注意
Cisco Unity との使用が推奨されている Microsoft サービス パックおよびアップデートのインストー
ルが終了するまで、サーバにネットワーク ケーブルを接続しないでください。
『Cisco Unity インス
トレーション ガイド』では、サービス パックおよびアップデートのインストールと、ネットワー
クへの接続について、以降のインストール手順の中で説明しています。
次の 2 つの手順のうち、プラットフォーム
(Hewlett-Packard または IBM)に適切な手順を実行します。
Hewlett-Packard:Cisco Unity プラットフォーム コンフィギュレーション ディスクを使用して
Windows 2000 Server をインストールする
ステップ 1
Cisco Unity サーバを起動し、Cisco Unity プラットフォームおよび RAID コンフィギュレーション
ディスク(HP)CD 1 を CD-ROM ドライブに挿入します。
ステップ 2
メイン メニューが表示されたら、F2 キーを押します。
ステップ 3
ディスクをドライブから取り出すように指示する画面が表示されるまで、画面の指示に従って進み
ます。
ステップ 4
CD 1 を取り出し、Cisco Unity プラットフォームおよび RAID コンフィギュレーション ディスク
(HP)CD 2 を CD-ROM ドライブに挿入します。
ステップ 5
ライセンス モードを選択する画面が表示されるまで、画面の指示に従って進みます。
ステップ 6 [接続クライアント数]をクリックし、[次へ]をクリックします。
4-6
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
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第4章
オペレーティング システムのインストール
Windows Server 2003 または Windows 2000 Server のインストール
ステップ 7
Cisco Unity サーバの名前(netBIOS 名)を入力します。アルファベット(A ∼ Z と a ∼ z)、数字
(0 ∼ 9)、およびハイフン(-)だけを使用します。
注意
DNS でサポートされていないので、サーバ名には上記以外の文字は使えません。
サーバ名の長さは 15 文字以下である必要があります。
ステップ 8
パスワードの指定と確認入力を行い、
[次へ]をクリックします。
ステップ 9 [ネットワークの設定]ダイアログボックスが表示されるまで、画面の指示に従います。
ステップ 10[一般的な設定]をクリックし、[次へ]をクリックします。
ステップ 11[ワークグループまたはコンピュータ ドメイン]ダイアログボックスで、
[いいえ、このコンピュー
タはネットワーク上にないか、ドメインのないネットワーク上にあります。
]をクリックします。
[ワークグループまたはコンピュータ ドメイン]ダイアログボックスのフィールドが空の場合、
ワークグループ名を入力します。ここで入力する名前は重要ではありません。以降の手順で、ドメ
インに参加するか、または Cisco Unity サーバをドメイン コントローラにするので、Cisco Unity サー
バはワークグループには属さなくなります。
ステップ 12[次へ]をクリックします。
ステップ 13 画面の指示に従ってインストールを完了します。
ステップ 14[Windows 2000 サーバーの構成]ダイアログボックスが表示されたら、
[このサーバーを後で構成し
ます]をクリックし、
[次へ]をクリックします。
ステップ 15[起動時に、この画面を表示する]チェックボックスをオフにして、ウィンドウを閉じます。
IBM:Cisco Unity プラットフォーム コンフィギュレーション ディスクを使用して Windows 2000
Server をインストールする
ステップ 1
Cisco Unity サーバを起動し、Cisco Unity プラットフォーム コンフィギュレーション ディスク(IBM)
CD 1 を CD-ROM ドライブに挿入します。
ステップ 2
メイン メニューが表示されたら、Enter キーを押し、インストール プログラムを起動します。
ステップ 3
ライセンス モードを選択する画面が表示されるまで、画面の指示に従って進みます。
ステップ 4 [接続クライアント数]をクリックし、[次へ]をクリックします。
ステップ 5
Cisco Unity サーバの名前(netBIOS 名)を入力します。アルファベット(A ∼ Z と a ∼ z)、数字
(0 ∼ 9)、およびハイフン(-)だけを使用します。
注意
DNS でサポートされていないので、サーバ名には上記以外の文字は使えません。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
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4-7
第4章
オペレーティング システムのインストール
Windows Server 2003 または Windows 2000 Server のインストール
サーバ名の長さは 15 文字以下である必要があります。
ステップ 6
パスワードの指定と確認入力を行い、
[次へ]をクリックします。
ステップ 7 [ネットワークの設定]ダイアログボックスが表示されるまで、画面の指示に従います。
ステップ 8 [一般的な設定]をクリックし、[次へ]をクリックします。
ステップ 9 [ワークグループまたはコンピュータ ドメイン]ダイアログボックスで、
[いいえ、このコンピュー
タはネットワーク上にないか、ドメインのないネットワーク上にあります。
]をクリックします。
[ワークグループまたはコンピュータ ドメイン]ダイアログボックスのフィールドが空の場合、
ワークグループ名を入力します。ここで入力する名前は重要ではありません。以降の手順で、ドメ
インに参加するか、または Cisco Unity サーバをドメイン コントローラにするので、Cisco Unity サー
バはワークグループには属さなくなります。
ステップ 10[次へ]をクリックします。
ステップ 11 画面の指示に従ってインストールを完了します。
ステップ 12[Windows 2000 サーバーの構成]ダイアログボックスが表示されたら、
[このサーバーを後で構成し
ます]をクリックし、
[次へ]をクリックします。
ステップ 13[起動時に、この画面を表示する]チェックボックスをオフにして、ウィンドウを閉じます。
Windows 2000 Server:製造元によるガイド付きシステムセットアップ ユーティリティ
と市販の Windows 2000 Server ディスクの使用方法
サーバの製造元が提供するディスクには、市販の Windows 2000 Server ディスクのインストール ガ
イドを含む、いくつかのセットアップ タスクのためのユーティリティが含まれます。Cisco Unity
サーバをシスコ以外から購入した場合は、製造元のディスクを使用してください。
サーバの製造元が提供するディスクは次のとおりです。
Hewlett-Packard
Hewlett-Packard SmartStart
IBM
IBM ServerGuide
製造元のガイド付きシステムセットアップ ユーティリティを使用した Windows 2000 Server のイン
ストールでは、オペレーティング システムとドライバのインストールとコンフィギュレーションは
確実に実行されます。
注意
4-8
Cisco Unity との使用が推奨されている Microsoft サービス パックおよびアップデートのインストー
ルが終了するまで、サーバにネットワーク ケーブルを接続しないでください。
『Cisco Unity インス
トレーション ガイド』では、サービス パックおよびアップデートのインストールと、ネットワー
クへの接続について、以降のインストール手順の中で説明しています。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
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第4章
オペレーティング システムのインストール
Windows Server 2003 または Windows 2000 Server のインストール
製造元によるガイド付きシステムセットアップ ユーティリティと市販の Windows 2000 ディスク
を使用して、Windows 2000 Server をインストールする
ステップ 1
Cisco Unity サーバを起動し、製造元のディスクを CD-ROM ドライブに挿入します。
ステップ 2
画面の指示に従って、市販の Windows 2000 Server ディスクをインストールします。
RAID アレイを構成するように指示される場合があります。次の点に注意してください。
ステップ 3
•
アレイを構成済みの場合は、構成を変更しないでください。
•
アレイをまだ構成していない場合は、指示に従って構成してください。製造元のドキュメント
を参照してください。
該当する場合、次の選択をします。
•
オペレーティング システム用のパーティション サイズに 8 GB を指定します。
•
すでにインストールされているオペレーティング システムと同一のパーティションに
Windows 2000 Server をインストールする場合は、そのパーティションを選択して削除します。
•
オペレーティング システム用のパーティションを NTFS ファイル システムでフォーマットし
ます。
•
地域の設定では、[ロケール(国または地域)]リストからロケールを選択します。選択したロ
ケールは、Cisco Unity にインストールする言語の 1 つと一致している必要があります。Cisco
Unity のインストレーションでは、常に英語(アメリカ合衆国)をインストールすることに注
意してください。
サポートされる言語のリストについては、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_unity/sysreq/40_sysrq.htm から入手可能な
『Cisco Unity 4.0 システム要件およびサポートされるハードウェアとソフトウェア』を参照して
ください。
注意
Windows 2000 Server をインストールしたときに指定したロケールがインストールした
Cisco Unity の言語と一致しない場合、Cisco Unity はイベント ログにエラーを記録し、呼
び出しに対する応答を停止することがあります。ここで選択したロケールは、Cisco Unity
の言語と正確に一致している必要があります。たとえば、ロケールに英語(イギリス)を
選択した場合、Cisco Unity の言語の 1 つに英語(イギリス)を選択する必要があります。
Cisco Unity 言語に英語(オーストラリア)をインストールしても動作しません。
•
ライセンス モードに[接続クライアント数]を指定します。
•
Cisco Unity サーバの名前(netBIOS 名)を入力するときは、アルファベット(A ∼ Z と a ∼ z)、
数字(0 ∼ 9)およびハイフン(-)だけを使用します。
注意
DNS でサポートされていないので、サーバ名には上記以外の文字は使えません。
サーバ名の長さは 15 文字以下である必要があります。
•
ドメインには参加しません。その代わりに、ワークグループを指定します。
『Cisco Unity イン
ストレーション ガイド』では、ネットワークへの接続とドメインへの参加のタイミングについ
て、以降のインストール手順の中で説明しています。
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4-9
第4章
オペレーティング システムのインストール
Windows ターミナル サービスの有効化(Windows Server 2003 のみ)
•
インストールする Windows 2000 Server コンポーネントを指定するよう指示されたら、次の必須
コンポーネントを選択します。
− インターネット インフォメーション サービス
− Message Queuing Services
− ターミナル サービス
(注)
オペレーティング システムのインストール時に、必要な Windows 2000 Server コンポーネン
ト、サブ コンポーネント、およびサービス パックの一部をインストールしなかった場合は、
『Cisco Unity インストレーション ガイド』の以降のインストール手順の指示に従います。
ステップ 4 [Windows 2000 サーバーの構成]ダイアログボックスが表示されたら、
[このサーバーを後で構成し
ます]をクリックします。
ステップ 5 [起動時に、この画面を表示する]チェックボックスをオフにして、ウィンドウを閉じます。
Windows ターミナル サービスの有効化(Windows Server 2003 のみ)
(注)
Windows 2000 Server を実行するシステムの場合は、この項を省略してください。
Windows Server 2003 をインストールすると、Windows ターミナル サービスがインストールされま
すが、有効にはなりません。ターミナル サービスを有効にすると、Cisco TAC が必要に応じて Cisco
Unity サーバにアクセスできるようになります。
Windows ターミナル サービスを有効にする
ステップ 1
Windows の[スタート]メニューで、[コントロール パネル]>[システム]をクリックします。
ステップ 2 [システムのプロパティ]ダイアログの[リモート]タブをクリックします。
ステップ 3 [このコンピュータにユーザーがリモートで接続することを許可する] チェックボックスをオンに
します。
4-10
ステップ 4
[OK] をクリックして、
[リモート セッション]メッセージ ボックスを閉じます。
ステップ 5
[OK] をクリックして変更を保存し、
[システムのプロパティ]ダイアログボックスを閉じます。
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第4章
オペレーティング システムのインストール
論理ドライブのセットアップ
論理ドライブのセットアップ
(注)
シスコから購入した Cisco Unity サーバで Windows 2000 Server を実行している場合は、この項を省
略してください。Windows 2000 Server を、サーバに同梱の Cisco Unity プラットフォーム コンフィ
ギュレーション ディスクを使用してインストールする場合、論理ドライブは自動的にセットアッ
プされます。
論理ドライブをセットアップするには、論理ディスク上に拡張パーティションを作成した後、その
パーティション中に論理ドライブを作成します。次の手順を使用して、P.2-6 の「Cisco Unity サー
バ ファイルの配置先ドライブの決定」で決定したドライブをすべてセットアップします。
論理ドライブをセットアップする
ステップ 1
Administrators グループのメンバーとして Windows にログオンします。
ステップ 2
Windows の[スタート]メニューで、
[プログラム]>[管理ツール]>[コンピュータの管理]をク
リックします。
ステップ 3 [記憶域]の下のフォルダ構造表示で、[ディスクの管理]をクリックします。
ステップ 4
最初の使用可能な論理ディスクの、最初の利用可能な未割り当て領域を右クリックして、
[パーティ
ションの作成]をクリックします。
通常は、使用可能な論理ディスクの数より 1 つ多い論理ドライブを作成する必要があります。オペ
レーティング システムをインストールすると、最初の論理ディスクの先頭の 8 GB はシステム パー
ティションとして使用され、ドライブ文字 C が割り当てられます。最初の論理ディスク上の残りの
領域を使用して、最初の拡張パーティションを作成します。これ以降、パーティションを作成する
ときは、論理ディスク全体を使用します。使用可能な論理ディスクの数と同数の論理ドライブが必
要な場合は、作成する各パーティションに対して論理ディスク全体を使用します。
ステップ 5 [パーティションの作成ウィザードの開始]画面で、
[次へ]をクリックします。
ステップ 6 [拡張パーティション]をクリックし、
[次へ]をクリックします。
[プライマリ パーティション]は
クリックしないでください。
ステップ 7
残りのディスク領域を使用することを指定して、
[次へ]をクリックします。
ステップ 8
設定を確認し、[完了]をクリックします。
ステップ 9 [ディスクの管理]ユーティリティで、新しいパーティションを右クリックして[論理ドライブの作
成]をクリックします。
ステップ 10[パーティションの作成ウィザードの開始]画面で、
[次へ]をクリックします。
ステップ 11[論理ドライブ]をクリックして、[次へ]をクリックします。
ステップ 12 最大のディスク領域を使用することを指定して、
[次へ]をクリックします。
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4-11
第4章
オペレーティング システムのインストール
論理ドライブのセットアップ
ステップ 13 ドライブ文字を割り当てて、[次へ]をクリックします。
ステップ 14 NTFS ファイル システム フォーマットを使用することを指定して、[次へ]をクリックします。
ステップ 15 設定を確認し、[完了]をクリックします。
ステップ 16 ステップ 4 ∼ステップ 15 を、作成する各論理ドライブに対して繰り返します。
4-12
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C H A P T E R
5
Cisco Unity プラットフォームの
カスタマイズ
この章では、次のタスクを順序どおりに実行します。
1. Cisco Unity サーバにデュアル NIC が装着されている場合:デュアル NIC を構成するか、その構
成を確認します。P.5-3 の「Cisco Unity サーバ内のデュアル NIC の構成」を参照してください。
2. Cisco.com に登録情報を入力し、該当するライセンス ファイルを入手します。P.5-6 の「Cisco
Unity ライセンス ファイルの入手」を参照してください。
3. Cisco Unity システム チェック アシスタントを使用して、必要な Windows コンポーネント、ブ
ラウザとデータベース、および必要なサービス パックをインストールします。P.5-8 の「Cisco
Unity システム チェック アシスタントの実行」を参照してください。
4. 必要に応じて、Windows エクスプローラのフォルダ設定を変更し、Cisco Unity のトラブルシュー
ティング中にすべてのファイルおよびフォルダが表示されるようにします。P.5-11 の「Windows
エクスプローラのフォルダ設定の変更」を参照してください。
5. Cisco Unity とともに使用することが推奨されている、Windows、Internet Explorer、および SQL
Server 2000 用の最新の Microsoft サービス パックおよびアップデートをインストールします。
P.5-12 の「Windows、Internet Explorer、および SQL Server 2000 用の最新の Microsoft サービス
パックおよびアップデートのインストール」を参照してください。
6. Cisco Unity サーバにボイス カードが装着されている場合:必要に応じて、[新しいハードウェ
アの検出ウィザード]を無効にします。P.5-13 の「ボイス カードに対する[新しいハードウェ
アの検出ウィザード]の無効化」を参照してください。
7. オプション:ウィルス検出ソフトウェアをインストールします。P.5-14 の「ウィルス検出ソフ
トウェアのインストール(オプション)」を参照してください。
8. オプション:Cisco Security Agent for Cisco Unity のインストールと設定を行います。P.5-14 の
「Cisco Security Agent for Cisco Unity のインストールと設定(オプション)」を参照してください。
9. Cisco Unity サーバをネットワークに接続します。P.5-14 の「Cisco Unity サーバのネットワーク
への接続」を参照してください。
10. TCP/IP プロパティを設定します。P.5-15 の「TCP/IP プロパティの設定」を参照してください。
11. サーバに有効な IP アドレスが設定されていることと、ネットワークに接続されていることを確
認します。P.5-16 の「IP アドレスおよびネットワーク接続の確認」を参照してください。
12. ウィルス検出ソフトウェアまたは Cisco Security Agent for Cisco Unity が Cisco Unity サーバにイ
ンストールされている場合:ウィルス検出サービスおよび Cisco Security Agent for Cisco Unity を
無効にします。P.5-17 の「ウィルス検出サービスおよび Cisco Security Agent サービスの無効化」
を参照してください。
13. Cisco Unity サーバを既存のドメインに追加します。P.5-18 の「Cisco Unity サーバの既存のドメ
インへの追加」を参照してください。
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5-1
第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
14. SQL Server サービスがログオンに使用するアカウントをリセットします。P.5-19 の「SQL Server
サービスがログオンに使用するアカウントのリセット」を参照してください。
この章が完了したら、第 1 章「Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要」に戻り、引き続き
Cisco Unity システムを正しくインストールしてください。
(注)
5-2
リスト内のタスクでは、
『Cisco Unity インストレーション ガイド』およびその他の Cisco Unity のド
キュメントに記載されている詳細な手順を参照します。これらのドキュメントに従って、正しくイ
ンストールを完了してください。
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第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
Cisco Unity サーバ内のデュアル NIC の構成
Cisco Unity サーバ内のデュアル NIC の構成
(注)
Cisco Unity サーバにデュアル NIC が装着されていない場合は、この項を省略してください。
デュアル NIC は、Adapter Fault Tolerant(AFT)モードか Network Fault Tolerant(NFT)モードに構
成することをお勧めします。1 つの NIC は active-passive フォールト トレランスのプライマリに指
定され、もう 1 つはセカンダリに指定されます。この構成では、プライマリ(アクティブ)NIC は
トラフィックの 100 パーセントを処理します。プライマリ NIC が使用不能になった場合にのみ、セ
カンダリ NIC はアクティブになり、トラフィックの 100 パーセントを処理します。
また、AFT または NFT 構成にしたくない場合や使用可能な 2 つ目の LAN ポートがない場合に使用
できるように、次の構成がサポートされています。ただしお勧めしません。
注意
•
2 つ目の NIC で TCP/IP を使用不可能にする。最初の NIC に障害が発生した場合、2 つ目の NIC
をリモートから再び使用可能にできます(2 つ目の NIC で TCP/IP を使用不可能にするには、
[コントロール パネル]の[ネットワークとダイアルアップ接続]を使用します)。
•
BIOS で、2 つ目の NIC を無効にする(一部の Cisco Unity サーバでは、デフォルトで、BIOS で
2 つ目の NIC は無効になっています)。
2 つ目の NIC からネットワーク ケーブルを外すだけでは不十分なことに注意してください。2 つ目
の NIC で TCP/IP を使用不可能にするか、BIOS で 2 つ目の NIC を無効にする必要があります。こ
れを行わないと、Cisco Unity が正常に動作しない可能性があります。
Cisco Unity プラットフォーム コンフィギュレーション ディスクを使用して Windows 2000 Server を
インストールした場合は、P.5-5 の「デュアル NIC の構成」に進みます(NIC 構成ユーティリティ
は自動的にインストールされています)。
市販の Windows ディスクを使用して Windows Server 2003 または Windows 2000 Server をインストー
ルした場合は、デュアル NIC を構成する前に、NIC 構成ユーティリティをインストールする必要が
あります。次の 2 つの手順を順番に実行します。
NIC 構成ユーティリティのインストール
(注)
Cisco Unity プラットフォーム コンフィギュレーション ディスクを使用して Windows 2000 Server を
インストールした場合は、この項を省略してください。
この項では、Cisco Unity サーバの製造元が Hewlett-Packard または IBM のどちらであるか、また、
IBM の場合は Intel または Broadcom のどちらのインストール ディスクを持っているか(ディスク
はサーバにインストールされている NIC のブランドに対応)に応じて、該当する手順を実行します。
•
Hewlett-Packard NIC 構成ユーティリティをインストールする(P.5-4)
•
Broadcom のディスクを使用して IBM NIC 構成ユーティリティをインストールする(P.5-4)
•
Intel のディスクを使用して IBM NIC 構成ユーティリティをインストールする(P.5-4)
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5-3
第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
Cisco Unity サーバ内のデュアル NIC の構成
モデル番号の末尾が「H」である Cisco ブランド サーバの製造元は、Hewlett-Packard です。モデル
番号の末尾が「I」である Cisco ブランド サーバの製造元は、IBM です。
(注)
次の手順は、現行の Cisco Unity サーバに同梱されているソフトウェアを対象としています。古い
サーバの場合は手順が異なることがあります。
Hewlett-Packard NIC 構成ユーティリティをインストールする
ステップ 1
Hewlett-Packard SmartStart ディスクを CD-ROM ドライブに挿入します。
ステップ 2
Compaq\Csp\Nt ディレクトリを参照し、Setup.exe をダブルクリックします。
ステップ 3
HP リモート展開ユーティリティの右ペインで、[HP ProLiant Network Configuration Utility <version>
for Windows <2003/2000>] 以外のアイテムをすべて選択して削除します。
ステップ 4
[Install] をクリックします。
ステップ 5
画面の指示に従ってインストールを完了します。
Broadcom のディスクを使用して IBM NIC 構成ユーティリティをインストールする
ステップ 1
Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet Software ディスクを CD-ROM ドライブに挿入します。
インストール プログラムが自動的に表示されない場合は、CD のルートを参照し、Launch.exe をダ
ブルクリックします。
ステップ 2
インストール プログラムで、[Management Programs] をクリックします。
ステップ 3
インストールするアプリケーションを選択する画面が表示されるまで、画面の指示に従って進みま
す。
ステップ 4
[Control Suite] チェックボックスと [BASP] チェックボックスをオンにします。
ステップ 5
画面の指示に従ってインストールを完了します。
Intel のディスクを使用して IBM NIC 構成ユーティリティをインストールする
ステップ 1
Intel Ethernet Software ディスクを CD-ROM ドライブに挿入します。
インストール プログラムが自動的に表示されない場合は、CD のルートを参照し、Autorun.exe を
ダブルクリックします。
5-4
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
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第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
Cisco Unity サーバ内のデュアル NIC の構成
ステップ 2
画面の指示に従って、Intel NIC 構成ユーティリティのインストールを完了します。
デュアル NIC の構成
Cisco Unity サーバ内のデュアル NIC を構成する
ステップ 1
次に示すように、NIC 構成ユーティリティを起動します。
a. Windows の[スタート]メニューで、[設定]>[コントロール パネル]をクリックします。
b. 次に示すように、サーバ モデルと NIC ブランドに応じて、該当するオプションを選択します。
Hewlett-Packard または Cisco [HP Network] をクリックします。
MCS サーバで、モデル番号の
末尾が「H」
IBM または Cisco MCS サーバ
で、モデル番号の末尾が「I」
ステップ 2
•
Broadcom のデュアル NIC の場合、[Broadcom Control Suite 2]
をクリックします。
•
Intel のデュアル NIC の場合、[Intel(R) PROSet Wired] をクリッ
クします。
次の条件を満たすように、デュアル NIC を構成します(または構成を確認します)
。
•
両方の NIC が同じネットワーク セグメントに接続されている(つまり、両方が同じレイ
ヤ 3 サブネットおよび同じレイヤ 2 イーサネット ブロードキャスト ドメインに接続され
ている)
。
•
両方が同じ IP アドレスを共有している。
•
いずれも AFT 用または NFT 用にセットアップされている。NIC 構成ユーティリティのヘ
ルプを参照してください。
ステップ 3
両方の NIC に対応する MAC アドレスを書き留めます。このアドレスは、P.5-6 の「Cisco Unity ラ
イセンス ファイルの入手」でライセンス ファイルを入手するときに必要になります。
ステップ 4
Cisco Unity サーバを再起動して、行った変更を有効にします。
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5-5
第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
Cisco Unity ライセンス ファイルの入手
Cisco Unity ライセンス ファイルの入手
ライセンス ファイルは、Cisco Unity ソフトウェアのインストール、一部のアップグレード、および
システム ライセンスの変更で必要となります(購入した機能はライセンス ファイルにより有効に
なります)
。Cisco.com で登録情報を入力すると、ライセンス ファイルを入手できます。
登録するとすぐに、シスコからライセンス ファイルが電子メールで送信されます。このシスコから
の電子メールには、これらのファイルの保存、格納手順も記述されています。『Cisco Unity インス
トレーション ガイド』の後半には、ライセンス ファイルごとの使用方法が記載されています。ラ
イセンスの詳細については、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_unity/whitpapr/licenses.htm で、
『White Paper: Licensing for Cisco Unity』を参照してください。
(注)
ライセンス ファイルはプライマリ サーバだけにインストールしてください。
登録には、次の情報が必要です。
•
Cisco Unity サーバに装着されたネットワーク インターフェイス カード(NIC)の MAC アドレ
ス(物理アドレス)
•
Cisco Unity DVD 1 または CD 1 のケースの前面のステッカーに記載されている製品認定キー
(PAK)
サーバにデュアル NIC が装着されており、P.5-3 の「Cisco Unity サーバ内のデュアル NIC の構成」
の手順を使用してその NIC をフォールト トレランス用に設定した場合、MAC アドレスはすでに割
り当てられています。P.5-7 の「登録し、ライセンス ファイルを入手する」の手順に進みます。
サーバに 1 つの NIC が装着されているか、フォールト トレランス用に設定していないデュアル NIC
が装着されている場合は、次の 2 つの手順を順番に実行します。
サーバに 1 つの NIC またはチーミングされていないデュアル NIC が装着されている場合に Cisco
Unity サーバの MAC アドレスを取得する
ステップ 1
Cisco Unity をインストールするコンピュータ上で、Windows の[スタート]メニューから、[プロ
グラム]>[アクセサリ]>[コマンド プロンプト]をクリックします。
ステップ 2 [コマンド プロンプト]ウィンドウで、ipconfig /all と入力して [Enter] キーを押します。
ステップ 3
Physical Address の値を、書き留めておくか(ハイフンを除いて)またはオンライン登録時にアクセ
スできるファイルに保存しておきます。たとえば、Physical Address が 00-A1-B2-C3-D4-E5 であれ
ば、00A1B2C3D4E5 と記録します。
サーバに複数の NIC が装着されている場合、各 NIC に対して 1 つの値が表示されます。Cisco Unity
サーバをネットワークに接続するときに使用する NIC の値を書き留めます。
ステップ 4 [コマンド プロンプト]ウィンドウを閉じます。
5-6
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
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第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
Cisco Unity ライセンス ファイルの入手
登録し、ライセンス ファイルを入手する
ステップ 1
該当する登録サイトを参照します(URL は大文字 / 小文字を区別します)
。
Cisco.com に登録されているユーザ
http://www.cisco.com/go/license
Cisco.com に登録されていないユーザ
http://www.cisco.com/go/license/public
ステップ 2
PAK またはソフトウェアのシリアル番号を入力し、[Submit] をクリックします。
ステップ 3
画面の指示に従います。
ステップ 4
登録が終わると、その少し後に、Cisco Unity ライセンス ファイルの添付された電子メールが送信さ
れてきます。
ライセンス ファイルを紛失した場合は、最大 1 営業日でファイルを再取得できます。
1 時間以内にライセンス ファイルが送られてこない場合やライセンス ファイルを再取得する場合
は、Cisco Technical Assistance Center (TAC) の Licensing Team にご連絡ください。連絡先は次のとお
りです。
アメリカ合衆国内
800 553-2447
アメリカ合衆国以外
最寄りの Cisco TAC の電話番号については、
http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml を参照して
ください。
または、[email protected] まで電子メールを送付してください。
Cisco Unity の所有権を確認するために、購入注文番号 や PAK などの情報を提供していただく必要
があります(PAK は、Cisco Unity DVD 1 または CD 1 のケース前面のステッカーに記載されていま
す)。
(注)
Cisco Unity ソフトウェアは、最小限の設定を持つデフォルトのライセンス ファイルとともに出荷
されています。このライセンス ファイルでは、Cisco Unity デモンストレーション システムをイン
ストールできます。
デモンストレーション システムのインストールに関する情報およびインストー
ル手順については、Cisco Unity のリリース ノートの Cisco Unity デモンストレーション システムに
関する項を参照してください。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
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5-7
第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
Cisco Unity システム チェック アシスタントの実行
Cisco Unity システム チェック アシスタントの実行
Cisco Unity システム チェック アシスタントは、Cisco Unity のプラットフォームをカスタマイズす
るのに役立つプログラムです。Windows コンポーネント、Microsoft サービス パックとアップデー
ト、Cisco Unity に必要なその他のソフトウェアを確認してインストールします。詳細なリストにつ
いては、http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_unity/pcd/pcd_inst.htm から入手可能な
『Cisco Unity プラットフォーム コンフィギュレーション ディスクおよび Cisco Unity システム
チェック アシスタントによってインストールされるコンポーネントとソフトウェア』を参照してく
ださい。
注意
Windows ターミナル サービスまたはその他のリモートアクセス アプリケーションを使用して、リ
モートで Cisco Unity システム チェック アシスタントを実行しないでください。必要なソフトウェ
アのインストールが失敗する可能性があります。
Cisco Unity システム チェック アシスタントを実行する
ステップ 1
Local Admins グループのメンバーになっているアカウントを使用して、
Windows にログオンします。
ステップ 2
Cisco Unity Service Packs CD 1 上で、Cuspa ディレクトリを参照し、Cuspa.vbs をダブルクリックし
ます。
ステップ 3
プロンプトが表示されたら、選択する言語をダブルクリックして、インストールを続けます。
ステップ 4 [セットアップへようこそ]画面で[次へ]をクリックします。
ステップ 5 [Cisco Unity サーバの特性]ページで、次のフィールドを設定します。
[コンフィギュレーション] [ボイス メッセージ専用]をクリックします。
[フェールオーバー]
[プライマリもしくはセカンダリ フェールオーバー用サーバ]チェッ
クボックスをオンにします。
アシスタントは、この情報を使用してシステムに SQL Server が必要
かどうかを判別します。
[ポート数]
Cisco Unity サーバに接続するボイス ポートの数を入力します。
ステップ 6 [次へ]をクリックします。アシスタントによってコンポーネントの一覧が表示され、それらのコ
ンポーネントがインストールされているかどうかが示されます。
ステップ 7
画面の指示に従って、不足しているコンポーネントをインストールします。インストールが終了す
ると、データ ストアをインストールするための画面の指示が表示されます。
Microsoft AutoMenu ウィンドウが、アシスタントがアプリケーションをインストール中に表示され
た場合は、このウィンドウを閉じると、アシスタントを続行できます。
5-8
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
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第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
Cisco Unity システム チェック アシスタントの実行
ステップ 8
SQL Server を、P.2-6 の「Cisco Unity サーバ ファイルの配置先ドライブの決定」で書き留めた場所
にインストールします。
a. [ようこそ]ダイアログボックスで[次へ]をクリックします。
b. [コンピュータ名]ダイアログボックスで、[次へ]をクリックし、デフォルト設定の[ローカ
ル コンピュータ]を使用します。
c. [インストールの選択]ダイアログボックスで、
[次へ]をクリックし、デフォルト設定の[SQL
Server の新規インスタンスの作成またはクライアント ツールのインストール]を使用します。
d. 画面の指示に従って、
[CD キー]ダイアログボックスを表示します。
e. CD ケースのステッカーに記載されている Cisco Unity Data Store 2000 のキーを入力し、
[次へ]
をクリックします。
f. [インストールの定義]ダイアログボックスで、
[次へ]をクリックし、デフォルト設定の[サー
バーとクライアント ツール]を使用します。
g. [インスタンス名]ダイアログボックスで、
[既定インストール]チェックボックスをオンにし
ます。
h. [次へ]をクリックします。
i. [セットアップの種類]ダイアログボックスで[標準]をクリックします。
j. [プログラム ファイル]の隣にあるコピー先フォルダで[参照]をクリックして、P.2-6 の「Cisco
Unity サーバ ファイルの配置先ドライブの決定」で書き留めたバイナリの場所を指定します。
k. [データ ファイル]の隣にあるコピー先フォルダで[参照]をクリックして、P.2-6 の「Cisco
Unity サーバ ファイルの配置先ドライブの決定」で書き留めたデータベースの場所を指定しま
す。
l. [次へ]をクリックします。
m. [サービス アカウント]ダイアログボックスの先頭の[各サービスに同じアカウントを使用]を
クリックします。
n. [サービスの設定]で、[ローカル システム アカウントを使用]をクリックします。
o. [次へ]をクリックします。
p. [認証モード]ダイアログボックスでは、
[Windows 認証モード]をクリックすることを推奨し
ます。
[混合モード]
(サポートされているが安全性は低い)をクリックすると、
[SA ログインのパ
スワードの追加]で、SQL Server のシステム管理者がログインする際に使用するパスワードの
入力および確認を行います。
q. [次へ]をクリックします。
r. [ファイル コピーの開始]ダイアログボックスで[次へ]をクリックします。
s. [ライセンス モードの選択]ダイアログボックスで[プロセッサ ライセンス]をクリックし、
Cisco Unity サーバのプロセッサの数を指定します。
t. [続行]をクリックします。
u. インストールが継続される前に、シャットダウン タスクについての指示が表示されたら[次へ]
をクリックします。
v. [完了]をクリックします。
w. ステップ 9 へ進みます。
ステップ 9
SQL Server のインストールが完了したら、引き続き、アシスタント画面上の指示に従って、プラッ
トフォームのカスタマイズを完了させます。
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5-9
第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
Cisco Unity システム チェック アシスタントの実行
ステップ 10 SQL Server Service Pack 3a をインストールします。
a. [セットアップへようこそ]画面で[次へ]をクリックします。
b. 認証モードの選択を要求する画面が表示されるまで、画面の指示に従って進みます。
c. Windows 認証を選択し、[次へ]をクリックします。
d. [SA パスワードの警告]ダイアログボックスが表示されたら、パスワードの入力と確認を行い、
[次へ]をクリックします。
e. [Microsoft Search をアップグレードし SQL Server 2000 SP3 を適用する(必須)
]チェックボッ
クスをオンにして、
[続行]をクリックします(
[すべてのデータベースで、複数データベース
の組み合わせ所有権を有効にする(お勧めしません)]チェックボックスをオンにしないでく
ださい)
。
f. 画面の指示に従い、処理を続行します。
g. インストールが継続される前に、シャットダウン タスクについての指示が表示されたら[次へ]
をクリックします。
h. [完了]をクリックして、コンポーネントのインストールを開始します。
i. セットアップ メッセージが現れたら、[OK] をクリックします。
j. [完了]をクリックしてサーバを再起動します。
k. ステップ 11 へ進みます。
ステップ 11 画面の指示に従います。
ステップ 12 Cisco Unity システム チェック アシスタントの処理が完了したら、[完了]をクリックします。
注意
5-10
Cisco Unity システム チェック アシスタントが Internet Explorer をインストールした場合
は、WScript.exe ファイルも同時にインストールされます。WScript.exe は削除しないでく
ださい。削除すると、以降のインストール プロセスで Cisco Unity セットアップ プログラ
ムが失敗します。
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第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
Windows エクスプローラのフォルダ設定の変更
Windows エクスプローラのフォルダ設定の変更
フォルダ設定を変更し、Cisco Unity のトラブルシューティング中にシステム ファイルを含むすべて
のファイルおよびフォルダが Windows エクスプローラで表示されるようにします。
シスコから購入した Cisco Unity サーバとともに出荷されているプラットフォーム コンフィギュ
レーション ディスクから Windows 2000 Server をインストールした場合は、すべてのファイルおよ
びフォルダは、Windows エクスプローラですでに表示可能です。
(注)
ここで次の手順を実行しない場合、Cisco TAC は、後で実行するようにお願いする場合があります。
Windows エクスプローラのフォルダ設定を変更する
ステップ 1
Windows デスクトップで、[マイ コンピュータ]をダブルクリックします。
ステップ 2 [ツール]メニューで、[フォルダ オプション]をクリックします。
ステップ 3 [表示]タブをクリックします。
ステップ 4 [すべてのファイルとフォルダを表示する]をクリックします。
ステップ 5 [登録されているファイルの拡張子は表示しない]チェックボックスをオフにします。
ステップ 6 [保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない]チェックボックスをオフにし、
[は
い]をクリックし確定します。
ステップ 7 [適用]をクリックします。
ステップ 8 [現在のフォルダ設定を使用]をクリックした後、[はい]をクリックし確定します。
ステップ 9
[OK] をクリックします。
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5-11
第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
Windows、Internet Explorer、および SQL Server 2000 用の最新の Microsoft サービス パックおよびアップデートのインストール
Windows、Internet Explorer、および SQL Server 2000 用の最新の
Microsoft サービス パックおよびアップデートのインストール
Cisco Unity とともに使用することが推奨されている、Windows 2000 Server または Windows Server
2003、Internet Explorer、および SQL Server 2000 用の最新の Microsoft サービス パック(ある場合)
およびアップデートをインストールします。これらのサービス パックとアップデートは、P.2-3 の
「インストールを行うためのソフトウェアのダウンロード」でダウンロードしたものです。
注意
Cisco Unity サーバで Windows Server 2003 を実行している場合、Microsoft Knowledge Base 記事
824330 に関連するアップデートをインストールする必要があります。インストールしないと、Cisco
Unity が正常に動作しません。
Microsoft アップデートには、事前にサービス パックをインストールしておかなければインストー
ルできないものがあります。アップデートをインストールする前に、推奨されているサービス パッ
クをインストールしてください(ある場合)。
Exchange ソフトウェアは、まだインストールされていないので、Exchange のサービス パックおよ
びアップデートはインストールできません。
Windows、Internet Explorer、および SQL Server 2000 用の最新の Microsoft サービス パックを
インストールする
サービス パックをダウンロードしたときに、印刷またはダウンロードした指示書に従ってくださ
い。
Windows および SQL Server 2000 用の最新の Microsoft アップデートをインストールする
ステップ 1
Cisco Unity Post-Install ディスクを CD-ROM ドライブに挿入します。
ステップ 2
適切なディレクトリを参照して、各アップデートの適切な言語バージョンを英語(ENU)、フラン
ス語(FRA)、ドイツ語(DEU)、日本語(JPN)から選択して、インストールします(たとえば、
Windows 2000 Server のフランス語版が Cisco Unity サーバ上にインストールされている場合、フラ
ンス語版の Windows 2000 Server アップデートをインストールします)
。
インストールの速度を上げるためには、次のように行います。
ステップ 3
5-12
•
コマンド プロンプトで /z オプションを使用して各アップデートをインストールすると、各アッ
プデートをインストールした後で、コンピュータを再起動する必要がありません。
•
コマンド プロンプトで /m オプションを使用して各アップデートをインストールすると、ダイ
アログボックスが表示されずにアップデートがインストールされます。
•
すべてのアップデートを一度に行うバッチ ファイルを作成します。
Cisco Unity サーバを再起動します。
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第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
ボイス カードに対する[新しいハードウェアの検出ウィザード]の無効化
ボイス カードに対する[新しいハードウェアの検出ウィザード]の無効
化
(注)
Cisco Unity サーバにボイス カードが装着されていない場合は、この項を省略してください。
次の場合、サーバを再起動するたびに[新しいハードウェアの検出ウィザード]が起動されます。
カードが正常にインストールされ、設定されている場合でも、新しいハードウェアとして検出され
ます。
•
オペレーティング システムが、プラットフォーム コンフィギュレーション ディスクを使用し
てインストールされた。
•
オペレーティング システムが、カードがインストールされる前に製造元のガイド付きシステム
セットアップ ユーティリティを使用してインストールされた。
•
新規のカードが、既存のサーバに追加された。
次の手順を実行すると、
[新しいハードウェアの検出ウィザード]はカードを新しいハードウェア
として検出しなくなります。この手順を実行しても、
[新しいハードウェアの検出ウィザード]が
他のハードウェアを検出しなくなることはありません。
ボイス カードに対して、
[新しいハードウェアの検出ウィザード]を無効にする
ステップ 1 [新しいハードウェアの検出ウィザード]の[ようこそ]ページで、
[次へ]をクリックします(サー
バが再起動された後、
[PCI デバイスのインストール]ダイアログとともに[新しいハードウェアの
検出ウィザード]の[ようこそ]ページが表示されます)。
ステップ 2 [ハードウェア デバイス ドライバのインストール]ページで、
[デバイスに最適なドライバを検索
する(推奨)]をクリックし、
[次へ]をクリックします。
ステップ 3 [ドライバ ファイルの特定]ページで、[フロッピー ディスク ドライブ]チェックボックスと
[CD-ROM ドライブ]チェックボックスをオンにして、
[次へ]をクリックします。
ステップ 4 [ドライバ ファイルの検索結果]ページで、
[このデバイスを無効にする]をクリックして、
[完了]
をクリックします。
[このデバイスドライバのインストールをスキップする]を選択しないでくだ
さい。選択すると、サーバを再起動するたびに、[新しいハードウェアの検出ウィザード]が表示
されます。
ステップ 5 [新しいハードウェアの検出ウィザード]の各インスタンスに対して(該当する各カードに対して)、
ステップ 2 ∼ステップ 4 を繰り返します。
このような操作を実行しても、Windows 2000 デバイス マネージャで表示する場合、カードは不明
の PCI デバイスとして表示されます。また、デバイス ドライバがインストールされていないという
警告も表示されます。これは予測されている動作であり、カードまたはサーバの問題を示すもので
はありません。
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5-13
第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
ウィルス検出ソフトウェアのインストール(オプション)
ウィルス検出ソフトウェアのインストール(オプション)
サポートされるウィルススキャン ソフトウェアについては、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_unity/sysreq/40_sysrq.htm から入手可能な
『Cisco Unity 4.0 システム要件およびサポートされるハードウェアとソフトウェア』を参照してくだ
さい。
ウィルス検出ソフトウェアのインストール手順については、製造元のドキュメントに従ってくださ
い。
Exchange のメールボックスを個々にスキャンすると、Cisco Unity のパフォーマンスに影響が出ま
す。
注意
WAV 形式の添付ファイルを排除するようにウィルス検出ソフトウェアを設定しないでください。
これを設定すると、ボイス メッセージの録音が消去されます。
Cisco Security Agent for Cisco Unity のインストールと設定(オプショ
ン)
Cisco Security Agent for Cisco Unity は、Cisco.com から入手できます。ダウンロードと Cisco Unity
サーバへのインストールおよび設定方法については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_release_notes_list.html の『Cisco Security
Agent for Cisco Unity リリースノート』を参照してください。
Cisco Unity サーバのネットワークへの接続
Cisco Unity サーバをネットワークに接続する
ネットワーク ケーブルを Cisco Unity サーバに接続します。
サーバにデュアル NIC が装着されている場合は、必ずプライマリ NIC(デュアル NIC を AFT また
は NFT 用に設定した場合)または有効になっている NIC にケーブルを接続します。
5-14
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第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
TCP/IP プロパティの設定
TCP/IP プロパティの設定
Cisco Unity サーバは、IP アドレスと DNS サーバの IP アドレスを持つ必要があります。この項の手
順を使用して、サーバの IP アドレスを指定してください。
Cisco Unity サーバの IP アドレスを選択するときは、次のことに注意してください。
•
外部からルーティングできる IP アドレスを割り当てない。これを守らないと、Cisco Unity サー
バをインターネットからの侵入の危険にさらすことになります。それが侵入に対して強固なも
のである場合でも同様です。
•
Cisco Unity サーバをファイアウォールを挟んで次と反対に位置させるような IP アドレスを選
択しない。
− Cisco Unity が接続する Exchange サーバ。
− Cisco Unity ユーザ メールボックスがホームとするすべての Exchange サーバ。
− Cisco Unity がアクセスする、ドメイン コントローラ / グローバル カタログ サーバ。
TCP/IP プロパティを設定する
ステップ 1
Windows の[スタート]メニューで、
[設定]>[コントロール パネル]>[ネットワークとダイヤ
ルアップ接続]>[ローカル エリア接続]をクリックします。
ステップ 2 [プロパティ]をクリックします。
ステップ 3 [チェック マークがオンになっているコンポーネントがこの接続で使用されています]リスト内の
[インターネット プロトコル (TCP/IP)]チェックボックスをオンにします。
ステップ 4 [インターネット プロトコル (TCP/IP)]をクリックし(チェックボックスはオフにしません)、
[プ
ロパティ]をクリックします。
ステップ 5
Cisco Unity サーバと、優先および代替 DNS サーバの IP アドレスを入力します(詳細については、
Windows ヘルプを参照してください)。
ステップ 6
[OK] をクリックします。
ステップ 7
サーバを再起動します。
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5-15
第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
IP アドレスおよびネットワーク接続の確認
IP アドレスおよびネットワーク接続の確認
IP アドレスおよびネットワーク接続を確認する
ステップ 1
Windows の[スタート]メニューで、
[プログラム]>[アクセサリ]>[コマンド プロンプト]を
クリックします。
ステップ 2 [コマンド プロンプト]ウィンドウで、ipconfig /all と入力して Enter キーを押します。
ステップ 3
Cisco Unity サーバの IP アドレスを確認します。
ステップ 4
ルータの IP アドレスか、または Cisco Unity サーバと同じネットワーク セグメント上にあるサーバ
を検索します。
ルータまたはサーバが見つからない場合、P.5-15 の「TCP/IP プロパティの設定」で IP アドレスを
指定する際に、デフォルト ゲートウェイを指定していないか、または Cisco Unity サーバがネット
ワークに接続されていません。
ステップ 5
ステップ 4 で見つけたルータ、または IP アドレスを持つ他のサーバに対して ping を実行します。
[コマンド プロンプト]ウィンドウで ping <IP アドレス > と入力し、Enter キーを押します。
デバイスが応答する場合は、Cisco Unity サーバには有効な IP アドレスが割り当てられています。
デバイスが応答しない場合、いろいろな原因が考えられます。よくある原因を次に示します。
•
割り当てられた IP アドレスが、ネットワーク上の他のコンピュータの IP アドレスと競合して
いる。
•
サブネット マスクが正しくない。
この場合はネットワークの設定を確認します。必要に応じて、ネットワーク接続障害の解決と同様
の方法で問題を解決します。
5-16
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第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
ウィルス検出サービスおよび Cisco Security Agent サービスの無効化
ウィルス検出サービスおよび Cisco Security Agent サービスの無効化
(注)
システムがウィルス検出プログラムまたは Cisco Security Agent for Cisco Unity を使用していない場
合は、この項を省略してください。
ソフトウェアのインストールの速度が低下したり、インストールが失敗したりしないように、ウィ
ルス検出サービスおよび Cisco Security Agent サービスを無効にします。『Cisco Unity インストレー
ション ガイド』では、影響を受ける可能性のあるインストール手順がすべて完了した後、サービス
を再度有効にするタイミングについて説明しています。
ウィルス検出サービスおよび Cisco Security Agent サービスを無効化して停止する
ステップ 1
ご使用のウィルス検出ソフトウェアのドキュメントを参照して、ウィルス検出サービスの名前を特
定します。
ステップ 2
Windows の[スタート]メニューで、
[プログラム]>[管理ツール]>[サービス]をクリックします。
ステップ 3
各ウィルス検出サービスおよび各 Cisco Security Agent サービスを無効化して停止するには、次の手
順を実行します。
a. 右ペインで、サービスをダブルクリックします。
b. [全般]タブの[スタートアップの種類]リストで、[無効]をクリックします。これで、サー
バを再起動しても、サービスは開始されなくなります。
c. サービスをすぐに停止するには、
[停止]をクリックします。
d. [OK] をクリックし、プロパティ ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 4
サービスを無効にしたら、[サービス]MMC を閉じます。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
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5-17
第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
Cisco Unity サーバの既存のドメインへの追加
Cisco Unity サーバの既存のドメインへの追加
Cisco Unity サーバは、既存のドメインのメンバー サーバになっている必要があります。Cisco Unity
とメッセージ ストアとのインタラクションを行う場合、サーバをワークグループに所属させること
はできません。
Cisco Unity のプライマリ サーバおよびセカンダリ サーバを同一のドメインに追加します。
Cisco Unity サーバは、Cisco Unity ユーザのホームの Exchange サーバと同じドメインにインストー
ルすることを推奨します。
Cisco Unity サーバを既存のドメインに追加する
ステップ 1
Local Admins グループのメンバーになっているアカウントを使用して、Cisco Unity サーバにログオ
ンします。
ステップ 2
Windows の[スタート]
メニューで、
[設定]>
[コントロール パネル]>
[システム]をクリックします。
ステップ 3 [ネットワーク ID]タブをクリックします。
ステップ 4 [プロパティ]をクリックします。
ステップ 5 [識別の変更]ダイアログボックスで[ドメイン]をクリックし、参加するドメインの名前を入力
します。
Cisco Unity のプライマリ サーバおよびセカンダリ サーバを同一のドメインに追加します。
ステップ 6
[OK] をクリックします。
ステップ 7 [ドメインのユーザー名とパスワード]ダイアログボックスで、ドメインへのコンピュータの追加
が許可されているアカウントの名前とパスワードを入力します。
ステップ 8
[OK] を 3 回クリックします。
ステップ 9 [はい]をクリックしてサーバを再起動します。
5-18
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
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第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
SQL Server サービスがログオンに使用するアカウントのリセット
SQL Server サービスがログオンに使用するアカウントのリセット
SQL Server をインストールしたときには、Cisco Unity サーバはネットワークに接続されていなかっ
たため、サービスにローカル システム アカウントを使用させるように設定しました。Cisco Unity
フェールオーバーのプライマリ サーバとセカンダリ サーバの両方をインストールする場合、
MSSQLServer と SQLServerAgent のサービスがログオンに使用するアカウントをリセットする必要
があります。アカウントはドメイン アカウントである必要があり、次の条件も満たす必要がありま
す。
•
サービスとしてログオンする権利を持っている。
•
ローカルの Administrators グループのメンバーである。
SQL Server サービスがログオンに使用するアカウントをリセットする
ステップ 1
Windows の[スタート]メニューで、
[プログラム]>[管理ツール]>[サービス]をクリックします。
ステップ 2
2 つのサービス、MSSQLServer と SQLServerAgent のそれぞれに対して、次の 8 つのサブステップ
を実行します。
a. 右ペインで、
[< サービス名 >]をダブルクリックします。
b. [ログオン]タブをクリックします。
c. [アカウント]をクリックします。
d. [参照]をクリックします。
e. [ユーザーの選択]ダイアログボックスの[場所]リストで、Cisco Unity サーバが属するドメ
インの名前をクリックします。
f. 使用するアカウント名をダブルクリックします。Cisco Unity のプライマリ サーバとセカンダリ
サーバの両方で、同じアカウントを指定します。
g. パスワードを入力し確認します。
h. [OK] をクリックします。
ステップ 3
両方のアカウントを設定したら、
[サービス]ウィンドウを閉じます。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
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5-19
第5章
Cisco Unity プラットフォームのカスタマイズ
SQL Server サービスがログオンに使用するアカウントのリセット
5-20
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
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C H A P T E R
6
Exchange の設定
この章では、次のタスクを順序どおりに実行します。
(注)
Cisco Unity のセカンダリ サーバをインストールする場合は、タスク 1. を省略してください。
1. Cisco Unity に接続する Exchange サーバを選択します。これは、パートナー Exchange サーバと
呼ばれます。P.6-2 の「パートナー Exchange サーバの決定」を参照してください。
2. Exchange 管理ソフトウェアを Cisco Unity サーバにインストールします。P.6-3 の「Cisco Unity
サーバへの Exchange 管理ソフトウェアのインストール」を参照してください。
3. Cisco Unity とともに使用することが推奨されている、最新の Exchange サービス パック(ある
場合)およびアップデートをインストールします。P.6-7 の「最新の Exchange サービス パック
およびアップデートのインストール」を参照してください。
(注)
Cisco Unity のセカンダリ サーバをインストールする場合は、タスク 4. を省略してください。
4. Cisco Unity 用に Active Directory スキーマを拡張します。P.6-8 の「Cisco Unity 用の Active
Directory スキーマの拡張」を参照してください。
(注)
Cisco Unity のセカンダリ サーバをインストールする場合は、タスク 5. を省略してください。
5. 必要に応じて、ユーザや同報リスト用の Active Directory の組織単位やメールボックス ストア
を作成します。P.6-8 の「組織単位とメールボックス ストアの作成」を参照してください。
この章が完了したら、第 1 章「Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要」に戻り、引き続き
Cisco Unity システムを正しくインストールしてください。
(注)
リスト内のタスクでは、
『Cisco Unity インストレーション ガイド』およびその他の Cisco Unity のド
キュメントに記載されている詳細な手順を参照します。これらのドキュメントに従って、正しくイ
ンストールを完了してください。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
6-1
第6章
Exchange の設定
パートナー Exchange サーバの決定
パートナー Exchange サーバの決定
Cisco Unity ソフトウェアの設定時に、Cisco Unity に接続する Exchange サーバを選択するように要
求されます。このサーバは、パートナー Exchange サーバまたはパートナー サーバと呼ばれます。
次の情報に従って、パートナー サーバとしてどのサーバを使用するかを決定します。インストール
手順の後半でパートナー サーバを指定します。
すべての Cisco Unity ユーザ メールボックスが同じ Exchange サーバをホームにしている場合、その
サーバをパートナー サーバとして使用します。
Cisco Unity ユーザ メールボックスが 2 台以上の Exchange サーバをホームにしている場合は、次の
一般的なガイドラインに従って、どのサーバをパートナー サーバとして使用するかを決定します。
注意
6-2
•
外部の発信者からのすべてのボイス メッセージは、パートナー サーバを経由して、ユーザの
メールボックスに送信されます。追加トラフィックに対する対処能力に基づいて Exchange サー
バを使用します。
•
Exchange をアクティブ / アクティブまたはアクティブ / パッシブ クラスタリング用に構成する
場合、クラスタ外の Exchange サーバまたはクラスタ内の Exchange 仮想サーバを使用できます。
Cisco Unity サーバに Windows Server 2003 がインストールされている場合は、Exchange 2003 を使用
する必要があります。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
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第6章
Exchange の設定
Cisco Unity サーバへの Exchange 管理ソフトウェアのインストール
Cisco Unity サーバへの Exchange 管理ソフトウェアのインストール
Cisco Unity サーバにインストールする管理ソフトウェアのバージョンは、別のパートナー Exchange
サーバ上にインストールした Exchange のバージョンと同じである必要があります。
パートナー サーバ上の Exchange のバージョンに応じて、該当する項を参照してください。
•
Exchange 2003 管理ソフトウェアのインストール(P.6-3)
•
Exchange 2000 管理ソフトウェアのインストール(P.6-4)
Exchange 2003 管理ソフトウェアのインストール
(注)
シスコは、Cisco Unity システムをインストールする前に、Exchange 環境がセットアップされ動作
していることを前提にしています。
Exchange 2003 がパートナー サーバにインストールされたら、Microsoft の Messaging API(MAPI)
が含まれているので、Exchange 2003 管理ソフトウェアを Cisco Unity サーバにインストールします。
MAPI は、Cisco Unity が Exchange との通信でメッセージの宛先指定、送信、および取得を行うため
に使用するアプリケーション プログラミング インターフェイスです。
注意
Exchange メッセージング サービスおよびコラボレーション サービスを Cisco Unity サーバにイン
ストールしないでください。
インストール作業の後半で、Cisco Unity が接続するパートナー Exchange サーバを指定します。
次の 2 つの手順を順番に実行します。
Exchange 2003 管理ソフトウェアを Cisco Unity サーバにインストールする
ステップ 1
Cisco Unity サーバ上で、Exchange Server 2003 のディスクを CD-ROM ドライブに挿入します。
ディスクが自動的に実行されない場合は、ルート ディレクトリを参照し、Setup.exe をダブルクリッ
クします。
ステップ 2 [Exchange デプロイメント ツール]をクリックします。
ステップ 3 [Exchange システム管理ツールのみのインストール]をクリックします。
ステップ 4 [Exchange システム管理ツールのみのインストール]ページで、ステップ 4 にスクロール ダウンし、
[今すぐセットアップ プログラムを実行]をクリックします。
(注)
Exchange 2003 の初期のエディションでは、オペレーティング システムが Windows 2000
Server の場合、
[Exchange システム管理ツールのみのインストール]ページのステップ 3 は、
間違って Windows Server 2003 Administration Tools Pack をリストします。Exchange 2003 の
後期のエディションでは、Microsoft Knowledge Base 記事 826966 で説明されているように、
この要件はヘルプから削除されています。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
6-3
第6章
Exchange の設定
Cisco Unity サーバへの Exchange 管理ソフトウェアのインストール
ステップ 5 [Microsoft Exchange インストール ウィザードへようこそ]で、
[次へ]をクリックします。
ステップ 6 [使用許諾契約書]ダイアログボックスで、
[同意します]をクリックして、
[次へ]をクリックします。
ステップ 7 [コンポーネントの選択]ダイアログボックスの[アクション]カラムで、次の 3 つのコンポーネ
ントのアクションを設定します。
Microsoft Exchange 2003
アクションを[カスタム]に変更します。
Microsoft Exchange メッセージング サービス
およびコラボレーション サービス
アクションを[何もしない]に変更します。
Microsoft Exchange システム管理ツール
アクションを[インストール]のままにします。
ステップ 8 [次へ]をクリックします。
ステップ 9
画面の指示に従ってインストールを完了します。
ステップ 10 サーバを再起動します。
Exchange 2003 Service Pack 1 を Cisco Unity サーバにインストールする
ステップ 1
Cisco Unity Service Packs CD 2 上で、Exchange_2003_SP1\Setup\I386 ディレクトリを参照し、
Update.exe をダブルクリックします。
ステップ 2
画面の指示に従ってインストールを完了します。
ステップ 3
サーバを再起動します。
ステップ 4
パートナーの Exchange サーバ、および Cisco Unity ユーザ メールボックスのホームにしているすべ
ての Exchange 2003 サーバについてこの手順を繰り返します(未処理の場合)。
Exchange 2000 管理ソフトウェアのインストール
(注)
シスコは、Cisco Unity システムをインストールする前に、Exchange 環境がセットアップされ動作
していることを前提にしています。
Exchange 2000 がパートナー サーバにインストールされたら、Microsoft の Messaging API(MAPI)
が含まれているので、Exchange 2000 管理ソフトウェアを Cisco Unity サーバにインストールします。
MAPI は、Cisco Unity が Exchange との通信でメッセージの宛先指定、送信、および取得を行うため
に使用するアプリケーション プログラミング インターフェイスです。
インストール作業の後半で、Cisco Unity が接続するパートナー Exchange サーバを指定します。
次の 4 つの手順を順番に実行します。
6-4
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
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第6章
Exchange の設定
Cisco Unity サーバへの Exchange 管理ソフトウェアのインストール
Exchange 2000 管理ソフトウェアを Cisco Unity サーバにインストールする
ステップ 1
Cisco Unity サーバ上で、Cisco Unity Message Store 2000 のディスクを CD-ROM ドライブに挿入しま
す。
ディスクが自動的に実行されない場合は、ルート ディレクトリを参照し、Launch.exe をダブルク
リックします。
ステップ 2 [Exchange Server のセットアップ]をクリックします。
ステップ 3
画面の指示に従って、
[プロダクトの識別]ダイアログボックスを表示します。
ステップ 4
CD ケースのステッカーに記載されている Cisco Unity Message Store 2000 のキーを入力し、
[次へ]
をクリックします。
ステップ 5 [コンポーネントの選択]ダイアログボックスの[アクション]カラムで、次の 3 つのコンポーネ
ントのアクションを設定します。
Microsoft Exchange 2000
アクションを[カスタム]に変更します。
Microsoft Exchange メッセージング サービス
およびコラボレーション サービス
アクションを[何もしない]に変更します。
Microsoft Exchange システム管理ツール
アクションを[インストール]のままにします。
ステップ 6 [次へ]をクリックします。
ステップ 7
画面の指示に従ってインストールを完了します。
ステップ 8
サーバを再起動します。
Exchange 2000 Service Pack 3 および Exchange 2000 Server Post-Service Pack 3 Rollup を使用すると、
Microsoft Knowledge Base 記事 824282 で示された、メッセージ通知が断続的になる問題が解決され
ます。
(注)
Service Pack 3 およびこのロールアップがインストールされていない場合、Exchange 2000 Server は、
パケットをリスンしていない Cisco Unity サーバのポートに余分の UDP パケットを送信します。侵
入検知システムは、このような動作をポート スキャンまたは攻撃とみなします。
Exchange 2000 Service Pack 3 をインストールする
ステップ 1
Cisco Unity Service Packs CD 2 上で、Exchange_2000_SP3\Setup\I386 ディレクトリを参照し、
Update.exe をダブルクリックします。
ステップ 2
画面の指示に従ってインストールを完了します。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
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6-5
第6章
Exchange の設定
Cisco Unity サーバへの Exchange 管理ソフトウェアのインストール
ステップ 3
サーバを再起動します。
ステップ 4
パートナーの Exchange サーバ、および Cisco Unity ユーザ メールボックスのホームにしているすべ
ての Exchange 2000 サーバについてこの手順を繰り返します(未処理の場合)。
Exchange 2000 Post-Service Pack 3 Rollup をインストールする
ステップ 1
Cisco Unity Post-Install CD 上で、Exchange_2000_Post_SP3_Rollup\Setup\I386 ディレクトリを参照
し、Update.exe をダブルクリックします。
ステップ 2
画面の指示に従ってインストールを完了します。
ステップ 3
サーバを再起動します。
ステップ 4
パートナーの Exchange サーバ、および Cisco Unity ユーザ メールボックスのホームにしているすべ
ての Exchange 2000 サーバについてこの手順を繰り返します(未処理の場合)。
次の手順では、Exchange 2000 ライセンス エラーがイベント ログに記録されないようにするため、
Cisco Unity ユーザ メールボックスのホームにしているすべての Exchange サーバで Windows ライセ
ンス ログ サービスを無効にします。
(メッセージ ストアとして Exchange 2000 を使用して、サービ
スが Cisco Unity ボイス メッセージ コンフィギュレーションで無効になっていない場合、ログ サー
ビスにより、Exchange 2000 のライセンス不足のエラーがイベント ログに記録されます。これは、
Microsoft クライアント アクセス ライセンス(CAL)が必要ない場合にも行われます)
ライセンス ログ サービスを無効にする
ステップ 1
Windows の[スタート]メニューで、
[プログラム]>[管理ツール]>[サービス]をクリックします。
ステップ 2
右ペインで、[License Logging Service] を右クリックし、
[プロパティ]をクリックします。
ステップ 3 [全般]タブで、[停止]をクリックします。
ステップ 4 [スタートアップの種類]で、[無効]をクリックします。
ステップ 5
[OK] をクリックします。
ステップ 6 [サービス]MMC を閉じます。
6-6
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第6章
Exchange の設定
最新の Exchange サービス パックおよびアップデートのインストール
最新の Exchange サービス パックおよびアップデートのインストール
Cisco Unity とともに使用することが推奨されている、最新の Exchange サービス パック(ある場合)
およびアップデートをインストールします。これらは、P.2-3 の「インストールを行うためのソフ
トウェアのダウンロード」でダウンロードしたサービス パックとアップデートです。
Exchange アップデートには、事前にサービス パックをインストールしておかなければインストー
ルできないものがあります。アップデートをインストールする前に、サービス パックをインストー
ルしてください(ある場合)。
最新の Exchange サービス パックをインストールする
サービス パックをダウンロードしたときに、印刷またはダウンロードした指示書に従ってくださ
い。
最新の Exchange アップデートをインストールする
ステップ 1
Cisco Unity Post-Install ディスクを CD-ROM ドライブに挿入します。
ステップ 2
適切なディレクトリを参照して、各アップデートの適切な言語バージョンを英語(ENU)、フラン
ス語(FRA)、ドイツ語(DEU)、日本語(JPN)から選択して、インストールします(たとえば、
Exchange 2000 管理ソフトウェアのフランス語版が Cisco Unity サーバ上にインストールされている
場合、フランス語版の Exchange 2000 アップデートをインストールします)。
インストールの速度を上げるためには、次のように行います。
ステップ 3
•
コマンド プロンプトで /z オプションを使用して各アップデートをインストールすると、各アッ
プデートをインストールした後で、コンピュータを再起動する必要がありません。
•
コマンド プロンプトで /m オプションを使用して各アップデートをインストールすると、ダイ
アログボックスが表示されずにアップデートがインストールされます。
•
すべてのアップデートを一度に行うバッチ ファイルを作成します。
Cisco Unity サーバを再起動します。
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6-7
第6章
Exchange の設定
Cisco Unity 用の Active Directory スキーマの拡張
Cisco Unity 用の Active Directory スキーマの拡張
Cisco Unity を正常に動作させるために Active Directory スキーマにいくつかの変更を加える必要が
あります。スキーマ更新プログラムが行う変更は、Cisco Unity DVD 1 または CD 1 に収められてい
る Schema\LdifScripts ディレクトリの Avdirmonex2k.ldf ファイルで確認できます。
Active Directory スキーマへの変更がフォレスト全体に複製されるには 15 分以上かかります。変更
の複製が完了してから Cisco Unity のインストールを行ってください。
Cisco Unity の Active Directory スキーマを拡張する
ステップ 1
すべてのドメイン コントローラがネットワークに接続されていることを確認します。Active Directory
スキーマの拡張による複製には、すべてのドメイン コントローラがオンラインになっている必要が
あります。
ステップ 2
スキーマ マスターの役割をするコンピュータ(通常は、フォレスト内の最初の DC/GC)で、Schema
Admins グループのメンバーとして Windows にログオンします。
ステップ 3
Cisco Unity DVD 1 または CD 1 上で、ADSchemaSetup ディレクトリを参照し、ADSchemaSetup.exe
をダブルクリックします。
ステップ 4 [Active Directory スキーマ セットアップ]ダイアログボックスで[Exchange 2000 または Exchange
2003 ディレクトリ モニタ]チェックボックスをオンにします。
ステップ 5
VPIM ネットワークや Cisco Unity Bridge ネットワークを使用する場合は、該当するチェックボック
スをオンにします。
ステップ 6
[OK] をクリックします。
ステップ 7
スキーマの拡張が終了すると、Ldif.log ファイルと Ldif.err ファイルがデスクトップに保存されま
す。拡張が成功したかどうかを確認するには、これらのファイルの内容を参照します。
組織単位とメールボックス ストアの作成
指定した場所にユーザや同報リストを作成できます。ユーザや同報リストを特別な組織単位(OU)
に作成する場合は、ここで組織単位を作成します。いずれの組織単位も同一のドメインにある必要
がありますが、Cisco Unity サーバとは同一のドメインでなくてもかまいません。組織単位の作成に
ついては、Active Directory ユーザーとコンピュータのヘルプを参照してください。
Cisco Unity システム管理を介して追加されたユーザや CSV ファイルからインポートされたユーザ
に対して、カスタム メールボックス ストアをデフォルトとして作成するオプションもあります。カ
スタム メールボックス ストアの作成については、Exchange System Manager のヘルプを参照してく
ださい(インストール作業の後半で、メールボックス ストアを使用するように Cisco Unity を設定
します)
。
Cisco Unity のプライマリ サーバとセカンダリ サーバの両方に対して、同一のカスタム OU とメー
ルボックス ストアを使用する必要があります。
6-8
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C H A P T E R
7
インストール用アカウントの作成
および権限と許可の設定
この章では、次のタスクを順序どおりに実行します。
(注)
Cisco Unity のセカンダリ サーバをインストールする場合は、タスク 1. を省略してください。
1. タスク 2. で作成するドメイン アカウントに習熟しておきます。P.7-2 の「Cisco Unity のインス
トールに必要なアカウント」を参照してください。
(注)
Cisco Unity のセカンダリ サーバをインストールする場合は、タスク 2. を省略してください。
2. Cisco Unity のインストールに使用できるドメイン アカウントを作成します。P.7-3 の「Cisco
Unity のインストールに必要なアカウントの作成」を参照してください。
3. タスク 2. で Cisco Unity 管理アカウントを作成した場合:この管理アカウントを Local
Administrators グループに追加します。P.7-4 の「Local Administrators グループへの Cisco Unity
管理アカウントの追加」を参照してください。
4. タスク 2. で作成したアカウントに、権限と許可を設定します。P.7-5 の「Cisco Unity Permissions
ウィザードを使用した権限と許可の設定」を参照してください。
(注)
Cisco Unity のセカンダリ サーバをインストールする場合は、タスク 5. を省略してください。
5. Exchange の許可を設定します。P.7-10 の「必要な Exchange の権限の設定」を参照してください。
この章が完了したら、第 1 章「Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要」に戻り、引き続き
Cisco Unity システムを正しくインストールしてください。
(注)
リスト内のタスクでは、
『Cisco Unity インストレーション ガイド』およびその他の Cisco Unity のド
キュメントに記載されている詳細な手順を参照します。これらのドキュメントに従って、正しくイ
ンストールを完了してください。
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7-1
第7章
インストール用アカウントの作成および権限と許可の設定
Cisco Unity のインストールに必要なアカウント
Cisco Unity のインストールに必要なアカウント
この項では、Cisco Unity のインストールに必要な次のドメイン アカウントについて説明します。
(注)
•
Cisco Unity のインストールに使用するアカウント(P.7-2)
•
Cisco Unity システム管理へのアクセスに使用するアカウント(P.7-2)
•
Cisco Unity サービスとしてログオンするアカウント(P.7-2)
新規に Cisco Unity 4.0(x) システムをインストールする場合も、以前のバージョンの Cisco Unity を
アップグレードする場合も、同じアカウントが必要になります。
Cisco Unity のインストールに使用するアカウント
インストール時には、Cisco Unity により、Active Directory および Exchange 内に多数の Cisco Unity
オブジェクトが作成されます。したがって、Cisco Unity のインストールのためにログオン時に使用
するユーザ アカウントには、必要な操作を実行できる権限と許可が与えられている必要がありま
す。
1 つのサイトに複数の Cisco Unity サーバをインストールする場合(フェールオーバーを設定する場
合を含む)は、同一のアカウントを使用して、すべてのサーバに Cisco Unity ソフトウェアをインス
トールできます。
Cisco Unity システム管理へのアクセスに使用するアカウント
Cisco Unity のインストール時に、Cisco Unity システム管理(ほとんどの管理タスクを実行できる
Web サイト)へのアクセスに使用する Windows ドメイン アカウントを選択するように要求されま
す。インストールの間に、このドメイン アカウントは Cisco Unity システム管理へのアクセス許可
を持つサービス クラスの Cisco Unity ユーザに自動的に関連付けられます。Cisco Unity システム管
理へアクセスできる Cisco Unity ユーザは、後で作成して追加することができます。
デフォルトでは、Cisco Unity 管理アカウントがインストール アカウントです。インストール アカ
ウント以外のアカウントを、最初の Cisco Unity 管理アカウントにする場合は、この用途専用の追加
ドメイン アカウントを作成します。
Cisco Unity 管理アカウントは Local Administrators グループのメンバーである必要があります。アカ
ウントをそのグループに追加する方法については、この章の後半の手順で説明します。
Cisco Unity サービスとしてログオンするアカウント
Cisco Unity のインストール時に、Cisco Unity サービスとしてログオンするドメイン アカウントを 3
つ選択するように要求されます。
7-2
•
Cisco Unity ディレクトリ サービスとしてログオンするアカウント。これらのサービスでは、
Cisco Unity SQL Server データベースのユーザ データと同期するディレクトリにユーザ データ
が保持されます。
•
Cisco Unity メッセージ ストア サービスとしてログオンするアカウント。これらのサービスで
は、ユーザは電話ユーザ インターフェイスを使用してボイス メッセージの送受信ができます。
•
ローカル サービスとしてログオンするアカウント。デフォルトでは、ローカルの Cisco Unity
サービスはローカル システム アカウントとしてログオンします。この設定は変更しないこと
を推奨します。
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第7章
インストール用アカウントの作成および権限と許可の設定
Cisco Unity のインストールに必要なアカウントの作成
ディレクトリ サービス アカウントによって要求される許可と、メッセージ ストア サービス アカウ
ントによって要求される許可との間で矛盾が発生します。このため、この 2 つのタイプのサービス
については、別個のアカウントを作成する必要があります。
Cisco Unity のインストールに必要なアカウントの作成
Cisco Unity のインストール、管理、およびサービスに使用するドメイン アカウントを作成する
ステップ 1
Cisco Unity サーバで、Domain Admins グループのメンバーであるアカウントを使用して、Windows
にログオンします。
ステップ 2
Windows の[スタート]メニューで[プログラム]> [Microsoft Exchange] >[Active Directory ユー
ザーとコンピュータ]をクリックするか、または[プログラム]>[管理ツール]>[Active Directory
ユーザーとコンピュータ]をクリックします。
ステップ 3
左ペインでドメインを展開し、インストール アカウントを作成する [Users] つまり組織単位を右ク
リックしてから、[新規作成]>[ユーザー]をクリックします。
ステップ 4
画面の指示に従ってインストール アカウントを作成します。Exchange メールボックスの作成はオ
プションです。
アカウントには、次の名前を使用することを推奨します。
インストール
UnityInstall
管理
UnityAdmin
Cisco Unity ディレクトリ サービスとしてログオンするアカウント
(ディレクトリ サービス アカウント)
Cisco Unity メッセージ ストア サービスとしてログオンするアカウ
ント(メッセージ ストア サービス アカウント)
ステップ 5
UnityDirSvc
UnityMsgStoreSvc
ステップ 3 とステップ 4 を繰り返して、Cisco Unity 管理アカウント、ディレクトリ サービス アカ
ウント、およびメッセージ ストア サービス アカウントを作成します。
Cisco Unity サービスとしてログオンするアカウントについては、パスワードの期限が切れることが
ないようにしてください。パスワードの期限が切れると、次にサーバが再起動したときに Cisco
Unity の動作が停止します。
ステップ 6 [Active Directory ユーザーとコンピュータ]を閉じます。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
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7-3
第7章
Local Administrators グループへの Cisco Unity 管理アカウントの追加
インストール用アカウントの作成および権限と許可の設定
Local Administrators グループへの Cisco Unity 管理アカウントの追加
(注)
P.7-3 の「Cisco Unity のインストールに必要なアカウントの作成」で Cisco Unity 管理者アカウント
を作成していない場合は、この項を省略してください。
Cisco Unity のプライマリ サーバとセカンダリ サーバで Local Administrators グループに Cisco Unity
管理アカウントを追加します。
Local Administrators グループに Cisco Unity 管理アカウントを追加する
ステップ 1
Cisco Unity サーバの、Windows の[スタート]メニューで、
[プログラム]>[管理ツール]>[コン
ピュータの管理]をクリックします。
ステップ 2 [コンピュータの管理]MMC の左ペインで、
[システム ツール]>[ローカル ユーザーとグループ]
を展開します。
ステップ 3
左ペインで、
[グループ]をクリックします。
ステップ 4
右ペインで、[Administrators] をダブルクリックします。
ステップ 5 [Administrators のプロパティ]ダイアログボックスで、
[追加]をクリックします。
ステップ 6 [ユーザーまたはグループの選択]ダイアログボックスの[場所]リストで、Cisco Unity サーバが
属するドメインの名前をクリックします。
ステップ 7
1 番上のリストで、Cisco Unity 管理アカウントの名前をダブルクリックします。名前が 1 番下のリ
ストに表示されます。
ステップ 8
[OK] をクリックし、
[ユーザーまたはグループの選択]ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 9
[OK] をクリックし、
[Administrators のプロパティ]ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 10[コンピュータの管理]MMC を閉じます。
7-4
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
第7章
インストール用アカウントの作成および権限と許可の設定
Cisco Unity Permissions ウィザードを使用した権限と許可の設定
Cisco Unity Permissions ウィザードを使用した権限と許可の設定
この項では、次のアカウントに Cisco Unity で必要とされる許可を設定する手順を説明します。
•
Cisco Unity のインストールに使用するアカウント。
•
Cisco Unity ディレクトリ サービスとメッセージ ストア サービスとしてログオンする 2 つのア
カウント。
また、Exchange 固有の許可も設定する必要があります。P.7-10 の「必要な Exchange の権限の設定」
を参照してください。
Cisco Unity のプライマリ サーバとセカンダリ サーバの両方で、Permissions ウィザードを実行しま
す。
Permissions ウィザードは 1 時間以内に完了します(数分で完了する場合もあります)
。
Permissions ウィザードを実行するには、メッセージ ストアの設定時に Cisco Unity 用に Active
Directory スキーマを拡張しておく必要があります(P.6-8 の「Cisco Unity 用の Active Directory スキー
マの拡張」を参照してください)
。
注意
Cisco Unity は、Active Directory ユーザのプロパティを変更できる必要があります。Permissions ウィ
ザードは、指定したコンテナのユーザ アカウントを変更する権限をディレクトリ サービス アカウ
ントに付与します。Cisco Unity は、コンテナおよびユーザ自身に対する継承が有効になっている場
合に限り、これらのコンテナ内のユーザ アカウントを変更できます。Cisco Unity ユーザを含むコン
テナまたはグループ、またはすべてのユーザに対する継承を無効にする場合、
(ディレクトリ サー
ビス アカウントを使用している)Cisco Unity は、影響を受けるユーザのプロパティを変更できませ
ん。その場合、これらのユーザに対して明示的に権限を付与するか、適切な[プロパティ]ダイア
ログボックスの[セキュリティ]タブの[継承可能なアクセス許可を親からこのオブジェクトに継
承できるようにする]チェックボックスをオンにして、継承を再度有効にする必要があります。
次の手順では、インストールと各サービス アカウントにオペレーティング システムの一部として
機能する権限を与えます。これには、サービスとしてのログオン、バッチ ジョブとしてのログオ
ン、およびローカル セキュリティ ポリシーとしてのログオンがあります。Permissions ウィザード
によって設定される許可の完全なリストについては、Permissions ウィザードのヘルプ ファイルであ
る PWHelpPermissionsSet_< 言語 >.htm を参照してください。
Cisco Unity Permissions ウィザードを実行する
ステップ 1
ドメイン セキュリティ ポリシーが有効である場合、ドメイン セキュリティ ポリシーが、インス
トールとサービス アカウントに対して、オペレーティング システムの一部としての機能、サービ
スとしてのログオン、バッチ ジョブとしてのログオンなどの権限を拒否しないことを確認します。
ステップ 2
次のアカウントを使用して Cisco Unity サーバにログオンします。
•
Cisco Unity サーバがインストールされているドメイン内の Domain Admins グループのメンバー
であるアカウント。
•
Exchange 管理者(完全)であるか、または Cisco Unity ユーザをインポートするすべてのドメ
インが含まれたドメイン内の Domain Admins グループのメンバーであるアカウント。
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7-5
第7章
インストール用アカウントの作成および権限と許可の設定
Cisco Unity Permissions ウィザードを使用した権限と許可の設定
注意
ステップ 3
Domain Admin にデフォルトで与えられている許可を満たしていないアカウントを使用し
て Permissions ウィザードを実行すると、インストール アカウントおよびサービス アカウ
ントに必要なすべての許可を設定できないことがあります。必要なすべての許可を
Permissions ウィザードで設定できないと、Cisco Unity のインストールに失敗するか、ま
たはインストール後の Cisco Unity が正しく動作しません。
Cisco Unity DVD 1 または CD 1 上で、Utilities\PermissionsWizard ディレクトリを参照し、
PermissionsWizard.exe を実行します。
ステップ 4 [Cisco Unity Permissions ウィザードへようこそ]ページで、パートナーの Exchange サーバ上にイン
ス ト ー ル し た Exchange の バ ー ジ ョ ン に 従 っ て、[Microsoft Exchange 2000] ま た は [Microsoft
Exchange 2003] をクリックします。
Cisco Unity サーバ上に Windows Server 2003 がインストールされている場合は、
[Microsoft Exchange
2003] 以外のオプションは使用できません。
ステップ 5 [次へ]をクリックします。
ステップ 6 [インストール アカウント]ページで、
[変更]をクリックし、Cisco Unity のインストールに使用す
るアカウントを選択します。
ステップ 7 [次へ]をクリックします。
ステップ 8 [ディレクトリ サービス アカウント]ページで[変更]をクリックし、Cisco Unity ディレクトリ
サービスとしてログオンするアカウントを選択します。
ステップ 9 [次へ]をクリックします。
ステップ 10[メッセージ ストア サービス アカウント]ページで、[変更]をクリックし、Cisco Unity メッセー
ジ ストア サービスとしてログオンするアカウントを選択します。
ステップ 11[次へ]をクリックします。
ステップ 12 ユーザ(Cisco Unity ユーザ)およびグループ(Cisco Unity 同報リスト)を作成するには、Cisco Unity
が 1 つ以上の Active Directory の組織単位にアクセスできる必要があります。[新規オブジェクト用
Active Directory のコンテナの設定]ページで、次を選択します。
•
新規ユーザとグループが作成されるドメイン。
•
ユーザが作成される組織単位。これは、Cisco Unity のインストール時に、Cisco Unity サンプル
管理者が作成された場所です。
•
グループが作成される組織単位。
ステップ 13[次へ]をクリックします。
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第7章
インストール用アカウントの作成および権限と許可の設定
Cisco Unity Permissions ウィザードを使用した権限と許可の設定
ステップ 14[Cisco Unity の管理者が作成可能なオブジェクト]ページで、Cisco Unity システム管理を使用して
作成できるオブジェクトのチェックボックスをオンにします。
新規に Active Directory ユーザ、連絡先、およびグループを作成するときに、Cisco Unity システム管
理を使用しない場合は、Cisco Unity ディレクトリ サービス アカウントに対して、各タイプの Active
Directory オブジェクトの作成に必要な権限を与えないことを選択できます。
Active Directory オブジェクト タイプの隣にあるチェックボックスをオフにすると、これらに対応す
るタイプの Cisco Unity オブジェクトは、Cisco Unity システム管理を使用して作成することはできな
くなります。既存のオブジェクトを Cisco Unity にインポートすることだけが可能になります。たと
えば、
[ユーザ]チェックボックスをオフにすると、Cisco Unity システム管理を使用して新規に Cisco
Unity ユーザを作成することはできません。既存の Active Directory ユーザをインポートして、Cisco
Unity ユーザにすることのみが可能になります。
ステップ 15[次へ]をクリックします。
ステップ 16[ロケーション オブジェクト用 Active Directory コンテナの設定]ページで、Cisco Unity ロケーショ
ン オブジェクトを作成する組織単位を選択します。
ステップ 17[次へ]をクリックします。
ステップ 18[インポート用 Active Directory コンテナの設定]ページで、ユーザ、連絡先、およびグループをイ
ンポートする Active Directory コンテナを選択します。これらを、Cisco Unity のユーザおよびパブ
リック同報リストに追加します。次の点に注意してください。
•
Cisco Unity サーバが含まれているドメインからコンテナを選択します。
•
選択できるコンテナは、ドメインごとに 1 つだけです。1 つのドメイン内の複数のコンテナか
らユーザおよびグループをインポートする場合は、インポート元になるすべてのコンテナが含
まれた共通の親コンテナを選択します。共通の親がドメイン自体である場合は、そのドメイン
を選択します。
別の方法として、共通の親コンテナを選択せずに複数のコンテナを選択する場合は、Permissions
ウィザードを 2 回以上実行します。Permissions ウィザードを実行するたびに、このページでは
毎回別のコンテナを選択しますが、それ以外は同じオプションを選択します。
•
デジタル ネットワークを使用して複数の Cisco Unity サーバに接続しており、
各 Cisco Unity サー
バに対して同じコンテナからユーザをインポートする場合は、そのコンテナを選択します。た
とえば、CiscoUnityServer1 と CiscoUnityServer2 の両方に、Container1 のユーザだけをインポー
トする場合は、Container1 を選択します。
デジタル ネットワークを使用しており、連結されたすべての Cisco Unity サーバで、2 つ以上の
コンテナからユーザをインポートする場合、各 Cisco Unity サーバ上の Cisco Unity メッセージ
ストア サービス アカウントには、フォレスト内の Cisco Unity サーバにインポートされるユー
ザのインポート元であるすべてのコンテナに対する SendAs 許可が必要です。たとえば、
CiscoUnityServer1 が Container1 と Container2 からユーザをインポートし、CiscoUnityServer2 が
Container3 と Container4 からユーザをインポートする場合、各 Cisco Unity サーバ上の Cisco
Unity メッセージ ストア サービス アカウントには、4 つのコンテナに対する SendAs 許可が必
要です。各 Cisco Unity サーバで、次のいずれかの操作を行います。この操作を行わないと、
ユーザ メッセージの識別が Cisco Unity サーバ間で機能しないことがあります。
− 共通の親コンテナを選択することにより、すべてのコンテナをユーザのインポート元とし
て選択する。
− Permissions ウィザードを 2 回以上実行することにより、ユーザのインポート元になるすべ
てのコンテナを選択する。
− Cisco Unity メッセージ ストア サービス アカウントとして、
フォレスト内の他の Cisco Unity
サーバ上と同じ Active Directory アカウントを使用する。
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第7章
インストール用アカウントの作成および権限と許可の設定
Cisco Unity Permissions ウィザードを使用した権限と許可の設定
•
AMIS、Cisco Unity Bridge、または VPIM 用の識別されたユーザ メッセージを使用しており、さ
らに Cisco Unity サーバの同一のコンテナからコンタクトをインポートする場合は、そのコンテ
ナを選択します。たとえば、CiscoUnityServer1 と CiscoUnityServer2 の両方が Container1 からだ
けコンタクトをインポートする場合は、Container1 を選択します。
AMIS、Bridge、または VPIM 用の認識されたユーザ メッセージを使用しており、連結された
すべての Cisco Unity サーバで、2 つ以上のコンテナからコンタクトをインポートする場合、各
Cisco Unity サーバ上の Cisco Unity メッセージ ストア サービス アカウントには、フォレスト内
の Cisco Unity サーバがインポートするコンタクトのインポート元であるすべてのコンテナに
対する SendAs 許可が必要です。たとえば、CiscoUnityServer1 が Container1 と Container2 からコ
ンタクトをインポートし、CiscoUnityServer2 が Container3 と Container4 からコンタクトをイン
ポートする場合、各 Cisco Unity サーバ上の Cisco Unity メッセージ ストア サービス アカウント
には、4 つのコンテナに対する SendAs 許可が必要です。各 Cisco Unity サーバで、次のいずれ
かの操作を行います。この操作を行わないと、ユーザ メッセージの識別が Cisco Unity サーバ
間で機能しないことがあります。
− 共通の親コンテナを選択することにより、すべてのコンテナをコンタクトのインポート元
として選択する。
− Permissions ウィザードを 2 回以上実行することにより、コンタクトのインポート元になる
すべてのコンテナを選択する。
− Cisco Unity メッセージ ストア サービス アカウントとして、
フォレスト内の他の Cisco Unity
サーバ上と同じ Active Directory アカウントを使用する。
ステップ 19[次へ]をクリックします。
ステップ 20[メールストアの選択]ページで、[次へ]をクリックします。利用可能なすべての Exchange 2003
と Exchange 2000 メールストアが Cisco Unity ユーザのホームになります。
ステップ 21[許可の割り当て確認]ページに、各アカウントに与えられた許可を示す要約が表示されます。こ
れには、ユーザ権限、Active Directory 権限、およびグループごとのメンバーなどの情報が含まれて
います。
[次へ]をクリックすると、一覧表示された許可が付与されます。
ステップ 22 Permissions ウィザードが 1 つ以上の許可を付与することに失敗すると、付与できなかった許可の数
を示すエラー メッセージが表示されます。[OK] をクリックします。
ステップ 23 成功した処理と失敗した処理を示すレポートを表示するには、
[詳細な結果表示]をクリックしま
す。
場合によっては、別個の権限が単一のエントリに結合されていることに注意してください。たとえ
ば、グループ オブジェクトに適用されたプロパティの読み込み、プロパティの書き込み、内容の一
覧表示、許可の読み込み、および許可の修正などの権限は、
「SUCCEEDED granting Group read/modify
rights」という単一のエントリにすべて含まれます。
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第7章
インストール用アカウントの作成および権限と許可の設定
Cisco Unity Permissions ウィザードを使用した権限と許可の設定
ステップ 24 付与できなかった許可が 1 つまたは複数ある場合は、問題を修正し、もう一度 Permissions ウィザー
ドを実行します。
注意
Permissions ウィザードが許可の設定に失敗すると、Cisco Unity のインストールに失敗す
るか、またはインストール後の Cisco Unity が正しく動作しません。Cisco Unity のインス
トールを継続する前に、Permissions ウィザードを正しく実行しておく必要があります。
注意
Permissions ウィザードによって付与された Active Directory 権限が、Active Directory コン
テナに付与されている既存の権限と矛盾することがあります。たとえば、あるアカウン
トが、Permissions ウィザードの実行中に選択されたコンテナのいずれかにユーザ オブ
ジェクトを作成する権限を拒否される場合があります。ログ ファイルには、矛盾が発見
されたことが示されますが、Permissions ウィザードでは矛盾を解決することはできませ
ん。手動で矛盾を解決してから、もう一度 Permissions ウィザードを再び実行する必要が
あります。
ステップ 25[完了]をクリックします。
ステップ 26 ステップ 2 でログオンに使用したアカウントを Cisco Unity のインストールにも使用する(ステップ
6 で選択する)場合は、いったん Windows をログオフすることで Permissions ウィザードによって
設定された許可が適用されます。
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第7章
インストール用アカウントの作成および権限と許可の設定
必要な Exchange の権限の設定
必要な Exchange の権限の設定
通常、Cisco Unity Permissions ウィザードは Exchange の権限を設定しないため、これらは手動で設
定する必要があります。Permissions ウィザードは、Exchange 2003 と Exchange 2000 メールストアに
対して送信者、受信者、および管理情報ストアの権限を与えます。
Cisco Unity インストールとサービス アカウントには、次の Exchange 権限を設定する必要がありま
す。
インストール アカウント
Exchange 管理者
Cisco Unity ディレクトリ
サービス アカウント
Cisco Unity システム管理を使用して Cisco Unity ユーザを作成する場合
は、Exchange 管理者。Active Directory からのアカウントのインポート
だけで Cisco Unity ユーザを作成する場合は、Exchange 管理者(参照の
み可)。
Cisco Unity メッセージ ス Exchange 2003 または Exchange 2000 メールストアの送信者、受信者、
トアサービス アカウント および管理情報ストアの権限(Permissions ウィザードにより設定)
。
次の手順は、まずインストール アカウントに対して実行し、次にディレクトリ サービス アカウン
トに対して実行してください。Exchange の権限は Cisco Unity のプライマリ サーバだけで設定して
ください。
インストール アカウントおよびディレクトリ サービス アカウントに Exchange の権限を与える
ステップ 1
Exchange 管理者(完全)アカウントを使用して Cisco Unity サーバにログオンします。
ステップ 2
Windows の[スタート]メニューで、
[プログラム]> [Microsoft Exchange] >[システム マネージャ]
をクリックします。
ステップ 3 [Exchange システム マネージャ]の左ペインで、ツリー コントロールの 1 番上にある組織名を右ク
リックし、
[制御の委任]をクリックします。
ステップ 4 [Exchange 管理委任ウィザードへようこそ]ウィザードで、
[次へ]をクリックします。
ステップ 5 [ユーザーまたはグループ]ダイアログボックスで、[追加]をクリックします。
ステップ 6 [制御の委任]ダイアログボックスで、[参照]をクリックします。
ステップ 7 [ユーザー、コンピュータ、または グループの選択]ダイアログボックスの[場所]リストで、Cisco
Unity サーバが属するドメインの名前をクリックします。
ステップ 8
インストール アカウントに対して権限を付与する場合は、ユーザ、コンピュータ、およびグループ
のリストで、インストール アカウントの名前をダブルクリックします。
Cisco Unity ディレクトリ サービス アカウントに対して権限を付与する場合は、ユーザ、コンピュー
タ、およびグループのリストで、アカウントの名前をダブルクリックします。
[制御の委任]ダイアログボックスが再び表示されます。選択したアカウントが、
[グループ(推奨)
またはユーザー]ボックスに表示されます。
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第7章
インストール用アカウントの作成および権限と許可の設定
必要な Exchange の権限の設定
ステップ 9
インストール アカウントに対する権限を設定している場合は、[役割]リストで、[Exchange 管理
者]をクリックします。
Cisco Unity ディレクトリ サービス アカウントに対する権限を設定している場合は、
[役割]リスト
で、該当するオプションをクリックします。
Exchange 管理者
Exchange 管理者
(参照のみ可)
Cisco Unity システム管理を使用して、Cisco Unity ユーザを作成する場合。
Cisco Unity システム管理を使用して Cisco Unity ユーザを作成する必要のな
い場合(Active Directory からのアカウントのインポートでのみ、Cisco Unity
ユーザを作成する場合)。
ステップ 10 [OK] をクリックし、
[制御の委任]ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 11 Cisco Unity ディレクトリ サービス アカウントのそれぞれに対して、ステップ 5 ∼ステップ 10 を繰
り返します。
ステップ 12[次へ]をクリックします。
ステップ 13[完了]をクリックします。
ステップ 14[Exchange システム マネージャ]MMC を閉じます。
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7-11
第7章
インストール用アカウントの作成および権限と許可の設定
必要な Exchange の権限の設定
7-12
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C H A P T E R
8
Cisco Unity ソフトウェアの
インストールと設定
この章では、次のタスクを順序どおりに実行します。
1. SSL を使用するように Cisco Unity を設定するかどうかを決定します。P.8-3 の「SSL を使用す
るように Cisco Unity を設定するかどうかの決定」を参照してください。
(注)
Cisco Unity のセカンダリ サーバをインストールする場合は、タスク 2. を省略してください。
2. SSL を使用するように Cisco Unity を設定し、Windows で使用できる Microsoft 証明書サービスで
独自の証明書を発行する場合:Microsoft 証明書サービス コンポーネントをインストールしま
す。P.8-4 の「Microsoft 証明書サービス コンポーネントのインストール」を参照してください。
3. Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタントを使用して、Cisco
Unity のインストールとコンフィギュレーションを行い、SSL を使用するように Cisco Personal
Communications Assistant を設定します。P.8-5 の「Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設
定」を参照してください。
4. Cisco Unity 4.0(5) Service Release がある場合はインストールします。P.8-21 の「Cisco Unity サー
ビス リリースのインストール(利用可能な場合)」を参照してください。
(注)
Cisco Unity のセカンダリ サーバをインストールする場合は、タスク 5. を省略してください。
5. 電話システム連動をテストします。P.8-21 の「電話システムとの連動のテスト」を参照してく
ださい。
6. Cisco Unity サーバ上にウィルス検出ソフトウェアをインストールした場合:スキャンの対象か
ら Cisco Unity がインストールされたディレクトリを除外します。P.8-22 の「Cisco Unity がイン
ストールされているディレクトリのウィルス検出対象からの除外」を参照してください。
7. SSL を使用するように Cisco Unity を設定する場合:必要に応じて Cisco Unity システム管理とス
テータス モニタが SSL を使用するように設定します。P.8-23 の「SSL を使用するように Cisco
Unity システム管理とステータス モニタを設定」を参照してください。
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8-1
第8章
(注)
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
Cisco Unity のセカンダリ サーバをインストールする場合は、タスク 8. を省略してください。
8. 電話不正利用に対してサンプル管理者アカウントを保護します。P.8-24 の「電話不正利用から
のサンプル管理者アカウントの保護」を参照してください。
9. SQL Server のデータベースおよびトランザクション ログを移動します。P.8-25 の「データ スト
ア データベースとトランザクション ログの移動」を参照してください。
10. ウィルス検出ソフトウェアまたは Cisco Security Agent for Cisco Unity が Cisco Unity サーバにイ
ンストールされている場合:ウィルス検出サービスおよび Cisco Security Agent for Cisco Unity を
再度有効にします。P.8-28 の「ウィルス検出サービスおよび Cisco Security Agent サービスの再
有効化」を参照してください。
11. Cisco Unity と Cisco Unity サーバの保護 P.8-28 の「Cisco Unity と Cisco Unity サーバの保護」を
参照してください。
この章が完了したら、第 1 章「Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要」に戻り、引き続き
Cisco Unity システムを正しくインストールしてください。
(注)
8-2
リスト内のタスクでは、
『Cisco Unity インストレーション ガイド』およびその他の Cisco Unity のド
キュメントに記載されている詳細な手順を参照します。これらのドキュメントに従って、正しくイ
ンストールを完了してください。
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第8章
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
SSL を使用するように Cisco Unity を設定するかどうかの決定
SSL を使用するように Cisco Unity を設定するかどうかの決定
ユーザが Cisco Personal Communications Assistant (PCA)にログオンするとき、ユーザの資格はネッ
トワークを経由して Cisco Unity にクリア テキストで送信されます。これは、Cisco Unity システム
管理とステータス モニタで Anonymous 認証方式を使用するように設定した場合も同様です。また、
どの認証方式を使用する場合でも、ユーザが Cisco PCA や Cisco Unity システム管理のページに入力
する情報は暗号化されません。
セキュリティを強化するために、Secure Sockets Layer(SSL)プロトコルを使用するように Cisco
Unity を設定することを推奨します。SSL は、公開 / 秘密鍵暗号化を利用してサーバとクライアント
間での安全な接続を提供し、デジタル証明書を利用して、サーバ、またはサーバとクライアントの
両方を認証します。デジタル証明書は、組織またはエンティティ(コンピュータなど)の身元を証
明する暗号化データを含んでいるファイルです。
SSL プロトコルを使用すると、Cisco Unity ユーザの資格、およびユーザが Cisco Unity システム管理
や Cisco PCA のページに入力する情報が、ネットワークを経由してデータが送信されるときにすべ
て暗号化されます。また、SSL を使用するように Cisco Unity を設定した場合は、ユーザがいずれか
の Cisco Unity Web アプリケーションにアクセスしようとすると、接続先が擬装エンティティでは
なく本物の Cisco Unity サーバであることが毎回確認され、それからユーザのログオンが許可される
ようになります。
SSL を使用するように Cisco Unity などの Web サーバを設定する場合は、証明機関(CA)からデジ
タル証明書を取得するか、Windows に用意されている Microsoft 証明書サービスを利用して独自の
証明書を発行します。CA は、別の組織またはエンティティからの要求に応じて証明書の発行と管
理を行う、信頼された組織またはエンティティです。証明書を CA から購入するか、または独自に
発行するかは、コスト、証明書の機能、設定と保守のしやすさ、および組織が採用しているセキュ
リティ原則などの問題を考慮して決定します。
サードパーティ CA、Microsoft 証明書サービス、および SSL については、インターネットのほか、
Windows や IIS のオンライン ドキュメントでさまざまな情報を入手できます。これらの資料を参照
すると、SSL を使用するかどうかを決定し、SSL を使用するように Web サーバを設定する方法を把
握するのに役立ちます。
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第8章
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
Microsoft 証明書サービス コンポーネントのインストール
Microsoft 証明書サービス コンポーネントのインストール
(注)
SSL を使用するように Cisco Unity を設定する予定がない場合や、証明機関のデジタル証明書を使
用して Cisco Unity が SSL を使用するように設定する場合は、この手順は省略してください。
SSL を使用するように Cisco Unity を設定し、Windows で使用できる Microsoft 証明書サービスを使
用して、独自の証明書を発行する場合は、この項の手順を実行します。コンポーネントは Cisco Unity
サーバまたは他のサーバ上にインストールできます。
Microsoft 証明書サービス コンポーネントをインストールする
ステップ 1
証明機関(CA)として動作し、証明書を発行する予定のサーバ上で、Windows の[スタート]メ
ニューの[設定]>[コントロール パネル]>[アプリケーションの追加と削除]をクリックします。
ステップ 2 [Windows コンポーネントの追加と削除]をクリックします。
ステップ 3 [Windows コンポーネント]ダイアログボックスで、
[証明書サービス]チェックボックスをオンに
します。他の項目は変更しないでください。コンピュータの名前を変更できない、ドメインに参加
できない、またはドメインから削除できないという警告が表示されたら、
[はい]をクリックします。
ステップ 4 [次へ]をクリックします。
ステップ 5 [スタンドアロンのルート CA]をクリックし、
[次へ]をクリックします(スタンドアロン CA は、
Active Directory を必要としない CA です)
。
ステップ 6
画面の指示に従ってインストールを完了します。詳細については、Windows のドキュメントを参照
してください。
コンピュータ上でインターネット インフォメーション サービスが動作しているため、停止してか
ら処理を続行する必要があるというメッセージが表示されたら、[OK] をクリックしてサービスを
停止します。
ステップ 7 [Windows コンポーネント ウィザードの完了]ダイアログボックスで[完了]をクリックします。
ステップ 8 [アプリケーションの追加と削除]ダイアログボックスを閉じ、
[コントロール パネル]を閉じます。
8-4
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第8章
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定には、Cisco Unity インストレーションおよびコン
フィギュレーション アシスタントを使用して、指定された順序で 7 つのプログラムを実行します。
これらのプログラムは、次の処理を実行します。
•
システムの確認と Cisco Unity ソフトウェアのインストール
•
Cisco Unity ライセンスのインストール
•
Cisco Unity サービスのコンフィギュレーション
•
メッセージ ストアに対する Cisco Unity の設定
•
Default Administrator および Default Subscriber テンプレート用の新しいデフォルト パスワード
の設定
•
Cisco Unity と電話システムとの連動
•
SSL を使用するように Cisco Personal Communications Assistant を設定
次の 7 つのサブセクションを順番に実行します。
Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタントの起動と
Cisco Unity ソフトウェアのインストール
まず Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタントから Cisco Unity
セットアップ プログラムを実行して、Cisco Unity をインストールします。セットアップ プログラ
ムはシステムを確認してから、Cisco Unity ソフトウェアをインストールします。
注意
Windows ターミナル サービスまたは他のリモートアクセス アプリケーションを使用して、Cisco
Unity をリモートでインストールしないでください。リモートでインストールすると、失敗します。
注意
システムに対してライセンスされていない機能はインストールしないでください。インストールす
ると、Cisco Unity はシャットダウンします。
アシスタントを起動して、Cisco Unity ソフトウェアをインストールする
ステップ 1
Cisco Unity インストール アカウントを使用して Windows にログオンします。
注意
サーバ上のウィルス検出サービスおよび Cisco Security Agent サービスを無効にしていな
い場合は、必要に応じて無効にします。これらを無効にしていないと、インストールは
失敗することがあります。
ステップ 2
Cisco Unity DVD 1 または CD 1 上で、ルート ディレクトリを参照し、Setup.exe をダブルクリック
します。
ステップ 3
プロンプトが表示されたら、選択する言語をダブルクリックして、インストールを続けます。
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第8章
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
ステップ 4
Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタント上の[セットアップへ
ようこそ]ページで[続行]をクリックします。
[インストール前の必要条件]ページが表示され、Permissions ウィザードを実行するよう要求され
たら、Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタントを閉じ、P.7-5 の
「Cisco Unity Permissions ウィザードを使用した権限と許可の設定」を参照します。Cisco Unity のイ
ンストール アカウントで Windows にログオンし、ステップ 2 に戻ります。
ステップ 5 [Cisco Unity セットアップ プログラムを実行します。]をクリックします。
ステップ 6
プロンプトが表示されたら、選択する言語をダブルクリックして、インストールを続けます。
ステップ 7 [セットアップへようこそ]ページで[次へ]をクリックします。
ステップ 8
名前と会社名を入力し、
[次へ]をクリックします。
ステップ 9
Cisco Unity アプリケーション、トレース ログ、および Unity Messaging Repository(UMR)ファイル
の場所を指定します。これには、P.2-6 の「Cisco Unity サーバ ファイルの配置先ドライブの決定」
で書き留めた場所を指定します。
ステップ 10[次へ]をクリックします。
ステップ 11[機能の選択]ダイアログボックスでは、次の手順を実行します。
a. [Cisco Unity のインストール]チェックボックスをオンにします。
b. Cisco Unity ライセンスがテキスト / スピーチを含む場合、[TTS を使用する]チェックボック
スをオンにします。
それ以外の場合は、[TTS を使用する]チェックボックスをオフにします。
c. Cisco Unity サーバまたは使用している拡張シャーシに Intel Dialogic ボイス カードがある場合
は、[ボイス カード ソフトウェアのインストール]チェックボックスをオンにします。
それ以外の場合は、
[ボイス カード ソフトウェアのインストール]チェックボックスをオフに
します。
(注)
Cisco Unity サーバ上に Windows Server 2003 がインストールされている場合、
[ボイス カー
ド ソフトウェアのインストール]チェックボックスは使用できません。ボイス カードを使
用する回線交換電話システムの連動は、Windows Server 2003 がインストールされている
Cisco Unity サーバではサポートされません。
ステップ 12[次へ]をクリックします。
ステップ 13 インストールするプロンプト セットを選択します。ボイス メッセージを G.729a 形式で記録および
保存する場合は、G.729a システム プロンプト セットを使用します。それ以外の場合は、G.711(デ
フォルト)を選択します。
システム プロンプト セットを選択しても、メッセージの録音および保存用コーデックのデフォル
ト設定は変更されないことに留意してください。必要であれば、インストール作業の後半でメッ
セージの録音および保存用コーデックを変更することができます。
ステップ 14[次へ]をクリックします。
8-6
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第8章
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
ステップ 15[Cisco Unity 言語]ダイアログボックスで、インストールする言語を選択し、
[次へ]をクリックし
ます。
製造元のガイド付きシステムセットアップユーティリティと市販の Windows ディスクを使用して
Windows をインストールした場合は、ここで選択する言語の 1 つが Windows をインストールした
ときのロケールと一致している必要があります。
注意
Windows をインストールしたときに指定したロケールが、インストールした Cisco Unity
の言語のいずれにも一致しない場合、Cisco Unity はイベント ログにエラーを記録し、呼
び出しに対する応答を停止することがあります。ここで選択した言語は、Windows をイ
ンストールしたときに選択したロケールと正確に一致している必要があります。たとえ
ば、ロケールに英語(イギリス)を選択した場合、Cisco Unity の言語の 1 つに英語(イ
ギリス)を選択する必要があります。英語(オーストラリア)をインストールしても動
作しません。
Cisco Unity サーバに同梱のプラットフォーム コンフィギュレーション ディスクを使用して、
Windows をインストールした場合、ロケールは自動的に英語(アメリカ合衆国)に設定されます。
Cisco Unity セットアップ プログラムは、常に英語(アメリカ合衆国)をインストールするので、イ
ンストールする言語の 1 つとしてこれを選択する必要はありません。
システムがテキスト / スピーチ(TTS)を使用し、電話言語として英語(オーストラリア)または
英語(ニュージーランド)を選択する場合は、TTS 言語として英語(アメリカ合衆国)または英語
(イギリス)もインストールしてください。
ステップ 16 電話、グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)
、および TTS に対するデフォルト言語を設定
して、[次へ]をクリックします。
ステップ 17 Cisco Unity サーバの再起動を要求する画面が表示されるまで、画面の指示に従って進みます。
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第8章
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
ステップ 18 残りの手順は、サーバに Intel Dialogic D/120JCT-Euro ボイス カードと D/240PCI-T1 ボイス カードの
どちらが装備されているかによって異なります。
サーバに Intel Dialogic
[コンピュータを再起動する]チェックボックスをオンにし、
[完了]
D/120JCT-EURO または
をクリックします。Cisco Unity ソフトウェアはこの時点でインストー
D/240PCI-T1 ボイス カード
ルされます。
が装着されていない場合
サーバに Intel Dialogic
a. [コンピュータを再起動する]チェックボックスをオフにし、
[完
D/120JCT-EURO または
了]をクリックします。
D/240PCI-T1 ボイス カード
が装着されている場合
注意
Cisco Unity サーバに Intel Dialogic D/120JCT-EURO または
D/240PCI-T1 ボイス カードが装備されている場合は、ここ
でサーバを再起動しないでください。再起動すると、Cisco
Unity をインストールした後、Cisco Unity システム管理にア
クセスできなくなります。
b. 付録 A「ボイス カードと PIMG ユニット」の「ソフトウェア設
定」に記載されている手順に従って、ボイス カードを設定します。
c. Cisco Unity サーバを再起動します。
ライセンス ファイルのインストール
Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタントから、Cisco Unity ライ
センス ファイルのインストール ウィザードを実行し、Cisco Unity ライセンス ファイルをインス
トールします。
ここでは、2 つの手順について説明します。最初の手順は Cisco Unity のプライマリ サーバ上で、2
つ目の手順は Cisco Unity のセカンダリ サーバ上で実行します。
プライマリ サーバにライセンス ファイルをインストールする
ステップ 1
Cisco Unity インストール アカウントを使用して Windows にログオンします。
ステップ 2 [Cisco Unity ライセンス ファイルのインストール]ページで、[Cisco Unity インストール ライセン
ス ファイル ウィザードを実行します。]をクリックします。
ステップ 3 [セットアップへようこそ]ページで[次へ]をクリックします。
ステップ 4 [追加]をクリックします。
ステップ 5
ディスクを使用する場合は、Cisco Unity ライセンス ファイル ディスクを挿入します。
Cisco Unity が Cisco.com に登録されると、Cisco から Cisco Unity 機能に対するライセンスが添付さ
れた電子メールが返信されます。電子メールに書かれている手順に従って、添付ファイルを保存し
ておきます。詳細については、P.5-6 の「Cisco Unity ライセンス ファイルの入手」を参照してくだ
さい。
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第8章
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
ステップ 6
ドライブ A またはライセンス ファイルが保存されている場所を参照します。
ステップ 7
ライセンス ファイルをダブルクリックして、ライセンス ファイルのリストに追加します。
画面の指示に対し、
[はい]をクリックして、ライセンス ファイルをローカル システムにコピーし
ます。
ステップ 8
複数のライセンス ファイルを追加する場合は、
[追加]をクリックし、それぞれのライセンス ファ
イルに対してステップ 6 とステップ 7 を繰り返します。
ステップ 9 [次へ]をクリックします。
ステップ 10[ライセンス]ダイアログボックスで、ライセンス情報が正しいことを確認します。
ステップ 11[次へ]をクリックします。
ステップ 12[完了]をクリックします。
ウィザードが完了すると、メイン ウィンドウに[Cisco Unity サービスのコンフィギュレーション]
ページが表示されます。
セカンダリ サーバにデフォルト ライセンス ファイルをインストールする
ステップ 1
Cisco Unity インストール アカウントを使用して Windows にログオンします。
ステップ 2 [Cisco Unity ライセンス ファイルのインストール]ページで、[Cisco Unity インストール ライセン
ス ファイル ウィザードを実行します]をクリックします。
ステップ 3 [セットアップへようこそ]ページで[次へ]をクリックします。
ステップ 4 [追加]をクリックします。
ステップ 5
デフォルト ライセンス ファイルをインストールします。
a. CommServer\Licenses ディレクトリを参照します。
b. CiscoUnity40.lic をダブルクリックします。
[次へ]をクリックします。
ステップ 6
ライセンス リストで、ライセンス情報が正しいことを確認します。
ステップ 7 [次へ]をクリックします。
ステップ 8 [完了]をクリックします。
ウィザードが完了すると、メイン ウィンドウに[Cisco Unity サービスのコンフィギュレーション]
ページが表示されます。
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第8章
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
サービスの設定
Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタントから Cisco Unity サー
ビス コンフィギュレーション ウィザードを実行し、指定したアカウントに、ディレクトリ、メッ
セージ ストア、およびローカル サービスを関連付けます。
サービスを設定する
ステップ 1 [Cisco Unity サービスのコンフィギュレーション]ページで、
[Cisco Unity サービス コンフィギュ
レーション ウィザードを実行します。
]をクリックします。Cisco Unity のインストール アカウント
を使用して Windows にログオンしてください。
ステップ 2 [セットアップへようこそ]ページで[次へ]をクリックします。
ステップ 3
P.6-2 の「パートナー Exchange サーバの決定」で選択したパートナー Exchange サーバにインストー
ルされている Exchange のバージョンを選択します。
ステップ 4 [次へ]をクリックします。
ステップ 5
画面の指示に従ってコンフィギュレーションを完了します。
ウィザードが完了すると、メイン ウィンドウに[Cisco Unity メッセージ ストアのコンフィギュレー
ション]ページが表示されます。
メッセージ ストアに対する Cisco Unity の設定
Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタントから、Cisco Unity メッ
セージ ストアのコンフィギュレーション ウィザードを実行して、メッセージ ストア用に Cisco
Unity を設定します。
メッセージ ストアに対して Cisco Unity を設定する
ステップ 1 [Cisco Unity メッセージ ストアのコンフィギュレーション]ページで、[Cisco Unity メッセージ ス
トア コンフィギュレーション ウィザードの実行]をクリックします。Cisco Unity のインストール
アカウントを使用して Windows にログオンしてください。
ステップ 2
P.6-2 の「パートナー Exchange サーバの決定」で選択したパートナー サーバ上で Exchange が稼動
していることを確認します。Exchange が稼動中でない場合は、Cisco Unity サーバ上でのメッセージ
ストアの設定は失敗します。
ステップ 3 [ようこそ]ダイアログボックスで[次へ]をクリックします。
ステップ 4
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インストール アカウントのパスワードを入力し、[次へ]をクリックします。
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第8章
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Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
ステップ 5
P.7-3 の「Cisco Unity のインストールに必要なアカウントの作成」で Cisco Unity 管理アカウントを
作成しない場合、ステップ 6 へ進みます。インストールが完了したら、インストール アカウントを
使用して、Cisco Unity システム管理にログオンします。
P.7-3 の「Cisco Unity のインストールに必要なアカウントの作成」で Cisco Unity 管理アカウントを
作成する場合、次のアカウントを指定します。
a. [変更]をクリックします。
b. [ユーザーの選択]ダイアログボックスで、Cisco Unity 管理アカウントの名前をダブルクリッ
クします。
ステップ 6 [次へ]をクリックします。
ステップ 7 [パートナーのメッセージ
ストアを選択してください。]ダイアログボックスで、パートナー
Exchange サーバ上にインストールした Exchange のバージョンに従って、[Microsoft Exchange 2000]
または [Microsoft Exchange 2003] をクリックし、[次へ]をクリックします。
ステップ 8 [メールボックスのロケーションを選択します。]ダイアログボックスで、新しいメールボックスを
作成するパートナー Exchange サーバとメールボックス ストアを選択して、
[次へ]をクリックしま
す。
ステップ 9 [新しいオブジェクト用アクティブ ディレクトリのコンテナの選択]ダイアログボックスで、Cisco
Unity を使用してユーザと同報リストが作成するドメインを選択します。
ユーザや同報リスト用の特別な組織単位を作成する場合は、対応する[変更]ボタンをクリックし、
ここでそれらを指定します。
ステップ 10[次へ]をクリックします。
ステップ 11[OK] をクリックし Cisco Unity サービスを停止します。
ステップ 12[ユーザの作成方法を選択してください。
]ダイアログボックスで、管理者が Cisco Unity システム管
理で Cisco Unity ユーザ アカウントを作成する方法を設定します。
新規アカウントを作成する、 管理者が新規ユーザ を Exchange に追加す る か、 ま たは Exchange か
もしくは、既存アカウント
ら 既存のユーザ デー タ を イ ン ポー ト し てユーザ を作成す る 場合は、
をインポートする
こ れ を ク リ ッ ク し ます。
既存アカウントのみをイン
ポートする
管理者が Exchange からの既存のユーザ データのインポートだけで
ユーザを作成する場合は、これをクリックします。
ステップ 13[次へ]をクリックします。
ステップ 14 デフォルトでは、Cisco Unity ディレクトリ サービス用に作成したアカウントが表示されます。別の
アカウントを選択する場合は、[変更]をクリックします。
ステップ 15 アカウントのパスワードを指定し、
[次へ]をクリックします。
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ステップ 16 メッセージ ストアの設定が完了したら、
[完了]をクリックします。
ウィザードが完了すると、メイン ウィンドウに[新しいデフォルト パスワードの設定]ページが
表示されます。
新しいデフォルト パスワードの設定
Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタントから、パスワード処理
ウィザードを実行し、Default Administrator および Default Subscriber テンプレート用の新しいデフォ
ルト パスワードを設定します。
次の条件のすべてに該当する場合は、Default Subscriber テンプレートの Active Directory パスワード
に、長くて複雑なパスワードを指定することをお勧めします。
•
ユーザは電話を使用してのみメッセージにアクセスする。
•
ユーザは Cisco Personal Communications Assistant へのアクセス権を持たない。
•
Cisco Unity ユーザの作成は、Cisco Unity システム管理を使用して行う。
Cisco Unity システム管理を使用してユーザを作成すると、そのユーザ専用の Active Directory アカウ
ントが自動的に作成されます。Active Directory アカウント用のパスワードは、Default Subscriber テ
ンプレート内のパスワードです。
注意
Active Directory アカウント用のパスワード、ユーザのエイリアス、およびユーザのボイス メッセー
ジが格納されている Exchange サーバを知っているユーザだけが、これらのメッセージにアクセス
できます。
新しいデフォルト パスワードを設定する
ステップ 1 [新しいデフォルト パスワードの設定]ページで、
[パスワード処理ウィザードの実行]をクリック
します。
ステップ 2
画面の指示に従います。
パスワード処理ウィザードが完了すると、メイン ウィンドウに[Cisco Unity と電話システムの連動
設定]ページが表示されます。
8-12
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Cisco Unity と電話システムとの連動
Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタントから、Cisco Unity
Telephony Integration Manager(UTIM)を実行し、Cisco Unity と電話システムを接続します。
ここでは、2 つの手順について説明します。最初の手順は Cisco Unity のプライマリ サーバ上で、2
つ目の手順は Cisco Unity のセカンダリ サーバ上で実行します。
プライマリ サーバ上の Cisco Unity と電話システムを連動する
ステップ 1 [Cisco Unity と電話システムの連動設定]ページで、
[Cisco Unity テレフォニー連動マネージャを実
行してください]をクリックします。Cisco Unity のインストール アカウントを使用して Windows
にログオンしてください。
ステップ 2
UTIM の右ペインで、
[連動の作成]をクリックします。
ステップ 3
正しく連動を設定するには、使用している電話システムに対応する Cisco Unity のインテグレーショ
ン ガイドを参照してください (Cisco Unity のインテグレーション ガイドは、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_guides_l
ist.html で入手可能です)
。
連動が完了したら、メイン ウィンドウに[Cisco Personal Communications Assistant の SSL 使用設定]
ページが表示されます。
電話システムと Cisco Unity のセカンダリ サーバを連動する
ステップ 1
アシスタントのメイン ウィンドウで、
[Cisco Unity Telephony Integration Manager (UTIM) の実行]
をクリックします。Cisco Unity のインストール アカウントを使用して Windows にログオンしてく
ださい。
ステップ 2
UTIM の右ペインで、
[連動の作成]をクリックします。
ステップ 3 [Cisco CallManager デバイス名プレフィックス]フィールドの値には Cisco CallManager 連動を入力
し、それ以外のフィールドには Cisco Unity のプライマリ サーバで使用した値を入力します。Cisco
Unity のプライマリ サーバに使用されている値は、Cisco Unity のセカンダリ サーバに使用されてい
る値とは異なります。該当する Cisco CallManager のインテグレーション ガイドを参照してくださ
い。
ステップ 4
ステップ 5
入力できるポート数を超えていることを示すメッセージが表示されたら、[OK] をクリックします
(このインストールの後半ではポート設定を行います)
。
Cisco Unity のプライマリ サーバで使用した値と同じ値を使用して、フィールドの入力を続けます。
連動が完了したら、メイン ウィンドウに[Cisco Personal Communications Assistant の SSL 使用設定]
ページが表示されます。
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SSL を使用するための Cisco Personal Communications Assistant の設定
Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタントから、SSL を使用する
ように Cisco PCA を設定します。SSL プロトコルを使用すると、ユーザの資格、およびユーザが
Cisco PCA のページに入力する情報が、ネットワークを経由してデータが送信されるときにすべて
暗号化されます。
Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタントが完了して、SSL を使
用するように Cisco PCA を設定した後、Cisco Unity システム管理とステータス モニタも SSL を使
用するように手動で設定します。
『Cisco Unity インストレーション ガイド』では、これらの手順を
実行するタイミングについて説明しています。
Cisco PCA が SSL を使用しないように設定する場合は、P.8-14 の「Cisco PCA の SSL 設定の省略」
を参照してください。
Cisco PCA が SSL を使用するように設定するには、証明機関を使用しているかどうかに応じて、次
の該当する項の手順を実行します。
•
証明機関なしでローカル証明書を作成することにより、SSL を使用するように Cisco PCA を設
定(P.8-15)
•
証明機関を使用することにより、SSL を使用するように Cisco PCA を設定(P.8-17)
Cisco Unity サーバで Windows Server 2003 を実行している場合は、ここで、Cisco Personal
Communications Assistant が SSL を使用するように設定できます。ただし、証明機関なしでローカ
ル証明書を作成することによってこのように設定するオプションは、Windows Server 2003 用に自
動化されていません。この方法によって Cisco PCA が SSL を使用するように設定する場合は、手
動で行う必要があります。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_unity/unity40/usg/ex/index.htm から入手可能な
『Cisco Unity Security Guide Release 4.x』の「Using SSL to Secure Client/Server Connections」の章を参
照してください。
Cisco PCA の SSL 設定の省略
Cisco PCA が SSL を使用するように設定しない場合は、この項の手順を実行します。SSL なしで
ユーザが Cisco PCA にログオンする場合、ユーザの資格はネットワークを経由して Cisco Unity にク
リア テキストで送信されます。また、ユーザが Cisco PCA のページで入力した情報は暗号化されま
せん。
Cisco PCA の SSL 設定を省略する
ステップ 1 [Cisco Personal Communications Assistant の SSL 使用設定]ページで、[Cisco Unity Personal
Communications Assistant の SSL 使用設定を行わない]をクリックします。
ステップ 2 [続行]をクリックします。
ステップ 3 [閉じる]をクリックして、Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシス
タントを終了します。
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Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
証明機関なしでローカル証明書を作成することにより、SSL を使用するように Cisco PCA を設定
証明機関なしでローカル証明書を作成することにより、SSL を使用するように Cisco PCA を設定
する
ステップ 1 [Cisco Personal Communications Assistant の SSL 使用設定]ページで、[証明機関なしのローカルの
証明書を作成する]をクリックします。
ステップ 2 [インターネット サービス マネージャ]をクリックします。
ステップ 3
Cisco Unity サーバの名前を展開します。
ステップ 4
Cisco Unity サーバで Windows Server 2003 を実行していない場合は、ステップ 5 に進みます。
Cisco Unity サーバで Windows Server 2003 を実行している場合は、[Web サイト]を展開します。
ステップ 5 [既定の Web サイト]を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
ステップ 6 [既定の Web サイトのプロパティ]ダイアログボックスの[ディレクトリ セキュリティ]タブをク
リックします。
ステップ 7 [セキュリティ保護された通信]の[サーバー証明書]をクリックします。
ステップ 8 [サーバー証明書ウィザードへようこそ]ページで、[次へ]をクリックします。
ステップ 9 [証明書の新規作成]をクリックし、[次へ]をクリックします。
ステップ 10[証明書の要求を作成して後で送信する]をクリックし、
[次へ]をクリックします。
ステップ 11 証明書の名前とビット長を入力します。
ビット長には、512 を選択することを強く推奨します。これより長くすると、パフォーマンスが低
下する場合があります。
ステップ 12[次へ]をクリックします。
ステップ 13 組織の情報を入力し、
[次へ]をクリックします。
ステップ 14 サイトの通常名には、Cisco Unity サーバのシステム名または完全修飾ドメイン名のいずれかを入力
します。
注意
この名前は、安全な接続を利用してシステムにアクセスするための URL に含まれている、
ホスト名の部分と完全に一致させる必要があります。
ステップ 15[次へ]をクリックします。
ステップ 16 地理情報を入力し、[次へ]をクリックします。
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ステップ 17 証明書要求ファイルの名前と格納場所を指定します。このファイル名と格納場所は後の手順で必要
になるため、書き留めておいてください。
ステップ 18[次へ]をクリックします。
ステップ 19 要求ファイルの情報を確認し、[次へ]をクリックします。
ステップ 20[完了]をクリックして、[サーバー証明書ウィザード]を終了します。
ステップ 21 [OK] をクリックして[既定の Web サイトのプロパティ]ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 22[インターネット サービス マネージャ]ウィンドウを閉じます。
ステップ 23 Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタントの[証明要求ファイル
の入力]ボックスに、ステップ 17 で指定した証明書要求ファイルのフルパスとファイル名を入力
します。
ステップ 24[証明書作成]をクリックします。
ステップ 25[インターネット サービス マネージャ]をクリックします。
ステップ 26 Cisco Unity サーバの名前を展開します。
ステップ 27 Cisco Unity サーバで Windows Server 2003 を実行していない場合は、ステップ 28 に進みます。
Cisco Unity サーバで Windows Server 2003 を実行している場合は、[Web サイト]を展開します。
ステップ 28[既定の Web サイト]を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
ステップ 29[既定の Web サイトのプロパティ]ダイアログボックスの[ディレクトリ セキュリティ]タブをク
リックします。
ステップ 30[セキュリティ保護された通信]の[サーバー証明書]をクリックします。
ステップ 31[サーバー証明書ウィザードへようこそ]ページで、[次へ]をクリックします。
ステップ 32[保留中の要求を処理し、証明書をインストールする]をクリックします。
ステップ 33 [OK] をクリックします。
ステップ 34[保留中の要求を処理]ダイアログボックスで、[OK]
フォルト パスとファイル名を受け入れます。
をクリックして、保留中の証明書要求のデ
ステップ 35[証明書の概要]ダイアログボックスで[次へ]をクリックします。
ステップ 36[完了]をクリックして、[サーバー証明書ウィザード]を終了します。
ステップ 37 [OK] をクリックして[既定の Web サイトのプロパティ]ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 38[インターネット サービス マネージャ]ウィンドウを閉じます。
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ステップ 39 Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタントで、
[Cisco PCA が
SSL を使用できるようにする]をクリックします。
ステップ 40[インターネット サービス マネージャ]をクリックします。
ステップ 41 Cisco Unity サーバの名前を右クリックし、[IIS を再起動します]をクリックします。
ステップ 42[停止 / 開始 / 再起動]ダイアログボックスで、[< サーバ名 > のインターネット サービスを再起動
します]をクリックします。
ステップ 43 [OK] をクリックします。
ステップ 44[インターネット サービス マネージャ]ウィンドウを閉じます。
ステップ 45 Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタントで、[続行]をクリッ
クします。
ステップ 46[閉じる]をクリックして、Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシス
タントを終了します。
証明機関を使用することにより、SSL を使用するように Cisco PCA を設定
ここでは、4 通りの手順について説明します。
Microsoft 証明書サービスを使用して独自の証明書を発行する場合、この項で説明する 4 つの手順す
べてを順序どおりに実行します。
証明機関(VeriSign など)から購入した証明書を使用している場合は、4 番目の手順「証明書をイ
ンストールする」だけを実行します。
Microsoft 証明書サービスを使用することにより、証明書要求を作成する
ステップ 1 [Cisco Personal Communications Assistant の SSL 使用設定]ページで、[証明機関を使う]をクリッ
クします。
ステップ 2 [インターネット サービス マネージャ]をクリックします。
ステップ 3
Cisco Unity サーバの名前を展開します。
ステップ 4
Cisco Unity サーバで Windows Server 2003 を実行していない場合は、ステップ 5 に進みます。
Cisco Unity サーバで Windows Server 2003 を実行している場合は、[Web サイト]を展開します。
ステップ 5 [既定の Web サイト]を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
ステップ 6 [既定の Web サイトのプロパティ]ダイアログボックスの[ディレクトリ セキュリティ]タブをク
リックします。
ステップ 7 [セキュリティ保護された通信]の[サーバー証明書]をクリックします。
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第8章
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ステップ 8 [サーバー証明書ウィザードへようこそ]ページで、[次へ]をクリックします。
ステップ 9 [証明書の新規作成]をクリックし、[次へ]をクリックします。
ステップ 10[証明書の要求を作成して後で送信する]をクリックし、
[次へ]をクリックします。
ステップ 11 証明書の名前とビット長を入力します。
ビット長には、512 を選択することを強く推奨します。これより長くすると、パフォーマンスが低
下する場合があります。
ステップ 12[次へ]をクリックします。
ステップ 13 組織の情報を入力し、
[次へ]をクリックします。
ステップ 14 サイトの通常名には、Cisco Unity サーバのシステム名または完全修飾ドメイン名のいずれかを入力
します。
注意
この名前は、安全な接続を利用してシステムにアクセスするための URL に含まれている、
ホスト名の部分と完全に一致させる必要があります。
ステップ 15[次へ]をクリックします。
ステップ 16 地理情報を入力し、[次へ]をクリックします。
ステップ 17 証明書要求のファイル名と場所を指定し、ファイル名と場所を書き留めてください。この情報は、
次の手順で必要になります。
このファイルは、証明機関(CA)サーバがアクセスできるディスクおよびディレクトリに保存し
てください。
ステップ 18[次へ]をクリックします。
ステップ 19 要求ファイルの情報を確認し、[次へ]をクリックします。
ステップ 20[完了]をクリックして、[サーバー証明書ウィザード]を終了します。
ステップ 21 [OK] をクリックして[既定の Web サイトのプロパティ]ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 22[インターネット サービス マネージャ]ウィンドウを閉じます。
ステップ 23[閉じる]をクリックして、Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシス
タントを終了します。
8-18
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Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
Microsoft 証明書サービスを使用することにより、証明書要求を送信する
ステップ 1
CA として動作するサーバ上で、Windows の[スタート]メニューの[ファイル名を指定して実行]
をクリックします。
ステップ 2
Certreq を実行します。
ステップ 3
証明書要求ファイルを保存したディレクトリを参照し、ファイルをダブルクリックします。
ステップ 4
使用する CA をクリックし、[OK] をクリックします。
CA が証明書要求を送信した後、デフォルトでは、証明書はセキュリティ強化のために保留中の状
態になります。このため、人手により要求が信頼されるものであることを確認し、証明書を手動で
発行する必要があります。
Microsoft 証明書サービスを使用することにより、証明書を発行する
ステップ 1
CA として動作するサーバ上で、Windows の[スタート]メニューの[プログラム]>[管理ツー
ル]>[証明機関]をクリックします。
ステップ 2 [証明機関]ウィンドウの左ペインで、[証明機関]を展開します。
ステップ 3 [< 証明機関名 >]を展開します。
ステップ 4 [保留中の要求]をクリックします。
ステップ 5
右ペインで、要求を右クリックし、
[すべてのタスク]>[発行]をクリックします。
ステップ 6
左ペインで、
[発行した証明書]をクリックします。
ステップ 7
右ペインで、証明書をダブルクリックして開きます。
ステップ 8 [詳細設定]タブをクリックします。
ステップ 9 [表示]リストの[< すべて >]を選択し、[ファイルにコピー]をクリックします。
ステップ 10[証明書のエクスポート ウィザードの開始]ページで、[次へ]をクリックします。
ステップ 11 デフォルトのエクスポート ファイル形式([DER encoded binary X.509 (.CER)])をそのまま使用し、
[次へ]をクリックします。
ステップ 12 Cisco Unity サーバがアクセスできるファイル名と格納場所を指定し、[次へ]をクリックします。
ステップ 13 設定を確認し、[完了]をクリックします。
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第8章
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Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
ステップ 14 [OK] をクリックして[証明書]ダイアログを閉じます。
ステップ 15[証明機関]ウィンドウを閉じます。
証明書をインストールする
ステップ 1
Cisco Unity サーバのデスクトップにある [CUICA] アイコンをダブルクリックします。
ステップ 2
Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタントで、
[証明機関を使う]
をクリックします。
ステップ 3 [Cisco Personal Communications Assistant の SSL 使用設定]ページのステップ 3 で、[インターネッ
ト サービス マネージャ]をクリックします。
ステップ 4
Cisco Unity サーバの名前を展開します。
ステップ 5
Cisco Unity サーバで Windows Server 2003 を実行していない場合は、ステップ 6 に進みます。
Cisco Unity サーバで Windows Server 2003 を実行している場合は、[Web サイト]を展開します。
ステップ 6 [既定の Web サイト]を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
ステップ 7 [既定の Web サイトのプロパティ]ダイアログボックスの[ディレクトリ セキュリティ]タブをク
リックします。
ステップ 8 [セキュリティ保護された通信]の[サーバー証明書]をクリックします。
ステップ 9 [サーバー証明書ウィザードへようこそ]ページで、[次へ]をクリックします。
ステップ 10[保留中の要求を処理し、証明書をインストールする]をクリックし、
[次へ]をクリックします。
ステップ 11 証明書(.cer)ファイルのディレクトリを参照し、ファイルをダブルクリックします。
ステップ 12 証明書の情報を確認し、
[次へ]をクリックします。
ステップ 13[完了]をクリックして、[サーバー証明書ウィザード]を終了します。
ステップ 14 [OK] をクリックして[既定の Web サイトのプロパティ]ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 15[インターネット サービス マネージャ]ウィンドウを閉じます。
ステップ 16 Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシスタントで、
[Cisco PCA が
SSL を使用できるようにする]をクリックします。
ステップ 17 IIS を再起動します。
a. [インターネット サービス マネージャ]をクリックします。
8-20
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
第8章
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
Cisco Unity サービス リリースのインストール(利用可能な場合)
b. Cisco Unity サーバの名前を右クリックし、[IIS を再起動します]をクリックします。
c. [停止 / 開始 / 再起動]ダイアログボックスで、[< サーバ名 > のインターネット サービスを再
起動します]をクリックします。
d. [OK] をクリックします。
e. [インターネット サービス マネージャ]ウィンドウを閉じます。
ステップ 18[閉じる]をクリックして、Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュレーション アシス
タントを終了します。
Cisco Unity サービス リリースのインストール(利用可能な場合)
サービス リリース(Cisco Unity Engineering Specials のロールアップ)は、最初のリリースから約 3
か月後にリリースされます。使用しているバージョンの Cisco Unity に対応するサービス リリース
が利用可能かどうかを確認し、必要に応じてダウンロードおよびインストールする方法について
は、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_release_notes_list.html にアクセスし
て、『Cisco Unity リリースノート <version> Service Release 1』を参照してください。
電話システムとの連動のテスト
電話システムとの連動をテストします。使用している電話システムに対応する Cisco Unity のインテ
グレーション ガイドを参照してください。
ここでは Cisco Unity のプライマリ サーバとの連動だけをテストしてください。フェールオーバー
を設定した後、Cisco Unity のセカンダリ サーバとの連動をテストします。
『Cisco Unity フェールオー
バー コンフィギュレーション アドミニストレーション ガイド』には、セカンダリ サーバをテスト
する時期とテスト方法が記載されています。
連動テストには、Cisco Unity システム管理を使用することに注意してください。Cisco Unity の管理
に使用するアカウントのユーザ名とパスワードを使用します。
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8-21
第8章
Cisco Unity がインストールされているディレクトリのウィルス検出対象からの除外
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
Cisco Unity がインストールされているディレクトリのウィルス検出対
象からの除外
(注)
ウィルス検出ソフトウェアが Cisco Unity サーバ上にインストールされていない場合は、この項は
省略してください。
Cisco Unity がインストールされているディレクトリおよびそのサブディレクトリをすべてスキャ
ンの対象から除外することで、Cisco Unity システム管理と Cisco Unity Assistant が正しく動作しま
す。
Cisco Unity がインストールされているディレクトリをウィルス検出対象から除外する
8-22
ステップ 1
スキャン対象からディレクトリを除外する方法については、ウィルス検出ソフトウェアのヘルプを
参照してください。
ステップ 2
Cisco Unity がインストールされているディレクトリ(デフォルトのディレクトリは CommServer)
とその下のすべてのサブディレクトリをウィルス検出の対象から除外します。
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第8章
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
SSL を使用するように Cisco Unity システム管理とステータス モニタを設定
SSL を使用するように Cisco Unity システム管理とステータス モニタ
を設定
(注)
SSL を使用するように Cisco Unity を設定していない場合は、この項は省略してください。
SSL プロトコルを使用すると、ユーザの資格、およびユーザが Cisco Unity システム管理のページに
入力する情報が、ネットワーク経由でデータが送信されるときにすべて暗号化されます。
SSL を使用するように Cisco Unity システム管理とステータス モニタを設定する
ステップ 1
Cisco Unity サーバの Windows の[スタート]メニューで、
[プログラム]>[管理ツール]>[イン
ターネット サービス マネージャ]をクリックします。
ステップ 2
Cisco Unity サーバの名前を展開します。
ステップ 3
Cisco Unity サーバで Windows Server 2003 を実行していない場合は、ステップ 4 に進みます。
Cisco Unity サーバで Windows Server 2003 を実行している場合は、[Web サイト]を展開します。
ステップ 4 [既定の Web サイト]を展開します。
ステップ 5 [既定の Web サイト]の [Web] を右クリックし、
[プロパティ]をクリックします。
ステップ 6
プロパティ ダイアログボックスで、SSL を使用するように Web ディレクトリを設定します。
a. [ディレクトリ セキュリティ]タブをクリックします。
b. [セキュリティ保護された通信]の[編集]をクリックします。
c. [保護されたチャンネル (SSL) を要求する]チェックボックスをオンにします。
d. [OK] をクリックして[セキュリティ保護された通信]ダイアログボックスを閉じます。
e. [OK] をクリックし、プロパティ ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 7 [既定の Web サイト]の [SAWeb] を右クリックし、
[プロパティ]をクリックします。
ステップ 8
ステップ 6 を繰り返し、SSL を使用するように SAWeb ディレクトリを設定します。
ステップ 9 [既定の Web サイト]の [Status] を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
ステップ 10 ステップ 6 を繰り返して、Status ディレクトリが SSL を使用するように設定します。
ステップ 11[既定の Web サイト]で、[AvXml] をダブルクリックします。
ステップ 12 右ペインで、AvXml.dll を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
ステップ 13 プロパティ ダイアログボックスの[ファイル セキュリティ]タブをクリックします。
ステップ 14[セキュリティ保護された通信]の[編集]をクリックします。
ステップ 15[保護されたチャンネル (SSL) を要求する]チェックボックスをオンにします。
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8-23
第8章
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
電話不正利用からのサンプル管理者アカウントの保護
ステップ 16 [OK] をクリックして[セキュリティ保護された通信]ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 17 [OK] をクリックし、
[AvXml.dll のプロパティ]ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 18[インターネット サービス マネージャ]ウィンドウを閉じます。
電話不正利用からのサンプル管理者アカウントの保護
悪意のあるユーザが Cisco Unity にダイヤルして、デフォルトの内線番号とパスワードを使用し、サ
ンプル管理者としてログオンすることが可能です。また、Cisco Unity を設定して、有料の電話番号
へ通話を転送するようにしたり、メッセージ システムがその個人についてコレクト コール料金を
受け付けているとオペレータに思い込ませるようにグリーティングを再設定する可能性がありま
す。電話不正利用から Cisco Unity を守るため、Cisco Unity をインストールした後で、サンプル管理
者アカウント用の電話パスワードを変更するように強くお勧めします。
サンプル管理者アカウントのパスワードを変更する
ステップ 1
Cisco Unity システム管理で、任意の[ユーザ]>[ユーザ]ページに移動します。
ステップ 2 [検索]アイコンをクリックします。
ステップ 3 [ユーザの検索と選択]ページで、[検索]をクリックします。
ステップ 4 [サンプル管理者]をクリックします。
ステップ 5
左ペインで、
[電話パスワード]をクリックします。
ステップ 6
右ペインで、
[ユーザによるパスワード変更を無効にする]チェックボックスをオンにします。
ステップ 7 [パスワードを無期限にする]チェックボックスをオンにします。
ステップ 8 [電話パスワードの再設定]で、0 ∼ 9 の数字を使用して、新しいパスワードを入力し、確認します。
できれば 20 桁以上の、長くて複雑なパスワードを入力することをお勧めします。パスワードの最
短長は、
[ユーザ]>[アカウントの原則]>[電話パスワードの制限]ページに設定されています。
複雑なパスワードには、次のものがあります。
•
すべての桁で同じ数字を使用しない(たとえば、9999)。
•
連続した数字を使用しない(たとえば、1234)。
•
パスワードは、サンプル アカウントに割り当てられている内線番号と同じにはしない。
•
パスワードには、サンプル アカウント、会社名、IT マネージャの名前、またはその他のわかり
やすい語句を使用しない。
ステップ 9 [保存]アイコンをクリックします。
ステップ 10 Cisco Unity システム管理を閉じます。
8-24
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第8章
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
データ ストア データベースとトランザクション ログの移動
データ ストア データベースとトランザクション ログの移動
Cisco Unity データ ストアには、複数のデータベースと、これらに対応するトランザクション ログ
が含まれています。Cisco Unity および Reports データベースとそれらのトランザクション ログは、
その大きさがすぐに大きくなるデータ ストア ファイルであるため、システムのストレージ容量を
最適に利用できる場所に配置してください。
P.2-6 の「Cisco Unity サーバ ファイルの配置先ドライブの決定」でドライブの場所を書き留めてお
いた場合は、この項の手順を実行するときに、その場所を参照します。
SQL Server データベースおよびトランザクション ログの移動の詳細については、
Microsoft のドキュ
メントを参照してください。
SQL Server データベースおよびトランザクション ログを移動する
ステップ 1
Cisco Unity を停止します(システム トレイの [Cisco Unity] アイコンを右クリックし、次に[Unity
停止]をクリックします。[Cisco Unity] アイコンを使用できない場合は、CommServer ディレクト
リを参照し、AvCsTrayStatus.exe をダブルクリックします)
。
ステップ 2
タスク マネージャで、Cisco Unity トレイ アイコン プロセスを終了します。
a. タスクバーの空き領域を右クリックし、
[タスク マネージャ]をクリックします。
b. [プロセス]タブをクリックします。
c. [イメージ名]カラムを 2 回クリックして、プロセス名でソートします。
d. [AvCsTrayStatus] をクリックします。
e. [プロセスの終了]をクリックします。
f. [はい]をクリックして確定します。
g. [タスク マネージャ]を閉じます。
ステップ 3
AvCsGateway サービスを停止します。
a. Windows の[スタート]メニューで、
[プログラム]>[管理ツール]>[サービス]をクリック
します。
b. 右ペインで、AvCsGateway を右クリックし、[停止]をクリックします。
c. [サービス]MMC を閉じます。
ステップ 4
ReportDB データベースと UnityDb データベースを切り離します。
a. Windows の[スタート]メニューで、[プログラム]> [Microsoft SQL Server] > [Enterprise
Manager] をクリックします。
b. 左ペインで、[Microsoft SQL Servers] >[SQL Server グループ]> [(local) (Windows NT)] >[デー
タベース]を展開します。
c. [ReportDb] を右クリックし、
[すべてのタスク]>
[データベースのデタッチ]をクリックします。
d. [OK] ボタンが使用できない場合は、
[消去]をクリックし、[OK] をクリックして、接続を切断
することを確認します。
e. [OK] をクリックして、ReportDB データベースを切り離します。
f. [OK] をクリックして確定します。
g. ステップ c. ∼ f. を繰り返して、UnityDb データベースを切り離します。
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8-25
第8章
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
データ ストア データベースとトランザクション ログの移動
ステップ 5
[SQL Server Enterprise Manager] を閉じます。
ステップ 6
Windows エクスプローラで、P.2-6 の「Cisco Unity サーバ ファイルの配置先ドライブの決定」で書
き留めておいたドライブの場所に、Cisco Unity データとトランザクション ログ用の新しいディレク
トリを作成します。ディレクトリ名には、次のような覚えやすい名前を使用してください。
UnityDb.mdf と ReportDb.mdf
< データベース作成先ドライブ名 >\< パス名 >\UnityData
ReportDb_log.ldf と UnityDb_log.ldf
< ログ ファイル保存先ドライブ名 >\< パス名 >\UnityLogs
ステップ 7
Windows エクスプローラで、UnityDb.mdf と ReportDb.mdf を、Program Files\Microsoft
SQL Server\MSSQL\Data から Cisco Unity データベース用の新しいディレクトリに移動します。
ステップ 8
Windows エクスプローラで、ReportDb_log.ldf と UnityDb_log.ldf を、
Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL\Data から Cisco Unity トランザクション ログ用の新しい
ディレクトリに移動します。
ステップ 9
OSQL で、データベースを再接続します。
注意
データベースおよびトランザクション ログを別の場所に配置した場合は、ほとんどのシ
ステムで推奨されているとおり、OSQL を使用してデータベースを再接続する必要があり
ま す。これは、対応する ログ ファイ ルが同じディレクトリにない場合、SQL Server
Enterprise Manager はデータベースの再接続をサポートしないためです。
a. Windows の[スタート]メニューで[ファイル名を指定して実行]をクリックします。
b. cmd を実行します。
c. コマンド ラインに OSQL -E と入力して、OSQL を起動します。
注意
-e ではなく -E を使用してください。
d. use master
と入力し、
Enter キーを押します。
e. go
と入力し、
Enter キーを押します。
f. EXEC sp_attach_db 'UnityDb', '< データベース作成先ドライブ名 >\< 新規データベースのディ
レクトリ パス >\UnityDb.mdf', '< ログ ファイルの保存先ドライブ名 >\< 新しいログ ファイルの
ディレクトリ パス >\UnityDb_log.ldf'
と入力し、
Enter キーを押します。
g. go
と入力し、
Enter キーを押します。
無効なパスまたはファイル名を指定すると、コマンド ウィンドウにエラー メッセージが表示
されます。正しい情報を使用して、ステップ f. および g. を再度実行します。
8-26
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
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第8章
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
データ ストア データベースとトランザクション ログの移動
h. EXEC sp_attach_db 'ReportDb', '< データベース作成先ドライブ名 >\< 新規データベースのディ
レクトリ パス >\ReportDb.mdf', '< ログ ファイルの保存先ドライブ名 >\< 新しいログ ファイル
のディレクトリ パス >\ReportDb_log.ldf'
と入力し、
Enter キーを押します。
i. go
と入力し、
Enter キーを押します。
無効なパスまたはファイル名を指定すると、コマンド ウィンドウにエラー メッセージが表示
されます。正しい情報を使用して、ステップ h. および i. を再度実行します。
ステップ 10 exit
と入力し、
Enter キーを押して OSQL を閉じます。
ステップ 11 Windows の[スタート]メニューで、
[プログラム]>[スタートアップ]> [AvCsTrayIcon] をクリッ
クして、Cisco Unity トレイ アイコンを再起動します。
ステップ 12 Windows タスクバーにトレイアイコンが表示されたら、これを使用して、Cisco Unity を再起動しま
す。
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8-27
第8章
Cisco Unity ソフトウェアのインストールと設定
ウィルス検出サービスおよび Cisco Security Agent サービスの再有効化
ウィルス検出サービスおよび Cisco Security Agent サービスの再有効化
(注)
ウィルス検出ソフトウェアまたは Cisco Security Agent for Cisco Unity が Cisco Unity サーバ上にイン
ストールされていない場合は、この項は省略してください。
ウィルス検出サービスおよび Cisco Security Agent サービスが実行中の場合に影響を受ける可能性の
あったソフトウェアのインストールがすべて完了したので、これらのサービスを再度有効にしま
す。
ウィルス検出サービスと Cisco Security Agent サービスを再度有効にし、開始する
ステップ 1
ご使用のウィルス検出ソフトウェアのドキュメントを参照して、ウィルス検出サービスの名前を特
定します。
ステップ 2
Windows の[スタート]メニューで、
[プログラム]>[管理ツール]>[サービス]をクリックします。
ステップ 3
各ウィルス検出サービスおよび Cisco Security Agent サービスを再有効化して開始するには、次の手
順を実行します。
a. 右ペインで、サービスをダブルクリックします。
b. [全般]タブの[スタートアップの種類]リストで、[自動]をクリックして、サービスを再有
効化します。
c. [開始]をクリックして、サービスを開始します。
d. [OK] をクリックし、プロパティ ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 4
サービスが再び有効になったら、
[サービス]MMC を閉じます。
Cisco Unity と Cisco Unity サーバの保護
Cisco Unity と Cisco Unity サーバを保護することを強く推奨します。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_unity/unity40/usg/ex/index.htm から入手可能な
『Cisco Unity Security Guide』を参照してください。
8-28
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C H A P T E R
9
オプションのソフトウェアの
インストール
この章では、次のタスクを順序どおりに実行します。
1. 必要に応じて、RSA SecurID をインストールします。P.9-1 の「RSA SecurID のインストール」
を参照してください。
2. 必要に応じて、Symantec pcAnywhere をインストールします。P.9-2 の「Symantec pcAnywhere の
インストール」を参照してください。
3. 必要に応じて、その他のオプションのソフトウェアをインストールします。P.9-4 の「その他の
オプション ソフトウェアのインストール」を参照してください。
注意
Outlook を Cisco Unity サーバ上にインストールしないでください。Cisco Unity サーバ上にインス
トールすると、Cisco Unity は、ユーザに新しいメッセージの到着を通知できません。
この章が完了したら、第 1 章「Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要」に戻り、引き続き
Cisco Unity システムを正しくインストールしてください。
(注)
リスト内のタスクでは、
『Cisco Unity インストレーション ガイド』およびその他の Cisco Unity のド
キュメントに記載されている詳細な手順を参照します。これらのドキュメントに従って、正しくイ
ンストールを完了してください。
RSA SecurID のインストール
RSA SecurID のサポートされるバージョンについては、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_unity/sysreq/40_sysrq.htm から入手可能な
『Cisco Unity 4.0 システム要件およびサポートされるハードウェアとソフトウェア』を参照してくだ
さい。
RSA SecurID のインストール手順については、製造元のドキュメントに従ってください。
「Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要」では、RSA SecurID の設定のタイミングについ
て、以降のインストール手順の中で説明しています。
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9-1
第9章
オプションのソフトウェアのインストール
Symantec pcAnywhere のインストール
Symantec pcAnywhere のインストール
Symantec pcAnywhere のサポートされるバージョンについては、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_unity/sysreq/40_sysrq.htm から入手可能な
『Cisco Unity 4.0 システム要件およびサポートされるハードウェアとソフトウェア』を参照してくだ
さい。
pcAnywhere のインストール手順については、製造元のドキュメントに従ってください。次の項、
「pcAnywhere に推奨されるコンフィギュレーション」も参照してください。
Cisco Unity サーバには、Windows ターミナル サービスに加えて、このリモートアクセス ソフトウェ
アもインストールできます。Windows ターミナル サービスは、Windows 2000 に同梱されている、
Cisco Unity サーバのデフォルトのリモートアクセス ソフトウェアです。pcAnywhere には外部モデ
ムを使用してください。
pcAnywhere に推奨されるコンフィギュレーション
pcAnywhere を設定する際は、ビデオの問題、画面更新の問題、および pcAnywhere 切断後に起こり
うるサーバ不応答の問題を防ぐために、次の 3 つの手順を順序どおりに実行することを推奨しま
す。
サーバを再起動したときに、自動的に起動しないように pcAnywhere を設定する
ステップ 1
Windows の[スタート]メニューで、[プログラム]> [Symantec pcAnywhere] をクリックします。
ステップ 2
pcAnywhere のツールバーの[ホスト]をクリックします。
ステップ 3
[MODEM] アイコンまたはモデムとして構成されているホストを右クリックし、[プロパティ]を
クリックします。
ステップ 4 [pcAnywhere ホスト のプロパティ]ダイアログボックスで[設定]タブをクリックします。
ステップ 5 [ホストの起動]セクションで、[Windows の起動時に起動]チェックボックスをオフにします。
ステップ 6
[OK] をクリックし、
[pcAnywhere ホスト のプロパティ]ダイアログボックスを閉じます。
pcAnywhere のビデオの問題を防ぐため、pcAnywhere のビデオ モードを変更することを推奨します
(この問題については、Symantec Knowledge Base 記事 2001040615242112 に説明があります)。
pcAnywhere のビデオ モードを[互換性]に変更する
ステップ 1
pcAnywhere の[ツール]メニューで、
[オプション]をクリックします。
ステップ 2 [ホスト操作]タブで、[ビデオモードの選択]の[互換性]をクリックします。
9-2
ステップ 3
[OK] をクリックします。
ステップ 4
pcAnywhere を終了します。
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第9章
オプションのソフトウェアのインストール
Symantec pcAnywhere のインストール
マルチプロセッサのホスト コンピュータでの画面更新の遅延または不完全な更新を防ぐため、ま
た、pcAnywhere 切断後に起こりうるサーバ不応答の問題を防ぐため、pcAnywhere を 1 つ以上の特
定のプロセッサで動作するように設定するためのレジストリ エントリを追加することを推奨しま
す(この問題については、Symantec Knowledge Base 記事 199861984643 に説明があります)
。
pcAnywhere を特定のプロセッサ上で動作するように設定する場合、サーバへのアクセス者数が最も
多い時間帯にユーザが pcAnywhere を使用すると、Cisco Unity サーバ上のパフォーマンスに影響が
出ることがありますので、注意してください。
1 つまたは複数の特定のプロセッサで動作するように pcAnywhere を設定する
ステップ 1
Regedit を起動します。
注意
不正なレジストリ キーの変更や、不正な値の入力によって、サーバが起動しなくなるこ
とがあります。レジストリを編集する前に、問題発生時のレジストリの復元方法を確認
してください(レジストリ エディタ ヘルプの「復元」項目を参照してください)。Cisco
Unity フェールオーバーの場合、レジストリ変更は複製されないため、一方のサーバで
行ったレジストリ変更は、他方のサーバに対して手動で行う必要があることに注意して
ください。レジストリ キー設定の変更に関するご質問は、Cisco TAC にお問い合せくだ
さい。
ステップ 2
レジストリの現在のバックアップがない場合は、
[レジストリ]>[レジストリ ファイルの書き出し]
をクリックしてから、ファイルにレジストリ設定を保存します。
ステップ 3
次のキーを展開します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Symantec\pcANYWHERE\CurrentVersion\Host
ステップ 4
ProcessorMask という名前の DWORD 値を追加し、使用するプロセッサに従って値を設定します
(たとえば、2 番目のプロセッサ上で pcAnywhere を実行するには、ProcessorMask を 2 にします)
。
0
すべてのプロセッサ
1
最初のプロセッサ
2
2 番目のプロセッサ
4
3 番目のプロセッサ
8
4 番目のプロセッサ
pcAnywhere を複数のプロセッサ上で実行するには、ProcessorMask の値を、対応する値の合計値に
なるように設定します(たとえば、pcAnywhere を 3 番目および 4 番目のプロセッサで動作するよう
にするには、ProcessorMask の値を 12 [4 + 8] に設定します)。
ステップ 5
pcAnywhere ホスト サービスを停止して再起動するか、または Cisco Unity サーバを再起動します。
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9-3
第9章
オプションのソフトウェアのインストール
その他のオプション ソフトウェアのインストール
その他のオプション ソフトウェアのインストール
サポートされるソフトウェアについては、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_unity/sysreq/40_sysrq.htm から入手可能な
『Cisco Unity 4.0 システム要件およびサポートされるハードウェアとソフトウェア』を参照してくだ
さい。
その他のオプション ソフトウェアのインストール手順については、製造元のドキュメントに従って
ください。
注意
9-4
Outlook を Cisco Unity サーバ上にインストールしないでください。Cisco Unity サーバ上にインス
トールすると、Cisco Unity は、ユーザに新しいメッセージの到着を通知できません。
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10
Cisco Unity システム管理で使用する
認証の設定
この章では、次のタスクを順序どおりに実行します。
(注)
Cisco Unity のセカンダリ サーバをインストールする場合は、タスク 1. を省略してください。
1. Cisco Unity システム管理で使用する認証方式を決定します。P.10-2 の「Cisco Unity システム管
理で使用する認証方式の決定」を参照してください。
2. 必要に応じて IIS を設定し、Cisco Unity システム管理とステータス モニタが Anonymous 認証方
式 を 使用 す る よう に し ます。P.10-5 の「Cisco Unity シ ス テム 管 理 とス テ ー タス モ ニタ で
Anonymous 認証を使用するための IIS の設定」を参照してください。
この章が完了したら、第 1 章「Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要」に戻り、引き続き
Cisco Unity システムを正しくインストールしてください。
(注)
リスト内のタスクでは、
『Cisco Unity インストレーション ガイド』およびその他の Cisco Unity のド
キュメントに記載されている詳細な手順を参照します。これらのドキュメントに従って、正しくイ
ンストールを完了してください。
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10-1
第 10 章
Cisco Unity システム管理で使用する認証の設定
Cisco Unity システム管理で使用する認証方式の決定
Cisco Unity システム管理で使用する認証方式の決定
Cisco Unity システム管理は、ほとんどの管理タスクの実行に使用する Web サイトです。この管理
タスクには、システム スケジュールの決定、個々のユーザ(またはユーザ テンプレートを利用し
て区分けしたユーザのグループ)に対する設定の指定、および通話管理計画の実施などがあります。
Cisco Unity で Cisco Unity システム管理へアクセスするためには、管理者の身元がユーザ名とパス
ワードによって認証されることが必要です。Cisco Unity システム管理が使用する IIS 認証方式を選
択することができます。なお、選択した認証方式は、Cisco Unity ステータス モニタにも適用されま
す。
(注)
Cisco Unity を管理するための Cisco Unity ユーザ アカウントを作成するまでは、Cisco Unity をイン
ストールしたときに選択した管理アカウントに関連付けられた Windows 資格を使用して、Cisco
Unity システム管理にログオンする必要があります。
次の 3 つの項では、使用可能な認証方式と、その動作を説明しています。
•
Cisco Unity システム管理で使用可能な認証方式(P.10-2)
•
Cisco Unity システム管理での統合 Windows 認証のしくみ(P.10-3)
•
Cisco Unity システム管理での Anonymous 認証のしくみ(P.10-4)
Cisco Unity システム管理で使用可能な認証方式
デフォルトでは、IIS は Cisco Unity システム管理で統合 Windows 認証方式(以前に NTLM 認証や
Windows NT チャレンジ / レスポンス認証と呼ばれていたもの)を使用してユーザ名とパスワード
を認証するように設定されます。必要であれば、Cisco Unity システム管理で Anonymous 認証方式
を使用するように IIS を設定することもできます。
使用する認証方式を決定する場合は、事前にネットワーク管理者と相談して、選択した認証方式が
組織の既存の認証スキームと合致していること、およびサイトにおけるセキュリティ要件を満たせ
ることを確認してください。また、表 10-1 と表 10-2 を参照して、Cisco Unity システム管理でそれ
ぞれの認証方式を使用する場合の利点や欠点も把握しておいてください。
統合 Windows 認証または Anonymous 認証を使用した場合の長所および短所の概要については、
Microsoft の Web サイトを参照してください。
表 10-1 に、Cisco Unity システム管理で統合 Windows 認証を使用する場合の利点と欠点を示します。
表 10-1
Cisco Unity システム管理での統合 Windows 認証の使用
利点
欠点
•
ユーザの資格がネットワーク内でやり取
りされない。代わりに、Internet Explorer
と Windows はチャレンジ / レスポンス メ
カニズムを使用してユーザを認証する。
•
IIS は、デフォルトですでに Cisco Unity シ
ステム管理で統合 Windows 認証方式を使
用するように設定されている。
•
信頼されていないドメインにユーザがログオンした場合、Windows
はそのユーザの身元を検証できない。この問題を解決するには、ユー
ザ名とパスワードの入力を求めるように各ユーザ ブラウザを設定し
て、Cisco Unity が属するドメイン用の適切な資格をユーザが入力で
きるようにします。または、ドメイン間の信頼を確立します。
•
ユーザが他のドメインから Cisco Unity システム管理にログオンした
とき、そのユーザは、電話機を Media Master 用の録音デバイスまた
は再生デバイスとして使用するたびに、資格の再入力を求められる。
表 10-2 に、Cisco Unity システム管理で Anonymous 認証を使用する場合の利点と欠点を示します。
10-2
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
第 10 章
Cisco Unity システム管理で使用する認証の設定
Cisco Unity システム管理で使用する認証方式の決定
表 10-2
Cisco Unity システム管理での Anonymous 認証の使用
利点
欠点
•
ユーザが他のドメインから Cisco Unity システム管理にログ
オンする場合、そのユーザは、Cisco Unity が属するドメイ
ン用の適切な資格を Cisco Unity のログオン ページで入力
できる。このため、ユーザ名とパスワードの入力を求める
ように各ユーザ ブラウザを設定する必要や、ドメイン間の
信頼を確立する必要はありません。
•
ユーザが他のドメインから Cisco Unity システム管理にログ
オンしたとき、そのユーザは、電話機を Media Master 用の
録音デバイスまたは再生デバイスとして使用するたびに資
格の再入力を求められることはない。
•
ユーザが Cisco Unity のログオン ページに Windows
ドメイン アカウントの資格を入力する場合、その
資格は、ネットワーク内でクリア テキストでやり
取りされる。この問題を解決するには、SSL を使
用するように Cisco Unity を設定します。
•
デフォルトでは、IIS は、Cisco Unity システム管理
で Anonymous 認証方式を使用するように設定さ
れていない。IIS を設定する必要があります。
Cisco Unity システム管理での統合 Windows 認証のしくみ
Cisco Unity システム管理で統合 Windows 認証を使用するように IIS を設定する場合、Cisco Unity は
ユーザを認証しません。ユーザの身元は、Windows によって確認されます。
1. Cisco Unity ユーザが Internet Explorer を起動し、Cisco Unity システム管理 Web サイトを参照し
ようとします。
2. Internet Explorer が、IIS から Cisco Unity システム管理のホーム ページの取得を試みます。
3. IIS は、ユーザを認証できないことを認識します。
4. ユーザ名とパスワードの入力を求めるように Internet Explorer が設定されている場合、Internet
Explorer はダイアログボックスを表示し、ユーザが Windows ドメイン アカウントの資格を入力
するまで待機します。ユーザが資格を入力すると、Internet Explorer は Cisco Unity システム管理
Web ページの取得を再度試みますが、このとき、Internet Explorer はダイアログボックスに入力
された資格情報に基づいて、Windows ドメイン アカウントに関する暗号化メッセージを IIS に
送信します。
ユーザ名とパスワードの入力を求めるように Internet Explorer が設定されていない場合、Internet
Explorer は Cisco Unity システム管理 Web ページの取得を再度試みますが、このとき、Internet
Explorer はユーザが Windows ログオン時に入力した資格に基づいて、Windows ドメイン アカウ
ントに関する暗号化メッセージを IIS に送信します。
どちらの場合も、ユーザ パスワード(またはパスワードを表現する情報)はネットワーク内でや
り取りされません。これは、認証で Windows のチャレンジ / レスポンスを利用しているためです。
5. Windows が Windows ドメイン ユーザの身元を確認できる場合は、IIS がユーザ名とドメイン名
を Cisco Unity に送信し、認証プロセスはステップ 6. に進みます。
信頼されていないドメインにユーザがログオンした場合など、Windows が Windows ドメイン
ユーザの身元を確認できない場合には、Internet Explorer がユーザにユーザ名とパスワードの入
力を求めます。この場合も、資格がネットワーク内でやり取りされることはありません。Internet
Explorer は IIS に対し、ダイアログボックスに入力された資格に基づいて、Windows ドメイン
アカウントに関する暗号化メッセージを送信します。それでも Windows がユーザを認証できな
い場合、Internet Explorer は、ドメイン アカウントが未知のものであるために Web サイトへの
アクセスが拒否されたことを示すメッセージを表示します。
6. Cisco Unity は、ユーザの認証に使用する Windows ドメイン アカウントに関連付けられている
ユーザ アカウントが存在することをチェックするとともに、そのユーザ アカウントが Cisco
Unity システム管理へのアクセスに必要な COS 権限を保持していることをチェックします。
7. ユーザ アカウントが存在し、適切な COS 権限を保持している場合、Cisco Unity は Cisco Unity
システム管理 Web サイトの最初のページをブラウザに表示します。
ユーザ アカウントが存在しない場合や適切な COS 権限を保持していない場合、Cisco Unity は、
Cisco Unity システム管理 Web サイトを閲覧するための許可をユーザが保持していないことを
示す Web ページを表示します。
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10-3
第 10 章
Cisco Unity システム管理で使用する認証の設定
Cisco Unity システム管理で使用する認証方式の決定
Cisco Unity システム管理での Anonymous 認証のしくみ
Cisco Unity システム管理で Anonymous 認証を使用するように IIS を設定した場合、Cisco Unity は
ユーザが Cisco Unity のログオン ページに入力した資格を認証します。
1. Cisco Unity ユーザが Internet Explorer を起動し、Cisco Unity システム管理 Web サイトを参照し
ようとします。
2. Internet Explorer が、IIS から Cisco Unity システム管理のホーム ページの取得を試みます。
3. IIS が、IUSR_[コンピュータ名]アカウントの持つ特権に基づいて Cisco Unity へのアクセス
を許可します。このアカウントは、IIS がデフォルトで Anonymous 認証に使用する匿名アカウ
ントです。
4. Cisco Unity が Cisco Unity のログオン ページをブラウザに表示します。
5. ログオン ページ上で、ユーザは表 10-3 に示す Windows ドメイン アカウントの資格を入力する
ように求められます。
表 10-3
Windows 資格入力用の Cisco Unity ログオン ページ
フィールド名
説明
ユーザ名
ユーザが、 Cisco Unity ユーザ ア カ ウ ン ト に関連付け ら れてい る Windows ド メ イ ン ア カ ウ ン
ト のエ イ リ ア ス を入力 し ま す。 た と えば、 tcampbell の よ う に入力す る こ と も 、 tcampbell@<
ド メ イ ン名 > の よ う に フ ルパ ス で入力す る こ と も で き ま す。
エイリアスをフルパスで入力する場合、ユーザは[ドメイン]フィールドに値を入力する必要はあ
りません。
インターネットの ユーザが、Windows ドメイン アカウントのパスワードを入力します。
パスワード
ドメイン
[ユーザ名]フィールドにエイリアスをフルパスで入力しなかった場合、ユーザは Windows ドメイ
ン アカウントが属しているドメインの名前を入力します。フルパスで入力した場合、ユーザはこの
フィールドを空白のままにできます。
6. Internet Explorer が、資格をクリア テキストで Cisco Unity に送信します(このセキュリティ上
の問題を解決するには、SSL を使用するように Cisco Unity を設定します)。
7. Cisco Unity が、Windows から送信された資格の認証を要求します。
8. Cisco Unity が Windows 資格を認証できる場合、Cisco Unity は、ユーザの認証に使用する
Windows ドメイン アカウントに関連付けられているユーザ アカウントが存在することを確認
するとともに、そのユーザ アカウントが Cisco Unity システム管理にアクセスするための COS
権限を保持していることを確認します。プロセスはステップ 9. に進みます。
資格を認証できない場合、Cisco Unity は、Cisco Unity システム管理 Web サイトを閲覧するた
めの許可をユーザが保持していないことを示す Web ページを表示します。
9. ユーザ アカウントが存在し、適切な COS 権限を保持している場合、Cisco Unity は Cisco Unity
システム管理 Web サイトの最初のページをブラウザに表示します。
ユーザ アカウントが存在しない場合や適切な COS 権限を保持していない場合、Cisco Unity は、
Cisco Unity システム管理 Web サイトを閲覧するための許可をユーザが保持していないことを
示す Web ページを表示します。
10-4
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第 10 章
Cisco Unity システム管理で使用する認証の設定
Cisco Unity システム管理とステータス モニタで Anonymous 認証を使用するための IIS の設定
Cisco Unity システム管理とステータス モニタで Anonymous 認証を
使用するための IIS の設定
(注)
Cisco Unity システム管理で統合 Windows 認証方式を使用するよう決定した場合は、この項を省略
してください。
こ こ で は、2 つ の 手 順 に つ い て 説 明 し ま す。Cisco Unity サ ー バ が Windows Server 2003 ま た は
Windows 2000 Server のどちらを実行しているかに応じて、該当する手順を実行します。
Cisco Unity システム管理とステータス モニタで Anonymous 認証を使用するように IIS を設定す
る(Windows Server 2003)
ステップ 1
Windows の[スタート]メニューで、[管理ツール]>[インターネット インフォメーション サー
ビス (IIS) マネージャ]をクリックします。
ステップ 2
左ペインで、
[アプリケーション プール]を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
ステップ 3 [アプリケーション プールのプロパティ]ダイアログボックスで、[識別]タブをクリックします。
ステップ 4 [定義済み]リストで、[Local System] をクリックします。
ステップ 5
[OK] をクリックし、
[アプリケーション プールのプロパティ]ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 6 [IIS マネージャ]メッセージ ボックスで、
[はい]をクリックして、このアプリケーション プール
をローカル システムとして実行することを確認します。
ステップ 7 [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]の左ペインで、[Web サイト]>
[既定の Web サイト]を展開します。
ステップ 8
[SAWeb] を右クリックし、
[プロパティ]をクリックします。
ステップ 9 [SAWeb のプロパティ]ダイアログボックスの[ディレクトリ セキュリティ]タブをクリックしま
す。
ステップ 10[認証とアクセス制御]セクションで、[編集]をクリックします。
ステップ 11[認証方法]ダイアログボックスで、
[匿名アクセスを有効にする]チェックボックスをオンにしま
す。
ステップ 12[統合 Windows 認証]チェックボックスをオフにします。
ステップ 13 [OK] をクリックして[認証方法]ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 14 [OK] をクリックし、
[SAWeb のプロパティ]ダイアログボックスを閉じます。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
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10-5
第 10 章
Cisco Unity システム管理で使用する認証の設定
Cisco Unity システム管理とステータス モニタで Anonymous 認証を使用するための IIS の設定
ステップ 15 次の仮想ディレクトリのそれぞれに対して、ステップ 8 ∼ステップ 14 を繰り返します。
•
Status
•
StatusXml
•
Web
Cisco Unity システム管理とステータス モニタで Anonymous 認証を使用するように IIS を設定す
る(Windows 2000 Server)
ステップ 1
Cisco Unity サーバの Windows の[スタート]メニューで、
[プログラム]>[管理ツール]>[イン
ターネット サービス マネージャ]をクリックします。
ステップ 2 [インターネット インフォメーション サービス]ウィンドウで、
[< システム名 >]をダブルクリッ
クして展開します。
ステップ 3 [既定の Web サイト]の [Web] を右クリックし、
[プロパティ]をクリックします。
ステップ 4
プロパティ ダイアログボックスで、Web ディレクトリの認証方式を設定します。
a. [ディレクトリ セキュリティ]タブをクリックします。
b. [匿名アクセスおよび認証コントロール]の[編集]をクリックします。
c. [認証方法]ダイアログボックスで、[匿名アクセス]チェックボックスをオンにします。
d. [統合 Windows 認証]チェックボックスをオフにします。
e. [OK] をクリックして[認証方法]ダイアログボックスを閉じます。
f. [OK] をクリックし、プロパティ ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 5 [既定の Web サイト]の [SAWeb] を右クリックし、
[プロパティ]をクリックします。
ステップ 6
ステップ 4 を繰り返して、SAWeb ディレクトリの認証方式を設定します。
ステップ 7 [既定の Web サイト]の[Status] を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
ステップ 8
ステップ 4 を繰り返して、Status ディレクトリの認証方式を設定します。
ステップ 9 [既定の Web サイト]で、[AvXML] をクリックします。
ステップ 10 AvXML ディレクトリで、AvXML.dll を右クリックし、
[プロパティ]をクリックします。
ステップ 11 ステップ 4 を繰り返して、AvXML.dll の認証方式を設定します。
ステップ 12[インターネット インフォメーション サービス]ウィンドウを閉じます。
10-6
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OL-7833-02-J
A P P E N D I X
A
ボイス カードと PIMG ユニット
この付録には、次の項があります。
•
Intel Dialogic D/41EPCI、D/41JCT-LS、および D/41JCT-Euro(P.A-2)
•
Intel Dialogic D/120JCT-LS および D/120JCT-Euro(P.A-6)
•
Intel Dialogic D/240PCI-T1(P.A-10)
•
Intel NetStructure PBX-IP Media Gateway(PIMG)(P.A-14)
•
Intel Dialogic ボイス カード ソフトウェアの削除(P.A-15)
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A-1
付録 A
ボイス カードと PIMG ユニット
Intel Dialogic D/41EPCI、D/41JCT-LS、および D/41JCT-Euro
Intel Dialogic D/41EPCI、D/41JCT-LS、および D/41JCT-Euro
D/41EPCI、D/41JCT-LS、および D/41JCT-Euro ボイス カードには、1 つの PCI スロットに 4 つの独
立したボイス処理用のポートが用意されています。これらのボイス カードでは、RJ-11 コネクタを
使用して、4 つの電話回線インターフェイス回路が、アナログ ループ開始回線に直結されています。
H.100 コネクタのボイス カードをインストールする場合は、少なくともボイス カードの数と同数以
上で余りが 5 つ以内になるコネクタがある H.100 ケーブルが必要です(全部のカードを 1 本のケー
ブルで接続する必要があるため)
。
図 A-1
D/41EPCI の上面図と側面図
SW1
JP2-JP5
SW2
H.100
55470
JP6-JP7
図 A-2
D/41JCT-LS および D/41JCT-Euro の上面図と側面図
H.100
SW4
SW30
1
JP 2
J1
J2
JP 1
J3
97480
J4
PCI
A-2
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付録 A
ボイス カードと PIMG ユニット
Intel Dialogic D/41EPCI、D/41JCT-LS、および D/41JCT-Euro
図 A-3
D/41EPCI、D/41JCT-LS、および D/41JCT-Euro 接続のピン配置と背面
55471
Pin 1:
Pin 2:
Pin 3: Ring
Pin 4: Tip
Pin 5:
Pin 6:
Line 1
Line 2
Line 3
55469
Line 4
ハードウェア設定
D/41EPCI カードのスイッチとジャンパを設定する
ステップ 1
カードごとに、ロータリー スイッチ(SW1)を一意の値に設定します。
Cisco Unity サーバまたは拡張シャーシ内の Intel Dialogic カードにはそれぞれ一意の値を設定する必
要があります。この値は 1 で始まり、2 枚目以降のカードに順番に割り振ります。たとえば最初の
3 つのボイス カードのロータリー スイッチの設定は、次の図のようになります。サーバまたは拡張
シャーシにこれらのカードをインストールするときも、この順序でインストールします。
1
3
ステップ 2
55486
2
各カードの SW2 スイッチを Off に設定します。
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A-3
付録 A
ボイス カードと PIMG ユニット
Intel Dialogic D/41EPCI、D/41JCT-LS、および D/41JCT-Euro
ステップ 3
JP2 から JP5 までのジャンパの設定は、Cisco Unity サーバまたは拡張シャーシにある D/41EPCI ボイ
ス カードの数によって異なります。
1 枚のカード
カードの JP2 から JP5 までのジャンパを Off に設定します(図 A-4)。
2 枚のカード
両方のカードの JP2 から JP5 までのジャンパを On に設定します(図 A-5)。
3 枚以上のカード
最初と最後のカードの JP2 から JP5 までのジャンパを On に設定します(図
A-5)。
その他すべてのカードの JP2 から JP5 までのジャンパを Off に設定します
(図
A-4)。
図 A-4
D/41EPCI ジャンパ JP2 から JP 5:Off
JP3
JP4
JP5
55487
JP2
図 A-5
D/41EPCI ジャンパ JP2 から JP 5:On
JP3
JP4
JP5
55488
JP2
ステップ 4
ジャンパ JP6 と JP7 では、上の 2 つのピン(1 と 2)にシャントを取り付けます。
JP7
55489
JP6
A-4
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付録 A
ボイス カードと PIMG ユニット
Intel Dialogic D/41EPCI、D/41JCT-LS、および D/41JCT-Euro
D/41JCT-LS カードと D/41JCT-Euro カードのスイッチとジャンパを設定する
ステップ 1
カードごとに、ロータリー スイッチ(SW30)を一意の値に設定します。
Cisco Unity サーバまたは拡張シャーシ内の Intel Dialogic カードにはそれぞれ一意の値を設定する必
要があります。この値は 1 で始まり、2 枚目以降のカードに順番に割り振ります。たとえば最初の
3 つのボイス カードのロータリー スイッチの設定は、次の図のようになります。Cisco Unity サーバ
または拡張シャーシにこれらのカードをインストールするときも、この順序でインストールしま
す。
1
3
55486
2
ステップ 2
SW4 フック状態スイッチを Off に設定します。
ステップ 3
ジャンパ JP1 と JP2 は次のように設定します。
ジャンパ JP1 は予約されています。JP1 のピンにはシャントを取り付けないでください。
サーバまたは拡張シャーシ内の D/41JCT-LS カードまたは D/41JCT-EURO カードの数に応じて、
ジャンパ JP2 を設定します。
1 枚のカード
終端させない(デフォルト設定)
2 枚以上のカード
CT バス(H.100 シグナル)を終端させるカードの JP2 ジャンパにシャ
ントを取り付けます。終端させるのは、CT バス ケーブルの最初と最
後のカードだけです。
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A-5
付録 A
ボイス カードと PIMG ユニット
Intel Dialogic D/120JCT-LS および D/120JCT-Euro
Intel Dialogic D/120JCT-LS および D/120JCT-Euro
D/120JCT-LS および D/120JCT-Euro の各ボイス カードには、単一の PCI スロットに、コール処理お
よびループ開始インターフェイスの 12 チャネルが用意されています。D/120JCT-LS は北アメリカ、
南アメリカ、および日本で使用され、D/120JCT-Euro はヨーロッパ、オーストラリア、およびニュー
ジーランドで使用されています。D/41E PCI ボイス カードでは、RJ-14 コネクタを使用して、12 本
のアナログ ループ開始電話回線が 12 のオンボード コール処理リソースに接続されています。
シングルバス電圧(5Vdc)の旧型のカードではなく、Revision 2 Universal(3.3Vdc または 5Vdc デュ
アル電圧)PCI の新しい Intel Dialogic D/120JCT-LS カードと D/120JCT-Euro カードを使用すること
を推奨します。
Cisco Unity バージョン 4.0(x) では旧型の Revision 1 LS カードもサポートされていますが、
新規 Cisco
Unity バージョン 4.0(x) のインストールでそれらを注文することはできません。また、旧型の LS
カードを使用できるのは、Cisco Unity サーバまたは拡張シャーシの使用可能なスロットにそれが適
合する場合だけです。
H.100 コネクタのボイス カードをインストールする場合は、少なくともボイス カードの数と同数以
上で余りが 5 つ以内になるコネクタがある H.100 ケーブルが必要です(全部のカードを 1 本のケー
ブルで接続する必要があるため)
。
Cisco Unity サーバまたは拡張シャーシの機械構成によっては、カードに付属しているスロット固定
ブラケットを取り付けたり取り外したりする必要があります。
図 A-6
D/120JCT-LS および D/120JCT-Euro Rev 1(従来の PCI)の上面図と側面図
SW1
SW100
55476
H.100
A-6
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付録 A
ボイス カードと PIMG ユニット
Intel Dialogic D/120JCT-LS および D/120JCT-Euro
図 A-7
D/120JCT-LS および D/120JCT-Euro Rev 2(uPCI)の上面図と側面図
SW1
SW100
97479
H.100
PCI
図 A-8
D/120JCT-LS および D/120JCT-Euro 接続のピン配置と背面
55478
Pin 1:
Pin 2: Tip 2
Pin 3: Ring 1
Pin 4: Tip 1
Pin 5: Ring 2
Pin 6:
2
4
6
8
10
12
55475
Line 1
Line 3
Line 5
Line 7
Line 9
Line 11
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A-7
付録 A
ボイス カードと PIMG ユニット
Intel Dialogic D/120JCT-LS および D/120JCT-Euro
ハードウェア設定
D/120JCT-LS カードと D/120JCT-Euro カードのスイッチを設定する
ステップ 1
カードごとに、ロータリー スイッチ(SW100)を一意の値に設定します。
Cisco Unity サーバまたは拡張シャーシ内の Intel Dialogic カードにはそれぞれ一意の値を設定する必
要があります。この値は 1 で始まり、2 枚目以降のカードに順番に割り振ります。たとえば最初の
3 つのボイス カードのロータリー スイッチの設定は、次の図のようになります。サーバにこれらの
カードをインストールするときも、この順序でインストールします。
1
3
各カードの SW1 スイッチを [On Hook] に設定します。
55477
ステップ 2
55486
2
On hook
ソフトウェア設定
この手順は、Cisco Unity サーバに D/120JCT-Euro ボイス カードが組み込まれている場合に行ってく
ださい。D/120JCT-LS ボイス カード用のソフトウェア設定はありません。
D/120JCT-Euro ボイス カードの国を選択する
ステップ 1
Cisco Unity ソフトウェアが実行中の場合は、終了させます。詳細については、付録 B「Cisco Unity
ソフトウェアとサーバの終了および起動」を参照してください。
ステップ 2 [プログラム]>[管理ツール]>[サービス]をクリックします。
ステップ 3 [サービス]ダイアログボックスの右ペインで、[Telephony] を右クリックし、[停止]をクリック
します。
A-8
ステップ 4
その他のサービスを停止するように要求されたら、
[はい]をクリックします。
ステップ 5
Windows の[スタート]メニューで、[プログラム]>[Dialogic System Software] >[Dialogic
Configuration Manager–DCM] をクリックします。
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付録 A
ボイス カードと PIMG ユニット
Intel Dialogic D/120JCT-LS および D/120JCT-Euro
ステップ 6 「DCM could not detect devices...」というメッセージが表示されたら、
[OK] をクリックします。
ステップ 7
ダイアロジック コンフィギュレーション マネジャーのツールバーで、赤いボタンをクリックして
ダイアロジック サービスを停止します。
ステップ 8
ダイアロジック サービスが停止したら、[Close] をクリックします。
ステップ 9
[Dialogic Configuration Manager] ダイアログボックスのインストール済みカードのリストで、
D/120JCT-Euro カードをダブルクリックします。
ステップ 10 [Dialogic Configuration Manager Properties] ダイアログボックスで、[Country] タブをクリックします。
ステップ 11 [Country] リストで、該当する値をクリックします。
Euro(CTR-21)
オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、
ギリシャ、香港、アイスランド、アイルランド、イタリア、リヒテンシュタ
イン、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、ス
ウェーデン、スイス、イギリスなど、CE への準拠を必要とするすべての国。
Australia
オーストラリア。
New Zealand
ニュージーランド。
ステップ 12 [Country] リストから [Australia] または [New Zealand] を選択した場合は、[Frequency Resolution] リス
トで [FREQRES_LOW] をクリックします。
ステップ 13 [OK] をクリックします。
ステップ 14 システムにインストールされた D/120JCT-Euro カードごとに、ステップ 9 から 13 を繰り返します。
ステップ 15 ダイアロジック コンフィギュレーション マネジャーを閉じます。
ステップ 16 Cisco Unity サーバを再起動します。
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A-9
付録 A
ボイス カードと PIMG ユニット
Intel Dialogic D/240PCI-T1
Intel Dialogic D/240PCI-T1
Dialogic D/240PCI-T1 ボイス カードには、単一の PCI スロットに、ボイス処理 24 チャネルを持つ 1
つの T1 スパンが用意されています。このカードは、RJ-48C コネクタを使用して、チャネルサービ
ス ユニット、デジタルサービス ユニット、または他の電話網終端装置に直結されます。
H.100 コネクタのボイス カードをインストールする場合は、少なくともボイス カードの数と同数以
上で余りが 5 つ以内になるコネクタがある H.100 ケーブルが必要です(全部のカードを 1 本のケー
ブルで接続する必要があるため)
。
図 A-9
D/240PCI-T1 の上面図と側面図
SW100
JP2-JP7
55480
H.100
A-10
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付録 A
ボイス カードと PIMG ユニット
Intel Dialogic D/240PCI-T1
図 A-10
D/240PCI-T1 接続のピン配置と背面
55481
Pin 1: Receive ring
Pin 2: Receive tip
Pin 3:
Pin 4: Transmit ring
Pin 5: Transmit tip
Pin 6:
Pin 7:
Pin 8:
1
LED
O
N
55479
T1
ハードウェア設定
D/240PCI-T1 カードのスイッチとジャンパを設定する
ステップ 1
ロータリー スイッチ(SW100)を一意の値に設定します。
Cisco Unity サーバまたは拡張シャーシ内の Intel Dialogic カードにはそれぞれ一意の値を設定する必
要があります。この値は 1 で始まり、2 枚目以降のカードに順番に割り振ります。たとえば最初の
3 つのボイス カードのロータリー スイッチの設定は、次の図のようになります。サーバにこれらの
カードをインストールするときも、この順序でインストールします。
1
3
55486
2
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
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A-11
付録 A
ボイス カードと PIMG ユニット
Intel Dialogic D/240PCI-T1
ステップ 2
JP2 から JP5 までのジャンパの設定は、Cisco Unity サーバにある D/240PCI-T1 ボイス カードの数に
よって異なります。
1 枚のカード
カードの JP2 から JP5 までのジャンパを Off に設定します(図 A-11)。
2 枚のカード
両方のカードの JP2 から JP5 までのジャンパを On に設定します(図 A-12)
。
3 枚以上のカード
最初と最後のカードの JP2 から JP5 までのジャンパを On に設定します(図
A-12)。
その他すべてのカードの JP2 から JP5 までのジャンパを Off に設定します
(図
A-11)。
図 A-11
D/240PCI-T1 ジャンパ JP2 から JP 5:Off
JP3
JP4
JP5
55490
JP2
図 A-12
D/240PCI-T1 ジャンパ JP2 から JP 5:On
JP3
JP4
JP5
55491
JP2
ステップ 3
ジャンパ JP6 と JP7 では、上の 2 つのピン(1 と 2)にシャントを取り付けます。
JP7
55489
JP6
A-12
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
付録 A
ボイス カードと PIMG ユニット
Intel Dialogic D/240PCI-T1
ソフトウェア設定
D/240PCI-T1 ボイス カードの場合は、Cisco Unity セットアップ プログラムの完了後に手動でプロト
コルを設定します。
D/240PCI-T1 プロトコルを設定する
ステップ 1
Windows の[スタート]メニューで、
[設定]>[コントロール パネル]>[電話とモデムのオプショ
ン]をクリックします。
ステップ 2 [電話とモデムのオプション]ダイアログボックスで、[詳細]タブをクリックします。
ステップ 3
[Dialogic Generation 2 Service Provider for NT] をクリックします。
ステップ 4 [構成]をクリックします。
ステップ 5
[Dialogic TSP Configuration] ダイアログボックスで、[Advanced] をクリックします。
ステップ 6
[Configuration Service] ダイアログボックスで、[Digital Protocols] タブをクリックします。
ステップ 7
[Currently Assigned Protocols] リストで、[DtiB1 Undefined Protocol] をクリックします。
ステップ 8
[Available Protocols] リストで、[Us_ls_fxs_io] をクリックします。
ステップ 9
[Set Protocol] をクリックします。[DtiB1 Undefined Protocol] が [Us_ls_fxs_io] に変更されます。
ステップ 10 [Currently Assigned Protocols] リストに複数の項目がある場合(Cisco Unity サーバに複数の
D/240PCI-T1 カードが組み込まれている場合)は、ステップ 7 から 9 を繰り返して、残りの項目も
[DtiB1 Undefined Protocol] から [Us_ls_fxs_io] に変更します。
ステップ 11 [OK] をクリックして [Configuration Service] ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 12 [OK] をクリックして [Dialogic TSP Configuration] ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 13[閉じる]をクリックして、
[電話とモデムのオプション]ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 14[コントロール パネル]を閉じます。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
A-13
付録 A
ボイス カードと PIMG ユニット
Intel NetStructure PBX-IP Media Gateway(PIMG)
Intel NetStructure PBX-IP Media Gateway(PIMG)
各 Intel NetStructure PBX-IP Media Gateway(PIMG)ユニットは、回線交換電話システム(PIMG ユ
ニットのモデルに応じてアナログ電話回線またはデジタル電話回線)の 8 つのポートに接続されま
す。PIMG ユニットは、Session Initiation Protocol(SIP)を使用して、LAN 経由で Cisco Unity サー
バと通信します。
電話システムの回線は、RJ-45 コネクタを備える PIMG ユニットに接続されます。ただし、この回
線では RJ-11 コネクタが使用される場合があります。
図 A-13
PIMG ユニット接続のピン配置とポート接続
130599
Pin 1:
Pin 2:
Pin 3:
Pin 4: Ring
Pin 5: Tip
Pin 6:
Pin 7:
Pin 8:
DIAGNOSTICS
2
3
4
5
PBX PORTS
6
7
8
LAN
RESET
130600
1
DC POWER
TX
RX
FULL
100
回線は、電話システムのポートと同じ順番で PIMG ユニットのポートに接続することを推奨しま
す。たとえば、電話システムの最初のポートを PIMG ユニットの最初のポートに接続し、電話シス
テムの 2 番目のポートを PIMG ユニットの 2 番目のポートに接続します。
ソフトウェア設定
Cisco Unity と電話システムが連動するように PIMG ユニットを設定する手順については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_guides_l
ist.html から入手可能な、該当する Cisco Unity のインテグレーション ガイドを参照してください。
A-14
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
付録 A
ボイス カードと PIMG ユニット
Intel Dialogic ボイス カード ソフトウェアの削除
Intel Dialogic ボイス カード ソフトウェアの削除
クワイエット パラメータおよび他のパラメータに関する現在の設定の確認
クワイエット パラメータおよび他のパラメータにデフォルト以外の値が設定されていると、その設
定は Intel Dialogic ソフトウェアを削除したときに失われます。パラメータの現在の値を書き留めて
おくと、ソフトウェアを再インストールした後で、その値を復元できます。パラメータ ファイルの
値が空白の場合は、Intel Dialogic のデフォルト設定が使用されます。また、ソフトウェアを再イン
ストールしたときにパラメータを再設定する必要はありません。
クワイエット パラメータおよび他のパラメータに関する現在の設定を確認する
ステップ 1
Cisco Unity ソフトウェアが実行中の場合は、終了させます。詳細については、P.B-2 の「Cisco Unity
ソフトウェアの終了」を参照してください。
ステップ 2
Windows の[スタート]メニューで、
[プログラム]>[管理ツール]>[サービス]をクリックします。
ステップ 3 [サービス]ダイアログボックスの右ペインで、[Telephony] を右クリックし、[停止]をクリック
します。
ステップ 4
その他のサービスを停止するように要求されたら、
[はい]をクリックします。
ステップ 5
Windows の[スタート]メニューで、[プログラム]> [Dialogic System Software] > [Dialogic
Configuration Manager–DCM] をクリックします。
ツリー構造のリストには、サーバにインストールされている Intel Dialogic カードごとに 1 つのエン
トリが含まれています。
ステップ 6
[Service] メニューで、[Stop Service] をクリックします。
ステップ 7
ツリー リストのカードをダブルクリックします。
ステップ 8
そのカードの [Properties] ダイアログボックスで、[Misc] タブをクリックします。
ステップ 9
[Parameter] リストで、[ParameterFile] をクリックします。
ステップ 10 [Value] フィールドの値をすべて書き留めます。これらの値は、後でパラメータを再設定するときに
再入力します。< パラメータ名 ><XX>.prm という形式を使用します。
[Value] フィールドが空白の場合は、Intel Dialogic のデフォルト設定が使用されます。
ステップ 11 [OK] をクリックします。
ステップ 12 ツリー リストに追加したカードごとに、ステップ 7 ∼ステップ 11 を繰り返します。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
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A-15
付録 A
ボイス カードと PIMG ユニット
Intel Dialogic ボイス カード ソフトウェアの削除
Intel Dialogic ボイス カード ソフトウェアの削除
Cisco Unity の旧バージョンでは、旧バージョンのダイアロジック コンフィギュレーション マネ
ジャーが使用されているため、次の手順とは多少異なる場合があります。
Intel Dialogic ボイス カード ソフトウェアを削除する
ステップ 1
Cisco Unity ソフトウェアが実行中の場合は、終了させます。詳細については、P.B-2 の「Cisco Unity
ソフトウェアの終了」を参照してください。
ステップ 2
Windows の[スタート]メニューで、
[プログラム]>[管理ツール]>[サービス]をクリックします。
ステップ 3 [サービス]ダイアログボックスの右ペインで、[Telephony] を右クリックし、[停止]をクリック
します。
ステップ 4
その他のサービスを停止するように要求されたら、
[はい]をクリックします。
ステップ 5
Windows の[スタート]メニューで、[プログラム]> [Dialogic Systems Software] > [Dialogic
Configuration Manager–DCM] をクリックします。
ダイアロジック コンフィギュレーション マネジャーによって、デバイスが検出できないというエ
ラー メッセージが表示されることがあります。このエラーは問題ありません。[OK] をクリックし
ます。
ステップ 6
[Service] メニューで、[Stop Service] をクリックします。
ステップ 7
[Close] をクリックします。
ステップ 8
ダイアロジック コンフィギュレーション マネジャーを閉じます。
ステップ 9
Windows の[スタート]メニューで、
[設定]>[コントロール パネル]>[電話とモデムのオプショ
ン]をクリックします。
ステップ 10[詳細]タブをクリックします。
ステップ 11 状況に応じて、[Dialogic Generation 2 Service Provider for NT] または [DSE Service Provider] をク
リックします。
ステップ 12[削除]をクリックします。
ステップ 13[はい]をクリックします。
ステップ 14 [OK] をクリックして、
[電話とモデムのオプション]ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 15[コントロール パネル]で、[サウンドとマルチメディア]をダブルクリックします。
ステップ 16[サウンドとマルチメディアのプロパティ]ダイアログボックスで、
[ハードウェア]タブをクリッ
クします。
ステップ 17[レガシ オーディオ ドライバ]をクリックします。
A-16
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
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付録 A
ボイス カードと PIMG ユニット
Intel Dialogic ボイス カード ソフトウェアの削除
ステップ 18[プロパティ]をクリックします。
ステップ 19[レガシ オーディオ ドライバのプロパティ]ダイアログボックスで、[プロパティ]タブをクリッ
クします。
ステップ 20[オーディオ デバイス]を展開します。
ステップ 21[Dialogic WAVE のオーディオ]をクリックします。
ステップ 22[削除]をクリックします。
ステップ 23[はい]をクリックして確定します。
ステップ 24 サーバを再起動するように要求されたら、[再起動しない]をクリックします。
注意
この時点で再起動すると、WAVE ドライバが削除されません。
ステップ 25 [OK] をクリックして、
[レガシ オーディオ ドライバのプロパティ]
ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 26 [OK] をクリックして、
[サウンドとマルチメディアのプロパティ]ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 27[コントロール パネル]を閉じます。
ステップ 28 Windows の[スタート]メニューで、
[プログラム]> [Dialogic System Software] >[アンインストー
ル]をクリックします。
ステップ 29 画面の指示に従ってソフトウェアをアンインストールします。
共有ファイルを削除するように要求されたら、
[すべていいえ]をクリックします。
ステップ 30 [OK] をクリックします。
ステップ 31 アンインストールが完了したら、
[はい]をクリックし、サーバを再起動させます(この場合には、
手動で再起動します)
。
ステップ 32 サーバが再起動したら、ログオンします。
ステップ 33 Windows エクスプローラで、Cisco Unity がインストールされたディレクトリ(デフォルトのディレ
クトリは CommServer)を参照し、Dialogic ディレクトリを削除します。
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A-17
付録 A
ボイス カードと PIMG ユニット
Intel Dialogic ボイス カード ソフトウェアの削除
クワイエット パラメータおよび他のパラメータの再設定
Intel Dialogic ボイス カード ソフトウェアの再インストール後、次の手順に従って、クワイエット
パラメータを P.A-15 の「クワイエット パラメータおよび他のパラメータに関する現在の設定の確
認」で確認した値に再設定します。
クワイエット パラメータおよび他のパラメータを再設定する
ステップ 1
Cisco Unity ソフトウェアが実行中の場合は、終了させます。詳細については、付録 B「Cisco Unity
ソフトウェアとサーバの終了および起動」を参照してください。
ステップ 2
Windows の[スタート]メニューで、
[プログラム]>[管理ツール]>[サービス]をクリックします。
ステップ 3 [サービス]ダイアログボックスの右ペインで、[Telephony] を右クリックし、[停止]をクリック
します。
ステップ 4
その他のサービスを停止するように要求されたら、
[はい]をクリックします。
ステップ 5
Windows の[スタート]メニューで、[プログラム]> [Dialogic System Software] > [Dialogic
Configuration Manager–DCM] をクリックします。
ツリー構造のリストには、サーバにインストールされている Intel Dialogic カードごとに 1 つのエン
トリが含まれています。
ステップ 6
[Service] メニューで、[Stop Service] をクリックします。
ステップ 7
ツリー リストのカードをダブルクリックします。
ステップ 8
そのカードの [Properties] ダイアログボックスで、[Misc] タブをクリックします。
ステップ 9
[Parameter] リストで、[ParameterFile] をクリックします。
ステップ 10 [Value] フィールドに、以前の手順で記録した値をすべて入力し、最後にクワイエット パラメータ
を入力します。< パラメータ名 ><XX>.prm という形式を使用し、続いてスペースを入力します。
たとえば、クワイエット パラメータの場合は、quiet<XX>.prm と入力します。XX は、該当するク
ワイエット パラメータ ファイルの -dBm レベルです。Cisco Unity の推奨設定は 50 です。
ステップ 11 [OK] をクリックします。
ステップ 12 ツリー リストに追加したカードごとに、ステップ 7 ∼ステップ 11 を繰り返します。
ステップ 13 Cisco Unity サーバを再起動します。
A-18
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(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
A P P E N D I X
B
Cisco Unity ソフトウェアとサーバの
終了および起動
この付録には、次の項があります。
•
Cisco Unity ソフトウェアの終了(P.B-2)
•
Cisco Unity サーバのシャットダウンまたは再起動(P.B-4)
•
Cisco Unity ソフトウェアの起動(P.B-5)
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B-1
付録 B
Cisco Unity ソフトウェアとサーバの終了および起動
Cisco Unity ソフトウェアの終了
Cisco Unity ソフトウェアの終了
この項では、Cisco Unity ソフトウェアを Cisco Unity サーバから終了する場合と、別のコンピュータ
から終了する場合の 2 つの手順を説明します。
注意
Cisco Unity ソフトウェアの終了に、Kill av*.* を使用しないでください。Kill av*.* を使用しても、
すべての Cisco Unity サービスが停止しないため、Cisco Unity バージョン 2.x からのアップグレー
ドで問題が起こる可能性があります。
また、Cisco Unity ソフトウェアの終了方法として[サービス]ウィンドウまたは[コンポーネント
サービス]画面を使用して AvCsMgr を停止しないでください。AvCsMgr を停止しても、すべての
Cisco Unity サービスが停止するとは限らないため、予期しない結果になる可能性があります。
Cisco Unity サーバから Cisco Unity ソフトウェアを終了する
ステップ 1
システムで自動案内を使用している場合は、すべての電話をオペレータに転送します。
ステップ 2
Cisco Unity サーバ上で、Cisco Unity 管理アカウントまたは適切な Windows ドメイン アカウントを
使用して、Windows にログオンします。
ステップ 3
タスクバーのステータス領域にある [Cisco Unity] アイコンを右クリックします。
[Cisco Unity] アイコンがタスクバーにない場合は、CommServer ディレクトリを参照し、
AvCsTrayStatus.exe をダブルクリックします。
ステップ 4 [Cisco Unity 停止]をクリックします。
ステップ 5
[OK] をクリックして Cisco Unity ソフトウェアを終了することを確認します。すべての通話が終了
すると、Cisco Unity が停止し、[Cisco Unity] アイコンに「X」が表示されます。
ステップ 6
Ctrl-Alt-Delete キーを押し、無許可のユーザによるアクセスを防止するために、Windows をロック
またはログオフします。
別のコンピュータから Cisco Unity ソフトウェアを終了する
ステップ 1
システムで自動案内を使用している場合は、すべての電話をオペレータに転送します。
ステップ 2
Cisco Unity ステータス モニタが統合 Windows 認証を使用していない場合は、ステップ 3 へ進みま
す。
Cisco Unity ステータス モニタが統合 Windows 認証を使用している場合は、次のサブステップを実
行してステータス モニタにアクセスします。
a. Cisco Unity 管理アカウントまたは適切な Windows ドメイン アカウントを使用して、Windows
にログオンします。
b. Internet Explorer を起動し http://<Cisco Unity サーバ名 >/status に移動します。
B-2
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
付録 B
Cisco Unity ソフトウェアとサーバの終了および起動
Cisco Unity ソフトウェアの終了
c. Internet Explorer にユーザ名とパスワードの入力を求められたら、管理アカウントまたは
Windows ドメイン アカウントのユーザ名、パスワード、およびドメインを入力します。
d. ステップ 5 へ進みます。
ステップ 3
Cisco Unity ステータス モニタが Anonymous 認証を使用している場合は、次のサブステップを実行
してステータス モニタにアクセスします。
a. ローカルにログオンする権限を持つドメイン アカウントを使用して、Windows にログオンしま
す。
b. Internet Explorer を起動し http://<Cisco Unity サーバ名 >/status に移動します。
ステップ 4
Cisco Unity のログオン ページで、Cisco Unity 管理アカウントまたは Windows ドメイン アカウント
のユーザ名、パスワード、およびドメインを入力し、
[ログオン]をクリックします。
ステップ 5 [Cisco Unity ステータス モニタ]ページの[Cisco Unity 終了時オプション]で、次のいずれかの方
法を選択します。
•
すべての通話が終了してから Cisco Unity を停止する。
•
ボイス メッセージを使用して行われている通話を中断し、すべての通話を切断して Cisco Unity
を停止する。
ステップ 6 [終了]をクリックします。
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B-3
付録 B
Cisco Unity ソフトウェアとサーバの終了および起動
Cisco Unity サーバのシャットダウンまたは再起動
Cisco Unity サーバのシャットダウンまたは再起動
(注)
Cisco Unity サーバの再起動により、すべてのユーザ メールボックスに対する MAPI のログオンが
完了するまで、メッセージ ウェイティング インジケータのオン、およびメッセージ通知が遅延す
ることがあります。ユーザ データベースのサイズによっては、MAPI ログオンが完了するまでに数
時間かかることがあります。
Cisco Unity システムが、拡張シャーシを持つ場合、またはフェールオーバー用に設定されている場
合は、Cisco Unity サーバのシャットダウンまたは再起動を行う前に、次の点を考慮します。
拡張シャーシが Cisco Unity
サーバに接続されている場合
Cisco Unity フェールオーバー
の場合
拡張シャーシと Cisco Unity サーバの両方の電源がオフになってい
る場合は、拡張シャーシの電源をオンにしてからサーバの電源をオ
ンにする。順序を逆にすると、拡張シャーシのボイス カードがサー
バによって検出されない場合があります。
•
両方のサーバが動作中で、アクティブ サーバがシャットダウン
されると、非アクティブ サーバがアクティブになる。
•
どちらのサーバも動作していないときには、最初に起動した
サーバがアクティブ サーバになる。
•
Cisco Unity のセカンダリ サーバがアクティブで、自動フェール
バック用に設定され、Cisco Unity のプライマリ サーバも動作し
ているときには、セカンダリ サーバは、フェールバック スケ
ジュールに従って、フェールバックを試みる。
Cisco Unity サーバをシャットダウンまたは再起動する
ステップ 1
Cisco Unity ソフトウェアを実行中の場合は、P.B-2 の「Cisco Unity ソフトウェアの終了」の手順の
いずれかを使用して終了します。
ステップ 2
Windows の[スタート]メニューで[シャットダウン]をクリックします。
ステップ 3 [シャットダウン]または[再起動]をクリックします。再起動時に Cisco Unity ソフトウェアが自
動的に起動されます。
Cisco Unity の起動が成功すると、3 つのトーンが再生され、タスクバーのステータス領域にある
[Cisco Unity] アイコンにチェック マークが表示されます。
Cisco Unity の起動が失敗すると、2 つのトーンが再生され、タスクバーのステータス領域にある
[Cisco Unity] アイコンに「X」が表示されます。
B-4
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付録 B
Cisco Unity ソフトウェアとサーバの終了および起動
Cisco Unity ソフトウェアの起動
Cisco Unity ソフトウェアの起動
この項では、Cisco Unity ソフトウェアを Cisco Unity サーバから起動する場合と、別のコンピュータ
から起動する場合の 2 つの手順を説明します。
Cisco Unity は、サーバの電源を入れるか、またはサーバを再起動すると自動的に起動する Windows
サービスとして構成されています。Cisco Unity ソフトウェアを終了し、サーバを再起動しなかった
場合のみ、この項の手順のいずれかを行います。
パートナー Exchange サーバ上または Cisco Unity サーバ上(コンフィギュレーションによって異な
る)で、Cisco Unity ソフトウェアを起動する前に Exchange を実行する必要があります。
Cisco Unity の稼動中に何らかの理由で Exchange が停止した場合は、Cisco Unity によって継続して
メッセージが受信されます。
Cisco Unity サーバから Cisco Unity ソフトウェアを起動する
ステップ 1
Cisco Unity サーバ上で、Cisco Unity 管理アカウントまたは適切な Windows ドメイン アカウントを
使用して、Windows にログオンします。
ステップ 2
タスクバーのステータス領域にある [Cisco Unity] アイコンを右クリックします。
[Cisco Unity] アイコンがタスクバーにない場合は、CommServer ディレクトリを参照し、
AvCsTrayStatus.exe をダブルクリックします。
ステップ 3 [Unity 起動]をクリックします。
Cisco Unity の起動が成功すると、3 つのトーンが再生され、[Cisco Unity] アイコンにチェック マー
クが表示されます。
Cisco Unity の起動が失敗すると、2 つのトーンが再生され、[Cisco Unity] アイコンに「X」が表示さ
れます。
ステップ 4
Ctrl-Alt-Delete キーを押し、無許可のユーザによるアクセスを防止するために、Windows をロック
またはログオフします。
ステップ 5
自動案内を使用しているシステムで、Cisco Unity ソフトウェアを終了する前にすべての電話をオペ
レータに転送した場合は、電話を Cisco Unity に転送し直します。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
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B-5
付録 B
Cisco Unity ソフトウェアとサーバの終了および起動
Cisco Unity ソフトウェアの起動
別のコンピュータから Cisco Unity ソフトウェアを起動する
ステップ 1
Cisco Unity ステータス モニタが統合 Windows 認証を使用していない場合は、ステップ 2 へ進みま
す。
Cisco Unity ステータス モニタが統合 Windows 認証を使用している場合は、次のサブステップを実
行してステータス モニタにアクセスします。
a. Cisco Unity 管理アカウントまたは適切な Windows ドメイン アカウントを使用して、Windows
にログオンします。
b. Internet Explorer を起動し http://<Cisco Unity サーバ名 >/status に移動します。
c. Internet Explorer にユーザ名とパスワードの入力を求められたら、Cisco Unity 管理アカウントま
たは Windows ドメイン アカウントのユーザ名、パスワード、およびドメインを入力します。
d. ステップ 4 へ進みます。
ステップ 2
Cisco Unity ステータス モニタが Anonymous 認証を使用している場合は、次のサブステップを実行
してステータス モニタにアクセスします。
a. ローカルにログオンする権限を持つドメイン アカウントを使用して、Windows にログオンしま
す。
b. Internet Explorer を起動し http://<Cisco Unity サーバ名 >/status に移動します。
ステップ 3
Cisco Unity のログオン ページで、Cisco Unity 管理アカウントまたは Windows ドメイン アカウント
のユーザ名、パスワード、およびドメインを入力し、
[ログオン]をクリックします。
ステップ 4 [Cisco Unity ステータス モニタ]ページで、ページの上部にある[Unity スタートアップ / シャット
ダウン]アイコン(1 番目のアイコン)をクリックします。
ステップ 5 [起動]をクリックします。
ステップ 6
B-6
自動案内を使用しているシステムで、Cisco Unity ソフトウェアを終了する前にすべての電話をオペ
レータに転送した場合は、電話を Cisco Unity に転送し直します。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
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A P P E N D I X
C
新規インストール中に Cisco Unity
シ ス テ ム チェック アシスタントに
よってインストールされるソフトウェ
アの手動でのインストール手順
この付録では、新規インストール中に Cisco Unity システム チェック アシスタントによって自動的
にインストールされる必須の Windows コンポーネント、ブラウザ、データベース、およびサービス
パックを、手動でインストールする手順を説明します。各コンポーネントは、記載されている順に
インストールしてください。
この付録には、次の項があります。
•
MSXML 3.0 Service Pack 1 のインストール(P.C-2)
•
Windows ターミナル サービスのインストール(P.C-2)
•
NNTP Service のインストール(P.C-3)
•
Message Queuing Services 2.0 のインストール(P.C-4)
•
Windows 2000 Service Pack 4 のインストール(P.C-5)
•
Internet Explorer 6.0 Service Pack 1 のインストール(P.C-5)
•
SQL Server 2000 および Service Pack 3a のインストール(P.C-6)
•
Microsoft .NET Framework のインストール(P.C-8)
Cisco Unity システム チェック アシスタントの詳細については、P.5-8 の「Cisco Unity システム
チェック アシスタントの実行」を参照してください。
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C-1
付録 C 新規インストール中に Cisco Unity システム チェック アシスタントによってインストールされるソフトウェアの手動でのインストール手順
MSXML 3.0 Service Pack 1 のインストール
MSXML 3.0 Service Pack 1 のインストール
(注)
MSXML 3.0 Service Pack 1 をインストールする前に MSXML 3.0 をインストールする必要はありま
せん。MSXML 3.0 がコンピュータにインストールされている場合、MSXML 3.0 Service Pack 1 は
MSXML 3.0 を上書きします。
MSXML 3.0 with Service Pack 1 をインストールする
ステップ 1
Cisco Unity Service Packs CD 1 上で、MSXML3_SP1 ディレクトリを参照し、Msxml3sp1.exe をダブ
ルクリックします。
ステップ 2
画面の指示に従ってインストールを完了します。
Windows ターミナル サービスのインストール
Windows ターミナル サービスをインストールする
ステップ 1
Windows の[スタート]メニューで、
[設定]>[コントロール パネル]>[アプリケーションの追
加と削除]をクリックします。
ステップ 2 [Windows コンポーネントの追加と削除]をクリックします。
ステップ 3 [Windows コンポーネント]ダイアログボックスで、
[ターミナル サービス]チェックボックスをオ
ンにします。他の項目は変更しないでください。
ステップ 4 [次へ]をクリックします。
ステップ 5 [ターミナル サービスのセットアップ]ダイアログボックスで[リモート管理モード]をクリック
し、[次へ]をクリックします。
ステップ 6
指示が表示されたら Windows 2000 Server のディスクを CD-ROM ドライブに挿入し、[OK] をクリッ
クします。Cisco Unity サーバがシスコから購入したものである場合、ディスクには「Cisco Unity
System Disc」というラベルが付いています。
ステップ 7 [Windows コンポーネント ウィザードの完了]ダイアログボックスで、[完了]をクリックします。
ステップ 8 [はい]をクリックしてサーバを再起動します。
C-2
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
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付録 C
新規インストール中に Cisco Unity システム チェック アシスタントによってインストールされるソフトウェアの手動でのインストール手順
NNTP Service のインストール
NNTP Service のインストール
NNTP Service をインストールする
ステップ 1
Windows の[スタート]メニューで、
[設定]>[コントロール パネル]>[アプリケーションの追
加と削除]をクリックします。
ステップ 2 [Windows コンポーネントの追加と削除]をクリックします。
ステップ 3 [インターネット インフォメーション サービス(IIS)]をクリックし(チェックボックスをオフに
しないようにします)
、[詳細]をクリックします。
ステップ 4 [インターネット インフォメーション サービス(IIS)
]ダイアログボックスで [NNTP Service] チェッ
クボックスをオンにします。[SMTP Service] チェックボックスがオンになっていない場合、この
チェックボックスもオンにします。
ステップ 5
[OK] をクリックします。
ステップ 6 [次へ]をクリックします。
ステップ 7
インストールが完了したら[完了]をクリックします。
ステップ 8 [アプリケーションの追加と削除]ダイアログボックスと[コントロール パネル]を閉じます。
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C-3
付録 C 新規インストール中に Cisco Unity システム チェック アシスタントによってインストールされるソフトウェアの手動でのインストール手順
Message Queuing Services 2.0 のインストール
Message Queuing Services 2.0 のインストール
Message Queuing Services 2.0 をインストールする
ステップ 1
Windows の[スタート]メニューで、
[設定]>[コントロール パネル]>[アプリケーションの追
加と削除]をクリックします。
ステップ 2 [Windows コンポーネントの追加と削除]をクリックします。
ステップ 3 [Windows コンポーネント]ダイアログボックスで、
[メッセージ キュー サービス]チェックボッ
クスをオンにします。他の項目は変更しないでください。
ステップ 4 [次へ]をクリックします。
ステップ 5 [メッセージ キューの種類]ダイアログボックスで[次へ]をクリックします。項目は一切変更し
ないでください。
ステップ 6 [メッセージ キュー サーバー]ダイアログボックスが表示されたら、
[メッセージ キューでディレ
クトリ サービスにアクセスしない]をクリックし[次へ]をクリックします。
ステップ 7 [Windows NT 4.0 メッセージ キュー クライアント]ダイアログボックスが表示されたら、
[アクセ
ス許可を変更しない]をクリックし[次へ]をクリックします。
ステップ 8
指示が表示されたら Windows 2000 Server のディスクを CD-ROM ドライブに挿入し、[OK] をクリッ
クします。Cisco Unity サーバがシスコから購入したものである場合、ディスクには「Cisco Unity
System Disc」というラベルが付いています。
ステップ 9 [Windows コンポーネント ウィザードの完了]ダイアログボックスで、[完了]をクリックします。
ステップ 10[アプリケーションの追加と削除]ダイアログボックスを閉じ、
[コントロール パネル]を閉じます。
C-4
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
付録 C
新規インストール中に Cisco Unity システム チェック アシスタントによってインストールされるソフトウェアの手動でのインストール手順
Windows 2000 Service Pack 4 のインストール
Windows 2000 Service Pack 4 のインストール
Windows 2000 Service Pack 4 をインストールする
ステップ 1
Cisco Unity Service Packs CD 1 上で、Win2K_SP4\i386\Update ディレクトリを参照し、Update.exe を
ダブルクリックします。
ステップ 2
画面の指示に従ってインストールを完了します。
ステップ 3
必要に応じて、ディスクを取り出します。
ステップ 4
サーバを再起動します。
Internet Explorer 6.0 Service Pack 1 のインストール
注意
Internet Explorer をインストールすると、WScript.exe というファイルが自動的にインストールされ
ます。この WScript.exe は削除しないでください。削除すると Cisco Unity セットアップ プログラム
は失敗します。
Internet Explorer 6.0 Service Pack 1 をインストールする
ステップ 1
Cisco Unity Service Packs CD 1 上で、IE6SP1 ディレクトリを参照し、IE6Setup.exe をダブルクリッ
クします。
ステップ 2
画面の指示に従います。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
C-5
付録 C 新規インストール中に Cisco Unity システム チェック アシスタントによってインストールされるソフトウェアの手動でのインストール手順
SQL Server 2000 および Service Pack 3a のインストール
SQL Server 2000 および Service Pack 3a のインストール
SQL Server 2000 を Cisco Unity のプライマリ サーバとセカンダリ サーバにインストールします。
次の 2 つの手順を順番に実行します。
(注)
アプリケーションを、P.2-6 の「Cisco Unity サーバ ファイルの配置先ドライブの決定」で書き留め
た場所にインストールします。
SQL Server 2000 をインストールする
ステップ 1
Windows にログオンします。
ステップ 2
Cisco Unity Data Store 2000 のディスクを CD-ROM ドライブに挿入します。
ステップ 3
[Microsoft SQL Server 2000 Standard Edition] ウィンドウが表示されたら[SQL Server 2000 コンポー
ネント]をクリックします。
ステップ 4 [コンポーネントのインストール]ウィンドウで[データベース サーバーのインストール]をクリッ
クします。
ステップ 5 [ようこそ]ダイアログボックスで[次へ]をクリックします。
ステップ 6 [コンピュータ名]ダイアログボックスで、
[次へ]をクリックし、デフォルト設定の[ローカル コ
ンピュータ]を使用します。
ステップ 7 [インストールの選択]ダイアログボックスで、[次へ]をクリックし、デフォルト設定の[SQL
Server の新規インスタンスの作成またはクライアント ツールのインストール]を使用します。
ステップ 8
画面の指示に従って、
[CD キー]ダイアログボックスを表示します。
ステップ 9
CD ケースに貼られているステッカーから Cisco Unity Data Store 2000 のキーを入力し、
[次へ]をク
リックします。
ステップ 10[インストールの定義]ダイアログボックスで、[次へ]をクリックし、デフォルト設定の[サー
バーとクライアント ツール]を使用します。
ステップ 11[インスタンス名]ダイアログボックスで、
[既定インストール]チェックボックスをオンにします。
ステップ 12[次へ]をクリックします。
ステップ 13[セットアップの種類]ダイアログボックスで、[次へ]をクリックし、デフォルト設定の[標準]
を使用します。
ステップ 14[サービス アカウント]ダイアログボックスの先頭の[各サービスに同じアカウントを使用]をク
リックします。
ステップ 15[サービスの設定]で、[ローカル システム アカウントを使用]をクリックします。
C-6
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
付録 C
新規インストール中に Cisco Unity システム チェック アシスタントによってインストールされるソフトウェアの手動でのインストール手順
SQL Server 2000 および Service Pack 3a のインストール
(注)
SQL Server サービスがログオンに使用するアカウントを後で再設定します。
『Cisco Unity イ
ンストレーション ガイド』では、以降のインストールで、この手順を行うタイミングにつ
いて説明しています。
ステップ 16[次へ]をクリックします。
ステップ 17[認証モード]ダイアログボックスでは、
[Windows 認証モード]をクリックすることを推奨します。
[混合モード]
(サポートされているが安全性は低い)をクリックすると、
[SA ログインのパスワー
ドの追加]で、SQL Server のシステム管理者がログオンする際に使用するパスワードの入力および
確認を行います。
ステップ 18[次へ]をクリックします。
ステップ 19[ファイル コピーの開始]ダイアログボックスで[次へ]をクリックします。
ステップ 20[ライセンス モードの選択]ダイアログボックスで、[プロセッサ ライセンス]をクリックし
Cisco Unity サーバのプロセッサの数を指定します。
ステップ 21[続行]をクリックします。
ステップ 22 インストールが継続される前に、シャットダウン タスクについての指示が表示されたら[次へ]を
クリックします。
ステップ 23[完了]をクリックします。
ステップ 24 サーバを再起動します。
SQL Server 2000 Service Pack 3a をインストールする
ステップ 1
Cisco Unity Service Packs CD 1 上で、SQL2000_SP3\X86\Setup ディレクトリを参照し、Setupsql.exe
をダブルクリックします。
ステップ 2 [セットアップへようこそ]画面で[次へ]をクリックします。
ステップ 3
画面の指示に従って、
[サーバーとの接続]ダイアログボックスを表示します。
ステップ 4
Windows 認証を選択し、[次へ]をクリックします。
ステップ 5 [SA パスワードの警告]ダイアログボックスが表示されたら、パスワードを入力して確認し、[OK]
をクリックします。
ステップ 6 [Microsoft Search をアップグレードし SQL Server 2000 SP3 を適用する(必須)]チェックボックス
をオンにして、
[続行]をクリックします([すべてのデータベースで、複数データベースの組み合
わせ所有権を有効にする(お勧めしません)]チェックボックスはオンにしないでください)
。
ステップ 7
画面の指示に従います。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
C-7
付録 C 新規インストール中に Cisco Unity システム チェック アシスタントによってインストールされるソフトウェアの手動でのインストール手順
Microsoft .NET Framework のインストール
ステップ 8 [完了]をクリックして、コンポーネントのインストールを開始します。
ステップ 9
セットアップ メッセージが表示されたら、[OK] をクリックします。
ステップ 10[完了]をクリックしてサーバを再起動します。
Microsoft .NET Framework のインストール
Microsoft .NET Framework をインストールする
C-8
ステップ 1
Cisco Unity Service Packs CD 1 上で、DotNet ディレクトリを参照し、Dotnetfx.exe をダブルクリック
します。
ステップ 2
画面の指示に従います。
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版
(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
I N D E X
A
Cisco Unity サーバの強化 8-28
Cisco Unity サーバの再起動 B-4
Active Directory
Cisco Unity サーバのシャットダウン B-4
Cisco Unity 用にスキーマを拡張 6-8
Anonymous 認証
Cisco Unity サービス コンフィギュレーション ウィザー
ド、実行 8-10
Cisco Unity システム管理で使用 10-2
Cisco Unity システム チェック アシスタント
Cisco Unity システム管理でのしくみ 10-4
手動でソフトウェアをインストールする手順 C-1
利点と欠点 10-2
Cisco Unity システム管理
SSL を使用するように設定 8-23
使用可能な認証方式 10-2
C
Cisco Security Agent for Cisco Unity
サービスの再有効化 8-28
説明 10-2
Cisco Unity ソフトウェア
インストール 8-5
ダウンロード 2-3
Cisco Unity
インストールを行うためのダウンロード 2-3,
2-5
ソフトウェアの起動 B-5
ソフトウェアの終了 B-2
Cisco Unity Permissions ウィザード、実行 7-5
Cisco Unity Telephony Integration Manager、実行 8-13
Cisco Unity インストレーションおよびコンフィギュ
レーション アシスタント
Cisco Unity ソフトウェアのインストール 8-5
Cisco Unity に電話システムを連動 8-13
SSL を使用するように Cisco PCA を設定 8-14
終了 B-2
Cisco Unity ソフトウェアの起動 B-5
Cisco Unity ソフトウェアの終了 B-2
Cisco Unity に電話システムを連動 8-13
Cisco Unity メッセージ ストア コンフィギュレーション
ウィザード、実行 8-10
Cisco Unity 用の Active Directory スキーマの拡張 6-8
Cisco Unity ライセンス ファイルのインストール ウィ
ザード、実行 8-8
サービスの設定 8-10
説明 8-5
デフォルト パスワードの設定 8-12
メッセージ ストア用に Cisco Unity を設定 8-10
ライセンス ファイルのインストール 8-8
Cisco Unity がインストールされたディレクトリをウィ
ルス検出から除外する 8-22
Cisco Unity サーバ
D
D/120JCT-Euro A-6
D/120JCT-LS A-6
D/240PCI-T1 A-10
D/41EPCI A-2
再起動 B-4
D/41JCT-Euro A-2
シャットダウン B-4
D/41JCT-LS A-2
周辺装置の取り付け 3-7
Dialogic、「ボイス カード」を参照
電話システムの接続 3-7
drivers-missing エラー メッセージ 3-2
物理場所 3-7
保護 8-28
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
1
Index
E
R
Exchange
RAID アレイ
Cisco Unity サーバに 2000 管理ソフトウェアをイン
ストール 6-4
サーバ製造元ディスクのユーティリティ 4-3
Cisco Unity サーバに 2003 管理ソフトウェアをイン
ストール 6-3
プラットフォーム コンフィギュレーション ディス
クのユーティリティ 4-2
パートナー サーバの決定 6-2
設定 4-2
RSA SecurID、インストール 9-1
I
S
IIS、Cisco Unity システム管理とステータス モニタは
Anonymous 認証を使用するように設定 10-5
SQL Server 2000
データベースおよびトランザクション ログの移動
8-25
Intel Dialogic ソフトウェアの削除 A-15
Intel Dialogic、「ボイス カード」を参照
SSL
Intel NetStructure PBX-IP Media Gateway(PIMG)
A-14
Cisco PCA で使用するように設定 8-14
Internet Explorer 6.0 Service Pack 1、手動インストール C-5
Cisco Unity システム管理とステータス モニタで使
用するように設定 8-23
Microsoft 証明書サービス コンポーネントのインス
トール 8-4
M
使用するかどうかの決定 8-3
Message Queuing Services、手動インストール C-4
Microsoft .NET Framework、手動でインストール C-8
U
Microsoft 証明書サービス コンポーネント、インストー
ル 8-4
MSDE 2000
UDDI サービス、インストール不可 4-4
UTIM、
「Cisco Unity Telephony Integration Manager」
を参照
データベースおよびトランザクション ログの移動
8-25
MSXML 3.0 Service Pack 1、手動インストール C-2
W
Windows 2000 Server
N
Service Pack 4、手動インストール C-5
NNTP Service、手動インストール C-3
NTLM 認証 10-2
インストール 4-4
Windows Server 2003
UDDI サービス、インストール不可 4-4
インストール 4-4
Windows タ ーミ ナ ル サー ビ ス、手 動 イン ス トー ル
C-2
P
PBX-IP Media Gateway(PIMG) A-14
pcAnywhere
インストール 9-2
Windows ターミナル サービス、有効化 4-10
Windows ターミナル サービスの有効化(Windows Server
2003 のみ) 4-10
推奨されるコンフィギュレーション 9-2
Permissions ウィザード、実行 7-5
あ
PIMG ユニット A-14
電話システムの接続 3-7
アカウント
Cisco Unity インストールに必要な 7-2
Cisco Unity インストール用に作成 7-3
Exchange 権限の設定 7-10
2
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
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Index
インストール 7-2
管理 7-2
権限と許可の設定 7-5
ディレクトリ サービス 7-2
メッセージ ストア サービス 7-2
ローカル サービス 7-2
インストールを行うためのソフトウェアのダウンロー
ド 2-3
う
ウィルス検出
アップデート
Exchange 用の最新のインストール 6-7
Cisco Unity をインストールしたディレクトリを除
外する 8-22
最新バージョンのダウンロード 2-3
サービスの再有効化 8-28
い
え
移動
エラー メッセージ、不明な PCI デバイス 3-2
SQL Server 2000 データベースおよびトランザク
ション ログ 8-25
インストール
Cisco Unity サーバ上に Exchange 2000 管理ソフト
ウェア 6-4
Cisco Unity サーバ上に Exchange 2003 管理ソフト
ウェア 6-3
お
オプションのソフトウェア、インストール 9-4
か
Cisco Unity サービス リリース 8-21
Cisco Unity ソフトウェア 8-5
管理アカウント
Exchange 用の最新のサービス パックおよびアップ
デート 6-7
作成 7-3
Internet Explorer 6.0 Service Pack 1、手動 C-5
説明 7-2
Local Administrators グループに追加 7-4
Message Queuing Services、手動 C-4
Microsoft .NET Framework、手動 C-8
Microsoft 証明書サービス コンポーネント 8-4
MSXML 3.0 Service Pack 1、手動 C-2
NNTP Service、手動 C-3
pcAnywhere 9-2
RSA SecurID 9-1
き
規則、ドキュメント x
許可
Cisco Unity Permissions ウィザードを使用して設定
7-5
Windows 2000 Server 4-4
Exchange に手動で設定 7-10
Windows 2000 Service Pack 4、手動 C-5
Windows Server 2003 4-4
Windows ターミナル サービス、手動 C-2
く
オプションのソフトウェア 9-4
データ ストア ソフトウェア、手動 C-6
クワイエット パラメータ
Intel Dialogic ∼の再設定 A-18
必要なアカウント 7-2
Intel Dialogic ∼を調べる A-15
必要なタスクの概要 1-1
必要なドキュメント 2-2
ボイスカード 3-2
け
ライセンス ファイル 8-8
インストール アカウント
Exchange 権限の設定 7-10
権限、Cisco Unity Permissions ウィザードを使用して設
定 7-5
作成 7-3
説明 7-2
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
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3
Index
さ
せ
サービス、Cisco Unity の設定 8-10
接続
サービス パック
周辺装置を Cisco Unity サーバに 3-7
Cisco Unity CD のダウンロード 2-5
Exchange 用の最新のインストール 6-7
電話システム 3-7
設定
最新バージョンのダウンロード 2-3
Cisco PCA が SSL を使用 8-14
サービス リリース
Cisco Unity サービス 8-10
インストール 8-21
Cisco Unity システム管理とステータス モニタが
SSL を使用する 8-23
ダウンロード 2-3
Cisco Unity システム管理とステータス モニタは IIS
を Anonymous 認証方式を使用して 10-5
再設定
Intel Dialogic クワイエット パラメータ A-18
Cisco Unity ソフトウェア 8-5
再有効化
Exchange の権限、手動 7-10
Cisco Security Agent サービス 8-28
pcAnywhere 9-2
ウィルス検出サービス 8-28
RAID アレイ 4-2
作成
権限と許可、Cisco Unity Permissions ウィザードで
7-5
Cisco Unity インストール用アカウント 7-3
組織単位とメールボックス ストア 6-8
サンプル管理者アカウント、電話不正利用に対する保護
8-24
し
メッセージ ストアに対する Cisco Unity 8-10
論理ドライブ 4-11
セットアップ プログラム、Cisco Unity 8-5
そ
ジャンパとスイッチ
D/240PCI-T1 A-11
D/41EPCI A-3
組織単位、作成 6-8
ソフトウェア
Cisco Unity サーバ上に Exchange 2000 管理をインス
トール 6-4
D/41JCT-LS および D/41JCT-Euro A-5
周辺装置、取り付け 3-7
Cisco Unity サーバ上に Exchange 2003 管理をインス
トール 6-3
周辺装置を Cisco Unity サーバに接続 3-7
手動インストール手順、Cisco Unity システム チェック
アシスタントでインストールされたソフトウェア C-1
Cisco Unity のインストール 8-5
Cisco Unity の起動 B-5
D/120JCT-Euro ボイス カードの設定 A-8
D/240PCI-T1 ボイス カードの設定 A-13
す
PIMG ユニットの設定 A-14
インストールを行うためのダウンロード 2-3
スイッチおよびジャンパ
オプションのインストール 9-4
D/240PCI-T1 A-11
既存の Cisco Unity B-2
D/41EPCI A-3
削除、Intel Dialogic A-15
D/41JCT-LS および D/41JCT-Euro A-5
スキーマ、Cisco Unity 用に Active Directory ∼を拡張 6-8
ステータス モニタ、SSL を使用するように設定 8-23
ち
チャレンジ / レスポンス認証 10-2
4
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
Index
つ
ね
追加
ネットワーク
管理アカウントを Local Administrators グループに
7-4
Cisco Unity サーバの保護 8-28
ネットワーク インターフェイス カード、
「NIC」を参照
5-3
て
は
ディレクトリ サービス アカウント
Cisco Unity Permissions ウィザードを使用して権限
と許可を設定 7-5
パートナー Exchange サーバ、決定 6-2
パスワード
Exchange 権限の設定 7-10
サンプル管理者アカウントの変更 8-24
作成 7-3
説明 7-2
デフォルトの設定 8-12
パスワード処理ウィザード、実行 8-12
ディレクトリとメッセージ ストア サービス アカウント
作成 7-3
データ ストア ソフトウェア、手動インストール C-6
データベース、SQL Server 2000、移動 8-25
データベース、SQL Server 2000 または MSDE 2000、移
動 8-25
電話システム
Cisco Unity との連動および連動のテスト 8-13
ふ
ファイル、ドライブ位置 2-6
ファイルのドライブ位置、決定 2-6
不明な PCI デバイス エラー メッセージ 3-2
プラットフォーム コンフィギュレーション ディスク
RAID アレイ構成用ユーティリティ 4-2
接続 3-7
Windows 2000 Server にインストールするユーティ
リティ 4-6
電話不正利用、防止 8-24
と
ほ
統合 Windows 認証
Cisco Unity システム管理で使用 10-2
ボイスカード
D/120JCT-Euro A-6
Cisco Unity システム管理でのしくみ 10-3
D/120JCT-LS A-6
利点と欠点 10-2
D/240PCI-T1 A-10
ドキュメント
D/41EPCI A-2
Cisco Unity インストールに必要な 2-2
D/41JCT-Euro A-2
対象読者と用途 ix
D/41JCT-LS A-2
表記法 x
Intel Dialogic ソフトウェアの削除 A-15
ドメイン
インストール 3-2
Cisco Unity インストールに必要なアカウント 7-2
ドライバの未インストール エラー メッセージ 3-2
スロットの設置 3-2
保護
Cisco Unity と Cisco Unity サーバ 8-28
トランザクション ログ
電話不正利用に対するサンプル管理者アカウント
8-24
SQL Server 2000 の移動 8-25
に
認証、Cisco Unity システム管理が使用可能な方式 10-2
め
メールボックス ストア、作成 6-8
メッセージ ストア、Cisco Unity の設定 8-10
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
5
Index
メッセージ ストア サービス アカウント
Cisco Unity Permissions ウィザードを使用して権限
と許可を設定 7-5
Exchange 権限の設定 7-10
作成 7-3
説明 7-2
ゆ
ユーティリティ
RAID アレイの構成、サーバの製造元が提供する
ディスク 4-3
RAID アレイの構成、プラットフォーム コンフィ
ギュレーション ディスク 4-2
Windows 2000 Server のインストール、サーバの製
造元が提供するディスク 4-8
Windows 2000 Server のインストール、プラット
フォーム コンフィギュレーション ディス
ク上 4-6
Windows Server 2003 のインストール、サーバの製
造元が提供するディスク 4-4
ユニバーサル PCI ボイス カード、スロットの設置 3-2
ユニバーサル以外の PCI カード、スロットの交換 3-2
ら
ライセンス ファイル
インストール 8-8
ろ
ローカル サービス アカウント 7-2
ログ
SQL Server 2000、移動 8-25
論理ドライブ、セットアップ 4-11
6
Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版(フェールオーバーあり)
OL-7833-02-J
Fly UP